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  • 特開-パネル搬送装置及びパネル設置方法 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023097927
(43)【公開日】2023-07-10
(54)【発明の名称】パネル搬送装置及びパネル設置方法
(51)【国際特許分類】
   E04G 21/16 20060101AFI20230703BHJP
   B66C 1/10 20060101ALI20230703BHJP
【FI】
E04G21/16
B66C1/10 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021214309
(22)【出願日】2021-12-28
(71)【出願人】
【識別番号】000166432
【氏名又は名称】戸田建設株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】000159272
【氏名又は名称】吉永機械株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001014
【氏名又は名称】弁理士法人東京アルパ特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】市村 元
(72)【発明者】
【氏名】山内 博史
(72)【発明者】
【氏名】重冨 修
(72)【発明者】
【氏名】斎藤 賢司
【テーマコード(参考)】
2E174
3F004
【Fターム(参考)】
2E174BA01
2E174CA03
2E174CA09
2E174CA16
2E174CA30
3F004EA27
3F004KA05
(57)【要約】
【課題】パネルをパネル取付位置に取り付ける取付作業にかかる作業時間を短縮する。
【解決手段】パネル搬送装置10は、揚重装置によって吊り上げられて複数のパネルを搬送する。パネル搬送装置10は、前記複数のパネルをそれぞれ吊り下げる複数の吊下部12a~12hと、前記複数の吊下部12a~12hを前後方向に移動させる前後移動機構14と、前記前後移動機構14の前方に位置し、前記複数のパネルのうちの一つを吊り下げる第二の吊下部13aと、前記第二の吊下部13aを上下方向に移動させる上下移動機構15aとを備える。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
揚重装置によって吊り上げられて複数のパネルを搬送するパネル搬送装置において、
前記複数のパネルをそれぞれ吊り下げる複数の吊下部と、
前記複数の吊下部を前後方向に移動させる前後移動機構と、
前記前後移動機構の前方に位置し、前記複数のパネルのうちの一つを吊り下げる第二の吊下部と、
前記第二の吊下部を上下方向に移動させる上下移動機構と
を備える、パネル搬送装置。
【請求項2】
前記揚重装置に吊り上げられた前記パネル搬送装置の姿勢を安定させる姿勢安定機構
を更に備える、請求項1のパネル搬送装置。
【請求項3】
揚重装置によって吊り上げられた請求項1又は2のパネル搬送装置の前記複数の吊下部それぞれに複数のパネルを吊り下げ、
前記パネル搬送装置を前記揚重装置によって移動させ、前記パネル搬送装置に吊り下げられた前記複数のパネルを建築物のパネル設置位置の近くに配置し、
前記前後移動機構及び前記上下移動機構によって、前記複数のパネルを一つずつ、前記パネル設置位置に移動させ、前記パネルを前記パネル設置位置に取り付ける、
パネル設置方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、揚重装置によって吊り上げられて複数のパネルを搬送するパネル搬送装置、及び、それを用いたパネル設置方法に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、揚重装置によって吊り上げられる吊荷の旋回を制御する吊荷旋回制御方法が開示されている。
特許文献2には、複数枚の外壁部材を安定して取付位置に供給する吊治具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2017-105627号公報
【特許文献2】特開平8-144530号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献2に記載された吊治具を用いると、一回のクレーン作業により複数の外壁部材を揚重することができるが、それぞれの外壁部材の取付位置に外壁部材を取り付けるたびに、クレーンにより吊治具を移動させる必要がある。また、外壁部材を取付位置に固定する際、すぐ後ろに次の外壁部材があるので、取付作業の邪魔になる場合がある。
本発明は、例えばこのような課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
