(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023099944
(43)【公開日】2023-07-14
(54)【発明の名称】制振構造
(51)【国際特許分類】
E04H 9/02 20060101AFI20230707BHJP
F16F 9/54 20060101ALI20230707BHJP
F16F 15/023 20060101ALI20230707BHJP
【FI】
E04H9/02 301
E04H9/02 351
F16F9/54
F16F15/023 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022000229
(22)【出願日】2022-01-04
(71)【出願人】
【識別番号】000003621
【氏名又は名称】株式会社竹中工務店
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】梅村建次
(72)【発明者】
【氏名】鈴木悠矢
(72)【発明者】
【氏名】蔦壁潤一郎
(72)【発明者】
【氏名】安藤寿孝
(72)【発明者】
【氏名】木本諭志
【テーマコード(参考)】
2E139
3J048
3J069
【Fターム(参考)】
2E139AA01
2E139AC19
2E139AC33
2E139BA01
2E139BD14
2E139BD22
3J048AA06
3J048AB01
3J048AC04
3J048AD05
3J048BE03
3J048DA02
3J048EA38
3J069AA50
3J069CC34
(57)【要約】
【課題】垂れ壁の上端が取り付けられている梁に生じる振動を減衰させることができる技術を得る。
【解決手段】制振構造は、梁と、梁が取り付けられる柱と、梁から下方に垂れ下がり、上端が梁の下面に取り付けられ、側端が柱の側面に取り付けられる垂れ壁と、鉛直方向に対して傾斜する方向に延び、垂れ壁を挟むように一対設けられ、基端が連結部材を介して柱に取り付けられ、先端が他の連結部材を介して梁に取り付けられている減衰材と、を備える。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
梁と、
前記梁が取り付けられる柱と、
前記梁から下方に垂れ下がり、上端が前記梁の下面に取り付けられ、側端が前記柱の側面に取り付けられる垂れ壁と、
鉛直方向に対して傾斜する方向に延び、前記垂れ壁を挟むように一対設けられ、基端が連結部材を介して前記柱に取り付けられ、先端が他の連結部材を介して前記梁に取り付けられている減衰材と、
を備える制振構造。
【請求項2】
前記垂れ壁の下端には、移動式間仕切壁の上端が取り付けられる取付部材が設けられている、
請求項1に記載の制振構造。
【請求項3】
前記柱は、コンクリートが充填された鋼管柱である、
請求項1又は2に記載の制振構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、構造物の制振構造に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のパッシブ制震機構は、建築構造物の柱、梁架構面内に交点を解放したクロスのブレースを設け、ブレースの軸方向に伸縮するオイルダンパーを取着してなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、鉛直方向に対して傾斜する方向に延びるダンパー等の減衰材の基端は、柱の側面に取り付けられ、減衰材の先端は、梁の下面に取り付けられている。
【0005】
ここで、減衰材の先端が取り付けられる梁の下面に、垂れ壁の鉛直方向の上端が取り付けられ、柱の側面に垂れ壁の水平方向の端部が取り付けられることがある。このように、垂れ壁が取り付けられている梁と柱との間に、減衰材を配置することは困難である。換言すれば、垂れ壁の上端が取り付けられている梁に生じる振動を減衰させることは困難である。
【0006】
本願開示の課題は、垂れ壁の上端が取り付けられている梁に生じる振動を減衰させることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1態様に係る制振構造は、梁と、前記梁が取り付けられる柱と、前記梁から下方に垂れ下がり、上端が前記梁の下面に取り付けられ、側端が前記柱の側面に取り付けられる垂れ壁と、鉛直方向に対して傾斜する方向に延び、前記垂れ壁を挟むように一対設けられ、基端が連結部材を介して前記柱に取り付けられ、先端が他の連結部材を介して前記梁に取り付けられている減衰材と、を備えることを特徴とする。
【0008】
第1態様に係る構成によれば、一対の減衰材が、梁に取り付けられた垂れ壁を挟んで設けられている。そして、減衰材の基端が連結部材を介して柱に取り付けられ、減衰材の先端が他の連結部材を介して梁に取り付けられている。これにより、一対の減衰材によって、垂れ壁の上端が取り付けられる梁に生じる振動を減衰させることができる。
