IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 凸版印刷株式会社の特許一覧

特開2024-103187配信サーバ、配信方法、及びプログラム
<>
  • 特開-配信サーバ、配信方法、及びプログラム 図1
  • 特開-配信サーバ、配信方法、及びプログラム 図2
  • 特開-配信サーバ、配信方法、及びプログラム 図3
  • 特開-配信サーバ、配信方法、及びプログラム 図4
  • 特開-配信サーバ、配信方法、及びプログラム 図5
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024103187
(43)【公開日】2024-08-01
(54)【発明の名称】配信サーバ、配信方法、及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   H04M 11/00 20060101AFI20240725BHJP
   H04L 67/303 20220101ALI20240725BHJP
【FI】
H04M11/00 302
H04L67/303
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023007383
(22)【出願日】2023-01-20
(71)【出願人】
【識別番号】000003193
【氏名又は名称】TOPPANホールディングス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100149548
【弁理士】
【氏名又は名称】松沼 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100139686
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 史朗
(74)【代理人】
【識別番号】100169764
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 雄一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100147267
【弁理士】
【氏名又は名称】大槻 真紀子
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 義輝
(72)【発明者】
【氏名】小松 嵩実
(72)【発明者】
【氏名】林 明穂
【テーマコード(参考)】
5K201
【Fターム(参考)】
5K201BA05
5K201CA07
5K201CB05
5K201CC01
5K201DC02
5K201EC06
(57)【要約】
【課題】宛先となる通信端末についてRCSに対応しているか否かを確認した上で遅延なくメッセージを送信する。
【解決手段】通信事業者を介してRCS(Rich Communication Services)を用いたメッセージを通信端末に送信する配信サーバであって、前記メッセージにおける送信予定日までの日数が閾値以上ある場合、前記メッセージの宛先となる通信端末がRCSに対応しているか否かを前記通信事業者により提供されるAPI(Application Programming Interface)を用いて確認するRCS対応確認を、前記送信予定日の日前に実行する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信事業者を介してRCS(Rich Communication Services)を用いたメッセージを通信端末に送信する配信サーバであって、
前記メッセージにおける送信予定日までの日数が閾値以上ある場合、前記メッセージの宛先となる通信端末がRCSに対応しているか否かを前記通信事業者により提供されるAPI(Application Programming Interface)を用いて確認するRCS対応確認を、前記送信予定日の日前に実行する、
配信サーバ。
【請求項2】
前記メッセージの配信に関する配信情報を記憶する記憶部と、
前記送信予定日を含む前記メッセージの配信要求を取得し、取得した前記配信要求に基づいて、前記メッセージの配信予約を、前記配信情報として記憶させる登録部と、
前記配信予約が記憶された登録日から前記送信予定日までの日数が閾値以上である場合、前記RCS対応確認を行うためのRCS確認キューに、前記メッセージの宛先を特定可能なRCS確認対象情報を格納する事前設定部と、
前記RCS確認キューに格納された前記メッセージの前記RCS確認対象情報に基づいて、前記メッセージに対する前記RCS対応確認を実行し、前記RCS対応確認の確認結果を、前記配信情報として記憶させるRCS対応確認部と、
前記配信予約が記憶された前記メッセージについて、前記配信情報に前記メッセージに対する前記確認結果が記憶されている場合には、前記確認結果に応じて前記メッセージを前記通信端末に送信するための処理を行い、前記配信情報に前記メッセージに対する前記確認結果が記憶されていない場合には、前記RCS確認キューに前記メッセージの前記RCS確認対象情報を格納する配信処理部と、
