(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023008399
(43)【公開日】2023-01-19
(54)【発明の名称】業務サービス利用支援システム及び業務サービス利用支援プログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/10 20120101AFI20230112BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】12
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021111941
(22)【出願日】2021-07-06
(71)【出願人】
【識別番号】509017192
【氏名又は名称】株式会社ノースポイント
(74)【代理人】
【識別番号】100180644
【弁理士】
【氏名又は名称】▲崎▼山 博教
(72)【発明者】
【氏名】井上 寛
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC11
(57)【要約】
【課題】利用者が、業務サービス提供者が提供する各種の業務サービスを躊躇なく利用できる業務サービス利用支援システムを提供すること。
【解決手段】利用者5が業務サービス提供者2から提供される業務サービスを利用する際の支援を行う業務サービス利用支援システム1であり、利用者5側の端末装置50と通信可能な通信部10と、前記業務サービスを選択可能にする業務サービス選択部20と、決済処理部30とを備える。業務サービス選択部20は、業務サービスの選択を端末装置50において可能にするものであり、前記業務サービスは、当該業務サービスの利用に関する相談サービスを含むものであり、利用者5が前記相談サービスを選択することを条件として、通信回線4を介した前記相談サービスの提供に係る処理が行われると共に、前記相談サービスに対する対価の決済に係る処理が決済処理部30により行われることを特徴とする。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
利用者が業務サービス提供者から提供される一又は複数の業務サービスを利用する際の支援を行う業務サービス利用支援システムであって、
前記利用者側の端末装置から通信回線を介して通信が可能な通信部と、
前記業務サービスの少なくとも一つを選択可能にする業務サービス選択部と、
決済処理部と、を備え、
前記業務サービス選択部は、前記通信部を介して、前記業務サービスの選択を前記端末装置において可能にするものであり、
前記業務サービスは、当該業務サービスの利用に関する相談サービスを含むものであり、
前記利用者が前記相談サービスを選択することを条件として、前記通信回線を介した前記相談サービスの提供に係る処理が行われると共に、前記相談サービスに対する対価の決済に係る処理が前記決済処理部により行われること、を特徴とする業務サービス利用支援システム。
【請求項2】
利用者が業務サービス提供者から提供される一又は複数の業務サービスを利用する際の支援を行う業務サービス利用支援システムであって、
前記利用者側の端末装置と通信回線を介して通信が可能な通信部と、
前記業務サービスの少なくとも一つを選択可能にする業務サービス選択部と、
決済処理部と、を備え、
前記業務サービス選択部は、前記通信部を介して、前記業務サービスの選択を前記端末装置において可能にするものであり、
前記業務サービスは、当該業務サービスの利用に関する相談サービスを含むものであり、
前記利用者が前記相談サービスを選択することを条件として、前記通信回線を介した前記相談サービスの提供に係る処理が行われると共に、前記相談サービスに対する対価の決済に係る処理が前記決済処理部により行われるものであり、
前記決済処理部は、前記利用者が前記業務サービス提供者における前記業務サービスの少なくとも一つを利用することを条件として、前記利用者に対して請求する前記対価の一部又は全部を減額する処理を行うこと、を特徴とする業務サービス利用支援システム。
【請求項3】
前記相談サービスが、前記利用者に対して前記業務サービスを提供する担当者を除く他の担当者により提供されるものであること、を特徴とする請求項1又は2に記載の業務サービス利用支援システム。
【請求項4】
前記業務サービス選択部で選択された前記業務サービスを予約情報として受け付ける予約情報受付部を備えること、を特徴とする請求項1に記載の業務サービス利用支援システム。
【請求項5】
前記相談サービスが、前記業務サービス提供者における一又は複数の担当者により提供されること、を特徴とする請求項1又は2に記載の業務サービス利用支援システム。
【請求項6】
前記相談サービスが、前記業務サービスに関する業務の専門家により提供されること、を特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の業務サービス利用支援システム。
【請求項7】
前記業務サービスが、店舗において提供されるものであること、を特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の業務サービス利用支援システム。
【請求項8】
