(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023098512
(43)【公開日】2023-07-10
(54)【発明の名称】テレビ無放映時間活用タイムシフトシステムと方法
(51)【国際特許分類】
H04N 5/00 20110101AFI20230703BHJP
【FI】
H04N5/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021215318
(22)【出願日】2021-12-28
(71)【出願人】
【識別番号】000211569
【氏名又は名称】中松 義郎
(72)【発明者】
【氏名】中松 義郎
(57)【要約】 (修正有)
【課題】新聞、銀行、保険、金融操作などの情報をスマホやパソコンを使用しないでテレビの操作で提供及び受取りができるようにする次世代システム及び方法を提供する。
【解決手段】視聴者が寝ている深夜時間テレビ番組が停止している時間を活用し、新聞の記事及び写真(動画を含む)及び/又はその音声、録画した番組(地上波、衛星番組及びNHKプラスやTVerなどのネット配信番組を含む)等の情報を放送し過去番組記録装置付テレビ又は/及び過去番組記録装置の無いテレビに外付レコーダを着けたものとテレビリモコン、通信機器で構成したものを使用し、スマホやパソコンを使用しないでこれら情報を受ける又は/及び操作する。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
視聴者が寝ている深夜時間テレビ番組が停止している時間を活用し、新聞の記事及び写真(動画を含む)及び/又はその音声、録画した番組(地上波、衛星番組及びNHKプラスやTVerなどのネット配信番組を含む)等の情報を放送し過去番組記録装置付テレビ又は/及び過去番組記録装置の無いテレビに外付レコーダを着けたものとテレビリモコン、通信機器で構成したものを使用し、スマホやパソコンを使用しないでこれら情報を受ける又は/及び操作する事を特徴とする新聞テレビ等旧世代システムを合理化する次世代システム。
【請求項2】
視聴者が寝ている深夜時間テレビ番組が停止している時間を活用し、新聞の記事及び写真(動画を含む)及び/又はその音声、録画した番組(地上波、衛星番組及びNHKプラスやTVerなどのネット配信番組を含む)等の情報を放送し過去番組記録装置付テレビ又は/及び過去番組記録装置の無いテレビに外付レコーダを着けたものとテレビリモコン、通信機器で構成したものを使用し、スマホやパソコンを使用しないでこれら情報を受ける又は/及び操作する事を特徴とする新聞テレビ等旧世代システムを合理化する次世代方法。
【請求項3】
請求項1に於いて新聞を縦9横16の比率で編集する事を特徴とする新聞テレビ等旧世代システムを合理化する次世代方法。
。
【請求項4】
請求項1に於て、銀行、保険、金融操作などの情報を前記深夜時間テレビ番組停止時間に行う事を特徴とする新聞テレビ等旧世代システムを合理化する次世代方法。
【請求項5】
請求項1において、静脈認証装置を独立に又はリモコンに組込んで使用する事を特徴とする新聞テレビ等旧世代システムを合理化する次世代方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、次世代のテレビ情報提供方法、特に新聞情報、銀行、保険、金融操作に関する。
【背景技術】
【0002】
スマホやパソコンに押されて、今や新聞、テレビは時代遅れとなり、新聞の部数も減少し、テレビのCM収入も減少し、これら新聞テレビは、経営的に衰退し、非常に困っている。
銀行、保険、金融操作などの情報も、テレビでは操作できなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
新聞、テレビは時代遅れとなり、新聞の部数も減少し、テレビのCM収入も減少し、これら新聞、テレビは、経営的に衰退し、非常に困っている。
銀行、保険、金融操作などの情報も、スマホやパソコン操作での提供で、テレビでは操作できなかった。
これが本発明解決しようとする課題である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本課題を解決す手段として、
