(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023089962
(43)【公開日】2023-06-28
(54)【発明の名称】車両を駆動するための装置
(51)【国際特許分類】
F16H 63/34 20060101AFI20230621BHJP
B60K 23/00 20060101ALI20230621BHJP
【FI】
F16H63/34
B60K23/00 Z
【審査請求】有
【請求項の数】11
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2022198566
(22)【出願日】2022-12-13
(31)【優先権主張番号】10 2021 133 527.2
(32)【優先日】2021-12-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】DE
(71)【出願人】
【識別番号】510238096
【氏名又は名称】ドクター エンジニール ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフト
【氏名又は名称原語表記】Dr. Ing. h.c. F. Porsche Aktiengesellschaft
【住所又は居所原語表記】Porscheplatz 1, D-70435 Stuttgart, Germany
(74)【代理人】
【識別番号】110003421
【氏名又は名称】弁理士法人フィールズ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】リュディガー バルデラング
(72)【発明者】
【氏名】トーマス リーブル
(72)【発明者】
【氏名】マルコ コラノ
(72)【発明者】
【氏名】ノーマン ヴェッケル
【テーマコード(参考)】
3D036
3J067
【Fターム(参考)】
3D036GA45
3D036GA48
3D036GF08
3D036GH14
3D036GJ01
3J067FA57
3J067FA62
3J067FB90
3J067GA01
(57)【要約】
【課題】車両を駆動するためのの新しい装置を提供する。
【解決手段】装置20は、ハウジング30と、駆動トレイン装置40と、ロック装置50と、支持部材60とを備え、駆動トレイン装置40は、ハウジング30内に少なくとも部分的に配置され、ロック装置50は、ハウジング要素52を備え、ハウジング30は、凹部32を備え、ロック装置50は、凹部32内に少なくとも部分的に配置され、かつハウジング30に接続され、ロック装置50は、駆動トレイン装置40の制御されたロックのための機械式ロック装置として構成され、支持部材60は、ハウジング30に接続され、かつロック装置50の取り外しが支持部材60の取り外しの後にのみ可能であるように、ロック装置50の外側に少なくとも部分的に配置され、支持部材60は、装置20の締結を可能とするように構成されている。
【選択図】
図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハウジング(30)と、駆動トレイン装置(40)と、ロック装置(50)と、支持部材(60)とを備える装置(20)であって、前記駆動トレイン装置(40)が、前記ハウジング(30)内に少なくとも部分的に配置され、前記ロック装置(50)が、ハウジング要素(52)を備え、前記ハウジング(30)が、凹部(32)を備え、前記ロック装置(50)が、前記凹部(32)内に少なくとも部分的に配置され、かつ前記ハウジング(30)に接続され、前記ロック装置(50)が、前記駆動トレイン装置(40)の制御されたロックのための機械式ロック装置として構成され、前記支持部材(60)が、前記ハウジング(30)に接続され、かつ前記ロック装置(50)の取り外しが、前記支持部材(60)の取り外しの後にのみ可能であるように、前記ロック装置(50)の外側に少なくとも部分的に配置され、前記支持部材(60)が、前記装置(20)の締結を可能とするように構成されている、装置。
【請求項2】
前記駆動トレイン装置(40)が、
-燃焼エンジン、
-電気モータ、
-ハイブリッドエンジンからなる第1の駆動トレイン要素群からなる少なくとも1つの駆動トレイン要素(41)を備える、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記駆動トレイン装置(40)が、
-オートマチックトランスミッション、
-マニュアルトランスミッション、
-クラッチからなる第2の駆動トレイン要素群からなる少なくとも1つの駆動トレイン要素(42)を備える、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記支持部材(60)と前記ロック装置(50)との間の最小距離(70)が、5.0cm未満、好ましくは3.0cm未満、更に好ましくは2.0cm未満、更に好ましくは1.0cm未満、より好ましくは0.5cm未満である、請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記ロック装置(50)を前記ハウジング(30)に締結するために、少なくとも1つの第1の締結要素(53A、53B、53C)が提供される、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記支持部材(60)が、突起部(69)を備え、前記突起部(69)が、前記突起部(69)の領域で、前記支持部材(60)と前記ハウジング(30)との間の前記最小距離(70)を低減するために、前記ロック装置(50)の方向において、延在している、請求項4に記載の装置。
