(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023074819
(43)【公開日】2023-05-30
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 10/06 20230101AFI20230523BHJP
G06Q 50/20 20120101ALI20230523BHJP
【FI】
G06Q10/06
G06Q50/20
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021187956
(22)【出願日】2021-11-18
(71)【出願人】
【識別番号】518347738
【氏名又は名称】株式会社プチジョブ
(74)【代理人】
【識別番号】100126000
【弁理士】
【氏名又は名称】岩池 満
(74)【代理人】
【識別番号】100154748
【弁理士】
【氏名又は名称】菅沼 和弘
(72)【発明者】
【氏名】宮澤 明宏
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049AA06
5L049CC34
(57)【要約】
【課題】求人に応募する被用者候補に労働の準備をさせた上で被用者として就労させること。
【解決手段】サーバ1は、研修動画提供部51、視聴終了情報取得部52、仕事制御部53を備える。研修動画提供部51は、所定日時から開始される仕事(例えば車両の交通量調査等の日給のアルバイト等)の従事について、ワーカーWの候補によりワーカー端末2から応募操作が行われた場合に、当該仕事に必要な研修内容を含む研修動画を、仕事の日時の48時間前にワーカー端末2に提供する。視聴終了情報取得部52は、ワーカーWの候補による研修動画の視聴終了操作のトリガをワーカー端末2から取得する。仕事制御部53は、視聴終了操作のトリガの取得を少なくとも含む第2条件(事前に研修動画を視聴し終えテストに合格しておくこと等)が満たされた場合に、確定した仕事の予定を雇用主端末3及びワーカー端末2の夫々に提供する。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定日時から開始される所定労働の従事について、雇用主と被用者候補との間に雇用契約が成立されたことを少なくとも含む第1条件が満たされた場合に、当該所定労働の従事に必要な内容を含むコンテンツを、前記所定日時より前の所定タイミングに前記被用者候補の端末に提供するコンテンツ提供手段と、
前記被用者候補による前記コンテンツの視聴の終了を示す視聴終了情報を、前記被用者候補の前記端末から取得する視聴終了情報取得手段と、
前記視聴終了情報の取得を少なくとも含む第2条件が満たされた場合に、前記被用者候補が前記所定労働に従事することが可能になったことを示す労働可能情報を生成し、前記雇用主の端末及び前記被用者候補の前記端末の夫々に提供する労働可能情報提供手段と、
を備える情報処理装置。
【請求項2】
前記雇用主の前記端末に対する操作により指定される、前記コンテンツの視聴の期限を設定する視聴期限設定手段をさらに備え、
前記第2条件は、前記期限までに前記視聴終了情報が取得されたことという条件を少なくとも含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記被用者候補による前記コンテンツの視聴の履歴を示す視聴履歴情報を取得し、前記雇用主Kの前記端末に提供する視聴履歴取得手段、
をさらに備える請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第1条件が満たされた後に所定の第3条件が満たされたか否かを判定し、当該第3条件が満たされたタイミングで前記視聴終了情報が未だ取得されていない場合には、前記コンテンツの視聴を促すアラートを前記被用者候補の前記端末に提供する報知手段、
をさらに備える請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記被用者候補が前記コンテンツの内容を理解した度合を所定手法により検出する内容理解度検出手段、
をさらに備え、
前記第2条件は、さらに、前記度合が一定以上であることという条件を含む、
請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記コンテンツの視聴をした前記被用者候補に対して前記第2条件が一度満たされた場合、当該第2条件が満たされていることを所定期間保持する保持手段、
をさらに備え、
前記コンテンツが、前記所定期間内に開始される別の所定労働の従事に必要な内容を含む場合、前記労働可能情報提供手段は、前記保持手段により前記第2条件が満たされたことが保持されているときには、前記被用者候補が前記別の所定労働に従事することが可能になったことを示す労働可能情報をさらに生成する、
請求項1乃至5のうち何れかに記載の情報処理装置。
【請求項7】
コンピュータが実行する情報処理方法において、
所定日時から開始される所定労働の従事について、雇用主と被用者候補との間に雇用契約が成立されたことを少なくとも含む第1条件が満たされた場合に、当該所定労働の従事に必要な内容を含むコンテンツを、前記所定日時より前の所定タイミングに前記被用者候補の端末に提供するコンテンツ提供ステップと、
前記被用者候補による前記コンテンツの視聴の終了を示す視聴終了情報を、前記被用者候補の前記端末から取得する視聴終了情報取得ステップと、
前記視聴終了情報の取得を少なくとも含む第2条件が満たされた場合に、前記被用者候補が前記所定労働に従事することが可能になったことを示す労働可能情報を生成し、前記雇用主Kの端末及び前記被用者候補の前記端末の夫々に提供する労働可能情報提供ステップと、
を含む情報処理方法。
【請求項8】
情報処理装置を制御するコンピュータに、
所定日時から開始される所定労働の従事について、雇用主と被用者候補との間に雇用契約が成立されたことを少なくとも含む第1条件が満たされた場合に、当該所定労働の従事に必要な内容を含むコンテンツを、前記所定日時より前の所定タイミングに前記被用者候補の端末に提供するコンテンツ提供ステップと、
前記被用者候補による前記コンテンツの視聴の終了を示す視聴終了情報を、前記被用者候補の前記端末から取得する視聴終了情報取得ステップと、
前記視聴終了情報の取得を少なくとも含む第2条件が満たされた場合に、前記被用者候補が前記所定労働に従事することが可能になったことを示す労働可能情報を生成し、前記雇用主Kの端末及び前記被用者候補の前記端末の夫々に提供する労働可能情報提供ステップと、
を含む制御処理を実行させるプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
