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特開2024-105580無線LANシステムにおける広帯域に対して最適化された位相回転を適用する方法及び装置
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  • 特開-無線LANシステムにおける広帯域に対して最適化された位相回転を適用する方法及び装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024105580
(43)【公開日】2024-08-06
(54)【発明の名称】無線LANシステムにおける広帯域に対して最適化された位相回転を適用する方法及び装置
(51)【国際特許分類】
   H04L 27/26 20060101AFI20240730BHJP
【FI】
H04L27/26 114
H04L27/26 200
【審査請求】有
【請求項の数】17
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2024079875
(22)【出願日】2024-05-16
(62)【分割の表示】P 2022561628の分割
【原出願日】2021-03-31
(31)【優先権主張番号】10-2020-0043557
(32)【優先日】2020-04-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】502032105
【氏名又は名称】エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド
【氏名又は名称原語表記】LG ELECTRONICS INC.
【住所又は居所原語表記】128, Yeoui-daero, Yeongdeungpo-gu, 07336 Seoul,Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【弁理士】
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100165191
【弁理士】
【氏名又は名称】河合 章
(74)【代理人】
【識別番号】100114018
【弁理士】
【氏名又は名称】南山 知広
(74)【代理人】
【識別番号】100159259
【弁理士】
【氏名又は名称】竹本 実
(72)【発明者】
【氏名】パク ウンソン
(72)【発明者】
【氏名】チョン チンヨン
(72)【発明者】
【氏名】チェ チンス
(72)【発明者】
【氏名】イム トンクク
(57)【要約】
【課題】無線LANシステムにおいてPPDUを受信する方法及び装置が提案される。
【解決手段】具体的には、受信STAは送信STAから広帯域を介してPPDUを受信し、PPDUを復号する。PPDUはレガシープリアンブル、第1及び第2信号フィールドを含む。レガシープリアンブル、第1及び第2信号フィールドは第1位相回転値に基づいて生成される。広帯域が320MHz帯域である場合、第1位相回転値は[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 -1 1 1 1]である。
【選択図】図14
【特許請求の範囲】
【請求項1】
PPDU(Physical Protocol Data Unit)を受信するための方法であって、
受信STA(station)が、送信STAから前記PPDUを受信するステップと、
前記受信STAが、前記PPDUを復号するステップと、を含み、
前記PPDUは、レガシープリアンブル、第1信号フィールド及び第2信号フィールドを含み、
第1位相回転値が、320MHz帯域のために、前記レガシープリアンブル、前記第1信号フィールド及び前記第2信号フィールドに適用され、
前記第1位相回転値は、[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 -1 1 1 1]であり、
前記第1位相回転値の各値は、前記320MHz帯域の各20MHz帯域にそれぞれ適用され、
前記320MHz帯域は、第1~第16の20MHz帯域を含み、
前記第1位相回転値の1番目の1は、前記第1の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の2番目の-1は、前記第2の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の3番目の-1は、前記第3の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の4番目の-1は、前記第4の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の5番目の1は、前記第5の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の6番目の-1は、前記第6の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の7番目の-1は、前記第7の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の8番目の-1は、前記第8の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の9番目の1は、前記第9の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の10番目の-1は、前記第10の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の11番目の-1は、前記第11の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の12番目の-1は、前記第12の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値のうち13番目の-1は、前記第13の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の14番目の1は、前記第14の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の15番目の1は、前記第15の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の16番目の1は、前記第16の20MHz帯域に適用される、方法。
【請求項2】
前記レガシープリアンブルは、L-STF(Legacy-Short Training Field)、L-LTF(Legacy-Long Training Field)及びL-SIG(Legacy-Signal)を含み、
前記第1位相回転値は、第2位相回転値及び第3位相回転値に基づいて生成され、
前記第2位相回転値は、802.11ax無線LANシステムにおいて定義された80MHz帯域に対する位相回転値が繰り返された前記位相回転値であり、
前記第3位相回転値は、前記L-SIGの最適なPAPR(Peak-to-Average Power Ratio)を獲得するために80MHz帯域単位で定義された位相回転値であり、
前記L-SIGの前記最適なPAPRは、前記PPDUを送信するときに用いられるRF(Radio Frequency)の組み合わせに基づいて獲得され、
前記RFの前記組み合わせは、160MHz能力を持った2個のRFの組み合わせ、又は320MHz能力を持った1個のRFを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第2位相回転値は、[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1]であり、
前記第3位相回転値は、[1 1 1 -1]であり、
前記第1位相回転値は、前記第2位相回転値と前記第3位相回転値との積に基づいて獲得される、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記320MHz帯域は、第1の80MHz帯域、第2の80MHz帯域、第3の80MHz帯域及び第4の80MHz帯域を含み、
前記第3位相回転値の1番目の要素1は、前記第1の80MHz帯域に適用され、
前記第3位相回転値の2番目の要素1は、前記第2の80MHz帯域に適用され、
前記第3位相回転値の3番目の要素1は、前記第3の80MHz帯域に適用され、
前記第3位相回転値の4番目の要素-1は、前記第4の80MHz帯域に適用される、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第1信号フィールドは、U-SIG(Universal-Signal)であり、前記第2信号フィールドは、EHT-SIG(Extremely High Throughput-Signal)であり、
前記第1信号フィールドは、第1プリアンブルパンクチャリングパターンに関する情報を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
