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特開2023-9912情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023009912
(43)【公開日】2023-01-20
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/34 20120101AFI20230113BHJP
【FI】
G06Q50/34
【審査請求】未請求
【請求項の数】17
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021113575
(22)【出願日】2021-07-08
(71)【出願人】
【識別番号】500033117
【氏名又は名称】株式会社MIXI
(74)【代理人】
【識別番号】100166006
【弁理士】
【氏名又は名称】泉 通博
(74)【代理人】
【識別番号】100154070
【弁理士】
【氏名又は名称】久恒 京範
(74)【代理人】
【識別番号】100153280
【弁理士】
【氏名又は名称】寺川 賢祐
(72)【発明者】
【氏名】澁谷 高広
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC54
(57)【要約】
【課題】予想者が予想した内容を投票者が参考にしながら競技に投票しやすくすることができる。
【解決手段】情報処理装置10は、競技の結果を予想する予想者とユーザとを関連付けて登録する登録部112と、複数の競技のうち第1競技の結果を予想した内容を示す第1予想を予想者が公開する予定がある場合に、第1予想が公開されるよりも前に、ユーザに対して予想者に関する情報を通知する通知部114と、を有する。
【選択図】図7


【特許請求の範囲】
【請求項1】
競技の結果を予想する予想者とユーザとを関連付けて登録する登録部と、
複数の前記競技のうち第1競技の結果を予想した内容を示す第1予想を前記予想者が公開する予定がある場合に、前記第1予想が公開されるよりも前に、前記ユーザに対して前記予想者に関する情報を通知する通知部と、
を有する情報処理装置。
【請求項2】
前記通知部は、前記ユーザと異なる他のユーザであって、前記登録部が前記予想者と関連付けた登録をしていない前記他のユーザに対して前記予想者に関する情報を通知しない、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記登録部は、前記ユーザが前記予想者と所定関係を有する状態にするための操作をしたことに応じて、前記予想者と前記ユーザとを関連付けて登録する、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記登録部は、前記予想者が競技の結果を予想した内容に基づいて前記ユーザが前記競技に投票したことに応じて、前記予想者と前記ユーザとを関連付けて登録する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記登録部は、前記予想者が競技の結果を予想した内容に基づく前記ユーザの投票が的中したことに応じて、前記予想者と前記ユーザとを関連付けて登録する、
請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記登録部は、前記ユーザが閲覧した動画の履歴を示す閲覧履歴に、前記予想者に関する動画が含まれる場合、前記予想者と前記ユーザとを関連付けて登録する、
請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記通知部は、前記予想者が前記第1競技の結果を予想する状況を示す状況情報を前記ユーザにプッシュ通知する、
請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記通知部は、前記予想者が前記第1競技の予想を開始したことを示す前記状況情報を前記ユーザに通知する、
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記通知部は、前記予想者が前記第1予想を公開したことを示す前記状況情報を前記ユーザに通知する、
請求項7又は8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記通知部は、前記予想者が前記第1競技の予想を開始する前であること示す前記状況情報を前記ユーザに通知する、
請求項7から9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項11】
複数の前記競技のうち前記ユーザが選択した前記競技を識別するための競技識別情報を取得する取得部をさらに有し、
前記通知部は、前記競技識別情報に対応する競技において前記予想者が予想する状況を示す前記状況情報を前記ユーザに通知する、
請求項7から10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項12】
前記ユーザが前記第1競技に投票するために前記ユーザが使用する情報端末を操作したことを示す操作情報を取得する取得部をさらに有し、
前記通知部は、前記取得部が前記操作情報を取得した場合、前記予想者が前記第1競技の結果を予想した前記第1予想を公開する予定があることを前記ユーザに通知する、
請求項7から10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項13】
前記通知部は、前記登録部が前記ユーザに関連付けて登録した複数の前記予想者のうち、複数の前記予想者が予想を公開する前記競技を示す競技情報を含むレコメンド情報を前記ユーザにプッシュ通知する、
請求項1から12のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項14】
複数の前記予想者に関する複数の動画を前記ユーザに配信する動画配信部をさらに有し、
前記通知部は、複数の前記動画のうち、一以上の前記予想者に対応する一以上の前記動画を配信動画候補として示す案内情報を前記ユーザに通知し、
前記動画配信部は、前記案内情報に基づいて前記ユーザにより選択された動画を前記ユーザに配信する、
請求項1から13のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項15】
前記通知部は、前記複数の予想者のうち、前記予想者が前記競技の結果を予想する状況を示す状況情報に基づいて選択した一以上の前記予想者に対応する一以上の前記動画を前記配信動画候補として示す前記案内情報を前記ユーザに通知する、
請求項14に記載の情報処理装置。
【請求項16】
競技の結果を予想する予想者とユーザとをコンピュータが関連付けて登録し、
複数の前記競技のうち第1競技の結果を予想した内容を示す第1予想を前記予想者が公開する予定がある場合に、前記第1予想が公開されるよりも前に、前記ユーザに対して前記予想者に関する情報をコンピュータが通知する、
情報処理方法。
【請求項17】
コンピュータに、
競技の結果を予想する予想者とユーザとを関連付けて登録するステップと、
複数の前記競技のうち第1競技の結果を予想した内容を示す第1予想を前記予想者が公開する予定がある場合に、前記第1予想が公開されるよりも前に、前記ユーザに対して前記予想者に関する情報を通知するステップと、
