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  • 特開-ビーコン及びデータの送信方法 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023086985
(43)【公開日】2023-06-22
(54)【発明の名称】ビーコン及びデータの送信方法
(51)【国際特許分類】
   H04W 84/20 20090101AFI20230615BHJP
   H04W 80/04 20090101ALI20230615BHJP
   H04W 88/04 20090101ALI20230615BHJP
【FI】
H04W84/20
H04W80/04
H04W88/04
【審査請求】有
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023075343
(22)【出願日】2023-04-29
(62)【分割の表示】P 2022207726の分割
【原出願日】2012-12-31
(71)【出願人】
【識別番号】396006309
【氏名又は名称】曽根 利仁
(72)【発明者】
【氏名】曽根 利仁
(57)【要約】
【課題】マスタ/スレーブ方式の無線データ通信手段を含んだ通信部を有する無線デバイスとIPデータ通信を行う。
【解決手段】マスタ/スレーブ方式の無線データ通信手段を含んだ通信部を有するが、マスタとして機能しているがスレーブとして機能していないマスタノードまたはスレーブとして機能しているがマスタとして機能していないスレーブノードでない第1無線デバイスとIPデータ通信を行う方法であって、ビーコンおよびデータを送信させる第1過程を含み、通信部を有するがマスタノードまたはスレーブノードでない第2無線デバイスが送信させたビーコンおよびデータを無中継で受信させる第2過程と、第2過程が受信させたデータを送信させるIPデータ通信過程と、を含む第1無線デバイスとIPデータ通信を行う装置を利用する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
マスタ/スレーブ方式の無線データ通信手段を含んだ通信部を有するが、マスタとして機能しているがスレーブとして機能していないマスタノードまたは前記スレーブとして機能しているが前記マスタとして機能していないスレーブノードでない第1無線デバイスとIPデータ通信を行う方法であって、
ビーコンおよびデータを送信させる第1過程を含み、前記通信部を有するが前記マスタノードまたは前記スレーブノードでない第2無線デバイスが送信させた前記ビーコンおよび前記データを無中継で受信させる第2過程と、前記第2過程が受信させた前記データを送信させるIPデータ通信過程と、を含む前記第1無線デバイスと前記IPデータ通信を行う装置を利用することを特徴とする方法。
【請求項2】
マスタ/スレーブ方式の無線データ通信手段を含んだ通信部を有するが、マスタとして機能しているがスレーブとして機能していないマスタノードまたは前記スレーブとして機能しているが前記マスタとして機能していないスレーブノードでない第1無線デバイスがIPデータ通信を行う方法であって、
ビーコンおよびデータを送信させる第1過程を含み、前記通信部を有するが前記マスタノードまたは前記スレーブノードでない第2無線デバイスが送信させた前記ビーコンおよび前記データを無中継で受信させる第2過程と、前記第2過程が受信させた前記データを送信させるIPデータ通信過程と、を含み、装置と前記IPデータ通信を行う前記第1無線デバイスを利用することを特徴とする方法。
【請求項3】
マスタ/スレーブ方式の無線データ通信手段を含んだ通信部を有するが、マスタとして機能しているがスレーブとして機能していないマスタノードまたは前記スレーブとして機能しているが前記マスタとして機能していないスレーブノードでない第1無線デバイスがIPデータ通信を行うシステムであって、
ビーコンおよびデータを送信させる第1手段と、前記通信部と、を有するが前記マスタノードまたは前記スレーブノードでない第2無線デバイスが送信させた前記ビーコンおよび前記データを無中継で受信させる第2手段と、前記第2手段が受信させた前記データを送信させるIPデータ通信手段と、を有し、装置と前記IPデータ通信を行う前記第1無線デバイスを備えることを特徴とするシステム。
【請求項4】
請求項3に記載のシステムに用いる第1無線デバイスを構成することを特徴とする無線デバイス。
【請求項5】
請求項3に記載のシステムに用いる第2無線デバイスを構成することを特徴とする無線デバイス。
【請求項6】
プロセッサを、
請求項3に記載のシステムに用いる第1手段として機能させるためのプログラム。
【請求項7】
プロセッサを、