を備える請求項1に記載の配信サーバ。
【請求項3】
前記RCS対応確認部は、前記事前設定部によって設定された前記メッセージにおける前記RCS対応確認を、前記送信予定日の前日以前の日において配信が行われない時間帯に実行する、
を備える請求項2に記載の配信サーバ。
【請求項4】
通信事業者を介してRCS(Rich Communication Services)を用いたメッセージを通信端末に送信する配信サーバが行う配信方法であって、
前記メッセージにおける送信予定日までの日数が閾値以上ある場合、前記メッセージの宛先となる通信端末がRCSに対応しているか否かを前記通信事業者により提供されるAPI(Application Programming Interface)を用いて確認するRCS対応確認を、前記送信予定日の日前に実行する、
配信方法。
【請求項5】
コンピュータを、請求項1から請求項3の何れか一項に記載の配信サーバとして動作させるためのプログラムであって、前記コンピュータを前記配信サーバが備える各部として機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、配信サーバ、配信方法、及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
オンラインで情報を通知する電子通知サービスがある。特許文献1では、通知先の相手がすぐに見ることのできる確率が高いメールアドレスに情報を送信する技術が開示されている。このような電子通知サービスのうち、通信事業者を介するものとして携帯電話番号を宛先とするメッセージサービスがあり、例えば、RCS(Rich Communication Services)がある。
【0003】
RCSを用いた場合、メッセージの宛先となる電話番号に対応する通信端末が、RCSに対応しているか否かを、通信事業者を介して事前に確認する処理(ケイパビリティチェック)を行うことができる。これにより、宛先となる通信端末がRCSに対応していない場合、RCSでないメッセージサービス、例えばSMS(ショートメッセージサービス)に対応したメッセージを通信端末に送信するような対応を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007-241732号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、RCSに対応しているか否かの確認には時間がかかる。通信事業者によって提供されるAPI(Application Programming Interface)を用いて確認を行う場合、単位時間あたりに処理可能な件数はそのAPIに依存する。バッチ処理などにおいて一度に大量のメッセージを送信するような場合であっても、宛先となる通信端末のそれぞれについてRCSに対応しているか否かを確認した上で、遅延なくメッセージが送信されることが望ましい。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、宛先となる通信端末についてRCSに対応しているか否かを確認した上で遅延なくメッセージを送信することができる配信サーバ、配信方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するために、本発明に係る配信サーバは、通信事業者を介してRCS(Rich Communication Services)を用いたメッセージを通信端末に送信する配信サーバであって、前記メッセージにおける送信予定日までの日数が閾値以上ある場合、前記メッセージの宛先となる通信端末がRCSに対応しているか否かを前記通信事業者により提供されるAPI(Application Programming Interface)を用いて確認するRCS対応確認を、前記送信予定日の日前に実行する。
【0008】
また、本発明に係る配信方法は、通信事業者を介してRCS(Rich Communication Services)を用いたメッセージを通信端末に送信する配信サーバが行う配信方法であって、前記メッセージにおける送信予定日までの日数が閾値以上ある場合、前記メッセージの宛先となる通信端末がRCSに対応しているか否かを前記通信事業者により提供されるAPI(Application Programming Interface)を用いて確認するRCS対応確認を、前記送信予定日の日前に実行する。
【0009】
また、本発明に係るプログラムは、上記に記載の配信サーバとして動作させるためのプログラムであって、前記コンピュータを前記配信サーバが備える各部として機能させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、宛先となる通信端末についてRCSに対応しているか否かを確認した上で遅延なくメッセージを送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】実施形態に係る配信システム1の構成例を示すブロック図である。
