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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023088775
(43)【公開日】2023-06-27
(54)【発明の名称】レバー装置
(51)【国際特許分類】
   G05G 9/047 20060101AFI20230620BHJP
【FI】
G05G9/047
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021203713
(22)【出願日】2021-12-15
(71)【出願人】
【識別番号】000005821
【氏名又は名称】パナソニックホールディングス株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】000003207
【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】和田 慎一
(72)【発明者】
【氏名】田中 秀和
(72)【発明者】
【氏名】井上 宣央
【テーマコード(参考)】
3J070
【Fターム(参考)】
3J070AA04
3J070BA57
3J070BA71
3J070CB04
3J070CB31
3J070CB34
3J070CB37
(57)【要約】
【課題】小型化することができるレバー装置を提供する。
【解決手段】レバー装置は、レバーと、筐体と、第1カバーと、第2カバーと、を備える。レバーは、操作部と、転動体と、を有する。第2カバーは、第1リブを有する。第1リブは、レバーの軸方向に沿う第1方向において第1カバーを向く面から転動体の中心よりも筐体側に延びる。第1カバーは、スナップフィット部を有する。スナップフィット部は、第1方向において第1カバーの側面から転動体の中心よりも筐体側に延びる。筐体は、被係合部と、第2リブと、を有する。スナップフィット部は、第1方向における被係合部の端部に係合する。第2リブは、第1方向と直交する第2方向において、スナップフィット部よりもレバー側に位置する。第1リブは、第2方向においてスナップフィット部と第2リブとの間に位置する。第1リブおよびスナップフィット部は、少なくとも被係合部の端部まで延びる。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
操作部と、前記操作部に連結された転動体と、を有するレバーと、
前記レバーを挿通するとともに、前記転動体を回動自由に収容する筐体と、
前記筐体に収容された前記転動体を覆う第1カバーと、
前記第1カバーを覆う第2カバーと、
を備え、
前記第2カバーは、前記レバーの軸方向に沿う第1方向において前記第1カバーを向く面から前記転動体の中心よりも前記筐体側に延びる第1リブを有し、
前記第1リブが挿通する第1孔部が設けられた前記第1カバーは、前記第1方向において前記第1カバーの側面から前記転動体の中心よりも前記筐体側に延びるスナップフィット部を有し、
前記第1リブおよび前記スナップフィット部が挿通する第2孔部が設けられた前記筐体は、被係合部と、第2リブと、を有し、
前記スナップフィット部は、前記第1方向における前記被係合部の端部に係合し、
前記第2リブは、前記第1方向と直交する第2方向において、前記スナップフィット部よりも前記レバー側に位置し、
前記第1リブは、前記第2方向において前記スナップフィット部と前記第2リブとの間に位置し、
前記第1リブおよび前記スナップフィット部は、少なくとも前記被係合部の前記端部まで延びる、
レバー装置。
【請求項2】
前記第1リブおよび前記スナップフィット部は、前記被係合部の前記端部よりも前記筐体側に延びる、
請求項1に記載のレバー装置。
【請求項3】
前記第1リブと、前記スナップフィット部と、前記被係合部と、は、前記レバーの軸心から前記第2方向に複数設けられ、
複数設けられた前記第1リブのうち二つは、複数設けられた前記第1リブのうち前記二つの間に前記レバーが位置するように、前記第2方向において互いに離間しており、
複数設けられた前記スナップフィット部のうち二つは、複数設けられた前記スナップフィット部のうち前記二つの間に前記レバーが位置するように、前記第2方向において互いに離間しており、
複数設けられた前記被係合部のうち二つは、複数設けられた前記被係合部のうち前記二つの間に前記レバーが位置するように、前記第2方向において互いに離間している、
請求項1又は2に記載のレバー装置。
【請求項4】
前記第1カバーは、前記転動体が当接する第1球面部と、前記第1カバーの外側に向くとともに、前記第1方向において前記第1球面部よりも前記筐体側に位置する第2球面部と、前記第1球面部と前記第2球面部とを繋ぐ第3リブと、を有する、
請求項3に記載のレバー装置。
【請求項5】
複数設けられた前記スナップフィット部の少なくとも一つは、前記第2球面部の外周よりも外側に設けられる、
