(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023087776
(43)【公開日】2023-06-26
(54)【発明の名称】歯磨剤組成物
(51)【国際特許分類】
A61K 8/365 20060101AFI20230619BHJP
A61Q 11/00 20060101ALI20230619BHJP
A61K 8/02 20060101ALI20230619BHJP
A61K 8/27 20060101ALI20230619BHJP
【FI】
A61K8/365
A61Q11/00
A61K8/02
A61K8/27
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021202250
(22)【出願日】2021-12-14
(71)【出願人】
【識別番号】000006769
【氏名又は名称】ライオン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】小松 良亮
【テーマコード(参考)】
4C083
【Fターム(参考)】
4C083AB132
4C083AB172
4C083AB211
4C083AB212
4C083AB242
4C083AB282
4C083AB322
4C083AB372
4C083AB472
4C083AC132
4C083AC301
4C083AC302
4C083AC472
4C083AC482
4C083AC782
4C083AC852
4C083AC862
4C083AC932
4C083AD042
4C083AD092
4C083AD272
4C083AD352
4C083AD532
4C083AD622
4C083AD642
4C083AD662
4C083CC41
4C083DD04
4C083DD22
4C083EE06
(57)【要約】
【課題】本発明は、歯磨後のさっぱり感が良好である2以上の亜鉛化合物を含む歯磨剤組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、(A)成分:水溶性亜鉛塩と、(B)成分:水難溶性亜鉛塩、水不溶性亜鉛塩から選ばれる1種以上と、を含有する歯磨剤組成物を提供する。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
(A)成分:水溶性亜鉛塩と、
(B)成分:水難溶性亜鉛塩及び水不溶性亜鉛塩からなる群から選ばれる1種以上と、
を含有する歯磨剤組成物。
【請求項2】
(A)成分がグルコン酸亜鉛である請求項1に記載の歯磨剤組成物。
【請求項3】
(B)成分が酸化亜鉛である請求項1又は2に記載の歯磨剤組成物。
【請求項4】
ストライプ状歯磨き剤である請求項1~3のいずれか1項に記載の歯磨剤組成物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、歯磨剤組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
酸化亜鉛等の亜鉛化合物を歯磨剤に配合することにより、歯磨き後のさっぱり感を向上できることが知られている。特許文献1には、所定量の銅塩及び亜鉛塩を高重合ポリエチレングリコールとともに含有する歯磨剤組成物が、口臭抑制効果に優れ、経時における製剤表面の肌荒れ、液分離が抑制され、外観安定性にも優れることが記載されている。特許文献2には、グルコン酸亜鉛、塩化亜鉛及びグルコン酸銅から選ばれる化合物とケト酸又はその塩類とを併用する口腔用組成物が、口臭原因菌の増殖を抑えて高い消臭除去効果を発揮し得ることが記載されている。特許文献3には、酸化亜鉛とクエン酸亜鉛とを特定の比率で含むオーラルケア組成物がバイオフィルムの増殖を阻害する際により大きな有効性を有することが記載されている。特許文献4には、炭粉末及び亜鉛化合物を含有する歯磨剤組成物が歯への光沢を付与すると共に、歯ぐきの引締め感に優れていることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】国際公開第2016/136719号
【特許文献2】特開平7-165544号公報
【特許文献3】特表2017-500331号公報
【特許文献4】国際公開第2019/026696号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、歯磨後のさっぱり感が良好である、2以上の亜鉛化合物を含む歯磨剤組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、以下の〔1〕~〔4〕を提供する。