図2】実施形態に係る配信情報110の例を示す図である。
図3】実施形態に係る配信システム1が行う処理を説明するための図である。
図4】実施形態に係る配信システム1が行う処理を説明するための図である。
図5】実施形態に係る配信サーバ10が行う処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0013】
図1は、実施形態に係る配信システム1の構成例を示すブロック図である。配信システム1は、例えば、配信サーバ10と、企業サーバ20と、通信事業者サーバ30と、通信端末40とを含む。
【0014】
配信サーバ10は、通信端末40に対するメッセージを送信するサービスを提供する事業者が管理するサーバ装置である。配信サーバ10は、通信端末40に対するメッセージを、通信事業者サーバ30を介して送信(配信)する。配信サーバ10は、電話番号を宛先とするメッセージサービスであるRCS(Rich Communication Services)を用いてメッセージを送信する。配信サーバ10は、企業サーバ20、及び通信事業者サーバ30との間で無線通信又は有線通信をする。
【0015】
企業サーバ20は、メッセージの配信を配信システム1に依頼する依頼者が管理するサーバ装置である。依頼者は、例えば、送信先のユーザに対して情報を提供する企業や団体、例えば銀行や保険会社等である。企業サーバ20は、配信サーバ10との間で無線通信又は有線通信をする。
【0016】
通信事業者サーバ30は、通信事業者によって管理されるサーバ装置である。通信事業者は、例えば、自らが保有又は運用する通信回線を用いて、電話番号を利用した通信サービスを通信端末40に提供するMNO(Mobile Network Operator、移動体通信事業者)である。通信サービスには、RCSを用いた通信が含まれる。通信事業者サーバ30は、配信サーバ10、及び通信端末40との間で無線通信又は有線通信をする。通信事業者サーバ30は、配信サーバ10からの配信リクエストに応じて、RCSを用いたメッセージを通信端末40に送信する。
【0017】
通信端末40は、スマートフォン又は携帯電話など、電話番号を対応づけることが可能な通信装置である。通信端末40は、ユーザ等によって、通信事業者サーバ30の事業者と、通信端末40を用いた通信サービスを利用するための契約がなされる。通信端末40は、契約している通信事業者が提供する通信サービスを用いて通信することが可能である。通信端末40には電話番号が割り当てられており、この電話番号を送信先とした通信、すなわちRCSを用いた通信を行う機能を有する。
【0018】
通信端末40は、例えば、液晶ディスプレイ等の表示部と、ユーザによる操作を受け付けるタッチパネル等の操作部を有する。通信端末40は、通信事業者サーバ30及び通信端末40を通信相手として通信ネットワークNWを用いた通信をする。ユーザは、例えば生活者である。
【0019】
ここで、RCS対応確認について説明する。RCS対応確認とは、メッセージの宛先となる通信端末40が、RCSに対応しているかを確認することである。
【0020】
一般に、SMS(ショートメッセージサービス)についてはほとんどの通信端末40が対応しているが、RCSについては対応しているものと対応していないものがある場合が多い。例えば、通信端末40にRCSのアプリケーションがインストールされ、且つ、RCSを用いた通信に関する利用規約の同意などを含むアクティベーションが行われた場合、その通信端末40はRCSに対応している端末である。一方、通信端末40にRCSのアプリケーションがインストールされていない、又は、RCSのアプリケーションがインストールされているがアクティベーションが行われていない場合、その通信端末40はRCSに対応していない端末である。
【0021】
このように、通信端末40によってはRCSに対応していない場合があることから、RCSを用いた通信サービスでは、メッセージの宛先となる通信端末40が、RCSに対応しているか否かを確認するためのAPI(Application Programming Interface)が、通信事業者から提供される。
【0022】
例えば、RCSを用いた通信サービスでは、通信事業者サーバ30は、配信サーバ10から、RCS対応確認の依頼を受け付ける。具体的に、配信サーバ10は、メッセージの宛先となる通信端末40の電話番号を含む宛先情報を通信事業者サーバ30に通知し、宛先情報に含まれる電話番号に対応する通信端末40がRCSに対応しているか否かを確認するように依頼する。通信事業者サーバ30は、配信サーバ10からの依頼に応じて、RCS対応確認を実行し、RCS対応確認の確認結果を配信サーバ10に通知する。
【0023】
これにより、配信サーバ10は、RCS対応確認の確認結果に応じて、通信端末40が対応可能となる態様にて、メッセージを送信することができる。例えば、RCS対応確認をした結果、宛先となる通信端末40がRCSに対応している場合、配信サーバ10はRCSに対応したメッセージを通信端末40に送信するように、通信事業者サーバ30に対して配信リクエストを行う。一方、RCS対応確認をした結果、宛先となる通信端末40がRCSに対応していない場合、RCSでないメッセージサービス、例えばSMS(ショートメッセージサービス)に対応したメッセージを通信端末40に送信するように、通信事業者サーバ30に対して配信リクエストを行う。