WLAN(wireless local area network)システムにおける受信STA(station)であって、
メモリと、
送受信機と、
前記メモリ及び前記送受信機と動作できるように組み合わされたプロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、
送信STAからPPDU(Physical Protocol Data Unit)を受信し、
前記PPDUを復号する、
ように構成され、
前記PPDUは、レガシープリアンブル、第1信号フィールド及び第2信号フィールドを含み、
第1位相回転値が、320MHz帯域のために、前記レガシープリアンブル、前記第1信号フィールド及び前記第2信号フィールドに適用され、
前記第1位相回転値は、[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 -1 1 1 1]であり、
前記第1位相回転値の各値は、前記320MHz帯域の各20MHz帯域にそれぞれ適用され、
前記320MHz帯域は、第1~第16の20MHz帯域を含み、
前記第1位相回転値の1番目の1は、前記第1の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の2番目の-1は、前記第2の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の3番目の-1は、前記第3の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の4番目の-1は、前記第4の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の5番目の1は、前記第5の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の6番目の-1は、前記第6の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の7番目の-1は、前記第7の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の8番目の-1は、前記第8の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の9番目の1は、前記第9の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の10番目の-1は、前記第10の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の11番目の-1は、前記第11の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の12番目の-1は、前記第12の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値のうち13番目の-1は、前記第13の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の14番目の1は、前記第14の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の15番目の1は、前記第15の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の16番目の1は、前記第16の20MHz帯域に適用される、受信STA。
【請求項7】
PPDU(Physical Protocol Data Unit)を送信するための方法であって、
送信STA(station)が、前記PPDUを生成するステップと、
前記送信STAが、前記PPDUを受信STAに送信するステップと、を含み、
前記PPDUは、レガシープリアンブル、第1信号フィールド及び第2信号フィールドを含み、
第1位相回転値が、320MHz帯域のために、前記レガシープリアンブル、前記第1信号フィールド及び前記第2信号フィールドに適用され、
前記第1位相回転値は、[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 -1 1 1 1]であり、
前記第1位相回転値の各値は、前記320MHz帯域の各20MHz帯域にそれぞれ適用され、
前記320MHz帯域は、第1~第16の20MHz帯域を含み、
前記第1位相回転値の1番目の1は、前記第1の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の2番目の-1は、前記第2の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の3番目の-1は、前記第3の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の4番目の-1は、前記第4の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の5番目の1は、前記第5の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の6番目の-1は、前記第6の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の7番目の-1は、前記第7の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の8番目の-1は、前記第8の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の9番目の1は、前記第9の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の10番目の-1は、前記第10の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の11番目の-1は、前記第11の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の12番目の-1は、前記第12の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値のうち13番目の-1は、前記第13の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の14番目の1は、前記第14の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の15番目の1は、前記第15の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の16番目の1は、前記第16の20MHz帯域に適用される、方法。
【請求項8】
前記レガシープリアンブルは、L-STF(Legacy-Short Training Field)、L-LTF(Legacy-Long Training Field)及びL-SIG(Legacy-Signal)を含み、
前記第1位相回転値は、第2位相回転値及び第3位相回転値に基づいて生成され、
前記第2位相回転値は、802.11ax無線LANシステムにおいて定義された80MHz帯域に対する位相回転値が繰り返された前記位相回転値であり、
前記第3位相回転値は、前記L-SIGの最適なPAPR(Peak-to-Average Power Ratio)を獲得するために80MHz帯域単位で定義された位相回転値であり、
前記L-SIGの前記最適なPAPRは、前記PPDUを送信するときに用いられるRF(Radio Frequency)の組み合わせに基づいて獲得され、
前記RFの前記組み合わせは、160MHz能力を持った2個のRFの組み合わせ、又は320MHz能力を持った1個のRFを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記第2位相回転値は、[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1]であり、
前記第3位相回転値は、[1 1 1 -1]であり、
前記第1位相回転値は、前記第2位相回転値と前記第3位相回転値との積に基づいて獲得される、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記320MHz帯域は、第1の80MHz帯域、第2の80MHz帯域、第3の80MHz帯域及び第4の80MHz帯域を含み、
前記第3位相回転値の1番目の要素1は、前記第1の80MHz帯域に適用され、
前記第3位相回転値の2番目の要素1は、前記第2の80MHz帯域に適用され、
前記第3位相回転値の3番目の要素1は、前記第3の80MHz帯域に適用され、
前記第3位相回転値の4番目の要素-1は、前記第4の80MHz帯域に適用される、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記第1信号フィールドは、U-SIG(Universal-Signal)であり、前記第2信号フィールドは、EHT-SIG(Extremely High Throughput-Signal)であり、