前記店舗が、美容室又は理容室であること、を特徴とする請求項7に記載の業務サービス利用支援システム。
【請求項9】
前記業務サービスが、求人に関するものであること、を特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の業務サービス利用支援システム。
【請求項10】
前記相談サービスを行う相談担当者として、前記利用者に対して前記業務サービスを提供する担当者を除く他の担当者を選択する相談担当者選択部を備えていること、を特徴とする請求項1~10のいずれか1項に記載の業務サービス利用支援システム。
【請求項11】
請求項1~10のいずれか1項に記載の業務サービス利用支援システムが、前記業務サービス提供者、又は前記業務サービス提供者の外部に設けられたサーバに配置されていること、を特徴とする業務サービス利用支援システム。
【請求項12】
請求項1~11のいずれか1項に記載の業務サービス利用支援システムの機能をコンピュータ上で実行させることが可能なこと、を特徴とする業務サービス利用支援プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、各種の業務形態において提供される各種の業務サービスを利用する利用者を支援するための業務サービス利用支援システム、及び業務サービス利用支援プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、美容室や理容室等(美容室等と称する)におけるカットやパーマ等の業務サービスを、通信回線を介してオンラインで予約するための予約・管理システムが知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1の発明に係る美容室等のオンライン予約・管理システムによれば、顧客(利用者)が美容室等を検索して、予約をすることができるものとされている。また、美容室等からは、顧客の個人情報や履歴を閲覧して管理することが可能なものとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1の発明に係るオンライン予約・管理システムは、上述したように顧客の意思により、美容室等を予約するものとされている。従って、顧客が従前から懇意に利用しているような美容室等においては、利便性が向上されるものと考えられる。しかしながら、顧客が新規に利用するような美容室等においては、美容室等をいきなり予約したり、美容室等の店舗を訪れたりすることに対して、ためらいを感じる問題があった。特に、初めて利用するような美容室等では、店舗に一度入店すると、業務サービスを受けなければ店舗を出られないような雰囲気を顧客が感じることがあった。そのため、美容室等の業務サービスを提供する側(業務サービス提供者とも称する)において、新規の顧客を集客することが困難であった。また、従来から利用している美容室等においても、例えば、従来とは異なる美容師に担当して欲しい場合に、直接、従来の担当美容師に申し出しにくい問題もあった。
【0005】
かかる知見に基づいて、本発明は、利用者が、業務サービス提供者が提供する各種の業務サービスを躊躇することなく利用できる業務サービス利用支援システム及び業務サービス利用支援プログラムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)上述した課題を解決すべく提供される本発明の業務サービス利用支援システムは、利用者が業務サービス提供者から提供される一又は複数の業務サービスを利用する際の支援を行う業務サービス利用支援システムであって、前記利用者側の端末装置と通信回線を介して通信が可能な通信部と、前記業務サービスの少なくとも一つを選択可能にする業務サービス選択部と、決済処理部と、を備え、前記業務サービス選択部は、前記通信部を介して、前記業務サービスの選択を前記端末装置において可能にするものであり、前記業務サービスは、当該業務サービスの利用に関する相談サービスを含むものであり、前記利用者が前記相談サービスを選択することを条件として、前記通信回線を介した前記相談サービスの提供に係る処理が行われると共に、前記相談サービスに対する対価の決済に係る処理が前記決済処理部により行われること、を特徴とするものである。
【0007】
上述した業務サービス利用支援システムは、業務サービス選択部と、通信部とにより、利用者側の各種の端末装置(例えば、スマートフォン、タブレット、パソコン等)において、各種の業務サービスの利用に関する支援を可能にするものとされている。これにより、利用者が、直接業務サービス提供者に出向くことなく、業務サービスの利用に係る支援を容易に受けることができる。
【0008】
また、上述した業務サービス利用支援システムは、利用者が業務サービス選択部において相談サービスを選択することを条件として、通信回線を介した相談サービスが利用者に提供される。ここで、相談サービスには、例えば、各種の業務サービスの利用に関するカウンセリングや相談、アドバイス、業務サービスの具体的な内容の説明などが挙げられる。すなわち、利用者が、業務サービス提供者の業務サービスの提供を受ける前に、事前に業務サービスの提供内容の詳細を知ることができる。これにより、利用者が、業務サービスを受ける際の敷居を下げることができ、利用者による業務サービス提供者の利用の促進効果が期待できる。
