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特開2023-93301旅行の好みに応じたカスタマイズされた旅行スケジュールの提供方法、およびそれを利用した旅行日程提供システム
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  • 特開-旅行の好みに応じたカスタマイズされた旅行スケジュールの提供方法、およびそれを利用した旅行日程提供システム 図1
  • 特開-旅行の好みに応じたカスタマイズされた旅行スケジュールの提供方法、およびそれを利用した旅行日程提供システム 図2
  • 特開-旅行の好みに応じたカスタマイズされた旅行スケジュールの提供方法、およびそれを利用した旅行日程提供システム 図3
  • 特開-旅行の好みに応じたカスタマイズされた旅行スケジュールの提供方法、およびそれを利用した旅行日程提供システム 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023093301
(43)【公開日】2023-07-04
(54)【発明の名称】旅行の好みに応じたカスタマイズされた旅行スケジュールの提供方法、およびそれを利用した旅行日程提供システム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/14 20120101AFI20230627BHJP
【FI】
G06Q50/14
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022118271
(22)【出願日】2022-07-25
(31)【優先権主張番号】10-2021-0185030
(32)【優先日】2021-12-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】522297373
【氏名又は名称】グレオン カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】キム、ゴン
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC26
(57)【要約】
【課題】本発明では、旅行の好みに応じたカスタマイズされた旅行スケジュールの提供方法が開示される。
【解決手段】本発明の旅行の好みに応じたカスタマイズされた旅行スケジュールを提供する方法は、,旅行期間を入力するステップ、所定の滞在期間を有する旅行エリアを入力するステップ、入力された旅行エリアの滞在期間を考慮して旅行期間を確定するステップ、好み情報を入力し、好みを把握すること、把握された好み、滞在期間、および旅行地域を考慮して旅行期間に合った旅行情報を提供する。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
旅行の好みに応じたカスタマイズされた旅行スケジュール提供システムとして、
旅行期間を入力する旅行期間入力部と、
所定の滞在期間を有する旅行地域を入力する旅行地域入力部と、
入力された旅行地域の滞在期間を考慮して旅行期間を確定する旅行期間確定部と、
好み情報を入力して好みを把握する好み把握部と、
把握された好み、滞在期間、および旅行地域を考慮して旅行期間に合った旅行情報を提供する旅行情報提供部と、を含み、
前記好み把握部は、
1つ以上の関心領域が表示された好み確認表から1つ以上が選択され、関心領域で関心の程度が選択された場合、選択された関心領域と選択された関心の程度とを考慮して、好みを把握し、
前記好み情報は、旅行計画者が互いに相反する概念の旅行嗜好単語又は文章間で数値を移動させて両相反する嗜好間の数値比率を決定すると、旅行計画者の嗜好が数値的に決定する、ことを特徴とする請求項1に記載の旅行の好みに応じたカスタマイズされた旅行スケジュール提供システム。
【請求項2】
上記旅行情報提供部は、
旅行地域の滞在期間を考慮して予め記憶された旅行スケジュールを選択し、選択された旅行スケジュールの中で、好みに最も適した旅行スケジュールに関する情報を提供する、ことを特徴とする請求項2に記載の旅行の好みに応じたカスタマイズされた旅行スケジュール提供システム。
【請求項3】
上記旅行情報提供部は、
