IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッドの特許一覧

<>
  • 特開-情報指示装置、及び装置 図1
  • 特開-情報指示装置、及び装置 図2
  • 特開-情報指示装置、及び装置 図3
  • 特開-情報指示装置、及び装置 図4
  • 特開-情報指示装置、及び装置 図5
  • 特開-情報指示装置、及び装置 図6
  • 特開-情報指示装置、及び装置 図7
  • 特開-情報指示装置、及び装置 図8
  • 特開-情報指示装置、及び装置 図9a
  • 特開-情報指示装置、及び装置 図9b
  • 特開-情報指示装置、及び装置 図10
  • 特開-情報指示装置、及び装置 図11
  • 特開-情報指示装置、及び装置 図12
  • 特開-情報指示装置、及び装置 図13
  • 特開-情報指示装置、及び装置 図14
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023089129
(43)【公開日】2023-06-27
(54)【発明の名称】情報指示装置、及び装置
(51)【国際特許分類】
   H04W 84/12 20090101AFI20230620BHJP
【FI】
H04W84/12
【審査請求】有
【請求項の数】14
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2023064800
(22)【出願日】2023-04-12
(62)【分割の表示】P 2022072857の分割
【原出願日】2019-07-30
(31)【優先権主張番号】201810891859.4
(32)【優先日】2018-08-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】504161984
【氏名又は名称】ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】弁理士法人RYUKA国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ガン、ミン
(72)【発明者】
【氏名】リアン、ダンダン
(72)【発明者】
【氏名】ヤン、シュン
(57)【要約】      (修正有)
【課題】6GHz帯域で動作する送信ステーションと関連付けられていない受信機ステーションまたはローミング状態にある受信機ステーションが、6GHz帯域で動作するステーションのアドレスを把握した後、6GHz帯域で動作するステーションと正確に関連付けられ、一方向に通信し得るための情報指示方法および情報指示装置を提供する。
【解決手段】情報指示方法は、アクセスポイント(AP)が、6GHz帯域で動作するステーションのアドレス情報を含む第1フレームを生成する段階と、2.4GHz帯域および/または5GHz帯域で第1フレームをステーション(STA)に送信する段階と、を含む。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報指示装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサに連結されているメモリであって、前記プロセッサによって実行される場合、前記情報指示装置に、
第1フレームを生成する手順であって、前記第1フレームは、隣接レポートエレメントを有し、前記隣接レポートエレメントは、基本サービスセット識別子(BSSID)フィールドと、BSSID情報フィールドとを含み、
前記BSSIDフィールドは、隣接APを示し、
前記BSSID情報フィールドは、マルチバンドフィールドおよびコロケーションAPフィールドを含み、
前記マルチバンドフィールドは、前記隣接APがマルチバンドデバイスにおける6GHz APと同じ場所に設置されるかどうかを示し、
前記コロケーションAPフィールドは、前記隣接APと前記情報指示装置とが同じ場所に設置されるかどうかを示す、
生成する手順と、
2.4GHz帯域または5GHz帯域で前記第1フレームを送信する手順と
を実行させる、コンピュータプログラムを記憶するように構成される、メモリと
を備える、情報指示装置。
【請求項2】
前記マルチバンドフィールドの値は、前記隣接APが前記マルチバンドデバイスにおける前記6GHz APと同じ場所に設置されることを示し、前記コロケーションAPフィールドの値は、前記隣接APと前記情報指示装置とが同じ場所に設置されることを示す、請求項1に記載の情報指示装置。
【請求項3】
前記マルチバンドフィールドの値は、前記隣接APが前記マルチバンドデバイスにおける前記6GHz APと同じ場所に設置されることを示し、前記コロケーションAPフィールドの値は、前記隣接APと前記情報指示装置とが同じ場所に設置されていないことを示す、請求項1に記載の情報指示装置。
【請求項4】
前記隣接レポートエレメントはさらに、エレメントIDフィールド、長さフィールド、動作クラスフィールド、チャネル番号フィールド、物理層(PHY)タイプフィールド、および任意選択的なサブエレメントフィールドを含む、請求項1に記載の情報指示装置。
【請求項5】
前記動作クラスフィールドおよび前記チャネル番号フィールドは共に、前記隣接APが動作する帯域を示す、請求項4に記載の情報指示装置。
【請求項6】
前記チャネル番号フィールドは、前記隣接APが動作するメインチャネルを示す、請求項4に記載の情報指示装置。
【請求項7】
前記マルチバンドフィールドは、前記第1フレームを受信するステーション(STA)が前記6GHz APを検出するのを容易にする、請求項1に記載の情報指示装置。
【請求項8】
装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサに連結されているメモリであって、前記プロセッサによって実行される場合、前記装置に、
情報指示装置から、2.4GHz帯域または5GHz帯域で第1フレームを受信する手順であって、前記第1フレームは、隣接レポートエレメントを有し、前記隣接レポートエレメントは、基本サービスセット識別子(BSSID)フィールドと、BSSID情報フィールドとを含み、
前記BSSIDフィールドは、隣接APを示し、
前記BSSID情報フィールドは、マルチバンドフィールドおよびコロケーションAPフィールドを含み、
前記マルチバンドフィールドは、前記隣接APがマルチバンドデバイスにおける6GHz APと同じ場所に設置されるかどうかを示し、
前記コロケーションAPフィールドは、前記隣接APと前記情報指示装置とが同じ場所に設置されるかどうかを示す、
受信する手順と、
前記マルチバンドフィールドに基づいて、前記隣接APが前記マルチバンドデバイスにおける前記6GHz APと同じ場所に設置されるかどうかを決定する手順と、
前記コロケーションAPフィールドに基づいて、前記隣接APと前記情報指示装置とが同じ場所に設置されるかどうかを決定する手順と
を実行させる、コンピュータプログラムを記憶するように構成される、メモリと
を備える、装置。
【請求項9】
前記コンピュータプログラムは、前記装置に、
前記マルチバンドフィールドの値に基づいて、前記隣接APが前記マルチバンドデバイスにおける前記6GHz APと同じ場所に設置されることを決定する手順と、
前記コロケーションAPフィールドの値に基づいて、前記隣接APと前記情報指示装置とが同じ場所に設置されることを決定する手順と
をさらに実行させる、請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記コンピュータプログラムは、前記装置に、
前記マルチバンドフィールドの値に基づいて、前記隣接APが前記マルチバンドデバイスにおける前記6GHz APと同じ場所に設置されることを決定する手順と、