【0009】
また、上述した業務サービス利用支援システムは、利用者が、事前に受けた相談サービスに対する対価の決済に係る処理を決済処理部において行うことができる。そのため、相談サービスに対する対価の決済(例えば、対価の請求)を、利用者に対して確実に行うことができる。
【0010】
(2)上述した課題を解決すべく提供される本発明の業務サービス利用支援システムは、利用者が業務サービス提供者から提供される一又は複数の業務サービスを利用する際の支援を行う業務サービス利用支援システムであって、前記利用者側の端末装置と通信回線を介して通信が可能な通信部と、前記業務サービスの少なくとも一つを選択可能にする業務サービス選択部と、決済処理部と、を備え、前記業務サービス選択部は、前記通信部を介して、前記業務サービスの選択を前記端末装置において可能にするものであり、前記業務サービスは、当該業務サービスの利用に関する相談サービスを含むものであり、前記利用者が前記相談サービスを選択することを条件として、前記通信回線を介した前記相談サービスの提供に係る処理が行われると共に、前記相談サービスに対する対価の決済に係る処理が前記決済処理部により行われるものであり、前記決済処理部は、前記利用者が前記業務サービス提供者における前記業務サービスの少なくとも一つを利用することを条件として、前記利用者に対して請求する前記対価の一部又は全部を減額する処理を行うこと、を特徴とするものである。
【0011】
上述した業務サービス利用支援システムは、事前に相談サービスの提供に係る処理が行われるため、利用者が当該相談サービスに基づいて、業務サービス提供者による業務サービスの提供に係る処理を受けることができる。そのため、利用者が、業務サービスを受ける際の敷居を下げることができ、利用者による業務サービス提供者の利用の促進効果が期待できる。
【0012】
また、上述した業務サービス利用支援システムは、利用者が相談サービスを受けた際に請求される対価の一部又は全部が、利用者が前記業務サービス提供者における業務サービスの少なくとも一つを利用することを条件として、減額処理される。すなわち、利用者が相談サービスに基づいて業務サービスを受ける際の負担が軽減され、利用者が、業務サービスを受けることに対するインセンティブが向上する。これにより、業務サービス提供者における新規利用者の集客効果が期待できる。
【0013】
また、上述した業務サービス利用支援システムは、前記業務サービス提供者として、店舗を構えないコンサルティング等の各種のオンラインサービス、あるいは、店舗を有する美容室、理容室、エステサロン、ネイルサロン等の各種の業務形態における各種の業務サービスの提供者(事業者)を含めることができる。ここで、業務サービスは、例えば、業務サービス提供者が美容室である場合におけるカットやパーマ等のサービスに関するものとすることができる。また、相談サービスは、例えば、業務サービス提供者の特徴に関する情報の提供や業務サービスを提供する担当者(例えば、美容師や店長等)に関する情報の提供、あるいは、各種の相談事項に関するカウンセリングやアドバイスなどが挙げられる。また、対価の減額処理は、現金で行うものやポイントによる還元、あるいは、割引クーポンによるものなど各種の形態のものとすることができる。
【0014】
ここで、業務サービスが例えば、美容室におけるカットである場合において、利用者が、普段施術等の業務サービスを提供してもらっている美容師(担当者)ではなく、他の美容師にカットを依頼したり、相談を行いたい場合等がある。しかしながら、利用者は、普段担当してもらっている美容師に気兼ねするなどして、直接相談しにくい場合がある。
【0015】
(3)かかる知見に基づいて、本発明の業務サービス利用支援システムは、前記相談サービスが、前記利用者に対して前記業務サービスを提供する担当者を除く他の担当者により提供されるものであるとよい。
【0016】
かかる構成によれば、普段、利用者に対して業務サービスを提供する担当者に直接相談しにくいような事柄であっても、他の担当者による相談サービスを気兼ねなく受けることができる。従って、利用者が担当を代えて欲しいような場合に、気軽に申し出することが可能な業務サービス利用支援システムを提供することができる。これにより、利用者が、業務サービスを受ける際の敷居を下げることができ、利用者による業務サービス提供者の利用の促進効果が期待できる。
【0017】
(4)上述した本発明の業務サービス利用支援システムは、前記業務サービス選択部で選択された前記業務サービスを予約情報として受け付ける予約情報受付部を備えるものであるとよい。
【0018】
かかる構成によれば、上述した業務サービス利用支援システムが、業務サービス選択部で選択された業務サービスを適切に予約情報として受け付けできる。これにより、利用者の意図を適切に反映させた業務サービスの予約を迅速に行うことができる。ここで、予約情報は、例えば、利用店舗、業務サービスの種類、日時、業務サービスの担当者、相談サービスの担当者等の各種の予約に関する情報とすることができる。
【0019】
(5)上述した本発明の業務サービス利用支援システムは、前記相談サービスが、前記業務サービス提供者における一又は複数の担当者により提供されるものであるとよい。
