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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024101260
(43)【公開日】2024-07-29
(54)【発明の名称】人形遊び用玩具
(51)【国際特許分類】
   A63H 33/42 20060101AFI20240722BHJP
【FI】
A63H33/42 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023005141
(22)【出願日】2023-01-17
(71)【出願人】
【識別番号】000128234
【氏名又は名称】株式会社エポック社
(74)【代理人】
【識別番号】110002022
【氏名又は名称】弁理士法人コスモ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】神山 圭
【テーマコード(参考)】
2C150
【Fターム(参考)】
2C150CA06
2C150CA21
2C150EH08
2C150EH21
(57)【要約】
【課題】小物を筐体内に落下することを低減した回転機構を備える人形遊び用玩具を提供する。
【解決手段】人形遊び用玩具10は、ベース部材11と、円形の開口67hを有し、開口67hの半径RHに対応する凹状の半球面を有してベース部材11に設けられる球面凹状部67と、球面凹状部67の開口67hに回転自在に設けられ、開口67hの内径である直径DHと略同一の直径で円板状に形成される回転板61と、回転板61の第一面61aに設けられ、高さTHが開口67hの半径RH以下であり、開閉自在な蓋部62bを備える収納ボックス62と、を備える。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベース部材と、
円形の開口を有し、前記開口の半径に対応する凹状の半球面を有して前記ベース部材に設けられる球面凹状部と、
前記球面凹状部の前記開口に回転自在に設けられ、前記開口の内径と略同一の直径で円板状に形成される回転板と、
前記回転板の第一面に設けられ、高さが前記開口の半径以下であり、開閉自在な蓋部を備える収納ボックスと、
を備える、人形遊び用玩具。
【請求項2】
前記収納ボックスは、前記回転板の回転軸心に対して一方側に重心が設定される、
請求項1に記載の人形遊び用玩具。
【請求項3】
前記回転板は、前記回転板の回転軸心と直交する軸心上に、径外方向に突出する規制突起を有し、
前記球面凹状部は、前記回転板の回転軸心と直交する軸心上の前記開口の縁部に、前記規制突起と係合するよう対向して設けられる第1係合凹部及び第2係合凹部を備える、
請求項1に記載の人形遊び用玩具。
【請求項4】
前記収納ボックスは、直方体形状とされ、
前記蓋部は、前記回転板の回転軸心方向から見た側面視角丸に形成される、
請求項1に記載の人形遊び用玩具。
【請求項5】
前記回転板の回転軸心は、前記回転板の前記第一面側にズレて配置され、
前記回転板の回転軸の外周は、前記回転板の前記第一面側には前記第一面から突出すると共に、前記回転板とは反対側の第二面側には前記第二面から突出しないよう設けられる、
請求項1乃至請求項4の何れかに記載の人形遊び用玩具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人形と共に遊ぶことができる人形遊び用玩具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、回転板を備えることで、回転板の一方面側(第一面側)と他方面側(第二面側)を切り替えて遊ぶことができる回転機構を備えた玩具が開示されている。例えば、特許文献1には、自動車玩具の屋根に設けた照明灯を出没させることができる回転機構を備えた玩具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開昭61-180097号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
