(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024103071
(43)【公開日】2024-08-01
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
(51)【国際特許分類】
G09G 5/00 20060101AFI20240725BHJP
G09G 5/02 20060101ALI20240725BHJP
G09G 5/37 20060101ALI20240725BHJP
G06F 3/0481 20220101ALI20240725BHJP
【FI】
G09G5/00 550C
G09G5/00 555D
G09G5/00 510H
G09G5/02 B
G09G5/37 600
G06F3/0481
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023007208
(22)【出願日】2023-01-20
(71)【出願人】
【識別番号】000227205
【氏名又は名称】NECプラットフォームズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100080816
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 朝道
(74)【代理人】
【識別番号】100098648
【弁理士】
【氏名又は名称】内田 潔人
(72)【発明者】
【氏名】三ツ谷 且宏
【テーマコード(参考)】
5C182
5E555
【Fターム(参考)】
5C182AA02
5C182AB08
5C182BA01
5C182BA14
5C182BA27
5C182BA64
5C182BA75
5C182BB01
5C182BC25
5C182CA34
5C182CA54
5C182DA65
5E555AA26
5E555AA56
5E555BA04
5E555BB04
5E555BC14
5E555CB74
5E555DA13
5E555DC84
5E555DD06
5E555FA00
(57)【要約】
【課題】通信に使用中の無線電波の周波数帯を容易に知ることに貢献する技術を提供する。
【解決手段】複数の周波数帯のいずれかの無線電波を使用して端末と通信を行う無線通信部を備えた情報処理装置において、現在使用中の無線電波の周波数帯についての情報表示要求を受け付けた場合に、当該使用中の無線電波の周波数帯を示した情報を表示する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の周波数帯のいずれかの無線電波を使用して端末と通信を行う無線通信部と、
現在使用中の無線電波の周波数帯についての情報表示要求を受け付けた場合に、当該使用中の無線電波の周波数帯を示した情報を表示する使用周波数帯表示部と、
を備えた情報処理装置。
【請求項2】
前記端末からの無線電波の電波強度を監視する電波強度監視部を更に備え、
前記電波強度監視部が監視している電波強度において所定のパターンの変化が見いだされた場合に、前記情報表示要求を受け付けたと前記使用周波数帯表示部が判断する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
複数の周波数帯の各々に対応する複数のランプを更に備え、
前記使用周波数帯表示部が前記ランプを制御することで前記使用中の無線電波の周波数帯を示した情報を表示する、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記使用周波数帯表示部が、前記使用中の無線電波の周波数帯に対応するランプのオン・オフを制御することで前記使用中の無線電波の周波数帯を示した情報を表示するとともに、前記使用中の無線電波の周波数帯に対応するランプの色を変化させることで、前記端末からの無線電波の電波強度を示した情報を表示する請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
複数の周波数帯のいずれかの無線電波を使用して端末と通信を行う無線通信部を備えた情報処理装置による、
現在使用中の無線電波の周波数帯についての情報表示要求を受け付けた場合に、当該使用中の無線電波の周波数帯を示した情報を表示する使用周波数帯表示ステップ、
を含む情報処理方法。
【請求項6】
複数の周波数帯のいずれかの無線電波を使用して端末と通信を行う無線通信部を備えた情報処理装置としてのコンピュータによって実行される、
現在使用中の無線電波の周波数帯についての情報表示要求を受け付けた場合に、当該使用中の無線電波の周波数帯を示した情報を表示する使用周波数帯表示処理、
を含む情報処理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。特に、無線ルータとしての情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1にはPC(personal computer)、スマートフォン、タブレットなどの端末のアクセスポイントとして機能する無線ルータが開示されている。また近年の無線ルータには、複数の周波数帯(2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯)の無線電波を使用して端末との間で通信を行う機能が備えられている。特に、バンドステアリング機能を有する無線ルータは、通信状態が良い周波数帯を自動で選択して端末との間で通信を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以下の分析は、本発明の観点からなされたものである。なお、上記先行技術文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。