【0020】
かかる構成によれば、業務サービス提供者に勤務する従業員(担当者)によって直接的に相談サービスを受けることができる。すなわち、利用者が、業務サービス提供者の実情に即した適切なアドバイスを受けることができる。そのため、新規の利用者が、当該業務サービス提供者における業務サービスを気軽に利用することができる。これにより、業務サービス提供者における新規利用者の開拓が期待できる。
【0021】
(6)上述した本発明の業務サービス利用支援システムは、前記相談サービスが、前記業務サービスに関する業務の専門家により提供されるものであるとよい。
【0022】
かかる構成によれば、利用者が、業務サービスに関する業務の専門家による相談サービスを受けることができる。そのため、上述した業務サービス利用支援システムは、業務の専門家によるアドバイスに基づいて、利用者に即した業務サービス提供者を紹介することができる。これにより、業務サービス提供者における新規利用者の開拓が期待できる。なお、相談サービスは、業務サービス提供者における担当者によるもの、又は業務サービスに関する業務の専門家によるもののいずれかを選択するようにしてもよい。
【0023】
(7)上述した本発明の業務サービス利用支援システムは、前記業務サービスが、店舗において提供されるものであるとよい。
【0024】
かかる構成によれば、店舗を利用しない業務形態(例えば、コンサルティング等のオンラインサービス)における業務サービスだけではなく、店舗を利用する業務形態(例えば、エステサロン、ネイルサロン等)も含めた幅広い業務サービスに利用可能な業務サービス利用支援システムを提供することができる。
【0025】
(8)上述した本発明の業務サービス利用支援システムは、前記店舗が、美容室又は理容室であるとよい。
【0026】
かかる構成によれば、美容室や理容室におけるカットやパーマのような業務サービスを利用者が円滑に受けることができる。そのため、利用者が、新規な美容室や理容室を躊躇なく利用することができる。これにより、業務サービス提供者における新規利用者の開拓が期待できる。
【0027】
(9)上述した本発明の業務サービス利用支援システムは、前記業務サービスが、求人に関するものであるとよい。
【0028】
かかる構成によれば、就職の支援を円滑に行うことができる。これにより、利用者が、適切なアドバイスを受けたうえで、業務サービス提供者等の面接等に気軽に挑むことができる。
【0029】
(10)上述した本発明の業務サービス利用支援システムは、前記相談サービスを行う相談担当者として、前記利用者に対して前記業務サービスを提供する担当者を除く他の担当者を選択するための相談担当者選択部を備えていること、を特徴とするものであると良い。
【0030】
かかる構成によれば、相談担当者選択部により、普段、利用者に対して業務サービスを提供する担当者とは異なる担当者を相談担当者として割り当てることができる。これにより、本発明の業務サービス利用支援システムは、普段の担当者には直接相談しにくいような事柄であっても、他の担当者による相談サービスを気兼ねなく受けることができるようなサービスの提供を支援できる。従って、本発明の業務サービス利用支援システムによれば、利用者が担当を代えて欲しいような場合に、気軽に申し出することが可能な業務サービス利用支援システムを提供することができる。これにより、利用者が、業務サービスを受ける際の敷居を下げることができ、利用者による業務サービス提供者の利用の促進効果が期待できる。
【0031】
(11)上述した本発明の業務サービス利用支援システムは、前記業務サービス提供者、又は前記業務サービス提供者の外部に設けられたサーバに配置されているものであるとよい。
【0032】
かかる構成によれば、業務サービス提供者における端末装置や利用者側の端末装置への負担を軽減することができる。また、業務サービス提供者が複数に亘る場合に、業務サービス提供者や利用者が統一した業務サービス利用支援システムを利用可能である。これにより、業務サービス提供者や利用者において、操作性が統一された利用しやすい業務サービス利用支援システムを提供することができる。
【0033】
(12)上述した課題を解決すべく提供される本発明の業務サービス利用支援プログラムは、上述した業務サービス利用支援システムの機能をコンピュータ上で実行させることが可能なこと、を特徴とするものである。
【0034】
上述した業務サービス利用支援プログラムは、業務サービス利用支援システムにおける処理をプログラムとして実行することができる。そのため、当該業務サービス利用支援プログラムを、例えば、外部のサーバに記憶(インストール)させたり、利用者側の端末装置にアプリとして提供したり、あるいは、業務サービス提供者における端末装置やサーバに記憶(インストール)させたりすることができる。これにより、業務サービス利用支援システムの汎用性を高めることができる。なお、業務サービス利用支援プログラムは、一体的に提供されるものだけではなく、例えば、機能毎にモジュール化して分割して提供されてもよい。
【発明の効果】
【0035】
本発明によれば、利用者が、店舗等の業務サービス提供者が提供する各種の業務サービスを躊躇することなく利用できる業務サービス利用支援システム及び業務サービス利用支援プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【
