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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023009618
(43)【公開日】2023-01-20
(54)【発明の名称】電流センサ及び電力量計
(51)【国際特許分類】
   G01R 15/18 20060101AFI20230113BHJP
【FI】
G01R15/18 Z
G01R15/18 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021113049
(22)【出願日】2021-07-07
(71)【出願人】
【識別番号】311002034
【氏名又は名称】富士電機メーター株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】山内 芳准
(72)【発明者】
【氏名】栗原 晋
(72)【発明者】
【氏名】原山 滋章
【テーマコード(参考)】
2G025
【Fターム(参考)】
2G025AA05
2G025AA11
2G025AB14
2G025AC01
(57)【要約】      (修正有)
【課題】小型かつ高感度で外部磁界の影響を受けにくい電流センサ及び電力量計を提供すること。
【解決手段】第1のコイル2aの端部P1と第2のコイル2bの端部P2とは多層プリント基板の表面と裏面とを接続するビアd1によって接続され、第1のコイル2aの他の端部P0は同一の表面内で外部接続端子22aに接続され、第2のコイル2bの他の端部P3は多層プリント基板の表面と裏面とを接続するビアd2を介して外部接続端子22bに接続され、ビアd1とビアd2とは、第1のコイル2aの中心軸C10と第2のコイル2bの中心軸C11とを通る中心面LCに対して異なる側に配置され、第1のコイル2aの層間を接続する層間接続ビアのうちの第1のコイル2aの外周側に配置されたビアb1と、第2のコイル2bの層間を接続する層間接続ビアのうちの第2のコイル2bの外周側に配置されたビアb2とは、中心面LCに対して異なる側に配置される。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電流を流す電流バーの周囲に形成される磁界を検出して前記電流バーに流れる電流信号を検出する電流センサであって、
多層プリント基板上に前記磁界を検出する第1のコイルと第2のコイルとが形成され、
前記第1のコイルの一端と前記第2のコイルの一端とは前記多層プリント基板の表面と裏面とを接続する第1のビアによって接続され、前記第1のコイルの他端又は前記第2のコイルの他端の一方は同一面内で外部接続端子に接続され、他方は前記多層プリント基板の表面と裏面とを接続する第2のビアを介して外部接続端子に接続され、前記第1のビアと前記第2のビアとは、前記第1のコイルの中心軸と前記第2のコイルの中心軸とを通る中心面に対して異なる側に配置され、
前記第1のコイルの層間を接続する層間接続ビアのうちの前記第1のコイルの外周側に配置された第1の層間接続ビアと、前記第2のコイルの層間を接続する層間接続ビアのうちの前記第2のコイルの外周側に配置された第2の層間接続ビアとは、前記中心面に対して異なる側に配置されることを特徴とする電流センサ。
【請求項2】
前記多層プリント基板は、4層以上の層で構成され、各層にコイルパターンが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電流センサ。
【請求項3】
前記第1のコイルと前記第2のコイルとは、前記電流バーに流れる電流が生成する磁界によって生じる誘導電圧を強め合うように直列接続されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電流センサ。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか一つに記載した電流センサが検出した電流信号と電圧センサが検出した電圧信号とをもとに前記電流バーを流れる電力量を算出することを特徴とする電力量計。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、小型かつ高感度で外部磁界の影響を受けにくい電流センサ及び電力量計に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、用いられている電流センサとしては、変流器(カレントトランス;CT)や、集磁コアのギャップ部にホール素子などの磁気検出素子を配置した構成のセンサ、また、集磁コアのギャップ部に、巻き線コイルや誘電体基板上にコイルパターンを形成した素子により構成されるセンサなどがある。これらの方法は磁性体を用いるために大電流での飽和防止のために形状が大きくなり、コストが高くなる。
【0003】
また、集磁コアを用いずにプリント基板上に形成したコイルパターンのみにより構成する方法もある。これらの方法はプリント基板上に形成したコイルパターンのみで構成するために、小型化、安価といった利点がある。