パネル搬送装置は、揚重装置によって吊り上げられて複数のパネルを搬送する。パネル搬送装置は、前記複数のパネルをそれぞれ吊り下げる複数の吊下部と、前記複数の吊下部を前後方向に移動させる前後移動機構と、前記前後移動機構の前方に位置し、前記複数のパネルのうちの一つを吊り下げる第二の吊下部と、前記第二の吊下部を上下方向に移動させる上下移動機構とを備える。
パネル搬送装置は、前記揚重装置に吊り上げられた前記パネル搬送装置の姿勢を安定させる姿勢安定機構を更に備えてもよい。
パネル設置方法は、揚重装置によって吊り上げられた請求項1又は2のパネル搬送装置の前記複数の吊下部それぞれに複数のパネルを吊り下げ、前記パネル搬送装置を前記揚重装置によって移動させ、前記パネル搬送装置に吊り下げられた前記複数のパネルを建築物のパネル設置位置の近くに配置し、前記前後移動機構及び前記上下移動機構によって、前記複数のパネルを一つずつ、前記パネル設置位置に移動させ、前記パネルを前記パネル設置位置に取り付ける。
【発明の効果】
【0006】
前記パネル搬送装置及びパネル設置方法によれば、複数のパネルをまとめて揚重できるので、作業時間を短縮することができ、工期を削減できる。
パネル取付位置に取り付けるパネルを第二の吊下部で上下に移動させるので、上下方向にパネル取付位置が並んでいる場合、パネル搬送装置を揚重装置で移動させる必要がなく、作業時間を短縮することができ、工期を削減できる。
パネル取付位置に取り付けるパネル以外のパネルを後方に退避させるので、取付作業の邪魔になるのを防ぐことができる。
姿勢安定機構がパネル搬送装置の姿勢を安定化するので、複数のパネルをまとめて揚重しても、安全に取り付け作業をすることができる。
建築物に外部足場を設置する必要がないので、工期を削減し、コストを削減できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】パネル搬送装置の一例を示す平面図。
図2】パネル搬送装置の一例を示す正面図。
図3】パネル搬送装置の一例を示す右側面図。
図4】前後移動機構の一例を示す平面図。
図5】パネル搬送方法の一例を示すフローチャート。
図6】吊下工程の一例を示す正面図。
図7】前方移動工程の一例を示す正面図。
図8】付替工程の一例を示す右側面図。
図9】下方移動工程の一例を示す正面図。
図10】後方移動工程の一例を示す正面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1図3に示すとおり、パネル搬送装置10は、例えば、本体11と、八つの吊下部12a~12hと、二つの第二の吊下部13a,13bと、前後移動機構14と、二つの上下移動機構15a,15bと、姿勢安定機構16と、傾斜調整機構17(図6参照)とを有する。
【0009】
本体11は、例えば、枠部111と、四つの脚部112a~112dと、カウンタウェイト113と、二つのチェーンカバー114a,114bとを有する。
枠部111は、例えば、F-B方向に平行に延びる二つの横梁と、その間に架け渡されL-R方向に平行に延びる四つの縦梁とを有する枠状である。
脚部112a~112dは、枠部111からそれぞれD方向へ向けて延び、パネル搬送装置10を地上などに載置したとき、枠部111を支える。
チェーンカバー114aは、枠部111のB側に設けられ、後述する前後移動機構14の電動機42(図4参照)を覆っている。チェーンカバー114bは、枠部111のF側に設けられ、前後移動機構14のプーリー44(図4参照)を覆っている。
カウンタウェイト113は、パネル搬送装置10のL-R方向におけるバランスをとるため、枠部111のR側に設けられ、これにより、パネル搬送装置10のL側に寄った位置に設けられた前後移動機構14とのバランスをとる。
【0010】
吊下部12a~12hは、例えば建築物に取り付けられる外壁パネルなどのパネルを吊り下げる。それぞれの吊下部12a~12hがパネル(例えば、図6に示すパネル91a~91h)を一枚ずつ吊り下げる。吊下部12a~12hは、それぞれ、例えば、フック21と、ローラ22と、係合部23とを有する。
フック21には、パネルに巻き付けたワイヤロープ(例えば、図6に示すワイヤロープ93a~93h)などを玉掛けするなどして、パネルを吊り下げる。
ローラ22は、後述する前後移動機構14のレール43の上に載り、吊下部12a~12hがF-B方向に移動できるよう支持している。
係合部23は、後述する前後移動機構14のチェーン41と係合して、チェーン41の動きを吊下部12a~12hに伝達し、吊下部12a~12hをF-R方向に移動させる。
【0011】
第二の吊下部13a,13bは、二つで一枚のパネル(例えば、図8に示すパネル91h)を吊り下げる。吊下部13a,13bは、それぞれ、例えば、フック31を有する。
フック31には、パネルに巻き付けたワイヤロープ(例えば、図8に示すワイヤロープ93i,93j)などを玉掛けするなどして、パネルを吊り下げる。
