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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023095901
(43)【公開日】2023-07-06
(54)【発明の名称】充填施栓装置及び容器供給・回収機構
(51)【国際特許分類】
   B67C 3/24 20060101AFI20230629BHJP
   B65B 1/32 20060101ALI20230629BHJP
【FI】
B67C3/24
B65B1/32
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023071254
(22)【出願日】2023-04-25
(62)【分割の表示】P 2022540294の分割
【原出願日】2021-07-26
(31)【優先権主張番号】P 2020130433
(32)【優先日】2020-07-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】000137904
【氏名又は名称】株式会社ミューチュアル
(74)【代理人】
【識別番号】100141586
【弁理士】
【氏名又は名称】沖中 仁
(74)【代理人】
【識別番号】100102211
【弁理士】
【氏名又は名称】森 治
(72)【発明者】
【氏名】青木 政典
(72)【発明者】
【氏名】梅本 勉
(72)【発明者】
【氏名】五十嵐 日出明
(72)【発明者】
【氏名】松元 博
(57)【要約】
【課題】1台の装置で多品種の容器や性状の異なる充填物(液体や粉末)に対応することができる充填施栓装置を提供すること。
【解決手段】充填物を充填する前の容器Vを整列状態で収容したラックRから、列毎に容器Vを突き上げる突上機構81と、突き上げられた容器Vを摘まみ上げて搬送機構9の供給路91に供給する挟持・移送機構82とを備える。
【選択図】図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器に充填物を充填し、施栓するための充填施栓装置において、前記容器を挟持するための爪部材のうちの一方の第1爪部材を等角度間隔に設けた上テーブル及び他方の第2爪部材を等角度間隔に設け、上テーブルに重ねて配置した下テーブルからなる回転テーブルと、該回転テーブルの上テーブル及び下テーブルをそれぞれ独立して回転駆動することで容器の挟持及び解放並びに爪部材によって挟持された容器の搬送を行う回転駆動機構と、回転テーブルの所定の回転位置で容器に対して充填物を充填する充填物充填機構と、回転テーブルの所定の回転位置で充填物を充填した容器に対して施栓する施栓機構とを備えてなることを特徴とする充填施栓装置。
【請求項2】
回転テーブルの所定の回転位置で充填物を充填する前後の容器の重量を計量する計量機構を備えてなることを特徴とする請求項1に記載の充填施栓装置。
【請求項3】
回転テーブルの下方に、容器を下から支持する支持テーブルを配置してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の充填施栓装置。
【請求項4】
充填物を充填する前の容器を整列状態で収容したラックから、列毎に容器を突き上げ、突き上げられた容器を摘まみ上げて充填施栓装置に向けて供給するとともに、充填施栓装置から送出される充填物を充填し、施栓した後の容器をラックの空いた位置に戻すようにしてなることを特徴とする容器供給・回収機構。
【請求項5】
前記容器を列毎に突き上げる突上機構が、モータによって回転駆動される回転軸と、該回転軸の軸方向に間隔をあけて取付角度を変えて取り付けた複数の突上突起と、該突上突起によって昇降される昇降部材とからなることを特徴とする請求項4に記載の容器供給・回収機構。
【請求項6】
前記容器を列毎に突き上げる突上機構を、容器及び該容器を整列状態で収容するラックに応じて、交換するようにしてなることを特徴とする請求項4又は5に記載の容器供給・回収機構。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、充填施栓装置に関し、特に、ボトル、バイアル、シリンジ等の容器、例えば、ネスト式容器に、液体や粉末の充填物を充填し、施栓するための充填施栓装置及び充填施栓装置との間で容器の供給・回収を行う容器供給・回収機構に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ボトル、バイアル、シリンジ等の容器に、液体や粉末の充填物を充填し、施栓するための装置が提案され、実用化されている(例えば、特許文献1~2参照。)。
【0003】
ところで、特許文献1~2に開示された充填施栓装置は、特定の形状の容器及び特定の充填物を対象とするものであって、汎用性を有するものではなく、このため、1台の装置で多品種の容器や性状の異なる充填物(液体や粉末)に対応することができなかったり、多品種の容器や性状の異なる充填物(液体や粉末)に対応するために、その都度、装置の改変が必要になったりするという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平8-105786号公報
