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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023008452
(43)【公開日】2023-01-19
(54)【発明の名称】引戸装置
(51)【国際特許分類】
   E05F 1/16 20060101AFI20230112BHJP
   E05D 15/06 20060101ALI20230112BHJP
【FI】
E05F1/16 A
E05D15/06 119
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021112022
(22)【出願日】2021-07-06
(71)【出願人】
【識別番号】000107572
【氏名又は名称】スガツネ工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100112140
【弁理士】
【氏名又は名称】塩島 利之
(74)【代理人】
【識別番号】100119297
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 正男
(72)【発明者】
【氏名】尾崎 聖宏
【テーマコード(参考)】
2E034
【Fターム(参考)】
2E034BA15
2E034CA04
2E034EA03
(57)【要約】
【課題】キャッチャがトリガをキャッチした瞬間又はリリースした瞬間に発生する音を低減できる引戸装置を提供する。
【解決手段】引戸装置は、レール内に収容され、ばねにより荷重がかけられるキャッチャ21a,21bを有する引込み機構が設けられる細長いハウジング5と、ハウジング5の一端部に設けられ、引戸が吊られるキャリッジ3と、ハウジング5の他端部に設けられ、レールの一対の脚部の少なくとも一方のウェブ部に沿って可動な下支持部材6と、ハウジング5の他端部に設けられ、レールの一対の脚部の接続領域に沿って可動な上支持部材7と、を備える。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
レール内に収容され、ばねにより荷重がかけられるキャッチャを有する引込み機構が設けられる細長いハウジングと、
前記ハウジングの一端部に設けられ、引戸が吊られるキャリッジと、
前記ハウジングの他端部に設けられ、前記レールの一対の脚部の少なくとも一方のウェブ部に沿って可動な下支持部材と、
前記ハウジングの他端部に設けられ、前記レールの前記一対の脚部の接続領域に沿って可動な上支持部材と、を備える引戸装置。
【請求項2】
レール内に収容され、ばねにより荷重がかけられるキャッチャを有する引込み機構が設けられる細長いハウジングと、
前記ハウジングの一端部に設けられ、引戸が吊られるキャリッジと、
前記ハウジングの他端部に設けられ、前記レールの一対の脚部の少なくとも一方のウェブ部に沿って可動な下支持部材と、
前記レールの前記一対の脚部の接続領域に沿って可動であり、上下に変位可能な上支持部材と、
前記上支持部材を前記接続領域に付勢する付勢部材と、を備える引戸装置。
【請求項3】
前記下支持部材と前記上支持部材が前記ハウジングの長さ方向にずれて配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の引戸装置。
【請求項4】
前記下支持部材と前記上支持部材それぞれが少なくとも1つのローラを有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の引戸装置。
【請求項5】
前記上支持部材のローラの車軸が前記下支持部材のローラの車軸よりも上に配置されることを特徴とする請求項4に記載の引戸装置。
【請求項6】
レール内に収容され、ばねにより荷重がかけられるキャッチャを有する引込み機構が設けられる細長いハウジングと、
前記ハウジングの一端部に設けられ、引戸が吊られるキャリッジと、
前記ハウジングの他端部に設けられ、前記レールの一対の脚部の少なくとも一方のウェブ部に沿って可動な下支持部材と、を備え、
前記下支持部材が、ローラ本体と、前記ローラ本体に巻かれ、前記ローラ本体よりも軟質な軟質部と、を備える引戸装置。
【請求項7】
