(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023093326
(43)【公開日】2023-07-04
(54)【発明の名称】マイクロメータのフレームカバー
(51)【国際特許分類】
G01B 3/18 20060101AFI20230627BHJP
【FI】
G01B3/18 102
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【公開請求】
(21)【出願番号】P 2022175858
(22)【出願日】2022-10-15
(71)【出願人】
【識別番号】522043747
【氏名又は名称】石黒 稜人
(72)【発明者】
【氏名】石黒 稜人
【テーマコード(参考)】
2F061
【Fターム(参考)】
2F061DD02
2F061QQ02
2F061QQ21
(57)【要約】
【課題】 フレームカバーの内側に水等が残らないようにしたい。
【解決手段】 フレームのカバーに穴を開けることで水はけを良くしたマイクロメータを使用する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレームのカバーに液体や粘性体が通過可能な穴または凹み、スリット、細かい穴を1つ以上作ることでカバー内の水はけを良くしたマイクロメータ
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はマイクロメータのフレームカバーである。
【背景技術】
【0002】
マイクロメーターにはフレーム部にカバーが付いているものが多い。そしてカバーは取り外して洗えるようになっている。カバーは手を怪我しないよう等の観点から内側に向かってかえりが付いている。水や油の中にマイクロメーターを半分沈めてカバーを外した時、そのかえりによって水がカバーの中に残り、カバーを洗浄するために外した時に手が汚れてしまう。COOLANTPROOFのマイクロメータなどはカバーの内側に油などが残ってしまい、カバーを外してフレームの洗浄時に手が汚れてしまう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
フレームカバーの内側に水等が残らないようにしたい。
【課題を解決するための手段】
【0004】
フレームカバーに穴を開けることで水はけを良くし、通気性が増して乾燥しやすくなる。大きな穴を開けた場合、グリップ向上が期待できる。手を怪我することが心配ならば、小さな穴を端に開けるだけで良い。穴の形状は縦長だったり横長だったりアミアミだったりと丸穴でなくても良い。とりあえず水等が通る穴が空いていれば良い。凹みを端に作ることで、フレーム自体は穴でない形状だとしても、穴と同等の効果を持つ場合がある。そのような形状でも良い。また、浸透圧を利用して排水するような細かい穴の空いた物質を用いても良い。
【実施例0005】
図1のようにフレームカバーに水はけ用の穴を開けた形状にする。
フレームカバーに穴を開けることで水はけを良くし、通気性が増して乾燥しやすくなる。大きな穴を開けた場合、グリップ向上が期待できる。手を怪我することが心配ならば、小さな穴を端に開けるだけで良い。穴の形状は縦長だったり横長だったりアミアミだったりと丸穴でなくても良い。とりあえず水等が通る穴が空いていれば良い。半円上の凹みを端に作ることで、フレーム自体は穴でない形状だとしても、穴と同等の効果を持つ場合がある。そのような形状は液体や粘性体が通過可能な凹みとみなす。
請求項の細かい穴とは、マイクロメータを逆さにした時に水等の液体が垂れてくるサイズ以上の穴である。