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特開2023-9228情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023009228
(43)【公開日】2023-01-19
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/12 20120101AFI20230112BHJP
【FI】
G06Q50/12
【審査請求】有
【請求項の数】11
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022183198
(22)【出願日】2022-11-16
(62)【分割の表示】P 2018211061の分割
【原出願日】2018-11-09
(71)【出願人】
【識別番号】500175565
【氏名又は名称】株式会社ぐるなび
(74)【代理人】
【識別番号】110003339
【氏名又は名称】弁理士法人南青山国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】千葉 牧人
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC24
(57)【要約】
【課題】飲食店のテーブル管理において、テーブルの結合による最大着席可能人数の変動に対応する。
【解決手段】記憶部18は、複数のテーブルにそれぞれ設定された最大着席可能人数51を有するテーブル情報50を記憶する。CPU11は、複数のテーブルの結合が必要であることを示す要結合情報を受信した場合、上記テーブル情報50において結合後のテーブルの最大着席可能人数51を、結合前の複数のテーブルの最大着席可能人数51の和よりも少ない人数に設定する。
【選択図】図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
飲食店の複数のテーブルにそれぞれ設定された最大着席可能人数を示す情報を有するテーブル情報を記憶する記憶部と、
前記複数のテーブルが結合したことを検知した場合、前記テーブル情報において結合後のテーブルの最大着席可能人数を、結合前の複数のテーブルの最大着席可能人数の和よりも少ない人数に設定する制御部
を具備する情報処理装置。
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記制御部は、前記テーブルの位置情報を基に、前記複数のテーブルが結合したことを検知する
情報処理装置。
【請求項3】
飲食店の複数のテーブルにそれぞれ設定された最大着席可能人数を示す情報を有するテーブル情報を記憶する記憶部と、
結合されたテーブルが分離したことを検知した場合、分離後の複数のテーブルの各最大着席可能人数を、当該各最大着席可能人数の和が分離前のテーブルの最大着席可能人数よりも多くなる人数に設定する制御部
を具備する
情報処理装置。
【請求項4】
請求項3に記載の情報処理装置であって、
前記制御部は、前記テーブルの位置情報を基に、前記結合されたテーブルが分離したことを検知する
情報処理装置。
【請求項5】
請求項3または4に記載の情報処理装置であって、
前記制御部は、前記各テーブルの各辺のうち結合辺において結合されたテーブルが分離されたと仮定した場合のテーブル間の距離に関する情報を受信し、当該距離が所定の第2の距離以上である場合に、分離後における前記結合辺への利用客の配席を可能にして前記最大着席可能人数を設定する
情報処理装置。
【請求項6】
請求項1から5のいずれかに記載の情報処理装置であって、
前記テーブル情報は、複数のテーブルのそれぞれの各辺の長さを示す情報と、利用客1人分の幅の情報と、結合されたテーブルにおける結合辺の情報を有し、
前記制御部は、結合後のテーブルに座る利用客と利用客の間の距離が所定の第1の距離以上、離れるように、前記各辺の長さの総和から前記各結合辺の長さを引いた長さと前記利用客1人分の幅の情報に基づいて、結合後のテーブルの最大着席可能人数を設定する
情報処理装置。
【請求項7】
請求項6に記載の情報処理装置であって、
前記利用客1人分の幅の情報は、少なくとも男女の性別に応じて設定され、
前記制御部は、利用客の性別の情報を受信し、当該性別に応じて設定された前記利用客1人分の幅の情報と前記利用客の性別の情報に基づいて、結合後のテーブルの最大着席可能人数を設定する
情報処理装置。
【請求項8】
請求項1から7のいずれかに記載の情報処理装置であって、
前記制御部は、店舗の混雑状況に関する情報を受信し、当該混雑状況が所定以上である場合に、結合後のテーブルの最大着席可能人数を結合前の複数のテーブルの最大着席可能人数の和と同じ人数に設定する
情報処理装置。
【請求項9】
請求項1から8のいずれかに記載の情報処理装置であって、
前記制御部は、利用客の平均客単価の情報を受信し、当該平均客単価に応じて結合後のテーブルの最大着席可能人数を設定する
情報処理装置。
【請求項10】
飲食店の複数のテーブルにそれぞれ設定された最大着席可能人数を示す情報を有するテーブル情報を記憶し、