前記コロケーションAPフィールドの値に基づいて、前記隣接APと前記情報指示装置とが同じ場所に設置されていないことを決定する手順と
をさらに実行させる、請求項8に記載の装置。
【請求項11】
前記隣接レポートエレメントはさらに、エレメントIDフィールド、長さフィールド、動作クラスフィールド、チャネル番号フィールド、物理層(PHY)タイプフィールド、および任意選択的なサブエレメントフィールドを含む、請求項8に記載の装置。
【請求項12】
前記動作クラスフィールドおよび前記チャネル番号フィールドは共に、前記隣接APが動作する帯域を示す、請求項11に記載の装置。
【請求項13】
前記チャネル番号フィールドは、前記隣接APが動作するメインチャネルを示す、請求項11に記載の装置。
【請求項14】
前記マルチバンドフィールドは、前記装置が前記6GHz APを検出するのを容易にする、請求項8に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2018年8月7日に中国国家知識財産権局に出願された「情報指示方法および情報指示装置」と題する中国特許出願第201810891859.4号に基づく優先権を主張するものであり、当該特許出願はその全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本願の実施形態は、通信分野、特に、通信分野における情報指示方法および情報指示装置に関する。
【背景技術】
【0003】
新しく開放された6GHz帯域の周波数範囲は、1GHzより広い。関連付けられていない非アクセスステーション(Non AP Station)またはローミング状態にある非アクセスステーション(Non AP Station)は、1GHzより広い帯域を能動的にスキャンして、周辺のアクセスポイント(AP)についての情報を取得する必要がある。以下の方式は、1GHzより広い帯域の各チャネルを継続的に切り替え、ブロードキャストによってプローブ要求フレーム(Probe Request)を送信して周辺のAPにより応答されるプローブ応答フレームを取得し、次にアソシエーションのために適切なAPを選択するのに使用される。しかしながら、この方法のデメリットは、長時間を要すること、エネルギー消費量が多いこと、および6GHz帯域における不要な輻輳である。
【発明の概要】
【0004】
本願の実施形態に提供される情報指示方法および情報指示装置によると、送信ステーションは、6GHz帯域で動作するステーションのアドレスを正確に示し得る。従って、関連付けられていない受信機ステーションまたはローミング状態にある受信機ステーションは、6GHz帯域で動作するステーションのアドレスを把握した後、6GHz帯域で動作するステーションと正確に関連付けられ、一方向に通信し得る。
【0005】
第1の態様によると、本願の実施形態は、第1フレームを生成する段階であって、ここで、第1フレームは6GHz帯域で動作するステーションのアドレス情報を含む、生成する段階と、2.4GHz帯域および/または5GHz帯域で第1フレームを送信する段階とを含む情報指示方法を提供する。
【0006】
送信ステーションは、2.4GHz帯域および/または5GHz帯域で第1フレームを送信し、第1フレームは、6GHz帯域で動作するステーションのアドレス情報を含むことを理解すべきである。
【0007】
本願のこの実施形態において、送信ステーションは、6GHz帯域で動作するステーションのアドレスを正確に示し得る。従って、関連付けられていない受信機ステーションまたはローミング状態にある受信機ステーションは、6GHz帯域で動作するステーションのアドレスが把握した後、6GHz帯域で動作するステーションと正確に関連付けられ、一方向に通信し得る。
【0008】
第1の態様の可能な実装において、アドレス情報は、第1フレームのHE動作エレメントの6GHz動作情報フィールドに位置付けられる。
【0009】
第1の態様の可能な実装において、第1フレームのHE動作エレメントのHE動作パラメータフィールドは、アドレス情報が出現するかどうかを示すための指示情報を含む。指示情報が第1の値である場合、アドレス情報が出現し、6GHz帯域で動作するステーションのアドレス情報は第1フレームのアドレス情報であることを示す。指示情報が第2の値である場合、アドレス情報は出現せず、6GHz帯域で動作するステーションのアドレスが6GHz動作情報フィールドを含むフレームを送信する送信アドレス、または6GHz動作情報フィールドを含むフレームを送信する送信ステーションのBSSIDであることを示す。
【0010】
第1の態様の可能な実装において、第1フレームのHE動作エレメントのHE動作パラメータフィールドは、アドレス情報が出現するかどうかを示すための指示情報を含む。指示情報が第1の値である場合、アドレス情報は6GHz動作情報フィールドに出現し、6GHz帯域で動作するステーションのアドレスは、6GHz帯域で動作するステーションのMACアドレス、または6GHz帯域で動作するステーションが位置付けられるBSSのBSSIDであることを示す。指示情報が第2の値である場合、アドレス情報は6GHz動作情報フィールドに出現せず、6GHz帯域で動作するステーションのアドレスが6GHz動作情報フィールドを含むフレームを送信する送信アドレス、または6GHz動作情報フィールドを含むフレームを送信する送信ステーションのBSSIDであることを示す。
【0011】
第1の態様の可能な実装において、アドレス情報は、6GHz帯域で動作するステーションのMACアドレス、または6GHz帯域で動作するステーションが位置付けられるBSSのBSSIDである。
【0012】
第1の態様の可能な実装において、6GHz帯域で動作するステーションが位置付けられるBSSのBSSIDがBSSIDセットのBSSIDである場合、アドレス情報は、BSSIDセットの伝送BSSIDである。
【0013】
第1の態様の可能な実装において、6GHz動作情報フィールドは、TSF情報およびビーコンフレーム情報をさらに含む。
【0014】
2.4GHz帯域および/または5GHz帯域の送信ステーションによって送信される第1フレームの6GHz動作情報フィールドは、TSF情報およびビーコンフレーム情報をさらに含むことを理解すべきである。
【0015】
本願のこの実施形態において、送信ステーションは、TSF情報およびビーコンフレーム情報をさらに示す。従って、関連付けられていない受信機ステーションまたはローミング状態にある受信機ステーションは、6GHz帯域で動作するステーションがビーコンフレームを送信する時間を推定し、6GHz帯域で動作するステーションのTSF情報およびビーコンフレーム情報が把握した後、関連BSSについての情報をさらに把握し得る。これは、受動的スキャニングを容易にする。
【0016】
第1の態様の可能な実装において、TSF情報は、TSF差異情報またはTSF値を含む。TSF差異情報は、6GHz帯域で動作するアクセスポイントのタイムスタンプと、2.4GHz帯域および/または5GHz帯域で第1フレームを送信するアクセスポイントのタイムスタンプとの間の差異を示す。TSF値は、6GHz帯域で動作するアクセスポイントのタイムスタンプを示す。
【0017】
第1の態様の可能な実装において、ビーコンフレーム情報は、ビーコンフレーム間隔または目標ビーコンフレーム伝送時間を含む。ビーコンフレーム間隔は、6GHzのAPがビーコンフレームを伝送する間隔を示す。目標ビーコンフレーム伝送時間は、6GHzのAPの最新のビーコンフレームの伝送時間を示す。
【0018】
第1の態様の可能な実装において、第1フレームの6GHz動作情報フィールドは、メインチャネル、チャネル帯域幅、およびチャネル中央周波数といった3つのパラメータのうちの少なくとも1つをさらに含む。
【0019】