人形遊び用玩具においても、回転板を備えることで、例えば、宝箱が出没するよう構成して宝探しの要領の遊びを行う人形遊び用玩具とすることもできる。しかしながら、使用者である子供は、人形が持つ持ち物や宝物等の小物を、回転板を支持する筐体内に落下させてしまうことがある。従来の回転板の回転機構では、筐体内に小物が落下してしまうと、小物を取り出すことが難しいことがあった。
【0005】
本発明は、小物を筐体内に落下することを低減した回転機構を備える人形遊び用玩具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一つの態様に係る人形遊び用玩具は、ベース部材と、円形の開口を有し、前記開口の半径に対応する凹状の半球面を有して前記ベース部材に設けられる球面凹状部と、前記球面凹状部の前記開口に回転自在に設けられ、前記開口の内径と略同一の直径で円板状に形成される回転板と、前記回転板の第一面に設けられ、高さが前記開口の半径以下であり、開閉自在な蓋部を備える収納ボックスと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
上記の態様によれば、小物を筐体内に落下することを低減した回転機構を備える人形遊び用玩具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の実施形態に係る人形遊び用玩具を示す斜視図である。
図2】本発明の実施形態に係る人形遊び用玩具の宝箱部の宝箱状部が没入した状態を示す斜視図である。
図3】本発明の実施形態に係る人形遊び用玩具の宝箱部の宝箱状部が出現した状態を示す斜視図であり、(a)は宝箱状部の蓋部が閉じた状態を示し、(b)は宝箱状部の蓋部が開いた状態を示す。
図4】本発明の実施形態に係る人形遊び用玩具の宝箱部の回転板を省略した斜視図である。
図5】本発明の実施形態に係る人形遊び用玩具の図2のベース部材、回転板を断面で示すV-V断面図である。
図6】本発明の実施形態に係る人形遊び用玩具の図3(a)のベース部材、回転板を断面で示すVI-VI断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図に基づいて、本発明の実施形態について説明する。図1は、人形遊び用玩具10の全体斜視図である。人形遊び用玩具10は、略板状のベース部材11を有する。なお、以下の説明においては、人形遊び用玩具10の正面側を前、背面側を後とし、人形遊び用玩具10を正面から見たときの左側を左、右側を右として説明する。
【0010】
ベース部材11の前側には、左右に長く、左側を上流側とする川を模して形成される長尺状形象部100が設けられている。ベース部材11の略中央左側には、滝を模した滝状部20が設けられている。滝状部20の右隣には、城を模した城状部30が設けられている。長尺状形象部100の左端近傍であって、滝状部20の左側のベース部材11には、森の木を模した左木状部40が設けられている。長尺状形象部100の右端近傍であって、城状部30の右前側には、左木状部40よりも低い森の木を模した右木状部50が設けられている。
【0011】
長尺状形象部100は、ベース部材11に固定される固定部110と、ベース部材11と着脱可能に設けられる略平板状の着脱部材120とを有する。滝状部20は、滝から落ちた水が川となって流れる様子を模して、滝本体21が長尺状形象部100の固定部110と接続している。滝本体21の略中央下部には、滝の背面側から突出する岩を模した突起岩22が設けられている。突起岩22の下側は開口されている。滝状部20の上端には、滝状部ステージ25が設けられている。滝状部20の背面側には、池を模した池部28が設けられている。池部28には、複数の岩28aと池面部28bが設けられている。
【0012】
滝本体21、長尺状形象部100(固定部110、着脱部材120)及び池部28の池面部28bは、透明材料により形成される。
【0013】
城状部30は、中央下部に観音開き状の扉31が設けられている。扉31の後側には、宝箱部60が設けられている。すなわち、宝箱部60は、扉31に対応して城状部30の背面側に配置されている。
【0014】
