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▶ 片山 博貴の特許一覧

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  • 特開-錘に加わる引力を利用した加速装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024010297
(43)【公開日】2024-01-24
(54)【発明の名称】錘に加わる引力を利用した加速装置
(51)【国際特許分類】
   F03G 3/00 20060101AFI20240117BHJP
【FI】
F03G3/00 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022111554
(22)【出願日】2022-07-12
(71)【出願人】
【識別番号】596047757
【氏名又は名称】片山 博貴
(72)【発明者】
【氏名】片山 博貴
(57)【要約】      (修正有)
【課題】私達の身の回りにあって公害の発生しないエネルギーとして、引力の利用で働く装置を代替えエネルギーの主題とし、有効で安価な化石燃料等に代わるエネルギ-として提供する。
【解決手段】可動体歯車が可動体主軸外周を周回する間、錘取付パイプアーム9が錘10wを保持しながら、一定方向を維持して稼動し、可動体ホイル7の重心位置にある可動体主軸から錘10wの距離に定まった位置で遠近を得る事により、距離の異差により生まれる継続して引力による落下モーメントの違いを、可動体ホイル7の回転力にする。主歯車を固定し回転させない事により可動体ホイル7を回転させる構造と方法により回転エネルギーを得る。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
可動体に装置された可動体主軸(1)を重心位置として回転稼動する可動体ホイル(7)上に、可動体主軸(1)から等しい距離に可動体歯車スプロケット(3s)又は、可動体歯車ギヤ(3g)を設置する可動体において、固定し回転しない可動体主軸(1)に回転稼動する可動体ホイル(7)を設置、可動体主軸(1)に回転させない主歯車スプロケット(2s)を接続設置し、可動体歯車スプロケット1(3s1)には可動体歯車シャフト1(6s1)、可動体歯車スプロケット2(3s2)には可動体歯車シャフト2(6s2)、可動体歯車スプロケット3(3s3)には可動体歯車シャフト3(6s3)、可動体歯車スプロケット4(3s4)には可動体歯車シャフト4(6s4)を接続、可動体ホイル1(7a)に、可動体歯車スプロケット1(3s1)を設置し、可動体主軸(1)に主歯車スプロケット1(2s1)と主歯車スプロケット3(2s3)を設置、可動体歯車スプロケット1(3s1)の対側に可動体歯車スプロケット3(3s3)を設置、そして連結の為に可動体歯車スプロケット1(3s1)と主歯車スプロケット1(2s1)には、スプロケット連結チェン1(5t1)、可動体歯車スプロケット3(3s3)と主歯車スプロケット3(2s3)にはスプロケット連結チェン3(5t3)を取付け、可動体主軸(1)を重心として稼動する可動体ホイル2(7b)には、可動体歯車スプロケット2(3s2)を設置し、可動体主軸(1)に主歯車スプロケット2(2s2)と主歯車スプロケット4(2s4)を設置、可動体歯車スプロケット2(3s2)の対側に可動体歯車スプロケット4(3s4)を設置、連結の為に可動体歯車スプロケット2(3s2)と主歯車スプロケット2(2s2)にはスプロケット連結チェン2(5t2)を、可動体歯車スプロケット4(3s4)と主歯車スプロケット4(2s4)にはスプロケット連結チェン4(5t4)を取付け、可動体歯車シャフト(6s)に錘取付パイプアーム(9)を定まった方向に向けて固定、錘(10w)を取付け可動体ホイル(7)を稼動させると、可動体主軸(1)に固定し動かない主歯車スプロケット(2s)に連動し、可動体主軸(1)を周回する間、可動体歯車スプロケット(3s)に接続した錘取付パイプアーム(9)が、定まった一定方向を維持したまま稼動し、周回中可動体主軸(1)から錘(10w)に定まった位置で定まった遠近距離を作り、可動体主軸(1)を重心として生まれる可動体ホイル(7)左右の落下モーメントの差を回転力とし、可動体ホイル(7)を稼動させる構造と方法に関し、回転エネルギーを得ることを特徴とする加速装置。
【請求項2】
可動体に装置された可動体主軸(1)を重心位置として回転稼動する可動体ホイル(7)上に、可動体主軸(1)から等しい距離に可動体歯車スプロケット(3s)又は、可動体歯車ギヤ(3g)を設置する可動体において、回転する可動体主軸(1)に、可動体ホイル1(7a)を接続設置し、主歯車スプロケット(2s)は回転させない為に、主歯車固定金具(12)や可動体スタンド(11)等に固定し、先ず可動体歯車スプロケット1(3s1)には可動体歯車シャフト1(6s1)、可動体歯車スプロケット2(3s2)には可動体歯車シャフト2(6s2)、可動体歯車スプロケット3(3s3)には可動体歯車シャフト3(6s3)、可動体歯車スプロケット4(3s4)には可動体歯車シャフト4(6s4)を接続、可動体ホイル1(7a)に、可動体歯車スプロケット1(3s1)を設置、主歯車固定金具(12)や可動体スタンド(11)等に可動体主軸(1)を中心位置とする主歯車スプロケット1(2s1)と主歯車スプロケット3(2s3)を固定設置し、可動体歯車スプロケット1(3s1)の対側に可動体歯車スプロケット3(3s3)を設置、連結の為に可動体歯車スプロケット1(3s1)と主歯車スプロケット1(2s1)には、スプロケット連結チェン1(5t1)を取付け、可動体歯車スプロケット3(3s3)と主歯車スプロケット3(2s3)にはスプロケット連結チェン3(5t3)を取付け、可動体主軸(1)に接続設置した可動体ホイル2(7b)に、可動体歯車スプロケット2(3s2)を設置、主歯車固定金具(12)や可動体スタンド(11)等に可動体主軸(1)を中心位置とする主歯車スプロケット2(2s2)と主歯車スプロケット4(2s4)を固定設置し、可動体歯車スプロケット2(3s2)の対側に可動体歯車スプロケット4(3s4)を設置、スプロケット連結の為に可動体歯車スプロケット2(3s2)と主歯車スプロケット2(2s2)にはスプロケット連結チェン2(5t2)を、可動体歯車スプロケット4(3s4)と主歯車スプロケット4(2s4)にはスプロケット連結チェン4(5t4)を取付け、可動体歯車シャフト(6s)に錘取付パイプアーム(9)を定まった方向に向けて接続、錘(10w)を取付け可動体ホイル(7)を稼動させると、主歯車固定金具(12)や可動体スタンド(11)に固定した回転しない主歯車スプロケット(2s)に連動し、可動体主軸(1)を周回する間、可動体歯車スプロケット(3s)に接続した錘取付パイプアーム(9)は、一定方向を維持して稼動し、周回中可動体主軸(1)から錘(10w)に定まった位置で定まった遠近距離を作り、可動体主軸(1)を重心として生まれる可動体ホイル(7)左右の落下モーメントの差を回転力とし、可動体ホイル(7)を稼動させる構造と方法に関し、回転エネルギーを得ることを特徴とする加速装置。
【請求項3】
可動体に装置された可動体主軸(1)を重心位置として回転稼動する可動体ホイル(7)上に、可動体主軸(1)から等しい距離に可動体歯車スプロケット(3s)又は、可動体歯車ギヤ(3g)を設置する可動体において、固定して回転しない可動体主軸(1)に回転稼動する可動体ホイル(7)を設置、可動体主軸(1)に主歯車ギヤ(2g)を接続設置し、先ず可動体歯車ギヤ1(3g1)には可動体歯車シャフト1(6s1)、可動体歯車ギヤ2(3g2)には可動体歯車シャフト2(6s2)、可動体歯車ギヤ3(3g3)には可動体歯車シャフト3(6s3)、可動体歯車ギヤ4(3g4)には可動体歯車シャフト4(6s4)を接続、可動体ホイル(7)に可動体歯車ギヤ1(3g1)を設置し、可動体主軸(1)に主歯車ギヤ(2g)、可動体歯車ギヤ1(3g1)対側に可動体歯車ギヤ3(3g3)を設置、主歯車ギヤ(2g)と可動体歯車ギヤ1(3g1)の間に連結と回転方向変更の為に奇数個の変向歯車ギヤ1(4g1)を取付け、対側可動体歯車ギヤ3(3g3)と主歯車ギヤ(2g)の間にも奇数個の変向歯車ギヤ3(4g3)を取付け、可動体ホイル(7)の等分位置に、可動体歯車ギヤ2(3g2)を設置、可動体主軸(1)に主歯車ギヤ(2g)、可動体歯車ギヤ2(3g2)対側に可動体歯車ギヤ4(3g4)を設置、連結と回転方向変更の為に可動体歯車ギヤ2(3g2)と主歯車ギヤ(2g)の間に奇数個の変向歯車ギヤ2(4g2)、可動体歯車ギヤ4(3g4)と、主歯車ギヤ(2g)の間に奇数個の変向歯車ギヤ4(4g4)を取付け、可動体歯車シャフト(6s)に錘取付パイプアーム(9)を定まった方向に向けて接続設置、錘(10w)を取付け可動体ホイル(7)を稼動状態にすると、回転しない主歯車ギヤ(2g)に連動し、可動体歯車ギヤ(3g)が可動体主軸(1)を周回する間、可動体歯車ギヤ(3g)に接続する錘取付パイプアーム(9)が、一定方向を維持したまま稼動し、周回中可動体主軸(1)から錘(10w)に定まった位置で定まった遠近距離を作り、可動体主軸(1)を重心位置とした可動体ホイル(7)左右の落下モーメントの差を回転力とし、可動体ホイル(7)を稼動させる構造と方法に関し、回転エネルギーを得ることを特徴とする加速装置。
【請求項4】
可動体に装置された可動体主軸(1)を重心位置として回転稼動する可動体ホイル(7)上に、可動体主軸(1)から等しい距離に可動体歯車スプロケット(3s)又は、可動体歯車ギヤ(3g)を設置する可動体において、回転する可動体主軸(1)に主歯車ギヤ(2g)を固定せず、回転しない主歯車固定金具(12)や可動体スタンド(11)等に固定する場合で、先ず可動体歯車ギヤ1(3g1)には可動体歯車シャフト1(6s1)、可動体歯車ギヤ2(3g2)には可動体歯車シャフト2(6s2)、可動体歯車ギヤ3(3g3)には可動体歯車シャフト3(6s3)、可動体歯車ギヤ4(3g4)には可動体歯車シャフト4(6s4)を接続、可動体ホイル(7)上に可動体歯車ギヤ1(3g1)を設置し、主歯車固定金具(12)や可動体スタンド(11)等に主歯車ギヤ(2g)を設置し、可動体歯車ギヤ1(3g1)対側に可動体歯車ギヤ3(3g3)を設置、主歯車ギヤ(2g)と可動体歯車ギヤ1(3g1)の連結と回転方向変更の為に奇数個の変向歯車ギヤ1(4g1)、可動体歯車ギヤ3(3g3)と主歯車ギヤ(2g)の間に奇数個の変向歯車ギヤ3(4g3)を取付け、可動体ホイル(7)の等分位置に、可動体歯車ギヤ2(3g2)を設置、主歯車固定金具(12)や可動体スタンド(11)等に主歯車ギヤ(2g)、可動体歯車ギヤ2(3g2)対側に可動体歯車ギヤ4(3g4)を設置、連結と回転方向変更の為に可動体歯車ギヤ2(3g2)と主歯車ギヤ(2g)の間に奇数個の変向歯車ギヤ2(4g2)を取付け、可動体歯車ギヤ4(3g4)と、主歯車ギヤ(2g)の間に奇数個の変向歯車ギヤ4(4g4)を取付け、可動体歯車シャフト(6s)に錘取付パイプアーム(9)を同じ方向に向けて固定、錘(10w)を取付け可動体ホイル(7)を稼動状態にすると、回転しない主歯車固定金具(12)又は可動体スタンド(11)に固定した主歯車ギヤ(2g)に連動し、可動体歯車ギヤ(3g)が可動体主軸(1)を中心に周回する間、錘取付パイプアーム(9)は、一定方向を維持して稼動し、周回中可動体主軸(1)から錘(10w)に定まった位置で定まった遠近距離を作り、可動体主軸(1)を重心位置として生まれる可動体ホイル(7)左右の落下モーメントの差を回転力とし、可動体ホイル(7)を稼動させる構造と方法に関し、回転エネルギーを得ることを特徴とする加速装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