視聴者が寝ている深夜時間テレビ番組が停止している時間を活用し、新聞の記事及び写真(動画を含む)及び/又はその音声、録画した番組(地上波、衛星番組及びNHKプラスやTVerなどのネット配信番組を含む)等の情報を放送し過去番組記録装置付テレビ又は/及び過去番組記録装置の無いテレビに外付レコーダを着けたものとテレビリモコン、通信機器で構成したものを使用し、スマホやパソコンを使用しないでこれら情報を受ける又は/及び操作する事を特徴とする新聞テレビ等旧世代システムを合理化する次世代システム又は、方法。
さらに、
新聞を縦9横16の比率で編集する事を特徴とする新聞テレビ等旧世代システムを合理化する次世代方法。
さらに、
銀行、保険、金融操作などの情報を前記深夜時間テレビ番組停止時間に行う事を特徴とする新聞テレビ等旧世代システムを合理化する次世代方法。
さらに、
静脈認証装置を独立に又はリモコンに組込んで使用する事を特徴とする新聞テレビ等旧世代システムを合理化する次世代方法。
である
【発明の効果】
【0005】
1.スマホやパソコンを使えない高齢者の人も、操作できる効果がある。
2.衰退しつつある、新聞、テレビ、銀行、保険会社、等を救うことができる。
3.テレビの放送施設をコストダウンできる。
4.高齢者の安全を保護できる。
5.新聞情報、銀行、保険、金融操作がテレビリモコンで容易に操作できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図1】公知の方法で有って、(A)は公知の新聞の流れ、(B)は公知のテレビの放映時間の流れを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0008】
図1(A)は、公知の新聞作成と家庭までへの到達を示し、新聞記者1が、方々駆け回って取材し、本社に持ち帰り、編集者2が編集するが、全般として、新聞の大きさ21及び新聞全体(22)の配置全体を考え新聞を形成する。
次に、輪転機3でこれを印刷し切断し重ねる。次に配送車4等により新聞配達所に配り、新聞配達所は各家庭5に届ける。
図1(B)は公知のテレビ番組を示し、朝時間8から夜時間9までのあいだ、つまり、ひとがおきているじかん、番組6を放映する。そして、朝8の前7と
夜終了9の後71は、放送を休止している。
【0009】
[第1実施形態]
図2は本発明第1実施形態であって、新聞記者1は、各所を回って取材し、新聞社の編集者2はこれを編集するが、新聞紙のサイズではなく、縦9、横16の9:16の比率10を基本として、ユニットの記事、それを結合した記事のサイズとすることが、従来の新聞と大きな差である。
そして、出来上がったものを、テレビ放送の前記放送してない時間7および71に放送する。
【0010】
本サイズ9:16は、画面比率(アスペクト比)のワイド画面用で有り、テレビ画面のサイズに合わせることでテレビに移す時に、編集が不用となる。
【0011】
[第2実施形態]
図3は、本発明の第1実施形態及び第2実施形態を示す。
本発明の第2図を、視聴者が見るには、
図3のテレビ12とリモコン15を使用する。
テレビ12には過去放送記録装置13を内蔵したものや、通常のテレビ12に外部記憶装置14を取り付けたものを使用する。外部記憶装置14は、過去の放送記録装置や将来の放送予約装置をテレビ12に外付けし使用する。
図2により、放送されていない時間7、71に新聞記事がテレビ12に映し出されリモコン15の過去放送記録装置ボタン16を押すことにより、テレビ12に内蔵の過去放送記録装置13を駆動し新聞記事を見ることができる。
【0012】
本発明により、新聞社は輪転機3により印刷し切断し重ねること、配送4が不要となり新聞社は大きな経費節減となりコストダウンとなる。
一方、高齢者はわざわざ新聞を広げることなく、また、拡大鏡を使うことなく(テレビ画面がスマホやパソコンより大きいので、より楽に読むことができる)
【0013】
また、本発明にて、内蔵の過去放送記録装置13は、所定の時間のみを記録するのではなく、放送されていない時間7、71のすべての情報を記録するようにしてもよい。これを見る側は、翌朝にその前日のすべての新聞情報を知ることができる。