前記引込み機構は、引戸を戸先側と戸尻側の二方向に引き込むように構成されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の引戸装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、引戸を自動的に引き込む引戸装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、引戸を自動的に引き込む引戸装置が開示されている。この引戸装置において、レール内には、細長いハウジングが収容される。ハウジングには、ばねにより荷重がかけられるキャッチャを有する引込み機構が設けられる。ハウジングの一端部には、引戸が吊られるキャリッジが設けられる。キャッチャがレールに設けたトリガに係合することによって、ばねの力で引戸が自動的に引き込まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2017-119956号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の引戸装置において、キャッチャがトリガをキャッチした瞬間又はトリガをリリースした瞬間に「かちゃん」という音が発生する。音の要因は、ハウジングの内部構造だけでなく、ハウジングの他端部が上下方向に振れることにもある。ただし、ハウジングの一端部にはキャリッジが設けられており、キャリッジには重量のある引戸が吊られているので、ハウジングの一端部の上下方向の振れは抑制されている。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、キャッチャがトリガをキャッチした瞬間又はリリースした瞬間に発生する音を低減できる引戸装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の第1態様は、レール内に収容され、ばねにより荷重がかけられるキャッチャを有する引込み機構が設けられる細長いハウジングと、前記ハウジングの一端部に設けられ、引戸が吊られるキャリッジと、前記ハウジングの他端部に設けられ、前記レールの一対の脚部の少なくとも一方のウェブ部に沿って可動な下支持部材と、前記ハウジングの他端部に設けられ、前記レールの前記一対の脚部の接続領域に沿って可動な上支持部材と、を備える引戸装置である。
【0007】
本発明の第2態様は、レール内に収容され、ばねにより荷重がかけられるキャッチャを有する引込み機構が設けられる細長いハウジングと、前記ハウジングの一端部に設けられ、引戸が吊られるキャリッジと、前記ハウジングの他端部に設けられ、前記レールの一対の脚部の少なくとも一方のウェブ部に沿って可動な下支持部材と、前記レールの前記一対の脚部の接続領域に沿って可動であり、上下に変位可能な上支持部材と、前記上支持部材を前記接続領域に付勢する付勢部材と、を備える引戸装置である。
【0008】
本発明の第3態様は、レール内に収容され、ばねにより荷重がかけられるキャッチャを有する引込み機構が設けられる細長いハウジングと、前記ハウジングの一端部に設けられ、引戸が吊られるキャリッジと、前記ハウジングの他端部に設けられ、前記レールの一対の脚部の少なくとも一方のウェブ部に沿って可動な下支持部材と、を備え、前記下支持部材が、ローラ本体と、前記ローラ本体に巻かれ、前記ローラ本体よりも軟質な軟質部と、を備える引戸装置である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ハウジングの他端部の上下方向の振れを抑制できるので、キャッチャがトリガをキャッチした瞬間又はリリースした瞬間に発生する音を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の一実施形態の引戸装置の正面図(レールの断面図を含む)である。
図2】本実施形態の引戸装置の上面側斜視図である。
図3】本実施形態の引戸装置の平面図である(図3(a)はカバーを外した状態を示し、図3(b)はカバーを付けた状態を示す)。
図4図4(a)はハウジングの他端部の拡大図であり、図4(b)はハウジングの他端部の分解斜視図である。
図5図5(a)はレールに入れた状態のハウジングの他端部を示し、図5(b)は図5(a)のb矢視図である。
図6図6(a)はハウジングの他端部の平面図であり、図6(b)は図6(a)のb-b線断面図である。
図7】付勢部材の他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、添付図面に基づいて、本発明の引戸装置を詳細に説明する。ただし、本発明は種々の形態で具体化することができ、本明細書に記載される実施形態に限定されるものではない。本実施形態は、明細書の開示を十分にすることによって、当業者が発明を十分に理解できるようにする意図をもって提供されるものである。
【0012】
図1は、本発明の一実施形態の引戸装置の正面図(レールの断面図を含む)を示す。引戸装置1は、レール2、キャリッジ3,4、引込み機構が設けられるハウジング5、下支持部材6、上支持部材7を備える。
【0013】
ハウジング5は、細長く延びていて、レール2に収容される。ハウジング5の一端部には、引戸8が吊られるキャリッジ3が設けられる。ハウジング5の他端部には、下支持部材6と上支持部材7が設けられる。キャリッジ4は、下支持部材6や上支持部材7から離間する。キャリッジ4には、引戸8が吊られる。引戸8は、キャリッジ3とキャリッジ4の2箇所で支持される。8aは引戸8のハンドルである。9は引戸8の下端部を案内するための凸部である。引戸8の下端部には、凸部9が入るガイドレレールが設けられる。引戸8は、レール2の長さ方向に移動可能である。