【0009】
第2態様に係る制振構造は、第1態様に記載の制振構造において、前記垂れ壁の下端には、移動式間仕切壁の上端が取り付けられる取付部材が設けられていることを特徴とする。
【0010】
第2態様に係る構成によれば、移動式間仕切壁に起因して生じる梁の振動についても一対の減衰材によって減衰させることができる。
【0011】
第3態様に係る制振構造は、第1又は第2態様に記載の制振構造において、前記柱は、コンクリートが充填された鋼管柱であることを特徴とする。
【0012】
第3態様に係る構成によれば、柱がH形鋼の場合と比して、減衰材を支持する支持剛性を向上させることができる。
【発明の効果】
【0013】
本開示によれば、垂れ壁の上端が取り付けられている梁に生じる振動を減衰させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本開示の実施形態に係る制振構造を備えた構造物を示した全体斜視図である。
【
図2】本開示の実施形態に係る制振構造を備えた構造物の一般的な架構を示した正面図である。
【
図3】本開示の実施形態に係る制振構造を有する架構を示した正面図である。
【
図4】本開示の実施形態に係る制振構造を有する架構を示した拡大正面図である。
【
図5】本開示の実施形態に係る制振構造を示した側面図である。
【
図6】本開示の実施形態に係る制振構造に備えられた減衰材の基端の取付を示した斜視図である。
【
図7】本開示の実施形態に係る制振構造に備えられた減衰材の先端の取付を示した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本開示の実施形態に係る制振構造について
図1~
図7に従って説明する。なお、図中に示す矢印Hは、鉛直方向であって高さ方向を示し、矢印Wは、水平方向であって、幅方向を示し、矢印Dは、水平方向であって、奥行き方向を示す。なお、矢印Wと矢印Dとは、互いに直交する。
【0016】
(構造物100)
制振構造10を備えた鉄骨造の構造物100は、
図1に示されるように、奥行き方向に延びている。さらに、構造物100を奥行き方向に対して直交した面で切断すると、幅方向に延びており、屋根部が円弧状とされている。そして、構造物100は、奥行き方向に間隔をあけて配置された複数の柱梁架構90を含んで構成されている。なお、屋根部の形状については、一定勾配の屋根形状等であってもよい。
【0017】
(柱梁架構90)
柱梁架構90は、
図2に示されるように、幅方向に離間して配置される一対のトラス柱20と、一対のトラス柱20の上端部分にかけ渡されたトラス梁30とを含んで構成されている。
【0018】
本実施形態では、例えば、一対のトラス柱20の間の距離(図中L)が、90〔m〕以上とされており、トラス梁30は、大スパン梁とされている。
【0019】
さらに、トラス柱20とトラス梁30とで構成される隅部には、トラス梁30に生じる振動の振幅を減衰させる減衰材としてのオイルダンパー12(以下「ダンパー12」)が設けられている。また、奥行き方向に並べられた複数の柱梁架構90のなかにおいて、予め決められた間隔で、
図3に示されるように、垂れ壁40が設けられている。
【0020】
そして、トラス柱20、トラス梁30、垂れ壁40、ダンパー12、及びダンパー12を躯体に取り付けるために用いる連結部材50、70(
図4参照)を含んで、実施形態に係る制振構造10が構成されている。
【0021】
-トラス柱20、トラス梁30-
トラス柱20は、
図2、
図3に示されるように、屋内側弦材22と、屋外側弦材24と、屋内側弦材22と屋外側弦材24との間に設けられた横材26a及び斜材26bとを含んで構成されている。屋内側弦材22は、断面矩形筒状で、内部にコンクリートが充填されたコンクリート充填鋼管である。トラス梁30は、下弦材32と、上弦材34と、上弦材34と下弦材32との間に設けられた束材36a及び斜材36bとを含んで構成されている。下弦材32は、梁の一例であって、屋内側弦材22は、柱の一例である。
【0022】
-垂れ壁40-
垂れ壁40は、
図3に示されるように、幅方向に延びている。そして、垂れ壁40の上端は、下弦材32の下面に図示せぬ固定具を用いて取り付けられており、垂れ壁40の側端は、屋内側弦材22の側面に図示せぬ固定具を用いて取り付けられている。
【0023】
具体的には、垂れ壁40は、幅方向に間隔をあけて並べられると共に鉛直方向に延びる複数の縦材42と、幅方向に延びる横材44と、矩形状のガラス板46とを含んで構成されている。複数の縦材42の上端は、下弦材32の下面に取り付けられており、横材44は、複数の縦材42の下端に取り付けられている。また、横材44の両端が、屋内側弦材22の側面に取り付けられている。そして、下弦材32、縦材42、及び横材44で囲まれている領域、及び下弦材32、縦材42、横材44、及び屋内側弦材22で囲まれている領域にガラス板46が取り付けられている。