【0004】
特許文献1では、測定電流から生じる磁束を検出するために、回路基板の両面にそれぞれ複数ターンの導電パターンにより形成した一対の表裏対称な形状をした第1コイルC1と、かつ、測定配線を配置する位置に対して前記第1コイルと線対称に配置された第2コイルC2とで構成される。そして、測定配線の位置に対して上下対称にコイルを配置した構造とすることにより、測定配線に対して上下対称に配置されたコイルが測定配線の周囲の磁束を検出し、電流測定の際に回路の配線を切断・変更することなく測定対象に近付けることにより電流を測定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許第5846421号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、特許文献1における電流センサは、10μs程度のパルス幅の比較的高周波な信号を測定することを想定しており、例えば、この構成を電力量計などに搭載される電流センサに適用する場合、周波数が50Hz~60Hz程度と低い周波数のために電流検出感度が不足するといった問題が生じる。この対策には、コイル面積を大きくしてコイルのターン数を多くする方法があるが、十分な感度を得るためにはセンサが大型化するといった問題が生じる。また、別の方法として、特許文献1のような両面基板ではなく、多層基板を用いてコイルのターン数を多くする方法があるが、第一のコイルと第二のコイルの接続位置、第一のコイル及び第二のコイルのそれぞれの各層の接続位置によっては外来ノイズ(外部磁界)の影響を受けやすくなるといった問題が生じる。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、小型かつ高感度で外部磁界の影響を受けにくい電流センサ及び電力量計を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、電流を流す電流バーの周囲に形成される磁界を検出して前記電流バーに流れる電流信号を検出する電流センサであって、多層プリント基板上に前記磁界を検出する第1のコイルと第2のコイルとが形成され、前記第1のコイルの一端と前記第2のコイルの一端とは前記多層プリント基板の表面と裏面とを接続する第1のビアによって接続され、前記第1のコイルの他端又は前記第2のコイルの他端の一方は同一面内で外部接続端子に接続され、他方は前記多層プリント基板の表面と裏面とを接続する第2のビアを介して外部接続端子に接続され、前記第1のビアと前記第2のビアとは、前記第1のコイルの中心軸と前記第2のコイルの中心軸とを通る中心面に対して異なる側に配置され、前記第1のコイルの層間を接続する層間接続ビアのうちの前記第1のコイルの外周側に配置された第1の層間接続ビアと、前記第2のコイルの層間を接続する層間接続ビアのうちの前記第2のコイルの外周側に配置された第2の層間接続ビアとは、前記中心面に対して異なる側に配置されることを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、上記の発明において、前記多層プリント基板は、4層以上の層で構成され、各層にコイルパターンが形成されていることを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、上記の発明において、前記第1のコイルと前記第2のコイルとは、前記電流バーに流れる電流が生成する磁界によって生じる誘導電圧を強め合うように直列接続されることを特徴とする。
【0011】
また、本発明は、上記の発明のいずれか一つに記載した電流センサが検出した電流信号と電圧センサが検出した電圧信号とをもとに前記電流バーを流れる電力量を算出することを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、多層プリント基板に形成したコイルパターンによりターン数を多くすることで、小型で商用周波数の電流を高感度に計測することができ、外来ノイズ(外部磁場)の影響を相殺するように2つのコイルを接続することで、その影響を受けにくい高精度な電流センサを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1図1は、本発明の実施の形態である電流センサの概要構成を示す図である。
図2図2は、電流センサの平面図である。
図3図3は、電流センサの各層のパターン構成を示す図である。
図4図4は、本実施の形態と他の接続例A,Bとの外部磁場の影響を解析した結果を示す図である。
図5図5は、本実施の形態と他の接続例AによるZ方向の外部磁場の影響を説明する説明図である。
図6図6は、本実施の形態と他の接続例BによるX方向の外部磁場の影響を説明する説明図である。
図7図7は、実施の形態で示した電流センサを用いた電力量計の一例を示すブロック図である。
図8図8は、三相電流及び三相電圧間のベクトル図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
【0015】
図1は、本発明の実施の形態である電流センサ3の概要構成を示す図であり、図1(a)は、電流センサ3の側面図を示し、図1(b)は、電流センサ3の斜視図を示している。図1に示すように、電流センサ3は、測定対象の電流が流れる電流バー1の近傍に配置される。電流センサ3は、多層プリント基板上にパターンコイルである第1のコイル2a及び第2のコイル2bを配置している。第1のコイル2a及び第2のコイル2bは同じサイズの4層構造であり、位置は電流バー1を中心として、左右均等の位置に配置している。
【0016】
図2は、電流センサ3の平面図である。また、図3は、電流センサ3の各層のパターン構成を示す図である。図2に示すように、外部接続端子22a,22bは、図示しない信号処理回路と接続するための端子である。
【0017】
第1のコイル2a及び第2のコイル2bは、電流バー1に流れる電流Iにより発生する磁界を検出するものであり、電流および周波数に応じた誘導電圧を発生させる。電流バー1を介して左右均等な位置に第1のコイル2a及び第2のコイル2bが配置されており、第1のコイル2a及び第2のコイル2bは、電流Iにより発生する向きの異なる磁束Φを検出することになる。第1のコイル2a及び第2のコイル2bは、それぞれのコイルで発生した誘導電圧が足し合わされるように直列接続される。そして、この誘導電圧を信号処理回路により積分処理することで電流Iに比例した検出信号を出力するものである。
【0018】
誘導電圧はコイルの面積が大きく、ターン数が多いほど出力が大きくなる。そのため、商用周波数50Hz~60Hzのような低い周波数では発生する誘導電圧が小さく、そのため、コイル面積を大きくする、もしくは、ターン数を増やす方法で感度を確保する。コイルの面積を大きくする方法では電流センサの大型化を招くため、限られた面積でターン数を増やす方が望ましい。ただし、プリント基板上に形成したコイルパターンは配線間隔、導体幅が製造上限られているため、より多くのターン数を確保するためにはプリント基板の層数を増やして検出感度を確保することが望ましい。このため、本実施の形態では、4層、10mm四方程度の面積、配線の導体幅および間隔が0.1mmでコイルパターンを形成した場合は、2つのコイルの加算値で、おおよそ0.1mV/A(50Hz)の誘導電圧を得ることができる。
【0019】
図3に示すように、4層の各層L1,L2,L3,L4は、それぞれ表面、第1内層、第2内層、裏面である。第1のコイル2a及び第2のコイル2bのそれぞれは、同一面積のコイルパターンが各層L1,L2,L3,L4に配置されている。各層L1,L2,L3,L4の誘導電圧が足し合わされるように、同一の巻き線方向でコイルパターンが形成されている。
【0020】
第1のコイル2aは、外部接続端子22aから第1のコイルの端部P0を介してビアa1,b1,c1,d1の順に接続される。ここで、層L4のビアd1の下部位置は、第1のコイル2aの端部P1である。層L1のビアd1は、層L1において第2のコイル2bの端部P2に接続され、第2のコイル2bは、ビアa2,b2,c2,d2の順に接続されて外部接続端子22bに接続される。ここで、層L4のビアd2の下部位置は、第2のコイル2bの端部P3である。そして、第1のコイル2aの端部P1と第2のコイル2bの端部P2とが接続されることによって、第1のコイル2aの誘導電圧と第2のコイル2bの誘導電圧とは加算されるようになる。
【0021】
ビアa1、c1は、第1のコイル2aの中心軸C10に配置され、ビアb1、d1は、第1のコイル2aの外周に配置される。同様に、ビアa2,c2は、第2のコイル2bの中心軸C11に配置され、ビアb2、d2は、第2のコイル2bの外周に配置される。ビアa1,c1,b1は、第1のコイル2aの層間接続ビアであり、ビアa2,c2,b2は、第2のコイル2bの層間接続ビアである。また、ビアd1は、第1のコイル2aの端部P1と第2のコイル2bの端部P2とを接続するビアである。また、ビアd2は、第2のコイル2bの端部P3と外部接続端子22bとを接続するビアである。
【0022】
すなわち、第1のコイル2aの端部P1と第2のコイル2bの端部P2とは多層プリント基板の表面(層L1)と裏面(層L4)とを接続するビアd1によって接続され、第1のコイルの他の端部P0は、表面において外部接続端子22aに接続され、第2のコイル2bの他の端部P3は多層プリント基板の表面と裏面とを接続するビアd2を介して外部接続端子22bに接続される。そして、ビアd1とビアd2とは、第1のコイル2aの中心軸C10と第2のコイル2bの中心軸C11とを通る中心面LCに対して異なる側に配置される。
【0023】
また、第1のコイル2aの層間を接続する層間接続ビアのうちのビアa1,c1は、中心軸C10近傍を通り、ビアb1は第1のコイル2aの外周側に配置される。同様に、第2のコイル2bの層間を接続する層間接続ビアのうちのビアa2,c2は、中心軸C11近傍を通り、ビアb2は第2のコイル2bの外周側に配置される。そして、ビアb1とビアb2とは、中心面LCに対して異なる側に配置される。
