(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023098989
(43)【公開日】2023-07-11
(54)【発明の名称】サービス性能の監視および報告
(51)【国際特許分類】
H04W 24/06 20090101AFI20230704BHJP
H04W 24/10 20090101ALI20230704BHJP
H04W 92/10 20090101ALI20230704BHJP
H04W 92/12 20090101ALI20230704BHJP
H04W 92/14 20090101ALI20230704BHJP
【FI】
H04W24/06
H04W24/10
H04W92/10
H04W92/12
H04W92/14
【審査請求】有
【請求項の数】20
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2023064384
(22)【出願日】2023-04-11
(62)【分割の表示】P 2020534336の分割
【原出願日】2018-12-19
(31)【優先権主張番号】62/616,389
(32)【優先日】2018-01-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】62/617,498
(32)【優先日】2018-01-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.MATLAB
2.SIMULINK
3.VERILOG
(71)【出願人】
【識別番号】503447036
【氏名又は名称】サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100154922
【弁理士】
【氏名又は名称】崔 允辰
(72)【発明者】
【氏名】チャオ, ウェイファー
(72)【発明者】
【氏名】ディナン, エスマエル
(72)【発明者】
【氏名】パク, キュンミン
(72)【発明者】
【氏名】タレビ ファード, ペイマン
(57)【要約】
【課題】サービス性能の監視および報告を提供すること。
【解決手段】ユーザプレーン機能によって、セッション管理機能から、無線デバイスのデータフローについて少なくとも1つのサービス品質(QoS)レポートを要求する、第1のメッセージを受信する。QoSイベントを示す第1の情報要素と、第2の情報要素とを含む第1のメッセージは、QoSイベントに対するレイテンシ値を示す。ユーザプレーン機能によって、無線デバイスへ、データフローのパケット伝送レイテンシを監視するための監視パケットを送信する。ユーザプレーン機能によって、データフローのパケット伝送レイテンシおよびレイテンシ値に基づいて、QoSイベントの発生を判定する。ユーザプレーン機能によって、セッション管理機能へ、データフローについてQoSイベントの発生を示す、第3の情報要素を含む、第2のメッセージを送信する。
【選択図】
図10
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザプレーン機能によって、セッション管理機能から、無線デバイスのデータフローについて、少なくとも1つのサービス品質(QoS)レポートを要求する、第1のメッセージを受信することであって、前記第1のメッセージは、
QoSイベントを示す、第1の情報要素と、
前記QoSイベントに対するレイテンシ値を示す、第2の情報要素と、
を含む、ことと、
ユーザプレーン機能によって、前記無線デバイスへ、前記データフローのパケット伝送レイテンシを監視するための監視パケットを送信することと、
前記ユーザプレーン機能によって、前記データフローの前記パケット伝送レイテンシおよび前記レイテンシ値に基づいて、前記QoSイベントの発生を判定することと、
前記ユーザプレーン機能によって、前記セッション管理機能へ、前記データフローについて前記QoSイベントの前記発生を示す、第3の情報要素を含む、第2のメッセージを送信することと、
を含む方法。
【請求項2】
前記セッション管理機能によって、ポリシー制御機能から、前記データフローについて前記QoSイベントへのサブスクライブを要求する、第3のメッセージを受信することをさらに含み、前記第3のメッセージは、
前記QoSイベントを示す第3の情報要素と、
エンドツーエンドのレイテンシを含むQoS値を示す、第4の情報要素と、
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第4の情報要素がさらに、ジッタを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第4の情報要素がさらに、生存時間を含む、請求項2~3のいずれかに記載の方法。
【請求項5】
前記第4の情報要素がさらに、通信サービスの可用性を含む、請求項2~4のいずれかに記載の方法。
【請求項6】
前記第4の情報要素がさらに、信頼値を含む、請求項2~5のいずれかに記載の方法。
【請求項7】
前記第4の情報要素がさらに、ユーザ体験データレートを含む、請求項2~6のいずれかに記載の方法。
【請求項8】
前記第3のメッセージがさらに、
サービスデータフローのテンプレートを示す、第5の情報要素、
サービス/アプリケーションの識別子を示す、第6の情報要素、
PDUセッションの識別子を示す、第7の情報要素、または
無線デバイスのユーザ識別を示す、第8の情報要素
のうちの少なくとも1つを含む、請求項2~7のいずれかに記載の方法。
【請求項9】
前記セッション管理機能によって、前記ポリシー制御機能へ、前記第3のメッセージに応答する、第4のメッセージを送信することをさらに含む、請求項2~8のいずれかに記載の方法。
【請求項10】
前記ポリシー制御機能によって、アプリケーション機能から、前記データフローについて前記QoSイベントへのサブスクライブを要求する、第5のメッセージを受信することをさらに含み、前記第5のメッセージは、
前記QoSイベントを示す第5の情報要素と、
前記エンドツーエンドのレイテンシを含むQoS値を示す、第6の情報要素と、
を含む、請求項2~9のいずれかに記載の方法。
【請求項11】
前記第6の情報要素がさらに、ジッタを含む、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記第6の情報要素がさらに、生存時間を含む、請求項10~11のいずれかに記載の方法。
【請求項13】
前記第6の情報要素がさらに、通信サービスの可用性を含む、請求項10~12のいずれかに記載の方法。
【請求項14】
前記第6の情報要素がさらに、信頼値を含む、請求項10~13のいずれかに記載の方法。
【請求項15】
前記第6の情報要素がさらに、ユーザ体験データレートを含む、請求項10~14のいずれかに記載の方法。
【請求項16】
前記第5のメッセージがさらに、
サービスデータフローのテンプレートを示す、第7の情報要素、
サービス/アプリケーションの識別子を示す、第8の情報要素、
PDUセッションの識別子を示す、第9の情報要素、または
無線デバイスのユーザ識別を示す、第10の情報要素
のうちの少なくとも1つを含む、請求項10~15のいずれかに記載の方法。
【請求項17】
前記ポリシー制御機能によって、前記アプリケーション機能へ、前記第5のメッセージに応答する、第6のメッセージを送信することをさらに含む、請求項10~16のいずれかに記載の方法。
【請求項18】
前記第2の情報要素がさらに、ジッタの第1の値を含む、請求項1~17のいずれかに記載の方法。
【請求項19】
ユーザプレーン機能によって、前記ジッタの第2の値を監視および測定することをさらに含む、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記ユーザプレーン機能によって、前記第1の値および前記第2の値に基づいて、前記QoSイベントの発生を判定することをさらに含む、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記第2の情報要素がさらに、生存時間の第1の値を含む、請求項1~20のいずれかに記載の方法。
【請求項22】
ユーザプレーン機能によって、前記生存時間の第2の値を監視および測定することをさらに含む、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記ユーザプレーン機能によって、前記第1の値および前記第2の値に基づいて、前記QoSイベントの発生を判定することをさらに含む、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記第2の情報要素がさらに、通信サービスの可用性の第1の値を含む、請求項1~23のいずれかに記載の方法。
【請求項25】
ユーザプレーン機能によって、前記通信サービスの可用性の第2の値を監視および測定することをさらに含む、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記ユーザプレーン機能によって、前記第1の値および前記第2の値に基づいて、前記QoSイベントの発生を判定することをさらに含む、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記第2の情報要素がさらに、信頼値の第1の値を含む、請求項1~26のいずれかに記載の方法。
【請求項28】
ユーザプレーン機能によって、前記信頼値の第2の値を監視および測定することをさらに含む、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記ユーザプレーン機能によって、前記第1の値および前記第2の値に基づいて、前記QoSイベントの発生を判定することをさらに含む、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
前記第2の情報要素がさらに、ユーザ体験データレートの第1の値を含む、請求項1~29のいずれかに記載の方法。
【請求項31】
ユーザプレーン機能によって、前記ユーザ体験データレートの第2の値を監視および測定することをさらに含む、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記ユーザプレーン機能によって、前記第1の値および前記第2の値に基づいて、前記QoSイベントの発生を判定することをさらに含む、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記第2のメッセージがさらに、前記QoSイベントに対する前記レイテンシ値を示す、第4の情報要素を含む、請求項1~32のいずれかに記載の方法。
【請求項34】
前記第4の情報要素がさらに、前記QoSイベントに対するジッタ値を含む、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記第4の情報要素がさらに、前記QoSイベントの生存時間を含む、請求項33~34のいずれかに記載の方法。
【請求項36】
前記第4の情報要素がさらに、前記QoSイベントの通信サービスの可用性を含む、請求項33~35のいずれかに記載の方法。
【請求項37】
前記第4の情報要素がさらに、前記QoSイベントの信頼値を含む、請求項33~36のいずれかに記載の方法。
【請求項38】
前記第4の情報要素がさらに、前記QoSイベントに対するユーザ体験データレート値を含む、請求項33~37のいずれかに記載の方法。
【請求項39】
前記セッション管理機能によって、ポリシー制御機能へ、前記第3の情報要素および前記第4の情報要素を含む、第3のメッセージを送信することをさらに含む、請求項33~38のいずれかに記載の方法。
【請求項40】
前記ポリシー制御機能によって、アプリケーション機能へ、前記第3の情報要素および前記第4の情報要素を含む、第4のメッセージを送信することをさらに含む、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
前記アプリケーション機能によって、前記第4のメッセージに基づいて、サービス挙動を調整することをさらに含む、請求項40に記載の方法。
【請求項42】
前記データフローの前記パケット伝送レイテンシは、前記ユーザプレーン機能と前記無線デバイスとの間である、請求項33~34のいずれかに記載の方法。
【請求項43】
前記ユーザプレーン機能によって、前記ユーザプレーン機能と基地局との間のパケット伝送レイテンシを、前記基地局へ監視パケットを送信することにより監視することをさらに含む、請求項1~42のいずれかに記載の方法。
【請求項44】
前記ユーザプレーン機能によって、基地局と前記無線デバイスとの間のパケット伝送レイテンシを、前記基地局へ監視パケットを送信することにより問い合わせることをさらに含む、請求項1~43のいずれかに記載の方法。
【請求項45】
前記ユーザプレーン機能によって、前記ユーザプレーン機能とアプリケーションサーバとの間のパケット伝送レイテンシを、前記アプリケーションサーバへ監視パケットを送信することにより監視することをさらに含む、請求項1~44のいずれかに記載の方法。
【請求項46】
前記ユーザプレーン機能によって、前記セッション管理機能から、データフローについて少なくとも1つのサービス品質(QoS)イベントをサブスクライブする、第3のメッセージを受信することをさらに含み、前記第3のメッセージは、
前記QoSイベントを示す、情報要素、
エンドツーエンドのレイテンシ、
ジッタ、
生存時間、
通信サービスの可用性、
信頼値、もしくは
ユーザ体験データレート
のうちの少なくとも1つを含む、QoS値を示す情報要素、
サービスデータフローのテンプレートを示す、情報要素、
サービス/アプリケーションの識別子を示す、情報要素、
PDUセッションの識別子を示す、情報要素、または
無線デバイスのユーザ識別を示す、情報要素
のうちの少なくとも1つを含む、請求項1~45のいずれかに記載の方法。
【請求項47】
前記セッション管理機能によって、アクセスおよびモビリティ管理機能へ、データフローについて少なくとも1つのサービス品質(QoS)イベントをサブスクライブする、第3のメッセージを受信することであって、前記第3のメッセージは、
前記QoSイベントを示す、第4の情報要素、
エンドツーエンドのレイテンシを含むQoS値を示す、第5の情報要素、
のうちの少なくとも1つを含む、ことと、
前記アクセスおよびモビリティ管理機能によって、基地局へ、前記第3のメッセージの少なくとも1つの情報要素を含む、第4のメッセージを送信することと、
をさらに含む、請求項1~46のいずれかに記載の方法。
【請求項48】
前記第5の情報要素がさらに、ジッタを含む、請求項47に記載の方法。
【請求項49】
前記第5の情報要素がさらに、生存時間を含む、請求項47~48のいずれかに記載の方法。
【請求項50】
前記第5の情報要素がさらに、通信サービスの可用性を含む、請求項47~49のいずれかに記載の方法。
【請求項51】
前記第5の情報要素がさらに、信頼値を含む、請求項47~50のいずれかに記載の方法。
【請求項52】
前記第5の情報要素がさらに、ユーザ体験データレートを含む、請求項47~51のいずれかに記載の方法。
【請求項53】
前記第3のメッセージがさらに、
サービスデータフローのテンプレートを示す、第6の情報要素、
サービス/アプリケーションの識別子を示す、第7の情報要素、
PDUセッションの識別子を示す、第8の情報要素、または
無線デバイスのユーザ識別を示す、第9の情報要素
のうちの少なくとも1つを含む、請求項47~52のいずれかに記載の方法。
【請求項54】
前記基地局によって、前記無線デバイスへ、前記データフローのパケット伝送レイテンシを監視するための監視パケットを送信することと、
前記基地局によって、前記データフローの前記パケット伝送レイテンシおよび前記エンドツーエンドのレイテンシに基づいて、前記QoSイベントの発生を判定することと、
前記基地局によって、前記アクセスおよびモビリティ管理機能へ、前記判定に応答して、前記QoSイベントの前記発生および前記データフローの前記パケット伝送レイテンシを示す、情報要素を含む第5のメッセージを送信することと、
をさらに含む、請求項47~53のいずれかに記載の方法。
【請求項55】
前記アクセスおよびモビリティ管理機能によって、前記セッション管理機能へ、第6のメッセージを送信することをさらに含み、前記第6のメッセージは、前記QoSイベントの前記発生および前記データフローの前記パケット伝送レイテンシを示す、情報要素を含む、請求項54に記載の方法。
【請求項56】
前記ユーザプレーン機能によって、前記ユーザプレーン機能と基地局との間のパケット伝送レイテンシを、前記基地局へ監視パケットを送信することにより監視すること、または
前記ユーザプレーン機能によって、基地局と前記無線デバイスとの間のパケット伝送レイテンシを、前記無線デバイスへ監視パケットを送信することにより監視すること
のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項54~55のいずれかに記載の方法。
【請求項57】
ユーザプレーン機能によって、セッション管理機能から、データフローについて少なくとも1つのサービス品質(QoS)レポートを要求する、第1のメッセージを受信することであって、前記第1のメッセージは、
QoSイベントを示す、第1の情報要素と、
前記QoSイベントに対する第1のQoS値を示す、第2の情報要素と、
を含む、ことと、
ユーザプレーン機能によって、無線デバイスへ、前記データフローの第2のQoS値を監視するための監視パケットを送信することと、
前記ユーザプレーン機能によって、前記データフローの前記第2のQoS値および前記第1のQoS値に基づいて、前記QoSイベントの発生を判定することと、
前記ユーザプレーン機能によって、前記セッション管理機能へ、前記判定に応答して、前記QoSイベントの前記発生を示す、第3の情報要素を含む、第2のメッセージを送信することと、
を含む、方法。
【請求項58】
前記第1のQoS値および前記第2のQoS値が、
エンドツーエンドのレイテンシ、
ジッタ、
生存時間、
通信サービスの可用性、
信頼値、または
ユーザ体験データレート
のうちの少なくとも1つを含む、請求項57に記載の方法。
【請求項59】
ユーザプレーン機能によって、セッション管理機能から、パケットデータユニットセッションのデータフローについて、少なくとも1つのサービス品質(QoS)レポートを要求する、第1のメッセージを受信することであって、前記第1のメッセージは、
QoSイベントを示す、第1の情報要素と、
前記QoSイベントに対するレイテンシ値を示す、第2の情報要素と、
を含む、ことと、
ユーザプレーン機能によって、無線デバイスへ、前記データフローのパケット伝送レイテンシを監視するための監視パケットを送信することと、
前記ユーザプレーン機能によって、前記データフローの前記パケット伝送レイテンシおよび前記レイテンシ値に基づいて、前記QoSイベントの発生を判定することと、
前記ユーザプレーン機能によって、前記セッション管理機能へ、前記判定に応答して、前記QoSイベントの前記発生を示す、第3の情報要素を含む、第2のメッセージを送信することと、
を含む、方法。
【請求項60】
ホームポリシー制御機能(HPCF)によって、アプリケーション機能から、無線デバイスのデータフローについてサービス品質(QoS)イベントへのサブスクライブを要求する、第1のメッセージを受信することであって、前記第1のメッセージは、
第1のQoSイベントを示す、第1の情報要素と、
前記第1のQoSイベントに対する第1のQoS値を示す、第2の情報要素と、
を含む、ことと、
前記HPCFによって、前記第1のQoSイベントおよび前記第1のQoS値に基づいて、前記データフローについてQoS報告ポリシーを判定することであって、前記QoS報告ポリシーは、第2のQoSイベントおよび第2のQoS値を含む、ことと、
前記HPCFによって、訪問先ポリシー制御機能(VPCF)へ、前記QoS報告ポリシーを含む、第2のメッセージを送信することと、
前記第2のQoSイベントの発生を示す、第3の情報要素と、
測定されたQoS値を示す、第4の情報要素と、
を含む測定結果を、前記HPCFによって、前記VPCFから受信することと、
前記HPCFによって、前記アプリケーション機能へ、前記測定結果を送信することと、
を含む、方法。
【請求項61】
前記第2のQoSイベントの前記発生は、前記測定されたQoS値および前記第2のQoS値に基づいて判定される、請求項60に記載の方法。
【請求項62】
前記第1のQoS値、前記第2のQoS値、および前記測定されたQoS値は、
エンドツーエンドのレイテンシ、
ジッタ、
生存時間、
通信サービスの可用性、
信頼値、または
ユーザ体験データレート
のうちの少なくとも1つを含む、請求項60~61のいずれかに記載の方法。
【請求項63】
訪問先セッション管理機能によって、前記訪問先ポリシー制御機能から、前記データフローについて前記QoSイベントへのサブスクライブを要求する、第3のメッセージを受信することであって、前記第3のメッセージは、
前記第2のQoSイベントを示す、情報要素、
前記第2のQoS値を示す、情報要素であって、前記第2のQoS値は、
エンドツーエンドのレイテンシ、
ジッタ、
生存時間、
通信サービスの可用性、
信頼値、もしくは
ユーザ体験データレート
のうちの少なくとも1つを含む、情報要素、
サービスデータフローのテンプレートを示す、情報要素、
サービス/アプリケーションの識別子を示す、情報要素、
PDUセッションの識別子を示す、情報要素、または
無線デバイスのユーザ識別を示す、情報要素
のうちの少なくとも1つを含む、ことと、
前記訪問先セッション管理機能によって、前記訪問先ポリシー制御機能へ、前記第3のメッセージに応答する第4のメッセージを送信することと、
をさらに含む、請求項60~62のいずれかに記載の方法。
【請求項64】
訪問先ユーザプレーン機能によって、前記訪問先セッション管理機能から、前記データフローについて前記QoSイベントへのサブスクライブを要求する、第5のメッセージを受信することであって、前記第5のメッセージは、
前記第2のQoSイベントを示す、第1の情報要素、
前記第2のQoS値を示す、第2の情報要素
を含む、ことと、
訪問先ユーザプレーン機能によって、前記無線デバイスへ、前記データフローの第2のQoS値を監視するための監視パケットを送信することと、
前記訪問先ユーザプレーン機能によって、前記データフローの前記第2のQoS値および測定されたQoS値に基づいて、前記QoSイベントの発生を判定することと、
前記QoSイベントの前記発生を示す、前記第3の情報要素と、
前記測定されたQoS値を示す、前記第4の情報要素と、
を含む第6のメッセージを、前記訪問先ユーザプレーン機能によって、前記訪問先セッション管理機能へ送信することと、
をさらに含む、請求項60~63のいずれかに記載の方法。
【請求項65】
前記訪問先セッション管理機能によって、前記訪問先ポリシー制御機能へ、前記第3の情報要素および前記第4の情報要素を含む、第7のメッセージを送信することをさらに含む、請求項64に記載の方法。
【請求項66】
前記第1のメッセージがさらに、
サービスデータフローのテンプレートを示す、情報要素、
サービス/アプリケーションの識別子を示す、情報要素、
PDUセッションの識別子を示す、情報要素、または
無線デバイスのユーザ識別を示す、情報要素
のうちの少なくとも1つを含む、請求項60~65のいずれかに記載の方法。
【請求項67】
前記QoS報告ポリシーおよび前記測定結果がさらに、
サービスデータフローのテンプレートを示す、情報要素、
サービス/アプリケーションの識別子を示す、情報要素、
PDUセッションの識別子を示す、情報要素、または
無線デバイスのユーザ識別を示す、情報要素
のうちの少なくとも1つを含む、請求項60~66のいずれかに記載の方法。
【請求項68】
前記アプリケーション機能によって、前記測定結果に基づいて、サービス挙動を調整することをさらに含む、請求項60~67のいずれかに記載の方法。
【請求項69】
前記ホームポリシー制御機能(HPCF)によって、前記アプリケーション機能から、前記データフローに対するQoSイベントを問い合わせる、第3のメッセージを受信することをさらに含み、前記第3のメッセージは、
前記第1のQoSイベントを示す、情報要素、および
前記第1のQoSイベントに対する前記第1のQoS値を示す、情報要素であって、前記第1のQoS値は、
エンドツーエンドのレイテンシ、
ジッタ、
生存時間、
通信サービスの可用性、
信頼値、もしくは
ユーザ体験データレート
のうちの少なくとも1つを含む、情報要素、
サービスデータフローのテンプレートを示す、情報要素、
サービス/アプリケーションの識別子を示す、情報要素、
PDUセッションの識別子を示す、情報要素、または
無線デバイスのユーザ識別を示す、情報要素
のうちの少なくとも1つを含む、請求項60~61のいずれかに記載の方法。
【請求項70】
前記ホームポリシー制御機能によって、前記訪問先ポリシー制御機能へ、前記データフローに対する前記QoSイベントを問い合わせる、第4のメッセージを送信することをさらに含み、前記第4のメッセージは、前記第3のメッセージの情報要素のうちの少なくとも1つを含む、請求項69に記載の方法。
【請求項71】
前記訪問先ポリシー制御機能によって、訪問先セッション管理機能へ、前記データフローに対する前記QoSイベントを問い合わせる、第5のメッセージを送信することをさらに含み、前記第5のメッセージは、前記第4のメッセージの情報要素のうちの少なくとも1つを含む、請求項70に記載の方法。
【請求項72】
前記訪問先セッション管理機能によって、訪問先ユーザプレーン機能へ、前記データフローに対する前記QoSイベントを問い合わせる、第6のメッセージを送信することをさらに含み、前記第6のメッセージは、前記第5のメッセージの情報要素のうちの少なくとも1つを含む、請求項71に記載の方法。
【請求項73】
前記訪問先ユーザプレーン機能によって、第3のQoS値を測定することであって、前記第3のQoS値は、
エンドツーエンドのレイテンシ、
ジッタ、
生存時間、
通信サービスの可用性、
信頼値、または
ユーザ体験データレート
のうちの少なくとも1つを含む、ことと、
前記訪問先ユーザプレーン機能によって、前記訪問先セッション管理機能へ、前記第3のQoS値を報告する第7のメッセージを送信することと、
をさらに含む、請求項72に記載の方法。
【請求項74】
前記訪問先セッション管理機能によって、前記訪問先ポリシー制御機能へ、前記第3のQoS値を報告する第8のメッセージを送信することをさらに含む、請求項73に記載の方法。
【請求項75】
前記訪問先ポリシー制御機能によって、前記ホームポリシー制御機能へ、前記第3のQoS値を報告する第9のメッセージを送信することをさらに含む、請求項74に記載の方法。
【請求項76】
前記ホームポリシー制御機能によって、前記アプリケーション機能へ、前記第3のQoS値を報告する第10のメッセージを送信することをさらに含む、請求項75に記載の方法。
【請求項77】
前記アプリケーション機能によって、前記第3のQoS値に基づいて、サービス挙動を調整することをさらに含む、請求項76に記載の方法。
【請求項78】
前記訪問先ポリシー制御機能によって、前記ホームポリシー制御機能から受信した前記QoS報告ポリシーに基づいて、訪問先QoS報告ポリシーを判定することをさらに含み、前記訪問先QoS報告ポリシーは、
訪問先QoSイベントと、
前記訪問先QoSイベントに対する訪問先QoS値と、
を含む、請求項60~77のいずれかに記載の方法。
【請求項79】
前記訪問先ポリシー制御機能によって、訪問先セッション管理機能へ、前記訪問先QoS報告ポリシーを含む、第3のメッセージを送信することをさらに含む、請求項78に記載の方法。
【請求項80】
訪問先ポリシー制御機能によって、ホームポリシー制御機能から、データフローについて少なくとも1つのサービス品質(QoS)イベントをサブスクライブする、第1のメッセージを受信することであって、前記第1のメッセージは、
QoSイベントを示す、第1の情報要素と、
前記QoSイベントに対する第1のQoS値を示す、第2の情報要素と、
を含む、ことと、
前記訪問先ポリシー制御機能によって、セッション管理機能へ、前記第1の情報要素および前記第2の情報要素を含む、第2のメッセージを送信することと、