図1】本発明の業務サービス利用支援システムの構成を示す構成図である。
【
図2】本発明の業務サービス利用支援システムの一利用形態を表す概略システム構成図である。
【
図3】本発明の業務サービス利用支援システムを美容室で使用する場合における業務サービス選択部の表示画面の一例を表す説明図である。
【
図4】本発明の業務サービス利用支援システムを美容室で使用する場合の説明図である。
【
図5】本発明の別の実施形態に係る業務サービス利用支援システムの一利用形態を示す概略システム提構成
【発明を実施するための形態】
【0037】
本発明の業務サービス利用支援システムの一実施形態について、
図1~
図4を参照しつつ以下に詳細を説明する。本実施形態では、
図2に示すように、業務サービス提供者2が例えば、店舗を有する美容室2である場合を例として説明する。また、本実施形態では、美容室2における一又は複数の業務サービスが、例えば、カットやパーマ等の美容に関するものである場合を例として説明する。また、本実施形態では、業務サービス利用支援システム1が、美容室2におけるパソコン等の端末装置3に配置されている場合を例として説明する。
【0038】
図1に示すように、業務サービス利用支援システム1は、外部との通信が可能な通信部10と、美容室2(業務サービス提供者2とも称する)から提供される業務サービスを選択するための業務サービス選択部20と、を備えている。また、業務サービス利用支援システム1は、前記の他、例えば、対価等に関する決済処理を行う決済処理部30と、利用者5が利用する業務サービスを予約するための予約情報受付部40等を備えている。
【0039】
通信部10は、
図2に示すように、インターネット4Bや、LANやWiFi(登録商標)等の通信回線4A(両者を総称して通信回線4とも称する)を介して内外との通信を可能にするための通信装置で構成されている。本実施形態では、通信部10が、インターネット4Bを介して利用者5の端末装置50と接続可能とされている。従って、通信部10は、利用者5側の端末装置50(例えば、スマートフォン、タブレット、パソコン等)と通信回線4を介して通信することができる。通信部10は、後述する相談サービスの提供に係る処理を通信回線4を介して行うことができる。すなわち、利用者5が、通信回線4を介してオンライン上で、例えば、美容室2の店長6C(担当者6C)や美容師6(担当者6)、あるいは、外部の美容に関する専門家(図示せず)等に対して相談することができる。
【0040】
なお、端末装置50と業務サービス利用支援システム1との接続は、適宜のパスワード等により、制限を掛けることが望ましい。これにより、個人情報を保護した上で、後述する業務サービスを提供することができる。
【0041】
業務サービス選択部20は、各種の業務サービスの少なくとも一つを選択可能にするものである。業務サービス選択部20は、通信回線4を介して、利用者5側の端末装置50(スマートフォン50)の画面に、例えば、
図3に示すような業務サービスに係る一覧(メニュー)を表示させることができる。また、業務サービス選択部20は、業務サービスをそれぞれ個別に選択するためのボタン21を有している。利用者5は、業務サービス選択部20におけるボタン21をタッチやクリック等して選択操作(押下)することにより、一又は複数の業務サービスを選択できる。ここで、業務サービスは、例えば、カット、ヘアカラー、パーマ、トリートメント等の美容室2で提供される各種のサービスが挙げられる。
【0042】
また、本実施形態では、業務サービスとして、オンラインカウンセリング(相談サービスとも称する)を含むものとされている。ここで、相談サービスは、オンライン等を通じて提供される各種のサービスを含むものである。また、相談サービスは、例えば、各種の業務サービスに関するカウンセリングやアドバイス、業務サービスの具体的な内容の説明などが挙げられる。具体的には、美容室2における例えば、カットやパーマの方法等の説明、あるいは、カット等の業務サービスを提供する担当者に関する情報等(例えば、技量、経験、性格等)が挙げられる。
【0043】
ここで、業務サービス選択部20において、利用者5が、前記相談サービスを選択することを条件として、通信部10において、通信回線4を介した相談サービスの提供に係る処理が行われる。これにより、利用者5が、直接美容室2に出向くことなく、業務サービスの利用に係る支援を容易に受けることができる。すなわち、利用者が、美容室2の業務サービスの提供を受ける前に、事前に業務サービスの提供内容の詳細を知ったり、相談したりすることができる。これにより、利用者5が、業務サービスを受ける際の敷居を下げることができ、利用者による美容室2の利用促進効果が期待できる。また、美容室2に勤務する従業員(担当者6)に対して直接的に相談サービスを受けることができる。すなわち、利用者5が、美容室2の実情に即した適切なアドバイスを受けることができる。そのため、新規の利用者5が、美容室2におけるカット等の業務サービスを気軽に利用することができる。これにより、美容室2における新規利用者の開拓が期待できる。
【0044】
