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特開2023-98691コンピューターで使用するエルゴノミックマウス用の調節が可能なサポート装置と、エルゴノミックマウス
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023098691
(43)【公開日】2023-07-10
(54)【発明の名称】コンピューターで使用するエルゴノミックマウス用の調節が可能なサポート装置と、エルゴノミックマウス
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0354 20130101AFI20230703BHJP
【FI】
G06F3/0354 441
【審査請求】未請求
【請求項の数】20
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2022209068
(22)【出願日】2022-12-26
(31)【優先権主張番号】63/294,079
(32)【優先日】2021-12-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】521201849
【氏名又は名称】アラ オヘニアン
【氏名又は名称原語表記】Ara Ohanian
【住所又は居所原語表記】3515 Pleasantdale Road, Unit 249, Doraville, Georgia
(74)【代理人】
【識別番号】100216471
【弁理士】
【氏名又は名称】瀬戸 麻希
(72)【発明者】
【氏名】アラ オヘニアン
【テーマコード(参考)】
5B087
【Fターム(参考)】
5B087AA09
5B087AB02
5B087BB11
(57)【要約】      (修正有)
【課題】コンピューターで使用するエルゴノミックマウス用の調節が可能なサポート装置及び調節が可能なエルゴノミックマウスを提供する。
【解決手段】調整が可能なサポート装置10は、少なくとも1つの高さの調整部材14を備えており、これが従来のマウス12の本体上に結合され、手のひらの快適性を提供する。調整が可能なサポート装置10はまた、少なくとも1つの高さの調整部材14から横方向に突出した少なくとも1つの指の調整部材16を備えており、ユーザーの指を支える。調整が可能なサポート装置はさらに、横方向に延びる幅の調整部材を備えている。この幅の調整部材は、従来のマウスに配置するためのレセプタクル(受け)部材を備えている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
従来のマウスのユーザのための調節が可能なサポート装置で、以下を備えるもの。
従来のマウスの本体上に結合される少なくとも1つの高さの調節部材で、手のひらの快適
性を提供するもの
少なくとも1つの高さの調節部材から横方向に突出した、指を支えるための少なくとも1つ
の指の調節部材。
【請求項2】
請求項1のサポート装置であって、前記の少なくとも1つの高さの調節部材が、以下を備え
るもの。
従来のマウスの本体に結合されるように適合されたベースプレート
当該ベースプレートに調節が可能な形で結合したドーム状の部材
ベースプレートから延びてドーム状の部材まで到達している少なくとも1つのネジ部材。
この時このネジ部材を回転させることでベースプレート上のドーム状部材の高さを調節で
きるもの。
【請求項3】
請求項2のサポート装置であって以下から構成されるもの。
高さの調節部材には、使用者の指を支えるための指の調節部材が挿入される溝を含んでい
る。この指の調節部材は高さ調節部材から横方向に突出するように構成されている。
少なくとも1つの別のねじ部材が、ベースプレートからドーム状部材の内部まで延び、指
の調節部材で止まり、指の調節部材の高さを調節するもの。
【請求項4】
請求項1のサポート装置であって、少なくとも1つの高さの調節部材が1つ以上の調節部材
を備え、それを積み重ねることによって高さを調節し、手のひらの快適さを実現するもの

その積み重ねた部分から1つまたは複数の調節部材を抜き取ることにより、少なくとも1つ
の指の調節部材をその場所に挿入することで指を支えるもの。
【請求項5】
請求項1のサポート装置であって、少なくとも1つの高さの調節部材が1つ以上の溝を備え
ており、それが少なくとも1つの指の調整部材を受け止めるもの
【請求項6】
請求項1のサポート装置であって、少なくとも1つの指の調整部材が回転する形で高さの調
節部材に系合されているもの。
【請求項7】
請求項1のサポート装置であって、以下から構成されるもの。
幅の調整部材で、従来のマウスの底部に着脱が可能な形で結合されるように適合され、横
