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特開2023-94569高電圧の元での作業を可能とする移動することが可能な床
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  • 特開-高電圧の元での作業を可能とする移動することが可能な床 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023094569
(43)【公開日】2023-07-05
(54)【発明の名称】高電圧の元での作業を可能とする移動することが可能な床
(51)【国際特許分類】
   E04G 1/24 20060101AFI20230628BHJP
   E04G 21/32 20060101ALI20230628BHJP
【FI】
E04G1/24 301Z
E04G1/24 301A
E04G21/32 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
【公開請求】
(21)【出願番号】P 2022195478
(22)【出願日】2022-12-07
(71)【出願人】
【識別番号】522043747
【氏名又は名称】石黒 稜人
(72)【発明者】
【氏名】石黒 稜人
【テーマコード(参考)】
2E003
【Fターム(参考)】
2E003CC00
(57)【要約】
【課題】電線工事などの際に停電して欲しくない。また、機械の電源を落とさず、電気を流したまま作業したい。
【解決手段】ボルトでの取り外し、車輪、引きずる等の手段で移動可能な、床の上面に大地との電位差を発生させる床と電気靴を用いて作業する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ボルトでの取り外し、車輪、フォークリフトで引きずる等の手段で移動可能な、床の上面に大地との間に電位差を発生させる床。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は移動式の床である。電気床と呼ぶ。
【背景技術】
【0002】
電気靴を履いた状態で床も一時的に高電位にすることで、電気を流したまま通電部にて作業をすることができる。電気靴無しでも床の電圧と通電部の電圧を同じにすることで感電しなくなるが、他の作業者が通電部の電源を落としたりすると感電する。また、雷が落ちたりして電気床か通電部のどちらかの電源が落ちても電気靴を履いていれば安心である。
接地された機械のフレームに触ると感電するため、機械のフレームは接地しないようにする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】なし
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】AN-028
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
電線工事などの際に停電して欲しくない。また、機械の電源を落とさず、電気を流したまま作業したい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
図1のようなボルトでの取り外し、車輪、引きずる等の手段で移動可能な、床の上面に大地との電位差を発生させる床と電気靴を組み合わせることで解決できる。
移動式としたのは、工場全ての床を電気的にプラスとするとお金が物凄くかかるからである。現実的には作業する部分に床を移動させ、そこで電気靴を履いて作業する。また、移動式ではない床の場合、どこまでが1つの床かの範囲が不明である。大地と床の区別がつかない。
電気的にマイナスの設備の保全を行う場合は床もマイナスとする。そのため、電位差という表記である。
大きい電気床はフォークリフト用にツメ(フォーク)を差し込む穴を用意しておくと良い。
デメリットは電気床に乗った状態で周りの壁を触ると感電する。
具体的な使用例は高所作業車の床を電気床にして電気靴を履けば通電したままの電線工事が可能となる。(床だけ電気床に変えても手すりとかに触れると感電する)
交流電圧の場合、図1のように昇圧回路を使用しないで、電気靴と同じように通電部へのフックを取り付けるだけで良い。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】電気床の構造
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1に電気床の構造を示す。
図1