〔1〕(A)成分:水溶性亜鉛塩と、(B)成分:水難溶性亜鉛塩及び水不溶性亜鉛塩からなる群から選ばれる1種以上と、を含有する歯磨剤組成物。
〔2〕(A)成分がグルコン酸亜鉛である〔1〕に記載の歯磨剤組成物。
〔3〕(B)成分が酸化亜鉛である〔1〕又は〔2〕に記載の歯磨剤組成物。
〔4〕ストライプ状歯磨き剤である〔1〕~〔3〕のいずれか1項に記載の歯磨剤組成物。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、歯磨後のさっぱり感が良好である、口臭予防に寄与できる歯磨剤組成物が提供される。
【発明を実施するための形態】
【0007】
〔1.歯磨剤組成物〕
歯磨剤組成物は、下記の(A)及び(B)成分を含有する。
【0008】
〔(A)成分:水溶性亜鉛塩〕
(A)成分は、水溶性亜鉛塩である。本明細書において水溶性とは、水に溶解することを意味する。水溶性亜鉛塩としては、例えば、グルコン酸亜鉛、塩化亜鉛、硫酸亜鉛、乳酸亜鉛が挙げられ、グルコン酸亜鉛が好ましい。(A)成分は、1種単独でもよいし、2種以上の組み合わせでもよい。
【0009】
組成物中の(A)成分の配合量は、通常、0.01質量%以上であり、0.1質量%以上が好ましく、0.5質量%以上がより好ましい。これにより、抗菌性、及び口臭防止実感の効果を発揮することができ、(B)成分と併用した時に歯磨後のさっぱり感が良好である。また、上限は、通常、3質量%以下であり、1質量%以下が好ましく、0.7質量%以下がより好ましい。これにより、亜鉛特有の金属味及び嫌味を抑えることができる。したがって、水溶性亜鉛塩の組成物中の配合量は、通常、0.01~3質量%であり、0.1~1質量%が好ましく、0.5~0.7質量%がより好ましい。
【0010】
〔(B)成分:水難溶性亜鉛塩及び水不溶性亜鉛塩〕
(B)成分は、水難溶性亜鉛塩及び水不溶性亜鉛塩からなる群から選ばれる1種以上である。本明細書において、水難溶性及び水不溶性とは、水に溶けにくい又は溶けないことを意味する。水難溶性亜鉛塩及び水不溶性亜鉛塩としては、例えば、酸化亜鉛、水酸化亜鉛、炭酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛が挙げられ、酸化亜鉛が好ましい。(B)成分は、1種単独でもよいし、2種以上の組み合わせでもよい。
【0011】
組成物中の(B)成分の配合量は、通常、0.01質量%以上であり、0.05質量%以上が好ましく、0.1質量%以上がより好ましい。これにより、歯みがき後のさっぱり感、及び収斂感を発揮することができ、(A)成分の金属味を抑制することができる。上限は、通常、5質量%以下であり、3質量%以下が好ましく、1質量%以下がより好ましい。これにより、組成物の外観に影響を及ぼすことや、異味の発生を防ぐことができる。したがって、組成物中の(B)成分の配合量は、通常、0.01~5質量%であり、0.05~3質量%が好ましく、0.1~1質量%がより好ましい。
【0012】
〔任意成分〕
歯磨剤組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、(A)および(B)成分以外に、歯磨剤組成物に配合可能な各種成分を使用することができる。例えば、研磨剤、界面活性剤、湿潤剤、粘結剤、香料、甘味剤、薬効成分、pH調整剤、着色剤、防腐剤、水、これらから選ばれる2以上の組み合わせが挙げられる。
【0013】
-研磨剤-
研磨剤としては、例えば、無水ケイ酸等の研磨性シリカ、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウムが挙げられる。中でも、無水ケイ酸、炭酸カルシウムが好ましい。研磨剤を配合する場合の配合量は、歯磨剤組成物全量に対し10~50質量%が好ましく、5~45質量%がより好ましい。
【0014】
-界面活性剤-
界面活性剤としては、歯磨剤組成物に一般的に用いられるアニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、これらから選ばれる2以上の組み合わせが挙げられる。
【0015】
アニオン性界面活性剤としては、例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸塩、N-ラウロイルサルコシンナトリウム等のN-アシルサルコシン酸塩、N-アシルグルタミン酸塩、α-オレフィンスルホン酸塩、これらから選ばれる2以上の組み合わせが挙げられる。
【0016】
ノニオン性界面活性剤としては、例えば、ショ糖脂肪酸エステル等の糖脂肪酸エステル、マルチトール脂肪酸エステル等の糖アルコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン高級アルコールエーテル、脂肪酸アルカノールアミド、これらから選ばれる2以上の組み合わせが挙げられる。
