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  • 特開-伸縮自在の金属製網体 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024102751
(43)【公開日】2024-07-31
(54)【発明の名称】伸縮自在の金属製網体
(51)【国際特許分類】
   D04C 1/06 20060101AFI20240724BHJP
   D07B 1/06 20060101ALI20240724BHJP
【FI】
D04C1/06 Z
D07B1/06 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023006854
(22)【出願日】2023-01-19
(71)【出願人】
【識別番号】515027439
【氏名又は名称】工藤 まほ
(71)【出願人】
【識別番号】515027048
【氏名又は名称】河野 優子
(74)【代理人】
【識別番号】100080160
【弁理士】
【氏名又は名称】松尾 憲一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100149205
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 泰央
(72)【発明者】
【氏名】三重野 丈一
【テーマコード(参考)】
3B153
4L046
【Fターム(参考)】
3B153AA08
3B153AA14
3B153CC53
3B153FF07
3B153GG17
4L046AA01
4L046AA15
4L046AA17
4L046AA25
4L046AD01
4L046BA00
4L046BB00
(57)【要約】
【課題】重量的にも搬送保管上も、また、用途に応じた加工作業も容易とする金属製網体を提供する。
【解決手段】この発明は、多数の金属素線を撚って編成し構成した撚り金属線10により2本一組みで弾性を有する1ユニット金属線1を構成し、1ユニット金属線1を構成する2本の撚り金属線10の中途部をユニット連結部13を介して一体連結すると共に、1ユニット金属線1に隣接する他の1ユニット金属線1のそれぞれの隣接する撚り金属線10同士を隣接連結部2を介して各ユニット連結部13の中途において一体連結したことを特徴とする伸縮自在の金属製網体を提供する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
多数の金属素線を撚って編成した撚り金属線により2本一組みで弾性を有する1ユニット金属線を構成し、
1ユニット金属線を構成する2本の単線の中途部をユニット連結部を介して一体連結すると共に、1ユニット金属線に隣接する他の1ユニット金属線のそれぞれの隣接する単線同士を隣接連結部を介して各ユニット連結部の中途において一体連結したことを特徴とする伸縮自在の金属製網体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、伸縮自在の金属製網体に関するものである。
【0002】
従来、金属製網体は一定の径を有する金属線をひし形に編んで構成し、網目のひし形空間を介してある程度伸縮可能に構成されており、用途に応じて網目の大きさを変えた、いわゆる「金網」が製造市販され加工応用されている。
かかる金網はある程度折りたたみ自在として搬送保管が可能であるが、基本的には巻いて円筒形状として搬送保管するのが一般的であり、使用現場において、解舒し用途に応じた形態で使用される(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2015-183423号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、従来の金網は編成する鋼線の重量があるため、一定の広がり面積を有する金網は搬送上も保管上も、また、用途に応じた加工作業上も煩雑となり、あらゆる用途に広範囲に用いられるものではあるが用途によっては使用勝手が悪くなるという欠点があった。
【0005】
そこで、可及的に軽量で収縮時にはコンパクトな形態となり金属素材としての強度も十分に維持できると共に、単なる区画用途に限らず害獣捕獲のための柵用や身の安全保護のための安全柵用や日常生活での寝台や高層階段の各段の手すりの隙間に張設する安全網体や日常的な生活のあらゆる個所で必要とされるクッション材的用途等の多用途において容易に使用できる簡便な金網の出現が望まれていた。
【0006】