方向に延びるように構成されたもので、以下を備えるもの。
従来のマウスの底部を受け止めるためのレセプタクル(受け)部材で、複数の孔を備える
もの。
レセプタクル(受け)部材の底部には一対の調整プレートを備えており、この一対の調整
プレートの各々に、複数の長手方向の溝があるもの。この複数の長手方向の溝は、複数の
孔と合うように整列している。
少なくとも1つのネジ部材で、上記の複数の孔と溝に受け止められるように構成されたも
の。これにより上記の複数の孔と溝から水平方向に伸びるネジを系合する。
【請求項8】
請求項1のサポート装置であって、従来のマウスと系合するための系合部を備えているも
の。この系合部は弾性の材料で形成できる。
【請求項9】
請求項1のサポート装置であって、手のひらを独立して支えるシート部材を備えており、
一体感のあるマウスの外観を提供することを特徴とするもの。
【請求項10】
請求項1のサポート装置であって、高さの調整部材に装着される指の関節を支える部材を
備えるもの。
この指の関節を支える部材には溝が備えられ、その溝に沿って横方向に延びるネジを系合
する。
【請求項11】
エルゴノミックマウスであって、以下から構成されるもの。
本体と、該本体に結合されたベース部分
手のひらを快適にするために、本体に取り外しが可能な形で結合される少なくとも1つの
高さの調節部材
指をサポートするための少なくとも1つの指の調節部材で、少なくとも1つの高さの調節部
材から横方向に突出しているもの。
【請求項12】
請求項11のエルゴノミックマウスであって、少なくとも1つの高さの調節部材が以下を備
えるもの。
従来のマウスの本体に結合されるように構成されたベースプレートと
当該ベースプレートに調節が可能な形で結合されたドーム状の部材
少なくとも1つのねじ部材がベースプレートから延びてドーム状の部材まで届いているも
の。この時少なくとも1つのねじ部材が回転してベースプレート上のドーム状部材の高さ
を調整するもの。
【請求項13】
請求項12のエルゴノミックマウスであって、以下から構成されるもの
高さの調節部材が溝を備えており、これが使用者の指を支えるために高さ調節部材から横
方向に突出するしているもの
少なくとも1つの別のねじ部材が、ベースプレートからドーム状部材の内部まで延び、指
の調節部材で止まり、指の調節部材の高さを調節するもの。
【請求項14】
請求項11のエルゴノミックマウスであって、少なくとも1つの高さの調節部材が1つ以上の
調節部材を備え、それを積み重ねることによって高さを調節し、手のひらの快適さを実現
するもの。
その積み重ねた部分から1つまたは複数の調節部材を抜き取ることにより、少なくとも1つ
の指の調節部材をその場所に挿入することで指を支えるもの。
【請求項15】
請求項11のエルゴノミックマウスであって、少なくとも1つの高さの調節部材が一つ以上
の溝を備えており、前記の少なくとも1つの指の調節部材を支えるもの。
【請求項16】
請求項11のエルゴノミックマウスであって、前記の少なくとも1つの指の調節部材が回転
が可能な形で高さの調節部材に結合されるもの。
【請求項17】
請求項11のエルゴノミックマウスであって、底部に着脱が可能な形で結合される幅の調整
部材を備えているもの。この時この幅の調整部材は、底部から横方向に延びるように構成
される。
【請求項18】
請求項11のエルゴノミックマウスであって、幅の調節部材が以下から構成されるもの
従来のマウスの底部を受け止めるためのレセプタクル(受け)部材で、複数の孔を備える
もの。
レセプタクル(受け)部材の底部には一対の調整プレートを備えており、この一対の調整
プレートの各々に、複数の長手方向の溝があるもの。この複数の長手方向の溝は、複数の
孔と合うように整列している。
少なくとも1つのネジ部材で、上記の複数の孔と溝に受け止められるように構成されたも
の。これにより上記の複数の孔と溝から水平方向に伸びるネジを系合する。
【請求項19】
従来のマウスの使用者のために2つのパーツから構成される装置で、以下から構成される
もの。
手のひらと指を支える装置で以下を備えるもの。
手のひらの快適さを得るために、従来のマウスの本体に着脱可能な形で結合される少なく
とも一つの高さの調節部
少なくとも1つの高さの調節部から横方向に突出して、指を支える少なくとも1つの指の調
節部材
幅を調節する装置で、従来のマウスの基部に着脱可能な形で結合されるもの。この幅の調
整部は、基部から横方向に延びるように構成されるおり、以下から構成されるもの。
従来のマウスの基部を受けるための複数の孔を備えた受け(レセプタクル)部
受け部の基端部に取り付けられている一対の調整板。この一対の調整板のそれぞれは、複
数の長手方向の溝を有している。この複数の長手方向の溝は、前記の複数の孔と整列して