可動体の可動体主軸(1)に重心を持つ可動体ホイル(7)上に設置した可動体歯車(3)に引力による錘(10w)の落下荷重を錘取付パイプアーム(9)を介し可動体歯車シャフト(6s)に伝え、可動体主軸(1)に重心を持つ可動体ホイル(7)の可動体主軸(1)左右に生じた落下モーメントの差を利用し回転させるものである。引力による落下を利用するため、可動体歯車(3)に連結した錘取付パイプアーム(9)が、定めた同一方向を向く様に設置、可動体歯車(3)が、可動体ホイル(7)の回転稼動するどの位置に稼動しても、固定した主歯車(2)に連動し同一方向を向き、錘(10w)と可動体主軸(1)の距離が、定まった場所で定まった遠近距離を作り、それにより可動体主軸(1)を重心として生まれる可動体ホイル(7)左右の落下モーメントの違いにより可動体ホイル(7)を動かし回転させる構造と方法に関する技術分野である。
【背景技術】
【0002】
自然の力を利用して回転する装置としては、従来、風車や水車といった自然物を利用した物があり、又最近では太陽光を利用した太陽光発電機の設置も盛んである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2016-017519
【特許文献2】特許6168501
【特許文献3】特開2020-125705
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
風車や太陽光、水等の装置は、気候や設置場所の外部要因で稼働率が大きく左右され現在も安定したエネルギー源となっていない。従来より発電機等を安定して動かすために、原子力、化石燃料等の熱源となる燃料が要求され、運転コストに対し優秀で使い易いとして熱エネルギーが利用されている。
【0005】
石炭や重油、天然ガス等の化石燃料は、現在も次々と開発されていて経済活性化に貢献しているが、化石燃料によって生み出された酸化物質による汚染、地球温暖化或いは水質汚染は深刻であり改善を叫ばれて、個々による改善はみられるが抜本的対策は進んではいない。また平和利用される原子力においては、先の津波によった放射能災害の発生後、その存在自体、また放射能物質の管理、処理等が問題とされている。
【0006】
私達の身の回りにあって公害の発生しないエネルギーとして永久磁石の利用を研究し、これによった提案も散見するが、現在に至り永久磁石で動く装置が代替えエネルギーとなり全面運用と迄には至っていない。化石燃料によった酸化物質の汚染、地球温暖化、或いは水質汚染問題を課題とし、しかも天候や外部環境に影響を受けず利用出来る安定的なエネルギーを提供出来る方法として、引力に求め、それを利用する事により前述の諸問題を緩和させる効果を求める。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の発明は、可動体に装置された可動体主軸(1)を重心位置として回転稼動する可動体ホイル(7)上に、可動体主軸(1)から等しい距離に可動体歯車スプロケット(3s)又は、可動体歯車ギヤ(3g)を設置する可動体において、固定し回転しない可動体主軸(1)に回転稼動する可動体ホイル(7)を設置、可動体主軸(1)に回転させない主歯車スプロケット(2s)を接続設置し、可動体歯車スプロケット1(3s1)には可動体歯車シャフト1(6s1)、可動体歯車スプロケット2(3s2)には可動体歯車シャフト2(6s2)、可動体歯車スプロケット3(3s3)には可動体歯車シャフト3(6s3)、可動体歯車スプロケット4(3s4)には可動体歯車シャフト4(6s4)を接続、可動体ホイル1(7a)に、可動体歯車スプロケット1(3s1)を設置し、可動体主軸(1)に主歯車スプロケット1(2s1)と主歯車スプロケット3(2s3)を設置、可動体歯車スプロケット1(3s1)の対側に可動体歯車スプロケット3(3s3)を設置、そして連結の為に可動体歯車スプロケット1(3s1)と主歯車スプロケット1(2s1)には、スプロケット連結チェン1(5t1)、可動体歯車スプロケット3(3s3)と主歯車スプロケット3(2s3)にはスプロケット連結チェン3(5t3)を取付け、可動体主軸(1)を重心として稼動する可動体ホイル2(7b)には、可動体歯車スプロケット2(3s2)を設置し、可動体主軸(1)に主歯車スプロケット2(2s2)と主歯車スプロケット4(2s4)を設置、可動体歯車スプロケット2(3s2)の対側に可動体歯車スプロケット4(3s4)を設置、連結の為に可動体歯車スプロケット2(3s2)と主歯車スプロケット2(2s2)にはスプロケット連結チェン2(5t2)を、可動体歯車スプロケット4(3s4)と主歯車スプロケット4(2s4)にはスプロケット連結チェン4(5t4)を取付け、可動体歯車シャフト(6s)に錘取付パイプアーム(9)を定まった方向に向けて固定、錘(10w)を取付け可動体ホイル(7)を稼動させると、可動体主軸(1)に固定し動かない主歯車スプロケット(2s)に連動し、可動体主軸(1)を周回する間、可動体歯車スプロケット(3s)に接続した錘取付パイプアーム(9)が、定まった一定方向を維持したまま稼動し、周回中可動体主軸(1)から錘(10w)に定まった位置で定まった遠近距離を作り、可動体主軸(1)を重心として生まれる可動体ホイル(7)左右の落下モーメントの差を回転力とし、可動体ホイル(7)を稼動させる構造と方法に関し、回転エネルギーを得ることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、可動体に装置された可動体主軸(1)を重心位置として回転稼動する可動体ホイル(7)上に、可動体主軸(1)から等しい距離に可動体歯車スプロケット(3s)又は、可動体歯車ギヤ(3g)を設置する可動体において、回転する可動体主軸(1)に、可動体ホイル1(7a)を接続設置し、主歯車スプロケット(2s)は回転させない為に、主歯車固定金具(12)や可動体スタンド(11)等に固定し、先ず可動体歯車スプロケット1(3s1)には可動体歯車シャフト1(6s1)、可動体歯車スプロケット2(3s2)には可動体歯車シャフト2(6s2)、可動体歯車スプロケット3(3s3)には可動体歯車シャフト3(6s3)、可動体歯車スプロケット4(3s4)には可動体歯車シャフト4(6s4)を接続、可動体ホイル1(7a