(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023009750
(43)【公開日】2023-01-20
(54)【発明の名称】物品保持用の梱包材とその組立方法
(51)【国際特許分類】
B65D 5/44 20060101AFI20230113BHJP
【FI】
B65D5/44 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021113279
(22)【出願日】2021-07-08
(71)【出願人】
【識別番号】000100746
【氏名又は名称】アイコム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100084375
【弁理士】
【氏名又は名称】板谷 康夫
(74)【代理人】
【識別番号】100142077
【弁理士】
【氏名又は名称】板谷 真之
(72)【発明者】
【氏名】石原 隆史
【テーマコード(参考)】
3E060
【Fターム(参考)】
3E060AA03
3E060AB01
3E060BC02
3E060CC14
3E060CC18
3E060CC43
3E060CC44
3E060CC49
3E060DA01
3E060DA25
3E060EA06
(57)【要約】
【課題】斜めに立ち上がらせる保持構造と谷折り部分の構成を工夫して、谷折り加工と同時に保持構造も組み立てることができ、物品保持部分の幅の広い、物品保持用の梱包材とその組立方法を提供する。
【解決手段】シート部材2から形成される物品保持用の梱包材1であって、対向する側壁21,22と、物品が載置される平面部25と、側壁間に跨って一方の側壁から他方の側壁に向けて斜めに立ち上がる物品保持構造23と、を有する。シート部材には、切り込み2cと、折り目31~36が設けられ、物品保持構造23は、一方の側壁21の下方部位にある折り目33を谷折りし、他方の側壁22にある折り目32の延長線上で山折りして成る。平面部25は、一方の側壁21の、物品保持構造23の下端部よりも上方にある折り目35を谷折りし、他方の側壁22にある折り目36を谷折りして成る。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
平板矩形状のシート部材から形成され、梱包される物品の一部を当接させて物品を保持する物品保持用の梱包材であって、
所定間隔を隔てて互いに対向する一対の側壁と、
前記一対の側壁間を繋ぐ、物品が載置される平面部と、
前記平面部に隣接して、前記一対の側壁間に跨って一方の側壁から他方の側壁に向けて斜めに立ち上がる物品保持構造と、を有し、
前記シート部材には、前記一対の側壁間に跨って前記側壁、前記物品保持構造及び前記平面部を形成するための切り込みと、前記切り込みに直交する複数の折り目が設けられ、
前記物品保持構造は、前記一方の側壁の下方部位にある折り目を谷折りして下端部とし、前記他方の側壁にある折り目の延長線上で山折りして上端部とし、
前記平面部は、前記一方の側壁の、前記物品保持構造の下端部よりも上方にある折り目を谷折りし、前記他方の側壁にある折り目を谷折りして成り、
前記平面部より上方に位置する前記物品保持構造の端面が、前記平面部に載置された物品の一部に当接して物品保持部分となることを特徴とした物品保持用の梱包材。
【請求項2】
前記物品保持構造は、平面視で前記平面部を挟んで両側にそれぞれ設けられ、それらの立ち上がり斜面が互い違いになるように形成され、前記物品保持部分が対角位置に配置されていることを特徴とした請求項1記載の物品保持用の梱包材。
【請求項3】
平板矩形状のシート部材から形成され、梱包される物品の一部を当接させて物品を保持する物品保持用の梱包材の組立方法であって、
前記梱包材は、
所定間隔を隔てて互いに対向する一対の側壁と、
前記一対の側壁間を繋ぐ、物品が載置される平面部と、
前記平面部に隣接して、前記一対の側壁間に跨って一方の側壁から他方の側壁に向けて斜めに立ち上がる物品保持構造と、を有し、
前記シート部材に、前記一対の側壁間に跨って前記側壁、前記物品保持構造及び前記平面部を形成するための切り込みと、前記切り込みに直交する複数の折り目を設け、
前記物品保持構造は、前記一方の側壁の下方部位にある折り目を谷折りして下端部とし、前記他方の側壁にある折り目の延長線上で山折りして上端部と成るように形成し、
前記平面部は、前記一方の側壁の、前記物品保持構造の下端部よりも上方にある折り目を谷折りし、前記他方の側壁にある折り目を谷折りして形成し、
前記平面部より上方に位置する前記物品保持構造の端面が、前記平面部に載置された物品の一部に当接して物品保持部分となるように組み立てることを特徴とした物品保持用の梱包材の組立方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、梱包箱に物品を収納する際に用いられる、物品保持用の梱包材とその組立方法に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の物品保持用の梱包材として、段ボール等のシート部材を折り曲げて、物品を保持するための保持部分を形成したものが知られている。例えば、
