(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024102789
(43)【公開日】2024-07-31
(54)【発明の名称】プログラム、情報処理システム及び情報処理方法
(51)【国際特許分類】
G06F 3/04886 20220101AFI20240724BHJP
G06F 3/14 20060101ALI20240724BHJP
G06F 3/0484 20220101ALI20240724BHJP
【FI】
G06F3/04886
G06F3/14 310C
G06F3/0484
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023100829
(22)【出願日】2023-06-20
(31)【優先権主張番号】P 2023006623
(32)【優先日】2023-01-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】520486269
【氏名又は名称】リベラルロジック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002789
【氏名又は名称】弁理士法人IPX
(72)【発明者】
【氏名】中村 晋一郎
【テーマコード(参考)】
5B069
5E555
【Fターム(参考)】
5B069AA17
5B069CA03
5B069FA01
5E555AA09
5E555AA41
5E555BA02
5E555BB02
5E555BC04
5E555CC11
5E555DB04
5E555DB56
5E555DC21
5E555DC54
5E555EA26
5E555FA00
(57)【要約】
【課題】映像をより管理又は生成しやすくする技術を提供する。
【解決手段】本発明の一態様によれば、プログラムが提供される。このプログラムは、少なくとも1つのコンピュータに、次の各ステップを実行させる。受付ステップでは、所定のスクリーンに含まれる少なくとも1つの領域を設定するための入力と、領域に対応させる複数の素材データを指定する入力とを受け付ける。素材データは、画像を含むデータである。表示制御ステップでは、複数の素材データそれぞれが領域に一覧可能に配置された態様を所定のスクリーンに表示させる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プログラムであって、
少なくとも1つのコンピュータに、次の各ステップを実行させ、
受付ステップでは、所定のスクリーンに含まれる少なくとも1つの領域を設定するための入力と、前記領域に対応させる複数の素材データを指定する入力とを受け付け、ここで前記素材データは、画像を含むデータで、
表示制御ステップでは、前記複数の素材データそれぞれが前記領域に一覧可能に配置された態様を前記所定のスクリーンに表示させる、プログラム。
【請求項2】
請求項1に記載のプログラムにおいて、
さらに、生成ステップでは、前記複数の素材データを前記領域に配置した状態で表示させるための合成画像データを生成し、
前記表示制御ステップでは、前記合成画像データを前記所定のスクリーンに表示させる、プログラム。
【請求項3】
請求項1に記載のプログラムにおいて、
さらに、関連付けステップでは、前記複数の素材データの解像度と、前記領域のサイズ及び解像度とに基づいて、前記領域における、まだ前記素材データが配置されていない割当箇所と、前記複数の素材データとを関連付ける、プログラム。
【請求項4】
請求項3に記載のプログラムにおいて、
前記素材データは、縦方向のピクセル数よりも横方向のピクセル数が大きい、横長矩形状の画像を含むように構成され、
前記割当箇所は、前記領域の左上から右下に向かう割当順に詰めて設定され、
前記関連付けステップでは、前記素材データのうちこれから配置する特定素材データの前記横方向のピクセル数が大きいために1つの割当箇所を設定不能な場合には、前記割当箇所を前記割当順に基づいて複数設定し、それぞれの前記割当箇所に前記特定素材データを分割して関連付ける、プログラム。
【請求項5】
請求項1に記載のプログラムにおいて、
前記所定のスクリーンは、複数のスクリーンのうちの少なくとも1つであり、
前記受付ステップでは、前記スクリーンごとに前記領域を設定するための前記入力を受け付ける、プログラム。
【請求項6】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
設定された前記領域の情報は、前記領域に対応させた前記複数の素材データに関する情報とともに、他の領域として複製可能に構成される、プログラム。
【請求項7】
請求項1に記載のプログラムにおいて、
前記素材データは、広告に関する画像を含む、プログラム。
【請求項8】
情報処理システムであって、
請求項1~7の何れか1つに記載のプログラムの各ステップがなされるようにプログラムを実行可能な、少なくとも1つのプロセッサを備える、システム。
【請求項9】
情報処理方法であって、
