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特開2023-82120テキスト表示方法及び装置、電子機器、記憶媒体、並びにコンピュータプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023082120
(43)【公開日】2023-06-13
(54)【発明の名称】テキスト表示方法及び装置、電子機器、記憶媒体、並びにコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0484 20220101AFI20230606BHJP
   G06F 3/04883 20220101ALI20230606BHJP
   G06F 3/0486 20130101ALI20230606BHJP
【FI】
G06F3/0484
G06F3/04883
G06F3/0486
【審査請求】有
【請求項の数】25
【出願形態】OL
【公開請求】
(21)【出願番号】P 2023055976
(22)【出願日】2023-03-30
(31)【優先権主張番号】202210401363.0
(32)【優先日】2022-04-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】514322098
【氏名又は名称】ベイジン バイドゥ ネットコム サイエンス テクノロジー カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】Beijing Baidu Netcom Science Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】2/F Baidu Campus, No.10, Shangdi 10th Street, Haidian District, Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】110000914
【氏名又は名称】弁理士法人WisePlus
(72)【発明者】
【氏名】ツイ, シュアンシュアン
(72)【発明者】
【氏名】シン, ヨンジオン
(72)【発明者】
【氏名】スー, ウェンスー
(72)【発明者】
【氏名】ジャオ, フイビン
(57)【要約】      (修正有)
【課題】テキストコンテンツ管理の時間コストを低減することに寄与し、ユーザの多様化なテキストコンテンツ管理ニーズを効果的に満足することができるテキスト表示方法及び装置、電子機器、記憶媒体並びにコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】方法は、テキストページの表示中に、モニタリングされたテキストコンテンツ組み合せを行うように指示する目標トリガ操作に応答して、目標トリガ操作に関連する第1の目標位置を特定し、目標トリガ操作に基づいて生成されたテキスト組み合せコマンドに応答して、目標トリガ操作に関連する目標文字コンテンツを特定し、目標文字コンテンツの表示位置を第1の目標位置に調整することで、目標文字コンテンツと第1の目標位置に対応する目標テキストとを組み合わせて、組み合わせられた目標テキストを得る。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
テキストページの表示中に、モニタリングされた目標トリガ操作に応答して、前記目標トリガ操作に関連する第1の目標位置を特定することであって、ここで、前記目標トリガ操作がテキストコンテンツ組み合せを行うように指示することと、
モニタリングされた前記目標トリガ操作に基づいて生成されたテキスト組み合せコマンドに応答して、前記目標トリガ操作に関連する目標文字コンテンツを特定することと、
前記目標文字コンテンツの表示位置を前記第1の目標位置に調整することで、前記目標文字コンテンツと前記第1の目標位置に対応する目標テキストとを組み合わせて、組み合わせられた目標テキストを得ることと、を含む、
テキスト表示方法。
【請求項2】
前記目標トリガ操作は、文字選択操作及び前記文字選択操作に基づいて生成された文字ドラッグ操作を含む、
請求項1に記載のテキスト表示方法。
【請求項3】
前記モニタリングされた目標トリガ操作に応答して、前記目標トリガ操作に関連する第1の目標位置を特定することは、
モニタリングされた前記文字ドラッグ操作に応答して、前記文字ドラッグ操作のドラッグ終了位置を特定することと、
前記ドラッグ終了位置と所定距離閾値条件を満たす最も近い文字位置を特定して、前記第1の目標位置とすることと、を含む、
請求項2に記載のテキスト表示方法。
【請求項4】
モニタリングされた前記文字ドラッグ操作に対する終了イベントに応答して、前記終了イベントを前記テキスト組み合せコマンドとすること、または、
モニタリングされた前記文字ドラッグ操作に対する終了イベントに応答して、少なくとも1つのコンテンツ操作選択肢を表示し、且つ前記少なくとも1つのコンテンツ操作選択肢のうちのテキスト組み合せ選択肢に対する選択イベントに応答して、前記選択イベントを前記テキスト組み合せコマンドとすること、をさらに含む、
請求項2に記載のテキスト表示方法。
【請求項5】
前記モニタリングされた前記目標トリガ操作に基づいて生成されたテキスト組み合せコマンドに応答して、前記目標トリガ操作に関連する目標文字コンテンツを特定することは、
モニタリングされた前記文字ドラッグ操作に基づいて生成されたテキスト組み合せコマンドに応答して、前記文字選択操作によって選択された文字コンテンツを前記目標文字コンテンツとすることを含む、
請求項2に記載のテキスト表示方法。
【請求項6】
前記目標文字コンテンツのソーステキストにおける文字位置範囲を特定することと、
前記ソーステキストにおいて、前記文字位置範囲の後ろに位置する文字コンテンツを第1の候補コンテンツとすることと、
前記第1の候補コンテンツの開始表示位置を前記文字位置範囲の開始文字位置に調整することと、をさらに含む、
請求項1に記載のテキスト表示方法。
【請求項7】
前記目標テキストにおいて、前記第1の目標位置の後ろに位置する文字コンテンツを第2の候補コンテンツとすることと、
前記第2の候補コンテンツの開始表示位置を第2の目標位置に調整することであって、ここで、前記第2の目標位置が前記第1の目標位置及び前記目標文字コンテンツの文字長さに基づいて特定されることと、をさらに含む、
請求項1に記載のテキスト表示方法。
【請求項8】
第1の表示態様で前記目標文字コンテンツを表示し、第2の表示態様で前記目標テキストを表示し、ここで、前記第1の表示態様と前記第2の表示態様とが異なること、をさらに含む、
請求項1に記載のテキスト表示方法。
【請求項9】
テキストページの表示中に、モニタリングされた組み合わせられた目標テキストに対するテキスト組み合せキャンセルコマンドに応答して、前記組み合わせられた目標テキストにおけるテキスト組み合せキャンセルを行うべき目標文字コンテンツ及び前記目標文字コンテンツのソーステキストにおける文字位置範囲を特定することと、
前記文字位置範囲に基づいて、前記目標文字コンテンツの表示位置を調整することで、前記目標文字コンテンツと前記組み合わせられた目標テキストとの組み合せをキャンセルすることと、を含み、
ここで、前記組み合わせられた目標テキストは、請求項1に記載の方法によって得られるものである、
テキスト表示方法。
【請求項10】
前記文字位置範囲の開始文字位置に基づいて、前記ソーステキストにおける前記開始文字位置の後ろに位置する文字コンテンツを第3の候補コンテンツとすることと、
前記開始文字位置及び前記目標文字コンテンツの文字長さに基づいて、前記第3の候補コンテンツの開始表示位置を調整することと、をさらに含む、
請求項9に記載のテキスト表示方法。
【請求項11】
前記目標文字コンテンツに基づいて、前記組み合わせられた目標テキストにおける現在位置範囲において、前記現在位置範囲の後ろに位置する文字コンテンツを第4の候補コンテンツとすることと、
前記第4の候補コンテンツの開始表示を前記現在位置範囲の開始文字位置に調整することと、をさらに含む、
請求項9に記載のテキスト表示方法。
【請求項12】
テキストページの表示中に、モニタリングされた目標トリガ操作に応答して、前記目標トリガ操作に関連する第1の目標位置を特定する第1の処理モジュールであって、ここで、前記目標トリガ操作がテキストコンテンツ組み合せを行うように指示する第1の処理モジュールと、