を実行させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、競技において的中する投票を予想する予想者が、的中する投票を予想した内容を、競技に投票する投票者に公開する投票予想公開システムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第5172717号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の投票予想公開システムを利用することにより、投票者は、予想者が公開した、的中する投票を予想した内容を参考にしながら競技に投票することができる。しかしながら、予想者が予想した内容を公開するタイミングが遅い場合、投票者は、予想者が予想した内容を公開する前に投票してしまうという問題があった。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、予想者が予想した内容を投票者が参考にしながら競技に投票しやすくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る情報処理装置は、競技の結果を予想する予想者とユーザとを関連付けて登録する登録部と、複数の前記競技のうち第1競技の結果を予想した内容を示す第1予想を前記予想者が公開する予定がある場合に、前記第1予想が公開されるよりも前に、前記ユーザに対して前記予想者に関する情報を通知する通知部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、予想者が予想した内容を投票者が参考にしながら競技に投票しやすくすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本実施形態に係る情報処理システム1のシステム構成の一例を示す図である。
図2】情報処理装置10のハードウェア構成例を示す図である。
図3】情報端末20のハードウェア構成例を示す図である。
図4】ユーザが予想者を登録するための操作をする画面の一例を示す図である。
図5】ユーザが登録した予想者に関する情報が表示された画面の一例を示す図である。
図6】予想者が予想する内容が表示された画面の一例を示す図である。
図7】情報処理装置10の機能ブロック構成例を示す図である。
図8】記憶部12に記憶されたデータの一例を示す図である。
図9】情報処理装置10における動作の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[情報処理システム1の概要]
図1は、本実施形態に係る情報処理システム1のシステム構成の一例を示す図である。図1に示す情報処理システム1は、情報処理装置10と、一以上の情報端末20(第1情報端末20-1、第2情報端末20-2、第3情報端末20-3)とを備える。情報処理装置10及び複数の情報端末20は、インターネット、イントラネット、無線LAN(Local Area Network)、又は移動体通信網等のネットワークNを介して互いに通信可能に接続されている。
【0010】
情報処理装置10は、例えばコンピュータであり、一又は複数の物理的なサーバから構成されている。情報処理装置10は、ハイパーバイザ(hypervisor)上で動作する仮想的なサーバを用いて構成されていてもよく、クラウドサーバを用いて構成されていてもよい。
【0011】
情報処理装置10は、競技に投票する投票者(以下、「ユーザ」という)に、競技の結果を予想する予想者に関する情報を通知する装置である。競技は、例えば競輪、オートレース、競馬、競艇、又はエレクトロニック・スポーツであり、ユーザが投票対象に対して投票可能な競技である。予想者に関する情報は、例えば、予想者が予想する競技の競技名を示す競技名情報、又は予想者が競技の結果を予想する状況を示す情報(以下、「状況情報」という)を含む。状況情報は、例えば「予想開始前」「予想中」「公開中」のいずれかを示す情報である。
【0012】
情報処理装置10は、ユーザに関連付けて登録された予想者を特定し、特定した予想者に関する情報を当該ユーザに通知する。情報処理装置10は、例えば登録条件を満たした場合にユーザと予想者とを関連付けて登録する。登録条件は、例えば予想者を関連付けて登録させるためにユーザが情報端末20を操作したこと、予想者が予想した内容(以下、「予想内容」という)に基づいてユーザが過去の競技に投票したこと、又は予想内容に基づいてユーザが投票した結果が的中したことである。
【0013】
情報処理装置10は、予想者が競技の結果を予想した内容を複数のユーザに公開する前に、当該予想者と関連付けて登録されたユーザに、当該予想者に関する情報を通知する。一方、情報処理装置10は、予想者が競技の結果を予想した内容を複数のユーザに公開する前の時刻においては、当該予想者と関連付けて登録されていないユーザに、当該予想者に関する情報を通知しない。
【0014】
情報端末20は、情報処理システム1を利用して競技に投票するユーザが使用する装置であり、例えば携帯電話(スマートフォンを含む)、タブレット端末又はパーソナルコンピュータ等の装置である。
【0015】
情報端末20には、例えばユーザが、競技における投票対象に投票したり、ユーザと予想者とを関連付けて登録させたり、予想者に関する情報を取得したりするための専用のアプリケーションプログラム(以下、「専用アプリ」という)がインストールされている。ユーザは、専用アプリを介して、競技における投票対象に投票したり、ユーザと予想者とを関連付けて登録させたり、予想者に関する情報を取得したりすることができる。
【0016】
投票対象は、ユーザが所定価値を投票する対象であり、投票対象の候補となる複数の競技体(競技者、競技車体、又は動物を含む)のうち、勝利するとユーザが予想する競技体と賭け式(投票方式)との組み合わせにより定められる。所定価値は、金銭、電子通貨又はポイントのように、ユーザが物品又はサービスを得るために使用可能な有形物又は無形物である。
【0017】
情報処理装置10及び情報端末20がこのように動作することで、情報端末20のユーザは、ユーザに関連付けて登録された予想者が予想する競技の競技名を容易に知ることができる。さらに、ユーザは、予想者が競技の結果を予想した内容を公開する前に、当該予想者が予想する状況を知ることができる。その結果、情報処理システム1は、予想者が予想を公開するよりも前の時刻に予想者が予想した内容を確認することなくユーザが投票してしまうことを防ぐことができる。したがって、ユーザは、予想者が予想する内容を参考にしながら競技に投票しやすくなる。
以下、情報処理装置10及び情報端末20の構成及び動作を詳細に説明する。
【0018】
[ハードウェア構成]
図2は、情報処理装置10のハードウェア構成例を示す図である。情報処理装置10は、プロセッサ11、記憶部12、通信IF(Interface)13、入力デバイス14、及び出力デバイス15を有する。
【0019】
プロセッサ11は、例えばCPU(Central Processing Unit)又はGPU(Graphical Processing Unit)であり、記憶部12に記憶されたプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。
【0020】
記憶部12は、メモリ、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)等の記憶媒体を有する。記憶部12は、プロセッサ11が実行するプログラムを記憶する。また、記憶部12は、ユーザの投票内容、及びユーザが参加しているグループを、ユーザIDに関連付けて記憶する。
【0021】
通信IF13は、ネットワークNを介して情報端末20との間で有線通信又は無線通信を行うための通信コントローラを有する。通信IF13は、情報端末20から受信したデータをプロセッサ11に通知する。また、通信IF13は、プロセッサ11から入力されたデータを情報端末20に送信する。
【0022】
入力デバイス14は、例えば情報処理装置10の管理者から入力操作を受け付ける。入力デバイス14は、例えば、キーボード、タッチパネル、マウス又はマイクである。出力デバイス15は、例えば情報処理装置10の管理者に対して情報を出力する。出力デバイス15は、例えば、ディスプレイ又はスピーカ等である。
【0023】
図3は、情報端末20のハードウェア構成例を示す図である。情報端末20は、プロセッサ21、記憶部22、通信IF23、入力デバイス24、及び出力デバイス25を有する。
【0024】
プロセッサ21は、例えばCPUであり、記憶部22に記憶されたプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。
【0025】
記憶部22は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等の記憶媒体を有する。記憶部22は、プロセッサ21が実行するプログラムを記憶する。
【0026】