前記複数のテーブルが結合したことを検知した場合、前記テーブル情報において結合後のテーブルの最大着席可能人数を、結合前の複数のテーブルの最大着席可能人数の和よりも少ない人数に設定する
コンピュータが実行する情報処理方法。
【請求項11】
コンピュータに、
飲食店の複数のテーブルにそれぞれ設定された最大着席可能人数を示す情報を有するテーブル情報を記憶するステップと、
前記複数のテーブルが結合したことを検知した場合、前記テーブル情報において結合後のテーブルの最大着席可能人数を、結合前の複数のテーブルの最大着席可能人数の和よりも少ない人数に設定するステップ
を実行させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲食店内の設備(テーブル)を管理するための情報処理の技術分野に関する。
【背景技術】
【0002】
飲食店における座席やテーブルの予約に関する背景技術としては、例えば、特許文献1に開示されている飲食店座席位置指定予約管理システムがある。特許文献1には、ユーザが飲食店における予約座席を指定することについて記載がある。しかし、特許文献1ではテーブルが結合することや分離することについては考慮されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2015-084196号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
飲食店内の設備の中でも、特にテーブルを情報処理システムによって管理する場合、各テーブルに最大着席可能人数を設定することが考えられる。しかし、例えば、飲食店を利用しようとする客グループの人数が一つのテーブルの最大着席可能人数よりも多いため、従業員が複数のテーブルを結合させて当該客グループに対応しようとした場合、従来の情報処理システムにおいては、結合テーブルの最大着席可能人数が、単純に、各テーブルに設定された最大着席可能人数の和とされていた。
【0005】
しかし、複数のテーブルが結合された場合、結合辺に利用客が着席できず、実際の最大着席可能人数は、各テーブルに設定された最大着席可能人数の和にならない。さらに、結合されたテーブルが分離された場合、結合辺であった辺に利用客が実際は着席できるにもかかわらず、情報処理システム上は着席できないものとして処理される。
【0006】
本発明は上述の実情に鑑みてなされたものであって、飲食店のテーブル管理において、テーブルの結合による最大着席可能人数の変動に対応する情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成する本発明の一実施形態は、記憶部と制御部を具備する情報処理装置である。
上記記憶部は、複数のテーブルにそれぞれ設定された最大着席可能人数を示す情報を有するテーブル情報を記憶する。
上記制御部は、複数のテーブルの結合が必要であることを示す要結合情報を受信した場合、上記テーブル情報において結合後のテーブルの最大着席可能人数を、結合前の複数のテーブルの最大着席可能人数の和よりも少ない人数に設定する。
【0008】
上記実施形態においては、上記制御部が、テーブル結合の際に、最大着席可能人数を結合前の複数のテーブルの最大着席可能人数の和よりも少ない人数に設定することとしたので、上記実施形態によれば、飲食店のテーブル管理において、テーブルの結合による最大着席可能人数の変動に対応することができる。
【0009】
上記目的は、次の実施形態によっても達成される。
すなわち、複数のテーブルにそれぞれ設定された最大着席可能人数を示す情報を有するテーブル情報を記憶する記憶部と、結合されたテーブルの分離が必要であることを示す要分離情報を受信した場合、分離後の複数のテーブルの各最大着席可能人数が、当該各最大着席可能人数の和が分離前のテーブルの最大着席可能人数よりも多くなる人数に設定する制御部を具備する情報処理装置である。
【0010】
上記実施形態によれば、結合テーブルを分離した場合でも適切に各テーブルの最大着席可能人数が設定される。
【0011】
上記実施形態において、上記制御部は、当該結合されたテーブルが分離されたと仮定した場合のテーブル間の距離に関する情報を受信し、当該距離が所定の第2の距離以上である場合に、分離後における上記結合辺への利用客の配席を可能にして上記最大着席可能人数を設定してもよい。
【0012】
上記実施形態によれば、結合テーブルを分離した場合、分離後の各テーブル間に少なくとも第2の距離の間隔が確保されることになり利用客は余裕を持って座ることができる。
【0013】
上記実施形態のいずれにおいても、上記テーブル情報は、複数のテーブルのそれぞれの各辺の長さを示す情報と、利用客1人分の幅の情報と、結合されたテーブルにおける結合辺の情報を有することとしてもよく、この場合、上記制御部は、結合後のテーブルに座る利用客と利用客の間の距離が所定の第1の距離以上、離れるように、上記各辺の長さの総和から上記各結合辺の長さを引いた長さと上記利用客1人分の幅の情報に基づいて、結合後のテーブルの最大着席可能人数を設定してもよい。
【0014】
