(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024104111
(43)【公開日】2024-08-02
(54)【発明の名称】玩具
(51)【国際特許分類】
A63H 33/00 20060101AFI20240726BHJP
A63H 33/42 20060101ALI20240726BHJP
【FI】
A63H33/00 Z
A63H33/42 B
【審査請求】有
【請求項の数】16
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023008175
(22)【出願日】2023-01-23
(71)【出願人】
【識別番号】521091273
【氏名又は名称】株式会社正田企画
(71)【出願人】
【識別番号】000135748
【氏名又は名称】株式会社バンダイ
(72)【発明者】
【氏名】鶴 はるか
(72)【発明者】
【氏名】正田 純夫
【テーマコード(参考)】
2C150
【Fターム(参考)】
2C150AA05
2C150CA18
2C150DC02
2C150DD03
(57)【要約】
【課題】興趣性の高い玩具を提供する。
【解決手段】物品供給装置から供給可能な玩具1は、転動可能な形状を成している本体部10(カプセル)と、本体部10の内部に設けられ、物品40を保持可能な保持部18と、を備え、保持部18は、本体部10の内部を、第1空間SP1と、第1空間SP1よりも大きい第2空間SP2と、に分割可能に構成されている。玩具1は、物品供給装置から供給可能な第1形態、展示可能な第2形態、及び身に着けることができる第3形態、をとることができる。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
物品供給装置から供給可能な玩具であって、
転動可能な形状を成している本体部と、
前記本体部の内部に設けられ、物品を保持可能な保持部と、を備え、
前記保持部は、前記本体部の内部を、第1空間と、前記第1空間よりも大きい第2空間と、に分割可能に構成されている、
玩具。
【請求項2】
請求項1に記載の玩具であって、
前記本体部は、第1外殻部と第2外殻部とを含み、
前記第1外殻部及び前記第2外殻部は、互いに着脱可能に構成されている、
玩具。
【請求項3】
請求項2に記載の玩具であって、
前記第2外殻部は、光を透過する材料にて構成され、前記第1外殻部は、光を透過しない材料にて構成されている、
玩具。
【請求項4】
請求項3に記載の玩具であって、
前記物品は、前記保持部に保持されている状態において、前記第2外殻部と接触しないように構成されている、
玩具。
【請求項5】
請求項4に記載の玩具であって、
前記物品は、前記保持部に保持されている状態において、前記第1外殻部と接触可能に構成されている、
玩具。
【請求項6】
請求項5に記載の玩具であって、
前記保持部には、貫通孔が形成され、
前記物品は、その一部が前記貫通孔に挿通可能に構成されている、
玩具。
【請求項7】
請求項1~6の何れか一項に記載の玩具であって、
前記物品は、第1部品と第2部品から構成され、前記保持部に保持されている状態において、前記第1部品は、前記第1空間に位置し、前記第2部品は、前記第2空間に位置するように構成されている、
玩具。
【請求項8】
請求項7に記載の玩具であって、
前記保持部は、前記物品の載置部を成し、
前記物品は、前記保持部に保持されている状態において、前記第2部品が前記載置部に載置されるように構成されている、
玩具。
【請求項9】
請求項8に記載の玩具であって、
前記保持部は、光を透過しない材料にて構成され、前記物品を保持している状態において、前記本体部の外部から前記第1部品を視認不可能に構成されている、
玩具。
【請求項10】
請求項9に記載の玩具であって、
前記保持部には、貫通孔が形成され、
前記本体部は、第1外殻部と第2外殻部とを含み、
前記第1外殻部は、前記第1部品を支持する支持部を含み、
前記支持部は、前記貫通孔に挿通されている前記第1部品を支持可能に構成されている、
玩具。
【請求項11】
請求項10に記載の玩具であって、
前記物品供給装置から供給可能な第1形態と、展示可能な第2形態とをとることができ、前記保持部は、前記第1形態及び前記第2形態において、前記物品を保持可能に構成されている、
玩具。
【請求項12】
請求項11に記載の玩具であって、
前記支持部は、前記第1形態及び前記第2形態において、前記物品を支持可能に構成されている、
玩具。
【請求項13】
請求項10に記載の玩具であって、
前記保持部は、他の物品を更に保持可能に構成され、
前記支持部は、他の物品を支持不可能に構成されている、
玩具。
【請求項14】
請求項13に記載の玩具であって、
前記他の物品は、前記支持部に支持されている前記物品と関連のある物品である、
玩具。
【請求項15】
