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特開2023-9837放熱ネット及びその放熱ネットが設置されたベイパーチャンバー
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  • 特開-放熱ネット及びその放熱ネットが設置されたベイパーチャンバー 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023009837
(43)【公開日】2023-01-20
(54)【発明の名称】放熱ネット及びその放熱ネットが設置されたベイパーチャンバー
(51)【国際特許分類】
   F28D 15/04 20060101AFI20230113BHJP
   F28D 15/02 20060101ALI20230113BHJP
   H01L 23/427 20060101ALI20230113BHJP
   H05K 7/20 20060101ALI20230113BHJP
【FI】
F28D15/04 C
F28D15/02 101G
F28D15/02 L
F28D15/02 101H
H01L23/46 B
H05K7/20 Q
【審査請求】有
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021113445
(22)【出願日】2021-07-08
(71)【出願人】
【識別番号】505406659
【氏名又は名称】陳 明正
(74)【代理人】
【識別番号】110001151
【氏名又は名称】あいわ弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】陳 明正
【テーマコード(参考)】
5E322
5F136
【Fターム(参考)】
5E322AA03
5E322DB06
5E322FA04
5F136CC14
(57)【要約】
【課題】スピーディに外へ熱を伝導し、放熱効率を高める放熱ネットが設置されたベイパーチャンバーを提供すること。
【解決手段】底板31と蓋カバー33の間に形成され、放熱ネット32が設置される納置エリア、及び、納置エリア内に注入される作動液を含み、放熱ネット32は底網部を有し、底網部は、複数の互いに交錯する金属線材、および金属線材間に形成された複数の空隙を有し、平らに配置され、放熱ネット32の底網部には複数の伝導ユニット322が形成され、各伝導ユニット322は、平らに配置された部分から突出する凸出エリア3221、凸出エリア3221で囲まれた凹陥エリア3222、および凸出エリア3221と凹陥エリア3222間に形成された傾斜帯を有し、放熱ネット32が納置エリア内に設置された時、凸出エリア3221と底板31の間には微小間隙が形成される。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
放熱ネットが設置されたベイパーチャンバーにおいて、
前記ベイパーチャンバーは、前記放熱ネットを設置する底板、前記底板と相互に嵌合される蓋カバー、前記底板と前記蓋カバーの間に形成され、且つ前記放熱ネットが設置される納置エリア、及び、前記納置エリア内に注入される作動液を含み、
前記放熱ネットは底網部を有し、前記底網部は、複数の互いに交錯する金属線材、および前記複数の金属線材間に形成された複数の空隙を有し、平らに配置され、
前記放熱ネットの底網部には複数の伝導ユニットが成形され、前記各伝導ユニットは、平らに配置された部分から突出する凸出エリア、前記凸出エリアで囲まれた凹陥エリア、および前記凸出エリアと前記凹陥エリア間に形成された傾斜帯を有し、前記放熱ネットが前記納置エリア内に設置された時、前記凸出エリアと前記底板の間には微小間隙が形成されることを特徴とする放熱ネットが設置されたベイパーチャンバー。
【請求項2】
前記各伝導ユニットの凸出エリアは、前記凹陥エリアが菱形状で設置されるように、菱形に囲むことを特徴とする請求項1に記載の放熱ネットが設置されたベイパーチャンバー。
【請求項3】
放熱ネットが設置されたベイパーチャンバーにおいて、
前記ベイパーチャンバーは、前記放熱ネットを設置する底板、前記底板と相互に嵌合する蓋カバー、前記底板と前記蓋カバーの間に形成され、且つ前記放熱ネットが設置される納置エリア、及び、前記納置エリア内に注入される作動液を含み、
前記放熱ネットは底網部を有し、前記底網部は、複数の互いに交錯する金属線材、および前記複数の金属線材間に形成された複数の空隙を含んで、平らに配置され、