前記第1信号フィールドは、第1プリアンブルパンクチャリングパターンに関する情報を含む、請求項7に記載の方法。
【請求項12】
WLAN(wireless local area network)システムにおける送信STA(station)であって、
メモリと、
送受信機と、
前記メモリ及び前記送受信機と動作できるように組み合わされたプロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、
PPDU(Physical Protocol Data Unit)を生成し、
前記PPDUを受信STAに送信する、
ように構成され、
前記PPDUは、レガシープリアンブル、第1信号フィールド及び第2信号フィールドを含み、
第1位相回転値が、320MHz帯域のために、前記レガシープリアンブル、前記第1信号フィールド及び前記第2信号フィールドに適用され、
前記第1位相回転値は、[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 -1 1 1 1]であり、
前記第1位相回転値の各値は、前記320MHz帯域の各20MHz帯域にそれぞれ適用され、
前記320MHz帯域は、第1~第16の20MHz帯域を含み、
前記第1位相回転値の1番目の1は、前記第1の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の2番目の-1は、前記第2の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の3番目の-1は、前記第3の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の4番目の-1は、前記第4の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の5番目の1は、前記第5の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の6番目の-1は、前記第6の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の7番目の-1は、前記第7の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の8番目の-1は、前記第8の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の9番目の1は、前記第9の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の10番目の-1は、前記第10の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の11番目の-1は、前記第11の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の12番目の-1は、前記第12の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値のうち13番目の-1は、前記第13の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の14番目の1は、前記第14の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の15番目の1は、前記第15の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の16番目の1は、前記第16の20MHz帯域に適用される、送信STA。
【請求項13】
命令を含むコンピューター可読記録媒体であって、
前記命令は、
少なくとも1つのプロセッサによって実行され、
送信STA(station)からPPDU(Physical Protocol Data Unit)を受信するステップと、
前記PPDUを復号するステップと、を含む方法を実行し、
前記PPDUは、レガシープリアンブル、第1信号フィールド及び第2信号フィールドを含み、
第1位相回転値が、320MHz帯域のために、前記レガシープリアンブル、前記第1信号フィールド及び前記第2信号フィールドに適用され、
前記第1位相回転値は、[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 -1 1 1 1]であり、
前記第1位相回転値の各値は、前記320MHz帯域の各20MHz帯域にそれぞれ適用され、
前記320MHz帯域は、第1~第16の20MHz帯域を含み、
前記第1位相回転値の1番目の1は、前記第1の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の2番目の-1は、前記第2の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の3番目の-1は、前記第3の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の4番目の-1は、前記第4の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の5番目の1は、前記第5の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の6番目の-1は、前記第6の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の7番目の-1は、前記第7の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の8番目の-1は、前記第8の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の9番目の1は、前記第9の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の10番目の-1は、前記第10の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の11番目の-1は、前記第11の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の12番目の-1は、前記第12の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値のうち13番目の-1は、前記第13の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の14番目の1は、前記第14の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の15番目の1は、前記第15の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の16番目の1は、前記第16の20MHz帯域に適用される、記録媒体。
【請求項14】
WLAN(wireless local area network)システムにおける装置であって、
メモリと、
前記メモリと動作できるように組み合わされたプロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、
送信STA(station)からPPDU(Physical Protocol Data Unit)を受信し、
前記PPDUを復号する、
ように構成され、
前記PPDUは、レガシープリアンブル、第1信号フィールド及び第2信号フィールドを含み、
第1位相回転値が、320MHz帯域のために、前記レガシープリアンブル、前記第1信号フィールド及び前記第2信号フィールドに適用され、
前記第1位相回転値は、[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 -1 1 1 1]であり、
前記第1位相回転値の各値は、前記320MHz帯域の各20MHz帯域にそれぞれ適用され、
前記320MHz帯域は、第1~第16の20MHz帯域を含み、