QoSイベントを示す、第3の情報要素と、
前記QoSイベントに対する第2のQoS値を示す、第4の情報要素と、
を含む第3のメッセージを、前記訪問先ポリシー制御機能によって、前記セッション管理機能から受信することと、
前記訪問先ポリシー制御機能によって、前記ホームポリシー制御機能へ、前記第3の情報要素および前記第4の情報要素を含む、第4のメッセージを送信することと、
を含む、方法。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2018年1月11日に出願された米国仮特許出願第62/616,389号の利益、および2018年1月15日に出願された米国仮特許出願第62/617,498号の利益を主張し、これらは参照によりそれらの全体が本明細書に組み込まれる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0002】
本発明の例示的な実施形態によって、5Gシステムで強化された特徴および機能性を実装することが可能になる。より具体的には、本明細書に開示される技術の実施形態は、サービス性能および/またはQoSの監視ならびに報告に関してであってもよく、本明細書に開示される技術の実施形態は、サービス性能および/またはQoSの監視ならびに報告についてのローミングシナリオに関してであってもよい。本開示を通して、UE、無線デバイス、およびモバイルデバイスは、交換可能に使用される。本開示を通して、基地局、(無線)アクセスネットワーク((R)AN)、次世代無線アクセスネットワーク(NG-RAN)、New RadioノードB(gNB)、次世代eNodeB(ng-eNB)は、交換可能に使用される。
【図面の簡単な説明】
【0003】
本開示の様々な実施形態のうちのいくつかの例が、図面を参照して本明細書に記載されている。
【0004】
【
図1】
図1は、本開示の一実施形態の一態様による、例示的な5Gシステムアーキテクチャの図である。
【
図2】
図2は、本開示の一実施形態の一態様による、例示的な5Gシステムアーキテクチャの図である。
【
図3】
図3は、本開示の実施形態の一態様による、5Gシステム中の例示的な無線デバイスおよびネットワークノードのシステム図である。
【
図4】
図4は、本開示の一実施形態の一態様による、例示的な無線デバイスのシステム図である。
【
図5】
図5Aおよび
図5B本開示の実施形態の一態様による、UE100およびAMF155の2つの登録管理状態モデルを描写する。
【
図6】
図6Aおよび
図6B本開示の実施形態の一態様による、UE100およびAMF155の2つの接続管理状態モデルを描写する。
【
図7】
図7は、本開示の一実施形態の一態様による、分類およびマーキングトラフィックについての図である。
【
図8】
図8は、本開示の一実施形態の一態様による、UE登録プロシージャについての例示的なコールフローである。
【
図10】
図10は、本開示の一実施形態の一態様による、例示的なコールフロー図である。
【
図11】
図11は、本開示の一実施形態の一態様による、例示的なコールフロー図である。
【
図12】
図12は、本開示の一実施形態の一態様による、例示的なコールフロー図である。
【
図13】
図13は、本開示の一実施形態の一態様による、例示的なコールフロー図である。
【
図14】
図14は、本開示の一実施形態の一態様による、低レイテンシおよび高信頼性サービスの性能要件を描写する、例示的な表である。
【
図15】
図15は、本開示の一実施形態の一態様による、例示的なコールフロー図である。
【
図16】
図16は、本発明の一実施形態の一態様による、Rx基準点の例示的なプロトコルスタックを示す図である。
【
図17】
図17は、本開示の一実施形態の一態様による、例示的なコールフロー図である。
【
図18】
図18は、本開示の一実施形態の一態様による、例示的なコールフロー図である。
【
図19】
図19は、本開示の一実施形態の一態様による、例示的なフロー図である。
【
図20】
図20は、本開示の一実施形態の一態様による、例示的なフロー図である。
【
図21】
図21は、本開示の一実施形態の一態様による、例示的なフロー図である。
【
図22】
図22は、本開示の一実施形態の一態様による、例示的なフロー図である。
【
図23】
図23は、本開示の一実施形態の一態様による、例示的なフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0005】
本開示を通じ、以下の略称を使用する。
5G:5th generation mobile networks(第5世代モバイルネットワーク)
5GC:5G Core Network(5Gコアネットワーク)
5GS:5G System(5Gシステム)
5G-AN:5G Access Network(5Gアクセスネットワーク)
5QI:5G QoS Indicator(5G QoSインジケータ)
AF:Application Function(アプリケーション機能)
AMBR:Aggregate Maximum Bit Rate(合計最大ビットレート)
AMF:Access and Mobility Management Function(アクセスおよびモビリティ管理機能)
AN:Access Network(アクセスネットワーク)
APN:Access Point Name(アクセスポイント名)
ARP:Allocation and Retention Priority(割り当ておよび保持優先度)
CCNF:Common Control Network Functions(共通制御ネットワーク機能)
CN:Core Network(コアネットワーク)
CP:Control Plane(制御プレーン)
DPI:Deep Packet Inspection(ディープパケットインスペクション)
DL:Downlink(ダウンリンク)
DN:Data Network(データネットワーク)
DN-AAA:Data Network Authentication Authorization and Accounting(データネットワーク認証、認可、およびアカウンティング)
DNN:Data Network Name(データネットワーク名)
gNB:NR NodeB
GW:Gateway(ゲートウェイ)
HSS:Home Subscriber Server(ホーム加入者サーバ)
IETF:Internet Engineering Task Force
IP:Internet Protocol(インターネットプロトコル)
IP-CAN:IP Connectivity Access Network(IP接続アクセスネットワーク)
L2:Layer 2(データリンクレイヤ)
L3:Layer 3(ネットワークレイヤ)
LADN:Local Area Data Network(ローカルエリアデータネットワーク)
MICO:Mobile Initiated Connection Only(端末開始接続専用)
N3IWF:Non-3GPP(登録商標、下記同様) InterWorking Function(非3GPP相互作用機能)
NAI:Network Access Identifier(ネットワークアクセス識別子)
NAS:Non Access Stratum(非アクセス層)
NEF:Network Exposure Function(ネットワーク公開機能)
NF:Network Function(ネットワーク機能)
NR:New Radio
NG-RAN:NR Radio Access Network(NR無線アクセスネットワーク)
NRF:Network Repository Function(ネットワークリポジトリ機能)
NSI:Network Slice Instance(ネットワークスライスインスタンス)
NSSAI:Network Slice Selection Assistance Information(ネットワークスライス選択支援情報)
NSSF:Network Slice Selection Function(ネットワークスライス選択機能)
PCC:Policy and Charging Control(ポリシーおよび課金制御)
PCF:Policy Control Function(ポリシー制御機能)
PDCP:Packet Data Convergence Protocol(パケットデータコンバージェンスプロトコル)
PDN:Packet Data Network(パケットデータネットワーク)
PDU:Packet Data Unit(パケットデータユニット)
PEI:Permanent Equipment Identifier(永久的な機器識別子)
RAN:Radio Access Network(無線アクセスネットワーク)
RB:Radio Bearer(無線ベアラ)
RFC:Request For Comments
RLC:Radio Link Control(無線リンク制御)
RRC:Radio Resource Control(無線リソース制御)
RM:Registration Management(登録管理)
SBA:Service Based Architecture(サービスベースのアーキテクチャ)
SDU:Service Data Unit(サービスデータユニット)
SMF:Session Management Function(セッション管理機能)
SMSF:SMS Function(SMS機能)
SN:Sequence Number(シーケンス番号)
S-NSSAI:Single Network Slice Selection Assistance information(単一ネットワークスライス選択支援情報)
SRB:Signaling Radio Bearer carrying control plane data(制御プレーンデータを運ぶシグナリング無線ベアラ)
SUPI:Subscriber Permanent Identifier(加入者永久識別子)
TDF:Traffic Detection Function(トラフィック検出機能)
TA:Tracking Area(追跡エリア)
TAI:Tracking Area Identity(追跡エリア識別)
TCP:Transmission Control Protocol(伝送制御プロトコル)
UDM:Unified Data Management(統合データ管理)
UDP:User Datagram Protocol(ユーザデータグラムプロトコル)
UE:User Equipment(ユーザ機器)
UL:Uplink(アップリンク)
UL CL:Uplink Classifier(アップリンク分類子)
UPF:User Plane Function(ユーザプレーン機能)
【0006】
例示的な
図1および
図2は、アクセスネットワークおよび5Gコアネットワークから成る、5Gシステムを描写している。例示的な5Gアクセスネットワークは、5Gコアネットワークへ接続するアクセスネットワークを含んでもよい。アクセスネットワークは、NG-RAN105および/または非3GPP AN165を含んでもよい。例示的な5Gコアネットワークは、1つ以上の5Gアクセスネットワークの5G-ANおよび/またはNG-RANへ接続してもよい。5Gコアネットワークは、インターフェースが、機能要素および/またはネットワーク要素間の通信に用いられる、例示的な
図1および例示的な
図2のように、機能要素またはネットワーク機能を備え得る。
【0007】
ネットワーク機能は、機能的挙動およびインターフェースを有する、ネットワークにおける処理機能であり得る。ネットワーク機能は、専用ハードウェア上のネットワーク要素および/もしくは
図3および
図4に描写されるようなネットワークノードとして、もしくは専用ハードウェアおよび/もしくは共有ハードウェア上で動くソフトウェアインスタンスとして、または適切なプラットフォーム上でインスタンス形成される仮想機能としてのいずれかで実装されてもよい。
【0008】
アクセスおよびモビリティ管理機能AMF155は、以下の機能性(AMF機能性のうちの一部は、AMF155の単一インスタンスでサポートされてもよい)、RAN CPインターフェースの終端(N2)、NASの終端(N1)、NAS暗号化および完全性保護、登録管理、接続管理、到達可能性管理、モビリティ管理、合法的傍受(AMF155のイベントおよびLIシステムへのインターフェースに対する)、セッション管理にトランスポートを提供、UE100とSMF160との間のSMメッセージ、SMメッセージをルーティングするための透過プロキシ、アクセス認証、アクセス認可、UE100とSMSFとの間のSMSメッセージにトランスポートを提供、セキュリティアンカー機能、SEA、AUSF150およびUE100との相互作用、UE100の認証プロセスの結果として確立される中間鍵の受信、セキュリティコンテキスト管理、アクセスネットワーク固有の鍵を導き出すのに使用する鍵を、SEAから受信するSCMを含んでもよい。
【0009】
AMF100は、N3IWF170によるN2インターフェースを介する非3GPPアクセスネットワーク、N3IWF170でのUE100とのNASシグナリング、N3IWF170で接続されるUEの認証、モビリティの管理、認証、ならびに非3GPPアクセス165を介して接続される、または同時に3GPPおよび非3GPPアクセス105、165を介して接続される、UE100の別個のセキュリティコンテキスト状態、3GPPおよび非3GPPアクセス105、165での協調した有効なRMコンテキストのサポート、非3GPPアクセスでの接続性のための、UE100用のCM管理コンテキストのサポートに対応し得る。上述の機能性の一部は、ネットワークスライスのインスタンスでサポートされてもよい。
【0010】
一例では、AMF155の領域は、1つまたは複数のAMF100のセットから成ってもよい。AMF155のセットは、所与のエリアおよび/またはネットワークスライスを受け持つ、一部のAMF155から成ってもよい。一例では、複数のAMF155のセットは、AMF155の領域および/またはネットワークスライスごとであってもよい。アプリケーション識別子は、特定のアプリケーショントラフィック検出規則にマッピングされ得る、識別子であってもよい。構成されたNSSAIは、UE100の中でプロビジョニングされたNSSAIであってもよい。DNNに対するDN115のアクセス識別子(DNAI:DN access identifier)は、DN115へのユーザプレーンアクセスの識別子であってもよい。新規登録は、RM-登録解除500、520の状態にある、UE100の登録に関係し得る。N2AP UE100の関連付けは、5G ANノードとAMF155とのUE100の関連付けごとの論理であり得る。N2AP UE-TNLAバインディングは、N2AP UE100の関連付けと、所与のUE100に対する特定のトランスポートネットワークレイヤ(TNL:transport network layer)の関連付けとのバインディングであり得る。
【0011】
セッション管理機能SMF160は、以下の機能性(SMF160の機能性のうちの1つ以上は、SMF160の単一インスタンスでサポートされてもよい)、セッション管理(例えば、UPF110とAN105のノードとの間のトンネル維持を含む、セッション確立、修正、および解除)、UE100のIPアドレス割り当ておよび管理(任意選択の認可を含む)、UP機能の選択および制御、適した送信先へトラフィックをルーティングする、UPF110でのトラフィック誘導の構成、インターフェースのポリシー制御機能への終端、ポリシー施行およびQoSの制御部。合法的傍受(SMイベントおよびLIシステムへのインターフェースに対して)、NASメッセージのSM部の終端、ダウンリンクデータ通知、AMF155を介してN2上を(R)AN105へ送信される、AN固有のSM情報の開始、セッションのSSCモードの判定、ローミング機能性、QoS SLAを適用するように、ローカルでの施行処理(VPLMN)、課金データ収集および課金インターフェース(VPLMN)、合法的傍受(VPLMNで、SMイベントおよびLIシステムへのインターフェースに対して)、外部DN115によるPDUセッションの認可/認証用にシグナリングをトランスポートするための、外部DN115との相互作用のサポートのうちの1つ以上を含んでもよい。上述の機能性のうちの1つ以上は、ネットワークスライスのインスタンスでサポートされるのを必要とし得る。
【0012】
ユーザプレーン機能UPF110は、以下の機能性(UPF110の機能性のうちの一部は、UPF110の単一インスタンスでサポートされてもよい)、RAT内および/またはRAT間のモビリティ用のアンカーポイント(適用できる場合)、DN115への相互接続の外部PDUセッションポイント、パケットルーティングおよび転送、パケットインスペクションおよびポリシー規則施行のユーザプレーン部、合法的傍受(UP収集)、トラフィック使用量報告、トラフィックフローをデータネットワークへルーティングするのをサポートするアップリンク分類子、マルチホームのPDUセッションをサポートする分岐点、ユーザプレーン向けQoS対応、アップリンクトラフィック検証(SDFからQoSフローのマッピング)、アップリンクおよびダウンリンクにおけるトランスポートレベルのパケットマーキング、ダウンリンクパケットバッファリングおよびダウンリンクデータ通知のトリガのうちの1つ以上を含んでもよい。上述の機能性の1つ以上は、ネットワークスライスのインスタンスでサポートされてもよい。
【0013】
UE100のIPアドレス管理は、UE100のIPアドレスの割り当ておよび解除、ならびに該当する場合、割り当てられたIPアドレスの更新を含み得る。UE100は、要求されたPDUタイプを、PDUセッションの確立プロシージャ中に、そのIPスタック機能および構成に基づいて設定する。一例では、SMF160によって、以下のように、PDUセッションのPDUタイプを選択してもよい。SMF160が、IPに設定するPDUタイプを伴う要求を受信した場合、SMF160によって、DNN構成および通信事業者のポリシーに基づいて、PDUタイプのIPv4またはIPv6のいずれか一方を選択し得る。SMF160によって、他方のIPバージョンがDNNでサポートされているかを示すように、UE100に原因値を提供してもよい。他方のIPバージョンがサポートされている場合、UE100は、他方のIPバージョン用の同じDNNに対する、別のPDUセッションを要求してもよい。SMF160が、PDUタイプのIPv4またはIPv6に対する要求を受信し、要求されたIPバージョンを、DNNがサポートしている場合、SMFによって要求されたPDUタイプを選択する。
【0014】
例示的な一実施形態では、5GC要素およびUE100は、以下の、PDUセッションの確立プロシージャ中、SMF160によって、SM NASシグナリングでUE100へIPアドレスを送信してもよいというメカニズムをサポートする。一度PDUセッションが確立されると、DHCPv4によるIPv4アドレス割り当ておよび/またはIPv4パラメータ構成が用いられ得る。IPv6プレフィックス割り当ては、IPv6がサポートされる場合、IPv6ステートレス自動構成によってサポートされ得る。ステートレスDHCPv6によるIPv6パラメータ構成がサポートされてもよい。
【0015】
5GCは、UDM140のサブスクリプション情報に基づいて、もしくは加入者ごと、DNNごとの構成に基づいて、静的IPv4アドレスおよび/または静的IPv6プレフィックスの割り当てをサポートしてもよい。
【0016】
ユーザプレーン機能(UPF110)は、PDUセッションのユーザプレーン経路に対応してもよい。データネットワークへのインターフェースを提供するUPF110によって、PDUセッションアンカーの機能性をサポートする。
【0017】
ポリシー制御機能PCF135は、ネットワーク挙動を支配する統合ポリシーフレームワークをサポートし、ポリシー規則を施行するように、それらを制御プレーン機能に提供し、ユーザデータリポジトリ(UDR:user data repository)において、ポリシー決定について関連するサブスクリプション情報にアクセスするように、フロントエンドを実装してもよい。
【0018】
ネットワーク公開機能NEF125によって、3GPPネットワーク機能が提供するサービスおよび能力をセキュアに公開し、AF145と交換する情報と、内部ネットワーク機能と交換する情報との間で変換し、他のネットワーク機能から情報を受信する手段を提供し得る。
【0019】
NFリポジトリ機能NRF130によって、NFインスタンスからNF発見要求を受信する、サービス発見機能をサポートし、発見したNFインスタンス(発見される)の情報を、NFインスタンスへ提供し、利用可能なNFインスタンスおよびそれらがサポートするサービスの情報を維持してもよい。
【0020】
統合データ管理UDM140は、認証情報の処理、位置管理、サブスクリプション管理を担当するUDM-FE、およびポリシー管理担当のPCF135を含む、アプリケーションフロントエンド(FE)と、UDM-FEによって提供される機能性に必要なデータを記憶するユーザデータリポジトリUDRと、加えてPCF135が必要とするポリシープロファイルとから成ってもよい。
【0021】
NSSFによって、UE100を受け持つネットワークスライスインスタンスのセットの選択、許可されていない(Allowed)NSSAIの判定、UE100を受け持つように用いられるAMF155のセットの判定、および/または場合によりNRF130を問い合わせることによる、構成に基づく、候補AMF155のリストの判定をサポートしてもよい。
【0022】
UDRに記憶されるデータは、少なくともサブスクリプション識別子、セキュリティ証明書、アクセスおよびモビリティ関係のサブスクリプションデータおよび/もしくはセッション関係のサブスクリプションデータ、ならびに/またはポリシーデータを含む、少なくともユーザサブスクリプションデータを含む。
【0023】
AUSF150によって、認証サーバ機能(AUSF:authentication
server function)をサポートしてもよい。信頼できない非3GPPアクセス165の場合のN3IWF170の機能性は、以下の、UEとのIPsecトンネルの確立のサポート、N3IWF170が、NWuを介してUE100でIKEv2/IPsecプロトコルを終端してもよく、N2を介して、UE100を認証し、5Gコアネットワークへのアクセスを認可するのに必要な情報を中継してもよいこと、制御プレーンおよびユーザプレーンそれぞれに対する、5GコアネットワークへのN2およびN3インターフェースの終端、UE100とAMF155との間における、アップリンクおよびダウンリンク制御プレーンNAS(N1)のシグナリングの中継、PDUセッションおよびQoSに関係するSMF160(AMF155により中継)からのN2シグナリングの対応、PDUセッションのトラフィックをサポートする、IPsecセキュリティの関連付け(IPsec SA)の確立、UE100とUPF110との間のアップリンクおよびダウンリンクのユーザプレーンパケットの中継、N3パケットマーキングに対応するQoSの、N2を介して受信したそのようなマーキングに関連する、QoS要件を考慮したうえでの施行、アップリンクにおけるN3ユーザプレーンのパケットマーキング、ならびに/またはMOBIKEを使用する、信頼できない非3GPPアクセスネットワーク165内のローカルモビリティアンカー、AMF155の選択のサポートのうちの少なくとも1つ以上を含んでもよい。
【0024】
アプリケーション機能AF145によって、3GPPコアネットワークと相互作用して、サービスを提供し得る。通信事業者の配備に基づいて、アプリケーション機能は、通信事業者に信頼され、関連のネットワーク機能と直接相互作用してもよい。ネットワーク機能に直接アクセスすることを許されないアプリケーション機能によって、外部公開フレームワーク(NEF125によって)を使用して、関連のネットワーク機能と相互作用してもよい。
【0025】
(R)AN105と5Gコアとの間の制御プレーンインターフェースによって、複数の異なる種類のAN(例えば、3GPP RAN105、信頼できないアクセス165に対するN3IWF170)の、一意の制御プレーンプロトコルによる5GCへの接続をサポートしてもよい。単一のN2 APプロトコルは、3GPPアクセス105および非3GPPアクセス165の両方に、ならびにAMF155と、ANによりサポートされるサービスの制御(例えば、PDUセッションのためのAN105中のUPリソースの制御)を必要とし得るSMF160など、他の機能との切り離しに用いられ得る。
【0026】
5GCは、PCF135からUE100へ、ポリシー情報を提供でき得る。そのようなポリシー情報としては、限定ではないが、以下の、アクセスネットワーク発見および選択ポリシー、グループ化するUE100のルート選択ポリシー(URSP:UE route selection policy)またはどちらかというとSSCモード選択ポリシー(SSCMSP:SSC mode selection policy)、ネットワークスライス選択ポリシー(NSSP:network slice selection policy)、DNN選択ポリシー、ならびに非シームレスオフロードポリシーが挙げられ得る。
【0027】
5Gコアネットワークは、非3GPPアクセスネットワーク165を介する、UE100の接続性をサポートし得る。例示的な
図5Aおよび
図5Bに示すように、登録管理RMを用いて、UE/ユーザ100をネットワークに登録するか、またはその登録を解除し、ネットワーク中でユーザコンテキストを確立してもよい。接続管理を用いて、UE100とAMF155との間のシグナリング接続を確立および解除してもよい。
【0028】
UE100は、登録を必要とするサービスを受けるために、ネットワークに登録する必要があり得る。一度登録すると、該当する場合、UE100は、到達可能なままにするために周期的に(周期的な登録更新)、もしくはモビリティに関して(モビリティ登録更新)、または能力を更新もしくはプロトコルパラメータを再ネゴシエートするように、ネットワークへの登録を更新してもよい。
【0029】
例示的な
図8および
図9に描写するような新規登録プロシージャは、ネットワークアクセス制御機能の実行(例えば、UDM140におけるサブスクリプションプロファイルに基づく、ユーザ認証およびアクセス認可)を伴ってもよい。登録プロシージャの結果として、サービングAMF155の識別が、UDM140に登録され得る。
【0030】
登録管理RMプロシージャは、3GPPアクセス105および非3GPPアクセス165の両方に渡り適用可能であり得る。
【0031】
例示的な
図5Aおよび
図5Bは、UE100およびAMF155によって観察されるような、UE100のRM状態を描写する。例示的な一実施形態では、選択されたPLMNにUE100の登録ステータスを反映する2つのRM状態、すなわちRM-登録解除500およびRM-登録510が、UE100とAMF155とに用いられ得る。RM登録解除状態500では、UE100はネットワークに登録されなくてもよい。AMF155におけるUE100のコンテキストには、UE100についての有効な位置もルーティング情報も保持しなくてもよいため、AMF155によってUE100には到達できない。一部のUE100のコンテキストが、依然としてUE100およびAMF155に記憶されていてもよい。RM登録状態510では、UE100はネットワークに登録され得る。RM-登録510の状態では、UE100は、ネットワークへの登録を必要とするサービスを受信してもよい。
【0032】
例示的な一実施形態では、選択されたPLMNに、UE100の登録ステータスを反映する2つのRM状態、すなわちRM-登録解除520およびRM-登録530が、UE100についてAMF155に用いられ得る。
【0033】
例示的な
図6Aおよび6Bに示すように、接続管理CM(connection management)は、N1上のUE100とAMF155との間のシグナリング接続を確立および解除する機能を備えてもよい。このシグナリング接続を用いて、UE100とコアネットワークとの間で、NASシグナリング交換が可能になってもよい。シグナリング接続は、UE100と(R)AN105との間のANシグナリング接続(例えば、3GPPアクセスによるRRC接続)、およびこのUE100用のANとAMF155との間のN2接続の両方を含む。