請求項7に記載の玩具であって、
前記第1部品は、リングであり、前記第2部品は、飲食物及び食器を模している、
玩具。
【請求項16】
請求項15に記載の玩具であって、
前記保持部に保持されていない前記物品を人体の一部に装着可能な第3形態をとることができ、前記物品は、前記第3形態において、前記本体部内に位置しないように構成されている、
玩具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、玩具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、箱本体に収納した指輪やブローチ等の装身具を展示しやすいように蓋体を大きく開閉可能にする共に、蓋体を箱本体にコンパクトに収納することで展示スペースの削減化を図った装身具ケースがある。例えば、特許文献1においては、底板とこの底板の周囲を囲う内側板とによって構成され、内部に収容部を有する箱本体と、天板とこの天板の周囲を囲う外側板とで構成され、収容部を閉塞するようにして箱本体に被さる蓋体とを備えた装身具ケースであって、蓋体を一の外側板の一点で支持する止着部を介して箱本体の底板側に廻り込むように回転可能に取り付けた構成、が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1においては、ケースに収納された指輪やブローチ等の装身具を展示し易いように、このケースを開閉可能な蓋体が回転してケース本体の裏側に移動して、蓋体をケース本体の裏側に隠すようしたケースが記載されている。しかしながら、この装身具ケースは、玩具ではなく、特に興趣性を有する必要がないものである。
【0005】
本発明は、玩具において、興趣性の高い玩具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の玩具は、物品供給装置から供給可能な玩具であって、転動可能な形状を成している本体部と、本体部の内部に設けられ、物品を保持可能な保持部と、を備え、保持部は、本体部の内部を、第1空間と、第1空間よりも大きい第2空間と、に分割可能に構成されている、ものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、興趣性の高い玩具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】本発明の玩具の一態様の第1形態を示す斜視図である。
【
図2】本発明の玩具の第2形態を示す斜視図である。
【
図5】第1外殻部と第2外殻部の連結構造を示すための分解斜視図である。
【
図7】玩具の第3形態について示した斜視図である。
【
図8】物品の支持構造の変形例を示す断面図、及び一部拡大斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一態様である玩具1について、図を参照して説明する。
図1は、玩具1の第1形態の斜視図であり、
図2は、玩具1の第2形態の斜視図である。
玩具1は、
図1に示すようなカプセル状の第1形態1Fと、
図2に示すようなカプセル状の展示形態の第2形態2Fと、後述する第3形態(
図7参照)と、をとり得るものである。玩具1は、物品供給装置から供給可能な略球形状の第1形態1Fとなっている。例えば、
図1に示すように、第1外殻部11、及び第2外殻部12の組合わせからなるカプセル状の本体部10が、例えばラッピングフィルム60により覆われた形態となっている。
【0010】
なお、第1外殻部11は、内部が見えない有色部材にて構成され、第2外殻部12は、内部が見える光透過性の部材にて構成されている。したがって、第2外殻部12側において、本体部10の内部に収容された物品40の一部が見えるように構成されている。
【0011】
図2に示す第2形態2Fは、ラッピングフィルム60を取った状態で載置台70上に載置された展示状態である。玩具1は、例えば底部が平らな平坦面11fに構成されており、また、物品40等の内部構成部品が予め内部に取り付けられた状態となっている。したがって、第1形態1Fから第2形態2Fに変更するときは、ラッピングフィルム60を取り外すだけで容易に変更可能である。
【0012】
物品40は、例えば、ホットコーヒーのカップ42a及びカップ皿42c、及びスプーン42b等を模した対象物として第2部品42が平坦な保持部18上に設けられている。また、メニュープレートを模した他の物品45が第2部品42の直ぐ前に設けられている。すなわち、玩具1の展示状態は、レトロな喫茶店の店先に置かれるメニュー展示を演出している。
【0013】
図3は、
図2に示す玩具1の分解斜視図である。
玩具1は、