上記実施形態においては、上記制御部が、結合後のテーブルに座る利用客と利用客の間の距離が所定の第1の距離以上、離れるように、結合後のテーブルの最大着席可能人数を設定することとしたので、上記実施形態によれば、利用客の間に少なくとも第1の距離の間隔が確保されることになり利用客は余裕を持って座ることができる。
【0015】
上記実施形態において、上記利用客1人分の幅の情報は、少なくとも男女の性別に応じて設定されてもよく、この場合、上記制御部は、利用客の性別の情報を受信し、当該性別に応じて設定された上記利用客1人分の幅の情報と上記利用客の性別の情報に基づいて、結合後のテーブルの最大着席可能人数を設定してもよい。
【0016】
上記実施形態によれば、男女で異なる利用客1人分の幅に応じて結合後のテーブルの最大着席可能人数を設定することができる。
【0017】
上記実施形態において、上記制御部は、店舗の混雑状況に関する情報を受信し、当該混雑状況が所定以上である場合に、結合後のテーブルの最大着席可能人数を結合前の複数のテーブルの最大着席可能人数の和と同じ人数に設定してもよい。
【0018】
上記実施形態によれば、利用客が店舗を利用するときに混雑している場合には、結合テーブルの最大着席可能人数を減少させないようにすることができ、店舗運営の効率性が向上する。
【0019】
上記実施形態において、上記制御部は、利用客の平均客単価の情報を受信し、当該平均客単価に応じて結合後のテーブルの最大着席可能人数を設定してもよい。
【0020】
上記実施形態においては、上記制御部が、平均客単価に応じて結合後のテーブルの最大着席可能人数を設定することとしたため、過去の利用客の店舗の利用履歴等に基づいて平均客単価が大きい場合にはそれに応じた快適な最大着席可能人数を設定することができるようになる。
【0021】
上記目的は、本発明の一実施形態にかかる次の情報処理方法によっても達成される。
複数のテーブルにそれぞれ設定された最大着席可能人数を示す情報を有するテーブル情報を記憶し、
複数のテーブルの結合が必要であることを示す要結合情報を受信した場合、上記テーブル情報において結合後のテーブルの最大着席可能人数を、結合前の複数のテーブルの最大着席可能人数の和よりも少ない人数に設定する
情報処理方法。
【0022】
上記目的は、本発明の一実施形態にかかる次のプログラムによっても達成される。
コンピュータに、
複数のテーブルにそれぞれ設定された最大着席可能人数を示す情報を有するテーブル情報を記憶するステップと、
複数のテーブルの結合が必要であることを示す要結合情報を受信した場合、上記テーブル情報において結合後のテーブルの最大着席可能人数を、結合前の複数のテーブルの最大着席可能人数の和よりも少ない人数に設定するステップ
を実行させるための
プログラム。
【発明の効果】
【0023】
本発明によれば、飲食店のテーブル管理において、テーブルの結合による最大着席可能人数の変動に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】本発明の実施形態に係る情報処理装置を含む店舗運営支援システムの構成を示す概念図である。
図2】上記実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示す概念図である。
図3】上記実施形態に係る情報処理装置の記憶部が有する情報を示す概念図である。
図4】上記記憶部が有する予約情報の詳細を示す概念図である。
図5】上記記憶部が有するテーブル情報の詳細を示す概念図である。
図6】上記実施形態におけるテーブル結合時の情報処理の手順例を示すフローチャートである。
図7】上記実施形態におけるテーブル分離時の情報処理の手順例を示すフローチャートである。
図8】上記実施形態におけるテーブル情報を説明するための概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。
【0026】
〔第1の実施形態〕
本実施形態においては、テーブルの結合を情報技術により管理する情報処理が、予約要求の受信から予約の受け付けに至る流れの中で開示される。
【0027】
〔情報処理システム〕
図1は、本実施形態に係る情報処理装置100を含む店舗運営支援システム1の構成を示す概念図である。店舗運営支援システム1は、飲食店の店舗内に情報処理装置100、クラウド上に予約受付サーバ150を有する。図1には、さらに、店舗運営支援システム1外の顧客端末300も示されている。
【0028】
情報処理装置100は、飲食店の店舗内で飲食店の従業員が操作する。予約受付サーバ150は、情報処理装置100と顧客端末300の間で予約受付を仲介する。予約受付サーバ150は、顧客端末300から予約要求を受信し、予約要求を情報処理装置100に送信する。
【0029】
店舗はカメラ110も有する。カメラ110は店舗内のテーブルを撮像し、情報処理装置100に画像情報を送信する。情報処理装置100は、受信した画像情報に基づいて店舗内のテーブルの位置情報を取得する。なお、テーブルの位置情報を取得する手段についてはこの方法に限定されない。例えば、各テーブルに設置された測距センサにより、測距センサ間の距離を専心具することによってテーブルの位置情報が取得されてもよい。
