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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023081256
(43)【公開日】2023-06-09
(54)【発明の名称】発光風船
(51)【国際特許分類】
   A63H 27/10 20060101AFI20230602BHJP
   F21L 4/00 20060101ALI20230602BHJP
   F21V 3/02 20060101ALI20230602BHJP
   F21V 23/04 20060101ALI20230602BHJP
【FI】
A63H27/10 Z
F21L4/00
F21V3/02 310
F21V23/04 500
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022005867
(22)【出願日】2022-01-18
(31)【優先権主張番号】202111442200.9
(32)【優先日】2021-11-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】520189418
【氏名又は名称】義烏竜創尤品家居用品有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100130111
【弁理士】
【氏名又は名称】新保 斉
(72)【発明者】
【氏名】尤 文標
(72)【発明者】
【氏名】竜 昌為
【テーマコード(参考)】
2C150
3K014
【Fターム(参考)】
2C150DE02
2C150DG01
2C150DG12
2C150DK02
2C150FA04
3K014AA01
(57)【要約】
【課題】 発光風船を提供することを課題とする。
【解決手段】 本発明は、風船と、接続部材と、発光組立体とを備えた発光風船を開示し、風船は空気注入口と、接続口とを備え、接続部材は接続口部に固定され、発光組立体と接続し、発光組立体はコントローラと、発光ランプとを備え、コントローラは風船の外側に露出し、発光ランプは接続部材を通した後、発光ランプの一部又は全部が風船内に延在する。これにより設計された発光風船は、独立した空気注入口を有し、風船の外側に露出したコントローラで発光ランプを制御でき、発光ランプが風船内に挿入することで、風船全体を照らすことができ、特殊形状の風船1全体を照らすこともでき、装飾効果がより優れている。
【選択図】 図1

【特許請求の範囲】
【請求項1】
風船を備えた発光風船であって、接続部材と、発光組立体とをさらに備え、風船(1)は空気注入口(1.1)と、接続口(1.2)とを備え、前記接続部材は前記接続口(1.2)部に固定され、前記発光組立体と接続し、前記発光組立体はコントローラと、発光ランプ(2)とを備え、前記コントローラは前記風船(1)の外側に露出し、前記発光ランプ(2)は前記接続部材を通した後、前記発光ランプ(2)の一部又は全部が前記風船(1)内に延在することを特徴とする、発光風船。
【請求項2】
前記空気注入口(1.1)及び前記接続口(1.2)は、前記風船(1)の下端及び上端に各々配置されることを特徴とする、請求項1に記載の発光風船。
【請求項3】
前記接続部材は、クランプナット(3)とクランププラグ(4)で構成され、前記クランプナット(3)が前記風船(1)の内壁に当接し、前記クランププラグ(4)が前記風船(1)の外壁に押し付けられることを特徴とする、請求項1に記載の発光風船。
【請求項4】
前記コントローラは、上蓋(5)と、下蓋(6)とを備え、前記下蓋(6)の下端に上下に延びるネジ棒(6.1)を有し、前記下蓋(6)が前記クランププラグ(4)の頂部に押し付けられ、前記ネジ棒(6.1)が前記クランププラグ(4)を挿通した後前記クランプナット(3)と締め付けることを特徴とする、請求項3に記載の発光風船。
【請求項5】
前記下蓋(6)は、上下に貫通する第1貫通穴(6.2)を有し、前記クランププラグ(4)が前記ネジ棒(6.1)を挿通するための第2貫通穴(4.1)を有し、前記クランプナット(3)が上下に貫通し、前記ネジ棒(6.1)と嵌合する螺合穴(3.1)を有することを特徴とする、請求項4に記載の発光風船。
