(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024104468
(43)【公開日】2024-08-05
(54)【発明の名称】着ぐるみ
(51)【国際特許分類】
A63J 19/00 20060101AFI20240729BHJP
A63H 3/02 20060101ALI20240729BHJP
A63H 3/36 20060101ALI20240729BHJP
A63J 7/00 20060101ALI20240729BHJP
【FI】
A63J19/00
A63H3/02
A63H3/36 L
A63J7/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023008683
(22)【出願日】2023-01-24
(71)【出願人】
【識別番号】523027005
【氏名又は名称】有限会社チャイナ企画
(74)【代理人】
【識別番号】100104178
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 尚
(74)【代理人】
【識別番号】100152515
【弁理士】
【氏名又は名称】稲山 朋宏
(72)【発明者】
【氏名】東 俊輝
(72)【発明者】
【氏名】東 浩
【テーマコード(参考)】
2C150
【Fターム(参考)】
2C150AA12
2C150BC06
2C150CA02
2C150DA04
2C150DA25
2C150DK12
2C150EB41
(57)【要約】
【課題】操作部を握った状態でもフレームのふらつきを抑制できる着ぐるみを提供する。
【解決手段】着ぐるみ1は、キャラクタの外観を形成する本体2と、本体2を支持する第1フレームと、第1フレームから下方に延びる第2左フレーム、及び、第1フレームから下方に延び且つ第2左フレームに対して右方に離隔した第2右フレームを含む一対の第2フレームと、第2左フレーム及び第2右フレームのそれぞれの下端部に回動不能に固定され、操作者9の腰に装着される装着部4と、一対の第2フレームよりも前方に設けられ、操作者が両手で操作する操作部とを備える。第1フレームは、装着部4を腰に装着した状態の操作者9の姿勢の変化に応じて前傾または後傾する。一対の第2フレームは、装着部4を腰に装着した状態で操作部を両手で操作する操作者9の両腕により、左右方向の外側から挟持される挟持部を有する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
キャラクタの外観を形成する本体と、
前記本体を支持する第1フレームと、
前記第1フレームから下方に延びる第2左フレーム、及び、前記第1フレームから下方に延び且つ前記第2左フレームに対して右方に離隔した第2右フレームを含む一対の第2フレームと、
前記第2左フレーム及び前記第2右フレームのそれぞれの下端部に回動不能に固定され、操作者の腰に装着される装着部と、
前記一対の第2フレームよりも前方に設けられ、前記操作者が両手で操作する操作部と、
を備え、
前記第1フレームは、
前記装着部を腰に装着した状態の前記操作者の姿勢の変化に応じて前傾または後傾し、
前記一対の第2フレームは、
前記装着部を腰に装着した状態で前記操作部を両手で操作する前記操作者の両腕により、左右方向の外側から挟持される挟持部を有することを特徴とする着ぐるみ。
【請求項2】
前記第2左フレームは、
前記操作者の左腕が右側から左側に向けて通過する左通過部を有し、
前記第2右フレームは、
前記操作者の右腕が左側から右側に向けて通過する右通過部を有し、
前記挟持部は、
前記第2左フレームの一部であって、前記操作者の左肘の近傍が左側に接触する左挟持部と、
前記第2右フレームの一部であって、前記操作者の右肘の近傍が右側に接触する右挟持部と
を有することを特徴とする請求項1に記載の着ぐるみ。
【請求項3】
前記第1フレームは、前記装着部を腰に装着した状態の前記操作者の肩よりも上方に位置することを特徴とする請求項1に記載の着ぐるみ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、着ぐるみに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、恐竜の着ぐるみを開示する。この着ぐるみは、表皮により覆われたフレーム、操作者の腰に装着される腰装着部、及び操作ハンドルを有する。フレームは、頭フレーム、首フレーム、腰フレーム、尻尾フレーム、及び連結フレームを有する。腰装着部と腰フレームとは、ラバースプリングを介して回動可能に結合されている。フレームは、腰装着部を腰に装着した操作者の前傾後傾姿勢とは独立して回動する。操作者は、連結フレームを握って操作することにより、操作者の姿勢とは独立して恐竜の姿勢を前傾または後傾に変えることができる。操作ハンドルは、恐竜の顔を左右に回転させるためのレバーを有する。操作者は、レバーを握って操作することにより、恐竜の顔を左右に回転させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