請求項4に記載のレバー装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、レバー装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、筐体と、レバーと、当該レバーに連結された玉軸と、玉軸受と、を備えるレバー装置が知られている。玉軸の上方には、カバーが設けられている。カバーは、玉軸の上方で筐体と係合し、玉軸受から玉軸が外れることを防ぐ。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2014-15084号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のレバー装置は、玉軸受から玉軸が外れることを防ぐために、玉軸の上方にカバーと筐体が係合する係合部を設ける必要がある。そのため、玉軸の上方にスペースが必要になり、レバー装置を小型化することが困難である。
【0005】
本開示は、小型化することができるレバー装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の目的を達成するために、本開示に係るレバー装置は、レバーと、筐体と、第1カバーと、第2カバーと、を備える。レバーは、操作部と、操作部に連結された転動体と、を有する。筐体は、レバーを挿通するとともに、転動体を回動自由に収容する。第1カバーは、筐体に収容された転動体を覆う。第2カバーは、第1カバーを覆う。第2カバーは、第1リブを有する。第1リブは、レバーの軸方向に沿う第1方向において第1カバーを向く面から転動体の中心よりも筐体側に延びる。第1カバーは、第1孔部が設けられ、スナップフィット部を有する。第1孔部には、第1リブが挿通する。スナップフィット部は、第1方向において第1カバーの側面から転動体の中心よりも筐体側に延びる。筐体は、第2孔部が設けられ、被係合部と、第2リブと、を有する。第2孔部には、第1リブおよびスナップフィット部が挿通する。スナップフィット部は、第1方向における被係合部の端部に係合する。第2リブは、第1方向と直交する第2方向において、スナップフィット部よりもレバー側に位置する。第1リブは、第2方向においてスナップフィット部と第2リブとの間に位置する。第1リブおよびスナップフィット部は、少なくとも被係合部の端部まで延びる。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係るレバー装置によれば、小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は、本実施形態のレバー装置の斜視図である。
図2図2は、本実施形態のレバー装置の図1を分解した斜視図である。
図3図3は、本実施形態のレバー装置の図1の一部の構成を示す断面図である。
図4図4は、本実施形態のキャップの斜視図である。
図5図5は、本実施形態のキャップの、図4とは異なる方向からの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施形態)
以下、本実施形態に係るレバー装置1を図面に基づいて説明する。以下に記載する実施形態の構成、並びに当該構成によってもたらされる作用及び結果(効果)は、あくまで一例であって、以下の記載内容に限られるものではない。なお、本明細書では、序数は、部品や部材を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
【0010】
図1は、本実施形態に係るレバー装置1の斜視図である。図2は、本実施形態に係るレバー装置1を分解した斜視図である。図1、2に示すように、本実施形態のレバー装置1は、レバー2と、ケース3と、ベース4と、キャップ5と、キャップカバー6と、を備える。なお、ケース3は、筐体の一例であり、キャップ5は、第1カバーの一例である。さらに、キャップカバー6は、第2カバーの一例である。
【0011】
以下の各図では、便宜上、互いに直交する三方向が定義されている。X方向は、ベース4の長手方向に沿う方向であり、前後方向とも称され得る。Y方向は、ベース4の短手方向に沿う方向であり、左右方向とも称され得る。Z方向は、非操作状態のレバー2の軸方向に沿う方向であり、上下方向とも称され得る。なお、本実施形態における前後左右上下のような方向を示す表現は、便宜上の呼称であり、レバー装置1の位置、姿勢、及び使用態様を限定するものではない。また、Z方向は、第1方向の一例である。
【0012】
さらに、以下の説明では、レバー2の軸心Axを回転中心とした径方向を、単に径方向と称し、レバー2の軸心Axを回転中心とした周方向を、単に周方向と称する。また、径方向は、第2方向の一例である。
【0013】
レバー2は、円柱状であり、上下方向(Z方向)に延びてケース3に挿通されている。操作時において、レバー2は、径方向に傾倒可能である。
【0014】
図2に示すように、レバー2は、操作部21と、玉軸22と、支持棒23と、突起24と、を有する。なお、玉軸22は、転動体の一例である。
