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公報発行日 2023年7月10
公報URL https://ipforce.jp/patent-jp-P_A1-2023-98571 ログイン済みの方はこのURLへ
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【課題】内視鏡用クリップ装置に装着して使用されるクリップを金属製のクリップ本体と蛍光樹脂で形成された部材とから形成するにあたり、蛍光樹脂で形成された部材をクリップ本体に容易に固定できるようにすると共に、観察される蛍光強度を向上させる。
【解決手段】生体圧迫櫛歯状クリップ100が、生体組織を挟持する金属製のアーム部3a、3bを有するクリップ本体1を備え、該クリップ100は、アーム部の先端部側領域5が櫛歯状であり、アーム部3a、3bの先端部側領域5に該アーム部3a、3bの先端部から該アーム部3a、3bの長手方向に突出した圧迫片20を有する。圧迫片20は可撓性樹脂で形成され、蛍光色素を保持する。生体圧迫櫛歯状クリップ100は、アーム部3a、3bが生体組織を挟持している状態で圧迫片20が血管網を圧迫し、虚脱させる。
【選択図】図1
本発明の生体圧迫櫛歯状クリップによれば蛍光色素を保持した圧迫片が、アーム部の先端部側領域に設けられており、この圧迫片はアーム部の先端部から突出した部分を有し、可撓性を有するので、アーム部が生体組織を挟持している状態では、圧迫片の突出部分が屈曲し、その屈曲した部分が生体組織を該生体組織の厚み方向に圧迫する。特に、圧迫片が弾性を有する場合には、屈曲を戻そうとする弾性力によって圧迫片が生体組織を圧迫する。したがって、例えば、アーム部が管腔臓器の粘膜組織を挟持すると圧迫片の突出部分が屈曲して粘膜を圧迫し、粘膜の厚みが薄くなる。よって、圧迫片に励起光を照射し、圧迫片に保持された蛍光色素に蛍光を発光させると、その蛍光の発光を漿膜側から良好に確認することが可能となる。
即ち、粘膜組織が圧迫されると粘膜下層の動脈及び静脈の血管網の血管が虚脱し、血管から血液が排除され、それによりヘモグロビンも排除される。したがって、蛍光色素として、励起光の照射により赤色乃至近赤外光を発光するものを使用すると、励起光がヘモグロビンでほとんど吸収されることなく、圧迫片の蛍光色素に吸収され、蛍光色素が発光した蛍光もヘモグロビンでほとんど吸収されることなく漿膜側に出射する。よって、管腔臓器の粘膜に取り付けられた生体圧迫櫛歯状クリップの圧迫片の発光を、管腔臓器の外側から良好に観察することが可能となる。
また、本発明の生体圧迫櫛歯状クリップでは、圧迫片が設けられているアーム部の先端部側領域が櫛歯状であるため、圧迫片をインサート成形や接着等により容易にアーム部に固定することができる。
さらに、アーム部の先端部側領域において、櫛歯間スペースを圧迫片で埋めることができ、クリップの内側(挟持面側)にも圧迫片を形成する蛍光樹脂を配置することができるので、観察方向から見た圧迫片の樹脂厚が厚くなり、観察される蛍光強度が格段に向上する。
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