【0030】
顧客端末300は、汎用のコンピュータやスマートフォンなどで構成される。顧客は顧客端末300を通して、予約要求を店舗運営支援システム1に提供する。予約要求には、少なくとも予約グループの人数が含まれる。
【0031】
〔情報処理装置〕
図2は、本実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、情報処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、入出力インタフェース15、及び、これらを互いに接続するバス14を備える。
【0032】
CPU11は、必要に応じてRAM13等に適宜アクセスし、各種演算処理を行いながら各ブロック全体を統括的に制御する。ROM12は、CPU11に実行させるOS(Operating System)、プログラムや各種パラメータなどのファームウェアが固定的に記憶されている不揮発性のメモリである。RAM13は、CPU11の作業用領域等として用いられ、OS、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
【0033】
入出力インタフェース15には、表示部16、操作受付部17、記憶部18、通信部19等が接続される。表示部16は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic Electro-Luminescence Display)、CRT(Cathode Ray Tube)等を用いた表示デバイスである。操作受付部17は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、その他の入力装置である。なお、表示部16と操作受付部17を液晶タッチパネルにより一つにまとめてもよい。
【0034】
記憶部18は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、フラッシュメモリ(SSD;Solid State Drive)、その他の固体メモリ等の不揮発性メモリである。当該記憶部18には、上記OSや各種アプリケーション、各種データが記憶される。
【0035】
通信部19は、例えばNIC(Network Interface Card)や無線LAN等の無線通信用の各種モジュールである。通信部19により情報処理装置100は他の装置とデータを送受信できる。
【0036】
また、CPU11はROM12に記憶されているソフトウェアプログラムをロードすることにより本発明の制御部等を構成する。記憶部18は本発明の記憶部として機能する。
【0037】
本実施形態は、図1図2に示す構成を採用することにより、店舗の設備に関する情報を情報技術により管理することが可能になり、店舗の運営が効率化する。
【0038】
〔記憶部のデータ〕
図3は、記憶部18が有する情報を示す概念図である。記憶部18は、予約情報データベース181、テーブル情報データベース182、顧客データベース183を記憶する。
【0039】
予約情報データベース181は、予約を示す情報(予約情報40)を蓄積したデータベースである。予約情報40は、予約受付サーバ150が情報処理装置に送信した予約要求に基づいてCPU11が生成する。
【0040】
テーブル情報データベース182は、飲食店舗内にあるテーブルに関する情報(テーブル情報50)を蓄積したデータベースである。テーブル情報50は、従業員等による操作受付部17を使用した入力操作等により、あらかじめ生成されている。
【0041】
顧客データベース183は、過去に当該店舗を利用した利用客の情報を顧客情報として蓄積したデータベースである。利用客の情報としては、利用客を特定する情報、利用日時、会計した合計金額、来店人数を含む。利用客の情報は、例えば、予約情報40に基づいて、CPU11が生成する。
【0042】
図4は、予約情報40の詳細を示す概念図である。予約情報データベース181は、図4に示すように、予約者(予約単位)ごとに対応した情報として、予約情報40a,40b,40c・・・を有する。予約情報40aは、予約者情報41a、予約人数42a、予約時間43aを有する。以下、特に断りがない限り、各予約情報40a,40b,40c・・・を区別しないで予約情報40と呼ぶ。予約者情報41a、予約人数42a、予約時間43aについても同様である。
【0043】
予約者情報41は、予約客が予約の申し込みの際に携帯端末300から入力した予約客自身の名前や連絡先等、予約者を特定するための情報である。予約人数42は、同様に、予約客が予約の申し込みの際に携帯端末300から入力した店舗を利用する人の予定数(1以上複数)である。本実施形態では、予約人数42に性別の情報を含み、例えば、男性5人と女性3人の合計8人グループという情報として生成される。
【0044】
予約時間43は、来店して店舗のサービスを利用する時間として予約者が予約の申し込みをする際に入力した時間の情報である。例えば、12月13日の17:30から19:30までといった時間の情報である。
【0045】