【0014】
[第3実施形態]
図2および
図3において、新聞社の代わりに、銀行、保険会社、証券会社、その他金融関係会社及び学校等の教育機関が本発明を使用するものであって、
図2の新聞記事の代わりに、これらの企業の情報を従来の放映しない時間7、71に流す。
これを見る側は
図3のテレビ装置とリモコンで銀行や保険会社や証券会社やその他金融関係会社や学校、塾、家庭教師等の教育機関等との情報を得ることができ、高齢者や、パソコンを使えない幼児にも使用することができる。
【0015】
放映しない時間7、71は、昼間休止しているチャンネルとしても良く、内蔵の過去放送記録装置13を確認し、且つオンラインで操作する事もできる。
【0016】
[第4実施形態]
図3において、リモコン装置15に、静脈識別装置17を設ける、または単独に静脈識別装置17を用意して、ネット通信装置と結合できるようにする。
これにより、個人の秘密を守りつつ、個人の預金内容や投資内容を調べたり、打ち合わせすることができる。
この場合は、別にネット通信装置を有する装置(公知であるので図示せず)を設ける。
これに対して、静脈識別装置17を押しながら、または押して、リモコン15を前記ネット通信装置に向けて、照射してネット通信内容を交換する。
前記ネット通信装置には、ネット証券とか、ネット銀行などがつながっている。
【0017】
これにより、パソコンやスマホを使えない高齢者や子供でも、かつプライバシーを守りながら、銀行、保険、株式その他金融関係の作業を行うことができる。
【0018】
リモコン15のボタンは、数字、上下左右矢印、決定、戻るボタンのみで操作かできるようにしても良い。
【産業上の利用可能性】
【0019】
従来の新聞、テレビ銀行など衰退傾向にある企業を救うことができる。
新聞社のコストを大幅に下げることができる。
高齢者や子供などでも使用できる。
従来て手持ちの装置、リモコンなどフルに利用できる
産業上の利用可能性極めて大である。
【符号の説明】
【0020】
1 記者
2 編集者
21 新聞大きさサイズ
22 新聞全体(両開き)サイズ
3 輪転機印刷
4 配送車
5 各家庭へ
6 放映時間
7 無放送時間
71 無放送時間
8 朝
9 夜
10 記者が編集する9:16サイズ
11 10による編集を放送に入れる
12 テレビ
13 過去放送記録装置
14 過去放送又は将来放送記録装置
15 リモコン又はネット通信装置(画面を含む)
16 操作ボタン
17 静脈識別装置
【手続補正書】
【提出日】2023-06-01
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
視聴者が寝ている時間及び/又は見ていない時間及び/又は深夜時間及び/又はテレビ番組が停止している時間を活用し、新聞の記事及び/又は写真(動画を含む)及び/又はその音声及び/又は録画した番組(地上波、衛星番組及びNHKプラスやTVerなどのネット配信番組を含む)の情報を放送し、過去番組記録装置付テレビ受像機又は過去番組記録装置の無いテレビ受像機に外付過去及び/又は予約レコーダを着けたもの及び、テレビリモコン装置を使用する又はテレビリモコン装置を使用しないで、及び/又は通信機器で構成したものを使用し、前記情報を受ける及び/又は操作する事を特徴とする新聞テレビ等旧世代システムを合理化する次世代システム。
【請求項2】
請求項1に於いて新聞を縦9横16の比率で編集する事を特徴とする新聞テレビ等旧世代システムを合理化する次世代システム。
【請求項3】
請求項1に於て、銀行、保険、金融操作などの情報を前記深夜時間テレビ番組停止時間に行う事を特徴とする新聞テレビ等旧世代システムを合理化する次世代システム。
【請求項4】
請求項1において、静脈認証装置を独立に又はリモコンに組込んで使用する事を特徴とする新聞テレビ等旧世代システムを合理化する次世代システム。
【請求項5】
請求項1、2、3、4に於ける、新聞テレビ等旧世代システムを合理化する次世代方法。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0004】
[課題を解決しようとする手段]
本課題を解決す手段として、