【特許文献2】特開2010-13134号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記従来の充填施栓装置の有する問題点に鑑み、1台の装置で多品種の容器や性状の異なる充填物(液体や粉末)に対応することができる充填施栓装置及び容器供給・回収機構を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の充填施栓装置は、容器に充填物を充填し、施栓するための充填施栓装置において、前記容器を挟持するための爪部材のうちの一方の第1爪部材を等角度間隔に設けた上テーブル及び他方の第2爪部材を等角度間隔に設け、上テーブルに重ねて配置した下テーブルからなる回転テーブルと、該回転テーブルの上テーブル及び下テーブルをそれぞれ独立して回転駆動することで容器の挟持及び解放並びに爪部材によって挟持された容器の搬送を行う回転駆動機構と、回転テーブルの所定の回転位置で容器に対して充填物を充填する充填物充填機構と、回転テーブルの所定の回転位置で充填物を充填した容器に対して施栓する施栓機構とを備えてなることを特徴とする。
【0007】
この場合において、回転テーブルの所定の回転位置で充填物を充填する前後の容器の重量を計量する計量機構を備えてなるようにすることができる。
【0008】
また、回転テーブルの下方に、容器を下から支持する支持テーブルを配置してなるようにすることができる。
【0009】
また、同じ目的を達成するため、本発明の容器供給・回収機構は、充填物を充填する前の容器を整列状態で収容したラックから、列毎に容器を突き上げ、突き上げられた容器を摘まみ上げて充填施栓装置(回転テーブル)に向けて供給するとともに、充填施栓装置(回転テーブル)から送出される充填物を充填し、施栓した後の容器をラックの空いた位置に戻すようにしてなることを特徴とする。
【0010】
この場合において、容器を列毎に突き上げる突上機構が、モータによって回転駆動される回転軸と、該回転軸の軸方向に間隔をあけて取付角度を変えて取り付けた複数の突上突起と、該突上突起によって昇降される昇降部材とからなるようにすることができる。
【0011】
また、容器を列毎に突き上げる突上機構を、容器及び該容器を整列状態で収容するラックに応じて、交換するようにしてなるようにすることができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明の部品整列装置及び容器供給・回収機構によれば、1台の装置で多品種の容器や性状の異なる充填物(液体や粉末)に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の充填施栓装置及び容器供給・回収機構の一実施例を示す平面図である。
図2】本発明の充填施栓装置の回転テーブルを示し、(a)は上テーブルの一部を省略した回転テーブルの平面図、(b)は回転テーブルの正面断面図、(c)は回転テーブル及び支持テーブルの要部に正面断面図、(d)は爪部材の説明図である。
図3】本発明の充填施栓装置の第1使用例を示す説明図である。
図4】本発明の充填施栓装置の第2使用例を示す説明図である。
図5】本発明の充填施栓装置の第3使用例を示す説明図である。
図6】本発明の容器供給・回収機構を示し、(a)は平面図、(b)は正面断面図、(c)は側面断面図、(d)は容器の一例を示す説明図である。
図7】本発明の容器供給・回収機構を示し、(a)は平面図、(b)は正面断面図、(c)は駆動機構を示す正面断面図、(d)は側面断面図である。
図8】本発明の容器供給・回収機構に用いる容器を整列状態で収容するラックを示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の充填施栓装置及び容器供給・回収機構の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
【0015】
図1図5に、本発明の充填施栓装置の一実施例を示す。
この充填施栓装置は、容器Vに充填物を充填し、施栓するためのもので、容器Vを挟持するための爪部材2のうちの一方の第1爪部材21を等角度間隔に設けた上テーブル11及び他方の第2爪部材22を等角度間隔に設け、上テーブル11に重ねて配置した下テーブル12からなる回転テーブル1と、回転テーブル1の上テーブル11及び下テーブル12をそれぞれ独立して回転駆動することで容器Vの挟持及び解放並びに爪部材2によって挟持された容器Vの搬送を行う回転駆動機構3と、回転テーブル1の所定の回転位置で容器に対して充填物を充填する充填物充填機構5と、回転テーブル1の所定の回転位置で充填物を充填した容器Vに対して施栓する施栓機構6と、回転テーブル1の所定の回転位置で充填物を充填する前後の容器Vの重量を計量する計量機構7とを備えるようにしている。
【0016】
この場合において、回転テーブル1の上テーブル11及び下テーブル12を回転駆動する回転駆動機構3は、2台のACサーボモータ(図示省略)を備え、これによって、上テーブル11及び下テーブル12をそれぞれ独立して回転駆動することができるようにしている。
