(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023081273
(43)【公開日】2023-06-09
(54)【発明の名称】メッセージ表示方法、装置、機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04L 51/224 20220101AFI20230602BHJP
G06F 3/0484 20220101ALI20230602BHJP
H04L 51/04 20220101ALI20230602BHJP
H04L 51/21 20220101ALI20230602BHJP
【FI】
H04L51/224
G06F3/0484
H04L51/04
H04L51/21
【審査請求】有
【請求項の数】14
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022110186
(22)【出願日】2022-07-08
(31)【優先権主張番号】202111444399.9
(32)【優先日】2021-11-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】520230293
【氏名又は名称】北京達佳互▲れん▼信息技術有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100101340
【弁理士】
【氏名又は名称】丸山 英一
(74)【代理人】
【識別番号】100205730
【弁理士】
【氏名又は名称】丸山 重輝
(74)【代理人】
【識別番号】100213551
【弁理士】
【氏名又は名称】丸山 智貴
(72)【発明者】
【氏名】ワン ティエンティエン
(72)【発明者】
【氏名】ヤオ アロン
(72)【発明者】
【氏名】ユイ ポーヤン
(72)【発明者】
【氏名】リー チェンヤン
(72)【発明者】
【氏名】フォン シュアンカン
(72)【発明者】
【氏名】チャン ポーリン
(72)【発明者】
【氏名】チャン ミン
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA25
5E555AA61
5E555BA02
5E555BA04
5E555BA76
5E555BB02
5E555BB04
5E555BC09
5E555BD06
5E555CA12
5E555CB12
5E555DB41
5E555DB53
5E555DC13
5E555DD07
5E555EA05
5E555FA00
(57)【要約】 (修正有)
【課題】インターネット技術分野に関連し、如何なる形でユーザに通知することなく、ユーザはチャットインターフェースを開く際にシステムメッセージをはっきりと見ることができ、ユーザに干渉を与えることはないメッセージ表示方法、装置、機器及び記憶媒体を提供する。
【解決手段】方法は、第1のユーザアカウントが第2のユーザアカウントに送信した会話メッセージによって生成された態度表明操作を受信した場合、態度表明操作に対応する、第1のユーザアカウントのユーザ識別子、メッセージ短縮表示識別子、及び態度表明操作に対応する態度表明情報を含むシステムメッセージを取得するステップと、第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェース内にシステムメッセージを表示するステップと、を含む。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
メッセージ表示方法であって、
第1のユーザアカウントが第2のユーザアカウントに送信した会話メッセージによって生成された態度表明操作を受信した場合、前記態度表明操作に対応する、前記第1のユーザアカウントのユーザ識別子、メッセージ短縮表示識別子、及び前記態度表明操作に対応する態度表明情報を含むシステムメッセージを取得するステップと、
前記第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェース内に前記システムメッセージを表示するステップと、を含む、
ことを特徴とするメッセージ表示方法。
【請求項2】
前記第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェース内に前記システムメッセージを表示するステップは、
前記第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェースの可視領域の頂部又は底部に前記システムメッセージを表示するステップ、又は、
前記第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェースの設定領域に前記システムメッセージを表示するステップであって、前記設定領域が、前記チャットインターフェース内のメッセージ入力ボックス及び最後の1つの会話メッセージの位置によって決定されるステップ、を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のメッセージ表示方法。
【請求項3】
前記第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェース内に前記システムメッセージを表示するステップの後、前記方法は、
前記第2のユーザアカウントがトリガーした、前記メッセージ短縮表示識別子に対する表示操作に応答して、前記会話メッセージの表示位置にジャンプするステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のメッセージ表示方法。
【請求項4】
前記第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェース内に前記システムメッセージを表示するステップの後、前記方法は、
前記第2のユーザアカウントがトリガーした、前記ユーザ識別子に対応する表示操作に応答して、前記第1のユーザアカウントの紹介情報を表示するステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のメッセージ表示方法。
【請求項5】
前記第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェース内に前記システムメッセージを表示するステップは、
前記チャットインターフェースが開かれている状態にある場合、前記チャットインターフェース内に前記システムメッセージを表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載のメッセージ表示方法。
【請求項6】
前記第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェース内に前記システムメッセージを表示するステップは、
前記チャットインターフェースが閉じられている状態にある場合、前記システムメッセージに対して短縮表示処理を行うステップと、
会話リストにおいて、短縮表示処理された後のシステムメッセージを前記第1のユーザアカウントに対応する対象会話プレビュー領域内に表示するステップであって、前記対象会話が、前記第2のユーザアカウントとのチャット会話であるステップと、
前記第2のユーザアカウントがトリガーした、前記対象会話プレビュー領域に対する表示操作に応答して、前記チャットインターフェースを表示し、前記短縮表示処理されていない前記システムメッセージを前記チャットインターフェース内に表示するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のメッセージ表示方法。
【請求項7】
前記システムメッセージに対して短縮表示処理を行うステップは、
前記メッセージ短縮表示識別子を除去するステップと、
前記除去処理が行われた後のシステムメッセージの長さが前記対象会話プレビュー領域の長さを超えた場合、超えた部分を予め設定された記号で表示するステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項6に記載のメッセージ表示方法。
【請求項8】
第1のユーザアカウントが第2のユーザアカウントに送信した会話メッセージによって生成された態度表明操作を受信した場合、前記態度表明操作に対応するシステムメッセージを取得するステップは、
前記会話メッセージに対して態度表明操作を加えた異なる第1のユーザアカウントが設定された数を超えていない場合、各前記第1のユーザアカウントに対応する第1のシステムメッセージを取得するステップであって、前記第1のシステムメッセージが、対応する第1のユーザアカウントのユーザ識別子、メッセージ短縮表示識別子、及び対応する態度表明情報を含むステップを含み、
前記第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェース内に前記システムメッセージを表示するステップは、
前記第2のユーザアカウントを含むチャット会話のチャットインターフェースに、各前記第1のユーザアカウントに対応する第1のシステムメッセージをそれぞれ表示するステップを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のメッセージ表示方法。
【請求項9】
前記第2のユーザアカウントを含むチャット会話のチャットインターフェースに、各前記第1のユーザアカウントに対応する第1のシステムメッセージをそれぞれ表示するステップの後、前記方法は、
複数の異なる第3のユーザアカウントが前記会話メッセージに加えた態度表明操作に応答して、第2のシステムメッセージを取得するステップであって、前記第2のシステムメッセージが、前記複数の異なる第3のユーザアカウントのアカウント総数、各前記第1のユーザアカウントのユーザ識別子、およびメッセージ短縮表示識別子を含むステップと、
前記第2のユーザアカウントを含むチャット会話のチャットインターフェースに、第2のシステムメッセージを表示するステップと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項8に記載のメッセージ表示方法。