第1の態様の可能な実装において、6GHz帯域で動作するステーションおよび第1フレームを送信するステーションは、同じ場所に設置されるデバイスであるか、または同じマルチバンドデバイスに属する。
【0020】
第2の態様によると、本願の実施形態は、2.4GHz帯域および/または5GHz帯域で第1フレームを受信する段階であって、ここで、第1フレームは、6GHz帯域で動作するステーションのアドレス情報を含む、受信する段階と、6GHz帯域で第2フレームを送信する段階であって、ここで、第2フレームの受信アドレスは、アドレス情報内のアドレスである、送信する段階とを含む、情報指示方法を提供する。
【0021】
受信機ステーションは、2.4GHz帯域および/または5GHz帯域で第1フレームを受信し、第1フレームは、6GHz帯域で動作するステーションのアドレス情報を含み、6GHz帯域で動作するステーションのアドレス情報を取得した後、受信機ステーションは、受信アドレスがアドレス情報内のアドレスである第2フレームを生成および送信することを理解すべきである。
【0022】
本願のこの実施形態において、関連付けられていない受信機ステーションまたはローミング状態にある受信機ステーションは、6GHz帯域で動作するステーションのアドレスを把握した後、6GHz帯域で動作するステーションと正確に関連付けられ、一方向に通信し得る。
【0023】
第2態様において、本願のこの実施形態における情報指示方法の詳細は、第1の態様における詳細と同じである。本明細書では、詳細について再び説明しない。
【0024】
第1の態様の方法または第1の態様の任意の可能な実装と、第2態様の方法または第2態様の任意の可能な実装とは、別に実装されてもよく、使用のために組み合わされてもよいことが理解され得る。これについては、本願のこの実施形態において限定されない。
【0025】
第3の態様によると、本願の実施形態は、第1の態様の方法または第1の態様の任意の可能な実装、および/または第2態様の方法または第2態様の任意の可能な実装を実行するように構成される情報指示装置を提供する。
【0026】
第4の態様によると、本願の実施形態は送受信機/送受信機ピンおよびプロセッサを含む情報指示デバイスを提供する。任意選択的に、デバイスはメモリをさらに含む。送受信機/送受信機ピン、プロセッサ、およびメモリは、内部接続パスを使用して互いに通信する。プロセッサは、信号を送信または受信するように送受信機/送受信機ピンを制御する命令を実行するように構成される。メモリは、命令を記憶するように構成される。プロセッサが命令を実行する場合、プロセッサは、第1の態様の方法または第1の態様の任意の可能な実装、および/または第2態様の方法または第2態様の任意の可能な実装を実行する。
【0027】
第5の態様によると、本願の実施形態は、コンピュータプログラムを記憶するように構成されるコンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータプログラムは、第1の態様の方法または第1の態様の任意の可能な実装を実行する命令、および/または第2態様の方法または第2態様の任意の可能な実装を実行する命令を含む。
【0028】
第6の態様によると、本願の実施形態は、コンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードがコンピュータで実行される場合、コンピュータは、第1の態様の方法または第1の態様の任意の可能な実装、および/または第2態様の方法または第2態様の任意の可能な実装を実行することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
図1】本願の実施形態に係る可能な応用シナリオである。
【0030】
図2】本願の実施形態に係る情報指示方法のフローチャートである。
【0031】
図3】本願の実施形態に係るHE動作エレメントを示す図である。
【0032】
図4】本願の実施形態に係る可能な6GHz動作情報フィールドを示す図である。
【0033】
図5】本願の実施形態に係るHE動作パラメータフィールドを示す図である。
【0034】
図6】本願の実施形態に係る別の可能な6GHz動作情報フィールドを示す図である。
【0035】
図7】本願の実施形態に係る別の可能な6GHz動作情報フィールドを示す図である。
【0036】
図8】本願の実施形態に係る隣接レポートエレメントを示す図である。
【0037】
図9a】本願の実施形態に係るBSSID情報フィールドを示す図である。
【0038】
図9b】本願の実施形態に係るBSSID情報フィールドの別の実施形態を示す図である。
【0039】
図10】本願の実施形態に係るマルチBSSIDエレメントを示す図である。
【0040】
図11】本願の実施形態に係るマルチBSSIDシーケンス番号エレメントを示す図である。
【0041】
図12】本願の実施形態に係るAP側の情報指示装置のブロック図である。
【0042】
図13】本願の実施形態に係るSTA側の情報指示装置のブロック図である。
【0043】
図14】本願の実施形態に係る可能な製品の図である。
【発明を実施するための形態】
【0044】
以下では、本願の実施形態における添付図面を参照して、本願の実施形態の技術的解決手段を説明する。
【0045】
本願の実施形態における技術的解決手段は、移動通信用グローバルシステム(global system of mobile communication,GSM(登録商標))、符号分割多元接続(code division multiple access,CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access,WCDMA(登録商標))システム、汎用パケット無線サービス(general packet radio service,GPRS)システム、ユニバーサル移動体通信システム(universal mobile telecommunication system,UMTS)、ワールドワイドインターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブアクセス(worldwide interoperability for microwave access,WiMAX(登録商標))通信システム、将来の5G通信システム、または無線アクセス技術を使用する他様々な無線通信システムなどの様々な通信システムに適用され得ることを理解すべきである。
【0046】
図1は、本願の実施形態に係る可能な応用シナリオである。本願のこの実施形態におけるステーションは、アクセスステーション(AP,Access Point)および非アクセスステーションSTA(Non‐AP Station)を含むことを理解すべきである。言い換えれば、本願のこの実施形態の応用シナリオは、APがSTAへの送信を実行し、STAがAPへの送信を実行し、APがAPへの送信を実行し、STAがSTAへの送信を実行するシナリオを含む。図1は一例に過ぎず、本願のこの実施形態のすべての応用シナリオを表すものではない。
【0047】
新しく開放された6GHz帯域の周波数範囲は、1GHzより広い。関連付けられていないステーションまたはローミング状態にあるステーションSTAは、1GHzより広い帯域を能動的にスキャンして、周辺のAPについての情報を取得する必要がある。以下の方式は、1GHzより広い帯域の各チャネルを継続的に切り替え、ブロードキャストによってプローブ要求フレーム(Probe Request)を送信して周辺のAPにより応答されるプローブ応答フレームを取得し、次にアソシエーションのために適切なAPを選択するのに使用される。しかしながら、この方法のデメリットは、長時間を要すること、エネルギー消費量が多いこと、および6GHz帯域における不要な輻輳である。例えば、(1)関連付けられていないステーションまたはローミング状態にあるステーションがブロードキャストプローブ要求フレームを送信することは禁止されている。(2)ステーションが、6GHzで802.11nデータパケットHT PPDUおよび802.11acデータパケットVHT PPDUを送信することは禁止されている。(3)6GHz動作情報フィールドを含む6GHz帯域のBSS情報は、2.4GHzおよび5GHzでブロードキャストされ、ここで、6GHz動作情報フィールドは、BSS帯域幅、メインチャネル、およびチャネルアクセスメカニズムを含む。関連付けられていないステーションまたはローミング状態にあるステーションは、2.4GHz/5GHzで受信される6GHz帯域のBSS情報を使用して、6GHzのAPと関連付けられ、通信する。