請求項3に記載のシステムに用いる第2手段として機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ビーコン及びデータの送信方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、クラスタ通信システムとしてアドホックに形成される通信効率の良い通信ネットワークを構成する通信システムが知られている。例えば、特開2010-263349号公報に記載の技術は、各クラスタには複数の端末装置が含まれ、各クラスタには、上位ノードの端末装置としてヘッドノードもしくはゲートウェイノードが1つ含まれ、その他の端末装置はすべて下位ノードであり、クラスタの上位ノードは、クラスタ内のセンス周期に対する通信時間長の比を管理し、下位ノードは、通信の状態や電源残量などに応じて、適宜ほかのクラスタの上位ノードをセンスして、通信効率が向上するか、省電力に有利か、等を、上位ノードが設定したセンス周期に対する通信時間長の比に基づいて比較し、他の上位ノードが望ましい場合には、上位ノードを切り替える技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010-263349号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の技術は、マスタ/スレーブ方式の無線データ通信手段を含んだ通信部を有する無線デバイス(1a)とIPデータ通信を行うことができないと言った問題があった。
【0005】
そこで、本発明の目的は、マスタ/スレーブ方式の無線データ通信手段を含んだ通信部を有する無線デバイス(1a)とIPデータ通信を行うことができる方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため本発明の方法は、マスタ/スレーブ方式の無線データ通信手段を含んだ通信部を有するが、マスタとして機能しているがスレーブとして機能していないマスタノードまたは前記スレーブとして機能しているが前記マスタとして機能していないスレーブノードでない第1無線デバイス(1a)とIPデータ通信を行う方法であって、ビーコンおよびデータを送信させる第1過程を含み、前記通信部を有するが前記マスタノードまたは前記スレーブノードでない第2無線デバイス(1b)が送信させた前記ビーコンおよび前記データを無中継で受信させる第2過程と、前記第2過程が受信させた前記データを送信させるIPデータ通信過程と、を含む前記第1無線デバイス(1a)と前記IPデータ通信を行う装置(3)を利用することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、方法は、マスタ/スレーブ方式の無線データ通信手段を含んだ通信部を有する無線デバイス(1a)とIPデータ通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】実施形態の通信ネットワークシステムの構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態について詳細に説明する。
【0010】
図1は実施形態の通信ネットワークシステムの構成図である。通信ネットワークシステムは、クラスタ(図1の点線内)を構築するワイヤレスUSBのホスト通信部H、クラスタに参加する少なくとも1つ以上のワイヤレスUSBのデバイス通信部D、IPパケット及びワイヤレスUSBパケットを送受信する図示させていない情報処理部、および各ポートがホスト通信部Hとデバイス通信部Dと情報処理部に繋がり、IPパケット及びワイヤレスUSBパケットを受信して他のポートへ転送するスイッチ部Sを備えるノード装置1と、デバイス通信部Dを備え、該デバイス通信部Dを介してワイヤレスUSBパケットを送受信する周辺装置2と、デバイス通信部Dを備え、該デバイス通信部Dを介してIPパケット及びワイヤレスUSBパケットを送受信するIP端末3と、から構成され、ノード装置1が複数存在し、1つのクラスタに少なくとも1つ以上のデバイス通信部Dが参加可能であり、ノード装置1のデバイス通信部Dが他のノード装置1のホスト通信部Hが構築したクラスタに参加してクラスタ内通信を行うことで、クラスタ同士が網目構造に接続された通信ネットワークを構築し、周辺装置2とIP端末3のデバイス通信部Dが何れか1つのクラスタに参加してクラスタ内通信を行い、クラスタ内で複数のノード装置1、周辺装置2およびIP端末3が共存する。
【0011】
ノード装置1、周辺装置2、IP端末3などの装置は、CPU、ROM、RAMなどを有するコンピュータ部と、共通のコネクション鍵を備えている。ノード装置1のホスト通信部Hとデバイス通信部Dは無線送受信部を共有している。ノード装置1とIP端末3は、スイッチ部SがIPパケット及びワイヤレスUSBパケットを転送することができるため、IP接続を行うことができる。また、通信ネットワークを介して任意の周辺装置2を接続して利用することができる。スイッチ部Sは、L3スイッチを構成し、IP通信用とワイヤレスUSB通信用の2つのFDB(Forwarding DataBase)などを備え、各ポートから受信したIPパケットとワイヤレスUSBパケットを夫々のFDBなどに照らして他のポートへ転送することとなる。
【0012】