【請求項10】
前記第2のユーザアカウントを含むチャット会話のチャットインターフェースに、各前記第1のユーザアカウントに対応する第1のシステムメッセージをそれぞれ表示するステップの後は、前記方法は、
ターゲットユーザアカウントが前記会話メッセージに対してトリガーした態度表明取り消し操作を受信するステップと、
前記ターゲットユーザアカウントが前記異なる第1のユーザアカウントのうちの1つに属する場合、前記第2のシステムメッセージから前記ターゲットユーザアカウントのユーザ識別子を削除するステップと、
前記ターゲットユーザアカウントが前記複数の第3のユーザアカウントのうちの1つに属する場合、前記第2のシステムメッセージにおいて前記アカウント総数を更新するステップと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項9に記載のメッセージ表示方法。
【請求項11】
メッセージ表示装置であって、
第1のユーザアカウントが第2のユーザアカウントに送信した会話メッセージによって生成された態度表明操作を受信した場合、前記態度表明操作に対応する、前記第1のユーザアカウントのユーザ識別子、メッセージ短縮表示識別子、及び前記態度表明操作に対応する態度表明情報を含むシステムメッセージを取得するステップを実行するように構成される取得ユニットと、
前記第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェース内に前記システムメッセージを表示するステップを実行するように構成される第1の表示ユニットと、を含む、
ことを特徴とするメッセージ表示装置。
【請求項12】
電子機器であって、
プロセッサと、
前記プロセッサによって実行可能な命令を記憶するためのメモリと、を含み、
前記プロセッサは、請求項1~10のいずれか一項に記載のメッセージ表示方法を実現するために、前記命令を実行するように構成される、
ことを特徴とする電子機器。
【請求項13】
前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体内の命令が電子機器のプロセッサによって実行される際に、電子機器に請求項1~10のいずれか一項に記載のメッセージ表示方法を実行させる、
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項14】
コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムは、プロセッサによって実行される際に請求項1~10のいずれか一項に記載のメッセージ表示方法を実現する、
ことを特徴とするコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示はインターネット技術分野に関し、特にメッセージ表示方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
態度表明応答とは、一部のソーシャル製品では、ユーザが、チャットダイアログボックス内で送信されたいずれか1つのメッセージに対して、当該メッセージへの自分の応答を表すものである。
【0003】
関連技術では、一部の製品の態度表明応答は、ポップアップして通知するという方式により、端末に表示してユーザに知らせる。当該通知は非常に目立ち、態度表明が多すぎると、ユーザに干渉を与えることになる。また、一部の製品における態度表明応答では、ユーザに通知する手段はポップアップウィンドウではないが、「態度表明+メッセージ内容」という形で会話メッセージリストに表示してユーザに知らせ、即ち態度表明と、その応答するターゲットメッセージの具体的な内容と共に表示され、ユーザが見える内容は乱雑で、理解の難しさを増す。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、少なくともユーザに干渉を与え、ユーザが見る内容が乱雑であり、理解の難しさを増すという関連技術における課題を解決するように、メッセージ表示方法、装置、機器及び記憶媒体を提供する。本開示の技術案は以下のとおりである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の実施例の第1の態様によれば、
第1のユーザアカウントが第2のユーザアカウントに送信した会話メッセージによって生成された態度表明操作を受信した場合、前記態度表明操作に対応する、前記第1のユーザアカウントのユーザ識別子、メッセージ短縮表示識別子、及び前記態度表明操作に対応する態度表明情報を含むシステムメッセージを取得するステップと、
前記第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェース内に前記システムメッセージを表示するステップと、を含むメッセージ表示方法を提供する。
【0006】
いくつかの実施例では、前記第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェース内に前記システムメッセージを表示するステップは、
前記第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェースの可視領域の頂部又は底部に前記システムメッセージを表示するステップ、又は、
前記第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェースの設定領域に前記システムメッセージを表示するステップであって、前記設定領域が、前記チャットインターフェース内のメッセージ入力ボックス及び最後の1つの会話メッセージの位置によって決定されるステップ、を含む。
【0007】
いくつかの実施例では、前記第2のユーザアカウントのチャットインターフェース内に前記システムメッセージを表示するステップの後、前記方法は、
前記第2のユーザアカウントがトリガーした、前記メッセージ短縮表示識別子に対する表示操作に応答して、前記会話メッセージの表示位置にジャンプするステップをさらに含む。
【0008】
いくつかの実施例では、前記第2のユーザアカウントのチャットインターフェース内に前記システムメッセージを表示するステップの後、前記方法は、
前記第2のユーザアカウントがトリガーした、前記ユーザ識別子に対応する表示操作に応答して、前記第1のユーザアカウントの紹介情報を表示するステップをさらに含む。
【0009】
いくつかの実施例では、前記第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェース内に前記システムメッセージを表示するステップは、
前記チャットインターフェースが開かれている状態にある場合、前記チャットインターフェース内に前記システムメッセージを表示するステップを含む。
【0010】
いくつかの実施例では、前記第2のユーザアカウントのチャットインターフェース内に前記システムメッセージを表示するステップは、
前記チャットインターフェースが閉じられている状態にある場合、前記システムメッセージに対して短縮表示処理を行うステップと、
会話リストにおいて、短縮表示処理された後のシステムメッセージを前記第1のユーザアカウントに対応する対象会話プレビュー領域内に表示するステップであって、前記対象会話が、前記第2のユーザアカウントとのチャット会話であるステップと、
前記第2のユーザアカウントがトリガーした、前記対象会話プレビュー領域に対する表示操作に応答して、前記チャットインターフェースを表示し、前記短縮表示処理されていない前記システムメッセージを前記チャットインターフェース内に表示するステップと、を含む。
【0011】
いくつかの実施例では、前記システムメッセージに対して短縮表示処理を行うステップは、
前記メッセージ短縮表示識別子を除去するステップと、
前記除去処理が行われた後のシステムメッセージの長さが前記対象会話プレビュー領域の長さを超えた場合、超えた部分を予め設定された記号で表示するステップと、を含む。
【0012】
いくつかの実施例では、第1のユーザアカウントが第2のユーザアカウントに送信した会話メッセージによって生成された態度表明操作を受信した場合、前記態度表明操作に対応するシステムメッセージを取得するステップは、
前記会話メッセージに対して態度表明操作を加えた異なる第1のユーザアカウントが設定された数を超えていない場合、各前記第1のユーザアカウントに対応する第1のシステムメッセージを取得するステップであって、前記第1のシステムメッセージが、対応する第1のユーザアカウントのユーザ識別子、メッセージ短縮表示識別子、及び対応する態度表明情報を含むステップを含み、
前記第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェース内に前記システムメッセージを表示するステップは、
前記第2のユーザアカウントを含むチャット会話のチャットインターフェースに、各前記第1のユーザアカウントに対応する第1のシステムメッセージをそれぞれ表示するステップを含む。
【0013】
いくつかの実施例では、前記第2のユーザアカウントのチャットインターフェース内に前記異なる第1のユーザアカウントのそれぞれに対応する第1のシステムメッセージをそれぞれ表示するステップの後は、前記方法は、
複数の異なる第3のユーザアカウントが前記会話メッセージに加えた態度表明操作に応答して、第2のシステムメッセージを取得するステップであって、前記第2のシステムメッセージが、前記複数の異なる第3のユーザアカウントのアカウント総数、各前記第1のユーザアカウントのユーザ識別子、およびメッセージ短縮表示識別子を含むステップと、
前記第2のユーザアカウントを含むチャット会話のチャットインターフェースに、各前記第1のユーザアカウントに対応する第1のシステムメッセージをそれぞれ表示するステップと、をさらに含む。
【0014】
いくつかの実施例では、前記第2のユーザアカウントを含むチャット会話のチャットインターフェースに、各前記第1のユーザアカウントに対応する第1のシステムメッセージをそれぞれ表示するステップの後、前記方法は、
ターゲットユーザアカウントが前記会話メッセージに対してトリガーした態度表明取り消し操作を受信するステップと、