数値的に決定された好みに対応する旅行スケジュールを一致させるが、一致する方法は、数値的に決定された好みが第1領域、第2領域、第3領域の3等分に分割された各領域のうちの1つに属する。場合は、その地域に一致する旅行スケジュールを一致させる方法からなる、ことを特徴とする 旅行の好みに応じたカスタマイズされた旅行スケジュール提供システム。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、旅行プラットフォームでのスケジュール提供に関する技術であり、より詳細には、旅行の好みに応じたカスタマイズされた旅行スケジュールの提供方法およびそれを用いた旅行スケジュール提供システムに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、旅行に行きたい旅行者は、旅行代理店が提供する商品を使用するか、直接チケットを購入して旅行に出る。旅行会社が提供する商品は、あらかじめ決められた束商品で、束商品とは航空券、宿泊、食事、現地ツアー商品などが含まれている商品である。束商品には旅行に必要なものがすべて含まれており、便利な点はあるが、旅行者の好みを反映できないという問題点があった。つまり、同じ国を旅行しても、旅行者の好みに応じて行きたい場所、食べたい食べ物、宿泊施設などが異なるため、旅行会社で製作して提供する束商品では旅行者の好みを満足できないという問題点があった。
【0003】
そのため、旅行者は自由旅行を好むようになり、自分が旅行したい地域の旅行情報を得るために旅行ガイドブックを主に活用している。旅行ガイドブックは、著者が旅行先について直間接的に体験した情報をまとめてまとめた冊子をいう。
【0004】
しかし、ほとんどの旅行ガイドブックに収録された旅行情報は、ガイドブックを執筆した著者の主観的な思考が反映される傾向が多いため、その内容が著者の個性と好みに固定され、様々な個性と好みを持つ旅行者の欲求を満たすさせるのに限界があった。したがって、旅行者の好みを考慮しながら、旅行スケジュールを旅行者が簡単に計画することを可能にする新しい方法とシステムの導入が必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする技術的課題は、旅行者の好みを考慮したカスタマイズされた旅行スケジュール提供方法及びシステムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の技術的課題を解決するために、本発明の実施形態による旅行の好みに応じたカスタマイズされた旅行スケジュールを提供する方法は、旅行期間を入力することを含む。所定の滞在期間を有する旅行地域を入力する。入力された旅行地域の滞在期間を考慮して旅行期間が確定される。好み情報を入力して好みを把握する。特定された好み、滞在期間、および旅行地域を考慮して旅行期間に合った旅行情報を提供する。
【発明の効果】
【0007】
上記のような本発明は、旅行者の旅行期間を考慮しながら旅行者の好みに合った旅行スケジュールを提供することができる。
【0008】
本発明は、旅行者の好みに応じて一致する情報を使用してカスタマイズされた旅行スケジュールを提供することができる。
【0009】
本発明は、旅行者の多様な個性と好みを満たすことができ、さらに、旅行準備過程において最も重要な要素である旅行スケジュールを計画するのに要する時間と費用を節約し、旅行者が容易に自分の好みに合う旅行スケジュールを計画することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1は、本発明の一実施形態による旅行の好みに応じたカスタマイズされた旅行スケジュールを提供する方法のフローチャートである。
図2図2は、本発明の実施形態による旅行期間が確定される過程を説明するための図である。
図3図3は、本発明の実施形態による好み情報を入力する処理を説明するための図である。
図4図4は、本発明の一実施形態による旅行の好みに応じたカスタマイズされた旅行スケジュール提供システムの概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明は様々な変更を加えることができ、様々な実施形態を有することができるので、特定の実施形態を図面に例示し、詳細な説明に詳細に説明する。しかしながら、これは本発明を特定の実施形態に限定することを意図するものではなく、本発明の精神および技術範囲に含まれるすべての変更、均等物から代替物を含むことを理解されたい。
【0012】
以下、添付の図面を参照して本発明による好ましい一実施形態を詳細に説明する。図面において、同じ符号は同じ要素を指す。
【0013】
図1は、本発明の実施形態による旅行の好みに応じたカスタマイズされた旅行スケジュールを提供する方法のフローチャートであり、図2は、本発明の実施形態による旅行期間が決定される過程を説明するための図であり、図3は、本発明の実施形態による好み情報を入力する処理を説明するための図である。
【0014】