また、前記相談サービスは、利用者5に対して前記業務サービスを提供する担当者6を除く他の担当者6により提供されるものであるとよい。具体的には、前述の相談サービスは、美容室2において利用者5への施術を普段から担当している美容師6A(担当者6A)に代えて、他の美容師6B(担当者6B)や美容師6C(担当者6C)によるカウンセリング等を受けられるものである。これにより、美容師6Bに直接相談しにくいような事項であっても、利用者5は気軽にカウンセリングを受けることができる。従って、利用者5が担当を代えて欲しいような場合であっても、気軽に申し出することが可能な業務サービス利用支援システム1を提供することができる。また、利用者5が、業務サービスを受ける際の敷居を下げることができ、利用者5による美容室2(業務サービス提供者2)の利用の促進効果が期待できる。なお、業務サービス利用支援システム1は、カウンセラーとなる美容師6(担当者6)を選択する相談担当者選択部60を設け、当該相談担当者選択部60において利用者5あるいは美容室2(業務サービス提供者)のいずれか一方又は双方が任意に選択可能なものとしたり、自動的に選択するものとすると良い。相談担当者選択部60によりカウンセラーとなる美容師6(担当者6)を自動選択可能とする場合には、例えば普段から施術を担当している美容師6を登録したデータベースを構築しておき、このデータベースに即して普段は施術を担当していないランダムにカウンセラーとなる美容師6を選定したり、利用者5の属性等の別途取得したデータに基づいて所定のアルゴリズムに則ってカウンセラーとなる美容師6を自動選択するようにしたりすると良い。
【0045】
決済処理部30は、前記相談サービスに対する対価の決済に係る処理を行うことができる。ここで、決済処理は、例えば、前記相談サービスを利用した利用者5に対して行われる前記対価の請求に係る処理である。このように決済処理部30を設けることにより、相談サービスに対する対価の決済(請求)を、利用者5に対して確実に行うことができる。
【0046】
また、決済処理部30は、利用者5が美容室2における前記業務サービスの少なくとも一つを利用することを条件として、利用者5に対して請求する前記対価の一部又は全部を減額する処理を行うことができる。具体的には、利用者5が、美容室2において事前に相談サービスを受けて、美容室2の業務サービス(カット等)を利用した場合は、相談サービスに対する対価が減額処理されるものである。そのため、利用者5の負担が軽減される。これにより、美容室2における新規利用者の集客効果が期待できる。
【0047】
前記相談サービスは、例えば、美容室2の特徴に関する情報の提供や業務サービスを提供する担当者6(例えば、美容師6A,6Bや店長6C等)に関する情報の提供、あるいは、各種の相談事項に関するアドバイスなどが挙げられる。また、対価の減額処理は、現金で行うものやポイントによる還元、あるいは、割引クーポンによるものなど各種の形態のものとすることができる。なお、ポイントによる還元や割引クーポンは、例えば、通信回線4を介して、利用者5のスマートフォン50等に送付することができる。
【0048】
予約情報受付部40は、業務サービス選択部20と共用されるボタン21(
図3参照)を備えており、業務サービス選択部20で選択された業務サービスを予約情報として受け付けることができる。従って、業務サービス選択部20で選択された業務サービスを適切に予約情報として受け付けることができる。これにより、利用者5の意図を適切に反映させた業務サービスの予約を迅速に行うことができる。ここで、予約情報は、例えば、利用店舗、業務サービスの種類、日時、業務サービスの担当者、相談サービスの担当者等の各種の予約に関する情報とすることができる。これらの予約情報の入力は、例えば、ボタン21をタッチやクリック等により選択操作(押下)した後に、別の画面(図示せず)で行うようにすればよい。ここで、予約情報は、例えば、利用店舗、業務サービスの種類、日時、業務サービスの担当者6、相談サービスの担当者6等の各種の予約に関する情報とすることができる。
【0049】
上述した業務サービス利用支援システム1に係る各機能は、例えば、業務サービス利用支援プログラム1Aを各種のコンピュータに記憶させる(インストールする)ことにより実現できる。具体的には、業務サービス利用支援プログラム1Aは、美容室2に設けられた端末装置3を構成するコンピュータにインストールされるプログラムや、利用者5が所有するスマートフォンなどの端末装置50にインストールされるアプリケーション、インターネット等の通信回線を介して端末装置3,50等からアクセス可能とされたサーバ(詳細は後述の変形例1を参照)にインストールされるもの等とすることができる。本実施形態では、美容室2側の端末装置3を構成するコンピュータに業務サービス利用支援プログラム1Aをインストールすることにより、業務サービス利用支援システム1に係る各機能が実現されている。なお、業務サービス利用支援プログラム1Aは、一体的に提供されるものだけではなく、例えば、機能毎にモジュール化して分割して提供されてもよい。
【0050】
以上が、本発明の業務サービス利用支援システム1に係る一実施形態の構成であり、次に、業務サービス利用支援システム1の一利用形態について、以下に詳細を説明する。以下の説明においては、上述した実施形態と同様に業務サービスが店舗を有する美容室2である場合を例として説明する。