前記ターゲットユーザアカウントが前記異なる第1のユーザアカウントのうちの1つに属する場合、前記第2のシステムメッセージから前記ターゲットユーザアカウントのユーザ識別子を削除するステップと、
前記ターゲットユーザアカウントが前記複数の第3のユーザアカウントのうちの1つに属する場合、前記第2のシステムメッセージにおいて前記アカウント総数を更新するステップと、をさらに含む。
【0015】
本開示の実施例の第2の態様によれば、
第1のユーザアカウントが第2のユーザアカウントに送信した会話メッセージによって生成された態度表明操作を受信した場合、前記態度表明操作に対応する、前記第1のユーザアカウントのユーザ識別子、メッセージ短縮表示識別子、及び前記態度表明操作に対応する態度表明情報を含むシステムメッセージを取得するステップを実行するように構成される取得ユニットと、
前記第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェース内に前記システムメッセージを表示するステップを実行するように構成される第1の表示ユニットと、を含むメッセージ表示装置を提供する。
【0016】
いくつかの実施例では、前記第1の表示ユニットは、さらに、
前記第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェースの可視領域の頂部又は底部に前記システムメッセージを表示するステップ、又は、
前記第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェースの設定領域に前記システムメッセージを表示するステップであって、前記設定領域が、前記チャットインターフェース内のメッセージ入力ボックス及び最後の1つの会話メッセージの位置によって決定されるステップ、を実行するように構成される。
【0017】
いくつかの実施例では、前記装置は、
前記第2のユーザアカウントがトリガーした、前記メッセージ短縮表示識別子に対する表示操作に応答して、前記会話メッセージの表示位置にジャンプするステップを実行するように構成されるジャンプユニットをさらに含む。
【0018】
いくつかの実施例では、前記装置は、
前記第2のユーザアカウントがトリガーした、前記ユーザ識別子に対応する表示操作に応答して、前記第1のユーザアカウントの紹介情報を表示するステップを実行するように構成される第2の表示ユニットをさらに含む。
【0019】
いくつかの実施例では、前記第1の表示ユニットは、さらに、
前記チャットインターフェースが開かれている状態にある場合、前記チャットインターフェース内に前記システムメッセージを表示するステップを実行するように構成される。
【0020】
いくつかの実施例では、前記第1の表示ユニットは、さらに、
前記チャットインターフェースが閉じられている状態にある場合、前記システムメッセージに対して短縮表示処理を行うステップと、
会話リストにおいて、短縮表示処理された後のシステムメッセージを前記第1のユーザアカウントに対応する対象会話プレビュー領域内に表示するステップであって、前記対象会話が、前記第2のユーザアカウントとのチャット会話であるステップと、
前記第2のユーザアカウントがトリガーした、前記対象会話プレビュー領域に対する表示操作に応答して、前記チャットインターフェースを表示し、前記短縮表示処理されていない前記システムメッセージを前記チャットインターフェース内に表示するステップと、を実行するように構成される。
【0021】
いくつかの実施例では、前記第1の表示ユニットは、さらに、
前記メッセージ短縮表示識別子を除去するステップと、
前記除去処理が行われた後のシステムメッセージの長さが前記対象会話プレビュー領域の長さを超えた場合、超えた部分を予め設定された記号で表示するステップと、を実行するように構成される。
【0022】
いくつかの実施例では、前記取得ユニットは、さらに、
前記会話メッセージに対して態度表明操作を加えた異なる第1のユーザアカウントが設定された数を超えていない場合、各前記第1のユーザアカウントに対応する第1のシステムメッセージを取得するステップであって、前記第1のシステムメッセージが、対応する第1のユーザアカウントのユーザ識別子、メッセージ短縮表示識別子、及び対応する態度表明情報を含むステップを実行するように構成され、
前記前記第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェース内に前記システムメッセージを表示するステップは、
前記第2のユーザアカウントを含むチャット会話のチャットインターフェースに、各前記第1のユーザアカウントに対応する第1のシステムメッセージをそれぞれ表示するステップを含む。
【0023】
いくつかの実施例では、前記装置は、
複数の異なる第3のユーザアカウントが前記会話メッセージに加えた態度表明操作に応答して、第2のシステムメッセージを取得するステップであって、前記第2のシステムメッセージが、前記複数の異なる第3のユーザアカウントのアカウント総数、各前記第1のユーザアカウントのユーザ識別子、およびメッセージ短縮表示識別子を含むステップを実行するように構成される応答ユニットと、
前記第2のユーザアカウントを含むチャット会話のチャットインターフェースに、各前記第1のユーザアカウントに対応する第1のシステムメッセージをそれぞれ表示するステップを実行するように構成される第3の表示ユニットと、をさらに含む。
【0024】
いくつかの実施例では、前記装置は、
ターゲットユーザアカウントが前記会話メッセージに対してトリガーした態度表明取り消し操作を受信するステップを実行するように構成される受信ユニットと、
前記ターゲットユーザアカウントが前記異なる第1のユーザアカウントのうちの1つに属する場合、前記第2のシステムメッセージから前記ターゲットユーザアカウントのユーザ識別子を削除するステップを実行するように第2の削除ユニットと、
前記ターゲットユーザアカウントが前記複数の第3のユーザアカウントのうちの1つに属する場合、前記第2のシステムメッセージにおいて前記アカウント総数を更新するステップを実行するように構成される更新ユニットと、をさらに含む。
【0025】
本開示の実施例の第3の態様によれば、電子機器を提供し、前記電子機器は、
プロセッサと
前記プロセッサによって実行可能な命令を記憶するためのメモリと、を含み、
前記プロセッサは、上記メッセージ表示方法を実現するように、前記命令を実行するように構成される。
【0026】
本開示の実施例の第4の態様によれば、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体内の命令が電子機器のプロセッサによって実行される際に、電子機器に上記メッセージ表示方法を実行させる。
【0027】
本開示の実施例の第5の態様によれば、コンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムは、プロセッサによって実行される際に、上記メッセージ表示方法を実行する。
【発明の効果】
【0028】
本開示の実施例によって提供される技術案は少なくとも以下の有益な効果をもたらす。第1のユーザアカウントが第2のユーザアカウントに送信した会話メッセージによって生成された態度表明操作を受信した際に、態度表明操作に対応するシステムメッセージを取得し、且つシステムメッセージを、第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェースに表示することで、メッセージの具体的な内容を表示する必要がなく、そのため、システムメッセージはより簡潔且つ分かりやすく、理解の難しさが低い。それに、本開示は第2のユーザアカウントのチャットインターフェース内のみにシステムメッセージを表示し、如何なる形でユーザに通知することなく、ユーザはチャットインターフェースを開く際にシステムメッセージをはっきりと見ることができ、ユーザに干渉を与えることはない。
【0029】
なお、以上の一般的な説明および後文の詳しい説明は例示的且つ説明的なものであり、本開示を制限するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0030】
ここでの図面は明細書に組み込まれ且つ本明細書の一部となり、本開示と一致する実施例を示し、且つ明細書とともに本開示の原理を説明することに使用され、本開示を過度に制限するものではない。
【
図1】例示的な一実施例によって示されたメッセージ表示方法の実施環境概略図である。
【
図2】例示的な一実施例によって示されたメッセージ表示方法のフローチャートである。
【
図3A】例示的な一実施例によって示されたグループ会話メッセージ処理プロセスのインターフェース概略図である。
【
図3B】例示的な一実施例によって示された個人会話メッセージ処理プロセスのインターフェース概略図である。
【
図4A】例示的な一実施例によって示された、システムメッセージがチャットインターフェースの可視領域の底部に表示される場合のインターフェース概略図である。
【
図4B】例示的な一実施例によって示された、システムメッセージがチャットインターフェースの可視領域の頂部に表示される際のインターフェース概略図である。
【
図5A】例示的な一実施例によって示された、ユーザの紹介情報を表示するプロセスのインターフェース概略図である。
【
図5B】例示的な一実施例によって示されたユーザの紹介情報を表示するプロセスのインターフェース概略図である。
【
図6A】例示的な一実施例によって示された、メッセージ短縮表示識別子トリガーを表示するプロセスのインターフェース概略図である。
【
図6B】例示的な一実施例によって示された、メッセージ短縮表示識別子トリガーを表示するプロセスのインターフェース概略図である。
【
図7】例示的な一実施例によって示された、システムメッセージに対して短縮表示処理プロセスを行うインターフェース概略図である。
【
図8】例示的な一実施例によって示された、システムメッセージに対して短縮表示処理プロセスを行うインターフェース概略図である。
【
