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特開2024-102640電源コンセント、及びトラッキング検出回路
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  • 特開-電源コンセント、及びトラッキング検出回路 図1
  • 特開-電源コンセント、及びトラッキング検出回路 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024102640
(43)【公開日】2024-07-31
(54)【発明の名称】電源コンセント、及びトラッキング検出回路
(51)【国際特許分類】
   H01R 13/66 20060101AFI20240724BHJP
   H02H 3/00 20060101ALI20240724BHJP
【FI】
H01R13/66
H02H3/00 N
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023006663
(22)【出願日】2023-01-19
(71)【出願人】
【識別番号】000124591
【氏名又は名称】河村電器産業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100149548
【弁理士】
【氏名又は名称】松沼 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100175824
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 淳一
(74)【代理人】
【識別番号】100114937
【弁理士】
【氏名又は名称】松本 裕幸
(74)【代理人】
【識別番号】100140718
【弁理士】
【氏名又は名称】仁内 宏紀
(72)【発明者】
【氏名】加藤 明義
【テーマコード(参考)】
5E021
5G142
【Fターム(参考)】
5E021FA03
5E021FB21
5E021FC13
5E021MA04
5E021MA24
5E021MB03
5G142AB01
5G142AC01
5G142BB04
5G142BC01
5G142BD01
5G142DD03
5G142DD17
(57)【要約】
【課題】高電圧の場合であってもトラッキング検出回路に耐性をもたせること。
【解決手段】電源コンセントは、高電圧用の電源コンセントであって、プラグの栓刃を挟持して電路にプラグを接続する受刃と、栓刃間に発生する火花放電を検知するセンサと、リレーを備えるトラッキング検出回路と、警報を行うための警報回路と、を備え、リレーは、センサが火花放電を検知するとセンサから出力される出力電流が流れる一次側と、一次側とは絶縁されており、かつ一次側に出力電流が流れると警報回路へ出力される電流である出力信号が流れる二次側と、を有する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
高電圧用の電源コンセントであって、
プラグの栓刃を挟持して電路に前記プラグを接続する受刃と、
前記栓刃間に発生する火花放電を検知するセンサと、
リレーを備えるトラッキング検出回路と、
警報を行うための警報回路と、
を備え、
前記リレーは、前記センサが前記火花放電を検知すると前記センサから出力される出力電流が流れる一次側と、前記一次側とは絶縁されており、かつ前記一次側に前記出力電流が流れると前記警報回路へ出力される電流である出力信号が流れる二次側と、を有する
電源コンセント。
【請求項2】
前記センサと前記リレーの前記一次側との間には、抵抗器が備えられていない
請求項1に記載の電源コンセント。
【請求項3】
前記警報回路は、サイリスタを備える
請求項1に記載の電源コンセント。
【請求項4】
プラグの栓刃を挟持して電路に前記プラグを接続する受刃と、前記栓刃間に発生する火花放電を検知するセンサと、警報を行うための警報回路と、を備える高電圧用の電源コンセントに備えられるトラッキング検出回路であって、
前記センサが前記火花放電を検知すると前記センサから出力される出力電流が流れる一次側と、前記一次側とは絶縁されており、かつ前記一次側に前記出力電流が流れると前記警報回路へ出力される電流である出力信号が流れる二次側と、を有するリレー
を備えるトラッキング検出回路。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電源コンセント、及びトラッキング検出回路に関する。
【背景技術】
【0002】