【0024】
また、横材44の下面には、移動式間仕切壁の上端が取り付けられる取付部材48(
図5参照)が設けられている。そして、移動式間仕切壁の上端が取付部材48を介して横材44に取り付けられた状態で、移動式間仕切壁の荷重が、垂れ壁40を介して下弦材32に負荷されるようになっている。
【0025】
-ダンパー12-
垂れ壁40が設けられていない柱梁架構90においては、
図2に示されるように、ダンパー12の先端は、下弦材32の下面に取り付けられ、ダンパー12の基端は、屋内側弦材22の側面に取り付けられている。そして、ダンパー12は、鉛直方向に対して傾斜する方向に延びるように配置されている。
【0026】
これに対して、垂れ壁40が設けられている柱梁架構90においては、
図4、
図5に示されるように、ダンパー12は、垂れ壁40を挟んで一対設けられている。以下の説明では、垂れ壁40に対して奥行き方向の手前側のダンパー12をダンパー12aと記載し、垂れ壁40に対して奥行き方向の奥側のダンパー12をダンパー12bと記載することがある。なお、ダンパー12aとダンパー12bとを区別しない場合には、符号の末尾のアルファベットを省略することがある。
【0027】
そして、ダンパー12a、12bの基端は、連結部材50を介して屋内側弦材22に取り付けられている。また、ダンパー12a、12bの先端は、連結部材70を介して下弦材32に取り付けられている。連結部材70は、他の連結部材の一例である。
【0028】
-連結部材50-
連結部材50は、
図4、
図6に示されるように、プレート材52、ブラケット材58、及びガセット材64、66、68を含んで構成されている。
【0029】
プレート材52の板厚方向は、ダンパー12が延びる方向とされており、プレート材52の外形は、奥行き方向に延びる矩形状とされている。そして、このプレート材52の奥行き方向の手前側の部分に、ダンパー12aの基端が取り付けられており、プレート材52の奥行き方向の奥側の部分に、ダンパー12bの基端が取り付けられている。
【0030】
一方、屋内側弦材22には、上下方向に離間して設けられるダイヤフラム56a、56bが溶接等を用いて接合されている。ダイヤフラム56bは、屋内側弦材22から奥行き方向の手前側及び奥側に延びる梁部材28の上面、及びトラス柱20の横材26aの上面に溶接等を用いて接合されている。また、ダイヤフラム56aは、ダイヤフラム56bの上方に配置されている。
【0031】
ブラケット材58は、板材であって、奥行き方向から見て湾曲状とされている。そして、ブラケット材58の一辺が、ダイヤフラム56aに溶接等を用いて接合されており、ブラケット材58の他辺が、プレート材52の裏面において上下方向の中央側の部分に溶接等を用いて接合されている。
【0032】
ガセット材64は、板材であって、ガセット材64の板厚方向は、奥行き方向とされている。また、ガセット材64は、奥行き方向に離間して一対設けられている。そして、ガセット材64は、ブラケット材58及びダイヤフラム56aの下方に配置されている。さらに、ガセット材64の一辺は、プレート材52の裏面において奥行き方向の端部側の部分に溶接等を用いて夫々接合されており、ガセット材64の他辺は、ダイヤフラム56bに溶接等を用いて夫々接合されている。
【0033】
また、ガセット材66は、板材であって、ガセット材66の板厚方向は、奥行き方向とされている。さらに、ガセット材66は、奥行き方向において一対のガセット材64の間に配置されている。そして、ガセット材66は、ブラケット材58及びダイヤフラム56aの下方に配置されている。さらに、ガセット材66の一辺は、プレート材52の裏面において奥行き方向の中央側の部分に溶接等を用いて夫々接合されており、ガセット材66の他辺は、屋内側弦材22の側面に溶接等を用いて夫々接合されている。
【0034】
ガセット材68は、板材であって、ガセット材66の板厚方向は、奥行き方向とされている。また、ガセット材68は、ブラケット材58を挟んでガセット材66の反対側に配置されている。そして、ガセット材68の一辺は、プレート材52の裏面において奥行き方向の中央側の部分に溶接等を用いて夫々接合されており、ガセット材68の他辺は、屋内側弦材22の側面に溶接等を用いて夫々接合されている。なお、連結部材50が配置される部分のガラス板46については、切欠きが形成されている。
【0035】
この構成において、ダンパー12a、12bに入力された荷重は、連結部材50を介して、屋内側弦材22、横材26a、及び梁部材28へ伝達される。
【0036】
-連結部材70-
連結部材70は、
図4、
図7に示されるように、プレート材72、及びガセット材74、76を含んで構成されている。
【0037】
プレート材72の板厚方向は、ダンパー12が延びる方向とされており、プレート材72の外形は、奥行き方向に延びる矩形状とされている。そして、このプレート材72の奥行き方向の手前側の部分に、ダンパー12aの先端が取り付けられており、プレート材72の奥行き方向の奥側の部分に、ダンパー12bの先端が取り付けられている。