【請求項7】
前記ロック装置(50)が、前記駆動トレイン装置(40)の機械式ロックを可能にするために、制御可能なアクチュエータ(54)を備える、請求項1に記載の装置。
【請求項8】
前記駆動トレイン装置(40)が、駆動トレイン要素(43)を備え、前記駆動トレイン要素(43)が、前記駆動トレイン装置(40)の動作中に回転するよう構成された部品であって、前記ロック装置(50)が、前記ロック装置(50)の起動時に回転運動を機械的に防止するよう構成されている、請求項1に記載の装置。
【請求項9】
前記駆動トレイン装置(40)が、トランスミッション(42)を備え、前記ロック装置(50)が、前記ロック装置(50)の起動時に前記トランスミッション(42)の位置の変化を機械的に防止するよう構成されている、請求項1に記載の装置。
【請求項10】
前記駆動トレイン装置(40)が、前記ハウジング(30)内に提供されている、請求項1に記載の装置。
【請求項11】
請求項1乃至10のいずれか一項に記載の装置(20)を備える、車両。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両を駆動するための装置及び車両に関する。
【背景技術】
【0002】
独国特許出願公開第102019132506号明細書は、駐車(パーキング)ロックを有する電気車両のトランスミッションを示す。
【0003】
国際公開第2009/047636号は、駐車(パーキング)ロックアクチュエータを保護するためのカバーを示す。
【0004】
独国特許発明第19920095号明細書は、オートマチックトランスミッションの駐車(パーキング)ロックの手動でのロック及びロック解除、ならびに自動的ロックのための装置を示す。
【0005】
独国特許出願公開第102018133266号明細書は、アクチュエータの補助により、トランスミッションの駐車(パーキング)ロックホイールにロックするためのラッチを旋回させる、駐車(パーキング)ロックを示す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】独国特許出願公開第102019132506号明細書
【特許文献2】国際公開第2009/047636号
【特許文献3】独国特許発明第19920095号明細書
【特許文献4】独国特許出願公開第102018133266号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
したがって、本発明の目的は、車両を駆動するための新しい装置及び新しい車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この目的は、独立請求項の主題によって達成される。
【0009】
装置は、ハウジングと、駆動トレイン装置と、ロック装置と、支持部材とを備え、駆動トレイン装置は、ハウジング内に少なくとも部分的に配置され、ロック装置は、ハウジング要素を備え、ハウジングは、凹部を備え、ロック装置は、凹部内に少なくとも部分的に配置され、かつハウジングに接続され、ロック装置は、駆動トレイン装置の制御されたロックのための機械式ロック装置として構成され、支持部材は、ハウジングに接続され、かつロック装置の取り外しが支持部材の取り外しの後にのみ可能であるように、ロック装置の外側に少なくとも部分的に配置され、支持部材は、装置の締結を可能とするように構成されている。支持部材は、本明細書では、ロック装置を覆うことができ、ロック装置の望ましくない除去をより困難又は不可能にすることができる。
【0010】
好ましい実施形態によれば、駆動トレイン装置は、
-燃焼エンジン、
-電気モータ、
-ハイブリッドエンジンからなる駆動トレイン要素の第1の群からの少なくとも1つの駆動トレイン要素を備える。
【0011】
このようなエンジンは比較的重いため、装置の荷重を担持する支持部材を分解することを困難にする。好ましくは、この駆動トレイン要素は、少なくとも部分的にハウジング内に配置される。
【0012】
好ましい実施形態によれば、駆動トレイン装置は、
-オートマチックトランスミッション、
-マニュアルトランスミッション、
-クラッチからなる第2の駆動トレイン要素群からなる少なくとも1つの駆動トレイン要素を備える。
【0013】
これらの駆動トレイン要素は、駆動トレイン装置の良好なロックを可能にする。好ましくは、この駆動トレイン要素は、少なくとも部分的にハウジング内に配置される。
【0014】
好ましい実施形態によれば、支持部材とロック装置との間の最小距離が、5.0cm未満、好ましくは3.0cm未満、更に好ましくは2.0cm未満、更に好ましくは1.0cm未満、より好ましくは0.5cm未満である。
【0015】