モニタリングされた前記目標トリガ操作に基づいて生成されたテキスト組み合せコマンドに応答して、前記目標トリガ操作に関連する目標文字コンテンツを特定する第2の処理モジュールと、
前記目標文字コンテンツの表示位置を前記第1の目標位置に調整することで、前記目標文字コンテンツと前記第1の目標位置に対応する目標テキストとを組み合わせて、組み合わせられた目標テキストを得るための第3の処理モジュールと、を含む、
テキスト表示装置。
【請求項13】
前記目標トリガ操作は、文字選択操作及び前記文字選択操作に基づいて生成された文字ドラッグ操作を含む、
請求項12に記載のテキスト表示装置。
【請求項14】
前記第1の処理モジュールは、
モニタリングされた前記文字ドラッグ操作に応答して、前記文字ドラッグ操作のドラッグ終了位置を特定する第1の処理サブモジュールと、
前記ドラッグ終了位置と所定距離閾値条件を満たす最も近い文字位置を特定して、前記第1の目標位置とする第2の処理サブモジュールと、を含む、
請求項13に記載のテキスト表示装置。
【請求項15】
第4の処理モジュールをさらに含み、
前記第4の処理モジュールは、
モニタリングされた前記文字ドラッグ操作に対する終了イベントに応答して、前記終了イベントを前記テキスト組み合せコマンドとするか、または、
モニタリングされた前記文字ドラッグ操作に対する終了イベントに応答して、少なくとも1つのコンテンツ操作選択肢を表示し、且つ前記少なくとも1つのコンテンツ操作選択肢のうちのテキスト組み合せ選択肢に対する選択イベントに応答して、前記選択イベントを前記テキスト組み合せコマンドとする、
請求項13に記載のテキスト表示装置。
【請求項16】
前記第2の処理モジュールは、
モニタリングされた前記文字ドラッグ操作に基づいて生成されたテキスト組み合せコマンドに応答して、前記文字選択操作によって選択された文字コンテンツを前記目標文字コンテンツとする第3の処理サブモジュールを含む、
請求項13に記載のテキスト表示装置。
【請求項17】
第5の処理モジュールをさらに含み、
前記第5の処理モジュールは、
前記目標文字コンテンツのソーステキストにおける文字位置範囲を特定し、
前記ソーステキストにおいて、前記文字位置範囲の後ろに位置する文字コンテンツを第1の候補コンテンツとし、且つ
前記第1の候補コンテンツの開始表示位置を前記文字位置範囲の開始文字位置に調整する、
請求項12に記載のテキスト表示装置。
【請求項18】
第6の処理モジュールをさらに含み、
前記第6の処理モジュールは、
前記目標テキストにおいて、前記第1の目標位置の後ろに位置する文字コンテンツを第2の候補コンテンツとし、
前記第2の候補コンテンツの開始表示位置を第2の目標位置に調整し、ここで、前記第2の目標位置が前記第1の目標位置及び前記目標文字コンテンツの文字長さに基づいて特定される、
請求項12に記載のテキスト表示装置。
【請求項19】
第7の処理モジュールをさらに含み、
前記第7の処理モジュールは、
第1の表示態様で前記目標文字コンテンツを表示し、第2の表示態様で前記目標テキストを表示し、ここで、前記第1の表示態様と前記第2の表示態様とが異なる、
請求項12に記載のテキスト表示装置。
【請求項20】
テキストページの表示中に、モニタリングされた組み合わせられた目標テキストに対するテキスト組み合せキャンセルコマンドに応答して、前記組み合わせられた目標テキストにおけるテキスト組み合せキャンセルを行うべき目標文字コンテンツ及び前記目標文字コンテンツのソーステキストにおける文字位置範囲を特定する第8の処理モジュールと、
前記文字位置範囲に基づいて、前記目標文字コンテンツの表示位置を調整することで、前記目標文字コンテンツと前記組み合わせられた目標テキストとの組み合せをキャンセルする第9の処理モジュールと、を含み、
ここで、前記組み合わせられた目標テキストは、請求項12~19のいずれか一項に記載の装置によって得られる、
テキスト表示装置。
【請求項21】
第10の処理モジュールをさらに含み、
前記第10の処理モジュールは、
前記文字位置範囲の開始文字位置に基づいて、前記ソーステキストにおける前記開始文字位置の後ろに位置する文字コンテンツを第3の候補コンテンツとし、
前記開始文字位置及び前記目標文字コンテンツの文字長さに基づいて、前記第3の候補コンテンツの開始表示位置を調整する、
請求項20に記載のテキスト表示装置。
【請求項22】
第11の処理モジュールをさらに含み、
前記第11の処理モジュールは、
前記目標文字コンテンツの前記組み合わせられた目標テキストにおける現在位置範囲に基づいて、前記現在位置範囲の後ろに位置する文字コンテンツを第4の候補コンテンツとし、
前記第4の候補コンテンツの開始表示位置を前記現在位置範囲の開始文字位置に調整する、
請求項20に記載のテキスト表示装置。
【請求項23】
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサと通信接続するメモリとを有する電子機器であって、
前記メモリに、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行され得るコマンドが記憶されており、前記コマンドが前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されることで、前記少なくとも1つのプロセッサが請求項1~8に記載のテキスト表示方法、請求項9~11のいずれか一項に記載のテキスト表示方法を実行することができる、
電子機器。
【請求項24】
コンピュータに請求項1~8に記載のテキスト表示方法、請求項9~11のいずれか一項に記載のテキスト表示方法を実行させるためのコンピュータコマンドを記憶している、
非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体。
【請求項25】
プロセッサにより実行される場合に、請求項1~8に記載のテキスト表示方法、請求項9~11のいずれか一項に記載のテキスト表示方法を実現するコンピュータプログラム。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、人工知能分野に関し、特にコンテンツ管理及びテキスト技術分野に関し、テキスト表示のシーンに適用され得る。
【背景技術】
【0002】
閲読モードのデジタル化及びオンライン化に伴い、電子テキスト閲読は、ますます多くのユーザに好まれる。しかしながら、幾つかのシーンにおいて、電子テキスト閲読にはテキストコンテンツ管理の効率が低く、管理柔軟性がよくない現象が存在する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本開示は、テキスト表示方法及び装置、電子機器、記憶媒体、並びにコンピュータプログラムを提供している。
【0004】
本開示の一局面によれば、テキストページの表示中に、モニタリングされた目標トリガ操作に応答して、前記目標トリガ操作に関連する第1の目標位置を特定することであって、ここで、前記目標トリガ操作がテキストコンテンツ組み合せを行うように指示することと、モニタリングされた前記目標トリガ操作に基づいて生成されたテキスト組み合せコマンドに応答して、前記目標トリガ操作に関連する目標文字コンテンツを特定することと、前記目標文字コンテンツの表示位置を前記第1の目標位置に調整することで、前記目標文字コンテンツと前記第1の目標位置に対応する目標テキストとを組み合わせて、組み合わせられた目標テキストを得ることと、を含む、テキスト表示方法を提供している。
【0005】
本開示の別の局面によれば、テキストページの表示中に、モニタリングされた組み合わせられた目標テキストに対するテキスト組み合せキャンセルコマンドに応答して、前記組み合わせられた目標テキストにおけるテキスト組み合せキャンセルを行うべき目標文字コンテンツ及び前記目標文字コンテンツのソーステキストにおける文字位置範囲を特定することと、前記文字位置範囲に基づいて、前記目標文字コンテンツの表示位置を調整することで、前記目標文字コンテンツと前記組み合わせられた目標テキストとの組み合せをキャンセルすることと、を含む、テキスト表示方法を提供している。
【0006】
