(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024102186
(43)【公開日】2024-07-30
(54)【発明の名称】エアロゾル送達システムにおける交換可能ユニット間の電気的および機械的接続を形成するコネクタ
(51)【国際特許分類】
A24F 40/42 20200101AFI20240723BHJP
A24F 40/10 20200101ALI20240723BHJP
【FI】
A24F40/42
A24F40/10
【審査請求】有
【請求項の数】30
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024073445
(22)【出願日】2024-04-30
(62)【分割の表示】P 2021519723の分割
【原出願日】2019-10-11
(31)【優先権主張番号】62/744,978
(32)【優先日】2018-10-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】16/386,940
(32)【優先日】2019-04-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】516097871
【氏名又は名称】アール・エイ・アイ・ストラテジック・ホールディングス・インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001173
【氏名又は名称】弁理士法人川口國際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ノバック・ザ・サード,チャールズ・ジェイコブ
(72)【発明者】
【氏名】ネッテンストローム,マシュー・ジョエル
(72)【発明者】
【氏名】シェンヌム,スティーブン・マイケル
(72)【発明者】
【氏名】マッキーオン,トーマス・マイケル
(72)【発明者】
【氏名】バーチマン,ザカリー・ハイ
(57)【要約】 (修正有)
【課題】カートリッジが制御装置に取り外し可能に且つ動作可能に接続されることを可能にする、エアロゾル送達装置を提供する。
【解決手段】エアロゾル送達装置は、バッテリ216と、制御構成要素234と、受容チャンバを画定する外側ハウジング202とを含む制御装置200と、マウスピース部と、液体組成物を収容するタンクと、液体組成物を加熱するように構成されたヒータとを含むカートリッジとを備える。カートリッジおよび制御装置は、それぞれ、カートリッジが制御本体のカートリッジ受容チャンバ212内に取り外し可能に且つ動作可能に受容されることができるように、カートリッジと制御装置との間に磁気的および電気的接続を提供するように構成された少なくとも1つのコネクタを含み、カートリッジの少なくとも1つのコネクタは、マウスピース部に配置されている。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エアロゾル送達装置であって、該エアロゾル送達装置は、
制御装置であって、外壁を画定し且つ近位端および遠位端を有する外側ハウジングを含み、制御装置の近位端がカートリッジ受容チャンバを画定し、制御装置がバッテリおよび制御構成要素をさらに含む制御装置と、
カートリッジであって、マウスピース部およびタンクを含み、マウスピース部が近位端および遠位端を有し、マウスピース部の近位端がそれを貫通して画定された出口ポータルを有し、タンクが閉鎖遠位端をさらに画定し且つ液体組成物を収容するように構成され、カートリッジが液体組成物を加熱するように構成されたヒータをさらに含むカートリッジと、
を備え、
カートリッジおよび制御装置は、それぞれ、カートリッジが制御本体のカートリッジ受容チャンバ内に取り外し可能に且つ動作可能に受容されることができるように、カートリッジと制御装置との間に磁気的および電気的接続を提供するように構成された少なくとも1つのコネクタを含み、カートリッジの少なくとも1つのコネクタがマウスピース部に配置されている、エアロゾル送達装置。
【請求項2】
制御装置がさらに、
カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームを備え、
内側フレームが、
上部フランジと、
内側フレームの上部フランジの周りに間隔を置いて配置された複数の磁石と、
内側フレーム上およびその上部フランジの下方に配置され且つバッテリに動作可能に接続された一対のバネ仕掛けの導電性ピンと、を含み、
カートリッジがさらに、
マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、
フランジの下方に配置された金属プレートと、
ヒータに動作可能に接続された一対の導電性プラグと
を備え、
カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性ピンとカートリッジの導電性プラグとの間に電気的接続が形成される、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項3】
カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石がカートリッジの金属プレートと直接接触するように、制御装置の内側フレームの磁石が上部フランジの上面に露出される、請求項2に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項4】
制御装置がさらに、
カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームであって、上部を含む内側フレームと、
内側フレームの上面に配置された少なくとも1つの取付要素と、
内側フレームに配置された一対のバネ仕掛けの導電性ピンであって、バッテリに動作可能に接続された導電性ピンと、
を備え、
カートリッジがさらに、
マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、
カートリッジのフランジに配置された少なくとも1つの取付要素と、
ヒータに動作可能に接続された一対の導電性プラグと
を備え、
カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の少なくとも1つの取付要素とカートリッジの少なくとも1つの取付要素との間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性ピンとカートリッジの導電性プラグとの間に電気的接続が形成される、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項5】
制御装置の内側フレームの上部が傾斜面を含み、制御装置の少なくとも1つの取付要素が、内側フレームの傾斜面の周りに間隔を置いて配置された複数の磁石を備え、カートリッジのフランジが、対応する傾斜面を含み、カートリッジの少なくとも1つの取付要素が、フランジの傾斜面の周りに間隔を置いて配置された複数の磁石を備える、請求項4に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項6】
制御装置の内側フレームの上部が傾斜面を含み、制御装置の少なくとも1つの取付要素が、内側フレームの傾斜面の周りに間隔を置いて配置された複数の磁石を備え、カートリッジのフランジが、対応する傾斜面を含み、カートリッジの少なくとも1つの取付要素が、フランジの傾斜面の周りに間隔を置いて配置された複数の金属プレートを備える、請求項4に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項7】
制御装置の内側フレームの上部が傾斜面を含み、制御装置の少なくとも1つの取付要素が、内側フレームの傾斜面の周りに間隔を置いて配置された複数の磁石を備え、カートリッジのフランジが傾斜面を含み、少なくとも1つの取付要素が、フランジの傾斜面を具備する金属リングを備える、請求項4に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項8】
制御装置の少なくとも1つの取付要素が、内側フレームの上部を備える傾斜面を含む磁気リングを備え、カートリッジのフランジが傾斜面を含み、カートリッジの少なくとも1つの取付要素が、フランジの傾斜面を具備する金属リングを備える、請求項4に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項9】
制御装置がさらに、
カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームであって、上部を含む内側フレームと、
内側フレームの上部の一部を具備する一対の別個の磁石と、
を備え、
カートリッジがさらに、
マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、
一対の金属プレートであって、カートリッジのフランジの一部を具備し、ヒータに動作可能に接続される金属プレートと、
を備え、
カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの一対の別個の磁石とカートリッジの一対の別個の金属プレートとの間に磁気的接続および電気的接続の双方が形成される、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項10】
制御装置の内側フレームの一対の別個の磁石が傾斜面を含み、カートリッジのフランジの一対の金属プレートが対応する傾斜面を含む、請求項9に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項11】
制御装置がさらに、
カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームと、
内側フレームに配置された複数の磁石球と、
内側フレームに配置された一対のバネ仕掛けの導電性ピンであって、バッテリに動作可能に接続された導電性ピンと、
を備え、
カートリッジがさらに、
一対の金属プレートを備え、各金属プレートがその両端に受容戻り止めを含み、金属プレートがヒータに動作可能に接続され、
カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石球とカートリッジの金属プレートの受容戻り止めとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性ピンとカートリッジの金属プレートとの間に電気的接続が形成される、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項12】
制御装置がさらに、
カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームと、
内側フレーム内に配置された一対の傾斜磁石と、
内側フレーム内に配置され且つ一対の傾斜磁石の下方に配置され、バッテリに動作可能に接続された一対のバネ仕掛けの導電性ピンと、
を備え、
カートリッジが、さらに、
マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、
フランジ内に配置された一対の尖った摺動金属プレートと、
一対の導電性プラグであって、ヒータに動作可能に接続された導電性プラグと、
を備え、
カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの傾斜磁石とカートリッジの尖った摺動金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性ピンとカートリッジの導電性プラグとの間に電気的接続が形成される、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項13】
制御装置がさらに、
カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームであって、上部フランジを含む内側フレームと、
内側フレームの上部フランジ内に延在する複数の円筒形磁石と、
内側フレーム上およびその上部フランジの下方に配置され且つバッテリに動作可能に接続された一対のバネ仕掛けの導電性ピンと、
を備え、
カートリッジがさらに、
マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、
フランジの下方に配置された金属プレートと、
ヒータに動作可能に接続された一対の導電性プラグと
を備え、
カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性ピンとカートリッジの導電性プラグとの間に電気的接続が形成される、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項14】
複数の円筒形磁石は、磁石の上面が上部フランジの上面と実質的に面一になるように、内側フレームの上部フランジを通って延在している、請求項13に記載のエアロゾル装置。
【請求項15】
制御装置がさらに、
カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームであって、上部フランジを含む内側フレームと、
内側フレームの上部フランジ内に延在する複数の円筒形磁石と、
内側フレームの上部フランジ内に延在する一対のバネ仕掛けの導電性ピンであって、バッテリに動作可能に接続された導電性ピンと、
を備え、
カートリッジがさらに、
マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、
フランジの底面の一部を具備する一対の金属プレートであって、ヒータに動作可能に接続された金属プレートと、
を備え、
カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性ピンとカートリッジの金属プレートとの間に電気的接続が形成される、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項16】
複数の円筒形磁石は、磁石の上面が上部フランジの上面と実質的に面一になるように、内側フレームの上部フランジを通って延在している、請求項15に記載のエアロゾル装置。
【請求項17】
制御装置がさらに、
カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームであって、上部フランジを含む内側フレームと、
内側フレームの上部フランジ内に延在する一対の円筒形磁石であって、バッテリに動作可能に接続された円筒形磁石と、
を備え、
カートリッジがさらに、
マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、
フランジの底面の一部を具備する一対の金属プレートであって、ヒータに動作可能に接続された金属プレートと、
を備え、
カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの金属プレートとの間に磁気的接続および電気的接続の双方が形成される、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項18】
一対の円筒形磁石は、磁石の上面が上部フランジの上面と実質的に面一になるように、内側フレームの上部フランジを通って延在している、請求項17に記載のエアロゾル装置。
【請求項19】
制御装置がさらに、
カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームであって、上部フランジを含む内側フレームと、
内側フレームの上部フランジを通って延在する一対の円筒形磁石と、
一対の導電性ケーシングであって、各導電性ケーシングが、それぞれの磁石の側面を実質的に囲み、ケーシングの上縁が上部フランジの上面と実質的に面一になるように、内側フレームの上部フランジを通って延在しており、バッテリに動作可能に接続された導電性ケーシングと、
を備え、
カートリッジがさらに、
マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、
フランジの底面の一部を具備する一対の金属プレートであって、ヒータに動作可能に接続された金属プレートと、
を備え、
カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性ケーシングとカートリッジの金属プレートとの間に電気的接続が形成される、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項20】
制御装置がさらに、
カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームであって、上部フランジを含む内側フレームと、
内側フレームの上部フランジ内に延在する一対の円筒形磁石と、
一対の導電性ケーシングであって、各導電性ケーシングが、それぞれの磁石の上面および側面を実質的に囲み、ケーシングの上面が上部フランジの上面と実質的に面一になるように、内側フレームの上部フランジを通って延在しており、バッテリに動作可能に接続された、導電性ケーシングと、
を備え、
カートリッジがさらに、
マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、
フランジの底面の一部を備える一対の金属プレートであって、ヒータに動作可能に接続された金属プレートと、
を備え、
カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性ケーシングとカートリッジの金属プレートとの間に電気的接続が形成される、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項21】
制御装置がさらに、
カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームをであって、上部フランジを含む内側フレームと、
内側フレームの上部フランジ内に配置された複数の磁石と、
内側フレームの上部フランジ内に配置された一対の金属プレートであって、金属プレートの上面が、上部フランジの上面と実質的に面一であり、バッテリに動作可能に接続された金属プレートと、
を備え、
カートリッジがさらに、
マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、
フランジの下方に配置された第1および第2の対の金属プレートであって、第1の対の金属プレートがヒータに動作可能に接続された、金属プレートと、
を備え、
カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの第2の対の金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの一対の金属プレートとカートリッジの第1の対の金属プレートとの間に電気的接続が形成される、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項22】
制御装置がさらに、
カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームであって、上部フランジを含む内側フレームと、
内側フレームの上部フランジ内に配置された複数の磁石と、
内側フレームの上部フランジ内に配置された一対の金属プレートであって、金属プレートの上面が、上部フランジの上面と実質的に面一であり、金属プレートがバッテリに動作可能に接続された金属プレートと、
を備え、
カートリッジがさらに、
マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、
フランジの下方に配置された一対の金属プレートであって、ヒータに動作可能に接続された金属プレートと、
を備え、
カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの一対の金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの一対の金属プレートとカートリッジの一対の金属プレートとの間に電気的接続が形成される、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項23】
制御装置がさらに、
カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームであって、上部フランジを含む内側フレームと、
内側フレームの上部フランジ内に配置された一対の磁石と、
内側フレームの上部フランジ内に配置された一対の金属プレートであって、バッテリに動作可能に接続された金属プレートと、
を備え、
カートリッジがさらに、
マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、
一対の金属プレートであって、金属プレートがカートリッジのフランジの一部を備え、ヒータに動作可能に接続された金属プレートと、
を備え、
カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの一対の金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの一対の金属プレートとカートリッジの一対の金属プレートとの間に電気的接続が形成される、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項24】
制御装置がさらに、
カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームであって、上部フランジを含む内側フレームと、
内側フレームの上部フランジに配置された一対の磁石と、
内側フレームの上部フランジに配置された一対の金属プレートであって、バッテリに動作可能に接続された金属プレートと、
を備え、
カートリッジがさらに、
マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、
フランジの一部を備える金属リングと、
一対の導電性バネ接点であって、ヒータに動作可能に接続されたバネ接点と、
を備え、
カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの金属リングとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの一対の金属プレートとカートリッジの一対の導電性バネ接点との間に電気的接続が形成される、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項25】
制御装置がさらに、
カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームであって、上部フランジを含む内側フレームと、
内側フレームの上部フランジ内に延在する複数の円筒形磁石と、
内側フレームの上部フランジ内に延在する一対の導電性ピンであって、バッテリに動作可能に接続された導電性ピンと、
を備え、
カートリッジがさらに、
マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、
フランジの底面の一部を具備する一対の金属プレートであって、金属プレートがヒータに動作可能に接続され、各金属プレートが一体型バネ接点を含む、金属プレートと、
を備え、
カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性ピンとカートリッジの金属プレートの一体型バネ接点との間に電気的接続が形成される、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項26】
制御装置がさらに、
カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームであって、上部フランジを含む内側フレームと、
内側フレームの上部フランジの周りに間隔を置いて配置された複数の磁石と、
内側フレーム上およびその上部フランジの下方に配置され且つバッテリに動作可能に接続された一対の導電性バネ接点と、
を備え、
カートリッジがさらに、
マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、
フランジの下方に配置された金属プレートと、
ヒータに動作可能に接続された一対の導電性プラグと、
を備え、
カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性バネ接点とカートリッジの導電性プラグとの間に電気的接続が形成される、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項27】
制御装置がさらに、
カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームであって、上部を含む内側フレームと、
内側フレームの上面に配置された少なくとも1つの取付要素と、
内側フレームに配置された一対の導電性バネ接点であって、バッテリに動作可能に接続された導電性バネ接点と、
を備え、
カートリッジがさらに、
マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、
カートリッジのフランジに配置された少なくとも1つの取付要素と、
ヒータに動作可能に接続された一対の導電性プラグと、
を備え、
カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の少なくとも1つの取付要素とカートリッジの少なくとも1つの取付要素との間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性バネ接点とカートリッジの導電性プラグとの間に電気的接続が形成される、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項28】
制御装置がさらに、
カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームと、
内側フレームに配置された複数の磁石球と、
内側フレームに配置された一対の導電性バネ接点であって、バッテリに動作可能に接続された導電性バネ接点と、
を備え、
カートリッジがさらに、
一対の金属プレートを備え、各金属プレートがその両端に受容戻り止めを含み、金属プレートがヒータに動作可能に接続され、
カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石球とカートリッジの金属プレートの受容戻り止めとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性バネ接点とカートリッジの金属プレートとの間に電気的接続が形成される、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項29】
制御装置がさらに、
カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームと、
内側フレーム内に配置された一対の傾斜磁石と、
内側フレーム内に配置され且つ一対の傾斜磁石の下方に配置され、導電性ピンがバッテリに動作可能に接続された、一対の導電性バネ接点と、
を備え、
カートリッジがさらに、
マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、
フランジ内に配置された一対の尖った摺動金属プレートと、
一対の導電性プラグであって、ヒータに動作可能に接続された導電性プラグと、
を備え、
カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの傾斜磁石とカートリッジの尖った摺動金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性バネ接点とカートリッジの導電性プラグとの間に電気的接続が形成される、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項30】
制御装置がさらに、
カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームであって、上部フランジを含む内側フレームと、
内側フレームの上部フランジ内に延在する複数の円筒形磁石と、
内側フレーム上およびその上部フランジの下方に配置され、導電性ピンがバッテリに動作可能に接続された、一対の導電性バネ接点と、
を備え、
カートリッジがさらに、
マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、
フランジの下方に配置された金属プレートと、
ヒータに動作可能に接続された一対の導電性プラグと、
を備え、
カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性バネ接点とカートリッジの導電性プラグとの間に電気的接続が形成される、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【請求項31】
制御装置がさらに、
カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームであって、上部フランジを含む内側フレームと、
内側フレームの上部フランジ内に延在する複数の円筒形磁石と、
内側フレームの上部フランジ内に延在し、導電性ピンがバッテリに動作可能に接続された一対の導電性バネ接点と、
を備え、
カートリッジがさらに、
マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、
フランジの底面の一部を備える一対の金属プレートであって、ヒータに動作可能に接続された金属プレートと、
を備え、
カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性バネ接点とカートリッジの金属プレートとの間に電気的接続が形成される、請求項1に記載のエアロゾル送達装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2019年4月17日に出願された「Connectors for Forming Electrical and Mechanical Connections Between Interchangeable Units in an Aerosol Delivery System」と題する米国特許出願第16/386,940号、および2018年10月12日に出願された「Aerosol Forming Device」と題する米国仮特許出願第62/744,978号の優先権および利益を主張し、これらのそれぞれは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
【0002】
本開示は、喫煙品などのエアロゾル送達装置に関し、より具体的には、エアロゾルの生成のために電気的に生成された熱を利用することができるエアロゾル送達装置(例えば、一般に電子タバコと呼ばれる喫煙品)に関する。喫煙品は、エアロゾル前駆体を加熱するように構成されることができ、これは、タバコから作られるかもしくはタバコに由来する材料を組み込むかまたはタバコを組み込むことができ、前駆体は、人間が消費する吸入可能な物質を形成することができる。
【背景技術】
【0003】