前記第1位相回転値の1番目の1は、前記第1の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の2番目の-1は、前記第2の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の3番目の-1は、前記第3の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の4番目の-1は、前記第4の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の5番目の1は、前記第5の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の6番目の-1は、前記第6の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の7番目の-1は、前記第7の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の8番目の-1は、前記第8の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の9番目の1は、前記第9の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の10番目の-1は、前記第10の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の11番目の-1は、前記第11の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の12番目の-1は、前記第12の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値のうち13番目の-1は、前記第13の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の14番目の1は、前記第14の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の15番目の1は、前記第15の20MHz帯域に適用され、
前記第1位相回転値の16番目の1は、前記第16の20MHz帯域に適用される、装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書は無線LANシステムにおいてPPDUを受信する技術に関するもので、より具体的には、広帯域に対して最適化された位相回転を適用してL-SIGに最適化されたPAPRを得る方法及び装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
WLAN(wireless local area network)は様々な方法で改善されてきた。例えば、IEEE802.11ax規格はOFDMA(orthogonal frequency division multiple access)及びDL MU MIMO(downlink multi-user multiple input,multiple output)技術を用いて、改善された通信環境を提案した。
【0003】
本明細書は新しい通信規格において活用できる技術的な特徴を提案する。例えば、新しい通信規格は最近議論になっているEHT(Extreme high throughput)規格である。EHT規格は新しく提案された帯域幅の増加、改善されたPPDU(PHY layer protocol data unit)構造、改善されたシーケンス、HARQ(Hybrid automatic repeat request)技術などを使用できる。EHT規格はIEEE802.11be規格と呼べる。
【0004】
新しい無線LAN規格では増加された個数の空間ストリームが用いられる。この場合、増加された個数の空間ストリームを適切に使用するために無線LANシステム内でのシグナリング技術を改善する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本明細書は無線LANシステムにおいて広帯域に対して最適化された位相回転を適用する方法及び装置を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書の一例は広帯域を介してPPDUを受信する方法を提案する。
【0007】
本実施形態は次世代無線LANシステム(IEEE 802.11beまたはEHT無線LANシステム)がサポートされるネットワーク環境において実行される。前記次世代無線LANシステムは802.11axシステムを改善した無線LANシステムとして802.11axシステムと下位互換性(backward compatibility)を満足することができる。
【0008】
本実施形態は広帯域(240MHzまたは320MHz)を介してPPDUを送信するとき、限られたプリアンブルパンクチャリングを考慮してL-SIGでの最適化されたPAPRを獲得できる位相回転値を設定する方法及び装置を提案する。
【0009】
受信STA(station)は送信STAから第1帯域を介してPPDU(Physical Protocol Data Unit)を受信する。
【0010】
前記受信STAは前記PPDUを復号する。
【0011】
前記PPDUはレガシープリアンブル(Legacy preamble)、第1及び第2信号フィールドを含む。前記レガシープリアンブルはL-STF(Legacy-Short Training Field)、L-LTF(Legacy-Long Training Field)及びL-SIG(Legacy-Signal)を含むことができる。前記第1信号フィールドはU-SIG(Universal-Signal)であり、前記第2信号フィールドはEHT-SIG(Extremely High Throughput-Signal)である。前記PPDUはEHT-STF、EHT-LTF及びデータフィールドをさらに含むことができる。
【0012】
前記レガシープリアンブル、前記第1及び第2信号フィールドは第1位相回転値に基づいて生成される。すなわち、位相回転はレガシープリアンブルから前記EHT-SIGまで適用される。
【0013】
前記広帯域が320MHz帯域である場合、前記第1位相回転値は[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 -1 1 1 1]である。
【発明の効果】
【0014】
本明細書において提案された実施形態によれば、限られたプリアンブルパンクチャリング状況において広帯域に対して最適化された位相回転値を提案することで、L-SIGのPAPRを下げて高い電力でPPDU送信が可能という新たな効果がある。これにより、PPDUの送信範囲(range)が増加して全体的な性能が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本明細書の送信装置及び/または受信装置の一例を示す。
図2】無線LAN(WLAN)の構造を示した概念図である。
図3】通常のリンク設定(link setup)過程を説明する図面である。
図4】IEEE規格において用いられるPPDUの一例を示した図面である。
図5】20MHz帯域上において用いられるリソースユニット(RU)の配置を示す図面である。
図6】40MHz帯域上において用いられるリソースユニット(RU)の配置を示す図面である。
図7】80MHz帯域上において用いられるリソースユニット(RU)の配置を示す図面である。
図8】HE-SIG-Bフィールドの構造を示す。
図9】MU-MIMO技術を介して複数のUser STAが同じRUに割り当てられる一例を示す。
図10】本明細書に用いられるPPDUの一例を示す。
図11】本明細書の送信装置及び/または受信装置の変形例を示す。
図12】本実施形態に係る、送信装置の動作を示した手順フロー図である。
図13】本実施形態に係る、受信装置の動作を示した手順フロー図である。
図14】本実施形態に係る、送信STAがPPDUを送信する手順を示したフロー図である。
図15】本実施形態に係る、受信STAがPPDUを受信する手順を示したフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本明細書において「AまたはB(A or B)」は「ただA」、「ただB」または「AとBの両方とも」を意味することができる。また、本明細書において「AまたはB(A or B)」は「A及び/またはB(A and/or B)」と解釈されることができる。例えば、本明細書において「A、BまたはC(A、B or C)」は「ただA」、「ただB」、「ただC」、または「A、B及びCの任意の全ての組み合わせ(any combination of A、B and C)」を意味することができる。
【0017】
本明細書で使われるスラッシュ(/)や読点(comma)は「及び/または(and/or)」を意味することができる。例えば、「A/B」は「A及び/またはB」を意味することができる。それによって、「A/B」は「ただA」、「ただB」、または「AとBの両方とも」を意味することができる。例えば、「A、B、C」は「A、BまたはC」を意味することができる。
【0018】
本明細書において「少なくとも一つのA及びB(at least one of A and B)」は、「ただA」、「ただB」または「AとBの両方とも」を意味することができる。また、本明細書において「少なくとも一つのAまたはB(at least one of A or B)」や「少なくとも一つのA及び/またはB(at least one of A and/or B)」という表現は「少なくとも一つのA及びB(at least one of A and B)」と同様に解釈されることができる。
【0019】
