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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023099489
(43)【公開日】2023-07-13
(54)【発明の名称】キャラクター人形
(51)【国際特許分類】
   A63H 3/52 20220101AFI20230706BHJP
   A63H 3/36 20060101ALI20230706BHJP
【FI】
A63H3/52 Z
A63H3/36 A
【審査請求】有
【請求項の数】10
【出願形態】OL
【公開請求】
(21)【出願番号】P 2022201672
(22)【出願日】2022-12-18
【新規性喪失の例外の表示】新規性喪失の例外適用申請有り
(71)【出願人】
【識別番号】522492026
【氏名又は名称】指吸 知
(74)【代理人】
【識別番号】100200263
【弁理士】
【氏名又は名称】小池 圭二郎
(72)【発明者】
【氏名】指吸 知
【テーマコード(参考)】
2C150
【Fターム(参考)】
2C150CA01
2C150CA02
2C150EB44
2C150EH09
2C150EH13
2C150FB28
2C150FB33
2C150FB43
(57)【要約】
【課題】装飾部材をキャラクター人形の表面の望む箇所に取り付けることを可能とした、キャラクター人形を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のキャラクター人形は、内部が空洞の本体と、少なくとも一部が磁石に吸着する材質で構成されている吸着片と、を備え、本体は、樹脂材料を成形して構成された外殻を有し、内部に密閉された空間を形成し、外殻は、少なくとも2つの部分を組み合わせて所定のキャラクターの外観を構成し、吸着片は、密閉された空間において自由に動くように配置されたものである。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部が空洞の本体と、
少なくとも一部が磁石に吸着される材質で構成されている吸着片と、を備え、
前記本体は、
樹脂材料を成形して構成された外殻を有し、内部に密閉された空間を形成し、
前記外殻は、
少なくとも2つの部分を組み合わせて所定のキャラクターの外観を構成し、
前記吸着片は、
前記密閉された空間において自由に動くように配置された、キャラクター人形。
【請求項2】
前記吸着片は、
ポケットが形成された樹脂成形品と、
前記ポケットに収められた磁石に吸着される吸着部材と、を備え、
前記ポケットの側面又は底面に貫通穴が形成されている、請求項1に記載のキャラクター人形。
【請求項3】
前記外殻は、
透明の材料で構成され、前記本体の内部にある前記吸着片を視認可能に構成されている、請求項1又は2に記載のキャラクター人形。
【請求項4】
前記吸着部材は、磁石である、請求項2に記載のキャラクター人形。
【請求項5】
前記吸着部材は、
磁極が前記ポケットの開口方向に対し直交する方向に向けられている、請求項4に記載のキャラクター人形。
【請求項6】
前記吸着部材は、磁石に吸着される磁力を有しない金属である、請求項2に記載のキャラクター人形。
【請求項7】
前記吸着片は、
複数の吸着片を含む、請求項6に記載のキャラクター人形。
【請求項8】
前記複数の吸着片は、
前記樹脂成形品の外周面のうち一方の面である吸着面と、
前記外周面のうち前記吸着面以外の面である非吸着面と、を備え、
前記吸着部材から前記吸着面までの距離は、
前記吸着部材から前記非吸着面までの距離よりも短い、請求項7に記載のキャラクター人形。
【請求項9】
前記吸着部材から前記吸着面までの距離と前記外殻の厚さとの和は、
前記吸着部材から前記非吸着面までの距離よりも短い、請求項8に記載のキャラクター人形。
【請求項10】
少なくとも一部が前記吸着片を磁力により吸着する材質で構成された装飾片をさらに備え、
前記装飾片は、
前記本体の表面に当接し、前記本体の内面に当接した前記吸着片との間に生じる磁力により前記外殻を挟みこんだ状態で前記本体の表面に固定される、請求項1又は2に記載のキャラクター人形。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、キャラクター人形に関し、装飾品を自由な位置に取り付けられる構造を有するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、「造形物が複数の部分に分割されて形成されているディスプレイ装置であって、上記造形物の複数の部分のそれぞれには、これら複数の部分どうしの着脱自在な連結と所望箇所への着脱自在な取り付けとを可能とする複数種類の取付手段が具備され」たものが知られている。そして、「上記複数種類の取付手段は、面ファスナ、吸盤およびマグネットの3要素のうち、少なくとも2つの要素を含んでいる構成とすることができる」ものであり、「複数種類の取付手段のいずれかを利用して取り付け可能な場所であれば、その場所に上記造形物を適切に取り付けて展示することができ、上記造形物を展示できる場所を従来よりも増やすことができる。」