図5図8は、テーブル情報50の詳細を示す概念図である。テーブル情報データベース182は、図5に示すように、店舗内のテーブルごとに対応した情報として、テーブル情報50a,50b,50c・・・を有する。テーブル情報50aは、最大着席可能人数51a、結合辺の情報52a、各辺の長さ53a、利用客1人分の幅54aを有する。以下、特に断りがない限り、各テーブル情報50a,50b,50c・・・を区別しないでテーブル情報50と呼ぶ。最大着席可能人数51a、結合辺の情報52a、各辺の長さ53a、利用客1人分の幅54aについても同様である。
【0046】
最大着席可能人数51は、各テーブルについてそれらのサイズに応じてあらかじめ設定された、そのテーブルに着席することのできる人数の最大値(複数)である。最大着席可能人数51は、店舗の従業員によりデフォルト値が設定されるが、CPU11による演算により設定が更新される可変値である。
【0047】
結合辺の情報52は、各テーブルにあらかじめ設定された、そのテーブルが他の同種のテーブルと結合される場合の結合辺に関する情報である。結合辺の情報52は、結合辺の結合先の辺と結合辺の最大着席可能人数の情報を有してもよい。
【0048】
各辺の長さ53は、通常はおおむね矩形(四角形)であるテーブルの各辺の長さに関する情報である。本実施形態では、センチメートルを単位とした情報とする。
【0049】
利用客1人分の幅54は、利用客1人分が占有すると推定される幅の長さを示す情報である。本実施形態では、センチメートルを単位とした情報とする。さらに、本実施形態では、利用客1人分の幅54は、男女別に異なる値を有している。
【0050】
また図示しないが、記憶部18には、各テーブルへの現在の利用客の配席状況及び上記予約情報40に対応する予約者が予約時間に配席される予定のテーブルを示す配席予約状況を含む、配席情報が記憶されている。
【0051】
〔テーブル結合の情報処理〕
図6は、情報処理装置100のCPU11が実行するテーブル結合時の情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。図6は、例えば、CPU11が、予約申込みに対応してテーブルを結合させる際の処理である。
【0052】
まず、CPU11は、予約受付サーバ150を介して予約要求情報の受信の有無を判断する(ステップST11)。予約要求情報を受信した場合(ステップST11:Yes)、CPU11は、予約要求情報から予約情報40を生成して予約人数42とテーブル情報50に基づいて、テーブル結合が必要か否かを判断する(ステップST12)。テーブル結合が必要でない場合(ステップST12:No)、CPU11は処理を終了する。
【0053】
テーブル結合が必要である場合(ステップST12:Yes)、例えば、上記配席情報から、予約人数42以上の最大着席可能人数51を有するテーブルに空席がないと判断した場合、CPU11は、まず、予約情報データベース181に基づいて、予約要求の予約情報40の予約時間43に相当する時間の混雑状況を判断する(ステップST13)。
【0054】
CPU11は、混雑状況を、混雑度(当該予約時間43に予約されている予約情報40の予約人数42の総和の、店舗内テーブルの最大着席可能人数51の総和に対する比率(%))が所定値以上か否かに基づいて判断する。
【0055】
混雑度が所定値を下回る場合(ST14:No)、CPU11は、テーブル情報データベース182に基づいて、隣接する2つのテーブルを選び、2つのテーブルを結合状態に設定する(ステップST15)。その際、CPU11は、結合テーブルの最大着席可能人数51を結合前の複数のテーブルの最大着席可能人数51の和よりも少ない人数に設定する(ステップST15)。
【0056】
混雑度が所定値以上である場合(ST14:No)、CPU11は、テーブル情報データベース182に基づいて、隣接する2つの(同形状の)テーブルを選び、上記テーブル情報50において2つのテーブルのステータスを結合状態に設定する(ステップST16)。その際、CPU11は、結合テーブルの最大着席可能人数51を結合前の複数のテーブルの最大着席可能人数51の和に設定する(ステップST16)。この処理の詳細については後述する。
【0057】
続いて、CPU11は、設定された最大着席可能人数51が予約人数42以上であるか否かを判断することで、さらにテーブル結合が必要か否かを判断する(ステップST17)。
【0058】
さらにテーブル結合が必要である場合(ステップST17:Yes)、CPU11は、ステップST14に戻ってテーブル結合に関する情報処理を繰り返す。この場合、CPU11は、ステップST15又はステップST16における結合前の複数のテーブルの少なくとも1つとして、結合テーブルを選ぶ。
【0059】
これ以上テーブル結合が必要でないと判断した場合(ステップST17:No)、CPU11は、上記最大着席可能人数51と対応付けて結合テーブル(複数のテーブルが結合した後のテーブル)のテーブル情報50を生成し、生成したテーブル情報50を所定の機能ブロックに送信する(ステップST18)。例えば、CPU11は、結合テーブルのテーブル情報50に基づいて表示画面を生成し、表示部16に表示させる。店舗の従業員は表示画面を見て、店舗内のテーブルを示すアイコンやオブジェクトを物理的に動かして結合させてもよい。そして従業員は、当該処理に対応して、実際のテーブルを移動させて結合させる。