【0024】
このようなコイル間接続及びビア配置とすることによって外部磁場の影響を抑えることができる。図4は、本実施の形態と他の接続例A,Bとの外部磁場の影響を解析した結果を示す図である。他の接続例Aは、ビアd1,d2を無くし、コイル間接続を表面上あるいは裏面上で直接に接続したものである。したがって、他の接続例Aにおける第1のコイル2aと第2のコイル2bとは同じ巻線方向になる。また、他の接続例Bは、ビアb1,d1とビアb2,d2とを中心面LCに対して同じ側に配置したものである。
【0025】
解析結果では、他の接続例AがZ方向の外来磁場の影響を受け、他の接続例BがX方向の外来磁場の影響を受けているが、本実施の形態では、どの方向からの外部磁場の影響を受けていない。
【0026】
Z方向の外部磁場については、図5(a)、図5(b)に示すように、本実施の形態では、ビアa1,b1,c1側からビアd1に向かって流れる誘導電流方向と、ビアa2,b2,c2側からビアd2に向かって流れる誘導電流方向とが異なる方向であり、互いの流れを打ち消す方向となるように接続されていることで、誘導電圧が相殺されるためである。一方、他の接続例Aでは、図5(c)、図5(d)に示すように、ビアb1,b2に流れる電流方向が異なり、互いの流れと重なる方向となるように接続されていることで、ループR1が形成され、Z方向の外部磁場を検出してしまうからである。
【0027】
一方、X方向の外部磁場については、図6(a)~図6(c)に示すように、本実施の形態では、ビアd1,d2が中心面LCに対して異なる側に配置されているため、X方向からみてビアa1,c1とビアd1とによって形成されるループR1と、ビアa2,c2とビアd2とによって形成されるループR2との電流方向が異なるため、誘導電圧が相殺される。これに対し、他の接続例Bでは、図6(d)~図6(f)に示すように、ビアd1,d2´が中心面LCに対して同じ側に配置されているため、X方向からみてビアa1,c1とビアd1とによって形成されるループR3と、ビアa2,c2とビアd2´とによって形成されるループR4との電流方向が同じになるため、誘導電圧を検出してしまうからである。
【0028】
なお、上記の実施の形態では、4層のコイル例を示したが、これに限らず、偶数層の層数であればよい。
【0029】
<電力量計>
図7は、実施の形態で示した電流センサを用いた電力量計200の一例を示すブロック図である。この電力量計200は、電源SPと負荷LDとの間の三相電力量を計測するものであり、2電力計法により求めている。なお、図8は、三相電流IR,IS,IT及び三相電圧VR,VS,VT間のベクトル図を示している。
【0030】
図7に示すように、電力量計200は、実施の形態で示した電流センサ3に対応する電流センサ3a,3b、電圧センサ201a,201b、電力量算出部202、出力部203を有する。電流センサ3aは、R相の電流信号を検出する。電流センサ3bは、T相の電流信号を検出する。また、電圧センサ201aは、R相とS相との間の電圧信号を検出する。電圧センサ201bは、T相とS相との間の電圧信号を検出する。
【0031】
電力量算出部202は、電流センサ3aの電流信号と電圧センサ201aの電圧信号とを乗算して瞬時電力信号を生成し、これをローパスフィルタで平滑した有効電力を求めるとともに、電流センサ3bの電流信号と電圧センサ201bの電圧信号とを乗算して瞬時電力信号を生成し、これをローパスフィルタで平滑した有効電力を求め、各有効電力を加算した有効電力を電力量として算出する。出力部203は、この算出された電力量を表示出力あるいは外部出力する。
【0032】
なお、2電力計法で求める三相電力Pは、
P=VRS・IR+VTS・IT
=(VR-VS)・IR+(VT-VS)・IT
=VR・IR+VS・(-IR-IT)+VT・IT
=VR・IR+VS・IS+VT・IT
となり、各相の電力を合計した電力を求めたことと同じになる。
【0033】
また、上記の実施の形態で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置及び構成要素の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
【符号の説明】
【0034】
1 電流バー
2a 第1のコイル
2b 第2のコイル
3,3a,3b 電流センサ
22a,22b 外部接続端子
200 電力量計
201a,201b 電圧センサ
202 電力量算出部
203 出力部
a1,a2,b1,b2,c1,c2,d1,d2 ビア
C10,C11 中心軸
I 電流
IR,IS,IT 三相電流
L1,L2,L3,L4 層
LC 中心面
LD 負荷
P 三相電力
P0~P3 端部
R1~R4 ループ
SP 電源
VR,VS,VT 三相電圧
Φ 磁束
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8