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002-19396号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記のディスプレイ装置は、複数種類の取付手段が設けられた箇所を利用して、造形物を取り付けて展示できるため、展示する場所の自由度が向上しているものの、取付手段が設けられた箇所は、その造形物において一定の位置に固定されている。したがって、造形物の複数の部分どうしは、依然として決まった連結位置で連結されるものであり、連結位置を自由に移動できないという課題があった。
【0005】
本発明は、上記のような課題を解決するためのものであり、装飾部材をキャラクター人形の表面の望む箇所に取り付けることを可能とした、キャラクター人形を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のキャラクター人形は、内部が空洞の本体と、少なくとも一部が磁石に吸着する材質で構成されている吸着片と、を備え、前記本体は、樹脂材料を成形して構成された外殻を有し、内部に密閉された空間を形成し、前記外殻は、少なくとも2つの部分を組み合わせて所定のキャラクターの外観を構成し、前記吸着片は、前記密閉された空間において自由に動くように配置されたものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、キャラクター人形の本体内部に揺動する吸着片が磁力により吸着できるように構成されているため、磁石または磁石に吸着する金属で構成されている装飾片を本体の表面に当接させて吸着片に吸着させることにより、装飾片を本体表面の望む位置に固定できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】実施の形態1に係るキャラクター人形10の斜視図である。
図2】実施の形態1に係るキャラクター人形10の分解斜視図である。
図3】実施の形態1に係るキャラクター人形10の断面図である。
図4図1のキャラクター人形10の表面に装飾片50を取り付けた状態の斜視図である。
図5図1のキャラクター人形10の表面に装飾片50を取り付けた状態の断面図である。
図6】実施の形態1に係るキャラクター人形10に内蔵されている吸着片60の説明図である。
図7】実施の形態1に係るキャラクター人形10に内蔵されている吸着片60の説明図である。
図8】実施の形態1に係るキャラクター人形10に内蔵されている吸着片60の説明図である。
図9】実施の形態1に係る装飾片50の構造の説明図である。
図10】実施の形態1に係るキャラクター人形10の装飾片50と吸着片60とが外殻30に固定された状態の模式図である。
図11】実施の形態1に係るキャラクター人形10の内部に複数の吸着片60を収容したときの、複数の装飾片50と複数の吸着片60との関係を説明する模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係るキャラクター人形の実施の形態について説明する。なお、図面の形態は一例であり、本発明を限定するものではない。また、各図において同一の符号を付したものは、同一のまたはこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。さらに、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るキャラクター人形10の斜視図である。図2は、実施の形態1に係るキャラクター人形10の分解斜視図である。図3は、実施の形態1に係るキャラクター人形10の断面図である。キャラクター人形10は、例えば軟質のポリ塩化ビニルを金型により成形して得られたものである。ただし、キャラクター人形10は、各部品を嵌め込み組み立てることができ、容易に外れないようにできれば、そのほかの樹脂材料で構成されていてもよい。
【0011】
図2に示すように、キャラクター人形10は、複数の部品を組み合わせて構成されている。キャラクター人形10は、胴体部品1、腕部品2および3、脚部品4から構成されている。胴体部品1に設けられた穴12、13に腕部品2、3をそれぞれ嵌め込み、穴14に脚部品4を嵌め込んでキャラクター人形10の本体が完成する。キャラクター人形10の本体は、腕部品2、3及び脚部品4により、穴12、13及び14が塞がれ、内部に密閉された空間40が形成される。胴体部品1、腕部品2および3、脚部品4は、それぞれ所定の肉厚の外殻30の内側に空洞を有し、それぞれの部品同士が連結される側に開口が形成されている。
【0012】
キャラクター人形10の腕部品2及び3は、胴体部品1に嵌め込まれる側の端部22にくびれ構造23が設けられており、端部22の先端24が胴体部品1に設けられた穴12、13の内径よりも大きく形成されている。くびれ構造23の外径は、穴12、13の内径と同程度の寸法に形成されている。先端24は、胴体部品1の内側に位置し、腕部品2及び3が胴体部品1から容易に外れないようにする。