)に、可動体歯車スプロケット1(3s1)を設置、主歯車固定金具(12)や可動体スタンド(11)等に可動体主軸(1)を中心位置とする主歯車スプロケット1(2s1)と主歯車スプロケット3(2s3)を固定設置し、可動体歯車スプロケット1(3s1)の対側に可動体歯車スプロケット3(3s3)を設置、連結の為に可動体歯車スプロケット1(3s1)と主歯車スプロケット1(2s1)には、スプロケット連結チェン1(5t1)を取付け、可動体歯車スプロケット3(3s3)と主歯車スプロケット3(2s3)にはスプロケット連結チェン3(5t3)を取付け、可動体主軸(1)に接続設置した可動体ホイル2(7b)に、可動体歯車スプロケット2(3s2)を設置、主歯車固定金具(12)や可動体スタンド(11)等に可動体主軸(1)を中心位置とする主歯車スプロケット2(2s2)と主歯車スプロケット4(2s4)を固定設置し、可動体歯車スプロケット2(3s2)の対側に可動体歯車スプロケット4(3s4)を設置、スプロケット連結の為に可動体歯車スプロケット2(3s2)と主歯車スプロケット2(2s2)にはスプロケット連結チェン2(5t2)を、可動体歯車スプロケット4(3s4)と主歯車スプロケット4(2s4)にはスプロケット連結チェン4(5t4)を取付け、可動体歯車シャフト(6s)に錘取付パイプアーム(9)を定まった方向に向けて接続、錘(10w)を取付け可動体ホイル(7)を稼動させると、主歯車固定金具(12)や可動体スタンド(11)に固定した回転しない主歯車スプロケット(2s)に連動し、可動体主軸(1)を周回する間、可動体歯車スプロケット(3s)に接続した錘取付パイプアーム(9)は、一定方向を維持して稼動し、周回中可動体主軸(1)から錘(10w)に定まった位置で定まった遠近距離を作り、可動体主軸(1)を重心として生まれる可動体ホイル(7)左右の落下モーメントの差を回転力とし、可動体ホイル(7)を稼動させる構造と方法に関し、回転エネルギーを得ることを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、可動体に装置された可動体主軸(1)を重心位置として回転稼動する可動体ホイル(7)上に、可動体主軸(1)から等しい距離に可動体歯車スプロケット(3s)又は、可動体歯車ギヤ(3g)を設置する可動体において、固定して回転しない可動体主軸(1)に回転稼動する可動体ホイル(7)を設置、可動体主軸(1)に主歯車ギヤ(2g)を接続設置し、先ず可動体歯車ギヤ1(3g1)には可動体歯車シャフト1(6s1)、可動体歯車ギヤ2(3g2)には可動体歯車シャフト2(6s2)、可動体歯車ギヤ3(3g3)には可動体歯車シャフト3(6s3)、可動体歯車ギヤ4(3g4)には可動体歯車シャフト4(6s4)を接続、可動体ホイル(7)に可動体歯車ギヤ1(3g1)を設置し、可動体主軸(1)に主歯車ギヤ(2g)、可動体歯車ギヤ1(3g1)対側に可動体歯車ギヤ3(3g3)を設置、主歯車ギヤ(2g)と可動体歯車ギヤ1(3g1)の間に連結と回転方向変更の為に奇数個の変向歯車ギヤ1(4g1)を取付け、対側可動体歯車ギヤ3(3g3)と主歯車ギヤ(2g)の間にも奇数個の変向歯車ギヤ3(4g3)を取付け、可動体ホイル(7)の等分位置に、可動体歯車ギヤ2(3g2)を設置、可動体主軸(1)に主歯車ギヤ(2g)、可動体歯車ギヤ2(3g2)対側に可動体歯車ギヤ4(3g4)を設置、連結と回転方向変更の為に可動体歯車ギヤ2(3g2)と主歯車ギヤ(2g)の間に奇数個の変向歯車ギヤ2(4g2)、可動体歯車ギヤ4(3g4)と、主歯車ギヤ(2g)の間に奇数個の変向歯車ギヤ4(4g4)を取付け、可動体歯車シャフト(6s)に錘取付パイプアーム(9)を定まった方向に向けて接続設置、錘(10w)を取付け可動体ホイル(7)を稼動状態にすると、回転しない主歯車ギヤ(2g)に連動し、可動体歯車ギヤ(3g)が可動体主軸(1)を周回する間、可動体歯車ギヤ(3g)に接続する錘取付パイプアーム(9)が、一定方向を維持したまま稼動し、周回中可動体主軸(1)から錘(10w)に定まった位置で定まった遠近距離を作り、可動体主軸(1)を重心位置として生まれる可動体ホイル(7)左右の落下モーメントの差を回転力とし、可動体ホイル(7)を稼動させる構造と方法に関し、回転エネルギーを得ることを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、可動体に装置された可動体主軸(1)を重心位置として回転稼動する可動体ホイル(7)上に、可動体主軸(1)から等しい距離に可動体歯車スプロケット(3s)又は、可動体歯車ギヤ(3g)を設置する可動体において、回転する可動体主軸(1)に主歯車ギヤ(2g)を固定せず、回転しない主歯車固定金具(12)や可動体スタンド(11)等に固定する場合で、先ず可動体歯車ギヤ1(3g1)には可動体歯車シャフト1(6s1)、可動体歯車ギヤ2(3g2)には可動体歯車シャフト2(6s2)、可動体歯車ギヤ3(3g3)には可動体歯車シャフト3(6s3)、可動体歯車ギヤ4(3g4)には可動体歯車シャフト4(6s4)を接続、可動体ホイル(7)上に可動体歯車ギヤ1(3g1)を設置し、主歯車固定金具(12)や可動体スタンド(11)等に主歯車ギヤ(2g)を設置し、可動体歯車ギヤ1(3g1)対側に可動体歯車ギヤ3(3g3)を設置、主歯車ギヤ(2g)と可動体歯車ギヤ1(3g1)の連結と回転方向変更の為に奇数個の変向歯車ギヤ1(4g1)、可動体歯車ギヤ3(3g3)と主歯車ギヤ(2g)の間に奇数個の変向歯車ギヤ3(4g3)を取付け、可動体ホイル(7)の等分位置に、可動体歯車ギヤ2(3g2)を設置、主歯車固定金具(12)や可動体スタンド(11)等に主歯車ギヤ(2g)、可動体歯車ギヤ2(3g2)対側に可動体歯車ギヤ4(3g4)を設置、連結と回転方向変更の為に可動体歯車ギヤ2(3g2)と主歯車ギヤ(2g)の間に奇数個の変向歯車ギヤ2(4g2)を取付け、可動体歯車ギヤ4(3g4)と、主歯車ギヤ(2g)の間に奇数個の変向歯車ギヤ4(4g4)を取付け、可動体歯車シャフト(6s)に錘取付パイプアーム(9)を同じ方向に向けて固定、錘(10w)を取付け可動体ホイル(7)を稼動状態にすると、回転しない主歯車固定金具(12)又は可動体スタンド(11)に固定した主歯車ギヤ(2g)に連動し、可動体歯車ギヤ(3g)が可動体主軸(1)を中心に周回する間、錘取付パイプアーム(9)は、一定方向を維持して稼動し、周回中可動体主軸(1)から錘(10w)に定まった位置で定まった遠近距離を作り、可動体主軸(1)を重心位置として生まれる可動体ホイル(7)左右の落下モーメントの差を回転力とし、可動体ホイル(7)を稼動させる構造と方法に関し、回転エネルギーを得ることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本案は、引力を利用して力を得る構造であることから、解決すべき化石燃料によって発生する酸化物質による大気汚染、地球温暖化、或いは水質汚染問題という課題を軽減させる可能性があり、現在利用されている自然エネルギーの様な自然現象に影響される事無く、又、現在考えられている引力を利用した提案においては、動力として有効な回転になると生じた遠心力によって錘が暴走し、予定していた回転を失う可能性が予見出来、本案の主歯車を固定する事によった構造により錘の暴走が無く、遠心力によって回転を失う負の連鎖を断ち切り引力をエネルギーとして利用出来る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の請求項1の実施形態を示し、可動体歯車スプロケットと主歯車スプロケットによった1案を示した主要部正面図。
図2】本発明の請求項1の実施形態を示し、可動体歯車スプロケットと主歯車スプロケットによる1案を示した主要部上面図である。
図3】本発明の請求項2の施形態を示し、可動体主軸、主歯車スプロケットと可動体ホイルの構成を示した主要部正面図である。
図4】本発明の請求項1、2に共通する実施形態を示し、可動体歯車スプロケットと主歯車スプロケットの構成案を示した主要部図である。
図5】本発明の請求項3の実施形態を示し、可動体ホイル、可動体主軸と主歯車ギヤによった1案を示した主要部正面図である。
図6】本発明の請求項4の実施形態を示し、可動体ホイル、可動体主軸と主歯車ギヤによった1案を示した主要部正面図である。
図7】本発明の請求項4の実施形態を示し、可動体ホイル、可動体主軸と主歯車ギヤによった1案を示した主要部上面図である。
図8】本発明の請求項共通の実施形態を示し、可動体主軸、主歯車と可動体歯車の構成を示した主要部図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の請求項1の実施形態を示し、可動体歯車スプロケットと主歯車スプロケットによった1案を示した主要部正面図で、可動体に装置された固定し回転しない可動体主軸(1)を重心位置として、回転稼動する可動体ホイル(7)上に、可動体主軸(1)から等しい距離に可動体歯車スプロケット(3s)を設置、可動体主軸(1)には主歯車スプロケット(2s)を設置するが、主歯車スプロケット(2s)と可動体歯車スプロケット(3s)の大きさと歯数は同じ物とし、先ず可動体歯車スプロケット1(3s1)には可動体歯車シャフト1(6s1)、可動体歯車スプロケット2(3s2)には可動体歯車シャフト2(6s2)、可動体歯車スプロケット3(3s3)には可動体歯車シャフト3(6s3)、可動体歯車スプロケット4(3s4)には可動体歯車シャフト4(6s4)を接続、可動体ホイル1(7a)(図面より省略)上に、可動体歯車スプロケット1(3s1)を設置、可動体主軸(1)に主歯車スプロケット1(2s1)と主歯車スプロケット3(2s3)を設置、可動体歯車スプロケット1(3s1)の対位置に可動体歯車スプロケット3(3s3)を設置、スプロケット連結の為に可動体歯車スプロケット1(3s1)と主歯車スプロケット1(2s1)には、スプロケット連結チェン1(5t1)、可動体歯車スプロケット3(3s3)と主歯車スプロケット3(2s3)にはスプロケット連結チェン3(5t3)を取付け、可動体ホイル2(7b)には、可動体歯車スプロケット2(3s2)を設置し、可動体主軸(1)に主歯車スプロケット2(2s2)と主歯車スプロケット4(2s4)を設置、可動体歯車スプロケット3(3s3)の対側に可動体歯車スプロケット4(3s4)を設置、スプロケット連結の為に可動体歯車スプロケット2(3s2)と主歯車スプロケット2(2s2)にはスプロケット連結チェン2(5t2)を、可動体歯車スプロケット4(3s4)と主歯車スプロケット4(2s4)にはスプロケット連結チェン4(5t4)を取付け、各可動体歯車シャフト(6s)に錘取付パイプアーム(9)を同じ方向に向けて固定、錘取付パイプアーム(9)に錘(10w)を取付け可動体ホイル(7)を回転稼動させると、可動体主軸(1)に固定した回転しない主歯車スプロケット(2s)に連動し、可動体歯車スプロケット(3s)に接続した錘取付パイプアーム(9)が、共に一定方向を維持したまま稼動し、周回中可動体主軸(1)から錘(10w)に定まった位置で定まった遠近距離を作り、可動体主軸(1)を重心位置として距離の異差により生まれる可動体ホイル(7)左右の引力によった落下モーメントの違いを、継続して作り出し可動体ホイル(7)は回転する。主歯車スプロケット(2s)を固定し回転させない事により、可動体ホイル(7)を稼動させる構造と方法に関し、回転エネルギーを得ることを特徴とする加速機の実施形態の一例である。
【0014】