【0015】
操作部21は、ケース3に挿通されたレバー2の外部に露出している部分である。操作部21は、操作者によって把持され、傾倒することで、玉軸22を回動させる。
【0016】
玉軸22は、操作部21に連結されるとともに、ケース3に収納される。なお、本実施形態では、玉軸22は球状であるが、玉軸22の形状はこれに限らない。例えば、玉軸22の形状は、楕円体状でも良い。
【0017】
支持棒23は、玉軸22の中心から下方(-Z方向)に向かって延びている。操作時において、支持棒23は、操作部21が傾倒する方向とは逆方向に傾倒する。突起24は、玉軸22の外周面から径方向外側に向かって突出している。
【0018】
図3は、本実施形態に係るレバー装置1の一部の構成を示す断面図である。図2、3に示すように、ケース3は、第1スナップフィット部31と、支持部32と、第1被係合部33と、第2被係合部34と、リブ35と、凹部36と、を有する。なお、第1被係合部33は、被係合部の一例であり、リブ35は、第2リブの一例である。
【0019】
第1スナップフィット部31は、ケース3の中心から径方向に複数設けられている。複数の第1スナップフィット31部は、前後方向(X方向)および左右方向(Y方向)において互いに離間している。複数の第1スナップフィット部31のうち二つの第1スナップフィット部31の間には、レバー2が位置する。
【0020】
第1スナップフィット部31の各々は、例えば、弾性変形可能な樹脂等で構成される。第1スナップフィット部31の各々は、ケース3の側面3aから下方(-Z方向)に延びる。側面3aは、上下方向(Z方向)に沿って延び、外部に向く略平坦な面である。
【0021】
第1スナップフィット部31の各々は、側面3aから下方(-Z方向)に延びる延長部31aと、延長部31aから上下方向と直交する方向に開口するスリット31bと、スリット31bを囲う係合面31cと、を有する。
【0022】
スリット31bは、延長部31aのベース4に向く内面から上下方向と直交する方向に開口している。係合面31cは、延長部31aの一部であるとともに、スリット31bの内面であって、上方向(+Z方向)に向いている面である。
【0023】
支持部32は、レバー2が挿通する貫通口321と、玉軸22を支持する支持面322と、を有する。支持面322の形状は、玉軸22の形状に対応する曲面である。支持部32では、貫通口321を挿通するレバー2の玉軸22を支持面322が支持する。これにより、玉軸22は、上下方向(Z方向)に位置決めされる。言い換えると、ケース3は、玉軸22を支持部32に回動自由に収容する。
【0024】
なお、本実施形態では、支持面322の形状は、玉軸22の形状に対応して曲面になっている。しかし、支持面322の形状は、玉軸22の形状に合わせて適宜変更されても良い。
【0025】
第1被係合部33は、ケース3に非操作状態のレバー2が取り付けられた状態において、レバー2の軸心Axから径方向に複数設けられている。複数の第1被係合部33のうち二つは、上下方向(Z方向)と交差する方向において互いに離間している。複数の第1被係合部33のうち二つの間には、レバー2が位置する。すなわち、複数の第1被係合部33のうち二つは、複数の第1被係合部33のうち二つの間にレバー2が位置するように、径方向において互いに離間している。
【0026】
第1被係合部33の各々は、ケース3の上面3bから下方(-Z方向)に沿って延びている。上面3bは、ケース3の上下方向(Z方向)と直交する方向(XY平面)に沿って延び、上方向(+Z方向)に向く略平坦な面である。第1被係合部33の各々は、ケース3の内側に向かって斜め下に傾斜した傾斜面33aを有する。
【0027】
第1被係合部33の各々の下方向(-Z方向)における端部である下端部33bは、支持部32に玉軸22が収容された状態において、玉軸22の中心よりも下方(-Z方向)に位置する。なお、下端部33bは、端部の一例である。
【0028】
第2被係合部34は、ケース3の側面3aに複数設けられている。複数の第2被係合部34は、ケース3の周方向において、互いに離間して配置されている。
【0029】
第2被係合部34の各々は、爪部34aと、傾斜面34bと、被係合面34cと、を有する。爪部34aは、ケース3の側面3aから上方(+Z方向)に沿って延びるとともに、ケース3の外側に突出している。傾斜面34bは、爪部34aの一部であるとともに、ケース3の外側に向かって斜め下に傾斜している。被係合面34cは、爪部34aの一部であるとともに、爪部34aの下方向(-Z方向)に向いている面である。
【0030】
リブ35は、支持部32の中心から径方向に複数設けられている。複数のリブ35は、周方向において互いに離間している。
【0031】
リブ35の各々は、ケース3の上面3bから下方(-Z方向)に向かって延びている。リブ35の各々は、第1被係合部33に向く略平坦な面である規制面35aを有する。
【0032】