【0014】
レール2は、建物や家具の上枠に取り付けられる。レール2には、戸先側トリガ11aと戸尻側トリガ11bが取り付けられる。戸先側トリガ11aとハウジング5の引込み機構のキャッチャ21a(図2参照)が係合することによって、引戸8が戸先方向に引き込まれる。戸尻側トリガ11bとハウジング5の引込み機構のキャッチャ21b(図2参照)が係合することによって、引戸8が戸尻方向に引き込まれる。
【0015】
レール2は、断面略U字形である(図5(a)参照)。レール2は、上方の接続領域12と、接続領域12の幅方向の両端部から下方に延びる一対の脚部13と、を備える。一対の脚部13の下端部には、内側に向かうウェブ部14が設けられる。ウェブ部14の上面には、キャリッジ3,4のローラ用の軌道が形成される。
【0016】
図2は、キャリッジ3、ハウジング5、下支持部材6、上支持部材7の斜視図を示す。図3は、これらの平面図を示す。図3(a)はカバー15を外した状態を示し、図3(b)はカバー15を付けた状態を示す。
【0017】
図2に示すように、キャリッジ3は、連結部16を介してハウジング5に接続される。キャリッジ3は、フレーム17と、フレーム17に回転自在に支持される2組の一対のローラ18a,18bと、を備える。フレーム17には、下方に突出するピン19が設けられる。ピン19の下端部には、引戸8に固定される固定板20が取り付けられる。キャリッジ4(図1参照)の構成は、キャリッジ3と略同一であるので、同一の符号を附してその説明を省略する。
【0018】
ハウジング5には、ばねにより荷重がかけられるキャッチャ21a,21bを有する引込み機構が設けられる。引き込み機構は、引戸8を戸先側と戸尻側の二方向に引き込むように構成される。
【0019】
図3(a)に示すように、引込み機構は、引戸8を戸先側に引き込むために、キャッチャ21a、キャッチャ21aに荷重をかけるばね22a、キャッチャ21aを制動するダンパ23aを備える。キャッチャ21aは、ハウジング5の案内軌道に沿って移動可能であり、ハウジング5の案内軌道の湾曲した端部に係止可能である。キャッチャ21aには、ばね22aにより閉じ方向に荷重がかけられており、ばね22aの他端部はハウジング5に固定される。ダンパ23aは、ダンパ本体と、ダンパ本体から出し入れ可能なピストンロッドを備え、キャッチャ21aが閉じ方向に移動するのを制動する。
【0020】
引込み機構は、引戸8を戸尻側に引き込むために、キャッチャ21b、キャッチャ21bに荷重をかけるばね22b、キャッチャ21bを制動するダンパ23bを備える。キャッチャ21b、ばね22b、ダンパ23bの構成は、キャッチャ21a、ばね22a、ダンパ23aと略同一である。
【0021】
図4(a)は、ハウジング5の他端部の拡大図を示し、図4(b)は、ハウジング5の他端部の分解斜視図を示す。ハウジング5には、連結部31を介してフレーム32が連結される。フレーム32には、下支持部材6と上支持部材7が設けられる。
【0022】
図5(a)は、レール2に入れた状態の下支持部材6と上支持部材7を示し、図5(b)は、図5(a)のb矢視図を示す。下支持部材6は、レール2のウェブ部14に沿って可動である。下支持部材6は、レール2のウェブ部14を転がるローラを備える。下支持部材6とレール2の接続領域12との間には隙間があく。上支持部材7は、レール2の接続領域12に沿って可動である。上支持部材7は、レール2の接続領域12を転がるローラを備える。上支持部材7とレール2のウェブ部14との間には隙間があく。下支持部材6と上支持部材7は、ハウジング5の長さ方向にずれて配置される。
【0023】
図4(b)に示すように、フレーム32は、フレーム本体32aと、フレーム本体32aに軸支される略三角形のリンク32bと、を備える。リンク32bは、軸37を中心に回転可能である。
【0024】
下支持部材6は、車軸33を介して互いに接続される。下支持部材6は、フレーム本体32aに軸支される。下支持部材6は、ローラ本体6aと、ローラ本体6aに巻かれ、ローラ本体6aよりも軟質な軟質部6bと、を備える。ローラ本体6aはPOM等の硬質の樹脂製である。軟質部6bはリング状であり、Oリング、ウレタン、ゴム等からなる。軟質部6bの外径は、ローラ本体6aの外径よりも大きい。軟質部6bは、レール2のウェブ部14に接触する。
【0025】
上支持部材7は、車軸34を介して互いに接続される。車軸34は、リンク32bに軸支される。フレーム本体32aには、車軸34が通る長穴32a1が形成される。リンク32bが軸37を中心に回転可能であるので、上支持部材7は上下に変位可能である。
【0026】