図9A】例示的な一実施例によって示された、異なる第1のユーザアカウントが会話メッセージに対して態度表明操作を生成するインターフェース概略図である。
【
図9B】例示的な一実施例によって示された、複数の異なる第3のユーザアカウントが会話メッセージに対して態度表明操作を生成するインターフェース概略図である。
【
図9C】例示的な一実施例によって示された、同一のユーザアカウントが1つの会話メッセージに対して態度表明操作を連続して行うインターフェース概略図である。
【
図9D】例示的な一実施例によって示された会話メッセージ処理プロセスの具体的なインターフェース概略図である。
【
図10】例示的な一実施例によって示されたメッセージ表示装置の構造概略図である。
【
図11】例示的な一実施例によって示された電子機器のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
当業者に本開示の技術案をよりよく理解させるために、以下、図面に合わせて、本開示の実施例における技術案を分かりやすく、完全に説明する。
【0032】
なお、本開示の明細書、特許請求の範囲、および上記図面にける「第1」、「第2」などの用語は、類似する対象を区別するものであり、必ずしも特定の順序又は優先順位を説明するためのものとは限らない。なお、このように使用されるデータは、適切な場合では、ここで説明された本開示の実施例がここで図示又は説明された順序以外の順序で実施され得るように、交換することできる。以下の例示的な実施例で説明された実施形態は、本開示と一致するすべての実施形態を表すものではない。むしろ、それらは添付の特許請求の範囲で詳述された、本開示の一部の態様に一致する装置および方法の例に過ぎない。
【0033】
以下、本開示の実施例に係る用語を説明する。
【0034】
「態度表明応答」とは、一部のソーシャル製品では、ユーザが、チャットダイアログボックス内で送信されたいずれかのメッセージに対して、当該メッセージに対応する自分の応答を顔文字の形で表すことを指す。
【0035】
実際の応用では、一部の製品の態度表明応答は、ポップアップして通知するという方式により、端末に表示してユーザに知らせる。当該通知は非常に目立ち、態度表明が多すぎると、ユーザに干渉を与えることになる。また、一部の製品における態度表明応答では、ユーザに通知する手段はポップアップウィンドウではないが、「態度表明+メッセージ内容」という形で会話メッセージリストに表示してユーザに知らせ、即ち態度表明と、その応答するターゲットメッセージの具体的な内容と共に表示され、ユーザが見える内容は乱雑で、理解の難しさを増す。
【0036】
これを鑑みて、本開示の実施例はメッセージ表示方法を提供し、第1のユーザアカウントが第2のユーザアカウントに送信した会話メッセージによって生成された態度表明操作を受信した場合、態度表明操作に対応するシステムメッセージを取得する。システムメッセージが第1のユーザアカウントのユーザ識別子、および態度表明操作に対応する態度表明情報を含むため、第2のユーザアカウントは、送信した会話メッセージに対して態度表明操作をしてくれた者を素早く知るとともに、態度表明操作に対応する態度表明情報を知ることができ、設定されたメッセージ短縮表示識別子を通じて、メッセージの具体的な内容を表示する必要がなく、システムメッセージはより簡潔且つ分かりやすく、理解の難しさが低い。さらに、本開示は第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェース内だけでシステムメッセージを表示し、如何なる形でユーザに通知することなく、ユーザはチャットインターフェースを開く際にシステムメッセージをはっきりと見ることができ、ユーザに干渉を与えることはない。
【0037】
図1は例示的な一実施例によって示されたメッセージ表示方法の実施環境の概略図である。
図1に示すように、当該実施環境は、サーバ1、ネットワーク2、および端末機器3や端末機器4などの複数の端末機器を含むことができる。
【0038】
サーバ1は、1つの独立したホストを含む物理サーバであってもよいし、又はホストクラスタによって運ばれる仮想サーバであってもよいが、又はクラウドサーバであっても良い。サーバ1内では、関連する機能を実現するように、特定のインスタントメッセージアプリケーションプログラムのサーバ側のコードを実行することができる。
【0039】
端末機器3、端末機器4は異なるユーザにそれぞれ対応する。例えば、インスタントメッセージアプリケーションプログラムが特定のグループを確立する場合、端末機器3、端末機器4に対応するユーザは、当該グループ内の2つのユーザ-第1のユーザアカウント及び第2のユーザアカウントであっても良いため、第2のユーザアカウントは、第1のユーザアカウントが端末機器3を介して当該グループ内で送信した会話メッセージを、端末機器4で受信し且つ表示することができる。
【0040】
実際の適用では、端末機器は、携帯電話、パーソナルコンピュータ(Personal Computer、PCと略す)、タブレット、ノートパソコン、ウェアラブルデバイスなどを含むことができる。端末機器内では、関連機能を実現するように、インスタントメッセージアプリケーションプログラムのクライアント側のコードを実行することができる。
【0041】
複数の端末機器とサーバ1との間で通信するネットワーク2は、複数の種類の有線又は無線ネットワークを含むことができる。同時に、異なる端末機器、例えば端末機器3と端末機器4との間は当該ネットワーク2経由で通信することができ、例えば、端末機器3と端末機器4との間で一対一の通信会話を確立し、又は、複数の端末機器は、グループ内のいずれか1つのユーザが自身の端末機器を介して当該グループ内の他のすべてのユーザに会話メッセージを送信できるように、同一のグループ会話に参加することができる。
【0042】
次に、以下の実施例に合わせて、本明細書で提供されるメッセージ表示方法を詳しく説明する。
【0043】
図2は例示的な一実施例によって提供されるメッセージ表示方法のフローチャートであり、当該メッセージ表示方法は、
図1に示す端末機器3又は端末機器4のような端末機器で実行することができる。
図2に示すように、当該方法は以下のステップS11~S12を含むことができる。
【0044】
ステップS11では、第1のユーザアカウントが第2のユーザアカウントに送信した会話メッセージによって生成された態度表明操作を受信した場合、態度表明操作に対応する、第1のユーザアカウントのユーザ識別子、メッセージ短縮表示識別子、及び態度表明操作に対応する態度表明情報を含むシステムメッセージを取得する。
【0045】
ステップS12では、第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェース内にシステムメッセージを表示する。
【0046】
本開示の実施例では、第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェースは、第1のユーザアカウント及び第2のユーザアカウントの2人だけで確立された個人チャットインターフェースであってもよいし、グループチャットインターフェースであってもよいが、第1のユーザアカウント及び第2のユーザアカウントがいずれも当該グループ内にあると確保すればよい。
【0047】
理解を容易にするために、以下、
図3A及び
図3Bに合わせて、上記2種類のシーンでは、第1のユーザアカウントが第2のユーザアカウントから送信されてきた会話メッセージに対して態度表明操作を行うプロセスを例示的に説明する。
【0048】
図3Aは例示的な一実施例によって提供されるグループ会話メッセージ処理プロセスのインターフェース概略図である。
図3Aでは、グループ名称は「製品設計センター」であり、第1のユーザアカウント及び第2のユーザアカウントはいずれも当該グループ内であり、
図3Aに示すチャットインターフェースは第2のユーザアカウントの視角であり、ここで、第1のユーザアカウントは王五301であり、第2のユーザアカウントは李四302であり、李四302は王五301の「はい」に応答した後、王五301は「はい」に対して態度表明操作を行い、さらにはグループチャットインターフェース内にシステムメッセージを生成し、当該システムメッセージは「王五さんはあなたのメッセージに対して態度表明(笑顔表情)をしました」であり、具体的には
図3Aに示すとおりであり、王五301はすなわちシステムメッセージ内の第1のユーザアカウントのユーザ識別子であり、メッセージ303はすなわちシステムメッセージ内で設定されたメッセージ短縮表示識別子であり、笑顔表情304は即ちシステムメッセージ内の態度表明操作に対応する態度表明情報である。
【0049】
図3Bは例示的な一実施例によって提供される個人会話メッセージ処理プロセスのインターフェース概略図である。
図3Bに示すのは、第1のユーザアカウント及び第2のユーザアカウントのそれぞれの単独のチャットインターフェースであり、当該
図3Bは第2のユーザアカウントの視角であり、
図3Bでは、第1のユーザアカウントは王五401であり、第2のユーザアカウントは李四402であり、李四402は「はい」と王五401に応答した後、王五401は「はい」に対して態度表明操作を行って、さらには両者の単独の個人チャットチャットインターフェースにシステムメッセージを生成し、当該システムメッセージは「王五さんはあなたのメッセージに対して態度表明(笑顔表情)をしました」であり、具体的には
図3Bを参照することができ、王五401は即ちシステムメッセージ内の第1のユーザアカウントのユーザ識別子であり、メッセージ403は即ちシステムメッセージ内の設定されたメッセージ短縮表示識別子であり、顔文字404はすなわちシステムメッセージ内の態度表明操作に対応する態度表明情報である。
【0050】
なお、第2のユーザアカウントに表示されるシステムメッセージがより簡潔で明確であることを確保するために、ここで以下のように設定することができることを理解されたい。異なる会話メッセージは同一のメッセージ短縮表示識別子に対応し、即ち、第1のユーザアカウント及び第2のユーザアカウントが具体的にどのようなメッセージを送信したかにも関わらず、システムメッセージ内のメッセージ短縮表示識別子は「メッセージ」という文字だけである。