図9に示したように、裁断した1枚のシート部材100を複数回折り曲げて複数の辺から成る側壁101を形成し、隣り合う側壁101のコーナー部102の下方近傍に内方に折り曲げ、これを物品保持構造103(以下、保持構造という)としていた。ところが、このような保持構造103を形成するには、1辺当たり6回折り曲げなければならない。また、保持構造103の折り曲げ方向と側壁の折り曲げ方向が異なるため、組み立て作業性に問題があった。
【0003】
その他に、シート部材に切り込みを入れ、かつその周辺を谷折りに折り曲げることにより斜めに立ち上がらせた保持構造を形成し、この保持構造の端面で物品の側端面を立体的に保持させるものが知られている(例えば特許文献1、特に
図6,7参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような保持構造の組立作業においては、通常、谷折りをする作業と保持構造を加工する作業を別々に行う必要がある。すなわち、特許文献1に記載のものにあっては、斜めに立ち上がらせた保持構造の下方側の一端の谷折りされる折り目と、側壁の立上がりの谷折りされる折り目とは同一線上にあり、これら2つの折り目は同時に行う必要があり、また、寸法上、斜めに立ち上がらせる保持構造の途中に谷折りされる折り目があり、この折り目は前記2つの折り目とは別途に作業する必要がある。また、斜めに立ち上がらせた保持構造による物品保持部分の幅が短いものとなっていた。
【0006】
本発明は、斜めに立ち上がらせる保持構造と谷折り部分の構成を工夫することで、谷折り加工と同時に保持構造も組み立てることができ、保持構造を容易に形成することができ、なおかつ物品保持部分の幅の長い、物品保持用の梱包材とその組立方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、平板矩形状のシート部材から形成され、梱包される物品の一部を当接させて物品を保持する物品保持用の梱包材であって、
所定間隔を隔てて互いに対向する一対の側壁と、
前記一対の側壁間を繋ぐ、物品が載置される平面部と、
前記平面部に隣接して、前記一対の側壁間に跨って一方の側壁から他方の側壁に向けて斜めに立ち上がる物品保持構造と、を有し、
前記シート部材には、前記一対の側壁間に跨って前記側壁、前記物品保持構造及び前記平面部を形成するための切り込みと、前記切り込みに直交する複数の折り目が設けられ、
前記物品保持構造は、前記一方の側壁の下方部位にある折り目を谷折りして下端部とし、前記他方の側壁にある折り目の延長線上で山折りして上端部とし、
前記平面部は、前記一方の側壁の、前記物品保持構造の下端部よりも上方にある折り目を谷折りし、前記他方の側壁にある折り目を谷折りして成り、
前記平面部より上方に位置する前記物品保持構造の端面が、前記平面部に載置された物品の一部に当接して物品保持部分となる。
【0008】
また、本発明は、平板矩形状のシート部材から形成され、梱包される物品の一部を当接させて物品を保持する物品保持用の梱包材の組立方法であって、
前記梱包材は、
所定間隔を隔てて互いに対向する一対の側壁と、
前記一対の側壁間を繋ぐ、物品が載置される平面部と、
前記平面部に隣接して、前記一対の側壁間に跨って一方の側壁から他方の側壁に向けて斜めに立ち上がる物品保持構造と、を有し、
前記シート部材に、前記一対の側壁間に跨って前記側壁、前記物品保持構造及び前記平面部を形成するための切り込みと、前記切り込みに直交する複数の折り目を設け、
前記物品保持構造は、前記一方の側壁の下方部位にある折り目を谷折りして下端部とし、前記他方の側壁にある折り目の延長線上で山折りして上端部と成るように形成し、
前記平面部は、前記一方の側壁の、前記物品保持構造の下端部よりも上方にある折り目を谷折りし、前記他方の側壁にある折り目を谷折りして形成し、
前記平面部より上方に位置する前記物品保持構造の端面が、前記平面部に載置された物品の一部に当接して物品保持部分となるように組み立てる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、斜めに立ち上がらせる保持構造を形成するための折り曲げ箇所を少なくでき、また、折り曲げ向きを、側壁を形成するための折り曲げ向きと同じ向きとして、折り曲げる際に梱包材を裏返したり裏から押し上げたりする必要がなくなり、作業性が高まる。また、物品保持部分の長いものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明の一実施形態に係る物品保持用の梱包材の斜視図。
【
図2】上記梱包材の組立て前のシート部材の展開図。
【