図3に示すように、略半球形の第1外殻部11と、若干縦長ではあるが略半球形の第2外殻部12との組合せにて本体部10が構成されている。本体部10の内部には、平面視で円形のプレート上の保持部18が設けられ、この保持部18に物品40並びに他の物品45が保持される。例えば、保持部18には、その略中央に物品40を保持可能な長形の貫通孔18hが設けられ、また、貫通孔18hと周縁部18eとの間に他の物品45を保持可能な凹部18iが設けられている。すなわち、物品40は、その第1部品41を貫通孔18hに挿入することで保持され、他の物品45は、その下端凸45iを凹部18iに挿入することで保持される。
【0014】
保持部18は、
図3に示すように、本体部10の第1外殻部11に対し、異なる向きにて着脱可能に構成されている。例えば、第1外殻部11の開口縁部11eの内側には、保持部18の裏面の取付突起18cを受容する孔部を有する取付ボス11c及び保持部18の切欠き18aに嵌合する係止突起11aが設けられている。この取付ボス11c、及び係止突起11aは、共に3個設けられ、その配置が平面視で正三角形を形成する位置に配置されている。
【0015】
したがって、保持部18は、第1外殻部11に対して異なる3つの向きに取り付け可能となっている。このように、保持部18の向きが変更できることで、物品40の展示向きを変えることが可能になる。例えば、本体部10の形状が図示の形状とは異なり、左右前後で異なる形状や絵柄を有する場合においては、展示向きを変えて変化を楽しむことができる。
【0016】
図4は、
図2のA-A断面図である。
玩具1は、
図4に示すように、本体部10の内部に保持部18が設けられることで、下側の第1空間SP1と、第1空間SP1よりも大きい上側の第2空間SP2と、に内部空間が分割されている。物品40は、リング状の第1部品41が保持部18の貫通孔18hに挿通されて第1空間SP1内に位置し、第2部品42が保持部18の上の第2空間SP2内に位置している。物品40は、保持部18に保持されている状態において、第1外殻部11の底部11dに設けられた突起状の支持部30に第1部品41の下端部41bが係合している。なお、第1部品41の上端部41aに連結された第2部品42は、保持部18上に載置された状態で保持されており、第2外殻部12とは接触しない状態でとなっている。
【0017】
図5は、第1外殻部11と第2外殻部12の連結構造を示す分解斜視図である。
第1外殻部11と第2外殻部12の連結構造は、例えば、
図5に示すように、第2外殻部12の開口縁部12eが、第1外殻部11の開口縁部11eの内側に嵌合する環状凸の段差縁部12dを有している。更に、段差縁部12dには、係止突起11aと嵌合する縁部切欠き12aが設けられている。このような開口縁部12eの構造によって、第1外殻部11と第2外殻部12とは、その向きを特定(3方向に特定される)して組み立て取り外しを容易に行うことができる。保持部18は、光を透過しない有色材料にて構成されており、保持部18の下側の第1部品41が見えないように構成されている。
【0018】
なお、
図3に示した構成においては、保持部18が第1外殻部11に対して3方向に向きを変更できるように構成されているが、
図5に示す構成における取り付け向きは、一方向に限定されている。例えば、
図5に示すように、第1外殻部11、及び保持部18には、向き特定用の特定係止突起11b、及び特定切欠き18bが設けられており、この特定係止突起11b、及び特定切欠き18bの嵌合により取り付け向きが一方向に限定されている。
【0019】
図6は、物品40の分解斜視図である。
物品40は、前掲の如くリング状の第1部品41と対象物である第2部品42とにより構成されている。第2部品42は、前掲したようにカップ42a、スプーン42b、及びカップ皿42cとからなっている。カップ42aは、その底面に連結凹部42fがカップ皿42cの連結凸部42dに嵌合・連結される。スプーン42bは、その連結突42gがカップ皿42cの連結孔部42iに嵌合・連結される。また、カップ皿42cの底面には、リング連結凹部42eが設けられており、第1部品41の上端部41aが嵌合・連結される。
【0020】
図7は、玩具1の第3形態3Fについて示した斜視図である。
玩具1は、
図7に示すような第3形態3Fを取り得るものである。すなわち、物品40は、保持部18から取り外した状態において、第3形態3Fとして、リング部分の第1部品41に指80を通すことができる。これにより、物品40は、指輪として楽しむことができる。
【0021】
図8は、物品40の支持構造の変形例を示す断面図、及び一部拡大斜視図である。
物品40の第1外殻部11による支持構造は、
図4においては、底部11dに設けられた突起状の支持部30に接触する構成となっている。しかし、支持部30の構成は、突起状のものに限るものではなく、
図8に示すような構成であっても良い。
【0022】