そして、上テーブル11及び下テーブル12の相対的な回転角度を所定角度θ1異ならせることによって、容器Vの挟持及び解放を行うようにしたり、上テーブル11及び下テ
ーブル12を同時に所定角度θ2ずつ間欠的に回転させることによって、爪部材2によって挟持された容器Vの搬送を行うようにすることができるようにしている。
この場合において、角度θ1は、容器Vの形状(直径)に合わせて設定するようにすることで、図2(d)に示すように、形状(直径)の異なる容器Vに対応できるようにしている。
また、所定角度θ2は、爪部材2を設ける角度間隔に合わせて設定するようにする。
【0017】
ところで、爪部材2による容器Vの挟持力は、回転駆動機構3の2台のACサーボモータの回転制御によって調節することができるが、本実施例においては、回転テーブル1の下方に、容器Vを下から支持する支持テーブル4を配置するようにしている。
これにより、容器Vを支持テーブル4上を滑らせながら移動するようにすることで、大きな挟持力を要することなく、容器Vの搬送を行うことができるようにするとともに、回転駆動機構3の2台のACサーボモータの回転制御を簡易に行うことができるようにしている。
また、本実施例においては、後述のように、受渡機構93から容器Vを1個ずつ回転テーブル1の爪部材2に受け入れるとともに、回転テーブル1の爪部材2から容器Vを1個ずつ受渡機構94に受け渡すために、上テーブル11及び下テーブル12を同時に所定角度θ2ずつ間欠的に回転させた所定の停止位置で、上テーブル11及び下テーブル12の相対的な回転角度を所定角度θ1異ならせることによって、すべての容器Vの挟持及び解放を行うようにしているが、一時的に解放された容器Vは、開放された爪部材2の間で支持されるとともに、支持テーブル4によって下から支持することができるようにしている。
【0018】
回転テーブル1の所定の回転位置で容器に対して充填物を充填する充填物充填機構5は、液体充填物充填機構51と、粉体充填物充填機構52とを選択的に入れ替えて適用できるようにしている。
【0019】
回転テーブル1の所定の回転位置で充填物を充填した容器Vに対して施栓する施栓機構6は、真空打栓機構61と、ゴム栓打栓機構62と、アルミキャップ施栓機構63と、樹脂キャップ打栓機構64と、シーマ65とを、回転テーブル1の外周に沿って順に設置するようにしている。
【0020】
回転テーブル1の所定の回転位置で充填物を充填する前後の容器Vの重量を計量する計量機構7は、充填物を充填する前の容器Vの重量を計量する計量機構71と、充填物を充填した後の容器Vの重量を計量する計量機構72とを、回転テーブル1の外周に沿って順に設置するようにしている。
ここで、計量機構71、72は、上テーブル11及び下テーブル12の相対的な回転角度を所定角度θ1異ならせることによって一時的に解放された容器Vの重量を計量するようにしている。
【0021】
この充填施栓装置は、これにより、1台の装置で、ボトル、バイアル、シリンジ等の多品種の容器、例えば、ネスト式容器に、液体や粉末の異なる充填物を充填し、施栓することができるようにしているが、具体的な使用例を図3図5に示す。
【0022】
図3に示す第1使用例は、容器Vとしてのシリンジに液体を充填し、施栓するもので、液体充填物充填機構51、真空打栓機構61及び計量機構71、72を用いるようにしている。
【0023】
図4に示す第2使用例は、容器Vとしてのバイアルに液体を充填し、施栓するもので、液体充填物充填機構51、ゴム栓打栓機構62、アルミキャップ施栓機構63、シーマ6
5及び計量機構71、72を用いるようにしている。
【0024】
図5に示す第3使用例は、容器Vとしてのバイアルに粉体を充填し、施栓するもので、粉体充填物充填機構52、ゴム栓打栓機構62、樹脂キャップ打栓機構64及び計量機構71、72を用いるようにしている。
【0025】
そして、充填物を充填する前の容器Vを整列状態で収容したラックRから、列毎に容器Vを突き上げ、突き上げられた容器Vを摘まみ上げて回転テーブル1に向けて供給するとともに、回転テーブル1から送出される充填物を充填し、施栓した後の容器VをラックRの空いた位置に戻す容器供給・回収機構8と、容器供給・回収機構8と回転テーブル1との間で容器Vを搬送する搬送機構9とを備えるようにしている。
【0026】
図1及び図6図8に、本発明の容器供給・回収機構の一実施例を示す。
この容器供給・回収機構8は、図6及び図7に示すように、充填物を充填する前の容器Vを整列状態で収容したラックRから、列毎に容器Vを突き上げる、突上機構81と、突き上げられた容器Vを摘まみ上げて搬送機構9の供給路91に供給する挟持・移送機構82とを備えるようにしている。
【0027】
突上機構81は、ACサーボモータ81fによって回転駆動される2本の回転軸81aの軸方向に間隔をあけて複数の突上突起81bを取付角度を変えて取り付け、回転軸81aを回転駆動することで、突上突起81bによって、回転軸81aの上方に昇降自在に配設した昇降部材81cを順に上昇させ、昇降部材81cの上端部で、ラックRから列毎に容器Vを突き上げることができるようにしている。