凹部36は、支持部32が貫通口321に向く面に隣接して位置し、ケース3の上面3bから下方向(-Z方向)に向かって窪んでいる。
【0033】
また、ケース3には、上下方向(Z方向)に開口した複数の孔部37と、複数のネジ孔38と、が設けられる。なお、孔部37は、第2孔部の一例である。
【0034】
孔部37は、リブ35と隣接して複数設けられている。なお、複数の孔部37のサイズは、キャップ5の第2スナップフィット部52と、キャップカバー6の規制リブ63と、が通過可能なサイズであれば、適宜変更されても良い。
【0035】
本実施形態では、ネジ孔38の各々は、ケース3がベース4に取り付けられた状態において、ケース3のベース4に向く面の四隅に設けられている。なお、ネジ孔38の各々の位置は、ケース3内部で傾倒するレバー2と干渉しない位置に適宜変更されても良い。
【0036】
ベース4は、例えば、ボルト等により車両の部材等に取り付けられる。ベース4の内部では、ケース3を貫通したレバー2の支持棒23がベース4の内部の壁と当接する。これにより、ベース4は、レバー2の回動範囲を制限する。
【0037】
図2に示すように、ベース4は、ケース3がベース4に取り付けられた状態において、ベース4のケース3に向く面の四隅に、上下方向(Z方向)に開口した複数のネジ孔41が設けられている。ベース4は、複数のネジ孔41とケース3の複数のネジ孔38とが重なった状態において、ネジ39の各々でケース3を固定する。
【0038】
ベース4の上下方向(Z方向)に沿って延び、外部に向く略平坦な面である側面4aには、複数の被係合部42が設けられている。複数の被係合部42は、ベース4の周方向において、互いに離間して配置されている。
【0039】
被係合部42の各々は、爪部42aと、傾斜面42bと、被係合面42cと、を有する。爪部42aは、ベース4の側面4aから外側に突出している。傾斜面42bは、爪部42aの一部であるとともに、ベース4の外側に向かって斜め下に傾斜している。被係合面42cは、爪部42aの一部であるとともに、爪部42aの下方向(-Z方向)に向いている面である。
【0040】
被係合部42の各々は、被係合面42cと第1スナップフィット部31の係合面31cとが係合することにより、ケース3とベース4とを結合する。すなわち、本実施形態では、ケース3とベース4とを結合する方法は、スナップフィットである。
【0041】
なお、ケース3とベース4とを結合する方法は、これに限らない。例えば、ケース3の第1スナップフィット部31の各々は、爪状の突起を有しており、この突起とベース4の側面4aに設けられた溝とが係合する方法でも良い。
【0042】
図4は、本実施形態に係るキャップ5の斜視図である。図5は、図4を下方(-Z方向)からの見た斜視図である。
【0043】
図3、4、5に示すように、キャップ5は、当該キャップ5の中心において上下方向(Z方向)に開口した開口部51にレバー2を挿通させ、ケース3に収容された玉軸22を覆う。言い換えると、キャップ5は、玉軸22の上方(+Z方向)に位置する。
【0044】
開口部51の縁は、操作者により操作部21が傾倒する場合、当該操作部21と開口部51の縁とを当接することで、レバー2の回動範囲を制限する。
【0045】
また、キャップ5は、第2スナップフィット部52と、第1球面部53と、第2球面部54と、球面状リブ55と、保持部56と、凸部57と、を有する。なお、第2スナップフィット部52は、スナップフィット部の一例であり、球面状リブ55は、第3リブの一例である。
【0046】
第2スナップフィット部52は、レバー2の軸心Axから径方向に複数設けられている。複数の第2スナップフィット部52のうち二つは、上下方向(Z方向)と交差する方向において互いに離間している。複数の第2スナップフィット部52のうち二つの間には、レバー2が位置する。すなわち、複数の第2スナップフィット部52のうち二つは、複数の第2スナップフィット部52のうち二つの間にレバー2が位置するように、径方向において互いに離間している。
【0047】
第2スナップフィット部52の各々は、例えば、弾性変形可能な樹脂等で構成される。第2スナップフィット部52の各々は、ケース3に非操作状態のレバー2と、キャップ5と、が取り付けられた状態では、上下方向(Z方向)において、キャップ5の側面5aからケース3に収容された玉軸22の中心よりもケース3側に向かって下方(-Z方向)に延びている。側面5aは、上下方向(Z方向)に沿って延び、外部に向く面である。
【0048】
第2スナップフィット部52の各々は、径方向において、ケース3のリブ35の各々よりも外側に位置する。言い換えると、リブ35の各々は、径方向において、第2スナップフィット部52の各々よりも内側に位置する。すなわち、リブ35の各々は、ケース3に非操作状態のレバー2と、キャップ5と、が取り付けられた状態では、径方向において、第2スナップフィット部52の各々よりもレバー2側に位置する。
【0049】
第2スナップフィット部52の各々は、下端部52aと、傾斜面52bと、係合面52cと、を有する。下端部52aは、第2スナップフィット部52の各々の下方向(-Z方向)における端部である。