これにより、支持部材の事前の分解なしに、ロック装置を分解することを確実に防止する。
【0016】
好ましい実施形態によれば、ロック装置をハウジングに締結するために、少なくとも第1の締結要素が提供される。取り付けは、分解を更に困難にする。
【0017】
好ましい実施形態によれば、支持部材は、突起部のない構成と比較して、支持部材と突起部の領域内のハウジングとの間の距離を低減させるために、ロック装置に向かって延在する突起部を含む。
【0018】
好ましい実施形態によれば、ロック装置は、駆動トレイン装置の機械式ロックを可能にするために、制御可能なアクチュエータを備える。機械式ロックは、電子式ロックよりも扱うのが困難である。
【0019】
好ましい実施形態によれば、駆動トレイン装置は、駆動トレイン要素を含み、駆動トレイン要素は、駆動トレイン装置の動作中に回転するよう構成された部品であって、ロック装置は、ロック装置の起動時に回転運動を機械的に防止するよう構成されている。
【0020】
好ましい実施形態によれば、駆動トレイン装置は、トランスミッションを備え、ロック装置は、ロック装置の起動時にトランスミッションの位置の変化を機械的に防止するよう構成されている。これにより、運転者が通常の道路交通で走り去るのを防ぐことができる。
【0021】
好ましい実施形態によれば、駆動トレイン装置は、ハウジング内に提供される。
【0022】
車両は、このような装置を備える。コンパクトな設計のため、車両は作業場の外での分解がより困難になる。
【0023】
本発明の更なる詳細及び有利な更なる展開が、以下に説明され、図面に図示され、またいずれの様式においても本発明を限定するものとして解釈されるべきではない設計例、及び従属請求項から発生するであろう。当然のことながら、上述した特徴及び以下でこれから論じる特徴は、本発明の範囲を離れることなく、それぞれ指定された組み合わせだけでなく、他の組み合わせでも、又はそれ自体でも使用できる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【
図1】装置を通る長手方向断面を示す概略図である。
【
図4】ロック装置を有する
図1の装置を示す側面図である。
【
図5】支持部材を有する
図1の装置を示す側面図である。
【
図6】車両のコンソールへの締結部を有する
図1の装置を示す正面図である。
【
図7】支持部材及び支持部材の突起部を有する
図1の装置を示す概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
同じ又は同じ効果を持つ部品は、以下では同じ参照番号で提供され、通常は1回のみ説明される。全ての図の説明は、不必要な繰り返しを避けるために互いに流用される。左、右、上、及び底などの用語は、通常、絶対的な用語ではなく、例えば、設置位置又は特定の視界に応じて変化する場合がある。しかしながら、これは好ましい配向である。
【0026】
図1は、ハウジング30及び駆動トレイン装置40を備える装置20を通る長手方向断面の概略図を示す。駆動トレイン装置40は、駆動トレイン要素41、42、43を含む。例えば、駆動トレイン要素41は、電気モータ又は燃焼エンジンであり、駆動トレイン要素42は、特にオートマチックトランスミッション又はマニュアルトランスミッションなどのトランスミッションであり、駆動トレイン要素43は、トルクを伝達するためのシャフトである。
【0027】
例として、ハウジング30は、駆動トレイン要素41及び一部領域で、駆動トレイン要素42が提供されるハウジング領域30A、一部領域で、駆動トレイン要素42及び駆動トレイン要素43が提供されるハウジング領域30B、及び駆動トレイン要素43が延在するハウジング領域30Cを有する。
【0028】
図2は、
図1の装置20を側面図で示す。ハウジング30は、ワンピース又はマルチピースのハウジング30として構成されてもよく、かつ凹部32を有する。また、例示的な締結要素33A、33B及び33Cが提供され、それらは、例えば、ハウジング30に取り付けられた雌ねじ穴又はねじロッドとして形成される。
【0029】
更なる締結要素34Aは、ハウジング30上に提供され、例えば、ハウジング30に取り付けられた雌ねじ穴として、又はねじロッドとして構成される。
【0030】
図3は、正面から又は概してシャフト43が配設又はアクセス可能な側からの装置20を示す。
【0031】
更なる締結要素34B及び34Cが、例えば雌ねじ穴又はねじロッドで、ハウジング30に提供される。
【0032】
図4は、
図2に対応する側面図を示し、凹部32の中に挿入されているロック装置50を有する装置20を示す。ロック装置50は、締結要素33A、33B、33Cと協働する三つの締結要素53A,53B、53Cを介してハウジング30に固定される。協働は、例えば、ナット及びねじロッドを介して、又はねじ及び雌ねじ穴を介して発生し得る。
【0033】
ロック装置50は、ロック装置50を外部から保護するハウジング要素52を有する。ハウジング要素52は、例えば、カバー又は部分ハウジングである。制御可能なアクチュエータ54は、概略的に示されている。
【0034】