多くの喫煙具は、使用のためにタバコを燃焼させることを必要とする喫煙製品の改良または代替として長年にわたって提案されている。これらの装置の多くは、タバコ、葉巻、またはパイプ喫煙に関連する感覚を提供するが、タバコの燃焼に起因するかなりの量の不完全燃焼および熱分解生成物を送達しないように意図的に設計されている。この目的のために、電気エネルギを利用して揮発性物質を気化もしくは加熱するか、または大幅にタバコを燃焼させることなくタバコ、葉巻またはパイプ喫煙の感覚を提供しようとする多くの喫煙製品、香味発生器、および薬用吸入器が提案されている。例えば、参照によりそれらの全体が本明細書に組み込まれるRobinsonらによる米国特許第7,726,320号明細書、Griffith Jr.らによる米国特許出願公開第2013/0255702号明細書、およびSearsらによる米国特許出願公開第2014/0096781号明細書に記載された背景技術に記載されている様々な代替喫煙品、エアロゾル送達装置および熱源を参照されたい。例えば、参照によりその全体が本明細書に組み込まれるBlessらによる米国特許出願公開第2015/0216232号明細書において商品名および商業的供給源によって参照される様々な種類の喫煙品、エアロゾル送達装置および電動熱源もまた参照されたい。有利な有用性特徴を有するエアロゾル送達装置を提供することが望ましいであろう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】米国特許第7,726,320号明細書
【特許文献2】米国特許出願公開第2013/0255702号明細書
【特許文献3】米国特許出願公開第2014/0096781号明細書
【特許文献4】米国特許出願公開第2015/0216232号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、エアロゾル送達装置、そのような装置を形成する方法、およびそのような装置の要素に関する。本開示は、特に、エアロゾル送達装置およびエアロゾル送達装置とともに取り外し可能に使用するためのカートリッジに関することができる。これに関して、本開示の様々な実施形態は、制御装置およびカートリッジを含む有利な有用性特徴を有するエアロゾル送達装置であって、電気的および機械的接続がカートリッジおよび制御装置に設けられ、カートリッジが制御装置に取り外し可能に且つ動作可能に接続されることを可能にする、エアロゾル送達装置を提供する。本開示は、限定されないが、以下の例示的な実装を含む。
【課題を解決するための手段】
【0006】
例示的実装1:エアロゾル送達装置であって、該エアロゾル送達装置は、外壁を画定し且つ近位端および遠位端を有する外側ハウジングを含む制御装置であって、制御装置の近位端がカートリッジ受容チャンバを画定し、制御装置がバッテリおよび制御構成要素をさらに含む制御装置と、マウスピース部およびタンクを含むカートリッジであって、マウスピース部が近位端および遠位端を有し、マウスピース部の近位端がそれを貫通して画定された出口ポータルを有し、タンクが閉鎖遠位端をさらに画定し、且つ液体組成物を収容するように構成され、カートリッジが液体組成物を加熱するように構成されたヒータをさらに含むカートリッジと、を備え、カートリッジおよび制御装置が、それぞれ、カートリッジが制御本体のカートリッジ受容チャンバ内に取り外し可能に且つ動作可能に受容されることができるように、カートリッジと制御装置との間に磁気的および電気的接続を提供するように構成された少なくとも1つのコネクタを含み、カートリッジの少なくとも1つのコネクタがマウスピース部に配置されている、エアロゾル送達装置。
【0007】
例示的実装2:内側フレームが、上部フランジと、内側フレームの上部フランジの周りに間隔を置いて配置された複数の磁石と、内側フレーム上およびその上部フランジの下方に配置され且つバッテリに動作可能に接続された一対のバネ仕掛けの導電性ピンとを含み、カートリッジが、マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、フランジの下方に配置された金属プレートと、ヒータに動作可能に接続された一対の導電性プラグとをさらに備え、カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性ピンとカートリッジの導電性プラグとの間に電気的接続が形成される、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0008】
例示的実装3:カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石がカートリッジの金属プレートと直接接触するように、制御装置の内側フレームの磁石が上部フランジの上面に露出される、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0009】
例示的実装4:制御装置が、カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームをさらに備え、内側フレームが、上部と、内側フレームの上面に配置された少なくとも1つの取付要素と、内側フレームに配置された一対のバネ仕掛けの導電性ピンであって、バッテリに動作可能に接続された導電性ピンとを含み、カートリッジが、マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、カートリッジのフランジに配置された少なくとも1つの取付要素と、ヒータに動作可能に接続された一対の導電性プラグとをさらに備え、カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の少なくとも1つの取付要素とカートリッジの少なくとも1つの取付要素との間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性ピンとカートリッジの導電性プラグとの間に電気的接続が形成される、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0010】
例示的実装5:制御装置の内側フレームの上部が傾斜面を含み、制御装置の少なくとも1つの取付要素が、内側フレームの傾斜面の周りに間隔を置いて配置された複数の磁石を備え、カートリッジのフランジが、対応する傾斜面を含み、カートリッジの少なくとも1つの取付要素が、フランジの傾斜面の周りに間隔を置いて配置された複数の磁石を備える、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0011】
例示的実装6:制御装置の内側フレームの上部が傾斜面を含み、制御装置の少なくとも1つの取付要素が、内側フレームの傾斜面の周りに間隔を置いて配置された複数の磁石を備え、カートリッジのフランジが、対応する傾斜面を含み、カートリッジの少なくとも1つの取付要素が、フランジの傾斜面の周りに間隔を置いて配置された複数の金属プレートを備える、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0012】
例示的実装7:制御装置の内側フレームの上部が傾斜面を含み、制御装置の少なくとも1つの取付要素が、内側フレームの傾斜面の周りに間隔を置いて配置された複数の磁石を備え、カートリッジのフランジが傾斜面を含み、少なくとも1つの取付要素が、フランジの傾斜面を備える金属リングを備える、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0013】
例示的実装8:制御装置の少なくとも1つの取付要素が、内側フレームの上部を備える傾斜面を含む磁気リングを備え、カートリッジのフランジが傾斜面を含み、カートリッジの少なくとも1つの取付要素が、フランジの傾斜面を備える金属リングを備える、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0014】
例示的実装9:制御装置が、カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームをさらに備え、内側フレームが、上部と、内側フレームの上部の一部を備える一対の別個の磁石とを含み、カートリッジが、マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジをさらに備え、一対の金属プレートがカートリッジのフランジの一部を備え、金属プレートがヒータに動作可能に接続され、カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの一対の別個の磁石とカートリッジの一対の別個の金属プレートとの間に磁気的接続および電気的接続の双方が形成される、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0015】
例示的実装10:制御装置の内側フレームの一対の別個の磁石が傾斜面を含み、カートリッジのフランジの一対の金属プレートが対応する傾斜面を含む、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0016】
例示的実装11:制御装置が、カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームと、内側フレームに配置された複数の磁石球と、内側フレームに配置された一対のバネ仕掛けの導電性ピンであって、バッテリに動作可能に接続された導電性ピンとをさらに備え、カートリッジが、一対の金属プレートであって、各金属プレートがその両端に受容戻り止めを含み、金属プレートがヒータに動作可能に接続された金属プレートをさらに備え、カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石球とカートリッジの金属プレートの受容戻り止めとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性ピンとカートリッジの金属プレートとの間に電気的接続が形成される、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0017】
例示的実装12:制御装置が、カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームと、内側フレーム内に配置された一対の傾斜磁石と、内側フレーム内に配置され且つ一対の傾斜磁石の下方に配置され、バッテリに動作可能に接続された一対のバネ仕掛けの導電性ピンとをさらに備え、カートリッジが、マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、フランジ内に配置された一対の尖った摺動金属プレートと、一対の導電性プラグであって、ヒータに動作可能に接続された導電性プラグとをさらに備え、カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの傾斜磁石とカートリッジの尖った摺動金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性ピンとカートリッジの導電性プラグとの間に電気的接続が形成される、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0018】
例示的実装13:制御装置が、カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームをさらに備え、内側フレームが、上部フランジと、内側フレームの上部フランジ内に延在する複数の円筒形磁石と、内側フレーム上およびその上部フランジの下方に配置され且つバッテリに動作可能に接続された一対のバネ仕掛けの導電性ピンとを含み、カートリッジが、マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、フランジの下方に配置された金属プレートと、ヒータに動作可能に接続された一対の導電性プラグとをさらに備え、カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性ピンとカートリッジの導電性プラグとの間に電気的接続が形成される、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0019】
例示的実装14:複数の円筒形磁石は、磁石の上面が上部フランジの上面と実質的に面一になるように、内側フレームの上部フランジを通って延在している、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0020】
例示的実装15:制御装置が、カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームをさらに備え、内側フレームが、上部フランジと、内側フレームの上部フランジ内に延在する複数の円筒形磁石と、内側フレームの上部フランジ内に延在する一対のバネ仕掛けの導電性ピンであって、バッテリに動作可能に接続された導電性ピンとを含み、カートリッジが、マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、フランジの底面の一部を備える一対の金属プレートであって、ヒータに動作可能に接続された金属プレートとをさらに備え、カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性ピンとカートリッジの金属プレートとの間に電気的接続が形成される、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0021】
例示的実装16:複数の円筒形磁石は、磁石の上面が上部フランジの上面と実質的に面一になるように、内側フレームの上部フランジを通って延在している、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0022】
例示的実装17:制御装置が、カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームをさらに備え、内側フレームが、上部フランジと、内側フレームの上部フランジ内に延在する一対の円筒形磁石であって、バッテリに動作可能に接続された円筒形磁石とを含み、カートリッジが、マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、フランジの底面の一部を備える一対の金属プレートであって、ヒータに動作可能に接続された金属プレートとをさらに備え、カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの金属プレートとの間に磁気的接続および電気的接続の双方が形成される、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0023】
例示的実装18:一対の円筒形磁石は、磁石の上面が上部フランジの上面と実質的に面一になるように、内側フレームの上部フランジを通って延在している、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0024】
例示的実装19:制御装置が、カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームをさらに備え、内側フレームが、上部フランジと、内側フレームの上部フランジを通って延在する一対の円筒形磁石と、一対の導電性ケーシングであって、各導電性ケーシングが、それぞれの磁石の側面を実質的に囲み、ケーシングの上縁が上部フランジの上面と実質的に面一になるように、内側フレームの上部フランジを通って延在しており、バッテリに動作可能に接続された、導電性ケーシングとを含み、カートリッジが、マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、フランジの底面の一部を備える一対の金属プレートであって、ヒータに動作可能に接続された金属プレートとをさらに備え、カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性ケーシングとカートリッジの金属プレートとの間に電気的接続が形成される、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0025】
例示的実装20:制御装置が、カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームをさらに備え、内側フレームが、上部フランジと、内側フレームの上部フランジ内に延在する一対の円筒形磁石と、一対の導電性ケーシングであって、各導電性ケーシングが、それぞれの磁石の上面および側面を実質的に囲み、ケーシングの上面が上部フランジの上面と実質的に面一になるように、内側フレームの上部フランジを通って延在しており、バッテリに動作可能に接続された、導電性ケーシングと、を含み、カートリッジが、マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、フランジの底面の一部を備える一対の金属プレートであって、ヒータに動作可能に接続された金属プレートとをさらに備え、カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの導電性ケーシングとカートリッジの金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの金属プレートとの間に電気的接続が形成される、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0026】
例示的実装21:制御装置が、カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームをさらに備え、内側フレームが、上部フランジと、内側フレームの上部フランジ内に配置された複数の磁石と、内側フレームの上部フランジ内に配置された一対の金属プレートであって、金属プレートの上面が、上部フランジの上面と実質的に面一であり、金属プレートがバッテリに動作可能に接続された金属プレートとを含み、カートリッジが、マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、フランジの下方に配置された第1および第2の対の金属プレートであって、第1の対の金属プレートがヒータに動作可能に接続された金属プレートと、をさらに備え、カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの第2の対の金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの一対の金属プレートとカートリッジの第1の対の金属プレートとの間に電気的接続が形成される、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0027】
例示的実装22:制御装置が、カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームをさらに備え、内側フレームが、上部フランジと、内側フレームの上部フランジ内に配置された複数の磁石と、内側フレームの上側フランジ内に配置された一対の金属プレートであって、金属プレートの上面が、上側フランジの上面と実質的に面一にあり、バッテリに動作可能に接続された、金属プレートとを含み、カートリッジが、マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、フランジの下方に配置された一対の金属プレートであって、ヒータに動作可能に接続された一対の金属プレートと、をさらに備え、カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの一対の金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの一対の金属プレートと、カートリッジの一対の金属プレートとの間に電気的接続が形成される、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0028】
例示的実装23:制御装置が、カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームをさらに備え、内側フレームが、上部フランジと、内側フレームの上部フランジに配置された一対の磁石と、内側フレームの上部フランジに配置された一対の金属プレートであって、バッテリに動作可能に接続された金属プレートとを含み、カートリッジが、マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、一対の金属プレートであって、金属プレートがカートリッジのフランジの一部を備え、金属プレートがヒータに動作可能に接続された、金属プレートと、をさらに備え、カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの一対の金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの一対の金属プレートとカートリッジの一対の金属プレートとの間に電気的接続が形成される、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0029】
例示的実装24:制御装置が、カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームをさらに備え、内側フレームが、上部フランジと、内側フレームの上部フランジに配置された一対の磁石と、内側フレームの上部フランジに配置された一対の金属プレートであって、バッテリに動作可能に接続された金属プレートとを含み、カートリッジが、マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、フランジの一部を備える金属リングと、一対の導電性バネ接点であって、ヒータに動作可能に接続されたバネ接点とをさらに備え、カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの金属リングとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの一対の金属プレートとカートリッジの導電性バネ接点との間に電気的接続が形成される、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0030】
例示的実装25:制御装置が、カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームをさらに備え、内側フレームが、上部フランジと、内側フレームの上部フランジ内に延在する複数の円筒形磁石と、内側フレームの上部フランジ内に延在する一対の導電性ピンであって、バッテリに動作可能に接続された導電性ピンとを含み、カートリッジが、マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、フランジの底面の一部を備える一対の金属プレートであって、金属プレートがヒータに動作可能に接続され、各金属プレートが一体型バネ接点を含む、金属プレートと、をさらに備え、カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性ピンとカートリッジの金属プレートの一体型バネ接点との間に電気的接続が形成される、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0031】
例示的実装26:制御装置が、カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームをさらに備え、内側フレームが、上部フランジと、内側フレームの上部フランジの周りに間隔を置いて配置された複数の磁石と、内側フレーム上およびその上部フランジの下方に配置され、バッテリに動作可能に接続された一対の導電性バネ接点とを含み、カートリッジが、マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、フランジの下方に配置された金属プレートと、ヒータに動作可能に接続された一対の導電性プラグとをさらに備え、カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性バネ接点とカートリッジの導電性プラグとの間に電気的接続が形成される、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0032】
例示的実装27:制御装置が、カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームをさらに備え、内側フレームが、上部と、内側フレームの上面に配置された少なくとも1つの取付要素と、内側フレームに配置された一対の導電性バネ接点であって、バッテリに動作可能に接続された導電性バネ接点とを含み、カートリッジがマウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、カートリッジのフランジに配置された少なくとも1つの取付要素と、ヒータに動作可能に接続された一対の導電性プラグとをさらに備え、カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の少なくとも1つの取付要素とカートリッジの少なくとも1つの取付要素との間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性バネ接点とカートリッジの導電性プラグとの間に電気的接続が形成される、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0033】
例示的実装28:制御装置が、カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームと、内側フレームに配置された複数の磁石球と、内側フレームに配置された一対の導電性バネ接点であって、バッテリに動作可能に接続された導電性バネ接点とをさらに備え、カートリッジが一対の金属プレートであって、各金属プレートがその両端に受容戻り止めを含み、金属プレートがヒータに動作可能に接続された、金属プレートをさらに備え、カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石球とカートリッジの金属プレートの受容戻り止めとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性バネ接点とカートリッジの金属プレートとの間に電気的接続が形成される、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0034】
例示的実装29:制御装置が、カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームと、内側フレーム内に配置された一対の傾斜磁石と、内側フレーム内に配置され且つ一対の傾斜磁石の下方に配置され、導電性ピンがバッテリに動作可能に接続された、一対の導電性バネ接点とをさらに備え、カートリッジが、マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、フランジ内に配置された一対の尖った摺動金属プレートと、一対の導電性プラグであって、ヒータに動作可能に接続された導電性プラグとをさらに備え、カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの傾斜磁石とカートリッジの尖った摺動金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性バネ接点とカートリッジの導電性プラグとの間に電気的接続が形成される、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0035】
例示的実装30:制御装置が、カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームをさらに備え、内側フレームが、上部フランジと、内側フレームの上部フランジ内に延在する複数の円筒形磁石と、内側フレーム上およびその上部フランジの下方に配置され、導電性ピンがバッテリに動作可能に接続された、一対の導電性バネ接点とを含み、カートリッジが、マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、フランジの下方に配置された金属プレートと、ヒータに動作可能に接続された一対の導電性プラグとをさらに備え、カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性バネ接点とカートリッジの導電性プラグとの間に電気的接続が形成される、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0036】
例示的実装31:制御装置が、カートリッジ受容チャンバを画定する内側フレームをさらに備え、内側フレームが、上部フランジと、内側フレームの上部フランジ内に延在する複数の円筒形磁石と、内側フレームの上部フランジ内に延在する一対の導電性バネ接点であって、バッテリに動作可能に接続された導電性ピンとを含み、カートリッジが、マウスピース部の近位端と遠位端との間に配置されたフランジと、フランジの底面の一部を備える一対の金属プレートであって、ヒータに動作可能に接続された金属プレートとをさらに備え、カートリッジがカートリッジ受容チャンバに受容されると、制御装置の内側フレームの磁石とカートリッジの金属プレートとの間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレームの導電性バネ接点とカートリッジの金属プレートとの間に電気的接続が形成される、任意の先行する例示的実装、または任意の先行する例示的実装の任意の組み合わせのエアロゾル送達装置。
【0037】
本開示のこれらのおよび他の特徴、態様、および利点は、以下に簡単に説明される添付の図面とともに以下の詳細な説明を読むことから明らかになろう。本発明は、2つ、3つ、4つ、またはそれ以上の上述の実施形態の任意の組み合わせ、ならびにそのような特徴または要素が本明細書における特定の実施形態の説明において明示的に組み合わせられるかどうかにかかわらず、本開示に記載の任意の2つ、3つ、4つまたはそれ以上の特徴または要素の組み合わせを含む。本開示は、その様々な態様および実施形態のいずれかにおいて、開示された発明の任意の分離可能な特徴または要素が、文脈が明らかにそうでないことを指示しない限り組み合わせ可能であることが意図されるものとしてみなされるべきであるように、全体的に読まれるように意図される。
【0038】
上記の一般用語で本開示をそのように説明してきたが、ここで、必ずしも縮尺どおりに描かれていない添付図面を参照する。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【
図1】本開示の例示的実装にかかるエアロゾル送達装置の斜視図を示している。
【
図2】
図1に示すエアロゾル送達装置の制御装置の部分断面を示している。
【
図3A】本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。
【
図3B】本開示の例示的実装にかかる
図3Aのカートリッジの断面図を示している。
【
図4A】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分斜視図を示している。
【
図4B】本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。
【
図5】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分断面図を示している。
【
図6】本開示の例示的実装にかかる制御の内側フレームの部分斜視図を示している。
【
図7】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分断面図を示している。
【
図8A】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの斜視図を示している。
【
図8B】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分分解平面図を示している。
【