請求項1~7の何れか1つに記載のプログラムの各ステップを備える、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、情報処理システム及び情報処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の技術において、ユーザが希望するコンテンツを簡単に一括して提供することのできるデジタルサイネージシステムを実現する技術が開示されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年において、映像をより管理又は生成しやすくする技術が求められている。
【0005】
本発明では上記事情を鑑み、映像をより管理又は生成しやすくする技術を提供することとした。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、プログラムが提供される。このプログラムは、少なくとも1つのコンピュータに、次の各ステップを実行させる。受付ステップでは、所定のスクリーンに含まれる少なくとも1つの領域を設定するための入力と、領域に対応させる複数の素材データを指定する入力とを受け付ける。素材データは、画像を含むデータである。表示制御ステップでは、複数の素材データそれぞれが領域に一覧可能に配置された態様を所定のスクリーンに表示させる。
【0007】
本開示によれば、映像をより管理又は生成しやすくする技術を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】情報処理システム1のシステム構成の一例を示す図である。
【
図2】サーバ装置2のハードウェア構成の一例を示す図である。
【
図3】クライアント装置3のハードウェア構成の一例を示す図である。
【
図4】表示装置4のハードウェア構成の一例を示す図である。
【
図5】プロセッサ21が備える機能部の一例を示す図である。
【
図6】実施形態に係る情報処理の一例を示すアクティビティ図である。
【
図7】ディスプレイDP、スクリーンSC及びリージョンRGの概念を説明するための図である。
【
図8】出力部35に表示されるレイアウト設定画面70の一例である。
【
図9】出力部35に表示される映像編集画面71の一例である。
【
図10】素材データELとリージョンRGとの概要を示す図であり、特に
図10Aには、素材データEL1~EL5が示され、
図10Bには、リージョンRGの一例が示されている。
【
図11】リージョンRGにおける割当箇所Sを説明するための概要図である。
【
図12】割当箇所Sを分割して複数設定する場合を説明するための概要図である。
【
図13】素材データELがリージョンRGに配置されている状態に基づく、合成画像データSDの生成を説明するための概要図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態]
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【0010】
ところで、実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non-Transitory Computer-Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント装置でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
【0011】
また、実施形態において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現されうるソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含みうる。また、実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0又は1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、又は量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行されうる。
【0012】
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、及びメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
【0013】
1.情報処理システム1のシステム構成
まず、
図1を参照しながら実施形態の情報処理システム1のシステム構成について説明する。
【0014】
図1は、情報処理システム1のシステム構成の一例を示す図である。
図1が、情報処理システム1は、サーバ装置2、クライアント装置3と、表示装置4と、ネットワークNとを含む。
【0015】
サーバ装置2は、クライアント装置3からの指示に基づいて、種々の情報を表示装置4の表示部44に表示させ、記憶部22に記憶させる。
【0016】
クライアント装置3は、PC(Personal Computer)、タブレット型コンピュータ、スマートフォン等のいずれであってもよい。
【0017】
表示装置4は、種々の情報を表示させる。実施形態では、表示装置4は、複数存在する。
【0018】
ネットワークNは、有線又は無線によって、サーバ装置2、クライアント装置3及び表示装置4を互いに通信可能に構成する。
【0019】