ノード装置1は、自己の識別情報などをクラスタ識別情報とし、該クラスタ識別情報および自己のデバイス通信部Dが参加したクラスタのクラスタ識別情報を含むビーコンを自己のホスト通信部Hから他のノード装置1に向けてブロードキャスト送信させるとともに、他のノード装置1から受信したビーコンを基に自己のデバイス通信部Dを参加させるクラスタを選んでそこに参加させて、自己を含む3つのノード装置1が連環する様に制御する。具体的には、ノード装置1aの場合に、受信したビーコンを基に一方のデバイス通信部Dが、自己を含む3つのノード装置1が連環をなす条件に該当するノード装置1bが構築したクラスタを選んで参加し、自己を含む3つのノード装置1a、1b、1cを環にさせるとともに、受信したビーコンを基に他方のデバイス通信部Dが自己を含む3つのノード装置1が、連環をなす条件に該当するノード装置1dが構築したクラスタを選んで参加し、自己を含む3つのノード装置1a、1b、1dを連環させることとなる。ここで、ノード装置1は、自己を含む3つのノード装置1が連環を構成する適当なクラスタが見当たらない場合に、自己が接続していない他のノード装置1が構築した任意のクラスタを見付けてそこに参加することとなる。
【0013】
上記実施形態において、通信ネットワークシステムは、クラスタを構築するとともに、他のクラスタに参加する各ノード装置1から構成され、ノード装置1が少なくとも1つ以上の該他のクラスタに参加してクラスタ内通信を行い、少なくとも1つ以上のノード装置1を参加させた各クラスタ同士が網目状に接続された部分を含む通信ネットワークを構築することを特徴とする。また、クラスタを構築するとともに、他のクラスタに参加する各ノード装置1から構成され、ノード装置1が少なくとも1つ以上の該他のクラスタに参加してクラスタ内通信を行う通信ネットワークを構築し、通信ネットワークが2つ又は3つのクラスタにより、3つのノード装置1が連環された部分を含むことを特徴としてもよい。また、ノード装置1において、自己が構築したクラスタと自己が参加した他のクラスタの識別情報を他のノード装置1に通知する手段と、該他のノード装置1から識別情報を取得し自己を含む3つのノード装置1を連環させる様に自己が他のクラスタに参加する手段を備えることを特徴としてもよい。また、ノード装置1、周辺装置2、IP端末3がホスト通信部H、スイッチ部S、デバイス通信部Dなどを備えた通信用集積回路を備え、該通信用集積回路によりホスト通信部H、スイッチ部S、デバイス通信部Dなどが制御されてノード装置1、周辺装置2、IP端末3を実現する構成としてもよい。また、ノード装置1が通信ネットワークの端末を構成していてもよい。また、ノード装置1、周辺装置2、IP端末3としてワイヤレスUSBを用いた装置を用いたがノード装置1、周辺装置2、IP端末3を、ワイヤレスUSBを用いた装置を問わず、例えば、特開2010-263349号公報の端末装置と同様の構成などとしてもよい。
【0014】
上記実施形態によれば、通信ネットワークシステムは、クラスタ同士を網目状に接続することができる。
【0015】
以上の説明においては、通信制御プログラムを含む各種制御プログラムが、予めROMに格納されている場合について説明したが、制御プログラムを、コンピュータ部で読取可能な記憶媒体に記録するようにしてもよい。このような構成であれば、コンピュータ部によってプログラムが記憶媒体から読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータ部が処理を実行すると、上記実施形態の各装置と同等の作用および効果が得られる。
【0016】
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HDD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、DVD、BD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータ部で読み取り可能な記憶媒体であれば、どのような記憶媒体であってもよい。
【0017】
また、インターネット、LAN等のネットワークシステムを介して制御プログラムをダウンロードし、インストールして実行するように構成することも可能である。
【符号の説明】
【0018】
1…ノード装置,2…周辺装置,3…IP端末,H…ホスト通信部,D…デバイス通信部,S…スイッチ部
図1
【手続補正書】
【提出日】2023-05-05
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
マスタ/スレーブ方式の無線データ通信手段を含んだ通信部を有するが、マスタとして機能しているがスレーブとして機能していないマスタノードまたは前記スレーブとして機能しているが前記マスタとして機能していないスレーブノードでない無線デバイスとIPデータ通信を行う方法であって、
ビーコンおよびデータを送信させる第1過程を含み、前記無線デバイスをなす第1無線デバイスが送信させた前記ビーコンおよび前記データを無中継で受信させる第2過程と、IPデータ通信過程と、を含み、前記無線デバイスをなす第2無線デバイスと前記IPデータ通信を行う装置を利用することを特徴とする方法。
【請求項2】
マスタ/スレーブ方式の無線データ通信手段を含んだ通信部を有するが、マスタとして機能しているがスレーブとして機能していないマスタノードまたは前記スレーブとして機能しているが前記マスタとして機能していないスレーブノードでない無線デバイスがIPデータ通信を行う方法であって、
ビーコンおよびデータを送信させる第1過程を含み、前記無線デバイスをなす第1無線デバイスが送信させた前記ビーコンおよび前記データを無中継で受信させる第2過程と、IPデータ通信過程と、を含む前記無線デバイスをなし、装置と前記IPデータ通信を行う第2無線デバイスを利用することを特徴とする方法。