操作者は、恐竜の顔を左右に回転させようとする場合、連結フレームを離してレバーを握らなければならない。しかし、操作者が連結フレームを握った状態でなければ、フレームが安定化しない。このため、操作者がレバーを握った状態で、フレームがふらついてしまうという問題点がある。
【0005】
本発明の目的は、操作部を握った状態でもフレームのふらつきを抑制できる着ぐるみを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る着ぐるみは、キャラクタの外観を形成する本体と、前記本体を支持する第1フレームと、前記第1フレームから下方に延びる第2左フレーム、及び、前記第1フレームから下方に延び且つ前記第2左フレームに対して右方に離隔した第2右フレームを含む一対の第2フレームと、前記第2左フレーム及び前記第2右フレームのそれぞれの下端部に回動不能に固定され、操作者の腰に装着される装着部と、前記一対の第2フレームよりも前方に設けられ、前記操作者が両手で操作する操作部と、を備え、前記第1フレームは、前記装着部を腰に装着した状態の前記操作者の姿勢の変化に応じて前傾または後傾し、前記一対の第2フレームは、前記装着部を腰に装着した状態で前記操作部を両手で操作する前記操作者の両腕により、左右方向の外側から挟持される挟持部を有することを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、着ぐるみの操作者は、本体を支持する第1フレームを、装着部を介して腰で支持する。操作者は、自身の姿勢を変化させて第1フレームを前傾または後傾させることにより、第1フレームにより支持される本体の姿勢を変化させることができる。また、着ぐるみの操作者は、操作部を両手で操作している最中でも、一対の第2フレームの挟持部を両腕で挟持できる。従って操作者は、操作部を両手で操作しつつ、第1フレームのふらつきを抑制することで、本体の状態を安定化できる。
【0008】
本発明において、前記第2左フレームは、前記操作者の左腕が右側から左側に向けて通過する左通過部を有し、前記第2右フレームは、前記操作者の右腕が左側から右側に向けて通過する右通過部を有し、前記挟持部は、前記第2左フレームの一部であって、前記操作者の左肘の近傍が左側に接触する左挟持部と、前記第2右フレームの一部であって、前記操作者の右肘の近傍が右側に接触する右挟持部とを有してもよい。この場合、一対の第2フレームは、操作者が両肘を内側に動かそうとする動作により挟持される。このため操作者は、両肘の自然な動作により一対の第2フレームを無理なく挟持することで、本体の状態を安定化できる。
【0009】
本発明において、前記第1フレームは、前記装着部を腰に装着した状態の前記操作者の肩よりも上方に位置してもよい。この場合、操作者は、身長の大きなキャラクタの着ぐるみの本体を安定化できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明に係る着ぐるみ1の実施形態について、図面を参照して説明する。参照する図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものである。記載されている装置の構成等は、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
【0012】
<着ぐるみ1の構成>
図1に示すように、着ぐるみ1は、一例として、二足歩行を行う獣脚類(ティラノザウルス等)の恐竜を模した人体着用ぬいぐるみである。着ぐるみ1は、操作者9により着用されて使用される。
【0013】
着ぐるみ1は、本体2、フレーム3、装着部4、及び駆動機構5を有する。
【0014】
本体2は、恐竜の外観を形成する。本体2は膜状を有し、恐竜の表皮を模してある。本体2の内部は空洞である。操作者9は、本体2の内部に入った状態で、着ぐるみ1を操作する。本体2の一部は、ファスナーにより開閉可能である。
【0015】
本体2は、頭21、首22、胴体23、前足24、後足25、及び尾26を有する。操作者9が本体2の内部に入った状態で、操作者9の右足は、本体2の後足25のうち右側の足の内部に配置され、操作者9の左足は、本体2の後足25のうち左側の足の内部に配置される。後足25は、操作者9の足の動きに応じて動く。また、操作者9が本体2の内部に入った状態で、操作者9の上半身は、本体2の胴体23の内部に配置される。
【0016】
図2に示すように、フレーム3は、第1フレーム31、連結フレーム35、及び一対の第2フレーム30を有する。フレーム3は、アルミニウム製のパイプにより構成される。
【0017】