【0051】
ここで、態度表明操作をする際に、ユーザは、自身が送信したメッセージに対して態度表明をするには、システムメッセージを生成する必要がなく、態度表明情報を自身が送信したメッセージの下方に付けばよい。一般に、態度表明情報を表示する形は顔文字である。しかし、バージョン、機器などの問題により顔文字を正常に表示することができない場合、態度表明情報を文字の形で表示することができ、具体的に、表情符を「[カスタム顔文字]」で取り替えることができる。
【0052】
さらには、第2のユーザアカウントに表示されたシステムメッセージがより簡潔で明確であることを確保するために、以下は第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェース内にシステムメッセージを表示する方式を提供するが、これに限定されない。具体的に、第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェース内にシステムメッセージを表示するステップは以下の2種類の方式を含む。
【0053】
第1の方式:第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェースの可視領域の頂部又は底部にシステムメッセージを表示する。
【0054】
この方式を容易に理解するために、以下、
図4A及び
図4Bに合わせて、システムメッセージのチャットインターフェース内に表示される位置を説明し、
図4A及び
図4Bに示すのはいずれもチャットインターフェースの可視領域である。
図4Aに示すのはシステムメッセージがチャットインターフェースの可視領域の底部に表示される際のインターフェース概略図であり、
図4Bに示すのはシステムメッセージがチャットインターフェースの可視領域の頂部に表示される際のインターフェース概略図であり、上記可視領域はいずれもチャットインターフェースの最新の可視領域であってもよい。
【0055】
第2の方式:第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェースの設定領域にシステムメッセージを表示し、当該設定領域は、チャットインターフェース内のメッセージ入力ボックス、及び最後の1つの会話メッセージの位置によって決定される。
【0056】
理解を容易にするために、この方式は
図3A及び
図3Bを参照することができ、
図3A及び
図3Bでは、システムメッセージはいずれもチャットインターフェース内のメッセージ入力ボックスと最後の会話メッセージとの間に表示され、システムメッセージ表示の視覚効果を高めるために、当該システムメッセージを、メッセージ入力ボックスと最後の1つの会話メッセージとの間の領域に表示することができる。メッセージ入力ボックスは、第2のユーザアカウントが送信される会話メッセージを入力する位置である。
【0057】
以上の2種類の方式により、余計にユーザに通知しない方式でユーザに知らせることができ、且つユーザに知らせる効果がよく、ユーザに干渉を与えることはない。
【0058】
なお、本開示の実施例では、システムメッセージを表示する時間は、第1のユーザアカウントが第2のユーザアカウントから送信されてきた会話メッセージに対して態度表明操作を生成する時間である。
【0059】
ユーザがチャットインターフェースを開いてシステムメッセージを見ると、自身に態度表明情報を送信してきた人の個人情報を知りたいという場合は多く、このような場合に応じて、本開示の実施例では、システムメッセージをチャットインターフェース内に表示した後、当該方法は、さらに、
第2のユーザアカウントがトリガーした、ユーザ識別子に対応する表示操作に応答して、第1のユーザアカウントの紹介情報を表示するステップをさらに含む。
【0060】
理解を容易にするために、以下、
図5A及び
図5Bに合わせて第2のユーザアカウントがユーザ識別子トリガーを表示するプロセスを説明する。
図5Aでは、ユーザが「王五」(即ち第1のユーザアカウントのユーザ識別子)をクリックすると、チャットインターフェースに表示される画面は
図5Bに示すとおりであり、
図5Bは「王五」の紹介情報を示し、当該紹介情報は、氏名、性別、電話、部門などを含む。
【0061】
同様に、ユーザがチャットインターフェースを開いてシステムメッセージを見ると、自身に態度表明情報を送信してきた人が具体的にどの会話メッセージに対して態度表明をしたかを知りたいことである。このような場合に応じて、本開示の実施例では、システムメッセージをチャットインターフェース内に表示した後、当該方法は、
第2のユーザアカウントがトリガーした、メッセージ短縮表示識別子に対する表示操作に応答して、会話メッセージの表示位置にジャンプし、且つ会話メッセージを強調して表示するステップをさらに含む。
【0062】
理解を容易にするために、以下、
図6A及び
図6Bに合わせてメッセージ短縮表示識別子トリガーを表示するプロセスを説明し、
図6Aでは、ユーザが「メッセージ」(即ち第2のユーザアカウントのメッセージ短縮表示識別子)をクリックした後、チャットインターフェースは
図6Bにジャンプし、すなわち会話メッセージ(「はい」)の表示位置にジャンプする。
【0063】
なお、第1のユーザアカウントのユーザ識別子及びメッセージ短縮表示識別子は情報の表示及びジャンプの入り口であり、第2のユーザアカウントに対して第1のユーザアカウントのユーザ識別子及びメッセージ短縮表示識別子がさらに目立つようにするとともに、より容易にユーザ表示したり、ジャンプ操作(例えば、クリック操作)を行ったりするために、第1のユーザアカウントのユーザ識別子及びメッセージ短縮表示識別子をハイライト、太字、下線などの複数の形でチャットインターフェースに表示できることを理解されたい。
【0064】
また、態度表明が行われたメッセージに対して、それが削除される又は取り消される場合もあり、この2種類の場合に対して、本開示の実施例は対応する処理方法を提供し、具体的に以下のとおりである。
【0065】
態度表明が行われたメッセージが削除された場合、当該態度表明操作に対応するシステムメッセージは依然として存在し、この際に、システムメッセージ内のメッセージ短縮表示識別子、即ち「メッセージ」をクリックすると、ユーザへの通知がポップアップ、当該メッセージがすでに削除されたことをユーザに知らせる。
【0066】
態度表明が行われたメッセージが取り消された場合、当該態度表明操作に対応するシステムメッセージは依然として存在し、この際に、システムメッセージ内のメッセージ短縮表示識別子、即ち「メッセージ」をクリックすると、当該メッセージが取り消された位置にジャンプする。
【0067】
本開示の実施例では、チャット会話リストが存在し、当該会話リスト内に、第2のユーザアカウントとチャットすることが可能なターゲットユーザのアイオン、及び略して表示された部分のチャット内容が表示される。チャットインターフェース表示状態の相違により、システムメッセージを強調して第2のユーザアカウントのチャットインターフェース内に表示する方式もそれぞれであり、以下、システムメッセージを強調して第2のユーザアカウントのチャットインターフェース内に表示する2種類の方式を提供するが、これに限らない。
【0068】
第1の方式:チャットインターフェースが開かれている状態にある場合、チャットインターフェース内にシステムメッセージを表示する。
【0069】
理解を容易にするために、以下、
図3Bに合わせてこの方式を説明し、
図3Bでは、チャットインターフェースに表示されたのは第1のユーザアカウント(王五)と第2のユーザアカウント(李四)とのチャットインターフェースであり、チャットインターフェースは表示状態にあり、即ち王五が李四とチャットしている状態であり、この際に、システムメッセージを強調して第2のユーザアカウントのチャットインターフェース内に表示する。
【0070】
第2の方式:チャットインターフェースが閉じられている状態にある場合、システムメッセージに対して短縮表示処理を行い、
会話リストにおいて、短縮表示処理された後のシステムメッセージを第1のユーザアカウントに対応する対象会話プレビュー領域内に表示し、対象会話が、第2のユーザアカウントとのチャット会話であり、
第2のユーザアカウントがトリガーした、対象会話プレビュー領域に対する表示操作に応答して、チャットインターフェースを表示し、短縮表示処理されていないシステムメッセージをチャットインターフェース内に表示する。
【0071】
理解を容易にするために、以下、
図7と
図8に合わせてこの方式を説明し、
図7では、会話リスト内は「張三、王五、李六、不動産業者陳暁▲キ▼(ABCD)....」など複数のユーザの会話プレビュー領域を含み、チャットインターフェースに表示されたのは第2のユーザアカウント(李四)及びその他のユーザ(張三)のチャットインターフェースであり、この際、態度表明操作が行われた第1のユーザアカウント(王五)に対して、
図7に示すチャットインターフェースは閉じられている状態であり、即ち、
図7に示すのは第1のユーザアカウント(王五)と第2のユーザアカウント(李四)とのチャットインターフェースではなく、王五とのチャットで生成されたシステムメッセージに対して短縮表示処理を行って、それを会話リスト内の「王五」に対応する会話プレビュー領域に表示する。この時、「王五」をクリックして、
図8にジャンプし、
図8は、第1のユーザアカウント(王五)と第2のユーザアカウント(李四)とのチャットインターフェースに短縮表示処理が行われていないシステムメッセージが表示されている場合を示す。
【0072】
この方式には、以下のようなもう1つの課題が存在する。時にはシステムメッセージが長すぎて、会話リスト内のユーザに対応する会話プレビュー領域ではシステムメッセージを完全に表示できず、この問題に対して、本開示の実施例はシステムメッセージに対して短縮表示処理を行う方法を提供し、具体的に、システムメッセージに対して短縮表示処理を行うステップは、
メッセージ短縮表示識別子を除去するステップと、