【0017】
カチオン性界面活性剤としては、例えば、アルキルアンモニウム、アルキルベンジルアンモニウムが挙げられ、両性界面活性剤としては、例えば、アルキルベタイン、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン等の酢酸ベタイン系、アルキルイミダゾリニウムベタイン等のベタイン系、イミダゾリン系、これらから選ばれる2以上の組み合わせが挙げられる。
【0018】
界面活性剤を配合する場合の配合量は、歯磨剤組成物全量に対し0.001~10質量%が好ましく、0.01~5質量%がより好ましい。
【0019】
-湿潤剤-
湿潤剤としては、例えば、ソルビトール等の糖アルコール、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール(例えば、平均分子量200~6000)等の多価アルコール、これらから選ばれる2以上の組み合わせが挙げられる。湿潤剤を配合する場合の配合量は、歯磨剤組成物全量に対し2~20質量%が好ましい。
【0020】
-粘結剤-
粘結剤としては、例えば、ゲル化性シリカ等の増粘性シリカ、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース等のセルロース誘導体、アルギン酸ナトリウム等のアルギン酸誘導体、キサンタンガム、カラギーナン、ポリアクリル酸ナトリウム、これらから選ばれる2以上の組み合わせが挙げられる。粘結剤を配合する場合の配合量は、歯磨剤組成物全量に対し2~50質量%が好ましい。
【0021】
-香料-
香料としては、例えば、ペパーミント油、スペアミント油、アニス油、ユーカリ油、ウィンターグリーン油、カシア油、クローブ油、タイム油、セージ油、レモン油、オレンジ油、ハッカ油、カルダモン油、コリアンダー油、マンダリン油、ライム油、ラベンダー油、ローズマリー油、ローレル油、カモミル油、キャラウェイ油、マジョラム油、ベイ油、レモングラス油、オリガナム油、パインニードル油、ネロリ油、ローズ油、ジャスミン油、グレープフルーツ油、スウィーティー油、柚油、イリスコンクリート、アブソリュートペパーミント、アブソリュートローズ、オレンジフラワー等の天然香料や、これら天然香料の加工処理(前溜部カット、後溜部カット、分留、液液抽出、エッセンス化、粉末香料化等)した香料、及び、メントール、カルボン、アネトール、シネオール、サリチル酸メチル、シンナミックアルデヒド、オイゲノール、3-l-メントキシプロパン-1,2-ジオール、チモール、リナロール、リナリルアセテート、リモネン、メントン、メンチルアセテート、N-置換-パラメンタン-3-カルボキサミド、ピネン、オクチルアルデヒド、シトラール、プレゴン、カルビルアセテート、アニスアルデヒド、エチルアセテート、エチルブチレート、アリルシクロヘキサンプロピオネート、メチルアンスラニレート、エチルメチルフェニルグリシデート、バニリン、ウンデカラクトン、ヘキサナール、ブタノール、イソアミルアルコール、ヘキセノール、ジメチルサルファイド、シクロテン、フルフラール、トリメチルピラジン、エチルラクテート、エチルチオアセテート等の単品香料、更に、ストロベリーフレーバー、アップルフレーバー、バナナフレーバー、パイナップルフレーバー、グレープフレーバー、マンゴーフレーバー、バターフレーバー、ミルクフレーバー、フルーツミックスフレーバー、トロピカルフルーツフレーバー等の調合香料等の歯磨剤組成物に用いられる公知の香料素材、これらの2以上の組み合わせが挙げられる。香料素材を配合する場合の含有量は、歯磨剤組成物全量に対し0.000001~1質量%が好ましい。香料素材を使用した賦香用香料を配合する場合の含有量は、歯磨剤組成物全量に対し0.1~2質量%が好ましい。
【0022】
-甘味剤-
甘味剤としては、例えば、キシリトール、サッカリンナトリウム、これらの組み合わせが挙げられる。
【0023】
-薬効成分-
薬効成分としては、例えば、フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム等のフッ化物、イソプロピルメチルフェノール等の非イオン性殺菌剤、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等のカチオン性殺菌剤、グリチルリチン酸ジカリウム、トラネキサム酸、イプシロンアミノカプロン酸、アラントイン等の抗炎症剤、デキストラナーゼ、ムタナーゼ等の酵素、水溶性銅化合物、硝酸カリウム、乳酸アルミニウム、アスコルビン酸又はその誘導体、レチノール(ビタミンA)、L-アスコルビン酸ナトリウム(ビタミンC)、酢酸トコフェロール(ビタミンE)等のビタミン類、これらから選ばれる2以上の組み合わせが挙げられる。有効成分を配合する場合の含有量は、本発明の効果を妨げない範囲の有効量を適宜選択すればよい。