本発明では、多数の金属素線を撚って編成した撚り金属線を2本一組みとして弾性を有する1ユニット金属線を構成し、2本の撚り金属線の中途部を連結すると共に、他の1ユニット金属線とのそれぞれ隣接する撚り金属線同士を更に連結することにより各連結部を介して網の目状の金属製網体を形成し、従来の各種課題を解消して新たな金属製網体技術として広範囲の各種製品への応用が可能となる伸縮自在の金属製網体に関する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様は、多数の金属素線を撚って編成した撚り金属線を2本一組みとして弾性を有する1ユニット金属線を構成し、1ユニット金属線を構成する2本の単線の中途部をユニット連結部を介して一体連結すると共に、1ユニット金属線に隣接する他の1ユニット金属線のそれぞれの隣接する単線同士を隣接連結部を介して各ユニット連結部の中途において一体連結したことを特徴とする伸縮自在の金属製網体である。
【発明の効果】
【0008】
本発明の第1の態様によれば、多数の金属素線を撚って編成した撚り金属線を2本一組みとして弾性を有する1ユニット金属線を構成したことにより、1ユニット金属線の強度を向上しつつ軽量化でき、重量物も確実に支持することができる。
【0009】
また、撚り金属線を2本一組みとして構成した1ユニット金属線を多数並列に並べてその中途部を連結する構成としたため、撚り金属線を左右に展開すると容易に網の目状の金属製網体を形成することができ、現場での使用形態に合わせて簡便に組み立てることができる。また、多数の金属素線を撚って編成した撚り金属線をユニット連結部、隣接連結部で連結固定する構成により、撚り金属線を左右に展開した際には、各撚り金属線に引っ張り応力が生起される構成のため、複数の撚り金属線で構成された金属製網体の強度を向上できる。
【0010】
特に、1ユニット金属線を構成する2本の撚り金属線の中途部をそれぞれユニット連結部を介して一体連結すると共に、1ユニット金属線に隣接する他の1ユニット金属線のそれぞれの隣接する撚り金属線同士を更に各ユニット連結部の中途において隣接連結部を介して一体連結して金属製網体を構成したことにより、かかる金属製網体を伸張して左右に展開すると、各連結部を中心として略ひし形の網の目が形成された金属製網体が形成される。これにより、簡単な伸張展開作業で確実に金属製網体とすることができ、金属製網体の必要な現場で迅速に需要に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の実施形態にかかる金属製網体を示す図である。
図2】本発明の実施形態にかかる撚り金属線の構成を示す図である。
図3】本発明の実施形態にかかる撚り金属線の構成を示す図であり、(a)は金属線の撚りを示す模式図であり、(b)は図2のA-A線端面図であり、(c)は金属素線の撚りピッチを示す模式図である。
図4】本発明の実施形態にかかる金属製網体を展開した状態を示す拡大図である。
図5】本発明の実施形態にかかるユニット連結部および隣接連結部を示す斜視図である。
図6】本発明の実施形態にかかる金属製網体の使用例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
この発明の要旨は、多数の金属素線を撚って編成した撚り金属線を2本一組みとして弾性を有する1ユニット金属線を構成し、1ユニット金属線を構成する2本の撚り金属線の中途部をユニット連結部を介して一体連結すると共に、1ユニット金属線に隣接する他の1ユニット金属線のそれぞれの隣接する撚り金属線同士を隣接連結部を介して各ユニット連結部の中途において一体連結したことを特徴とする。
【0013】
この発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
図1図5は本発明の伸縮自在の金属製網体の要部と全体を示す説明図である。以下本発明を構成毎に分説する。
【0014】
この発明は、多数の金属素線を撚って編成した撚り金属線を2本一組みとして弾性を有する1ユニット金属線を構成し、1ユニット金属線を構成する2本の撚り金属線の中途部をユニット連結部を介して一体連結すると共に、1ユニット金属線に隣接する他の1ユニット金属線のそれぞれの隣接する撚り金属線同士を隣接連結部を介して各ユニット連結部の中途において一体連結したことを特徴とする伸縮自在の金属製網体を提供せんとするものである。
【0015】
上記のように構成した金属製網体Nを形成する撚り金属線10は、図3(a),(b)に示すように、心鋼11とその周辺に配設した6本のストランド12とを一体に撚って構成している。
【0016】
しかも、心鋼11は、中心の心線11aとその周りの6本の側線11bとを撚って構成し、心鋼11のまわりの6本のストランド12は、同じく心線11aと、側線11bとによって構成しており、このように構成した心鋼11と周辺の6本のストランド12とを撚って一本の撚り金属線10が構成されて金属製網体Nを形成する。
【0017】
1ユニット金属線1は、2本の撚り金属線10,10と、2本の撚り金属線10,10を一体とするユニット連結部13を有する。撚り金属線10は、図2および図3(a),(b)に示すように、中心に設けた心鋼11と、心鋼11の周りに設けた複数のストランド12で構成している。撚り金属線10は、心鋼11を中心軸として心鋼11の周りに設けた複数のストランド12を撚り合わせることで1本のロープ状に形成している。