除去処理が行われた後のシステムメッセージの長さが対象会話プレビュー領域の長さを超えた場合、超えた部分を予め設定された記号で表示するステップと、を含む。
【0073】
理解を容易にするために、以下、
図7に合わせて、システムメッセージに対して短縮表示処理を行うプロセスを説明し、
図7では、「不動産業者陳暁▲キ▼(ABCD)」に対応する会話プレビュー領域に表示された内容は、通常の場合、「不動産業者陳暁▲キ▼(ABCD)があなたのメッセージに対して態度表明(顔文字)をしました」であるべきだが、メッセージ短縮表示識別子を除去した後、当該会話プレビュー領域に表示される内容は「不動産業者陳暁▲キ▼(ABCD)があなたに対して態度表明(顔文字)をしました」であり、しかし、この際のシステムメッセージの長さが対象会話プレビュー領域の長さに対して依然として長く、当該システムメッセージは完全に表示できず、「不動産業者陳暁▲キ▼(ABCD)があなたに対して」しか表示しなかったため、この際に、超えた部分を予め設定された記号で表示する。予め設定された記号は、例えば、当該符号は三点リーダー(...)、波線などであってもよいが、ここで一々列挙しない。
【0074】
また、チャットインターフェース内では、複数のユーザアカウントが同じメッセージに対して態度表明操作を連続して行う場合もあり、態度表明操作をする人数が多すぎると、チャットページの内容が乱雑で、ユーザ体験が悪く、これに基づいて、本開示は上記課題の異なる場合に対してそれぞれの解決案を提供し、具体的に以下のとおりである。
【0075】
本開示の実施例では、第1のユーザアカウントが第2のユーザアカウントに送信した会話メッセージによって生成された態度表明操作を受信した場合、態度表明操作に対応するシステムメッセージを取得するステップは、
会話メッセージに対して態度表明操作を加えた異なる第1のユーザアカウントが設定された数を超えていない場合、各第1のユーザアカウントに対応する第1のシステムメッセージを取得するステップであって、第1のシステムメッセージが、対応する第1のユーザアカウントのユーザ識別子、メッセージ短縮表示識別子、及び対応する態度表明情報を含むステップを含む。
【0076】
第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェース内にシステムメッセージを表示するステップは、
第2のユーザアカウントを含むチャット会話のチャットインターフェースに、各第1のユーザアカウントに対応する第1のシステムメッセージをそれぞれ表示するステップを含む。
【0077】
設定された数は3~6であってもよく、例えば、3つ、4つ等であっても良い。
【0078】
理解を容易にするために、以下、
図9Aに基づいて例を上げて上記場合を説明する。この際の設定された数が3であるとし、さらに
図9Aでは、3つの異なる第1のユーザアカウント(即ち王五、張三と趙六)が会話メッセージに対して生成した態度表明操作がある場合、この際に、第2のユーザアカウントのチャットインターフェース内に表示された、王五に対応する第1のシステムメッセージは、「王五さんはあなたのメッセージに対して態度表明(笑顔表情)をしました」であり、張三に対応する第1のシステムメッセージは、「張三さんはあなたのメッセージに対して態度表明(顔文字)をしました」であり、趙六に対応する第1のシステムメッセージは、「趙六さんはあなたのメッセージに対して態度表明(顔文字)をしました」である。第1のユーザアカウント数量が設定された数より小さい場合、第2のユーザアカウントのチャットインターフェース内に異なる第1のユーザアカウントのそれぞれに対応する第1のシステムメッセージをそれぞれ表示する。なお、この過程では、会話メッセージに対して生成した態度表明操作は同じであってもよく、異なっても良い。
【0079】
本開示の実施例では、第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェース内に異なる第1のユーザアカウントのそれぞれに対応する第1のシステムメッセージをそれぞれ表示した後、当該方法は、
複数の異なる第3のユーザアカウントが順次会話メッセージに対して生成した態度表明操作に応答して、第2のシステムメッセージを取得するステップであって、第2のシステムメッセージが、複数の異なる第3のユーザアカウントのアカウント総数、各第1のユーザアカウント各自のユーザ識別子、及びメッセージ短縮表示識別子を含むステップをさらに含む。ここで、「順次」とは、複数の異なる第3のユーザアカウントが連続して同一の会話メッセージに対して態度表明操作を生成し、この間は他の会話メッセージ又はシステムメッセージを含まないことを指す。
【0080】
第2のユーザアカウントを含むチャット会話のチャットインターフェースに、第2のシステムメッセージを表示する。この際に、第1のシステムメッセージを保留してもよいし、第1のシステムメッセージを削除してもよい。
【0081】
理解を容易にするために、以下、
図9Bに合わせて例を上げて上記場合を説明する。この際の設定された数が3である、さらに
図9Bでは、5個のユーザアカウントがあり、それぞれ3つの異なる第1のユーザアカウント(張三、趙六、王五)、及び2つの異なる第3のユーザアカウント(銭四と孫七)であり、5つのユーザアカウントが順次会話メッセージに対して態度表明操作を生成したとすると、この際に、第2のシステムメッセージは、「張三、趙六、王五と他の2人があなたのメッセージに対して態度表明をしました」である。
【0082】
もう1つの実現形態として、第2のシステムメッセージは、複数の第1のユーザアカウント及び異なる第3のユーザアカウントのアカウント総数、各第1のユーザアカウントのそれぞれのユーザ識別子及びメッセージ短縮表示識別子をさらに含むことができる。これにより、上記例に基づいて、この際に第2のシステムメッセージは、「張三、趙六、王五などの5人があなたのメッセージに対して態度表明をしました」。
【0083】
なお、同一ユーザアカウントが1つの会話メッセージに対して連続して複数回の態度表明操作をした場合、依然として第1のシステムメッセージを表示することを理解されたい。具体的には
図9Cを参照されたい。
図9Cでは、王五が連続して「はい」に対して3回の態度表明操作をしたため、チャットインターフェース内に当該第1のシステムメッセージを直接表示する。なお、同一のユーザアカウントが1つの会話メッセージに対して複数回の態度表明操作を連続して行った後に、その他の異なる第3のユーザアカウントも順次当該会話メッセージに対して態度表明操作を連続して行った場合、同一ユーザアカウントが1つの会話メッセージに対して複数回の態度表明操作を連続して行うことも、他の第3のユーザアカウントの態度表明操作とともに第2のシステムメッセージとして結合され、且つ第2のユーザアカウントのチャットインターフェース内に表示される。
【0084】
第2のユーザアカウントを含むチャット会話のチャットインターフェースに、第2のシステムメッセージを表示した後、ユーザアカウントは会話メッセージに対して態度表明を取り消す操作を行う可能性があり、これに基づいて、本開示の方法は、
ターゲットユーザアカウントが会話メッセージに対してトリガーした態度表明取り消し操作を受信するステップと、
ターゲットユーザアカウントが異なる第1のユーザアカウントのうちの1つに属する場合、第2のシステムメッセージからターゲットユーザアカウントのユーザ識別子を削除するステップと、
ターゲットユーザアカウントが複数の第3のユーザアカウントのうちの1つに属する場合、第2のシステムメッセージにおいてアカウント総数を更新するステップと、をさらに含む。
【0085】
理解を容易にするために、以下は
図9B及び
図9Dを例として上記状況を説明し、
図9Bでは、第2のシステムメッセージは「張三、趙六、王五と他の2人があなたのメッセージに対して態度表明をしました」であり、「張三、趙六、王五」は第1のユーザアカウントで、張三、趙六、王五以外の2人は第3のユーザアカウントである。この際に、ターゲットユーザアカウントが張三であると決定した場合、第2のシステムメッセージからターゲットユーザアカウントのユーザ識別子を削除し、即ち第2のシステムメッセージを「趙六、王五と他の2人があなたのメッセージに対して態度表明をしました」に変更する。ターゲットユーザアカウントが張三、趙六、王五以外の2人のうちの1人であると決定した場合、第2のシステムメッセージにおいてアカウント総数を更新すればよく、即ち第2のシステムメッセージを「張三、趙六、王五と他の1人があなたのメッセージに対して態度表明をしました」に変更する。
【0086】
具体的に実施する際に、第2のシステムメッセージが設定された数及びその以下まで取り消された場合、設定された数が3であるとすると、
図9Bで態度表明操作を行った5人が取り消し操作をトリガーした後に張三、趙六、王五だけが残された場合、第2のシステムメッセージを「張三さん、趙六さん、王五さんはあなたのメッセージに対して態度表明をしました」に変更する。具体的には
図9Dを参照されたい。
図9Bでは、態度表明操作を行った5人が取り消し操作をトリガーした後に、張三1人だけが残された場合、ユーザに迷惑をかけることを回避するために、第2のシステムメッセージを第1のシステムメッセージに変える形を用いることができ、即ち「張三さんはあなたのメッセージに対して態度表明(顔文字)をしました」。
【0087】
図10は、例示的な一実施例によって示されたメッセージ表示装置の構造概略図である。
図10を参照すると、当該装置は取得ユニット1001及び第1の表示ユニット1002を含む。
【0088】
当該取得ユニット1001は、第1のユーザアカウントが第2のユーザアカウントに送信した会話メッセージによって生成された態度表明操作を受信した場合、態度表明操作に対応する、第1のユーザアカウントのユーザ識別子、メッセージ短縮表示識別子、及び態度表明操作に対応する態度表明情報を含むシステムメッセージを取得するステップを実行するように構成される。
【0089】
当該第1の表示ユニット1002は、第2のユーザアカウントのチャットインターフェース内にシステムメッセージを表示するステップを実行するように構成される。
【0090】