仕事検索サイトにおいて、アルバイト、パート等の仕事の募集に対して、応募してきた人(被用者候補)は、即戦力となり得る人が入ってくるとは限らないため、被用者候補の中から実際の現場に来た被用者に既存の被用者(以下「既用者」と称す)が仕事の内容を教え、被用者は既用者から教わる等の作業が必要である(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような作業は、本来の仕事を遅らせる要因になるため雇用する側にとってはできるだけ少なくしたいことである。また被用者は、事前に知り得る仕事の知識が大まかな説明文程度のため何をやるのか不安という意見も多い。また既用者から見れば、新人の被用者は足でまといになりがちであり、現場では双方にとって良いことではない。これは短期及び長期いずれの仕事にも当てはまる。
【0005】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、求人に応募する被用者候補に労働の準備をさせた上で被用者として就労させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
所定日時から開始される所定労働の従事について、雇用主と被用者候補との間に雇用契約が成立されたことを少なくとも含む第1条件が満たされた場合に、当該所定労働の従事に必要な内容を含むコンテンツを、前記所定日時より前の所定タイミングに前記被用者候補の端末に提供するコンテンツ提供手段と、
前記被用者候補による前記コンテンツの視聴の終了を示す視聴終了情報を、前記被用者候補の前記端末から取得する視聴終了情報取得手段と、
前記視聴終了情報の取得を少なくとも含む第2条件が満たされた場合に、前記被用者候補が前記所定労働に従事することが可能になったことを示す労働可能情報を生成し、前記雇用主Kの端末及び前記被用者候補の前記端末の夫々に提供する労働可能情報提供手段と、
を備える。
【0007】
また、本発明の一態様の情報処理方法及びプログラムは、上述の本発明の一態様の情報処理装置に対応する方法及びプログラムである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、求人に応募する被用者候補に労働の準備をさせた上で被用者として就労させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本発明の実施形態に係る情報処理システムにより提供されるサービスの概要を示す図である。
【
図2】
図1のサービスを提供する情報処理システムの全体構成を示すブロック図である。
【
図3】
図1の情報処理システムのうちサーバのハードウェアの構成を示すブロック図である。
【
図4】
図3のハードウェアを有するサーバの構成機能的構成のうち、求人処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
【
図5】
図4の機能的構成のサーバが実行する求人処理の流れを説明するフローチャートである。
【
図6】仕事紹介アプリの会員ワーカーのマイページと、マイページから遷移したお仕事をさがす画面(求人一覧画面)とを示す図である。
【
図7】「お仕事をさがす」画面(求人一覧画面)から所望の仕事が選択されたことで遷移した求人画面と、求人画面の応募ボタンが操作されたことで遷移した事前確認画面とを示す図である。
【
図8】事前確認画面の応募ボタンが操作されたことで遷移した応募確認画面と、応募確認画面の最終応募ボタンが操作されたことで遷移した応募完了画面とを示す図である。
【
図9】応募により仮の仕事の予定が表示されたホーム画面と、仕事予定ボタンが操作されたことで遷移した仕事の予定の詳細画面とを示す図である。
【
図10】仕事の予定の詳細画面の研修動画視聴ボタンが操作されたことで遷移したお仕事研修動画再生画面と、お仕事研修動画を視聴後にマイページへの遷移ボタンが操作されたことで遷移したお仕事をさがす画面とを示す図である。
【
図11】雇用主のマイページ(企業画面)を示す図である。
【
図12】
図11のマイページ(企業画面)の研修動画のリンクボタンが操作されることで遷移する研修動画の一覧画面を示す図である。
【
図13】アップロードされた研修動画を表示する画面を示す図である。
【
図15】雇用主の求人に応募中のワーカーの一覧画面を示す図である。
【
図16】研修動画を視聴したワーカーの一覧画面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムにより提供されるサービスの概要を示す図である。
【0011】
本サービスは、被用者候補としてのワーカーWの候補と雇用主Kとを夫々会員に含む会員制のサービスであり、1以上の雇用主Kの夫々が1以上のワーカーW(例えばアルバイトやパート等)を募集する際に、会員のワーカーWの候補と、その中からワーカーWを募集する雇用主Kとの間に雇用契約を成立させるようサービス提供者Sが仕事を紹介するものである。
具体的には、
図1に示すように、雇用主Kは、サービス提供者Sに対してワーカーWの募集を依頼し、サービス提供者Sは、会員たるワーカーWの候補に対して仕事の情報を提供する。ここで提供される仕事の情報は、仮押さえした仕事に関す情報であり、確定した情報ではない。
ワーカーWの候補が所望の仕事に対して応募をすると、サービス提供者Sは、応募が行われた仕事の従事に必要な内容を含む研修動画を、仕事の従事が開始される所定日時より前の所定タイミングにワーカーWの候補に提供する。
なお、研修動画は、雇用主Kから事前にサービス提供者Sに提供されるか、雇用主Kから提供される研修動画の素材や研修データをサービス提供者Sが受け取り研修動画を作成した上で提供の許可を雇用主Kに受けておくものとする。即ち、研修動画は、サービス提供者Sの側に予め用意されていればよい。
サービス提供者Sは、ワーカーWの候補が研修動画の視聴を終了した情報を取得すると、ワーカーWの候補をワーカーWとして確定し、確定した仕事の予定を生成し、生成した仕事の予定を労働可能情報としてワーカーWと雇用主Kの夫々に提供する。
ここで、仕事の予定を生成とは、例えば当該ワーカーWの仕事の応募情報に確定フラグを付したり、雇用主Kの仕事管理情報に、確定したワーカーWの情報を追加する処理を言う。なお、ワーカーWに仕事が確定したことを明示するために、例えばワーカーWが応募した仕事の欄に「確定」等のマークを付す処理等も行われる(
図10(B)参照)。
本サービスによれば、会員たるワーカーWは、雇用主Kが募集する仕事に対する応募操作をトリガとして、ワーカーWと雇用主Kとの間で雇用関係を結び(仮の仕事の予定を入れる)、サービス提供者Sが提供した当該仕事の研修動画をワーカーWが事前に視聴することで、仕事の予定を確定する(ワーカーとして正式採用となる)ことができる。
この結果、雇用主Kが募集する求人に応募するワーカーWの候補に仕事の準備をさせた上で雇用主Kの仕事のワーカーWとして雇用することができる。
【0012】
図2に示すように、本実施形態に係る情報処理システムは、サーバ1と、n人のワーカーW1乃至W-n夫々に使用されるワーカー端末2-1~2-nと、m社の雇用主K3-1乃至 3-mの夫々に使用される雇用主端末3-1~3-mとを有している。サーバ1と、ワーカー端末2-1~2-nと、雇用主端末3-1~3-mとの夫々とは、ネットワークNを介して相互に接続されている。