【0005】
無線ルータが使用する無線電波の各周波数帯には各々メリット・デメリットがあり、端末のユーザが使用中の無線電波の周波数帯を知りたいと欲することがあるが、従来技術では調査に手間がかかるという問題点がある。すなわち、一般的な端末では、SSID(Service Set Identifier)に基づいて接続中のアクセスポイントを知ることができるものの、当該アクセスポイントとの間でいずれの周波数帯の無線電波を使用しているかまでは知ることができない。端末に専用のアプリケーションをインストールすることで使用中の無線電波の周波数帯を調べることができるが、アプリケーションのインストールに手間がかかる。
【0006】
そこで、本発明では、通信に使用中の無線電波の周波数帯を容易に知ることに貢献する情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の視点によれば、
複数の周波数帯のいずれかの無線電波を使用して端末と通信を行う無線通信部と、
現在使用中の無線電波の周波数帯についての情報表示要求を受け付けた場合に、当該使用中の無線電波の周波数帯を示した情報を表示する使用周波数帯表示部と、
を備えた情報処理装置が提供される。
【0008】
本発明の第2の視点によれば、
複数の周波数帯のいずれかの無線電波を使用して端末と通信を行う無線通信部を備えた情報処理装置による、
現在使用中の無線電波の周波数帯についての情報表示要求を受け付けた場合に、当該使用中の無線電波の周波数帯を示した情報を表示する使用周波数帯表示ステップ、
を含む情報処理方法が提供される。
【0009】
本発明の第3の視点によれば、
複数の周波数帯のいずれかの無線電波を使用して端末と通信を行う無線通信部を備えた情報処理装置としてのコンピュータによって実行される、
現在使用中の無線電波の周波数帯についての情報表示要求を受け付けた場合に、当該使用中の無線電波の周波数帯を示した情報を表示する使用周波数帯表示処理、
を含む情報処理プログラムが提供される。
【発明の効果】
【0010】
本発明の各視点によれば、通信に使用中の無線電波の周波数帯を容易に知ることに貢献する情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図2】無線ルータ100の構成の一例を示す図である。
【
図3】無線ルータ100による処理の流れの一例を示すフローチャート図である。
【
図4】情報処理装置(無線ルータ100)としてのコンピュータの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明のとり得る好適な実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の記載に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではない。また、各図におけるブロック間の接続線は、双方向及び単方向の双方を含む。さらに、本願開示に示す回路図、ブロック図、内部構成図、接続図などにおいて、明示は省略するが、入力ポート及び出力ポートが各接続線の入力端及び出力端のそれぞれに存在する。入出力インターフェイスも同様である。
【0013】
先ず、本発明の一概要について説明する。本発明の情報処理装置は無線ルータ100として構成される。無線ルータ100は、
図1に示すように、無線通信部10と、使用周波数帯表示部20とを備える。
【0014】
無線通信部10は、複数の周波数帯のいずれかの無線電波を使用して端末と通信を行う。使用周波数帯表示部20は、現在使用中の無線電波の周波数帯についての情報表示要求を受け付けた場合に、当該使用中の無線電波の周波数帯を示した情報を表示する。
【0015】
例えば、無線ルータ100は、2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯の3つの周波数帯のいずれかの無線電波を使用して端末と通信を行うとともに、3つの周波数帯の各々に対応するランプを備える。ここで、端末のユーザが無線ルータ100に対して現在使用中の無線電波の周波数帯についての情報の表示を要求すると、無線ルータ100は、現在使用中の無線電波の周波数帯に対応するランプを所定の期間点灯する。端末のユーザにとっては、無線ルータ100のランプを視認するだけで現在使用中の無線電波の周波数帯を知ることができる。つまり、本発明によれば通信に使用中の無線電波の周波数帯を容易に知ることが可能になる。
【0016】
[実施形態1]
次に、実施形態1として、上記一概要の無線ルータ100についてより具体的に説明する。実施形態1の無線ルータ100は、
図2に示すように、無線通信部10と、使用周波数帯表示部20と、電波強度監視部30と、複数のランプ40とを備える。その他、無線ルータ100は、一般的なルータとしての構成及び機能を備えるが、それらの説明は省略する。
【0017】