【0051】
図2に示すように、利用者5側の例えば、スマートフォン50が、通信回線4を介して美容室2側の端末装置3に接続される。スマートフォン50と端末装置3との接続は、適宜、パスワードを利用したログインにより行われる。
【0052】
ログインが完了すると、スマートフォン50に、
図3に示すような業務サービス選択部20としての業務サービス(美容サービスとも称する)のメニュー画面が表示される。利用者5は、利用したい美容サービスから、例えば、オンラインカウンセリングを選択操作し、当該オンラインカウンセリングに関するボタン21をタッチやクリック等して選択操作(押下)する。
【0053】
利用者5が、ボタン21を選択操作することにより、オンラインカウンセリングの詳細な予約(例えば、日時、担当者6、相談内容等)が行われる。続いて、美容室2側での日時や担当者6等の調整が行われ、オンラインカウンセリング開催に関する案内(例えば、メールや画面表示等)に関する処理が、利用者5のスマートフォン50等に対して行われる。前記案内は、利用者5の登録情報に基づいて行われる。なお、予約に関する処理は、業務サービス利用支援システム1上で自動的に行うようにしてもよい。
【0054】
オンラインカウンセリング開催日時になると、利用者5の例えば、スマートフォン50と、美容室2の端末装置3と、が接続され、オンラインカウンセリングに係る処理が実行される。オンラインカウンセリングでは、予約内容に従って、利用者5が指定した、例えば、担当者6Bから相談サービスが提供される。
【0055】
ここで、業務サービス利用支援システム1は、決済処理部30において、オンラインカウンセリングの実施(相談サービスの提供)の対価に関する決済処理を行う。対価の請求に関する決済処理は、例えば、電子マネー、クレジットカード、各種のポイントサービス等によって行うことができる。また、対価の決済処理に伴い、利用者5が、相談サービスの提供を受けたことを証明(登録)する決済処理が併せて行われる。これにより、利用者5が、相談サービスの提供を受けた美容室2における業務サービス(カットやパーマ等)を利用した場合に、前記対価を減額する決済処理を行うことが可能となる。
【0056】
相談サービスを受けた利用者5が、美容室2の業務サービスの利用を欲した場合は、利用者5が、再び業務サービス選択部20を介して美容室2のカットやパーマ等の業務サービスを選択操作し、予約する。
【0057】
利用者5が予約した日時に美容室2に来店すると、指定した担当者6Bによりカット等が行われ、業務サービス利用支援システム1によるカット等の決済処理が行われる。前記決済処理に伴い、先に受けた相談サービスの対価についての減額処理が行われる。
【0058】
上述したように、本発明に係る業務サービス利用支援システム1は、美容室2(理容室2を含む)におけるカットやパーマのような業務サービスを利用者5が円滑に受けることができる。そのため、利用者5が、新規な美容室2を躊躇なく利用することができる。これにより、美容室2における新規利用者の開拓が期待できる。
【0059】
以上が、本発明に係る業務サービス利用支援システム1の利用形態の一例である。次に、業務サービス利用支援システム1が、美容室2の外部に設けられたサーバ7に配置されている場合を例とした変形例1について、以下に説明する。なお、業務サービス利用支援システム1に関する構成は、上述した実施形態に係るものと同様であるので説明を省略する。また、同一の部材等に対しては同一の符号を用いていることに留意されたい。
【0060】
≪変形例1≫
図5に示すように、変形例1では、美容室2の外部にサーバ7が配置されている。サーバ7は、各種のコンピュータで構成されており、例えば各種の物理サーバやクラウドサーバ等の各種のサーバで構成することができる。すなわち、サーバ7は、美容室2内等において美容室2の専用サーバとして配置される物理サーバや、美容室2以外の者と共有して使用する共有サーバ、クラウドサーバ等によって構成できる。サーバ7には、業務サービス利用支援システム1の機能をサーバ7上で実行させることが可能な業務サービス利用支援プログラム1Aが記憶(インストール)されている。
【0061】
サーバ7は、通信部10を介してインターネット4Bと接続されており、業務サービス利用支援システム1に関する機能を、美容室2の端末装置3や利用者5の端末装置50に提供することができる。すなわち、利用者5や美容室2は、通信回線4を介して、業務サービス利用支援システム1を利用することができる。このように、業務サービス利用支援システム1をサーバ7に配置する構成とすることにより、美容室2における端末装置3や利用者5側の端末装置50への負担を軽減することができる。また、業務サービス提供者2が複数に亘る場合に、統一した業務サービス利用支援システム1を利用することが可能である。これにより、業務サービス提供者2や利用者5において、操作性が統一された利用しやすい業務サービス利用支援システム1を提供することができる。
【0062】
なお、業務サービス利用支援システム1(業務サービス利用支援プログラム1A)は、サーバ7に配置するものだけではなく、一部を、美容室2側の端末装置3に配置するものや、利用者5側の端末装置50に配置するものなど、各種の構成を採用することができる。また、サーバ7は、単数のものだけではなく、複数配置されていてもよい。