【0024】
ここで、RCSに対応しているか否かの確認には時間がかかり、単位時間あたりに処理可能な件数はそのAPIに依存する。バッチ処理などにおいて一度に大量のメッセージを送信するような場合であっても、宛先となる通信端末のそれぞれについてRCSに対応しているか否かを確認した上で、遅延なくメッセージが送信されることが望ましい。
【0025】
そこで、本実施形態では、RCS対応確認を事前に行うようにした。ここで、「事前にRCS対応確認を行う」とは、メッセージを配信する直前ではなく、メッセージを送信する日前に、RCS対応確認を行うことである。具体的に、本実施形態では、送信予定日までの日数に余裕があるメッセージについてはRCS対応確認を事前に行うようにした。一方、送信予定日までの日数に余裕がないメッセージについては、配信予定日にRCS対応確認を行うようにした。より具体的には、RCS対応確認をメッセージの送信予定日の日前に実行するか否かを、送信予定日までの日数に応じて決定するようにした。これにより、バッチ処理などにおいて一度に大量のメッセージを送信するような場合であっても、メッセージを配信する直前に、大量のRCS対応確認を行う事態を回避することが可能となる。以下、RCS対応確認を事前に行う方法について説明する。
【0026】
図1に示すように、配信サーバ10は、例えば、記憶部11と、登録部12と、事前設定部13と、RCS対応確認部14と、配信処理部15とを備える。
【0027】
ここで、登録部12と、事前設定部13と、RCS対応確認部14と、配信処理部15とは、信号処理を行う機能部である。機能部は、配信サーバ10がハードウェアとして備えるCPU(Central Processing Unit)にプログラムを実行させることによって実現される。
【0028】
記憶部11は、記憶媒体、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、RAM(Random Access read/write Memory)、ROM(Read Only Memory)、または、これらの記憶媒体の任意の組み合わせによって構成される。記憶部11は、配信サーバ10の各種の処理を実行するためのプログラム、及び各種の処理を行う際に利用される一時的なデータを記憶する。
【0029】
記憶部11は、配信情報110と、RCS確認キュー111と、を記憶する。配信情報110は、通信端末40に送信するメッセージに関する情報である。RCS確認キュー111は、RCS対応確認を行う対象とするメッセージの宛先となる電話番号が格納されるキュー(待ち行列)である。
なお、RCS確認キュー111に格納される情報は、少なくともメッセージの宛先を特定可能な情報であればよい。RCS確認キュー111に、メッセージの宛先となる電話番号そのものが格納されてもよいし、メッセージを特定可能なユニークIDが格納されるように構成されてもよい。ユニークIDは、送信先のユーザを特定する情報である。例えば、RCS確認キュー111にユニークIDが格納される場合、そのユニークIDに基づいて配信情報110を参照することにより、メッセージの宛先となる電話番号を特定することができる。ここでの電話番号及びユニークIDは、「メッセージの宛先を特定可能なRCS確認対象情報」の一例である。
【0030】
登録部12は、企業等から通信端末40宛てに送信するように依頼されたメッセージを登録する。具体的に、登録部12は、送信予定日を含むメッセージの配信要求を取得し、取得した配信要求に基づいて、メッセージの配信予約を、配信情報110として、記憶部11に記憶させる。例えば、登録部12は、企業等から通信端末40宛てに送信するように依頼されたメッセージの配信予約を、企業サーバ20を介して取得する。配信予約には、例えば、シナリオID、ユニークID、配信予定日時、宛先となる電話番号などを含む。登録部12は、配信予約を、配信情報110として記憶部11に記憶させる(図2参照)。シナリオIDは、配信する内容を特定する情報である。ユニークIDは、送信先のユーザを特定する情報である。
【0031】
ここで、登録部12は、配信予約を配信情報110に記憶させる際に、登録日時を、配信情報110に記憶させるようにしてもよい(図2参照)。登録日時は、配信予約を配信情報110に記憶させた日時を示す情報である。
【0032】
登録部12は、配信情報110に記憶されたメッセージについて、RCS対応確認を、事前に行うか否かを判定する。例えば、登録部12は、登録日から送信予定日までの日数が閾値以上ある場合、RCS対応確認を事前に行うと判定する。一方、登録部12は、登録日から、送信予定日までの日数が閾値未満である場合、RCS対応確認を事前に行わないと判定する。ここでの登録日は、配信予約が登録された日付であり、配信予約に応じた配信情報110が記憶部11に記憶された日付である。配信予定日は、配信予約に含まれている配信予定日時に応じた日付である。