無線通信部10は、無線アンテナを有し、2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯のいずれかの周波数帯の無線電波を使用して端末と通信を行う。
【0018】
使用周波数帯表示部20の構成については後に詳細に説明する。
【0019】
電波強度監視部30は、端末からの無線電波の電波強度を監視する。電波強度の監視は特許文献1においても開示されるように一般的な技術であるため説明を省略する。
【0020】
ランプ40は、複数の周波数帯の各々に対応し、使用周波数帯表示部20による制御の下で、点灯、消灯、点滅などを行う。
図2に示す例では、ランプAが2.4GHz帯に対応し、ランプBが5GHz帯に対応し、ランプCが6GHz帯に対応する。また、各ランプ40は、複数種類の色の光を発光可能に構成される。
【0021】
端末は、例えばスマートフォンであり、2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯のいずれかの周波数帯の無線電波を使用して無線ルータ100と通信を行う。
【0022】
無線ルータ100による処理の流れの一例を説明する。なお、無線ルータ100との間で、端末Aが2.4GHz帯の無線電波を使用して通信中であり、端末Bが5GHz帯の無線電波を使用して通信中であり、端末Cが6GHz帯の無線電波を使用して通信中であるものとする。
【0023】
例えば、端末Bのユーザが使用中の無線電波の周波数帯を知りたいと欲したとする。この時、端末Bのユーザは、現在使用中の無線電波の周波数帯についての情報表示要求として、端末Bを左右に3回振るなどの所定のアクションを行う。
【0024】
無線ルータ100の電波強度監視部30は、端末Bからの無線電波の電波強度を監視しており、端末Bのユーザによるアクションは電波強度の特徴的な変化パターンとして検出される。ここで、使用周波数帯表示部20は、記憶部(図示せず)に記憶された情報と照合して、電波強度監視部30によって検出された電波強度の変化パターンが現在使用中の無線電波の周波数帯についての情報表示要求に相当するか否かを判定する。言い換えると、使用周波数帯表示部20は、現在使用中の無線電波の周波数帯についての情報表示要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS01)。
【0025】
情報表示要求を受け付けたと判定した場合に(ステップS01、Yes)、使用周波数帯表示部20は、端末Bとの通信に使用中の無線電波の周波数帯である5GHz帯に対応するランプBを所定の期間(例えば3秒間)点灯する。言い換えると、使用周波数帯表示部20は、ランプBを所定の期間の点灯することによって、使用中の無線電波の周波数帯を示した情報を表示する(ステップS02)。
【0026】
端末Bのユーザは、無線ルータ100のランプBが点灯していることを視認することで、5GHz帯の無線電波を使用して端末Bが無線ルータ100と通信していると知ることができる。
【0027】
ここで、使用周波数帯表示部20の構成について説明する。使用周波数帯表示部20は、記憶部(図示せず)に記憶された情報と照合して、電波強度監視部30によって検出された電波強度の変化パターンが現在使用中の無線電波の周波数帯についての情報表示要求に相当するか否かを判定する。現在使用中の無線電波の周波数帯についての情報表示要求を受け付けたと判定した場合に、使用周波数帯表示部20は、当該使用中の無線電波の周波数帯を示した情報を表示する。具体的には、使用周波数帯表示部20は、ランプ40を制御することで使用中の無線電波の周波数帯を示した情報を表示する。
【0028】
上記のように、本発明によれば端末との通信に使用中の無線電波の周波数帯を容易に知ることが可能になる。特に実施形態1では、ユーザは端末を左右に3回振るという簡単なアクションを行った上で無線ルータ100を視認すればよく、端末にアプリケーションをインストールする必要が無い。言い換えると、無線ルータ100が本発明の技術的特徴を有するため、アプリケーションをインストールできない端末であっても本発明に適用可能である。
【0029】
[実施形態2]
実施形態1の無線ルータ100ではランプ40のオン・オフの切り替えが使用中の無線電波の周波数帯を示した情報の表示に相当すると言える。ここで、無線ルータ100が、端末からの無線電波の電波強度を示す情報を更に提示しても良い。
【0030】
例えば、使用周波数帯表示部20は、ランプ40を所定の期間(例えば3秒間)点灯する際に、端末からの無線電波の電波強度に応じた色の光を発光するようにランプ40を制御しても良い。例えば、使用周波数帯表示部20は、端末からの無線電波の電波強度が高ければ緑色の光を発光するようにランプBを制御する。また、使用周波数帯表示部20は、端末からの無線電波の電波強度が中程度であれば橙色の光を発光するようにランプBを制御し、端末からの無線電波の電波強度が低ければ赤色の光を発光するようにランプBを制御する。端末Bのユーザは、例えば、無線ルータ100のランプBが緑色の光を発光していることを視認することで、5GHz帯の無線電波を使用して通信していると知ることができるとともに、高い電波強度での通信が行われていることを知ることができる。
【0031】