【請求項6】
前記コントローラは、制御盤(7)と、電池(8)と、スイッチ(9)と、赤外線受信機(10)とも備え、前記制御盤(7)、前記電池(8)及び前記赤外線受信機(10)は前記下蓋(6)内に取り付けられ、前記スイッチ(9)の外端が前記下蓋(6)から延在することを特徴とする、請求項4に記載の発光風船。
【請求項7】
前記電池(8)の数は、複数で、絶縁シート(11)が2つの前記電池(8)の間に挟入され、前記絶縁シート(11)の上端が前記上蓋(5)から延在することを特徴とする、請求項6に記載の発光風船。
【請求項8】
前記上蓋(5)と前記下蓋(6)との間は、スナップフィット結合の方式で結合されることを特徴とする、請求項4に記載の発光風船。
【請求項9】
前記上蓋(5)の上端には、フック(5.2)を有することを特徴とする、請求項4に記載の発光風船。
【請求項10】
前記コントローラは、USBコネクタ(12)も備え、前記USBコネクタ(12)タはワイヤーライト(13)を介して前記発光ランプ(2)に接続されることを特徴とする、請求項4に記載の発光風船。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光風船に関する。
【背景技術】
【0002】
従来技術の発光風船は、通常3種類に分けられ、1つ目がワイヤーライトで風船表面に巻き付けられるため、非常に脱落しやすく;2つ目は、風船の頂部に結び付けるか、別の小さなライトを風船内部に入れ、風船が膨らんだ後はスイッチで調整するが光を変えることができず、装飾又は会場で使用される時オンにした後、夜になると電池残量が基本的になくなり、明るさが低下し;3つ目は、エアノズルに結び付けるため、空気を入れる時非常に不便で、風船が空気で満たされていない場合、明るさがエアノズルにあり、効果も非常に理想的ではなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記従来技術の欠陥に鑑み、本発明の目的は、発光風船を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の技術的手段として、風船を備えた発光風船であって、接続部材と、発光組立体とをさらに備え、風船は空気注入口と、接続口とを備え、接続部材は接続口部に固定され、発光組立体と接続し、発光組立体はコントローラと、発光ランプとを備え、コントローラは風船の外側に露出し、発光ランプは接続部材を通した後、発光ランプの一部又は全部が風船内に延在する。
【0005】
さらに、前記空気注入口及び接続口は、風船の下端及び上端に各々配置される。
【0006】
さらに、前記接続部材は、クランプナットとクランププラグで構成され、クランプナットが風船の内壁に当接し、クランププラグが風船の外壁に押し付けられる。
【0007】
さらに、前記コントローラは、上蓋と、下蓋とを備え、下蓋の下端に上下に延びるネジ棒を有し、下蓋がクランププラグの頂部に押し付けられ、ネジ棒がクランププラグを挿通した後クランプナットと締め付ける。
【0008】
さらに、前記下蓋は、上下に貫通する第1貫通穴を有し、クランププラグがネジ棒を挿通するための第2貫通穴を有し、クランプナットが上下に貫通し、ネジ棒と嵌合する螺合穴を有する。
【0009】
さらに、前記コントローラは、制御盤と、電池と、スイッチと、赤外線受信機とも備え、制御盤、電池及び赤外線受信機は下蓋内に取り付けられ、スイッチの外端が下蓋から延在する。
【0010】
さらに、前記電池の数は、複数で、絶縁シートが2つの電池の間に挟入され、絶縁シートの上端が上蓋から延在する。
【0011】
さらに、前記上蓋と下蓋との間は、スナップフィット結合の方式で結合される。
【0012】
さらに、前記上蓋の上端には、フックを有する。
【0013】
さらに、前記コントローラは、USBコネクタも備え、USBコネクタはワイヤーライトを介して発光ランプに接続される。
【発明の効果】
【0014】