図1図3を参照すると、本発明の一実施形態による旅行の好みに応じたカスタマイズされた旅行スケジュールを提供する方法は、旅行期間を入力するステップ(S100)を含む。所定の滞在期間を有する旅行地域を入力するステップ(S200)。入力された旅行地域の滞在期間を考慮して旅行期間が決定される(S300)。好み情報を入力して好みを把握する(S400)。そして、特定された好み、滞在期間、および旅行地域を考慮して旅行期間に合った旅行情報を提供すること(S500)。
【0015】
旅行の好みに応じたカスタマイズされた旅行スケジュールを提供するために、旅行期間を入力する(S100)。旅行期間とは、旅行者が旅行に行くことができる期間を意味し、一般的には日付に基づいて旅行期間を設定することができる。例えば、旅行期間は5日、6日、10日などに設定することができる。また、他の例として、旅行期間は5泊6日、6泊8日などに設定することができる。
【0016】
旅行スケジュールを計画するためには、旅行期間に加えて旅行地域を入力しなければならない(S200)。旅行地域とは、訪問したい地域を意味し、例えば国名や都市名に基づいて旅行地域を設定することができる。一例として、国の場合はイタリア、フランス、ドイツなどに設定され、都市の場合はローマ、フィレンツェ、トスカーナなどに設定される。
【0017】
旅行地域は事前に定められた滞在期間を有し、滞在期間は、その国またはその都市を旅行するための最低限必要な日付を意味することができる。例えば、フランスを旅行地域として選択する場合は、フランス旅行のために少なくとも3日は滞在しなければならないと定めることができ、ローマを旅行地域として選択する場合には少なくとも2日は滞在しなければならないと定めることができる。
【0018】
このような滞在期間は、その国やその都市の特性、交通機関、観光スポットの数、観光スポットまで到達するのに要する時間、人気のグルメの数と場所、観光コースなどを総合的に考慮して決定することができ、旅行者個人の特性(滞在したい日付など)を一緒に考慮して決定することができる。
【0019】
一実施形態では、旅行地域が特定の国の都市である場合、所定の滞在期間を有する旅行地域を入力するステップは、特定の国に属する都市のうち交通機関が確保されている第1の都市のみを表示するステップ(S220)。第1の都市のうち特定の都市が選択された場合、特定の都市から行くことができる第2の都市のみが表示されるステップS240を含むことができる。
【0020】
特定の国がイタリアの場合、旅行地域を入力するプロセスは次のとおりです。
【0021】
まず、イタリアに属する都市のうち、交通機関が確保されている第1都市のみが表示される(S220)。旅行者は、表示された第1の都市の中から最初に旅行したい都市を選択する。交通機関が確保されている都市は、その都市に空港があるか、列車駅があるなど公共交通手段が発達した場所を意味することができる。特に、外国の場合には地域ごとに交通便インフラの差が激しいため、ある特定の都市を訪問したい場合に個人的に輸送手段を確保しなければ訪問が可能な地域がある。このような地域はレンタカーを利用したり、交通手段をあらかじめ確保しなければ訪問できないため、最初に交通便が確保されている第1都市の中から先に旅行したい都市を選択できるようにすることが望ましい。
【0022】
また、航空機を利用する場合には、必ず空港のある都市から到着して旅行日程を開始しなければならないため、交通便が確保されている都市が最初に選択されるようにすることが旅行日程計画を立てるために不可欠な要素であるからである。
【0023】
次に、第1の都市のうち特定の都市が選択された場合、選択された特定の都市から行くことができる第2の都市のみが表示される(S240)。
【0024】
一般的な旅行者は、その国またはその都市への交通機関の情報、旅行に必要なシールなどを正確に把握していないので、旅行可能なスケジュールを計画するためには、第1都市から行くことができる第2都市を選択できるようにすることが非常に重要です。所要時間や訪問可否などをまったく考慮していない状態で所望の都市を自由に選択させることは、役に立たない旅行スケジュールを計画させることであるため、これを排除するために行くことができる第2都市だけが表示されるようにする。行くことができる第2の都市は、第1の都市のうち選択された特定の都市における旅行期間を考慮して旅行可能な都市を意味することができる。一例として、イタリアで交通機関が確保されている都市のうち、ローマを最初に選択した場合、ローマから行くことができる都市だけが第二の都市として表示されてもよい。これらの第2の都市は、選択された都市との距離、行くことができる交通機関の確保の有無などを考慮して決定することができる。
【0025】