【0034】
例示的な
図6Aおよび6Bに描写するように、2つのCM状態、すなわちCM-アイドル600、620およびCM-接続610、630は、UE100のAMF155とのNASシグナリング接続性に用いられてもよい。CM-アイドル600の状態にあるUE100は、RM-登録510の状態であり、N1上でAMF155により確立されるNASシグナリング接続がない。UE100は、セルの選択、セルの再選択、およびPLMN選択を行ってもよい。CM-接続610の状態にあるUE100には、N1上でAMF155により確立されるNASシグナリング接続がある。
【0035】
例示的な一実施形態では、2つのCM状態、すなわちCM-アイドル620およびCM-接続630が、AMF155でUE100に用いられ得る。
【0036】
RRCの非アクティブ状態は、NG-RANに当てはまり得る(例えば、NR、および5G CNに接続するE-UTRAに当てはまる)。AMF155によって、ネットワーク構成に基づいて、UE100をRRCの非アクティブ状態に送信するかというNG RAN105の決定を支援するために、NG RAN105への支援情報を提供してもよい。UE100がRRCの非アクティブ状態とCM-接続610の状態であるとき、UE100は、アップリンクデータの保留によって、端末開始シグナリングプロシージャによって、RAN105のページングへの応答として、UE100がRAN105の通知エリアを去ったとのネットワークへの通知によって、RRC接続を再開してもよい。
【0037】
NASシグナリング接続管理には、NASシグナリング接続を確立および解除する機能が含まれてもよい。NASシグナリング接続確立機能は、UE100およびAMF155によって提供され、CM-アイドル600の状態で、UE100に対するNASシグナリング接続を確立してもよい。NASシグナリング接続を解除するプロシージャは、5G (R)AN105のノードまたはAMF155によって開始され得る。
【0038】
UE100の到達可能性管理によって、UE100が到達可能で、ネットワークがUE100に到達するUE100の位置(例えば、アクセスノード)を提供しているかを検出し得る。これは、UE100およびUE100の位置追跡をページングすることによって行われてもよい。UE100の位置追跡には、UE100の登録エリア追跡およびUE100の到達可能性追跡の両方を含み得る。そのような機能性は、5GC(CM-アイドル620の状態の場合)またはNG-RAN105(CM-接続630の状態の場合)のいずれかに配置されてもよい。UE100およびAMF155は、登録および登録更新プロシージャ中に、CM-アイドル600、620の状態で、UE100の到達可能性特性をネゴシエートしてもよい。
【0039】
2つのUE100の到達可能性カテゴリが、CM-アイドル600、620の状態について、UE100とAMF155との間でネゴシエートされ得る。1)UE100がCM-アイドル600モードである間に、モバイルデバイスに終端データを与えるUE100の到達可能性。2)端末開始接続専用(MICO)モード。5GCによって、UE100とDNNによって識別されるデータネットワークとの間に、PDU交換を提供するPDU接続性サービスをサポートしてもよい。PDU接続性サービスは、UE100からの要求
時に確立される、PDUセッションによってサポートされてもよい。
【0040】
PDUセッションは、1つ以上のPDUセッションタイプをサポートしてもよい。PDUセッションは、N1上でUE100とSMF160との間で交換されるNAS SMシグナリングを使用して、確立(例えば、UE100の要求時)、修正(例えば、UE100および5GCの要求時)、および解除(例えば、UE100および5GCの要求時)され得る。アプリケーションサーバからの要求時に、5GCは、UE100の中にある特定のアプリケーションをトリガでき得る。そのトリガメッセージを受信すると、UE100は、UE100の中の識別されたアプリケーションへ渡してもよい。UE100の中の識別されたアプリケーションによって、特定のDNNへのPDUセッションが確立され得る。
【0041】
5G QoSモデルは、例示的な
図7に示すような、QoSフローベースのフレームワークをサポートし得る。5G QoSモデルは、保証されたフロービットレートを必要とするQoSフロー、および保証されたフロービットレートを必要としない場合があるQoSフローの両方をサポートしてもよい。5G QoSモデルは、反映型(reflective)QoSをサポートし得る。QoSモデルは、UPF(CN_UP)110、AN105、および/もしくはUE100で、フローのマッピングまたはパケットマーキングを含んでもよい。パケットは、UE100のアプリケーション/サービスレイヤ730、UPF(CN_UP)110、および/もしくはAF145から到着し、ならびに/またはそこへ向かってもよい。
【0042】
QoSフローは、PDUセッションにおけるQoS差別化の粒度であり得る。QoSフローIDのQFI(QoS Flow ID)を用いて、5GシステムでQoSフローを識別してもよい。PDUセッション内で同じQFIを持つユーザプレーントラフィックは、同じトラフィック転送処理を行ってもよい。QFIは、例えば、エンドツーエンドのパケットヘッダを全く変更することなく、N3(およびN9)上をカプセル化ヘッダで運ばれ得る。QFIは、異なるタイプのペイロードを持つPDUに適用され得る。QFIは、PDUセッション内において一意であり得る。
【0043】
QoSフローのQoSパラメータは、PDUセッションでまたはQoSフロー確立時に、N2上をQoSプロファイルとして(R)ANへ提供されてもよく、NG-RANが使用されるときは毎回、ユーザプレーンがアクティブ化される。デフォルトのQoS規則は、すべてのPDUセッションに必要であり得る。SMF160は、QFIをQoSフローに割り当ててもよく、そのQoSパラメータをPCFによって提供される情報から導き出し得る。適用できる場合、SMF160によって、QoSフローのQoSパラメータを包含するQoSプロファイルと共に、QFIを(R)AN105へ提供してもよい。
【0044】
5G QoSフローは、5GシステムにおけるQoS転送処理に対する粒度であり得る。同じ5G QoSフローへマッピングされるトラフィックは、同じ転送処理(例えば、スケジューリングポリシー、キュー管理ポリシー、レートシェーピングポリシー、RLC構成、および/または同様のもの)を受けてもよい。異なるQoS転送処理の提供には、別個の5G QoSフローを必要とし得る。
【0045】
5G QoSインジケータは、5G QoSフローへ提供される、特定のQoS転送挙動(例えば、パケット損失率、パケット遅延量(packet delay budget))へのリファレンスとして用いられる、スカラーであり得る。これは、QoS転送処理を制御する、5QI参照ノードの特定のパラメータ(例えば、スケジューリングの加重値、アドミッション閾値、キュー管理閾値、リンクレイヤプロトコル構成、および/または同様のもの)によって、アクセスネットワークの中に実装されてもよい。
【0046】
5GCは、エッジコンピューティングをサポートしてもよく、通信事業者および第三者サービスを、UEが接着するアクセスポイントに近接してホストすることが可能になってもよい。5Gコアネットワークは、UE100に近接するUPF110を選択してもよく、UPF110からN6インターフェースを介してローカルデータネットワークへ、トラフィック誘導を実行してもよい。これは、UE100のサブスクリプションデータ、UE100の位置、アプリケーション機能AF145からの情報、ポリシー、または他の関係するトラフィック規則に基づき得る。5Gコアネットワークは、ネットワーク情報および能力を、エッジコンピューティングアプリケーション機能へ公開してもよい。エッジコンピューティングに対する機能性サポートには、5GコアネットワークがUPF110を選択して、ユーザトラフィックをローカルデータネットワークへルーティングする、ローカルルーティング、5Gコアネットワークがトラフィックを選択して、ローカルデータネットワークの中のアプリケーションへルーティングされる、トラフィック誘導、UE100およびアプリケーションモビリティを有効にする、セッションならびにサービス継続性、例えば、アプリケーション機能からの入力に基づく、ユーザプレーン選択および再選択、5Gコアネットワークおよびアプリケーション機能が、NEFによって互いへの情報を提供し得る、ネットワーク能力公開、PCFによって、ローカルデータネットワークへルーティングされるトラフィックに、QoS制御および課金の規則を提供し得る、QoSならびに課金、5Gコアネットワークが、アプリケーションを配備するあるエリアに、LADNへ接続するようにサポートを提供し得る、ローカルエリアデータネットワークのサポートを含んでもよい。
【0047】
例示的な5Gシステムは、5Gアクセスネットワーク105、5GコアネットワークおよびUE100、ならびに/または同様のものから成る3GPPシステムであってもよい。許可されていないNSSAIは、例えば、登録プロシージャ中にサービングPLMNによって提供されるNSSAIであってもよく、現行の登録エリアに対するサービングPLMNの中で、UE100に対してネットワークが認めるNSSAIを示す。
【0048】
PDU接続性サービスによって、UE100とデータネットワークとの間で、PDUの交換が提供されてもよい。PDUセッションは、UE100と、PDU接続性サービスを提供するデータネットワークDNとの関連付けであり得る。関連付けのタイプは、IP、またはイーサネット(登録商標)もしくは非構造化であってもよい。
【0049】
ネットワークスライスインスタンスによる、データネットワークへのユーザプレーン接続性の確立は、少なくとも2つのステップから成る。必要とされるネットワークスライスをサポートするAMF155を選択する、RMプロシージャの実施、およびネットワークスライスインスタンスによる、必要とされるデータネットワークへの1つ以上のPDUセッションの確立。
【0050】
UE100に対するネットワークスライスのセットは、UE100がネットワークに登録されている間、いつでも変更される可能性があり、ネットワークまたはUE100によって開始されてもよい。
【0051】
周期的な登録更新は、周期的な登録タイマの満了時の、UE100の再登録であってもよい。要求されるNSSAIは、UE100がネットワークへ提供し得るNSSAIである。サービスベースのインターフェースによって、サービスのセットを所与のNFによって、どのように提供/公開するかを表してもよい。
【0052】
サービス継続性は、IPアドレスおよび/またはアンカーポイントが変化する場合を含め、途切れないサービスをユーザが体験することであってもよい。セッション継続性は、PDUセッションの継続性を指してもよい。IPタイプのPDUセッションでは、セッション継続性は、PDUセッションのライフサイクルの間、IPアドレスが保存されることを意味してもよい。アップリンク分類子は、SMFによって提供されるフィルタ規則に基づいて、アップリンクトラフィックをデータネットワークの方へとそらすことを目的とする、UPF機能性であり得る。
【0053】
5Gシステムアーキテクチャによって、例えば、ネットワーク機能仮想化および/またはソフトウェア定義ネットワーキングなどの技法を使用する展開を可能にする、データ接続性およびサービスをサポートしてもよい。5Gシステムアーキテクチャは、識別された制御プレーン(CP)ネットワーク機能間のサービスベースの相互作用を活用してもよい。5Gシステムアーキテクチャでは、制御プレーン機能からのユーザプレーン(UP)機能の分離が考慮され得る。5Gシステムによって、必要な場合には、ネットワーク機能が、他のNFと直接相互作用することが可能になってもよい。
【0054】
5Gシステムによって、アクセスネットワーク(AN)とコアネットワーク(CN)との間の依存性が減少してもよい。アーキテクチャは、異なる3GPPおよび非3GPPアクセスタイプを統合する、AN-CN共通インターフェースを持つ、集中型アクセス独立コアネットワークを備えてもよい。
【0055】
5Gシステムはさらに、統合認証フレームワーク、計算リソースが記憶リソースから切り離される、ステートレスNF、能力公開、ならびにローカルおよび集中型サービスへの同時アクセスをサポートし得る。低レイテンシサービスをサポートし、ローカルデータネットワークへアクセスするために、UP機能は、アクセスネットワークに近接して配備されてもよい。
【0056】
5Gシステムは、ホームルーティングトラフィック、および訪問先PLMNでのローカルブレイクアウトトラフィックの両方でのローミングをサポートし得る。例示的な5Gアーキテクチャはサービスベースであってもよく、ネットワーク機能間の相互作用は2通りで表され得る。(1)
図1は例示的なサービスベースの表示であり、制御プレーン内のネットワーク機能によって、他の認可されたネットワーク機能が、サービスにアクセスするのが可能になり得る。この表示には、必要に応じて、ポイントツーポイントの基準点を含んでもよい。(2)
図2は例示的な基準点の表示であり、任意の2つのネットワーク機能間のポイントツーポイントの基準点(例えば、N11)によって記述される、ネットワーク機能の中のNFサービス間における相互作用を示す。
【0057】
一例として、通信システム(例えば、5G)の制御プレーンは、サービスベースのアーキテクチャを使用してもよい。AFとPCFとの間のインターフェース/基準点(例えば、RxインターフェースまたはRx基準点)は、HTTPプロトコルを使用してもよい。Representational State Transfer(REST)を、必要に応じて、アーキテクチャ様式として使用してもよい。
図16は、REST-Rx基準点のプロトコルスタックを示す、例示的な図である。TCPによって、トランスポートレイヤで通信サービスを提供してもよい。アプリケーション送達レイヤによって、HTTPを使用して特定のアプリケーション通信データのトランスポートが提供され得る。特定のアプリケーション通信レイヤは、JSONコンテンツタイプのトランスポートを含んでもよい。
【0058】
HTTP要求メッセージは、サーバがどのアクションを行ってもよいかを、サーバに示すメソッド/プロセスを有し得る。クライアントおよび/またはサーバは、以下のHTTPメソッド/プロセスのうちの1つを使用してもよい。POST:HTTP POSTを使用して、リソース状態を作り出し得る。要求URIは、リソースの作成に関与しているアドレスを定義し得る。PUT:HTTP PUTを使用して、リソース状態を置き換えてもよい。リソースの完全状態が、メッセージの本文で提供され得る。要求URIは、置き換えられるであろうリソースを定義し得る。PATCH:HTTP PATCHメソッドは、リソースへの部分的修正に適用してもよい。要求URIは、修正されるであろうリソースを定義し得る。GET:HTTP GETを使用して、リソース状態を読み出してもよい。要求URIは、問い合わせるリソースを定義し得る。DELETE:HTTP DELETEを使用して、リソース状態を削除してもよい。要求URIは、削除されるであろうリソースを定義し得る。
【0059】
既存技術を実装すると、特定のサービス/アプリケーションをサポートする際に問題が起こり得る。既存のサービス/アプリケーションは、レイテンシおよび信頼性について特定の要件を有してもよく、それらのサービス/アプリケーションは、公共の安全に関係し得る。
図14に示すように、低レイテンシおよび通信サービスの高可用性を必要とするシナリオは、別々の自動化-運動制御、別々の自動化およびプロセス自動化-遠隔制御などであってもよい。
図14は、これらのシナリオについての例示的な性能要件を提供する。全体のサービスレイテンシは、無線インターフェース、5Gシステム内での伝送、5Gシステムの外部にあってもよい、アプリケーションサーバへの伝送、および/またはデータ処理の遅延に依存し得る。既存技術では、一部の場合、サービスのQoSを保証できない場合がある。アプリケーションサーバは、アプリケーションサーバと無線デバイスとの間で、エンドツーエンド遅延を測定/検出し得る。これには、アプリケーションサーバが、測定/検出機能をサポートすることが必要とされ得るという問題がある場合があり、これは、アプリケーションサーバが、アプリケーションサーバと無線デバイスとの間のエンドツーエンド遅延を把握し得るという問題を有し得る。アプリケーションサーバは、遅延のどの部分(例えば、無線デバイスからアクセスネットワーク、アクセスネットワークからコアネットワーク、またはコアネットワークからアプリケーションサーバ)が、アプリケーションサーバと無線デバイスとの間のエンドツーエンド遅延を引き起こす原因であり得るかを把握する能力を有さなくてもよい。例示的な実施形態によって、強化したメカニズムを提供して、無線デバイスとアクセスネットワークとの間、アクセスネットワークとコアネットワークとの間、および/もしくはコアネットワークからアプリケーションサーバのサービス性能ならびに/またはサービスのQoSを監視し報告する。例示的な一実施形態では、5Gコアネットワーク中のネットワークエンティティによって、アプリケーションサーバに、サービス挙動を調整するように通知してもよい。
【0060】
既存技術を実装すると、ローミングシナリオで特定のサービス/アプリケーションをサポートする際に問題が起こり得る。既存のサービス/アプリケーションは、レイテンシおよび信頼性について特定の要件を有してもよく、それらのサービス/アプリケーションは、公共の安全に関係し得る。
図14に示すように、低レイテンシおよび通信サービスの高可用性を必要とするシナリオは、別々の自動化-運動制御、別々の自動化およびプロセス自動化-遠隔制御などであってもよい。
図14は、これらのシナリオについての例示的な性能要件を提供する。全体のサービスレイテンシは、無線インターフェース、訪問先PLMNおよびホームPLMNの5Gシステム内での伝送、5Gシステムの外部にあってもよい、アプリケーションサーバへの伝送、および/またはデータ処理の遅延に依存し得る。既存技術では、一部の場合、サービスのQoSを保証できない場合がある。アプリケーションサーバ(例えば、ローミングシナリオにおけるHAF)は、アプリケーションサーバと無線デバイスとの間で、エンドツーエンド遅延を測定/検出し得る。これには、アプリケーションサーバが、測定/検出機能をサポートすることが必要とされ得るという問題がある場合があり、これは、アプリケーションサーバが、アプリケーションサーバと無線デバイスとの間のエンドツーエンド遅延を把握し得るという問題を有し得る。アプリケーションサーバは、特に、アプリケーションサーバがホームPLMNにあってもよく、無線デバイスが訪問先PLMNにあってもよい場合、遅延のどの部分(例えば、無線デバイスからアクセスネットワーク、アクセスネットワークからコアネットワーク、またはコアネットワークからアプリケーションサーバ)が、アプリケーションサーバと無線デバイスとの間のエンドツーエンド遅延を引き起こす原因であり得るかを把握する能力を有さなくてもよい。例示的な実施形態によって、強化したメカニズムを提供して、無線デバイスとアクセスネットワークとの間、アクセスネットワークとコアネットワークとの間、および/もしくはコアネットワークからアプリケーションサーバのサービス性能ならびに/またはサービスのQoSを監視し報告し、ローミングシナリオ(例えば、ホームルーティングローミングの場合)において、アプリケーションサーバはホームPLMNにあってもよく、無線デバイスは訪問先PLMNにあってもよい。例示的な一実施形態では、訪問先PLMNの5Gコアネットワーク中のネットワークエンティティによって、ホームPLMNの中にあるアプリケーションサーバに、サービス挙動を調整するように通知してもよい。
【0061】
実施例1
一例では、AFによって、第1のメッセージをネットワークノード(例えば、PCFまたはNEF)へ送信してもよい。第1のメッセージは、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスについて、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントにサブスクライブする要求を示してもよい。PCFはさらに、SMFへのイベントをサブスクライブしてもよい。
図10は、1つ以上のアクションを含み得る、例示的なコールフローを示す。
【0062】
AF(アプリケーションサーバ)によって、ネットワーク機能(例えば、PCFまたはNEF)へ、メッセージ(例えば、サービス性能/QoSイベントをサブスクライブ、またはアプリケーション/サービス情報のプロビジョニング)を送信して、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスについて、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントにサブスクライブしてもよい。一例として、AFによって、PCFへHTTP POSTメッセージを送信して、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントにサブスクライブしてもよい。AFからPCFへ送信されるメッセージは、1つ以上の情報要素を含んでもよい。一例では、PCFへ送信されるメッセージは、サービス性能/QoSイベントのトリガを示す、第1の情報要素を含む。サービス性能/QoSの値が変わった、および/または値が、閾値(例えば、要求されるサービス性能/QoS)を下回る場合、AFによって、イベントトリガを受信するネットワーク機能(例えば、PCF)に、サービス性能/QoSの現行の値を報告するように要求してもよい。一例として、サービス性能/QoSの値が変わった、および/または値が閾値(例えば、要求されるサービス性能/QoS)を下回る場合、サービス性能/QoSの現行の値は、サービス性能/QoSの値であってもよい。一例では、PCFへ送信されるメッセージは、要求されるサービス性能/QoS値を示す第2の情報要素を含み、第2の情報要素を使用して、1つ以上のパラメータを含み得る、AFによって要求されるサービス性能/QoSを示してもよい。一例では、第2の情報要素は、エンドツーエンドのレイテンシパラメータを含む。エンドツーエンドのレイテンシは、発信元から送信先へ所与の情報の一片を伝達するのにかかる時間であってもよい。一例として、無線デバイスと、別々の自動化-運動制御のアプリケーションサーバ/コントローラとの間のエンドツーエンドのレイテンシは、1ミリ秒であってもよい。一例では、第2の情報要素はジッタパラメータを含む。ジッタは、受信したパケットの遅延の変動時間であり得る。一例として、別々の自動化-運動制御のジッタは1マイクロ秒であり得る。一例では、第2の情報要素は生存時間パラメータを含む。生存時間は、通信サービスを消費するアプリケーションが、予想されるメッセージなしに継続し得る時間であり得る。一例として、別々の自動化-運動制御の生存時間は0ミリ秒であり得る。一例では、第2の情報要素は通信サービスの可用性パラメータを含む。通信サービスの可用性は、サービスインターフェースの中で頼りになり得る、または信頼でき得る。一例として、別々の自動化-運動制御の通信サービスの可用性は99.9999%であり得る。一例では、第2の情報要素は信頼性パラメータを含む。所与のネットワークノードの信頼性は、頼りになり得る、または信頼でき得る。一例として、別々の自動化-運動制御の信頼性は99.9999%であり得る。一例では、第2の情報要素はユーザ体験データレートパラメータを含む。ユーザ体験データレートは、十分な品質体験を達成するのに必要な、最小データレートであり得る。一例として、別々の自動化-運動制御のユーザ体験データレートは、1Mbpsから最大10Mbpsであり得る。一例では、PCFへ送信されるメッセージは、サービスデータフローテンプレートを示す、第3の情報要素を含む。サービスデータフローテンプレートを使用して、サービス性能/QoSイベントについてサービスデータフローを検出してもよい。一例では、PCFへ送信されるメッセージは、サービス/アプリケーション識別子を示す、第4の情報要素を含む。サービス/アプリケーション識別子を使用して、サービス性能/QoSイベントに対してサービス/アプリケーションを検出してもよい。一例では、PCFへ送信されるメッセージは、PDUセッション識別子を示す、第5の情報要素を含む。PDUセッション識別子は、サービス性能/QoSイベントに適用される、PDUセッションの識別子であり得る。一例では、PCFへ送信されるメッセージは、無線デバイスのユーザ識別を示す、第6の情報要素を含む。無線デバイスのユーザ識別は、サービス性能/QoSイベントに適用される、無線デバイスの識別であり得る。AFが、NEFへ上のメッセージ(例えば、サービス性能/QoSイベントをサブスクライブ、またはアプリケーション/サービス情報のプロビジョニング)を送信する場合、一例として、NEFによってメッセージをPCFへ転送する。
【0063】
AFまたはNEFから受信したメッセージに応答して、PCFによって1つ以上のアクションを取り得る。例示的なアクションでは、PCFによって、AFまたはNEFから受信した情報(例えば、要求されるサービス性能/QoS値)に基づいて、ポリシー決定を行う。例示的なアクションでは、PCFによって、SMFへメッセージ(例えば、サービス性能/QoSイベントをサブスクライブ、またはNsmf_EventExposure_Subscribe)を送信して、イベントトリガをサブスクライブし、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)をプロビジョニングする。メッセージは、AFまたはNEFから受信した情報を含んでもよい。一例として、SMFへ送信されるメッセージは、AFもしくはNEFから受信した情報(例えば、要求されるサービス性能/QoS値)、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよい。一例として、SMFへ送信されるメッセージは、ポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよく、ポリシーは、AFまたはNEFから受信した情報(例えば、要求されるサービス性能/QoS値)を含んでもよい。
【0064】
PCFから受信したメッセージに応答して、SMFによって、UPFへメッセージ(例えば、サービス性能/QoSイベントをサブスクライブ、またはN4セッション確立/修正の要求)を送信して、イベントトリガをサブスクライブしてもよく、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)をプロビジョニングしてもよい。メッセージは、PCFから受信した1つ以上の情報要素を含んでもよい。一例として、UPFへ送信されるメッセージは、PCFから受信した情報(例えば、要求されるサービス性能/QoS値)、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよい。一例として、UPFへ送信されるメッセージは、ポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよく、ポリシーは、PCFから受信した情報(例えば、要求されるサービス性能/QoS値)を含んでもよい。SMFから受信したメッセージに応答して、UPFによって、SMFへ応答メッセージ(例えば、サービス性能/QoSイベントの応答をサブスクライブ、またはN4セッション確立/修正の応答)を送信してもよい。
【0065】
UPFから受信したメッセージに応答して、SMFによって、PCFへ応答メッセージ(例えば、サービス性能/QoSイベントの応答をサブスクライブ、またはNsmf_EventExposure_Subscribe応答)を送信してもよい。SMFから受信したメッセージに応答して、PCFによって、AFへ応答メッセージ(例えば、サービス性能/QoSイベントの応答をサブスクライブ、またはアプリケーション/サービス情報のプロビジョニング応答)を送信してもよい。一例として、PCFによって、HTTP