図8C】本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。
【
図9】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分断面図を示している。
【
図10A】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの斜視図を示している。
【
図10B】本開示の例示的実装にかかるカートリッジの部分分解平面図を示している。
【
図10C】本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。
【
図11】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分断面図を示している。
【
図12A】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの分解部分斜視図を示している。
【
図12B】本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。
【
図13】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分断面図を示している。
【
図14A】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分斜視図を示している。
【
図14B】本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。
【
図14C】本開示の例示的実装にかかるカートリッジの部分透過斜視図を示している。
【
図15】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分断面図を示している。
【
図16A】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分斜視図を示している。
【
図16B】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの平面図を示している。
【
図16C】本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。
【
図17】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分断面図を示している。
【
図18A】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分斜視図を示している。
【
図18B】本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。
【
図19A】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに完全に結合される前のカートリッジの部分断面図を示している。
【
図19B】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分断面図を示している。
【
図20A】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分透過斜視図を示している。
【
図20B】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分斜視図を示している。
【
図20C】本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。
【
図21】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分断面図を示している。
【
図22A】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分斜視図を示している。
【
図22B】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分斜視図を示している。
【
図22C】本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。
【
図23】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分断面図を示している。
【
図24A】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分斜視図を示している。
【
図24B】本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。
【
図25】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分断面図を示している。
【
図26A】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分斜視図を示している。
【
図26B】本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。
【
図27】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分断面図を示している。
【
図28A】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの分解部分斜視図を示している。
【
図28B】本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。
【
図29】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分断面図を示している。
【
図30A】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分分解斜視図を示している。
【
図30B】本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。
【
図30C】本開示の例示的実装にかかるカートリッジの底面図を示している。
【
図31】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分断面図を示している。
【
図32A】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分分解斜視図を示している。
【
図32B】本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。
【
図32C】本開示の例示的実装にかかるカートリッジの底面図を示している。
【
図33】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分断面図を示している。
【
図34】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分分解斜視図を示している。
【
図35A】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分斜視図を示している。
【
図35B】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分透過斜視図を示している。
【
図36A】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分斜視図を示している。
【
図36B】本開示の例示的実装にかかるカートリッジの部分透過斜視図を示している。
【
図37】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分断面図を示している。
【
図38A】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分透過斜視図を示している。
【
図38B】本開示の例示的実装にかかるカートリッジの部分斜視図を示している。
【
図39】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分断面図を示している。
【
図40】本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分断面図を示している。
【発明を実施するための形態】
【0040】
本開示は、その例示的な実施形態を参照して、以下においてより完全に説明される。これらの例示的な実施形態は、本開示が徹底的且つ完全であり、本開示の範囲を当業者に完全に伝えるように記載される。実際、本開示は、多くの異なる形態で具体化されてもよく、本明細書に記載の実施形態に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が適用可能な法的要件を満たすように提供される。本明細書および添付の特許請求の範囲で使用される場合、単数形「a」、「an」、「the」は、文脈上他に明確に指示されない限り、複数の指示対象を含む。
【0041】
以下に説明されるように、本開示の実施形態は、エアロゾル送達装置または気化装置に関し、前記用語は、本明細書では互換的に使用される。本開示にかかるエアロゾル送達装置は、電気エネルギを使用して材料を加熱し(好ましくは材料を有意な程度まで燃焼させることなくおよび/または材料を大幅に化学的に変化させることなく)、吸入可能物質を形成し、そのような装置の構成要素は、最も好ましくはハンドヘルド装置とみなすのに十分にコンパクトである物品の形態を有する。すなわち、好ましいエアロゾル送達装置の構成要素の使用は、煙の生成-すなわち、タバコの燃焼または熱分解の副産物からの生成をもたらさないが、むしろ、それらの好ましいシステムの使用は、内部に組み込まれている特定の成分の揮発または気化から結果として生じる蒸気の生成をもたらす。好ましい実施形態では、エアロゾル送達装置の構成要素は、電子タバコとして特徴付けることができ、それらの電子タバコは、最も好ましくは、タバコおよび/またはタバコに由来する成分を組み込み、したがって、エアロゾル形態のタバコ誘導成分を送達する。
【0042】
特定の好ましいエアロゾル送達装置のエアロゾル生成部品は、そのいずれかの成分のかなりの程度の燃焼を何ら伴わずにタバコを点火して燃焼させることによって(したがって、タバコの煙を吸い込むことによって)使用されるタバコ、葉巻、またはパイプ喫煙の多くの感覚(例えば、吸入および呼気行為、味または風味の種類、感覚刺激効果、物理的感触、使用行為、視認可能なエアロゾルによって提供されるような視覚的合図など)を提供することができる。例えば、本開示のエアロゾル生成部品のユーザは、喫煙者が伝統的な種類の喫煙品を使用するように、その部品を保持して使用し、その部品によって生成されるエアロゾルを吸入するためにその部品の一端を吸引し、選択された時間間隔でタバコを吸うまたはふかすなどをすることができる。
【0043】
本開示のエアロゾル送達装置はまた、蒸気生成物品または薬剤送達物品であるとして特徴付けられることができる。したがって、そのような物品または装置は、吸入可能な形態または状態で1つ以上の物質(例えば、香料および/または医薬品有効成分)を提供するように構成されることができる。例えば、吸入可能物質は、実質的に蒸気の形態(すなわち、その臨界点より低い温度で気相にある物質)とすることができる。あるいは、吸入可能物質は、エアロゾル(すなわち、気体中の微細な固体粒子または液滴の懸濁液)の形態とすることができる。簡潔にするために、本明細書で使用される「エアロゾル」という用語は、可視であるかどうか、および煙のようにみなすことができる形態であるかどうかにかかわらず、人間の吸入に適した形態または種類の蒸気、ガス、およびエアロゾルを含むことを意味する。
【0044】
本開示のエアロゾル送達装置は、最も好ましくは、電源(すなわち、電気的電源)、少なくとも1つの制御構成要素(例えば、電源から物品の他の構成要素への電流を制御することなどにより、発熱のための電力を作動、制御、調整および停止するための手段-例えば、マイクロコントローラまたはマイクロプロセッサ)、ヒータまたは発熱部材(例えば、「アトマイザ」と一般に呼ばれることがある、1つ以上のさらなる要素を単独でまたは組み合わせて有する電気抵抗加熱要素または他の構成要素)、液体組成物(例えば、「スモークジュース」、「e-リキッド」および「e-ジュース」と一般に呼ばれる成分など、一般に十分な熱の印加によってエアロゾルを生成することができるエアロゾル前駆体組成物液体)、およびエアロゾル吸入のためのエアロゾル送達装置による引き込みを可能にするマウスピースまたは口領域(例えば、生成されたエアロゾルなどの物品が吸引時にそこから回収されることができる画定された空気流路)のいくつかの組み合わせを備える。
【0045】
本開示のエアロゾル送達装置内の構成要素のより具体的な形式、構成および配置は、以下に提供されるさらなる開示に照らして明らかになるであろう。さらに、様々なエアロゾル送達装置の構成要素の選択および配置は、本開示の背景技術の項で参照される代表的な製品などの市販の電子エアロゾル送達装置を考慮すると理解することができる。
【0046】
様々な実装では、本開示は、装置の1つ以上の特性の視覚的表示を提供するエアロゾル送達装置およびエアロゾル送達装置用のカートリッジに関する。例えば、いくつかの実装では、エアロゾル送達装置のカートリッジは、香料を含む液体組成物を含むことができる。本開示は、カートリッジが制御装置内に取り外し可能に受容されるように構成され、カートリッジが制御装置内に受容されると、カートリッジの少なくとも1つの特徴、または制御装置の少なくとも1つの特徴、またはカートリッジおよび制御装置の双方の少なくとも1つの特徴が、香料に関連する色の視覚的表示を提供するエアロゾル送達装置およびエアロゾル送達装置用のカートリッジに関する。
【0047】
本開示のエアロゾル送達装置100の例示的実装が
図1に示されている。図示されるように、エアロゾル送達装置100は、制御装置200および取り外し可能なカートリッジ300を含む。図示の実装では1つのカートリッジのみが示されているが、様々な実装では、エアロゾル送達装置100は、交換可能なシステムを備えてもよいことを理解されたい。例えば、1つ以上の実装では、単一の制御装置が複数の異なるカートリッジとともに使用することができる。同様に、1つ以上の実装では、単一のカートリッジが複数の異なる制御装置とともに使用することができる。
【0048】
様々な実装では、制御装置200は、遠位端206および近位端208を含む外壁204を画定する外側ハウジング202を含む。図示の実装のエアロゾル送達装置100はまた、外側ハウジング202に画定された表示窓240を含む。
図2は、
図1のエアロゾル送達装置100の制御装置200の部分断面図を示している。図に示すように、制御装置200はまた、内側フレーム壁214によって画定されたカートリッジ受容チャンバ212を含む内側フレーム215を含む。制御装置200は、外側ハウジング202内に配置されたバッテリ216をさらに含み、外部接続要素218も含む。図示の実装では、外部接続要素218は、外側ハウジング202の遠位端206に配置されている。
【0049】
本開示にかかるエアロゾル送達装置の様々な構成要素は、当該技術分野において説明されて市販されている構成要素から選択されることができる。本開示にしたがって使用されることができるバッテリの例は、Peckerarらによる米国特許出願公開第2010/0028766号明細書に記載されており、その開示は、参照により本明細書に組み込まれる。いくつかの実装では、他の電源が利用されてもよい。例えば、様々な実装では、電源は、交換式電池または充電式電池、固体電池、薄膜固体電池、充電式スーパーキャパシタなどを備えることができ、したがって、壁充電器への接続、自動車充電器(すなわち、シガーライターのレセプタクル)への接続、およびユニバーサルシリアルバス(USB)ケーブルまたはコネクタ(例えば、USB2.0、3.0、3.1、USBタイプC)などを介したコンピュータへの接続、光電池(太陽電池と呼ばれることもある)または太陽電池のソーラーパネルへの接続、誘導無線充電を使用する充電器(例えば、ワイヤレスパワーコンソーシアム(WPC)からのQi無線充電規格に準拠した無線充電を含む)、または無線周波数(RF)ベースの充電器などの無線充電器を含む、任意のタイプの充電技術と組み合わせられることができる。誘導無線充電システムの例は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、Surらによる米国特許出願公開第2017/0112196号明細書に記載されている。さらなる実装では、電源はまた、キャパシタを含むことができる。キャパシタは、電池よりも速く放電することができ、パフ間で充電されることができるため、加熱部材に直接電力を供給するために使用された場合よりも低い速度で電池をキャパシタに放電することができる。例えば、スーパーキャパシタ、例えば、電気二重層キャパシタ(EDLC)は、電池とは別に、または電池と組み合わせて使用されることができる。単独で使用される場合、スーパーキャパシタは、物品を使用するたびに再充電されることができる。したがって、装置はまた、スーパーキャパシタを補充するために使用の間に喫煙品に取り付けられることができる充電器構成要素を含むことができる。スーパーキャパシタを含む電源の例は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、Surらによる米国特許出願公開第2017/0112191号明細書に記載されている。
【0050】
様々な実装では、制御装置200はまた、光源230と、制御装置200の外壁204に画定され且つ光源230からの光が視認可能とすることができる少なくとも1つの開口部232(
図1を参照)とを含むことができる。いくつかの実装では、光源230は、例えば、1つ以上の色の光を提供することができる少なくとも1つの発光ダイオード(LED)を備えてもよい。いくつかの実装では、光源は、1つの色のみで発光するように構成されてもよく、他の実装では、光源は、様々な異なる色で発光するように構成されてもよい。さらに他の実装では、光源は、白色光を提供するように構成されてもよい。
図2に示すように、光源230は、さらなる制御構成要素(例えば、マイクロコントローラおよび/またはメモリ構成要素)が含まれることができる制御構成要素234(例えば、プリント回路基板(PCB)など)上に直接配置されることができる。様々な実装では、開口部232は、任意の所望の形状で設けられてもよく、特に制御装置200の遠位端206の近くに配置されてもよい。いくつかの実装では、開口部232は、完全に開いていてもよく、または導光材料などによって充填されてもよく、または制御装置200の外壁204の内面および外面の一方または双方の透明または半透明部材(例えば、ガラスまたはプラスチック)によって覆われてもよい。エアロゾル送達装置100はまた、吸引中の発熱素子への電力量を制御するための制御機構を含むことができる。代表的なタイプの電子構成要素、その構造および構成、その特徴、およびその一般的な動作方法は、参照によりそれらの全体が本明細書に組み込まれる、Gerthらによる米国特許第4,735,217号明細書;Brooksらによる米国特許第4,947,874号明細書;McCaffertyらによる米国特許第5,372,148号明細書;Fleischhauerらによる米国特許第6,040,560号明細書;Nguyenらによる米国特許第7,040,314号明細書およびPanによる米国特許第8,205,622号明細書;Fernandoらによる米国特許出願公開第2009/0230117号明細書、Colletらによる米国特許出願公開第2014/0060554号明細書、およびAmpoliniらによる米国特許出願公開第2014/0270727号明細書;およびHenryらによる米国特許出願公開第2015/0257445号明細書に記載されている。
【0051】
電気コネクタ220は、カートリッジ受容チャンバ212内に配置されてもよく、図示の実装では、内側フレーム壁214の側面に存在している。様々な実装では、電気コネクタ220は、バッテリに動作可能に接続されてもよい(例えば、バッテリに直接または制御構成要素234を介して接続される)。以下により詳細に記載されるように、電気コネクタは、様々な形態を有することができ、内側フレーム215の様々な他の位置に配置されてもよい。
図2にも示すように、外側ハウジング202の近位端208は、内側フレーム215によって画定されたカートリッジ受容チャンバ212へのアクセスを提供する開口部210を含む。本開示の目的のために、「動作可能に接続された」という用語は、直接接続されたおよび/または1つ以上の追加の構成要素を介して接続された構成要素を包含するように広く解釈されるべきであることに留意されたい。
【0052】
様々な実装では、光源に加えて、または光源の代替として、さらなるインジケータ(例えば、触覚フィードバック構成要素、音声フィードバック構成要素など)が含まれることができる。発光ダイオード(LED)構成要素などの視覚的な合図またはインジケータを生成する追加の代表的なタイプの構成要素、およびその構成と使用は、参照によりそれらの全体が本明細書に組み込まれる、Sprinkelらによる米国特許第5,154,192号明細書;Newtonによる米国特許第8,499,766号明細書およびScatterdayによる米国特許第8,539,959号明細書;Gallowayらによる米国特許出願公開第2015/0020825号明細書;およびSearsらによる米国特許出願公開第2015/0216233号明細書に記載されている。図示された要素の全てが必要とされるわけではないことを理解されたい。例えば、LEDは、存在しなくてもよく、または振動インジケータなどの異なるインジケータによって置き換えられてもよい。
【0053】
様々な実装では、空気流センサ、圧力センサなどが装置に含まれてもよい。例えば、
図2に示すように、制御装置200は、制御構成要素234上にセンサ236を含むことができる。プリント回路基板および圧力センサの構成は、例えば、その開示が参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、Wormらによる米国特許出願公開第2015/0245658号明細書に記載されている。様々な実装では、センサ236は、装置の吸引を知らせることができる空気流および/または圧力変化を受け、したがってバッテリ216にカートリッジ300内のヒータに電力を供給させるように、制御装置200内のどこにでも配置されることができる。あるいは、空気流センサがない場合、ヒータは、制御本体200および/またはカートリッジ300に配置されることができるプッシュボタンなどを介して手動で作動されてもよい。さらなる代表的なタイプの検知または検出機構、その構造および構成、その構成要素、ならびにその動作の一般的な方法は、参照によりそれらの全体が本明細書に組み込まれる、Sprinkel,Jr.による米国特許第5,261,424号明細書;McCaffertyらによる米国特許第5,372,148号明細書;およびFlickによる国際公開第2010/003480号に記載されている。
【0054】
いくつかの実装では、入力要素がエアロゾル送達装置に含まれることができる(そして、空気流または圧力センサを置き換えるかまたは補足することができる)。ユーザが装置の機能を制御することを可能にするため、および/またはユーザへの情報の出力のために入力が含まれることができる。装置100の機能を制御するための入力として、任意の構成要素または構成要素の組み合わせが利用されることができる。例えば、参照によりその全体が本明細書に組み込まれるWormらによる米国特許出願公開第2015/0245658号明細書に記載されているように、1つ以上の押しボタンが使用されることができる。同様に、タッチスクリーンは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、Searsらによる2015年3月10日に出願された米国特許出願第14/643,626号に記載されているように使用されることができる。さらなる例として、エアロゾル送達装置の指定された動きに基づくジェスチャ認識に適合した構成要素が入力として使用されてもよい。参照によりその全体が本明細書に組み込まれるHenryらによる米国特許出願公開第2016/0158782号明細書を参照されたい。
【0055】
いくつかの実装では、入力は、スマートフォンまたはタブレットなどのコンピュータまたはコンピューティング装置を備えることができる。特に、エアロゾル送達装置は、USBコードまたは同様のプロトコルの使用などを介して、コンピュータまたは他の装置に配線されてもよい。エアロゾル送達装置はまた、無線通信を介して入力として機能するコンピュータまたは他の装置と通信してもよい。例えば、その開示が参照によりその全体が本明細書に組み込まれるAmpoliniらによる米国特許出願公開第2016/0007561号明細書に記載されている読み取り要求を介して装置を制御するシステムおよび方法を参照されたい。そのような実施形態では、APPまたは他のコンピュータプログラムをコンピュータまたは他のコンピューティング装置と関連して使用して、制御命令をエアロゾル送達装置に入力することができ、そのような制御命令は、例えば、含まれるニコチン含有量および/またはさらなる香料の含有量を選択することにより特定の組成のエアロゾルを形成する能力を含む。
【0056】
他の実装は異なっていてもよいが、図示の実装では、内側フレーム215は、外側ハウジング202から分離されている。このようにして、カートリッジ受容チャンバ212を画定する内側フレーム215は、外側ハウジング202から独立して別個に存在してもよい。チャンバの開口部は、外側ハウジング202の近位端208の開口部と一致してもよい。したがって、図示の実装では、内側フレーム壁214は、外側ハウジング202に取り付けられた完全に異なる要素とすることができる。しかしながら、他の実装では、内側フレーム壁および外側ハウジングは、連続的に形成されてもよい。いずれの場合も、内側フレーム壁を形成する側壁は、外側ハウジングの内部に存在し、外側ハウジングから分離されている。
【0057】
様々な実装では、外側ハウジング202は、金属、プラスチック、セラミック、ガラスなどの任意の適切な材料から形成されることができる。いくつかの実装では、内側フレーム215は、外側ハウジング202を形成するために使用される材料とは異なる材料から形成されてもよい。例えば、いくつかの実装では、外側ハウジングは、金属材料を含むことができ、内側フレームは、プラスチック材料を含むことができる。他の実装では、同じ材料が使用されてもよい。上述したような材料の選択はまた、装置に含まれる任意のさらなる制御装置のための外側ハウジングにも及ぶことができる。
【0058】
本開示のエアロゾル送達装置において使用するためのカートリッジ300の例示的実装が
図3Aおよび
図3Bに示されている。特に、
図3Aは、本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図であり、
図3Bは、
図3に示されるカートリッジの部分断面図である。
図3Aおよび
図3Bに示すように、カートリッジ300は、近位端306および閉鎖された遠位端308を含む外側タンク壁304によって画定されるタンク302を含む。したがって、タンク302は、タンク壁304がタンクの周りに連続する側壁であり、遠位端308が底壁を画定することを特徴とすることができる。タンク302はまた、気化のための液体組成物324(例えば、e-リキッドまたはエアロゾル前駆体組成物)を収容するように構成され、これは、本明細書で他の様式で記載されるように構成されることができる。カートリッジ300はまた、内部に画定された出口ポータル315を有する近位端314と、タンク302の近位端306と係合する遠位端316とを含む外側マウスピース壁312によって画定されるマウスピース310を含む。
【0059】
電子タバコとして特徴付けられるエアロゾル送達システムの場合、エアロゾル前駆体組成物は、タバコまたはタバコに由来する成分を組み込むことができる。ある観点では、タバコは、細かく研削、粉砕または粉末化されたタバコ薄片などのタバコの一部または断片として提供されてもよい。その開示が参照により本明細書に組み込まれる、Searsらによる米国特許出願公開第2015/0335070号明細書に記載されているものなど、タバコビーズ、ペレット、または他の固体形態が含まれてもよい。他の観点では、タバコは、タバコの水溶性成分の多くを組み込んだ噴霧乾燥抽出物などの抽出物の形態で提供されてもよい。あるいは、タバコ抽出物は、タバコに由来する他の抽出成分も少量組み込むニコチン含有量が比較的高い抽出物の形態を有していてもよい。他の観点では、タバコに由来する成分は、タバコに由来する特定の香料などの比較的純粋な形態で提供されてもよい。ある観点では、タバコに由来し、高度に精製されたまたは本質的に純粋な形態で使用されることができる成分は、ニコチン(例えば、医薬品グレードのニコチン)である。
【0060】
図示の実装では、エアロゾル前駆体組成物または蒸気前駆体組成物または「e-リキッド」と呼ばれることがある液体組成物は、例として、多価アルコール(例えば、グリセリン、プロピレングリコール、またはそれらの混合物)、ニコチン、タバコ、タバコ抽出物、および/または香料を含む様々な成分を含んでもよい。代表的なタイプのエアロゾル前駆体成分および製剤もまた、これらの開示が参照によりそれらの全体が本明細書に組み込まれる、Robinsonらによる米国特許第7,217,320号明細書およびZhengらによる米国特許出願公開第2013/0008457号明細書;Chongらによる米国特許出願公開第2013/0213417号明細書;Collettらによる米国特許出願公開第2014/0060554号明細書;Lipowiczらによる米国特許出願公開第2015/0020823号明細書;およびKollerによる米国特許出願公開第2015/0020830号明細書、ならびにBowenらによる国際公開第2014/182736号に記載されて特徴付けられる。使用できる他のエアロゾル前駆体は、R.J.Reynolds Vapor CompanyによるVUSE(R)製品、Fontem Ventures B.V.によるBLU(TM)製品、Mistic EcigsによるMISTIC MENTHOL製品、Nu Mark LLCによるMARK TEN製品、Juul Labs,Inc.によるJUUL製品、およびCN Creative LtdによるVYPE製品に組み込まれたエアロゾル前駆体を含む。また、Johnson Creek Enterprises LLC.から入手可能な電子タバコ用のいわゆる「スモークジュース」も望ましい。さらに別の例示的なエアロゾル前駆体組成物は、BLACK NOTE、COSMIC FOG、THE MILKMAN E-LIQUID、FIVE PAWNS、THE VAPOR CHEF、VAPE WILD、BOOSTED、THE STEAM FACTORY、MECH SAUCE、CASEY JONES MAINLINE RESERVE、MITTEN VAPORS、DR.CRIMMY’S V-LIQUID、SMILEY E LIQUID、BEANTOWN VAPOR、CUTTWOOD、CYCLOPS VAPOR、SICBOY、GOOD LIFE VAPOR、TELEOS、PINUP VAPORS、SPACE JAM、MT.BAKER VAPOR、およびJIMMY THE JUICE MANのブランド名で販売されている。
【0061】