左木状部40は、上下方向中央よりやや上方にステージ41が設けられている。左木状部40の下端には、扉部42が設けられている。扉部42からは、長尺状形象部100に向けて突出する昇降台43が設けられている。使用者は、ボートを模したボート玩具70を長尺状形象部100に浮かべるようにして、この昇降台43からボート玩具に乗り降りさせて人形遊びを行うことができる。
【0015】
また、左木状部40のステージ41には、ロープの両端に結んだかごで遊ぶかご遊び玩具48が2本の突起41aに掛けられている。
【0016】
右木状部50には、開口部51が2か所に設けられている。人形が木登り遊びをしているようにして、開口部51から顔を出す等して遊ぶことができる。
【0017】
図2及び図3(a)、図3(b)に示すように、宝箱部60には、回転板61が設けられている。回転板61は、略円板状に形成され、径外方向に対向して突出する円柱状の回転軸68a,68bが設けられている。図3(a)、図3(b)に示すように、回転板61の第一面61a側には、開閉自在な蓋部62bを有する直方体形状の収納ボックス62が設けられている。収納ボックス62は、図3(a)、図3(b)の状態で鍵穴62aが後側を向く宝箱を模して形成されている。鍵穴62aは、蓋部62bと収納ボックス本体62cに亘って形成されている。収納ボックス62の内部には、王冠を模した宝物である王冠玩具65が収納されている。
【0018】
収納ボックス62は、鍵穴62aと反対側において、回動軸DL方向を回転板61の回転軸68a,68bの回転軸心RLと平行とするヒンジ部62dを有し、蓋部62bがヒンジ部62dの回動軸DL周りに蓋部62bが回動する。ヒンジ部62dは、収納ボックス本体62c側に2つの軸孔62d1が形成され、蓋部62bから突出する突起状の軸(不図示)が軸孔62d1に回動自在に挿入される。
【0019】
蓋部62b側の鍵穴62aの両脇には、蓋部62bを閉じたときに収納ボックス本体62cの外側に位置する2つの外爪62b1と、蓋部62bを閉じたときに収納ボックス本体62cの内側に位置する2つの内爪62b2が設けられている。蓋部62bを閉じたとき、外爪62b1と内爪62b2で収納ボックス本体62cの後側の側壁を挟み込むようにして抵抗を付与し、不意に蓋部62bが開いてしまうことが低減されている。
【0020】
また、収納ボックス62は、鍵穴62aを有するが、鍵66によって施錠されるものではなく、手動で蓋部62bを開閉することができる。従って、使用者は、鍵66を鍵穴62aに挿入して解錠の動作を真似て遊ぶことができる。ここで、図3(b)のP1方向から見た囲み図に示すように、蓋部62bの裏側には、内爪62b2間に、略U字状に形成される当接板部62b4が設けられている。当接板部62b4には、蓋部62bの鍵穴62aに対応した切り欠きが設けられている。鍵66を鍵穴62aに挿入して鍵66を回すと、鍵66の先端の突起66aが、当接板部62b4の切り欠き部分の周囲に当接することにより、蓋部62bを持ち上げて蓋部62bを若干開くことができる。このように、あたかも鍵66で宝箱を解錠するかのように遊ぶことができる。
【0021】
なお、鍵66は、長尺状形象部100の着脱可能に設けられる部分等により隠れる収納部等に隠すように収納しておくことができる。
【0022】
回転板61には、回転軸心RLと直交する回転板61の軸心BL上に、回転板61の径外方向に板状に突出する規制突起63が設けられている。規制突起63は、回転板61の第一面61a及び前記第一面61a側とは反対側の第二面61bと連続する面を備えている。規制突起63は、先端部が凸円弧状に形成されている。図5図6に示すように規制突起63の両側部分には、係合突起63aが設けられている。
【0023】
回転板61は、ベース部材11の円形の開口67hに設けられている。図4に示すように、開口67hは、ベース部材11の上面11aから球面凹状に設けられる球面凹状部67の開口部分とされている。球面凹状部67は、開口67hの半径RHに対応する半球面、すなわち、半径RHとする半球面とされている(図5図6も参照)。
【0024】
