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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024100330
(43)【公開日】2024-07-26
(54)【発明の名称】コネクタ
(51)【国際特許分類】
   H01R 13/58 20060101AFI20240719BHJP
【FI】
H01R13/58
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023004263
(22)【出願日】2023-01-16
(71)【出願人】
【識別番号】000006895
【氏名又は名称】矢崎総業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001771
【氏名又は名称】弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
(72)【発明者】
【氏名】濱井 強
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 剛寿
(72)【発明者】
【氏名】長岡 雅和
(72)【発明者】
【氏名】大橋 卓矢
【テーマコード(参考)】
5E021
【Fターム(参考)】
5E021FA03
5E021FA09
5E021FB07
5E021FB20
5E021FC03
5E021FC19
5E021GA05
5E021GA06
(57)【要約】
【課題】電線のローリングを的確に抑制することができるコネクタを提供することを目的とする。
【解決手段】コネクタ1は、電線10の端子部13bを保持する本体21と、本体21との間で電線10を挟むように配置されて本体21にに取り付けられるカバー22と、締結を行うボルト4とを備え、本体21は、電線10の周面に当接する平坦な第一押圧面211bを有し、カバー22は、電線10に対し第一押圧面211bの反対側に形成され電線10の周面に当接する平坦な第二押圧面221bを有し、ボルト4は、締結時に第一押圧面211b及び第二押圧面221bを電線10に押圧させ電線10を楕円状に変形させるように構成されている。
【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電線の端子部を保持する第一部材と、
前記第一部材との間で前記電線を挟むように配置されて前記第一部材に取り付けられる第二部材と、
前記第一部材と前記第二部材の締結を行う締結部材と、を備え、
前記第一部材は、前記電線の周面に当接する平坦な第一押圧面を有し、
前記第二部材は、前記電線に対し前記第一押圧面の反対側に形成され、前記電線の周面に当接する平坦な第二押圧面を有し、
前記締結部材は、締結時に前記第一押圧面及び前記第二押圧面を前記電線に押圧させ前記電線を楕円状に変形させる、
コネクタ。
【請求項2】
前記第一部材は、前記第一押圧面から突出し前記電線の軸線の方向へ延びる第一リブを有し、
前記第二部材は、前記第二押圧面から突出し前記軸線の方向へ延びる第二リブを有する、
請求項1に記載のコネクタ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、コネクタとして、例えば、特許文献1に記載されるように、被覆付きの電線と接続され、この電線をクランプ体により保持するコネクタが知られている。クランプ体は、電線の外周に周方向へ並べた複数の延出部を有し、複数の延出部により電線の外面を押圧することにより電線を保持している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2020-202117号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したコネクタでは、電線のローリングを抑えることが難しい。例えば、電線に外部から力が加わると、電線が軸線を中心に回転するローリングを起こす場合がある。上述したコネクタのように、電線の外面を周方向へ並べて複数の延出部で押圧する場合、押圧力に対し電線のローリングを効率よく的確に抑制することが困難である。
【0005】
そこで、本発明は、電線のローリングを的確に抑制することができるコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明に係るコネクタは、電線の端子部を保持する第一部材と、第一部材との間で前記電線を挟むように配置されて第一部材に取り付けられる第二部材と、第一部材と第二部材の締結を行う締結部材とを備え、第一部材は電線の周面に当接する平坦な第一押圧面を有し、第二部材は電線に対し第一押圧面の反対側に形成され電線の周面に当接する平坦な第二押圧面を有し、締結部材は締結時に第一押圧面及び第二押圧面を電線に押圧させ電線を楕円状に変形させるように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るコネクタによれば、電線のローリングを的確に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は、第一実施形態に係るコネクタの斜視図である。