エアロゾル送達システム内に組み込まれるエアロゾル前駆体の量は、エアロゾル生成部品が許容可能な感覚特性および望ましい性能特性を提供するようなものである。例えば、タバコの煙の外観に多くの点で似ている、目に見える主流エアロゾルの生成を提供するために、十分な量のエアロゾル形成材料(例えば、グリセリンおよび/またはプロピレングリコール)を使用することが非常に好ましい。エアロゾル生成システム内のエアロゾル前駆体の量は、エアロゾル生成部品ごとに望ましいパフの数などの要因に依存する場合がある。1つ以上の実施形態では、約1ml以上、約2ml以上、約5ml以上、または約10ml以上のエアロゾル前駆体組成物が含まれることができる。
【0062】
いくつかの実装では、液体組成物は、1つ以上の香料を含むことができる。本明細書で使用される場合、「香料」への言及は、エアロゾル化してユーザに送達することができ、味および/または芳香に関して感覚的経験を与える化合物または成分を指す。例示的な香料は、これらに限定されるものではないが、バニリン、エチルバニリン、クリーム、茶、コーヒー、フルーツ(例えば、リンゴ、チェリー、ストロベリー、ピーチ、およびライムおよびレモンを含む柑橘系香料)、カエデ、メントール、ミント、ペパーミント、スペアミント、ウィンターグリーン、ナツメグ、クローブ、ラベンダー、カルダモン、ジンジャー、ハチミツ、アニス、セージ、ローズマリー、ハイビスカス、ローズヒップ、エルバメイト、グアユサ、ハニーブッシュ、ルイボス、エルバサンタ、バコパモニエラ、ギンコビロバ、ウィザニアソムニフェラ、シナモン、サンダルウッド、ジャスミン、カスカリラ、ココア、リコリス、およびタバコ、葉巻、パイプタバコの香料に伝統的に使用されているタイプと特性の香料および香料パッケージを含む。高果糖コーンシロップなどのシロップも使用することができる。適切とすることができる例示的な植物由来の組成物は、双方ともDubeらによる米国特許第9,107,453号明細書および米国特許出願公開第2012/0152265号明細書に開示されており、それらの開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。そのようなさらなる構成要素の選択は、喫煙品に望まれる感覚特性などの要因に基づいて可変であり、本開示は、タバコおよびタバコ関連またはタバコ由来の製品の当業者にとって容易に明らかであるそのようなさらなる構成要素を包含することを意図する。例えば、Gutcho、Tobacco Flavoring Substances and Methods、Noyes Data Corp.(1972)およびLeffingwellら、Tobacco Flavoring for Smoking Products(1972)を参照されたい。これらの開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。香料への言及は、上述したような単一の香料に限定されるべきではなく、実際に、1つ以上の香料の組み合わせを表す場合があることに留意されたい。
【0063】
図3Bに示すように、カートリッジ300は、ヒータ320と、ヒータとタンク302内に収容された液体組成物324との間に延在する液体輸送要素322とをさらに含む。様々な実装では、ヒータ320および液体輸送要素322は、流体接続された別個の要素として構成されてもよく、または組み合わされた要素として構成されてもよい。さらに、ヒータ320および液体輸送要素322は、本明細書で他の様式で説明されるような任意の構造から形成されてもよい。カートリッジ300はまた、ヒータ320をバッテリ216および/または制御装置200の制御構成要素234と電気的に接続するように構成された1つ以上の電気接点325を含む。
【0064】
様々な実装では、液体輸送要素322は、毛細管現象などによって液体を輸送するように構成された1つ以上の材料から形成されてもよい。いくつかの実装では、液体輸送要素は、例えば、繊維状材料(例えば、有機綿、酢酸セルロース、再生セルロース織物、ガラス繊維)、多孔質セラミック、多孔質カーボン、グラファイト、多孔質ガラス、焼結ガラスビーズ、焼結セラミックビーズ、毛細管などから形成されることができる。したがって、液体輸送要素322は、開孔ネットワーク(すなわち、流体が要素を通って複数の方向において1つの孔から他の孔に流れることができるように相互接続された複数の孔)を含む任意の材料とすることができる。本明細書においてさらに説明されるように、本開示のいくつかの実装は、特に非繊維輸送要素の使用に関することができる。したがって、繊維輸送要素は、明示的に除外されることができる。あるいは、繊維輸送要素と非繊維輸送要素との組み合わせが利用されてもよい。エアロゾル前駆体を支持するための代表的なタイプの基材、リザーバ、または他の構成要素は、参照によりそれらの全体が本明細書に組み込まれる、Newtonによる米国特許第8,528,569号明細書;Chapmanらによる米国特許出願公開第2014/0261487号明細書およびDavisらによる米国特許出願公開第2014/0059780号明細書;およびBlessらによる米国特許出願公開第2015/0216232号明細書に記載されている。さらに、様々なウィッキング材料、および特定のタイプの電子タバコ内のこれらのウィッキング材料の構成および動作は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、Searsらによる米国特許第8,910,640号明細書に記載されている。いくつかの実装では、液体輸送要素322は、多孔質セラミック、多孔質ガラスなどの多孔質モノリスから部分的または完全に形成されてもよい。本開示の実施形態にしたがって使用するのに適した例示的なモノリシック材料は、例えば、その開示が参照によりそれらの全体が本明細書に組み込まれる、米国特許出願公開第2017/0188626号明細書、およびLaMotheによる米国特許出願公開第2014/0123989号明細書に記載されている。いくつかの実装では、多孔質モノリスは、実質的に中実のウィックを形成してもよい。
【0065】
様々な実装では、ヒータ320は、電流が印加されると熱を発生するように構成された1つ以上の異なる材料を含むことができる。いくつかの実装では、ヒータ320は、ワイヤコイルであってもよい。ワイヤコイルが形成されることができる材料の例は、ステンレス鋼、純ニッケル、ニッケル-鉄合金、カンタル(FeCrAl)、ニクロム、二ケイ化モリブデン(MoSi2)、ケイ化モリブデン(MoSi)、アルミニウムをドープした二ケイ化モリブデン(Mo(Si,Al)2)、チタン、白金、銀、パラジウム、銀およびパラジウムの合金、グラファイトおよびグラファイトベースの材料(例えば、炭素ベースのフォームや糸)を含む。さらなる実装では、ヒータ320は、導電性インク、ホウ素ドープシリカ、および/またはセラミック(例えば、正または負の温度係数セラミック)から形成されてもよい。レーザダイオードまたはマイクロヒータなどの他のタイプのヒータも利用されることができる。レーザダイオードは、エアロゾル前駆体組成物の気化のために調整されることができ、および/またはエアロゾル前駆体組成物が気化のために提供されることができる液体輸送要素を加熱するために調整されることができる特定の波長または波長帯域の電磁放射線を送達するように構成されることができる。レーザダイオードは、チャンバ内に電磁放射線を送達するように特に配置されることができ、チャンバは、放射線トラップ(例えば、黒体または白体)であるように構成されることができる。適切なマイクロヒータは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれるCollettらによる米国特許第8,881,737号明細書に記載されている。マイクロヒータは、例えば、その上にヒータトレース(例えば、Ag、Pd、Ti、Pt、Pt/Ti、ホウ素ドープシリコン、または他の金属もしくは金属合金などの抵抗素子)を有する基材(例えば、石英、シリカ)を含むことができ、これは印刷されるか、そうでなければ基板に適用されることができる。ヒータトレース上に不動態化層(例えば、酸化アルミニウムまたはシリカ)が設けられることができる。ヒータ320は、特に、実質的に平坦であるように構成されてもよい。そのようなヒータは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、DePianoらによる米国特許出願公開第2016/0345633号明細書に記載されている。
【0066】
図示の実装では、外側タンク壁304は、その中に収容される液体組成物324が外部から視認可能であるように、少なくとも部分的に透明または半透明のいずれかであるように構成されている。したがって、いくつかの実装では、外側タンク壁304の全体が透明または半透明であってもよい。あるいは、いくつかの実装では、外側タンク壁304の片側のみが透明または半透明であってもよく、外側タンク壁の残りの部分が実質的に不透明であってもよい。いくつかの実施形態では、外側タンク壁304は、実質的に不透明であってもよく、タンク302の近位端306からタンクの遠位端308まで延在するストリップ(例えば、幅約1mm~幅約20mmまたは幅約2mm~幅約18mmまたは幅約5mm~幅約15mm)は、透明または半透明であってもよい。さらなる実装では、外側タンク壁304は着色されてもよい。いくつかの実装では、色は、透明または半透明の外側タンク壁を使用することなどによって、タンク302内の液体組成物324が依然として視認可能であるように構成されることができる。他の実装では、タンク壁は、外側タンク壁304が実質的に不透明な色を有するように構成されることができる。
【0067】
様々な実装では、制御装置200は、カートリッジ300が制御装置200と係合されたときに、タンク302の少なくとも一部が視認可能であるように構成されてもよい。上述したように、いくつかの実装では、外側タンク壁304の少なくとも一部は、その中に収容される液体組成物324が外部から視認可能であるように、少なくとも部分的に透明または半透明のいずれかであるように構成されてもよく、制御装置200の外壁204は、カートリッジ300が制御装置200と係合されたときに、外側タンク壁304の一部およびタンク302内に存在する任意の液体組成物324が視認可能とすることができる表示窓240を含むように構成されてもよい。
【0068】
様々な実装では、エアロゾル送達装置100および/またはエアロゾル送達装置100の制御装置200は、装置外部接続要素(例えば、装置外部接続要素218)のそれぞれと電気的に接触するように構成された外部コネクタをさらに含んでもよい。外部コネクタは、例えば可変長のコードとすることができるユニオンによって相互接続された第1のコネクタ端部および第2のコネクタ端部を含むことができる。様々な実装では、第1のコネクタ端部は、制御装置との電気的および必要に応じて機械的接続のために構成されることができる。特に、第1のコネクタ端部は、制御装置200の遠位端206に存在するウェル内に受容されることができる挿入壁を含むことができる。外部コネクタは、装置外部接続要素218との充電および/または情報転送接続を行うように構成された挿入壁の内部に複数の電気ピンを含むことができる。いくつかの実装では、制御装置200は、制御装置外部接続要素218に隣接する機械的コネクタ(例えば、機械的コネクタ242)を含むことができる。いくつかの実装では、機械的コネクタ242は、磁石または磁石への磁気引力に適合した金属(または同様の要素)とすることができる。次いで、外部接続部の第1のコネクタ端部は、同様に、挿入壁と電気ピンとの間に配置されることができる機械的接続要素を含むことができる。様々な実装では、機械的接続要素は、磁石または磁石への磁気引力に適合した金属(または同様の要素)とすることができる。第2のコネクタ端部は、コンピュータまたは同様の電子装置に接続するように、または電源に接続するように構成されることができる。例えば、第2のコネクタ端部は、ユニバーサルシリアルバス(USB)接続を有することができる。しかしながら、異なる接続が設けられてもよく、および/またはアダプタ(例えば、USB/ACアダプタ)が同様に含まれてもよい。例えば、一端にUSBコネクタを、反対端にパワーユニットコネクタを含むアダプタが、参照によりその全体が本明細書に組み込まれるNovakらによる米国特許出願公開第2014/0261495号明細書に開示されている。
【0069】
本開示のエアロゾル送達装置に組み込むことができるさらに他の特徴、制御または構成要素は、参照によりそれらの全体が本明細書に組み込まれる、Harrisらによる米国特許第5,967,148号明細書;Watkinsらによる米国特許第5,934,289明細書;Countsらによる米国特許第5,954,979号明細書;Fleischhauerらによる米国特許第6,040,560号明細書;Honによる米国特許第8,365,742号明細書;Fernandoらによる米国特許第8,402,976号明細書;Fernandoらによる米国特許出願公開第2010/0163063号明細書;Tuckerらによる米国特許出願公開第2013/0192623号明細書;Levenらによる米国特許出願公開第2013/0298905号明細書;Kimらによる米国特許出願公開第2013/0180553号明細書、Sebastianらによる米国特許出願公開第2014/0000638号明細書、Novakらによる米国特許出願公開第2014/0261495号明細書、およびDePianoらによる米国特許出願公開第2014/0261408号明細書に記載されている。
【0070】
様々な実装では、カートリッジ300のマウスピース310は、タンク302と係合するように構成されてもよい。例えば、
図3Bに示すように、マウスピース310の遠位端316は、外側マウスピース壁312から少なくとも部分的に挿入されたリム壁330を含んでもよい。リム壁330は、外側タンク壁304の近位端306の内部と係合するように構成されてもよい。いくつかの実装では、リム壁330は、約1mm~約20mm、約2mm~約18mm、または約5mm~約15mmの長さを有することができる。いくつかの実装では、リム壁330は、摩擦嵌合のみを介して外側タンク壁304と係合してもよく、またはリム壁は、溶接もしくは接着などによって外側タンク壁に実質的に恒久的に取り付けられてもよい。
【0071】
いくつかの実装では、マウスピース310は、形成された蒸気が空気と結合してマウスピース310の出口ポータル315を通って出力されるエアロゾルを形成することができる開放内部空間を画定することができる。1つ以上の実装では、マウスピース310は、マウスピース内に1つ以上の区画を画定するように配置されることができる1つ以上のさらなる内壁を含んでもよい。例えば、マウスピースは、マウスピースの近位端と遠位端との間に内部上壁を含んでもよく、また、マウスピースの内部上壁と近位端との間に内部下壁を含んでもよい。より具体的には、
図3Bに見られるように、マウスピース310は、マウスピース310の近位端314と遠位端316との間に内部上壁332を含んでもよい。さらに、マウスピース310は、マウスピース310の内部上壁332と遠位端316との間に内部下壁334を含んでもよい。
【0072】
様々な実装では、マウスピース内の2つ以上の壁は、ヒータが配置されることができる気化チャンバを画定するように構成されてもよい。
図3Bに示すように、外側マウスピース壁312、内部上壁332、および内部下壁334は、ヒータ320が配置される気化チャンバ340を画定する。いくつかの実装では、1つ以上の電気接点325は、気化チャンバ340を画定する外側マウスピース壁312の一部内に配置されてもよい。しかしながら、1つ以上の電気リード線は、ヒータ320から、外側マウスピース壁の異なる部分に配置されたまたは外側タンク壁304に配置された1つ以上の電気接点まで延在してもよいことが理解される。マウスピースの1つ以上の壁はまた、カートリッジ300の1つ以上のさらなる要素の通過または形成された蒸気/エアロゾルの通過のための1つ以上の開口部を含んでもよい。例えば、内部上壁332は、気化チャンバ340内に形成された蒸気が第1の出口ポータル315に向かって通過することができる蒸気開口部336を含むことができる。いくつかの実装では、内部上壁332の蒸気開口部336は、その中の実質的に中央に配置されてもよく、カートリッジ300の長手方向軸線に沿ってヒータ320と実質的に位置合わせされてもよい。さらなる例として、内部下壁334は、第1の液体輸送要素322(例えば、ウィック)がヒータ320とタンク302内の液体組成物324との間を通過することができるウィック開口部338を含んでもよい。
【0073】
様々な実装では、マウスピース内の2つ以上の壁は、形成されたエアロゾルが出口ポータルを通過する前に膨張および/または冷却することが可能にされることができる冷却チャンバを画定するように構成されてもよい。
図3Bに示すように、例えば、外側マウスピース壁312および内部上壁332は、気化チャンバ340から形成された蒸気/エアロゾルを受け取る冷却チャンバ342を画定する。したがって、ヒータ320によって形成された蒸気/エアロゾルは、気化チャンバ340から蒸気開口部336を通って冷却チャンバ342に入る。いくつかの実装では、気化チャンバ340および冷却チャンバ342は、画定された相対容積比を有するように構成されてもよい。例えば、いくつかの実装では、気化チャンバ340と冷却チャンバ342との容積比は、約2:1~約1:4、約1:1~約1:4、または約1:1.5~約1:3とすることができる。
【0074】
必要に応じて、マウスピース310はまた、そこからの凝縮液体の漏れを低減または防止するように構成された1つ以上の要素を含んでもよい。例えば、いくつかの実装では、冷却チャンバ342を画定するマウスピース壁312および/または内部上壁332の内部の全部または一部は、液体を保持するように構成された吸収性または吸着性材料から形成されるか、またはそれを含んでもよい。代替的または追加的に、マウスピース壁312の内部および/または冷却チャンバ342を画定する内部上壁332の全部または一部は、マイクロチャネルなどの追加などによって、液体を気化チャンバ340に向けて戻すように構成されてもよい。
【0075】
1つ以上の実装では、カートリッジ300は、マウスピース壁312がその近位端314と遠位端316との間に配置されたフランジを含むように構成されてもよい。例えば、
図3Aおよび
図3Bを参照すると、マウスピース310は、マウスピース壁312からマウスピース310の実質的に全体の周りに円周方向に延在するフランジ350を含む。いくつかの実装では、フランジ350がマウスピース壁310から延在する距離は、マウスピース310の全周にわたって実質的に均一とすることができる。他の実装(図示の実装など)では、フランジ350がマウスピース壁312から延在する距離は、マウスピース310の円周の周りの1つ以上の地点において変化してもよい。カートリッジ300全体またはマウスピース310は、長手方向軸線(L)、長手方向軸線に垂直な第1の横軸線(T1)、および長手方向軸線に垂直であり且つ第1の横軸線に垂直な第2の横軸線(T2)に関して別々に画定されることができる。
【0076】
したがって、いくつかの実装では、カートリッジ300全体および/またはマウスピース310は、長手方向軸線(L)に沿った全長、第1の横軸線(T1)に沿った全幅、および第2の長手方向軸線(T2)に沿った全深さに関して画定されてもよい。長さは、幅よりも大きくすることができ、幅は、深さより大きくすることができる。フランジ350がマウスピース壁312から離れるように延在する距離は、第1の横軸線(T1)に沿ってよりも第2の横軸線(T2)に沿って大きくすることができる。したがって、いくつかの実装では、第1の横軸線(T1)に沿ったマウスピース310を横切るフランジ350の対向する外縁間の総距離は、第2の横軸線(T2)に沿ったマウスピースを横切るフランジの対向する縁間の総距離よりも大きくてもよい;第1の横軸線(T1)に沿ったマウスピース310を横切るフランジ350の対向する外縁間の総距離は、第2の横軸線(T2)に沿ったマウスピースを横切るフランジの対向する縁間の総距離に実質的に等しくてもよい;または、第1の横軸線(T1)に沿ったマウスピース310を横切るフランジ350の対向する外縁間の総距離は、第2の横軸線(T2)に沿ったマウスピースを横切るフランジの対向する縁間の総距離よりも小さくてもよい。特定の実装では、第2の横軸線(T2)に沿って測定したときのマウスピース壁312とフランジ350の外縁との間の距離(d2)は、第1の横軸線(T1)に沿って測定したときのマウスピース壁とフランジの外縁との間の距離よりも大きくてもよい。前記距離は、特に、第1の横軸線(T1)および第2の横軸線(T2)のそれぞれのほぼ中間点において測定されるものであってもよい。
【0077】
本開示によれば、カートリッジおよび制御装置は、それぞれ、カートリッジが制御本体のカートリッジ受容チャンバ内に取り外し可能に且つ動作可能に受容されることができるように、カートリッジと制御装置との間に磁気的および電気的接続を提供するように構成された少なくとも1つのコネクタを含み、カートリッジの少なくとも1つのコネクタは、マウスピース上に配置される。以下により詳細に記載されるように、様々な実装では、カートリッジおよび制御装置の少なくとも1つのコネクタは、カートリッジと制御装置との間の磁気的および電気的接続を提供するために、様々な異なる形態、形状、サイズ、位置などを有することができる。さらに、様々な実装では、カートリッジおよび/または制御装置の同じコネクタは、磁気的接続および電気的接続の一方または双方を提供することができる。
【0078】
例えば、
図4Aは、本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分斜視図を示している。特に、
図4Aは、対応する制御装置とともに使用するための内側フレーム415の一部を示している。多くの態様では、制御装置は、上述した制御装置200と同様の構成を有することができ、同様の構成要素(および同様の構成および構成要素の変形例)を含むことができる。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照され、ここでは繰り返されない。
【0079】
図に示すように、図示の実装の内側フレーム415は、カートリッジ受容チャンバ412と、その上端に画定されたフランジ450とを含む。図示の実装の内側フレーム415はまた、内側フレーム415の上部フランジ450に近接して配置された複数の磁石452を含む。図示の実装では、4つの個々の磁石452A、452B、452C、452Dがあり、それぞれが実質的にブロック状または矩形の角柱形状を有するが、他の実装では、より多くのまたはより少ない個々の磁石が使用されてもよく、磁石は異なる形状および/またはサイズを有してもよい。図示の実装では、磁石452A、452B、452C、452Dは、内側フレーム415の外側の周りに且つその上部フランジ450の下方にほぼ等間隔に配置され、複数の磁石のそれぞれは、図示の実装では上部フランジ450の延長部である対応する磁石受容特徴部453の内側に配置される。他の方法も可能であるが、図示の実装の磁石452A、452B、452C、452Dは、圧入および/または接着接続を介して、またはインサート成形プロセスを介して、磁石受容特徴部453の内側に固定されることができる。
【0080】
本開示の様々な実装では、上述した磁石、または本明細書に記載の任意の他の磁石は、希土類磁石を含む多くの異なる種類の磁石を含むことができる。例えば、いくつかの実装では、1つ以上の磁石は、ネオジム磁石(NdFeB、NIB、またはNeo磁石としても知られている)を含むことができる。様々な実装では、例えば、N35、N38、N40、N42、N45、N48、N50、および/またはN52グレードを含む、異なるグレードのネオジム磁石が使用されることができる。他の実装では、1つ以上の磁石は、サマリウムコバルト磁石(SmCo磁石としても知られる)を含むことができる。さらに他の実装では、1つ以上の磁石は、セラミック/フェライト磁石を含むことができる。他の実装では、1つ以上の磁石は、アルミニウム-ニッケル-コバルト(AlNiCo)磁石を含むことができる。前述の実装のいずれにおいても、1つ以上の磁石は、メッキおよび/またはコーティングされることができる。例えば、いくつかの実装では、1つ以上の磁石は、ニッケルによってコーティングされることができる。他の実装では、1つ以上の磁石は、亜鉛、スズ、銅、エポキシ、銀および/または金のうちの1つ以上によってコーティングされてもよい。いくつかの実装では、1つ以上の磁石は、これらの材料の組み合わせによってコーティングされてもよい。例えば、一実装では、1つ以上の磁石は、再びニッケル、銅、およびニッケルによってコーティングされてもよい。別の実装では、1つ以上の磁石は、ニッケル、銅、ニッケル、および金の上部コーティングによってコーティングされてもよい。
【0081】
図示の実装の内側フレーム415はまた、内側フレーム415内で且つその上部フランジ450の下方に配置された一対の導電性ピン420A、420Bを含む。図示の実装では、導電性ピン420A、420Bは、後述するように、挿入されたカートリッジのヒータに電力を供給するために、順番に制御装置のバッテリに動作可能に接続される。図示の実装の導電性ピン420A、420Bは、バネ仕掛けのピン(例えば、電気ポゴピン)を備え、そのそれぞれは、ピンの端部の一部がカートリッジ受容チャンバ412内に延在するように内側に付勢され、一体型バネの力に抗して外側に撓むように構成されるが、他の実装では、他のタイプの導電性要素が使用されてもよい。図示の実装では、導電性ピン420A、420Bは、金メッキされた金属ピンを含む。しかしながら、導電性材料のコーティングおよび/またはメッキも含むことができる他の材料または材料の組み合わせも可能である。導電性材料の例は、これらに限定されないが、銅、ベリリウム銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む。図示の実装では、導電性ピン420A、420Bの端部は、丸みを帯びた輪郭を有するが、カートリッジが受容チャンバ412に挿入されたときに導電性ピン420A、420Bの撓みが容易にされるように、他の輪郭も可能である。図示の実装では、導電性ピン420A、420Bは、導電性ピンの可動構成要素がバネの力に抗して外側に撓むことができるように、圧入および/または接着接続を介して、またはインサート成形プロセスを介して、内側フレーム415の内側に取り付けられてもよい。
【0082】
図4Bは、本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。特に、
図4Bは、近位端506および閉鎖された遠位端508を含む外側タンク壁504によって画定されたタンク502を含むカートリッジ500を示している。多くの態様では、カートリッジ500は、同様の構成を有してもよく、上述したカートリッジ300と同様の構成(および同様の構成および構成要素の変形例)を含んでもよく、ここでは繰り返されない。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照される。
【0083】
図示の実装のカートリッジ500は、内部に画定された出口ポータル515を有する近位端514と、タンク502の近位端506と係合する遠位端516とを含む外側マウスピース壁512によって画定されるマウスピース510を含む。図示の実装では、マウスピース壁512は、その近位端514と遠位端516との間に配置されたフランジ550を含む。図示の実装のカートリッジ500はまた、フランジ550の下方に配置された金属プレート552を含む。図示の実装では、金属プレート552は、接着剤を介してマウスピース510のフランジ550の底部に取り付けられているが、他の実装では、例えばインサート成形プロセスを含む他の取り付け方法も可能である。様々な実装では、金属プレート552は、鉄、ニッケル、コバルト、鋼などの合金、および/またはそれらの任意の組み合わせを含むがこれらに限定されない様々な強磁性材料などの磁石によって引き付けられるように構成された任意の材料を含むことができる。カートリッジ500はまた、マウスピース510の両側に且つフランジ550および金属プレート552の下方に配置された一対の導電性プラグ525A、525Bを含む。図示の実装では、導電性プラグ525A、525Bは、接着剤を介してカートリッジ500のマウスピース510の内側に取り付けられてもよいが、他の実装では、例えばインサート成形プロセスを含む他の取り付け方法も可能である。図示の実装では、導電性プラグ525A、525Bは、カートリッジ500のヒータ520(
図5を参照)に動作可能に接続される。様々な実装では、導電性プラグ525A、525Bは、これらに限定されないが、例えば、銅、ベリリウム銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の導電性材料から構成されることができる。
【0084】
様々な実装では、
図4Bのカートリッジ500の一部は、カートリッジと制御装置との間に磁気的および電気的接続が形成されるように、
図4Aの内側フレーム415のカートリッジ受容チャンバ412と結合されるように構成されている。特に、
図5は、制御装置の内側フレーム415と結合されたカートリッジ500の部分断面図を示している。図に示すように、図示の実装のカートリッジ500が制御装置の内側フレーム415に結合されると、制御装置の内側フレーム415に配置された複数の磁石452A、452B、452C、452Dとカートリッジ500の金属プレート552との間に磁気的接続が形成される。さらに、図示の実装のカートリッジ500が内側フレーム415と結合されると、制御装置の内側フレーム415の一対の導電性ピン420A、420Bとカートリッジ500の導電性プラグ525A、525Bとの間に電気的接続が形成される。したがって、カートリッジ500が制御装置の内側フレーム415に受容されると、カートリッジ500のヒータ520は、制御装置のバッテリに動作可能に接続されることができる。したがって、図示の実装のカートリッジ500が制御装置の内側フレーム415と結合されると、カートリッジ500は、カートリッジと制御装置との間の電気的接続が維持されるように、制御装置の内側フレーム415と接続するように機械的に付勢される。
【0085】
この実装および/または本明細書に記載の任意の他の実装では、磁石は、制御装置に対するカートリッジの適切な回転方向を容易にすることができることに留意されたい。例えば、いくつかの実装では、カートリッジは、任意の回転方向で制御装置に設置されてもよく、他の実装では、カートリッジおよび/または制御装置の幾何学的形状は、制御装置に対するカートリッジの適切な回転方向を容易にすることができるが、さらに他の実装では、カートリッジ内の磁石および制御装置内の磁石は、制御装置に対するカートリッジの適切な回転方向を容易にすることができる。例えば、カートリッジ内の磁石の同様の極が制御装置(例えば、カートリッジ内の磁石のN極および制御装置内の磁石のN極、またはカートリッジ内の磁石のS極および制御装置内の磁石のS極)内の磁石の同様の極の近くに挿入されると、磁石は互いに反発する。しかしながら、対向する極が互いに近くに配置される場合(例えば、カートリッジ内の磁石のN極および制御装置内の磁石のS極、またはカートリッジ内の磁石のS極および制御装置内の磁石のN極)、磁石は互いに引き付け合う。結果として、カートリッジおよび制御装置内の磁石の極性の位置決めは、磁石の対向する極が、制御装置に対するカートリッジの適切な回転方向において互いに引き付け合い、制御装置に対するカートリッジの他の回転方向において互いに反発するように構成されることができる。
【0086】
図6は、本開示の別の例示的実装にかかる制御の内側フレーム615の部分斜視図を示している。特に、図示の実装の内側フレーム615は、その上端に画定されたフランジ650と、内側フレーム615の上部フランジ450に近接して配置された複数の磁石652とを含む。図示の実装では、4つの個々の磁石652A、652B、652C、652Dがある。様々な実装では、磁石652A、652B、652C、652Dは、制御装置の内側フレーム615とカートリッジ(例えば、