本開示の1つの例示的な実施例では、第1の表示ユニット1002は、さらに、
第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェースの可視領域の頂部又は底部にシステムメッセージを表示するステップ、又は、
第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェースの設定領域にシステムメッセージを表示するステップであって、設定領域がチャットインターフェース内のメッセージ入力ボックス及び最後の1つの会話メッセージの位置によって決定されるステップを実行するように構成される。
【0091】
本開示の例示的な一実施例では、当該装置は、
第2のユーザアカウントがトリガーした、メッセージ短縮表示識別子に対する表示操作に応答して、会話メッセージの表示位置にジャンプするステップを実行するように構成されるジャンプユニットをさらに含む。
【0092】
本開示の例示的な一実施例では、当該装置は、
第2のユーザアカウントがトリガーした、ユーザ識別子に対応する表示操作に応答して、第1のユーザアカウントの紹介情報を表示するステップを実行するように構成される第2の表示ユニットをさらに含む。
【0093】
本開示の例示的な一実施例では、第1の表示ユニット1002は、さらに、
チャットインターフェースが開かれている状態にある場合、チャットインターフェース内にシステムメッセージを表示するステップを実行するように構成される。
【0094】
本開示の例示的な一実施例では、第1の表示ユニット1002は、さらに、
チャットインターフェースが閉じられている状態にある場合、システムメッセージに対して短縮表示処理を行うステップと、
会話リストにおいて、短縮表示処理された後のシステムメッセージを第1のユーザアカウントに対応する対象会話プレビュー領域内に表示するステップであって、対象会話が、第2のユーザアカウントとのチャット会話であるステップと、
第2のユーザアカウントがトリガーした、対象会話プレビュー領域に対する表示操作に応答して、チャットインターフェースを表示し、短縮表示処理されていないシステムメッセージをチャットインターフェース内に表示するステップと、を実行するように構成される。
【0095】
本開示の例示的な一実施例では、第1の表示ユニット1002は、さらに、
メッセージ短縮表示識別子を除去するステップと、
除去処理が行われた後のシステムメッセージの長さが対象会話プレビュー領域の長さを超えた場合、超えた部分を予め設定された記号で表示するステップと、を実行するように構成される。
【0096】
本開示の例示的な一実施例では、取得ユニット1001は、
会話メッセージに対して態度表明操作を加えた異なる第1のユーザアカウントが設定された数を超えていない場合、各第1のユーザアカウントに対応する第1のシステムメッセージを取得するステップであって、第1のシステムメッセージが、対応する第1のユーザアカウントのユーザ識別子、メッセージ短縮表示識別子、及び対応する態度表明情報を含むステップを実行するように構成され、
第2のユーザアカウントのチャット会話を含むチャットインターフェース内にシステムメッセージを表示するステップは、
第2のユーザアカウントを含むチャット会話のチャットインターフェースに、各第1のユーザアカウントに対応する第1のシステムメッセージをそれぞれ表示するステップを含む。
【0097】
本開示の例示的な一実施例では、当該装置は、
複数の異なる第3のユーザアカウントが会話メッセージに加えた態度表明操作に応答して、第2のシステムメッセージを取得するステップであって、第2のシステムメッセージが、複数の異なる第3のユーザアカウントのアカウント総数、各第1のユーザアカウントのユーザ識別子、およびメッセージ短縮表示識別子を含むステップを実行するように構成される応答ユニットと、
第2のユーザアカウントを含むチャット会話のチャットインターフェースに、各第1のユーザアカウントに対応する第1のシステムメッセージをそれぞれ表示するステップを実行するように構成される第3の表示ユニットと、をさらに含む。
【0098】
本開示の例示的な一実施例では、当該装置は、
ターゲットユーザアカウントが会話メッセージに対してトリガーした態度表明取り消し操作を受信するステップを実行するように構成される受信ユニットと、
ターゲットユーザアカウントが異なる第1のユーザアカウントのうちの1つに属する場合、第2のシステムメッセージからターゲットユーザアカウントのユーザ識別子を削除するステップを実行するように構成される第2の削除ユニットと、
ターゲットユーザアカウントが複数の第3のユーザアカウントのうちの1つに属する場合、第2のシステムメッセージにおいてアカウント総数を更新するステップを実行するように構成される更新ユニットをさらに含む。
【0099】
図11は例示的な一実施例によって示された電子機器のブロック図である。当該電子機器1100はユーザが使用する電子機器である。当該電子機器1100は、スマートフォン、スマートウォッチ、デスクトップパソコン、ラップトップ、ラップトップ型電子機器、デスクトップ電子機器など他の名称であってもよい。
【0100】
通常、電子機器1100はプロセッサ1101及びメモリ1102を含む。
【0101】
プロセッサ1101は、4コアプロセッサ、8コアプロセッサなど、1つ又は複数の処理コアを含むことができる。プロセッサ1101はDSP(Digital Signal Processing、デジタル信号処理)、FPGA(Field-Programmable Gate Array、フィールドプログラマブルゲートアレイ)、PLA(Programmable Logic Array、プログラマブルロジックアレイ)のうちの少なくとも1つのハードウェアの形を用いて実現することができる。プロセッサ1101はメインプロセッサ及びコプロセッサを含んでもよく、メインプロセッサは、ウェイクアップ状態のデータを処理するためのプロセッサであり、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置)とも呼ばれる。コプロセッサは、待機状態のデータを処理するための低消費電力プロセッサである。いくつかの実施例では、プロセッサ1101に、ディスプレイが表示する内容に対するレンダリングと描画のために使用されるGPU(Graphics Processing Unit、グラフィックス処理装置)が統合されてもよい。一部の実施例では、プロセッサ1101はAI(Artificial Intelligence、人工智能)プロセッサをさらに含んでもよく、当該AIプロセッサは、機械学習に関連する演算操作を実行するために使用される。
【0102】
メモリ1102は1つ又は複数の非一時的な記憶媒体を含むことができる。メモリ1102は高速ランダムアクセスメモリと、例えば1つ又は複数のディスクストレージデバイス、フラッシュストレージデバイスなどの不揮発性メモリとをさらに含むことができる。
【0103】
いくつかの実施例では、電子機器1100は選択的に、周辺装置インターフェース1103及び少なくとも1つの周辺装置をさらに含んでも良い。プロセッサ1101、メモリ1102及び周辺装置インターフェース1103はバス又は信号線を介して接続することができる。各周辺装置はバス、信号線又は回路基板を介して周辺装置インターフェース1103に接続することができる。具体的に、周辺装置は、無線周波数回路1104、ディスプレイ1105、カメラコンポーネント1106、オーディオ回路1107、測位コンポーネント1108及び電源1109のうちの少なくとも1つを含む。
【0104】
周辺装置インターフェース1103は、I/O(Input/Output、入力/出力)に関連する少なくとも1つの周辺装置をプロセッサ1101及びメモリ1102に接続することに使用されることができる。いくつかの実施例では、プロセッサ1101、メモリ1102及び周辺装置インターフェース1103は同一のチップ又は回路基板に統合される。他のいくつかの実施例では、プロセッサ1101、メモリ1102及び周辺装置インターフェース1103のうちのいずれか1つ又は2つは、独立したチップ又は回路基板上で実現することができ、本実施はこれについて限定しない。
【0105】
無線周波数回路1104はRF(Radio Frequency、無線周波数)信号の送受信に使用され、電磁信号とも呼ばれる。無線周波数回路1104は電磁信号を通じて通信ネットワーク及び他の通信機器と通信する。無線周波数回路1104は電気信号を電磁信号に変換して送信し、又は、受信した電磁信号を電気信号に変換する。選択可能に、無線周波数回路1104は、アンテナシステム、RF送受信機、1つ又は複数の増幅器、チューナー、発振器、デジタル信号プロセッサ、コーデックチップセット、ユーザアイデンティティモジュールカードなどを含む。無線周波数回路1104は少なくとも1つの無線通信プロトコルを通して他の端末と通信することができる。当該無線通信プロトコルは、メトロポリタンエリアネットワーク、各世代の移動体通信ネットワーク(2G、3G、4G及び5G)、無線ローカルエリアネットワーク及び/又はWiFi(Wireless Fidelity、ワイヤレスフィディリティ)ネットワークを含むが、これらに限定されない。いくつかの実施例では、無線周波数回路1104はNFC(Near Field Communication、近距離無線通信)に関連する回路をさらに含んでもよく、本開示はこれに対して限定しない。
【0106】