トラッキングを防止する機能を有する電源コンセントが知られている。例えば、プラグの栓刃を挟持して電路にプラグを接続する受刃と、栓刃間に発生する火花放電を検知するセンサと、センサの出力電流によりトラッキングを検出すると信号を出力するトラッキング検出回路と、トラッキング検出回路の出力信号により作動する警告部とで構成される電源コンセントが知られている(特許文献1)。特許文献1に記載の電源コンセントでは、トラッキング検出回路にフォトカプラが備えられている。特許文献1に記載の電源コンセントでは、トラッキングが発生したことを示すセンサからの出力電流は当該フォトカプラに入力され、後段の警告部が作動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006-46966号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したように、特許文献1に記載の電源コンセントでは、トラッキングが発生したことを示すセンサからの出力電流は当該フォトカプラに入力される。しかしながら、この構成では、高電圧の場合に絶縁が不足してしまう場合がある。また、トラッキング電流は電圧が高いほど大電流になりやすい傾向があるが、大電流が流れるとフォトカプラが破損してしまう可能性がある。
高電圧の場合であってもトラッキング検出回路に耐性をもたせることが求められている。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、高電圧の場合であってもトラッキング検出回路に耐性をもたせることができる電源コンセント、及びトラッキング検出回路を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、高電圧用の電源コンセントであって、プラグの栓刃を挟持して電路に前記プラグを接続する受刃と、前記栓刃間に発生する火花放電を検知するセンサと、リレーを備えるトラッキング検出回路と、警報を行うための警報回路と、を備え、前記リレーは、前記センサが前記火花放電を検知すると前記センサから出力される出力電流が流れる一次側と、前記一次側とは絶縁されており、かつ前記一次側に前記出力電流が流れると前記警報回路へ出力される電流である出力信号が流れる二次側と、を有する電源コンセントである。
【0007】
また、本発明の一態様は、上記の電源コンセントにおいて、前記センサと前記リレーの前記一次側との間には、抵抗器が備えられていない。
【0008】
また、本発明の一態様は、上記の電源コンセントにおいて、前記警報回路は、サイリスタを備える。
【0009】
また、本発明の一態様は、プラグの栓刃を挟持して電路に前記プラグを接続する受刃と、前記栓刃間に発生する火花放電を検知するセンサと、警報を行うための警報回路と、を備える高電圧用の電源コンセントに備えられるトラッキング検出回路であって、前記センサが前記火花放電を検知すると前記センサから出力される出力電流が流れる一次側と、前記一次側とは絶縁されており、かつ前記一次側に前記出力電流が流れると前記警報回路へ出力される電流である出力信号が流れる二次側と、を有するリレーを備えるトラッキング検出回路である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、高電圧の場合であってもトラッキング検出回路に耐性をもたせることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の第1の実施形態に係る電源コンセントの回路構成の一例を示す図である。
図2】本発明の第2の実施形態に係る電源コンセントの回路構成の一例を示す図である。
図3】本発明の第2の実施形態に係る電源コンセントに警報ユニットが接続された構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。図1は、本実施形態に係る電源コンセント1の回路図の一例を示す図である。電源コンセント1は、受刃4と、センサ5と、トラッキング検出回路6と、警報部7と、電源回路8とを備える。
【0013】
受刃4は、プラグの栓刃(不図示)を挟持して交流電源2に接続された電路3にプラグを接続する。図1に示すように、受刃4は、1対配置される。ここで交流電源2の電圧は、例えば、6600Vである。したがって、電源コンセント1は、高電圧用の電源コンセントである。
【0014】
センサ5は、栓刃間に発生する火花放電を検知する。センサ5は、火花放電を検知すると電流を出力する。当該電流を出力電流という。
トラッキング検出回路6は、センサ5の出力電流によりトラッキングを検出すると信号を出力する。当該信号は、電流である。当該信号を、出力信号という。
警報部7は、トラッキング検出回路6から出力される出力信号によって作動する。警報部7は、例えば、LED7aと、ブザー7bと、サイリスタ15とを備える。なお、警報部7は、警報を行うための警報回路の一例である。
電源回路8は、電源コンセント1を構成する各回路に電源を供給する。
【0015】
センサ5は金属片等の導電部材により形成される。センサ5は、1対の受刃4の間に配設されている。
センサ5に接続された出力線9は、トラッキング検出回路6に接続される。
【0016】
トラッキング検出回路6は、リレー11を備える。リレー11は、一次側11aと、二次側11bとを有する。一次側11aと、二次側11bとは絶縁されている。リレー11は、有接点リレー(メカニカルリレー)である。一次側11aは、コイルを備える。二次側11bは、開閉可能なスイッチを備える。リレー11では、一次側11aに備えられるコイルに電流が流れると、電磁作用により機械的に二次側11bのスイッチの開閉が行われる。
【0017】