POSTメッセージに応答して、AFへHTTP201 CREATED(作成)メッセージを送信してもよい。
【0066】
SMFから受信したメッセージに応答して、UPFによって1つ以上のアクションを取り得る。例示的なアクションでは、UPFによって、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスに対するサービス性能/QoSを監視して、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントを測定/検出する。UPFによって、サービス性能/QoSを測定/検出するように、1つ以上の方法を取ってもよい。例示的な1つの方法では、UPFによって、インターネット制御メッセージプロトコル(ICMP:internet control message protocol)のエコー機能に基づいて、UPFと無線デバイスとの間でサービス性能/QoSを監視する。一例として、UPFによって、無線デバイスから応答を受信した後、無線デバイスへpingパケットを送信し、サービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ、ジッタ)を計算してもよい。例示的な1つの方法では、UPFによって、ICMPエコー機能に基づいて、UPFと(R)ANとの間でサービス性能/QoSを監視する。一例として、UPFによって、(R)ANから応答を受信した後、(R)ANへpingパケットを送信し、サービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ、ジッタ)を計算してもよい。
図15は、UPFがICMPエコー機能によってサービス性能/QoSを測定する、例示的なコールフローである。例示的な1つの方法では、UPFによって、(R)ANと無線デバイスとの間のサービス性能/QoSを問い合わせる。一例として、UPFによって、(R)ANへシグナリングメッセージを送信して、(R)ANと無線デバイスとの間のサービス性能/QoS値を問い合わせてもよく、(R)ANは、(R)ANと無線デバイスとの間で性能/QoS値を測定/検出し、サービス性能/QoS値を含む応答メッセージを、UPFへ送信してもよい。一例として、UPFによって、(R)ANと無線デバイスとの間のサービス性能/QoS値、および/または無線デバイスとアプリケーションサーバとの間のサービス性能/QoS値を問い合わせる表示を含む、ユーザプレーンデータパケット(例えば、データパケットのヘッダの中にある)を、(R)ANへ送信してもよい。(R)ANは、(R)ANと無線デバイスとの間で性能/QoS値を測定/検出してもよく、および/または(R)ANは、無線デバイスに、無線デバイスとアプリケーションサーバとの間のサービス性能/QoS値を測定するように要求してもよい。(R)ANは、測定したサービス性能/QoS値を含む、ユーザプレーンデータパケット(例えば、データパケットのヘッダの中にある)を、UPFへ送信してもよい。例示的な1つの方法では、UPFによって、インターネット制御メッセージプロトコル(ICMP)のエコー機能に基づいて、UPFとアプリケーションサーバとの間でサービス性能/QoSを監視する。一例として、UPFによって、無線デバイスから応答を受信した後、アプリケーションサーバへpingパケットを送信し、サービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ、ジッタ)を計算してもよい。例示的なアクションでは、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および無線デバイスのうちの少なくとも1つに対して、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントがトリガされる(例えば、サービス性能/QoSの値が変わった、および/または値が閾値(例えば、要求されるサービス性能/QoS)を下回る)と、UPFによって検出する場合、UPFはSMFへメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を送信する。UPFからSMFへ送信されるメッセージは、1つ以上の情報要素を含んでもよい。一例では、メッセージは、サービス性能/QoSイベントトリガを示す、第1の情報要素を含む。一例では、UPFからSMFへ送信されるメッセージは、測定されたサービス性能/QoS値を示す、第2の情報要素を含み、測定されたサービス性能/QoS値を使用して、1つ以上のパラメータを含み得る、ネットワーク機能(例えば、UPF)によって測定されたサービス性能/QoSを示してもよい。一例では、第2の情報要素は、サービス性能/QoS値タイプを示すパラメータを含んでもよく、このパラメータを使用して、サービス性能/QoSのタイプまたは範囲を示してもよい。一例として、このパラメータは1つ以上のタイプを含んでもよい。例示的なタイプは、UPFと無線デバイスとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)であり得る。例示的なタイプは、UPFと(R)ANとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)であり得る。例示的なタイプは、(R)ANと無線デバイスとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)であり得る。例示的なタイプは、UPFとアプリケーションサーバとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)であり得る。例示的なタイプは、UEとアプリケーションサーバとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)であり得る。一例では、第2の情報要素は、測定されたエンドツーエンドのレイテンシを示すパラメータを含んでもよい。一例では、第2の情報要素は、測定されたジッタを示すパラメータを含んでもよい。一例では、第2の情報要素は、測定された生存時間を示すパラメータを含んでもよい。一例では、第2の情報要素は、測定された通信サービスの可用性を示すパラメータを含んでもよい。一例では、第2の情報要素は、測定された信頼性を示すパラメータを含んでもよい。一例では、第2の情報要素は、測定されたユーザ体験データレートを示すパラメータを含んでもよい。一例では、UPFからSMFへ送信されるメッセージは、サービスデータフローテンプレートを示す、第3の情報要素を含む。一例では、UPFからSMFへ送信されるメッセージは、サービス/アプリケーション識別子を示す、第4の情報要素を含む。一例では、UPFからSMFへ送信されるメッセージは、PDUセッション識別子を示す、第5の情報要素を含む。一例では、UPFからSMFへ送信されるメッセージは、無線デバイスのユーザ識別を示す、第6の情報要素を含む。
【0067】
UPFから受信したメッセージに応答して、SMFによって、UPFから受信した情報を含むメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を、PCFへ送信してもよい。SMFから受信したメッセージに応答して、PCFによって、SMFから受信した情報を含むメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を、AFまたはNEFへ送信してもよい。NEFによって、PCFからメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を受信する場合、NEFはメッセージをAFへ転送してもよい。
【0068】
PCFまたはNEFから受信したメッセージに応答して、それに応じて、PCFまたはNEFから受信した情報(例えば、サービス性能/QoS値のイベントトリガ、および/または測定されたサービス性能/QoS値)に基づいて、AFによって適時にサービス挙動を調整し得る。一例として、AFによって、測定されたサービス性能/QoS値に基づいて、動画のコーデックレートを変更してもよい(例えば、通信システムの現行サービス性能が、8Kの超高解像度(UHD:Ultra High Definition)動画をサポートできない場合があり、動画のコーデックレートを4KのUHDに変更してもよい)。AFによって、アプリケーション情報変更用のメッセージ(例えば、アプリケーション/サービス情報のプロビジョニング)を、PCFへ送信してもよい。一例として、AFによって、遅延のどの部分(例えば、無線デバイスからアクセスネットワーク、アクセスネットワークからコアネットワーク、またはコアネットワークからアプリケーションサーバ)が、アプリケーションサーバと無線デバイスとの間で長いエンドツーエンド遅延を引き起こす原因であり得るかを分析してもよい。例えば、AFによって、エンドツーエンド遅延が、コアネットワークとアプリケーションサーバとの間の遅延によって引き起こされ得ると判定してもよく、AFによって、コアネットワーク(例えば、UPF)とアプリケーションサーバとの間のルートポリシーの変更を示すメッセージ(例えば、HTTP
PUT)を、PCFへ送信してもよい。PCFによって、現行エンドツーエンド遅延と比較して、UPFとアプリケーションサーバとの間の遅延が短い、より良いルートを選択するポリシーをSMFへ送信してもよく、SMFによって、施行のためにUPFへのポリシーへ送信してもよい。
【0069】
実施例2
【0070】
一例では、AFによって、第1のメッセージをネットワークノード(例えば、PCFまたはNEF)へ送信してもよい。第1のメッセージは、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスについての、少なくとも1つのサービス性能/QoSレポートに対する要求を示してもよい。PCFによってさらに、SMFにレポートを要求してもよい。
図11は、以下のアクションのうちの1つ以上を含み得る、例示的なコールフローを示す。
【0071】
AFによって、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスについて、PCFまたはNEFが少なくとも1つの現行サービス性能/QoSを報告することを示すように、ネットワーク機能(例えば、PCFまたはNEF)へ、メッセージ(例えば、サービス性能/QoSレポートの要求、またはアプリケーション/サービス情報のプロビジョニング)を送信してもよい。ネットワーク機能(例えば、PCFまたはNEF)へ送信されるメッセージは、1つ以上の情報要素を含んでもよい。一例では、メッセージは、サービス性能/QoSレポート表示の情報要素を含む。表示は、サービス性能/QoSについて以下のパラメータ、エンドツーエンドのレイテンシ、ジッタ、生存時間、通信サービスの可用性、信頼性、およびユーザ体験データレートのうちの1つ以上の現行の値を問い合わせるように、AFによって使用されてもよい。一例として、ネットワーク機能(例えば、UPF)によって、サービス性能/QoSレポート表示を受信すると、サービス性能/QoSパラメータの現行の値を測定してもよい。一例では、メッセージは、サービスデータフローテンプレートを示す情報要素を含む。一例では、メッセージは、サービス/アプリケーション識別子を示す情報要素を含む。一例では、メッセージは、PDUセッション識別子を示す情報要素を含む。一例では、メッセージは、無線デバイスのユーザ識別を示す情報要素を含む。AFによって、NEFへ上のメッセージ(例えば、サービス性能/QoSレポートの要求、またはアプリケーション/サービス情報のプロビジョニング)を送信する場合、一例として、NEFによってメッセージをPCFへ転送してもよい。
【0072】
AFまたはNEFから受信したメッセージに応答して、PCFによって1つ以上のアクションを取り得る。例示的なアクションでは、PCFによって、AFまたはNEFから受信した情報に基づいて、ポリシー決定を行う。例示的なアクションでは、PCFによって、SMFへメッセージ(例えば、サービス性能/QoSレポートの要求)を送信して、少なくとも1つの現行サービス性能/QoSレポートを要求する。メッセージは、AFまたはNEFから受信した情報を含んでもよい。一例として、SMFへ送信されるメッセージは、AFもしくはNEFから受信した情報(例えば、サービス性能/QoSレポート表示)、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよい。一例として、SMFへ送信されるメッセージは、ポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよく、ポリシーは、AFまたはNEFから受信した情報(例えば、サービス性能/QoSレポート表示)を含んでもよい。PCFから受信したメッセージに応答して、SMFによって、UPFへメッセージ(例えば、サービス性能/QoSレポートの要求、またはN4セッション確立/修正の要求)を送信して、現行サービス性能/QoSレポートを要求してもよく、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)をプロビジョニングしてもよい。メッセージは、PCFから受信した情報を含んでもよい。一例として、UPFへ送信されるメッセージは、PCFから受信した情報(例えば、サービス性能/QoSレポート表示)、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよい。一例として、UPFへ送信されるメッセージは、ポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよく、ポリシーは、PCFから受信した情報(例えば、サービス性能/QoSレポート表示)を含んでもよい。
【0073】
SMFから受信したメッセージに応答して、UPFによって1つ以上のアクションを取り得る。例示的なアクションでは、UPFによって、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスのサービス性能/QoSを監視して、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントを測定/検出する。UPFによって、サービス性能/QoSを測定/検出するように、1つ以上の方法を取ってもよい。例示的な1つの方法では、UPFによって、インターネット制御メッセージプロトコル(ICMP)のエコー機能に基づいて、UPFと無線デバイスとの間でサービス性能/QoSを監視する。一例として、UPFによって、無線デバイスから応答を受信した後、無線デバイスへpingパケットを送信し、サービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ、ジッタ)を計算してもよい。例示的な1つの方法では、UPFによって、ICMPエコー機能に基づいて、UPFと(R)ANとの間でサービス性能/QoSを監視する。一例として、UPFによって、(R)ANから応答を受信した後、(R)ANへpingパケットを送信し、サービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ、ジッタ)を計算してもよい。例示的な1つの方法では、UPFによって、(R)ANと無線デバイスとの間のサービス性能/QoSを問い合わせる。一例として、UPFによって、(R)ANへシグナリングメッセージを送信して、(R)ANと無線デバイスとの間のサービス性能/QoS値を問い合わせてもよく、(R)ANは、(R)ANと無線デバイスとの間で性能/QoS値を測定/検出し、サービス性能/QoS値を含む応答メッセージを、UPFへ送信してもよい。一例として、UPFによって、(R)ANへ、表示を含むユーザプレーンデータパケット(例えば、データパケットのヘッダの中にある)を送信して、(R)ANと無線デバイスとの間のサービス性能/QoS値を問い合わせてもよく、(R)ANは、(R)ANと無線デバイスとの間で性能/QoS値を測定/検出し、UPFへ、サービス性能/QoS値を含むユーザプレーンデータパケット(例えば、データパケットのヘッダの中にある)を送信してもよい。例示的なアクションでは、UPFによって、SMFへレポートメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート、またはN4セッション確立/修正の応答)を送信してもよく、レポートメッセージは、1つ以上の情報要素を含んでもよい。一例では、レポートメッセージは、測定されたサービス性能/QoS値を示す、第1の情報要素を含む。第1の情報要素を使用して、1つ以上のパラメータを含み得る、測定されたサービス性能/QoSを示してもよい。一例では、第1の情報要素は、サービス性能/QoS値タイプを示すパラメータを含み、このパラメータを使用して、サービス性能/QoSのタイプまたは範囲を示してもよい。一例として、このパラメータは、以下のタイプ、UPFと無線デバイスとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)、UPFと(R)ANとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)、(R)ANと無線デバイスとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)、UPFとアプリケーションサーバとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)、およびUEとアプリケーションサーバとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)のうちの1つ以上を含んでもよい。一例では、第1の情報要素は、測定されたエンドツーエンドのレイテンシを示すパラメータを含む。一例では、第1の情報要素は、測定されたジッタを示すパラメータを含む。一例では、第1の情報要素は、測定された生存時間を示すパラメータを含む。一例では、第1の情報要素は、測定された通信サービスの可用性を示すパラメータを含む。一例では、第1の情報要素は、測定された信頼性を示すパラメータを含む。一例では、第1の情報要素は、測定されたユーザ体験データレートを示すパラメータを含む。一例では、レポートメッセージは、サービスデータフローテンプレートを示す、第2の情報要素を含む。一例では、レポートメッセージは、サービス/アプリケーション識別子を示す、第3の情報要素を含む。一例では、レポートメッセージは、PDUセッション識別子を示す、第4の情報要素を含む。一例では、レポートメッセージは、無線デバイスのユーザ識別を示す、第5の情報要素を含む。
【0074】
UPFから受信したメッセージに応答して、SMFによって、UPFから受信した情報を含むメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を、PCFへ送信してもよい。SMFから受信したメッセージに応答して、PCFによって、SMFから受信した情報を含むメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を、AFまたはNEFへ送信してもよい。NEFによって、PCFからメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を受信する場合、NEFはメッセージをAFへ転送してもよい。PCFまたはNEFから受信したメッセージに応答して、それに応じて、PCFまたはNEFから受信した情報(例えば、測定されたサービス性能/QoS値)に基づいて、AFによって適時にサービス挙動を調整し得る。一例として、AFによって、測定されたサービス性能/QoS値に基づいて、動画のコーデックレートを変更してもよい(例えば、通信システムの現行サービス性能が、8Kの超高解像度(UHD)動画をサポートできない場合があり、動画のコーデックレートを4KのUHDに変更してもよい)。AFによって、アプリケーション情報変更用のメッセージ(例えば、アプリケーション/サービス情報のプロビジョニング)を、PCFへ送信してもよい。
【0075】
実施例3
一例では、実施例2と比較して、測定を行うUPFよりむしろ、(R)ANがサービス性能/QoS測定を行ってもよい。
図12は、1つ以上のアクションを含み得る、例示的なコールフローを示す。
【0076】
AFによって、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスについて、PCFまたはNEFが少なくとも1つの現行サービス性能/QoSを報告することを示すように、ネットワーク機能(例えば、PCFまたはNEF)へ、メッセージ(例えば、サービス性能/QoSレポートの要求、またはアプリケーション/サービス情報のプロビジョニング)を送信してもよい。メッセージは1つ以上の情報要素を含んでもよい。一例では、メッセージは、サービス性能/QoSレポート表示の情報要素を含む。AFによって、表示を使用して、サービス性能/QoSについて以下のパラメータ、エンドツーエンドのレイテンシ、ジッタ、生存時間、通信サービスの可用性、信頼性、およびユーザ体験データレートのうちの1つ以上の現行の値を問い合わせてもよい。一例では、メッセージは、サービスデータフローテンプレートを示す情報要素を含む。一例では、メッセージは、サービス/アプリケーション識別子を示す情報要素を含む。一例では、メッセージは、PDUセッション識別子を示す情報要素を含む。一例では、メッセージは、無線デバイスのユーザ識別を示す情報要素を含む。AFによって、NEFへ上のメッセージ(例えば、サービス性能/QoSレポートの要求、またはアプリケーション/サービス情報のプロビジョニング)を送信する場合、一例として、NEFによってメッセージをPCFへ転送してもよい。
【0077】
AFまたはNEFから受信したメッセージに応答して、PCFによって1つ以上のアクションを取り得る。例示的なアクションでは、PCFによって、AFまたはNEFから受信した情報に基づいて、ポリシー決定を行う。例示的なアクションでは、PCFによって、SMFへメッセージ(例えば、サービス性能/QoSレポートの要求)を送信して、少なくとも1つの現行サービス性能/QoSレポートを示す。メッセージは、AFまたはNEFから受信した情報を含んでもよい。一例として、SMFへ送信されるメッセージは、AFもしくはNEFから受信した情報(例えば、サービス性能/QoSレポート表示)、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよい。一例として、SMFへ送信されるメッセージは、ポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよく、ポリシーは、AFまたはNEFから受信した情報(例えば、サービス性能/QoSレポート表示)を含んでもよい。
【0078】
PCFから受信したメッセージに応答して、SMFによって、AMFへメッセージ(例えば、サービス性能/QoSレポートの要求)を送信して、現行サービス性能/QoSレポートを要求してもよく、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)をプロビジョニングしてもよい。メッセージは、PCFから受信した情報を含んでもよい。一例として、AMFへ送信されるメッセージは、PCFから受信した情報(例えば、サービス性能/QoSレポート表示)、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよい。一例として、AMFへ送信されるメッセージは、ポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよく、ポリシーは、PCFから受信した情報(例えば、サービス性能/QoSレポート表示)を含んでもよい。SMFから受信したメッセージに応答して、AMFによって、(R)ANへメッセージ(例えば、サービス性能/QoSレポートの要求)を送信して、現行サービス性能/QoSレポートを要求してもよく、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)をプロビジョニングしてもよい。メッセージは、SMFから受信した情報を含んでもよい。一例として、(R)ANへ送信されるメッセージは、SMFから受信した情報(例えば、サービス性能/QoSレポート表示)、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよい。一例として、(R)ANへ送信されるメッセージは、ポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよく、ポリシーは、SMFから受信した情報(例えば、サービス性能/QoSレポート表示)を含んでもよい。
【0079】
AMから受信したメッセージに応答して、(R)ANは1つ以上のアクションを取り得る。例示的なアクションでは、(R)ANは、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスのサービス性能/QoSを監視して、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントを測定/検出する。(R)ANは、サービス性能/QoSを測定/検出するように、1つ以上の方法を取ってもよい。例示的な1つの方法では、(R)ANは、ICMPエコー機能に基づいて、(R)ANとUPFとの間でサービス性能/QoSを監視し、一例として、(R)ANは、UPFから応答を受信した後、UPFへpingパケットを送信し、サービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ、ジッタ)を計算してもよい。例示的な1つの方法では、(R)ANは、(R)ANと無線デバイスとの間のサービス性能/QoSを問い合わせる。一例として、(R)ANは、無線デバイスから応答を受信した後、無線デバイスへデータパケット(例えば、PDCPパケット)を送信し、サービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ、ジッタ)を計算してもよい。例示的なアクションでは、(R)ANは、AMFへメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を送信してもよく、レポートメッセージは、1つ以上の情報要素を含んでもよい。一例では、レポートメッセージは、測定されたサービス性能/QoS値を示す第1の情報要素を含み、第1の情報要素を使用して、1つ以上のパラメータを含み得る、測定されたサービス性能/QoSを示してもよい。一例では、第1の情報要素は、サービス性能/QoS値タイプを示すパラメータを含み、このパラメータを使用して、サービス性能/QoSのタイプまたは範囲を示してもよい。一例として、このパラメータは、以下のタイプ、UPFと無線デバイスとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)、UPFと(R)ANとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)、(R)ANと無線デバイスとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)、UPFとアプリケーションサーバとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)、およびUEとアプリケーションサーバとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)のうちの1つ以上を含んでもよい。一例では、第1の情報要素は、測定されたエンドツーエンドのレイテンシを示すパラメータを含む。一例では、第1の情報要素は、測定されたジッタを示すパラメータを含む。一例では、第1の情報要素は、測定された生存時間を示すパラメータを含む。一例では、第1の情報要素は、測定された通信サービスの可用性を示すパラメータを含む。一例では、第1の情報要素は、測定された信頼性を示すパラメータを含む。一例では、第1の情報要素は、測定されたユーザ体験データレートを示すパラメータを含む。一例では、レポートメッセージは、サービスデータフローテンプレートを示す、第2の情報要素を含む。一例では、レポートメッセージは、サービス/アプリケーション識別子を示す、第3の情報要素を含む。一例では、レポートメッセージは、PDUセッション識別子を示す、第4の情報要素を含む。一例では、レポートメッセージは、無線デバイスのユーザ識別を示す、第5の情報要素を含む。