【0012】
前後移動機構14は、例えば無線による操作にしたがって、吊下部12a~12hをF-B方向に移動させる。図4に示すとおり、前後移動機構14は、例えば、チェーン41と、電動機42と、レール43と、歯車44とを有する。
歯車44は、チェーンカバー114bのなかに設けられ、U-D方向に平行な軸を中心として回転できる。
電動機42は、チェーンカバー114aのなかに設けられ、U-D方向に平行な軸を中心として回転する歯車を時計回り及び反時計回りに回転させる。
チェーン41は、環状の特殊チェーンであり、電動機42によって回転させられる歯車と歯車44との間に架け渡されている。電動機42が歯車を回転させることにより、チェーン41が動き、チェーン41に係合した吊下部12a~12hがF方向又はB方向に移動する。
【0013】
上下移動機構15aは、吊下部13aをU-D方向に移動させる。上下移動機構15bは、吊下部13bをU-D方向に移動させる。上下移動機構15a,15bは、例えば電動チェーンブロックである。上下移動機構15a,15bは、それぞれ、例えば、電動機51と、押しボタンスイッチ52とを有する。作業員が押しボタンスイッチ52を操作することにより、電動機51が作動し、これにより、吊下部13a,13bがU方向又はD方向に移動する。
【0014】
姿勢安定機構16は、例えば特許文献1に記載された吊荷装置であり、パネル搬送装置10がクレーンなどの揚重装置に吊り上げられたとき、パネル搬送装置10の姿勢を安定させ、風圧や遠心力などによりパネル搬送装置10の向きが変化しないようにする。
【0015】
図6に示すとおり、傾斜調整機構17は、例えば電動ブロックチェーンであり、姿勢安定機構16のF側に固定されたワイヤロープ18cと、クレーンなどの揚重装置80のフック81に玉掛けされたワイヤロープ18bとの間に介在している。一方、姿勢安定機構16のB側には、ワイヤロープ18aが固定され、フック81に玉掛けされている。傾斜調整機構17を作動させることにより、ワイヤロープ18b・傾斜調整機構17・ワイヤロープ18cからなる全体の長さを調整することができ、ワイヤロープ18aとのバランスをとることにより、パネル搬送装置10のF-B方向の傾きを調整して、パネル搬送装置10を水平に保つ。
【0016】
次に、上述したパネル搬送装置10を使用して、建設中の建築物に外壁パネルなどのパネルを取り付けるパネル設置方法について説明する。
【0017】
図5に示すとおり、パネル設置方法は、例えば、吊下工程S1と、揚重工程S2と、前方移動工程S3と、付替工程S4と、下方移動工程S5と、後方移動工程S6と、取付工程S7とを有する。
【0018】
初めに、吊下工程S1において、図6に示すように、パネル搬送装置10を揚重装置80で吊り上げて、パネル91a~91hの上方にパネル搬送装置10を移動させる。パネル91a~91hは、例えば搬入車両の荷台に積まれたものであってもよいし、搬入車両から荷下ろしして地上などに仮置きされたものであってもよい。パネル91a~91hの間には、緩衝材92a~92gがそれぞれ配置されている。
そして、パネル91a~91hそれぞれにワイヤロープ93a~93hを巻き付けるなどして固定し、そのワイヤロープ93a~93hを吊下部12a~12hのフック21に玉掛けする。このとき、吊下部12a~12hは、前後移動機構14によってB側に寄った位置に等間隔に配置されている。
【0019】
次に、揚重工程S2において、揚重装置80でパネル搬送装置10を吊り上げて、建設中の建築物の外壁など、パネル91a~91hを設置すべきパネル設置位置の近くに移動させる。このとき、パネル搬送装置10全体の姿勢は、姿勢安定機構16によって安定化されている。また、パネル91a~91hの間に緩衝材92a~92gが配置されているので、パネル91a~91hの向きがばらばらになることなく、全体として一体的に搬送される。
【0020】
その後、前方移動工程S3において、図7に示すように、前後移動機構14により、吊下部12a~12hをF方向に移動させ、パネル91a~91hを吊り下げた吊下部12a~12hのうち一番F側にある吊下部(すなわち、吊下部12h)を付替位置Pに位置付ける。なお、前後移動機構14は、パネルを吊り下げた吊下部12a~12hが付替位置Pを超えてF側に移動しないようにする安全装置を有していてもよい。
【0021】
次に、付替工程S4において、図8に示すように、付替位置Pに位置付けられた吊下部(12h)に吊り下げられたパネル(91h)を吊下部13a,13bに付け替える。
例えば、作業員がワイヤロープ93iをパネル91hに巻き付けるなどして固定し、吊下部13aのフック31に玉掛けする。同様に、例えば、別の作業員がワイヤロープ93jをパネル91hに巻き付けるなどして固定し、吊下部13bのフック31に玉掛けする。そして、押しボタンスイッチ52を操作して上下移動機構15a,15bを作動させ、吊下部13a,13bを少しだけU方向に移動させることにより、ワイヤロープ93hにかかっている荷重を開放し、ワイヤロープ93hを吊下部12hのフック21から取り外す。