一例として、旅行期間を考慮して最後に旅行できる都市は、その都市が持つ滞在期間と旅行期間のうち残っている期間とを比較し、その都市の滞在期間が残っている旅行期間内に属しつつ、その前に選択された都市で行くことができる都市であり、交通機関が確保されている都市だけが表示されるようにすることができる。これは、交通機関の中で特に空港がある都市を通じて旅行者が自国に帰国できるようにするためである。
【0026】
旅行期間と旅行エリアが入力されると、入力された旅行エリアの滞在期間を考慮して旅行期間が確定される(S300)。
【0027】
一例として、入力された旅行地域の滞在期間を考慮して旅行期間が確定される過程は、入力された旅行地域の滞在期間の順で、日付別に区分された区分領域を有する旅行期間の区分領域が特定の方法で満たされることにより、旅行期間が確定することができる。
【0028】
特定の方法で塗りつぶされることは、例えば、特定の色、特定のチェックマークなどで区切り領域が塗りつぶされることを意味することができる。ただし、この特定の方式には制限がない。
【0029】
図2を参照すると、旅行期間として6日が入力される場合、例えば旅行期間は、色が塗りつぶされていない6つのブロックが連続的に付着した形態で提供され得、付着したブロックを色が順次塗りつぶされる方法で、進むことができる。
【0030】
まず、行きたい都市にローマが選択されると、ローマに対して所定の滞在期間2日が先に表示されるように2つのブロック色を塗りつぶす。次に、フィレンツェが選択されると、フィレンツェに対して予め定められた滞留期間1日が1つのブロック色を満たすようにする。最後に、トスカーナが選択されると、トスカーナに対して予め定められた滞在期間3日が3つのブロック色を満たすようにすることで旅行期間を確定することができる。
【0031】
一例として、旅行期間を確定するために旅行期間内に含まれない滞在期間を有する都市は選択されないようにすることが望ましい。一例として、旅行期間が3日の場合、最初に選択できる都市は、滞在期間が3日以内の都市に限定される。この方式は、複数の都市を選択する場合にも同様に適用することができる。
【0032】
旅行期間が確定したら、好み情報を入力して好みを把握する(S400)。一例として、好み情報を入力して好みを把握するステップは、1つ以上の関心領域が表示された好み確認表から1つ以上が選択されるステップS420、選択された前記関心領域で関心の程度が選択されるステップS440、及び選択された前記関心領域と選択された関心の程度とを考慮して好みを把握するステップ(S460)を含むことができる。
【0033】
図3を参照すると、1つ以上の関心領域が表示された好み確認テーブルから1つ以上が選択される(S420)。好み確認表には関心領域(冒険、癒し、ナイトライフ、食べ物、清潔、遺跡)が表示されており、該当関心領域の横には該当関心領域を選択できるチェックボックスが表示されている。チェックボックスがチェックされている場合は該当する関心領域を選択し、チェックボックスがチェックされていない場合は対応する関心領域を選ばなかったことである。
【0034】
次に、選択された関心のある分野で関心の程度が選択される(S440)。関心領域が選択されると、選択された関心領域の関心の程度を選択することができる。一例として冒険の場合、目盛で数値が表示されており、1、2、3で関心の程度を選択することができる。数字が上がるほど関心の程度が大きいことを意味する。
【0035】
このように関心領域と関心の程度が選択されると、選択された関心領域と選択された関心の程度とを考慮して好みを把握する(S460)。
【0036】
一例として、図3に示すように、冒険の関心の程度が2であり、ナイトライフの関心の程度が1であり、食べ物の関心の程度が3である場合、レストランやグルメが優れている場所を最も好み、ある程度アクティビティ活動ができながらも賑やかな地域を好きな好みで把握できる。この好みの把握は、旅行者の個人の旅行の好みを把握するためのものであり、カスタマイズされた旅行スケジュールを提供するために不可欠な要素です。
【0037】
次に、把握された好み、滞在期間、および旅行地域を考慮して、旅行期間に合った旅行情報を提供する(S500)。
【0038】
このために、旅行地域の滞在期間を考慮して予め記憶された旅行スケジュールを選択する(S520)。 一例として、ローマを旅行地域として選択した場合、ローマでの滞在期間が2日なので、ローマで2日間できる観光地訪問、グルメ訪問、アクティビティ活動などに関する情報などのスケジュール計画があらかじめ組み込まれているすべての旅行スケジュールを選択される。これらの旅行スケジュールはデータベースに事前に保存することができる。
【0039】
次に、選択された旅行スケジュールのうち特定された好みに最も適した旅行スケジュールに関する情報を提供する(S540)。