ロック装置50は、例えば、ロック装置50によるシャフト43の回転を防止することによって、駆動トレイン要素41、42、43のロック又は部分ロックを少なくとも部分的に可能にするように提供される。好ましくは、ロック装置50は、駆動トレイン要素41、42、43の所定の移動を抑止する機械的要素を有する機械式ロック装置である。この例には、起動時に駆動トレイン要素41又は42又は43の回転を完全に抑止する、又は、駆動トレイン要素42がトランスミッションとして構成されている場合には、トランスミッションを駐車位置又は逆に固定してロックするロック装置50が含まれる。
【0035】
このようなロック装置50は、装置20が配置されている車両を盗むことを特に困難にし、かつ走り去るのをほぼ不可能にすることによって、車両の不正使用をほぼ不可能にすることを意図している。ロック装置50をバイパスするために、泥棒は、例えば、ロック装置50のねじを外し、カバーと交換することによって、ロック装置50を装置20から取り外すように試みる可能性がある。
【0036】
ロック装置50は、駆動トレイン要素41、42、43との機械式係合を可能にするために、アクチュエータを含むことが好ましい。ロック装置20は、駐車ロックアクチュエータとして構成されることが好ましい。
【0037】
図5は、装置20用の追加の支持部材60を有する、
図4の装置20を示す。
【0038】
支持部材60は、例えば、締結要素65、特にねじ又はナットによって、
図2の締結要素34Aにボルト止めされる。例えば、支持部材60は、2つ、3つ、4つ、又は5つの締結要素65を介して装置20に固定され得る。
【0039】
図の右手側の領域には、装置20の支持部材として機能する、支持部材62が提供される。
【0040】
例示的な実施形態では、支持部材60は、ロック装置50を部分的にわたって延在する。
【0041】
支持部材60は、装置20を車両に固定された部品に取り付けることができる凹部68を有する。凹部68の代替として、車両に固定された部品への接続を可能にするために、ピン又はねじロッドもまた、支持部材60上に提供されてもよい。
【0042】
図6は、本体固定コンソール11、12及び装置20を有する車両10を概略的に例示する。装置20は、支持部材60、62及び更なる支持部材61、63を介して、コンソール11、12に取り付けられる。装置20のコンソール11、12への接続は、いわゆる密接な結合で発生する。機械的振動を減衰し、装置20と本体との間の(部分的)分離を提供するために、コンソール11、12と車両10の本体との間に弾性要素が提供されることが好ましい。
【0043】
支持部材60は、例として、突起部67を有し、取り付けのために締結要素66が提供される。締結要素66は、例えば、
図3の締結要素34Bの中にねじ込まれたねじ、又はねじロッドとの協働のためのナットである。
【0044】
支持部材60が、ロック装置50の全部又は一部にわたって延在することから、ロック装置50は、アクセス不可能又は部分的にしかアクセスできず、ロック装置50の分解は、事前に支持部材60を分解することによってのみ可能である。一方で、
図4の締結要素53A、53Bは、支持部材60によって遮蔽され、ねじの場合には、ねじを外すことができない。一方、支持部材60が邪魔であるため、ロック装置50は
図2の凹部32から引き出せない。
【0045】
この点において、ベアリング要素としての支持部材60は、装置20のベアリング機能を有し、それゆえ、装置20を支持する他の何かなしで単にねじを外したり、分解したりすることができないことが有利である。
【0046】
図7は、装置20の詳細の概略断面図を示す。ハウジング30は、内側ねじの形態の締付要素33Bを有する。ロック装置50は、締結要素53Bがねじの形態で通って延在する、締結領域を有する。支持部材60は、締結要素53Bに向かって延び、かつ締結要素53Bからの距離70を有する突起部69を有し、その距離は、接触又は少なくとも短い距離があるように、比較的短い又はゼロである。
【0047】
距離70は、好ましくは5.0cm未満、更に好ましくは3.0cm未満、更に好ましくは2.0cm未満、更に好ましくは1.0cm未満、より好ましくは0.5cm未満である。距離70は、少なくとも0.0cm、好ましくは少なくとも0.1cm、より好ましくは少なくとも0.3cmである。ゼロより大きい距離70は、温度変化によって引き起こされる拡張の場合に、この範囲の機械的応力を可能にするために有利である。
【0048】
突起部69は、締結要素53Bのねじを外すことを防止する。
【0049】
当然ながら、多様な変形及び改変が、本出願の範囲内で可能である。
【符号の説明】
【0050】
10:車両、11:コンソール、12:コンソール、20:装置、30:ハウジング、32:凹部、33A:締結要素、33B:締結要素、33C:締結要素、34A:締結要素、34B:締結要素、34C:締結要素、40:駆動トレイン装置、41:駆動トレイン要素、42:駆動トレイン要素、43:駆動トレイン要素、50:ロック装置、52:ハウジング要素、53A:締結要素、53B:締結要素、53C:締結要素、54:アクチュエータ、60:支持部材、61:支持部材、62:支持部材、63:支持部材、65:締結要素、66:締結要素、67:突起部、68:凹部、69:突起部
【外国語明細書】