図4Bのカートリッジ500など)との間の磁気的接続を容易にするように構成される。したがって、図示の実装の磁石652A、652B、652C、652Dは、
図4Aに関して記載された磁石と同様である。例えば、図示の実装では4つの個々の磁石652A、652B、652C、652Dがあり、そのそれぞれは、実質的にブロック状または矩形の角柱形状を有するが、より多くのまたはより少ない個々の磁石が使用されてもよく、磁石は異なる形状および/またはサイズを有してもよい。上述した可能な磁石材料が参照される。図示の実装の内側フレーム615はまた、内側フレーム615内に且つその上部フランジ650の下方に配置された一対の導電性ピン620A、620Bを含む。磁石652A、652B、652C、652Dと同様に、図示の実装の導電性ピン620A、620Bは、
図4Aの実装の導電性ピンと同様である。例えば、図示の実装の導電性ピン620A、620Bは、バネ仕掛けのピン(例えば、電気ポゴピン)を備え、そのそれぞれは、ピンの端部の一部がカートリッジ受容チャンバ612内に延在するように内側に付勢され、一体型バネの力に抗して外側に撓むように構成されるが、他の実装では、他のタイプの導電性要素が使用されてもよい。上述した導電性ピンの可能な材料が参照される。図示の実装では、導電性ピン620A、620Bは、導電性ピンの可動構成要素がバネの力に抗して外側に撓むことができるように、圧入および/または接着接続を介して、またはインサート成形プロセスを介して、内側フレーム615の内側に取り付けられてもよい。
【0087】
図7は、内側フレーム615と結合されたカートリッジ500の部分断面図を示している。図示の実装では、磁石652A、652B、652C、652Dは、内側フレーム615の外側の周りにほぼ等間隔に配置され、各磁石は、対応する磁石受容特徴部653(
図6を参照)の内側に配置される。他の方法も可能であるが、図示の実装の磁石652A、652B、652C、652Dは、圧入および/または接着接続を介して、またはインサート成形プロセスを介して、磁石受容特徴部653の内側に固定されることができる。しかしながら、
図4Aの実装とは異なり、図示の実装の磁石652A、652B、652C、652Dは、カートリッジ500が制御装置の内側フレーム615と結合されたときに、磁石652A、652B、652C、652Dがカートリッジ500の金属プレート552と直接接触するように、内側フレーム615の上部フランジ650の上面に露出される。このようにして、同様の磁石構成を使用する場合、
図7の実装のカートリッジ500と内側フレーム615との間の磁気的接続は、
図5の実装の磁気的接続よりも強くすることができる。
【0088】
図8Aは、本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの斜視図を示し、
図8Bは、本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分分解平面図を示している。特に、
図8Aおよび
図8Bは、対応する制御装置とともに使用するための内側フレーム815を示している。多くの態様では、制御装置は、上述した制御装置200と同様の構成を有することができ、同様の構成要素(および同様の構成および構成要素の変形例)を含むことができる。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照され、ここでは繰り返されない。
【0089】
図に示すように、図示の実装の内側フレーム815は、カートリッジ受容チャンバ812と、内側フレーム815の上部858から外側に延在する複数のフランジ機構856とを含む。他の構成も可能であるが、図示の実装のフランジ機構856は、内側フレーム815の上部858の周囲の周りにほぼ等間隔で配置されている。内側フレーム815の上部858はまた、その上縁に対して下方および内側に傾斜している傾斜面860を画定する。図示の実装の内側フレーム815はまた、傾斜面860に配置された複数の磁石852を含む。図示の実装では、4つの個々の磁石852A、852B、852C、852Dがあり、それぞれが実質的にブロック状または矩形の角柱形状を有するが、他の実装では、より多くのまたはより少ない個々の磁石が使用されてもよく、磁石は異なる形状および/またはサイズを有してもよい。上述した可能な磁石材料が参照される。図示の実装では、磁石852A、852B、852C、852Dは、内側フレーム815の傾斜面860の周りにほぼ等間隔に配置されている。他の方法も可能であるが、図示の実装の磁石852A、852B、852C、852Dは、圧入および/または接着接続を介して、またはインサート成形プロセスを介して傾斜面860の内側に固定されることができる。
【0090】
さらに、図示の実装の内側フレーム815はまた、内側フレーム815内に、且つその上部858に近接して配置された一対の導電性ピン820A、820B(
図8Aには図示せず)を含む。図示の実装では、導電性ピン820A、820Bは、バネ仕掛けのピン(例えば、電気ポゴピン)を備え、そのそれぞれは、ピンの端部の一部がカートリッジ受容チャンバ812内に延在するように内側に付勢され、一体型バネの力に抗して外側に撓むように構成されるが、他の実装では、他のタイプの導電性要素が使用されてもよい。図示の実装では、導電性ピン820A、820Bの端部は、丸みを帯びた輪郭を有するが、カートリッジが受容チャンバ812に挿入されたときに導電性ピン820A、820Bの撓みが容易にされるように、他の輪郭も可能である。図示の実装では、導電性ピン820A、820Bは、導電性ピンの可動構成要素がバネの力に抗して外側に撓むことができるように、圧入および/または接着接続を介して、またはインサート成形プロセスを介して、内側フレーム815の内側に取り付けられてもよい。図示の実装では、導電性ピン820A、820Bは、後述するように、挿入されたカートリッジのヒータに電力を供給するために、順番に制御装置のバッテリに動作可能に接続される。様々な実装では、導電性ピン820A、820Bは、これらに限定されないが、例えば、銅、ベリリウム銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の導電性材料から構成されることができる。
【0091】
図8Cは、本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。特に、
図8Cは、近位端706および閉鎖された遠位端708を含む外側タンク壁704によって画定されたタンク702を含むカートリッジ700を示している。多くの態様では、カートリッジ700は、同様の構成を有してもよく、上述したカートリッジ300と同様の構成(および同様の構成および構成要素の変形例)を含んでもよく、ここでは繰り返されない。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照される。
【0092】
図示の実装のカートリッジ700は、内部に画定された出口ポータル715を有する近位端714と、タンク702の近位端706と係合する遠位端716とを含む外側マウスピース壁712によって画定されるマウスピース710を含む。図示の実装では、マウスピース壁712は、その近位端714と遠位端716との間に配置されたフランジ750を含む。図示の実装のフランジ750はまた、その上部の下方に画定された傾斜面760を含む。図示の実装のカートリッジ700はまた、傾斜面760に配置された複数の磁石752を含む。図示の実装では、4つの個々の磁石752A、752B、752C、752Dがあり、それぞれが実質的にブロック状または矩形の角柱形状を有するが、他の実装では、より多くのまたはより少ない個々の磁石が使用されてもよく、磁石は異なる形状および/またはサイズを有してもよい。上述した可能な磁石材料が参照される。図示の実装では、磁石752A、752B、752C、752Dは、カートリッジ700のフランジ750の傾斜面760の周りにほぼ等間隔に配置されている。他の方法も可能であるが、図示の実装の磁石752A、752B、752C、752Dは、圧入および/または接着接続を介して、またはインサート成形プロセスを介して傾斜面760の内側に固定されることができる。
【0093】
図には示されていないが、カートリッジ700はまた、
図4Bのカートリッジ500に関して上述した導電性プラグと同様の一対の導電性プラグを含む。特に、導電性プラグは、マウスピース710の両側およびフランジ750の下方に配置されている。図示の実装では、導電性プラグは、接着剤を介してカートリッジ700のマウスピース710の内側に取り付けられてもよいが、他の実装では、例えばインサート成形プロセスを含む他の取り付け方法も可能である。図示の実装では、導電性プラグは、カートリッジ700のヒータ720(
図9を参照)に動作可能に接続される。様々な実装では、導電性プラグは、これらに限定されないが、例えば、銅、ベリリウム銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の導電性材料から構成されることができる。
【0094】
様々な実装では、
図8Cのカートリッジ700の一部は、カートリッジと制御装置との間に磁気的および電気的接続が形成されるように、
図8Aおよび
図8Bの内側フレーム815のカートリッジ受容チャンバ812と結合されるように構成されている。特に、
図9は、制御装置の内側フレーム815と結合されたカートリッジ700の部分断面図を示している。図示の実装では、内側フレーム815の傾斜面860は、カートリッジ700のフランジ750の傾斜面760を補完するように構成されている。したがって、図示の実装のカートリッジ700が制御装置の内側フレーム815と結合されると、制御装置の内側フレーム815の傾斜面860に配置された複数の磁石852A、852B、852C、852Dと、カートリッジ700の傾斜面760に配置された複数の磁石752A、752B、752C、752Dとの間に磁気的接続が形成される。さらに、図示の実装のカートリッジ700が内側フレーム815と結合されると、制御装置の内側フレーム815の一対の導電性ピン820A、820Bとカートリッジ700の導電性プラグとの間に電気的接続が形成される。したがって、カートリッジ700が制御装置の内側フレーム815に受容されると、カートリッジ700のヒータ720は、制御装置のバッテリに動作可能に接続されることができる。したがって、図示の実装のカートリッジ700が制御装置の内側フレーム815と結合されると、カートリッジ700は、カートリッジと制御装置との間の電気的接続が維持されるように、磁気的接続を介して制御装置の内側フレーム815と接続するように機械的に付勢される。他の実装では、制御装置の内側フレーム815の複数の磁石852A、852B、852C、852Dまたはカートリッジの複数の磁石752A、752B、752C、752D(または双方の組み合わせ)のいずれかは、カートリッジ700と制御装置の内側フレーム815との間の磁気的接続を達成するために金属プレートによって置き換えられてもよいことに留意されたい。
【0095】
図10Aは、本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの斜視図を示し、
図10Bは、本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分分解平面図を示している。特に、
図10Aおよび
図10Bは、対応する制御装置とともに使用するための内側フレーム1015を示している。多くの態様では、制御装置は、上述した制御装置200と同様の構成を有することができ、同様の構成要素(および同様の構成および構成要素の変形例)を含むことができる。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照され、ここでは繰り返されない。
【0096】
図に示すように、図示の実装の内側フレーム1015は、カートリッジ受容チャンバ1012と、内側フレーム1015の上部1058から外側に延在する複数のフランジ機構1056とを含む。他の構成も可能であるが、図示の実装のフランジ機構1056は、内側フレーム1015の上部1058の周囲の周りにほぼ等間隔で配置されている。内側フレーム1015の上部1058はまた、その上縁に対して下方および内側に傾斜している傾斜面1060を画定する。図示の実装の内側フレーム1015はまた、傾斜面1060に配置された複数の磁石1052を含む。図示の実装では、4つの個々の磁石1052A、1052B、1052C、1052Dがあり、それぞれが実質的にブロック状または矩形の角柱形状を有するが、他の実装では、より多くのまたはより少ない個々の磁石が使用されてもよく、磁石は異なる形状および/またはサイズを有してもよい。上述した可能な磁石材料が参照される。図示の実装では、磁石1052A、1052B、1052C、1052Dは、内側フレーム1015の傾斜面1060の周りにほぼ等間隔に配置されている。他の方法も可能であるが、図示の実装の磁石1052A、1052B、1052C、1052Dは、圧入および/または接着接続を介して、またはインサート成形プロセスを介して傾斜面1060の内側に固定されることができる。
【0097】
さらに、図示の実装の内側フレーム1015はまた、内側フレーム1015内に且つその上部1058に近接して配置された一対の導電性ピン1020A、102B(
図10Aには図示せず)を含む。図示の実装では、導電性ピン1020A、1020Bは、バネ仕掛けのピン(例えば、電気ポゴピン)を備え、そのそれぞれは、ピンの端部の一部がカートリッジ受容チャンバ1012内に延在するように内側に付勢され、一体型バネの力に抗して外側に撓むように構成されるが、他の実装では、他のタイプの導電性要素が使用されてもよい。図示の実装では、導電性ピン1020A、1020Bの端部は、丸みを帯びた輪郭を有するが、カートリッジが受容チャンバ1012に挿入されたときに導電性ピン1020A、1020Bの撓みが容易にされるように、他の輪郭も可能である。図示の実装では、導電性ピン1020A、1020Bは、導電性ピンの可動構成要素がバネの力に抗して外側に撓むことができるように、圧入および/または接着接続を介して、またはインサート成形プロセスを介して、内側フレーム1015の内側に取り付けられてもよい。図示の実装では、導電性ピン1020A、1020Bは、後述するように、挿入されたカートリッジのヒータに電力を供給するために、順番に制御装置のバッテリに動作可能に接続される。様々な実装では、導電性ピン1020A、1020Bは、これらに限定されないが、例えば、銅、ベリリウム銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の導電性材料から構成されることができる。
【0098】
図10Cは、本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。特に、
図10Cは、近位端906および閉鎖された遠位端908を含む外側タンク壁904によって画定されたタンク902を含むカートリッジ900を示している。多くの態様では、カートリッジ900は、同様の構成を有してもよく、上述したカートリッジ300と同様の構成(および同様の構成および構成要素の変形例)を含んでもよく、ここでは繰り返されない。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照される。
【0099】
図示の実装のカートリッジ900は、内部に画定された出口ポータル915を有する近位端914と、タンク902の近位端906と係合する遠位端916とを含む外側マウスピース壁912によって画定されるマウスピース910を含む。図示の実装では、マウスピース壁912は、その近位端914と遠位端916との間に配置されたフランジ950を含む。図示の実装では、カートリッジ900のフランジ950はまた、傾斜面960を画定する金属リング952を含む。図示の実装では、金属リング952は、接着剤を介してマウスピース910のフランジ950の底部に取り付けられているが、他の実装では、例えばインサート成形プロセスを含む他の取り付け方法も可能である。様々な実装では、金属リング952は、鉄、ニッケル、コバルト、鋼などの合金、および/またはそれらの任意の組み合わせを含むがこれらに限定されない様々な強磁性材料などの磁石によって引き付けられるように構成された任意の材料を含むことができる。
【0100】
図には示されていないが、カートリッジ900はまた、
図4Bのカートリッジ500に関して上述した導電性プラグと同様の一対の導電性プラグを含む。特に、導電性プラグは、マウスピース910の両側およびフランジ950の下方に配置されている。図示の実装では、導電性プラグは、接着剤を介してカートリッジ900のマウスピース910の内側に取り付けられてもよいが、他の実装では、例えばインサート成形プロセスを含む他の取り付け方法も可能である。図示の実装では、導電性プラグは、カートリッジ900のヒータ920(
図11を参照)に動作可能に接続される。様々な実装では、導電性プラグは、これらに限定されないが、例えば、銅、ベリリウム銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の導電性材料から構成されることができる。
【0101】
様々な実装では、
図10Cのカートリッジ900の一部は、カートリッジと制御装置との間に磁気的および電気的接続が形成されるように、
図10Aおよび
図10Bの内側フレーム1015のカートリッジ受容チャンバ1012と結合されるように構成されている。特に、
図11は、制御装置の内側フレーム1015と結合されたカートリッジ900の部分断面図を示している。図示の実装では、内側フレーム1015の傾斜面1060は、カートリッジ900のフランジ950の金属リング952の傾斜面960を補完するように構成されている。したがって、図示の実装のカートリッジ900が制御装置の内側フレーム1015に結合されると、制御装置の内側フレーム1015の傾斜面1060に配置された複数の磁石1052A、1052B、1052C、1052Dと、カートリッジ900のフランジ950の一部を備える金属リング952との間に磁気的接続が形成される。さらに、図示の実装のカートリッジ900が内側フレーム1015と結合されると、制御装置の内側フレーム1015の一対の導電性ピン1020A、102Bとカートリッジ900の導電性プラグとの間に電気的接続が形成される。したがって、カートリッジ900が制御装置の内側フレーム1015に受容されると、カートリッジ900のヒータ920は、制御装置のバッテリに動作可能に接続されることができる。したがって、図示の実装のカートリッジ900が制御装置の内側フレーム1015と結合されると、カートリッジ900は、カートリッジと制御装置との間の電気的接続が維持されるように、制御装置の内側フレーム1015と接続するように機械的に付勢される。
【0102】
図12Aは、本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの分解部分斜視図を示している。特に、
図12Aは、対応する制御装置とともに使用するための内側フレーム1215を示している。多くの態様では、制御装置は、上述した制御装置200と同様の構成を有することができ、同様の構成要素(および同様の構成および構成要素の変形例)を含むことができる。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照され、ここでは繰り返されない。
【0103】
図に示すように、図示の実装の内側フレーム1215は、カートリッジ受容チャンバ1212と、内側フレーム1215の上部1258を画定する磁気リング1252とを含む。図示の実装では、磁気リング1252は、その上縁に対して下方および内側に傾斜している傾斜面1260を画定する。図示の実装では、磁気リング1252は、接着剤を介して内側フレーム1215に固定されているが、他の実装では、例えばインサート成形プロセスを介してなど、他の取り付け方法が可能である。上述した可能な磁石材料が参照される。
【0104】
さらに、図示の実装の内側フレーム1215はまた、内側フレーム1215内に且つその上部1258に近接して配置された一対の導電性ピン1220A、1220Bを含む。図示の実装では、導電性ピン1220A、1220Bは、バネ仕掛けのピン(例えば、電気ポゴピン)を備え、そのそれぞれは、ピンの端部の一部がカートリッジ受容チャンバ1212内に延在するように内側に付勢され、一体型バネの力に抗して外側に撓むように構成されるが、他の実装では、他のタイプの導電性要素が使用されてもよい。図示の実装では、導電性ピン1220A、1220Bの端部は、丸みを帯びた輪郭を有するが、カートリッジが受容チャンバ1212に挿入されたときに導電性ピン1220の撓みが容易にされるように、他の輪郭も可能である。図示の実装では、導電性ピン1220A、1220Bは、導電性ピンの可動構成要素がバネの力に抗して外側に撓むことができるように、圧入および/または接着接続を介して、またはインサート成形プロセスを介して、内側フレーム1215の内側に取り付けられてもよい。図示の実装では、導電性ピン1220A、1220Bは、後述するように、挿入されたカートリッジのヒータに電力を供給するために、順番に制御装置のバッテリに動作可能に接続される。様々な実装では、導電性ピン1220A、1220Bは、これらに限定されないが、例えば、銅、ベリリウム銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の導電性材料から構成されることができる。
【0105】
図12Bは、本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。特に、
図12Bは、近位端1106および閉鎖された遠位端1108を含む外側タンク壁1104によって画定されたタンク1102を含むカートリッジ1100を示している。多くの態様では、カートリッジ1100は、同様の構成を有してもよく、上述したカートリッジ300と同様の構成(および同様の構成および構成要素の変形例)を含んでもよく、ここでは繰り返されない。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照される。
【0106】
図示の実装のカートリッジ1100は、内部に画定された出口ポータル1115を有する近位端1114と、タンク1102の近位端1106と係合する遠位端1116とを含む外側マウスピース壁1112によって画定されるマウスピース1110を含む。図示の実装では、マウスピース壁1112は、その近位端1114と遠位端1116との間に配置されたフランジ1150を含む。図示の実装では、カートリッジ1100のフランジ1150はまた、傾斜面1160を画定する金属リング1152を含む。様々な実装では、金属リング1152は、鉄、ニッケル、コバルト、鋼などの合金、および/またはそれらの任意の組み合わせを含むがこれらに限定されない様々な強磁性材料などの磁石によって引き付けられるように構成された任意の材料を含むことができる。
【0107】
カートリッジ1100はまた、マウスピース1110の両側およびフランジ1150の金属プレート1152の下方に配置された一対の導電性プラグ1125A、1125Bを含む。図示の実装では、導電性プラグは、接着剤を介してカートリッジ1100のマウスピース1110の内側に取り付けられてもよいが、他の実装では、例えばインサート成形プロセスを含む他の取り付け方法も可能である。図示の実装では、導電性プラグ1125A、1125Bは、カートリッジ1100のヒータ1120(
図13を参照)に動作可能に接続される。様々な実装では、導電性プラグ1125A、1125Bは、これらに限定されないが、例えば、銅、ベリリウム銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の導電性材料から構成されることができる。
【0108】
様々な実装では、
図12Bのカートリッジ1100の一部は、カートリッジと制御装置との間に磁気的および電気的接続が形成されるように、
図12Aの内側フレーム1215のカートリッジ受容チャンバ1212と結合されるように構成されている。特に、
図13は、制御装置の内側フレーム1215と結合されたカートリッジ1100の部分断面図を示している。図示の実装では、内側フレーム1215の磁気リング1252の傾斜面1260は、カートリッジ1100のフランジ1150の金属リング1152の傾斜面1160を補完するように構成されるが、他の実装では、接触面は、平坦(例えば、したがって、表面間に実質的に直角の界面を形成する)であってもよい。したがって、図示の実装のカートリッジ1100が制御装置の内側フレーム1215に結合されると、制御装置の内側フレーム1215の磁気リング1252と、カートリッジ1100のフランジ1150の一部を備える金属リング1152との間に磁気的接続が形成される。さらに、図示の実装のカートリッジ1100が内側フレーム1215と結合されると、制御装置の内側フレーム1215の一対の導電性ピン1220A、1220Bとカートリッジ1100の導電性プラグ1125A、1125Bとの間に電気的接続が形成される。したがって、カートリッジ1100が制御装置の内側フレーム1215に受容されると、カートリッジ1100のヒータ1120は、制御装置のバッテリに動作可能に接続されることができる。したがって、図示の実装のカートリッジ1100が制御装置の内側フレーム1215と結合されると、カートリッジ1100は、カートリッジと制御装置との間の電気的接続が維持されるように、制御装置の内側フレーム1215と接続するように機械的に付勢される。
【0109】
図14Aは、本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分斜視図を示している。特に、
図14Aは、対応する制御装置とともに使用するための内側フレーム1415を示している。多くの態様では、制御装置は、上述した制御装置200と同様の構成を有することができ、同様の構成要素(および同様の構成および構成要素の変形例)を含むことができる。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照され、ここでは繰り返されない。
【0110】
図に示すように、図示の実装の内側フレーム1415は、カートリッジ受容チャンバ1412と、内側フレーム1415の上部1458の一部を画定する一対の別個の磁石1452A、1452Bとを含む。図示の実装では、内側フレーム1415の上部1458(一対の別個の磁石1452A、1452Bと、磁石1452A、1452Bの間の内側フレーム1415の部分とによって画定される)は、上縁に対して下方および内側に傾斜する傾斜面1460を画定する。図示の実装では、別個の磁石1452A、1452Bは、円弧形状を有し、接着剤を介して内側フレーム1415に取り付けられているが、他の実装では、例えばインサート成形プロセスを介してなど、他の取り付け方法も可能である。図示の実装では、別個の磁石1452A、1452Bは、以下に記載されるように、挿入されたカートリッジのヒータに電力を供給するために、制御装置のバッテリに動作可能に接続される。上述した可能な磁石材料が参照される。
【0111】
図14Bは、本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示し、
図14Cは、本開示の例示的実装にかかるカートリッジの部分透過斜視図を示している。特に、
図14Bおよび
図14Cは、近位端1306および閉鎖された遠位端1308を含む外側タンク壁1304によって画定されるタンク1302を含むカートリッジ1300を示している。多くの態様では、カートリッジ1300は、同様の構成を有してもよく、上述したカートリッジ300と同様の構成(および同様の構成および構成要素の変形例)を含んでもよく、ここでは繰り返されない。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照される。
【0112】
図示の実装のカートリッジ1300は、内部に画定された出口ポータル1315を有する近位端1314と、タンク1302の近位端1306と係合する遠位端1316とを含む外側マウスピース壁1312によって画定されるマウスピース1310を含む。図示の実装では、マウスピース壁1312は、その近位端1314と遠位端1316との間に配置されたフランジ1350を含む。図示の実装では、カートリッジ1300のフランジ1350は、一対の別個の金属プレート1352A、1352Bを含む。図示の実装では、一対の別個の金属プレート1352A、1352B、および金属プレート1352A、1352Bの間のフランジ1350の部分は、下方および内側に傾斜する傾斜面1360を画定する。図示の実装では、別個の金属プレート1352A、1352Bは、矢じり形状を有し、接着剤またはインサート成形プロセスを介してカートリッジ1300のフランジ1350に固定されるが、他の取り付け方法も可能である。図示の実装では、別個の金属プレート1352A、1352Bは、カートリッジ1300のヒータ1320(
図14Cおよび
図15を参照)に動作可能に接続される。様々な実装では、金属プレート1352A、1352Bは、鉄、ニッケル、コバルト、鋼などの合金、および/またはそれらの任意の組み合わせを含むがこれらに限定されない様々な強磁性材料などの導電性であって磁石によって引き付けられるように構成された任意の材料を含むことができる。
【0113】
様々な実装では、
図14Bおよび
図14Cのカートリッジ1300の一部は、カートリッジと制御装置との間に磁気的および電気的接続が形成されるように、
図14Aの内側フレーム1415のカートリッジ受容チャンバ1412と結合されるように構成されている。特に、
図15は、制御装置の内側フレーム1415と結合されたカートリッジ1300の部分断面図を示している。図示の実装では、別個の磁石1452A、1452Bの傾斜面1460および内側フレーム1415の部分は、別個の金属プレート1352A、1352Bの傾斜面1360およびカートリッジ1300のフランジ1350の部分を補完するように構成されるが、他の実装では、接触面は、平坦(例えば、したがって、表面間に実質的に直角の界面を形成する)であってもよい。したがって、図示の実装のカートリッジ1300が制御装置の内側フレーム1415に結合されると、制御装置の内側フレーム1415の別個の磁石1452A、1452Bと、カートリッジ1300のフランジ1350の一部を備える別個の金属プレート1352A、1352Bとの間に磁気的および電気的接続が形成される。したがって、カートリッジ1300が制御装置の内側フレーム1415に受容されると、カートリッジ1300のヒータ1320は、制御装置のバッテリに動作可能に接続されることができる。したがって、図示の実装のカートリッジ1300が制御装置の内側フレーム1415と結合されると、カートリッジ13200は、カートリッジと制御装置との間の電気的接続が維持されるように、制御装置の内側フレーム1415と接続するように機械的に付勢される。
【0114】
図16Aは、本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分斜視図を示し、
図16Bは、本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの平面図を示している。特に、
図16Aおよび
図16Bは、対応する制御装置とともに使用するための内側フレーム1615の一部を示している。多くの態様では、制御装置は、上述した制御装置200と同様の構成を有することができ、同様の構成要素(および同様の構成および構成要素の変形例)を含むことができる。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照され、ここでは繰り返されない。
【0115】