いることを特徴とする。
整列した複数の孔と溝に受け止められる少なくとも1つのねじ部材で、長手方向の溝に沿
って横方向に伸びているもの。これにより当該溝や孔と系合するように構成される。
【請求項20】
請求項19の2つのパーツで、指の関節を支える部材が高さの調節部材に取り付けられてい
るもの。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
発明の分野
本発明は、コンピュータの周辺機器に関するものである。より具体的には、エルゴノミッ
クマウスユーザー用の調節可能なサポートアセンブリと、手のひらサイズで、指などの動
きに対応したエルゴノミックマウスに関するものである。
【背景技術】
【0002】
発明の背景
コンピュータのマウスは、通常コンピュータ上のカーソルの動きや機能をコントロールす
るために使用され、机の上で動かしたり、ボタンを押して使用する。さらに、マウスを使
うことで手や指をどの方向にどれだけ動かせば、必要な動作ができるかを把握することが
できる。その利便性から、マウスはキーボードの3倍近く普及しているしかしながら、長
時間の使用により、(これに限定しないが)手の甲(指や手のひらの裏)、手首(手根部
)、前腕、肩、首の神経や筋肉に慢性的な問題が生じる。これは、手のひらをマウスに乗
せると同時に、指をボタンに触れさせないように常に動かして操作する必要があるため、
神経や筋肉を痛めやすいためだと言われている。このため手や手首に不快感や疲労感を与
える問題が生じやすく、長時間使用することによって累積外傷障害(CTD)や反復性疲労
損傷(RSI)を誘発する可能性がある。また、使用の際に手首を大きく伸ばしたり、曲げ
たりする動きが多く、手や手首に炎症を起こすこともある。さらに、腕や肩の動きが過剰
になることで、腕、肩、首の痛みや疲れの原因になることがある。
先行技術には、頻繁に反復的な動作を行うことに由来するストレスや痛みが発生するリス
クを軽減するために、マウスなどの周辺機器に関するサポート装置が存在する。典型的な
ものは手、手首、手のひらを支える可動式、もしくは固定の装置がある。
また、マウスに関する様々な先行技術には、頻繁に反復的な動作を行うことに由来するス
トレスや痛みが発生するリスクを軽減するものもある。ユーザーの前腕には伸筋と屈筋と
いう2種類の筋肉が存在しており、これは肩も同様である。マウスの背後で手のひらを机
の上に置くような姿勢の場合、肩はあまり使わないものの、人差し指と中指をクリックボ
タンから離したままになることから、常にその部分の筋肉を使うことになり、筋肉、腱、
靭帯の慢性的な緊張を招くことになる。
さらに従来サポート装置では、一定の範囲で手と肩を動かすことを強いることになり、不
十分である。
固定式のパームレストだと腕と肩の動きを制限することになり、手首だけを動かしてマウ
スを操作することを要求されることになる。
ここに従来のマウスの欠点を克服する必要性が存在する。要約すると、本発明は、入力作
業にキーボードとコンピュータマウスの両方を必要とするあらゆるパーソナルコンピュー
タの標準的なコンピュータマウスを置き換えるものである。インターネットの閲覧のよう
な場合、人間工学的に最適になる。
【発明の概要】
【0003】
発明の概要
前述の先行技術の欠点に鑑みて、本発明の一般的な目的は、先行技術のすべての利点を含
みつつも、先行技術の欠点を克服する、エルゴノミックマウス用の調整が可能なサポート
装置と、エルゴノミックマウスを提供することにある。
本発明の目的は、エルゴノミックマウスのユーザーがより快適に使用できるように調整さ
れた調節が可能なサポート装置を提供することにある。さらに、エルゴノミックマウスの
ユーザのための調節が可能なサポート装置と、マウスの持ち心地や動きを改善したエルゴ
ノミックマウスを提供することも本発明の目的である。
本発明による実施形態では、従来のマウスの使用者のための調節が可能なサポート装置を
開示している。この調節が可能なサポート装置は、従来のマウスの本体上に結合されるよ
うに形成された少なくとも1つの高さ調節部を含んでおり、これにより手のひらの快適さ
を提供するものである。この調節が可能なサポート装置は、少なくとも1つの高さ調節部
から横方向に突出した指の調節部を備えている。
本開示の一実施形態においては、この少なくとも1つの高さ調節部は、従来のマウスの本
体に結合されるように形成されるベースプレートと、ベースプレートに調節可能な形で取
り付けられたドーム状の部分と、ベースプレートから延びてドーム状の部分まで続く少な
くとも1つのネジ部を備えている。このネジ部を回転することで、ベースプレート上のド
ーム状の部分の高さを調節する。さらに、かかる実施形態において、高さの調整部は使用