第1フレーム31は、本体2を内部から支持する。第1フレーム31は、延伸フレーム31A、31B、31C、31D、31E、31F、31Gを含む。延伸フレーム31A~31Gは、前後方向に直線状に延びる。連結フレーム35は、環状フレーム35S、35Tを含む。環状フレーム35S、35Tは、円形である。環状フレーム35S、35Tのそれぞれが配置される仮想平面は、前後方向と略直交する。環状フレーム35Sを上下方向に2等分した2つの等分位置のうち左側の等分位置を「等分位置351」といい、右側の等分位置を「等分位置352」という。環状フレーム35Tを上下方向に2等分した2つの等分位置のうち左側の等分位置を「等分位置353」といい、右側の等分位置を「等分位置354」という。
【0018】
延伸フレーム31A~31Gの前端部は、環状フレーム35Sのうち等分位置351、352よりも上側の部分に接続される。延伸フレーム31A~31Gの後端部は、環状フレーム35Tのうち等分位置353、354よりも上側の部分に接続される。延伸フレーム31Aは、環状フレーム35Sの等分位置351と、環状フレーム35Tの等分位置353との間に亘って延びる。延伸フレーム31Gは、環状フレーム35Sの等分位置352と、環状フレーム35Tの等分位置354との間に亘って延びる。延伸フレーム31A~31Gは、環状フレーム35S、35Tの周回方向に沿って、この順番で等間隔に並ぶ。
【0019】
一対の第2フレーム30は、第2左フレーム32及び第2右フレーム33を含む。第2左フレーム32及び第2右フレーム33は略U字状を有する。第2左フレーム32は、第1フレーム31の延伸フレーム31Aに接続し、延伸フレーム31Aから右斜め下方に延びる。第2右フレーム33は、第1フレーム31の延伸フレーム31Gに接続し、延伸フレーム31Gから左斜め下方に延びる。
【0020】
第2左フレーム32は、前延伸フレーム32F、後延伸フレーム32R、及び湾曲フレーム32Bを有する。前延伸フレーム32F及び後延伸フレーム32Rは、それぞれ直線状に延びる。前延伸フレーム32F及び後延伸フレーム32Rは、前後方向に離隔する。前延伸フレーム32Fは、後延伸フレーム32Rよりも前側に位置する。前延伸フレーム32F及び後延伸フレーム32Rのそれぞれの上端部は、第1フレーム31の延伸フレーム31Aに接続する。湾曲フレーム32Bは、前延伸フレーム32F及び後延伸フレーム32Rのそれぞれの下端部の間に亘って延びる。湾曲フレーム32Bは、下側に向けて凸状に湾曲する。延伸フレーム31Aの一部、前延伸フレーム32F、後延伸フレーム32R、及び湾曲フレーム32Bにて囲まれた部分を、「左通過部32T」という。
【0021】
第2右フレーム33は、第2左フレーム32と同一形状を有する。第2右フレーム33の前延伸フレーム33F、後延伸フレーム33R、及び湾曲フレーム33Bは、第2左フレーム32の前延伸フレーム32F、後延伸フレーム32R、及び湾曲フレーム32Bに対応する。前延伸フレーム33F及び後延伸フレーム33Rのそれぞれの上端部は、第1フレーム31の延伸フレーム31Gに接続する。延伸フレーム31Gの一部、前延伸フレーム33F、後延伸フレーム33R、及び湾曲フレーム33Bにて囲まれた部分を、「右通過部33T」という。第2左フレーム32及び第2右フレーム33は、左右方向に離隔する。
【0022】
装着部4は、バックル40Bを有するベルトである。装着部4は、バックル40Bが閉じられた状態で円筒形となる。バックル40Bが閉じられた状態で、装着部4の中心を通る直線は、上下方向に延びる。装着部4の左端部は、第2左フレーム32のうち湾曲フレーム32Bの下端部に対し、固定部40Lにより固定される。装着部4の右端部は、第2右フレーム33のうち湾曲フレーム33Bの下端部に対し、固定部40Rにより固定される。装着部4は、第2左フレーム32及び第2右フレーム33に対して回動不能である。装着部4は、バックル40Bを開いた状態で帯状を有する。操作者9は、装着部4を腰に巻いてバックル40Bを閉じることにより、装着部4を腰に装着できる(
図1参照)。
【0023】
駆動機構5は、駆動軸51及び操作部52を有する。駆動軸51は、前後方向に延びる。駆動軸51の前端部は、本体2の頭21(
図1参照)に設けられた口の近傍に配置される。駆動軸51は前端部から後方に向けて延び、環状フレーム35Sの内部を通過し、環状フレーム35Sよりも後側まで延びる。操作部52は、駆動軸51の後端部に接続される。操作部52は、操作者9により両手で握って操作されるハンドルである。操作部52は、環状フレーム35Sよりも後側、且つ、一対の第2フレーム30(第2左フレーム32及び第2右フレーム33)よりも前方に位置する。
【0024】
駆動機構5は、本体2の頭21に設けられた口を開閉駆動するための機構である。操作者9は、操作部52を両手で握って操作することにより、口の開閉動作を行うことができる。
【0025】
<着ぐるみ1の動作概要>
操作者9は、本体2に設けられたファスナーを開き、本体2の内部に入る。操作者9の左足は、本体2の後足25のうち左側の足の内部で本体2に固定される。操作者9の右足は、本体2の後足25のうち右側の足の内部で本体2に固定される。
図3に示すように、操作者9は、装着部4を腰に装着する。第1フレーム31の延伸フレーム31A~31Gのうち最も下側に位置する延伸フレーム31A、31Gは、操作者9の肩よりも上方に位置する。このため、第1フレーム31全体は、操作者9の肩よりも上方に位置する。この状態で、操作者9は、本体2に設けられたファスナーを閉じる。