図に示すように、図示の実装の内側フレーム1615は、カートリッジ受容チャンバ1612と、内側フレーム1615の上端に画定された上部1658とを含む。図示の実装の内側フレーム1615はまた、上部1658に近接して配置された複数の磁石1652を含む。図示の実装では、4つの個々の磁石1652A、1652B、1652C、1652Dがあり、それぞれが実質的に球形の形状を有するが、他の実装では、より多くのまたはより少ない個々の磁石が使用されてもよく、磁石は異なる形状および/またはサイズを有してもよい。上述した可能な磁石材料が参照される。図示の実装では、磁石1652A、1652B、1652C、1652Dは、内側フレーム1615の外側の周りに且つその上部1658に近接して間隔を置いて配置されており、複数の磁石のそれぞれは、対応する磁石受容特徴部1653の内側に配置されている。図示の実装では、各磁石受容特徴部1653は、それぞれの磁石1652がその中に捕捉される区画を備える。各磁石受容特徴部1653は、カートリッジ受容チャンバ1612内に延在する開口部1654をさらに画定する。様々な実装では、磁石1652A、1652B、1652C、1652Dは、一方向では、各磁石1652の少なくとも一部がそれぞれの開口部1654を通って延在しているように構成され、反対方向では、各磁石が開口部1654から離れるように移動することができるように、受容特徴部1653内を移動するように構成されている。
【0116】
さらに、図示の実装の内側フレーム1615はまた、内側フレーム1615内に且つその上部1658に近接して配置された一対の導電性ピン1620A、1620Bを含む。図示の実装では、導電性ピン1620A、1620Bは、バネ仕掛けのピン(例えば、電気ポゴピン)を備え、そのそれぞれは、ピンの端部の一部がカートリッジ受容チャンバ1612内に延在するように内側に付勢され、一体型バネの力に抗して外側に撓むように構成されるが、他の実装では、他のタイプの導電性要素が使用されてもよい。図示の実装では、導電性ピン1620A、1620Bの端部は、丸みを帯びた輪郭を有するが、カートリッジが受容チャンバ1612に挿入されたときに導電性ピン1620A、1620Bの撓みが容易にされるように、他の輪郭も可能である。図示の実装では、導電性ピン1620A、1620Bは、導電性ピンの可動構成要素がバネの力に抗して外側に撓むことができるように、圧入および/または接着接続を介して、またはインサート成形プロセスを介して、内側フレーム1615の内側に取り付けられてもよい。図示の実装では、導電性ピン1620A、1620Bは、後述するように、挿入されたカートリッジのヒータに電力を供給するために、順番に制御装置のバッテリに動作可能に接続される。様々な実装では、導電性ピン1620A、1620Bは、これらに限定されないが、例えば、銅、ベリリウム銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の導電性材料から構成されることができる。
【0117】
図16Cは、本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。特に、
図16Cは、近位端1506および閉鎖された遠位端1508を含む外側タンク壁1504によって画定されたタンク1502を含むカートリッジ1500を示している。多くの態様では、カートリッジ1500は、同様の構成を有してもよく、上述したカートリッジ300と同様の構成(および同様の構成および構成要素の変形例)を含んでもよく、ここでは繰り返されない。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照される。
【0118】
図示の実装のカートリッジ1500は、内部に画定された出口ポータル1515を有する近位端1514と、タンク1502の近位端1506と係合する遠位端1516とを含む外側マウスピース壁1512によって画定されるマウスピース1510を含む。図示の実装では、マウスピース壁1512は、その近位端1514と遠位端1516との間に配置されたフランジ1550を含む。図示の実装のカートリッジ1500はまた、一対の金属プレート1552A、1552Bを含み、そのそれぞれは、フランジ1550の下方に且つマウスピース1510の両側に配置される。図示の実装では、金属プレート1552A、1552Bは、接着剤またはインサート成形プロセスを介してマウスピース1510に固定されるが、他の実装では、他の取り付け方法も可能である。図示の実装では、金属プレート1552A、1552Bのそれぞれは、その両端に配置された一対の戻り止め1555を含む。様々な実装では、戻り止め1555は、カートリッジ1600の球状磁石1652の一部を受容するように構成されている。図示の実装では、金属プレート1552はまた、カートリッジ1500のヒータ1520(
図5を参照)に動作可能に接続される。様々な実装では、金属プレート1552A、1552Bは、鉄、ニッケル、コバルト、鋼などの合金、および/またはそれらの任意の組み合わせを含むがこれらに限定されない様々な強磁性材料などの、導電性であって磁石によって引き付けられるように構成された任意の材料を含むことができる。
【0119】
様々な実装では、
図16Cのカートリッジ1500の一部は、カートリッジと制御装置との間に磁気的および電気的接続が形成されるように、
図16Aおよび
図16Bの内側フレーム1615のカートリッジ受容チャンバ1612と結合されるように構成されている。特に、
図17は、制御装置の内側フレーム1615と結合されたカートリッジ1500の部分断面図を示している。図に示すように、図示の実装のカートリッジ1500が制御装置の内側フレーム1615と結合されると、制御装置の内側フレーム1615に配置された複数の磁石1652とカートリッジの金属プレート1652との間に磁気的接続が形成される。特に、カートリッジ1500が制御装置の内側フレーム1615と結合されると、複数の磁石1652は、金属プレート1552A、1552Bのそれぞれの戻り止め1555内に配置される。さらに、図示の実装のカートリッジ1500が内側フレーム1615と結合されると、制御装置の内側フレーム1615の一対の導電性ピン1620A、1620Bとカートリッジ1500の金属プレート1552A、1552Bとの間に電気的接続が形成される。したがって、カートリッジ1500が制御装置の内側フレーム1615に受容されると、カートリッジ1500のヒータ1520は、制御装置のバッテリに動作可能に接続されることができる。したがって、図示の実装のカートリッジ1500が制御装置の内側フレーム1615と結合されると、カートリッジ1500は、カートリッジと制御装置との間の電気的接続が維持されるように、制御装置の内側フレーム1615と接続するように機械的に付勢される。
【0120】
図18Aは、本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分斜視図を示している。特に、
図18Aは、対応する制御装置とともに使用するための内側フレーム1815の一部を示している。多くの態様では、制御装置は、上述した制御装置200と同様の構成を有することができ、同様の構成要素(および同様の構成および構成要素の変形例)を含むことができる。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照され、ここでは繰り返されない。
【0121】
図に示すように、図示の実装の内側フレーム1815は、その上部1858を画定するカートリッジ受容チャンバ1812を含む。図示の実装の内側フレーム1815はまた、制御装置の外壁に且つ内側フレーム1815の上部1858の上方に配置された一対の磁石1852A、1852Bを含む。図示の実装では、磁石1852A、1852Bは、制御装置の両側に配置され、各磁石1852は、アンダーカット面1857を画定するくさび形状を有する。図示の実装では、磁石1852A、1852Bは、接着剤を介して制御装置に固定されることができるが、他の実装では、例えばインサート成形プロセスを含む他の取り付け方法も可能である。上述した可能な磁石材料が参照される。
【0122】
さらに、図示の実装の内側フレーム1815はまた、その上部1858に近接して内側フレーム1815内に配置された一対の導電性ピン1820A、1820Bを含む。図示の実装では、導電性ピン1820A、1820Bは、バネ仕掛けのピン(例えば、電気ポゴピン)を備え、そのそれぞれは、ピンの端部の一部がカートリッジ受容チャンバ1812内に延在するように内側に付勢され、一体型バネの力に抗して外側に撓むように構成されるが、他の実装では、他のタイプの導電性要素が使用されてもよい。図示の実装では、導電性ピン1820A、1820Bの端部は、丸みを帯びた輪郭を有するが、カートリッジが受容チャンバ1812に挿入されたときに導電性ピン1820A、1820Bの撓みが容易にされるように、他の輪郭も可能である。図示の実装では、導電性ピン1820A、1820Bは、導電性ピンの可動構成要素がバネの力に抗して外側に撓むことができるように、圧入および/または接着接続を介して、またはインサート成形プロセスを介して、内側フレーム1815の内側に取り付けられてもよい。図示の実装では、導電性ピン1820A、1820Bは、後述するように、挿入されたカートリッジのヒータに電力を供給するために、順番に制御装置のバッテリに動作可能に接続される。様々な実装では、導電性ピン1820A、1820Bは、これらに限定されないが、例えば、銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の導電性材料から構成されることができる。
【0123】
図18Bは、本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。特に、
図18Bは、近位端1706および閉鎖された遠位端1708を含む外側タンク壁1704によって画定されたタンク1702を含むカートリッジ1700を示している。多くの態様では、カートリッジ1700は、同様の構成を有してもよく、上述したカートリッジ300と同様の構成(および同様の構成および構成要素の変形例)を含んでもよく、ここでは繰り返されない。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照される。
【0124】
図示の実装のカートリッジ1700は、内部に画定された出口ポータル1715を有する近位端1714と、タンク1702の近位端1706と係合する遠位端1716とを含む外側マウスピース壁1712によって画定されるマウスピース1710を含む。図示の実装では、マウスピース壁1712は、その近位端1714と遠位端1716との間に配置されたフランジ1750を含む。図示の実装のカートリッジ1700はまた、フランジ1750内に配置された一対の摺動金属プレート1752A、1752Bを含む。図示の実装では、金属プレート1752のそれぞれは、ピーク領域1759を画定する尖った構造を有し、バネの力によって外側に且つバネの力に抗して内側に摺動するように構成されている。金属プレート1752A、1752Bが外側に延在する範囲は、フランジ1750の構造によって制限される。カートリッジ1700はまた、マウスピース1710の両側に且つフランジ1750および金属プレート1752A、1752Bの下方に配置された一対の導電性プラグ1725A、1725Bを含む。図示の実装では、導電性プラグ1725A、1725Bは、接着剤を介してカートリッジ1700のマウスピース1710の内側に取り付けられてもよいが、他の実装では、例えばインサート成形プロセスを含む他の取り付け方法も可能である。図示の実装では、導電性プラグ1725A、1725Bは、カートリッジ1700のヒータ1720(
図19Aおよび
図19Bを参照)に動作可能に接続される。上述したように、様々な実装では、導電性プラグ1725A、1725Bは、例えば、銅、ベリリウム銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の導電性材料から構成されることができる。様々な実装では、金属プレート1752A、1752Bは、鉄、ニッケル、コバルト、鋼などの合金、および/またはそれらの任意の組み合わせを含むがこれらに限定されない様々な強磁性材料などの磁石によって引き付けられるように構成された任意の材料を含むことができる。様々な実装では、導電性プラグ1725A、1725Bは、これらに限定されないが、例えば、銅、ベリリウム銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の導電性材料から構成されることができる。
【0125】
様々な実装では、
図18Bのカートリッジ1700の一部は、カートリッジと制御装置との間に磁気的および電気的接続が形成されるように、
図18Aの内側フレーム1815のカートリッジ受容チャンバ1812と結合されるように構成されている。特に、
図19Aは、制御装置の内側フレーム1815と完全に結合される前のカートリッジ1700の部分断面図を示し、
図19Bは、制御装置の内側フレーム1815と結合された後のカートリッジ1700の部分断面図を示している。カートリッジ1700が制御装置の内側フレーム1815に挿入されると、尖った摺動金属プレートは、金属プレート1752A、1752Bのピーク領域1759が制御装置磁石1852A、1852Bの上縁を通過するまで最初に内側に撓み、その地点で、摺動金属プレート1752A、1752Bは、カートリッジが内側フレーム1815に受容されるまで磁石1852A、1852Bのアンダーカット面1857に対して外側に延在する。また、図に示すように、図示の実装のカートリッジ1700が制御装置の内側フレーム1815と結合されると、制御装置に配置された一対の磁石1857とカートリッジの一対の摺動金属プレート1752A、1752Bとの間に磁気的接続が形成される。さらに、図示の実装のカートリッジ1700が内側フレーム1815と結合されると、制御装置の内側フレーム1815の一対の導電性ピン1820A、1820Bとカートリッジ1700の導電性プラグ1725A、1725Bとの間に電気的接続が形成される。したがって、カートリッジ1700が制御装置の内側フレーム1815に受容されると、カートリッジ1700のヒータ1720は、制御装置のバッテリに動作可能に接続されることができる。したがって、図示の実装のカートリッジ1700が制御装置の内側フレーム1815と結合されると、カートリッジ1700は、カートリッジと制御装置との間の電気的接続が維持されるように、制御装置の内側フレーム1815と接続するように機械的に付勢される。
【0126】
図20Aは、本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分透過斜視図を示し、
図20Bは、本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分斜視図を示している。特に、
図20Aおよび
図20Bは、対応する制御装置とともに使用するための内側フレーム2015の一部を示している。多くの態様では、制御装置は、上述した制御装置200と同様の構成を有することができ、同様の構成要素(および同様の構成および構成要素の変形例)を含むことができる。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照され、ここでは繰り返されない。
【0127】
図に示すように、図示の実装の内側フレーム2015は、カートリッジ受容チャンバ2012および上部フランジ2050を含む。図示の実装の内側フレーム2015はまた、内側フレーム2015の上部フランジ2050に近接して配置された複数の磁石2052を含む。特に、図示の実装は、各対が内側フレーム2015の両側に配置され且つその上部フランジ2050に近接して延在する2対の円筒形磁石2052A、2052B、2052C、2052Dを含み、複数の磁石のそれぞれは、図示の実装では上部フランジ2050の延長部である対応する磁石受容特徴部2053の内側に配置される。上述した可能な磁石材料が参照される。他の方法も可能であるが、図示の実装の磁石2052A、2052B、2052C、2052Dは、圧入および/または接着接続を介して、またはインサート成形プロセスを介して、磁石受容特徴部2053の内側に固定されてもよい。
【0128】
さらに、図示の実装の内側フレーム2015はまた、内側フレーム2015内に且つその上部フランジ2050の下方に配置された一対の導電性ピン2020A、2020Bを含む。図示の実装では、導電性ピン2020A、2020Bは、バネ仕掛けのピン(例えば、電気ポゴピン)を備え、そのそれぞれは、ピンの端部の一部がカートリッジ受容チャンバ2012内に延在するように内側に付勢され、一体型バネの力に抗して外側に撓むように構成されるが、他の実装では、他のタイプの導電性要素が使用されてもよい。図示の実装では、導電性ピン2020A、2020Bの端部は、丸みを帯びた輪郭を有するが、カートリッジが受容チャンバ2012に挿入されたときに導電性ピン2020A、2020Bの撓みが容易にされるように、他の輪郭も可能である。図示の実装では、導電性ピン2020A、202Bは、導電性ピンの可動構成要素がバネの力に抗して外側に撓むことができるように、圧入および/または接着接続を介して、またはインサート成形プロセスを介して、内側フレーム2015の内側に取り付けられてもよい。図示の実装では、導電性ピン2020A、2020Bは、後述するように、挿入されたカートリッジのヒータに電力を供給するために、順番に制御装置のバッテリに動作可能に接続される。様々な実装では、導電性ピン2020A、2020Bは、これらに限定されないが、例えば、銅、ベリリウム銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の導電性材料から構成されることができる。
【0129】
図20Cは、本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。特に、
図20Cは、近位端1906および閉鎖された遠位端1908を含む外側タンク壁1904によって画定されたタンク1902を含むカートリッジ1900を示している。多くの態様では、カートリッジ1900は、同様の構成を有してもよく、上述したカートリッジ300と同様の構成(および同様の構成および構成要素の変形例)を含んでもよく、ここでは繰り返されない。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照される。
【0130】
図示の実装のカートリッジ1900は、内部に画定された出口ポータル1915を有する近位端1914と、タンク1902の近位端1906と係合する遠位端1916とを含む外側マウスピース壁1912によって画定されるマウスピース1910を含む。図示の実装では、マウスピース壁1912は、その近位端1914と遠位端1916との間に配置されたフランジ1950を含む。図示の実装のカートリッジ1900はまた、フランジ1950の下方に配置された金属プレート1952を含む。図示の実装では、金属プレート1952は、接着剤を介してマウスピース1910のフランジ1950の底部に取り付けられているが、他の実装では、例えばインサート成形プロセスを含む他の取り付け方法も可能である。カートリッジ1900はまた、マウスピース1910の両側に且つフランジ1950および金属プレート1952の下方に配置された一対の導電性プラグ1925A、1925Bを含む。図示の実装では、導電性プラグは、接着剤を介してカートリッジ1900のマウスピース1910の内側に取り付けられてもよいが、他の実装では、例えばインサート成形プロセスを含む他の取り付け方法も可能である。図示の実装では、導電性プラグ1925A、1925Bは、カートリッジ1900のヒータ1920(
図21を参照)に動作可能に接続される。様々な実装では、導電性プラグは、これらに限定されないが、例えば、銅、ベリリウム銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の導電性材料から構成されることができる。様々な実装では、金属プレート1952は、鉄、ニッケル、コバルト、鋼などの合金、および/またはそれらの任意の組み合わせを含むがこれらに限定されない様々な強磁性材料などの磁石によって引き付けられるように構成された任意の材料を含むことができる。様々な実装では、導電性プラグ1925A、1925Bは、これらに限定されないが、例えば、銅、ベリリウム銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の導電性材料から構成されることができる。
【0131】
様々な実装では、
図20Cのカートリッジ1900の一部は、カートリッジと制御装置との間に磁気的および電気的接続が形成されるように、
図20Aおよび
図2Bの内側フレーム2015のカートリッジ受容チャンバ2012と結合されるように構成されている。特に、
図21は、制御装置の内側フレーム2015と結合されたカートリッジ1900の部分断面図を示している。図に示すように、図示の実装のカートリッジ1900が制御装置の内側フレーム2015に結合されると、制御装置の内側フレーム2015に配置された複数の磁石2052A、2052B、2052C、2052Dとカートリッジ1900の金属プレート1952との間に磁気的接続が形成される。さらに、図示の実装のカートリッジ1900が内側フレーム2015と結合されると、制御装置の内側フレーム2015の一対の導電性ピン2020A、2020Bとカートリッジ1900の導電性プラグ1925A、1925Bとの間に電気的接続が形成される。したがって、カートリッジ1900が制御装置の内側フレーム2015に受容されると、カートリッジ1900のヒータ1920は、制御装置のバッテリに動作可能に接続されることができる。したがって、図示の実装のカートリッジ1900が制御装置の内側フレーム2015と結合されると、カートリッジ1900は、カートリッジと制御装置との間の電気的接続が維持されるように、制御装置の内側フレーム2015と接続するように機械的に付勢される。
【0132】
図22Aは、本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分透過斜視図を示し、
図22Bは、本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分斜視図を示している。特に、
図22Aおよび
図22Bは、対応する制御装置とともに使用するための内側フレーム2215の一部を示している。多くの態様では、制御装置は、上述した制御装置200と同様の構成を有することができ、同様の構成要素(および同様の構成および構成要素の変形例)を含むことができる。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照され、ここでは繰り返されない。
【0133】
図に示すように、図示の実装の内側フレーム2215は、カートリッジ受容チャンバ2212および上部フランジ2250を含む。図示の実装の内側フレーム2215はまた、内側フレーム2215の上部フランジ2250に近接して配置された複数の磁石2252を含む。特に、図示の実装は、各対が内側フレーム2215の両側に配置され且つその上部フランジ2250に近接して延在する2対の円筒形磁石2252A、2252B、2252C、2252Dを含み、複数の磁石のそれぞれは、図示の実装では上部フランジ2250の延長部である対応する磁石受容特徴部2253の内側に配置される。上述した可能な磁石材料が参照される。他の方法も可能であるが、図示の実装の磁石2252A、2252B、2252C、2252Dは、圧入および/または接着接続を介して、またはインサート成形プロセスを介して、磁石受容特徴部2253の内側に固定されてもよい。
【0134】
さらに、図示の実装の内側フレーム2215はまた、内側フレーム2215内に且つその上部フランジ2250に近接して配置された一対の導電性ピン2220A、2220Bを含む。図示の実装では、導電性ピン2220A、2220Bは、バネ仕掛けのピン(例えば、電気ポゴピン)を備え、そのそれぞれは、ピンの端部の一部が上部フランジ2250を通って延在しているように上方に付勢され、一体型バネの力に抗して下方に撓むように構成されるが、他の実装では、他のタイプの導電性要素が使用されてもよい。図示の実装では、導電性ピン2220A、2220Bの端部は、丸みを帯びた輪郭を有するが、他の輪郭も可能である。図示の実装では、導電性ピン2220A、2220Bは、導電性ピンの可動構成要素がバネの力に抗して上方に撓むことができるように、圧入および/または接着接続を介して、またはインサート成形プロセスを介して、内側フレーム2015の内側に取り付けられてもよい。図示の実装では、導電性ピン2220A、2220Bは、後述するように、挿入されたカートリッジのヒータに電力を供給するために、順番に制御装置のバッテリに動作可能に接続される。様々な実装では、導電性ピン2220A、2220Bは、これらに限定されないが、例えば、銅、ベリリウム銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の導電性材料から構成されることができる。
【0135】
図22Cは、本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。特に、
図22Cは、近位端2106および閉鎖された遠位端2108を含む外側タンク壁2104によって画定されたタンク2102を含むカートリッジ2100を示している。多くの態様では、カートリッジ2100は、同様の構成を有してもよく、上述したカートリッジ300と同様の構成(および同様の構成および構成要素の変形例)を含んでもよく、ここでは繰り返されない。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照される。
【0136】
図示の実装のカートリッジ2100は、内部に画定された出口ポータル2115を有する近位端2114と、タンク2102の近位端2106と係合する遠位端2116とを含む外側マウスピース壁2112によって画定されるマウスピース2110を含む。図示の実装では、マウスピース壁2112は、その近位端2114と遠位端2116との間に配置されたフランジ2150を含む。図示の実装のカートリッジ2100はまた、フランジ2150の一部を備える一対の別個の金属プレート2152A、2152Bを含む。図示の実装では、金属プレート2152A、2152Bは、接着剤を介してマウスピース2110のフランジ2150に固定されているが、他の実装では、例えばインサート成形プロセスを含む他の取り付け方法も可能である。図示の実装では、別個の金属プレート2152A、2152Bは、カートリッジ2100のヒータ2120(
図23を参照)に動作可能に接続される。様々な実装では、金属プレート2152A、2152Bは、鉄、ニッケル、コバルト、鋼などの合金、および/またはそれらの任意の組み合わせを含むがこれらに限定されない様々な強磁性材料などの、導電性であって磁石によって引き付けられるように構成された任意の材料を含む。
【0137】
様々な実装では、
図22Cのカートリッジ2100の一部は、カートリッジと制御装置との間に磁気的および電気的接続が形成されるように、
図22Aおよび
図22Bの内側フレーム2215のカートリッジ受容チャンバ2212と結合されるように構成されている。特に、
図23は、制御装置の内側フレーム2215と結合されたカートリッジ2100の部分断面図を示している。図に示すように、図示の実装のカートリッジ2100が制御装置の内側フレーム2215と結合されると、制御装置の内側フレーム2215に配置された複数の磁石2252A、2252B、2252C、2252Dとカートリッジ2100の金属プレート2152A、2152Bとの間に磁気的接続が形成される。さらに、図示の実装のカートリッジ2100が内側フレーム2215と結合されると、制御装置の内側フレーム2215の一対の導電性ピン2220A、2220Bとカートリッジ2100の金属プレート2152A、2152Bとの間に電気的接続が形成される。したがって、カートリッジ2100が制御装置の内側フレーム2215に受容されると、カートリッジ2100のヒータ2120は、制御装置のバッテリに動作可能に接続されることができる。したがって、図示の実装のカートリッジ2100が制御装置の内側フレーム2215と結合されると、カートリッジ2100は、カートリッジと制御装置との間の電気的接続が維持されるように、制御装置の内側フレーム2215と接続するように機械的に付勢される。
【0138】
図24Aは、本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分斜視図を示している。特に、
図24Aは、対応する制御装置とともに使用するための内側フレーム2415の一部を示している。多くの態様では、制御装置は、上述した制御装置200と同様の構成を有することができ、同様の構成要素(および同様の構成および構成要素の変形例)を含むことができる。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照され、ここでは繰り返されない。
【0139】
図に示すように、図示の実装の内側フレーム2415は、カートリッジ受容チャンバ2412および上部フランジ2450を含む。図示の実装の内側フレーム2415はまた、内側フレーム2415の上部フランジ2450に近接して配置された一対の磁石2452A、2452Bを含む。特に、図示の実装は、内側フレーム2415の両側に配置され且つその上部フランジ2450を通って延在している2つの円筒形磁石2452A、2452Bを含む。上述した可能な磁石材料が参照される。他の構成も可能であるが、図示の実装では、磁石2452A、2452Bの上面は、上部フランジ2450の上面と実質的に面一である。図示の実装では、磁石のそれぞれは、図示の実装では上部フランジ2450の延長部である対応する磁石受容特徴2453の内側に配置されている。他の方法も可能であるが、図示の実装の磁石2452A、2452Bは、圧入および/または接着接続を介して、またはインサート成形プロセスを介して、磁石受容特徴部2453の内側に固定されることができる。図示されていないが、図示の実装では、磁石2452A、2452Bは、制御装置のバッテリに動作可能に接続される。
【0140】
図24Bは、本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。特に、
図24Bは、近位端2306および閉鎖された遠位端2308を含む外側タンク壁2304によって画定されたタンク2302を含むカートリッジ2300を示している。多くの態様では、カートリッジ2300は、同様の構成を有してもよく、上述したカートリッジ300と同様の構成(および同様の構成および構成要素の変形例)を含んでもよく、ここでは繰り返されない。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照される。
【0141】
図示の実装のカートリッジ2300は、内部に画定された出口ポータル2315を有する近位端2314と、タンク2302の近位端2306と係合する遠位端2316とを含む外側マウスピース壁2312によって画定されるマウスピース2310を含む。図示の実装では、マウスピース壁2312は、その近位端2314と遠位端2316との間に配置されたフランジ2350を含む。図示の実装のカートリッジ2300はまた、フランジ2350の一部を備える一対の別個の金属プレート2352A、2352Bを含む。図示の実装では、金属プレート2352A、2352Bは、接着剤を介してマウスピース230のフランジ2350に固定されているが、他の実装では、例えばインサート成形プロセスを含む他の取り付け方法も可能である。図示の実装では、別個の金属プレート2352A、2352Bは、カートリッジ2300のヒータ2320(
図23を参照)に動作可能に接続される。様々な実装では、金属プレート2352A、2352Bは、鉄、ニッケル、コバルト、鋼などの合金、および/またはそれらの任意の組み合わせを含むがこれらに限定されない様々な強磁性材料などの導電性であって磁石によって引き付けられるように構成された任意の材料を含むことができる。