本開示の別の局面によれば、テキストページの表示中に、モニタリングされた目標トリガ操作に応答して、前記目標トリガ操作に関連する第1の目標位置を特定する第1の処理モジュールであって、ここで、前記目標トリガ操作がテキストコンテンツ組み合せを行うように指示する第1の処理モジュールと、モニタリングされた前記目標トリガ操作に基づいて生成されたテキスト組み合せコマンドに応答して、前記目標トリガ操作に関連する目標文字コンテンツを特定する第2の処理モジュールと、前記目標文字コンテンツの表示位置を前記第1の目標位置に調整することで、前記目標文字コンテンツと前記第1の目標位置に対応する目標テキストとを組み合わせて、組み合わせられた目標テキストを得るための第3の処理モジュールと、を含む、テキスト表示装置を提供している。
【0007】
本開示の別の局面によれば、テキストページの表示中に、モニタリングされた組み合わせられた目標テキストに対するテキスト組み合せキャンセルコマンドに応答して、前記組み合わせられた目標テキストにおけるテキスト組み合せキャンセルを行うべき目標文字コンテンツ及び前記目標文字コンテンツのソーステキストにおける文字位置範囲を特定する第8の処理モジュールと、前記文字位置範囲に基づいて、前記目標文字コンテンツの表示位置を調整することで、前記目標文字コンテンツと前記組み合わせられた目標テキストとの組み合せをキャンセルする第9の処理モジュールと、を含む、テキスト表示装置を提供している。
【0008】
本開示の別の局面によれば、少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサと通信接続するメモリとを有する電子機器を提供している。ここで、前記メモリに、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行され得るコマンドが記憶されており、前記コマンドが前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されることで、前記少なくとも1つのプロセッサが上記いずれかの局面のテキスト表示方法を実行することができる。
【0009】
本開示の別の局面によれば、コンピュータに上記いずれかの局面のテキスト表示方法を実行させるためのコンピュータコマンドを記憶している、非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体を提供している。
【0010】
本開示の別の局面によれば、プロセッサにより実行される場合に、上記いずれかの局面のテキスト表示方法を実現するコンピュータプログラムを提供している。
【0011】
理解されるべきこととして、本部分に記載された内容は、本開示の実施例のキーポイント又は重要な特徴を示すことを意図するものではなく、本開示の範囲を限定するものでもない。本開示の他の特徴は、以下の説明により容易に理解される。
【0012】
ここで、図面は、本技術案をよりよく理解するために用いられ、本開示を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1図1は、本開示の一実施例によるテキスト表示方法及び装置のシステム構造を概略的に示している。
図2図2は、本開示の一実施例によるテキスト表示方法のフローチャートを概略的に示している。
図3図3は、本開示の別の実施例によるテキスト表示方法のフローチャートを概略的に示している。
図4図4は、本開示のさらに別の実施例によるテキスト表示方法のフローチャートを概略的に示している。
図5A図5Aは、本開示の一実施例によるテキスト表示プロセスの模式図を概略的に示している。
図5B図5Bは、本開示の一実施例によるテキスト表示プロセスの模式図を概略的に示している。
図5C図5Cは、本開示の一実施例によるテキスト表示プロセスの模式図を概略的に示している。
図5D図5Dは、本開示の一実施例によるテキスト表示プロセスの模式図を概略的に示している。
図5E図5Eは、本開示の一実施例によるテキスト表示プロセスの模式図を概略的に示している。
図6図6は、本開示の一実施例によるテキストディスプレイ装置のブロック図を概略的に示している。
図7図7は、本開示の別の実施例によるテキストディスプレイ装置のブロック図を概略的に示している。
図8図8は、本開示の実施例によるテキスト表示方法を実行するための電子機器のブロック図を概略的に示している。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照して本開示の例示的な実施例を説明する。ここで、より理解しやすいために本開示の実施例の様々な詳細は含まれ、それらが例示的なものであると考えられるべきである。したがって、当業者であれば、ここで記載される実施例に対して様々な変更・修正を行うことができ、本開示の範囲及び精神から逸脱することはないと分るべきである。同様に、明確かつ簡潔に説明するために、以下の記載において周知の機能や構成に対する説明を省略する。
【0015】
ここで使用される用語は、具体的な実施例を説明するためのものに過ぎず、本開示を限定するものではない。ここで使用される用語「含む」、「含まれる」などは、特徴、ステップ、操作及び/又は部材の存在を示すが、一つ又は複数の他の特徴、ステップ、操作又は部材の存在または追加を排除するものではない。
【0016】
ここで使用される全ての用語(技術及び科学用語を含む)は、別途定義されない限り、当業者に一般的に理解される意味を有する。注意されるべきこととして、ここで使用された用語は、本明細書のコンテキストと一致する意味を有すると解釈されるべきであり、理想化又は過度に厳格な方式で解釈されるべきではない。
【0017】
「A、B及びCなどのうちの少なくとも一つ」といった記述を使用する場合、一般的には、当業者が通常に理解する該記述の意味で解釈すべきである(例えば、「A、B及びCのうちの少なくとも一つを有するシステム」は、Aを単独で有し、Bを単独で有し、Cを単独で有し、A及びBを有し、A及びCを有し、B及びCを有し、及び/又はA、B、Cを有するシステム等を含むがこれらに限定されない)。
【0018】
本開示の実施例は、テキスト表示方法を提供している。本方法は、テキストページの表示中に、モニタリングされた目標トリガ操作に応答して、目標トリガ操作に関連する第1の目標位置を特定し、目標トリガ操作がテキストコンテンツ組み合せを行うように指示し、モニタリングされた目標トリガ操作に基づいて生成されたテキスト組み合せコマンドに応答して、目標トリガ操作に関連する目標文字コンテンツを特定し、且つ目標文字コンテンツの表示位置を第1の目標位置に調整することで、目標文字コンテンツと第1の目標位置に対応する目標テキストとを組み合わせて、組み合わせられた目標テキストを得ることを含む。
【0019】
図1は、本開示の一実施例によるテキスト表示方法及び装置のシステム構造を概略的に示している。当業者が本開示の技術内容を理解することに役立つように、図1に示すのは単に本開示の実施例を適用可能なシステム構造の例示であるが、本開示の実施例が他の機器、システム、環境又はシーンに適用できないことを意味しないことに留意すべきである。
【0020】
該実施例によるシステム構造100は、表示端末101、ネットワーク102及びサーバ103を含む。ネットワーク102は、表示端末101とサーバ103との間に通信リンクの媒体を提供するために用いられる。ネットワーク102は、例えば、有線、無線通信リンク又は光ファイバケーブル等の様々な接続タイプを含む。サーバ103は、独立した物理サーバであってもよく、複数の物理サーバからなるサーバクラスタ又は分散システムであってもよく、クラウドサービス、クラウドコンピューティング、ネットワークサービス、ミドルウェアサービス等の基礎クラウドコンピューティングサービスを提供するクラウドサーバであってもよい。
【0021】
表示端末101は、ネットワーク102を介してサーバ103と対話して、データ等を受送信する。表示端末101は、例えば、携帯電話、ノート型パソコン、タブレット型パソコン、リーダ等の表示機能を持つユーザ端末であってもよく、表示端末101は、テキストページを表示するために用いられる。
【0022】
サーバ103は、各種のサービスを提供するサーバであってもよく、例えば、モニタリングされた目標トリガ操作に応じてテキストコンテンツ組み合せを行うバックグラウンド処理サーバ(単に例示に過ぎない)であってもよい。
【0023】