前記放熱ネットの底網部には複数の伝導ユニットが成形され、前記各伝導ユニットは平らに配置された部分から突出する凸出エリア、前記凸出エリアと隣接する凹陥エリア、および前記凸出エリアと前記凹陥エリア間に形成された傾斜帯を有し、前記放熱ネットが前記納置エリア内に設置された時、前記凸出エリアと前記底板の間には微小間隙が形成されることを特徴とする放熱ネットが設置されたベイパーチャンバー。
【請求項4】
前記放熱ネットは、間隔を開けて設置された複数の伝導部を有し、各伝導部は複数の伝導ユニットが配列して構成されることを特徴とする請求項1~請求項3の何れか一つに記載の放熱ネットが設置されたベイパーチャンバー。
【請求項5】
ベイパーチャンバー内に設置される放熱ネットであって、
前記ベイパーチャンバーの底板に平らに配置される底網部を有し、前記底網部は、複数の互いに交錯する金属線材、および前記複数の金属線材間に形成された複数の空隙を有し、
前記底網部には、複数の伝導ユニットが成形され、前記各伝導ユニットは、前記平らに配置された部分から突出する凸出エリア、前記凸出エリアで囲まれた凹陥エリア、および前記凸出エリアと前記凹陥エリア間に形成された傾斜帯を有し、
前記放熱ネットが前記ベイパーチャンバー内に設置された時、前記凸出エリアと前記底板の間には隙間が形成されることを特徴とする放熱ネット。
【請求項6】
前記各伝導ユニットの凸出エリアは、前記凹陥エリアが菱形状で設置されるように、菱形に囲むことを特徴とする請求項5に記載の放熱ネット。
【請求項7】
ベイパーチャンバー内に設置される放熱ネットであって、
前記ベイパーチャンバーの底板に平らに配置される底網部を有し、前記底網部は、複数の互いに交錯する金属線材、および前記複数の金属線材間に形成された複数の空隙を有し、
前記底網部には、複数の伝導ユニットが成形され、前記各伝導ユニットは、前記平らに配置された部分から突出する凸出エリア、前記凸出エリアと隣接する凹陥エリア、および前記凸出エリアと前記凹陥エリア間に形成された傾斜帯を有し、
前記放熱ネットが前記ベイパーチャンバー内に設置された時、前記凸出エリアと前記底板の間には隙間が形成されることを特徴とする放熱ネット。
【請求項8】
前記放熱ネットは、間隔を開けて設置された複数の伝導部を有し、各伝導部は、複数の伝導ユニットが配列して構成される請求項5~請求項7の何れか一つに記載の放熱ネット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スピーディに放熱する放熱ネットが設置されたベイパーチャンバーに関する。
【背景技術】
【0002】
ここ数年、電子製品の発展は目覚ましく、特に電子製品に使用される電子部材の機能は高速化、軽量薄型化している。高速化、高作業化効率および小型化へのニーズと同時に、電子部材の体積は更に小さく、更に強力な機能を備えており、その演算パフォーマンスへのニーズは益々高くなり、これに伴って電子部材の発熱量もまた益々高くなっている。
このように電子製品の発熱密度も高くなっているが、電子製品の外観全体が小型化されており、複数の電子部材の設置スペースは限られ、極度に圧縮されている。
また、複数の電子部材が稼働している時、仮に熱量が外に放出できない場合、電子部材は過熱で壊れ、予定のパフォーマンスが実行できないため、改良が必要である。
【0003】
図1図1Aおよび図2に示すように、公知のベイパーチャンバー1は、底板11、底板11上に設置する放熱ネット12、底板11と相互に嵌合する蓋カバー13、および底板11と蓋カバー13の間に形成され、且つ作動液14を充填する納置エリアaを含み、納置エリアaに放熱ネット12が設置される。
放熱ネット12は複数の金属線材121を有し、規則正しく相互交錯し、複数の金属線材121間には複数の空隙122が形成される。また放熱ネット12はホットプレス方式で底板11上に結合され、且つ放熱ネット12は設置位置とベイパーチャンバー1形態に合わせて裁断することできる。
ベイパーチャンバー1は、高熱を発する電子製品(図未提示)上に面接触方式で設置すると、内部に充填されている作動液14が熱を吸収して気化し、熱伝導運動を行う。放熱ネット12の複数の空隙122と複数の金属線材121に沿って、作動液14が高温箇所から低温箇所へ移動して放熱を行い、電子製品を有効に正常運転させる。
【0004】
しかし、放熱ネット12をホットプレス方式で底板11上に固定する時、放熱ネット12の金属線材121がホットプレス過程で変形してしまい、ひどい時には一部が底板11上に粘着し、放熱ネット12の毛細管現象を悪化させ、更には作動液14の伝導ルートが明らかでなくなったり、阻害され、放熱効率を下げる。