【0048】
以下では、APが2.4GHz帯域および/または5GHz帯域でSTAに第1フレームを送信する例を使用して、本願の実施形態における解決手法を説明する。
【0049】
図2は、本願の実施形態に係る情報指示方法のフローチャートである。
【0050】
S101.APが第1フレームを生成し、ここで、第1フレームは6GHz帯域で動作するAPのアドレス情報を含む。
【0051】
S101において、具体的には、APにより生成される第1フレームは、ビーコンフレーム、プローブ応答フレーム、隣接レポートフレーム、または別の管理フレームであってよい。図3に示されるように、ビーコンフレーム、プローブ応答フレーム、隣接レポートフレーム、および別の管理フレームに含まれるHE動作エレメント(HE Operation Element)に、6GHz動作情報フィールドが新しく追加される。アドレス情報は、6GHz動作情報フィールドに位置付けられる。HE動作エレメントにおける他のフィールドは、802.11axのHE動作エレメントにおける他のフィールドと同じである。例えば、他のフィールドは、エレメントID(識別子、identifier)フィールド、長さフィールド、エレメントID拡張フィールド、HE動作パラメータフィールド、BSS(基本サービスセット、basic service set)カラー情報フィールド、基本HE‐MCS(高効率変調およびコーディング方式、high efficiency-modulation and coding scheme)およびNSS(空間ストリームの数、number of spatial stream)セットフィールド、VHT(非常に高いスループット、very high throughput)動作情報フィールド、および最大共通位置基本サービスセット指示max co-located BSSID(BSS identifier)フィールドを含む。
【0052】
図4は、6GHz動作情報フィールドを示す。6GHz動作情報フィールドは、メインチャネルフィールド、チャネル制御フィールド、チャネル中央周波数セグメント0フィールド、チャネル中央周波数セグメント1フィールド、および6GHz帯域で動作するステーションのアドレス情報を含む。
【0053】
可能な実装において、アドレス情報は、6GHz帯域で動作するステーションのMACアドレス、または6GHz帯域で動作するステーションが位置付けられるBSSのBSSIDである。別の可能な実装において、6GHz帯域で動作するステーションが位置付けられるBSSのBSSIDがBSSIDセットのBSSIDである場合、アドレス情報は、非伝送BSSID(Non-transmitted BSSID)ではなく、BSSIDセットにおける伝送BSSID(transmitted BSSIDである。BSSIDセットの1つのBSSIDのみが伝送BSSIDであり、残りのBSSIDは非伝送BSSIDである。伝送BSSIDに対応するAPは、ビーコンフレームを伝送する必要がある。ビーコンフレームは、マルチBSSIDセットにおけるBSSIDを示すためのマルチBSSIDエレメント、および対応するAPのBSS情報を含む。非伝送BSSIDに対応するAPは、ビーコンフレームを伝送し得る。しかしながら、ビーコンフレームはマルチBSSIDエレメントを含まない。
【0054】
本願のこの実施形態において、6GHz帯域で動作するAPに関する、第1フレームにあるアドレス情報を使用して、APは、6GHz帯域で動作するAPのアドレスを正確に示し得る。従って、関連付けられていないSTAまたはローミング状態にあるSTAは、6GHz帯域で動作するAPのアドレスを把握した後、6GHz帯域で動作するAPと正確に関連付けられ、一方向に通信し得る。
【0055】
チャネル制御フィールドは、4ビットチャネル帯域幅(値0から3が20MHzチャネル帯域幅、40MHzチャネル帯域幅、80MHzチャネル帯域幅、および160MHzチャネル帯域幅にそれぞれ対応し、値4から15は予約値であり、使用されない)、および4ビットチャネルアクセスフィールド(値0は、6GHzチャネルにおけるチャネルを先行占有するためにEDCAを使用することが禁止されていることを示し、値1は、6GHzチャネルにおけるチャネルを先行占有するためにEDCAを使用することが可能であることを示し、値2から15は予約値であり、使用されない)を含む。この実施形態において言及されたチャネルアクセスフィールドは存在しない場合があることを留意されたい。この場合、STAは、EDCA方式で6GHz帯域におけるチャネルを求めて競合し、先行占有の後に別のSTAにフレームを送信することが常に可能である。
【0056】
メインチャネルは、APが6GHzで動作するメインチャネルである。チャネル帯域幅フィールド、チャネル中央周波数セグメント0フィールド、およびチャネル中央周波数セグメント1フィールドは共に、6GHzでAPにより確立されるBSSのチャネル情報を示す。チャネル情報は、チャネル開始周波数、チャネル中央周波数、BSS帯域幅、およびメインチャネルの周波数位置を含む。
【0057】
チャネル中央周波数セグメント0フィールドおよびチャネル中央周波数セグメント1フィールドは、チャネル中央周波数と称される。802.11axの次世代(例えば、EHT)において、帯域幅がさらに増加し、周波数セグメントの数がさらに増加する。この場合、対応するチャネル中央周波数は、2つまたはそれより多くのセグメントフィールドを含んでよい。設定方法は同様である。
【0058】
20MHz BSS帯域幅、40MHz BSS帯域幅、および80MHz BSS帯域幅の場合、チャネル中央周波数セグメント0は、BSS帯域幅の中央周波数シーケンス番号に設定される。160MHz BSS帯域幅の場合、チャネル中央周波数セグメント0は、160M BBS帯域幅の一次80MHzの中央周波数シーケンス番号に設定される。80MHz+80MHzのBSS帯域幅の場合、チャネル中央周波数セグメント0は、一次80MHzの中央周波数シーケンス番号に設定される。
【0059】
20MHz BSS帯域幅、40MHz BSS帯域幅、および80MHz BSS帯域幅の場合、チャネル中央周波数セグメント1フィールドは予約値0である。160MHz BSS帯域幅の場合、チャネル中央周波数セグメント1は、160MHz BBS帯域幅の中央周波数シーケンス番号に設定される。80MHz+80MHzのBSS帯域幅の場合、チャネル中央周波数セグメント1は、二次80MHzの中央周波数シーケンス番号に設定される。
【0060】
チャネル帯域幅フィールドの値およびチャネル中央周波数1フィールドのそれは共に、BSS帯域幅を示す。これは、表1に具体的に示される。
【表1】
【0061】
上述の6GHz動作情報フィールドは、802.11axにのみならず、802.1axの次世代にも適用されてよい。802.1axの次世代において、チャネル制御フィールドにおけるチャネル帯域幅フィールドは、帯域幅がより多くの帯域幅セット、例えば、20MHz、40MHz、80MHz、160MHz、および320MHzに拡張される必要があることを示す。802.1axの次世代において、6GHz動作情報フィールドは、EHT動作エレメントに含まれてよい。
