(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023074656
(43)【公開日】2023-05-30
(54)【発明の名称】半導体装置の製造方法
(51)【国際特許分類】
C30B 33/00 20060101AFI20230523BHJP
H01L 21/265 20060101ALI20230523BHJP
H01L 21/268 20060101ALI20230523BHJP
C30B 29/38 20060101ALI20230523BHJP
B23K 26/53 20140101ALI20230523BHJP
【FI】
C30B33/00
H01L21/265 W
H01L21/265 601Q
H01L21/268 E
C30B29/38 D
B23K26/53
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021187690
(22)【出願日】2021-11-18
(71)【出願人】
【識別番号】000004260
【氏名又は名称】株式会社デンソー
(71)【出願人】
【識別番号】000003207
【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】520124752
【氏名又は名称】株式会社ミライズテクノロジーズ
(74)【代理人】
【識別番号】110000110
【氏名又は名称】弁理士法人 快友国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】石田 崇
【テーマコード(参考)】
4E168
4G077
【Fターム(参考)】
4E168AE01
4E168CB03
4E168DA04
4E168JA13
4G077AA02
4G077BE15
4G077FH08
4G077FJ10
4G077HA12
(57)【要約】
【課題】 半導体基板を分離する際に、分割面の品質を確保することができる技術を提供する。
【解決手段】 半導体装置の製造方法は、化合物半導体により構成されたp型の第1半導体層と、第1半導体層上に設けられているとともに化合物半導体により構成されたn型の第2半導体層とを有する半導体基板に対して、第1半導体層と第2半導体層の界面に集光するようにレーザ光を照射することによって、第1半導体層と第2半導体層を界面に沿って分離する工程を備える。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
化合物半導体により構成されたp型の第1半導体層と、前記第1半導体層上に設けられているとともに前記化合物半導体により構成されたn型の第2半導体層とを有する半導体基板に対して、前記第1半導体層と前記第2半導体層の界面に集光するようにレーザ光を照射することによって、前記第1半導体層と前記第2半導体層を前記界面に沿って分離する工程を備える、半導体装置の製造方法。
【請求項2】
前記化合物半導体は、窒化ガリウムであり、
前記第1半導体層の実効アクセプタ濃度をNa(cm
-3)、前記第2半導体層の実効ドナー濃度をNd(cm
-3)、窒化ガリウムの真性キャリア濃度をn
i(cm
-3)、窒化ガリウムの誘電率をε
GaN(F/cm
2)、温度をT(K)、ボルツマン定数をk
B(J/K)、としたときに、以下の式(1);
【数3】
を満たす、請求項1に記載の製造方法。
【請求項3】
前記半導体基板に前記レーザ光を照射する工程では、前記第2半導体層が前記第1半導体層よりも高電位となる電圧を前記半導体基板に印加した状態で前記レーザ光を照射する、請求項1又は2に記載の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示の技術は、半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
特許文献1には、半導体装置の製造方法が開示されている。この製造方法では、まず、種基板の表面から一定の深さにイオンを注入し、イオン注入層を形成する。イオン注入層では、注入したイオンのエネルギーにより、他の半導体領域よりも元素間の結合が弱くなる。そして、種基板の表面からレーザ光を照射して、注入したイオンにエネルギーを与えることにより元素間の結合を切断し、イオン注入層に沿って種基板から半導体基板を分離する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の製造方法では、注入したイオンによりイオン注入層の結晶構造が乱れる。このため、種基板をイオン注入層に沿って分離すると、得られる半導体基板の分離面に露出する領域は、結晶構造が乱れた状態となる。このため、この半導体基板を利用すると、例えば、半導体装置の抵抗が増大するという問題が生じる。本明細書では、半導体基板を分離する際に、分離面の品質を確保することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する半導体装置の製造方法は、化合物半導体により構成されたp型の第1半導体層と、前記第1半導体層上に設けられているとともに前記化合物半導体により構成されたn型の第2半導体層とを有する半導体基板に対して、前記第1半導体層と前記第2半導体層の界面に集光するようにレーザ光を照射することによって、前記第1半導体層と前記第2半導体層を前記界面に沿って分離する工程、を備える。