【0033】
登録部12は、例えば、以下の(1)式を用いて、RCS対応確認を、事前に行うか否かを判定する。(1)式におけるNは、事前にRCS対応確認を実行する場合における猶予日数であり、任意に設定される整数である。
【0034】
配信予定日-登録日≧N[日] …(1)
【0035】
事前設定部13は、登録部12により判定された、RCS対応を事前に行うか否かの判定結果に応じて、RCS対応を事前に行う対象を、RCS確認キュー111に格納する。事前設定部13は、RCS対応を事前に行うと判定したメッセージについて、そのメッセージの宛先となる電話番号を、RCS確認キュー111に格納する。一方、事前設定部13は、RCS対応を事前に行わないと判定したメッセージについて、そのメッセージの宛先となる電話番号を、RCS確認キュー111に格納しない。
【0036】
ここで、事前設定部13は、RCS対応を事前に行うと判定したメッセージの宛先である電話番号をRCS確認キュー111に格納する際に、RCS対応の事前確認を、配信情報110に記憶させるようにしてもよい(図2参照)。RCS対応の事前確認は、RCS対応確認を事前に行う対象とするか否かを示す情報、及びRCS対応確認を事前に行う対象とする場合にはRCS対応確認を行う確認予定日時を示す情報を含む。
【0037】
なお、事前設定部13は、RCS対応確認を行う確認予定日時を決定しなくともよい。例えば、事前設定部13は、RCS対応を事前に行う対象とするメッセージの識別情報を、RCS確認テーブルに書込んで登録する。RCS確認テーブルは、RSC確認を実行する対象となったメッセージの情報が登録されるテーブルである。事前設定部13は、RCS確認テーブルに登録を行う際に、RCS対応確認を行う日時(確認予定日時)を算出したり、配信情報110に記憶させたりする処理を実行せず、識別情報をテーブルに登録する。その後、事前設定部13とは別の機能部が、定期的、例えば夜間など配信が行われないか、又は配信する件数が少ない時間帯に、RCS確認テーブルを参照し、RCS確認テーブルに登録されているメッセージの電話番号を、RCS確認キュー111に格納するようにしてもよい。
【0038】
また、バッチ処理などにおいて一度に複数のメッセージを送信する場合、一度に(同じ送信時刻に)配信するメッセージ群(配信の束)毎にRCS対応を事前に行うか否かが判定されるようにしてもよい。この場合、登録部12は、ショットIDごとに、RCS対応を事前に行うか否かを判定する。ショットIDは、バッチ処理などにおいて一度に複数のメッセージを送信する場合における、一度に(同じ送信時刻に)配信するメッセージ群(配信の束)を識別する識別情報である。
【0039】
この場合、事前設定部13は、例えば、RCS対応を事前に行う対象とする配信の束を識別するショットIDを、RCS確認テーブルに書込んで登録する。その後、事前設定部13とは別の機能部が、定期的、例えば夜間などに、RCS確認テーブルを参照し、RCS確認テーブルに登録されているショットIDに該当するメッセージのそれぞれの電話番号を、RCS確認キュー111に格納する。
【0040】
RCS対応確認部14は、RCS確認キューに、宛先情報が設定されたメッセージにおけるRCS対応確認を実行する。例えば、RCS対応確認部14は、定期的にRCS確認キュー111を参照し、RCS確認キュー111に格納されている電話番号を含む宛先情報を通信事業者サーバ30に通知することによって、RCS対応確認を依頼する。
【0041】
通信事業者サーバ30は、配信サーバ10からの依頼に応じてRCS対応確認を行い、その確認結果、つまりメッセージの宛先である電話番号に対応する通信端末40がRCSに対応しているか否かを示す情報を配信サーバ10に通知する。
【0042】
RCS対応確認部14は、通信事業者サーバ30から通知された確認結果を、RCS対応の確認結果として、配信情報110に記憶させる(図2参照)。RCS対応の確認結果は、RCS対応確認が実行された日時を示す情報である確認日時、及び、RCS対応確認の確認結果を示す情報を含む。
【0043】
なお、RCS対応確認部14は、RCS対応確認を事前に行う場合、送信予定日の前日以前の日において配信が行われない時間帯、若しくは、配信する件数が少ない時間帯、例えば、深夜となる時間帯に、RCS対応確認を実行するようにしてもよい。これにより、メッセージを送信しない時間帯にRCS対応確認を実行することができ、配信サーバ10の処理が集中することを回避することができる。
【0044】
また、RCS対応確認部14は、RCS対応確認を事前に行う場合において、配信予定日時になるべく近い日にRCS対応確認を行う方が良い。
【0045】