なお、サーバ装置2、クライアント装置3及び表示装置4は、情報処理装置の一例であり、実施形態に限定されるものではない。なお、サーバ装置2及びクライアント装置3は、複数存在してもよい。ここで、情報処理システム1に例示されるシステムとは、1つ又はそれ以上の装置又は構成要素からなるものである。したがって、サーバ装置2単体、クライアント装置3単体又は表示装置4単体であっても、情報処理システム1に例示されるシステムに含まれる。各構成要素どうしの接続方法は特に現地されず、ネットワークN以外の接続方法、例えば、SDI、HDMI(登録商標)、DisplayPort等の規格化されたビデオ伝送路が採用されてもよい。
【0020】
2.ハードウェア構成
次に、
図2を参照しながら実施形態のサーバ装置2、クライアント装置3及び表示装置4のハードウェア構成について説明する。
【0021】
2.1.サーバ装置2のハードウェア構成
図2は、サーバ装置2のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2に示すように、サーバ装置2は、プロセッサ21と、記憶部22と、通信部23とを備え、これらの構成要素がサーバ装置2の内部において通信バス20を介して電気的に接続されている。サーバ装置2は、実施形態に係る処理を実行する。
【0022】
プロセッサ21は、サーバ装置2に関連する全体動作の処理及び制御を行う。プロセッサ21は、例えば中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)である。プロセッサ21が、記憶部22に記憶された所定のプログラムを読み出し、プログラムに基づき処理を実行することによって、サーバ装置2に係る種々の機能が実現される。なお、プロセッサ21は単一であることに限定されず、機能ごとに複数のプロセッサ21を有するように実施してもよい。また、それらの組合せであってもよい。
【0023】
記憶部22は、前述の記載により定義される様々な情報を記憶する。これは、例えば、プロセッサ21によって実行されるサーバ装置2に係る種々のプログラム等を記憶するソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)等のストレージデバイスとして、プログラムの演算に係る一時的に必要な情報(引数、配列等)を記憶するランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)等のメモリとして実施されうる。記憶部22は、プロセッサ21によって実行されるサーバ装置2に係る種々のプログラム、変数及びプロセッサ21がプログラムに基づき処理を実行する際に用いるデータ等を記憶している。記憶部22は、記憶媒体の一例である。
【0024】
通信部23は、USB、IEEE1394、Thunderbolt(登録商標)、有線LANネットワーク通信等といった有線型の通信手段が好ましいものの、無線LANネットワーク通信、LTE/3G/4G/5G等のモバイル通信、Bluetooth(登録商標)通信等を必要に応じて含めてもよい。すなわち、これら複数の通信手段の集合として実施することがより好ましい。すなわち、サーバ装置2は、通信部23を介して、外部から種々の情報を通信してもよい。
【0025】
2.2.クライアント装置3のハードウェア構成
図3は、クライアント装置3のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3に示すように、クライアント装置3は、プロセッサ31と、記憶部32と、通信部33と、入力部34と、出力部35と、を有し、これらの構成要素がクライアント装置3の内部において通信バス30を介して電気的に接続されている。クライアント装置3は、実施形態に係る処理を実行する。クライアント装置3のプロセッサ31、記憶部32及び通信部33については、サーバ装置2のプロセッサ21、記憶部22及び通信部23を参照されたい。
【0026】
入力部34は、クライアント装置3の筐体に含まれてもよいし、外付けされてもよい。例えば、入力部34は、出力部35と一体となってタッチパネルとして実施されてもよい。タッチパネルであれば、ユーザは、タップ操作、スワイプ操作等を入力することが可能である。もちろん、タッチパネルに代えて、スイッチボタン、マウス、QWERTYキーボード等を採用してもよい。すなわち、入力部34がユーザによってなされた操作に基づく入力を受け付ける。当該入力が命令信号として、通信バス30を介してプロセッサ31に転送され、プロセッサ31が必要に応じて所定の制御又は演算を実行しうる。
【0027】
出力部35は、クライアント装置3の表示部として機能することが可能である。出力部35は、例えば、クライアント装置3の筐体に含まれてもよいし、外付けされてもよい。出力部35は、ユーザが操作可能なグラフィカルユーザインターフェース(Graphical User Interface:GUI)の画面を表示する。これは例えば、CRTスクリーン、液晶スクリーン、有機ELスクリーン及びプラズマスクリーン等の表示デバイスを、クライアント装置3の種類に応じて使い分けて実施することが好ましい。
【0028】
2.3.表示装置4のハードウェア構成
図4は、表示装置4のハードウェア構成の一例を示す図である。