図2図2は、図1のコネクタにおけるカバーの斜視図である。
図3図3は、図1のコネクタにおける第一収容室の斜視図である。
図4図4は、図1のIV-IVにおける第一収容室及び第二収容室の断面図である。
図5図5は、図1のIV-IVにおける第一収容室及び第二収容室の断面図である。
図6図6は、第二実施形態に係るコネクタにおける第一収容室の斜視図である。
図7図7は、第二実施形態に係るコネクタにおける第二収容室の斜視図である。
図8図8は、第二実施形態に係るコネクタにおける第一収容室及び第二収容室の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
第一実施形態に係るコネクタについて説明する。
【0011】
図1は、第一実施形態に係るコネクタの斜視図であり、図2は、コネクタのカバーの斜視図である。図3は、ハウジング本体の第一収容室の斜視図であり、図4及び図5は、図1のIV-IVにおける第一収容室及び第二収容室の断面図である。
【0012】
図1に示すように、コネクタ1は、電線10の端部に取り付けられ、電線10を接続対象物に接続させるための部品である。このコネクタ1は、例えば車両の配線に用いられ、接続対象物に設けられる相手方コネクタなどに接続される。電線10は、芯線11を被覆材12で覆って構成され、断面円形とされる。芯線11は銅などの導電性金属の線材が用いられる。被覆材12は、芯線11の外周を覆い、絶縁性樹脂などにより形成される。コネクタ1には、例えば、平行に配置される二つの電線10が接続される。
【0013】
コネクタ1は、ハウジング2を備えている。ハウジング2は、電線10を保持する部材であり、本体21及びカバー22を有している。本体21は、電線10の端部を保持する第一部材であり、例えば合成樹脂などの絶縁性材料によりブロック状に形成される。本体21の中央には、コネクタ1の接続方向(図1ではZ方向)に向けて突出する円筒部21aが形成されている。円筒部21aには、電線10に接続される端子金具13の端子部13bが配置されている。ハウジング2には二つの電線10が平行に挿入され、電線10の端子部13bは本体21に保持されている。カバー22は、板状を呈する第二部材であり、本体21の背面側に取り付けられている。つまり、カバー22は、本体21に対し接続方向と反対側の背面側に取り付けられている。
【0014】
ハウジング2の外側には、シールドシェル3が設けられている。シールドシェル3は、金属などの導電性材料で形成され、ハウジング2を覆うように設けられている。このシールドシェル3が設けられることにより、コネクタ1の外部からハウジング2の内方へ電磁ノイズが侵入することが抑止される。シールドシェル3は、ボルト4によりハウジング2に固定されている。ボルト4は、電線10の挿入口付近に取り付けられ、例えば電線10を挟んで二つ取り付けられる。ボルト4は、コネクタ1の接続方向に向けて取り付けられ、シールド部材31及びハウジング2を共締めし、シールドシェル3に螺合される。シールド部材31は、電線10の挿入口付近の電磁シールドを行う部材であり、例えば金属製の板体を屈曲して形成される。また、シールド部材31には、筒状に形成され電線10の外側を覆う編組等のシールド材(図示なし)が接続されている。なお、ボルト4の取付構造の詳細については、後述する。
【0015】
図2に示すように、電線10の端部には、端子金具13が取り付けられている。図2は、説明の便宜上、本体21等の図示を省略し、電線10、端子金具13及びカバー22のみを図示している。また、図2は、二つの電線10のうち一つのみを図示している。端子金具13は、金属等の導電性材料により形成され、電線10の端部の芯線11に対し加締め等の圧着などにより取り付けられる。端子金具13は、電線10の端部において、芯線11と直交する方向に向けて取り付けられている。例えば、端子金具13は、取付部13aと端子部13bを有しており、取付部13aが電線10の端部の芯線11に取り付けられ、端子部13bが取付部13aから芯線11に対し直交する向きに突出して設けられる。このように端子金具13を設けることにより、電線10を接続方向(図2ではZ方向)に屈曲させることなく配置することができる。ただし、電線10が軸線Aを中心に回転するローリングを起こすと、端子金具13が揺動するようにふら付き、端子金具13に応力が生ずる。このため、電線10のローリングを抑制することが必要となる。
【0016】
カバー22は、本体21との間で電線10を挟むように配置され、本体21に取り付けられている。例えば、電線10が本体21の背面側に沿って配索され、その電線10を本体21と挟むようにカバー22が取り付けられている。カバー22の取付は、例えば、カバー22の外縁に形成される複数の被掛止部22aを本体21に掛止させて行われる。
【0017】