例えば、RCSのアプリケーションがインストールされ、且つ、アクティベーションが行われており、RCSに対応した通信端末40があり、配信予定日の3日前に行ったRCS対応確認の確認結果では、RCS対応ありであったとする。その後、配信予定日時の2日前にRCSのアプリケーションがアンインストールされてしまう場合があり得る。このような場合、3日前に行ったRCS対応確認の確認結果に基づいて、通信端末40にRCSを用いたメッセージを送信してしまうと、そのメッセージは通信端末40に受信されない。このような事態をなるべく回避するために、RCS対応確認を事前に行う場合において、配信予定日時になるべく近い日にRCS対応確認を行うことが望ましい。
【0046】
この対策として、例えば、事前設定部13は、電話番号をRCS確認キュー111に格納する際に、RCS対応の事前確認における、確認予定日時を、送信予定日の前日において配信が行われない時間帯に、設定する。例えば、事前設定部13は、以下の(2)式を用いて、配信予定日時のX[時間]前にRCS対応確認が実行されるように、確認予定日時を決定する。
【0047】
確認予定日時=配信予定日時-X[時間] …(2)
【0048】
(2)式におけるXは、1から24までの任意に設定される実数である。例えば、Xに12を設定した場合、配信予定日時の12[時間]前にRCS対応確認が実行される。この場合、配信が行われる昼間の時間帯を避け、かつ配信予定日時に近い前日の深夜の時間帯に、事前のRCS対応確認が実行される。
【0049】
配信処理部15は、メッセージを、通信端末40に送信するための処理を実行する。配信処理部15は、送信対象であるメッセージの配信情報110の全部又は一部を通信事業者サーバ30に通知し、通知した配信情報110に対応するメッセージを、宛先である通信端末40に配信するように要求する配信リクエストを行うことによって、通信端末40に送信するための処理を実行する。通信事業者サーバ30は、配信リクエストに応じて、メッセージを、通信端末40に送信する。
【0050】
配信処理部15は、例えば、定期的に配信情報110を参照し、配信情報110の配信予約における配信予定日時に、そのメッセージが送信されるように、配信リクエストを行う。
【0051】
配信処理部15は配信情報110にメッセージに対するRCS対応確認の確認結果が記憶されている場合には、その確認結果に応じて、メッセージを通信端末40に送信するための処理(配信リクエスト)を行う。
【0052】
例えば、配信処理部15は、確認結果としてRCS対応あり、つまり宛先となる通信端末40がRCSに対応している旨が示されている場合、RCSを用いたメッセージを通信端末40に送信するための配信リクエストを行う。一方、配信処理部15は、確認結果としてRCS対応なし、つまり宛先となる通信端末40がRCSに対応していない旨が示されている場合、RCSとは異なるメッセージングサービス、例えばSMSを用いたメッセージを通信端末40に送信するための配信リクエストを行う。
【0053】
一方、配信処理部15は配信情報110にメッセージに対するRCS対応確認の確認結果が記憶されていない場合には、そのメッセージの宛先となる電話番号を、RCS確認キュー111に格納する。
【0054】
例えば、配信処理部15は、確認結果としてRCS対応あり、つまり宛先となる通信端末40がRCSに対応している旨が示されている場合、RCSを用いたメッセージを通信端末40に送信するための配信リクエストを行う。一方、配信処理部15は、確認結果としてRCS対応なし、つまり宛先となる通信端末40がRCSに対応していない旨が示されている場合、RCSとは異なるメッセージングサービス、例えばSMSを用いたメッセージを通信端末40に送信するための配信リクエストを行う。
【0055】
図1に示すように、通信事業者サーバ30は、例えば、配信API31と、RCS対応確認API32を備える。配信API31は、配信サーバ10からの配信リクエストに応じたメッセージを宛先の通信端末40に配信する。RCS対応確認API32は、配信サーバ10からの依頼に応じて、通信端末40がRCSに対応しているか否かを判定し、その結果を配信サーバ10に送信する。
【0056】
図2は、実施形態に係る配信情報110の例を示す図である。配信情報110は、例えば、配信予約、登録日時、RCS対応の事前確認、及び、RCS対応の確認結果のそれぞれに対応する情報を記憶する。
【0057】
配信予約は、メッセージを送信する予約するための情報であり、例えば、企業などから依頼される配信要求に基づいて、登録部12によって記憶される情報である。配信予約は、例えば、シナリオID、ユニークID、配信予定日時、及び、電話番号などを示す情報を含む。シナリオIDは、配信する内容を特定する情報である。ユニークIDは、送信先のユーザを特定する情報である。配信予定日時は、メッセージを送信する予定の日時を示す情報である。電話番号は、メッセージの宛先となる電話番号を示す情報である。
【0058】
登録日時は、登録部12によって、配信予約が配信情報110に記憶された日時を示す情報である。例えば、登録部12は、配信予約を配信情報110に記憶させる際に、その配信予約を記憶させた日時を、登録日時として、配信情報110に記憶させる。
【0059】