【0080】
(R)ANから受信したメッセージに応答して、AMFによって、(R)ANから受信した情報を含むメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を、SMFへ送信してもよい。AMFから受信したメッセージに応答して、SMFによって、AMFから受信した情報を含むメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を、PCFへ送信してもよい。SMFから受信したメッセージに応答して、PCFによって、SMFから受信した情報を含むメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を、AFまたはNEFへ送信してもよい。NEFによって、PCFからメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を受信する場合、NEFはメッセージをAFへ転送してもよい。PCFまたはNEFから受信したメッセージに応答して、それに応じて、PCFまたはNEFから受信した情報(例えば、測定されたサービス性能/QoS値)に基づいて、AFによって適時にサービス挙動を調整し得る。一例として、AFによって、測定されたサービス性能/QoS値に基づいて、動画のコーデックレートを変更してもよい(例えば、通信システムの現行サービス性能が、8Kの超高解像度(UHD)動画をサポートできない場合があり、動画のコーデックレートを4KのUHDに変更してもよい)。AFによって、アプリケーション情報変更用のメッセージ(例えば、アプリケーション/サービス情報のプロビジョニング)を、PCFへ送信してもよい。
【0081】
実施例4
一例では、(R)ANは、AMFからサービス性能/QoSイベントサブスクリプションを受信してもよく、(R)ANは、イベントがいつトリガされるかをAMFへ報告してもよい。
図13は、1つ以上のアクションを含み得る、例示的なコールフローを示す。
【0082】
AFによって、ネットワーク機能(例えば、PCFまたはNEF)へ、メッセージ(例えば、サービス性能/QoSイベントをサブスクライブ、またはアプリケーション/サービス情報のプロビジョニング)を送信して、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスについて、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントにサブスクライブしてもよい。メッセージは1つ以上の情報要素を含んでもよい。一例では、メッセージは、サービス性能/QoSイベントトリガを示す情報要素を含む。イベントトリガを使用して、サービス性能/QoSの値が変わった、および/または値が閾値(例えば、要求されるサービス性能/QoS)を下回る場合に、サービス性能/QoSの現行の値が要求され、報告されることを示してもよい。一例では、メッセージは、要求されるサービス性能/QoS値を示す情報要素を含み、この情報要素(IE:information element)を使用して、以下のパラメータ、エンドツーエンドのレイテンシ、ジッタ、生存時間、通信サービスの可用性、信頼性、ユーザ体験データレートのうちの1つ以上を含み得る、要求されるサービス性能/QoSをAFによって示してもよい。一例では、メッセージは、サービスデータフローテンプレートを示す情報要素を含む。一例では、メッセージは、サービス/アプリケーション識別子を示す情報要素を含む。一例では、メッセージは、PDUセッション識別子を示す情報要素を含む。一例では、メッセージは、無線デバイスのユーザ識別を示す情報要素を含む。AFによって、NEFへ上のメッセージ(例えば、サービス性能/QoSイベントをサブスクライブ、またはアプリケーション/サービス情報のプロビジョニング)を送信する場合、一例として、NEFによってメッセージをPCFへ転送してもよい。
【0083】
AFまたはNEFから受信したメッセージに応答して、PCFによって1つ以上のアクションを取り得る。例示的なアクションでは、PCFによって、AFまたはNEFから受信した情報(例えば、要求されるサービス性能/QoS値)に基づいて、ポリシー決定を行う。例示的なアクションでは、PCFによって、SMFへメッセージ(例えば、サービス性能/QoSイベントをサブスクライブ、またはNsmf_EventExposure_Subscribe)を送信して、イベントトリガをサブスクライブし、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)をプロビジョニングする。メッセージは、AFまたはNEFから受信した情報を含んでもよい。一例として、SMFへ送信されるメッセージは、AFもしくはNEFから受信した情報(例えば、要求されるサービス性能/QoS値)、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよい。一例として、SMFへ送信されるメッセージは、ポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよく、ポリシーは、AFまたはNEFから受信した情報(例えば、要求されるサービス性能/QoS値)を含んでもよい。
【0084】
PCFから受信したメッセージに応答して、SMFによって、AMFへメッセージ(例えば、サービス性能/QoSイベントをサブスクライブ)を送信して、イベントトリガをサブスクライブしてもよく、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)をプロビジョニングしてもよい。メッセージは、PCFから受信した情報を含んでもよい。一例として、AMFへ送信されるメッセージは、PCFから受信した情報(例えば、要求されるサービス性能/QoS値)、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよい。一例として、AMFへ送信されるメッセージは、ポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよく、ポリシーは、PCFから受信した情報(例えば、要求されるサービス性能/QoS値)を含んでもよい。SMFから受信したメッセージに応答して、AMFによって、(R)ANへメッセージ(例えば、サービス性能/QoSイベントをサブスクライブ)を送信して、イベントトリガをサブスクライブしてもよく、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)をプロビジョニングしてもよい。メッセージは、SMFから受信した情報を含んでもよい。一例として、(R)ANへ送信されるメッセージは、SMFから受信した情報(例えば、要求されるサービス性能/QoS値)、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよい。一例として、(R)ANへ送信されるメッセージは、ポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよく、ポリシーは、SMFから受信した情報(例えば、要求されるサービス性能/QoS値)を含んでもよい。AMFから受信したメッセージに応答して、(R)ANは、AMFへ応答メッセージ(例えば、サービス性能/QoSイベントの応答をサブスクライブ)を送信してもよい。(R)ANから受信したメッセージに応答して、AMFによって、SMFへ応答メッセージ(例えば、サービス性能/QoSイベントの応答をサブスクライブ)を送信してもよい。AMFから受信したメッセージに応答して、SMFによって、PCFへ応答メッセージ(例えば、サービス性能/QoSイベントの応答をサブスクライブ、またはNsmf_EventExposure_Subscribe応答)を送信してもよい。SMFから受信したメッセージに応答して、PCFによって、AFへ応答メッセージ(例えば、サービス性能/QoSイベントの応答をサブスクライブ、またはアプリケーション/サービス情報のプロビジョニング応答)を送信してもよい。
【0085】
AMFから受信したメッセージに応答して、(R)ANは1つ以上のアクションを取り得る。例示的なアクションでは、(R)ANは、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスのサービス性能/QoSを監視して、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントを測定/検出する。(R)ANは、サービス性能/QoSを測定/検出するように、1つ以上の方法を取ってもよい。例示的な1つの方法では、(R)ANは、ICMPエコー機能に基づいて、(R)ANとUPFとの間でサービス性能/QoSを監視する。一例として、(R)ANは、UPFから応答を受信した後、UPFへpingパケットを送信し、サービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ、ジッタ)を計算してもよい。例示的な1つの方法では、(R)ANは、(R)ANと無線デバイスとの間のサービス性能/QoSを問い合わせる。一例として、UPFによって、(R)ANへシグナリングメッセージを送信して、(R)ANと無線デバイスとの間のサービス性能/QoS値を問い合わせてもよく、(R)ANは、(R)ANと無線デバイスとの間で性能/QoS値を測定/検出し、サービス性能/QoS値を含む応答メッセージを、UPFへ送信してもよい。一例として、(R)ANは、無線デバイスから応答を受信した後、無線デバイスへデータパケット(例えば、PDCPパケット)を送信し、サービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ、ジッタ)を計算してもよい。例示的なアクションでは、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および無線デバイスのうちの少なくとも1つに対して、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントがトリガされる(例えば、サービス性能/QoSの値が変わった、および/または値が閾値(例えば、要求されるサービス性能/QoS)を下回る)と、(R)ANが検出する場合、(R)ANは、AMFへメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を送信してもよい。測定レポートメッセージは1つ以上の情報要素を含んでもよい。一例では、測定レポートメッセージは、サービス性能/QoSイベントトリガを示す情報要素を含む。一例では、測定レポートメッセージは、測定されたサービス性能/QoS値を示す第1の情報要素を含み、第1の情報要素(IE)を使用して、1つ以上のパラメータを含み得る、測定されたサービス性能/QoSを示してもよい。一例では、第1の情報要素は、サービス性能/QoS値タイプを示すパラメータを含み、このパラメータを使用して、サービス性能/QoSのタイプまたは範囲を示してもよい。一例として、このパラメータは、以下のタイプ、UPFと(R)ANとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)、(R)ANと無線デバイスとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)、UEとアプリケーションサーバとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)のうちの1つ以上を含んでもよい。一例では、第1の情報要素は、測定されたエンドツーエンドのレイテンシを示すパラメータを含む。一例では、第1の情報要素は、測定されたジッタを示すパラメータを含む。一例では、第1の情報要素は、測定された生存時間を示すパラメータを含む。一例では、第1の情報要素は、測定された通信サービスの可用性を示すパラメータを含む。一例では、第1の情報要素は、測定された信頼性を示すパラメータを含む。一例では、第1の情報要素は、測定されたユーザ体験データレートを示すパラメータを含む。一例では、測定レポートメッセージは、サービスデータフローテンプレートを示す、第2の情報要素を含む。一例では、測定レポートメッセージは、サービス/アプリケーション識別子を示す第3の情報要素を含む。一例では、測定レポートメッセージは、PDUセッション識別子を示す第4の情報要素を含む。一例では、測定レポートメッセージは、無線デバイスのユーザ識別を示す、第5の情報要素を含む。
【0086】
(R)ANから受信したメッセージに応答して、AMFによって、(R)ANから受信した情報を含むメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を、SMFへ送信してもよい。AMFから受信したメッセージに応答して、SMFによって、AMFから受信した情報を含むメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を、PCFへ送信してもよい。SMFから受信したメッセージに応答して、PCFによって、SMFから受信した情報を含むメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を、AFまたはNEFへ送信してもよい。NEFによって、PCFからメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を受信する場合、NEFはメッセージをAFへ転送してもよい。
【0087】
PCFまたはNEFから受信したメッセージに応答して、それに応じて、PCFまたはNEFから受信した情報(例えば、サービス性能/QoS値のイベントトリガ、および/または測定されたサービス性能/QoS値)に基づいて、AFによって適時にサービス挙動を調整し得る。一例として、AFによって、測定されたサービス性能/QoS値に基づいて、動画のコーデックレートを変更してもよい(例えば、通信システムの現行サービス性能が、8Kの超高解像度(UHD)動画をサポートできない場合があり、動画のコーデックレートを4KのUHDに変更してもよい)。AFによって、アプリケーション情報変更用のメッセージ(例えば、アプリケーション/サービス情報のプロビジョニング)を、PCFへ送信してもよい。
【0088】
一例として、SMFによって、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスについて、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントにサブスクライブするように、要求を示す第1のメッセージを、PCFから受信してもよく、第1のメッセージは、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントを示す、少なくとも1つの第1の情報要素(IE)、第1のエンドツーエンドのレイテンシ、第1のジッタ、第1の生存時間、第1の通信サービスの可用性、第1の信頼値、もしくは第1のユーザ体験データレートのうちの少なくとも1つを含む、サービス性能/QoS値を示す少なくとも1つの第2のIE、サービスデータフローのテンプレートを示す、少なくとも1つの第3のIE、サービス/アプリケーションの第1の識別子を示す、少なくとも1つの第4のIE、PDUセッションの第2の識別子を示す、少なくとも1つの第5のIE、または無線デバイスのユーザ識別を示す少なくとも1つの6つのIEのうちの少なくとも1つを含んでもよく、第1のメッセージに応答して、SMFによってUPFへ、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントにサブスクライブするように、要求を示す第2のメッセージを送信する。
【0089】
一例として、UPFから、第2のメッセージへの応答メッセージを受信してもよく、応答メッセージは、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントが、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および無線デバイスのうちの1つに対してトリガされることを示してもよく、応答メッセージは、以下の、第2のエンドツーエンドのレイテンシ、第2のジッタ、第2の生存時間、第2の通信サービスの可用性、第2の信頼性、または第2のユーザ体験データレートのうちの少なくとも1つを含む、少なくとも1つのサービス性能/QoS値を含んでもよい。
【0090】
一例として、SMFによって、少なくとも1つのサービス性能/QoS値を含む第3のメッセージを、PCFへ送信してもよい。
【0091】
一例では、UPFによって、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスのサービス性能/QoSを監視して、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントを検出してもよい。
【0092】
一例では、サービス性能/QoSの監視には、インターネット制御メッセージプロトコル(ICMP)のエコー機能に基づく、UPFと無線デバイスとの間の第1のサービス性能/QoSの監視、ICMPエコー機能に基づく、UPFと(R)ANとの間の第2のサービス性能/QoSの監視のうちの少なくとも1つを含んでもよく、またはUPFによって、(R)ANと無線デバイスとの間の第3のサービス性能/QoSを監視するように、要求を示す要求メッセージを、(R)ANへ送信してもよい。
【0093】
一例では、AFによって、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスについて、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントにサブスクライブするように、要求を示す第1のメッセージを、PCFへ送信してもよく、第1のメッセージは、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントを示す、少なくとも1つの第1の情報要素(IE)、第1のエンドツーエンドのレイテンシ、第1のジッタ、第1の生存時間、第1の通信サービスの可用性、第1の信頼値、もしくは第1のユーザ体験データレートのうちの少なくとも1つを含む、サービス性能/QoS値を示す少なくとも1つの第2のIE、サービスデータフローのテンプレートを示す、少なくとも1つの第3のIE、サービス/アプリケーションの第1の識別子を示す、少なくとも1つの第4のIE、PDUセッションの第2の識別子を示す、少なくとも1つの第5のIE、または無線デバイスのユーザ識別を示す、少なくとも1つの6つのIEのうちの少なくとも1つを含む。
【0094】
一例では、AFによって、PCFから、第1のメッセージへの応答メッセージを受信してもよい。
【0095】
一例では、AFによって、PCFから、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントが、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および無線デバイスのうちの少なくとも1つに対してトリガされることを示す、測定レポートメッセージを受信してもよく、測定レポートメッセージは、以下の、第2のエンドツーエンドのレイテンシ、第2のジッタ、第2の生存時間、第2の通信サービスの可用性、第2の信頼性、または第2のユーザ体験データレートのうちの少なくとも1つを含む、少なくとも1つのサービス性能/QoS値を含んでもよい。
【0096】
一例では、AFによって、それに応じて、少なくとも1つのサービス性能/QoS値に基づいて、適時にサービス挙動を調整してもよく、および/またはアプリケーションパラメータを判定してもよい。AFによって、アプリケーションパラメータの変更用メッセージを、PCFへ送信してもよい。
【0097】
一例では、SMFによって、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスについて、少なくとも1つのサービス性能/QoSレポートに対する要求を示す第1のメッセージを、PCFから受信してもよく、第1のメッセージは、少なくとも1つのサービス性能/QoSレポートを示す、少なくとも1つの第1の情報要素(IE)、第1のエンドツーエンドのレイテンシ、第1のジッタ、第1の生存時間、第1の通信サービスの可用性、第1の信頼値、もしくは第1のユーザ体験データレートのうちの少なくとも1つを含む、報告すべきサービス性能/QoSタイプを示す少なくとも1つの第2のIE、サービスデータフローのテンプレートを示す、少なくとも1つの第3のIE、サービス/アプリケーションの第1の識別子を示す、少なくとも1つの第4のIE、PDUセッションの第2の識別子を示す、少なくとも1つの第5のIE、または無線デバイスのユーザ識別を示す少なくとも1つの6つのIEのうちの少なくとも1つを含む。
【0098】
一例では、第1のメッセージに応答して、SMFによって、少なくとも1つのサービス性能/QoSレポートに対する要求を示す第2のメッセージを、UPFへ送信してもよい。
【0099】
一例では、SMFによって、UPFから、第2のメッセージへの応答メッセージを受信してもよく、応答メッセージは、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスについて、少なくとも1つのサービス性能/QoS測定値を含み、少なくとも1つのサービス性能/QoS測定値は、第2のエンドツーエンドのレイテンシ、第2のジッタ、第2の生存時間、第2の通信サービスの可用性、第2の信頼性、または第2のユーザ体験データレートのうちの少なくとも1つを示す。
【0100】
一例では、SMFによって、少なくとも1つのサービス性能/QoS測定値を含む第3のメッセージを、PCFへ送信してもよい。
【0101】
一例では、AFによって、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスについて、少なくとも1つのサービス性能/QoSレポートに対する要求を示す、第1のメッセージをPCFへ送信してもよく、第1のメッセージは、少なくとも1つのサービス性能/QoSレポートを示す、少なくとも1つの第1の情報要素(IE)、第1のエンドツーエンドのレイテンシ、第1のジッタ、第1の生存時間、第1の通信サービスの可用性、第1の信頼値、もしくは第1のユーザ体験データレートのうちの少なくとも1つを含む、サービス性能/QoSタイプを示す少なくとも1つの第2のIE、サービスデータフローのテンプレートを示す、少なくとも1つの第3のIE、サービス/アプリケーションの第1の識別子を示す、少なくとも1つの第4のIE、PDUセッションの第2の識別子を示す、少なくとも1つの第5のIE、または無線デバイスのユーザ識別を示す、少なくとも1つの6つのIEのうちの少なくとも1つを含む。
【0102】
一例では、第1のメッセージに応答して、AFによって、PCFから、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスについての、少なくとも1つのサービス性能/QoS測定値を含む応答メッセージを受信してもよく、少なくとも1つのサービス性能/QoS測定値は、第2のエンドツーエンドのレイテンシ、第2のジッタ、第2の生存時間、第2の通信サービスの可用性、第2の信頼性、または第2のユーザ体験データレートのうちの少なくとも1つを含み、AFによって、少なくとも1つのサービス性能/QoS測定値に基づいて、アプリケーションパラメータを調整することを決定する。
【0103】
一例では、SMFによって、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスについて、少なくとも1つのサービス性能/QoSレポートに対する要求を示す第1のメッセージを、PCFから受信してもよく、第1のメッセージは、少なくとも1つのサービス性能/QoSレポートを示す、少なくとも1つの第1の情報要素(IE)、第1のエンドツーエンドのレイテンシ、第1のジッタ、第1の生存時間、第1の通信サービスの可用性、第1の信頼値、もしくは第1のユーザ体験データレートのうちの少なくとも1つを含む、報告すべきサービス性能/QoSタイプを示す少なくとも1つの第2のIE、サービスデータフローのテンプレートを示す、少なくとも1つの第3のIE、サービス/アプリケーションの第1の識別子を示す、少なくとも1つの第4のIE、PDUセッションの第2の識別子を示す、少なくとも1つの第5のIE、または無線デバイスのユーザ識別を示す、少なくとも1つの6つのIEのうちの少なくとも1つを含む。
【0104】
一例では、第1のメッセージに応答して、SMFによって、少なくとも1つのサービス性能/QoSレポートに対する要求を示す第2のメッセージを、AMFへ送信してもよい。
【0105】
一例では、AMFによって、第2のメッセージに応答して、少なくとも1つのサービス性能/QoSレポートに対する要求を示す第3のメッセージを、(R)ANへ送信してもよい。
【0106】
一例では、AMFによって、(R)ANから、第3のメッセージへの第1の応答メッセージを受信してもよく、第1の応答メッセージは、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスについて、少なくとも1つのサービス性能/QoS測定値を含み、少なくとも1つのサービス性能/QoS測定値は、第2のエンドツーエンドのレイテンシ、第2のジッタ、第2の生存時間、第2の通信サービスの可用性、第2の信頼性、または第2のユーザ体験データレートのうちの少なくとも1つを示す。
【0107】
一例では、SMFによって、AMFから、第2のメッセージへの第2の応答メッセージを受信してもよく、第2の応答メッセージは、少なくとも1つのサービス性能/QoS測定値を含む。
【0108】
一例では、SMFによって、少なくとも1つのサービス性能/QoS測定値を含む第4のメッセージを、PCFへ送信してもよい。
【0109】
一例では、(R)ANは、(R)ANとUPFとの間のインターネット制御メッセージプロトコル(ICMP)エコー機能、または(R)ANと無線デバイスとの間のICMPエコー機能および/もしくはPDCP機能のうちの少なくとも1つに基づいて、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスのサービス性能/QoSを測定してもよい。
【0110】
実施例5
一例では、無線デバイスは訪問先ネットワークの中にあってもよく、アプリケーションサーバ(例えば、ホームAF(HAF:Home AF))はホームネットワークの中にあってもよい。ホームルーティングローミングシナリオでは、無線デバイスは、訪問先ネットワークから、ホームネットワークの中にあるアプリケーションサーバへ、ユーザデータを送信してもよい。HAFによって、第1のメッセージをネットワークノード(例えば、HPCFまたはHNEF)へ送信してもよい。第1のメッセージは、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスについて、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントにサブスクライブする要求を示してもよい。HPCFによってさらに、VPCFへのイベントをサブスクライブしてもよく、VPCFは訪問先ネットワークの中にあってもよい。
図17は、1つ以上のアクションを含み得る、例示的なコールフローを示す。
【0111】