【0006】
上記の製造方法では、半導体基板が、p型の第1半導体層及びn型の第2半導体層を有する。このため、第1半導体層と第2半導体層の界面近傍には、ビルトインポテンシャルによる空乏層が形成される。すなわち、当該界面近傍には電界が印加される。このため、第1半導体層と第2半導体層の界面近傍では、フランツケルディッシュ効果が生じ、長波長(すなわち、低エネルギー)のレーザ光が吸収され易い。すなわち、第1半導体層と第2半導体層の界面近傍の領域では、他の半導体領域よりも光の吸収効率が高い。したがって、当該界面に集光するようにレーザ光を照射することにより、当該界面近傍でレーザ光が効率良く吸収され、当該界面に沿って第1半導体層と第2半導体層とを分離することができる。また、この分離方法では、イオン注入層を形成する分離方法に比べて、分離面における半導体の結晶構造を乱し難い。したがって、この製造方法によれば、高品質な半導体装置を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図3】特定の電界強度を半導体基板に印加するための第1半導体層の実効アクセプタ濃度と第2半導体層の実効ドナー濃度の関係をシミュレーションした結果を示すグラフ。
【
図5】実施例1の半導体装置の製造工程における界面近傍を示す拡大図。
【
図6】第1半導体層と第2半導体層の界面近傍に形成される空乏層を説明するための図。
【
図7】窒化ガリウムに照射される光の波長、窒化ガリウムに流れる光電流、及び窒化ガリウムに印加される電界強度の関係を示すグラフ。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本明細書が開示する技術要素を、以下に列記する。なお、以下の各技術要素は、それぞれ独立して有用なものである。
【0009】
本明細書が開示する一例の製造方法では、前記化合物半導体は、窒化ガリウムであってよい。前記第1半導体層の実効アクセプタ濃度をNa(cm
-3)、前記第2半導体層の実効ドナー濃度をNd(cm
-3)、窒化ガリウムの真性キャリア濃度をn
i(cm
-3)、窒化ガリウムの誘電率をε
GaN(F/cm
2)、温度をT(K)、ボルツマン定数をk
B(J/K)、としたときに、以下の式(1);
【数1】
を満たしてもよい。
【0010】
第1半導体層の実効アクセプタ濃度及び第2半導体層の実効ドナー濃度が上記の式を満たす場合、ビルトインポテンシャルによって第1半導体層と第2半導体層の界面近傍に適切な電界が印加され、窒化ガリウムのバンドギャップに対応する波長よりも長波長のレーザ光を当該界面近傍で効率良く吸収することができる。
【0011】
本明細書が開示する一例の製造方法では、前記レーザ光を照射する工程では、前記第2半導体層が前記第1半導体層よりも高電位となる電圧を前記半導体基板に印加した状態で前記レーザ光を照射してもよい。
【0012】
このような構成では、半導体基板のpn接合に対して逆電圧が印加された状態でレーザ光が照射される。pn接合に対して逆電圧を印加することにより、第1半導体層と第2半導体層の界面近傍に形成される空乏層が広がる。すなわち、当該界面近傍に印加される電界が大きくなる。このため、フランツケルディッシュ効果がより大きくなり、より長波長のレーザ光を当該界面近傍で吸収することができる。
【0013】
(実施例1)
図面を参照して、実施例1の半導体装置の製造方法について説明する。この製造方法は、半導体基板を2つの層に分離する工程に特徴を有する。したがって、本実施例の製造方法は、特定の構造を有する半導体装置に限られず、化合物半導体により構成された半導体基板を有する半導体装置、及びその半製品に対して、広く採用することができる。以下では、化合物半導体により構成された半導体基板を2つの層に分離する工程を主に説明し、他の製造工程については説明を省略する。なお、半導体装置の他の製造工程については、半導体装置の構造等に応じて、必要な工程が適宜実施されてよい。
【0014】
まず、
図1に示すように、n型の半導体層12を準備する。半導体層12は、窒化ガリウムにより構成されている。なお、半導体層12の材料は、窒化ガリウムに限られない。半導体層12は、例えば、炭化シリコン等の他の化合物半導体により構成されてもよい。
【0015】
次に、
図2に示すように、半導体層12にp型不純物として、例えばマグネシウムをイオン注入することにより、半導体層12の表層部分にp型領域14を形成する。そして、超高圧アニール(ultra-high-pressure annealing、UHPA)処理を行って注入したマグネシウムイオンを活性化させ、p型の第1半導体層14を形成する。半導体層12のうち、残存したn型領域が第2半導体層16となる。これにより、第2半導体層16と、第2半導体層16上に設けられた第1半導体層14と、を有する半導体基板20が得られる。
【0016】
なお、
図2に示す半導体基板20を製造する際には、第1半導体層14の実効アクセプタ濃度をNa(cm