【0060】
上述したテーブル結合の情報処理においては、CPU11が、テーブル結合の際に、最大着席可能人数51を結合前の複数のテーブルの最大着席可能人数51の和よりも結合辺の着席可能人数を考慮した分の少ない人数に設定することとした。そのため、上述したテーブル結合の情報処理によれば、飲食店のテーブル管理において、テーブルの結合による最大着席可能人数51の変動に対応することができる。
【0061】
さらに、上述したテーブル結合の情報処理においては、CPU11が、店舗の混雑状況に関する情報(混雑度)に基づいて、混雑度が所定値以上である場合に、結合後のテーブルの最大着席可能人数51を結合前の複数のテーブルの最大着席可能人数51の和と同じ人数に設定することとした。そのため、利用客が店舗を利用するときに混雑している場合には、各席は多少狭いながらもより多くの利用客を配席することができ、店舗運営の効率性が向上する。
【0062】
〔結合テーブルの最大着席可能人数の設定の詳細〕
ステップST16において、CPU11が設定する結合テーブルの最大着席可能人数51の設定方法の詳細について説明する。
【0063】
テーブル情報50に含まれる各辺の長さ53は、図8に示すように、例えば、テーブルの長さXと幅Yを持つ情報である。あるいは、各辺の長さ53は、短辺と長辺の長さを持つ情報でもよく、4辺それぞれの長さを持つ情報でもよい。
【0064】
1人分の幅の情報54は、例えば、「80センチメートル」のような数値を持つ情報であり、1人分の客が占める平均的な幅に基づいてあらかじめ設定される情報である。さらに、本実施形態では、1人分の幅の情報54は、少なくとも男女の性別に応じた設定が可能であり、店舗に応じて任意に設定できるものとする。例えば、ショッピングセンター内にある買い物帰りの女性客が多く訪れる飲食店では、女性の利用客の幅の設定を荷物の分を考慮して広く設定してもよい。また、仕事帰りの会社員が多く訪れる居酒屋などでは、男性の利用客の幅を広く設定してもよい。
【0065】
ステップST16において、CPU11は、まず、各辺の長さ53の総和から各結合辺の長さを引いた長さを算出する。つまり、結合テーブルの全周の長さを算出する。CPU11は、次に、算出した全周の長さと、利用客1人分の幅の情報54とに基づいて、結合テーブルの最大着席可能人数51を設定する。
【0066】
これにより、例えば1つのテーブルの最大着席可能人数が6人(長辺に各2名、短辺に各1名)であり、当該テーブルが同種の他のテーブルが結合される場合、各テーブルの最大着席可能人数である6人の2倍(=12人)から、各テーブルの結合辺の着席可能人数である各1名(=2名)を引いた10人が結合テーブルの最大着席可能人数として設定される。
【0067】
ただし、この設定の際、CPU11は、利用客間の距離(図8中の利用客間の距離)が、少なくとも所定の第1の距離以上、離れるように、結合テーブルの最大着席可能人数51を設定する。ここで、所定の第1の距離は、各利用客が余裕を持って店舗内での飲食等サービスを享受できるようにあらかじめ定められた閾値である。店舗の格などに応じて、従業員は、所定の第1の距離を、例えば、15センチメートルといった値に設定する。
【0068】
したがって、ステップST16において、CPU11は、結合後のテーブルに座る利用客と利用客の間の距離が所定の第1の距離以上、離れるように、結合後のテーブルの最大着席可能人数51を設定する。これにより、利用客の間に少なくとも第1の距離の間隔が確保されることになる。利用客は余裕を持って座ることができ、店舗の顧客満足の獲得につながる。
【0069】
さらに、上述の利用客1人分の幅54は、少なくとも男女の性別に応じて設定されている。CPU11は、ステップST11で取得した予約要求情報に基づく予約情報40から、利用客(予約客)の性別及び人数を取得し、当該予約客の性別及び人数と、性別に応じて設定された利用客1人分の幅54とに基づいて、結合テーブルの最大着席可能人数51を設定する。
【0070】
例えば、男性5人、女性3人の予約客グループの予約要求情報を受信した場合において、男性には80センチメートル、女性には90センチメートルの、利用客1人分の幅54が設定されている場合、CPU11は、80×5+90×3(センチメートル)の長さを、結合テーブルの最大着席可能人数51を算出するために利用する。
【0071】
これにより、男女で異なる利用客1人分の幅に応じて結合後のテーブルの最大着席可能人数を設定することができる。ある店舗において、女性の利用客には荷物が多くて1人分の幅を広く取る傾向にある場合、当該店舗は女性のために設定する1人分の幅54を男性より広く設定してもよい。このように、男女で異なる利用客1人分の幅に応じて結合後のテーブルの最大着席可能人数を設定することにより、店舗は、それぞれに細やかな対応をすることが可能になり、店舗の顧客満足の獲得につながる。
【0072】