【0050】
なお、本実施形態では、下端部52aは、ケース3にキャップ5が取り付けられた状態において、ケース3に収容された玉軸22の中心よりもケース3側に位置するとともに、第1被係合部33の下端部33bよりもケース3側に位置する。すなわち、下端部52aは、第1被係合部33の下端部33bよりも下方(-Z方向)に位置する。しかし、上下方向(Z方向)における第2スナップフィット52部の下端部52aの位置は、少なくとも第1被係合部33の下端部33bの位置と同等であれば良い。言い換えると、第2スナップフィット部52の各々は、上下方向(Z方向)において、少なくとも第1被係合部33の下端部33bまで延びる。
【0051】
傾斜面52bは、下端部52aからキャップ5の外側に向かって斜め上に傾斜している。係合面52cは、下端部52aの反対側に位置し、上方向(+Z方向)に向いている面である。
【0052】
第2スナップフィット部52の各々は、係合面52cと第1被係合部33の下端部33bとが係合することにより、キャップ5とケース3とを結合する。言い換えると、ケース3とキャップ5との結合する方法は、スナップフィットである。
【0053】
第1球面部53の玉軸22を向く面は、曲面になっている。これにより、第1球面部53は、ケース3に収容された玉軸22の一部を覆う。そして、第1球面部53は、操作者により操作部21が傾倒する場合、玉軸22と当接する。
【0054】
第2球面部54は、開口部51の中心から径方向に複数設けられている。第2球面部54の各々は、周方向において互いに離間しており、第2スナップフィット部52の各々よりも内側に設けられている。言い換えると、第2スナップフィット部52の各々は、径方向において、第2球面部54の各々の外周よりも外側に設けられている。
【0055】
なお、本実施形態では、第2スナップフィット部52の各々は、第2球面部54の各々の外周よりも外側に設けられている。しかし、第2スナップフィット部52の各々の少なくとも一つが、第2球面部54の各々の外周よりも外側に設けられていれば良い。
【0056】
第2球面部54の各々の外側を向く面は、曲面になっている。第2球面部54の各々は、ケース3に非操作状態のレバー2と、キャップ5と、が取り付けられた状態において、キャップ5の外側に向くとともに、径方向において第1球面部53の外周よりも外側に位置し、上下方向(Z方向)において第1球面部53よりもケース3側に位置する。すなわち、第2球面部54の各々は、上下方向(Z方向)において第1球面部53よりも下方(-Z方向)に位置する。
【0057】
球面状リブ55は、第1球面部53と第2球面部54との間に複数設けられ、第1球面部53と第2球面部54とを繋いでいる。なお、本実施形態では、球面状リブ55は、複数設けられているが、少なくとも一つの球面状リブ55が設けられていても良い。
【0058】
球面状リブ55の各々の外側を向く面は、曲面になっている。なお、本実施形態では、球面状リブ55の各々により第1球面部53と第2球面部54の各々とを繋いでいるが、これに限らない。例えば、複数の球面状リブ55は、テーパーリブでも良い。
【0059】
キャップ5には、複数の空隙551が設けられている。空隙551の各々は、複数の球面状リブ55のうち隣り合う二つの間に設けられ、上下方向(Z方向)に開口している。
【0060】
キャップ5には、二つの保持部56が設けられている。保持部56の各々は、例えば、弾性変形可能な樹脂等で構成される。保持部56の各々は、径方向において第1球面部53の外周と第2スナップフィット部52の各々との間に位置する。さらに、保持部56の各々は、第2球面部54の各々の底面から下方(-Z方向)に向かって延びている。
【0061】
保持部56の各々は、下端部56aと、傾斜面56bと、係合面56cと、を有する。下端部56aは、保持部56の下方向(-Z方向)における端部である。
【0062】
傾斜面52bは、下端部52aからキャップ5の内側に向かって斜め上に傾斜している。係合面52cは、下端部52aの反対側に位置し、上方向(+Z方向)に向いている曲面である。
【0063】
保持部56の各々は、係合面56cとレバー2の突起24の先端とが係合することにより、レバー2にキャップ5を保持する。
【0064】
凸部57は、キャップ5の側面5aから径方向外側に向かって突出している。凸部57は、ケース3にキャップ5が取り付けられた状態において、ケース3の凹部36と嵌合する。これにより、キャップ5は、ケース3において周方向に固定される。
【0065】
また、キャップ5には、上下方向(Z方向)に開口した複数の孔部58が設けられる。なお、孔部58は、第1孔部の一例である。
【0066】
孔部58は、第2スナップフィット部52と隣接して複数設けられている。複数の孔部58は、一つの第2スナップフィット部52に対して、一つの孔部58が隣接している。
【0067】