なお、ワーカー端末2-1~2-nの夫々を、個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて、「ワーカー端末2」と呼ぶ。同様に、雇用主端末3-1~3-nの夫々を、個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて、「雇用主端末3」と呼ぶ。
【0013】
図3は、本発明の実施形態に係るサーバのハードウェアの構成を示すブロック図である。
【0014】
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、入力部16と、出力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20と、を備えている。
【0015】
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
【0016】
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、入力部16、出力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
【0017】
入力部16は、各種ボタン等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
出力部17は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部18は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介してワーカー端末2又は雇用主端末3との間で行う通信を制御する。
【0018】
ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。また、リムーバブルメディア31は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
【0019】
なお、図示は省略するが、ワーカー端末2及び雇用主端末3の夫々は、
図2のCPU11乃至ドライブ20の夫々と基本的に同様の構成と機能を有しているものとする。
【0020】
図4は、サーバ1が有する機能的構成のうち、仕事紹介処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
【0021】
図4に示すように、サーバ1の記憶部18の一領域には、仕事DB61が設けられる。仕事DB61には、求人の対象の労働の研修動画と、視聴期限と、日給のアルバイトに関する雇用情報と、ワーカー情報と、テスト情報と、視聴履歴と、が記憶されている。
【0022】
求人の対象の労働の研修動画は、例えば日給のアルバイトの仕事を実際にしている人の作業内容や作業を解説する動画を含む。
視聴期限は、アルバイトの開始日時の所定時間前、例えば48時間前まで等といった期限を含む。
雇用情報は、ワーカー募集(求人)の仕事の内容(アルバイトの内容)と、募集元の雇用主(企業)に関する情報(例えば企業名、連絡先、所在地、業種等)を含む。
ワーカー情報は、会員登録されたワーカー候補(被用者候補)やワーカー候補の中から実際にワーカー(被用者)として雇用されるワーカーに関する情報(例えば氏名、連絡先、住所、過去の経歴等)を含む。
【0023】
また、サーバ1により仕事紹介処理が実行される際に、サーバ1のCPU11においては、研修動画提供部51と、視聴終了情報取得部52と、仕事制御部53と、視聴期限設定部54と、視聴履歴管理部55と、報知制御部56と、テスト部57と、保持制御部58と、のうち少なくとも1つが機能する。
【0024】
研修動画提供部51は、所定日時から開始される仕事、例えば車両の交通量調査の日払いアルバイト等の従事について、雇用主KとワーカーWの候補との間に雇用契約が成立されたことを少なくとも含む応募操作等が行われた場合に、当該交通量調査のアルバイトに必要な内容を含む研修動画を、所定日時の48時間前等にワーカー端末2に提供する。
具体的には、研修動画提供部51は、応募操作等が行われた場合(第1条件:応募操作済み)に、仕事紹介アプリの画面(以下「アプリ画面」と称す)に、当該交通量調査のアルバイトに必要な内容を含む研修動画の視聴を促すボタン、例えば
図9の「お仕事研修動画を見る」というリンクボタン81b を表示する。そして、研修動画提供部51は、ワーカーWの候補による視聴操作、つまり「研修動画を見る」のリンクボタン81bのタップ操作をトリガにして研修動画を再生する。
研修動画を再生終了後、「視聴が完了しました」等のメッセージがアプリ画面に表示された後、「マイページへ」のリンクボタン82b(
図10(A)参照)がタップ操作されることで、アプリ画面がワーカーWの候補のマイページに遷移する。
なお、研修動画を再生終了後の画面遷移の例は一例であり、これ以外であってもよい。例えば研修動画を再生終了後、視聴終了ボタンと、視聴終了ボタンのクリック操作を促すメッセージとをアプリ画面に表示し、ワーカーWの候補により視聴終了ボタンがクリック操作されることで、マイページに遷移させるようにしてもよい。
【0025】
視聴終了情報取得部52は、ワーカーWの候補による研修動画の視聴終了の操作(「
図10(A)のマイページへ」のリンクボタン82b操作)のトリガを、ワーカー端末2から取得する。
具体的には、視聴終了情報取得部52は、ワーカーWの候補が研修動画の視聴の終了後に
図10(A)の「マイページへ」のリンクボタン82bがクリック操作されたときの操作コマンドを取得し、ワーカーWの当該研修動画の視聴履歴に視聴フラグを付与する。
なお、当該研修動画の視聴履歴に視聴フラグを付与したからといって研修動画が視聴できなくなることはなく、ワーカーWは、マイページから「お仕事研修動画を見る」のリンクボタン81b(
図9参照)をタップ操作することで、仕事終了まで何度でも研修動画を視聴することができる。
ワーカーWに研修動画を見てもらうのは作業を覚えてもらうのが趣旨のため、当日仕事開始から終了までの動画は何度も視聴ができるため、休み時間等を利用して、お仕事の内容を再確認ができる。
【0026】
仕事制御部53は、視聴終了を示す操作のトリガの取得を少なくとも含む労働条件が満たされた場合に、ワーカーWの候補がワーカーWとして交通量調査のアルバイトに従事することが可能になったことを示す仕事の予定を生成し、雇用主端末3及びワーカー端末2の夫々に提供する。
具体的には、例えばワーカー端末2には、
図10( B)に示す求人一覧画面71(お仕事をさがすの画面)の求人欄のうち確定したアルバイトの欄71d等に、例えば“採用”等の文字を含む仕事の確定を示すマーク83が表示される。この実施形態では、マーク83を例示したが、マーク以外であってもよい。例えば空欄だったエリアに仕事の詳細な予定を挿入することであってもよい。
【0027】
視聴期限設定部54は、雇用主端末3に対する操作により指定される研修動画の視聴の期限を設定する。