球面凹状部67の開口67hの縁部には、回転板61の回転軸68a,68bを受ける軸受部67a,67bが設けられている。軸受部67a,67bは、各軸受部67a,67bにおいて対向して設けられる係止突起67cを備えている。係止突起67cにより、回転板61の回転軸68a,68bは抜け止めされている。
【0025】
球面凹状部67は、回転板61の回転軸心RLと直交する軸心BL上の開口67hの縁部に、第1係合凹部67d1及び第2係合凹部67d2が対向して設けられている。第1係合凹部67d1及び第2係合凹部67d2は、回転板61の規制突起63と係合可能に形成される。第1係合凹部67d1の両側面には係合孔部67d11が設けられる。
【0026】
規制突起63が第1係合凹部67d1に係合する際、回転板61の規制突起63の係合突起63aは、係合孔部67d11に嵌るように係合する。これにより、規制突起63と第1係合凹部67d1の係合を確実として回転板61が不意に回転してしまわないようにすることができると共に、規制突起63と第1係合凹部67d1の係合が解除される際にクリック感を得ることができる。なお、規制突起63が第2係合凹部67d2と係合する際には、第2係合凹部67d2の側壁に規制突起63の係合突起63aが摺接し、所定の抵抗を得ることができる。
【0027】
図5図6に示すように、回転板61は、開口67hの縁と若干の隙間を有して開口67hの内側に配置される。換言すれば、回転板61は、開口67hの内径(直径DH、図4参照)よりも若干小さい略同一の直径とされている。従って、回転板61の半径DRは球面凹状部67の半径RHよりも若干小さい。回転板61が回転するとき、回転板61の縁は、球面凹状部67の面に若干の隙間を有して近接する。
【0028】
また、収納ボックス62の高さTHは、開口67hの半径RH以下である。そして、収納ボックス62の蓋部62bは、回転板61の回転軸心RL方向から見た側面視角丸に形成されている。換言すれば、蓋部62bは、鍵穴62a側及びヒンジ部62d側の角部62b3が角R状とされている。角部62b3が角R状であるので、収納ボックス62は、回転板61の回転時において球面凹状部67との干渉を回避しつつ、収納ボックス62の高さTHを高くすることができる。
【0029】
回転板61の回転軸心RLは、回転板61の板厚方向の中心に位置せず、第一面61a側にズレて配置されている。そして、回転板61の回転軸68a,68bの外周面は、回転板61の第一面61a側には第一面61aから突出すると共に、回転板61の第二面61b側には第二面61bから突出しないよう設けられている。
【0030】
従って、収納ボックス62が出現していない没入状態である図2に示す状態では、第二面61bは、ベース部材11の上面11a(宝箱部60周りの上面11a)と略連続した平坦面とされている。収納ボックス62が出現している出現状態である図3(a)、図3(b)に示す状態では、第一面61aは、ベース部材11の上面11a(宝箱部60周りの上面11a)からやや落ち込んだ位置となる。
【0031】
回転機構としての宝箱部60は、回転板61を指で回転させることで、収納ボックス62を出没させることができる。ここで、収納ボックス62が出現した状態では、図3(a)、図3(b)に示すように、規制突起63は第1係合凹部67d1と係合する。これにより、回転板61は、図6で見て反時計回りの回転方向D1と反対側の回転が規制される。そして、収納ボックス62を没入する場合には、回転方向D1方向に回転板61を回転させると、規制突起63は第2係合凹部67d2と係合する。
【0032】
ここで、収納ボックス62の重心位置Gは、回転板61の回転軸心RLに対して、規制突起63が設けられる側と反対側(一方側)に設けられている。従って、収納ボックス62の出現状態から没入状態とするとき、ある程度回転板61をD1方向に回転させると、手指を離しても自動的に回転板61が回転して図5の状態とすることができる。
【0033】
ここで、回転板61の回転中に、鍵66等の小物を球面凹状部67に落としてしまったとしても、そのまま回転板61を回転させれば、回転板61と球面凹状部67の凹状の球面とにより、落した小物が掻き出され、容易に取り出すことができ、筐体であるベース部材11の内部に入り込んでしまうことがない。また、収納ボックス62の没入時に蓋部62bが振動等で開いたとしても、蓋部62bは、角部62b3が角R状とされるので、球面凹状部67と摺接して、回転板61を回転させることができる。更に、回転板61の回転途中であっても、蓋部62bが凹状球面部67の凹状の球面により摺接されて、完全に開くことはなく、よって収納ボックス62に入れた王冠玩具65が脱落してしまうことも低減されている。