図8に示す支持部30は、底部11dから隆起し第1部品41の下端部41bの最下端に接触する底接触部30aと、下端部41bの前後側面を位置規制(必要に応じて接触)する突出壁部30bと、を有している。このように、下端部41bを、下方及び前後の三方向から位置規制することで、物品40をより確実に支持することができる。
【0023】
図9及び
図10は、物品40の変形例を示す斜視図である。
図9は、物品40として、脚付きガラスコップにサクランボ及びアイスクリーム等が載ったクリームソーダを模した第2部品42Mが、前掲のホットコーヒーの場合と同様にリング状の第1部品41に連結されている。また、
図10は、物品40として、皿の上に厚切りのトーストを模した第2部品42Tが載った形態を模したものが第1部品41に連結した構造である。その他、図示しないが、例えば、プリンやホットケーキ、その他のケーキ類を模した物品40を揃えることができる。このように、物品40の種類を多く揃えて、複数種類を展示することで、喫茶店の演出を楽しむことができる。
【0024】
以上述べたように、本態様の玩具1は、本体部10の内部空間を第1空間SP1、及び第1空間SP1よりも大きい第2空間SP2に区画することで、大きい第2空間SP2に物品40の形象部を収容することができる。
【0025】
また、本態様の玩具1においては、物品供給装置から供給可能な第1形態1Fと、展示可能な第2形態2Fの何れの形態において、保持部18、及び支持部30によって、物品40が確りと保持可能に構成されているので、第1形態1Fから第2形態2Fへの変更が容易である。
【0026】
また、本態様の玩具1では、物品40を保持する保持部18は、本体部10に対し着脱可能に構成されていることで、物品40の取り付け、物品40の取り換えが可能である。
【0027】
本態様の玩具1では、保持部18は、本体部10に対し異なる向き(3つの向き)にて装着可能に構成されていることで、物品40の保持向きを変えることができる。また、保持する向きを変更可能であることによって、本体部10が向きによって形状や図柄異なる場合には、向きの変更を楽しむことができる。
【0028】
本態様の玩具1においては、本体部10は、着脱可能な第1外殻部11と第2外殻部12とから構成されているので、分解・組み立てが容易にでき、物品40の組み込み、交換を容易に行うことができる。
【0029】
本態様の玩具1では、第2外殻部12は、光を透過する材料にて構成されていることで、第2空間SP2内の物品40の形象部分を外部から見ることができる。一方、第1外殻部11は、光を透過しない材料にて構成されていることで、物品40の係止構造を見えないようにすることができる。
【0030】
本態様の玩具1では、物品40は、保持部18に保持されている状態において、第2外殻部12と接触しないように構成されているので、形象部である第2部品42を展示商品として適切に配置でき、また、第2部品42を保護することができる。
【0031】
本態様の玩具1においては、物品40は、その一部の第1部品41が第1外殻部11に接触することで、当該第1外殻部11にて係止をより確実にすることができる。
【0032】
本態様の玩具1においては、物品40は、その一部が保持部18の貫通孔18hに挿通されているので、保持部18により保持される。
【0033】
本態様の玩具1においては、第1部品41と第2部品42により構成された物品40は、保持部18によって、第1部品41が第1空間SP1に、第2部品42が第2空間SP2に位置するように保持されるので、物品40の展示部分と支持構造部分を分けることができる。
【0034】
更に、保持部18は、光を透過しない材料にて構成されているので、物品40を保持している状態において、本体部10の外部から第1部品41の支持構造を見えないようにすることができる。この結果、物品40は、保持部18に保持されている状態で、第2部品42が載置部分に載置されるように構成されているので、物品40の対象物の部分を載置部上に展示する演出ができる。
【0035】
また、本態様の玩具1においては、第1外殻部11に設けられた支持部30によって、物品40の下側部分の第1部品41を確実に支持・係止することができる。
【0036】
本態様の玩具1においては、保持部18は、物品40と関連する他の物品45(メニュープレート)を更に保持可能な構成となっているので、物品40の展示演出をより望ましい形態にできる。
【0037】
本態様の玩具1においては、第1部品41がリングにて構成されているので、物品40を第3形態の指輪としても楽しむことができる。
【0038】
以上、本発明の態様について説明したが、本発明はその技術思想の範囲で適宜変更することができる。例えば、上記態様においては、物品40として喫茶店の商品を対象物としたが、何らこれに制限されるものではなく、種々の対象物を物品とすることができる。また、保持部18は、本体部10に着脱可能な構成としているが、本体部10に固定される構成であっても良い。この場合、物品40の保持をより確り行うことができる。