言い換えると、使用周波数帯表示部20は、使用中の無線電波の周波数帯に対応するランプのオン・オフを制御することで使用中の無線電波の周波数帯を示した情報を表示する。その上で、使用周波数帯表示部20は、使用中の無線電波の周波数帯に対応するランプの色を変化させることで、端末からの無線電波の電波強度を示した情報を表示する。
【0032】
[他の実施形態]
実施形態1において、情報表示要求は電波強度監視部30によって電波強度の変化パターンとして検出されるユーザのアクション(端末を左右に3回振るなど)である。しかしながら、無線ルータ100が情報表示要求を受け付けたと判断できれば種々の形態を採用することができる。例えば、使用周波数帯表示部20は、無線ルータ100から所定の距離(例えば50cm)以内に端末が近づけられた時に、情報表示要求を受け付けたと判定しても良い。また、電波強度に基づく検知に限られず、例えば、使用周波数帯表示部20はカメラなどで撮像した画像から、情報表示要求に相当するユーザのアクションを検知しても良い。その他、情報表示要求は、例えば端末から受信するコマンドであっても良い。
【0033】
使用中の無線電波の周波数帯を示した情報の表示形態は、実施形態1のようにランプ40の所定期間の点灯に限定されず、ランプ40の点滅などであっても良い。またランプ40ではなく、例えば、使用中の無線電波の周波数帯の数値をディスプレイに表示しても良い。また、表示でなく例えば音声による通知であっても良い。言い換えると、ユーザが使用中の無線電波の周波数帯を知ることができればよく、種々の形態を採用することができる。
【0034】
また、本発明は情報処理装置(無線ルータ100)としてのコンピュータによって実行される情報処理プログラムとして実現可能である。例えば、コンピュータは、
図4に示すように、メモリ、CPU(Central Processing Unit)、インターフェイスなどの一般的なコンピュータに搭載される構成要素を備える。そして、情報処理装置(無線ルータ100)としてのコンピュータは、複数の周波数帯のいずれかの無線電波を使用して端末と通信を行う無線通信部10を備える。ここで、CPUがメモリから本発明の情報処理プログラムを読み出して実行することで、使用周波数帯表示部20に相当するモジュールを実現する。
【0035】
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
【0036】
(付記1)
複数の周波数帯のいずれかの無線電波を使用して端末と通信を行う無線通信部と、
現在使用中の無線電波の周波数帯についての情報表示要求を受け付けた場合に、当該使用中の無線電波の周波数帯を示した情報を表示する使用周波数帯表示部と、
を備えた情報処理装置。
【0037】
(付記2)
前記端末からの無線電波の電波強度を監視する電波強度監視部を更に備え、
前記電波強度監視部が監視している電波強度において所定のパターンの変化が見いだされた場合に、前記情報表示要求を受け付けたと前記使用周波数帯表示部が判断する、
付記1に記載の情報処理装置。
【0038】
(付記3)
複数の周波数帯の各々に対応する複数のランプを更に備え、
前記使用周波数帯表示部が前記ランプを制御することで前記使用中の無線電波の周波数帯を示した情報を表示する、付記1又は2に記載の情報処理装置。
【0039】
(付記4)
前記使用周波数帯表示部が、前記使用中の無線電波の周波数帯に対応するランプのオン・オフを制御することで前記使用中の無線電波の周波数帯を示した情報を表示するとともに、前記使用中の無線電波の周波数帯に対応するランプの色を変化させることで、前記端末からの無線電波の電波強度を示した情報を表示する付記1~3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
【0040】
(付記5)
複数の周波数帯のいずれかの無線電波を使用して端末と通信を行う無線通信部を備えた情報処理装置による、
現在使用中の無線電波の周波数帯についての情報表示要求を受け付けた場合に、当該使用中の無線電波の周波数帯を示した情報を表示する使用周波数帯表示ステップ、
を含む情報処理方法。
【0041】
(付記6)
複数の周波数帯のいずれかの無線電波を使用して端末と通信を行う無線通信部を備えた情報処理装置としてのコンピュータによって実行される、
現在使用中の無線電波の周波数帯についての情報表示要求を受け付けた場合に、当該使用中の無線電波の周波数帯を示した情報を表示する使用周波数帯表示処理、
を含む情報処理プログラム。
【0042】
なお、引用した上記の特許文献等の各開示は、本書に引用をもって繰り込み記載されているものとし、必要に応じて本発明の基礎ないし一部として用いることが出来るものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の全開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択(部分的削除を含む)が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。さらに、上記引用した文献の各開示事項は、必要に応じ、本発明の趣旨に則り、本発明の開示の一部として、その一部又は全部を、本書の記載事項と組み合わせて用いることも、本願の開示事項に含まれるものと、みなされる。
【符号の説明】
【0043】
10: 無線通信部
20: 使用周波数帯表示部
30: 電波強度監視部
40: ランプ
100: 無線ルータ