図6】上記梱包材と他の従来品との比較を示す側面図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の一実施形態に係る物品保持用の梱包材とその組立方法について図面を参照して説明する。
図1は物品保持用の梱包材1を示す。梱包材1は、梱包箱に梱包される物品、例えば携帯無線機等の一部を当接させて物品を保持するものであり、段ボール等で成る平板矩形状のシート部材2から形成される。シート部材2は、所定寸法に裁断され、かつ所定の切り込み、折り目となる罫線、ミシン目等の加工を施された状態から所定の手順で組み立てられる。梱包材1は、梱包箱に容易に収納し得るように全体外形が直方体形状に構成されることが望ましい。
【0012】
梱包材1は、所定の間隔を隔てて互いに対向する一対の側壁21,22と、一方の側壁21(又は22)から他方の側壁22(又は21)に向けて斜めに立ち上がる物品保持構造23,24と、一対の側壁21,22間を繋ぎ物品載置面となる平面部25と、を有する。本実施形態では、側壁21,22は、その両外側に外壁26,27を有している。シート部材2には、一対の側壁21,22間に跨って、側壁21,22、物品保持構造23,24及び平面部25を形成するための切り込みと、この切り込みに直交する複数の折り目が設けられている。切り込みと折り目の詳細は、
図2において説明する。
【0013】
物品保持構造23,24は、平面部25に隣接して一対の側壁21,22間に跨って設けられる。物品保持構造23,24は、立ち上がり斜面を持ち、その端面23a,24aのうち平面部25よりも上方に位置する範囲が、平面部25に載置された物品の一部(側面)に当接して物品保持部分となる。一対の側壁21,22と物品保持構造23,24と平面部25とで囲まれた空間が、物品を収納する収納スペースSとなる。平面部25は、側壁21,22の下端よりも高い位置にあることで、物品を浮かせた状態で保持できる。
【0014】
本実施形態では、物品保持構造23,24は、平面視で平面部25を挟んで
図1の前方側と後方側にそれぞれ設けられ、それらの立ち上がり斜面が互い違いになるように形成されている。物品保持構造23,24の立ち上がり斜面の(内側)端面23a,24aのうち、平面部25よりも上方に位置する領域が物品保持部分となり、これは平面視で対角位置に配置されている。この構成により、平面部25に載置された物品の回り止めを図ることができる。
【0015】
物品保持構造23(24)は、一方の側壁21(22)の下方部位にある折り目33(34)を谷折りして下端部とし、他方の側壁22(21)の上端となる折り目32(31)の延長線上で山折り32a(31a)して上端部としている。平面部25は、一方の側壁21(22)の、物品保持構造23(24)の下端部よりも上方にある折り目35(36)を谷折りし、他方の側壁22(21)にある折り目36(35)を谷折りして成る。
【0016】
本実施形態では、一対の側壁21,22は、各上端部が折り目31,32となり、それぞれ山折りされて両外側に外壁26,27を有し、この外壁26,27の下端は側壁21,22の下端よりも下方に伸びて梱包材1の脚となっている。
【0017】
図2は、梱包材1の組立て前のシート部材2を示す。シート部材2として段ボールを用いた場合の目の方向は、
図2における左右方向とする。シート部材2には、一対の側壁21,22、物品保持構造23,24、平面部25、及び外壁26,27となる各領域が設けられている。側壁21,22及び物品保持構造23,24は、平面部25の中心に対して点対称的に配置されている。外壁26,27は、一対の側壁21,22の左右両側に位置する。これら各領域を区画するために、複数の切り込み2c,2dと折り目31~36が設けられている。
【0018】
切り込み2c,2dは、
図2におけるシート部材2の上下二辺2a,2aと略平行に該二辺2a,2aから物品保持構造23,24の幅相当分だけ内側に、側壁21,22間に跨って設けられている。本実施形態では、立ち上がり(又は立ち下り)斜面とされる物品保持構造23,24の一方の(内側)端面23a,24aは、切り込み2c,2dで形成されるが、他方の端面は、シート部材2の二辺2a,2aそのものを利用している。このため、1つの物品保持構造23(24)を形成するための切り込み2c(2d)は1本でよく、作業性が良い。
【0019】
折り目31~36は、いずれもシート部材2の二辺2a,2aに直交する二辺2b,2bと略平行、すなわち切り込み2c,2dに直交する方向に設けられている。折り目31,32は、一対の側壁21,22の上端となる部分で山折りされ、これらの延長線上が物品保持構造23,24の上端となる山折り31a,32aとなる。折り目33,34は、側壁21,22の下端つまり物品保持構造23,24の下端となる部分であり谷折りされる。折り目35,36は、平面部25を形成するために谷折りされる部分であり、それぞれ折り目33,34よりも
図2の左右方向に離れた位置に設けられている。
【0020】