【0022】
その後、下方移動工程S5において、図9に示すように、押しボタンスイッチ52を操作して上下移動機構15a,15bを作動させ、吊下部13a,13bをD方向に移動させ、吊下部13a,13bに吊り下げられたパネル(91h)を取り付けるべきパネル取付位置のすぐ近くに移動させる。
【0023】
次に、後方移動工程S6において、図10に示すように、前後移動機構14により、吊下部12a~12hをB方向に移動させる。これにより、吊下部13a,13bに吊り下げられたパネルの取り付け作業の邪魔になるのを防ぐ。なお、前後移動機構14は、吊下部12a~12hが退避位置Qを超えてB側に移動しないようにする安全装置を有していてもよい。
【0024】
その後、取付工程S7において、吊下部13a,13bに吊り下げられたパネル(91h)を建築物に取り付ける。
例えば、押しボタンスイッチ52を操作して上下移動機構15a,15bを作動させ、吊下部13a,13bに吊り下げられたパネル(91h)をパネル取付位置に位置合わせする。上下移動機構15a,15bがそれぞれ独立して吊下部13a,13bをU-D方向に移動させることができるので、パネルをパネル取付位置に正確に位置合わせすることができる。そして、高所作業車のバケットに載った作業員がパネルをパネル取付位置に固定する。
【0025】
取付工程S7が終わったのち、吊下部12a~12hに吊り下げられたパネルがまだ残っていれば、前方移動工程S3に戻り、次のパネルを建築物に取り付ける。
例えば、吊下部12hに吊り下げられたパネル91hの取り付けが完了し、残りの吊下部12a~12gにまだパネル91a~91gが吊下げられている場合、前方移動工程S3で、パネルが吊下げられていない吊下部12hは付替位置Pを通り過ぎ、パネル91gが吊下げられた吊下部12gが付替位置Pに位置付られける。そして、付替工程S4で、吊下部12gに吊り下げられたパネル91gを吊下部13a,13bに付け替え、下方移動工程S5、後方移動工程S6を経て、取付工程S7で、パネル91gをパネル取付位置に取り付ける。
これをパネルがなくなるまで繰り返してパネルを建築物に一枚ずつ取り付けたのち、更に取り付けるべきパネルがあれば、吊下工程S1に戻り、次のパネルを揚重して建築物に取り付ける。
【0026】
このように、複数のパネルをまとめて揚重できるので、作業時間を短縮することができ、工期を削減できる。
パネル取付位置に取り付けるパネルを第二の吊下部で上下に移動させるので、上下方向にパネル取付位置が並んでいる場合、パネル搬送装置を揚重装置で移動させる必要がなく、作業時間を短縮することができ、工期を削減できる。
パネル取付位置に取り付けるパネル以外のパネルを後方に退避させるので、取付作業の邪魔になるのを防ぐことができる。
姿勢安定機構がパネル搬送装置の姿勢を安定化するので、複数のパネルをまとめて揚重しても、安全に取り付け作業をすることができる。
建築物に外部足場を設置する必要がないので、工期を削減し、コストを削減できる。
【0027】
外装パネルは1枚1枚は例えば50kg程度と軽いため、連続して施工することにより、施工効率を大巾に向上させることができる。特殊チェーンをロータリ回転させながら例えば10枚程度吊った状態で1枚1枚取り付けることができる。吊荷のバランス機能としては電動チェーンブロックを採用し、姿勢安定機構との相乗効果で、安全かつ高効率な施工が可能となる。
【0028】
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例である。本発明は、これに限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲によって定義される範囲から逸脱することなく様々に修正し、変更し、追加し、又は除去したものを含む。これは、以上の説明から当業者に容易に理解することができる。
【符号の説明】
【0029】
10 パネル搬送装置、11 本体、12a~12h,13a,13b 吊下部、14 前後移動機構、15a,15b 上下移動機構、16 姿勢安定機構、17 傾斜調整機構、18a~18c,93a~93j ワイヤロープ、80 揚重装置、21,31,81 フック、91a~91h パネル、92a~92g 緩衝材、111 枠部、112a~112d 脚部、113 カウンタウェイト、114a,114b チェーンカバー、22 ローラ、23 係合部、41 チェーン、42 電動機、43 レール、44 歯車、51 電動機、52 押しボタンスイッチ、P 付替位置、Q 退避位置、S1 吊下工程、S2 揚重工程、S3 前方移動工程、S4 付替工程、S5 下方移動工程、S6 後方移動工程、S7 取付工程。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10