当該設定後、利用客による当該結合テーブルの利用が終了し店舗から退出した後も、当該結合テーブルが結合されたまま他の客に利用される場合、上記設定された最大着席可能人数が予約処理等に用いられる。
【0073】
なお、CPU11は、ステップST16における結合後のテーブルの最大着席可能人数51を、ステップST15で設定される結合テーブルの最大着席可能人数51よりも大きく、結合前テーブルの最大着席可能人数の和よりも小さい人数に設定してもよい。例えば、上記の最大着席可能人数が6人である2つのテーブルが結合される例においては、ステップ16における最大着席可能人数51を、上記各テーブルの最大着席可能人数の和である12人ではなく、11人に設定してもよい。これにより、混雑時の配席効率を高めながらも、利用客が席の狭さについて感じる不満を最小限に抑えることができる。
【0074】
〔第2の実施形態〕
本実施形態においては、テーブルの分離を情報技術により管理する情報処理が開示される。本実施形態の構成は、図1から図6図8に示した構成と同様である。
【0075】
〔テーブル分離の情報処理〕
図7は、情報処理装置100のCPU11が実行するテーブル結合時の情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。図7の情報処理は、例えば、結合テーブルを利用していた利用客が会計を済ませ、店舗から退出した後に、CPU11が、会計済みの情報をキャッシュレジスター端末から受信したことをトリガーにして実行される。
【0076】
図7において、CPU11は、結合テーブルの分離が必要であるか否かを判断する(ステップST21)。例えば、従業員がテーブルを物理的に動かして分離した場合、テーブルの分離をテーブル情報データベース182に反映させる必要があるので、CPU11は、当該ステップST21で結合テーブルの分離が必要であると判断する。この場合、CPU11は、カメラ110から受信した画像情報に基づいて画像処理を行い、従業員がテーブルを物理的に動かして分離したことを検知する。またCPU11は、新たな予約要求があり、予約人数に対応するテーブルが、結合テーブルを分離しない限りは存在しない場合にも、結合テーブルの分離が必要であると判断する。
【0077】
テーブル分離が必要である場合(ステップST21:Yes)、CPU11は、カメラ110から受信した画像情報に基づいて画像処理を行い、テーブル間距離の情報を得る(ステップST22)。
【0078】
テーブル間距離は、図8に図示されているように、テーブルの結合辺と結合辺の間の距離であるが、本実施形態においては、さらに、結合テーブルが分離したと仮定した場合の、分離後テーブルの間の距離の情報である。例えば、店舗内のテーブルには、標準的なデフォルト配置が設定されていることが多いが、CPU11は、このデフォルト配置に基づいて、テーブル間距離の情報を生成、取得する。
【0079】
続いて、CPU11は、ステップST22で取得したテーブル間距離が、所定の第2の距離以上あるか否かを判断する(ステップST23)。所定の第2の距離は、分離後の各テーブルの結合辺に利用客が少なくとも不快さを感じずに着席できる程度に、テーブルの間の距離が確保されていることを示す閾値である。
【0080】
テーブル間距離が第2の距離以上離れている場合(ステップST23:Yes)、CPU11は、結合辺への配席ができるものとして、分離後の各テーブルの最大着席可能人数51を、結合前において当該各テーブルにデフォルト値として設定されていた値に設定する(ステップST24)。
【0081】
他方で、テーブル間距離が第2の距離以上離れていない場合(ステップST23:No)、CPU11は、結合辺への配席ができない(配席しない)ものとして、上記結合辺の情報52を基に各最大着席可能人数51から結合辺に着席可能な人数を引いた人数を分離後の各テーブルの最大着席可能人数51として設定する(ステップST25)。
【0082】
例えば、各テーブルの最大着席可能人数が6人(長辺に各2名、短辺に各1名)であり、結合テーブルに設定された最大着席可能人数が10人で、上記テーブル間距離が第2の距離以上離れている場合には、分離後の各テーブルの各最大着席可能人数は6人とされるが、上記テーブル間距離が第2の距離以上離れていない場合には、分離後の各テーブルの各最大着席可能人数は10人とされる。
【0083】
ステップST24とステップST25の次に、CPU11は、結合テーブルの分離後の、複数のテーブルのテーブル情報50を各々更新し、更新したテーブル情報50を所定の機能ブロックに送信する(ステップST26)。
【0084】
上記実施形態においては、CPU11が、分離後の複数のテーブルの各最大着席可能人数が、当該各最大着席可能人数の和が分離前のテーブルの最大着席可能人数よりも多くなる人数に設定する。
【0085】
これにより、結合テーブルを分離した場合でも適切に各テーブルの最大着席可能人数が設定される。
【0086】
上記実施形態においては、CPU11が、結合テーブルが分離されたと仮定した場合のテーブル間の距離に関する情報を受信し、当該距離が所定の第2の距離以上である場合に、分離後における結合辺への利用客の配席を可能にして最大着席可能人数51を設定する。
【0087】