者の指を支える指の調節部を挿入するためのスロットを備えておりいる。少なくとも一つ
ネジ部は、ベースプレートからドーム状の部分の内部まで延びており、指の調節部まで到
達している。これが指の調節部の高さを調整する。
ある実施形態では、少なくとも1つの高さの調節部は1つ以上の調節部材から構成されてお
り、これが積み重なった状態で形成されて、掌の快適さを提供することになる。この1つ
以上の調整部材がスタック(積み重なっている部分)から取り外されることにより、そこ
に指を支えるための指の調節部材を設置することができる。
別の実施形態では、少なくとも1つの高さの調節部材は1つ以上のスロットを備えており、
これが指を支えるための指の調節部材を形成することができる
ある実施形態では、少なくとも一つの指の調節部材は高さの調節部と駆動可能な状態で結
合している。
ある実施形態では、調節が可能なサポート装置は幅の調節部材を備えており、これにより
従来のマウスの下部に設置できるように形成されている。この幅の調節部材はマウスの下
部に設置できるようにレセプタクル部(受け止める部分)を備えている。このレセプタク
ル部は、複数の孔を備えている。前記の幅の調整部材は調節板を備えており、これがレセ
プタクル部の基端部に取り付けられる。この調整板は、複数の縦方向(長手方向)の溝(
スロット)を有している。この複数の縦方向の溝は、複数の孔と並んでいる。幅の調整部
はこの複数の孔と溝に受け止められる少なくとも1つのネジ部を含んでおり、この複数の
溝がネジ部と系合して横の方向に縦方向の溝と穴に向かって伸びている。
別の実施形態においては、調節が可能なサポート装置は、従来のマウスと系合するための
系合部を備えている。この系合部は弾性の材料で形成できる。
別の実施形態においては、調節が可能なサポート装置は手のひらを独立して支えるシート
部材を備えており、一体感のあるマウスの外観を提供している。
別の実施形態では、このサポート装置は高さの調節部の上に指の関節を支える部材を備え
るものがある。さらにこの指の関節を支える部材には溝があり、この溝に沿って横方向に
伸びるネジ部と系合する。
別の実施形態では、本体と本体に結合された下部から構成されるエルゴノミックマウスを
提供している。このエルゴノミックマウスは少なくとも一つの高さの調節部を含んでいる
。これは本体と脱着が可能であ理、手のひらを支えると共に、快適性を提供している。さ
らに少なくとも一つの指の調節部が高さの調節部から水平に伸びており、指を支える。
別の実施形態では、エルゴノミックマウスは、基部に着脱可能に結合された幅の調整部も
含んでおり、これは基部から横方向に延びるように構成されている。
別の実施形態では、幅の調整部は、エルゴノミクスマウスの基部を受けるための受け(レ
セプタクル)部材を備えており、この部材は複数の孔を含む。一対の調整板がこの受け部
材の基端部に取り付けられ、調整板の各々には複数の長手方向の溝が備えられ、複数の孔
と整列している。
別の実施形態では、少なくとも1つのねじ部材が整列した複数の孔および複数のスロット
に受け入れられるように構成されている。そのためこのネジ部材は溝と穴に沿って横方向
に伸びている。
別の実施形態では、従来のマウスの使用者のために2つのパーツから構成される装置を提
供する。この2つのパーツは、手のひらと指を支える装置と、幅を調整する装置である。
さらに、手のひらと指を支える装置は、手のひらの快適さと同時にニュートラルポジショ
ンで自然に休めることができるように、従来のマウスの本体に着脱可能な形で結合される
少なくとも一つの高さの調節部を含む。また持ち心地の調整のために最低限の動きでマウ
スのボタンを使用できるように位置を調節できる。「自然に休める」とは、指から肩まで
が脱力していて、力を必要としない状態であると定義できる。さらに、「ニュートラルポ
ジション」とは、マウスのボタンをクリックしたり押したりするために、指からボタンま
での距離が望ましくは1mmから5mm程度であることと定義するできる。さらに、手のひらと
指を支える装置は、指を支えるために少なくとも1つの高さの調節部から横方向に突出し
た少なくとも1つの指の調節部を備えている。幅を調節する装置は、従来のマウスの基部
に着脱可能な形で結合される。幅の調整部は、基部から横方向に延びるように構成される
。また従来のマウスの基部を受けるための複数の孔を備えた受け(レセプタクル)部を備
えている。さらに、この幅の調整部は一対の調整板を備えており、受け部の基端部に取り
付けられている。この一対の調整板のそれぞれは、複数の長手方向の溝を有している。こ
の複数の長手方向の溝は、前記の複数の孔と整列していることを特徴とする。さらに、こ
の整列した複数の孔と溝に受け止められる少なくとも1つのねじ部材は、その縦方向の溝