HAF(アプリケーションサーバ)によって、ネットワーク機能(例えば、ホームPCFまたはホームNEF)へメッセージ(例えば、サービス性能/QoSイベントをサブスクライブ、またはアプリケーション/サービス情報のプロビジョニング)を送信して、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスについて、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントにサブスクライブしてもよい。一例として、HAFによって、HPCFへHTTP POSTメッセージを送信して、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントにサブスクライブしてもよい。メッセージは1つ以上の情報要素を含んでもよい。一例では、メッセージは、サービス性能/QoSイベントトリガを示す、第1の情報要素を含む。サービス性能/QoSの値が変わった、および/または値が、閾値(例えば、要求されるサービス性能/QoS値)を下回る場合、HAFによって、イベントトリガを受信するネットワーク機能(例えば、HPCF)に、サービス性能/QoSの現行の値を報告するように要求してもよい。一例として、サービス性能/QoSの現行の値は、サービス性能/QoSの値が変わった、および/または値が、閾値(例えば、要求されるサービス性能/QoS)値)を下回る場合、サービス性能/QoSの値であり得る。一例では、メッセージは、要求されるサービス性能/QoS値を示す第2の情報要素を含み、この情報要素(IE)を使用して、以下のパラメータのうちの1つ以上を含み得る、HAFによって要求されるサービス性能/QoSを示してもよい。一例では、第2の情報要素は、エンドツーエンドのレイテンシを示すパラメータを含む。エンドツーエンドのレイテンシは、発信元から送信先へ所与の情報の一片を伝達するのにかかる時間であってもよい。一例として、無線デバイスと、別々の自動化-運動制御のアプリケーションサーバ/コントローラとの間のエンドツーエンドのレイテンシは、1ミリ秒であってもよい。一例では、第2の情報要素は、ジッタを示すパラメータを含む。ジッタは、受信したパケットの遅延の変動時間であり得る。一例として、別々の自動化-運動制御のジッタは、1マイクロ秒であってもよい。一例では、第2の情報要素は、生存時間を示すパラメータを含む。生存時間は、通信サービスを消費するアプリケーションが、予想されるメッセージなしに継続し得る時間であり得る。一例として、別々の自動化-運動制御の生存時間は、0ミリ秒であってもよい。一例では、第2の情報要素は、通信サービスの可用性を示すパラメータを含む。サービスインターフェースの通信サービスの可用性は、頼りになり得る、または信頼でき得る。一例として、別々の自動化-運動制御の通信サービスの可用性は、99.9999%であってもよい。一例では、第2の情報要素は、信頼性を示すパラメータを含む。所与のネットワークノードの信頼性は、頼りになり得る、または信頼でき得る。一例として、別々の自動化-運動制御の信頼性は、99.9999%であってもよい。一例では、第2の情報要素は、ユーザ体験データレートを示すパラメータを含む。ユーザ体験データレートは、十分な品質体験を達成するのに必要な、最小データレートであり得る。一例として、別々の自動化-運動制御のユーザ体験データレートは、1Mbpsから最大10Mbpsであり得る。一例では、メッセージは、サービスデータフローテンプレートを示す、第3の情報要素を含む。サービスデータフローテンプレートを使用して、サービス性能/QoSイベントについてサービスデータフローを検出してもよい。一例では、メッセージは、サービス/アプリケーション識別子を示す、第4の情報要素を含む。サービス/アプリケーション識別子を使用して、サービス性能/QoSイベントに対してサービス/アプリケーションを検出してもよい。一例では、メッセージは、PDUセッション識別子を示す、第5の情報要素を含む。PDUセッション識別子は、サービス性能/QoSイベントに適用される、PDUセッションの識別子であり得る。一例では、メッセージは、無線デバイスのユーザ識別を示す、第6の情報要素を含む。無線デバイスのユーザ識別は、サービス性能/QoSイベントに適用される、無線デバイスの識別であり得る。HAFによって、HNEFへ上のメッセージ(例えば、サービス性能/QoSイベントをサブスクライブ、またはアプリケーション/サービス情報のプロビジョニング)を送信する場合、一例として、HNEFによってメッセージをHPCFへ転送してもよい。
【0112】
HAFまたはHNEFから受信したメッセージに応答して、HPCFによって1つ以上のアクションを取り得る。例示的なアクションでは、HPCFによって、HAFまたはHNEFから受信した情報(例えば、要求されるサービス性能/QoS値)に基づいて、ポリシー決定を行う。例示的なアクションでは、HPCFによって、訪問先PCF(VPCF:visited PCF)へ、メッセージ(例えば、サービス性能/QoSイベントをサブスクライブ、またはNsmf_EventExposure_Subscribe)を送信して、イベントトリガをサブスクライブし、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)をプロビジョニングする。メッセージは、HAFまたはHNEFから受信した情報を含んでもよい。一例として、VPCFへ送信されるメッセージは、HAFもしくはHNEFから受信した情報(例えば、要求されるサービス性能/QoS値)、および/またはHPCFによって作られたポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよい。一例として、VPCFへ送信されるメッセージは、HPCFによって作られたポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよく、ポリシーは、HAFまたはHNEFから受信した情報(例えば、要求されるサービス性能/QoS値)を含んでもよい。
【0113】
HPCFから受信したメッセージに応答して、VPCFによって1つ以上のアクションを取り得る。一例では、VPCFによって、HPCFから受信した情報(例えば、要求されるサービス性能/QoS値)に基づいてポリシー決定を行い、一例として、VPCFから作成されるポリシーは、HPCFから受信されるポリシーと同じであってもよく、一例として、VPCFから作成されるポリシーは、HPCFから受信されるポリシーとは異なってもよい。一例では、VPCFによって、SMFへメッセージ(例えば、サービス性能/QoSイベントをサブスクライブ、またはNsmf_EventExposure_Subscribe)を送信して、イベントトリガをサブスクライブし、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)をプロビジョニングする。SMFは訪問先ネットワークの中にあってもよい。メッセージは、HPCFから受信した情報を含んでもよい。一例として、SMFへ送信されるメッセージは、HPCFから受信した情報(例えば、要求されるサービス性能/QoS値)、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよい。一例として、SMFへ送信されるメッセージは、ポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよく、ポリシーは、HPCFから受信した情報(例えば、要求されるサービス性能/QoS値)を含んでもよい。
【0114】
VPCFから受信したメッセージに応答して、SMFによって、UPFへメッセージ(例えば、サービス性能/QoSイベントをサブスクライブ、またはN4セッション確立/修正の要求)を送信して、イベントトリガをサブスクライブしてもよく、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)をプロビジョニングしてもよい。UPFは訪問先ネットワークの中にあってもよい。メッセージは、VPCFから受信した情報を含んでもよい。一例として、UPFへ送信されるメッセージは、VPCFから受信した情報(例えば、要求されるサービス性能/QoS値)、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよい。一例として、UPFへ送信されるメッセージは、ポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよく、ポリシーは、VPCFから受信した情報(例えば、要求されるサービス性能/QoS値)を含んでもよい。SMFから受信したメッセージに応答して、UPFによって、SMFへ応答メッセージ(例えば、サービス性能/QoSイベントの応答をサブスクライブ、またはN4セッション確立/修正の応答)を送信してもよい。UPFから受信したメッセージに応答して、SMFによって、VPCFへ応答メッセージ(例えば、サービス性能/QoSイベントの応答をサブスクライブ、またはNsmf_EventExposure_Subscribe応答)を送信してもよい。SMFから受信したメッセージに応答して、VPCFによって、HPCFへ応答メッセージ(例えば、サービス性能/QoSイベントの応答をサブスクライブ、またはNsmf_EventExposure_Subscribe応答)を送信してもよい。VPCFから受信したメッセージに応答して、HPCFによって、HAFへ応答メッセージ(例えば、サービス性能/QoSイベントの応答をサブスクライブ、またはアプリケーション/サービス情報のプロビジョニング応答)を送信してもよい。一例として、HPCFによって、HTTP POSTメッセージに応答して、HAFへHTTP201 CREATED(作成)メッセージを送信してもよい。
【0115】
SMFから受信したメッセージに応答して、UPFによって1つ以上のアクションを取り得る。例示的なアクションでは、UPFによって、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスに対するサービス性能/QoSを監視して、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントを測定/検出する。UPFによって、サービス性能/QoSを測定/検出するように、1つ以上の方法を取ってもよい。例示的な1つの方法では、UPFによって、インターネット制御メッセージプロトコル(ICMP)のエコー機能に基づいて、UPFと無線デバイスとの間でサービス性能/QoSを監視する。一例として、UPFによって、無線デバイスから応答を受信した後、無線デバイスへpingパケットを送信し、サービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ、ジッタ)を計算してもよい。例示的な1つの方法では、UPFによって、ICMPエコー機能に基づいて、UPFと(R)ANとの間でサービス性能/QoSを監視する。一例として、UPFによって、(R)ANから応答を受信した後、(R)ANへpingパケットを送信し、サービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ、ジッタ)を計算してもよい。
図15は、UPFがICMPエコー機能によってサービス性能/QoSを測定する、例示的なコールフローである。例示的な1つの方法では、UPFによって、(R)ANと無線デバイスとの間のサービス性能/QoSを問い合わせる。一例として、UPFによって、(R)ANへシグナリングメッセージを送信して、(R)ANと無線デバイスとの間のサービス性能/QoS値を問い合わせてもよく、(R)ANは、(R)ANと無線デバイスとの間で性能/QoS値を測定/検出し、サービス性能/QoS値を含む応答メッセージを、UPFへ送信してもよい。一例として、UPFによって、(R)ANと無線デバイスとの間のサービス性能/QoS値、および/または無線デバイスとアプリケーションサーバとの間のサービス性能/QoS値を問い合わせる表示を含む、ユーザプレーンデータパケット(例えば、データパケットのヘッダの中にある)を、(R)ANへ送信してもよい。(R)ANは、(R)ANと無線デバイスとの間で性能/QoS値を測定/検出してもよく、および/または(R)ANは、無線デバイスに、無線デバイスとアプリケーションサーバとの間のサービス性能/QoS値を測定するように要求してもよい。(R)ANは、測定したサービス性能/QoS値を含む、ユーザプレーンデータパケット(例えば、データパケットのヘッダの中にある)を、UPFへ送信してもよい。例示的な1つの方法では、UPFによって、インターネット制御メッセージプロトコル(ICMP)のエコー機能に基づいて、UPFとアプリケーションサーバとの間でサービス性能/QoSを監視する。一例として、UPFによって、無線デバイスから応答を受信した後、アプリケーションサーバへpingパケットを送信し、サービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ、ジッタ)を計算してもよい。例示的なアクションでは、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および無線デバイスのうちの少なくとも1つに対して、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントがトリガされる(例えば、サービス性能/QoSの値が変わった、および/または値が閾値(例えば、要求されるサービス性能/QoS)を下回る)と、UPFによって検出する場合、UPFはSMFへメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を送信する。UPFからSMFへ送信されるメッセージは、1つ以上の情報要素を含んでもよい。一例では、メッセージは、サービス性能/QoSイベントトリガを示す、第1の情報要素を含む。一例では、UPFからSMFへ送信されるメッセージは、測定されたサービス性能/QoS値を示す、第2の情報要素を含み、測定されたサービス性能/QoS値を使用して、1つ以上のパラメータを含み得る、ネットワーク機能(例えば、UPF)によって測定されたサービス性能/QoSを示してもよい。一例では、第2の情報要素は、サービス性能/QoS値タイプを示すパラメータを含んでもよく、このパラメータを使用して、サービス性能/QoSのタイプまたは範囲を示してもよい。一例として、このパラメータは、以下のタイプ、UPFと無線デバイスとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)、UPFと(R)ANとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)、(R)ANと無線デバイスとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)、UPFとアプリケーションサーバとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)、UEとアプリケーションサーバとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)のうちの1つ以上を含んでもよい。一例では、第2の情報要素は、測定されたエンドツーエンドのレイテンシを示すパラメータを含んでもよい。一例では、第2の情報要素は、測定されたジッタを示すパラメータを含んでもよい。一例では、第2の情報要素は、測定された生存時間を示すパラメータを含んでもよい。一例では、第2の情報要素は、測定された通信サービスの可用性を示すパラメータを含んでもよい。一例では、第2の情報要素は、測定された信頼性を示すパラメータを含んでもよい。一例では、第2の情報要素は、測定されたユーザ体験データレートを示すパラメータを含んでもよい。一例では、UPFからSMFへ送信されるメッセージは、サービスデータフローテンプレートを示す、第3の情報要素を含む。一例では、UPFからSMFへ送信されるメッセージは、サービス/アプリケーション識別子を示す、第4の情報要素を含む。一例では、UPFからSMFへ送信されるメッセージは、PDUセッション識別子を示す、第5の情報要素を含む。一例では、UPFからSMFへ送信されるメッセージは、無線デバイスのユーザ識別を示す、第6の情報要素を含む。
【0116】
UPFから受信したメッセージに応答して、SMFによって、UPFから受信した情報を含むメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を、VPCFへ送信してもよい。SMFから受信したメッセージに応答して、VPCFによって、SMFから受信した情報を含むメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を、HPCFへ送信してもよい。VPCFから受信したメッセージに応答して、HPCFによって、VPCFから受信した情報を含むメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を、HAFまたはHNEFへ送信してもよい。HNEFによって、HPCFからメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を受信する場合、HNEFはメッセージをHAFへ転送してもよい。
【0117】
HPCFまたはHNEFから受信したメッセージに応答して、それに応じて、HPCFまたはHNEFから受信した情報(例えば、サービス性能/QoS値のイベントトリガ、および/または測定されたサービス性能/QoS値)に基づいて、HAFによって適時にサービス挙動を調整し得る。一例として、HAFによって、測定されたサービス性能/QoS値に基づいて、動画のコーデックレートを変更してもよい(例えば、通信システムの現行サービス性能が、8Kの超高解像度(UHD)動画をサポートできない場合があり、動画のコーデックレートは4KのUHDに変更されてもよい)。HAFによって、アプリケーション情報変更用のメッセージ(例えば、アプリケーション/サービス情報のプロビジョニング)を、HPCFへ送信してもよい。一例として、HAFによって、遅延のどの部分(例えば、無線デバイスからアクセスネットワーク、アクセスネットワークからコアネットワーク、またはコアネットワークからアプリケーションサーバ)が、アプリケーションサーバと無線デバイスとの間で長いエンドツーエンド遅延を引き起こす原因であり得るかを分析してもよい。一例として、HAFによって、エンドツーエンド遅延が、コアネットワークとアプリケーションサーバとの間の遅延によって引き起こされ得ると判定してもよく、HAFによって、コアネットワーク(例えば、UPF)とアプリケーションサーバとの間のルートポリシーの変更を示すメッセージ(例えば、HTTP PUT)を、HPCFへ送信してもよい。HPCFによって、現行エンドツーエンド遅延と比較して、UPFとアプリケーションサーバとの間の遅延が短い、より良いルートを選択するポリシーをVPCFへ送信してもよく、VPCFによって、受信したポリシーをSMFへ転送してもよく、SMFによって、施行のためにUPFへのポリシーへ送信してもよい。
【0118】
実施例6
一例では、アプリケーションサーバ(例えば、HAF)、HPCF、および/またはHNEFは、ホームネットワークの中にあってもよく、VPCF、SMF、UPF、(R)AN、および/または無線デバイスは、訪問先ネットワークの中にあってもよい。HAFによって、第1のメッセージをネットワークノード(例えば、HPCFまたはHNEF)へ送信してもよい。第1のメッセージは、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスについての、少なくとも1つのサービス性能/QoSレポートに対する要求を示してもよい。
図18は、1つ以上のアクションを含み得る、例示的なコールフローを示す。
【0119】
HAFによって、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスについて、HPCFまたはHNEFが少なくとも1つの現行サービス性能/QoSを報告することを示すように、ネットワーク機能(例えば、HPCFまたはHNEF)へ、メッセージ(例えば、サービス性能/QoSレポートの要求、またはアプリケーション/サービス情報のプロビジョニング)を送信してもよい。メッセージは1つ以上の情報要素を含んでもよい。一例では、メッセージは、サービス性能/QoSレポート表示を含む第1の情報要素を含み、この表示は、サービス性能/QoSについて以下のパラメータ、エンドツーエンドのレイテンシ、ジッタ、生存時間、通信サービスの可用性、信頼性、およびユーザ体験データレートのうちの1つ以上の現行の値を問い合わせるように、HAFによって使用されてもよい。一例として、ネットワーク機能(例えば、UPF)によって、サービス性能/QoSレポート表示を受信すると、サービス性能/QoSパラメータの現行の値を測定してもよい。一例では、メッセージは、サービスデータフローテンプレートを示す、第2の情報要素を含む。一例では、メッセージは、サービス/アプリケーション識別子を示す、第3の情報要素を含む。一例では、メッセージは、PDUセッション識別子を示す、第4の情報要素を含む。一例では、メッセージは、無線デバイスのユーザ識別を示す、第5の情報要素を含む。HAFによって、HNEFへ上のメッセージ(例えば、サービス性能/QoSレポートの要求、またはアプリケーション/サービス情報のプロビジョニング)を送信する場合、一例として、HNEFによってメッセージをHPCFへ転送してもよい。
【0120】
HAFまたはHNEFから受信したメッセージに応答して、HPCFによって1つ以上のアクションを取り得る。例示的なアクションでは、HPCFによって、HAFまたはHNEFから受信した情報に基づいて、ポリシー決定を行う。例示的なアクションでは、HPCFによって、VPCFへメッセージ(例えば、サービス性能/QoSレポートの要求)を送信して、少なくとも1つの現行サービス性能/QoSレポートを要求する。メッセージは、HAFまたはHNEFから受信した情報を含んでもよい。一例として、VPCFへ送信されるメッセージは、HAFもしくはHNEFから受信した情報(例えば、サービス性能/QoSレポート表示)、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよい。一例として、VPCFへ送信されるメッセージは、ポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよく、ポリシーは、HAFまたはHNEFから受信した情報(例えば、サービス性能/QoSレポート表示)を含んでもよい。
【0121】
HPCFから受信したメッセージに応答して、VPCFによってアクションのうちの1つ以上を取り得る。例示的なアクションでは、VPCFによって、HPCFから受信した情報に基づいて、ポリシー決定を行い、一例として、VPCFから作成されるポリシーは、HPCFから受信されるポリシーと同じであってもよく、一例として、VPCFから作成されるポリシーは、HPCFから受信されるポリシーとは異なってもよい。例示的なアクションでは、VPCFによって、SMFへメッセージ(例えば、サービス性能/QoSレポートの要求)を送信して、少なくとも1つの現行サービス性能/QoSレポートを要求する。メッセージは、HPCFから受信した情報を含んでもよい。一例として、SMFへ送信されるメッセージは、HPCFから受信した情報(例えば、サービス性能/QoSレポート表示)、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよい。一例として、SMFへ送信されるメッセージは、ポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよく、ポリシーは、HPCFから受信した情報(例えば、サービス性能/QoSレポート表示)を含んでもよい。
【0122】
VPCFから受信したメッセージに応答して、SMFによって、UPFへメッセージ(例えば、サービス性能/QoSレポートの要求、またはN4セッション確立/修正の要求)を送信して、現行サービス性能/QoSレポートを要求してもよく、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)をプロビジョニングしてもよい。メッセージは、VPCFから受信した情報を含んでもよい。一例として、UPFへ送信されるメッセージは、VPCFから受信した情報(例えば、サービス性能/QoSレポート表示)、および/またはポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよい。一例として、UPFへ送信されるメッセージは、ポリシー(例えば、QoSポリシー)を含んでもよく、ポリシーは、VPCFから受信した情報(例えば、サービス性能/QoSレポート表示)を含んでもよい。
【0123】
SMFから受信したメッセージに応答して、UPFによって1つ以上のアクションを取り得る。例示的なアクションでは、UPFによって、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスのサービス性能/QoSを監視して、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントを測定/検出する。UPFによって、サービス性能/QoSを測定/検出するように、1つ以上の方法を取ってもよい。例示的な1つの方法では、UPFによって、インターネット制御メッセージプロトコル(ICMP)のエコー機能に基づいて、UPFと無線デバイスとの間でサービス性能/QoSを監視する。一例として、UPFによって、無線デバイスから応答を受信した後、無線デバイスへpingパケットを送信し、サービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ、ジッタ)を計算してもよい。例示的な1つの方法では、UPFによって、ICMPエコー機能に基づいて、UPFと(R)ANとの間でサービス性能/QoSを監視する。一例として、UPFによって、(R)ANから応答を受信した後、(R)ANへpingパケットを送信し、サービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ、ジッタ)を計算してもよい。例示的な1つの方法では、UPFによって、(R)ANと無線デバイスとの間のサービス性能/QoSを問い合わせる。一例として、UPFによって、(R)ANへシグナリングメッセージを送信して、(R)ANと無線デバイスとの間のサービス性能/QoS値を問い合わせてもよく、(R)ANは、(R)ANと無線デバイスとの間で性能/QoS値を測定/検出し、サービス性能/QoS値を含む応答メッセージを、UPFへ送信してもよい。一例として、UPFによって、(R)ANへ、表示を含むユーザプレーンデータパケット(例えば、データパケットのヘッダの中にある)を送信して、(R)ANと無線デバイスとの間のサービス性能/QoS値を問い合わせてもよく、(R)ANは、(R)ANと無線デバイスとの間で性能/QoS値を測定/検出し、UPFへ、サービス性能/QoS値を含むユーザプレーンデータパケット(例えば、データパケットのヘッダの中にある)を送信してもよい。例示的なアクションでは、UPFによって、SMFへレポートメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート、またはN4セッション確立/修正の応答)を送信してもよく、レポートメッセージは、1つ以上の情報要素を含んでもよい。一例では、レポートメッセージは、測定されたサービス性能/QoS値を示す、第1の情報要素を含む。第1の情報要素を使用して、1つ以上のパラメータを含み得る、測定されたサービス性能/QoSを示してもよい。一例では、第1の情報要素は、サービス性能/QoS値タイプを示すパラメータを含み、このパラメータを使用して、サービス性能/QoSのタイプまたは範囲を示してもよい。一例として、このパラメータは、以下のタイプ、UPFと無線デバイスとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)、UPFと(R)ANとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)、(R)ANと無線デバイスとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)、UPFとアプリケーションサーバとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)、およびUEとアプリケーションサーバとの間のサービス性能/QoS値(例えば、エンドツーエンドのレイテンシ)のうちの1つ以上を含んでもよい。一例では、第1の情報要素は、測定されたエンドツーエンドのレイテンシを示すパラメータを含む。一例では、第1の情報要素は、測定されたジッタを示すパラメータを含む。一例では、第1の情報要素は、測定された生存時間を示すパラメータを含む。一例では、第1の情報要素は、測定された通信サービスの可用性を示すパラメータを含む。一例では、第1の情報要素は、測定された信頼性を示すパラメータを含む。一例では、第1の情報要素は、測定されたユーザ体験データレートを示すパラメータを含む。一例では、レポートメッセージは、サービスデータフローテンプレートを示す、第2の情報要素を含む。一例では、レポートメッセージは、サービス/アプリケーション識別子を示す、第3の情報要素を含む。一例では、レポートメッセージは、PDUセッション識別子を示す、第4の情報要素を含む。一例では、レポートメッセージは、無線デバイスのユーザ識別を示す、第5の情報要素を含む。