【請求項3】
マスタ/スレーブ方式の無線データ通信手段を含んだ通信部を有するが、マスタとして機能しているがスレーブとして機能していないマスタノードまたは前記スレーブとして機能しているが前記マスタとして機能していないスレーブノードでない無線デバイスがIPデータ通信を行うシステムであって、
ビーコンおよびデータを送信させる第1手段を有し、前記無線デバイスをなす第1無線デバイスが送信させた前記ビーコンおよび前記データを無中継で受信させる第2手段と、IPデータ通信手段と、を有する前記無線デバイスをなし、装置と前記IPデータ通信を行う第2無線デバイスを備えることを特徴とするシステム。
【請求項4】
請求項3に記載のシステムに用いる第1無線デバイスを構成することを特徴とするデバイス。
【請求項5】
請求項3に記載のシステムに用いる第2無線デバイスを構成することを特徴とするデバイス。
【請求項6】
プロセッサを、
請求項3に記載のシステムに用いる第1手段として機能させるためのプログラム。
【請求項7】
プロセッサを、
請求項3に記載のシステムに用いる第2手段として機能させるためのプログラム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
上記課題を解決するため本発明の方法は、マスタ/スレーブ方式の無線データ通信手段を含んだ通信部を有するが、マスタとして機能しているがスレーブとして機能していないマスタノードまたは前記スレーブとして機能しているが前記マスタとして機能していないスレーブノードでない無線デバイスとIPデータ通信を行う方法であって、ビーコンおよびデータを送信させる第1過程を含み、前記無線デバイスをなす第1無線デバイス(1b)が送信させた前記ビーコンおよび前記データを無中継で受信させる第2過程と、IPデータ通信過程と、を含み、前記無線デバイスをなす第2無線デバイス(1a)と前記IPデータ通信を行う装置(3)を利用することを特徴とする。
【手続補正書】
【提出日】2023-05-05
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
マスタ/スレーブ方式の無線データ通信手段を含んだ通信部を有するが、マスタとして機能しているがスレーブとして機能していないマスタノードまたは前記スレーブとして機能しているが前記マスタとして機能していないスレーブノードでない無線デバイスとIPデータ通信を行う方法であって、
ビーコンを送信させる第1過程を含み、前記無線デバイスをなす第1無線デバイスが送信させた前記ビーコンを無中継で受信させる第2過程と、IPデータ通信過程と、を含み、前記無線デバイスをなす第2無線デバイスと前記IPデータ通信を行う装置を利用することを特徴とする方法。
【請求項2】
マスタ/スレーブ方式の無線データ通信手段を含んだ通信部を有するが、マスタとして機能しているがスレーブとして機能していないマスタノードまたは前記スレーブとして機能しているが前記マスタとして機能していないスレーブノードでない無線デバイスがIPデータ通信を行う方法であって、
ビーコンを送信させる第1過程を含み、前記無線デバイスをなす第1無線デバイスが送信させた前記ビーコンを無中継で受信させる第2過程と、IPデータ通信過程と、を含む前記無線デバイスをなし、装置と前記IPデータ通信を行う第2無線デバイスを利用することを特徴とする方法。
【請求項3】
マスタ/スレーブ方式の無線データ通信手段を含んだ通信部を有するが、マスタとして機能しているがスレーブとして機能していないマスタノードまたは前記スレーブとして機能しているが前記マスタとして機能していないスレーブノードでない無線デバイスがIPデータ通信を行うシステムであって、
ビーコンを送信させる第1手段を有し、前記無線デバイスをなす第1無線デバイスが送信させた前記ビーコンを無中継で受信させる第2手段と、IPデータ通信手段と、を有する前記無線デバイスをなし、装置と前記IPデータ通信を行う第2無線デバイスを備えることを特徴とするシステム。
【請求項4】
請求項3に記載のシステムに用いる第1無線デバイスを構成することを特徴とするデバイス。
【請求項5】
請求項3に記載のシステムに用いる第2無線デバイスを構成することを特徴とするデバイス。
【請求項6】
プロセッサを、
請求項3に記載のシステムに用いる第1手段として機能させるためのプログラム。
【請求項7】
プロセッサを、
請求項3に記載のシステムに用いる第2手段として機能させるためのプログラム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
上記課題を解決するため本発明の方法は、マスタ/スレーブ方式の無線データ通信手段を含んだ通信部を有するが、マスタとして機能しているがスレーブとして機能していないマスタノードまたは前記スレーブとして機能しているが前記マスタとして機能していないスレーブノードでない無線デバイスとIPデータ通信を行う方法であって、ビーコンを送信させる第1過程を含み、前記無線デバイスをなす第1無線デバイス(1b)が送信させた前記ビーコンを無中継で受信させる第2過程と、IPデータ通信過程と、を含み、前記無線デバイスをなす第2無線デバイス(1a)と前記IPデータ通信を行う装置(3)を利用することを特徴とする。