【0018】
このように撚り金属線10を構成する心鋼11は、中央に設けた心線11aと、心線11aの周りに設けた複数の側線11bにより構成している。上述したように心鋼11は、心線11aを中心にその周りに6本の側線11bを設け、心線11aを中心軸にして側線11bを撚り合わせることで1本の線体に形成している。心線11aおよび側線11bは、それぞれ単独の金属素線で構成している。心鋼11は、心線11aにより線体としての形態を維持し、側線11bにより線体の強度を確保するように構成している。
【0019】
本実施形態において、心鋼11を構成する心線11aおよび側線11bは、耐食性や耐熱性、および強度に優れたSUSで構成している。なお、心線11aおよび側線11bは、SUSに限らず、軽量で耐食性に優れた特性を有していればどのような素材で構成されていてもよい。このように構成した心鋼11の周りにはストランド12を設けて撚ることにより撚り金属線10が形成されている。
【0020】
ストランド12は、心鋼11と同様に構成されており、中央に位置する心線12aと、心線12aの周りに複数の側線12bを有する。具体的には、ストランド12は、心線12aを中心にその周りに6本の側線12bを設け、心線12aを中心軸にして側線12bを撚り合わせることで1本の線体に形成している。心線12aおよび側線12bは、それぞれ単独の金属素線で構成している。ストランド12は、心線12aにより線体としての形態を維持しつつ、側線12bにより線体の強度を確保している。
【0021】
本実施形態において、ストランド12を構成する心線12aおよび側線12bは、耐食性や耐熱性、および強度に優れたSUSで構成している。なお、心線12aおよび側線12bは、SUSに限らず、軽量で耐食性に優れた特性を有していればどのような素材で構成されていてもよい。
【0022】
また、本実施形態において、心鋼11およびストランド12を同一の素材で構成しているが、本発明はこれに限定されることはなく、異なる素材で構成されていてもよい。すなわち、心鋼11が撚り金属線10に弾性特性を付与できる素材で構成され、ストランド12が撚り金属線10に強度を付与できる素材で構成されていればどのような素材で構成されていてもよい。
【0023】
本実施形態における撚り金属線10は、心鋼11を中心にその周りに6本のストランド12を配設し、心鋼11を中心軸として6本のストランド12を撚り合わせることで形成されている。このように撚り金属線10を構成する心鋼11およびストランド12は、撚りピッチPおよび撚り方向を同一に構成している。これにより、撚り金属線10は、心鋼11を構成する側線11b間の谷間にストランド12を構成する側線12bが設けられ、側線11bと側線12bを線接触状態にできる。すなわち、撚り金属線10は、いわゆる平行撚りに形成されている。
このように、撚り金属線10を平行撚りに構成して心鋼11の側線11bとストランド12の側線12bを線接触させる構成により心鋼11とストランド12間に生起される荷重が分散されて心鋼11とストランド12の摩耗を低減できる。すなわち、撚り金属線10は、心鋼11とストランド12を平行撚りとすることで強度を向上できる。なお、撚りピッチPとは、図3(c)に示すように、ストランド12が心鋼11の長手方向に沿って心鋼11の周りを一回転する際の長さのことである。
【0024】
また、1ユニット金属線1は、単体の撚り金属線10を2本併設してユニット連結部13で結合することにより一体となるように構成している。具体的には、1ユニット金属線1は、図1および図4に示すように、併設した2本の撚り金属線10,10の左右両端部および中途部を等間隔にユニット連結部13で結合している。これにより、撚り金属線10は、隣設するユニット連結部13との間にループ部10aを形成している。
撚り金属線10に形成されたループ部10aは、撚り金属線10,10を互いに離反する方向に変位させるだけで容易に変態できる。
【0025】
ユニット連結部13は、図5に示すように、略長円状に形成されている。ユニット連結部13は、略中央部に前後に貫通した略長円状の金属線固定孔部13aを有する。また、ユニット連結部13は、略中央部に厚肉部13bを有する。金属線固定孔部13aは、厚肉部13bにより2つの金属線挿通孔部13c,13cに分割形成されている。金属線挿通孔部13cには、撚り金属線10を挿通している。このようにユニット連結部13に金属線挿通孔部13c,13cを設け、金属線挿通孔部13cに撚り金属線10を挿通し、ユニット連結部13の外側面を押圧してカシメることで併設した撚り金属線10を交差することなく固定できる。
このようにユニット連結部13を介して2本の撚り金属線10を結合して形成された1ユニット金属線1は、隣接連結部2を介して他の1ユニット金属線1と結合している。
【0026】