そして、作動液14が熱量を吸収して即座に気化した後、その気化した作動液14は放熱ネット12の毛細管現象を利用して低温箇所へ移動し外へ熱を伝導するが、作動液14が熱伝導過程において、放熱ネット12の変形の影響を受け、熱がスピーディに伝達しないため、改善が必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、スピーディに外へ熱を伝導し、放熱効率を高める放熱ネット及びその放熱ネットが設置されたベイパーチャンバーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の放熱ネットが設置されたベイパーチャンバーは、前記放熱ネットを設置する底板、前記底板と相互に嵌合される蓋カバー、前記底板と前記蓋カバーの間に形成され、且つ前記放熱ネットが設置される納置エリア、及び、前記納置エリア内に注入される作動液を含み、前記放熱ネットは底網部を有し、前記底網部は、複数の互いに交錯する金属線材、および前記複数の金属線材間に形成された複数の空隙を有し、平らに配置され、前記放熱ネットの底網部には複数の伝導ユニットが成形され、前記各伝導ユニットは、平らに配置された部分から突出する凸出エリア、前記凸出エリアに囲まれた凹陥エリア、および前記凸出エリアと前記凹陥エリア間に形成された傾斜帯を有し、前記放熱ネットが前記納置エリア内に設置された時、前記凸出エリアと前記底板の間には微小間隙が形成される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、放熱ネットを底板に設置すると、凹陥エリアと傾斜帯の設置によって、底網部が底板に過度に接したり、付着したりするのを有効に回避すると同時に、放熱ネットの毛細管現象を改善し、更に凸出エリアと底板の間に発生する微小間隙の空間により、作動液の伝導を加速し、作動液が放熱伝導作業を行う時、毛細管現象によってスピーディに外向きに伝導し、同時に作動液の逆流抵抗と凝結力を下げ、更に作動液が外への誘導過程で中断されるのを回避し、放熱効率を更に向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】公知のベイパーチャンバーの一部を破断した平面図である。
図1A図1の1A部の拡大図である。
図2図1AのA-A断面図である。
図3】本発明の第一実施例を示す放熱ネットが設置されたベイパーチャンバーの一部を破断した平面図である。
図3A図3の3A部の拡大図である。
図4図3のB-B断面図である。
図5】本発明の第一実施例を示す放熱ネットが設置されたベイパーチャンバーの別の形態の平面図である。
図6】本発明の第二実施例を示す放熱ネットが設置されたベイパーチャンバーの一部を破断した平面図である。
図6A図6の6A部の拡大図である。
図7図6のC-C断面図である。
図8】本発明の第一実施例に係る伝導ユニットの拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、実施例に限定されないことはいうまでもない。
【0010】
(第一実施例)
図3図4に示すように、本実施例において、ベイパーチャンバー3は、放熱ネット32を設置する底板31、底板31と相互に嵌合する蓋カバー33、および底板31と蓋カバー33の間に形成され、且つ放熱ネット32が収納される納置エリアb、更に納置エリアb内に注入する作動液34を含む。
底板31と蓋カバー33が連接されて嵌合され、納置エリアbに真空処理が施される。
【0011】
放熱ネット32は、底網部321、および底網部321に形成された複数の伝導ユニット322を有する。
底網部321は、複数の互いに交錯する金属線材3211、および複数の金属線材3211間に形成された複数の空隙3212を有し、基本的に平らに配置される。
各伝導ユニット322は、平らに配置された部分から突出する凸出エリア3221、凸出エリア3221で囲まれた凹陥エリア3222、および凸出エリア3221と凹陥エリア3222間に形成されて両者を連結する傾斜帯3223を有し、図4の断面図に示すとおり、放熱ネット32は凸出エリア3221、凹陥エリア3222と傾斜帯3223の設置によって全体的に高低差のある波形が形成される。
【0012】
図8に示すとおり、本実施例において、各伝導ユニット322の凸出エリア3221は菱形に形成され、凹陥エリア3222を菱形状に囲んでいる。
図4に示すように、放熱ネット32が納置エリアb内に設置された時、凸出エリア3221と底板31の間には微小間隙cが形成されるため、底板31との間に過度に密着した形態は形成されない。
【0013】
図5に示すとおり、放熱ネット32には間隔を開けて設置された複数の伝導部323が形成されることがある。各伝導部323は、複数の伝導ユニット322が配列して構成される。複数の伝導ユニット322は、放熱のニーズに応じて、異なる熱量を外に向けて排出できるように、放熱ネット32の底網部321の異なる位置に、適した形状で設置される。
