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▶ 榎本 一仁の特許一覧

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  • 特開-地磁気発電コイル 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023083797
(43)【公開日】2023-06-16
(54)【発明の名称】地磁気発電コイル
(51)【国際特許分類】
   H02K 35/04 20060101AFI20230609BHJP
【FI】
H02K35/04
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021197700
(22)【出願日】2021-12-06
(71)【出願人】
【識別番号】596012951
【氏名又は名称】榎本 一仁
(72)【発明者】
【氏名】榎本 一仁
(57)【要約】
【課題】長期間動き、かつ、燃料や管理のいらない発電機を作るために、地磁気の動きと人工衛星の公転の速度差を利用する発電、または地磁気の動きと星の自転の速度差を利用する発電を行いたい。
【解決手段】地磁気と交差する方向の導線を有するコイルを、地磁気のある星の周回軌道や、地表付近に設置して、発電を行う。その際、双方向に流れようとする電流の量に差を作り出すために、片方の導線と交差する磁束の密度が少なくなるように、磁気遮蔽物、または、磁気誘導物を取り付けて、地磁気を制御することで、電流を得る。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
星の地磁気と、地表下あるいは地磁気の中を移動する物体に設置したコイルの片側と交差する地磁気を、遮蔽もしくは誘導してそらすことで、双方向の電流の発生元となる磁束密度に差を作り、電流を生じさせ発電する発電機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は星の地磁気と星の自転、もしくは星の地磁気とその星の衛星の公転により発電を行う、発電機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
今までの発電機は動作原理やその構造から、燃料または管理が必要であるか、または使い捨てであった。
【0003】
しかし、使用目的によっては管理と燃料が不要で長期間動作するタイプが最適の場合もある。
【0004】
それらの需要は地磁気に対して星の自転による発電を行えば解決するが、コイルに流れようとする電流の量が双方向において拮抗するため、発電という目的にはには適さなかった。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
【非特許文献1】「山口正人・横関政洋」共著 「[改訂版]徹底解説 電動機・発電機の理論」Energy Chord 2015年
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
解決しようとする問題点は、地磁気の自転と星の自転の速度差、あるいは地磁気と人工衛星の速度差を利用して発電を行いたいときに、コイルの双方向に流れようとする電気の電圧が拮抗して、電流が流れないことである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
星の周回軌道にコイルを設置するか、または地中にコイルを埋め、地磁気の動きと星の自転または地磁気の動きと周回軌道を移動する物体の回転速度との差を利用して、フレミングの法則により発電を行う。ただしそのままでは、双方向に生じようとする電気の圧力が拮抗するので、地中に埋めるコイルの片側に、地磁気を遮蔽するものや、地磁気を誘導しそらすものを取り付けて、片方向の電流の発生元となる地磁気を弱め、片方向に生じようとする電流を弱めることにより、それと逆方向の電流をえて得て、発電を行う。
【発明の効果】
【0008】
本発明の発電コイルは、地磁気と星の自転を利用して発電を行うため、燃料にたよることなく、構造が簡単なため、管理も不要で、地磁気と星の自転、または地磁気と人工衛星の移動に速度差やゆがみがあるかぎり、動き続けるとという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図1は地磁気発電コイルの実施方法を示した説明図である。(実施例1)
【発明を実施するための形態】
【0010】
地磁気を利用して発電を行うという目的を、星の自転や人工天体の公転によるコイルの回転と、そのコイルの片側の地磁気を抑制する手段で、実現する。
【実施例0011】
図1は、本発明装置の1実施例の予想図であって、1はコイルの導線、2は地磁気を抑制するための、遮蔽物もしくは導体である。
【産業上の利用可能性】
【0012】
辺境地の時計や充電器、人工衛星や惑星探査機の内部でつかう電子機器の電源など、電流の量より低燃費や恒久性が重要になる、設備に使用されると思われる。
【符号の説明】
【0013】
1 コイルの導線
2 磁気遮蔽物または磁気誘導物
図1