図6(b)に示すように、フレーム本体32aとリンク32bとの間には、上支持部材7をレール2の接続領域12に付勢する付勢部材としてのダンパ35が配置される。ダンパ35は、シリンダ35aと、シリンダ35a内を移動可能なピストンを有するピストンロッド35bと、ピストンロッド35bを伸長状態に付勢するばねと、を備える。ダンパ35により、上支持部材7の車軸34は、下支持部材6の車軸33よりも上に配置される。なお、図7に示すように、ダンパ35の替わりに付勢部材としてばね36を用いてもよいし、ゴム、クッション等の弾性体を用いてもよい。
【0027】
以下に本実施形態の引戸装置1の作用、効果を説明する。中間位置にある引戸8を閉じ方向に移動させると、キャッチャ21aが戸先側トリガ11aをキャッチし、キャッチャ21aとハウジング5の案内軌道の湾曲した端部との係止が外れる。すると、キャッチャ21aにかかるばね22aの荷重によって引戸8が閉じ位置まで自動的に引き込まれる。閉じ位置にある引戸8には、ばね22aによって閉じ位置を保つように荷重がかけられる。
【0028】
閉じ位置にある引戸8を開き方向に移動させると、キャッチャ21aはハウジング5の案内軌道に沿って案内軌道の端部まで動かされ、キャッチャ21aが案内軌道の端部に係止される。すると、キャッチャ21aが戸先側トリガ11aをリリースし、引戸8がレール2に沿って自由に動けるようになる。
【0029】
中間位置にある引戸8を開き方向に移動させると、キャッチャ21bが戸尻側トリガ11bをキャッチし、キャッチャ21bとハウジング5の案内軌道の湾曲した端部との係止が外れる。すると、キャッチャ21bにかかるばね22bの荷重によって引戸8が開き位置まで自動的に引き込まれる。開き位置にある引戸8には、ばね22bによって開き位置を保つように荷重がかけられる。
【0030】
ところで、キャッチャ21aが戸先側トリガ11aをキャッチした瞬間又はリリースした瞬間に「かちゃん」という音が発生する。また、キャッチャ21bが戸尻側トリガ11bをキャッチした瞬間又はリリースした瞬間にも「かちゃん」という音が発生する。音の要因は、ハウジング5の内部構造だけでなく、ハウジング5の他端部が上下方向に振れることにもある。特にキャッチャ21bが戸尻側トリガ11bをキャッチした瞬間又はリリースした瞬間には、ハウジング5の他端部が大きく上下に振れるので大きな音が発生する。ただし、ハウジング5の一端部にはキャリッジ3が設けられており、キャリッジ3には重量のある引戸8が吊られているので、ハウジング5の一端部の上下方向の振れは抑制されている。
【0031】
本実施形態によれば、ハウジング5の他端部にレール2のウェブ部14に沿って可動な下支持部材6を設け、ハウジング5の他端部にレール2の接続領域12に沿って可動な上支持部材7を設けるので、ハウジング5の他端部の上下方向の振れを抑制することができる。このため、発生する音を低減できる。
【0032】
また、本実施形態によれば、ハウジング5の他端部にレール2のウェブ部14に沿って可動な下支持部材6を設け、上支持部材7を上下に変位可能にし、付勢部材35,36によって上支持部材7をレール2の接続領域12に付勢するので、ハウジング5の他端部の上下方向の振れを抑制することができる。このため、発生する音を低減できる。
【0033】
さらに、本実施形態によれば、下支持部材6のローラ本体6aにローラ本体6aよりも軟質な軟質部6bが巻かれているので、下支持部材6がレール2のウェブ部14から上に上がるのを抑制でき、また上に上がった下支持部材6がウェブ部14に着地するときの衝撃を緩和できる。このため、発生する音を低減できる。下支持部材6には引戸8の重量がかからないので、軟質部6bの摩耗は防止される。
【0034】
なお、本発明は上記実施形態に具現化されるのに限られることはなく、本発明の要旨を変更しない範囲で様々な実施形態に変更できる。
【0035】
上記実施形態では、下支持部材と上支持部材にレールを転がるローラを用いているが、下支持部材又は上支持部材の少なくとも一方にレールを滑るスライダを用いてもよい。
【0036】
上記実施形態では、下支持部材がレールのウェブ部に接し、上支持部材がレールの接続領域に接しているが、上支持部材とレールの接続領域との間に下支持部材とレールの接続領域との間の隙間よりも小さい隙間を設けてもよい。
【0037】
上記実施形態では、下支持部材と上支持部材を設けているが、下支持部材にローラ本体よりも軟質な軟質部を設ける場合、上支持部材を省略することも可能である。
【符号の説明】
【0038】
1…引戸装置
2…レール
3…キャリッジ
5…ハウジング
6…下支持部材
7…上支持部材
6a…ローラ本体
6b…軟質部
8…引戸
12…接続領域
13…脚部
14…ウェブ部
21a,21b…キャッチャ
22a,22b…ばね
35…ダンパ(付勢部材)
36…ばね(付勢部材)
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7