リレー11の一次側11aの一端は、出力線9と接続されている。一次側11aの他端は、グランドライン12と接続されている。二次側11bの一端は、電源ライン13に接続されている。二次側11bの他端は、グランドライン12と、トランジスタ14のベースとにそれぞれ接続されている。
【0018】
センサ5に火花放電が接触すると微小な電流が発生し、出力線9に電流(出力電流)が流れる。出力線9に出力電流が流れることによって、リレー11において、一次側11aのコイルが通電する。一次側11aのコイルが通電すると、二次側11bのスイッチがオンする。二次側11bのスイッチがオンすると、二次側11bには警報部7へ出力される電流である出力信号が流れる。二次側11bに出力信号が流れると、二次側11bにベースが接続されたトランジスタ14がオンしてトラッキング検出回路6から出力信号が出力される。
【0019】
トラッキング検出回路6から出力された出力信号はサイリスタ15をオンする。サイリスタ15がオンすることによって、警報部7に備えられるLED7a及びブザー7bが通電する。通電によって、LED7aは点灯し、一方、ブザー7bは鳴動する。LED7aの点灯、及びブザー7bの鳴動によって、警報部7は、トラッキングが発生したことを知らせる。
【0020】
LED7aの点灯及びブザー7bの鳴動は、リセットスイッチ16が押下されてサイリスタ15をオフにすることによって解除される。警報部7にサイリスタ15が設けられているため、リレー11においてチャタリングが発生しても当該スイッチにおいて最初の接点接触がされれば、サイリスタ15の保持機能によって警報部7の動作は継続される。したがって、サイリスタ15が備えられることによって警報部7の動作は継続されるため、リレー11は一時的にオンすればよい。
なお、警報部7の構成からサイリスタ15は省略されてもよい。
【0021】
なお、本実施形態では、一例として、警報部7にLED7aとブザー7bとが備えられる場合の一例について説明したが、これに限られない。警報部7は、LED7aと、ブザー7bとのうち一方のみを備えてもよい。また、警報部7は、例えば、機械式の表示、または音声によってトラッキングが発生したことを知らせてもよい。
【0022】
以上に説明したように、本実施形態に係る電源コンセント1は、高電圧用の電源コンセントであって、受刃4と、センサ5と、トラッキング検出回路6と、警報を行うための警報回路(本実施形態において、警報部7)とを備える。
受刃4は、プラグの栓刃を挟持して電路に前記プラグを接続する。
センサ5は、当該栓刃間に発生する火花放電を検知する。
トラッキング検出回路6は、リレー11を備える。
リレー11は、一次側11aと、二次側11bと、を有する。一次側11aは、センサ5が栓刃間に発生する火花放電を検知するとセンサ5から出力される出力電流が流れる。二次側11bは、一次側11aとは絶縁されており、かつ一次側11aに出力電流が流れると警報回路(本実施形態において、警報部7)へ出力される電流である出力信号が流れる。
【0023】
この構成により、本実施形態に係る電源コンセント1では、トラッキング検出回路6がリレー11を備えるため、交流電源2が高電圧(例えば、6600V)の場合であってもトラッキング検出回路に耐性をもたせることができる。
【0024】
ここで従来の低電圧(例えば100V)用の電源コンセントの場合、トラッキング電流は、例えば、50mA程度である。高電圧(例えば6600V)用の電源コンセントの場合、トラッキング進行時の放電が大きく、低電圧用の電源コンセントのトラッキングに比べて急速に進行する。トラッキング電流は交流電源2の電圧が高いほど大電流になりやすい傾向がある。高電圧(6600V)用の電源コンセントの場合、トラッキング電流は、例えば、3.3A程度の大きさになり得る。また、センサからの出力電流が大電流になると抵抗の温度上昇が高くなる可能性がある。
【0025】
リレー11の代わりにフォトカプラが備えられる従来のトラッキング検出回路では、当該トラッキング検出回路を高電圧用の電源コンセントに適用した場合、大電流が流れるとフォトカプラが破損してしまう場合があった。また、フォトカプラが備えられる従来のトラッキング検出回路では、高電圧用の電源コンセントに適用した場合、絶縁が不足する場合があった。
一方、本実施形態に係る電源コンセント1では、センサ5から大電流が出力されてもリレー11はフォトカプラに比べて破損しにくいため、高電圧の場合であっても耐性のあるトラッキング検出回路6によってトラッキングを検出できる。
【0026】
また、本実施形態に係る電源コンセント1では、センサ5とリレー11の一次側11aとの間には、抵抗器が備えられていない。
この構成により、本実施形態に係る電源コンセント1では、フォトカプラが備えられる従来のトラッキング検出回路においてセンサとトラッキング検出回路との間に備えられていた抵抗器が不要であるため、当該従来のトラッキング検出回路に比べて回路が大型化しにくい。
【0027】