図4に示すように、表示装置4は、プロセッサ41と、記憶部42と、通信部43と、表示部44と、を有し、これらの構成要素が表示装置4の内部において通信バス40を介して電気的に接続されている。表示装置4は、実施形態に係る処理を実行する。表示装置4のプロセッサ41、記憶部42及び通信部43については、サーバ装置2のプロセッサ21、記憶部22及び通信部23を参照されたい。
【0029】
表示装置4の表示部44は、映像を出力するための表示デバイスとして構成される。プロセッサ41は、取得した表示情報に基づいて、表示部44への表示を制御する。ここで表示情報とは、画面、画像、アイコン、テキスト等といった、ユーザが視認可能な態様で生成された情報そのものだけでなく、表示させるためのレンダリング情報を含む概念である。好ましくは、表示装置4は、競技場に設置されるようなデジタルサイネージ用の大型の装置であり、競技場の脇に設置される場合、観戦の妨げにならないよう細長い形状とすることが好ましい。以下、表示装置4は、このような大型の装置である場合を想定して、説明を続ける。
【0030】
3.サーバ装置2のプロセッサ21の機能構成
図5は、プロセッサ21が備える機能部の一例を示す図である。
図5に示すように、プロセッサ21は、記憶部22に記憶された各種プログラムを実行することにより、受付部212と、生成部213と、関連付け部214と、表示制御部211として機能する。すなわち、記憶部22に記憶されているソフトウェアによる情報処理がハードウェアの一例であるプロセッサ21によって具体的に実現されることで、プロセッサ21に含まれる各機能部として実行されうる。
【0031】
特に、表示制御部211は、表示制御ステップを実行するように構成される。つまり、表示制御部211は、種々の表示情報を生成して、ユーザが視認可能な表示内容を制御するように構成される。
【0032】
特に、受付部212は、受付ステップを実行するように構成される。
【0033】
特に、生成部213は、生成ステップを実行するように構成される。
【0034】
特に、関連付け部214は、関連付けステップを実行するように構成される。
【0035】
4.情報処理システム1の動作の流れ
実施形態の情報処理システム1で実行される好ましい情報処理の一例を説明する。
【0036】
4.1 情報処理の概要
実施形態に係るプログラムは、少なくとも1つのコンピュータに、次の各ステップを実行させる。受付ステップでは、所定のスクリーンに含まれる少なくとも1つの領域を設定するための入力と、領域に対応させる、複数の素材データを指定する入力とを受け付ける。素材データは、画像を含むデータである。表示制御ステップでは、複数の素材データそれぞれが領域に一覧可能に配置された態様を所定のスクリーンに表示させる。また、情報処理システム1は、上記プログラムを実行可能な、少なくとも1つのプロセッサ(例えば、プロセッサ21)を備える。また、情報処理システム1によって実行される情報処理方法は、上記プログラムの各ステップを備える。
図6は、実施形態に係る情報処理の一例を示すアクティビティ図である。以下、
図6に示されるアクティビティ図を参照して、説明を続ける。
【0037】
まず、クライアント装置3においてプログラムが起動された状態で、ユーザによるクライアント装置3の操作に基づき、表示装置4の少なくとも一部に対応する仮想的なスクリーンSCが設定される(アクティビティA001)。設定されたスクリーンSCの情報は、クライアント装置3からサーバ装置2に送信されるとよい。スクリーンSCの詳細については、
図7を用いて後にさらに説明する。
【0038】
続いて、ユーザによるクライアント装置3の操作に基づき、スクリーンSCにさらに配置する少なくとも1つのリージョンRGが設定される(アクティビティA002)。設定されたリージョンRGの情報は、クライアント装置3からサーバ装置2に送信されるとよい。リージョンRGの詳細については、
図7を用いて後にさらに説明する。
【0039】
続いて、ユーザによるクライアント装置3の操作に基づき、リージョンRGに対応させる素材データELが1つずつ指定される(アクティビティA003)。指定された素材データELの情報は、クライアント装置3からサーバ装置2に送信されるとよい。なお、素材データELは、画像を含むデータであり、好ましくは、素材データELは、広告に関する画像を含む。素材データELの詳細については、
図10を用いて後にさらに説明する。
【0040】
アクティビティA001~A003を換言すると、受付部212は、所定のスクリーンSCに含まれる少なくとも1つのリージョンRG(領域の一例)を設定するための入力と、リージョンRGに対応させる複数の素材データELを指定する入力とを受け付ける。
【0041】
続いて、プロセッサ21は、アクティビティA003において指定された素材データELがリージョンRGに割当可能かどうかを判定する(アクティビティA004)。より具体的には、素材データELを配置するにあたって、1つの割当箇所Sで満足するか否かが判定される。割当可能な場合は、プロセッサ21は、素材データELと同じサイズの割当箇所Sを1つ設定する。割当可能ではない場合は、プロセッサ21は、本来設定すべき割当箇所Sを分割することで、複数の割当箇所Sを設定することとなる(アクティビティA005)。
【0042】
続いて、関連付け部214は、割当箇所Sに素材データELを関連付ける。アクティビティA005において割当箇所Sが分割されて複数設定されている場合には、プロセッサ21は、素材データELを同様に分割して各割当箇所Sに関連付ける(アクティビティA006)。