具体的には、視聴期限設定部54は、雇用主Kにより雇用主端末3を介して指定される求人対象のアルバイトに関する解説動画の視聴期限を設定する。例えば午前7時開始の交通量調査等のアルバイトの場合は、前々日の午前7時までに研修動画の視聴を終えるように48時間等が設定される。これにより、ワーカーWは、いつまで(仕事開始前)に研修動画を見なければいけないという時間設定をすることができる。なお、視聴期限は、雇用主Kの設定変更操作により変更可能である。
【0028】
視聴履歴管理部55は、ワーカーWやその候補による研修動画の視聴の履歴を示す視聴履歴を取得し、雇用主端末3に提供する。
具体的には、視聴履歴管理部55は、仕事DB61から当該ワーカーWの候補の会員の視聴履歴(労働履歴)を読み出し、その一覧を雇用主端末3に提供することで、ワーカーWの候補が過去にどのような研修動画を視聴していたかを雇用主Kが閲覧可能になり、それを雇用主Kが閲覧することでワーカーWの候補の仕事の経歴(どのような仕事をしてきたか等)や研修内容からの戦力性(仕事の作業内容を知っているか等)が分かる。
【0029】
報知制御部56は、例えば仕事の前に研修動画を視聴すること等の第2条件(例えば仕事の前に研修動画を視聴しテストに合格すること等)を提示した後に所定の第3条件(48時間が経過等)が満たされたか否かを判定し、当該第3条件が満たされたタイミング(48時間経過時)で視聴終了ボタンのクリック操作のトリガが未だ取得されていない場合には、研修動画の視聴を促すアラート(通知メールや画面アラート等)をワーカー端末2に提供する。
具体的には、報知制御部56は、応募された際に、仕事DB61の視聴期限を読み出して、視聴期限に基づいてタイマを設定し、タイマがタイムアップしたときに視聴履歴に視聴フラグが付与されていなかった場合、研修動画の視聴を促す通知メールや画面アラートをワーカー端末2に出力する。これにより、ワーカーWが悪意等なく研修動画を視聴するのを忘れていた場合に気付かせて、視聴させることができる。
【0030】
また、報知制御部56は、研修動画の通常速度での再生時間を保持しており、研修動画が再生されると、タイマを動作させてワーカーWが研修動画を視聴した時間を計測し、通常の研修動画の再生時間と視聴時間とを比較し、視聴時間が通常の研修動画の再生時間よりも短い場合、ワーカーWが動画を飛ばしたものと判定し、「もう一度視聴してください」等といったメッセージを出力する。これにより、ワーカーWが必ず研修動画を始めから終わりまで見るようにすることができる。
【0031】
テスト部57は、ワーカーWの候補が研修動画の内容を理解した度合を、所定手法(例えば研修テストの実施等)により検出する。
具体的には、テスト部57は、研修動画の視聴終了が通知されると、テスト画面をワーカー端末2に表示し、ワーカーWの候補にテストを受けるように促し、ワーカーWの候補がテストの開始ボタンをクリック操作することで、テストを実行する。
【0032】
テストは、研修動画の内容から問題を出題し、ワーカーWの候補による入力操作により回答を得て、予め設定された解答との正誤判定を行い、正解率を求めるものである。
そして、テスト結果の正解率から研修動画の内容を理解した度合(理解度)を検出する。例えば正解率が閾値(例えば70%)以上で合格(クリア)となる。なお、ここに示した閾値の数値は一例であり、90%以上又は50%以上等としてもよく、仕事の危険度や重要度等に応じて設定値を変更可能である。
【0033】
なお、テストの問題は複数作り、ランダムに出題されるようにしてマンネリ化を防ぐことができる。例えば、男性や女性、仕事歴、今までの仕事での評価、年齢、地域等で最適な問題を判断し、出題するようにしてもよい。
また、AI(人工知能)や機械学習装置に研修動画を学習させてテスト問題を出題させることで、仕事の内容に応じて問題に難易度(強弱)を付けるようにしてもよい。
即ちテストの形態は、上述した例以外であってもよく、研修動画から仕事内容の理解度が一定値以上得られれば良い。
【0034】
保持制御部58は、研修動画の視聴をしたワーカーWの候補に対して第2条件(例えば仕事の前に研修動画を視聴しテストに合格すること等)が一度満たされた場合、当該第2条件が満たされていることを所定期間(例えば半年等)保持する。
具体的には、保持制御部58は、第2条件を満たした場合に仕事DB61の視聴履歴に、当該仕事に従事することが可能であることを示す許可フラグを付与し、付与後、一定期間、許可フラグを保持する。
これにより、ワーカーWは、研修動画を一度視聴した場合は同じ種類の仕事をするときに、研修動画を視聴後、例えば半年間以内であれば、種類の仕事については、動画視聴の条件を設けることなく、応募できるようになり、応募時のしきいを低くすることができる。なお、この実施形態では、一定期間を半年間としたが、これ以外に3ヶ月や1年、2年等としてもよく、その期間は雇用側が自由に設定できるものとする。
即ち、一度、研修動画を見て、その仕事を経験した人は、所定期間(これは企業側が事前に設定可能)、研修動画を見なくてもその仕事に就くことができるようになる。
【0035】
次に、
図5を参照して、
図4の機能的構成のサーバが実行する仕事紹介処理について説明する。
図5は、
図4の機能的構成のサーバが実行する仕事紹介処理の流れを説明するフローチャートである。
【0036】
この情報処理システムでは、ワーカー端末2にインストールされている仕事紹介アプリによりアプリ画面がワーカー端末2の表示部に表示される。
アプリ画面において、ワーカーWの候補により所定日時から開始される所定の仕事、例えば車両の交通量調査の日給のアルバイト等が選択されて、
図5のステップS11において、応募操作が行われると、応募された仕事の従事について、雇用主KとワーカーWの候補との間に雇用契約が成立する。
すると、ステップS12において、研修動画提供部51は、当該交通量調査のアルバイトに必要な内容を含む研修動画をワーカー端末2に提供する。
【0037】
ワーカー端末2に提供された研修動画がワーカーWの候補により視聴された後、ステップS13において、ワーカーWの候補により研修動画の視聴終了操作が行われると、ステップS14において、視聴終了情報取得部52は、視聴終了操作のトリガを視聴終了情報としてワーカー端末2から取得する。
【0038】
ステップS15において、視聴終了操作のトリガの取得を少なくとも含む第2条件(仕事の前に研修動画を視聴すること、研修動画から出題されるテストに合格すること等)が満たされた場合に、ステップS16において、仕事制御部53は、ワーカーWの候補が交通量調査のアルバイトに従事することが可能になったことを示す仕事の予定を生成し、雇用主端末3及びワーカー端末2の夫々に提供する。
【0039】
このようにサーバ1の動作によれば、仕事に応募してきたワーカーWの候補に対して仕事に関する研修動画を視聴させて、テストに合格すること等の条件を満たした上で、ワーカーWの候補が応募した仕事の予定を確定させるので、ワーカーWの候補は、仕事の準備を整えた上で、応募した仕事のワーカーWとして所定日時に就労することができる。
即ち、ワーカーWの候補が、求人に応募した後、仕事に就く前に少なくとも仕事の研修動画を視聴しなければ働けないシステムを構築することができる。