図2は、請求項1の実施形態を示し、可動体歯車スプロケットと主歯車スプロケットによる1案を示した主要部上面図である。可動体ホイル(7)上に有る複数の可動体歯車スプロケット(3s)の配置図となる。可動体主軸(1)を重心として回転稼動する可動体ホイル1(7a)、可動体ホイル2(7b)を設置し、先ず可動体歯車スプロケット1(3s1)には可動体歯車シャフト1(6s1)、可動体歯車スプロケット2(3s2)には可動体歯車シャフト2(6s2)、可動体歯車スプロケット3(3s3)には可動体歯車シャフト3(6s3)、可動体歯車スプロケット4(3s4)には可動体歯車シャフト4(6s4)を接続、可動体主軸(1)に主歯車スプロケット1(2s1)、主歯車スプロケット3(2s3)を固定設置、可動体ホイル1(7a)に可動体歯車スプロケット1(3s1)を設置し、可動体歯車スプロケット1(3s1)対側に可動体歯車スプロケット3(3s3)を設置して、連結の為に可動体歯車スプロケット1(3s1)と主歯車スプロケット1(2s1)には、スプロケット連結チェン1(5t1)を取付け、可動体歯車スプロケット3(3s3)と主歯車スプロケット3(2s3)にはスプロケット連結チェン3(5t3)を取付け、可動体ホイル2(7b)に、可動体歯車スプロケット2(3s2)を、可動体主軸(1)に主歯車スプロケット2(2s2)と主歯車スプロケット4(2s4)を設置、可動体歯車スプロケット2(3s2)対側に可動体歯車スプロケット4(3s4)を設置、連結の為に可動体歯車スプロケット2(3s2)と主歯車スプロケット2(2s2)にはスプロケット連結チェン2(5t2)を、可動体歯車スプロケット4(3s4)と主歯車スプロケット4(2s4)にはスプロケット連結チェン4(5t4)を取付け、可動体歯車シャフト(6s)に錘取付パイプアーム(9)、錘(10w)を取付け同じ方向に向けて固定、可動体ホイル(7)を回転稼動すると、可動体歯車スプロケット(3s)は、可動体主軸(1)に固定し回転しない主歯車スプロケット(2s)に連動し、可動体主軸(1)から錘(10w)に定まった位置で定まった遠近距離を作り、可動体主軸(1)を重心位置として距離の異差により生まれる可動体ホイル(7)左右の引力によった落下モーメントの違いを継続して作り出し可動体ホイル(7)は回転する。主歯車スプロケット(2s)を固定し回転させない事により、可動体ホイル(7)を稼動させる構造と方法に関し、回転エネルギーを得ることを特徴とする加速機の実施形態の一例である。
【0015】
図3は、請求項2の実施形態を示し、可動体主軸、主歯車スプロケットと可動体ホイルの構成を示した主要部正面図である。回転する可動体主軸(1)に、可動体ホイル(7)を接続設置し、回転させない主歯車固定金具(12)や可動体スタンド(11)等に回転しない主歯車スプロケット1(2s1)と主歯車スプロケット3(2s3)を設置し、可動体歯車スプロケット1(3s1)には可動体歯車シャフト1(6s1)、可動体歯車スプロケット2(3s2)には可動体歯車シャフト2(6s2)、可動体歯車スプロケット3(3s3)には可動体歯車シャフト3(6s3)、可動体歯車スプロケット4(3s4)には可動体歯車シャフト4(6s4)を接続、可動体ホイル1(7a)(図面より省略)上に、可動体歯車スプロケット1(3s1)を設置、可動体歯車スプロケット1(3s1)の対側に可動体歯車スプロケット3(3s3)を設置、そして、連結の為に可動体歯車スプロケット1(3s1)と主歯車スプロケット1(2s1)には、スプロケット連結チェン1(5t1)、可動体歯車スプロケット3(3s3)と主歯車スプロケット3(2s3)にはスプロケット連結チェン3(5t3)を取付け、可動体主軸(1)に接続設置した可動体ホイル2(7b)には、可動体歯車スプロケット2(3s2)主歯車固定金具(12)や可動体スタンド(11)等に主歯車スプロケット2(2s2)と主歯車スプロケット4(2s4)を設置、その対側に可動体歯車スプロケット4(3s4)を設置、連結の為に可動体歯車スプロケット2(3s2)と主歯車スプロケット2(2s2)にはスプロケット連結チェン2(5t2)を、可動体歯車スプロケット4(3s4)と主歯車スプロケット4(2s4)にはスプロケット連結チェン4(5t4)を取付け、可動体歯車シャフト(6s)に錘取付パイプアーム(9)と錘(10w)を取付け、錘(10w)と錘取付パイプアーム(9)の向きと角度(10)を同じ方向に向けて固定、可動体ホイル(7)を回転稼動させると、主歯車固定金具(12)又は可動体ステー(11)に固定した回転しない主歯車スプロケット(2s)に可動体歯車スプロケット(3s)が連動し、錘取付パイプアーム(9)は、一定方向を維持して稼動し、周回中可動体主軸(1)から錘(10w)に掛けて定まった位置で定まった遠近距離を作り、可動体主軸(1)を重心位置として距離の異差により生まれる可動体ホイル(7)左右の引力によった落下モーメントの違いを継続して作り出し可動体ホイル(7)は回転する。可動体ホイル(7)を稼動させ可動体主軸(1)を回転させる構造と方法に関し、回転エネルギーを得ることを特徴とする加速機の実施形態の一例である。
【0016】
図4は、請求項1、2に共通する実施形態を示し、可動体歯車スプロケットと主歯車スプロケットの構成案を示した主要部図である。可動体に装置された可動体主軸(1)を重心として回転稼動する可動体ホイル(7)上に、可動体主軸(1)から等しい距離に可動体歯車スプロケット1(3s1)を設置するが、引力によって錘(10w)の荷重が、回転力として錘取付パイプアーム(9)、可動体歯車シャフト1(6s1)と伝わるが、主歯車スプロケット1(2s1)とスプロケット連結チェン1(5t1)により連結している可動体歯車スプロケット1(3s1)は回転せず、可動体ホイル(7)が回転し、可動体ホイルの回転により可動体歯車シャフトの移動先( 6s e)迄移動すると、可動体ホイル(7)の正回転による主歯車スプロケット1(2s1)の得る角度(8r)可動体歯車スプロケット1(3s1)は逆回転する。また、可動体歯車スプロケット2(3s2)においても、錘(10w)の荷重が、錘取付パイプアーム(9)、可動体歯車シャフト2(6s2)と伝わるが、主歯車スプロケット2(2s2)とスプロケット連結チェン2(5t2)により連結している可動体歯車スプロケット2(3s2)は回転せず、可動体ホイル(7)の回転により可動体歯車シャフトの移動先( 6s e)迄移動すると、可動体歯車スプロケット2(3s2)と主歯車スプロケット2(2s2)の連結により、連結部の錘荷重の釣合(14g)として可動体歯車スプロケット2(3s2)は回転しないので、可動体ホイル(7)の正回転による可動体ホイル(7)の得る角度(8r)可動体歯車スプロケット2(3s2)は逆回転するのである。そして、可動体歯車スプロケット(3s)が受けた錘(10w)の荷重は、可動体歯車シャフト(6s)から可動体ホイル(7)が受け支え、可動体ホイル(7)上で可動体主軸(1)と錘(10w)が定まった位置で遠近距離を作り、可動体主軸(1)を重心位置として距離の異差により生まれる可動体ホイル(7)左右の引力によった落下モーメントの違いを継続して作り出し可動体ホイル(7)は回転する。可動体ホイル(7)を継続稼動させる構造と方法に関し、回転エネルギーを得ることを特徴とする加速機の実施形態である。