【0142】
様々な実装では、
図24Bのカートリッジ2300の一部は、カートリッジと制御装置との間に磁気的および電気的接続が形成されるように、
図24Aの内側フレーム2415のカートリッジ受容チャンバ2412と結合されるように構成されている。特に、
図25は、制御装置の内側フレーム2415と結合されたカートリッジ2300の部分断面図を示している。図に示すように、図示の実装のカートリッジ2300が制御装置の内側フレーム2415に結合されると、制御装置の内側フレーム2415に配置された一対の磁石2452A、2452Bとカートリッジ2300の金属プレート2352A、2352Bとの間に磁気的接続が形成される。さらに、図示の実装のカートリッジ2300が内側フレーム2415と結合されると、制御装置の内側フレーム2415の一対の磁石2452A、2452Bとカートリッジ2300の金属プレート2352A、2352Bとの間に電気的接続が形成される。したがって、カートリッジ2300が制御装置の内側フレーム2415に受容されると、カートリッジ2300のヒータ2320は、制御装置のバッテリに動作可能に接続されることができる。したがって、図示の実装のカートリッジ2300が制御装置の内側フレーム2415と結合されると、カートリッジ2300は、カートリッジと制御装置との間の電気的接続が維持されるように、制御装置の内側フレーム2415と接続するように機械的に付勢される。
【0143】
図26Aは、本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分斜視図を示している。特に、
図26Aは、対応する制御装置とともに使用するための内側フレーム2615の一部を示している。多くの態様では、制御装置は、上述した制御装置200と同様の構成を有することができ、同様の構成要素(および同様の構成および構成要素の変形例)を含むことができる。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照され、ここでは繰り返されない。
【0144】
図に示すように、図示の実装の内側フレーム2615は、カートリッジ受容チャンバ2612および上部フランジ2650を含む。図示の実装の内側フレーム2615はまた、内側フレーム2615の上部フランジ2650に近接して配置された一対の磁石2652A、2652Bを含む。特に、図示の実装は、内側フレーム2615の両側に配置された2つの円筒形磁石2652A、2652Bを含み、磁石2652A、2652Bのそれぞれは、対応する導電性ケーシング2620A、2620Bの内側に配置され、各磁石/ケーシング(2652A、2620A、2652B、2620B)アセンブリは、その上部フランジ2650を通って延在している。上述した可能な磁石材料が参照される。さらに、導電性ケーシング2620A、2620Bおよび磁石2652のそれぞれは、対応する受容特徴部2653の内側に配置される。他の方法も可能であるが、図示の実装の磁石2652は、接着および/または圧入接続を介して導電性ケーシング2620A、2620Bの内側に固定されてもよく、図示の実装の導電性ケーシング2620A、2620B(または導電性ケーシングおよび磁石アセンブリ(2620A、2652A、2620B、2652B))は、圧入および/または接着接続を介して、またはインサート成形プロセスを介して、受容特徴部2653の内側に固定されてもよい。図示されていないが、導電性ケーシング2620A、2620Bは、制御装置のバッテリに動作可能に接続される。様々な実装では、導電性ケーシング2620A、2620Bは、これらに限定されないが、例えば、銅、ベリリウム銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の導電性材料から構成されることができる。
【0145】
図26Bは、本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。特に、
図26Bは、近位端2506および閉鎖された遠位端2508を含む外側タンク壁2504によって画定されたタンク2502を含むカートリッジ2500を示している。多くの態様では、カートリッジ2500は、同様の構成を有してもよく、上述したカートリッジ300と同様の構成(および同様の構成および構成要素の変形例)を含んでもよく、ここでは繰り返されない。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照される。
【0146】
図示の実装のカートリッジ2500は、内部に画定された出口ポータル2515を有する近位端2514と、タンク2502の近位端2506と係合する遠位端2516とを含む外側マウスピース壁2512によって画定されるマウスピース2510を含む。図示の実装では、マウスピース壁2512は、その近位端2514と遠位端2516との間に配置されたフランジ2550を含む。図示の実装のカートリッジ2500はまた、フランジ2550の一部を備える一対の別個の金属プレート2552A、2552Bを含む。図示の実装では、金属プレート2552A、2552Bは、接着剤を介してマウスピース2510のフランジ2550に固定されているが、他の実装では、例えばインサート成形プロセスを含む他の取り付け方法も可能である。図示の実装では、別個の金属プレート2552A、2552Bは、カートリッジ2500のヒータ2520(
図27を参照)に動作可能に接続される。様々な実装では、金属プレート2552A、2552Bは、鉄、ニッケル、コバルト、鋼などの合金、および/またはそれらの任意の組み合わせを含むがこれらに限定されない様々な強磁性材料などの導電性であって磁石によって引き付けられるように構成された任意の材料を含むことができる。
【0147】
様々な実装では、
図26Bのカートリッジ2500の一部は、カートリッジと制御装置との間に磁気的および電気的接続が形成されるように、
図26Aの内側フレーム2615のカートリッジ受容チャンバ2612と結合されるように構成されている。特に、
図27は、制御装置の内側フレーム2615と結合されたカートリッジ2500の部分断面図を示している。図に示すように、図示の実装のカートリッジ2500が制御装置の内側フレーム2615に結合されると、制御装置の内側フレーム2615に配置された一対の磁石2652とカートリッジ2500の金属プレート2552A、2552Bとの間に磁気的接続が形成される。さらに、図示の実装のカートリッジ2500が内側フレーム2615と結合されると、制御装置の内側フレーム2615の導電性ケーシング2620A、2620Bとカートリッジ2500の金属プレート2552A、2552Bとの間に電気的接続が形成される。したがって、カートリッジ2500が制御装置の内側フレーム2615に受容されると、カートリッジ2500のヒータ2520は、制御装置のバッテリに動作可能に接続されることができる。したがって、図示の実装のカートリッジ2500が制御装置の内側フレーム2615と結合されると、カートリッジ2500は、カートリッジと制御装置との間の電気的接続が維持されるように、制御装置の内側フレーム2615と接続するように機械的に付勢される。
【0148】
図28Aは、本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの分解部分斜視図を示している。特に、
図268は、対応する制御装置とともに使用するための内側フレーム2815の一部を示している。多くの態様では、制御装置は、上述した制御装置200と同様の構成を有することができ、同様の構成要素(および同様の構成および構成要素の変形例)を含むことができる。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照され、ここでは繰り返されない。
【0149】
図に示すように、図示の実装の内側フレーム2815は、カートリッジ受容チャンバ2812および上部フランジ2850を含む。図示の実装の内側フレーム2815はまた、内側フレーム2615の上部フランジ2850に近接して配置された一対の磁石2852A、2852Bを含む。特に、図示の実装は、内側フレーム2815の両側に配置された2つの円筒形磁石2852A、2852Bを含み、各磁石2852A、2852Bのそれぞれの上面および側面は、対応する導電性ケーシング2820A、2820Bによって実質的に囲まれており、各磁石/ケーシング(2852A、2820A、2852B、2820B)アセンブリは、その上部フランジ2850を通って延在している。上述した可能な磁石材料が参照される。他の構成も可能であるが、図示の実装では、導電性ケーシング2820A、2820Bの上面は、上部フランジ2850の上面と実質的に面一である。さらに、導電性ケーシング2820および磁石2852のそれぞれは、図示の実装ではフランジの延長部である対応する受容特徴部2853の内側に配置される。他の方法も可能であるが、図示の実装の磁石2852A、2852Bは、接着および/または圧入接続を介して導電性ケーシング2820A、2820Bの内側に固定されてもよく、図示の実装の導電性ケーシング2820A、2820B(または導電性ケーシングおよび磁石アセンブリ(2820、2852))は、圧入および/または接着接続を介して、またはインサート成形プロセスを介して、受容特徴部2853の内側に固定されてもよい。図示されていないが、導電性ケーシング2820A、2820Bは、制御装置のバッテリに動作可能に接続される。様々な実装では、導電性ケーシング2820A、2820Bは、これらに限定されないが、例えば、銅、ベリリウム銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の導電性材料から構成されることができる。
【0150】
図28Bは、本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示している。特に、
図28Bは、近位端2706および閉鎖された遠位端2708を含む外側タンク壁2704によって画定されたタンク2702を含むカートリッジ2700を示している。多くの態様では、カートリッジ2700は、同様の構成を有してもよく、上述したカートリッジ300と同様の構成(および同様の構成および構成要素の変形例)を含んでもよく、ここでは繰り返されない。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照される。
【0151】
図示の実装のカートリッジ2700は、内部に画定された出口ポータル2715を有する近位端2714と、タンク2702の近位端2706と係合する遠位端2716とを含む外側マウスピース壁2712によって画定されるマウスピース2710を含む。図示の実装では、マウスピース壁2712は、その近位端2714と遠位端2716との間に配置されたフランジ2750を含む。図示の実装のカートリッジ2700はまた、フランジ2750の一部を備える一対の別個の金属プレート2752A、2752Bを含む。図示の実装では、金属プレート2752A、2752Bは、接着剤を介してマウスピース2710のフランジ2750に固定されているが、他の実装では、例えばインサート成形プロセスを含む他の取り付け方法も可能である。図示の実装では、別個の金属プレート2752A、2752Bは、カートリッジ2700のヒータ2720(
図29を参照)に動作可能に接続される。様々な実装では、金属プレート2752A、2752Bは、鉄、ニッケル、コバルト、鋼などの合金、および/またはそれらの任意の組み合わせを含むがこれらに限定されない様々な強磁性材料などの導電性であって磁石によって引き付けられるように構成された任意の材料を含むことができる。
【0152】
様々な実装では、
図28Bのカートリッジ2700の一部は、カートリッジと制御装置との間に磁気的および電気的接続が形成されるように、
図28Aの内側フレーム2813のカートリッジ受容チャンバ2812と結合されるように構成されている。特に、
図29は、制御装置の内側フレーム2815と結合されたカートリッジ2700の部分断面図を示している。図に示すように、図示の実装のカートリッジ2700が制御装置の内側フレーム2813に結合されると、制御装置の内側フレーム2815に配置された一対の磁石2852A、2852Bとカートリッジ2700の金属プレート2752A、2752Bとの間に磁気的接続が形成される。さらに、図示の実装のカートリッジ2700が内側フレーム2815と結合されると、制御装置の内側フレーム2815の導電性ケーシング2820A、2820Bとカートリッジ2700の金属プレート2752A、2752Bとの間に電気的接続が形成される。したがって、カートリッジ2700が制御装置の内側フレーム2815に受容されると、カートリッジ2700のヒータ2720は、制御装置のバッテリに動作可能に接続されることができる。したがって、図示の実装のカートリッジ2700が制御装置の内側フレーム2815と結合されると、カートリッジ2700は、カートリッジと制御装置との間の電気的接続が維持されるように、制御装置の内側フレーム2815と接続するように機械的に付勢される。
【0153】
図30Aは、本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分分解斜視図を示している。特に、
図31は、対応する制御装置とともに使用するための内側フレーム3015の一部を示している。多くの態様では、制御装置は、上述した制御装置200と同様の構成を有することができ、同様の構成要素(および同様の構成および構成要素の変形例)を含むことができる。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照され、ここでは繰り返されない。
【0154】
図に示すように、図示の実装の内側フレーム3015は、カートリッジ受容チャンバ3012と、その上端に画定されたフランジ3050とを含む。図示の実装の内側フレーム3015はまた、内側フレーム3015の上部フランジ3050に近接して配置された複数の磁石3052を含む。図示の実装では、4つの個々の磁石3052A、3052B、3052C、3052Dがあり、それぞれが実質的にブロック状または矩形の角柱形状を有するが、他の実装では、より多くのまたはより少ない個々の磁石が使用されてもよく、磁石は異なる形状および/またはサイズを有してもよい。上述した可能な磁石材料が参照される。図示の実装では、磁石3052A、3052B、3052C、3052Dは、内側フレーム3015の外側の周りに且つその上部フランジ3050の下方にほぼ等間隔で配置されている。複数の磁石のそれぞれは、図示の実装では上部フランジ3050の延長部である対応する磁石受容特徴部3053の内側に配置されている。他の方法も可能であるが、図示の実装の磁石3052A、3052B、3052C、3052Dは、圧入および/または接着接続を介して、またはインサート成形プロセスを介して、それぞれの磁石受容特徴部3053の内側に固定されてもよい。
【0155】
さらに、図示の実装の内側フレーム3015はまた、内側フレーム3015の上部フランジ3050に配置された一対の金属プレート3020A、3020Bを含み、これらは上部フランジ3050の開口部を通して露出している。他の構成も可能であるが、図示の実装では、金属プレートは、上部フランジ3050の一部と一致するように構成された湾曲形状を有し、磁石3020A、3020Bの上面は、上部フランジ3050の上面と実質的に面一である。図示の実装では、金属プレート3020A、3020Bは、以下に記載されるように、挿入されたカートリッジのヒータに電力を供給するために、制御装置のバッテリに動作可能に接続される。様々な実装では、金属プレート3020A、3020Bは、これらに限定されないが、例えば、銅、ベリリウム銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の導電性材料から構成されることができる。
【0156】
図30Bは、本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示し、
図30Cは、本開示の例示的実装にかかるカートリッジの底面図を示している。特に、
図30Bおよび
図30Cは、近位端2906および閉鎖された遠位端2908を含む外側タンク壁2904によって画定されるタンク2902を含むカートリッジ2900を示している。多くの態様では、カートリッジ2900は、同様の構成を有してもよく、上述したカートリッジ300と同様の構成(および同様の構成および構成要素の変形例)を含んでもよく、ここでは繰り返されない。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照される。
【0157】
図示の実装のカートリッジ2900は、内部に画定された出口ポータルを有する近位端2914と、タンク2902の近位端2906と係合する遠位端2916とを含む外側マウスピース壁2912によって画定されるマウスピース2910を含む。図示の実装では、マウスピース壁2912は、その近位端2914と遠位端2916との間に配置されたフランジ2950を含む。図示の実装のカートリッジ2900はまた、2対の金属プレートを含む。特に、カートリッジ2900は、カートリッジ2900のフランジ2950の対向する角の周りに延在する一対の短い金属プレート2925A、2925Bと、フランジ2950の他の対向する角の周りに延在し且つ一対の短い金属プレート2925A、2925Bの端部に近接して終端する、一対の長い金属プレート2952A、2952Bとを含む。図示の実装では、第1の対の金属プレート2925A、2925Bのそれぞれは、フランジ2950の一部と一致するように構成された湾曲形状を有し、第2の対の金属プレート2952A、2952Bのそれぞれは、フランジ2950の別の部分と一致するように構成された湾曲形状を有する。図示の実装では、第1の対および第2の対の金属プレート2925A、2925B、2952A、2952Bは、接着剤を介してマウスピース2910のフランジ2950の底部に固定されているが、他の実装では、例えばインサート成形プロセスを含む他の取り付け方法も可能である。図示の実装では、第1の対の金属プレート2925A、2925Bは、カートリッジ2900のヒータ2920(
図31を参照)に動作可能に接続される。様々な実装では、短い金属プレート3020A、3020Bは、これらに限定されないが、例えば、銅、ベリリウム銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の導電性材料から構成されることができる。様々な実装では、長い金属プレート2952A、2952Bは、鉄、ニッケル、コバルト、鋼などの合金、および/またはそれらの任意の組み合わせを含むがこれらに限定されない様々な強磁性材料などの磁石によって引き付けられるように構成された任意の材料を含むことができる。
【0158】
様々な実装では、
図30Bおよび
図30Cのカートリッジ2900の一部は、カートリッジと制御装置との間に磁気的および電気的接続が形成されるように、
図30Aの内側フレーム3015のカートリッジ受容チャンバ3012と結合されるように構成されている。特に、
図30Aは、制御装置の内側フレーム3015と結合されたカートリッジ2900の部分断面図を示している。図に示すように、図示の実装のカートリッジ2900が制御装置の内側フレーム3015と結合されると、制御装置の内側フレーム3015に配置された複数の磁石3052A、3052B、3052C、および3052Dとカートリッジ2900の第2の対の金属プレート2952A、および2952Bとの間に磁気的接続が形成される。さらに、図示の実装のカートリッジ2900が内側フレーム3015と結合されると、制御装置の内側フレーム3015の一対の金属プレート3020A、3020Bとカートリッジ2900の第1の対の金属プレート2925A、2925Bとの間に電気的接続が形成される。したがって、カートリッジ2900が制御装置の内側フレーム3015に受容されると、カートリッジ2900のヒータ2920は、制御装置のバッテリに動作可能に接続されることができる。したがって、図示の実装のカートリッジ2900が制御装置の内側フレーム3015と結合されると、カートリッジ2900は、カートリッジと制御装置との間の電気的接続が維持されるように、制御装置の内側フレーム3015と接続するように機械的に付勢される。
【0159】
図32Aは、本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分分解斜視図を示している。特に、
図32Aは、対応する制御装置とともに使用するための内側フレーム3215の一部を示している。多くの態様では、制御装置は、上述した制御装置200と同様の構成を有することができ、同様の構成要素(および同様の構成および構成要素の変形例)を含むことができる。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照され、ここでは繰り返されない。
【0160】
図に示すように、図示の実装の内側フレーム3215は、カートリッジ受容チャンバ3212と、その上端に画定されたフランジ3250とを含む。図示の実装の内側フレーム3215はまた、内側フレーム3015の上部フランジ3250に近接して配置された複数の磁石3252を含む。図示の実装では、4つの個々の磁石3252A、3252B、3252C、3252Dがあり、それぞれが実質的にブロック状または矩形の角柱形状を有するが、他の実装では、より多くのまたはより少ない個々の磁石が使用されてもよく、磁石は異なる形状および/またはサイズを有してもよい。上述した可能な磁石材料が参照される。図示の実装では、磁石3252A、3252B、3252C、3252Dは、内側フレーム3215の外側の周りに且つその上部フランジ3250の下方にほぼ等間隔で配置されている。複数の磁石のそれぞれは、図示の実装では上部フランジ3250の延長部である対応する磁石受容特徴部3253の内側に配置されている。他の方法も可能であるが、図示の実装の磁石3252A、3252B、3252C、3252Dは、圧入および/または接着接続を介して、またはインサート成形プロセスを介して、それぞれの磁石受容特徴部3253の内側に固定されてもよい。
【0161】
さらに、図示の実装の内側フレーム3215はまた、内側フレーム3215の上部フランジ3250の対向する角に配置された一対の金属プレート3220A、3220Bを含み、これらは上部フランジ3250の開口部を通して露出している。他の構成も可能であるが、図示の実装では、金属プレートは、上部フランジ3250の一部と一致するように構成された湾曲形状を有し、磁石3220A、3220Bの上面は、上部フランジ3050の上面と実質的に面一である。図示の実装では、金属プレート3020A、3020Bは、以下に記載されるように、挿入されたカートリッジのヒータに電力を供給するために、制御装置のバッテリに動作可能に接続される。様々な実装では、金属プレート3220A、3220Bは、これらに限定されないが、例えば、銅、ベリリウム銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の導電性材料から構成されることができる。
【0162】
図32Bは、本開示の例示的実装にかかるカートリッジの斜視図を示し、
図32Cは、本開示の例示的実装にかかるカートリッジの底面図を示している。特に、
図32Bおよび
図32Cは、近位端3106および閉鎖された遠位端3108を含む外側タンク壁3104によって画定されるタンク3102を含むカートリッジ3100を示している。多くの態様では、カートリッジ3100は、同様の構成を有してもよく、上述したカートリッジ300と同様の構成(および同様の構成および構成要素の変形例)を含んでもよく、ここでは繰り返されない。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照される。
【0163】
図示の実装のカートリッジ3100は、内部に画定された出口ポータルを有する近位端3114と、タンク3102の近位端3106と係合する遠位端3116とを含む外側マウスピース壁3112によって画定されるマウスピース3110を含む。図示の実装では、マウスピース壁3112は、その近位端3114と遠位端3116との間に配置されたフランジ3150を含む。図示の実装のカートリッジ3100はまた、一対の別個の金属プレートを含む。特に、カートリッジ3100は、カートリッジ3100の両側に配置された一対の金属プレート3152A、3152Bを含む。図示の実装では、金属プレート3152A、3152Bのそれぞれは、フランジ3150の一部と一致するように構成された湾曲形状を有する。特に、各プレート3152A、3152Bは、フランジ3150の第1の角に近接して始まり、その角およびフランジ3150の第2の角の周りに延在し、第1の角とは反対側のフランジの角に近接して終わる。図示の実装では、金属プレート3152A、3152Bは、接着剤を介してマウスピース3110のフランジ3150の底部に固定されているが、他の実装では、例えばインサート成形プロセスを含む、他の取り付け方法も可能である。図示の実装では、金属プレート3152A、3152Bは、カートリッジ3100のヒータ3120(
図33を参照)に動作可能に接続される。様々な実装では、金属プレート3152A、3152Bは、鉄、ニッケル、コバルト、鋼などの合金、および/またはそれらの組み合わせを含むがこれらに限定されない様々な強磁性材料などの導電性であって磁石によって引き付けられるように構成された任意の材料を含むことができる。
【0164】
様々な実装では、
図32Bおよび
図32Cのカートリッジ3100の一部は、カートリッジと制御装置との間に磁気的および電気的接続が形成されるように、
図32Aの内側フレーム3215のカートリッジ受容チャンバ3212と結合されるように構成されている。特に、
図33は、制御装置の内側フレーム3215と結合されたカートリッジ3100の部分断面図を示している。図に示すように、図示の実装のカートリッジ3100が制御装置の内側フレーム3215と結合されると、制御装置の内側フレーム3215に配置された複数の磁石3252A、3252B、3252C、3252Dとカートリッジ3100の金属プレート3152A、3152Bとの間に磁気的接続が形成される。さらに、図示の実装のカートリッジ3100が内側フレーム3215と結合されると、制御装置の内側フレーム3215の金属プレート3220A、3220Bとカートリッジ3100の金属プレート3152A、3152Bとの間に電気的接続が形成される。したがって、カートリッジ3100が制御装置の内側フレーム3215に結合されると、カートリッジ3100のヒータ3120は、制御装置のバッテリに動作可能に接続されることができる。したがって、図示の実装のカートリッジ3100が制御装置の内側フレーム3215と結合されると、カートリッジ3100は、カートリッジと制御装置との間の電気的接続が維持されるように、制御装置の内側フレーム3215と接続するように機械的に付勢される。
【0165】
図34は、本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分分解斜視図を示している。特に、
図34は、対応する制御装置とともに使用するための内側フレーム3415の一部を示している。多くの態様では、制御装置は、上述した制御装置200と同様の構成を有することができ、同様の構成要素(および同様の構成および構成要素の変形例)を含むことができる。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照され、ここでは繰り返されない。
【0166】
図に示すように、図示の実装の内側フレーム3415は、カートリッジ受容チャンバ3412と、その上端に画定されたフランジ3450とを含む。図示の実装の内側フレーム3415はまた、フランジ3450の両側に一対の磁石3452A、3452Bを含む。図示の実装では、磁石3452A、3452Bのそれぞれは、実質的にブロック状または矩形の角柱形状を有する。上述した可能な磁石材料が参照される。他の実装では、より多くのまたはより少ない磁石が使用されてもよく、磁石は異なる形状および/またはサイズを有してもよい。図示の実装では、磁石3452A、3452Bのそれぞれは、フランジ3450の上面の下方に且つ図示の実装では上部フランジ3450の延長部であるそれぞれの磁石受容特徴部3453の内側に配置されている。他の方法も可能であるが、図示の実装の磁石3452A、3252Bは、圧入および/または接着接続を介して、またはインサート成形プロセスを介して、それぞれの磁石受容特徴部3453の内側に固定されてもよい。
【0167】
さらに、図示の実装の内側フレーム3415はまた、内側フレーム3215の上部フランジ3450の両側に配置された一対の金属プレート3420A、3420Bを含み、これらは上部フランジ3450の開口部を通して露出している。図示の実装では、金属プレート3420A、3420Bのそれぞれは、図示の実装では上部フランジ3450の一部を備えるそれぞれの受容特徴部3455の内側に配置されている。他の構成も可能であるが、図示の実装では、金属プレートは、実質的にブロック状または矩形の角柱形状を有し、金属プレート3420A、3420Bの上面は、上部フランジ3450の上面と実質的に面一である。図示の実装では、金属プレート3420A、3420Bは、以下に記載されるように、挿入されたカートリッジのヒータに電力を供給するために、制御装置のバッテリに動作可能に接続される。様々な実装では、金属プレート3420A、3420Bは、これらに限定されないが、例えば、銅、ベリリウム銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の導電性材料から構成されることができる。
【0168】
図35Aは、本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分斜視図を示し、
図35Bは、本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分透過斜視図を示している。特に、
図35Aおよび
図35Bは、近位端および閉鎖された遠位端を含む外側タンク壁によって画定されるタンク(図示しない)を含むカートリッジ3300を示している。多くの態様では、カートリッジ3300は、同様の構成を有してもよく、上述したカートリッジ300と同様の構成(および同様の構成および構成要素の変形例)を含んでもよく、ここでは繰り返されない。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照される。
【0169】
図示の実装のカートリッジ3300は、内部に画定された出口ポータル3315を有する近位端3314と、タンクの近位端と係合する遠位端(図示しない)とを含む外側マウスピース壁3312によって画定されるマウスピース3310を含む。図示の実装では、マウスピース壁3312は、その近位端3314と遠位端との間に配置されたフランジ3350を含む。図示の実装のカートリッジ3300はまた、一対の金属プレートを含む。特に、カートリッジ3300は、フランジ3350の対向する角のセットの周りに延在するが、フランジ3350の対向する角の他のセットの周りには延在しないように、カートリッジのフランジ3350のそれぞれの隣接する側面の周りに延在している、金属プレート3352A、3352Bを含む。図示の実装では、金属プレート3352A、3352Bのそれぞれは、上述したようにフランジ3350の一部と一致し、且つカートリッジ3300のヒータ3320に動作可能に接続するように構成された湾曲したJ字形状を有する。図示の実装では、金属プレート3352A、3352Bは、接着剤を介してマウスピース3310のフランジ3350の底部に固定されているが、他の実装では、例えばインサート成形プロセスを含む、他の取り付け方法も可能である。様々な実装では、金属プレート3352A、3352Bは、鉄、ニッケル、コバルト、鋼などの合金、および/またはそれらの組み合わせを含むがこれらに限定されない様々な強磁性材料などの導電性であって磁石によって引き付けられるように構成された任意の材料を含むことができる。