【0024】
-pH調整剤-
pH調整剤としては、例えば、フタル酸、クエン酸、コハク酸、酢酸、フマル酸、リンゴ酸及び乳酸等の有機酸又はそれらの塩(例、ケイ酸ナトリウム、クエン酸カリウム)、リン酸(オルトリン酸)等の無機酸又はそれらの塩、水酸化ナトリウム等の水酸化物、これらの2以上の組み合わせが挙げられる。pH調整剤の含有量は、通常、添加後の組成物のpHが5~9、好ましくは6~8.5になる量である。本明細書において、pH値は、通常、測定開始から25℃、3分後の値であり、東亜電波工業社製のpHメーター(型番Hm-30S)を用いて測定できる。
【0025】
-着色剤-
組成物は、従来公知の任意好適な着色剤を含有してもよい。着色剤としては、例えば、白色剤、建染染料、油溶性染料、顔料、これらの2以上の組み合わせが挙げられる。建染染料、油溶性染料、顔料は、不溶性であることが好ましい。
【0026】
(B)成分の酸化亜鉛は白色化剤として機能するが、必要に応じて、白色剤をさらに添加してもよい。白色剤としては、例えば、酸化チタンが挙げられる。
【0027】
建染染料としては、例えば、赤色226号、青色201号、青色204号、これらから選ばれる2以上の組み合わせが挙げられる。
【0028】
油溶性染料としては、例えば、赤色223号、赤色225号、赤色215号、赤色218号、赤色501号、赤色505号、だいだい201号、だいだい206号、だいだい403号、黄色201号、黄色204号、黄色404号、黄色405号、緑色202号、青色403号、これらから選ばれる2以上の組み合わせが挙げられる。
【0029】
顔料としては、例えば、赤色220号、赤色221号、赤色228号、赤色202号、赤色203号、赤色204号、赤色206号、赤色207号、赤色208号、赤色404号、赤色405号、だいだい203号、だいだい204号、だいだい401号、黄色205号、黄色401号、青色404号、これらから選ばれる2以上の組み合わせが挙げられる。
【0030】
他の着色剤としては、例えば、炭粉末、フタロシアニングリーン、フタロシアニンブルー、ベンガラ(酸化鉄)、これらから選ばれる2以上の組み合わせが挙げられる。
【0031】
-防腐剤-
防腐剤としては、例えば、ジメチロールジメチルヒダントイン、パラオキシ安息香酸エステル(例えば、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸ブチル)、安息香酸ナトリウムが挙げられる。防腐剤は、1種単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0032】
-水-
必要に応じて水を配合できる。水を配合する場合の配合量は、歯磨剤組成物全量に対し20~45質量%が好ましい。
【0033】
〔組成物の形態・用途〕
組成物は、練歯磨剤、液状歯磨剤、液体歯磨剤、潤製歯磨剤、粉歯磨剤、ジェル状歯磨剤等の歯磨剤として利用でき、好ましくは練歯磨剤、ジェル状歯磨剤である。組成物は、口臭予防効果を発揮できるので、口臭予防用歯磨剤として利用できる。
組成物は、色が異なる着色剤を含有する2以上の組成物を組み合わせることで、ストライプ状歯磨剤とすることができる。ストライプ状歯磨剤全体に(A)成分及び(B)成分が含まれていればよく、異なる着色剤を含有する2以上の組成物は、着色剤以外の組成が同じでもよく、異なっていてもよい。
【0034】
〔剤形〕
歯磨剤組成物の剤形は、利用形態に応じて適宜選択することができ、特に限定されない。剤形としては、例えば、ゲル状、ペースト状、液状が挙げられる。
【0035】
〔2.歯磨剤組成物の製造方法〕
歯磨剤組成物の製造方法は特に限定されず、剤形に応じて、それぞれの通常の方法で調製され得る。例えば練歯磨剤として利用する場合、水溶性成分を調製した後、それ以外の成分を混合し、必要に応じて脱泡(例えば、減圧等)を行う方法が挙げられる。得られる練歯磨は、容器に収容して製品とすることができる。容器は、形状、材質は特に制限されず、通常の練歯磨用組成物に使用される容器を使用でき、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン等のプラスチック容器が挙げられる。
【実施例0036】
以下、本発明を実施例により説明する。以下の実施例は、本発明を限定するものではない。
【0037】
〔実施例1~27〕
表1~7に示す組成の練歯磨(単色歯磨及び多色(ストライプ)歯磨)を常法によって調製した。いずれの練歯磨剤も、歯磨後のさっぱり感が良好であった。
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】