また、本明細書において「少なくとも一つのA、B及びC(at least one of A、B and C)」は、「ただA」、「ただB」、「ただC」、または「A、B及びCの任意の全ての組み合わせ(any combination of A、B and C)」を意味することができる。また、「少なくとも一つのA、BまたはC(at least one of A、B or C)」や「少なくとも一つのA、B及び/またはC(at least one of A、B and/or C)」は「少なくとも一つのA、B及びC(at least one of A、B and C)」を意味することができる。
【0020】
また、本明細書で使われる括弧は「例えば(for example)」を意味することができる。具体的には、「制御情報(PDCCH)」で表示された場合、「制御情報」の一例として「PDCCH」が提案されたものである。また、本明細書の「制御情報」は「PDCCH」に制限(limit)されずに、「PDDCH」が「制御情報」の一例として提案されたものである。また、「制御情報(即ち、PDCCH)」で表示された場合も、「制御情報」の一例として「PDCCH」が提案されたものである。
【0021】
本明細書において、一つの図面内で個別的に説明される技術的特徴は、個別的に具現されることもでき、同時に具現されることもできる。
【0022】
本明細書の以下の一例は様々な無線通信システムに適用される。例えば、本明細書の以下の一例は無線LAN(wireless local area network,WLAN)システムに適用される。例えば、本明細書はIEEE802.11a/g/n/acの規格や、IEEE802.11ax規格に適用される。また、本明細書は新しく提案されるEHT規格またはIEEE802.11be規格にも適用される。また、本明細書の一例はEHT規格またはIEEE802.11beを改善(enhance)した新しい無線LAN規格にも適用される。また、本明細書の一例は移動通信システムに適用される。例えば、3GPP(登録商標)(3rd Generation Partnership Project)規格に基づくLTE(Long Term Evolution)及びその進化(evoluation)に基づく移動通信システムに適用される。また、本明細書の一例は3GPP規格に基づく5GNR規格の通信システムに適用される。
【0023】
以下、本明細書の技術的な特徴を説明するために本明細書が適用される技術的な特徴を説明する。
【0024】
図1は本明細書の送信装置及び/または受信装置の一例を示す。
【0025】
図1の一例は以下で説明される様々な技術的な特徴を実行することができる。図1は少なくとも一つのSTA(station)に関連する。例えば、本明細書のSTA(110、120)は移動端末(mobile terminal)、無線機器(wireless device)、無線送受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit;WTRU)、ユーザ装置(User Equipment;UE)、移動局(Mobile Station;MS)、移動加入者ユニット(Mobile Subscriber Unit)または単にユーザ(user)などの様々な名称として呼ばれる。本明細書のSTA(110、120)はネットワーク、基地局(Base Station)、Node-B、AP(Access Point)、リピータ、ルータ、リレーなどの様々な名称で呼ばれる。本明細書のSTA(110、120)は受信装置、送信装置、受信STA、送信STA、受信Device、送信Deviceなど様々な名称で呼ばれる。
【0026】
例えば、STA(110、120)はAP(Access Point)役割を実行するかnon-AP役割を実行することができる。すなわち、本明細書のSTA(110、120)はAP及び/またはnon-APの機能を実行することができる。本明細書においてAPはAP STAとも表示できる。
【0027】
本明細書のSTA(110、120)はIEEE802.11規格以外の様々な通信規格をともにサポートすることができる。例えば、3GPP規格に係る通信規格(例えば、LTE、LTE-A、5GNR規格)などをサポートすることができる。また、本明細書のSTAは携帯電話、車両(vehicle)、パーソナルコンピューターなどの様々な装置に実装される。また、本明細書のSTAは音声通話、ビデオ通話、データ通信、自動走行(Self-Driving,Autonomous-Driving)などの様々な通信サービスのための通信をサポートすることができる。
【0028】
本明細書においてSTA(110、120)はIEEE802.11規格の規定に従う媒体アクセス制御(medium access control,MAC)と無線媒体に対する物理層(Physical Layer)インターフェースを含むことができる。
【0029】
図1(a)に基づいてSTA(110、120)を説明すると以下の通りである。
【0030】
第1STA(110)はプロセッサ(111)、メモリ(112)及びトランシーバ(113)を含む。示されたプロセッサ、メモリ及びトランシーバはそれぞれ別のチップとして実装されるか、少なくとも二つ以上のブロック/機能が一つのチップを介して実装される。
【0031】
第1STAのトランシーバ(113)は信号の送受信動作を実行する。具体的には、IEEE802.11パケット(例えば、IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/beなど)を送受信することができる。
【0032】
例えば、第1STA(110)はAPの意図された動作を実行することができる。例えば、APのプロセッサ(111)はトランシーバ(113)を介して信号を受信し、受信信号を処理し、送信信号を生成し、信号送信のための制御を実行することができる。APのメモリ(112)はトランシーバ(113)を介して受信された信号(すなわち、受信信号)を格納することができ、トランシーバを介して送信される信号(すなわち、送信信号)を格納することができる。
【0033】
例えば、第2STA(120)はNon-AP STAの意図された動作を実行することができる。例えば、non-APのトランシーバ(123)は信号の送受信動作を実行する。具体的には、IEEE802.11パケット(例えば、IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/beなど)を送受信することができる。
【0034】
例えば、Non-AP STAのプロセッサ(121)はトランシーバ(123)を介して信号を受信し、受信信号を処理し、送信信号を生成し、信号送信のための制御を実行することができる。Non-AP STAのメモリ(122)はトランシーバ(123)を介して受信された信号(すなわち、受信信号)を格納することができ、トランシーバを介して送信される信号(すなわち、送信信号)を格納することができる。
【0035】
例えば、以下の明細書においてAPと表示された装置の動作は第1STA(110)または第2STA(120)において実行される。例えば第1STA(110)がAPである場合、APと表示された装置の動作は第1STA(110)のプロセッサ(111)によって制御され、第1STA(110)のプロセッサ(111)によって制御されるトランシーバ(113)を介して関連する信号が送信されるか受信される。また、APの動作に関連する制御情報やAPの送信/受信信号は第1STA(110)のメモリ(112)に格納される。また、第2STA(110)がAPである場合、APと表示された装置の動作は第2STA(120)のプロセッサ(121)によって制御され、第2STA(120)のプロセッサ(121)によって制御されるトランシーバ(123)を介して関連する信号が送信されるか受信される。また、APの動作に関連する制御情報やAPの送信/受信信号は第2STA(110)のメモリ(122)に格納される。
【0036】
例えば、以下の明細書においてnon-AP(またはUser-STA)と表示された装置の動作は第1STA(110)または第2STA(120)において実行される。例えば、第2STA(120)がnon-APである場合、non-APと表示された装置の動作は第2STA(120)のプロセッサ(121)によって制御され、第2STA(120)のプロセッサ(121)によって制御されるトランシーバ(123)を介して関連する信号が送信されるか受信される。また、non-APの動作に関連する制御情報やAPの送信/受信信号は第2STA(120)のメモリ(122)に格納される。例えば、第1STA(110)がnon-APである場合、non-APと表示された装置の動作は第1STA(110)のプロセッサ(111)によって制御され、第1STA(120)のプロセッサ(111)によって制御されるトランシーバ(113)を介して関連する信号が送信されるか受信される。また、non-APの動作に関連する制御情報やAPの送信/受信信号は第1STA(110)のメモリ(112)に格納される。
【0037】