通信IF23は、ネットワークNを介して情報処理装置10との間で有線通信又は無線通信を行うための通信コントローラを有する。通信IF23は、情報処理装置10から受信したデータをプロセッサ21に通知する。また、通信IF23は、プロセッサ21から入力されたデータを情報処理装置10に送信する。
【0027】
入力デバイス24は、例えばユーザから入力操作を受け付ける。入力デバイス24は、例えば、キーボード、タッチパネル、マウス又はマイクである。出力デバイス25は、例えばユーザに対して情報を出力する表示部及び音声出力部等である。出力デバイス25は、例えば、ディスプレイ又はスピーカ等である。
【0028】
[情報端末20の表示画面の例]
図4図5及び図6は、情報端末20に表示される画面の例を示す図である。図4は、ユーザが予想者を登録するための操作をする画面の一例を示す図である。図4に示す画面には、表示領域251、表示領域252、表示領域253、操作用画像254、操作用画像255、操作用画像256、操作用画像257、操作用画像258及び操作用画像259が含まれている。
【0029】
表示領域251は、画面に表示された内容を示す件名を表示するための領域である。図4においては「予想者一覧」という件名が表示されている。表示領域252及び表示領域253は、情報端末20のユーザが登録することが可能な予想者を示す情報を表示するための領域である。表示領域252及び表示領域253それぞれには、例えば予想者を示す情報として、予想者の顔写真、予想者の名前、予想者の的中率、予想者を登録したユーザの人数が表示されている。
【0030】
例えば表示領域252に示すように、予想者が1人である場合は、予想者を示す情報として、当該予想者の顔写真が表示される。一方、表示領域253に示すように、複数の予想者で構成されている場合は、予想者を示す情報として、複数の予想者それぞれの顔写真が表示される。
【0031】
操作用画像254及び操作用画像255は、ユーザが予想者に関する詳細な情報を閲覧するための操作用画像である。予想者に関する詳細な情報は、例えば予想者の性別、年齢、及び予想者が過去に予想した競技の競技名を含む。情報端末20は、操作用画像254をユーザから押されることにより表示領域252に示す予想者に関する詳細な情報を表示し、操作用画像255をユーザから押されることにより表示領域253に示す予想者に関する詳細な情報を表示する。
【0032】
操作用画像256及び操作用画像257は、ユーザが予想者を登録するための操作用画像である。情報処理装置10は、例えば情報端末20からユーザが操作用画像256を押したことを示す情報を取得することにより、当該情報端末20のユーザと表示領域252に示す予想者とを関連付けて登録する。情報処理装置10は、例えば情報端末20からユーザが操作用画像257を押したことを示す情報を取得することにより、当該情報端末20のユーザと表示領域253に示す予想者とを関連付けて登録する。
【0033】
操作用画像258は、ユーザが予想者の登録を終了するための操作用画像である。ユーザは、操作用画像258を押すことにより、画面に表示された内容を他の内容に切り替えることができる。操作用画像259は、ユーザが専用アプリを介して予想者の登録と異なる操作をするための操作用画像である。ユーザは、操作用画像259を押すことにより、例えば競技に投票するための画面に切り替えることができる。
【0034】
図5は、ユーザが登録した予想者に関する情報が表示された画面の一例を示す図である。図5に示す画面には、表示領域261、表示領域262、表示領域263、操作用画像264及び操作用画像265が含まれている。図5に示す画面は、情報処理装置10が予想者に関する情報を情報端末20にプッシュ通知したことに基づいて、情報端末20が予想者に関する情報を表示した画面である。プッシュ通知は、情報処理装置10が情報端末20からの要求を受けることなく予想者に関する情報を送信することである。
【0035】
表示領域261は、画面に表示された内容の概要を表示するための領域である。図5においては「お気に入りの予想者が予想します」という概要が表示されている。表示領域262は、ユーザが登録した一以上の予想者の名前を表示する領域である。図5においては、情報端末20のユーザが登録した予想者である「AAAさん」及び「チームC」が表示されている。
【0036】
表示領域263は、表示領域262に示す一以上の予想者が予想する一以上の競技の競技名が表示されている。図5においては、競技名である「小倉2R」及び「久留米3R」が表示されている。
【0037】
操作用画像264は、ユーザが競技に投票するための専用アプリを起動するための操作用画像である。ユーザは、操作用画像264を押すことにより、専用アプリを起動することができる。ユーザは、起動した専用アプリを介して、表示領域262に示す予想者が予想する内容を閲覧したり、表示領域263に示す競技名に対応する競技に投票したりすることができる。
【0038】
操作用画像265は、ユーザが競技に投票するための専用アプリを起動しないための操作用画像である。ユーザは、操作用画像265を押すことにより、専用アプリを起動しない状態で、画面に表示された内容を他の内容に切り替えることができる。図5においては、「閉じる」と表示された操作用画像265を、情報端末20のユーザが押すことにより、競技に投票するための専用アプリを起動しない状態で、画面に表示された内容を他の内容に切り替えることができる。
【0039】
ユーザは、例えば図5に示す表示領域263を閲覧することにより、登録された予想者が予想を開始する予定があることと、予想者が予想を開始する競技の競技名とを知ることができる。そして、図5に示す操作用画像264を押すことにより、ユーザは、専用アプリを介して予想者が予想する内容を閲覧することができる。
【0040】
図6は、予想者が予想する内容が表示された画面の一例を示す図である。図6(a)は、予想者が予想をしている状態における予想の内容が表示された画面である。図6(b)は、予想者が予想した後の状態における予想の内容が表示された画面である。図6に示す画面には、表示領域271、表示領域272、表示領域273、表示領域274及び操作用画像275が含まれている。
【0041】
表示領域271には、予想者が予想する競技の競技名が表示されている。図6においては、競技名を示す「小倉2R」という文字が表示されている。表示領域272は、競技の結果を予想する予想者を撮像して生成された画像又は動画像を表示するための領域である。表示領域273は、表示領域272に表示された画像又は動画像に対応する予想者の名前である予想者名を表示するための領域である。図6においては、予想者名を示す「チームC」という文字が表示されている。
【0042】
表示領域274は、表示領域273に示す予想者名に対応する予想者が競技の結果を予想する状況、又は予想者が競技の結果を予想した内容を表示するための領域である。例えば予想者が競技の結果を予想している場合、表示領域274には、図6(a)に示すように、予想状況を示す「予想中」という文字が表示されている。予想者が競技の結果を予想した後である場合、表示領域274には、図6(b)に示すように、予想状況を示す「公開中」という文字と、競技に勝利すると予想した投票対象とが表示されている。
【0043】
操作用画像275は、予想者が競技の結果を予想した内容に基づいてユーザが当該競技に投票するための操作用画像である。例えば図6(b)に示すように、予想者が競技の結果を予想した後である場合、ユーザは、操作用画像275を押すことにより表示領域274に含まれる投票対象に投票することができる。一方、図6(a)に示すように、予想者が競技の結果を予想する前である場合、ユーザは、操作用画像275を押したとしても投票することができない。
【0044】
情報端末20が図6(a)に示す予想の内容を表示することにより、ユーザは、予想者が予想を公開する前に、予想者が予想する状況を知ることができる。そして、予想者が予想した後に、情報端末20が図6(b)に示す予想の内容を表示することにより、ユーザは、予想者が公開した予想を参考にしながら競技に投票することができる。
【0045】
[機能ブロック構成]
図7は、情報処理装置10の機能ブロック構成例を示す図である。プロセッサ11は、取得部111と、登録部112と、動画配信部113と、通知部114と、を有する。プロセッサ11は、記憶部12に記憶されたプログラムを実行することにより、取得部111、登録部112、動画配信部113及び通知部114として機能する。
