(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024104260
(43)【公開日】2024-08-02
(54)【発明の名称】使い捨てカイロ収納ポケット付きインナーウェア
(51)【国際特許分類】
A41D 27/20 20060101AFI20240726BHJP
【FI】
A41D27/20 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2023017954
(22)【出願日】2023-01-23
(71)【出願人】
【識別番号】523043957
【氏名又は名称】小倉 輝之
(72)【発明者】
【氏名】小倉 輝之
【テーマコード(参考)】
3B035
【Fターム(参考)】
3B035AA17
3B035AB01
(57)【要約】
【課題】低温環境下に長時間おかれ、かつ作業のために手指の可動性を求められる作業者は、指先の冷えを緩和する有効策がなく、苦痛と忍耐を強いられている。
また足先の冷えについても、長時間有効な緩和方法がない。
【解決手段】手足末端の冷えを緩和するために手首または足首付近を温めること、これを簡便に行えるように、両手首または両足首付近に使い捨てカイロ収納用のポケットを有する衣類を考案した。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
両手首または両足首付近に使い捨てカイロ収納用のポケットを左右それぞれに1つ以上有するインナーウェア。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、両手首または両足首付近に、使い捨てカイロ収納用のポケットを左右それぞれに1つ以上有するインナーウェアに関する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
低温環境下に長時間おかれ、かつ作業のために手指の可動性を求められる作業者は、指先の冷えを緩和する有効策がなく、苦痛と忍耐を強いられている。また足先の冷えについても、長時間有効な緩和方法がない。
【課題を解決するための手段】
【0003】
手足末端の冷えを緩和するために手首または足首付近を温めること、これを簡便に行えるように、両手首または両足首付近に使い捨てカイロ収納用のポケットを有する衣類を考案した。
【発明の効果】
【0004】
手首または足首付近に配置したポケット内に使い捨てカイロを収納することで、使い捨てカイロが手首または足首付近に固定され、これにより手足末端の冷えによる苦痛が効果的に緩和される。またポケット開口部に脱落防止用の被せフタを設けることによって、使い捨てカイロが脱落することもない。
【図面の簡単な説明】
【0005】
【
図1】長袖インナーシャツの袖部分の一面にポケットを配置した図である。
【
図2】フルレングス・タイツの裾部分の一面にポケットを配置した図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
両袖リブまたは両裾リブの近くに、肘側または膝側に開口したポケットを縫い付け、ポケットの開口部を覆うように脱落防止用の被せフタを縫い付ける。
【符号の説明】
【0007】
1 リブ
2 ポケット
3 ポケット開口部
4 被せフタ