【0043】
なお、リージョンRGに複数の素材データELを配置することとなるため、ユーザは、必要に応じて、アクティビティA003に係る情報処理に戻ることができる。すなわち、ユーザの入力に応じて、アクティビティA003~A006に係る情報処理が繰り返される。なお、各素材データELをリージョンRGに配置していく際の途中経過を、プログラムを介して常にプレビュー画面としてユーザが把握可能に構成されるとよい。
【0044】
続いて、ユーザによる操作入力に応じて、プレビュー画面に表示されているリージョンRGの状態に対応するように、生成部213が素材データELそれぞれを合成した合成画像データSDを生成する。つまり、プリレンダリング処理が実行される(アクティビティA007)。換言すると、生成部213は、複数の素材データELをリージョンRGに配置した状態で表示させるための合成画像データSDを生成する。
【0045】
最後に、生成された合成画像データSDが表示装置4で再生可能に表示される(アクティビティA008)。換言すると、表示制御部211は、複数の素材データELそれぞれがリージョンRGに一覧可能に配置された態様を所定のスクリーンSC(表示装置4の少なくとも一部に設定されている。)に表示させる。具体的には、表示制御部211は、合成画像データSDを所定のスクリーンSC(表示装置4の少なくとも一部に設定されている。)に表示させる。
【0046】
以上のような実施形態によれば、映像をより管理又は生成しやすくする技術を提供することが可能となる。特に、膨大な数の素材データELを受け付けた場合であっても、プリレンダリング処理により1つの映像とすることができるため、再生時における情報処理の負荷を低減することが可能となる。また、スクリーンSCに広告を効果的に提示することができる。また、映像をより管理又は生成するにあたって、複雑な情報処理を必要としないため、特にサーバ装置2の、プロセッサ21及び記憶部22にかかる負荷を軽減することができる。同様に、サーバ装置2及びクライアント装置3のキャッシュメモリの使用も少なくすることができる。また、キャッシュメモリの使用を少なくすることができる結果として、大掛かりな装置又はコンピュータ等を必要としないため、安価に情報処理を実行することができる。
【0047】
4.2 情報処理の詳細
上記概説された情報処理の詳細部分を、
図7~
図13を用いてさらに説明する。
【0048】
(リージョンRG等の概念)
図7は、ディスプレイDP、スクリーンSC及びリージョンRGの概念を説明するための図である。リージョンRGは、領域の一例である。リージョンRGは、複数の表示部44によって構成される表示領域に対応する論理部品である。例えば、リージョンRGは、スクリーンSCという論理部品の上に仮想的に配置される。スクリーンSCは、ディスプレイDPという論理部品の上に仮想的に配置される。別の観点によると、スクリーンSCはディスプレイDPに含まれ、リージョンRGはスクリーンSC及びディスプレイDPに含まれる。
【0049】
ディスプレイDPとは、例えば、実際にクライアント装置3に接続されている物理ディスプレイに対応する論理部品である。ディスプレイDPは、物理ディスプレイに一対一の関係で関連付けられ、物理ディスプレイと同じ配置となるように仮想的にレイアウトされる。
【0050】
例えば、スクリーンSCとは、大型表示装置に送出される映像領域に対応する論理部品である。例えば、スクリーンSCの領域から切り出した映像が管理され、スクリーンSCの範囲から切り出した映像が大型表示装置に送出される。
【0051】
(プログラムの画面例)
図8は、出力部35に表示されるレイアウト設定画面70の一例である。例えば、リージョンRGの設定は、レイアウト設定画面70を介して行われてよい。
【0052】
一例として、レイアウト設定画面70は、レイアウト編集エリア700、プロパティ表示エリア701、及び操作ボタン702を含む。
【0053】
レイアウト編集エリア700には、仮想的に配置された論理部品が、プレビュー画像703として表示される。プレビュー画像703は、第1のディスプレイDP1、第2のディスプレイDP2、第1のスクリーンSC1、第2のスクリーンSC2、及びリージョンRGを含む。ユーザは、操作ボタン702を選択することにより、論理部品を追加し、編集し、又は削除することができる。各論理部品は、ユーザによって、位置又は数が自由に設定されてよい。ロックアイコン704は、該当する論理部品の位置又は大きさ等の編集が制限されていることを示す。
【0054】
プロパティ表示エリア701には、選択された論理部品に関連付けられた情報が表示される。各論理部品には、例えば、名称、大きさ、解像度、位置、編集が制限されているか否か等の情報が関連付けられてよい。ユーザは、テキストボックス705又はチェックボックス706を介し、論理部品に関する情報を編集することができる。
【0055】
ユーザにより「決定」と示された操作ボタン702が選択されることで、表示部44と関連付けられたリージョンRGが設定される。
【0056】
図9は、出力部35に表示される映像編集画面71の一例である。例えば、アクティビティA002における素材データELの指定は、映像編集画面71を介して行われてよい。
【0057】