【0046】
記憶部12は、ユーザを識別するためのユーザ識別情報(以下、「ユーザID」という)に関連付けて、ユーザ名と予想者を識別するための予想者識別情報(以下、「予想者ID」という)とを含むユーザデータを記憶している。記憶部12は、予想者IDに関連付けて予想者名を含む予想者データを記憶している。記憶部12は、競技を識別するための競技識別情報(以下、「競技者ID」という)に関連付けて、競技名と競技を開始する時刻と競技の結果を予想する予想者に対応する予想者IDとを含む競技データを記憶している。
【0047】
図8は、記憶部12に記憶されたデータの一例を示す図である。図8(a)は、ユーザデータの一例を示す。図8(b)は、予想者データの一例を示す。図8(c)は、競技データの一例を示す。
【0048】
図8(a)に示すユーザデータにおいては、ユーザIDと、ユーザ名と、一以上の予想者IDと、一以上の競技IDとが関連付けられている。予想者IDは、例えばユーザに関連付けて登録された予想者に対応する予想者IDであり、登録部112がユーザIDに関連付けて記憶部12に記憶させた予想者IDである。競技IDは、例えばユーザが情報端末20を操作することにより選択した競技に対応する競技IDであり、ユーザが使用する情報端末20から取得した競技IDである。
【0049】
図8(b)に示す予想者データにおいては、予想者IDと予想者名とが関連付けられている。記憶部12は、予想者データとして、予想者IDに関連付けて予想者の性別、年齢、予想者が過去に予想した競技を示す競技ID、又は過去に予想した内容が的中したか否かを示す的中結果の少なくともいずれかを記憶してもよい。
【0050】
図8(c)に示す競技データにおいては、競技IDと、競技名と、競技を開始する開始時刻と、競技IDに対応する競技を予想する複数の予想者に対応する複数の予想者IDと、複数の予想者それぞれが予想を開始する予想開始時刻と、複数の予想者それぞれが予想を公開する予想公開時刻とが関連付けられている。
【0051】
記憶部12は、ユーザが過去に投票した内容を示す投票履歴、ユーザが過去に予想者の予想した内容に基づいて投票した内容を示す予想利用履歴、又はユーザが過去に投票した結果が的中したか否かを示す的中結果履歴を記憶していてもよい。
【0052】
図7に戻って、プロセッサ11の各部の構成を説明する。取得部111は、複数の競技のうちユーザが選択した競技を識別するための競技IDを取得する。ユーザが選択した競技は、ユーザが情報端末20を操作することにより選択した競技であり、例えばユーザが投票することを予定している競技、又はユーザが関心を持っている競技である。取得部111は、例えばユーザIDとユーザが選択した競技に対応する競技IDとを、通信IF13を介して情報端末20から取得する。取得部111は、取得した競技IDをユーザデータとしてユーザIDに関連付けて記憶部12に記憶させる。
【0053】
取得部111は、例えばユーザが第1競技に投票するためにユーザが使用する情報端末20を操作したことを示す第1操作情報を取得する。第1操作情報は、例えばユーザが競技に投票するための専用アプリを起動したことを示す情報、又はユーザが専用アプリを起動することにより情報端末20が競技に投票するための画面を表示したことを示す情報である。取得部111は、第1操作情報を取得すると、ユーザIDと第1操作情報とを通知部114に通知する。
【0054】
取得部111は、ユーザが予想者を登録するために情報端末20を操作したことを示す第2操作情報を取得してもよい。第2操作情報は、例えば図4に示す操作用画像256又は操作用画像257をユーザが押したことを示す情報である。取得部111は、予想者が予想した内容に基づいて投票するためにユーザが情報端末20を操作したことを示す第3操作情報を取得してもよい。第3操作情報は、例えば図6(b)に示す操作用画像275をユーザが押したことを示す情報である。取得部111は、第2操作情報又は第3操作情報を取得すると、ユーザIDと、第2操作情報又は第3操作情報と、を登録部112に通知する。
【0055】
登録部112は、競技の結果を予想する予想者とユーザとを関連付けて登録する。登録部112は、例えば予想者とユーザとを関連付けて登録するための条件(以下、「登録条件」という場合がある)を満たすと判定した場合に、予想者とユーザとを関連付けて登録する。登録条件の詳細は後述する。登録部112は、例えば図8(a)に示すユーザデータのように、予想者に対応する予想者IDをユーザに対応するユーザIDに関連付けて記憶部12に記憶させることで、予想者とユーザとを関連付けて登録する。
【0056】
登録部112は、例えばユーザが予想者と所定関係を有する状態にするための操作をしたことに応じて、予想者とユーザとを関連付けて登録する。所定関係を有する状態にするための操作は、ユーザが予想者を登録するための操作であり、例えばユーザが図4に示す操作用画像256を押す操作である。登録部112は、例えば取得部111が取得した第2操作情報に基づいて、表示領域252に示す予想者「AAA」とユーザとを関連付けて登録するための条件を満たしたと判定し、予想者「AAA」とユーザとを関連付けて登録する。
【0057】
具体的には、登録部112は、取得部111が情報端末20から取得した第2操作情報に基づいて、操作用画像256を含む表示領域252に示す予想者「AAA」に対応する予想者IDを、情報端末20のユーザに対応するユーザIDに関連付けて記憶部12に記憶させる。登録部112がこのように動作することで、登録部112は、ユーザが好む予想者を登録することができる。
【0058】
登録部112は、予想者が競技の結果を予想した内容に基づいてユーザが競技に投票したことに応じて、予想者とユーザとを関連付けて登録してもよい。登録部112は、例えば取得部111から第3操作情報を取得することにより、表示領域273に示す予想者「チームC」が予想した内容に基づいて情報端末20のユーザが投票したことを特定する。登録部112は、特定した内容が登録条件を満たすと判定し、予想者「チームC」と情報端末20のユーザとを関連付けて登録する。
【0059】
具体的には、登録部112は、表示領域273に示す予想者「チームC」に対応する予想者ID(図8(b)に示す「T003」)を、情報端末20のユーザに対応するユーザIDに関連付けて記憶部12に記憶させる。登録部112がこのように動作することで、登録部112は、ユーザが過去の投票において参考にした予想内容を予想した予想者を登録することができる。
【0060】
登録部112は、予想者が競技の結果を予想した内容に基づくユーザの投票が的中したことに応じて、予想者とユーザとを関連付けて登録してもよい。登録部112は、例えば表示領域273に示す予想者「チームC」が予想した内容に基づいて情報端末20のユーザが投票した結果が的中したことに基づいて登録条件を満たすと判定し、予想者「チームC」とユーザとを関連付けて登録する。登録部112がこのように動作することで、登録部112は、的中する可能性が高い予想者をユーザに関連付けて登録することができる。
【0061】
登録部112は、ユーザが閲覧した動画の履歴を示す閲覧履歴に、予想者に関する動画が含まれる場合、予想者とユーザとを関連付けて登録してもよい。予想者に関する動画は、例えば図6に示す表示領域272に過去に表示された動画であり、予想者が競技の予想を公開するために配信した動画である。登録部112は、例えば記憶部12から取得したユーザの閲覧履歴に含まれる動画に関連付けられた予想者と当該ユーザとを関連付けて登録する。登録部112がこのように動作することで、登録部112は、ユーザが関心を持つ予想者を登録することができる。
【0062】
動画配信部113は、複数の予想者に関する複数の動画をユーザに配信する。動画配信部113は、例えばユーザが情報端末20を操作することにより選択した、競技又は予想者に対応する動画を情報端末20に配信する。動画配信部113が配信した動画は、例えば表示領域272に表示された動画のように、情報端末20にインストールされた専用アプリを介して表示される。
【0063】