【0040】
以下、
図6乃至
図10を参照して、ワーカー端末2にインストールされている仕事紹介アプリケーションプログラム(以下「仕事紹介アプリ」と称す)がサーバ1との通信によりワーカー端末2に表示する画面の遷移に従い情報処理システムの動作を説明する。
なお、この実施形態では、仕事紹介アプリの画面遷移として説明するが、サーバ1が会員に向けて公開するWebサイトにワーカー端末2のブラウザでアクセスすることでも同様のことが行えるためサーバ1の動作としてもよい。
図6は、仕事紹介アプリの会員ワーカーのマイページと、マイページから遷移したお仕事をさがす画面(求人一覧画面)とを示す図である。
図7は、「お仕事をさがす」画面(求人一覧画面)から所望の仕事が選択されたことで遷移した求人画面と、求人一覧画面の応募ボタンが操作されたことで遷移した事前確認画面とを示す図である。
図8は、事前確認画面の応募ボタンが操作されたことで遷移した応募確認画面と、応募確認画面の最終応募ボタンが操作されたことで遷移した応募完了画面とを示す図である。
図9は、応募により仮の仕事の予定が表示されたホーム画面と、仕事予定ボタンが操作されたことで遷移した仕事の予定の詳細画面とを示す図である。
図10は、仕事の予定の詳細画面の研修動画視聴ボタンが操作されたことで遷移したお仕事研修動画再生画面と、お仕事研修動画を視聴後にマイページへの遷移ボタンが操作されたことで遷移したお仕事をさがす画面とを示す図である。
【0041】
ワーカーWの候補が、ワーカー端末2に対して仕事紹介アプリのアイコンをタップ操作して仕事紹介アプリを起動し、表示されたログイン画面にログイン情報を入力すると、
図6に示すように、ワーカー端末2には、会員ログイン後のトップ画面であるワーカーWの候補のマイページ70が表示される。
【0042】
マイページ70には、仕事を探すための検索ボタン70b、履歴を見るためのボタン70c、プロフィールボタン70d、最新のお仕事情報に更新するための更新ボタン70e等が配置されている。
また、マイページ70には、情報更新日時の欄、ログインしているアカウントの欄、仕事の予定の欄、完了報告が必要な仕事の欄等が設けられている。
未応募で仕事の予定がない場合、仕事の予定の欄には「仕事の予定はありません」等のメッセージが表示されている。
【0043】
ここで、マイページ70の検索ボタン70bがタップ操作されると、「お仕事をさがす」という名目の求人一覧画面71が表示される。求人一覧画面71には、1つ以上の仕事の情報欄71b乃至71dが配置されている。
この求人一覧画面71の情報欄71b乃至71dの中から所望の仕事の情報欄、例えば情報欄71d等が、ワーカーWの候補により選択されることで、当該情報欄71dの仕事の詳細画面72(
図7参照)が表示される。
【0044】
図7に示すように、仕事の詳細画面72には、仕事の詳細な情報(仕事の基本情報(勤務日時、勤務時間、時給、交通費、住所、最寄駅等)、お仕事詳細(仕事の内容)、持ち物、勤務先地図等)が表示される他、応募ボタン73が配置されており、応募ボタン73が操作されることで事前確認画面74に遷移する。
【0045】
事前確認画面74には、仕事に対する同意事項の項目が複数個設けられている。夫々の項目には、説明文とチェックボタン75が設けられている。
ワーカーWの候補は、全ての項目のチェックボタン75にチェックを入れて同意した上で、同画面74の「応募する」と表示された応募ボタン76をタップ操作することで、
図8に示すように、応募確認画面77が、画面74に重ねてポップアップ表示される。
【0046】
応募確認画面77には、応募確認のメッセージと、「はい、応募します」と表示された応募ボタン78が配置されている。メッセージは、例えば「応募後のキャンセルはできません。」等の注意事項と、「応募しますか?」等の応募を促す文言等である。
ワーカーWの候補は、メッセージを読んで、納得した上で、応募ボタン78をタップ操作することで、次の画面に遷移し、応募完了画面79が表示される。
【0047】
応募完了画面79には、「仕事が決定しました。」等の仕事が確定したことを示すメッセージ欄と、労働条件通知書の欄と、「マイページへ」と表示されたリンクボタン79aとが配置されている。
労働条件通知書の欄には、勤務日時、お仕事詳細(仕事の内容)、持ち物、連絡事項、仕事先情報(勤務先の住所、最寄駅、電話番号、担当者、勤務先の地図等)が明記されている。
【0048】
ワーカーWの候補は、メッセージや労働条件通知書の内容を理解した上で、リンクボタン79aをタップ操作することで、リンクボタン79aにリンクされたワーカーWの候補のマイページ70(
図9参照)が表示される。
【0049】
図9に示すマイページ70は、
図6で示したものとほぼ同じ画面ではあるものの、注意を促すメッセージのリンクボタン80a、80bが配置されている他、この時点では、既に仕事への応募が完了しているため、仕事の予定の欄80cには、新たな仕事の予定(全1件)の詳細内容(勤務日時、最寄駅、報酬合計等)が表示(挿入)されている。
【0050】
ここで、ワーカーWの候補が、仕事の予定の欄80cの仕事の予定の部分をタップ操作すると、画面が次の画面へ遷移し、仕事の予定の詳細画面81が表示される。
仕事の予定の詳細画面81には、「メッセージ」ボタン81aと、「お仕事研修動画を見る」リンクボタン81bと、勤務日時、持ち物、連絡事項、仕事先情報(勤務先の住所、最寄駅、電話番号、担当者、勤務先の地図等)、お仕事詳細、写真、労働条件通知書の簡略記載の各欄と、「マイページへ」のリンクボタン81cとが配置されている。
【0051】
ここで、ワーカーWの候補は、仕事の予定の内容を確認し、「研修動画を見る」リンクボタン81bをタップ操作すると、「お仕事研修動画を見る」リンクボタン81bにリンクされた「お仕事研修動画」と表示された動画視聴用の画面82(
図10(A)参照)が表示される。
【0052】
図10(A)に示すように、動画視聴用の画面82には、動画再生欄82aと、「マイページへ」と表示されたリンクボタン82bとが配置されている。
動画再生欄82aでは、画面の遷移と同時に研修動画の再生が自動的に開始されるため、ワーカーWの候補は、動画再生欄82aの研修動画をそのまま視聴することができる。
なお、動画視聴用の画面82は、予定が入った仕事の内容に応じて、事前に動画研修が必要な仕事のみが表示される。
【0053】
動画再生欄82aの研修動画が再生を終了すると、研修の終了を示すメッセージが表示される。
このメッセージを見たワーカーWの候補が、「マイページへ」のリンクボタン82bをタップ操作すると、
図9に示したマイページ70が表示される。
ここで、ワーカーWの候補が、「仕事をさがす」ボタン70bをタップ操作すると、
図10(b)に示すように、「お仕事をさがす」という名目の求人一覧画面71が表示される。求人一覧画面71には、1つ以上の仕事の情報欄71A乃至71dが配置されている。
この求人一覧画面71の情報欄71A乃至71dの中で、既に仕事が確定した仕事の情報欄71dには、“採用”のマーク83が表示されるので、ワーカーWの候補は、マーク83を見れば、一目で当該仕事のワーカーWとして採用されたことを確認することができる。