【0063】
以上が、本発明に係る業務サービス利用支援システム1の実施形態及び変形例であるが、本発明に係る業務サービス利用支援システム1は、上述した実施形態や変形例に限定されるものではなく、各種の変形を行うことができる。
【0064】
本実施形態では、業務サービスとして店舗を有する美容室2におけるカットやパーマ等の業務サービスに業務サービス利用支援システム1を適用した例を示したが、本発明は、店舗を構えない業務サービスに対しても利用することが可能である。また、業務サービス利用支援システム1の適用範囲は、美容室2に限定されず、例えばエステティックサロンや、理容室、ネイルサロンはもちろんのこと、コーチング業、コンサルティング業等の各種のサービス業など、様々な業態においても適用可能である。具体的には、業務サービス利用支援システム1は、例えば弁護士や弁理士、司法書士、税理士等の各種専門業種において活用できる。
【0065】
また、業務サービスは、業務サービス提供者2に応じて、各種のサービスを含めることができる。例えば、業務サービスは、商品の購入に関するものなどでもよい。また、業務サービスは、求人に関するものとすることもできる。かかる構成によれば、就職の支援を円滑に行うことができる。これにより、利用者5が、適切なアドバイスを受けたうえで、業務サービス提供者2等の面接等に気軽に挑むことができる。また、相談サービスは、業務サービス提供者に応じて、各種の相談事項を含めたものとすることができる。
【0066】
本実施形態では、相談サービスが、業務サービス提供者2における担当者6から行われるものを例示したが、相談サービスが、外部の専門家や、相談サービスに特化した専門業者等から提供されるものとしてもよい。このように、業務サービス提供者2とは別の外部の専門家や専門業者(以下、「外部専門家等」とも称す)によって相談サービスを提供する場合、業務サービス利用支援システム1は、相談サービスのための費用の決済処理を、利用者5(顧客)から外部専門家等に対して直接行えるものとしても、利用者5が業務サービス提供者2に対して相談サービスのための費用を支払うための決済処理を行い、業務サービス提供者2を介して間接的に利用者5から外部専門家等に相談サービスに関する費用の決済処理が行われるようにしても良い。また、本実施形態では、相談サービスが、業務サービス提供者2(美容室2)における一の担当者6Bから提供されるものとしたが、複数の担当者6から相談サービスが提供されるものとしてもよい。
【0067】
また、本実施形態では、相談サービスが、美容室2の担当者6により提供されるものとしたが、相談サービスは、各種の者から提供することができる。例えば、相談サービスが、美容サービスに関する専門家により提供されるものとすることができる。そのため、業務サービス利用支援システム1は、業務の専門家によるアドバイスに基づいて、利用者5に即した業務サービス提供者2を紹介することができる。これにより、業務サービス提供者2における新規利用者の開拓が期待できる。なお、相談サービスは、業務サービス提供者2における担当者6によるもの、又は業務サービスに関する業務の専門家によるもののいずれかを選択するものや双方を利用するものとしてもよい。
【0068】
本実施形態では、予約情報受付部40を設ける構成としたが、予約情報受付部40は、提供する業務サービスに応じて設ければよく、予約情報受付部40を排することもできる。
【0069】
また、業務サービス利用支援システム1は、業務サービス利用支援プログラム1Aとして提供されるものだけではなく、通信部10、業務サービス選択部20、決済処理部30、及び予約情報受付部40の各部の機能をそれぞれ機器として実行するものでもよい。また、業務サービス利用支援システム1は、一又は複数の機器若しくはプログラムの組み合わせで実行するものでもよい。
【0070】
なお、本発明は上述した実施形態や変形例において例示したものに限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲でその教示及び精神から他の実施形態があり得ることは当業者に容易に理解できよう。
【産業上の利用可能性】
【0071】
本発明の業務サービス利用支援システム及び業務サービス利用支援プログラムは、美容室や理容室におけるカットやパーマ等の業務サービスの利用支援に好ましく利用できる。また、本発明の業務サービス利用支援システム及び業務サービス利用支援プログラムは、各種のコンサルティングにおけるサービスやオンラインショップ等におけるサービスの利用支援に好ましく利用できる。
【符号の説明】
【0072】
1 :業務サービス利用支援システム
1A:業務サービス利用支援プログラム
2 :美容室(業務サービス提供者)
3 :端末装置
4 :通信回線
4A:通信回線
4B:インターネット(通信回線)
5 :利用者(顧客)
6 :美容師(担当者)
6A:美容師(担当者)
6B:美容師(担当者)
6C:店長(担当者)
7 :サーバ
10 :通信部
20 :業務サービス選択部
30 :決済処理部
40 :予約情報受付部
50 :スマートフォン(端末装置)
60 :相談担当者選択部