以下の明細書において(送信/受信)STA、第1STA、第2STA、STA1、STA2、AP、第1AP、第2AP、AP1、AP2、(送信/受信)Terminal、(送信/受信)Device、(送信/受信)apparatus、ネットワークなどと呼ばれる装置は図1のSTA(110、120)を意味する。例えば、具体的な符号なしに(送信/受信)STA、第1STA、第2STA、STA1、STA2、AP、第1AP、第2AP、AP1、AP2、(送信/受信)Terminal、(送信/受信)Device、(送信/受信)apparatus、ネットワークなどと表示された装置も図1のSTA(110、120)を意味する。例えば、以下の一例において様々なSTAが信号(例えば、PPPDU)を送受信する動作は図1のトランシーバ(113、123)において実行される場合がある。また、以下の一例において、様々なSTAが送受信信号を生成するか送受信信号のために事前にデータ処理や演算を実行する動作は図1のプロセッサ(111、121)において実行される場合がある。例えば、送受信信号を生成するか送受信信号のために事前にデータ処理や演算を実行する動作の一例は、1)PPDU内に含まれるサブフィールド(SIG,STF,LTF,Data)フィールドのビット情報を決定/獲得/構成/演算/デコード/エンコードする動作、2)PPDU内に含まれるサブフィールド(SIG,STF,LTF,Data)フィールドのために用いられる時間リソースや周波数リソース(例えば、サブキャリアリソース)などを決定/構成/獲得する動作、3)PPDU内に含まれるサブフィールド(SIG,STF,LTF,Data)フィールドのために用いられる特定のシーケンス(例えば、パイロットシーケンス、STF/LTFシーケンス、SIGに適用されるエクストラシーケンス)などを決定/構成/獲得する動作、4)STAに対して適用される電力制御動作及び/または省電力動作、5)ACK信号の決定/獲得/構成/演算/デコード/エンコードなどに関連する動作を含むことができる。また、以下の一例において様々なSTAが送受信信号の決定/獲得/構成/演算/デコード/エンコードのために使用する様々な情報(例えば、フィールド/サブフィールド/制御フィールド/パラメータ/パワーなどに関連する情報)は図1のメモリ(112、122)に格納される。
【0038】
上述した図1(a)の装置/STAは図1(b)のように変形される。以下の図1(b)に基づいて、本明細書のSTA(110、120)を説明する。
【0039】
例えば、図1(b)に示されたトランシーバ(113、123)は上述した図1(a)に示されたトランシーバと同じ機能を実行することができる。例えば、図1(b)に示されたプロセシングチップ(114、124)はプロセッサ(111、121)及びメモリ(112、122)を含むことができる。図1(b)に示されたプロセッサ(111、121)及びメモリ(112、122)は上述した図1(a)に示されたプロセッサ(111、121)及びメモリ(112、122)と同じ機能を実行することができる。
【0040】
以下で説明される、移動端末(mobile terminal)、無線機器(wireless device)、無線送受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit;WTRU)、ユーザ装置(User Equipment;UE)、移動局(Mobile Station;MS)、移動加入者ユニット(Mobile Subscriber Unit)、ユーザ(user)、ユーザSTA、ネットワーク、基地局(Base Station)、Node-B、AP(Access Point)、リピータ、ルータ、リレー、受信装置、送信装置、受信STA、送信STA、受信Device、送信Device、受信Apparatus、及び/または送信Apparatusは、図1(a)/(b)に示されたSTA(110、120)を意味するか、図1(b)に示されたプロセシングチップ(114、124)を意味する。すなわち、本明細書の技術的な特徴は、図1(a)/(b)に示されたSTA(110、120)に実行できるか、図1(b)に示されたプロセシングチップ(114、124)でのみ実行される場合がある。例えば、送信STAが制御信号を送信する技術的な特徴は、図1(a)/(b)に示されたプロセッサ(111、121)において生成された制御信号が図1(a)/(b)に示されたトランシーバ(113、123)を介して送信される技術的な特徴として理解できる。または、送信STAが制御信号を送信する技術的な特徴は、図1(b)に示されたプロセシングチップ(114、124)においてトランシーバ(113、123)に伝送される制御信号が生成される技術的な特徴として理解できる。
【0041】
例えば、受信STAが制御信号を受信する技術的な特徴は、図1(a)に示されたトランシーバ(113、123)によって制御信号が受信される技術的な特徴として理解できる。または、受信STAが制御信号を受信する技術的な特徴は、図1(a)に示されたトランシーバ(113、123)に受信された制御信号が図1(a)に示されたプロセッサ(111、121)によって獲得される技術的な特徴として理解できる。または、受信STAが制御信号を受信する技術的な特徴は、図1(b)に示されたトランシーバ(113、123)に受信された制御信号が図1(b)に示されたプロセシングチップ(114、124)によって獲得される技術的な特徴として理解できる。
【0042】
図1(b)を参照すると、メモリ(112、122)内にソフトウェアコード(115、125)が含まれる。ソフトウェアコード(115、125)はプロセッサ(111、121)の動作を制御するinstructionが含まれる。ソフトウェアコード(115、125)は様々なプログラミング言語で含まれる。
【0043】
図1に示されたプロセッサ(111、121)またはプロセシングチップ(114、124)はASIC(application-specific integrated circuit)、他のチップセット、論理回路及び/またはデータ処理装置を含むことができる。プロセッサはAP(application processor)である。例えば、図1に示されたプロセッサ(111、121)またはプロセシングチップ(114、124)はDSP(digital signal processor)、CPU(central processing unit)、GPU(graphics processing unit)、モデム(Modem;modulator and demodulator)のうち、少なくとも一つを含むことができる。例えば、図1に示されたプロセッサ(111、121)またはプロセシングチップ(114、124)はQualcomm(登録商標)によって製造されたSNAPDRAGONTMシリーズプロセッサ、Samsung(登録商標)によって製造されたEXYNOSTMシリーズプロセッサ、Apple(登録商標)によって製造されたAシリーズプロセッサ、MediaTek(登録商標)によって製造されたHELIOTMシリーズプロセッサ、INTEL(登録商標)によって製造されたATOMTMシリーズプロセッサまたはこれを改善(enhance)したプロセッサである。
【0044】
本明細書においてアップリンクはnon-AP STAからAP STAへの通信のためのリンクを意味し、アップリンクを介してアップリンクPPDU/パケット/信号などが送信される。また、本明細書においてダウンリンクはAP STAからnon-AP STAへの通信のためのリンクを意味し、ダウンリンクを介してダウンリンクPPDU/パケット/信号などが送信される。
【0045】
図2は無線LAN(WLAN)の構造を示した概念図である。
【0046】
図2の上部はIEEE(institute of electrical and eletronic engineers)802.11のインフラストラクチャーBSS(basic service set)の構造を示す。
【0047】
図2の上部を参照すると、無線LANシステムは一つまたはそれ以上のインフラストラクチャーBSS(200、205)(以下、BSS)を含むことができる。BSS(200、205)は正常に同期を行って互いに通信できるAP(access point,225)及びSTA1(Station,200-1)のようなAPとSTAのセットとして、特定の領域を指す概念ではない。BSS(205)は一つのAP(230)に一つ以上の結合可能なSTA(205-1、205-2)を含めることができる。
【0048】
BSSは少なくとも一つのSTA、配信サービス(distribution Service)を提供するAP(225、230)及び多数のAPを繋げる配信システム(distribution System,DS,210)を含むことができる。
【0049】
配信システム(210)は複数のBSS(200、205)を接続して拡張サービスセットであるESS(extended service set,240)を実装することができる。ESS(240)は一つまたは複数個のAPが配信システム(210)を介して接続されてできた一つのネットワークを指示する用語として使用される。一つのESS(240)に含まれるAPは同じSSID(service set identification)を持つ。
【0050】
ポータル(portal,220)は無線LANネットワーク(IEEE802.11)と他のネットワーク(例えば、802.X)との接続を実行するブリッジ役割を実行することができる。
【0051】