通知部114は、複数の競技のうち第1競技の結果を予想した内容を示す第1予想を予想者が公開する予定がある場合に、第1予想が公開されるよりも前に、ユーザに対して予想者に関する情報を通知する。予想者に関する情報は、例えば予想者名を示す情報又は予想者が予想する第1競技を示す情報を含む。
【0064】
通知部114は、例えば記憶部12から取得した競技データに基づいて第1競技の結果を予想する予想者と当該予想者が第1予想を公開する時刻とを特定する。通知部114は、例えば記憶部12から取得したユーザデータに基づいて、通知部114が特定した予想者を登録部112が関連付けて登録したユーザを特定する。通知部114は、特定した予想者が第1予想を公開する時刻よりも前の時刻に、特定したユーザに対して当該予想者に関する情報を通知する。
【0065】
具体的には、通知部114は、図8(c)に示す競技データを参照することにより、第1競技である競技名「久留米2R」に対応する競技ID「KU2R」に関連付けられた予想者ID「T003」を特定する。通知部114は、図8(a)に示すユーザデータを参照することにより、予想者ID「T003」に関連付けられたユーザ「XXX」を特定する。
【0066】
続いて、通知部114は、図8(b)に示す予想者データを参照することにより、予想者ID「T003」に対応する予想者名「チームC」を特定する。通知部114は、予想者ID「T003」及び競技ID「KU2R」に関連付けられた予想公開時刻「13時15分」よりも前の時刻に、予想者名「チームC」又は競技名「久留米2R」の少なくともいずれかを通知する。通知部114がこのように動作することで、予想公開時刻の前に、予想者の予想内容を確認することなくユーザが投票してしまうことを防げる。そして、ユーザは、予想者が予想した内容を参考にしながら競技に投票しやすくなる。
【0067】
通知部114は、特定した予想者が予想を開始する時刻よりも前の時刻に、予想者に関する情報をユーザに通知してもよい。通知部114は、例えば予想者ID「T003」及び競技ID「KU2R」に関連付けられた予想開始時刻「13時05分」よりも前の時刻に予想者に関する情報をユーザ「XXX」に通知する。また、通知部114は、予想者に関する情報をユーザが使用する情報端末20にプッシュ通知してもよい。通知部114は、例えば予想者に関する情報を出力デバイス25に表示するように情報端末20に通知する。
【0068】
一方、通知部114は、例えばユーザと異なる他のユーザであって、登録部112が予想者と関連付けた登録をしていない他のユーザに対して予想者に関する情報を通知しない。通知部114は、例えば予想者名「チームC」を示す情報をユーザに通知する場合、予想者名「チームC」に対応する予想者ID「T003」をユーザIDに関連付けて登録していないユーザ「YYY」及びユーザ「ZZZ」に対しては通知及びプッシュ通知をしない。
【0069】
ユーザは、予想が信頼できる予想者を登録する傾向が強いと想定される。したがって、ユーザに関連付けて登録されていない予想者が予想した内容よりも、ユーザに関連付けて登録された予想者が予想した内容の方が、ユーザにとって信頼できると考えられる。通知部114が予想者と関連付けた登録をしていないユーザに当該予想者の予想に関する情報を通知しないことで、通知部114は、ユーザが信頼できない予想を示す大量の情報がユーザに提供されることを防ぐことができる。したがって、情報処理システム1は、通信ネットワークの負荷を抑えつつ、ユーザにとって有用な情報を効率良く提供することができる。
【0070】
通知部114は、予想者が予想をしている状況を示す状況情報をユーザに通知してもよい。状況情報は、例えば予想者が第1競技の結果を予想する前の状況であること、予想者が第1競技の結果を予想している状況であること、又は予想者が第1競技の結果を予想した内容を公開した状況であることのいずれかを示す情報である。
【0071】
通知部114は、予想者が第1競技の予想を開始する前であること示す状況情報をユーザに通知するために、例えば図8(c)に示す競技データを参照することにより、予想者に関連付けられた予想開始時刻を特定する。通知部114は、予想開始時刻よりも前の時刻において、予想者が第1競技の予想を開始する前であることを示す状況情報を、登録部112が当該予想者に関連付けて登録したユーザの情報端末20に通知する。情報端末20は、例えば予想者が第1競技の予想を開始する前であることを示す状況情報を取得したこと基づいて、予想者が第1競技について「予想開始前」であることを表示する。
【0072】
通知部114がこのように動作することで、通知部114は、予想者を登録したユーザが、予想者が予想した内容を参照しながら投票できる時刻になるまでは第1競技に投票することを控えるように、ユーザを動機づけることができる。そして、ユーザは、予想者が予想した内容を参考にしながら投票できる時刻に投票することができる。一方、通知部114は、予想者に関連付けて登録されていないユーザに対しては、予想開始時刻よりも前の時刻であっても、予想者が第1競技の予想を開始する前であることを示す状況情報を通知しないので、ユーザが不要な情報を受け取ることを防げる。
【0073】
通知部114は、予想者が第1競技の予想を開始したことを示す状況情報をユーザに通知するために、例えば図8(c)に示す競技データを参照することにより、予想者及び第1競技に関連付けられた予想開始時刻と予想公開時刻とを特定する。通知部114は、予想開始時刻と予想公開時刻との間の時刻において、予想者が第1競技の予想を開始したことを示す状況情報を、登録部112が当該予想者に関連付けて登録したユーザの情報端末20に通知する。情報端末20は、例えば予想を開始したことを示す状況情報を取得したことに基づいて、予想者が第1競技を「予想中」であることを表示する。
【0074】
一方、通知部114は、予想者に関連付けて登録されていないユーザに対しては、予想開始時刻と予想公開時刻との間の時刻であっても、予想者が第1競技の予想を開始したことを示す状況情報を通知しない。
【0075】
通知部114は、予想者が予想を公開したことを示す状況情報をユーザに通知するために、例えば図8(c)に示す競技データを参照することにより、予想者及び第1競技に関連付けられた予想公開時刻と競技開始時刻とを特定する。通知部114は、予想公開時刻と競技開始時刻との間の時刻において、予想者が第1予想を公開したことを示す状況情報を、登録部112が当該予想者に関連付けて登録したユーザの情報端末20に通知する。情報端末20は、例えば予想者が第1予想を公開したことを示す状況情報を取得したことに基づいて、予想者が第1予想を「公開中」であることを表示する。
【0076】
一方、通知部114は、予想者に関連付けて登録されていないユーザに対しては、予想公開時刻と競技開始時刻との間の時刻であっても、予想者が第1予想を公開したことを示す状況情報を通知しない。
【0077】
通知部114は、予想者が第1競技の結果を予想する状況を示す状況情報をユーザにプッシュ通知してもよい。プッシュ通知は、情報端末20からの要求を受けることなく状況情報を情報端末20に送信することである。通知部114は、例えば予想者に関連付けて登録部112が登録したユーザの情報端末20に状況情報をプッシュ通知する。
【0078】
情報端末20は、通知部114から状況情報をプッシュ通知されたことに応じて、状況情報が示す「予想公開前」、「予想中」又は「公開中」のいずれかを出力デバイス25に表示する。具体的には、情報端末20は、通知部114から予想者が第1競技の結果を予想する前の状況であることを示す状況情報をプッシュ通知された場合、「予想公開前」という文字を出力デバイス25に表示する。情報端末20は、通知部114から予想者が第1競技の結果を予想している状況であることを示す状況情報をプッシュ通知された場合、「予想中」という文字を出力デバイス25に表示する。情報端末20は、通知部114から予想者が第1競技の結果を予想した内容を公開した状況であることを示す状況情報をプッシュ通知された場合、「公開中」という文字を出力デバイス25に表示する。
【0079】
通知部114がこのように動作することで、通知部114は、予想者に関連付けて登録部112が登録したユーザであって、競技に投票するための専用アプリを操作していないユーザに、予想者が予想する状況を通知することができる。一方、通知部114は、予想者に関連付けて登録されていないユーザに対しては、状況情報をプッシュ通知しない。