例えば、表示端末101によるテキストページの表示中に、サーバ103が、モニタリングされた表示端末101による目標トリガ操作に応答して、目標トリガ操作に関連する第1の目標位置を特定し、目標トリガ操作がテキストコンテンツ組み合せを行うように指示し、モニタリングされた目標トリガ操作に基づいて生成されたテキスト組み合せコマンドに応答して、目標トリガ操作に関連する目標文字コンテンツを特定し、且つ目標文字コンテンツの表示位置を第1の目標位置に調整することで、目標文字コンテンツと第1の目標位置に対応する目標テキストとを組み合わせて、組み合わせられた目標テキストを得る。
【0024】
なお、本開示の実施例が提供したテキスト表示方法は、サーバ103によって実行されてもよい。それに応じて、本開示の実施例が提供したテキストディスプレイ装置は、サーバ103に設けられてもよい。本開示の実施例が提供したテキスト表示方法は、サーバ103と異なり、且つ表示端末101及び/又はサーバ103と通信可能なサーバ又はサーバクラスタによって実行されてもよい。それに応じて、本開示の実施例が提供したテキストディスプレイ装置は、サーバ103と異なり、且つ表示端末101及び/又はサーバ103と通信可能なサーバ又はサーバクラスタに設けられてもよい。
【0025】
理解すべきこととして、図1における表示端末、ネットワーク及びサーバの数は単に例示的なものである。実現の需要に応じて、任意の数の表示端末、ネットワーク及びサーバを有してもよい。
【0026】
本開示の実施例は、テキスト表示方法を提供しており、以下に図1のシステム構造に合わせて、図2図4を参照して本開示の例示的な実施形態によるテキスト表示方法を説明する。本開示の実施例のテキスト表示方法は、例えば図1に示すサーバ103によって実行される。
【0027】
図2は、本開示の一実施例によるテキスト表示方法のフローチャートを概略的に示している。
【0028】
図2に示すように、本開示の実施例のテキスト表示方法200は、例えば操作S210~操作S230を含む。
【0029】
操作S210において、テキストページの表示中に、モニタリングされた目標トリガ操作に応答して、目標トリガ操作に関連する第1の目標位置を特定し、目標トリガ操作がテキストコンテンツ組み合せを行うように指示する。
【0030】
操作S220において、モニタリングされた目標トリガ操作に基づいて生成されたテキスト組み合せコマンドに応答して、目標トリガ操作に関連する目標文字コンテンツを特定する。
【0031】
操作S230において、目標文字コンテンツの表示位置を第1の目標位置に調整することで、目標文字コンテンツと第1の目標位置に対応する目標テキストとを組み合わせて、組み合わせられた目標テキストを得る。
【0032】
以下、本実施例のテキスト表示方法の各操作の例示的フローを例示的に説明する。
【0033】
例示的に、テキストページの表示中に、モニタリングされた目標トリガ操作に応答して、目標トリガ操作に関連する第1の目標位置を特定する。目標トリガ操作は、テキストコンテンツ組み合せを行うように指示するための少なくとも1つの所定トリガ操作を含み、目標トリガ操作は、例えば文字選択操作及び文字選択操作に基づいて生成された文字ドラッグ操作を含む。
【0034】
目標トリガ操作に関連する第1の目標位置は、例えばテキストコンテンツ組み合せを行うべき目標テキストを指示し、且つ目標テキストにおける目標文字位置を指示する。モニタリングされた目標トリガ操作に基づいて生成されたテキスト組み合せコマンドに応答して、目標トリガ操作に関連する目標文字コンテンツを特定する。目標文字コンテンツは、例えばソーステキストのうち、テキストコンテンツ組み合せを行うべき文字コンテンツを含み、目標文字コンテンツは、ソーステキストにおける一部の文字コンテンツを含んでもよく、ソーステキストにおける全部の文字コンテンツを含んでもよい。
【0035】
目標文字コンテンツの表示位置をソーステキストにおける初期位置から第1の目標位置に調整することで、ソーステキストから目標文字コンテンツを削除し、且つ目標文字コンテンツと第1の目標位置に対応する目標テキストとを組み合わせることを実現する。
【0036】
例えば、モニタリングされた目標トリガ操作に応答して、目標トリガ操作によって指示された目標テキストにおけるテキストコンテンツ組み合せを行うべき目標文字位置を特定して、第1の目標位置とする。モニタリングされた目標トリガ操作に基づいて生成されたテキスト組み合せコマンドに応答して、目標トリガ操作によって指示されたソーステキストにおけるテキストコンテンツ組み合せを行うべき目標文字コンテンツを特定する。目標文字コンテンツの表示位置をソーステキストにおける初期位置から目標文字位置に調整することで、目標文字コンテンツと目標テキストとを組み合せ、目標文字位置がテキスト組み合せ位置を構成する。
【0037】
1つの例示的な形態において、テキストページの表示中に、モニタリングされた文字選択操作及び文字選択操作に基づいて生成された文字ドラッグ操作に応答して、文字選択操作及び文字ドラッグ操作を目標トリガ操作とする。
【0038】
モニタリングされた文字ドラッグ操作に応答して、文字ドラッグ操作によって指示された第1の目標位置を特定する。モニタリングされた文字ドラッグ操作に基づいて生成されたテキスト組み合せコマンドに応答して、文字選択操作によって選択された文字コンテンツを目標文字コンテンツとする。目標文字コンテンツの表示位置を第1の目標位置に調整することで、目標文字コンテンツと第1の目標位置に対応する目標テキストとを組み合わせる。
【0039】
本開示の実施例によれば、モニタリングされた目標トリガ操作に応答して、目標トリガ操作に関連する第1の目標位置を特定し、モニタリングされた目標トリガ操作に基づいて生成されたテキスト組み合せコマンドに応答して、目標トリガ操作に関連する目標文字コンテンツを特定し、且つ目標文字コンテンツの表示位置を第1の目標位置に調整することで、目標文字コンテンツと第1の目標位置に対応する目標テキストとを組み合わせる。所定トリガ操作に基づいて、効率的で便利であるテキストコンテンツ組み合せを実現することに寄与し、テキストコンテンツ管理の柔軟性及び操作性を効果的に向上することができ、テキストコンテンツ断片化の問題を効果的に解決することができ、テキストコンテンツ管理の時間コストを低減することに寄与し、ユーザの多様化なテキストコンテンツ管理ニーズを効果的に満足することができる。
【0040】
図3は、本開示の別の実施例によるテキスト表示方法のフローチャートを概略的に示している。
【0041】
図3に示すように、本開示の実施例のテキスト表示方法300は、例えば操作S310~S320及びS230を含む。
【0042】
操作S310において、モニタリングされた文字ドラッグ操作に応答して、文字ドラッグ操作のドラッグ終了位置を特定し、且つドラッグ終了位置と所定距離閾値条件を満たす最も近い文字位置を特定して、第1の目標位置とする。
【0043】
操作S320において、モニタリングされた文字ドラッグ操作に基づいて生成されたテキスト組み合せコマンドに応答して、文字選択操作によって選択された文字コンテンツを目標文字コンテンツとする。
【0044】
操作S230において、目標文字コンテンツの表示位置を第1の目標位置に調整することで、目標文字コンテンツと第1の目標位置に対応する目標テキストとを組み合わせて、組み合わせられた目標テキストを得る。
【0045】
以下、本実施例のテキスト表示方法の各操作の例示的フローを例示的に説明する。
【0046】
例示的に、テキストページの表示中に、モニタリングされた文字選択操作及び文字選択操作に基づいて生成された文字ドラッグ操作に応答して、文字選択操作及び文字ドラッグ操作を目標トリガ操作とする。文字選択操作は、例えばマウス選択操作、タッチ選択操作等を含み、文字ドラッグ操作は、例えば文字選択操作に基づいて生成されたマウスドラッグ操作、タッチスライド操作等を含み、本実施例ではこれを限定しない。
【0047】
モニタリングされた文字ドラッグ操作に応答して、文字ドラッグ操作のドラッグ終了位置を特定する。ドラッグ終了位置と所定距離閾値条件を満たす最も近い文字位置を特定して、第1の目標位置とする。候補文字位置とドラッグ終了位置とが所定距離閾値条件を満たすことがあることに応答して、ドラッグ終了位置と最も近い候補文字位置を第1の目標位置とする。候補文字位置とドラッグ終了位置とが所定距離閾値条件を満たすことがないことに応答して、文字ドラッグ操作が無效操作であると判定する。