【0040】
一例としてローマを旅行地域として選択した場合、好みがグルメを好むと判断されれば、ローマで有名な飲食店が滞在期間内に必ず2回以上訪問できるように編まれた旅行スケジュールに関する情報を提供することができる。好みを考慮して、様々な旅行スケジュールの中で最適な旅行スケジュールに関する情報を提供することによって、旅行者の満足度を最大化することができる。
【0041】
そのような旅行スケジュールに関する情報は、決定された旅行期間内に選択された都市ごとに提供することができ、提供された旅行スケジュールに関する情報はすべて統合され、単一のファイル形式(PDFなど)で提供され得る。さらに、そのようなファイルを印刷物の形で作成して旅行者に提供することができる。また、旅行スケジュールに関する情報は、入力された旅行期間、入力された旅行地域などと統合され、出力形態で作成され、旅行者に提供されてもよい。
【0042】
本発明の一実施形態による旅行の好みに応じたカスタマイズされた旅行スケジュール提供システムの概念図である。
【0043】
図4を参照すると、本発明の実施形態による旅行好みに応じたカスタマイズされた旅行スケジュール提供システム1000は、旅行期間入力部100、旅行地域入力部200、旅行期間確定部300、好み把握部400及び旅行情報提供部500を含むことができる。
【0044】
旅行期間入力部100は、旅行期間を入力してもよい。一例として、スマート機器やPCの入力装置などを介して旅行期間を入力することができる。
【0045】
旅行地域入力部200は、所定の滞在期間を有する旅行地域を入力してもよい。一例として、スマート機器やPCの入力装置などを介して旅行地域を入力することができる。
【0046】
旅行地域入力部200は、旅行地域が特定の国の都市である場合、特定の国に属する都市のうち交通機関が確保されている第1の都市のみを表示し、第1の都市のうち特定都市が選択された場合、特定都市で行くことができる2番目の都市だけを表示できる。
【0047】
旅行期間確定部300は、入力された旅行地域の滞在期間を考慮して旅行期間を確定することができる。一例として、スマートデバイスのアプリケーションまたはPCに接続されたサーバを介して旅行期間を確定することができる。
【0048】
旅行期間確定部300は、入力された旅行地域の滞在期間順に、日付別に区分された区分領域を有する旅行期間の区分領域が特定の方法で満たして旅行期間を確定することを特徴とすることができる。
【0049】
好み把握部400は、好み情報を入力して好みを把握することができる。一例として、スマートデバイスのアプリケーションまたはPCに接続されたサーバを介して好みを把握することができる。
【0050】
好み把握部400は、1つ以上の関心領域が表示された好み確認表から1つ以上が選択され、前記関心領域で関心の程度が選択されると、選択された前記関心領域と選択された前記関心の程度を考慮して前記好みを把握できる。
【0051】
旅行情報提供部500は、把握された好み、滞在期間、および旅行地域を考慮して旅行期間に合った旅行情報を提供することができる。一例として、旅行情報は、サーバに接続されたスマートデバイスのアプリケーションまたはPCの表示装置を介して提供され得る。
【0052】
旅行情報提供部500は、旅行地域の滞在期間を考慮して予め記憶された旅行スケジュールを選択し、選択された旅行スケジュールの中から把握された前記好みに最も適した旅行スケジュールに関する情報を提供することができる。
【0053】
本発明による旅行の好みに応じたカスタマイズされた旅行スケジュールを提供する方法のさらに別の実施形態は、旅行計画者から国を入力するステップと、旅行期間を入力するステップと、所定の滞在期間を有する旅行地域を入力するステップと、入力された旅行地域の滞在期間を考慮して旅行期間が確定されるステップと、好み情報を入力して好みを把握するステップと、特定された好み、滞在期間、および旅行地域を考慮して旅行期間に合った旅行情報を提供するステップと、を含み、ここで、旅行地域は特定の国であり得る。
【0054】
ここで、旅行地域は特定の国であり得る。ある国は旅行プランナーの選択によって設定される国である場合もある。特定の国が選択されて入力されると、その特定の国に属する第1の都市群が表示されてもよい。ここで、第1都市群は、該当する特定の国に属すること、出発地で国際線のフライトを利用して到着できるという2つの条件を満たす都市で構成することができる。この第1都市群は、予め設定されて特定の国が選択されて入力された場合に自動的に表示されるものであってもよい。
【0055】