【0080】
通知部114は、例えばユーザに関連付けて登録された競技IDに対応する競技において予想者が予想する状況を示す状況情報をユーザに通知する。通知部114は、例えば図8(a)に示すユーザデータを参照することにより、ユーザIDに関連付けられた競技IDであって、取得部111がユーザIDに対応するユーザの情報端末20から取得した競技IDを特定する。通知部114は、例えば図8(a)に示すユーザデータ及び図8(c)に示す競技データを参照することにより、特定した競技IDに対応する競技を予想する複数の予想者のうちユーザに関連付けて登録された予想者を特定する。通知部114は、特定した予想者が予想する状況を示す状況情報をユーザに通知する。
【0081】
通知部114がこのように動作することで、ユーザは、自身が関心をもつ競技において自身が関心をもつ予想者が予想する状況を示す状況情報を取得することができる。その結果、ユーザは、自身が有用であると考える予想の内容を参考にしながら、自身が関心をもつ競技に投票することができる。一方、通知部114は、例えば特定した競技IDに対応する競技を予想する複数の予想者が、いずれもユーザに関連付けて登録された予想者ではない場合、状況情報をユーザに通知しない。
【0082】
通知部114は、取得部111が第1操作情報を取得した場合に、予想者が第1競技の結果を予想した第1予想を公開する予定があることをユーザに通知してもよい。第1操作情報は、ユーザが第1競技に投票するために情報端末20を操作したことを示す情報である。通知部114は、例えば図8(c)に示す競技データを参照することにより、第1操作情報に含まれる競技IDに対応する競技の結果を予想する予想者を特定する。通知部114は、図8(a)に示すユーザデータを参照することにより、特定した予想者に対応する予想者IDが第1操作情報を出力した情報端末20から取得したユーザIDに関連付けられているか否かを判定する。
【0083】
予想者IDがユーザIDに関連付けられていると判定した場合、通知部114は、ユーザが使用する情報端末20に第1予想を公開する予定があることを通知する。予想者IDがユーザIDに関連付けられていないと判定した場合、通知部114は、ユーザが使用する情報端末20に第1予想を公開する予定があることを通知しない。通知部114がこのように動作することで、通知部114は、ユーザが登録した予想者が競技の結果を予想する予定があることを当該ユーザに気付かせることができる。
【0084】
通知部114は、例えば登録部112がユーザに関連付けて登録した複数の予想者のうち、複数の予想者が予想を公開する競技を示す競技情報を含むレコメンド情報をユーザにプッシュ通知する。競技情報は、例えば競技名、競技を開始する時刻、競技の結果を予想する予想者の少なくともいずれかを含む。レコメンド情報は、競技情報に含まれる競技名に対応する競技にユーザが投票するように促すための情報である。
【0085】
通知部114は、例えば図8(a)に示すユーザデータ及び図8(b)に示す予想者データを参照することにより、ユーザに関連付けて登録された複数の予想者を特定する。通知部114は、図8(c)に示す競技データを参照することにより、特定した複数の予想者が予想を公開する一以上の競技と、当該一以上の競技を開始する時刻を特定する。通知部114は、特定した一以上の競技を示す競技名と当該一以上の競技を開始する時刻を含むレコメンド情報をユーザが使用する情報端末20にプッシュ通知する。
【0086】
ところで、ユーザは、自身に関連付けて登録された予想者の数が大きい競技に関心を持ちやすい。そこで、通知部114は、複数の競技のうち、ユーザに関連付けて登録された予想者の数が相対的に多い競技を示す競技情報を含むレコメンド情報をユーザに通知してもよい。通知部114は、例えば、複数の競技のうち、ユーザに関連付けて登録された予想者の数が最も多い競技を示す競技情報を含むレコメンド情報をユーザに通知する。通知部114がこのように動作することで、ユーザは、投票を予定していない競技であっても、レコメンド情報を閲覧することにより、競技に投票するように動機づけられる。
【0087】
通知部114は、複数の動画のうち、一以上の予想者に対応する一以上の動画を配信動画候補として示す案内情報をユーザに通知してもよい。複数の動画それぞれは、競技を予想する予想者を撮像した動画であり、予想者が競技の結果を予想する状況において撮像された動画を含む。
【0088】
通知部114は、例えば図8(a)に示すユーザデータを参照することにより、ユーザに関連付けて登録された一以上の予想者を特定する。通知部114は、図8(c)に示す競技データを参照することにより、特定した一以上の予想者に関連付けられた一以上の競技IDを特定する。通知部114は、特定した一以上の競技IDに対応する競技において一以上の予想者が予想している状況を撮像した一以上の動画を配信動画候補に決定する。通知部114は、配信動画候補である一以上の動画を示す案内情報をユーザに通知する。
【0089】
ユーザが情報端末20を操作することにより、案内情報に含まれる一以上の動画のうち1つの動画を選択した場合、動画配信部113は、案内情報に基づいてユーザにより選択された動画をユーザに配信する。動画配信部113は、例えばユーザが選択した動画を示す選択情報を情報端末20から取得することにより、選択情報が示す動画をユーザが使用する情報端末20に配信する。動画配信部113及び通知部114がこのように動作することで、ユーザは、ユーザと関連付けて登録された予想者が競技の結果を予想する状況を撮像した動画を容易に閲覧することができるので、予想者の予想理由を把握することができる。
【0090】
通知部114は、複数の予想者のうち、予想者が競技の結果を予想する状況を示す状況情報に基づいて選択した一以上の予想者に対応する一以上の動画を配信動画候補として示す案内情報をユーザに通知してもよい。通知部114は、例えば、複数の予想者のうち、予想を開始する前の状況である予想者の動画よりも優先的に、競技の結果を予想している状況である予想者の動画を配信動画候補として選択し、選択した配信動画候補を示す案内情報をユーザに通知する。通知部114がこのように動作することで、情報処理システム1は、通信ネットワークへの負荷を抑えつつ、ユーザにとって価値が高い情報を優先的に提供することができる。
【0091】
通知部114は、競技の結果を予想する時刻が他の予想者よりも早い予想者に対応する一以上の動画を配信動画候補として示す案内情報をユーザに通知してもよい。通知部114は、競技データを参照することにより、ユーザに関連付けて登録された一以上の予想者が予想する一以上の競技における予想開始時刻を特定する。通知部114は、特定した予想開始時刻のうち、時刻が早い方から所定の数の予想開始時刻を選択し、選択した予想開始時刻に関連付けられた予想者に対応する動画を配信動画候補として示す案内情報をユーザに通知する。通知部114は、予想開始時刻の代わりに予想公開時刻又は競技を開始する時刻を用いてもよい。
【0092】
具体的には、通知部114は、図8(a)に示すユーザデータを参照することにより、ユーザ「U003」に関連付けて登録された予想者「T004」及び予想者「T005」を特定する。通知部114は、図8(c)に示す競技データを参照することにより、予想者「T004」及び予想者「T005」に関連付けられた予想開始時刻である時刻「13時00分」、時刻「13時35分」、時刻「14時00分」及び時刻「14時05分」を特定する。
【0093】
続いて、通知部114は、特定した予想開始時刻のうち、時刻が早い方から2つの予想開始時刻である時刻「13時00分」及び時刻「13時35分」を選択する。通知部114は、時刻「13時00分」に対応する予想者「T004」が競技「小倉1R」の結果を予想する動画、及び時刻「13時35分」に対応する予想者「T005」が競技「小倉2R」の結果を予想する動画を配信動画候補として示す案内情報をユーザに通知する。
【0094】
通知部114がこのように動作することで、通知部114は、競技に投票しやすい予想状況にある予想者に対応する動画をユーザが閲覧できるように案内情報を通知することができる。
【0095】
[情報処理装置10における動作の流れ]