また、本実施形態では、孔部58の各々は、周方向において複数の第2球面部54のうち隣り合う二つの間に設けられている。なお、孔部58の各々のサイズは、キャップカバー6の規制リブ63が通過可能なサイズであれば、適宜変更されても良い。
【0068】
図2、3に示すように、キャップカバー6は、当該キャップカバー6の中心において上下方向(Z方向)に開口した開口部61にレバー2を挿通させ、ケース3に取り付けられたキャップ5を覆う。言い換えると、キャップカバー6は、キャップ5を上方(+Z方向)から押さえている。
【0069】
開口部61の縁は、操作者により操作部21が傾倒する場合、キャップ5の開口部51の縁とともに、当該操作部21に当接することで、レバー2の回動範囲を制限する。
【0070】
また、キャップカバー6は、第3スナップフィット部62と、規制リブ63と、を有する。なお、規制リブ63は、第1リブの一例である。
【0071】
第3スナップフィット部62は、非操作状態のレバー2の軸心Axから径方向に複数設けられている。複数の第3スナップフィット部62は、前後方向(X方向)および左右方向(Y方向)において互いに離間している。複数の第3スナップフィット部62のうち二つの第3スナップフィット部62の間には、レバー2が位置する。
【0072】
第3スナップフィット部62の各々は、例えば、弾性変形可能な樹脂等で構成される。第3スナップフィット部62の各々は、ケース3に非操作状態のレバー2と、キャップ5と、キャップカバー6と、が取り付けられた状態において、キャップカバー6の側面6aからケース3の側面3aよりも外側まで、径方向に延びた後、下方(-Z方向)に延びる。側面6aは、上下方向(Z方向)に沿って延び、外部に向く面である。
【0073】
第3スナップフィット部62の各々は、側面6aから径方向に延びた後、下方(-Z方向)に延びる延長部62aと、延長部62aから上下方向と直交する方向に開口するスリット62bと、スリット62bを囲う係合面62cと、を有する。
【0074】
スリット62bは、延長部62aのケース3に向く内面から上下方向と直交する方向に開口している。係合面62cは、延長部62aの一部であるとともに、スリット62bの内面であって、上方向(+Z方向)に向いている面である。
【0075】
第3スナップフィット部62の各々は、第3スナップフィット部62の係合面62cと第2被係合部34の被係合面34cとが係合することにより、キャップカバー6とケース3とを結合する。すなわち、本実施形態では、キャップカバー6とケース3とを結合する方法は、スナップフィットである。
【0076】
なお、キャップカバー6とケース3とを結合する方法は、これに限らない。例えば、キャップカバー6の第3スナップフィット部62の各々は、爪状の突起を有しており、この突起とケース3の側面3aに設けられた溝とが係合する方法でも良い。
【0077】
規制リブ63は、レバー2の軸心Axから径方向に複数設けられている。複数の規制リブ63のうち二つは、上下方向(Z方向)と交差する方向において互いに離間している。複数の規制リブ63のうち二つの間には、レバー2が位置する。すなわち、複数の規制リブ63のうち二つは、複数の規制リブ63のうち二つの間にレバー2が位置するように、径方向において互いに離間している。
【0078】
規制リブ63の各々は、例えば、弾性変形可能な樹脂等で構成される。規制リブ63の各々は、ケース3に非操作状態のレバー2と、キャップ5と、キャップカバー6と、が取り付けられた状態では、上下方向(Z方向)において、キャップカバー6のキャップ5の第2球面部54を向く曲面である内面6bからケース3に収容された玉軸22の中心よりもケース3側に向かって下方(-Z方向)に延びる。
【0079】
また、規制リブ63の各々は、径方向において、ケース3のリブ35とキャップ5の第2スナップフィット部52との間に位置する。
【0080】
本実施形態では、規制リブ63の各々の下方向(-Z方向)における端部である下端部63aは、ケース3にキャップ5と、キャップカバー6と、が取り付けられた状態において、ケース3に収容された玉軸22の中心よりもケース3側に位置するとともに、第1被係合部33の下端部33bよりもケース3側に位置する。すなわち、下端部63aは、第1被係合部33の下端部33bよりも下方(-Z方向)に位置する。
【0081】
さらに、下端部63aは、第2スナップフィット部52の下端部52aより上方(+Z方向)に位置する。しかし、上下方向(Z方向)における規制リブ63の下端部63aの位置は、少なくとも第1被係合部33の下端部33bの位置と同等であれば良い。言い換えると、規制リブ63は、上下方向(Z方向)において、少なくとも第1被係合部33の下端部33bまで延びる。
【0082】
以上のレバー装置1において、まず、キャップ5は、開口部51にレバー2が挿通して玉軸22を覆う。この時、保持部56の各々は、傾斜面56bとレバー2の突起24の先端とが接触することによって弾性変形し、係合面56cとレバー2の突起24の先端とが係合することにより、レバー2にキャップ5を保持する。