-3)、前記第2半導体層16の実効ドナー濃度をNd(cm
-3)、窒化ガリウムの真性キャリア濃度をn
i(cm
-3)、窒化ガリウムの誘電率をε
GaN(F/cm
2)、温度をT(K)、ボルツマン定数をk
B(J/K)、としたときに、以下の式を満たすように、マグネシウムイオンの注入量が調整される。
【0017】
【0018】
第1半導体層14の実効アクセプタ濃度は、第1半導体層14内のp型不純物濃度からn型不純物濃度を引くことにより算出される。第2半導体層16の実効ドナー濃度は、第2半導体層16内のn型不純物濃度からp型不純物濃度を引くことにより算出される。
図3は、上式(1)のグラフを示している。詳細については後述するが、上式(1)を満たす半導体基板20では、第1半導体層14と第2半導体層16の界面18近傍に印加される電界強度が1.2MV/cm以上となる。
【0019】
次に、
図4に示すように、第1半導体層14と第2半導体層16の界面18に集光するようにレーザ光30を照射する。ここでは、界面18にレーザ光30を集光させながら、矢印32に示すように、界面18に沿ってレーザ光30を走査する。レーザ光30の波長は、約400nmである。また、ここで使用されるレーザ光30の焦点深度dは、
図5に示すように、半導体基板20の厚みよりも極めて小さい。ここでは、焦点深度d内に第1半導体層14と第2半導体層16の界面18が納まるように、レーザ光30が照射される。その結果、界面18近傍においてレーザ光30が吸収され、界面18近傍に対して高いエネルギーを印加することができる。これにより、界面18に沿って結晶欠陥が形成される。
【0020】
通常、半導体に光が入射したとき、光のエネルギーが当該半導体のバンドギャップよりも大きくなければ、光は半導体に吸収されない。窒化ガリウムのバンドギャップは、約3.4eV(波長約365nmに対応)であるため、通常、約400nmの波長を有するレーザ光30は吸収され難い。しかしながら、半導体に電界が印加されると、伝導帯及び価電子帯に存在するキャリアの波動関数が遷移し、半導体の実効的なバンドギャップが小さくなる。このため、光の吸収端(すなわち、半導体に吸収される最小エネルギー)が長波長側に遷移する、いわゆるフランツケルディッシュ効果が生じる。
【0021】
本実施例では、第1半導体層14がp型であり、第2半導体層16がn型である。すなわち、第1半導体層14と第2半導体層16との間にはpn接合が形成されている。したがって、
図6に示すように、第1半導体層14と第2半導体層16の界面18近傍には、ビルトインポテンシャルによる空乏層36(ドットハッチングにより示す領域)が形成される。すなわち、界面18近傍には電界が印加されており、フランツケルディッシュ効果により、界面18近傍では光の吸収端が長波長側に遷移している。
【0022】
図7は、バンドギャップが約3.4eV(波長約365nmに対応)の窒化ガリウムに種々の波長の光を照射したときに流れる光電流を示している。光電流が大きいことは、窒化ガリウムで効率的に光が吸収されていることを意味する。
図7の横軸は、窒化ガリウムに印加される電界強度を示している。
図7に示すように、窒化ガリウムに400nmの光を照射した場合において1nA以上の光電流を得るためには、1.2MV/cm以上の電界強度が必要である。すなわち、窒化ガリウムが吸収する光の波長を365nmから400nmまで遷移させるために、窒化ガリウムに1.2MV/cm以上の電界強度で電界を印加する必要がある。なお、窒化ガリウムが吸収する光の波長を365nmから400nmまで遷移させると、窒化ガリウムの実効的なバンドギャップが約10%減少する。
図3のグラフは、界面18に印加される電界強度が1.2MV/cm以上となる第1半導体層14の実効アクセプタ濃度と第2半導体層16の実効ドナー濃度との関係をシミュレーションした結果を示している。上述したように、本実施例では、
図3の領域50を表す式(1)の関係を満たすように、第1半導体層14の実効アクセプタ濃度や、第2半導体層16の実効ドナー濃度等が調整されている。すなわち、半導体基板20の界面18近傍では、光の吸収端が遷移し、窒化ガリウムの実効的なバンドギャップが約10%以上減少している。このため、本実施例では、約400nmの波長を有するレーザ光30を、界面18近傍で効率良く吸収することができる。なお、半導体基板20のうち、電界が印加されていない領域(すなわち、空乏層36の外部の領域)では、レーザ光30はほとんど吸収されない。このため、本実施例では、界面18近傍で効率良く光が吸収され、界面近傍18から離れた位置では光がほとんど吸収されない。したがって、界面18近傍に集中して結晶欠陥を形成することができる。
【0023】
次に、
図8に示すように、第1半導体層14を第2半導体層16から分離する。例えば、第1半導体層14の表面と第2半導体層16の表面のそれぞれに支持体(例えば、テープなど)を貼り付け、両方の支持体を互いから引き離すことで、第1半導体層14を第2半導体層16から分離する。レーザ照射工程で界面18に沿って結晶欠陥が形成されているので、界面18に沿って第1半導体層14を第2半導体層16から分離することができる。その後、分離した第1半導体層14または第2半導体層16を利用して薄型の半導体装置を製造することができる。