本発明により提供される発光風船を応用した有利な効果は、次の通りである。独立した空気注入口を有し、風船の外側に露出したコントローラで発光ランプを制御でき、発光ランプが風船内に挿入すると、風船全体を照らすことができ、装飾効果がより優れている。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の実施例1に係る構造全体の概略図である。
図2】本発明の実施例1に係る概略断面図である。
図3】本発明の実施例1に係る接続部材と発光組立体の概略組立図である。
図4】本発明の実施例1に係る接続部材及び発光組立体の構造全体の概略図である。
図5】本発明の実施例1に係る発光組立体の概略分解図である。
図6】本発明の実施例1に係る風船の概略構成図である。
図7】本発明の実施例2に係る構造全体の概略図である。
図8】本発明の実施例2に係る風船が取り外れた後の概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明の技術的手段をより直感的かつ完全に理解するため、本発明の図面を参照しつつ非限定的な特徴を以下に説明する。
【0017】
(実施例1)
図1図6に示すように、風船1を備えた発光風船であって、接続部材と、発光組立体とをさらに備え、風船1は空気注入口1.1と、接続口1.2とを備え、空気注入口1.1及び接続口1.2が風船1の下端及び上端に各々配置され、接続部材は接続口1.2部に固定され、発光組立体と接続し、発光組立体はコントローラと、発光ランプ2とを備え、コントローラは風船1の外側に露出し、発光ランプ2は接続部材を通した後、発光ランプ2の一部又は全部が風船1内に延在する。
【0018】
図2及び図3に示すように、接続部材は、クランプナット3とクランププラグ4で構成され、クランプナット3が風船1の内壁に当接し、クランププラグ4が風船1の外壁に押し付けられる。
【0019】
図2及び図3に示すように、コントローラとクランプナット3との接続を容易にするため、コントローラは、上蓋5と、下蓋6とを備え、下蓋6の下端に上下に延びるネジ棒6.1を有し、下蓋6がクランププラグ4の頂部に押し付けられ、ネジ棒6.1がクランププラグ4を挿通した後クランプナット3と締め付ける。下蓋6は、上下に貫通する第1貫通穴6.2を有し、クランププラグ4がネジ棒6.1を挿通するための第2貫通穴4.1を有し、クランプナット3が上下に貫通し、ネジ棒6.1と嵌合する螺合穴3.1を有する。
【0020】
図5に示すように、コントローラは、制御盤7と、電池8と、スイッチ9と、赤外線受信機10とも備え、制御盤7、電池8及び赤外線受信機10は下蓋6内に取り付けられ、スイッチ9の外端が下蓋6から延在する。使用時、スイッチ9を押して発光ランプ2を制御できるだけでなく、赤外線リモコンの方式で制御することもでき、例えば発光ランプ2の点灯、消灯、点滅を制御できる。
【0021】
図5に示すように、電池8の数は、複数で、絶縁シート11が2つの電池8の間に挟入され、絶縁シート11の上端が上蓋5から延在し、上蓋5の上端に絶縁シート11が通り抜けるための穴を有する。絶縁シート11は、装飾用発光風船1が使用される前に漏電しないのを確保し、使用する時に絶縁シート11を引き出すだけでよい。
【0022】
図4及び図5に示すように、上蓋5と下蓋6の間は、スナップフィット結合の方式で結合され、下蓋6の上端外縁には2つの係止具6.3を有し、上蓋5の下端外縁には2つの係止穴5.1を有し、係止穴5.1は係止具6.3の係入のために用いられ、上蓋5を外した後、電池8の交換に便利になる。
【0023】
図4に示すように、上蓋5の上端にフック5.2を有する。フック5.2を設けることにより、風船1を吊るすのに便利である。
【0024】
本発明により提供される発光風船は、独立した空気注入口1.1を有し、風船1の外側に露出したコントローラで発光ランプ2を制御でき、発光ランプ2が風船1内に挿入すると、風船1全体を照らすことができ、装飾効果がより優れている。
【0025】
発光ランプ2は、1つ又は複数のランプビーズを用いることができ、ランプビーズがワイヤーライト13上に取り付けられ、ワイヤーライト13が特殊形状の風船1内に入れられた時も特殊形状の風船1全体を照らすこともできる。