【0062】
第1フレームのHE動作エレメントを参照すると、HE動作エレメントにおけるHE動作パラメータフィールドの具体的な構造が図5に示される。HE動作パラメータフィールドは、アドレス情報が出現するかどうかを示すための指示情報を含む。1つのビットまたは1つのサブフィールドが、HE動作パラメータフィールドで使用され、6GHz動作情報フィールドにアドレス情報が出現するかどうかを示す。アドレス情報が出現するかどうかを示すための指示情報が第1の値(例えば、1)である場合、6GHz帯域で動作するAPのアドレス情報は6GHz動作情報フィールドに出現し、6GHz帯域で動作するAPのアドレス情報は、6GHz動作情報フィールドのアドレス情報、例えば、6GHz帯域で動作するAPのMACアドレスまたは6GHz帯域で動作するAPが位置付けられるBSSのBSSIDであることを示す。アドレス情報が出現するかどうかを示すための指示情報が第2の値(例えば、0)である場合、6GHz帯域で動作するAPのアドレス情報は6GHz動作情報フィールドに出現せず、6GHz帯域で動作するAPのアドレス情報は、6GHz動作情報フィールドを送信するためのフレーム(隣接レポートフレームまたは隣接エレメントを含むフレームを除く)の送信アドレス、または6GHz動作情報フィールドを送信するAPのBSSIDであることを示す。第1フレームが隣接レポートフレームまたは隣接エレメントを含むフレームであり、アドレス情報が出現するかどうかを示すための指示情報が第2の値(例えば、0)である場合、6GHz帯域で動作するAPのアドレス情報は6GHz動作情報フィールドに出現せず、6GHz帯域で動作するAPのアドレス情報は、6GHz動作情報フィールドを送信するための隣接レポートフレームにおけるBSSID、または隣接エレメントを含むフレームの隣接エレメントにおけるBSSIDであることを示す。
【0063】
別の実装において、HE動作パラメータフィールドにおけるアドレス情報出現フィールドが存在しない場合、6GHz動作情報フィールドの「6GHz帯域で動作するステーションのアドレス情報」フィールドは出現を継続する。
【0064】
図5に示されるように、HE動作パラメータフィールドは、6GHz動作情報フィールドが出現するかどうかを示すための6GHz動作情報出現フィールドをさらに含む。6GHz動作情報出現フィールドの値が第1の値(例えば、1)に設定される場合、それは6GHz動作情報フィールドがHE動作エレメントに出現することを示し、APが6GHzにBSSを確立することも暗黙的に示す。6GHz動作情報フィールドの値が第2の値(例えば、0)に設定される場合、それは6GHz動作情報フィールドがHE動作エレメントに出現しないことを示し、APが6GHzにBSSを確立しないことを暗黙的に示す。
【0065】
図5に示されるように、HE動作パラメータフィールドの他の指示ビットは、802.11axにおけるHE動作パラメータフィールドのそれらと同じである。他の指示ビットは、デフォルトPE(パケット拡張、packet extension)持続時間、TWT(目標ウェイクアップ時間、target wake‐up time)要求、TXOP(機会の伝送、transmission of opportunity)持続時間RTS(送信要求、require to send)閾値、VHT動作情報出現、基本サービスセットco-located BSS、ER SU(拡張範囲シングルユーザ、extended range single user)禁止、6GHz動作情報出現指示ビット等を含む。
【0066】
さらに、6GHz動作情報フィールドは、TSF情報およびビーコンフレーム情報をさらに含む。TSF情報は、TSF差異情報またはTSF値を含む。ビーコンフレーム情報は、ビーコンフレーム間隔または目標ビーコンフレーム伝送時間を含む。TSF差異情報は、6GHzで動作するAPのタイムスタンプと、2.4GHzおよび/または5GHzで6GHz情報フィールドを伝送するAPのタイムスタンプとの間の差異を示す。TSF値は、6GHzで動作するAPのタイムスタンプを示す。ビーコンフレーム間隔は、6GHzのAPがビーコンフレームを伝送する間隔を示す。目標ビーコンフレーム伝送時間は、6GHzのAPの最新のビーコンフレームの伝送時間を示す。TSF(タイムスタンプフィールド、time stamp field)差異情報/TSF値およびビーコンフレーム間隔/目標ビーコンフレーム伝送時間は、6GHz動作情報フィールドに新しく追加される。4つのパラメータにおいて、最初の2つのパラメータはTSFパラメータであり、続きの2つのパラメータは、ビーコンフレームパラメータである。最初の2つのパラメータのうちいずれか1つは、続きの2つのパラメータのうちいずれか1つと組み合わされてよい。例えば、図6に示されるように、TSF差異情報およびビーコンフレーム間隔は6GHz動作情報フィールドに新しく追加され、図7に示されるように、TSF値および目標ビーコンフレーム伝送時間は6GHz動作情報フィールドに新しく追加される。
【0067】
別の実装において、目標ビーコンフレーム伝送時間の差異は、6GHz動作情報フィールドに追加される必要がある。目標ビーコンフレーム伝送時間の差異は、6GHzのAPの目標ビーコンフレーム伝送時間と、2.4GHz/5GHzで6GHz動作情報フィールドを伝送するAPとの間の差異を示す。
【0068】
上述の図面において新しく追加された各パラメータにより占有されるバイト数は、別のバイト数であってもよいことを留意されたい。例えば、TSF差異情報は1バイトを占有する。
【0069】
本願のこの実施形態において、APは、TSF情報およびビーコンフレーム情報を6GHz動作情報フィールドに新しく追加する。従って、関連付けられていないSTAまたはローミング状態にあるSTAは、6GHz帯域で動作するAPがビーコンフレームを送信する時間を推定し、6GHz帯域で動作するAPによって送信されるビーコンフレームに対して6GHz帯域における対応するチャネルを効果的にリッスンすることで、6GHz帯域で動作するAPのTSF情報およびビーコンフレーム情報を把握した後、6GHz帯域で動作するAPの関連BSSについての情報およびクロック同期情報をさらに把握し得る。これは、受動的スキャニングを容易にする。
【0070】
S102.APは、2.4GHz帯域および/または5GHz帯域で第1フレームを送信する。
【0071】
S201.STAは、2.4GHz帯域および/または5GHz帯域で第1フレームを受信し、ここで、第1フレームは、6GHz帯域で動作するAPのアドレス情報を含む。
【0072】
S201において、STAは、2.4GHz帯域および/または5GHz帯域でS101の第1フレームを受信する。第1フレームは6GHz動作情報フィールドを含み、6GHz動作情報フィールドは、メインチャネル、チャネル帯域幅、チャネル中央周波数、および6GHz帯域で動作するAPのアドレス情報を含む。
【0073】
STAが6GHz動作情報フィールドを受信した後、6GHz動作情報フィールドにおけるチャネルアクセスフィールドの値がEDCA(拡張型分散チャネルアクセス、enhanced distributed channel access)によって6GHz帯域におけるチャネルを先行占有することを可能にするように設定される場合、STAは、6GHz帯域でBSS情報により示されるメインチャネルでAPにプローブ要求フレームを送信し、次にAPにより応答されるプローブ応答フレームを取得し、認証要求フレーム/認証応答フレーム、アソシエーション要求フレーム/アソシエーション応答フレーム等を交換する後続のプロセスを使用して、APとさらに関連付けられる。
【0074】
S202.STAは、6GHz帯域で第2フレームを送信し、ここで、第2フレームの受信アドレスは、アドレス情報内のアドレス、または第1フレームを送信する送信アドレス/第1フレームのBSSIDフィールドである。