【0024】
以上に説明したように、この製造方法では、レーザ照射工程において、第1半導体層14と第2半導体層16の界面18に集中して結晶欠陥を形成することができ、界面18以外の位置に結晶欠陥が形成され難い。特に、半導体基板20に照射するレーザ光30が比較的低エネルギーであるため、界面18以外の半導体領域に対するレーザ光30の影響を低減することができる。したがって、分離後に露出する第1半導体層14及び第2半導体層16の表面に存在する結晶欠陥が少ない。すなわち、結晶欠陥が少ない高品質の分離面が得られる。したがって、分離した第1半導体層14または第2半導体層16を利用して高品質の半導体装置を製造することができる。
【0025】
(実施例2)
次に、実施例2の製造方法について説明する。実施例2では、実施例1の
図2に示す半導体基板20を製造した後、
図9に示すように、半導体基板20に対して電源44を接続する。具体的には、第1半導体層14の表面にオーミック電極40を形成し、第2半導体層16の表面にオーミック電極42を形成する。そして、各オーミック電極40、42に対して、第2半導体層16が第1半導体層14よりも高電位となる向きで電源44を接続する。すなわち、界面18のpn接合に対して逆電圧が印加される向きで電源44を接続する。
【0026】
次に、界面18のpn接合に逆電圧を印加した状態で、
図4と同様に、界面18に集光するようにレーザ光30を照射するとともに、レーザ光30を界面18に沿って走査する。これにより、界面18に沿って結晶欠陥が形成される。そして、実施例1の
図8と同様に、半導体基板20を第1半導体層14と第2半導体層16とに分離することができる。
【0027】
実施例2では、第1半導体層14と第2半導体層16の界面18のpn接合に対して逆電圧を印加した状態でレーザ光30が照射される。pn接合に対して逆電圧を印加することにより、界面18から各半導体層14、16に向かって広がる空乏層が大きくなる。このため、界面18近傍に印加される電界強度が増大する。すなわち、フランツケルディッシュ効果がより大きくなり、光の吸収端がより長波長側に遷移する。このため、実施例2では、界面18近傍において、より長波長(すなわち、より低いエネルギー)のレーザ光30を吸収することができる。
【0028】
なお、上述した各実施例において、半導体基板20は、式(1)の関係を満たさなくてもよい。実施例1では、上述したように、界面18(pn接合)には、ビルトインポテンシャルによる空乏層が少なからず形成されるため、界面18近傍には電界が印加される。このため、半導体基板20が、式(1)の関係を満たさない場合であっても、界面18近傍では、実効的なバンドギャップが小さくなり、約365nmよりも長波長の光が吸収され易い。また、実施例2では、界面18のpn接合に対して逆電圧が印加される。このため、式(1)の関係を満たさない場合であっても、界面18近傍に大きな電界を印加することができる。
【0029】
また、上述した各実施例では、第1半導体層14と第2半導体層16の2層が積層された半導体基板20について、各層を分離する例について説明したが、3層以上が積層された半導体基板であっても、本明細書に開示の技術を適用可能である。例えば、実施例1の
図2に示す状態において、
図10に示すように、半導体層14上にn型の第3半導体層22が形成されてもよい。第3半導体層22は、例えば、n型の窒化ガリウムをエピタキシャル成長することにより形成することができる。このように得られた半導体基板120に対して、
図11に示すように、第1半導体層14と第2半導体層16の界面18に集光するようにレーザ光130を照射するとともに、矢印132に示すように、界面18に沿ってレーザ光30を走査してもよい。ここでは、第2半導体層16側からレーザ光130を照射する。これにより、レーザ光130が界面18近傍で効率良く吸収され、界面18近傍に集中して結晶欠陥を形成することができる。なお、第1半導体層14と第3半導体層22の界面24においても、フランツケルディッシュ効果が生じ得る。しかしながら、レーザ光130の大部分は界面18近傍で吸収される(すなわち、レーザ光130のエネルギーの大部分が界面18近傍で消費される)ため、界面24への影響はほとんどない。
【0030】
以上、実施形態について詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例をさまざまに変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独あるいは各種の組み合わせによって技術有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの1つの目的を達成すること自体で技術有用性を持つものである。
【符号の説明】
【0031】
14:第1半導体層
16:第2半導体層
18:界面
20:半導体基板
22:第3半導体層
24:界面
30:レーザ光
36:空乏層
40:オーミック電極
42:オーミック電極
44:電源
120:半導体基板
130:レーザ光