【0039】
(1)
物品供給装置から供給可能な玩具であって、
転動可能な形状を成している本体部(カプセル)と、
上記本体部の内部に設けられ、物品を保持可能な保持部(円形のプレート)と、を備え、
上記保持部は、上記本体部の内部を、第1空間と、上記第1空間よりも大きい第2空間と、に分割可能に構成されている、
玩具。
【0040】
(2)
(1)に記載の玩具であって、
上記保持部は、上記本体部に対し着脱可能に構成されている、
玩具。
【0041】
(3)
(2)に記載の玩具であって、
上記保持部は、上記本体部に対し異なる向き(3つの向き)にて装着可能に構成されている玩具。
【0042】
(4)
(2)に記載の玩具であって、
上記保持部は、上記本体部に対し特定の向きにのみ装着可能に構成されている、
玩具。
【0043】
(5)
(1)~(4)のいずれかに記載の玩具であって、
上記本体部は、第1外殻部(下の半球)と第2外殻部(上の半球)とを含み、
上記第1外殻部及び上記第2外殻部は、互いに着脱可能に構成されている、
玩具。
【0044】
(6)
(5)に記載の玩具であって、
上記保持部は、上記第1外殻部に対し着脱可能に構成されている、
玩具。
【0045】
(7)
(5)または(6)に記載の玩具であって、
上記第2外殻部は、光を透過する材料にて構成され、上記第1外殻部は、光を透過しない材料にて構成されている、
玩具。
【0046】
(8)
(5)~(7)の何れかに記載の玩具であって、
上記物品は、上記保持部に保持されている状態において、上記第2外殻部と接触しないように構成されている、
玩具。
【0047】
(9)
(5)~(8)の何れかに記載の玩具であって、
上記物品は、上記保持部に保持されている状態において、上記第1外殻部と接触可能に構成されている、
玩具。
【0048】
(10)
(1)~(9)の何れかに記載の玩具であって、
上記保持部には、貫通孔が形成され、
上記物品は、その一部が上記貫通孔に挿通可能に構成されている、
玩具。
【0049】
(11)
(1)~(10)の何れかに記載の玩具であって、
上記物品は、第1部品(リング)と第2部品(対象物)から構成され、上記保持部に保持されている状態において、上記第1部品は、上記第1空間に位置し、上記第2部品は、上記第2空間に位置するように構成されている、
玩具。
【0050】
(12)
(11)に記載の玩具であって、
上記保持部は、上記物品の載置部を成し、
上記物品は、上記保持部に保持されている状態において、上記第2部品が上記載置部に載置されるように構成されている、
玩具。
【0051】
(13)
(11)または(12)に記載の玩具であって、
上記保持部は、光を透過しない材料にて構成され、上記物品を保持している状態において、上記本体部の外部から上記第1部品を視認不可能に構成されている、
玩具。
【0052】
(14)
(11)~(13)の何れかに記載の玩具であって、
上記保持部には、貫通孔が形成され、
上記本体部は、第1外殻部(下の半球)と第2外殻部(上の半球)とを含み、
上記第1外殻部は、上記第1部品を支持する支持部を含み、
上記支持部は、上記貫通孔に挿通されている上記第1部品を支持可能に構成されている、
玩具。
【0053】
(15)
(14)に記載の玩具であって、
上記物品供給装置から供給可能な第1形態と、展示可能な第2形態とをとることができ、上記保持部は、上記第1形態及び上記第2形態において、上記物品を保持可能に構成されている、
玩具。
【0054】
(16)
(15)に記載の玩具であって、
上記支持部は、上記第1形態及び上記第2形態において、上記物品を支持可能に構成されている、
玩具。
【0055】
(17)
(14)~(16)の何れかに記載の玩具であって、
上記保持部は、他の物品(メニュープレート)を更に保持可能に構成され、
上記支持部は、他の物品を支持不可能に構成されている、
玩具。
【0056】
(18)
(17)に記載の玩具であって、
上記他の物品は、上記支持部に支持されている上記物品と関連のある物品である、
玩具。
【0057】
(19)
(11)~(18)の何れかに記載の玩具であって、
上記第1部品は、リングであり、上記第2部品は、飲食物及び食器を模している、
玩具。
【0058】
(20)
(1)~(19)の何れかに記載の玩具であって、
上記保持部に保持されていない上記物品を人体の一部に装着可能な第3形態をとることができ、上記物品は、上記第3形態において、上記本体部内に位置しないように構成されている、
玩具。
【符号の説明】
【0059】
1 玩具
1F 第1形態
2F 第2形態
3F 第3形態
10 本体部
11 第1外殻部
12 第2外殻部
18 保持部
18h 貫通孔
30 支持部
40 物品
41 第1部品
42、42M、42T 第2部品
45 メニュープレート(他の物品)
SP1 第1空間
SP2 第2空間