隣接連結部2は、図5に示すように、一方の1ユニット金属線1を構成する撚り金属線10と、他方の1ユニット金属線1を構成する撚り金属線10のうち、隣設する撚り金属線10,10を結合している。隣接連結部2は、隣設するユニット連結部13,13間の略中央部に設けられている。すなわち、一方の1ユニット金属線1と他方の1ユニット金属線1は、隣設した撚り金属線10のループ部10aを結合している。
【0027】
隣接連結部2は、前述のユニット連結部13と略同一に構成されており、ユニット連結部13と同様に略長円状に形成され、略中央部に前後に貫通する略長円状の金属線固定孔部20を有する。金属線固定孔部20は、長円状に形成した開口部の略中央部に、開口部の一部を閉塞するように左右の内側壁を膨出して厚肉部21を形成している。このように隣接連結部2は、厚肉部21で金属線固定孔部20の一部を閉塞することにより金属線固定孔部20を2つの金属線挿通孔部22,22に分割形成している。隣接連結部2は、一方の1ユニット金属線1を構成する撚り金属線10と他方の1ユニット金属線1を構成する撚り金属線10をそれぞれ金属線挿通孔部22,22に挿通し、隣接連結部2の外側面を押圧してカシメることで併設した撚り金属線10を交差することなく固定できる。
【0028】
このように金属製網体Nは構成されており、複数の金属素線を撚って束ねることで形成した心鋼11およびストランド12を、心鋼11を中心軸としてその周りに複数のストランド12を撚り合わせて撚り金属線10を構成したため、高い強度を有する。
また、撚り金属線10が心鋼11を備えた構成により、金属製網体Nを展開した際、撚り金属線10には、心鋼11の弾性作用が生起され、金属製網体Nに弾性作用が生起される。すなわち、用途に応じて変態した金属製網体Nに加わる衝撃を金属製網体Nの弾性作用で吸収でき、金属製網体Nを高強度に維持できる。
【0029】
また、このような撚り金属線10を2本併設して、両端部およびその中途部の複数個所をユニット連結部13で結合してループ部10aを形成し、各ループ部10aに設けた隣接連結部2で隣接する1ユニット金属線1,1を連結した構成により、上下端部に位置する撚り金属線10を互いに離反する方向に変位させるだけで1ユニット金属線1のループ部10aを略ひし形に変態できる。これにより、金属製網体Nは、上下端部の撚り金属線10を互いに離反する方向に変位させると、各撚り金属線10に引っ張り方向の荷重が生起される。このように複数の撚り金属線10すべてに引っ張り荷重が生起されるように各撚り金属線10をユニット連結部13および隣接連結部2で固定した構成により、金属製網体Nの強度を向上できる。
【0030】
また、本実施形態に記載の金属製網体Nは、撚り金属線10の弾性作用により、未使用時は、図1に示すように、平面視略方形状のシート状となり、使用時には、ループ部10aを略ひし形状とした金属製網体に容易に変態でき、金属製網体Nの端部に位置する撚り金属線10,10を互いに離反する方向に展開するだけの単純な方法で用途に応じて金属製網体Nのループ部10aを変態でき、加工作業が容易である。
【0031】
また、本実施形態に記載の金属製網体Nは、撚り金属線10の弾性作用により、未使用時は、平面視略方形状のシート状であるため、搬送を容易にできる。
【0032】
また、本実施形態に記載の金属製網体Nは、心鋼11およびストランド12を撚り合わせて撚り金属線10を形成しているため、心鋼11およびストランド12を単線で形成した場合と比較して、心鋼11およびストランド12の間に隙間が形成され、その分重量が軽くなり搬送も設置作業も容易となる。
【0033】
上述したように、本実施形態において撚り金属線10を同一の素材、同一径の金属素線により心線11a,12aおよび側線11b,12bを構成し、この側線11b,12bを同一の撚りピッチP、同一向きに撚り合わせることで各金属素線間に隙間が形成されて、軽量かつコンパクトで十分な強度を有する金属製網体Nを提供できる。
【0034】
なお、上記した金属製網体Nは、その用途は多種多様であり、例えば図6に示すように、害獣捕獲用の網体に用いることができる。更には、図示しない、クッションネットとしても使用することができ、ネットとしての多用途に用いることにより収縮自在で、かつ展開自在として強度も保持しながら用途や目的に応じて適宜応用することができる。
【0035】
なお、本発明は上述した実施形態に限られず、上述した実施形態の中で開示した各構成を相互に置換したり組合せを変更したりした構成、公知発明並びに上述した実施形態の中で開示した各構成を相互に置換したり組合せを変更したりした構成、等も含まれる。また、本発明の技術的範囲は上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
【符号の説明】
【0036】
1 ユニット金属線
10 撚り金属線
10a ループ部
11 心鋼
11a 心線
11b 側線
12 ストランド
12a 心線
12b 側線
13 ユニット連結部
13a 金属線固定孔部
13b 厚肉部
13c 金属線挿通孔部
2 隣接連結部
20 金属線固定孔部
21 厚肉部
22 金属線挿通孔部
N 金属製網体
P 撚りピッチ
図1
図2
図3
図4
図5
図6