カバー22は、第二収容室221を有している。第二収容室221は、電線10を収容し保持するための部位であり、例えば、コネクタ1における電線10の挿入位置付近に設けられている。第二収容室221は、電線10の外周の一部を覆うように形成されている。例えば、第二収容室221は、円弧状の円弧面221aと平坦な第二押圧面221bを形成している。円弧面221aは、電線10の外周に応じた曲率で形成される面である。第二押圧面221bは、平坦な面であり、例えば本体21に対向する向きに形成され、平らな面とされる。なお、第二押圧面221bは、ほぼ平坦な面であってもよく、例えば円弧面221aより小さい曲率で湾曲した面であってもよい。第二押圧面221bは、例えば第二収容室221の内面の中央位置に形成され、その両側にそれぞれ円弧面221aが形成される。第二収容室221は、二つの電線10に対しそれぞれ形成され、横並びに二つ形成される。また、第二収容室221には、突起221cが形成されている。突起221cは、第二収容室221の内面に突設され、第二収容室221に収容される電線10の軸線Aの方向への移動を規制する部材である。さらに、第二収容室221には、掛止爪221dが形成されている。掛止爪221dは、本体21に対し掛止するための部位である。
【0018】
図3に示すように、本体21には、第一収容室211を有している。第一収容室211は、電線10を収容し保持するための部位であり、例えば、コネクタ1における電線10の挿入位置付近に設けられている。第一収容室211は、電線10の外周の一部を覆うように形成されている。例えば、第一収容室211は、円弧状の円弧面211aと平坦な第一押圧面211bを形成している。円弧面211aは、電線10を収容できるように電線10の外周面に応じた曲率の面とされる。第一押圧面211bは、平坦な面であり、例えばカバー22の第二押圧面221bに対向する平面とされる。なお、第一押圧面211bは、ほぼ平坦な面であってもよく、例えば円弧面211aより小さい曲率で湾曲した面であってもよい。第一押圧面211bは、例えば第一収容室211の内面の中央位置に形成され、その両側に円弧面211aが形成される。第一収容室211は、二つの電線10に対しそれぞれ形成され、横並びに二つ形成される。また、第一収容室211には、突起211cが形成されている。突起211cは、第一収容室211の内面に突設され、第一収容室211に収容される電線10の軸線Aの方向への移動を規制する部材である。さらに、第一収容室211には、被掛止部211dが形成されている。被掛止部211dは、カバー22の掛止爪221dを掛止させるための部位である。
【0019】
図4に示すように、第一収容室211と第二収容室221は、互いの内面を対向させて設けられている。このため、第一収容室211と第二収容室221により、電線10の収容空間が画成される。第一収容室211の第一押圧面211bと第二収容室221の第二押圧面221bは、互いに平行となって対向している。ここで、平行とは、ほぼ平行を含む。図4は、ボルト4による締結前の状態を示している。ボルト4は、本体21とカバー22の締結を行う締結部材である。また、ボルト4は、その締結により、第一押圧面211bと第二押圧面221bを電線10に押圧させ電線10を楕円状に変形させる。例えば、ボルト4は、シールド部材31に形成される取付孔311及び本体21に形成される取付孔212を挿通し、シールドシェル3に形成される取付穴32に挿入されて螺合している。カバー22は、本体21とシールドシェル3の間に配置されている。このため、図5に示すように、本体21とシールドシェル3がボルト4で締め付けられることにより、本体21とカバー22が締結される。このとき、第一押圧面211bと第二押圧面221bが接近し、第一押圧面211bと第二押圧面221bにより電線10が押圧され楕円状に変形する。ここで、楕円とは、ほぼ楕円を含み、例えば長円を含む。
【0020】
次に、本実施形態に係るコネクタ1におけるローリング抑制機能について説明する。
【0021】
図1に示すように、電線10がハウジング2に保持されてコネクタ1内に組み付けられる。すなわち、電線10の端部に端子金具13が取り付けられ、端子金具13が本体21の円筒部21aに保持される。そして、電線10を挟むように本体21に対しカバー22が取り付けられる。このとき、図4に示すように、電線10は、第一収容室211と第二収容室221の間に挿通される。そして、シールド部材31が電線10の挿入口の位置に配置され、シールドシェル3がハウジング2を覆うように取り付けられる。そして、ボルト4による締結が行われる。
【0022】
図5に示すように、ボルト4が取付穴32に螺合され、ボルト4によって本体21とシールドシェル3が締め付けられる。このとき、本体21とシールドシェル3の間にカバー22が配置されるため、ボルト4の締結により、本体21とカバー22が接近し、第一押圧面211bと第二押圧面221bが接近する。これにより、第一押圧面211bと第二押圧面221bにより電線10が押圧され、電線10の断面が楕円状に変形する。第一押圧面211bと第二押圧面221bによる電線10の押圧はボルト4の軸力を用いて行われるため、電線10を強く押圧することができ、電線10を十分に変形させることができる。
【0023】