【0083】
次に、ケース3の支持部32にレバー2の玉軸22が収容される。この時、キャップ5の第2スナップフィット部52の各々は、ケース3の孔部37の各々を挿通するとともに、第1被係合部33の傾斜面33aに接触することによって弾性変形し、係合面52cと第1被係合部33の下端部33bとが係合することで、レバー2と、キャップ5と、をケース3に取り付ける。
【0084】
そして、ケース3の第1スナップフィット部31の各々は、ベース4の被係合部42の傾斜面42bによって弾性変形し、係合面31cと、被係合部42の被係合面42cとが係合することで、レバー2と、ケース3と、キャップ5と、は、ベース4に取り付けられる。
【0085】
キャップカバー6は、開口部61をレバー2が挿通してキャップ5を覆う。この時、第3スナップフィット部62の各々は、ケース3の第2被係合部34の傾斜面34bによって弾性変形し、係合面62cと、第2被係合部34の被係合面34cとが係合することで、キャップカバー6をケース3に取り付ける。規制リブ63の各々は、ケース3の孔部37の各々およびキャップ5の孔部58の各々と、を挿通して、リブ35の各々と第2スナップフィット部52の各々との間に挿通される。そして、リブ35の規制面35aと規制リブ63の各々とが接触面することにより、第2スナップフィット部52の動きを規制する。
【0086】
本実施形態では、レバー装置1において、操作者が操作部21を把持して傾倒することで、玉軸22は回動する。ケース3の支持部32内で回動する玉軸22は、当該玉軸22を覆うキャップ5の第1球面部53と当接する。この時、開口部51の縁および開口部61の縁は、傾倒する操作部21と当接することで、レバー2の回動範囲を規制する。
【0087】
キャップカバー6は、キャップ5を上方(+Z方向)から押さえている。さらに、キャップカバー6の規制リブ63の各々は、リブ35の各々と第2スナップフィット部52の各々との間に位置し、弾性変形して当該第2スナップフィット部52の各々が第1被係合部33の各々と係合するように付勢する。これらにより、玉軸22の回動による力によって、第2スナップフィット部52の各々と第1被係合部33の各々との係合が解除されにくくなる。
【0088】
以上のように、本実施形態のレバー装置1は、レバー2と、ケース3と、キャップ5と、キャップカバー6と、を備える。レバー2は、操作部21と、操作部21に連結された玉軸22と、を有する。ケース3は、レバー2を挿通するとともに、玉軸22を回動自由に収容する。キャップ5は、ケース3に収容された玉軸22を覆う。キャップカバー6は、キャップ5を覆う。
【0089】
キャップカバー6は、上下方向(Z方向)においてキャップ5を向く面から玉軸22の中心よりもケース3側(下方)に延びる規制リブ63を有する。キャップ5には、規制リブ63が挿通する孔部58が設けられ、上下方向(Z方向)においてキャップ5の側面5aから玉軸22の中心よりもケース3側(下方)に延びる第2スナップフィット部52を有する。ケース3は、規制リブ63および第2スナップフィット部52が挿通する孔部37が設けられ、第1被係合部33と、リブ35と、を有する。第2スナップフィット部52は、上下方向(Z方向)における第1被係合部33の下端部33bに係合する。
【0090】
リブ35は、径方向において、第2スナップフィット部52よりもレバー2側(径方向内側)に位置する。規制リブ63は、径方向においてリブ35と第2スナップフィット部52との間に位置する。規制リブ63および第2スナップフィット部52は、少なくとも第1被係合部33の下端部33bまで延びる。
【0091】
レバー装置1は、操作者により操作部21が傾倒される場合、ケース3に収容された玉軸22が回動する。キャップ5は、レバー2の回動範囲を制限するために玉軸22を覆うように、キャップ5の第2スナップフィット部52とケース3の第1被係合部33とが係合することで、固定される。キャップカバー6は、キャップ5がケース3から外れないように当該キャップ5を覆うとともに、第2スナップフィット部52とリブ35との間に規制リブ63が挿入されることで、固定される。この時、第2スナップフィット部52は、上下方向において、玉軸22の中心よりもケース3側(下方)で係合する。
【0092】
これにより、レバー装置1は、玉軸22を覆うキャップ5とケース3とが係合するスペースを玉軸22の上方(+Z方向)に設けなくとも良くなる。従って、レバー装置1を小型化することが可能となる。
【0093】
また、本実施形態では、レバー装置1は、第2スナップフィット部52の内側に位置するリブ35と、リブ35と第2スナップフィット部52との間に位置する規制リブ63と、を有する。これにより、リブ35が規制リブ63を介して第2スナップフィット部52に付勢することができる。従って、レバー装置1は、ケース3からキャップ5が外れることを防ぐ。
【0094】