に沿って横方向に伸びている。これにより当該溝や孔と系合するように構成される。
別の実施形態では、高さの調節部の上に指の関節を支える部材を備えるものがある。さら
にこの指の関節を支える部材には溝があり、この溝に沿って横方向に伸びるネジ部と系合
する。
このようにここで具体的に説明している本発明のさまざまな側面と本発明の新規性を形作
る特徴は、後述の特許請求の範囲とともに本明細書の一部を構成するものである。本明細
書の内容、その動作上の利点、その使用によって達成される所定の目的をより良く理解い
ただくために、例示的な実施形態が示されている添付の図面および記述事項を参照された
い。
【図面の簡単な説明】
【0004】
図の簡単な説明
本発明の利点や特徴は、以下の添付図面と詳細な説明を参照することにより、より良く理
解できるものと考える
図1A】本発明の実施形態における従来のマウスに取り付けられた調節が可能なサポート装置の側面図である。
図1B】本発明の別の実施形態における従来のマウスに取り付けられた調節が可能なサポート装置の側面図である。
図2A】本発明の実施形態における高さの調節部材を示した調節が可能なサポート装置の側面図である
図2B】本発明の実施形態における図2Aの高さの調節部材を示した調節が可能なサポート装置の背面図であり、調整が可能なねじがスロットに沿って垂直に延びている。
図2C】本発明の実施形態における図2Aの高さの調節部材を示した調節が可能なサポート装置の背面図であり、調整が可能なねじがスロットに沿って垂直に延びている。
図3A】本発明の実施形態における図2Aの高さの調節部材を示した調節が可能なサポート装置の背面図である。
図3B】本発明の実施形態における図2Aの高さの調節部材を示した調節が可能なサポート装置の背面図である。
図3C】本発明の実施形態における図2Aの高さの調節部材を示した調節が可能なサポート装置の上面図である。
図3D】本発明の実施形態における図2Aの高さの調節部材を示した調節が可能なサポート装置の底面図である。
図4】本発明の実施形態における従来のマウス用の調節が可能なサポート装置の上面図であり、動きのメカニズムを示している。
図5】本発明の別の実施形態における従来のマウス用の調節が可能なサポート装置の透視図であり、高さの調節部材と幅の調節部材が示されている。
図6A】本発明の実施形態における従来のマウス用の調節が可能なサポート装置を示したものであり、高さの調節部材と指の調節部材を示しているものである。
図6B】本発明の実施形態における従来のマウス用の調節が可能なサポート装置を示したものであり、高さの調節部材と指の調節部材と指の関節を支える部材を示したものである。
図6C】本発明の実施形態における従来のマウス用の調節が可能なサポート装置を示したものであり、高さの調節部材と指の調節部材と指の関節を支える部材を示したものである。
図7】本発明の実施形態における従来のマウス用の調節が可能なサポート装置の側面図である。同じ参照数字は、図面を通じて同様の部分を示すものである
【発明を実施するための形態】
【0005】
発明の詳細
本明細書に詳細に記載された例示的な実施形態は、実装においては多くのバリエーション
が加えられている。本開示は、エルゴノミックマウスを提供するものである。しかし、こ
こで開示するものだけに限定されず、同種の様々なバリエーションをカバーしていること
を強調しておきたい。同じようなもので、様々な省略や置き換えたものが想定されるが、
本開示の精神または範囲から逸脱しない範囲で、適用または実施において本発明の範囲に
含む意図であることをご理解いただきたい。
本明細書において、用語「a」および「an」は、量の限定を意味するものではなく、対象
が少なくとも1つ存在していることを意味する。
「有する」、「含む」、「備える」などの言葉は、その部が存在していることを意味する

本発明は、コンピュータ周辺機器、特に人間工学的に設計されたコンピュータ用マウスに
関するものである。またパーソナルコンピュータと組み合わせて使用されるポインティン
グデバイスに関するものである。
【0006】
図1Aから図7では、本発明の実施形態における従来のマウスに取り付けられた調節が可能
なサポート装置の様々な図や構成要素が示されている。ここでは図1Aから図7についての
説明を加えていく。
図1Aは、本発明の一実施形態における、従来のマウス12のユーザーのための調節が可能な
サポート装置10の側面図である。最も単純な実施形態では、調節が可能なサポート装置10
は、少なくとも1つの高さの調節部材14を備えている。この高さの調節部材14は、弾性の
素材などで形成された結合部材14aを使って、高さの調節部材14に沿って従来のマウスに
巻き付ける形で結合される。弾性の素材は、布、ゴムなど適切な伸縮性を有する任意の素