ここで、突上突起81bの先端部には、昇降部材81cの下面に当接して昇降部材81cを円滑に昇降させるためにローラ部材81dを配設するようにしている。
また、回転軸81aの回転角度の制御は、ロータリーエンコーダ81eによって行うようにしている。
これにより、突上突起81b(図示A~F)に対応するラックRの列(図示a~f)に収容されている容器Vを列毎に突き上げることができるようにしている。
【0028】
ここで、図6に示す容器供給・回収機構8の突上機構81は、容器Vがシリンジの場合を、図7に示す容器供給・回収機構8の突上機構81は、容器Vがバイアルの場合を、それぞれ示しているが、容器供給・回収機構8の突上機構81の上部構造体X(図6(b)、図7(c)参照。)を、容器V及び該容器Vを整列状態で収容するラックRに応じて、交換することができるようにしている。
これにより、図8に示すように、種類及び本数の異なる容器Vを整列状態で収容するラックR(図8(a)は100本のバイアル用のラックR、図8(b)は48本のバイアル用のラックR、図8(c)は160本のシリンジ用のラックR、図8(d)は100本のシリンジ用のラックR、図8(e)は64本のシリンジ用のラックR)に対応することができる。
【0029】
ここで、突上機構81及び挟持・移送機構82は、充填物を充填し、施栓した後の容器Vを搬送機構9の回収路92から回収し、ラックRの空いた位置に戻す機能を併せ持つようにしているが、例えば、挟持・移送機構82を2組備えるようにし、容器Vの供給路91への供給と回収路92からの回収を個別に行うようにすることもできる。
【0030】
搬送機構9は、図1に示すように、容器供給・回収機構8と回転テーブル1との間で容器Vを搬送する供給路91と、供給路91から容器Vを1個ずつ回転テーブル1の爪部材2に受け渡す受渡機構93と、回転テーブル1と容器供給・回収機構8との間で容器Vを搬送する回収路92と、回転テーブル1の爪部材2から容器Vを1個ずつ回収路92に受
け渡す受渡機構94とを備えるようにしている。
【0031】
このように、容器供給・回収機構8は、容器Vを整列状態で収容するラックRを用いて、容器Vの供給・回収を効率よく行うことができる。
【0032】
以上、本発明の充填施栓装置及び容器供給・回収機構について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、例えば、回転テーブル1等から構成される充填施栓装置と、容器供給・回収機構8との組み合わせ以外の他の充填施栓装置や容器供給・回収機構と組み合わせて構成することができる等、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
【産業上の利用可能性】
【0033】
本発明の充填施栓装置及び容器供給・回収機構は、1台の装置で多品種の容器や性状の異なる充填物(液体や粉末)に対応することができることから、ボトル、バイアル、シリンジ等の容器、例えば、ネスト式容器に、液体や粉末の充填物を充填し、施栓するための用途に好適に用いることができるほか、種々の容器に充填物を充填し、施栓するための用途に広く用いることができる。
【符号の説明】
【0034】
1 回転テーブル
11 上テーブル
12 下テーブル
2 爪部材
21 第1爪部材
22 第2爪部材
3 回転駆動機構
31 上テーブル用回転駆動機構
32 下テーブル用回転駆動機構
4 支持テーブル
5 充填物充填機構
51 液体充填物充填機構
52 粉体充填物充填機構
6 施栓機構
61 真空打栓機構
62 ゴム栓打栓機構
63 アルミキャップ施栓機構
64 樹脂キャップ打栓機構
65 シーマ
7 計量機構
71 計量機構(充填前)
72 計量機構(充填後)
8 容器供給・回収機構
81 突上機構
81a 回転軸
81b 突上突起
81c 昇降部材
81d ローラ部材
81e ロータリーエンコーダ
81f ACサーボモータ
82 挟持・移送機構
9 搬送機構
91 供給路
92 回収路
93 受渡機構
94 受渡機構
R ラック
V 容器
X 容器供給・回収機構の突上機構の上部構造体
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
【手続補正書】
【提出日】2023-04-25
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
充填物を充填する前の容器を整列状態で収容したラックから、列毎に容器を突き上げ、突き上げられた容器を摘まみ上げて充填施栓装置に向けて供給するとともに、充填施栓装置から送出される充填物を充填し、施栓した後の容器をラックの空いた位置に戻すようにる容器供給・回収機構であって、前記容器を列毎に突き上げる突上機構が、モータによって回転駆動される回転軸と、該回転軸の軸方向に間隔をあけて取付角度を変えて取り付けた複数の突上突起と、該突上突起によって昇降される昇降部材とからなることを特徴とする容器供給・回収機構。
【請求項2】
前記容器を列毎に突き上げる突上機構を、容器及び該容器を整列状態で収容するラックに応じて、交換するようにしてなることを特徴とする請求項に記載の容器供給・回収機構。