ここで、第1都市群を構成する出発地でフライトを利用して到着できる都市とは、実施形態によっては、旅行予定者が旅行スケジュールを作成する時点で出発地で航空座席が予約可能な都市を意味することができる。この目的のために、航空会社のサーバーまたは航空券を予約できる旅行代理店サーバーから航空券の予約が可能かどうかを確認するための情報を受信することをさらに含み、そのサーバーから航空券の予約が可能な都市のみが第1の都市群として表示される。できるようにできる。
【0056】
例えば、韓国にいる旅行計画者がイタリアを選択すれば、イタリアに属する都市であり、出発地である韓国からフライトを利用して到着できる都市であり、旅行スケジュールを作成する時点で出発地である韓国で航空券予約が可能な都市であろうという3つの条件を満たす都市を第1都市群として表示することができる。直航で行けるかどうかとは無関係で、該当都市に空港があれば出発地でフライトを利用して到着できる都市という要件を満たすとみられる。
【0057】
旅行計画者が国を選択して自動的に表示される第1の都市群の中からいずれかの都市を選択すると、選択された都市で利用可能な交通機関によって決定される第2の都市群が表示され得る。すなわち、第1都市群に属するどの都市において航空機、自動車、列車、船舶に行くことができる第2都市群が表示されてもよい。ここで、第2都市群は、旅行の楽しさを感じるように既に設定されている都市の群から選択して表示されるものであってもよい。
【0058】
実施形態によれば、第1の都市群で1つの都市を選択する段階と第2の都市群で1つの都市を選択する段階との間に、第1の都市から第2の都市に行く交通機関を選択する段階をさらに経る。できる。
【0059】
すなわち、旅行計画者が第1都市群の中から一つの都市を選択した場合、選択された都市からまだ選択されていない第2都市へ行くことができる交通便を選択することであり、交通便が選択されれば当該交通便に行ける都市が第2都市群に含めて表示することができる。ここで、トランスファーは航空機、列車、船舶、自動車を含むことができる。交通機関によって表示される第2の都市は、第2の都市群間で重複してもよい。
【0060】
旅行スケジュールからマズマックに選択された都市も、国際線のフライトを使用して戻ることができる都市が最後の都市のグループを構成することができる。第1の都市群、第2の都市群、および最後の都市の群は、旅行計画者が最初に選択した国に属する都市で構成されてもよく、旅行計画者が複数の国を選択した場合にも同様であり得る。言い換えれば、第1の都市群、第2の都市群、および最後の都市の群は、同じ国に属する都市で構成することができるということである。
【0061】
最後の都市のグループに属する都市は空港を含む都市であり、最後の都市のグループから都市を選択するステップは、第1の都市グループに属する都市を選択するステップと同様に、航空会社のサーバーまたは航空券を予約することができる。旅行代理店サーバーから航空券の予約が可能かどうかを確認するための情報を受信するステップをさらに含み得る。旅行計画者の居住地域(例えば韓国)に戻ることができる国際線航空券の予約が可能な都市だけが最後の都市の群を構成することができる。
【0062】
実施形態によれば、第1の都市、第2の都市に属する都市は、滞在期間を決定する区分領域が満たされたときに基本的に満たされる領域が定められているが、これは調整可能であり得る。つまり、区分領域にチェックが表示されると、デフォルトで推奨されている都市の主なスケジュールが初期値として表示されるが、同時に、その都市の選択可能な付随的なスケジュールも一緒に表示でき、旅行プランナーは主なスケジュールと付随するスケジュールの中から選択できる。例えば、ローマが選択されると、2日間のスケジュールに戻るローマスケジュール(この場合、例えば区分領域に2マスがチェックされる)が優先的に表示され、1日間のスケジュールで構成されるローマスケジュール(この場合、例えば区分領域に1マスがチェックされる)または3日間のスケジュールで構成されるローマのスケジュール(この場合、例えば区分エリアに3マスがチェックされる)が追加的に表示されることがあり、旅行プランナーは1日間のスケジュールで構成されるローマの日程、2日間の日程で構成されるローマの日程、3日間の日程で構成されるローマの日程から1つを選択することができる。 1日間の日程か3日間の日程かは既に設定されている。なお、区分領域に1マスが満たされるという意味は必ずしも1日を意味するものではなく、所定の時間間隔を意味するものであってもよい。
【0063】