材で構わない。またこの実施形態において調節が可能なサポート装置10は、高さの調節部
材14に結合してそこから突出する少なくとも1つの指の調節部材16を備えることもできる
。このような実施形態では、高さの調整部材14がEVAフォーム等の柔軟な材料で形成する
こともできるため、指の調整部材16を高さの調整部材14に押し当てることにより、高さ調
整部材14に挿入することもできる。また、こうした実施形態でEVAフォームとして作られ
た高さの調整部材14は、前面側から指の形状に合わせて切断するだけで、指を支えること
ができる。
【0007】
次に図1Bは本発明の実施形態おける、従来のマウス102のユーザーのための調節が可能な
サポート装置100の側面図である。調節が可能なサポート装置100は、少なくとも1つの高
さの調節部材104、少なくとも1つの指の調節部材106、幅の調節部材108を備えることもで
きる。ここで少なくとも一つの高さの調節部材104(以下、「高さ調節部材104」ともいう
)と少なくとも一つの指の調節部材106(以下、「指調節部材106」ともいう)は、従来の
マウス102の本体に結合することもできる。ここで高さの調節部材104にベースプレート11
2に結合されるドーム形状の部材110を備え付けることもできる。高さの調節部材104はベ
ースプレート112を使うことで従来のマウス102に結合できる。
高さの調整部材104は、ベースプレート112に取り付けられるドーム状部材110の高さを増
減させることができるようにすることもできる。本発明の別の実施形態では、ドーム状部
材110はシート部材であってもよく、これにより独立して手のひらをささせることができ
、マウスの外観の一体性を保つことができる。ここでシート部材は、布、ゴムなどの伸縮
性材料等からなる素材で構成できる。本発明の実施形態は、公知技術、関連技術、後発技
術を含むあらゆるタイプのシートの利用を考慮している。
さらに、ドーム状部材110はその性質上、可撓性を有していてもよい。ある実施形態では
ベースプレート112もまた、従来のマウス102の本体と同様の形状に対応するために、可撓
性であってもよい。ベースプレート112は、その底面に高さの調整部材104を従来のマウス
102の本体に取り付けるための手段を備えることもできる。取り付けるための手段として
は、接着剤などの粘着材、面ファスナーによる取り付け、ゴムなどが考えられるが、これ
らに限定されるものではない。
【0008】
図2A-2Cに見られるように、別の実施形態では少なくとも1つの高さの調節部材104がベー
スプレート112からドーム状部材110の内部まで延びる1つ以上のねじ114nを備えることも
ある。ネジ114nをドーム状の部材110の最大の高さまでドーム状の部材110の内部で延びる
ようにベースプレート112の中央に配置して、ドーム状の部材110の高さを調整することも
できる。
指調整部材106aと106bは、使用者の指を支えるために、高さの調整部材104から横方向に
突出していてもよい。ある実施形態では、高さの調節部材104は溝104bを備えることもで
きる。これにより指の調節部材106aと106bが高さの調節部材104から横方向に突出して溝
に挿入され、使用者の指を支えることができる。指の調整部材106aと106bは、スロット10
4b内で、前、後、左右の方向に調整することもできる。別の実施形態では指の調整部材10
6aと106bは、高さ調整のために垂直方向に調整することもできる。ある実施形態では、図
2A-2Cに見られるように、高さの調節部材104が1つ以上のねじ104aを含み、それがベース
プレート112からドーム状の部材110の内部まで延びて、指の調節部材106a-106bに到達す
るものもある。なお、ネジ104aをベースプレート112からねじ込み、またはねじ抜きして
、指の調整部材106aと106bの高さ範囲を調整することもできる。
【0009】
図1Bおよび図2Aに戻るが、幅の調整部材108は、従来のマウス102のベース部分に着脱可能
な形で結合できる。幅の調整部材108は従来型マウス102の幅に沿って調整できるように構
成することもでき、これにより、従来のマウス102の両側から独立して、指、特に親指と
小指を支えることができる。
【0010】
次に、図3Aから図3Dを参照する。ある実施形態では幅の調整部材108は、受け部材116と、
一対の調整板118a~118bとを備えたものがある。この受け部材116は従来のマウス102の基
部を受けるように構成されている。レセプタクル(受け)部材116と一対の調整板118a~1
18bは互いに結合され、これにより一対の調整板118a~118bがレセプタクル部材116に対し