【0048】
1つの例示的な形態において、第1の目標位置を強調表示することで、ユーザが第1の目標位置とテキストコンテンツ組み合せを行うべき目標文字位置とが一致するか否かを確認しやすくなる。例えば、第1の目標位置をカーソルの形式で表示することで、ユーザがカーソル位置とテキストコンテンツ組み合せを行うべき目標文字位置とが一致するか否かを確認しやすくなる。不一致と確認した場合、ユーザが、文字ドラッグ操作によって指示される第1の目標位置が目標文字位置と一致するまで、文字ドラッグ操作を引き続き行ってもよい。
【0049】
テキストページの表示中に、文字ドラッグ操作に基づいて生成されたテキスト組み合せコマンドをモニタリングする。例示的に、モニタリングされた文字ドラッグ操作に対する終了イベントに応答して、終了イベントをテキスト組み合せコマンドとする。または、モニタリングされた文字ドラッグ操作に対する終了イベントに応答して、少なくとも1つのコンテンツ操作選択肢を表示し、且つ少なくとも1つのコンテンツ操作選択肢のうちのテキスト組み合せ選択肢に対する選択イベントに応答して、選択イベントをテキスト組み合せコマンドとする。
【0050】
文字ドラッグ操作に基づいて生成されたテキスト組み合せコマンドをモニタリングし、且つモニタリングされたテキスト組み合せコマンドに応じてテキストコンテンツ組み合せを行うことで、効率的で便利であるテキストコンテンツ組み合せを実現することに寄与し、テキストコンテンツ断片化の問題を効果的に解決することができる。
【0051】
例えば、文字ドラッグ操作がタッチスライド操作である場合、文字ドラッグ操作に対する終了イベントは、例えばタッチ終了イベントであってもよく、タッチ終了イベントをテキスト組み合せコマンドとしてもよい。または、モニタリングされたタッチ終了イベントに応答して、少なくとも1つのコンテンツ操作選択肢を表示し、且つ少なくとも1つのコンテンツ操作選択肢のうちのテキスト組み合せ選択肢に対する選択イベントに応答して、選択イベントをテキスト組み合せコマンドとする。
【0052】
モニタリングされた文字ドラッグ操作に基づいて生成されたテキスト組み合せコマンドに応答して、文字選択操作によって選択された文字コンテンツを、テキストコンテンツ組み合せを行うべき目標文字コンテンツとする。目標文字コンテンツの表示位置を第1の目標位置に調整することで、目標文字コンテンツと第1の目標位置に対応する目標テキストとを組み合わせる。
【0053】
目標文字コンテンツと第1の目標位置に対応する目標テキストとを組み合せた後、第1の表示態様で目標文字コンテンツを表示し、第2の表示態様で目標テキストを表示し、第1の表示態様と第2の表示態様とが異なってもよい。目標文字コンテンツを強調表示することで、組み合わせられた目標テキストにおける元文字コンテンツと、組合わせることで追加された他の文字コンテンツとを直観的に区別することに寄与し、効率的で便利であるテキストコンテンツ管理を実現することに寄与する。
【0054】
1つの例示的な形態において、目標文字コンテンツのソーステキストにおける文字位置範囲を特定し、文字位置範囲は、例えば目標文字コンテンツの開始文字位置及び終了文字位置によって指示されてもよく、例えば目標文字コンテンツの開始文字位置及び文字長さによって指示されてもよく、例えば目標文字コンテンツの終了文字位置及び文字長さによって指示されてもよく、例えば目標文字コンテンツの任意文字位置及び文字関連関係によって指示されてもよく、本実施例ではこれを限定しない。
【0055】
ソーステキストにおける文字位置範囲の後ろに位置する文字コンテンツを第1の候補コンテンツとする。第1の候補コンテンツの開始表示位置を文字位置範囲の開始文字位置に調整する。目標文字コンテンツの表示位置を第1の目標位置に調整した後、ソーステキストから目標文字コンテンツを削除することを実現できる。第1の候補コンテンツの開始表示位置を文字位置範囲の開始文字位置に調整し、第1の候補コンテンツで目標文字コンテンツを置換することで、組合わせられたソーステキストにおける文字コンテンツを連続的に表示することを実現できる。
【0056】
目標文字コンテンツは、ソーステキストにおける一部の文字コンテンツを含んでもよく、ソーステキストにおける全部の文字コンテンツを含んでもよい。目標文字コンテンツがソーステキストにおける全部の文字コンテンツを含む場合、全部の文字コンテンツと目標テキストとに対して第1の目標位置に基づくテキスト組み合せを行って、組み合わせられた目標テキストを得る。
【0057】
1つの例示的な形態において、目標テキストにおける第1の目標位置の後ろに位置する文字コンテンツを第2の候補コンテンツとする。第2の候補コンテンツの開始表示位置を第2の目標位置に調整し、第2の目標位置は、第1の目標位置及び目標文字コンテンツの文字長さに基づいて特定される。
【0058】
例示的に、第1の目標位置は、目標文字コンテンツの開始文字位置であり、第1の目標位置及び目標文字コンテンツの文字長さに基づいて、第2の目標位置を特定し、第2の目標位置は、目標文字コンテンツの終了文字位置である。第2の候補コンテンツの開始表示位置を目標文字コンテンツの終了文字位置の直後の文字位置に調整する。第2の候補コンテンツの表示位置を目標文字コンテンツ長さに基づいて全体的に後方へ移動することで、組み合わせられた目標テキストにおける文字コンテンツを連続的に表示することを実現できる。
【0059】
第1の候補コンテンツの開始表示位置を調整することで、組み合わせられたソーステキストにおける文字コンテンツを連続的に表示することに寄与する。第2の候補コンテンツの開始表示位置を調整することで、組み合わせられた目標テキストにおける文字コンテンツを連続的に表示することに寄与する。テキストコンテンツ組み合せの使い勝手を効果的に向上することができ、テキストコンテンツ断片化の問題を効果的に解決することができ、ユーザの多様化なテキスト組み合せニーズを満足することに寄与する。
【0060】
本開示の実施例によれば、モニタリングされた文字ドラッグ操作に応答して、文字ドラッグ操作によって指示された第1の目標位置を特定し、モニタリングされた文字ドラッグ操作に基づいて生成されたテキスト組み合せコマンドに応答して、文字選択操作によって選択された文字コンテンツを目標文字コンテンツとし、且つ目標文字コンテンツの表示位置を第1の目標位置に調整することで、目標文字コンテンツと第1の目標位置に対応する目標テキストと組み合わせる。効率的で便利であるテキストコンテンツ組み合せを実現することに寄与し、テキストコンテンツ断片化の問題を効果的に解決することができ、テキストコンテンツ管理の時間コストを低減することに寄与する。モニタリングされた文字選択操作及び文字ドラッグ操作に基づいてテキストコンテンツ組み合せを行うことで、テキストコンテンツ組み合せの柔軟性を効果的に向上することができ、ユーザの多様化なテキストコンテンツ管理ニーズを満足することに寄与する。
【0061】
図4は、本開示のさらに別の実施例によるテキスト表示方法のフローチャートを概略的に示している。
【0062】
図4に示すように、本開示の実施例のテキスト表示方法400は、例えば操作S410~操作S420を含む。
【0063】
操作S410において、テキストページの表示中に、モニタリングされた組み合わせられた目標テキストに対するテキスト組み合せキャンセルコマンドに応答して、組み合わせられた目標テキストにおけるテキスト組み合せキャンセルを行うべき目標文字コンテンツ及び目標文字コンテンツのソーステキストにおける文字位置範囲を特定する。
【0064】
操作S420において、文字位置範囲に基づいて、目標文字コンテンツの表示位置を調整することで、目標文字コンテンツと組み合わせられた目標テキストとの組み合せをキャンセルする。
【0065】
以下、本実施例のテキスト表示方法の各操作の例示的なフローを例示的に説明する。
【0066】
例示的に、テキストページの表示中に、モニタリングされた組み合わせられた目標テキストに対するテキスト組み合せキャンセルコマンドに応答して、組み合わせられた目標テキストにおけるテキスト組み合せキャンセルを行うべき目標文字コンテンツを特定し、且つ目標文字コンテンツのソーステキストにおける文字位置範囲と特定する。文字位置範囲は、例えば目標文字コンテンツのソーステキストにおける少なくとも1つの文字位置を含む。
【0067】