【0038】
一方、下弦材32には、下弦材32から奥行き方向の手前側及び奥側に延びる梁部材38が取り付けられている。
【0039】
ガセット材74は、板材であって、ガセット材74の板厚方向は、奥行き方向とされている。また、ガセット材74は、奥行き方向に離間して一対設けられている。そして、ガセット材74の一辺は、プレート材72の裏面において奥行き方向の端部側の部分に溶接等を用いて夫々接合されており、ガセット材74の他辺は、梁部材38の下面に溶接等を用いて夫々接合されている。
【0040】
ガセット材76は、板材であって、ガセット材76の板厚方向は、奥行き方向とされている。また、ガセット材76は、奥行き方向において一対のガセット材74の間に配置されている。そして、ガセット材76の一辺は、プレート材72の裏面において奥行き方向の中央側の部分に溶接等を用いて夫々接合されており、ガセット材76の他辺は、下弦材32の下面及び垂れ壁40の縦材42の側面に溶接等を用いて夫々接合されている。なお、連結部材70が配置される部分のガラス板46については、切欠きが形成されている。
【0041】
この構成において、下弦材32に生じた振動が、連結部材70を介して、ダンパー12a、12bへ伝達される。
【0042】
(まとめ)
以上説明したように、制振構造10においては、垂れ壁40が取り付けられている下弦材32には、垂れ壁40が取り付けられていない下弦材32のように、ダンパー12を取り付けることができない。そこで、垂れ壁40を挟んでダンパー12a、12bを一対設け、連結部材50を介してダンパー12a、12bの基端を屋内側弦材22に取り付け、連結部材70を介してダンパー12a、12bの先端を下弦材32に取り付ける。これにより、垂れ壁40の上端が取り付けられる下弦材32(トラス梁30)に生じる振動を減衰させることができる。
【0043】
また、制振構造10においては、垂れ壁40の横材44の下面には、移動式間仕切壁の上端が取り付けられる取付部材48が設けられている。換言すると、移動式間仕切壁の荷重が垂れ壁40を介して下弦材32に負荷されるようになっている。しかし、移動式間仕切壁に起因して生じる梁の振動についても一対のダンパー12によって減衰させることができる。
【0044】
また、制振構造10においては、一対のダンパー12a、12bの基端が連結部材50を介して取り付けられる屋内側弦材22は、コンクリートが充填された鋼管柱である。これにより、屋内側弦材がH形鋼の場合と比して、ダンパー12a、12bを支持する支持剛性を向上させることができる。
【0045】
また、制振構造10においては、プレート材52の奥行き方向の手前側の部分に、ダンパー12aの基端が取り付けられており、プレート材52の奥行き方向の奥側の部分に、ダンパー12bの基端が取り付けられている。このように、1枚のプレート材52に、一対のダンパー12a、12bの基端がそれぞれ取り付けられることで、ダンパー12a、12bを支持する支持剛性が、ダンパー12aとダンパー12bとで相違するのを抑制することができる。
【0046】
また、制振構造10においては、プレート材72の奥行き方向の手前側の部分に、ダンパー12aの先端が取り付けられており、プレート材72の奥行き方向の奥側の部分に、ダンパー12bの先端が取り付けられている。このように、1枚のプレート材72に、一対のダンパー12a、12bの先端がそれぞれ取り付けられることで、ダンパー12a、12bが振動を減衰させる減衰量が、ダンパー12aとダンパー12bとで相違するのを抑制することができる。
【0047】
なお、本開示を特定の実施形態について詳細に説明したが、本開示は係る実施形態に限定されるものではなく、本開示の範囲内にて他の種々の実施形態をとることが可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、減衰材としてオイルダンパーを用いて説明したが、変形することで減衰効果を生じる部材であればよく、例えば、ばね、アクチュエータ等であってもよい。
【0048】
また、上記実施形態では、鉄骨造の構造物100に制振構造10が用いられたが、鉄骨造(S造)に限定されず、鉄筋コンクリート造(RC造)、又は鉄筋鉄骨コンクリート造(SRC造)、木造(W造)等に制振構造10を用いてもよい。
【0049】
また、上記実施形態では、特に説明しなかったが、連結部材50、70に対して、記載した以外のガセット材又はブラケット材等を用いてもよく、さらには、ガセット材を支持する支持部材を、屋内側弦材22又は下弦材32に溶接させてもよい。
【符号の説明】
【0050】
10 制振構造
12 ダンパー
12a ダンパー
12b ダンパー
22 屋内側弦材(柱の一例)
32 下弦材(梁の一例)
40 垂れ壁
48 取付部材
50 連結部材
70 連結部材(他の連結部材の一例)
90 柱梁架構
100 構造物