て横方向(側面)に調節できるようになる。例えば、図3C及び3Dのような配置にするため
に、受け部材116は、複数の孔122a~122nを備えることもできる。さらに一対の調整プレ
ート118aと118bの各プレートは、長手方向の溝(スロット)126a~126nを備えても良い。
受け部材116の複数の孔122a~122nと長手方向のスロット126a~126nは、ねじ124a~124n
を受け入れるように配置される。ネジ124a~124nは、長手方向の溝126a~126nと複数の孔
122a~122nに沿って横方向に延び、受け部材116と一対の調整プレート118a~118bとの間
に動作が可能な形で結合される。使用時には、ネジ124a~124nを緩めたり締めたりするこ
とで、一対の調整板118a~118bを受け部材116から横方向に伸ばすことができる。
【0011】
図4は、従来のマウスの本体に結合された調節が可能なサポート装置100の上面図である。
ここで示している通り、指の調節部材106は、従来のマウス102に対して前、後、横方向に
調節できるように構成される。
図5は、別の実施形態における、従来のマウス502の使用者のための調節可能なサポート装
置500の透視図である。この調整が可能なサポート装置500は、少なくとも1つの高さの調
整部材504、少なくとも1つの指の調整部材506、幅の調整部材508も含む。幅の調整部材50
8の構造的特徴は、図3A図3Dに関連して説明した幅の調整部材108の構造的特徴と同様で
あるため、ここでは説明を省略する。
【0012】
図5、6A~6Cに示されるような実施形態のように、高さの調節部材504は、一つ以上の調節
部材504a~504nから構成することも可能である。それによって手のひらの快適さの実現の
ために、1つ以上の調節部材504a~504nを積み重ねて、少なくとも1つの高さの調節部材50
4の高さを調節することもできる。例えば、高さの調整部材504は、キノコ型であってもよ
い。
【0013】
図5に見られるように、ある実施形態では、1つ以上の調整部品504a~504nはレンガ状の構
造でもよく、高さの調整部材504のそれぞれの高さは、複数の調整部品504a~504nを設置
して形成することもできる。そうした実施形態においては、高さの調節部材504から任意
の1つの調節部品504a~504nを取り除いて1つ以上の溝を形成することにより、指の調節部
材506を高さ調節部材504に設置することもできる。またその中に指の調節部材506を挿入
して、指を支えることもできる。
【0014】
図6A及び6Bに見られるように、ある実施形態では、1つ以上の調整部品504a~504nは、層
状の構造でもよく、高さの調整部材504におけるそれぞれの高さは、各調整部品504a~504
nを配置することによって形成されてもよい。そうした実施形態においては、指の調節部
材506を高さの調節部材504に設置するために、任意の1つの調節部材504a~504nに溝を設
置することもできる。この溝に指の調節部材506を水平に挿入することにより、指を支え
る。そうした実施形態においては、高さ調節部材504はEVAフォームを予め設定した方法で
切断した上で、特定の高さで互いに積層して厚い層として形成されてもよい。ユーザは、
その重ねた特定の高さの上に手を置くことができ、それによって手のひらや指を支えるこ
とができる。
別の実施形態では、図6B及び6Cに見られるように、調整可能なサポート装置500(又は100
)は、指の関節を支える部材512をさらに含んでもよい。この指の関節を支える部材512は
、ネジを設置して、その溝に沿って横方向に延びるネジを組み込むことで、ユーザーの好
みに応じて調整することもできる。図6Bに示すように、この指の関節を支える部材512は
、高さの調節部材504のちょうど裏側に沿って設置されており、必要に応じて図6Cで示す
ように、高さの調節部材504の前方にスライドさせて、手のひらを支えることもできる。
【0015】
図7では、調整が可能なサポート装置700の別の実施形態が図示されている。図7で示すよ
うに、調整が可能なサポート装置700は、少なくとも1つの高さの調整部材708、少なくと
も1つの指の調整部材710、幅の調整部材706を含む。高さの調節部材708または幅の調整部
材706の構造的特徴は、図3A図3Dと、図5,6A-6Bに関連して説明した高さや幅の調整部材
の構造的特徴と同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0016】
図7に見られるように、ある実施形態では、少なくとも1つの指の調節部材710は、ヒンジ7
12を使用して高さの調節部材708に動作が可能な状態で結合することもできる。ここで、