例えば、テキストページの表示中に、モニタリングされた組み合わせられた目標テキストに対する目標トリガ操作に応答して、少なくとも1つのコンテンツ操作選択肢を表示する。目標トリガ操作は、所定条件を満たすタッチ移動操作であってもよく、例えば所定方向条件を満たすタッチ移動操作であってもよい。少なくとも1つのコンテンツ操作選択肢のうちのテキスト組み合せキャンセル選択肢に対する選択イベントに応答して、選択イベントをテキスト組み合せキャンセルコマンドとする。
【0068】
組み合わせられた目標テキストにおけるテキスト組み合せキャンセルを行うべき目標文字コンテンツを特定する。例示的に、初期表示位置が目標テキストと異なる文字コンテンツを、テキスト組み合せキャンセルを行うべき目標文字コンテンツとしてもよい。または、表示態様が目標テキストと異なる文字コンテンツを、テキスト組み合せキャンセルを行うべき目標文字コンテンツとしてもよい。
【0069】
目標文字コンテンツのソーステキストにおける文字位置範囲を特定する。文字位置範囲に基づいて、目標文字コンテンツの表示位置を調整することで、目標文字コンテンツと組み合わせられた目標テキストとの組み合せをキャンセルする。例示的に、文字位置範囲によって指示されたソーステキストに基づく開始文字位置に基づいて、目標文字コンテンツの開始表示位置を開始文字位置に調整してもよい。文字位置範囲によって指示されたソーステキストに基づく終了文字位置に基づいて、目標文字コンテンツの終了表示位置を終了文字位置に調整してもよい。または、文字位置範囲によって指示されたソーステキストに基づく任意の文字位置に基づいて、目標文字コンテンツの文字表示位置を対応する文字位置に調整してもよい。
【0070】
目標文字コンテンツの表示位置を調整することで、目標テキストから目標文字コンテンツを削除し、且つソーステキストの中で目標文字コンテンツを復元することで、目標文字コンテンツと組み合わせられた目標テキストとの組み合せをキャンセルすることを実現できる。
【0071】
1つの例示的な形態において、文字位置範囲によって指示された開始文字位置に基づいて、ソーステキストにおける開始文字位置の後ろに位置する文字コンテンツを第3の候補コンテンツとする。開始文字位置と目標文字コンテンツの文字長さとに基づいて、第3の候補コンテンツの開始表示位置を調整する。
【0072】
開始文字位置及び目標文字コンテンツの文字長さに基づいて、目標文字コンテンツの終了文字位置を特定する。終了文字位置に基づいて、第3の候補コンテンツの開始表示位置を調整する。例えば、第3の候補コンテンツの開始表示位置を目標文字コンテンツの終了文字位置の直後の文字位置に調整する。第3の候補コンテンツの表示位置を目標文字コンテンツ長さに基づいて全体的に後方へ移動することで、組み合せキャンセル後のソーステキストにおける文字コンテンツを連続的に表示することを実現できる。
【0073】
別の例示的な形態において、目標文字コンテンツに基づいて、組み合わせられた目標テキストにおける現在位置範囲において、現在位置範囲の後ろに位置する文字コンテンツを第4の候補コンテンツとする。第4の候補コンテンツの開始表示位置を現在位置範囲の開始文字位置に調整する。第4の候補コンテンツで目標文字コンテンツを置換することで、組み合せキャンセル後の目標テキストにおける文字コンテンツを連続的に表示することを実現できる。
【0074】
第3の候補コンテンツの開始表示位置を調整することで、組み合せキャンセル後のソーステキストにおける文字コンテンツを連続的に表示することに寄与する。第4の候補コンテンツの開始表示位置を調整することで、組み合せキャンセル後の目標テキストにおける文字コンテンツを連続的に表示することに寄与する。テキストコンテンツ管理のインテリジェント化レベルを効果的に改善し、テキストコンテンツ管理の操作便利性を効果的に向上することができる。
【0075】
本開示の実施例によれば、モニタリングされた目標テキストに対するテキスト組み合せキャンセルコマンドに応答して、組み合わせられた目標テキストにおけるテキスト組み合せキャンセルを行うべき目標文字コンテンツを特定し、且つ目標文字コンテンツのソーステキストにおける文字位置範囲を特定し、文字位置範囲に基づいて目標文字コンテンツの表示位置を調整することで、目標文字コンテンツと組み合わせられた目標テキストとの組み合せをキャンセルする。テキスト組み合せキャンセルの操作便利性を効果的に向上することでき、効率的で柔軟なテキストコンテンツ管理を実現することに寄与し、電子テキスト管理の時間コスト及び操作複雑度を効果的に低減することができ、電子テキスト管理のインテリジェント化レベルを効果的に向上することができ、ユーザの多様化な電子テキスト管理ニーズを満足することに寄与する。
【0076】
図5A~5Eは、本開示の一実施例によるテキスト表示プロセスの模式図を概略的に示している。
【0077】
図5A~5Eに示すように、テキスト表示プロセスは、例えば複数のテキスト表示サブプロセスを含む。
【0078】
図5Aに示すように、テキストページの表示中に、目標文字コンテンツに対する文字選択操作をモニタリングし、目標文字コンテンツはソーステキストにおける一部の文字コンテンツ又は全部の文字コンテンツを含む。
【0079】
テキストがメモであることを例として説明すれば、目標文字コンテンツはソースメモにおける一部の文字コンテンツ「法則」を含んでもよく、ソースメモにおける全部の文字コンテンツ「絵画法則」を含んでもよい。
【0080】
図5Bに示すように、テキストページの表示中に、文字選択操作に基づいて生成された文字ドラッグ操作をモニタリングする。文字ドラッグ操作によって指示された第1の目標位置を特定し、第1の目標位置は、例えばドラッグ終了位置と所定距離閾値条件を満たす最も近い文字位置である。
【0081】
第1の目標位置は、テキストコンテンツ組み合せを行うべき目標テキストを指示し、且つ目標テキストにおける目標文字位置を指示する。テキストがメモであることを例として説明すれば、メモコンテンツ組み合せを行うべき目標メモは、文字コンテンツ「依然として堅実な輪郭及びバランスのよい構図が好きである」を含む。
【0082】
図5Cに示すように、目標文字コンテンツの表示位置を第1の目標位置に調整することで、ソーステキストから目標文字コンテンツを削除し、且つ目標文字コンテンツと第1の目標位置に対応する目標テキストとを組み合わせて、組み合わせられた目標テキストを得る。
【0083】
例示的に、第1の表示態様で目標文字コンテンツを表示し、第2の表示態様で目標テキストを表示する。第1の表示態様と第2の表示態様とが異なる。
【0084】
テキストがメモであることを例として説明すれば、目標文字コンテンツの表示位置を第1の目標位置に調整することで、ソースメモから目標文字コンテンツを削除し、且つ目標文字コンテンツと第1の目標位置に対応する目標メモと組み合わせて、組み合わせられた目標メモを得る。
【0085】
図5Dに示すように、テキストページの表示中に、組み合わせられた目標テキストに対するテキスト組み合せキャンセルコマンドをモニタリングする。モニタリングされたテキスト組み合せキャンセルコマンドに応答して、組み合わせられた目標テキストにおけるテキスト組み合せキャンセルを行うべき目標文字コンテンツを特定し、且つ目標文字コンテンツのソーステキストにおける文字位置範囲を特定する。
【0086】
テキストがメモであることを例として説明すれば、メモ組み合せキャンセルを行うべき目標文字コンテンツは、文字「法則」を含む。
【0087】
図5Eに示すように、文字位置範囲に基づいて、目標文字コンテンツの表示位置を調整することで、目標文字コンテンツと目標テキストとの組み合せをキャンセルし、且つソーステキストの中で目標文字コンテンツを復元することを実現できる。
【0088】
テキストがメモであることを例として説明すれば、文字位置範囲に基づいて、目標文字コンテンツの表示位置を調整することで、目標文字コンテンツと目標メモとの組み合せをキャンセルし、且つソースメモの中で目標文字コンテンツを復元することを実現できる。
【0089】
図6は、本開示の一実施例によるテキストディスプレイ装置のブロック図を概略的に示している。
【0090】
図6に示すように、本開示の実施例のテキストディスプレイ装置600は、例えば第1の処理モジュール610、第2の処理モジュール620及び第3の処理モジュール630を含む。
【0091】