【0075】
S202において、S201で説明されるように、STAは、6GHz帯域でBSS情報で示されるメインチャネルでAPに第2フレームを送信し、第2フレームの受信アドレスは、アドレス情報内のアドレスである。例えば、STAは、6GHz帯域でBSS情報により示されるメインチャネルにおいて、能動的スキャニングまたは受動的スキャニングを実行する。例えば、STAは、APにプローブ要求フレームを送信し、プローブ要求フレームの受信アドレスは、6GHz帯域で動作するステーションに関する、6GHz動作情報フィールド内のアドレス情報に設定される。例えば、6GHz動作情報フィールド内の、6GHz帯域で動作するステーションのMACアドレスまたは6GHz帯域で動作するステーションが位置付けられるBSSのBSSIDである。
【0076】
第2フレームのBSSIDフィールドは、6GHz動作情報フィールドにおけるAPのBSSIDフィールドまたはMACアドレスフィールドに設定される。
【0077】
プローブ要求フレームの受信アドレスを設定する別の可能な方式において、アドレス情報が出現するかどうかを示すための指示情報が第1の値(例えば、1)である場合、要求フレームの受信アドレスは、6GHz帯域で動作するAPに関する、6GHz動作情報フィールド内のアドレス情報に設定される。例えば、6GHz動作情報フィールド内の、6GHz帯域で動作するAPのBSSID、または6GHz帯域で動作するAPのMACアドレスである。
【0078】
第2フレームのBSSIDフィールドは、6GHz動作情報フィールドにおけるAPのBSSIDフィールドまたはMACアドレスフィールドに設定される。アドレス情報が出現するかどうかを示すための指示情報が第2の値(例えば、0)である場合、要求フレームの受信アドレスは、6GHz動作情報フィールドを送信するためのフレーム(隣接レポートフレームまたは隣接エレメントを含むフレームを除く)の送信アドレス、または6GHz動作情報フィールドを送信するAPのBSSIDに設定される。
【0079】
第1フレームが隣接レポートフレームまたは隣接エレメントを含むフレームであり、アドレス情報が出現するかどうかを示すための指示情報が第2の値(例えば、0)である場合、6GHz帯域で動作するAPのアドレス情報は6GHz動作情報フィールドに出現せず、6GHz帯域で動作するAPのアドレス情報は、第2フレームの受信アドレスであり、第2フレームの受信アドレスは、6GHz動作情報フィールドを送信するための隣接レポートフレームにおけるBSSID、または隣接エレメントを含むフレームの隣接エレメントにおけるBSSIDに設定されることを示す。
【0080】
第2フレームのBSSIDフィールドは、HE動作エレメントを搬送するフレーム(隣接レポートフレームまたは隣接エレメントを含むフレームを除く)のBSSIDフィールドに設定され、HE動作エレメントを送信するのに使用されるか、または6GHz動作情報フィールドを送信するための隣接レポートフレームのBSSIDに設定されるか、または隣接エレメントを含むフレームの隣接エレメントのBSSIDに設定される。
【0081】
プローブ要求フレームの受信アドレスを設定する別の可能な方式において、6GHz帯域で動作するAPがBSSIDセットのBSSIDに対応する場合、すなわち、APは仮想BSS状態で動作し、6GHz帯域のSTAによって送信されるプローブ要求フレームの受信アドレスは伝送BSSIDであり、伝送BSSIDのAPは、マルチBSSIDエレメントおよび別の非伝送BSSIDについての情報を含むプローブ応答フレームで応答する。伝送BSSIDのAPにより応答されたプローブ応答フレームを受信した後、STAは、各APについての情報(例えば、BSS負荷状態)に基づいて、アソシエーションのための適切な仮想APをさらに選択し得る。
【0082】
6GHz動作情報フィールドのチャネルアクセスフィールドが、EDCAによる6GHzのチャネルの先行占有を可能にしないように設定される場合、STAは、EDCA方式によって6GHz帯域でチャネルを能動的に先行占有してデータパケットをAPに送信することはできないが、受動的スキャニングによってのみAPと関連付けられることはできることを留意されたい。例えば、STAはビーコンフレームをリッスンし、次に、取得されたビーコンフレームに含まれる情報に基づいてAPと関連付けられるか、または、STAはAPがトリガフレームを送信するのを待って、APと関連付けられるべきトリガフレームに応答してアソシエーション要求の情報フレームを送信する。アソシエーション要求の情報フレームは、プローブ要求フレーム、認証要求フレーム、アソシエーション要求フレーム等を含む。
【0083】
プローブ要求フレーム/プローブ応答フレーム、認証要求フレーム/認証応答フレーム、およびアソシエーション要求フレーム/アソシエーション応答フレームを交換するプロセスはすべて、2回のハンドシェイクに関連する。具体的には、STAはまず要求フレームを送信し、APにより応答される確認応答フレームを受信する。次にAPは、応答フレームを送信し、最後にSTAは確認応答フレームで応答する。
【0084】
隣接APが6GHz帯域で動作し、隣接APが位置付けられるBSSのBSSIDがBSSIDセットのBSSIDである場合、すなわち、隣接APが仮想BSS状態で動作する場合、本願のこの実施形態は、以下の解決手法をさらに提供する。
【0085】
APは、2.4GHz/5GHz/6GHz帯域等(または別の帯域でもよい)で管理フレーム(例えば、隣接レポートフレーム)を送信する。管理フレームは、隣接レポートエレメントを含む。図8に示されるように、隣接レポートエレメントは、エレメントIDフィールド、長さフィールド、BSSIDフィールド、BSSID情報フィールド、動作クラスフィールド、チャネル番号フィールド、PHYタイプフィールド、および任意選択的なサブエレメントフィールドを含む。
【0086】
動作クラスフィールドおよびチャネル番号フィールドは共に、隣接APが動作する帯域を示し、チャネル番号は、隣接APが動作するメインチャネルを示す。
【0087】
図9aに示されるように、コロケーションAPフィールドはBSSID情報に追加される。コロケーションAPフィールドは、第1の値に設定される。例えば、コロケーションAPフィールドが「1」に設定され、隣接レポートエレメントのBSSIDに対応する隣接AP、および隣接レポートエレメントを送信するAPは同じ場所に設置されること、すなわち、同じアンテナコネクタを共有する同じアンテナインタフェースを共有する(または2つのAPがマルチバンドデバイスにある)ことを示す。コロケーションAPフィールドは、第2の値に設定される。例えば、コロケーションAPフィールドが「0」に設定され、隣接レポートエレメントのBSSIDに対応する隣接AP、および隣接レポートエレメントを送信するAPは同じ場所に設置されないこと、すなわち、同じアンテナコネクタを共有する同じアンテナインタフェースを共有しない(または2つのAPがマルチバンドデバイスではない)ことを示す。
【0088】