【0017】
図5は、請求項3の実施形態を示し、可動体ホイル、可動体主軸と主歯車ギヤによった1案を示した主要部正面図である。可動体に装置された可動体主軸(1)を重心位置として回転稼動する可動体ホイル(7)上に、可動体主軸(1)から等しい距離に可動体歯車ギヤ(3g)を設置する可動体において、固定して回転しない可動体主軸(1)に主歯車ギヤ(2g)を接続固定し、先ず可動体歯車ギヤ1(3g1)に可動体歯車シャフト1(6s1)、可動体歯車ギヤ2(3g2)には可動体歯車シャフト2(6s2)、可動体歯車ギヤ3(3g3)には可動体歯車シャフト3(6s3)、可動体歯車ギヤ4(3g4)には可動体歯車シャフト4(6s4)を接続、可動体ホイル(7)にて、一方に可動体歯車ギヤ1(3g1)可動体主軸(1)に主歯車ギヤ(2g)、可動体歯車ギヤ1(3g1)対側に可動体歯車ギヤ3(3g3)を設置、主歯車ギヤ(2g)と可動体歯車ギヤ3(3g3)の連結と回転方向変更の為に奇数個の変向歯車ギヤ1(4g1)を設置し、可動体歯車ギヤ1(3g1)対側には可動体歯車ギヤ3(3g3)を設置し、奇数個の変向歯車ギヤ3(4g3)を取付け、また可動体ホイル(7)の等分位置に、可動体歯車ギヤ2(3g2)を設置、可動体主軸(1)に主歯車ギヤ(2g)、可動体歯車ギヤ2(3g2)の対側に可動体歯車ギヤ4(3g4)を設置、連結と回転方向変更の為に可動体歯車ギヤ2(3g2)と主歯車ギヤ(2g)の間に奇数個の変向歯車ギヤ2(4g2)を取付け、可動体歯車ギヤ4(3g4)と、主歯車ギヤ(2g)の間に奇数個の変向歯車ギヤ4(4g4)を取付け、錘(10w)と錘取付パイプアーム(9)を取付け、錘(10w)と錘取付パイプアーム(9)の向きと角度(10)を同一方向に固定、可動体ホイル(7)を稼動状態にすると、可動体主軸(1)に固定した回転しない主歯車ギヤ(2g)に連動し、可動体歯車ギヤ(3g)が周回する間、錘取付パイプアーム(9)が、定まった一定方向を維持したまま稼動し、周回中可動体主軸(1)から錘(10w)に定まった位置で定まった遠近距離を作り、可動体主軸(1)を重心位置として距離の異差により生まれる可動体ホイル(7)左右の引力による落下モーメントの違いを継続して作り出し、可動体ホイル(7)を継続稼動させる構造と方法に関し、回転エネルギーを得ることを特徴とする加速機の実施形態の一例である。
【0018】
図6は、請求項4の実施形態を示し、可動体ホイル、可動体主軸と主歯車ギヤによった1案を示した主要部正面図である。先ず可動体歯車ギヤ1(3g1)に可動体歯車シャフト1(6s1)、可動体歯車ギヤ2(3g2)には可動体歯車シャフト2(6s2)、可動体歯車ギヤ3(3g3)には可動体歯車シャフト3(6s3)、可動体歯車ギヤ4(3g4)には可動体歯車シャフト4(6s4)を接続、可動体に装置された回転する可動体主軸(1)と一体となり回転稼動する可動体ホイル(7)に、可動体歯車ギヤ1(3g1)を設置、主歯車固定金具(12)や可動体スタンド(11)等に主歯車ギヤ(2g)を設置、可動体歯車ギヤ1(3g1)対側に可動体歯車ギヤ3(3g3)を設置、主歯車ギヤ(2g)と可動体歯車ギヤ1(3g1)の連結と回転方向変更の為に奇数個の変向歯車ギヤ1(4g1)を取付け、可動体歯車ギヤ3(3g3)と主歯車ギヤ(2g)の間に、変向歯車ギヤ3(4g3)を取付け、可動体ホイル(7)の等分位置に、可動体歯車ギヤ2(3g2)を設置、主歯車固定金具(12)や可動体スタンド(11)等に主歯車ギヤ(2g)を取付け、可動体歯車ギヤ2(3g2)対側に奇数個の可動体歯車ギヤ4(3g4)を設置、連結と回転方向変更の為に可動体歯車ギヤ2(3g2)と主歯車ギヤ(2g)の間に奇数個の変向歯車ギヤ2(4g2)を取付け、可動体歯車ギヤ4(3g4)と主歯車ギヤ(2g)の間に奇数個の変向歯車ギヤ4(4g4)を取付け、錘(10w)と錘取付パイプアーム(9)を取付け、錘(10w)と錘取付パイプアーム(9)の向きと角度(10)を同一方向に固定、可動体ホイル(7)を稼動すると、主歯車固定金具(12)や可動体スタンド(11)に固定した主歯車ギヤ(2g)に連動し、可動体主軸(1)を中心に周回しながら、錘取付パイプアーム(9)を、可動体歯車ギヤ(3g)と共に一定角度、一定方向に維持して稼動し、周回中可動体主軸(1)から錘(10w)に掛けて、定まった位置で定まった遠近距離を作り、可動体主軸(1)を重心位置として、その距離の異差により引力によった落下モーメントの違いを継続して作り出し、可動体ホイル(7)を継続稼動させ可動体主軸(1)を回転させる構造と方法に関し、回転エネルギーを得ることを特徴とする加速機の実施形態の一例である。
【0019】