RCS対応の事前確認は、事前のRCS対応確認を行うか否かを判定した結果を示す情報である。RCS対応の事前確認は、事前確認の対象とするかを示す情報、及び、確認予定日時を示す情報を含む。事前設定部13は、事前のRCS対応確認を行うか否かを判定し、その判定結果を、RCS対応の事前確認として、配信情報110に記憶させる。
【0060】
RCS対応の確認結果は、RCS対応確認を行った結果である。RCS対応の確認結果は、RCS対応確認が行われた日時を示す情報、及び、RCS対応確認の確認結果を示す情報を含む。RCS対応確認部14は、RCS対応確認を行い、その確認結果を、RCS対応の確認結果として、配信情報110に記憶させる。
【0061】
ここで、図3及び図4を用いて、配信システム1が行う処理の流れを説明する。図3及び図4は、実施形態に係る配信システム1が行う処理を説明するための図である。
【0062】
図3には、事前にRCS対応確認を行う対象とされたメッセージについて、配信システム1が行う処理の流れが示されている。
【0063】
図3に示すように、まず、配信サーバ10の登録部12は、配信要求に基づいて、配信予約を配信情報110に記憶させる(ステップS1)。事前設定部13は、配信予約に含まれる配信予定日と、登録日とに基づいて、事前のRCS対応確認を行う対象とするか否かを判定する(ステップS2)。事前設定部13は、事前のRCS対応確認を行う対象とするメッセージの宛先となる電話番号を、RCS確認キュー111に格納する(ステップS3)。
【0064】
RCS対応確認部14は、RCS確認キュー111を参照し、RCS確認キュー111に格納されている電話番号を取得する(ステップS4)。RCS対応確認部14は、取得した電話番号を含む宛先情報を通信事業者サーバ30に送信してRCS対応確認を依頼し、RCS対応確認API32からRCS対応確認の確認結果を受信する(ステップS5)。RCS対応確認部14は、RCS対応確認API32から通知されたRCS対応確認の確認結果を、配信情報110に記憶させる(ステップS6)。
【0065】
配信処理部15は、配信情報110を参照し、配信予定日時において通信端末40に送信するメッセージの配信情報110を取得する(ステップS7)。ここで、配信情報110には、ステップS6にて実行されたRCS対応確認の確認結果が記憶されている。配信処理部15は、取得した配信情報110に確認結果が記憶されていることから、その確認結果に基づいて、RCSに対応している通信端末40にはRCSを用いたメッセージを送信するための配信リクエストを、通信事業者サーバ30に対して行う(ステップS8)。一方、RCSに対応していない通信端末40にはSMSを用いたメッセージを送信するための配信リクエストを、通信事業者サーバ30に対して行う。これにより、配信API31によってメッセージが通信端末40に送信される。
【0066】
図4には、事前にRCS対応確認を行う対象外とされたメッセージについて、配信システム1が行う処理の流れが示されている。
【0067】
図4に示すように、まず、配信サーバ10の登録部12は、配信要求に基づいて、配信予約を配信情報110に記憶させる(ステップS10)。このとき、事前設定部13は、配信予約に含まれる配信予定日と、登録日とに基づいて、メッセージを、事前のRCS対応確認を行う対象外と判定する。
【0068】
配信処理部15は、配信情報110を参照し、配信予定日時において通信端末40に送信するメッセージの配信情報110を取得する(ステップS11)。ここで、配信情報110には、RCS対応確認の確認結果が記憶されていない。配信処理部15は、取得した配信情報110に確認結果が記憶されていないことから、このメッセージの宛先となる電話番号を、RCS確認キュー111に格納する(ステップS12)。
【0069】
ステップS13~S17に示す処理は、図3のステップS4~S8に示す処理と同等であるため、その説明を省略する。
【0070】
ここで、配信サーバ10が行う処理について、図5を用いて説明する。図5は、実施形態に係る配信サーバ10が行う処理の流れを示すフローチャートである。
【0071】
配信サーバ10は、企業サーバ20から、メッセージの配信要求を取得する(ステップS20)。配信サーバ10は、取得した配信要求に基づいて、メッセージの配信予約を配信情報110に記憶させる(ステップS21)。配信サーバ10は、メッセージについて、事前にRCS対応確認する対象とするか否かを判定する(ステップS22)。配信サーバ10は、メッセージの配信予約に含まれる配信予定日と登録日との差分である猶予日数が、閾値以上であれば、そのメッセージを、事前にRCS対応確認する対象とする。
【0072】
配信サーバ10は、事前にRCS対応確認する対象とする場合、配信情報110に、そのメッセージにおける「RCS対応の事前確認」を記憶させる(ステップS23)。また、配信サーバ10は、事前にRCS対応確認する対象とする場合、そのメッセージの宛先となる電話番号をRCS確認キュー111に格納する(ステップS24)。
【0073】