一例として、映像編集画面71は、プロパティ表示エリア710、素材データ表示エリア711、及び操作ボタン712を含む。
【0058】
プロパティ表示エリア710には、映像データ又は素材データELに関連付けられた情報が表示される。例えば、映像データには、名称、出力先のスクリーンSC、表示時間等の情報が関連付けられてよい。例えば、素材データELには、例えば、名称、種類、データサイズ、解像度等の情報が関連付けられてよい。ユーザは、テキストボックス715又はプルダウンメニュー717を介し、これらの情報を編集することができる。
【0059】
素材データ表示エリア711には、ユーザにより指定された素材データELが表示される。素材データ表示エリア711は、操作タブ718を含む。各操作タブ718は、映像の表示先として選択されたスクリーンSCに含まれるリージョンRGに対応する。このような態様により、スクリーンSCに複数のリージョンRGが含まれる場合であっても、ユーザが各リージョンRGに表示させる映像の編集を効率的に行うことができる。
【0060】
(素材データELの配置)
図10は、素材データELとリージョンRGとの概要を示す図であり、特に
図10Aには、素材データEL1~EL5が示され、
図10Bには、リージョンRGの一例が示されている。なお、図示の都合上、素材データELがハッチングを付した画像として描画されているが、実際の素材データELは種々の広告に関する画像であってよく、好ましくは、動画像(映像)であり、さらに好ましくは、何れの素材データELも再生時間が同一の動画像である。動画像の場合、その規格は特に限定されない。以下、素材データELそれぞれが、再生時間が同一の、広告を含む動画像である場合について、さらに説明を続ける。なお、あくまでも一例であり、この限りではない。
【0061】
図10Aに示すように、素材データEL1~EL5は、縦方向のピクセル数よりも横方向のピクセル数が大きい、横長矩形状の画像を含むように構成されている。一例における素材データEL1~EL5は、縦方向のピクセル数が何れもhであるように構成される。hの値は特に限定されないが、例えば、30~500ピクセル等である。さらに、素材データEL1の横方向のピクセル数は4hである。素材データEL2の横方向のピクセル数は6.5hである。素材データEL3,EL4の横方向のピクセル数は5hである。素材データEL5の横方向のピクセル数は9hである。また、
図10Bに示すように、一例におけるリージョンRGは、縦方向のピクセル数が3hであり且つ横方向のピクセル数が12.5hであるように構成される。なお、素材データELの個数及びサイズ、並びにリージョンRGの個数及びサイズは、あくまでも一例でありこの限りではない。
【0062】
図11は、リージョンRGにおける割当箇所Sを説明するための概要図である。
図12は、割当箇所Sを分割して複数設定する場合を説明するための概要図である。
図11及び
図12に示すように、割当箇所Sは、リージョンRGの左上から右下に向かう割当順に詰めて設定される。
【0063】
具体的には、
図11Aに示すように、リージョンRGに配置する素材データELとして、ユーザによって素材データEL1が指定された場合に、リージョンRGには、素材データEL1のサイズに相当する割当箇所S1が設定される。そして、
図11Bに示すように、割当箇所S1に対応するように素材データEL1がリージョンRG内に配置される。続いて、
図11Cに示すように、リージョンRGに配置する素材データELとして、ユーザによって素材データEL2が指定された場合に、リージョンRGには、素材データEL2のサイズに相当する割当箇所S2が設定される。そして、
図11Dに示すように、割当箇所S2に対応するように素材データEL2がリージョンRG内に配置される。
【0064】
このように、関連付け部214は、複数の素材データELの解像度と、リージョンRGのサイズ及び解像度とに基づいて、リージョンRGにおける、まだ素材データELが配置されていない割当箇所Sと、複数の素材データELとを関連付ける。このような構成によれば、リージョンRGにおける素材データELが割り当てられていない箇所に複数の素材データELを割り当てるため、リージョンRG内のスペースを有効的に利用しながら素材データELを配置することが可能となる。
【0065】
さらに、
図12Aに示すように、リージョンRGに配置する素材データELとして、ユーザによって素材データEL3が指定された場合に、リージョンRGには、素材データEL3のサイズに相当する割当箇所S3が想定される。しかしながら、素材データEL1と素材データEL2と割当箇所S3と、それぞれの横方向のピクセル数を足し合わせた値が15.5hとなり、この値は、リージョンRGの横方向のピクセル数12.5hを超過している。このような場合には、割当箇所S3を分割して複数の割当箇所Sが生成される。
【0066】
すなわち、
図12Bに示すように、割当箇所S3を分割することで、割当箇所S3-1,S3-2が生成されている。割当箇所S3-1の横方向のピクセル数は2hであり、割当箇所S3-2の横方向のピクセル数は3hである。また、
図12Cに示すように、割当箇所S3-1,S3-2に対応するように、分割された素材データEL3である素材データEL3-1,EL3-2がそれぞれリージョンRG内に配置される。
【0067】
