技術分野
消火に用いる放水銃を遠隔から制御する放水銃遠隔制御装置
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】使い勝手に優れ、火災環境の高温と浸水に耐えることができ、消防隊員が安全な場所から遠隔で操作することができる放水銃遠隔制御装置を提供すること。
【解決手段】放水銃遠隔制御装置は、消火剤を放射する放水銃10と、放水銃10に取り付けられ、ピストン21を境に区画された容積室を有し作動用流体により作動して放水銃10の向き又は流量を変更するシリンダー20と、放水銃10から離して設置され、作動用流体の供給と不供給との切り替えによりシリンダー20の作動を制御する切替弁30と、切替弁30側に設けられた第一継手60に一端が接続され、シリンダー20側に設けられた第二継手70に他端が接続され、作動用流体が流れる可撓性の輸送管40と、輸送管40が巻回されるホースリール50とを備え、第一継手60は、回転自在のロータリ継手であり、ホースリール50の回転軸と同軸に配置されている。
【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ごみ処理施設や工場においては、火災発生が予想される場所が事前に特定され電源も確保しやすいため、電動式の遠隔制御放水銃が多く使用される。一方、それ以外の場所、例えば道路上で大きな火災が発生した場合は、電源を確保できず電動式の遠隔制御放水銃は使用できないこともある。また、消火設備が設けられている大規模建物や、さらにはごみ処理施設や工場においても、火災規模が既設の消火設備の能力を超えることがあり、その場合は消防隊員による消火が必要となるが、電源を確保できなければ電動式の遠隔制御放水銃は使用できない。
ここで、特許文献1に記載の放水銃の遠隔操作装置は、放水銃の方位角及び仰角の制御に電気を用いるものであり、電源を確保できない場合は利用できない。
また、特許文献2に記載の遠隔操作型放水銃は、ノズルの旋回及び俯仰駆動を油圧で行うことから油圧モータや油圧制御回路等が必要となり構成が複雑化する。
また、特許文献3に記載の放水銃の遠隔操縦装置は、放水銃の俯仰及び旋回に消火用水の圧力を利用するものであるが、俯仰用シリンダ及び旋回用シリンダに消火用水の一部を導入するための電磁弁が放水銃の近傍に配置された制御箱に内蔵されているため、火災環境における高温や浸水により電磁弁に不具合が生じる懸念がある。
また、特許文献4に記載の空気圧遠隔操作装置は、放水銃の操作が空気圧に限定され、水等の液体を用いることはできない。
また、非特許文献1に記載の遠隔操作式放水銃は、ホースリールの軸心に左右より旋回、起伏作動の圧力調整をする加圧水のパイプが結合され、軸心を通じて2本のホースに結合されているものであるため、ホースの巻き取りや展開がスムーズに行えない場合があり得る。
そこで、本発明は、使い勝手に優れ、火災環境の高温と浸水に耐えることができ、消防隊員が安全な場所から遠隔で操作することができる放水銃遠隔制御装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
請求項1記載の本発明の放水銃遠隔制御装置は、消火剤を放射する放水銃10と、放水銃10に取り付けられ、ピストン21を境に区画された容積室を有し作動用流体により作動して放水銃10の向き又は流量を変更するシリンダー20と、放水銃10から離して設置され、作動用流体の供給と不供給との切り替えによりシリンダー20の作動を制御する切替弁30と、切替弁30側に設けられた第一継手60に一端が接続され、シリンダ・・・ 続きを
知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明によれば、使い勝手に優れ、火災環境の高温と浸水に耐えることができ、消防隊員が安全な場所から遠隔操作可能な放水銃遠隔制御装置を提供することができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)
この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
本発明の一実施例による放水銃遠隔制御装置の構成図
【図2】
同放水銃の概念図
【図3】
同放水銃の銃身の概念図
【図4】
同集合管に集約した輸送管を示す概念図
【図5】
同ホースリールの概念図
【図6】
同第一継手の内部構造を示す図
【図7】
同第二継手の内部構造を示す図
10 放水銃
20 シリンダー
20A 第一シリンダー
20B 第二シリンダー
20C 第三シリンダー
21 ピストン
22 ピストン軸
23 連通路
24 固定絞り
30 切替弁
30A 第一切替弁
30B 第二切替弁
30C 第三切替弁
40 輸送管
50 ホースリール
60 第一継手
64 第一流路
70 第二継手
76 差し金具
77 受け金具
78 押し輪
100 集合管
全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録