【0013】
また、脚部品4も、胴体部品1に嵌め込まれる側の端部22にくびれ構造23が形成されており、端部22の先端24が胴体部品1に設けられた穴14の内径よりも大きく形成されている。くびれ構造23の外径は、穴14の内径と同程度の寸法に形成されている。先端24及びくびれ構造23は、胴体部品1の内面15及び穴12、13、14と摺動自在に構成されており、各部品が胴体部品1に対し回動可能になるように構成されている。
【0014】
図3に示すように、キャラクター人形10の本体内部は、外殻30で囲まれた空間40が形成されている。図3において、外側の実線は、キャラクター人形10の外観を構成する表面を示しており、内側の点線は内側の面を示している。内部の空間40は、外観が着色されている場合は通常視認できないが、外殻30を透明または半透明の材質で構成することにより、内部に収容された物を視認できる。
【0015】
図4は、図1のキャラクター人形10の表面に装飾片50を取り付けた状態の斜視図である。図5は、図1のキャラクター人形10の表面に装飾片50を取り付けた状態の断面図である。キャラクター人形10の本体の内部には、空間40を自由に動ける吸着片60が収容されている。吸着片60は、少なくとも一部が磁石に吸着される材質で構成されている。装飾片50は、内部に磁石又は磁石に吸着される金属を有しており、キャラクター人形10の本体に収容されている吸着片60と互いに吸着し合うように構成されている。装飾片50は、吸着片60との間に外殻30を挟んだ状態でキャラクター人形10の表面に固定される。例えば、装飾片50に磁石が内蔵されており、吸着片60は一部が磁石に吸着される金属により構成されている。または、装飾片50に磁石に吸着される金属が内蔵され、吸着片60の一部が少なくとも磁石により構成されている。または、装飾片50及び吸着片60は、両者とも少なくとも一部が磁石により構成されていても良い。
【0016】
上記のように、キャラクター人形10は、内部に吸着片60を有しており、吸着片60は、装飾片50を吸着する。吸着片60は、キャラクター人形10の本体の内部の空間40を自由に動き、本体の外殻30を挟んで装飾片50を吸着する。装飾片50と吸着片60とは、本体の外殻30を磁力により挟み込み、当接している箇所の摩擦力で本体の表面上から滑り落ちることなく固定される。
【0017】
図4及び図5においては、キャラクター人形10の胸元に蝶ネクタイの形状をした装飾片50が配置されている。蝶ネクタイ状の装飾片50は、本体内部の吸着片60と磁力により引き付け合って、本体表面に固定されている。装飾片50は、図4及び図5に示した位置だけでなく、吸着片60との間の磁力が及べば本体表面のいずれの位置にも配置できる。また、装飾片50は、蝶ネクタイ形状に限定されず、帽子、リボンなどのデザインを凝らしたその他の形態を取ることもできる。
【0018】
図6図7図8は、実施の形態1に係るキャラクター人形10に内蔵されている吸着片60の説明図である。吸着片60は、例えばハート形の樹脂成形品61にの内部に吸着部材64が収納されている。吸着部材64は、磁石又は磁石に吸着される金属により構成されている。つまり、吸着部材64は磁石に吸着されれば自身は実質的に磁力を有さない金属、または磁力が微小な金属で構成されていても良い。樹脂成形品61は、例えば紫外線で硬化するUVレジンを用いて成形しても良いし、又は射出成形により成形しても良い。
【0019】
図8に示すように、吸着片60は、樹脂成形品61にポケット62が設けられており、その内部にポケット62に収納できる寸法に形成された吸着部材64が配置されている。吸着部材64は、吸着片60から脱落しないように、接着剤にて固定されると良い。
【0020】
吸着部材64を樹脂成形品61に固定する方法は、まず樹脂成形品61のポケット62内に接着剤を充填し、そこに吸着部材64を挿入する。樹脂成形品61にはポケット62の底に貫通穴63が設けられており、吸着部材64を挿入したときに接着剤が貫通穴63より溢れ出すように構成されている。これにより、ポケット62内の底部と吸着部材64との間の接着剤に気泡が混入することによる接着面積の減少を抑えることができる。
【0021】
特に、キャラクター人形10の本体を手で持って振ったときに内部の吸着片60はその動きに合わせて揺動する。そのため、吸着片60は、揺動によって外殻30に衝突を繰り返す場合がある。その際に衝突の衝撃力により、樹脂成形品61と吸着部材64との接着が外れないようにする必要がある。そのため、樹脂成形品61のポケット62内において接着剤への気泡の混入を極力抑えることが好ましい。
【0022】
樹脂成形品61のポケット62に吸着部材64を挿入したあと、ポケット62の入口又は貫通穴63から接着剤が流出する場合がある。この流出した接着剤は、硬化する前に拭き取る、または硬化した後に削り取ると良い。
【0023】
吸着片60の吸着部材64は、磁石だけでなく磁石に吸着する金属であっても良い。吸着部材64が磁力の無い金属である場合、キャラクター人形10の本体の内部に複数の吸着片60を収容することもできる。
【0024】