【0054】
続いて、
図11乃至
図17を参照して雇用主K側の画面(企業画面)について説明する。
図11は、雇用主のマイページ(企業画面)を示す図である。
図12は、
図11のマイページ(企業画面)の研修動画のリンクボタンが操作されることで遷移する研修動画の一覧画面を示す図である。
図13は、アップロードされた研修動画を表示する画面を示す図である。
図14は、研修動画の詳細画面を示す図である。
図15は、雇用主の求人に応募中のワーカーの一覧画面を示す図である。
図16は、研修動画を視聴したワーカーの一覧画面を示す図である。
図17は、研修動画視聴履歴画面を示す図である。
【0055】
雇用主Kの夫々の雇用主端末3には、サーバ1により、
図11に示すように、マイページ91が提供される。
マイページ91には、企業情報、店補・支店情報、研修動画等のリンクアイコンと、メッセージ欄が配置されている。
このマイページ91では、雇用主Kにより、研修動画のリンクアイコン92がタップ操作されると、
図12に示す研修動画の一覧画面93が表示される。
【0056】
研修動画の一覧画面93には、サーバ1にアップロードされている1以上の研修動画の夫々の属性情報の欄(動画コードの欄、タイトル欄、ステータス欄、操作欄等)が設けられている。
【0057】
この例では、1つの研修動画がサーバ1にアップロードされ管理されている。研修動画の一覧画面93では、例えば動画コード「D0004」、タイトル「20211025_交通量調査用アルバイト説明動画.mp4」の研修動画が登録及び管理されている。
ステータスは、「利用」であり、仕事に応募があった際に研修動画を利用する設定とされている。仕事の種別によって研修動画が不要なときはこの設定を「不要」に変更可能である。
操作の欄には、お仕事一覧(
図14参照)へのリンクボタン95と、視聴済ワーカー一覧(
図16参照)へのリンクボタン96が設けられている。
【0058】
この研修動画の一覧画面93において、雇用主Kにより、研修動画のタイトル94がタップ操作されると、画面が、
図13に示す動画再生画面97に遷移し、サーバ1にアップロードされている当該タイトルの研修動画が再生されるので、雇用主端末3において、サーバ1にアップロードされた研修動画の再生状況(映像や音量が適切か)を、雇用主KがワーカーWの視点で確認することができる。
【0059】
また、
図12のお仕事一覧へのリンクボタン95がタップ操作されると、お仕事一覧画面100(
図14参照)が表示される。
お仕事一覧画面100には、お仕事詳細の情報が表示される。お仕事一覧画面100には、操作の欄、店舗・支店情報の欄、進行状況の欄、募集情報の欄、仕事内容の欄等に夫々情報が表示され、求人(募集)の内容(設定)の変更が可能である。
【0060】
進行状況の欄には、仕事紹介の会員サイト(Webページ)に掲載される求人の進行状況がバーグラフで表示される。バーグラフは、「掲載待ち」、「募集中」、「確定」、「勤務中」、「終了」等のステータス順のバーが並べて表示されている。この例では、バーグラフの「募集中」のバーが他のバーとは異なる色(例えばオレンジ色等)で着色されており、求人の進行状況は、「募集中」であることが一目で分かる。
【0061】
お仕事一覧画面100には、応募ワーカーのリンクボタン101や閲覧したワーカーのリンクボタン102等が設けられている。例えば応募ワーカーのリンクボタン101がタップ操作されると、お仕事一覧画面100の進行状況の欄、募集情報の欄、仕事内容の欄が、
図15に示すように、応募ワーカー一覧110に切り替えられる。
【0062】
応募ワーカー一覧110には、求人に応募してきたワーカー単位に応募ワーカーの情報が、例えば応募状況:募集中、視聴状況:「視聴済」111、利用:○×花子、性別:女、生年月日:1993-05-10、住所:東京都港区…、お仕事情報(お仕事CD(コード)、勤務日時、報酬総額、店舗名)等で表示される。この他、応募ワーカー一覧110には、図示はしないが、研修動画を視聴後にテストを受けたか否か、テストの結果の点数、テストに合格したか否か等が表示される。
【0063】
これにより、雇用者Kは、応募中のワーカーWの夫々の状況を確認することができる。夫々のワーカーの欄には、研修動画の視聴状況が「視聴済」111又は「未視聴」112等で表示されるので、雇用者Kは、応募してきたワーカーWが研修を受けたか否かを一目で確認することかできる。
【0064】
また、
図14に示した、閲覧したワーカーのリンクボタン102がタップ操作されると、お仕事一覧画面100の進行状況の欄、募集情報の欄、仕事内容の欄が、
図16に示すように、ワーカー一覧120に切り替えられる。
【0065】
ワーカー一覧120には、研修動画を視聴したワーカーの個人情報(例えば氏名、ID、アカウント、性別、生年月日、住所等)が表示される。この他、認証レベル(認証済か否か)や最終ログイン日(前回マイページにログインした日時)、研修動画視聴履歴のリンクボタン121等も表示される。
そして、研修動画視聴履歴のリンクボタン121がタップ操作されると、
図17に示すように、ワーカー個人の研修動画の視聴履歴の画面130が表示される。
【0066】
ワーカーW個人の研修動画の視聴履歴の画面130には、ワーカーWが今までに視聴した研修動画の動画コード、タイトル、視聴日時(2021-10-26 17:21:59~2021-10-26 17:36:07等)が表示される。
これにより、雇用主Kは、ワーカーWが今までにどういった研修を受けて来たかを知ることができる。また、ワーカーWが事前に動画を見たか分かる。具体的には、ワーカーWが何時何分から何時何分まで視聴したというのが分かる。
雇用主Kが、ワーカーW個人の研修動画の視聴履歴を閲覧したり、求人の募集要領に「動画研修を閲覧している」という条件を入れることによって、雇用主K側からすれば最低限の知識や動き方(仕事の仕方)が分かっているワーカーWが来ることになるため、現場での教える時間を減らすことができる。
なお、研修動画の視聴履歴の画面130からは、ワーカーWの詳細の画面へのリンクは設けられておらず、ワーカーWの個人情報等の詳細を確認することはできなくなっている。従って、視聴履歴の閲覧権限のみを持っている者は、視聴履歴だけを閲覧することができる。
【0067】
以上説明したように、本実施形態の情報処理システムによれば、雇用者KがワーカーWを応募するための仕事紹介アプリやサーバ1により会員に向けて公開される仕事紹介サイトにおいて、ワーカーWの候補が、例えばスマートフォンやパーソナルコンピュータ等のワーカー端末2から所望の仕事に応募した後、仕事に就く前に少なくとも仕事の研修動画を視聴しなければ働けないようにすることで、ワーカーWの候補に仕事の準備をさせた上でワーカーWとして就労させることができる。
【0068】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。また、本実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