RCS対応確認のタイミングが到来した場合(ステップS25、YES)、配信サーバ10は、RCS対応確認を実行する(ステップS26)。配信サーバ10は、RCS対応確認の対象とするメッセージに対応する宛先情報を通信事業者サーバ30に送信することにより、RCS対応確認を依頼し、通信事業者サーバ30から確認結果を受信する。配信サーバ10は、通信事業者サーバ30から受信した確認結果を、配信情報110の「RCS対応の確認結果」として記憶させる(ステップS27)。
【0074】
メッセージを配信するタイミングが到来した場合(ステップS28、YES)、配信サーバ10は、配信の対象とするメッセージの配信情報110に、「RCS対応の確認結果」が記憶されているか否かを判定する(ステップS29)。
【0075】
配信サーバ10は、配信の対象とするメッセージの配信情報110に、「RCS対応の確認結果」が記憶されている場合、その確認結果に応じて、そのメッセージを配信するための配信リクエストを行う(ステップS30)。
【0076】
一方、配信サーバ10は、配信の対象とするメッセージの配信情報110に、「RCS対応の確認結果」が記憶されていない場合、そのメッセージの宛先となる電話番号をRCS確認キュー111に格納する(ステップS31)。この場合、RCS対応確認のタイミングが到来した場合にステップS25においてRCS対応確認が実行され、メッセージを配信するタイミングが到来した場合にステップS29及びS30にて配信リクエストが実行される。
【0077】
なお、図5のフローでは、ステップS25の実施タイミングが到来した時点(深夜に実行されるバッチやタスクが起動した時点)において、ステップS23及びS24が実行されるように構成されても良い。
【0078】
以上説明したように、実施形態の配信サーバ10は、通信事業者を介してRCSを用いたメッセージを通信端末40に送信する配信サーバである。配信サーバ10は、メッセージにおける送信予定日までの日数が閾値以上ある場合、RCS対応確認を、その送信予定日の日前に実行する。RCS対応確認は、メッセージの宛先となる通信端末40がRCSに対応しているか否かを、通信事業者により提供されるAPIを用いて確認する処理である。これにより、実施形態の配信サーバ10は、送信予定日までの日数に余裕がある場合に、事前にRCS対応確認を行うことができる。このため、メッセージの宛先となる通信端末についてRCSに対応しているか否かを確認した上で遅延なくメッセージを送信することができる。
【0079】
また、実施形態の配信サーバ10は、記憶部11と、登録部12と、事前設定部13と、RCS対応確認部14と、配信処理部15を備える。記憶部11は、配信情報110を記憶する。登録部12は、送信予定日を含むメッセージの配信要求を取得し、取得した配信要求に基づいて、メッセージの配信予約を、配信情報110として、記憶部11に記憶させる。事前設定部13は、配信予約が記憶された登録日から、送信予定日までの日数が閾値以上である場合、RCS確認キュー111(RCS対応確認を行うためのRCS確認キュー)に、電話番号(メッセージの宛先を特定可能なRCS確認対象情報)を格納する。RCS対応確認部14は、RCS確認キュー111に格納された電話番号に基づいて、そのメッセージに対するRCS対応確認を実行する。RCS対応確認部14は、RCS対応確認の確認結果を、配信情報110として記憶部11に記憶させる。配信処理部15は、配信情報110において配信予約が記憶されたメッセージについて、配信情報110にメッセージに対するRCS対応確認の確認結果が記憶されている場合には、その確認結果に応じて配信リクエスト(メッセージを前記通信端末に送信するための処理)を行う。配信処理部15は、配信情報110にメッセージに対するRCS対応確認の確認結果が記憶されていない場合には、RCS確認キュー111にそのメッセージの宛先となる電話番号を格納する。これにより、実施形態の配信サーバ10は、上述した効果と同様の効果を奏する。
【0080】
また、実施形態の配信サーバ10では、RCS対応確認部14は、事前設定部13によって設定されたメッセージにおけるRCS対応確認を、送信予定日の前日の深夜の時間帯(前日以前の日において配信が行われない時間帯)に実行する。これにより、実施形態の配信サーバ10では、事前のRCS対応確認を、メッセージを送信しない時間帯に実行することができ配信が集中する時間帯を避けて配信サーバ10の処理が集中することを回避することができる。また、事前のRCS対応確認を前日の深夜に行うことにより、通信端末40がRCSに対応しているか否かを、より正確に確認することができる。
【0081】
上述した実施形態における配信システム1、および配信サーバ10の全部又は一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
【0082】
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【符号の説明】
【0083】
1…配信システム、10…配信サーバ、20…企業サーバ、30…通信事業者サーバ、40…通信端末40、110…配信情報、111…RCS確認キュー、12…登録部、13…事前設定部、14…RCS対応確認部、15…配信処理部
図1
図2
図3
図4
図5