これにより、結合テーブルを分離した場合、分離後の各テーブル間に少なくとも第2の距離の間隔が確保されることになり利用客は余裕を持って座ることができる。
【0088】
〔変形例〕
上述した実施形態の変形例について、以下に述べる。
【0089】
上述の第1の実施形態においては、ステップST11で予約要求情報をCPU11は受信する。CPU11は、このときに取得する予約者情報41を用いて、顧客データベース183を検索し、顧客データベース183中の利用客の利用履歴から利用客の平均客単価の情報を受信し、ステップST15において、当該平均客単価に応じて結合後のテーブルの最大着席可能人数51を設定してもよい。
【0090】
具体的には、CPU11は、平均客単価が大きい(高い)ほど、結合テーブルにおける利用客と利用客の間の距離を示す所定の第1の距離を長く設定することにより、最大着席可能人数51を算出する。つまり、平均客単価の高い客にはスペースに余裕がある状態でサービスが提供されるようにする。
【0091】
この変形例においては、CPU11が、平均客単価に応じて結合後のテーブルの最大着席可能人数51を設定することとしたため、過去の利用客の店舗の利用履歴等に基づいて平均客単価が大きい場合にはそれに応じた快適な最大着席可能人数を設定することができるようになる。
【0092】
上述の「結合テーブルの最大着席可能人数の設定の詳細」においては、CPU11が、各辺の長さ53に基づいて、最大着席可能人数51を設定するが、その設定の際には、利用客がテーブルの角から少なくとも所定の第3の距離(例えば、7センチメートルなど)離れることを条件として、最大着席可能人数51を設定してもよい。
【0093】
テーブルの角には通常テーブルの脚があり、居心地が悪いため、CPU11が、利用客がテーブルの角から少なくとも所定の第3の距離(例えば、7センチメートルなど)離れることを条件として、最大着席可能人数51を設定する構成によれば、このような居心地の悪さを利用客に与えることがなく、顧客満足度の低下を防止できる。
【0094】
上述の第1の実施形態において、CPU11がさらにテーブル結合が必要であると判断した場合(ステップST17:Yes)、CPU11は、結合させる複数のテーブルを、先に選択したテーブルの形状とは異なる形状のテーブルから選びなおしてもよい。これにより、結合させる複数のテーブルとして、適切なテーブルが選択されるようになる。
【0095】
上述の第2の実施形態のステップST22においては、テーブル間距離の情報をCPU11がデフォルトのテーブル配置から取得する。これに対して、テーブル間距離は、テーブルの脚等に取り付けられた測距センサ(不図示)により測られた測距センサ同士の距離でもよい。
【0096】
上述の第2の実施形態では、ステップST23~ST25において、テーブル間距離が所定の第2の距離以上であるか否かに応じて、分離後のテーブルの結合辺への配席が判断される例が示されたが、例えば、2つに分離したテーブルの一方の結合辺には利用客が快適に座るのに充分なテーブル間距離がある場合、CPU11は、テーブル間距離が所定の第2の距離未満であっても、どちらか一方のテーブルの結合辺への配席をするものとし、他方のテーブルの結合辺への配席をしないものとして、各テーブルの最大着席可能人数を設定してもよい。
【0097】
上述の第1の実施形態では、テーブル結合処理のトリガーとして予約要求情報の受信が示されたが、例えばウォークインの客の来店の際にも本発明は適用可能である。この場合、従業員が携帯するハンディ端末に当該ウォークイン客の人数や男女構成等の情報が入力され、当該情報が情報処理装置100に受信されたことが、上記図6のステップ11に代わるテーブル結合処理のトリガーとなる。また上記ステップST13に代えて、現在の配席情報の参照により混雑状況が判断されてもよい。
【0098】
上述の第1の実施形態においては、同形状のテーブルが結合されるものとして説明したが、同形状に限定されず、例えば、短辺に1人が座れる6人用テーブルの短辺と、正方形で各辺に1人が座れる4人用テーブルの一辺とが結合辺として結合されてもよい。
【0099】
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。このため、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。例えば、上述の各処理ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で各処理ステップの一部又は全部を省略したり、任意に順番を変更して又は並列に実行したりすることができる。
【符号の説明】
【0100】
1…店舗運営支援システム
11…CPU
12…ROM
13…RAM
14…バス
15…入出力インタフェース
16…表示部
17…操作受付部
18…記憶部
19…通信部
181…予約情報データベース
182…テーブル情報データベース
183…顧客情報データベース
100…情報処理装置
110…カメラ
150…予約受付サーバ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8