【0069】
例えば、上述の実施形態では、雇用主Kは、仕事をしてくれる人(被用者であるワーカーW)を募集する企業とし、ワーカーWはアルバイトやパートとしたが、被用者は、正社員であってもよく、特に実施形態には限定されない。
また上述の実施形態では、コンテンツの一例として、研修動画を採用したが、これに限定されず、コンテンツは、例えば静止画やアニメーション、これら映像と音声メッセージや文字列との組み合わせであってもよい。
上述した実施形態では、ワーカーWの候補が研修動画の内容を理解した度合を検出する所定手法として、例えば研修動画を視聴終了後に研修動画から出題するテストを実施する例を説明したが、所定手法は、これ以外の手法であってもよく、コンテンツの内容を理解した度合を検出する手法であれば足りる。
【0070】
また例えば、上述の実施形態では、車両の交通量調査等の日払いアルバイトの従事について、雇用主KとワーカーWの候補との間に雇用契約が成立されたことを少なくとも含む応募操作が行われたことを条件に、当該交通量調査の労働に必要な内容を含む研修動画を、所定日時の48時間よりも前にワーカー端末2に提供したが、これ以外であってもよく、所定日時から開始される所定労働の従事について、雇用主Kと被用者候補との間に雇用契約が成立されたことを少なくとも含む第1条件が満たされた場合に、当該所定労働の従事に必要な内容を含むコンテンツを、所定日時より前の所定タイミングに被用者候補の端末に提供すれば足りる。
【0071】
上述の実施形態では、ワーカーWの候補による研修動画の視聴の終了を示す「マイページへ」のリンクボタン操作のトリガを、ワーカー端末2から取得したが、これ以外であってもよく、被用者候補によるコンテンツの視聴の終了を示す視聴終了情報を、被用者候補の端末から取得すれば足りる。
上述した実施形態では、報知制御部56は、仕事前に研修動画を見るというボタン81aが、ワーカー端末2に表示(第2条件)されてから、48時間が経過したこと、という第3条件が満たされたタイミングで視聴終了のトリガが未だ取得されていない場合に研修動画の視聴を促すアラートをワーカー端末2に提供したが、これ以外であってもよく、第2条件を提示した後に所定の第3条件が満たされたか否かを判定し、当該第3条件が満たされたタイミングで前記視聴終了情報が未だ取得されていない場合には、コンテンツの視聴を促すアラートを被用者候補の端末に提供すれば足りる。
【0072】
上述の実施形態では、「マイページへ」のリンクボタン操作のトリガの取得を少なくとも含む第2条件(研修動画を視聴終了後に実施した仕事の理解度のテスト結果の正解率が一定値以上で合格という条件)を満たした場合に、ワーカーWが交通量調査の仕事に従事することが可能になったことを示す仕事の予定を生成し、雇用主端末3及びワーカー端末2の夫々に提供したが、これ以外であってもよく、視聴終了情報の取得を少なくとも含む第2条件が満たされた場合に、被用者候補が所定労働に従事することが可能になったことを示す労働可能情報を生成し、雇用主Kの端末及び被用者候補の端末の夫々に提供すれば足りる。
【0073】
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、
図4の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能がサーバ1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロック及びデータベースを用いるのかは特に
図4の例に限定されない。
また、1つの機能ブロック及びデータベースは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
【0074】
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
【0075】
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される
図3のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini-Disc)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている
図3のROM12や、記憶部18に含まれるハードディスク等で構成される。
【0076】
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
【0077】
以上を換言すると、本発明が適用される情報処理システムは、次のような構成を有していれば足り、各種各様な実施の形態を取ることができる。
【0078】
即ち、本発明が適用される情報処理装置(例えば
図4のサーバ1等)は、
所定日時から開始される所定労働(車両の交通量調査等の日給のアルバイト等)の従事について、雇用主Kと被用者候補(ワーカーWの候補等)との間に雇用契約が成立されたことを少なくとも含む第1条件(応募操作等)が満たされた場合に、当該所定労働の従事(交通量調査等)に必要な内容を含むコンテンツ(研修動画等)を、前記所定日時より前の所定タイミング(例えば48時間前等)に前記被用者候補の端末(ワーカー端末2等)に提供するコンテンツ提供手段(例えば
図4の研修動画提供部51等)と、
前記被用者候補(ワーカーWの候補等)による前記コンテンツ(例えば研修動画等)の視聴の終了を示す視聴終了情報(
図10(A)の「マイページへ」のリンクボタン82b操作等)を、前記被用者候補の前記端末(例えばワーカー端末2等)から取得する視聴終了情報取得手段(例えば
図4の視聴終了情報取得部52等)と、
前記視聴終了情報(
図10(A)の「マイページへ」のリンクボタン82b操作のトリガ等)の取得を少なくとも含む第2条件(研修動画を視聴終了後に仕事の理解度をテストした結果の正解率が一定値以上で合格した等)が満たされた場合に、前記被用者候補(ワーカーWの候補等)が前記所定労働(交通量調査等)に従事することが可能になったことを示す労働可能情報(仕事の予定等)を生成し、前記雇用主Kの端末(例えば雇用主端末3等)及び前記被用者候補の前記端末(例えばワーカー端末2等)の夫々に提供する労働可能情報提供手段(例えば
図4の仕事制御部53等)と、
を備える。
このように所定労働の第1条件(応募操作等)が満たされた場合に、当該所定労働の従事(交通量調査等)に必要な内容を含むコンテンツ(研修動画等)を、所定日時より前の所定タイミング(例えば48時間前等)に被用者候補の端末(ワーカー端末2等)に提供することで、被用者候補(ワーカーWの候補等)は、所定労働の従事(交通量調査等)がどういった仕事かをコンテンツ(研修動画等)を視聴して動きで体験できるので、やることがよく理解でき、安心して仕事に臨むことができる。また、被用者が仕事の内容を事前に理解した上で、現場に出て来るので、現場においても仕事の覚えが早く、早い段階で戦力となってもらえる。
また、被用者候補(ワーカーWの候補等)によるコンテンツ(例えば研修動画等)の視聴の終了を示す視聴終了情報(