【0170】
様々な実装では、カートリッジ3300の一部は、カートリッジと制御装置との間に磁気的および電気的接続が形成されるように、内側フレーム3415のカートリッジ受容チャンバ3412と結合されるように構成されている。特に、
図35Aおよび
図35Bは、制御装置の内側フレーム3415と結合されたカートリッジ3300の部分斜視図を示している。図に示すように、図示の実装のカートリッジ3300が制御装置の内側フレーム3415に結合されると、制御装置の内側フレーム3415に配置された磁石3452A、3452Bとカートリッジ3300の金属プレート3352A、3352Bとの間に磁気的接続が形成される。さらに、図示の実装のカートリッジ3300が内側フレーム3415に結合されると、制御装置の内側フレーム3415の金属プレート3420A、3420Bとカートリッジ3300の金属プレート3352A、3352Bとの間に電気的接続が形成される。したがって、カートリッジ3300が制御装置の内側フレーム3415に結合されると、カートリッジ3300のヒータ3320は、制御装置のバッテリに動作可能に接続されることができる。したがって、図示の実装のカートリッジ3300が制御装置の内側フレーム3415と結合されると、カートリッジ3300は、カートリッジと制御装置との間の電気的接続が維持されるように、制御装置の内側フレーム3415と接続するように機械的に付勢される。
【0171】
図36Aは、本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分斜視図を示している。特に、
図36Aは、対応する制御装置とともに使用するための内側フレーム3615の一部を示している。多くの態様では、制御装置は、上述した制御装置200と同様の構成を有することができ、同様の構成要素(および同様の構成および構成要素の変形例)を含むことができる。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照され、ここでは繰り返されない。
【0172】
図に示すように、図示の実装の内側フレーム3615は、カートリッジ受容チャンバ3612と、その上端に画定されたフランジ3650とを含む。図示の実装の内側フレーム3615はまた、フランジ3650の両側に一対の磁石3652A、3652Bを含む。図示の実装では、磁石3652A、3652Bのそれぞれは、実質的にブロック状または矩形の角柱形状を有する。上述した可能な磁石材料が参照される。他の実装では、より多くのまたはより少ない磁石が使用されてもよく、磁石は異なる形状および/またはサイズを有してもよい。図示の実装では、磁石3652A、3652Bのそれぞれは、フランジ3650の上面の下方に且つ図示の実装では上部フランジ3650の延長部である、それぞれの磁石受容特徴部3653の内側に配置されている。他の方法も可能であるが、図示の実装の磁石3652A、3652Bは、圧入および/または接着接続を介して、またはインサート成形プロセスを介して、それぞれの磁石受容特徴部3653の内側に固定されてもよい。
【0173】
さらに、図示の実装の内側フレーム3615はまた、内側フレーム3615の上部フランジ3650の両側に配置された一対の金属プレート3620A、3620Bを含む。図示の実装では、金属プレート3620A、3620Bのそれぞれは、フランジ3650の上面の下方に且つ図示の実装では上部フランジ3650の一部を備えるそれぞれの受容特徴部3655の内側に配置されている。他の構成も可能であるが、図示の実装では、金属プレートは、実質的にブロック状または矩形の角柱形状を有する。図示の実装では、金属プレート3620A、3620Bは、以下に記載されるように、挿入されたカートリッジのヒータに電力を供給するために、制御装置のバッテリに動作可能に接続される。様々な実装では、金属プレート3620A、3620Bは、これらに限定されないが、例えば、銅、ベリリウム銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の導電性材料から構成されることができる。
【0174】
図36Bは、本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分透過斜視図を示している。特に、
図36Bは、近位端3506および閉鎖された遠位端3508を含む外側タンク壁3504によって画定されたタンク3502を含むカートリッジ3500を示している。多くの態様では、カートリッジ3500は、同様の構成を有してもよく、上述したカートリッジ300と同様の構成(および同様の構成および構成要素の変形例)を含んでもよく、ここでは繰り返されない。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照される。
【0175】
図示の実装のカートリッジ3500は、内部に画定された出口ポータル3515を有する近位端3514と、タンク3502の近位端3506と係合する遠位端3516とを含む外側マウスピース壁3512によって画定されるマウスピース3510を含む。図示の実装では、マウスピース壁3512は、その近位端3514と遠位端3516との間に配置されたフランジ3550を含む。図示の実装のカートリッジ3500はまた、フランジ3550の下方に配置された金属プレート3552を含む。図示の実装では、金属プレート3552は、接着剤を介してマウスピース3510のフランジ3550の底部に固定されているが、他の実装では、例えば、インサート成形プロセス、圧入接続、熱かしめ接続などを含む他の取り付け方法が可能である。カートリッジ3500はまた、マウスピース3510の両側に配置された一対の導電性バネ3525A、3525Bを含む。図示の実装では、導電性バネのそれぞれは、フランジ3550の下方のマウスピース3510のそれぞれの開口部を通して露出される接触面3565A、3565Bを含む。図示の実装では、導電性バネ3525A、3525Bは、接着剤を介してカートリッジ3500のマウスピース3510の内側に取り付けられてもよいが、他の実装では、例えばインサート成形プロセスを含む他の取り付け方法も可能である。図示の実装では、導電性バネ3525A、3525Bは、カートリッジ3500のヒータ3520(
図37を参照)に動作可能に接続される。様々な実装では、導電性バネ3525A、3525Bは、これらに限定されないが、例えば、銅、ベリリウム銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の導電性材料から構成されることができる。様々な実装では、金属プレート3552は、鉄、ニッケル、コバルト、および鋼などの合金を含むがこれらに限定されない様々な強磁性材料などの磁石によって引き付けられるように構成された任意の材料を含むことができる。
【0176】
様々な実装では、カートリッジ3500の一部は、カートリッジと制御装置との間に磁気的および電気的接続が形成されるように、内側フレーム3615のカートリッジ受容チャンバ3612と結合されるように構成されている。特に、
図37は、制御装置の内側フレーム3615と結合されたカートリッジ3500の部分断面図を示している。図に示すように、図示の実装のカートリッジ3500が制御装置の内側フレーム3615に結合されると、制御装置の内側フレーム3615に配置された磁石3652A、3652Bとカートリッジ3500の金属プレート3552との間に磁気的接続が形成される。さらに、図示の実装のカートリッジ3500が内側フレーム3615と結合されると、制御装置の内側フレーム3615の金属プレート3620A、3620Bとカートリッジ3500の導電性バネ3525A、3525Bとの間に電気的接続が形成される。したがって、カートリッジ3500が制御装置の内側フレーム3615に結合されると、カートリッジ3500のヒータ3520は、制御装置のバッテリに動作可能に接続されることができる。したがって、図示の実装のカートリッジ3500が制御装置の内側フレーム3615と結合されると、カートリッジ3500は、カートリッジと制御装置との間の電気的接続が維持されるように、制御装置の内側フレーム3615と接続するように機械的に付勢される。
【0177】
図38Aは、本開示の例示的実装にかかる制御装置の内側フレームの部分透過斜視図を示している。特に、
図38Aは、対応する制御装置とともに使用するための内側フレーム3815の一部を示している。多くの態様では、制御装置は、上述した制御装置200と同様の構成を有することができ、同様の構成要素(および同様の構成および構成要素の変形例)を含むことができる。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照され、ここでは繰り返されない。
【0178】
図に示すように、図示の実装の内側フレーム3815は、カートリッジ受容チャンバ3812および上部フランジ3850を含む。図示の実装の内側フレーム3815はまた、内側フレーム3815の上部フランジ3850に近接して配置された複数の磁石3852を含む。特に、図示の実装は、各対が内側フレーム3815の両側に配置され且つその上部フランジ3850に近接して延在する2対の円筒形磁石3852A、3852B、3852C、3852Dを含み、複数の磁石のそれぞれは、図示の実装では上部フランジ3850の延長部である対応する磁石受容特徴部3853の内側に配置される。上述した可能な磁石材料が参照される。他の方法も可能であるが、図示の実装の磁石3852は、圧入および/または接着接続を介して、またはインサート成形プロセスを介して、磁石受容特徴部3853の内側に固定されることができる。
【0179】
さらに、図示の実装の内側フレーム3815はまた、内側フレーム3815内に且つその上部フランジ3850に近接して配置された一対の導電性ピン3820A、3820Bを含む。図示の実装では、導電性ピン3820A、3820Bは、内側フレーム3815の両側に配置され且つ上部フランジ3850を通って延在している円筒形の金属ピンを含む。他の構成も可能であるが、図示の実装では、金属ピン3820A、3820Bの上面は、上部フランジ3850の上面の上方に延在する(例えば、僅かに上方に延在する)。図示の実装では、導電性ピン3820A、3820Bは、後述するように、挿入されたカートリッジのヒータに電力を供給するために、順番に制御装置のバッテリに動作可能に接続される。様々な実装では、導電性ピン3820A、3820Bは、これらに限定されないが、例えば、銅、ベリリウム銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の導電性材料から構成されることができる。
【0180】
図38Bは、本開示の例示的実装にかかるカートリッジの部分斜視図を示している。特に、
図38Bは、近位端3706および閉鎖された遠位端(図示しない)を含む外側タンク壁3704によって画定されるタンク3702を含むカートリッジ3700を示している。多くの態様では、カートリッジ3700は、同様の構成を有してもよく、上述したカートリッジ300と同様の構成(および同様の構成および構成要素の変形っ麗)を含んでもよく、ここでは繰り返されない。したがって、これらの構成および構成要素(ならびに構成および構成要素の変形例)の適切な説明が参照される。
【0181】
図示の実装のカートリッジ3700は、内部に画定された出口ポータル(図示しない)を有する近位端3714と、タンク3702の近位端3706と係合する遠位端3716とを含む外側マウスピース壁3712によって画定されるマウスピース3710を含む。図示の実装では、マウスピース壁3712は、その近位端3714と遠位端3716との間に配置されたフランジ3750を含む。図示の実装のカートリッジ3700はまた、フランジ3750の一部を備える一対の別個の金属プレート3752A、3752Bを含む。図示の実装では、金属プレート3752A、3752Bのそれぞれは、フランジ3750の下方に延在する一体型バネ接点3765A、3765Bを含む。図示の実装では、金属プレート3752A、3752Bは、接着剤を介してマウスピース3710のフランジ3750に固定されているが、他の実装では、例えば、インサート成形プロセス、圧入接続、熱かしめ接続などを含む他の取り付け方法が可能である。図示の実装では、別個の金属プレート3752A、3752Bは、カートリッジ3700のヒータ3720(
図39を参照)に動作可能に接続される。様々な実装では、金属プレート3752A、3752Bは、鉄、ニッケル、コバルト、鋼などの合金を含むがこれらに限定されない様々な強磁性材料などの導電性であって磁石によって引き付けられるように構成された任意の材料を含むことができる。いくつかの実装では、金属プレートの一方または双方は、バイメタルプレートなどのバイメタル材料から構成されてもよく、導電性ピンに接触するように構成されたプレートの1つ以上の部分は、導電性バネ材料を含み、磁石に接触するように構成されたプレートの1つ以上の部分は、磁石への吸引に適した異なる材料を含む。
【0182】
様々な実装では、
図38Bのカートリッジ3700の一部は、カートリッジと制御装置との間に磁気的および電気的接続が形成されるように、
図38Aの内側フレーム3815のカートリッジ受容チャンバ3812と結合されるように構成されている。特に、
図39は、制御装置の内側フレーム3815と結合されたカートリッジ3700の部分断面図を示している。図に示すように、図示の実装のカートリッジ3700が制御装置の内側フレーム3815と結合されると、制御装置の内側フレーム3815に配置された複数の磁石3852A、3852B、3852C、3852Dとカートリッジ3700の金属プレート3752A、3752Bとの間に磁気的接続が形成される。さらに、図示の実装のカートリッジ3700が内側フレーム3815に結合されると、制御装置の内側フレーム3815の一対の導電性ピン3820A、3820Bとカートリッジ3700の一体型バネ接点3765A、3765Bとの間に電気的接続が形成される。したがって、カートリッジ3700が制御装置の内側フレーム3815に受容されると、カートリッジ3700のヒータ3720は、制御装置のバッテリに動作可能に接続されることができる。したがって、図示の実装のカートリッジ3700が制御装置の内側フレーム3815と結合されると、カートリッジ3700は、カートリッジと制御装置との間の電気的接続が維持されるように、制御装置の内側フレーム3815と接続するように機械的に付勢される。
【0183】
様々な実装では、制御装置、カートリッジ、または制御装置およびカートリッジの双方の一部の構成要素は、同様の機能を有するが異なる構造を有する他の構成要素によって置き換えられてもよいことに留意されたい。例えば、上記実装のいくつかは、制御装置の内側フレームにおけるバネ仕掛けのピン(例えば、電気ポゴピン)の使用を説明しており、バネ仕掛けのピンは、制御装置のバッテリに接続される。様々な代替の実装では、それらの実装において使用される電気ポゴピンの一方または双方は、形成された接触面を含む金属プレートによって置き換えられてみもよい。そのような実装の例が
図40に示されており、図は、本開示の例示的な実装にかかる、制御装置の内側フレームに結合されたカートリッジの部分断面図を示している。特に、
図40は、制御装置の内側フレーム4015に結合されたカートリッジ3900を示している。図示の実装では、バネ仕掛けの電気ピンは、カートリッジの電気接点に係合するように構成された丸い偏向接触領域4065を含む金属プレート4020によって置き換えられている。様々な実装では、金属プレート4020は、これらに限定されないが、例えば、銅、ベリリウム銅、アルミニウム、白金、金、銀、鉄、鋼、真鍮、青銅、グラファイト、導電性セラミック材料、および/またはそれらの任意の組み合わせを含む任意の導電性材料から構成されることができる。したがって、図に示すように、図示の実装のカートリッジ3900が制御装置の内側フレーム4015と結合されると、制御装置の磁石とカートリッジ3900の金属プレート3952との間に磁気的接続が形成され、制御装置の内側フレーム4015の金属プレート4020の接触領域4065と、ヒータ3920に接続されたカートリッジ3900の電気接点3925との間に電気的接続が形成される。したがって、カートリッジ3900が制御装置の内側フレーム4015に結合されると、カートリッジ3900のヒータ3920は、制御装置のバッテリに動作可能に接続されることができる。
【0184】
本開示の多くの変更および他の実施形態が、前述の説明および関連する図面に示された教示の利益を有することを本開示が関する当業者が思い付くであろう。したがって、本開示は、本明細書に開示された特定の実施形態に限定されるものではなく、変更および他の実施形態は、添付の特許請求の範囲内に含まれることが意図されることを理解されたい。本明細書では特定の用語を使用しているが、それらは、一般的且つ説明的な意味でのみ使用され、限定のためではない。
【手続補正書】
【提出日】2024-05-23
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エアロゾル送達デバイスであって、
少なくとも1つの壁を備える外側ハウジングであって、近位端と遠位端との間に延在する、外側ハウジングと、
外側ハウジングにおけるチャンバであって、その中にカートリッジを受け入れるように外側ハウジングの近位端における開口を通してアクセス可能であり、内側フレームが少なくとも1つの底壁を備えることによって画定される、チャンバと、
外側ハウジングの遠位端に位置付けられた端部キャップと、
外側ハウジングに位置付けられたシーリング部材であって、少なくとも1つのシーリング部材の周りの液体の通過を実質的に防止するように構成された少なくとも1つのシーリング部材と
を備えるエアロゾル送達デバイス。
【請求項2】
少なくとも1つのシーリング部材が、Oリングを備える、請求項1に記載のエアロゾル送達デバイス。
【請求項3】
少なくとも1つのシーリング部材が、内側フレームと、外側ハウジングの少なくとも1つの壁との間に位置付けられる、請求項1に記載のエアロゾル送達デバイス。
【請求項4】
内側フレームが、その外面上に形成された溝を含み、少なくとも1つのシーリング部材が、溝に係合している、請求項3に記載のエアロゾル送達デバイス。
【請求項5】
少なくとも1つのシーリング部材が、端部キャップと、外側ハウジングの少なくとも1つの壁との間に位置付けられる、請求項1に記載のエアロゾル送達デバイス。
【請求項6】
端部キャップが、その外面上に形成された溝を含み、少なくとも1つのシーリング部材が、溝に係合している、請求項5に記載のエアロゾル送達デバイス。
【請求項7】
少なくとも1つのシーリング部材が、底壁と、底壁を通って延在する1つ以上の電気コネクタとの間にシールを形成するように構成された接触シールを備える、請求項1に記載のエアロゾル送達デバイス。
【請求項8】
少なくとも1つのシーリング部材が、端部キャップと、端部キャップを通って延在する1つ以上の外部接続要素との間にシールを形成するように構成されたピンシールを備える、請求項1に記載のエアロゾル送達デバイス。
【請求項9】
少なくとも1つのシーリング部材が、プリント回路板に取り付けられた圧力センサを実質的に取り囲んでいるセンサシールを備える、請求項1に記載のエアロゾル送達デバイス。
【請求項10】
センサシールが、圧力差の印加時に変形するように構成されている可撓性部材を含む、請求項9に記載のエアロゾル送達デバイス。
【請求項11】
センサシールが、圧力センサの周りに、囲まれた容積を画定し、圧力差を圧力センサに伝達するように構成される、請求項10に記載のエアロゾル送達デバイス。
【請求項12】
外側ハウジングが、その中に形成された窓を含み、少なくとも1つのシーリング部材が、窓を通して外側ハウジングへの液体の通過を実質的に防止するように構成される、請求項1に記載のエアロゾル送達デバイス。
【請求項13】
窓が、そこを通して光の外観を提供するように構成された光窓である、請求項12に記載のエアロゾル送達デバイス。
【請求項14】
少なくとも1つのシーリング部材が、導光として効果がある、請求項13に記載のエアロゾル送達デバイス。
【請求項15】
少なくとも1つのシーリング部材が、選択的に透過性の通気材料である、請求項1に記載のエアロゾル送達デバイス。
【請求項16】
少なくとも1つのシーリング部材が、膜、シート、またはフィルムとして構成される、請求項1に記載のエアロゾル送達デバイス。
【請求項17】
少なくとも1つのシーリング部材が、外壁に実質的に恒久的に取り付けられる、請求項1に記載のエアロゾル送達デバイス。
【請求項18】
少なくとも1つのシーリング部材が、通気材料および導光材料の一方または両方として構成される、請求項1に記載のエアロゾル送達デバイス。
【手続補正書】
【提出日】2024-05-29
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エアロゾル送達装置の制御装置との使用のためのカートリッジであって、カートリッジが、
マウスピース部分およびタンクを備え、マウスピース部分がそこを通って画定された出口ポータルを有し、タンクが液体組成物の少なくとも部分を含むように構成されており、
カートリッジが制御装置のカートリッジ受容チャンバに取り外し可能におよび動作可能に受け入れられることができるように、カートリッジが、カートリッジと制御装置との間に機械的および電気的接続を提供するように構成された少なくとも1つのコネクタを含む、カートリッジ。
【請求項2】
機械的接続が、磁気的接続を備える、請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項3】
タンクが、実質的に液体組成物のすべてを含むように構成される、請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項4】
マウスピース部分が、フランジをさらに備え、カートリッジの少なくとも1つのコネクタが、フランジ上に位置される、請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項5】
マウスピース部分上に位置されたフランジと、
フランジ下に位置された金属プレートと、
対の導電性プラグとをさらに備え、
機械的接続が、カートリッジの金属プレートを介して作られ、電気的接続が、カートリッジの導電性プラグを介して作られる、請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項6】
マウスピース部分上に位置されたフランジと、
カートリッジのフランジに位置された少なくとも1つの取付要素と、
対の導電性プラグとをさらに備え、
機械的接続が、カートリッジの少なくとも1つの取付要素を介して作られ、電気的接続が、カートリッジの導電性プラグを介して作られる、請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項7】
マウスピース部分上に位置されたフランジ、
対の金属プレートであって、金属プレートがカートリッジのフランジの部分を備える、対の金属プレートをさらに備え、
両機械的接続および電気的接続が、カートリッジの対の別個の金属プレートを介して作られる、請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項8】
対の金属プレートであって、各金属プレートがその対向端上に受容戻り止めを含む、対の金属プレートをさらに備え、
機械的接続が、カートリッジの金属プレートの受容戻り止めを介して作られ、電気的接続が、カートリッジの金属プレートを介して作られる、請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項9】
マウスピース部分上に位置されたフランジと、
フランジに位置された対の尖った摺動金属プレートと、
対の導電性プラグとをさらに備え、
機械的接続が、カートリッジの尖った摺動金属プレートを介して作られ、電気的接続が、カートリッジの導電性プラグを介して作られる、請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項10】
マウスピース部分上に位置されたフランジと、
フランジの底面の部分を備える対の金属プレートとをさらに備え、
機械的接続が、カートリッジの金属プレートを介して作られ、電気的接続が、カートリッジの金属プレートで作られる、請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項11】
マウスピース部分上に位置されたフランジと、
フランジ下に位置された第1および第2の対の金属プレートとをさらに備え、
機械的接続が、カートリッジの第2の対の金属プレートを介して作られ、電気的接続が、カートリッジの第1の対の金属プレートを介して作られる、請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項12】
マウスピース部分上に位置されたフランジと、
フランジ下に位置された対の金属プレートとをさらに備え、
機械的接続が、カートリッジの対の金属プレートを介して作られ、電気的接続が、カートリッジの対の金属プレートを介して作られる、請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項13】
マウスピース部分上に位置されたフランジと、
対の金属プレートであって、金属プレートがカートリッジのフランジの部分を備える、対の金属プレートとをさらに備え、
機械的接続が、カートリッジの対の金属プレートを介して作られ、電気的接続が、カートリッジの対の金属プレートを介して作られる、請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項14】
マウスピース部分上に位置されたフランジと、
フランジの部分を備える、金属リングと、
対の導電性バネ接触とをさらに備え、
機械的接続が、カートリッジの金属リングを介して作られ、電気的接続が、カートリッジの対の導電性バネ接触を介して作られる、請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項15】
マウスピース部分上に位置されたフランジと、
フランジの底面の部分を備える対の金属プレートであって、各金属プレートが一体化されたバネ接触を含む、対の金属プレートとをさらに備え、
機械的接続が、カートリッジの金属プレートを介して作られ、電気的接続が、カートリッジの金属プレートの一体化されたバネ接触を介して作られる、請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項16】
エアロゾル送達装置の制御装置との使用のためのカートリッジであって、カートリッジが、
マウスピース部分およびタンクを備え、マウスピース部分が近位端および遠位端を有し、マウスピース部分の近位端がそこを通って画定された出口ポータルを有し、タンクが近位端および閉じた遠位端をさらに画定し、液体組成物の少なくとも部分を含むように構成されており、
カートリッジが制御装置のカートリッジ受容チャンバに取り外し可能におよび動作可能に受け入れられることができるように、カートリッジが、カートリッジと制御装置との間に磁気的および電気的接続を提供するように構成された少なくとも1つのコネクタを含み、マウスピース部分が、タンクに係合し、カートリッジの少なくとも1つのコネクタが、マウスピース部分上に位置される、カートリッジ。
【請求項17】
タンクが、実質的に液体組成物のすべてを含むように構成される、請求項16に記載のカートリッジ。
【請求項18】
マウスピース部分の遠位端が、タンクの近位端に近接して位置される、請求項16に記載のカートリッジ。
【請求項19】
マウスピース部分の遠位端が、タンクの近位端に係合する、請求項16に記載のカートリッジ。
【請求項20】
マウスピース部分の近位および遠位端の間に位置されたフランジと、
フランジ下に位置された金属プレートと、
対の導電性プラグとをさらに備え、
磁気的接続が、カートリッジの金属プレートを介して作られ、電気的接続が、カートリッジの導電性プラグを介して作られる、請求項16に記載のカートリッジ。
【請求項21】
マウスピース部分の近位および遠位端の間に位置されたフランジと、
カートリッジのフランジに位置された少なくとも1つの取付要素と、
対の導電性プラグとをさらに備え、
磁気的接続が、カートリッジの少なくとも1つの取付要素を介して作られ、電気的接続が、カートリッジの導電性プラグを介して作られる、請求項16に記載のカートリッジ。
【請求項22】
マウスピース部分の近位および遠位端の間に位置されたフランジ、
対の金属プレートであって、金属プレートがカートリッジのフランジの部分を備える、対の金属プレートをさらに備え、
両磁気的接続および電気的接続が、カートリッジの対の別個の金属プレートを介して作られる、請求項16に記載のカートリッジ。
【請求項23】
対の金属プレートであって、各金属プレートがその対向端上に受容戻り止めを含む、対の金属プレートをさらに備え、
磁気的接続が、カートリッジの金属プレートの受容戻り止めを介して作られ、電気的接続が、カートリッジの金属プレートを介して作られる、請求項16に記載のカートリッジ。
【請求項24】
マウスピース部分の近位および遠位端の間に位置されたフランジと、
フランジに位置された対の尖った摺動金属プレートと、
対の導電性プラグとをさらに備え、
磁気的接続が、カートリッジの尖った摺動金属プレートを介して作られ、電気的接続が、カートリッジの導電性プラグを介して作られる、請求項16に記載のカートリッジ。
【請求項25】
マウスピース部分の近位および遠位端の間に位置されたフランジと、
フランジの底面の部分を備える対の金属プレートとをさらに備え、
磁気的接続が、カートリッジの金属プレートを介して作られ、電気的接続が、カートリッジの金属プレートで作られる、請求項16に記載のカートリッジ。
【請求項26】
マウスピース部分の近位および遠位端の間に位置されたフランジと、
フランジ下に位置された第1および第2の対の金属プレートとをさらに備え、
磁気的接続が、カートリッジの第2の対の金属プレートを介して作られ、電気的接続が、カートリッジの第1の対の金属プレートを介して作られる、請求項16に記載のカートリッジ。
【請求項27】
マウスピース部分の近位および遠位端の間に位置されたフランジと、
フランジ下に位置された対の金属プレートとをさらに備え、
磁気的接続が、カートリッジの対の金属プレートを介して作られ、電気的接続が、カートリッジの対の金属プレートを介して作られる、請求項16に記載のカートリッジ。
【請求項28】
マウスピース部分の近位および遠位端の間に位置されたフランジと、
対の金属プレートであって、金属プレートがカートリッジのフランジの部分を備える、対の金属プレートとをさらに備え、
磁気的接続が、カートリッジの対の金属プレートを介して作られ、電気的接続が、カートリッジの対の金属プレートを介して作られる、請求項16に記載のカートリッジ。
【請求項29】
マウスピース部分の近位および遠位端の間に位置されたフランジと、
フランジの部分を備える、金属リングと、
対の導電性バネ接触とをさらに備え、
磁気的接続が、カートリッジの金属リングを介して作られ、電気的接続が、カートリッジの対の導電性バネ接触を介して作られる、請求項16に記載のカートリッジ。
【請求項30】
マウスピース部分の近位および遠位端の間に位置されたフランジと、
フランジの底面の部分を備える対の金属プレートであって、各金属プレートが一体化されたバネ接触を含む、対の金属プレートとをさらに備え、
磁気的接続が、カートリッジの金属プレートを介して作られ、電気的接続が、カートリッジの金属プレートの一体化されたバネ接触を介して作られる、請求項16に記載のカートリッジ。