図2の上部のようなBSSではAP(225、230)の間のネットワーク及びAP(225、230)とSTA(200-1、205-1、205-2)の間のネットワークが実装される。しかし、AP(225、230)なしにSTA間でもネットワークを設定して通信を行うこともできる。AP(225、230)なしにSTA間でもネットワークを設定して通信を行うネットワークをアドホックネットワーク(Ad-Hoc network)または独立BSS(independent basic service set,IBSS)と定義する。
【0052】
図2の下部はIBSSを示した概念図である。
【0053】
図2の下部を参照すると、IBSSはアドホックモードに動作するBSSである。IBSSはAPを含まないため中央において管理機能を実行するエンティティ(centralized management entity)がない。すなわち、IBSSにおいてSTA(250-1、250-2、250-3、255-4、255-5)は分散方法(distributed manner)で管理される。IBSSでは全てのSTA(250-1、250-2、250-3、255-4、255-5)が移動STAで構成され、配信システムへの接続が許可されず自己完備ネットワーク(self-contained network)を構成する。
【0054】
図3は通常のリンク設定(link setup)過程を説明する図面である。
【0055】
示されたS310ステップにおいてSTAはネットワークを見つける動作を実行することができる。ネットワークを見つける動作はSTAのスキャニング(scanning)動作を含むことができる。すなわち、STAがネットワークにアクセスするためには参加可能なネットワークを見つける必要がある。STAは無線ネットワークに参加する前に互換性のあるネットワークを識別する必要があるが、特定の領域に存在するネットワークの識別過程をスキャニングという。スキャニング方法にはアクティブスキャン(active scanning)とパッシブスキャン(passive scanning)がある。
【0056】
図3では例示的に、アクティブスキャン過程を含むネットワークを見つける動作を示す。アクティブスキャンにおいてスキャニングを行うSTAはチャネルを移動させ周辺にどのAPが存在するか探索するためにプローブ要求フレーム(probe request frame)を送信しこれに対する応答を待つ。応答者(responder)はプローブ要求フレームを送信したSTAへプローブ要求フレームに対する応答にプローブ応答フレーム(probe response frame)を送信する。ここで、応答者はスキャニングされているチャネルのBSSにおいて最後にビーコンフレーム(beacon frame)を送信したSTAである。BSSではAPがビーコンフレームを送信するためAPが応答者になり、IBSSではIBSS内のSTAが戻ってビーコンフレームを送信するため、応答者が一定ではない。例えば、1番チャネルにおいてプローブ要求フレームを送信し1番チャネルにおいてプローブ応答フレームを受信したSTAは、受信したプローブ応答フレームに含まれたBSS関連情報を格納し次のチャネル(例えば、2番チャネル)に移動して同じ方法にスキャニング(すなわち、2番チャネル上においてプローブ要求/応答送受信)を実行することができる。
【0057】
図3の一例と表示されてはいないが、スキャニング動作はパッシブスキャン方法で実行される場合もある。パッシブスキャンに基づいてスキャニングを行うSTAはチャネルを移動しながらビーコンフレームを待つことができる。ビーコンフレームはIEEE802.11において管理フレーム(management frame)のうちの一つとして、無線ネットワークの存在を知らせ、スキャニングを行うSTAに無線ネットワークを見つけて、無線ネットワークに参加できるように周期的に送信される。BSSにおいてAPがビーコンフレームを周期的に送信する役割を実行し、IBSSではIBSS内のSTAが戻ってビーコンフレームを送信する。スキャニングを行うSTAはビーコンフレームを受信すればビーコンフレームに含まれたBSSに対する情報を格納し、他のチャネルに移動しながら各チャネルにおいてビーコンフレーム情報を記録する。ビーコンフレームを受信したSTAは、受信したビーコンフレームに含まれたBSS関連情報を格納し、次のチャネルに移動して同じ方法で次のチャネルにおいてスキャニングを行うことができる。
【0058】
ネットワークを発見したSTAは、ステップS320を介して認証過程を実行することができる。このような認証過程は後述するステップS340のセキュリティ設定動作と明確に区分するために第1認証(first authentication)過程と称する。S320の認証過程は、STAが認証要求フレーム(authentication request frame)をAPへ送信し、これに応答してAPが認証応答フレーム(authentication response frame)をSTAへ送信する過程を含むことができる。認証要求/応答に用いられる認証フレーム(authentication frame)は管理フレームに該当する。
【0059】
認証フレームは認証アルゴリズム番号(authentication algorithm number)、認証取引シーケンス番号(authentication transaction sequence number)、ステータスコード(status code)、チャレンジテキスト(challenge text)、RSN(Robust Security Network)、有限巡回群(Finite Cyclic Group)などに対する情報を含むことができる。
【0060】
STAは認証要求フレームをAPへ送信することができる。APは受信された認証要求フレームに含まれた情報に基づいて、該当STAに対する認証を許可するか否かを決定することができる。APは認証処理の結果を認証応答フレームを介してSTAに提供することができる。
【0061】
正常に認証されたSTAはステップS330に基づいて接続過程を実行することができる。接続過程はSTAが接続要求フレーム(association request frame、アソシエーション要求フレーム)をAPへ送信し、これに応答してAPが接続応答フレーム(association response frame、アソシエーション応答フレーム)をSTAへ送信する過程を含む。例えば、接続要求フレームは様々な能力(capabillity)に関連する情報、ビーコンリスンインターバル(listen interval)、SSID(service set identifier)、サポートレート(supported rates)、サポートチャネル(supported channels)、RSN、移動性ドメイン、サポートオペレーティングクラス(supported operating classes)、TIM放送要求(Traffic Indication Map Broadcast request)、相互動作(inter working)サービス能力などに対する情報を含むことができる。例えば、接続応答フレームは様々な能力に関連する情報、ステータスコード、AID(Association ID)、サポートレート、EDCA(Enhanced Distributed Channel Access)パラメータセット、RCPI(Received Channel Power Indicator)、RSNI(Received Signal to Noise Indicator)、移動性ドメイン、タイムアウトインターバル(アソシエーションカムバック時間(association comeback time))、重複(overlapping)BSSスキャンパラメータ、TIM放送応答、QoSマップなどの情報を含むことができる。
【0062】
以後、S340ステップにおいて、STAはセキュリティ設定過程を実行することができる。ステップS340のセキュリティ設定過程は、例えば、EAPOL(Extesible Authntication Protocol over LAN)フレームを介した4ウェイ(way)ハンドシェイクを介して、プライベートキー設定(private key setup)をする過程を含むことができる。
【0063】
図4はIEEE規格において用いられるPPDUの一例を示した図面である。
【0064】
示されたように、IEEEa/g/n/acなどの規格では様々な形のPPDU(PHY protocol data unit)が使用される。具体的には、LTF、STFフィールドはトレーニング信号を含み、SIG-A、SIG-Bには受信ステーションのための制御情報が含まれ、データフィールドにはPSDU(MAC PDU/Aggregated MAC PDU)に相応するユーザデータが含まれた。
【0065】
また、図4はIEEE802.11ax規格のHE PPDUの一例も含む。図4に係るHE PPDUは多重ユーザのためのPPDUの一例として、HE-SIG-Bは多重ユーザのための場合にのみ含まれ、単一ユーザのためのPPDUには該当HE-SIG-Bが省略される。
【0066】