【0124】
UPFから受信したメッセージに応答して、SMFによって、UPFから受信した情報を含むメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を、VPCFへ送信してもよい。SMFから受信したメッセージに応答して、VPCFによって、SMFから受信した情報を含むメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を、HPCFへ送信してもよい。VPCFから受信したメッセージに応答して、HPCFによって、VPCFから受信した情報を含むメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を、HAFまたはHNEFへ送信してもよい。HNEFによって、HPCFからメッセージ(例えば、サービス性能/QoS測定レポート)を受信する場合、HNEFはメッセージをHAFへ転送してもよい。
【0125】
HPCFまたはHNEFから受信したメッセージに応答して、それに応じて、HPCFまたはHNEFから受信した情報(例えば、測定されたサービス性能/QoS値)に基づいて、HAFによって適時にサービス挙動を調整し得る。一例として、AFによって、測定されたサービス性能/QoS値に基づいて、動画のコーデックレートを変更してもよい(例えば、通信システムの現行サービス性能が、8Kの超高解像度(UHD)動画をサポートできない場合があり、動画のコーデックレートを4KのUHDに変更してもよい)。AFによって、アプリケーション情報変更用のメッセージ(例えば、アプリケーション/サービス情報のプロビジョニング)を、PCFへ送信してもよい。一例として、HAFによって、遅延のどの部分(例えば、無線デバイスからアクセスネットワーク、アクセスネットワークからコアネットワーク、またはコアネットワークからアプリケーションサーバ)が、アプリケーションサーバと無線デバイスとの間で、長いエンドツーエンド遅延を引き起こす原因であり得るかを分析してもよい。一例として、HAFによって、エンドツーエンド遅延が、コアネットワークとアプリケーションサーバとの間の遅延によって引き起こされ得ると判定してもよく、HAFによって、コアネットワーク(例えば、UPF)とアプリケーションサーバとの間のルートポリシーの変更を示すメッセージ(例えば、HTTP PUT)を、HPCFへ送信してもよい。HPCFによって、現行エンドツーエンド遅延と比較して、UPFとアプリケーションサーバとの間の遅延が短い、より良いルートを選択するポリシーをVPCFへ送信してもよく、VPCFによって、受信したポリシーをSMFへ転送してもよく、SMFによって、施行のためにUPFへのポリシーへ送信してもよい。
【0126】
一例では、ホームPCF(HPCF)は、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および/または無線デバイスについて、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントにサブスクライブするように、要求を示す第1のメッセージを、ホームAF(HAF)から受信してもよく、第1のメッセージは、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントを示す、少なくとも1つの第1の情報要素(IE)、第1のエンドツーエンドのレイテンシ、第1のジッタ、第1の生存時間、第1の通信サービスの可用性、第1の信頼値、もしくは第1のユーザ体験データレートのうちの少なくとも1つを含む、サービス性能/QoS値を示す少なくとも1つの第2のIE、サービスデータフローのテンプレートを示す、少なくとも1つの第3のIE、サービス/アプリケーションの第1の識別子を示す、少なくとも1つの第4のIE、PDUセッションの第2の識別子を示す、少なくとも1つの第5のIE、または無線デバイスのユーザ識別を示す少なくとも1つの6つのIEのうちの少なくとも1つを含む。
【0127】
一例では、HPCFによって、第1のメッセージに応答して、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントにサブスクライブするように要求を示す第2のメッセージを、訪問先PCF(VPCF)へ送信してもよい。一例では、HPCFによって、VPCFから、第2のメッセージへの応答メッセージを受信してもよい。一例では、HPCFによって、第1のメッセージへの応答メッセージを、HAFへ送信してもよい。
【0128】
一例では、HPCFによって、少なくとも1つのサービス性能/QoSイベントが、サービスデータフロー、サービス/アプリケーション、PDUセッション、および無線デバイスのうちの1つに対してトリガされると、サービス性能/QoSレポートメッセージが示すことを、VPCFから受信してもよく、レポートメッセージは、以下の、第2のエンドツーエンドのレイテンシ、第2のジッタ、第2の生存時間、第2の通信サービスの可用性、第2の信頼性、または第2のユーザ体験データレートのうちの少なくとも1つを含む、少なくとも1つのサービス性能/QoS値を含む。
【0129】
一例では、HPCFによって、HAFへ、少なくとも1つのサービス性能/QoS値を含む第3のメッセージを送信してもよい。一例では、HPCFによって、第3のメッセージに応答して、更新されたアプリケーションパラメータを含む第4のメッセージを、HAFから受信してもよい。
【0130】
様々な実施形態によれば、例えば、無線デバイス、オフネットワーク無線デバイス、基地局、コアネットワークデバイス、および/または同様のものなどの1つ以上のデバイスが、システムに用いられてもよい。デバイスのうちの1つ以上は、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、またはそれらの組み合わせが、デバイスのうちの1つ以上にインストールされ、作動中1つ以上のデバイスにアクションを行わせることにより、ある特定の動作またはアクションを行うように構成されてもよい。1つ以上のコンピュータプログラムは、データ処理装置によって実行されると、装置にアクションを行わせる命令を含むことによって、ある特定の動作またはアクションを行うように構成できる。例示的なアクションの実施形態は、添付の図面および明細書に例解されている。様々な実施形態からの特徴を組み合わせて、さらに別の実施形態を作り出すことができる。
【0131】
図19は、本開示の一実施形態の一態様の流れ図である。1910で、ユーザプレーン機能によって、セッション管理機能から第1のメッセージを受信してもよい。第1のメッセージは、無線デバイスのデータフローについて、少なくとも1つのサービス品質(QoS)レポートを要求してもよい。第1のメッセージは、QoSイベントを示す、第1の情報要素を含んでもよい。第1のメッセージは、QoSイベントに対するレイテンシ値を示す、第2の情報要素を含んでもよい。1920で、ユーザプレーン機能によって、無線デバイスへ、データフローのパケット伝送レイテンシを監視するための監視パケットを送信してもよい。1930で、ユーザプレーン機能によって、データフローのパケット伝送レイテンシおよびレイテンシ値に基づいて、QoSイベントの発生を判定してもよい。1940で、ユーザプレーン機能によって、セッション管理機能へ送信してもよく、第2のメッセージは、データフローについてQoSイベントの発生を示す、第3の情報要素を含んでもよい。
【0132】
例示的な一実施形態によれば、セッション管理機能によって、ポリシー制御機能から第3のメッセージを受信し得る。第3のメッセージは、データフローについて、QoSイベントにサブスクライブするように要求してもよい。第3のメッセージは、QoSイベントを示す、第3の情報要素を含んでもよい。第3のメッセージは、QoS値がエンドツーエンドのレイテンシを含み得ることを示す、第4の情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第4の情報要素はジッタを含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第4の情報要素は生存時間を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第4の情報要素は通信サービスの可用性を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第4の情報要素は信頼値を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第4の情報要素はユーザ体験データレートを含んでもよい。
【0133】
例示的な一実施形態によれば、第3のメッセージは、サービスデータフローのテンプレートを示す、第5の情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第3のメッセージは、サービス/アプリケーションの識別子を示す、第6の情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第3のメッセージは、PDUセッションの識別子を示す、第7の情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第3のメッセージは、無線デバイスのユーザ識別を示す、第8の情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第3のメッセージは、セッション管理機能によって、第3のメッセージに応答する第4のメッセージを、ポリシー制御機能へ送信し得ることを含んでもよい。
【0134】
例示的な一実施形態によれば、ポリシー制御機能によって、アプリケーション機能から第5のメッセージを受信し得る。第5のメッセージは、データフローに対するQoSイベントにサブスクライブするように要求してもよい。第5のメッセージは、QoSイベントを示す、第5の情報要素を含んでもよい。第5のメッセージは、エンドツーエンドのレイテンシを含むQoS値を示す、第6の情報要素を含んでもよい。
【0135】
例示的な一実施形態によれば、第6の情報要素はジッタを含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第6の情報要素は生存時間を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第6の情報要素は通信サービスの可用性を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第6の情報要素は信頼値を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第6の情報要素はユーザ体験データレートを含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第5のメッセージは、サービスデータフローのテンプレートを示す、第7の情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第5のメッセージは、サービス/アプリケーションの識別子を示す、第8の情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第5のメッセージは、PDUセッションの識別子を示す、第9の情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第5のメッセージは、無線デバイスのユーザ識別を示す、第10の情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、ポリシー制御機能によって、第5のメッセージに応答する第6のメッセージを、アプリケーション機能へ送信してもよい。
【0136】
例示的な一実施形態によれば、第2の情報要素はさらに、ジッタの第1の値を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、ユーザプレーン機能によって、ジッタの第2の値を監視および測定し得る。例示的な一実施形態によれば、ユーザプレーン機能によって、第1の値および第2の値に基づいて、QoSイベントの発生を判定し得る。例示的な一実施形態によれば、第2の情報要素はさらに、生存時間の第1の値を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、ユーザプレーン機能によって、生存時間の第2の値を監視および測定し得る。例示的な一実施形態によれば、ユーザプレーン機能によって、第1の値および第2の値に基づいて、QoSイベントの発生を判定し得る。例示的な一実施形態によれば、第2の情報要素は、通信サービスの可用性の第1の値を含んでもよい。
【0137】
例示的な一実施形態によれば、ユーザプレーン機能によって、通信サービスの可用性の第2の値を監視および測定し得る。例示的な一実施形態によれば、ユーザプレーン機能によって、第1の値および第2の値に基づいて、QoSイベントの発生を判定し得る。
【0138】
例示的な一実施形態によれば、第2の情報要素はさらに、信頼値の第1の値を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、ユーザプレーン機能によって、信頼値の第2の値を監視および測定し得る。例示的な一実施形態によれば、ユーザプレーン機能によって、第1の値および第2の値に基づいて、QoSイベントの発生を判定し得る。
【0139】
例示的な一実施形態によれば、第2の情報要素はさらに、ユーザ体験データレートの第1の値を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、ユーザプレーン機能によって、ユーザ体験データレートの第2の値を監視および測定し得る。例示的な一実施形態によれば、ユーザプレーン機能によって、第1の値および第2の値に基づいて、QoSイベントの発生を判定し得る。
【0140】
例示的な一実施形態によれば、第2のメッセージは、QoSイベントに対するレイテンシ値を示す、第4の情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第4の情報要素は、QoSイベントに対するジッタ値を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第4の情報要素は、QoSイベントに対する生存時間値を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第4の情報要素は、QoSイベントに対する通信サービスの可用性値を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第4の情報要素は、QoSイベントに対する信頼値を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第4の情報要素は、QoSイベントに対するユーザ体験データレート値を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、セッション管理機能によって、第3の情報要素および第4の情報要素を含む第3のメッセージを、ポリシー制御機能へ送信し得る。例示的な一実施形態によれば、ポリシー制御機能によって、第3の情報要素および第4の情報要素を含む第4のメッセージを、アプリケーション機能へ送信し得る。例示的な一実施形態によれば、アプリケーション機能によって、第4のメッセージに基づいて、サービス挙動を調整し得る。例示的な一実施形態によれば、データフローのパケット伝送レイテンシは、ユーザプレーン機能と無線デバイスとの間であり得る。例示的な一実施形態によれば、ユーザプレーン機能によって、ユーザプレーン機能と基地局との間のパケット伝送レイテンシを、基地局へ監視パケットを送信することにより監視してもよい。
【0141】
例示的な一実施形態によれば、ユーザプレーン機能によって、基地局と無線デバイスとの間のパケット伝送レイテンシを、基地局へ監視パケットを送信することにより問い合わせてもよい。例示的な一実施形態によれば、ユーザプレーン機能によって、ユーザプレーン機能とアプリケーションサーバとの間のパケット伝送レイテンシを、アプリケーションサーバへ監視パケットを送信することにより監視してもよい。
【0142】
例示的な一実施形態によれば、ユーザプレーン機能によって、セッション管理機能から第3のメッセージを受信し得る。第3のメッセージは、データフローについて、少なくとも1つのサービス品質(QoS)イベントをサブスクライブしてもよい。第3のメッセージは、QoSイベントを示す情報要素を含んでもよい。第3のメッセージは、QoS値が、エンドツーエンドのレイテンシ、ジッタ、生存時間、通信サービスの可用性、信頼値、またはユーザ体験データレートのうちの少なくとも1つを含み得ることを示す、情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、情報要素はサービスデータフローのテンプレートを示す。例示的な一実施形態によれば、情報要素はサービス/アプリケーションの識別子を示す。例示的な一実施形態によれば、情報要素はPDUセッションの識別子を示す。例示的な一実施形態によれば、情報要素は無線デバイスのユーザ識別を示す。
【0143】
例示的な一実施形態によれば、セッション管理機能によって、アクセスおよびモビリティ管理機能へ、データフローについて少なくとも1つのサービス品質(QoS)イベントをサブスクライブする第3のメッセージを送信し得る。第3のメッセージは、QoSイベントを示す、第4の情報要素を含んでもよい。第3のメッセージは、QoS値がエンドツーエンドのレイテンシを含み得ることを示す、第5の情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、アクセスおよびモビリティ管理機能によって、第4のメッセージを基地局へ送信してもよい。第4のメッセージは、第3のメッセージの少なくとも1つの情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第5の情報要素はジッタを含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第5の情報要素は生存時間を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第5の情報要素は通信サービスの可用性を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第5の情報要素は信頼値を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第5の情報要素はユーザ体験データレートを含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第3のメッセージは、サービスデータフローのテンプレートを示す、第6の情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第3のメッセージは、サービス/アプリケーションの識別子を示す、第7の情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第3のメッセージは、PDUセッションの識別子を示す、第8の情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第3のメッセージは、無線デバイスのユーザ識別を示す、第9の情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、基地局は、無線デバイスへ、データフローのパケット伝送レイテンシを監視するための監視パケットを送信してもよい。例示的な一実施形態によれば、基地局は、データフローのパケット伝送レイテンシおよびエンドツーエンドのレイテンシに基づいて、QoSイベントの発生を判定する。例示的な一実施形態によれば、基地局は、判定に応答して、第5のメッセージをアクセスおよびモビリティ管理機能へ送信してもよい。第5のメッセージは、QoSイベントの発生およびデータフローのパケット伝送レイテンシを示す情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、アクセスおよびモビリティ管理機能によって、第6のメッセージをセッション管理機能へ送信してもよい。第6のメッセージは、QoSイベントの発生およびデータフローのパケット伝送レイテンシを示す情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、ユーザプレーン機能によって、ユーザプレーン機能と基地局との間のパケット伝送レイテンシを、基地局へ監視パケットを送信することにより監視してもよい。例示的な一実施形態によれば、ユーザプレーン機能によって、基地局と無線デバイスとの間のパケット伝送レイテンシを、無線デバイスへ監視パケットを送信することによって監視してもよい。
【0144】
図20は、本開示の一実施形態の一態様の流れ図である。2010で、ユーザプレーン機能によって、セッション管理機能から第1のメッセージを受信してもよい。第1のメッセージは、データフローについて、少なくとも1つのサービス品質(QoS)レポートを要求してもよい。第1のメッセージは、QoSイベントを示す、第1の情報要素を含んでもよい。第1のメッセージは、QoSイベントに対する第1のQoS値を示す、第2の情報要素を含んでもよい。2020で、ユーザプレーン機能によって、無線デバイスへ、データフローの第2のQoS値を監視するための監視パケットを送信してもよい。2030で、ユーザプレーン機能によって、データフローの第2のQoS値および第1のQoS値に基づいて、QoSイベントの発生を判定してもよい。2040で、ユーザプレーン機能によって、判定に応答して、第2のメッセージをセッション管理機能へ送信してもよい。第2のメッセージは、QoSイベントの発生を示す、第3の情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第1のQoS値および第2のQoS値は、エンドツーエンドのレイテンシを含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第1のQoS値および第2のQoS値は、ジッタを含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第1のQoS値および第2のQoS値は、生存時間を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第1のQoS値および第2のQoS値は、通信サービスの可用性を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第1のQoS値および第2のQoS値は、信頼値を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第1のQoS値および第2のQoS値は、ユーザ体験データレートを含んでもよい。
【0145】
図21は、本開示の一実施形態の一態様の流れ図である。2110で、ユーザプレーン機能によって、セッション管理機能から第1のメッセージを受信してもよい。第1のメッセージは、パケットデータユニットセッションのデータフローについて、少なくとも1つのサービス品質(QoS)レポートを要求してもよい。第1のメッセージは、QoSイベントを示す、第1の情報要素を含んでもよい。第1のメッセージは、QoSイベントに対するレイテンシ値を示す、第2の情報要素を含んでもよい。2120で、ユーザプレーン機能によって、監視パケットを無線デバイスへ送信してもよい。監視パケットは、データフローのパケット伝送レイテンシを監視するためであってもよい。2130で、ユーザプレーン機能によって、データフローのパケット伝送レイテンシおよびレイテンシ値に基づいて、QoSイベントの発生を判定してもよい。2140で、ユーザプレーン機能によって、判定に応答して、第2のメッセージをセッション管理機能へ送信してもよい。第2のメッセージは、QoSイベントの発生を示す、第3の情報要素を含んでもよい。
【0146】
図22は、本開示の一実施形態の一態様の流れ図である。2210で、ホームポリシー制御機能(HPCF:home policy control function)によって、アプリケーション機能から第1のメッセージを受信してもよい。第1のメッセージは、無線デバイスのデータフローについて、サービス品質(QoS)イベントにサブスクライブすることを要求してもよい。第1のメッセージは、第1のQoSイベントを示す、第1の情報要素を含んでもよい。第1のメッセージは、第1のQoSイベントに対する第1のQoS値を示す、第2の情報要素を含んでもよい。2220で、HPCFによって、第1のQoSイベントおよび第1のQoS値に基づいて、データフローに対するQoS報告ポリシーを判定してもよい。QoS報告ポリシーは、第2のQoSイベントおよび第2のQoS値を含んでもよい。2230で、HPCFによって、第2のメッセージを訪問先ポリシー制御機能(VPCF:visited policy control function)へ送信してもよい。第2のメッセージは、QoS報告ポリシーを含んでもよい。2240で、HPCFによって、測定結果をVPCFから受信してもよい。測定結果は、第2のQoSイベントの発生を示す、第3の情報要素を含んでもよい。測定結果は、測定されたQoS値を示す、第4の情報要素を含んでもよい。2250で、HPCFによって、測定結果をアプリケーション機能へ送信してもよい。
【0147】
例示的な一実施形態によれば、第2のQoSイベントの発生は、測定されたQoS値および第2のQoS値に基づいて判定されてもよい。例示的な一実施形態によれば、第1のQoS値は、エンドツーエンドのレイテンシを含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第1のQoS値はジッタを含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第1のQoS値は生存時間を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第1のQoS値は通信サービスの可用性を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第1のQoS値は信頼値を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第1のQoS値はユーザ体験データレートを含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第2のQoS値は、エンドツーエンドのレイテンシを含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第2のQoS値はジッタを含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第2のQoS値は生存時間を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第2のQoS値は通信サービスの可用性を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第2のQoS値は信頼値を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第2のQoS値はユーザ体験データレートを含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、測定されたQoS値は、エンドツーエンドのレイテンシを含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、測定されたQoS値はジッタを含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、測定されたQoS値は生存時間を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、測定されたQoS値は通信サービスの可用性を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、測定されたQoS値は信頼値を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、測定されたQoS値はユーザ体験データレートを含んでもよい。