図9は、情報処理装置10における動作の流れを示すフローチャートである。図9に示すフローチャートは、ユーザが選択した競技において、ユーザに関連付けて登録された予想者が予想する状況をユーザが使用する情報端末20に通知する場合の動作を示している。
【0096】
取得部111は、ユーザが選択した競技に対応する競技IDと情報端末20を使用するユーザに対応するユーザIDとを情報端末20から取得する。取得部111は、ユーザIDに関連付けて競技IDを記憶部12に記憶させることにより、ユーザが選択した競技を受け付ける(S11)。
【0097】
通知部114は、ユーザが選択した競技の結果を予想する予想者が、ユーザに関連付けて登録されているか否かを判定する(S12)。予想者がユーザに関連付けて登録されていないと通知部114が判定した場合(S12のNO)、情報処理装置10は、処理を終了する操作が行われたか否かを判定する(S19)。予想者がユーザに関連付けて登録されていると通知部114が判定した場合(S12のYES)、通知部114は、現在の時刻が所定の時刻であるか否かを判定する(S13)。所定の時刻は、競技を開始する時刻よりも前の時刻であり、例えば午前9時である。
【0098】
現在の時刻が所定の時刻でない場合(S13のNO)、通知部114は、S13の処理を繰り返す。現在の時刻が所定の時刻である場合(S13のYES)、通知部114は、ユーザが選択した競技の結果を予想する内容を含む動画に、ユーザに関連付けて登録されている予想者が出演することを通知する(S14)。
【0099】
通知部114は、ユーザに関連付けて登録されている予想者が、ユーザが選択した競技の結果の予想を開始したか否かを判定する(S15)。通知部114は、例えば記憶部12が記憶している競技データに含まれる、予想者が競技の結果の予想を開始する時刻を特定することにより、予想者が予想を開始したか否かを判定する。通知部114は、予想者が予想を開始していないと判定した場合(S15のNO)、S15の処理を繰り返す。通知部114は、予想者が予想を開始したと判定した場合(S15のYES)、予想者が予想を開始したことをユーザに通知する(S16)。
【0100】
通知部114は、ユーザに関連付けて登録されている予想者が、ユーザが選択した競技の結果を予想した内容を公開したか否かを判定する(S17)。通知部114は、例えば記憶部12が記憶している競技データに含まれる、予想者が競技の結果を予想した内容を公開する時刻を特定することにより、予想者が予想を公開したか否かを判定する。通知部114は、予想者が予想を公開していないと判定した場合(S17のNO)、S17の処理を繰り返す。通知部114は、予想者が予想を公開したと判定した場合(S17のYES)、予想者が予想を公開したことをユーザに通知する(S18)。
【0101】
情報処理装置10は、処理を終了する操作が行われていない場合(S19のNO)、S11からS18までの処理を繰り返す。処理を終了する操作が行われた場合(S19のYES)、情報処理装置10は、処理を終了する。
【0102】
[第1変形例]
以上の説明においては、通知部114が図8(c)に示す競技データを参照することにより、予想者に関連付けられた予想開始時刻を特定する動作を例示したが、これに限らない。通知部114は、複数の予想者それぞれに関連付けて記憶部12に記憶されている、予想者が予想する競技の競技名と、予想者が当該競技を予想する順番とを示す予想情報を参照することにより、予想者に関連付けられた予想開始時刻を特定してもよい。
【0103】
通知部114は、例えば第1競技の結果を示す結果情報を取得部111が取得したことに応じて記憶部12に記憶されている予想情報を参照することにより、第1競技の結果を予想した予想者を特定する。結果情報は、例えば投票対象の着順と当該着順が確定した時刻とを含む。通知部114は、予想情報に含まれる競技を予想する順番に基づいて予想者が第1競技の次に予想する第2競技を特定し、第1競技の結果に含まれる着順が確定した時刻から所定の時間が経過した後の時刻を、当該予想者に関連付けられた第2競技の予想開始時刻に特定する。
【0104】
具体的には、取得部111が投票対象の着順と当該着順が確定した時刻「13時00分」を含む「競技A」の結果情報を取得したことに応じて、通知部114は、予想情報を参照することにより、「競技A」の結果を予想した「予想者X」を特定する。通知部114は、予想情報に含まれる競技を予想する順番に基づいて「予想者X」が「競技A」の次に「競技B」を予想することを特定する。通知部114は、「競技A」の着順が確定した時刻「13時00分」の5分後の時刻「13時05分」を「予想者X」が「競技B」の予想を開始する予想開始時刻に特定する。
【0105】
通知部114がこのように動作することで、通知部114は、競技が進行する時刻にあわせた予想開始時刻をユーザに通知することができるため、ユーザは、予想者の予想開始時刻を高い精度で知ることができる。
【0106】
[第2変形例]
以上の説明においては、通知部114が記憶部12に記憶されている情報を参照することにより予想者の予想開始時刻を特定する動作を例示したが、これに限らない。情報処理装置10においては、取得部111が、予想者が使用する情報端末(不図示)から予想者が競技の予想を開始したことを示す予想開始情報を取得した時刻を、通知部114が予想者の予想開始時刻に特定してもよい。予想開始情報は、例えば予想者が予想を開始するために情報端末を操作することにより、当該情報端末から情報処理装置10に送信される。
【0107】
通知部114がこのように動作することで、通知部114は、予想者が競技の予想を開始する時刻に対応する時刻をユーザに通知することができるため、ユーザは、予想者の予想開始時刻を高い精度で知ることができる。
【0108】
[第3変形例]
以上の説明においては、通知部114が図8(c)に示す競技データを参照することにより、予想者に関連付けられた予想公開時刻を特定する動作を例示したが、これに限らない。情報処理装置10においては、取得部111が、予想者が予想した内容を示す予想内容情報を予想者が使用する情報端末から取得した時刻を、通知部114が予想公開時刻として特定してもよい。予想内容情報は、例えば予想者が情報端末に競技を予想した内容を入力することにより、当該情報端末から情報処理装置10に送信される。
【0109】
通知部114がこのように動作することで、通知部114は、予想者が競技の予想を公開するタイミングにあわせて、ユーザに予想公開時刻を通知することができるため、ユーザは、予想者の予想公開時刻を高い精度で知ることができる。
【0110】
また、予想内容情報は、画像データ又は動画像データを含んでいてもよい。画像データ又は動画像データは、例えば予想者が競技を予想した内容を記載したフリップ等のボードを撮像して生成した撮像画像データ又は撮像動画像データである。この場合、情報処理装置10においては、画像認識部(不図示)が予想内容情報に含まれる画像データ又は動画像データから予想者が競技を予想した内容を抽出する。通知部114は、予想者が競技を予想した内容を画像認識部が抽出した時刻を予想公開時刻に特定する。情報処理装置10が競技への投票を受け付ける投票受付部(不図示)を有している場合、投票受付部は、画像認識部が抽出した予想内容に基づくユーザの投票を受け付けてもよい。
【0111】
[情報処理装置10による効果]
以上説明したように、情報処理装置10は、競技の結果を予想する予想者とユーザとを関連付けて登録する登録部112を有する。そして、通知部114が、予想者が競技の結果を予想した内容を公開する予定がある場合に、競技の結果を予想した内容が公開されるよりも前に、ユーザに対して予想者に関する情報を通知する。
【0112】
情報処理装置10がこのように構成されることで、ユーザは、予想者が競技の結果を予想した内容を公開する時刻が遅い場合であっても、予想者が競技の結果を予想した内容を公開する予定があることを知ることができる。そして、ユーザは、予想者が公開した予想を参考にしながら競技に投票することができるため、情報処理装置10は、予想者が予想を公開するよりも前の時刻に予想者が予想した内容を確認することなくユーザが投票してしまうことを防ぐことができる。
