(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023094570
(43)【公開日】2023-07-05
(54)【発明の名称】高電圧下で作業することを可能とする壁
(51)【国際特許分類】
H02H 9/00 20060101AFI20230628BHJP
H02H 11/00 20060101ALI20230628BHJP
【FI】
H02H9/00 A
H02H11/00 160
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
【公開請求】
(21)【出願番号】P 2022195479
(22)【出願日】2022-12-07
(71)【出願人】
【識別番号】522043747
【氏名又は名称】石黒 稜人
(72)【発明者】
【氏名】石黒 稜人
【テーマコード(参考)】
5G013
【Fターム(参考)】
5G013AA02
5G013AA04
5G013AA09
5G013BA02
(57)【要約】
【課題】機械の電源を落とさず、電気を流したまま作業したい。
【解決手段】ネジでの取り外し、車輪、フォークリフトで引きずる等の手段で移動可能もしくは完全に接着剤等で固定設置した、壁の表面と大地との間に電位差を発生させる壁と電気床と電気靴を組み合わせる。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネジでの取り外し、車輪、フォークリフトで引きずる等の手段で移動可能もしくは完全に接着剤等で固定設置した、壁の表面と大地との間に電位差を発生させる壁。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は移動式の壁である。電気壁と呼ぶ。
【背景技術】
【0002】
電気靴を履いた状態で床を高電圧にすることで、安全に電気を流したまま作業をすることができる。しかし電気床に乗った状態で大地と電位差の無い壁に触ると感電する。
壁とは家の四方を囲うもの、または室と室の隔てとなるもの、建物の仕切りである。つまり
図1の斜線の範囲が壁である。
屋根裏部屋の隅とかの三角形の壁は壁である。多角形でも、家の四方を囲うもの、または室と室の隔てとなるもの、建物の仕切りであれば壁である。
壁についている電灯のスイッチはスイッチである。壁ではない。
壁に生えている植物(苔、蔦、フェイクグリーン等)は壁の一部である。
壁にくっついて置かれている観葉植物は観葉植物である。壁ではない。
壁の中に完全に埋まり、外部から干渉できない板や配線ボックス等は壁の一部である。
水のカーテンは壁ではない。
地中に埋まっている部分は壁ではない。
壁の一部は壁である。
天井は壁ではない。床も壁ではない。梁も壁ではない。稜も壁ではない。軒も壁ではない。庇も壁ではない。
配線入りの壁を壁と表記している例(壁)
・特開平7ー286684
壁に埋まった壁を板と表記している例(枠壁板)
・実全昭55ー138244
床や壁に埋まった配線ボックスを壁と表記している例(底壁)
・実全昭55ー015946
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】AN-028
【非特許文献2】AN-035
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
電気床に乗った状態で壁に触っても感電しない様にしたい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
図2のようなネジでの取り外し、車輪、フォークリフトで引きずる等の手段で移動可能もしくは完全に接着剤等で固定設置した、壁の表面と大地との間に電位差を発生させる壁を用いる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【発明を実施するための形態】
【0008】