電線10の断面が楕円状となると、直交する径方向の半径が異なるため、軸線Aを中心に電線10が回転しにくくなる。従って、コネクタ1は、電線10のローリングを的確に抑制することができる。また、第一押圧面211b及び第二押圧面221bは、ボルト4の軸力により支持されるため、電線10の変形を継続して保持することができる。従って、電線10のローリングを継続して抑制することができる。
【0024】
また、第一収容室211には突起211cが形成され、第二収容室221には突起221cが形成されている。このため、コネクタ1は、第一収容室211と第二収容室221の間で電線10を押圧することにより、突起211c及び突起221cによって電線10の軸線Aの方向への移動を抑制することができる。
【0025】
以上説明したように、本実施形態に係るコネクタ1によれば、平坦な第一押圧面211bと平坦な第二押圧面221bにより電線10が挟み込まれて押圧される。このため、コネクタ1は、第一押圧面211bと第二押圧面221bにより電線10を楕円状に変形させて保持することができる。従って、コネクタ1は、電線10のローリングを的確に抑制することができる。
【0026】
また、本実施形態に係るコネクタ1は、電線10のローリングを抑制することができるため、端子金具13のふらつきを軽減でき、端子金具13に加わる荷重を軽減することができる。
【0027】
次に、第二実施形態に係るコネクタについて説明する。
【0028】
図6は第二実施形態に係るコネクタにおける第一収容室の斜視図であり、図7は第二実施形態に係るコネクタにおける第二収容室の斜視図である。図8は、第一収容室及び第二収容室の断面図である。
【0029】
第二実施形態に係るコネクタ1Aは、上述した第一実施形態に係るコネクタ1とほぼ同様に構成されるものであり、第一収容室211の内面に第一リブ211eを形成し、第二収容室221の内面に第二リブ221eを形成する点で異なっている。
【0030】
図6に示すように、ハウジング2の本体21において、第一収容室211には、第一リブ211eが形成されている。第一リブ211eは、第一収容室211の内面から突出し、軸線Aの方向に沿って延びている。第一リブ211eは、例えば第一押圧面211bから突出して設けられている。第一リブ211eを第一押圧面211bから突出して設けることにより、第一リブ211eを電線10に対し確実に食い込ませることができる。第一リブ211eの突出長は、例えば電線10の被覆材12の厚さより短く設定される。
【0031】
図7に示すように、ハウジング2のカバー22において、第二収容室221には、第二リブ221eが形成されている。第二リブ221eは、第二収容室221の内面から突出し、軸線Aの方向に沿ってへ延びている。第二リブ221eは、例えば第二押圧面221bから突出して設けられている。第二リブ221eを第二押圧面221bから突出して設けることにより、第二リブ221eを電線10に対し確実に食い込ませることができる。第二リブ221eの突出長は、例えば電線10の被覆材12の厚さより短く設定される。
【0032】
次に、本実施形態に係るコネクタ1Aにおけるローリング抑制機能について説明する。
【0033】
図8に示すように、ボルト4が取付穴32に螺合され、ボルト4によって本体21とシールドシェル3が締め付けられると、第一押圧面211bと第二押圧面221bにより電線10が押圧され、電線10の断面が楕円状に変形する。また、第一リブ211e及び第二リブ221eが電線10の被覆材12に食い込む。このため、電線10の断面が楕円状となることにより軸線Aを中心に電線10が回転しにくくなると共に、第一リブ211e及び第二リブ221eの食い込みにより電線10がさらに回転しにくくなる。従って、コネクタ1Aは、より的確に電線のローリングを抑制することができる。
【0034】
以上説明したように、第二実施形態に係るコネクタ1Aによれば、上述した第一実施形態に係るコネクタ1と同様な作用効果が得られる共に、第一リブ211e及び第二リブ221eが設けられることにより、より的確に電線のローリングを抑制することができる。
【0035】
以上、本発明の実施形態が例示されたが、上記実施形態は一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。また、各構成や、形状、等のスペック(構造や、種類、方向、形式、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
【0036】
例えば、上述した実施形態では、二つの電線10を接続するコネクタについて説明したが、接続される電線10は、一つ又は三つ以上であってもよい。
【符号の説明】
【0037】
1 コネクタ
2 ハウジング
3 シールドシェル
4 ボルト(締結部材)
10 電線
13 端子金具
13b 端子部
21 本体(第一部材)
22 カバー(第二部材)
211b 第一押圧面
211e 第一リブ
221b 第二押圧面
221e 第二リブ
A 軸線
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8