図7は、請求項4の実施形態を示し、可動体ホイル、可動体主軸と主歯車ギヤによった1案を示した主要部上面図である。可動体に装置された回転する可動体主軸(1)と一体となり稼動する。先ず可動体歯車ギヤ1(3g1)には可動体歯車シャフト1(6s1)、可動体歯車ギヤ2(3g2)には可動体歯車シャフト2(6s2)、可動体歯車ギヤ3(3g3)には可動体歯車シャフト3(6s3)、可動体歯車ギヤ4(3g4)には可動体歯車シャフト4(6s4)を接続する。可動体ホイル(7)上に、可動体主軸(1)から等しい距離に可動体歯車ギヤ(3g)を設置し、可動体主軸(1)に主歯車ギヤ(2g)は装置せず、回転しない主歯車固定金具(12)や可動体スタンド(11)等に装置固定し、可動体ホイル(7)に可動体歯車ギヤ1(3g1)を設置、主歯車固定金具(12)や可動体スタンド(11)等に主歯車ギヤ(2g)を設置、可動体歯車ギヤ1(3g1)対側に可動体歯車ギヤ3(3g3)を設置、そして主歯車ギヤ(2g)と可動体歯車ギヤ1(3g1)の連結と回転方向変更の為に奇数個の変向歯車ギヤ1(4g1)を取付け、可動体歯車ギヤ1(3g1)対側の可動体歯車ギヤ3(3g3)と主歯車ギヤ(2g)の間に、変向歯車ギヤ3(4g3)を取付け、そして可動体ホイル(7)の等分位置に、可動体歯車ギヤ2(3g2)を設置、主歯車固定金具(12)や可動体スタンド(11)等に主歯車ギヤ(2g)を設置し、可動体歯車ギヤ2(3g2)対側に可動体歯車ギヤ4(3g4)を置き、連結と回転方向変更の為に可動体歯車ギヤ2(3g2)と主歯車ギヤ(2g)の間に奇数個の変向歯車ギヤ2(4g2)を取付け、可動体歯車ギヤ4(3g4)と、主歯車ギヤ(2g)の間に先と同数の変向歯車ギヤ4(4g4)を取付け、錘(10w)を取付け、錘(10w)と錘取付パイプアーム(9)の向きと角度(10)を、定めた同方向に向けて固定、可動体ホイル(7)を稼動すると、回転しない主歯車固定金具(12)や可動体スタンド(11)に固定した主歯車ギヤ(2g)に連動し、可動体主軸(1)を中心に周回しながら錘取付パイプアーム(9)を一定方向に維持して稼動し、周回中可動体主軸(1)から錘(10w)に定まった位置で定まった遠近距離を作り、可動体主軸(1)を重心位置として、その距離の異差により引力によった落下モーメントの違いを継続して作り出し、可動体ホイル(7)を継続稼動させ可動体主軸(1)を回転させる構造と方法に関し、回転エネルギーを得ることを特徴とする加速機の実施形態の一例である。
【0020】
図8は、請求項共通の実施形態を示し、可動体主軸、主歯車と可動体歯車の構成を示した主要部図である。可動体に装置された可動体主軸(1)を重心として回転稼動する可動体ホイル(7)上に、可動体主軸(1)から等しい距離に可動体歯車(3)を設置するが、可動体歯車(3)に連結する主歯車(2)を回転させない事と、歯数が可動体歯車(3)と主歯車(2)両歯車同じである事により、主歯車(2)と連動した可動体歯車(3)が可動体主軸(1)を周回する間、可動体歯車スプロケット(3s)においてはスプロケット連結チェン(5t)、可動体歯車ギヤ(3g)においては変向歯車ギヤ(4g)が、連結部の錘荷重の釣合(14g)として働き回転しないので、可動体歯車(3)は連動し回転せず、可動体ホイル(7)の回転により獲得する角度(8r)、可動体ホイル(7)が周回中獲得する角度(8r)逆回転を続ける。
【0021】
主歯車(2)を固定し回転させない事により、引力を利用したその他の提案の弱点である遠心力の制御が可能となる。引力利用の可動体は総じて、錘(10w)の落下発生開始位置を強制して作り出し、高低差により引力落下する事でエネルギーを発生させる方法を取るが、実用速度で運用すると遠心力により錘(10w)が暴走して外に引かれ、引力により落下する現象が減少し、実用速度で運用が出来ないという結果を招く。本案の場合、主歯車(2)と可動体歯車(3)連結部の錘荷重の釣合(14g)という主歯車(2)の束縛により、錘(10w)が外に引かれ引力による現象が減少する事無く遠心力による錘(10w)の暴走が無い。実用速度で運用しても錘(10w)の暴走が無く、安定して引力による回転力を得る事が出来る。主歯車(2)固定という構造から可動体ホイル(7)を稼動させるという方法に関し係る加速機の実施形態である。
【産業上の利用可能性】
【0022】
以上の結果、本案が可動体主軸(1)外周を中心に周回する間、可動体主軸(1)から錘(10w)に定まった位置で定まった遠近距離を作り、その錘(10w)と可動体主軸(1)との距離の異差により発生する引力の落下モーメントの違いにより回転力を得る仕組みである事から、地上のどの環境にあっても万有引力が利用出来る要素であり、環境と成りうる条件であるので、風力や太陽光、水等の様に設置する立地場所や条件を選ぶ事無く、万有引力によった回転力を利用出来き、回転力を必要とする場所や場面で有効利用出来る可能性が高いと言える。
【0023】
加えて、風力や太陽光、水の様な時間や自然環境に影響を受けず、時間無制限な利用が可能であり、利用時間無制限な火力、原発に変わる素材としても、目的に応じ万有引力によった回転力を調達出来きる、安全で安価、設置場所に拘らない此れ迄のエネルギー常識を覆す可能性を秘めている。
【符号の説明】
【0024】
1 可動体主軸
2 主歯車
2g 主歯車ギヤ
2s 主歯車スプロケット
2s1 主歯車スプロケット1
2s2 主歯車スプロケット2
2s3 主歯車スプロケット3
2s4 主歯車スプロケット4
3 可動体歯車
3s 可動体歯車スプロケット
3s1 可動体歯車スプロケット1
3s2 可動体歯車スプロケット2
3s3 可動体歯車スプロケット3
3s4 可動体歯車スプロケット4
3g 可動体歯車ギヤ
3g1 可動体歯車ギヤ1
3g2 可動体歯車ギヤ2
3g3 可動体歯車ギヤ3
3g4 可動体歯車ギヤ4
4g 変向歯車ギヤ
4g1 変向歯車ギヤ1
4g2 変向歯車ギヤ2
4g3 変向歯車ギヤ3
4g4 変向歯車ギヤ4
5t スプロケット連結チェン
5t1 スプロケット連結チェン1
5t2 スプロケット連結チェン2
5t3 スプロケット連結チェン3
5t4 スプロケット連結チェン4
6s 可動体歯車シャフト
6s e 可動体ホイルの正回転による可動体歯車シャフトの移動先
6s1 可動体歯車シャフト1
6s2 可動体歯車シャフト2
6s3 可動体歯車シャフト3
6s4 可動体歯車シャフト4
7 可動体ホイル
7a 可動体ホイル1
7b 可動体ホイル2
8r 可動体ホイルの正回転による可動体ホイルの得る角度
9 錘取付パイプアーム
10 錘と錘取付パイプアームの向きと角度
10w 錘
11 可動体スタンド
12 主歯車固定金具
14g 連結部の錘荷重の釣合

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8