更に、放熱ネット32はベイパーチャンバー3の形態に応じて適宜切断できる。
【0014】
本実施例において、複数の金属線材3211は導熱係数の高い線材を採用する。そのため、放熱ネット32がホットプレス方式で底板31と蓋カバー33間の納置エリアb内に結合されると、凹陥エリア3222と傾斜帯3223によって底板31に当接され、底網部321が適度に支持されるため、放熱ネット32がホットプレスの重力を受けた時、剛性が反発する回復作用を形成し、ホットプレスによって発生する加圧重力を適宜妨げることができる。
このようにして放熱ネット32の金属線材3211はホットプレス過程においても過度な変形に依って底板31上に付着する状況が起こらない。
【0015】
図3図3Aおよび図4に示すとおり、使用時には、ベイパーチャンバー3を電子製品(図未提示)上に設置する。すなわち、底板31は、電子製品が大量の熱量を発生しやすい箇所に面接触方式で設置する。
電子製品が稼働し使用される時、電子製品の継続運転の過程において大量の熱が発生する。この時、ベイパーチャンバー3内に充填されている作動液34は、高温熱に接触し、吸熱して気化する。気化した作動液34は複数の金属線材3211と複数の空隙3212によって所在する高温箇所から低温箇所へ移動することで、熱伝導作業をスピーディに行い、同時に熱量を外に向けて放出する。
また、凹陥エリア3222と傾斜帯3223によって、底網部321が過度に押圧されて底板31上に付着するのを有効に回避し、更に放熱ネット32の毛細現象を改善する。
【0016】
この他、凸出エリア3221と底板31間には微小間隙cを有するため、気化した作動液34をスピーディに伝導でき、作動液34の伝導ルートを拡充することに加え、放熱空間が圧縮されることなく十分に足り、且つ作動液34が外向きの伝導ルートを通り、阻止されることがない。
その後、気化した作動液34は更に低温箇所で液体に凝結し高温箇所へ戻る。
このように繰り返し循環することで、高温熱量を吸収する作動液34が元の場所で過度に集中するのを防止するだけでなく、高温熱量の凝集を避け、且つ逆流抵抗と作動液34の凝結力を有効に下げ、更に低温箇所の作動液34を高温箇所へ戻す流れを有効に加速し、それによって電子製品を冷却し、電子製品が過熱によって動作しなくなる問題を回避し、更に放熱効率を有効に高める。
【0017】
(第二実施例)
図6図6Aおよび図7は、本発明の第二実施例を示す。
第二実施例において、第一実施例と共通する部分については詳細に説明しない。
本実施例では特に、凹陥エリア3222が凸出エリア3221に隣接して設置され、複数の伝導ユニット322が配列されて伝導部323を形成する。
凹陥エリア3222と凸出エリア3221間の配置関係を実際の必要に応じて変化させることができ、更に放熱効率を向上させる。
例えば、複数の伝導部323を間隔をあけて設置することができる。
【0018】
上述のとおり、本発明の放熱ネットが設置されたベイパーチャンバーは、放熱ネットが伝導ユニット322を有し、伝導ユニット322の凹陥エリアと傾斜帯を利用して、底網部が底板で変形したり付着したりすることなく、支持することで、放熱ネットの毛細管現象を改善する。
また、凸出エリアと底板の間に微小間隙を形成することで、放熱ネットとベイパーチャンバーの底板間の放熱空間が圧縮されることなく十分に保持され、同時に作動液の伝導ルートを広げ、作動液の伝導ルートを分断されることがない。
故に、作動液が放熱伝導を行う時、高温熱量を吸収する作動液が元の場所で過度に集中するのを回避する他に、逆流抵抗と作動液の凝結力を有効に下げ、更に熱伝導を加速し、放熱効率を向上させる。
【0019】
以上は、本発明の良好な実施例の説明であり、本発明の権利範囲を制限するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない変化と修飾は、すべて本発明の権利範囲に属するものとする。
【符号の説明】
【0020】
(公知例)
1 ベイパーチャンバー
11 底板
12 放熱ネット
13 蓋カバー
14 作動液
121 金属線材
122 空隙
a 納置エリア
(本発明)
3 ベイパーチャンバー
31 底板
32 放熱ネット
33 蓋カバー
34 作動液
321 底網部
322 伝導ユニット
323 伝導部
3211 金属線材
3212 空隙
3221 凸出エリア
3222 凹陥エリア
3223 傾斜帯
b 納置エリア
c 微小間隙
図1
図1A
図2
図3
図3A
図4
図5
図6
図6A
図7
図8