【0148】
例示的な一実施形態によれば、訪問先セッション管理機能によって、訪問先ポリシー制御機能から第3のメッセージを受信し得る。第3のメッセージは、データフローについて、QoSイベントにサブスクライブするように要求してもよい。第3のメッセージは、第2のQoSイベントを示す情報要素を含んでもよい。第3のメッセージは、第2のQoS値を示す情報要素を含んでもよい。第2のQoS値は、エンドツーエンドのレイテンシを含んでもよい。第2のQoS値は、ジッタを含んでもよい。第2のQoS値は、生存時間を含んでもよい。第2のQoS値は、通信サービスの可用性を含んでもよい。第2のQoS値は、信頼値を含んでもよい。第2のQoS値は、ユーザ体験データレートを含んでもよい。第3のメッセージは、サービスデータフローのテンプレートを示す情報要素を含んでもよい。第3のメッセージは、サービス/アプリケーションの識別子を示す情報要素を含んでもよい。第3のメッセージは、PDUセッションの識別子を示す情報要素を含んでもよい。第3のメッセージは、無線デバイスのユーザ識別を示す情報要素を含んでもよい。訪問先セッション管理機能によって、第3のメッセージに応答して、第4のメッセージを訪問先ポリシー制御機能へ送信してもよい。
【0149】
例示的な一実施形態によれば、訪問先ユーザプレーン機能によって、訪問先セッション管理機能から第5のメッセージを受信し得る。第5のメッセージは、データフローについて、QoSイベントにサブスクライブするように要求してもよい。第5のメッセージは、第2のQoSイベントを示す、第1の情報要素を含んでもよい。第5のメッセージは、第2のQoS値を示す、第2の情報要素を含んでもよい。訪問先ユーザプレーン機能によって、無線デバイスへ、データフローの第2のQoS値を監視するための監視パケットを送信してもよい。訪問先ユーザプレーン機能によって、データフローの第2のQoS値および測定されたQoS値に基づいて、QoSイベントの発生を判定してもよい。訪問先ユーザプレーン機能によって、第6のメッセージを訪問先セッション管理機能へ送信してもよい。第6のメッセージは、QoSイベントの発生を示す、第3の情報要素を含んでもよい。第6のメッセージは、測定されたQoS値を示す、第4の情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、訪問先セッション管理機能によって、第7のメッセージを訪問先ポリシー制御機能へ送信してもよい。第7のメッセージは、第3の情報要素および第4の情報要素を含んでもよい。
【0150】
例示的な一実施形態によれば、第1のメッセージは、サービスデータフローのテンプレートを示す情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第1のメッセージは、サービス/アプリケーションの識別子を示す情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第1のメッセージは、PDUセッションの識別子を示す情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、第1のメッセージは、無線デバイスのユーザ識別を示す情報要素を含んでもよい。
【0151】
例示的な一実施形態によれば、QoS報告ポリシーおよび測定結果は、サービスデータフローのテンプレートを示す情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、QoS報告ポリシーおよび測定結果は、サービス/アプリケーションの識別子を示す情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、QoS報告ポリシーおよび測定結果は、PDUセッションの識別子を示す情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、QoS報告ポリシーおよび測定結果は、無線デバイスのユーザ識別を示す情報要素を含んでもよい。
【0152】
例示的な一実施形態によれば、アプリケーション機能によって、測定結果に基づいて、サービス挙動を調整し得る。例示的な一実施形態によれば、ホームポリシー制御機能(HPCF)によって、アプリケーション機能から、データフローについてQoSイベントを問い合わせる第3のメッセージを受信してもよい。第3のメッセージは、第1のQoSイベントを示す情報要素を含んでもよい。第3のメッセージは、第1のQoSイベントに対する第1のQoS値を示す、情報要素を含んでもよい。第1のQoS値は、エンドツーエンドのレイテンシを含んでもよい。第1のQoS値は、ジッタを含んでもよい。第1のQoS値は、生存時間を含んでもよい。第1のQoS値は、通信サービスの可用性を含んでもよい。第1のQoS値は、信頼値を含んでもよい。第1のQoS値は、ユーザ体験データレートを含んでもよい。第3のメッセージは、サービスデータフローのテンプレートを示す情報要素を含んでもよい。第3のメッセージは、サービス/アプリケーションの識別子を示す情報要素を含んでもよい。第3のメッセージは、PDUセッションの識別子を示す情報要素を含んでもよい。第3のメッセージは、無線デバイスのユーザ識別を示す情報要素を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、ホームポリシー制御機能によって、データフローについてQoSイベントを問い合わせる第4のメッセージを、訪問先ポリシー制御機能へ送信してもよい。第4のメッセージは、第3のメッセージの情報要素のうちの少なくとも1つを含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、訪問先ポリシー制御機能によって、データフローについてQoSイベントを問い合わせる第5のメッセージを、訪問先セッション管理機能へ送信してもよい。第5のメッセージは、第4のメッセージの情報要素のうちの少なくとも1つを含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、訪問先セッション管理機能によって、データフローについてQoSイベントを問い合わせる第6のメッセージを、訪問先ユーザプレーン機能へ送信してもよく、第6のメッセージは、第5のメッセージの情報要素のうちの少なくとも1つを含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、訪問先ユーザプレーン機能によって、第3のQoS値を測定してもよい。第3のQoS値は、エンドツーエンドのレイテンシを含んでもよい。第3のQoS値は、ジッタを含んでもよい。第3のQoS値は、生存時間を含んでもよい。第3のQoS値は、通信サービスの可用性を含んでもよい。第3のQoS値は、信頼値を含んでもよい。第3のQoS値は、ユーザ体験データレートを含んでもよい。訪問先ユーザプレーン機能によって、第3のQoS値を報告する第7のメッセージを、訪問先セッション管理機能へ送信してもよい。例示的な一実施形態によれば、訪問先セッション管理機能によって、第3のQoS値を報告する第8のメッセージを、訪問先ポリシー制御機能へ送信してもよい。例示的な一実施形態によれば、訪問先ポリシー制御機能によって、第3のQoS値を報告する第9のメッセージを、ホームポリシー制御機能へ送信してもよい。例示的な一実施形態によれば、ホームポリシー制御機能によって、第3のQoS値を報告する第10のメッセージを、アプリケーション機能へ送信してもよい。例示的な一実施形態によれば、アプリケーション機能によって、第3のQoS値に基づいて、サービス挙動を調整し得る。
【0153】
例示的な一実施形態によれば、訪問先ポリシー制御機能によって、ホームポリシー制御機能から受信されたQoS報告ポリシーに基づいて、訪問先QoS報告ポリシーを判定してもよい。訪問先QoS報告ポリシーは、訪問先QoSイベントを含んでもよい。訪問先QoS報告ポリシーは、訪問先QoSイベントに対する訪問先QoS値を含んでもよい。例示的な一実施形態によれば、訪問先ポリシー制御機能によって、訪問先セッション管理機能へ送信されてもよく、第3のメッセージは、訪問先QoS報告ポリシーを含んでもよい。
【0154】
図23は、本開示の一実施形態の一態様の流れ図である。2310で、訪問先ポリシー制御機能によって、ホームポリシー制御機能から、データフローについて少なくとも1つのサービス品質(QoS)イベントをサブスクライブする、第1のメッセージを受信してもよい。第1のメッセージは、QoSイベントを示す、第1の情報要素を含んでもよい。第1のメッセージは、QoSイベントに対する第1のQoS値を示す、第2の情報要素を含んでもよい。2320で、訪問先ポリシー制御機能によって、第2のメッセージをセッション管理機能へ送信してもよい。第2のメッセージは、第1の情報要素および第2の情報要素を含んでもよい。2330で、訪問先ポリシー制御機能によって、セッション管理機能から第3のメッセージを受信してもよい。第3のメッセージは、QoSイベントを示す、第3の情報要素を含んでもよい。第3のメッセージは、QoSイベントに対する第2のQoS値を示す、第4の情報要素を含んでもよい。2340で、訪問先ポリシー制御機能によって、第4のメッセージをホームポリシー制御機能へ送信してもよい。第4のメッセージは、第3の情報要素および第4の情報要素を含んでもよい。
【0155】
本開示において、「ある」および「1つ」(「a」および「an」)ならびに同様の語句は、「少なくとも1つ」または「1つ以上」と解釈されるべきである。同様に、「」(接尾語「(s)」)で終わる任意の用語も、「少なくとも1つ」または「1つ以上」と解釈されるべきである。本開示において、「してもよい」、「し得る」(用語「may」)は、「場合があり、例えば」と解釈されるべきである。換言すれば、「してもよい」、「し得る」(用語「may」)は、その前に出てくる語句が、様々な実施形態のうちの1つ以上に用いられるかもしれない、または用いられないかもしれないという、多数の好適な可能性のうちの1つの例であることを暗示している。AおよびBが集合であり、Aの各要素もまた、Bの要素である場合、Aは、Bの部分集合と呼ばれる。本明細書では、空でない集合および部分集合のみが考慮されている。例えば、B={セル1,セル2}の可能な部分集合は、{セル1}、{セル2}、および{セル1,セル2}である。「に基づいて(based on)」という語句は、その前に出てくる語句が、様々な実施形態のうちの1つ以上に使用されるかもしれない、または、されないかもしれないという多数の好適な可能性のうちの1つの例であることを暗示している。「に応答して(in response to)」という語句は、その前に出てくる語句が、様々な実施形態のうちの1つ以上に使用されるかもしれない、または、されないかもしれないという多数の好適な可能性のうちの1つの例であることを暗示している。「含む(including)」および「備える、含む(comprising)」という用語は、「含むが、それに限定されない」という意味として解釈されるべきである。
【0156】
本開示および特許請求の範囲において、「第1」、「第2」、「第3」などの区別する用語は、要素の順序または要素の機能性を意味せず、別個の要素を識別する。区別する用語は、実施形態を記載するときに、他の区別する用語で置き換えられる場合がある。
【0157】
本開示において、様々な実施形態が開示されている。開示された例示的な実施形態からの制限、特徴、および/または要素を組み合わせて、本開示の範囲内で、さらなる実施形態を作り出すことができる。
【0158】
本開示では、パラメータ(情報要素:IE)は、1つ以上のオブジェクトを含んでもよく、それらのオブジェクトの各々は、1つ以上の他のオブジェクトを含んでもよい。例えば、パラメータ(IE)Nがパラメータ(IE)Mを含み、パラメータ(IE)Mがパラメータ(IE)Kを含み、パラメータ(IE)Kがパラメータ(情報要素)Jを含む場合、例えば、NはKを含み、NはJを含む。例示的な一実施形態では、1つ以上のメッセージが複数のパラメータを含むとき、複数のパラメータの中のあるパラメータは、1つ以上のメッセージのうちの少なくとも1つの中にあるが、1つ以上のメッセージの各々にある必要はないことを意味する。
【0159】
さらに、上記で提示された多くの特徴は、「してもよい、し得る(may)」の使用または括弧の使用によって任意選択であると説明されている。簡潔さおよび読みやすさのために、本開示は、1組の任意選択の特徴から選択することによって得ることができる、ありとあらゆる順列組み合わせを明示的には列挙していない。しかしながら、本開示は、そのような順列組み合わせをすべて、明示的に開示していると解釈されるべきである。例えば、3つの任意の特徴を有するものとして記載されたシステムは、7つの異なる方法で、すなわち3つの可能な特徴のうちの1つだけ、3つの可能な特徴のうちの任意の2つ、または3つの可能な特徴のうちの3つすべてで具現化することができる。
【0160】
開示された実施形態に記載された要素の多くは、モジュールとして実装されてもよい。モジュールは、ここでは、定義された機能を実行し、他の要素への定義されたインターフェースを有する分離可能な要素として定義される。本開示に記載されるモジュールは、ハードウェア、ハードウェアと組み合わせたソフトウェア、ファームウェア、ウェットウェア(すなわち、生物学的要素を有するハードウェア)、またはそれらの組み合わせにおいて実装されてもよく、それらは全て挙動的に等価である。例えば、モジュールは、ハードウェアマシンによって実行されるように構成された、コンピュータ言語(C、C++、Fortran、Java(登録商標)、Basic、Matlab、もしくは同様のものなど)で書かれたソフトウェアルーチン、またはSimulink、Stateflow、GNU Octave、もしくはLabVIEWMathScriptなどのモデリング/シミュレーションプログラムとして実装され得る。さらに、個別のまたはプログラム可能なアナログ、デジタル、および/もしくは量子ハードウェアを組み込む物理的ハードウェアを使用して、モジュールを実装することが可能であり得る。プログラム可能なハードウェアの例としては、コンピュータ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および複合プログラマブル論理デバイス(CPLD)が挙げられる。コンピュータ、マイクロコントローラ、およびマイクロプロセッサは、アセンブリ、C、C++、または同様のものなどの言語を使用してプログラムされる。FPGA、ASIC、およびCPLDは、プログラマブルデバイス上で、機能がより少ない内部ハードウェアモジュール間の接続を構成する、VHSICハードウェア記述言語(VHDL)またはVerilogなどのハードウェア記述言語(HDL)を使用してプログラムされることが多い。最後に、上記の技術はしばしば、機能モジュールの結果を達成するために、組み合わせて使用されることを強調しておく必要がある。
【0161】
この特許文書の開示は、著作権保護の対象となる資料を組み込んでいる。著作権所有者は、特許商標庁の特許ファイルまたは記録に記載されているように、法律によって要求される限られた目的のために、誰による特許文書または特許開示の複製にも異存はないが、それ以外の場合は、すべての著作権を留保する。
【0162】
様々な実施形態を上述してきたが、それらは限定ではなく、例として提示したことを理解されたい。当業者には、範囲を逸脱することなく、形態および詳細の様々な変更をなし得ることが明らかであろう。実際、上記の説明を読んだ後、代替実施形態をどのように具現化するかは、当業者には明らかであろう。したがって、本実施形態は、上述の例示的な実施形態のいずれによっても限定されるべきではない。
【0163】
さらに、機能性および利点を強調する図は、いずれも例示目的のみのために提示されていることを理解されたい。開示されたアーキテクチャは、示されたもの以外の方法で利用され得るように、十分に柔軟性があり、かつ構成可能である。例えば、いくつかの実施形態においては、任意のフローチャートに列挙されたアクションは、並べ替えられてもよく、または単に任意選択で使用されてもよい。
【0164】
さらに、開示の要約書の目的は、米国特許商標庁および一般大衆、特に特許、または法的用語もしくは表現に精通していない当該分野の科学者、技術者、および実務家が、一瞥して出願の技術的な開示の性質および本質を迅速に判断できるようにすることである。開示の要約書は、いかなる意味においても、範囲を限定することを意図するものではない。
【0165】
最後に、「手段(means for)」または「ステップ(step for)」という明示的な用語を含む請求項のみが、米国特許法第112条の下で解釈されることが出願人の意図である。「手段(means for)」または「ステップ(step for)」という語句を明示的に含まない請求項は、米国特許法第112条に基づいて解釈されるべきではない。
【0166】
符号の説明
100 UE
105 NG-RAN、3GPPアクセス、(R)AN
110 ユーザプレーン機能UPF、UPF(CN_UP)
115 DN
125 ネットワーク公開機能NEF
130 NFリポジトリ機能、NRF
135 ポリシー制御機能PCF
140 統合データ管理UDM
145 アプリケーション機能AF
150 AUSF
155 アクセスおよびモビリティ管理機能AMF
160 セッション管理機能SMF
165 非3GPP AN、非3GPPアクセス
170 N3IWF
500 RM-登録解除
510 RM-登録
520 RM-登録解除
530 RM-登録
600 CM-アイドル
610 CM-接続
620 CM-アイドル
630 CM-接続
730 アプリケーション/サービスレイヤ
1910 ステップ
1920 ステップ
1930 ステップ
1940 ステップ
2010 ステップ
2020 ステップ
2030 ステップ
2040 ステップ
2110 ステップ
2120 ステップ
2130 ステップ
2140 ステップ
2210 ステップ
2220 ステップ
2230 ステップ
2240 ステップ
2250 ステップ
2310 ステップ
2320 ステップ
2330 ステップ
2340 ステップ
【手続補正書】
【提出日】2023-04-12
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コアネットワークにおけるユーザプレーン機能(UPF;user plane function)の動作方法であって、
パケット伝送遅延に関するイベントに関連する情報及び前記パケット伝送遅延に対する閾値に関連する第1のサービス品質(QoS)値に関する情報を含む第1のメッセージをセッション管理機能(SMF;session management function)から受信するステップと、
監視パケットを基地局に送信するステップと、
前記監視パケットに対応する応答メッセージを前記基地局から受信するステップと、
前記監視パケット及び前記応答メッセージに基づいて、前記UPFと前記基地局との間の遅延を第2のQoS値として測定するステップと、
前記第1のQoS値及び前記第2のQoS値に基づいてQoSイベントがトリガされる場合、第2のメッセージを前記SMFに送信するステップと、を含む方法。
【請求項2】
前記SMFは、ポリシー制御機能(PCF;policy control function)から、データフローに対するQoSイベントに加入することを要求する第3のメッセージを受信し、
前記第3のメッセージは、
前記パケット伝送遅延及び、
前記パケット伝送遅延に対する前記第1のQoS値を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1のQoS値及び前記第2のQoS値は、
ジッタ、
生存時間、
通信サービスの利用可能性、
信頼性値、又は
ユーザ体験データレートのうち少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記監視パケットを基地局に送信することによって、前記基地局と無線デバイスとの間のパケット伝送遅延を問い合わせるステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記SMFは、データフローに対する前記パケット伝送遅延に加入する第4のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能(AMF;Access and Mobility Management Function)に送信し、
前記第4のメッセージは、前記パケット伝送遅延及び前記第1のQoS値を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記AMFは、前記第4のメッセージの少なくとも1つの情報要素を含む第5のメッセージを前記基地局に送信する、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
コアネットワークにおけるセッション管理機能(SMF;session management function)の動作方法であって、
パケット伝送遅延に関するイベントに関連する情報及び前記パケット伝送遅延に対する閾値に関連する第1のサービス品質(QoS)値に関する情報を含む第1のメッセージをユーザプレーン機能(UPF;user plane function)に送信するステップと、
前記第1のQoS値、及び前記UPFと基地局との間で測定された遅延を示す第2のQoS値に基づいてQoSイベントがトリガされる場合、前記UPFから第2のメッセージを受信するステップと、
パケット伝送遅延に関連するレポートメッセージをポリシー制御機能(PCF;policy control function)に送信するステップと、を含み、
前記パケット伝送遅延は、前記第1のQoS値及び前記第2のQoS値に基づいて決定され、前記第2のQoS値は、監視パケット及び応答メッセージに基づいて測定される方法。
【請求項8】
前記第1のQoS値及び前記第2のQoS値は、
ジッタ、
生存時間、
通信サービスの利用可能性、
信頼性値、又は
ユーザ体験データレートのうち少なくとも1つを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記UPFは、監視パケットを基地局に送信することによって、前記基地局と無線デバイスとの間のパケット伝送遅延を問い合わせる、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記PCFから、データフローに対するQoSイベントに加入するための要求を受信するステップを含み、
前記要求は、前記QoSイベント、及び前記QoSイベントに対する第1のQoS値を含む、請求項7に記載の方法 。
【請求項11】
データフローに対するQoSイベントに加入するための第3のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能(AMF;Access and Mobility Management Function)に送信するステップを含み、
前記第3のメッセージは、前記QoSイベント、及び前記QoSイベントに対する第1のQoS値を含む、請求項7に記載の方法。
【請求項12】
前記レポートメッセージは、前記第2のQoS値をさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項13】
コアネットワークにおけるユーザプレーン機能(UPF;user plane function)を含むネットワークエンティティであって、
トランシーバと、
プロセッサと、を含み、前記プロセッサは、
パケット伝送遅延に関するイベントに関連する情報及び前記パケット伝送遅延に対する閾値に関連する第1のサービス品質(QoS)値に関する情報を含む第1のメッセージを、SMF(session management function)から受信し、
監視パケットを基地局に送信するように制御し、
前記監視パケットに対応する応答メッセージを前記基地局から受信し、
前記監視パケット及び前記応答メッセージに基づいて、前記UPFと基地局との間の遅延を第2のQoS値として測定し、
前記第1のQoS値及び前記第2のQoS値に基づいてQoSイベントがトリガされる場合、第2のメッセージを前記SMFに送信するように制御する、ネットワークエンティティ。
【請求項14】
前記第1のQoS値及び前記第2のQoS値は、
ジッタ、
生存時間、
通信サービスの利用可能性、
信頼性値、又は
ユーザ体験データレートのうち少なくとも1つを含む、請求項13に記載のネットワークエンティティ。
【請求項15】
前記プロセッサは、
前記監視パケットを前記基地局に送信することによって、前記基地局と無線デバイスとの間のパケット伝送遅延を問い合わせる、請求項13に記載のネットワークエンティティ。
【請求項16】
コアネットワークにおけるセッション管理機能(SMF;session management function)を含むネットワークエンティティであって、
トランシーバと、
プロセッサと、を含み、前記プロセッサは、
パケット伝送遅延に関するイベントに関連する情報及び前記パケット伝送遅延に対する閾値に関連する第1のサービス品質(QoS)値に関する情報を含む第1のメッセージをユーザプレーン機能(UPF;user plane function)に送信するように制御し、
前記第1のQoS値、及び前記UPFと基地局との間で測定された遅延を示す第2のQoS値に基づいてQoSイベントがトリガされる場合、前記UPFから第2のメッセージを受信し、
パケット伝送遅延に関連するレポートメッセージをポリシー制御機能(PCF;policy control function)に送信するように制御し、
前記パケット伝送遅延は、前記第1のQoS値及び前記第2のQoS値に基づいて決定され、前記第2のQoS値は、監視パケット及び応答メッセージに基づいて測定される、ネットワークエンティティ。
【請求項17】
前記第1のQoS値及び前記第2のQoS値は、
ジッタ、
生存時間、
通信サービスの利用可能性、
信頼性値、又は
ユーザ体験データレートのうち少なくとも1つを含む、請求項16に記載のネットワークエンティティ。
【請求項18】
前記プロセッサは、
前記PCFから、データフローに対するQoSイベントに加入するための要求を受信するように制御し、
前記要求は、前記QoSイベント、及び前記QoSイベントに対する第1のQoS値を含む、請求項16に記載のネットワークエンティティ。
【請求項19】
前記プロセッサは、
データフローに対するQoSイベントに加入するための第3のメッセージをアクセス及びモビリティ管理機能(AMF;Access and Mobility Management Function)に送信するように制御し、
前記第3のメッセージは、前記QoSイベント、及び前記QoSイベントに対する第1のQoS値を含む、請求項16に記載のネットワークエンティティ。
【請求項20】
前記レポートメッセージは前記第2のQoS値をさらに含む、請求項16に記載のネットワークエンティティ。
【外国語明細書】