一方、好み情報を入力されて好みを把握する段階では、実施例による好み情報は、旅行計画者が互いに相反する概念の旅行好み単語(または文章)の間でマウスドラッグ等を介して数値を移動させ、両相反する好みの間に数値比率を決定すると、その傾向が数値的に決定される方法で好みを把握することができる。例えば、冒険性とヒーリング性という相反する性向の間に位置するポイントを動かし、冒険性とヒーリング性が60%:40%になるようにポイントを位置させると、旅行計画者の好みを冒険性の程度とヒーリング性の程度がそれぞれ6:4の割合で決められた好みで把握し、それにマッチングする旅行スケジュールを表示することができる。対応する傾向の比率に応じて一致する旅行スケジュールと互いに概念的に矛盾する好みを示す単語は、予め設定され記憶されたものであり得る。
【0064】
対応する傾向の比率と対応する旅行スケジュールのマッチング方法は、実施形態によって互いに相反する概念の両性向との間の比率は、例えば、第1領域、第2領域および第3領域の3等分に分けて各領域にマッチングされる旅行スケジュールを表示できる。すなわち、冒険性とヒーリング性が10:0~7:3の場合は、上記3等分のうち1つの領域(第1領域)に該当するものとし、第1領域に該当した場合は冒険性が大部分であると把握し、癒しの要素を含むスケジュールはすべて消去され、最初から表示せずに冒険性を含むスケジュールのみを旅行計画者に公開することができる。
【0065】
なお、冒険性とヒーリング性が6:4~4:6の場合は、上記3等分のうち他方の領域(第2領域)に該当するものとし、第2領域に該当する場合には冒険性に含まれる日程と、ヒーリング性に含まれるスケジュールがそれぞれ半分ずつ含まれるスケジュールを露出させ、冒険性とヒーリング性が3:7~0:10の場合は、上記3等分中に残りの領域(第3領域)に該当するものとし、第3領域該当する場合、ヒーリング性がほとんどであると好みを把握し、冒険的要素が含まれたスケジュールは削除し、ヒーリング的要素が含まれたスケジュールだけで露出させることができる。
【0066】
実施例によって冒険性とヒーリング性という互いに相反する概念の旅行好み単語の代わりに論理的に両立できない両単語や両文の中でポイントを位置決めして旅行計画者の旅行好みを把握することもできる。例えば、パリという都市が選択された場合、エッフェル塔を登るのか(第1の側面)上がるのか(第2の側面)の互いに適合しない2つの質問を通して旅行の好みを把握することができる。
【0067】
第1側面と第2側面との間にポイントをどちらに近づけて位置させるかによって、前述の例のように第1側面と第2側面が6:4の場合に旅行計画者の好みを第2領域にマッチングさせて冒険パフォーマンスとヒーリング性が適切に組み合わせられた旅行スケジュールを提示することができる。
【0068】
実施形態によっては、好みに応じたスケジュールマッチングは、必須スケジュールと選択スケジュールを表示することであり得る。例えば、フィレンツェの1日目のスケジュールといえば、フィレンツェに初めて訪れた人は基本的に経験すべきスケジュールがある。ドゥオーモ大聖堂の訪問がまさにその日程だ。ドゥオーモ大聖堂の訪問は基本的に経験してみるべきものなので(この日程は既に設定されたものです) この日程は必須の日程として表示し、その後、ドゥオーモ大聖堂に行って内部に入り、尖塔まで上がるのか、外部から眺めるのか両立しない質問によって、冒険性と癒し性、または遺跡と癒しの中でどんな好みを持つかを把握することができ、把握された好みにマッチする旅行スケジュールを公開することができる。つまり、フィレンツェが第1都市または第2都市に選択されている場合、ドゥオーモ大聖堂を訪問するスケジュールは必須であり、その後適合しない質問で好みを把握し、その好みに一致する旅行スケジュールを表示して公開するできる。
【0069】
すなわち、好み情報を入力して好みを把握する段階では、ある都市が第1都市または第2都市として選択されると、その都市に関連する必須スケジュールとその都市に関連し、旅行計画者の好みを把握して表示されるオプションである。スケジュールを組み合わせて旅行プランナーに公開することができる。必須スケジュールとオプションのスケジュールは事前設定されて保存される。例として挙げた部分は場所に関するものであるが、宿泊や食べ物の好みを把握するために適用されてもよい。
【0070】
本発明の実施形態による旅行好みに応じたカスタマイズされた旅行スケジュール提供システム1000の各構成は、図1図3を参照して説明した方式に対応するので、詳細な説明は省略する。
【0071】
以上、本発明による実施形態を説明したが、これは例示的なものに過ぎず、当技術分野で従来の知識を有する者であれば、それから様々な変形および均等な範囲の実施形態が可能であることが理解されるであろう。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、以下の特許請求の範囲によって定められるべきである。
図1
図2
図3
図4