【0026】
(実施例2)
実施例1と実施例2の相違点として、図7及び図8に示すようにコントローラは、USBコネクタ12も備え、USBコネクタ12がワイヤーライト13を介して発光ランプ2に接続されることであり、かつUSBコネクタ12が電源アダプタ又は電源バンク或いは電池パックに接続されることができる。ワイヤーライト13は、上蓋5及び下蓋6内に挿入した後、電線がクランププラグ4及びクランプナット3を通す。使用時、複数の風船1と一緒に使用できる。
【0027】
もちろん、上記は本発明の好ましい実施例に過ぎず、これにより本発明の特許範囲を限定することはない。本発明の明細書及び図面の内容を使用して行われるすべての単純な潤色及び均等な構造の変化は、同様に本発明の特許保護の範囲内に含まれるべきである。
【符号の説明】
【0028】
10 赤外線受信機
1 風船
1.1 空気注入口
1.2 接続口
11 絶縁シート
12 USBコネクタ
13 ワイヤーライト
2 発光ランプ
3 クランプナット
3.1 螺合穴
4 クランププラグ
4.1 第2貫通穴
5 上蓋
5.1 係止穴
5.2 フック
6 下蓋
6.1 ネジ棒
6.2 第1貫通穴
6.3 係止具
7 制御盤
8 電池
9 スイッチ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【手続補正書】
【提出日】2023-03-15
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
風船を備えた発光風船であって、接続部材と、発光組立体とをさらに備え、風船(1)は前記風船(1)の下端に空気注入口(1.1)と、前記風船(1)の上端に接続口(1.2)とを備え、前記接続部材は前記接続口(1.2)部に固定され、前記発光組立体と接続し、前記発光組立体はコントローラと、発光ランプ(2)とを備え、前記コントローラは前記風船(1)の外側に露出し、前記発光ランプ(2)は前記接続部材を通した後、前記発光ランプ(2)の一部又は全部が前記風船(1)内に延在することを特徴とする、発光風船。
【請求項2】
前記接続部材は、クランプナット(3)とクランププラグ(4)で構成され、前記クランプナット(3)が前記風船(1)の内壁に当接し、前記クランププラグ(4)が前記風船(1)の外壁に押し付けられることを特徴とする、請求項1に記載の発光風船。
【請求項3】
前記コントローラは、上蓋(5)と、下蓋(6)とを備え、前記下蓋(6)の下端に上下に延びるネジ棒(6.1)を有し、前記下蓋(6)が前記クランププラグ(4)の頂部に押し付けられ、前記ネジ棒(6.1)が前記クランププラグ(4)を挿通した後前記クランプナット(3)と締め付けることを特徴とする、請求項に記載の発光風船。
【請求項4】
前記下蓋(6)は、上下に貫通する第1貫通穴(6.2)を有し、前記クランププラグ(4)が前記ネジ棒(6.1)を挿通するための第2貫通穴(4.1)を有し、前記クランプナット(3)が上下に貫通し、前記ネジ棒(6.1)と嵌合する螺合穴(3.1)を有することを特徴とする、請求項に記載の発光風船。
【請求項5】
前記コントローラは、制御盤(7)と、電池(8)と、スイッチ(9)と、赤外線受信機(10)とも備え、前記制御盤(7)、前記電池(8)及び前記赤外線受信機(10)は前記下蓋(6)内に取り付けられ、前記スイッチ(9)の外端が前記下蓋(6)から延在することを特徴とする、請求項に記載の発光風船。
【請求項6】
前記電池(8)の数は、複数で、絶縁シート(11)が2つの前記電池(8)の間に挟入され、前記絶縁シート(11)の上端が前記上蓋(5)から延在することを特徴とする、請求項に記載の発光風船。
【請求項7】
前記上蓋(5)と前記下蓋(6)との間は、スナップフィット結合の方式で結合されることを特徴とする、請求項に記載の発光風船。
【請求項8】
前記上蓋(5)の上端には、フック(5.2)を有することを特徴とする、請求項に記載の発光風船。
【請求項9】
前記コントローラは、USBコネクタ(12)も備え、前記USBコネクタ(12)ワイヤーライト(13)を介して前記発光ランプ(2)に接続されることを特徴とする、請求項に記載の発光風船。