換言すると、関連付け部214は、素材データELのうちこれから配置する特定の素材データELの横方向のピクセル数が大きいために1つの割当箇所Sを設定不能な場合には、割当箇所Sを割当順に基づいて複数設定し、それぞれの割当箇所Sに特定の素材データELを分割して関連付ける。このような構成によれば、リージョンRG内に素材データELが順次割り当てられていき、リージョンRG内の横方向のピクセル数が不足する場合は分割されて素材データELが配置されることとなるため、リージョンRG内のスペースを有効的に利用しながら素材データELを配置することが可能となる。
【0068】
図13は、素材データELがリージョンRGに配置されている状態に基づく、合成画像データSDの生成を説明するための概要図である。
図11及び
図12に示される手順で、素材データEL1~EL5を順に指定していくことで、
図13の上側に例示するリージョンRGが準備される。リージョンRGは、素材データEL1と、素材データEL2と、素材データEL3-1,3-2(分割された素材データEL3)と、素材データEL4と、素材データEL5-1,5-2(分割された素材データEL5)とを含む態様を有している。生成部213は、リージョンRGのかかる態様を1つのデータとして含む、合成画像データSDを生成する。このような合成画像データSDが、
図13の下側に例示されている。
【0069】
このような実施形態によれば、横方向のピクセル数が縦方向のピクセル数に比して相対的に大きな動画像であっても、例えばフルHD規格等の一般的なビデオフォーマットに収めることができる。これにより、一般的なビデオ伝送機器を使用することができ、専用機器等を用いない、ユーザビリティの高い環境を実現することができる。つまり、ユーザは、市場に出回っている装置の中から、実際の情報処理システム1を構成する装置を柔軟に選択することができる。
【0070】
[その他]
実施形態に係る情報処理システム1に関して、さらに以下のような態様が採用されてもよい。
【0071】
好ましくは、設定されたリージョンRGの情報は、リージョンRGに対応させた複数の素材データELに関する情報とともに、他のリージョンRGとして複製可能に構成されてもよい。このような構成によれば、作成したリージョンRGに関する情報を複製して流用することが可能となる。
【0072】
好ましくは、所定のスクリーンSCは、複数のスクリーンSCのうちの少なくとも1つであってよい。かかる場合、受付部212は、スクリーンSCごとにリージョンRGを設定するための入力を受け付ける。このような構成によれば、複数のスクリーンSCを有する場合に対しても、スクリーンSCごとに所望する素材データELを表示させることができる。
【0073】
合成画像データSDが生成されずに、各素材データELのデータを再生することで、広義のリアルタイム(通信遅延やレイテンシ等を含むものとする。)に
図13の上側に例示されるようなリージョンRGが、表示装置4において再生されてもよい。換言すると、前述のプリレンダリング処理が行われなくてもよい。
【0074】
一態様として、上記で説明した種々の情報、例えば、表示情報、画像又は映像に関連付けられた情報等は、記憶部22、記憶部32、又は記憶部42の何れに記憶されてもよく、分散型台帳技術等を用いて複数の装置に分散して記憶されてもよい。
【0075】
一態様として、プロセッサ21が備える機能部の少なくとも一部が、プロセッサ31又はプロセッサ41によって実現されてもよく、ネットワークNによって接続された外部の装置によって実現されてもよい。例えば、ネットワークNに接続されたLEDコントローラに含まれるプロセッサが、表示制御部211の機能を実現してもよい。
【0076】
一態様として示した画面例は、単なる一例であり、ユーザインターフェースにおいて、種々のオブジェクトの追加、削除、変更等が行われていてもよい。また、素材データELに広告に関する画像が含まれなくてもよく、例えば表示装置4の保守用画像等が含まれていてもよい。
【0077】
一態様として、動画像である素材データELそれぞれの再生時間が同一の場合を例示したが、異なる再生時間であってもよい。かかる場合、プリレンダリングによって生成される合成画像データSDは、各素材データELの再生時間の最小公倍数の再生時間を有することが好ましい。すなわち各素材データELが、最小公倍数の再生時間分だけ繰り返し連続再生されるような構成であるとよい。
【0078】
さらに、次に記載の各態様で提供されてもよい。
【0079】
(1)プログラムであって、少なくとも1つのコンピュータに、次の各ステップを実行させ、受付ステップでは、所定のスクリーンに含まれる少なくとも1つの領域を設定するための入力と、前記領域に対応させる複数の素材データを指定する入力とを受け付け、ここで前記素材データは、画像を含むデータで、表示制御ステップでは、前記複数の素材データそれぞれが前記領域に一覧可能に配置された態様を前記所定のスクリーンに表示させる、プログラム。
【0080】
このような構成によれば、映像をより管理又は生成しやすくする技術を提供することが可能となる。
【0081】
(2)上記(1)に記載のプログラムにおいて、さらに、生成ステップでは、前記複数の素材データを前記領域に配置した状態で表示させるための合成画像データを生成し、前記表示制御ステップでは、前記合成画像データを前記所定のスクリーンに表示させる、プログラム。