第1の処理モジュール610は、テキストページの表示中に、モニタリングされた目標トリガ操作に応答して、目標トリガ操作に関連する第1の目標位置を特定するために用いられ、目標トリガ操作がテキストコンテンツ組み合せを行うように指示する。第2の処理モジュール620は、モニタリングされた目標トリガ操作に基づいて生成されたテキスト組み合せコマンドに応答して、目標トリガ操作に関連する目標文字コンテンツを特定するために用いられる。第3の処理モジュール630は、目標文字コンテンツの表示位置を第1の目標位置に調整することで、目標文字コンテンツと第1の目標位置に対応する目標テキストとを組み合わせて、組み合わせられた目標テキストを得るために用いられる。
【0092】
本開示の実施例によれば、モニタリングされた目標トリガ操作に応答して、目標トリガ操作に関連する第1の目標位置を特定し、モニタリングされた目標トリガ操作に基づいて生成されたテキスト組み合せコマンドに応答して、目標トリガ操作に関連する目標文字コンテンツを特定し、且つ目標文字コンテンツの表示位置を第1の目標位置に調整することで、目標文字コンテンツと第1の目標位置に対応する目標テキストとを組み合わせる。所定トリガ操作に基づいて、効率的で便利であるテキストコンテンツ組み合せを実現することに寄与し、テキストコンテンツ管理の柔軟性及び操作性を効果的に向上することができ、テキストコンテンツ断片化の問題を効果的に解決することができ、テキストコンテンツ管理の時間コストを低減することに寄与し、ユーザの多様化なテキストコンテンツ管理ニーズを効果的に満足することができる。
【0093】
本開示の実施例によれば、目標トリガ操作は文字選択操作及び文字選択操作に基づいて生成された文字ドラッグ操作を含む。
【0094】
本開示の実施例によれば、第1の処理モジュールは、モニタリングされた文字ドラッグ操作に応答して、文字ドラッグ操作のドラッグ終了位置を特定するための第1の処理サブモジュールと、ドラッグ終了位置と所定距離閾値条件を満たす最も近い文字位置を特定して、第1の目標位置とするための第2の処理サブモジュールとを含む。
【0095】
本開示の実施例によれば、本装置は、モニタリングされた文字ドラッグ操作に対する終了イベントに応答して、終了イベントをテキスト組み合せコマンドとし、または、モニタリングされた文字ドラッグ操作に対する終了イベントに応答して、少なくとも1つのコンテンツ操作選択肢を表示し、且つ少なくとも1つのコンテンツ操作選択肢のうちのテキスト組み合せ選択肢に対する選択イベントに応答して、選択イベントをテキスト組み合せコマンドとするための第4の処理モジュールをさらに含む。
【0096】
本開示の実施例によれば、第2の処理モジュールは、モニタリングされた文字ドラッグ操作に基づいて生成されたテキスト組み合せコマンドに応答して、文字選択操作によって選択された文字コンテンツを目標文字コンテンツとするための第3の処理サブモジュールを含む。
【0097】
本開示の実施例によれば、本装置は、目標文字コンテンツのソーステキストにおける文字位置範囲を特定し、ソーステキストにおいて、文字位置範囲の後ろに位置する文字コンテンツを第1の候補コンテンツとし、且つ第1の候補コンテンツの開始表示位置を文字位置範囲の開始文字位置に調整するための第5の処理モジュールをさらに含む。
【0098】
本開示の実施例によれば、本装置は、目標テキストにおいて、第1の目標位置の後ろに位置する文字コンテンツを第2の候補コンテンツとし、且つ第2の候補コンテンツの開始表示位置を第2の目標位置に調整するための第6の処理モジュールをさらに含み、第2の目標位置は第1の目標位置及び目標文字コンテンツの文字長さに基づいて特定される。
【0099】
本開示の実施例によれば、本装置は、第1の表示態様で目標文字コンテンツを表示し、第2の表示態様で目標テキストを表示するための第7の処理モジュールをさらに含み、第1の表示態様と第2の表示態様とが異なる。
【0100】
図7は、本開示の別の実施例によるテキストディスプレイ装置のブロック図を概略的に示している。
【0101】
図7に示すように、本開示の実施例のテキストディスプレイ装置700は、例えば第8の処理モジュール710及び第9の処理モジュール720を含む。
【0102】
第8の処理モジュール710は、テキストページの表示中に、モニタリングされた組み合わせられた目標テキストに対するテキスト組み合せキャンセルコマンドに応答して、組み合わせられた目標テキストにおけるテキスト組み合せキャンセルを行うべき目標文字コンテンツ及び目標文字コンテンツのソーステキストにおける文字位置範囲を特定するために用いられる。第9の処理モジュール720は、文字位置範囲に基づいて、目標文字コンテンツの表示位置を調整することで、目標文字コンテンツと組み合わせられた目標テキストとの組み合せをキャンセルする。
【0103】
本開示の実施例によれば、モニタリングされた目標テキストに対するテキスト組み合せキャンセルコマンドに応答して、組み合わせられた目標テキストにおけるテキスト組み合せキャンセルを行うべき目標文字コンテンツを特定し、且つ目標文字コンテンツのソーステキストにおける文字位置範囲を特定し、文字位置範囲に基づいて、目標文字コンテンツの表示位置を調整することで、目標文字コンテンツと組み合わせられた目標テキストとの組み合せをキャンセルする。テキスト組み合せキャンセルの操作便利性を効果的に向上することができ、効率的で柔軟なテキストコンテンツ管理を実現することに寄与し、電子テキスト管理の時間コスト及び操作複雑度を効果的に低減することができ、電子テキスト管理のインテリジェント化レベルを効果的に向上することができ、ユーザの多様化な電子テキスト管理ニーズを満足することに寄与する。
【0104】
本開示の実施例によれば、本装置は、文字位置範囲の開始文字位置に基づいて、ソーステキストにおける開始文字位置の後ろに位置する文字コンテンツを第3の候補コンテンツとし、開始文字位置及び目標文字コンテンツの文字長さに基づいて、第3の候補コンテンツの開始表示位置を調整するための第10の処理モジュールをさらに含む。
【0105】
本開示の実施例によれば、本装置は、目標文字コンテンツの目標テキストにおける現在位置範囲に基づいて、現在位置範囲の後ろに位置する文字コンテンツを第4の候補コンテンツとし、第4の候補コンテンツの開始表示位置を現在位置範囲の開始文字位置に調整するための第11の処理モジュールをさらに含む。
【0106】
注意されるべきこととして、本開示の技術案では、係られた情報収集、記憶、使用、加工、転送、提供及び公開などの処理は、いずれも関連法律や法規の規定に合致しており、公序良俗に反していない。
【0107】
本開示の実施例によれば、本開示は、電子機器、読取可能な記憶媒体及びコンピュータプログラムをさらに提供している。
【0108】
図8は、本開示の実施例によるテキスト表示方法を実行するための電子機器のブロック図を概略的に示している。
【0109】
図8は、本開示の実施例を実施可能な例示的な電子機器800の模式的なブロック図を示している。電子機器800は、様々な形式のデジタルコンピュータを示すことを目的とし、例えば、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ワークステーション、パーソナルデジタルアシスタント、サーバ、ブレードサーバ、大型コンピュータ及び他の適切なコンピュータである。電子機器は、さらに様々な形式の移動装置を示してもよく、例えば、パーソナルデジタルアシスタント、携帯電話、スマートフォン、ウェアラブル機器及び他の類似の演算装置である。本明細書に示された部材、それらの接続及び関係、並びにそれらの機能は、例示に過ぎず、本明細書に記載された及び/又は要求された本開示の実現を限定しない。
【0110】
図8に示すように、電子機器800は、計算手段801を含み、計算手段801は、リードオンリーメモリ(ROM)802に記憶されたコンピュータプログラム又は記憶手段808からランダムアクセスメモリ(RAM)803にロードされたコンピュータプログラムに基づいて、様々な適切な動作及び処理を実行してもよい。RAM803には、さらに電子機器800の操作に必要な様々なプログラム及びデータを記憶してもよい。計算手段801、ROM802、及びRAM803は、バス804を介して相互に接続される。入出力(I/O)インターフェース805も、バス804に接続される。
【0111】