上述したように、リレー11の代わりにフォトカプラが備えられる従来のトラッキング検出回路では、大電流が流れるとフォトカプラが破損してしまう可能性がある。そのため、当該従来のトラッキング検出回路を高電圧用の電源コンセントに適用した場合に抵抗器によって出力電流の減流を行う場合、センサからの出力電流が流れる出力線には、例えば20kW以上に対応する定格電力の抵抗器が設けられることが必要となる。
【0028】
一方、電源コンセント1では、トラッキング検出回路6にはリレー11が備えられており、フォトカプラが備えられる従来のトラッキング検出回路とは異なり、大電流が流れた場合であっても破損することがない。そのため、電源コンセント1では、出力電流の減流を行うための抵抗器をセンサ5とリレー11の一次側11aとの間に備える必要がない。なお、センサ5とリレー11の一次側11aとの間に抵抗器が備えられてもよい。
【0029】
また、リレー11には極性がないため、電源コンセント1では、出力線9に逆流防止のためのダイオードは備えられる必要はない。これに対して、従来のトラッキング検出回路では、リレー11の代わりにフォトカプラが備えられる場合、フォトカプラには極性があるため、出力線9に逆流防止のためのダイオードが備えらえる必要があった。電源コンセント1では、従来のトラッキング検出回路の構成に比べて、逆流防止のためのダイオードが省略されている分、構成が簡易である。
【0030】
また、リレー11では、一次側11aのコイルによってインダクタ成分が付加される。そのため、トラッキング検出回路6では、従来のフォトカプラが備えられる構成に比べてノイズ耐性が向上する。
【0031】
なお、交流電源2の電圧は、6600V以外であってもよい。交流電源2の電圧は、6600Vより大きくてもよいし、6600V未満であってもよい。交流電源2の電圧は、100V以下であってもよい。ただし、電源コンセント1は、交流電源2の電圧が6600V以上の高電圧である場合に、好適に用いられる。
【0032】
(第2の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第2の実施形態について詳しく説明する。
上記第1の実施形態では、電源コンセント1に備えられる警報部7によって警報が行われる場合について説明をした。本実施形態では、電源コンセントから離れた位置に設置された警報ユニットによって警報が行われる場合について説明をする。
本実施形態に係る電源コンセントを電源コンセント1aという。
なお、上述した第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付して、同一の構成及び動作についてはその説明を省略する場合がある。
【0033】
図2は、本実施形態に係る電源コンセント1aの回路構成の一例を示す図である。図3は、本実施形態に係る電源コンセント1aに警報ユニット22が接続された構成の一例を示す図である。電源コンセント1aは、受刃4と、センサ5と、トラッキング検出回路6と、警報部7と、電源回路8と、出力部20とを備える。
【0034】
出力部20は、トラッキングの発生時に外部に信号を出力する。外部とは、電源コンセント1aから離れた位置に設置された警報ユニット22である。出力部20は、一例として、リレー20aを備える。リレー20aは信号線21によって警報ユニット22に接続されている。なお、出力部20は、警報を行うための警報回路の一例である。
【0035】
トラッキング検出回路6から出力信号が出力されるとサイリスタ15がオンする。サイリスタ15がオンすることによって、リレー20aがオンする。リレー20aがオンすることによって、警報ユニット22が作動する。警報ユニット22は、表示ランプ22aの点灯、及びブザー22bの鳴動によって警報を行う。リセットスイッチ16が押下されてサイリスタ15をオフすることによって、リレー20aは停止する。
なお、出力部20はリレー20a以外の構成であってもよい。例えば、出力部20は、フォトカプラを利用したオープンコレクタ出力等であってもよい。
【0036】
なお、図3では、警報ユニット22は、1個の電源コンセント1aとセットにて使用されている場合の一例について示しているが、これに限られない。警報ユニット22は、複数の電源コンセント1aとセットにして使用されてもよい。
【0037】
さらに、複数の警報ユニット22が、複数の電源コンセント1aとセットにして使用されてもよい。その場合、例えば、建物の各階毎に警報ユニット22を設置し、これらの複数の警報ユニット22を信号線によって管理室等の集中管理モニターに接続する。トラッキング発生時には、トラッキングが発生した階の警報ユニット22によって警報が行われる。これと同時に、集中管理モニターにおいても、表示ランプとブザーなどによって警報が行われる。複数の警報ユニット22が集中管理モニターに接続される構成では、複数の警報ユニット22の作動状態を、集中管理モニターによって1箇所で管理することができる。
【0038】
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
【符号の説明】
【0039】
1、1a…電源コンセント、4…受刃、5…センサ、6…トラッキング検出回路、7…警報部(警報回路)、20…出力部(警報回路)、11…リレー、11a…一次側、11b…二次側
図1
図2
図3