特開2023-83106IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

樹脂組成物の製造方法、混合物、樹脂組成物及び成形体

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】機械的特性の低下を抑制しつつ、放熱特性及び誘電特性の安定的な向上を実現することができる樹脂組成物の製造方法を提供する。
【解決手段】樹脂組成物(A)の製造方法は、熱伝導性を有するフィラー(b)の水分を除去する工程と、前記水分が除去された状態での熱伝導性を有するフィラー(b)の水分量を維持したまま、熱可塑性樹脂(a)と、前記水分が除去された熱伝導性を有するフィラー(b)を溶融混錬する工程と、を有する。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、樹脂組成物を既存用途よりも更なる高周波数帯域で使用する場合には、より良好な誘電特性を安定的に発現することが求められることから、未だ改善の余地がある。また、火炎溶融法などを用いてフィラー作製時に当該フィラーが乾燥していても、保管状態によってはフィラーが経時的にある程度吸湿する。このため、保管されていたフィラーを基材樹脂に添加して樹脂組成物を製造すると、フィラー同士の界面における水分の分極により誘電正接(tanδ)が悪化する問題がある。更には、基材樹脂の種類によってはフィラーに吸着した水分によって基材樹脂が加水分解を起こし、機械的特性が低下する問題も生じる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するために、発明者らは鋭意研究を重ねた結果、熱伝導性を有するフィラーの表面から分極しやすい水酸基を低減し、当該水酸基が低減した状態の熱伝導性を有するフィラーを基材樹脂と混合することにより、樹脂組成物の誘電損失を安定的に低減できることを見出した。また、熱伝導性を有するフィラーの表面を疎水化することにより、基材樹脂である熱可塑性樹脂の加水分解が抑制され、熱可塑性樹脂/フィラー界面の・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、樹脂組成物の機械的特性の低下を抑制しつつ、放熱特性及び誘電特性の安定的な向上を実現することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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