【0082】
このような構成によれば、膨大な数の素材データを受け付けた場合であっても、1つの映像とすることができるため、再生時における情報処理の負荷を低減することが可能となる。
【0083】
(3)上記(1)又は(2)に記載のプログラムにおいて、さらに、関連付けステップでは、前記複数の素材データの解像度と、前記領域のサイズ及び解像度とに基づいて、前記領域における、まだ前記素材データが配置されていない割当箇所と、前記複数の素材データとを関連付ける、プログラム。
【0084】
このような構成によれば、領域における素材データが割り当てられていない箇所に複数の素材データを割り当てるため、領域内のスペースを有効的に利用しながら素材データを配置することが可能となる。
【0085】
(4)上記(3)に記載のプログラムにおいて、前記素材データは、縦方向のピクセル数よりも横方向のピクセル数が大きい、横長矩形状の画像を含むように構成され、前記割当箇所は、前記領域の左上から右下に向かう割当順に詰めて設定され、前記関連付けステップでは、前記素材データのうちこれから配置する特定素材データの前記横方向のピクセル数が大きいために1つの割当箇所を設定不能な場合には、前記割当箇所を前記割当順に基づいて複数設定し、それぞれの前記割当箇所に前記特定素材データを分割して関連付ける、プログラム。
【0086】
このような構成によれば、領域内に素材データが順次割り当てられていき、領域内の横方向のピクセル数が不足する場合は分割されて素材データが配置されることとなるため、領域内のスペースを有効的に利用しながら素材データを配置することが可能となる。
【0087】
(5)上記(1)~(4)の何れか1つに記載のプログラムにおいて、前記所定のスクリーンは、複数のスクリーンのうちの少なくとも1つであり、前記受付ステップでは、前記スクリーンごとに前記領域を設定するための前記入力を受け付ける、プログラム。
【0088】
このような構成によれば、複数のスクリーンを有する場合に対しても、スクリーンごとに所望する素材データを表示させることができる。
【0089】
(6)上記(1)~(5)の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、設定された前記領域の情報は、前記領域に対応させた前記複数の素材データに関する情報とともに、他の領域として複製可能に構成される、プログラム。
【0090】
このような構成によれば、作成した領域に関する情報を複製して流用することが可能となる。
【0091】
(7)上記(1)~(6)の何れか1つに記載のプログラムにおいて、前記素材データは、広告に関する画像を含む、プログラム。
【0092】
このような構成によれば、スクリーンに広告を効果的に提示することができる。
【0093】
(8)情報処理システムであって、上記(1)~(7)の何れか1つに記載のプログラムの各ステップがなされるようにプログラムを実行可能な、少なくとも1つのプロセッサを備える、システム。
【0094】
このような構成によれば、映像をより管理又は生成しやすくする技術を提供することが可能となる。
【0095】
(9)情報処理方法であって、上記(1)~(7)の何れか1つに記載のプログラムの各ステップを備える、方法。
【0096】
このような構成によれば、映像をより管理又は生成しやすくする技術を提供することが可能となる。
もちろん、この限りではない。
【0097】
最後に、本発明に係る種々の実施形態を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。当該新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。当該実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【符号の説明】
【0098】
1 :情報処理システム
2 :サーバ装置
20 :通信バス
21 :プロセッサ
211 :表示制御部
212 :受付部
213 :生成部
214 :関連付け部
22 :記憶部
23 :通信部
3 :クライアント装置
30 :通信バス
31 :プロセッサ
32 :記憶部
33 :通信部
34 :入力部
35 :出力部
4 :表示装置
40 :通信バス
41 :プロセッサ
42 :記憶部
43 :通信部
44 :表示部
70 :レイアウト設定画面
71 :映像編集画面
700 :レイアウト編集エリア
701 :プロパティ表示エリア
702 :操作ボタン
703 :プレビュー画像
704 :ロックアイコン
705 :テキストボックス
706 :チェックボックス
710 :プロパティ表示エリア
711 :素材データ表示エリア
712 :操作ボタン
715 :テキストボックス
717 :プルダウンメニュー
718 :操作タブ
DP :ディスプレイ
DP1 :第1のディスプレイ
DP2 :第2のディスプレイ
EL :素材データ
N :ネットワーク
RG :リージョン
S :割当箇所
SC :スクリーン
SC1 :第1のスクリーン
SC2 :第2のスクリーン
SD :合成画像データ
【手続補正書】
【提出日】2023-06-30
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
明細書に記載の発明。