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▶ 青木 秀明の特許一覧

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  • 特開-折りたたみ傘の石突き 図1
  • 特開-折りたたみ傘の石突き 図2
  • 特開-折りたたみ傘の石突き 図3
  • 特開-折りたたみ傘の石突き 図4
  • 特開-折りたたみ傘の石突き 図5
  • 特開-折りたたみ傘の石突き 図6
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024101789
(43)【公開日】2024-07-30
(54)【発明の名称】折りたたみ傘の石突き
(51)【国際特許分類】
   A45B 25/28 20060101AFI20240723BHJP
   A45B 9/04 20060101ALI20240723BHJP
【FI】
A45B25/28
A45B9/04 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023005921
(22)【出願日】2023-01-18
(71)【出願人】
【識別番号】723000718
【氏名又は名称】青木 秀明
(72)【発明者】
【氏名】青木 秀明
【テーマコード(参考)】
3B104
【Fターム(参考)】
3B104AA01
3B104DA01
3B104DB02
(57)【要約】
【課題】
雨天時における傘の使用により傘布の水滴が垂れ床面を濡らすことが一般的な認識になっている。
【解決手段】
傘の先端部分石突きをカップ状にしてそこに垂れ落ちる水滴を溜める構造とする。
又水滴を落下させるために折りたたんだ状態で傘が直立できるよう接地面を平らにした構造とする。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
傘の地面に接する先端部分を平面上に拡大し折り畳んだ状態で傘が直立できるような構造とした折畳み傘の石突きであって、当該石突きは接地面とその外周から立ち上がる外壁を備え、外壁内部に水受け部を設けたことを特徴する折畳み傘の石突き
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は閉じた時に水滴が垂れるのを防ぐ折りたたみ傘の石突きについてである。
閉じた場合ぶら下げるか横置きにする以外の保管方法を可能にする石突きについてである。
【背景技術】
【0002】
傘を閉じると石突部分を伝い水滴が床に落ちるという点である。
文献では自立直立が不可、及び洋傘でしか実現できない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実全昭56-038615
【発明の概要】
【0004】
傘の地面に接する先端部分を平面状に拡大し折り畳んだ状態で傘が直立できるような構造とした石突きである。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
解決しようとする問題点は、使用時に傘布に付着した水滴を傘を折り畳んだ時に床等に落とさないことである。又使用後にぶら下げるか立てかけるしか保管方法が無かった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、石突き先端平面部分の面積を大きくし浅底のカップ状にして中心部のねじにより傘本体に取り付ける構造で面積が大きくなったことで折りたたんだ状態で直立が可能である。そしてそのカップ内に垂れる落ちる水滴を取り込むことができる構造とする。
【発明の効果】
【0007】
室内に傘を持ち込んだ時に使用時に傘布に付着した雨水が折り畳んで直立させることにより自然落下する事で床面に落下することなく水滴は下に落ちカップ内に溜まる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は本発明の石突きを示した図である。(実施例1)
図2図2は石突きを取り付けて直立させた図である。
図3図3は石突き外壁部内側に吸湿物質を装填した図である。
図4図4は石突き平面部に突起を設けた図である。
図5図5図4の石突きを傘に装着した状態で直立させた図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
石突きの端面積を大きくしてあり、垂直自立が可能となりカップ状の構造内側に自然落下した水滴が溜められる構造をした石突きである。ねじ部は従来石突きと同様傘本体にねじ込み石突きを固定する。
【実施例0010】
図1は、本発明の折りたたみ傘のカップ状の石突き構造を示すものである。石突きAの外周部に傘布方向に立ち上げた外壁1を設け外壁内部に浅底状の水受け部3を設けた。従って石突の水受け部3内に自然落下した水滴を溜めることができる。
【0011】
図1の2は従来の石突きと同様傘本体に取り付ける為のねじ部である。
【0012】
図2は傘使用後に折りたたんで直立させたイメージである。傘布に付着した水滴が自然落下して石突き外壁1の内側に落ちる仕組みである。
【実施例0013】
図3の6は1の外壁部内側の水受け部に水分を吸収する繊維体や物質(スポンジ、珪藻土等)を装填したイメージである。
使用後に直立させた場合1の外壁内側に装填した吸湿材に水滴が浸み込んでいる為転倒しても水受け部の水滴は漏れ出すことはなく周辺を濡らすことを防ぐことができる。
【実施例0014】
図4は傘を直立させた場合接地面と密着したAの石突き平面部の水分を蒸発させる為にAの平面部と接地面との間に隙間が出来るよう平面部中心部より外周部に向かって放射状に複数本の突起7を設けた構造を有する石突きのイメージである。
【実施例0015】
図6図1の1の外壁部を外側に斜めに開くよう角度をつけて水受け部の容積を増加させた石突きである。
【産業上の利用可能性】
【0016】
傘の先端部品として使用する。
【符号の説明】
【0017】
A 石突き
1 外壁
2 ねじ
3 持ち手
4 傘布
5 水滴
6 繊維体や吸水物質
7 突起
8 斜め外壁
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【手続補正書】
【提出日】2023-04-05
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】
図1図1は本発明の石突きを示した図である。 (実施例1)
図2図2は石突きを取り付けて直立させた図である。
図3図3は石突き外壁部内側に吸湿物を装填した図である。
図4図4は石突き平面部に突起を設けた図である。
図5図5図4の石突きを傘に装着した状態で直立させた図である。
図6図6は石突き外壁部を斜めにした図である。