BSSID情報のコロケーションAPフィールドが第1の値に設定される場合、隣接APは6GHz帯域で動作し、隣接APが位置付けられるBSSのBSSIDはBSSIDセットのBSSIDである。すなわち、隣接APは仮想BSS状態で動作し、図8における隣接レポートエレメントの任意選択的なサブエレメントは、マルチBSSIDエレメントを含む。図10に示されるように、マルチBSSIDエレメントは、エレメントID、長さ、最大BSSID指示、および任意選択的なサブエレメントを含む。最大BSSID指示は、マルチBSSIDセットに含まれるBSSIDの最大数がnであることを示す。任意選択的なサブエレメントは、各非伝送BSSIDについての情報を含む。この場合、図8に示される隣接レポートエレメントのBSSIDは、BSSIDセットの各BSSIDの値を算出するための参照BSSIDである。受信端STAは、参照BSSIDおよび最大BSSID指示に基づいて、マルチBSSIDセットの各BSSIDの値を計算し得る。マルチBSSIDセットの各BSSIDの上位(48-n)ビットの値は、参照BSSIDの上位(48-n)ビットの値を同じである。マルチBSSIDセットの各BSSIDの下位nビットの値は、2にモジュロを実行することと、BSSIDの連続番号nの値と参照BSSIDの下位nビットの値の各々との合計とによって取得される。具体的な算出方法については、802.11‐2016規格プロトコルを参照されたい。
【0089】
BSSID情報のコロケーションAPフィールドが第1の値に設定される場合、隣接APは6GHz帯域で動作し、隣接APが位置付けられるBSSのBSSIDはBSSIDセットのBSSIDである。すなわち、隣接APは仮想BSS状態で動作し、図8における隣接レポートエレメントの任意選択的なサブエレメントは、マルチBSSIDエレメントを含み、伝送BSSIDを示す情報はさらに、追加される必要がある。ある方式において、隣接レポートエレメントはさらに、マルチBSSIDシーケンス番号エレメントを含む必要がある。図11に示されるように、マルチBSSIDシーケンス番号エレメントは、エレメントID、長さ、BSSIDシーケンス番号、DTIM周期(任意選択的)、およびDTIMカウント(任意選択的)を含む。BSSIDシーケンス番号は、マルチBSSIDセットのBSSIDの位置nを示す。この場合、図11におけるBSSIDシーケンス番号は、伝送BSSIDの連続番号である。
【0090】
別の方式において、1バイトのBSSIDシーケンス番号または6バイトの伝送BSSIDフィールドは、隣接レポートエレメントに直接追加される。
【0091】
可能な実装において、図9aでは、コロケーションAPフィールドはフィールドまで拡張されてよい。拡張されたフィールドは、コロケーションマルチバンドAPフィールドと称される。0などのコロケーションマルチバンドAPフィールドの第1の値は、報告されたAPがマルチバンドAPではないことを示す。1などのコロケーションマルチバンドAPフィールドの第2の値は、報告されたAPがマルチバンドAPの最初に報告されたAPであることを示す。2などのコロケーションマルチバンドAPフィールドの第3の値は、報告されたAPがマルチバンドAPの最後に報告されたAPであることを示す。3などのコロケーションマルチバンドAPフィールドの第4の値は、報告されたAPがマルチバンドAPの中間報告されたAPであることを示す。複数の中間報告されたAPがあり得る。4などのコロケーションマルチバンドAPフィールドの第5の値は、報告されたAPおよび報告するAPが同じ場所に設置され得ることを示す。
【0092】
別の可能な実装において、図9aでは、コロケーションAPフィールドは、隣接レポートエレメントのBSSIDに対応する隣接APと、隣接レポートエレメントを送信するAPとが同じ場所に設置されるかどうかのみを示す。
【0093】
図9bにおいて、マルチバンドフィールドは、隣接レポートエレメントのBSSIDにより示される隣接APがマルチバンドデバイスに位置付けられるかどうかを示すために追加され、ここでマルチバンドは6GHz帯域を含む。
【0094】
また、報告されたAPは、隣接エレメントにおいてBSSIDにより示される隣接APまたはAPと称されてよく、報告するAPは、隣接レポートエレメントを伝送するAPである。
【表2】
【0095】
STA側において、STAは、APによって送信される管理フレーム(例えば、隣接レポートフレーム)を受信する。管理フレームは、隣接レポートエレメントを含む。隣接レポートエレメントのBSSID情報フィールドにおけるコロケーションAPフィールドが1に設定される場合、それはBSSIDフィールドに対応する隣接APが6GHz帯域で動作することを示す。BSSID、動作クラス、およびチャネル番号に基づいて、STAは、6GHzに対応するチャネル番号により示されるチャネルで、アソシエーション要求のユニキャスト情報フレームを6GHz帯域で動作する隣接APに送信し、これにより隣接APはアソシエーションおよび通信を実行する。アソシエーション要求の情報フレームは、プローブ要求フレーム、認証要求フレーム、アソシエーション要求フレームなどのフレームを含む。BSSID情報フィールドにおけるコロケーションAPが0に設定される場合、STAはチャネルをリッスンすることを続行する。
【0096】
上述した方法は、関連付けられていないステーションまたはローミング状態にあるステーションがブロードキャストプローブ要求フレームを送信することを禁止することに基づく。別の実装において、関連付けられていないステーションまたはローミング状態にあるステーションは、BSSIDフィールドがワイルドカードBSSIDであるおよび/またはSSIDエレメントがワイルドカードSSIDであるブロードキャストプローブ要求フレームを送信することを禁止され、関連付けられていないステーションまたはローミング状態にあるステーションは、BSSIDフィールドがワイルドカードBSSIDでないまたはSSIDエレメントがワイルドカードSSIDでないブロードキャストプローブ要求フレームを送信することが可能である。この場合、周辺のAPがブロードキャストプローブ要求フレームを受信した後、すべての周辺のAPがプローブ応答フレームで応答するのではなく、条件を満たすAPのみがプローブ応答フレームで応答する。条件は、以下の通りである。1.APの拡張サービスセットESS(extended service set)のSSIDは、受信されるプローブ要求フレームのSSIDと一致する。2.APのBBSIDは、受信されるプローブ要求フレームのBSSIDと一致する。
【0097】
AP側において、6GHz情報フィールドを送信するためのフレームは、APのMACアドレスまたはBSSIDを搬送するか、または隣接レポートエレメントを送信するためのフレームは、隣接APのMACアドレスまたはBSSIDを搬送する。代替的に、隣接レポートエレメントを送信するためのフレームは、隣接APが位置付けられるESSのSSIDを搬送し、SSIDエレメントまたはSSIDリストエレメントを隣接エレメントのサブエレメントとして搬送する。
【0098】
STA側において、ステーションによって送信されるブロードキャストプローブ要求フレームのBSSIDフィールドは、6GHz情報フィールドのBSSID、または6GHz情報フィールドを送信するためのフレームの送信アドレスまたはBSSIDフィールド、または隣接レポートエレメントのBSSID、または隣接レポートエレメントに示される伝送BSSIDに設定される必要がある。SSIDは、ワイルドカードSSIDの代わりに、ブロードキャストプローブ要求フレームのSSIDエレメントにより指定される。任意選択的に、SSIDリストエレメントがさらに搬送される。指定されたSSIDは、隣接レポートエレメントを搬送する受信されたフレームに含まれるSSIDエレメントまたはSSIDリストエレメントから由来する。
【0099】
本出願の上述の実施形態は、情報指示方法を提供する。本願の以下の実施形態は、情報指示装置を提供する。本願の実施形態における情報指示装置は、上述した方法における情報指示装置の任意の機能を有することを理解すべきである。
【0100】
図12に示されるように、情報指示装置は、第1フレームを生成するように構成される処理ユニット101であって、ここで、第1フレームは、6GHz帯域で動作するステーションのアドレス情報を含む、処理ユニット101と、2.4GHz帯域および/または5GHz帯域で第1フレームを送信するように構成される送受信機ユニット102とを含む。
【0101】