電子機器800における複数の部品は、I/Oインターフェース805に接続され、例えばキーボード、マウス等の入力手段806と、例えば様々な種類のディスプレイ、スピーカ等の出力手段807と、例えば磁気ディスク、光ディスク等の記憶手段808と、例えばネットワークカード、モデム、無線通信トランシーバ等の通信手段809とを含む。通信手段809は、電子機器800がインターネット等のコンピュータネットワーク及び/又は各種の電気ネットワークを介して他の機器と情報・データをやり取りすることを可能にする。
【0112】
計算手段801は、処理及び演算能力を有する各種の汎用及び/又は専用の処理モジュールであってもよい。計算手段801の幾つかの例として、中央処理ユニット(CPU)、GPU(Graphics Processing Unit)、各種専用の人工知能(AI)演算チップ、各種機械学習モデルアルゴリズムをランニングする演算ユニット、DSP(Digital Signal Processor)、並びに任意の適切なプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等が挙げられるが、これらに限定されない。計算手段801は、前文で記載された各方法及び処理、例えばテキスト表示方法を実行する。例えば、幾つかの実施例において、テキスト表示方法は、例えば記憶手段808のような機械可読媒体に有形的に含まれるコンピュータソフトウェアプログラムとして実現されてもよい。いくつかの実施例において、コンピュータプログラムの一部又は全部は、ROM802及び/又は通信手段809を介して電子機器800にロード及び/又はインストールされてもよい。コンピュータプログラムがRAM803にロードされて計算手段801により実行される場合、前文に記載のテキスト表示方法の1つ又は複数のステップを実行してもよい。代替的に、他の実施例において、計算手段801は、他の任意の適切な方式(例えば、ファームウェアを介する)によりテキスト表示方法を実行するように構成されてもよい。
本明細書で以上に説明されたシステム及び技術の様々な実施形態は、デジタル電子回路システム、集積回路システム、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、コンプレックスプログラムマブルロジックデバイス(CPLD)、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、及び/又はそれらの組み合わせにおいて実現されてもよい。これらの様々な実施形態は、1つ又は複数のコンピュータプログラムにおいて実施され、該1つ又は複数のコンピュータプログラムは、少なくとも1つのプログラムマブルプロセッサを含むプログラムマブルシステムで実行され及び/又は解釈されることが可能であり、該プログラムマブルプロセッサは、専用又は汎用のプログラムマブルプロセッサであってもよく、記憶システム、少なくとも1つの入力装置、及び少なくとも1つの出力装置からデータ及び命令を受信し、かつデータ及び命令を該記憶システム、該少なくとも1つの入力装置、及び該少なくとも1つの出力装置に伝送することができることを含んでもよい。
【0113】
本開示の方法を実施するためのプログラムコードは、1つ又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで作成されてもよい。これらのプログラムコードは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ又は他のプログラマブルテキスト表示装置のプロセッサ又はコントローラに提供されてもよく、それによって、プログラムコードがプロセッサ又はコントローラにより実行される時に、フローチャート及び/又はブロック図に規定された機能・操作が実施される。プログラムコードは、機器に完全に実行されてもよく、部分的に機器で実行されてもよく、独立したソフトウェアパッケージとして部分的に機器で実行され、かつ部分的に遠隔機器で実行されるか又は完全に遠隔機器又はサーバで実行されてもよい。
【0114】
本開示のコンテキストにおいて、機械可読媒体は、有形の媒体であってもよく、命令実行システム、装置又は電子機器に使用され、又は命令実行システム、装置又は電子機器と組み合わせて使用されるプログラムを含んで又は記憶してもよい。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってもよい。機械可読媒体は、電子の、磁気的、光学的、電磁的、赤外線の、又は半導体システム、装置又は電子機器、又は上記内容の任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、それらに限定されない。機械可読記憶媒体のより具体的な例としては、1つ以上の線による電気的接続、携帯式コンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光学記憶装置、磁気記憶装置、又は上記内容の任意の適切な組み合わせを含む。
【0115】
ユーザとの対話を提供するために、コンピュータにここで説明されたシステム及び技術を実施させてもよく、該コンピュータは、ユーザに情報を表示するための表示装置(例えば、CRT(陰極線管)又はLCD(液晶ディスプレイ)モニタ)と、キーボード及びポインティングデバイス(例えば、マウス又はトラックボール)とを備え、ユーザは、該キーボード及び該ポインティングデバイスを介して入力をコンピュータに提供することができる。他の種類の装置は、さらにユーザとの対話を提供してもよく、例えば、ユーザに提供されたフィードバックは、いかなる形式のセンシングフィードバック(例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、又は触覚フィードバック)であってもよく、かついかなる形式(音声入力、語音入力又は、触覚入力を含む)でユーザからの入力を受信してもよい。
【0116】
ここで説明されたシステム及び技術は、バックグラウンド部品を含むコンピューティングシステム(例えば、データサーバとする)、又はミドルウェア部品を含むコンピューティングシステム(例えば、アプリケーションサーバ)、又はフロントエンド部品を含むコンピューティングシステム(例えば、グラフィカルユーザインタフェース又はウェブブラウザを有するユーザコンピュータ、ユーザが該グラフィカルユーザインタフェース又は該ネットワークブラウザを介してここで説明されたシステム及び技術の実施形態と対話することができる)、又はこのようなバックグラウンド部品、ミドルウェア部品、又はフロントエンド部品のいずれかの組み合わせを含むコンピューティングシステムに実施されることが可能である。任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)によりシステムの部品を互いに接続することができる。通信ネットワークの例としては、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)及びインターネットを例示的に含む。
【0117】
コンピュータシステムは、クライアント及びサーバを含んでもよい。クライアントとサーバ同士は、一般的に離れており、通常、通信ネットワークを介して対話する。クライアントとサーバとの関係は、該当するコンピュータ上でランニングし、クライアント-サーバの関係を有するコンピュータプログラムによって生成される。サーバは、クラウドサーバであってもよく、分散型システムのサーバであってもよく、又はブロックチェーンを組合せたサーバであってもよい。
【0118】
理解されるべきこととして、以上に示された様々な形式のフローを使用してもよく、操作を改めてソーティングしたり、追加したり又は削除してもよい。例えば、本開示に記載の各操作は、並列に実行されたり、順次に実行されたり、又は異なる順序で実行されてもよく、本開示に開示された技術案の所望の結果を実現することができれば、本明細書はここで限定されない。
【0119】
上記具体的な実施形態は、本開示の保護範囲を限定するものではない。当業者であれば、設計要件及び他の要因に応じて、様々な修正、組み合わせ、サブコンビネーション及び代替を行うことが可能であると理解すべきである。本開示の精神と原則内で行われる任意の修正、均等置換及び改良などは、いずれも本開示の保護範囲内に含まれるべきである。

図1
図2
図3
図4
図5A
図5B
図5C
図5D
図5E
図6
図7
図8