視聴者が寝ている時間及び/又は見ていない時間及び/又は深夜時間及び/又はテレビ番組が停止している時間を活用し、新聞の記事及び/又は写真(動画を含む)及び/又はその音声及び/又は録画した番組(地上波、衛星番組及びNHKプラスやTVerなどのネット配信番組を含む)の情報を放送し、過去番組記録装置付テレビ受像機又は過去番組記録装置の無いテレビ受像機に外付過去及び/又は予約レコーダを着けたもの及びテレビリモコン装置又はテレビリモコン装置を使用しないもの、及び/又は通信機器で構成したものを使用し、前記情報を受ける及び/又は操作する事を特徴とする新聞テレビ等旧世代システムを合理化する次世代システム又は、方法。
さらに、
新聞を縦9横16の比率で編集する事を特徴とする新聞テレビ等旧世代システムを合理化する次世代システム又は方法。
さらに、
銀行、保険、金融操作などの情報を前記深夜時間テレビ番組停止時間に行う事を特徴とする新聞テレビ等旧世代システムを合理化する次世代システム又は方法。
さらに、
静脈認証装置を独立に又はリモコンに組込んで使用する事を特徴とする新聞テレビ等旧世代システムを合理化する次世代システム又は方法。
である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】
図1(A)は、公知の新聞作成と家庭までへの到達を示し、新聞記者1が、方々駆け回って取材し、本社に持ち帰り、編集者2が編集するが、全般として、新聞の大きさ21及び新聞全体(22)の配置全体を考え新聞を形成する。
次に、輪転機3でこれを印刷し切断し重ねる。次に配送車4等により新聞配達所に配り、新聞配達所は各家庭5に届ける。
図1(B)は公知のテレビ番組を示し、朝時間8から夜時間9までのあいだ、つまり、
人が
起きている
時間、番組6を放映する。そして、朝8の前7と夜終了9の後71は、放送を休止している。
また、24時間放送番組を配信している放送局等もあるが、人(視聴者)が寝ている時間帯や、人がテレビを見ていない時間帯や、深夜時間は、視聴者個人にとってテレビ放映自体が不用な時間である。
これらの時間を有効に活用する事が本発明の目的である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】
本サイズ9:16は、画面比率(アスペクト比)のワイド画面用で有り、テレビ画面のサイズに合わせることでテレビに移す時に、編集が不用となる。また、サイズ9:16に限らず、例えばスマートフォン用の縦長画面比率、すなわち縦:横が10~14:5~7としてもよい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0015】
放映しない時間7、71は、昼間であっても放送局の放映を休止している時間としても良く、内蔵の過去放送記録装置13を確認し、操作は、リモコンのみならず例えばリモコンを用いず装置そのもののパネル操作やパソコンのキーボード操作やタブレットのキータッチ操作で行う様にしても良い。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0018】
リモコン15のボタンは、数字、上下左右矢印、決定、戻るボタンのみで操作かできるようにしても良い。
静脈識別装置17は、リモコン15の十字キー(矢印キー)や決定キーと兼用及び/又は単独の静脈認証キーとしてリモコンに設けてよい。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0020】
1 記者
2 編集者
21 新聞大きさサイズ
22 新聞全体(両開き)サイズ
3 輪転機印刷
4 配送車
5 各家庭へ
6 放映時間
7 無放送時間
71 無放送時間
8 朝
9 夜
10 記者が編集する9:16サイズ
11 10による編集を放送に入れる
12 テレビ
13 過去放送記録装置
14 過去放送又は将来放送記録装置
15 リモコン又はネット通信装置(画面を含む)
16 操作ボタン
17 静脈識別装置(十字キー及び/又は静脈認証キー)
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正方法】変更
【補正の内容】