ディスプレイ1105はUI(User Interface、ユーザインターフェース)を表示するために使用される。当該UIは画像、テキスト、アイコン、ビデオ及びそれらの任意の組み合わせを含むことができる。ディスプレイ1105がタッチスクリーンである場合、ディスプレイ1105はさらにディスプレイ1105の表面又は表面上方のタッチ信号を収集する能力を有する。当該タッチ信号は制御信号としてプロセッサ1101に入力して処理することができる。この際に、ディスプレイ1105はソフトボタン及び/又はソフトウェアキーボードとも呼ばれる仮想ボタン及び/又は仮想キーボードを提供するために使用することができる。いくつかの実施例では、ディスプレイ1105は1つであってもよく、電子機器1100のフロントパネルに設けられる。他のいくつかの実施例では、ディスプレイ1105は少なくとも2つであってもよく、それぞれ電子機器1100の異なる表面に設けられるか、或いは折りたたみ設計としてもよい。更なる実施例では、ディスプレイ1105はフレキシブルディスプレイであってもよく、電子機器1100の曲面上又は折りたたまれた面に設けられる。さらには、ディスプレイ1105は非長方形の不規則な図形のように設定しても良く、即ち異形スクリーンである。ディスプレイ1105はLCD(Liquid Crystal Display、液晶ディスプレイ)、OLED(Organic Light-Emitting Diode、有機発光ダイオード)などの材質で製造することができる。
【0107】
カメラコンポーネント1106は画像又はビデオを収集するために使用される。選択可能に、カメラコンポーネント1106は前面カメラ及び背面カメラを含む。通常、前面カメラは端末のフロントパネルに設けられ、背面カメラは端末の背面に設けられる。いくつかの実施例では、背面カメラは少なくとも2つであり、それぞれメインカメラ、被写界深度カメラ、広角カメラ、望遠カメラのうちのいずれかであり、これにより、メインカメラ及び被写界深度カメラの統合によって実現された背景ボケ機能、主カメラ及び広角カメラの統合によって実現されたパノラマ撮影及びVR(Virtual Reality、仮想現実)機能又は他の統合撮影機能を実現する。いくつかの実施例では、カメラコンポーネント1106はストロボをさらに含んでも良い。ストロボは単色温度ストロボであってもよいし、2色温度ストロボであってもよい。2色温度ストロボは暖かい光のストロボと冷たい光のストロボとの組み合わせを指し、異なる色温度での光線補償に用いることができる。
【0108】
オーディオ回路1107はマイクロフォン及びスピーカを含むことができる。マイクロフォンはユーザ及び環境の音波を収集し、且つ音波を電気信号に変換してプロセッサ1101に入力して処理するか、又は無線周波数回路1104に入力して音声通信を実現するために使用される。ステレオ収集又は騒音低減という目的のために、マイクロフォンは複数であってもよく、それぞれ電子機器1100の異なる位置に設置される。マイクロフォンはさらにアレイマイクロフォン又は全方向収集型マイクロフォンであってもよい。スピーカは、プロセッサ1101又は無線周波数回路1104からの電気信号を音波に変換するために使用される。スピーカは従来の薄膜スピーカであってもよいし、圧電セラミックスピーカであってもよい。スピーカが圧電セラミックスピーカである場合、電気信号を人間に聞こえる音波に変換できるだけではなく、距離測定などの用途のために電気信号を人類に聞こえない音波に変換してもよい。いくつかの実施例では、オーディオ回路1107はイヤホンジャツクをさらに含んでも良い。
【0109】
測位コンポーネント1108は、ナビゲーション又はLBS(Location Based Service、位置情報サービス) を実現するために、電子機器1100の現在の地理位置を測位するために使用される。定位コンポーネント1108はアメリカのGPS(Global Positioning System、全地球測位システム)、中国の北斗システム、ロシアのグロナスシステム又はヨーロッパ連合のガリレオシステムの測位コンポーネントであってもよい。
【0110】
電源1109は電子機器1100内の各コンポーネントに電力を供給するために使用される。電源1109は交流電流、直流電流、使い捨てバッテリー又は充電式バッテリーであってもよい。電源1109が充電式バッテリーを含む場合、当該充電式バッテリーは有線充電又は無線充電をサポートすることができる。当該充電式バッテリーはさらに急速充電技術をサポートすることができる。
【0111】
いくつかの実施例では、電子機器1100は1つ又は複数のセンサ1110をさらに含んでも良い。当該1つ又は複数のセンサ1110は、加速度センサ1111、ジャイロスコープセンサ1112、圧力センサ1113、指紋センサ1114、光学センサ1115及び近接センサ1116を含むが、これらに限定されない。
【0112】
加速度センサ1111は電子機器1100が確立した座標系の3つの座標軸における加速度の大きさを検出することができる。例えば、加速度センサ1111は3つの座標軸における重力加速度の分量を検出することに使用することができる。プロセッサ1101は、加速度センサ1111が収集した重力加速度信号に基づいて、ディスプレイ1105を制御して横向きまたは縦向きのビューでユーザインターフェースを表示させる。加速度センサ1111はさらにゲーム又はユーザの運動データの収集に使用することができる。
【0113】
ジャイロスコープセンサ1112は電子機器1100の機体方向および回転角度を検出することができ、ジャイロスコープセンサ1112は加速度センサ1111と協動して、電子機器1100に対するユーザの3D動作を収集することができる。プロセッサ1101は、ジャイロスコープセンサ1112が収集したデータに基づいて、モーションセンシング(例えばユーザの傾斜操作に基づいてUIを変更する)、撮影時の画像の安定化、ゲーム制御及び慣性航法などの機能を実現することができる。
【0114】
圧力センサ1113は電子機器1100のサイドボーダ及び/又はディスプレイ1105の下層に設置することができる。圧力センサ1113が電子機器1100のサイドボーダに設けられる場合、ユーザによる電子機器1100に対する把持信号を検出することができ、プロセッサ1101は圧力センサ1113で収集された把持信号に基づいて左手と右手の認識又はショートカットを行う。圧力センサ1113がディスプレイ1105の下層に設けられる時、プロセッサ1101は、ユーザによるディスプレイ1105に対する圧力操作に基づいて、UIインターフェース上の操作可能なウィジェットへの制御を実現する。操作可能なウィジェットはボタンウィジェット、スクロールバーウィジェット、アイコンウィジェット、メニューウィジェットのうちの少なくとも1つを含む。
【0115】
指紋センサ1114はユーザの指紋を収集するために使用され、プロセッサ1101は指紋センサ1114で収集された指紋に基づいてユーザの身分を認識し、又は、指紋センサ1114は収集した指紋に基づいてユーザの身分を認識する。ユーザの身分が信頼できる身分であると認識した後、プロセッサ1101を通して当該ユーザが関連する機密操作を実行することを許可し、当該機密操作はスクリーンのロック解除、暗号化された情報の、ソフトウェアのダウンロード、支払い、及び設定の変更などを含む。指紋センサ1114は電子機器1100の正面、背面又は側面に設置することができる。電子機器1100に物理ボタン又はメーカのLogoが設けられ、指紋センサ1114は物理ボタン又はメーカのLogoに統合されてもよい。
【0116】
光学センサ1115は環境光の強度を収集するために使用される。一実施例では、プロセッサ1101は光学センサ1115で収集された環境光の強度に基づいて、ディスプレイ1105の表示輝度を制御することができる。具体的に、環境光の強度が高い場合、ディスプレイ1105の表示輝度を高める。環境光の強度が低い場合、ディスプレイ1105の表示輝度を下げる。もう1つの実施例では、プロセッサ1101はさらに光学センサ1115で収集された環境光強度に基づいて、カメラコンポーネント1106の撮影パラメータを動的に調整することができる。
【0117】
接近センサ1116は、距離センサとも呼ばれ、通常、電子機器1100のフロントパネルに設けられる。接近センサ1116はユーザと電子機器1100の正面との間の距離を収集するために使用される。一実施例では、接近センサ1116が、ユーザと電子機器1100の正面との間の距離が徐々に小さくなることを検出すると、プロセッサ1101はディスプレイ1105を制御して画面オン状態から画面オフ状態に切り替える。接近センサ1116が、ユーザと電子機器1100の正面との間の距離が次第に大きくなることを検出する時、プロセッサ1101はディスプレイ1105を制御して画像オン状態から画面オン状態に切り替える。
【0118】
当業者であれば、
図5に示す構造は電子機器1100を限定するものではなく、図面に示すコンポーネントより多い又は少ないコンポーネントを含んでもよく、或いは一部のコンポーネントを組み合わせたり、又は異なるコンポーネント配置を用いたりしても良い。
【0119】
例示的な実施例では、本開示は、命令を含むコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、例えば命令を含むメモリをさらに提供し、上記命令は上記スケルトンスクリーン処理方法を実現するように、電子機器1100のプロセッサ1101によって実行することができる。選択可能に、記憶媒体は非一時な記憶媒体であってもよく、例えば、前記非一時的な記憶媒体はROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD-ROM、磁気テープ、フロッピーディスク及び光データストレージデバイスなどであってもよい。
【0120】
例示的な実施例では、本開示はコンピュータプログラムをさらに提供し、当該コンピュータプログラムは、上記スケルトンスクリーン処理方法を実現するように、電子機器のプロセッサによって実行することができる。
【0121】
当業者は明細書を考慮し且つここで開示された発明を実践した後、本開示の他の実施形態を容易に想到し得る。本開示は本開示の如何なる変形、用途又は適応的な変化をカバーすることを意図しており、これらの変形、用途又は適応的な変化は本開示の一般的な原理に従い、且つ本開示で開示されていない本技術分野における技術常識又は慣用されている技術手段を含む。明細書及び実施例は単なる例示的なものとして示され、本開示の真の範囲及び精神は以下の特許請求の範囲によって指摘される。
【0122】
なお、本開示は上記説明され且つ図面に示された正確な構造に限定されず、その範囲から逸脱しない限り、様々な修正と変更を行うことができる。本開示の範囲は添付の特許請求の範囲によって制限される。