【0026】
操作者9は、第2左フレーム32の左通過部32Tに対し、右側から左側に向けて左腕を通す。また操作者9は、第2右フレーム33の右通過部33Tに対し、左側から右側に向けて右腕を通す。操作者9は、この状態で両腕を前方に伸ばし、駆動機構5の操作部52を両手で握る。また操作者9は、この状態で両肘を内側に移動させる。操作者9の左肘の近傍は、第2左フレーム32のうち前延伸フレーム32Fの左側に接触する。操作者9の右肘の近傍は、第2右フレーム33のうち前延伸フレーム33Fの左側に接触する。操作者9は、前延伸フレーム32F、33Fを、左右方向の外側から両腕で挟持する。これにより、一対の第2フレーム30は、操作者9の両腕により支持されるので、一対の第2フレーム30に接続した第1フレーム31の状態は安定化する。
【0027】
操作者9は、自身の姿勢を前傾させることにより、装着部4及びフレーム3を介して接続する本体2の姿勢を前傾させることができる。また、操作者9は、自身の姿勢を後傾させることにより、装着部4及びフレーム3を介して接続する本体2の姿勢を後傾させることができる。このように操作者9は、自身の姿勢の変化に合わせて、着ぐるみ1の本体2の姿勢を変化させることができる。
【0028】
なお、本体2を支持する第1フレーム31の状態は、操作者9が一対の第2フレーム30を両腕で挟持することにより安定化されている。このため本体2は、姿勢が変化するときもふらつかない。また、操作者9は、操作部52を両手で握った状態でも、一対の第2フレーム30を両腕で挟持できる。従って操作者9は、操作部52を両手で握って操作することにより本体2の口を開閉させている最中でも、本体2のふらつきを抑制できる。
【0029】
<本実施形態の作用、効果>
以上のように、着ぐるみ1の操作者9は、本体2を支持する第1フレーム31を、装着部4を介して腰で支持する。このため操作者9は、自身の姿勢を変化させて第1フレーム31を前傾または後傾させることにより、第1フレーム31により支持される本体2の姿勢を前傾または後傾させることができる。また、操作者9は、操作部52を両手で操作している最中でも、一対の第2フレーム30を両腕で挟持できる。従って操作者9は、操作部52を両手で握って操作しつつ、第1フレーム31のふらつきを抑制することで、本体2の状態を安定化できる。
【0030】
第2左フレーム32は、操作者9の左腕が右側から左側に向けて通過する左通過部32Tを有する。また、第2右フレーム33は、操作者9の右腕が左側から右側に向けて通過する右通過部33Tを有する。一対の第2フレーム30の前延伸フレーム32Fの左側に操作者9の左肘の近傍が接触し、一対の第2フレーム30の前延伸フレーム33Fの右側に操作者9の右肘の近傍が接触する。一対の第2フレーム30は、操作者9が両肘を内側に動かそうとする動作により挟持される。このため操作者9は、両肘の自然な動作により一対の第2フレーム30を無理なく挟持することで、本体2の状態を安定化できる。
【0031】
第1フレーム31は、装着部4を腰に装着した状態の操作者9の肩よりも上方に位置する。このため、操作者9は、身長の大きな恐竜の着ぐるみ1の本体2を安定化できる。
【0032】
<変形例>
本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。着ぐるみ1により示されるキャラクタは、二足歩行を行う獣脚類に限定されず、他の種類の恐竜であってもよい。また、キャラクタは恐竜に限定されず、他の様々な動物であってもよい。
【0033】
第1フレーム31、及び一対の第2フレーム30の形状は、上記実施形態に限定されない。例えば第1フレーム31は、本体2と一体となって形成されていてもよい。一対の第2フレーム30は略U字状に限定されず、第1フレーム31から下方に直線状に延びるI字状であってもよい。
【0034】
装着部4はベルトに限定されず、腰に装着可能な他の形状でもよい。例えば装着部4は、腰に対する装着性を高めるために、胸部の下部まで延びるコルセットであってもよい。
【0035】
駆動機構5は、口の開閉を駆動するための機構に限定されない。例えば駆動機構5は、頭21の向きを変えるための機構、目を開閉するための機構、口から噴煙を放出させるための機構等でもよい。
【0036】
第1フレーム31の一部は、装着部4を腰に装着した状態の操作者9の肩よりも下方に位置してもよい。
【0037】
<その他>
前延伸フレーム32F、33Fは、本発明の「挟持部」の一例である。前延伸フレーム32Fは、本発明の「左挟持部」の一例である。前延伸フレーム33Fは、本発明の「右挟持部」の一例である。
【符号の説明】
【0038】
1 :着ぐるみ
2 :本体
3 :フレーム
4 :装着部
30 :一対の第2フレーム
31 :第1フレーム
32 :第2左フレーム
32T :左通過部
33 :第2右フレーム
33T :右通過部
52 :操作部