図3は梱包材1を組み立てる要領を示し、
図4は梱包材1の組み立て完成状態を示す。まず、シート部材2の
図3の〇で囲んだA,B部、すなわち、側壁21,22の下方部位にある2つの折り目33,34を同時に谷折りする。折り目33,34は、押し形成の罫線で成る。折り目33,34の谷折りにより、物品保持構造23,24の下端部が形成され、併せて平面部25の折り目35,36の谷折りが形成される。人が作業する場合、両手で梱包材1のA,B部を持ちつつ谷折りすればよい。そして、折り曲げ箇所が1辺当たり1箇所だけとなるので、組立工数が削減でき、また、折り曲げの向きが他の箇所と同一であるので、作業が容易である。
【0021】
次に、シート部材2の2個所の折り目31,32とその延長線上にある山折り31a,32a部を山折りする。折り目31,32はハーフカットで成り、山折り31a,32a部は二重罫線で成る。この折り目31,32及び山折り31a,32a部での山折りにより、側壁21,22と外壁26,27及び物品保持構造23,24のそれぞれの上端部が形成される。
【0022】
こうして、
図4に示すような梱包材1を組み立てることができ、従って、斜めに立ち上がらせる物品保持構造23,24を形成するための折り曲げ箇所を少なくでき、また、折り曲げ向きを、側壁21,22を形成するための折り曲げ向きと同じ向きとして、折り曲げる際にシート部材2を裏返したり裏から押し上げたりする必要がなく、作業性が高まる。具体的には、谷折り構造を一部加工するだけで簡単に物品保持構造23,24を組み立てられる優れた作業性、さらには広い物品保持構造23,24を形成できる利点が得られ、また、段ボール等のシート部材2のみで梱包材1を形成しているので、リサイクル性に優れている。
【0023】
図5は実施形態(本発明)の梱包材1と従来品(特許文献1)との比較を示す図である。梱包材1の平面部25に物品P(二点鎖線で示す)を載置した状態を示している。従来品の保持構造5Pは、斜めに立ち上がらせる途中に最下端となる折り目(54)を有している構成のため、保持構造5Pによる物品保持部分は、長さL2となる。一方、実施形態の物品保持構造23による物品保持部分は、長さL1となり、従来品より長く広くなり、物品保持は安定する。
【0024】
図6は実施形態(本発明)の梱包材1と他の従来品との比較を示す図である。この従来品の保持構造5Pは、斜めに立ち上がらせる途中に最下端となる折り目を持たないようにした場合の形であるが、それに伴い保持構造5Pの最下端は側壁21より外側にはみ出してしまい、不具合である。このような構成になる理由を
図7、
図8を用いて以下説明する。
【0025】
図7は実施形態の梱包材1の展開状態の平面寸法(図示の左右方向の長さ)を示し、
図8は同梱包材1の組立状態の側面寸法を示す。ここに、
物品保持構造24の下端となる折り目34と、平面部25の側壁22との折り目36との間の長さをa、
平面部25の長さをb、
側壁21の上端となる折り目31と、側壁21の平面部25との折り目35との間の長さをcとすると、
物品保持構造24の長さは、b+c-aとなり、組立状態では
図8に示す関係となる。ここに、ピタゴラスの定理により、aが小さい値になると、途中に折り目なしとした物品保持構造24は、
図6の従来品の保持構造5Pのように最下端が側壁21より外側にはみ出してしまうことになる。
【0026】
上記事項と関連して、特許文献1との相違点としての本発明の特徴は、
図2における折り目35の上延長部の領域(※印)及び折り目36の下延長部の領域(※印)に折り目を設けていないことである。すなわち、特許文献1(特に
図6)に記載の段ボールには、折り目(55)が設けられており、折り目(55)は折り目(5b)を折り曲げる際に同時に折り曲げるので、折り目(54)は別途折り曲げる必要がある。それに対し、本発明では、折り目(55)に相当する折り目がないため、折り目(5b)に相当する箇所を折り曲げる際に同時に折り目(54)に相当する箇所を折り曲げることができ、工数を削減することができる。
【0027】
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、種々の変形が可能である。例えば、物品保持構造23,24は、必ずしも立ち上がり斜面が互い違いに形成される必要はなく、立ち上がり斜面が同じ向きに設けられているものであっても構わない。また、例えば、側壁21,22の下端が物品保持構造23,24の下端位置まで伸びていれば、外壁26,27は、その下端が側壁21,22の下端よりも下方にまで伸びていなくてもよい。
【符号の説明】
【0028】
1 梱包材
2 シート部材
2a 上下二辺
2b 直交する二辺
2c,2d 切り込み
21,22 側壁
23,24 物品保持構造
23a,24a 端面
25 平面部
26,27 外壁
31,32 折り目
31a,32a 山折り(上端部)
33,34 折り目(下端部)
35,36 折り目
L1 物品保持部分の長さ
P 物品
S 収納スペース