また、本実施形態では、規制リブ63および第2スナップフィット部52は、第1被係合部33の下端部33bよりもケース3側(下方)に延びる。キャップ5がケース3に係合する場合、規制リブ63および第2スナップフィット部52が第1被係合部33の下端部33bよりも下方まで延びる。
【0095】
これにより、第2スナップフィット部52は、第1被係合部33の下端部33bに引っ掛けられる。さらに、第2スナップフィット部52は、第1被係合部33の下端部33bから外れないように、規制リブ63に動きを規制される。従って、キャップ5は、ケース3により強い力で係合される。よって、レバー装置1は、ケース3からキャップ5が外れることをさらに防ぐ。
【0096】
また、本実施形態では、第1被係合部33と、第2スナップフィット部52と、規制リブ63と、は、レバー2の軸心Axから径方向に複数設けられる。複数の第1被係合部33のうち二つは、径方向において互いに離間している。複数の第1被係合部33のうち二つの間には、レバー2が位置する。複数の第2スナップフィット部52のうち二つは、径方向において互いに離間している。複数の第2スナップフィット部52のうち二つの間には、レバー2が位置する。複数の規制リブ63のうち二つは、径方向において互いに離間している。複数の規制リブ63のうち二つの間には、レバー2が位置する。
【0097】
キャップ5とキャップカバー6とがケース3に係合する場合、第2スナップフィット部52の各々は、第1被係合部33の各々と係合するとともに、規制リブ63の各々によって動きを規制される。これにより、キャップ5およびキャップカバー6は、より確実にケース3と係合する。従って、レバー装置1は、ケース3からキャップ5およびキャップカバー6が外れることをさらに防ぐ。
【0098】
また、本実施形態では、キャップ5は、第1球面部53と、第2球面部54と、球面状リブ55と、を有する。第1球面部53は、玉軸22と当接する。第2球面部54は、キャップ5の外側に向くとともに、上下方向(Z方向)において第1球面部53よりも下方(-Z方向)に位置する。球面状リブ55は、第1球面部53と第2球面部54とを繋ぐ。第2球面部54は、球面状リブ55によって第1球面部53に繋がれるとともに、第1球面部53の外周を支持している。
【0099】
第1球面部53は、レバー2が傾倒する時、回動する玉軸22から第1球面部53の外側に向く力を受ける。この時、第1球面部53は、球面状リブ55を介して第1球面部53の外周を支持する第2球面部54により、回動する玉軸22から受ける力に対する抵抗力が向上する。これにより、第1球面部53の剛性及び強度は向上する。従って、レバー装置1は、キャップ5の剛性および強度を向上することが可能となる。
【0100】
また、本実施形態では、複数設けられた第2スナップフィット部52の少なくとも一つは、第2球面部54の外周よりも外側に設けられる。例えば、全ての第2スナップフィット部52が第2球面部54の外周よりも内側に設けられている場合、全ての第2スナップフィット部52が、玉軸22に近いため、キャップ5における径方向外側に向かう力に対する抵抗力が弱くなる。一方で、全ての第2スナップフィット部52の少なくとも一つが、第2球面部54の外周よりも外側に設けられる場合、全ての第2スナップフィット部52の少なくとも一つが、玉軸22から遠いため、キャップ5における径方向外側に向かう力に対する抵抗力が強くなる。これにより、第2スナップフィット部52の各々は、より確実にケース3とキャップ5とを係合させる。従って、レバー装置1は、ケース3からキャップ5が外れることをさらに防ぐ。
【0101】
また、本実施形態では、球面状リブ55には、上下方向(Z方向)に開口した複数の空隙551が設けられている。これにより、キャップ5は、球面状リブ55の重量を軽量化することができる。
【0102】
また、本実施形態では、キャップカバー6は、キャップ5を覆うとともに、空隙551の各々を塞ぐ。これにより、例えば、操作者により操作部21が傾倒される場合、キャップカバー6は、外部から液体やゴミ等の異物が空隙551の各々を通してケース3内部に侵入することを防ぐ。
【0103】
以上、本開示の実施形態を説明したが、上記実施形態はあくまで一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。また、各構成や、形状、等のスペック(構造や、種類、方向、形式、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
【符号の説明】
【0104】
1 レバー装置
2 レバー
21 操作部
22 玉軸(転動体)
3 ケース(筐体)
33 第1被係合部(被係合部)
33b 下端部(端部)
35 リブ(第2リブ)
37 孔部(第2孔部)
5 キャップ(第1カバー)
5a 側面
52 第2スナップフィット部(スナップフィット)
53 第1球面部
54 第2球面部
55 球面状リブ(第3リブ)
58 孔部(第1孔部)
6 キャップカバー(第2カバー)
63 規制リブ(第1リブ)
図1
図2
図3
図4
図5