図10(A)の「マイページへ」のリンクボタン82b操作等)のトリガを被用者候補の端末(例えばワーカー端末2等)から取得すると、そのトリガの取得を少なくとも含む第2条件(研修動画を視聴終了後に仕事の理解度をテストした結果の正解率が一定値以上で合格した等)が満たされて初めて被用者候補(ワーカーWの候補)が被用者(ワーカーW)として所定労働(交通量調査等)に従事することが可能になったことを示す労働可能情報(仕事の予定等)を雇用主Kの端末(例えば雇用主端末3等)及び被用者候補の端末(例えばワーカー端末2等)の夫々に提供するので、仕事の知識を実際に身に付けた人だけが仕事の予定を見て現場に出てくるので、現場において早い段階で戦力として仕事をしてもらうことができる。
即ち、求人に応募する被用者候補(ワーカーWの候補等)に労働(仕事等)の準備をさせた上で被用者(ワーカーW等)として就労させることができる。
【0079】
前報処理装置(例えば
図4のサーバ1等)は、
前記雇用主Kの前記端末(例えば雇用主端末3等)に対する操作により指定された、前記コンテンツ(例えば研修動画等)の視聴の期限を設定する視聴期限設定手段(例えば
図4の視聴期限設定部54等)をさらに備え、
前記第2条件(例えば仕事前に研修動画を視聴すること等)は、前記期限(仕事開始48時間前)までに前記視聴終了情報(
図10(A)の「マイページへ」のリンクボタン82b操作のトリガ等)が取得されたことという条件を少なくとも含む。
このように第2条件を、所定の期限(仕事開始48時間前等)までに視聴終了情報(
図10(A)の「マイページへ」のリンクボタン82b操作のトリガ等)が取得されたことという条件とすることで、コンテンツ(例えば研修動画等)を視聴しないものは仕事の予定が確定しないため、被用者候補(ワーカーWの候補等)は、必ずコンテンツ(例えば研修動画等)を視聴するようになる。
【0080】
前情報処理装置(例えば
図4のサーバ1等)は、
前記被用者候補による前記コンテンツ(例えば研修動画等)の視聴の履歴を示す視聴履歴情報を取得し、前記雇用主Kの前記端末(例えば雇用主端末3等)に提供する視聴履歴取得手段(例えば
図4の視聴履歴管理部55等)、
をさらに備える。
このように被用者候補によるコンテンツ(例えば研修動画等)の視聴履歴情報を取得し、雇用主Kの端末(例えば雇用主端末3等)に提供することで、雇用主Kも被用者候補の視聴履歴情報から、被用者候補が過去にどのような仕事のスキルを身に付けているかを事前に分かり、その被用者候補を被用者として安心して仕事に従事させることができる。
【0081】
前記情報処理装置(例えば
図4のサーバ1等)は、
前記第2条件(例えば仕事の前に研修動画を視聴すること等)を提示した後に所定の第3条件(48時間が経過等)が満たされたか否かを判定し、当該第3条件が満たされたタイミング(48時間経過時)で前記視聴終了情報(
図10(A)の「マイページへ」のリンクボタン82b操作のトリガ等)が未だ取得されていない場合には、前記コンテンツ(例えば研修動画等)の視聴を促すアラート(通知メールや画面アラート等)を前記被用者候補(ワーカーWの候補等)の前記端末(例えばワーカー端末2等)に提供する報知制御手段(例えば
図4の報知制御部56等)、
をさらに備える。
このように第2条件を提示した後に所定の第3条件(48時間が経過等)が満たされたたタイミング(48時間経過時等)で視聴終了情報(
図10(A)の「マイページへ」のリンクボタン82b操作のトリガ等)が未だ取得されていない場合には、コンテンツ(例えば研修動画等)の視聴を促すアラート(通知メールや画面アラート等)を被用者候補(ワーカーWの候補)の端末(例えばワーカー端末2等)に出力することで、被用者候補がコンテンツの視聴を忘れて仕事の予定が入らなくなることを予防することができる。
【0082】
前記情報処理装置(例えば
図4のサーバ1等)は、
前記被用者候補(ワーカーWの候補等)が前記コンテンツ(例えば研修動画等)の内容を理解した度合を所定手法(例えば研修動画から出題するテストの実施等)により検出する内容理解度検出手段(例えば
図4のテスト部57等)、
をさらに備え、
前記第2条件は、さらに、仕事の前に研修動画を視聴し仕事を理解した度合(テストの正解率等)が一定以上(例えば70%以上等)であること、という条件を含む。
このように、コンテンツ(例えば研修動画等)を視聴した後、仕事の理解度をチェックすることで、コンテンツ(例えば研修動画等)をただ再生しただけで、視聴しない人を除くようにできる。換言すると、コンテンツ(例えば研修動画等)を視聴し仕事を理解した被用者候補(ワーカーWの候補等)だけが仕事の予定を確定させて、被用者(ワーカーW等)として仕事に従事することができる。また、雇用主Kは、やる気のある前向きな被用者(ワーカーW等)を雇うことができる。
【0083】
前記情報処理装置(例えば
図4のサーバ1等)は、
前記コンテンツ(例えば研修動画等)の視聴をした前記被用者候補(ワーカーWの候補)に対して前記第2条件(例えば仕事の前に研修動画を視聴しテストに合格すること等)が一度満たされた場合、当該第2条件が満たされていることを所定期間(例えば2年間等)保持する保持制御手段(例えば
図4の保持制御部58等)、
をさらに備え、
前記コンテンツ(例えば研修動画等)が、前記所定期間内に開始される(前労働と同種で)別の所定労働(例えば人の往来調査等)の従事に必要な内容を含む場合、前記労働可能情報提供手段(例えば
図4の仕事制御部53等)は、前記保持手段(例えば
図4の保持制御部58等)により前記第2条件(例えば仕事の前に研修動画を視聴しテストに合格すること等)が満たされていることが保持されているときには、新たな条件を与えることなく前記被用者候補(ワーカーWの候補等)が前記別の所定労働(例えば人の往来調査等)に従事することが可能になったことを示す労働可能情報(確定した新たな仕事の予定等)をさらに生成する。
被用者候補(ワーカーWの候補等)が、過去に労働した労働(例えば車両の交通量調査等)と同種で別の所定労働(例えば人の往来調査等)の従事に応募したとき、第2条件(例えば仕事の前に研修動画を視聴しテストに合格すること等)が満たされていることが保持されている場合は、新たな条件を与えることなく被用者候補(ワーカーWの候補等)が別の所定労働(例えば人の往来調査等)に従事することが可能になったことを示す労働可能情報(確定した新たな仕事の予定等)を生成することで、類似する内容の研修動画を視聴することなく別の労働に従事することができる。この結果、応募から従事に至る(仕事の予定を確定させる)迄の手続きにおいて、被用者候補(ワーカーWの候補等)の煩わしさを軽減することができる。
【符号の説明】
【0084】
1・・・サーバ、2・・・ワーカー端末、3・・・雇用主端末、11・・・CPU、12・・・ROM、13・・・RAM、14・・・バス、15・・・入出力インターフェース、16・・・入力部、17・・・出力部、18・・・記憶部、19・・・通信部、53・・・仕事制御部、54・・・視聴期限設定部、55・・・視聴履歴管理部、56・・・報知制御部、57・・・テスト部、58・・・保持制御部、61・・・仕事DB