【0113】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
【0114】
上記実施形態に加えて、さらに以下を付記する。
(付記1)
競技の結果を予想する予想者とユーザとを関連付けて登録する登録部と、
複数の前記競技のうち第1競技の結果を予想した内容を示す第1予想を前記予想者が公開する予定がある場合に、前記第1予想が公開されるよりも前に、前記ユーザに対して前記予想者に関する情報を通知する通知部と、
を有する情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、予想者が予想した内容をユーザが参考にしながら競技に投票しやすくなる。
(付記2)
前記通知部は、前記ユーザと異なる他のユーザであって、前記登録部が前記予想者と関連付けた登録をしていない前記他のユーザに対して前記予想者に関する情報を通知しない、
付記1に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、大量の予想に関する情報がユーザに提供されることを防ぐことができるとともに、ユーザは、有用な情報を得ることができる。
(付記3)
前記登録部は、前記ユーザが前記予想者と所定関係を有する状態にするための操作をしたことに応じて、前記予想者と前記ユーザとを関連付けて登録する、
付記1又は2に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザが好む予想者を登録することができる。
(付記4)
前記登録部は、前記予想者が競技の結果を予想した内容に基づいて前記ユーザが前記競技に投票したことに応じて、前記予想者と前記ユーザとを関連付けて登録する、
付記1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザが過去の投票において参考にした予想内容を予想した予想者を登録することができる。
(付記5)
前記登録部は、前記予想者が競技の結果を予想した内容に基づく前記ユーザの投票が的中したことに応じて、前記予想者と前記ユーザとを関連付けて登録する、
付記1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、的中する可能性が高い予想者をユーザに関連付けて登録することができる。
(付記6)
前記登録部は、前記ユーザが閲覧した動画の履歴を示す閲覧履歴に、前記予想者に関する動画が含まれる場合、前記予想者と前記ユーザとを関連付けて登録する、
付記1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザが関心を持つ予想者を登録することができる。
(付記7)
前記通知部は、前記予想者が前記第1競技の結果を予想する状況を示す状況情報を前記ユーザにプッシュ通知する、
付記1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、情報端末を操作していないユーザに予想者が予想する状況を通知することができる。
(付記8)
前記通知部は、前記予想者が前記第1競技の予想を開始したことを示す前記状況情報を前記ユーザに通知する、
付記7に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザが競技に投票するように動機づけることができる。
(付記9)
前記通知部は、前記予想者が前記第1予想を公開したことを示す前記状況情報を前記ユーザに通知する、
付記7又は8に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、予想者が予想した内容をユーザが閲覧するように動機づけることができる。
(付記10)
前記通知部は、前記予想者が前記第1競技の予想を開始する前であること示す前記状況情報を前記ユーザに通知する、
付記7から9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、予想者が予想した内容を参照しながら投票できる時刻になるまでは第1競技に投票することを控えるように動機づけることができる。
(付記11)
複数の前記競技のうち前記ユーザが選択した前記競技を識別するための競技識別情報を取得する取得部をさらに有し、
前記通知部は、前記競技識別情報に対応する競技において前記予想者が予想する状況を示す前記状況情報を前記ユーザに通知する、
付記7から10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザに対して適切な予想者の予想状況を通知することができる。
(付記12)
前記ユーザが前記第1競技に投票するために前記ユーザが使用する情報端末を操作したことを示す操作情報を取得する取得部をさらに有し、
前記通知部は、前記取得部が前記操作情報を取得した場合、前記予想者が前記第1競技の結果を予想した前記第1予想を公開する予定があることを前記ユーザに通知する、
付記7から10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、予想者が予想を公開する予定があることをユーザに気付かせることができる。
(付記13)
前記通知部は、前記登録部が前記ユーザに関連付けて登録した複数の前記予想者のうち、複数の前記予想者が予想を公開する前記競技を示す競技情報を含むレコメンド情報を前記ユーザにプッシュ通知する、
付記1から12のいずれか一項に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザが投票を予定していない競技であっても、ユーザが競技に投票するように動機づけることができる。
(付記14)
複数の前記予想者に関する複数の動画を前記ユーザに配信する動画配信部をさらに有し、
前記通知部は、複数の前記動画のうち、一以上の前記予想者に対応する一以上の前記動画を配信動画候補として示す案内情報を前記ユーザに通知し、
前記動画配信部は、前記案内情報に基づいて前記ユーザにより選択された動画を前記ユーザに配信する、
付記1から13のいずれか一項に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、登録した予想者が競技の結果を予想する状況を撮像した動画をユーザが容易に閲覧できるので、予想者の予想理由を把握することができる。
(付記15)
前記通知部は、前記複数の予想者のうち、前記予想者が前記競技の結果を予想する状況を示す状況情報に基づいて選択した一以上の前記予想者に対応する一以上の前記動画を前記配信動画候補として示す前記案内情報を前記ユーザに通知する、
付記14に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、競技に投票しやすい予想状況にある予想者に対応する動画をユーザが容易に閲覧することができる。
(付記16)
競技の結果を予想する予想者とユーザとをコンピュータが関連付けて登録し、
複数の前記競技のうち第1競技の結果を予想した内容を示す第1予想を前記予想者が公開する予定がある場合に、前記第1予想が公開されるよりも前に、前記ユーザに対して前記予想者に関する情報をコンピュータが通知する、
情報処理方法。
このように情報処理方法が構成されていることにより、予想者が予想した内容をユーザが参考にしながら競技に投票しやすくなる。
(付記17)
コンピュータに、
競技の結果を予想する予想者とユーザとを関連付けて登録するステップと、
複数の前記競技のうち第1競技の結果を予想した内容を示す第1予想を前記予想者が公開する予定がある場合に、前記第1予想が公開されるよりも前に、前記ユーザに対して前記予想者に関する情報を通知するステップと、
を実行させるためのプログラム。
このようにプログラムが構成されていることにより、予想者が予想した内容をユーザが参考にしながら競技に投票しやすくなる。
【符号の説明】
【0115】
1 情報処理システム
10 情報処理装置
11 プロセッサ
12 記憶部
13 通信IF
14 入力デバイス
15 出力デバイス
20 情報端末
21 プロセッサ
22 記憶部
23 通信IF
24 入力デバイス
25 出力デバイス
111 取得部
112 登録部
113 動画配信部
114 通知部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9