【0034】
以上のような本発明の実施形態によれば、下記の態様の人形遊び用玩具を提供することができる。
【0035】
第1の態様に係る人形遊び用玩具は、ベース部材と、円形の開口を有し、前記開口の半径に対応する凹状の半球面を有して前記ベース部材に設けられる球面凹状部と、前記球面凹状部の前記開口に回転自在に設けられ、前記開口の内径と略同一の直径で円板状に形成される回転板と、前記回転板の第一面に設けられ、高さが前記開口の半径以下であり、開閉自在な蓋部を備える収納ボックスと、を備える。
【0036】
この構成によれば、小物を球面凹状部に落下させても、回転板により掻き出すようにして小物を取り出すことができるので、小物を筐体内に落下することを低減した回転機構を備える人形遊び用玩具を提供する。そして、収納ボックスに小物が入っている、入っていないに関わらず、球面凹状部により収納ボックスの蓋が回転板の回転の妨げになることが低減されている。更にまた、球面凹状部により、回転板の回転途中に収納ボックスの蓋部が開いてしまうことが低減されている。
【0037】
第2の態様に係る人形遊び用玩具は、前記収納ボックスは、前記回転板の回転軸心に対して一方側に重心が設定される。
【0038】
この構成によれば、回転板を途中まで回転させれば手を離しても自動的に回転させることができるので、回転板が途中位置で止まってしまうことが低減される。
【0039】
第3の態様に係る人形遊び用玩具は、前記回転板は、前記回転板の回転軸心と直交する軸心上に、径外方向に突出する規制突起を有し、前記球面凹状部は、前記回転板の回転軸心と直交する軸心上の前記開口の縁部に、前記規制突起と係合するよう対向して設けられる第1係合凹部及び第2係合凹部を備える。
【0040】
この構成によれば、回転板の第一面又は前記第一面側とは反対側の第二面の何れかが露出した位置を確実に保持することができる。
【0041】
第4の態様に係る人形遊び用玩具は、前記収納ボックスは、直方体形状とされ、前記蓋部は、前記回転板の回転軸心方向から見た側面視角丸に形成される。
【0042】
この構成によれば、収納ボックスの高さを高くしつつ、スムースに回転板を回転させることができる。
【0043】
第5の態様に係る人形遊び用玩具は、前記回転板の回転軸心は、前記回転板の前記第一面側にズレて配置され、前記回転板の回転軸の外周は、前記回転板の前記第一面側には前記第一面から突出すると共に、前記回転板とは反対側の第二面側には前記第二面から突出しないよう設けられる。
【0044】
この構成によれば、回転板の第二面が露出した状態では、回転板の第二面と開口の周囲の面とが略連続した面とすることができる。
【0045】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。
【符号の説明】
【0046】
10 人形遊び用玩具 11 ベース部材
11a 上面 20 滝状部
21 滝本体 22 突起岩
25 滝状部ステージ 28 池部
28a 岩 28b 池面部
30 城状部 31 扉
40 左木状部 41 ステージ
41a 突起 42 扉部
43 昇降台 48 玩具
50 右木状部 51 開口部
60 宝箱部 61 回転板
61a 第一面 61b 第二面
62 収納ボックス 62a 鍵穴
62b 蓋部 62b1 外爪
62b2 内爪 62b3 角部
62c 収納ボックス本体 62d ヒンジ部
62d1 軸孔 63 規制突起
63a 係合突起 65 王冠玩具
66 鍵 66a 突起
67 球面凹状部 67a 軸受部
67b 軸受部 67c 係止突起
67d1 第1係合凹部 67d11 係合孔部
67d2 第2係合凹部 67h 開口
68a 回転軸 68b 回転軸
70 ボート玩具 100 長尺状形象部
110 固定部 120 着脱部材
図1
図2
図3
図4
図5
図6