図12に示される情報指示装置は、上述した方法における送信ステーション(例えば、AP)の任意の機能を有する。本明細書では、詳細について再び説明しない。詳細については、上述した方法の説明を参照されたい。
【0102】
図13に示されるように、情報指示装置は、2.4GHz帯域および/または5GHz帯域で第1フレームを受信することであって、ここで、第1フレームは、6GHz帯域で動作するステーションのアドレス情報を含む、受信することと、6GHz帯域で第2フレームを送信することとを行うように構成される送受信機ユニット201と、第2フレームを生成することと、6GHz帯域で第2フレームを送信するように送受信機ユニット201を制御することとを行うように構成される処理ユニット202であって、ここで、第2フレームの受信アドレスは、アドレス情報内のアドレスである、処理ユニット202とを含む。
【0103】
図13に示される情報指示装置は、上述した方法におけるステーション(例えば、STA)の任意の機能を有する。本明細書では、詳細について再び説明しない。詳細については、上述した方法の説明を参照されたい。
【0104】
本出願の上述の実施形態に提供される情報指示装置は、複数の製品形態で実装されてよい。例えば、情報指示装置は、汎用処理システムとして構成されてよい。例えば、情報指示装置は、一般的なバスアーキテクチャを使用して実装されてよい。例えば、情報指示装置は、ASIC(特定用途向け集積回路)などにより実装されてよい。以下では、本願の実施形態における情報指示装置のいくつかの可能な製品形態を提供する。以下は一例に過ぎず、本願の実施形態における可能な製品形態はこれに限定されないことを理解すべきである。
【0105】
図14は、本願の実施形態に係る情報指示装置の可能な製品形態の構造図である。
【0106】
可能な製品形態において、情報指示装置は情報指示デバイスであってよく、情報指示デバイスはプロセッサ1402および送受信機1404を含む。任意選択的に、情報指示デバイスは記憶媒体1403をさらに含んでよい。
【0107】
別の可能な製品形態において、情報指示装置は、汎用プロセッサによって実装されてもよい。すなわち、俗称チップによって実装されてもよい。汎用プロセッサは、プロセッサ1402および送受信機インタフェース1404/送受信機ピン1404を含む。任意選択的に、汎用プロセッサは、記憶媒体1403をさらに含んでよい。
【0108】
別の可能な製品形態において、情報指示装置は、1または複数のFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、PLD(プログラマブルロジックデバイス)、コントローラ、ステートマシン、ゲートロジック、個別ハードウェア構成要素、任意の他の適切な回路、または本願に説明される様々な機能を実行し得る回路の任意の組み合わせといった構成要素を使用して実装されてもよい。
【0109】
本明細書における「および/または」という用語は、関連対象物を説明するための対応関係のみを説明しており、3つの関係が存在し得ることを表していることを理解すべきである。例えば、Aおよび/またはBは、Aのみが存在する、AおよびBが両方存在する、および、Bのみが存在するという3つの場合を表し得る。加えて、本明細書における「/」という記号は概して、関連対象物間の「または」の関係を示す。
【0110】
当業者であれば、本明細書において開示された実施形態における例と組み合わせて、方法の段階および構成が、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはこれらの組み合わせによって実装され得ることを認識し得る。ハードウェアとソフトウェアとの間の互換性を明確に説明すべく、上述のものは概して、各実施形態の段階および構成を機能に応じて説明している。機能がハードウェアで実行されるか、またはソフトウェアで実行されるかは、技術的解決手段の特定の適用例および設計制約条件によって決まる。当業者であれば、各特定の適用例のために説明された機能を実装するために異なる方法を使用してよいが、実装が本願の範囲を超えるとみなされるべきではない。
【0111】
当業者であれば明確に理解され得るように、簡便かつ簡単な説明のために、上述のシステム、装置、およびユニットの詳細な動作プロセスについては、上述した方法の実施形態における対応するプロセスが参照されてよく、本明細書では詳細について再び説明しない。
【0112】
本願に提供されるいくつかの実施形態において、開示されたシステム、装置、および方法は、他の方式で実装され得ることを理解すべきである。例えば、説明された装置の実施形態は、単なる一例に過ぎない。例えば、ユニットの分割は、単なる論理的な機能の分割に過ぎず、実際の実装においては他の分割であってもよい。例えば、複数ユニットまたは構成要素が組み合わされても別のシステムに統合されてもよく、または、一部の特徴が無視されても実行されなくてもよい。加えて、表示されたまたは論じられた相互の連結または直接連結または通信接続は、いくつかのインタフェース、装置間またはユニット間の間接的な連結または通信接続、または電気的接続、機械的接続、もしくは他の形態の接続によって実装されてよい。
【0113】
別個の部分として説明されたユニットは、物理的に別個であってもなくてもよく、ユニットとして表示された部分は物理ユニットであってもなくてもよく、一か所に位置付けられてもよく、複数のネットワークユニットに分散されてもよい。一部またはすべてのユニットは、実際の要件に従って選択され、本願における実施形態の解決手法の目的を実現してよい。
【0114】
加えて、本願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、または、ユニットの各々は、物理的に単独で存在してもよく、または、2つまたはそれより多くのユニットが1つのユニットに統合される。統合ユニットは、ハードウェアの形態で実装されてもよく、またはソフトウェア機能ユニットの形態で実装されてもよい。
【0115】
統合ユニットがソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立製品として販売または使用される場合、統合ユニットは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよい。そのような理解に基づいて、本質的には本願の技術的解決手段、または先行技術に寄与する部分、または当該技術的解決手段の全部または一部が、ソフトウェア製品の形態で実装されてよい。ソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、本願の実施形態において説明される方法の段階の全部または一部を実行するように、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスであってよい)に命令するためのいくつかの命令を含む。上述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、リードオンリメモリ(read-only memory,ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory,RAM)、磁気ディスク、または光ディスクなど、プログラムコードを記憶し得る任意の媒体を含む。
【0116】
上述の説明は本願の特定の実施形態に過ぎず、本願の保護範囲を限定することを意図するものではない。本願において開示された技術的範囲内で当業者により容易に想到されるあらゆる変形または置換は、本願の保護範囲に含まれるものとする。従って、本願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9a
図9b
図10
図11
図12
図13
図14
【外国語明細書】