少なくとも1つの高さの調整部材708は、1つ以上の調整用のネジ714を使用することにより
、指を支える部分とは独立して昇降させることができる。また、指を支える部材710は、
前後方向の調整だけでなく、左右方向の調整にも利用することができる。また、1つ以上
の調整用のネジ714の箇所から左右に揺動させることもできる。指を支える部材710は、厚
さが約1mm、幅がおよそ5mm~25mmであり、ユーザの指先から手のひらの踵までの長さにす
ることもできる。指を支える部材710は、プラスチック、ゴムなどの半可撓性材料で作っ
てもよいが、これに限定されるものではない。指を支える部材710は、触り心地がよいも
のを使うことができる。調整可能な範囲は、接点から前後方向に約40mm、左右方向に5~1
0mmが可能である。
さらに、指を支支える部材710は、2本指用であっても3本指用でも可能である。指が2本(
人差し指と中指)の場合は、それぞれ調整ネジ714などを用いて、従来のマウス702の前方
に向かって延びる形で設置する。
別の実施形態のでは、従来のマウスのユーザのための2つのパーツから構成される装置を
提供する。1つのパーツは手のひらと指を支える装置であり、少なくとも一つの高さの調
節部材と指の調節部材を備えてものである。もう一つは幅を調整する装置である。これら
の要素については既に上述の実施形態において説明を加えているため、ここでは説明を省
略する。
【0017】
本開示の特定の実施形態に関する前述の説明は、例示及び説明の目的で提示されたもので
ある。ここでは網羅的であることや、正確な形態に限定することを意図しておらず、多く
の修正形や変形が可能であることは明らかである。ここで紹介した実施形態は、本開示の
原理およびその実用化を最もよく説明し、それによって当業者が、企図される特定の用途
に適するように様々な修正を加えて本開示および様々な実施形態を最もよく利用できるよ
うにするために選択および説明されたものである。同様なもので、様々な省略や置き換え
たものが想定されるが、本開示の精神または範囲から逸脱しない範囲で、適用または実施
において本発明の範囲に含む意図であることをご理解いただきたい。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
【手続補正書】
【提出日】2023-01-16
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0004】
図1図1Aは、本発明の実施形態における従来のマウスに取り付けられた調節が可能なサポート装置の側面図である。
図2図1Bは、本発明の別の実施形態における従来のマウスに取り付けられた調節が可能なサポート装置の側面図である。
図3図2Aは、本発明の実施形態における高さの調節部材を示した調節が可能なサポート装置の側面図である
図4図2Bは、本発明の実施形態における図2Aの高さの調節部材を示した調節が可能なサポート装置の背面図であり、調整が可能なねじがスロットに沿って垂直に延びている。
図5図2Cは、本発明の実施形態における図2Aの高さの調節部材を示した調節が可能なサポート装置の背面図であり、調整が可能なねじがスロットに沿って垂直に延びている。
図6図3Aは、本発明の実施形態における図2Aの高さの調節部材を示した調節が可能なサポート装置の背面図である。
図7図3Bは、本発明の実施形態における図2Aの高さの調節部材を示した調節が可能なサポート装置の背面図である。
図8図3Cは、本発明の実施形態における図2Aの高さの調節部材を示した調節が可能なサポート装置の上面図である。
図9図3Dは、本発明の実施形態における図2Aの高さの調節部材を示した調節が可能なサポート装置の底面図である。
図10図4は、本発明の実施形態における従来のマウス用の調節が可能なサポート装置の上面図であり、動きのメカニズムを示している。
図11図5は、本発明の別の実施形態における従来のマウス用の調節が可能なサポート装置の透視図であり、高さの調節部材と幅の調節部材が示されている。
図12図6Aは、本発明の実施形態における従来のマウス用の調節が可能なサポート装置を示したものであり、高さの調節部材と指の調節部材を示しているものである。
図13図6Bは、本発明の実施形態における従来のマウス用の調節が可能なサポート装置を示したものであり、高さの調節部材と指の調節部材と指の関節を支える部材を示したものである。
図14図6Cは、本発明の実施形態における従来のマウス用の調節が可能なサポート装置を示したものであり、高さの調節部材と指の調節部材と指の関節を支える部材を示したものである。
図15図7は、本発明の実施形態における従来のマウス用の調節が可能なサポート装置の側面図である。同じ参照数字は、図面を通じて同様の部分を示すものである。
【外国語明細書】