図9は、実施の形態1に係る装飾片50の構造の説明図である。図9(A)は、装飾片50の裏面、すなわちキャラクター人形10の本体に当接する側から見た図である。図9(B)は、装飾片50の断面図である。装飾片50は、磁石又は磁石に吸着する金属により構成されている吸着部材54がポケット52に収容されている。吸着部材54は、ポケット52の内側に固定されるように、ポケット52の内部に接着剤を適量充填し、その後ポケット52に挿入される。ポケット52には、溝53が付設されており、余分な接着剤及び接着剤と吸着部材54との間の気泡が溝53から排出される。装飾片50は、外観面55に所定の意匠が施されて、キャラクター人形10の表面に取り付けられ装飾を行うものであるから、吸着部材54は、取り付けたときに外部から視認しにくい裏面に配置される。ただし、上記において説明した吸着片60のように、吸着部材64が吸着される方向と直交するように開口されたポケット62に収容されていても良い。
【0025】
図10は、実施の形態1に係るキャラクター人形10の装飾片50と吸着片60とが外殻30に固定された状態の模式図である。吸着片60は、図6図8において説明したように、吸着部材64が吸着される方向に直交する方向にポケット62が開口されている。吸着部材64が磁石の場合、磁極が向いている方向をポケット62の開口方向に対し直交するように配置すると良い。ポケット62の壁部65及び66は、概ね同じ肉厚に形成されており、樹脂成形品61は、図10の上下方向において中央を通る平面について面対称な形状となっている。そのため、樹脂成形品61に磁石を吸着部材64として取り付ける場合に、極性の方向性を考慮する必要がない。つまり、吸着片60は、図10の上下方向について面対称形状となっており、裏表を反転しても同じ構造となっているため、仮に磁石の磁極を逆にしてポケット62に組み込んでも、同様に使用できる。このように、吸着片60の裏表を考慮する必要がないため、装飾片50側も磁石の極性をどちらにしても、キャラクター人形10に取り付けることが可能となる。
【0026】
装飾片50及び吸着片60に使用される接着剤は、例えば2液混合のエポキシボンドを使用することもできるし、アロンアルファ(登録商標)の一般用又は粘度の高いゼリー状の製品を使用しても良い。
【0027】
図11は、実施の形態1に係るキャラクター人形10の内部に複数の吸着片60を収容したときの、複数の装飾片50と複数の吸着片60との関係を説明する模式図である。実施の形態1に係るキャラクター人形10は、内部に複数の吸着片60を収容しても良い。複数の吸着片60は、吸着部材64として、それ自体は実質的に磁力を有さない鉄などの金属を備える。このようにすることで、複数の吸着片60同士が本体の内部で互いに吸着しない。そして、複数の吸着片60のそれぞれに個別に本体の外部から磁力を有する装飾片50を近づけることにより、複数の装飾片50を本体表面の異なる位置に固定できる。
【0028】
図11に示すように、複数の吸着片60は、樹脂成形品61の外周面のうち装飾片50を吸着させる側の一方の面を吸着面67としたときに、吸着部材64から吸着面67までの距離を小さく設定すると良い。つまり、吸着部材64から吸着面67までの距離Aは、吸着部材64から外周面のうち吸着面67以外の面である非吸着面68までの距離B、C及びDよりも短くすると良い。このようにすることで、複数の吸着片60のうち一つが装飾片50に吸着されたときに、その吸着片60に他の吸着片60が吸着されることを抑制できる。
【0029】
さらには、吸着部材64から吸着面67までの距離Aと外殻30の肉厚Eとの和は、吸着部材64から非吸着面68までの距離B、C及びDよりも短くなるように設定しても良い。これにより、吸着片60は、吸着面67側で装飾片50と吸着され、かつ他の吸着片60が吸着されるのを抑制できる。
【0030】
なお、吸着片60の樹脂成形品61の少なくとも一部に磁力線を遮断する性能を有する材料を使用しても良い。この場合は、吸着部材64から非吸着面68までの距離B、C及びDは、材料のシールド性能に応じて設定すれば良く、例えば距離A~Dを同じ寸法に設定しても良い。
【0031】
以上に本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施の形態の構成のみに限定されるものではない。例えば、キャラクター人形10の形状は、適宜変更できる。また、装飾片50及び吸着片60の外観形状も適宜変更できる。要するに、いわゆる当業者が必要に応じてなす種々なる変更、応用、利用の範囲をも本発明の要旨(技術的範囲)に含むことを念のため申し添える。
【符号の説明】
【0032】
1 胴体部品、2 腕部品、3 腕部品、4 脚部品、10 キャラクター人形、12 穴、13 穴、14 穴、15 内面、22 端部、23 構造、24 先端、30 外殻、40 空間、50 装飾片、60 吸着片、61 樹脂成形品、62 ポケット、63 貫通穴、64 吸着部材、67 吸着面、68 非吸着面。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11