示されたように、多重ユーザ(Multiple User;MU、マルチユーザ)のためのHE-PPDUはL-STF(legacy-short training field)、L-LTF(legacy-long training field)、L-SIG(legacy-signal)、HE-SIG-A(high efficiency-signal A)、HE-SIG-B(high efficiency-signal-B)、HE-STF(high efficiency-short training field)、HE-LTF(high efficiency-long training field)、データフィールド(またはMACペイロード)及びPE(Packet Extension)フィールドを含むことができる。それぞれのフィールドは示された時間区間(すなわち、4または8μsなど)の間に送信される。
【0067】
以下のように、PPDUにおいて用いられるリソースユニット(RU)を説明する。リソースユニットは複数個のサブキャリア(またはトーン)を含むことができる。リソースユニットはOFDMA技術に基づいて多数のSTAへ信号を送信する場合に使用される。また、一つのSTAへ信号を送信する場合にもリソースユニットが定義される。リソースユニットはSTF、LTF、データフィールドなどのために使用される。
【0068】
図5は20MHz帯域上において用いられるリソースユニット(RU)の配置を示す図面である。
【0069】
図5に示されたように、互い異なる個数のトーン(すなわち、サブキャリア)に対応されるリソースユニット(Resource Unit;RU)が使用されHE-PPDUの一部のフィールドを構成することができる。例えば、HE-STF、HE-LTF、データフィールドに対して示されたRU単位でリソースが割り当てられる。
【0070】
図5の最上部に示されたように、26ユニット(すなわち、26個のトーンに相応するユニット)が配置される。20MHz帯域の左端(leftmost)帯域には6個のトーンがガード(Guard)帯域に使用され、20MHz帯域の右端(rightmost)帯域には5個のトーンがガード帯域に使用される。また、中心帯域、すなわちDC帯域には7個のDCトーンが挿入され、DC帯域の左右に各13個のトーンに相応する26-ユニットが存在する場合がある。また、その他の帯域には26ユニット、52ユニット、106ユニットが割り当てられる。各ユニットは受信ステーション、すなわちユーザのために割り当てられる。
【0071】
その一方で、図5のRU配置は多数のユーザ(MU)のための状況のみならず、単一ユーザ(SU)のための状況でも活用され、この場合には図5の最下部に示されたように1個の242ユニットを使用することが可能であり、この場合は3個のDCトーンが挿入される。
【0072】
図5の一例では様々なサイズのRU、すなわち、26RU、52RU、106RU、242RUなどが提案されたように、このようなRUの具体的なサイズは拡張または増加することがあるため、本実施例は各RUの具体的なサイズ(すなわち、相応するトーンの個数)に限らない。
【0073】
図6は40MHz帯域上において用いられるリソースユニット(RU)の配置を示す図面である。
【0074】
図5の一例において様々なサイズのRUが使用されたことと同様に、図6の一例も26RU、52RU、106RU、242RU、484RUなどが用いられる。また、中心周波数には5個のDCトーンが挿入され、40MHz帯域の左端(leftmost)帯域には12個のトーンがガード(Guard)帯域に使用され、40MHz帯域の右端(rightmost)帯域には11個のトーンがガード帯域に使用される。
【0075】
また、示されたように、単一ユーザのために用いられる場合、484RUが使用できる。その一方で、RUの具体的な個数が変更できるということは図4の一例と同じである。
【0076】
図7は80MHz帯域上において用いられるリソースユニット(RU)の配置を示す図面である。
【0077】
図5及び図6の一例において様々なサイズのRUが使用されたことと同様に、図7の一例も26RU、52RU、106RU、242RU、484RU、996RUなどが使用できる。また、中心周波数には7個のDCトーンが挿入され、80MHz帯域の左端(leftmost)帯域には12個のトーンがガード(Guard)帯域に使用され、80MHz帯域の右端(rightmost)帯域には11個のトーンがガード帯域に使用される。また、DC帯域の左右に位置するそれぞれ13個のトーンを使用した26RUを使用することができる。
【0078】
また、示されたように、単一ユーザのために使用される場合、996RUが使用でき、この場合は5個のDCトーンが挿入される。
【0079】
本明細書において説明されたRUはUL(Uplink)通信及びDL(Downlink)通信に用いられる。例えば、Trigger frameによってsolicitされるUL-MU通信が行われる場合、送信STA(例えば、AP)はTrigger frameを介して第1STAには第1RU(例えば、26/52/106/242RUなど)を割り当て、第2STAには第2RU(例えば、26/52/106/242RUなど)を割り当てることができる。以後、第1STAは第1RUに基づいて第1Trigger-Based PPDUを送信することができ、第2STAは第2RUに基づいて第2Trigger-Based PPDUを送信することができる。第1/第2Trigger-Based PPDUは同じ時間区間にAPへ送信される。
【0080】
例えば、DL MU PPDUが設定される場合、送信STA(例えば、AP)は第1STAには第1RU(例えば、26/52/106/242RUなど)を割り当て、第2STAには第2RU(例えば、26/52/106/242RUなど)を割り当てることができる。すなわち、送信STA(例えば、AP)は一つのMU PPDU内で第1RUを介して第1STAのためのHE-STF、HE-LTF、Dataフィールドを送信することができ、第2RUを介して第2STAのためのHE-STF、HE-LTF、Dataフィールドを送信することができる。
【0081】
RUの配置に関する情報はHE-SIG-Bを介してシグナルされる。
【0082】
図8はHE-SIG-Bフィールドの構造を示す。
【0083】
示されたように、HE-SIG-Bフィールド(810)は共通フィールド(820)及びユーザ個別(user-specific)フィールド(830)を含む。共通フィールド(820)はSIG-Bを受信する全てのユーザ(すなわち、ユーザSTA)に共通して適用する情報を含むことができる。ユーザ個別フィールド(830)はユーザ-個別制御フィールドと呼べる。ユーザ個別フィールド(830)は、SIG-Bが複数のユーザへ伝送される場合、複数のユーザのうちいずれか一部にのみ適用できる。
【0084】
図8に示されたように共通フィールド(820)及びユーザ個別フィールド(830)は別途エンコードできる。
【0085】
共通フィールド(820)はN*8ビットのRU allocation情報を含むことができる。例えば、RU allocation情報はRUの位置(location)に関する情報を含むことができる。例えば、図5のように20MHzチャネルが使用される場合、RU allocation情報はどの周波数帯域にどのRU(26RU/52RU/106RU)が配置されるかに関する情報を含むことができる。
【0086】
RU allocation情報が8ビットで設定される場合の一例は次の通りである。
【0087】
【表1】
【0088】
図5の一例のように、20MHzチャネルには最大9個の26RUが割り当てられる。表1のように共通フィールド(820)のRU allocation情報が「00000000」のように設定される場合、対応するチャネル(すなわち、20MHz)には9個の26RUが割り当てられる。また、表1のように共通フィールド(820)のRU allocation情報が「00000001」のように設定される場合、対応するチャネルに7個の26RUと1個の52RUが配置される。すなわち、図5の一例において再右では52RUが割り当てられ、その左側には7個の26RUが割り当てられる。
【0089】
表1の一例はRU allocation情報が表示できるRU locationのうち一部のみを表示したものである。
【0090】
例えば、RU allocation情報は下記の表2の一例をさらに含むことができる。
【0091】
【表2】
【0092】
「01000y2y1y0」は20MHzチャネルの左端に106RUが割り当てられ、その右側に5個の26RUが割り当てられる一例に関連する。この場合、106RUに対してはMU-MIMO技術に基づいて多数のSTA(例えば、User-STA)が割り当てられる。具体的には106RUに対しては最大8個のSTA(例えば、User-STA)が割り当てられ、106RUに割り当てられるSTA(例えば、User-STA)の個数は3ビット情報(y2y1y0)に基づいて決定される。例えば、3ビット情報(y2y1y0)がNに設定される場合、106RUにMU-MIMO技術に基づいて割り当てられるSTA(例えば、User-STA)の個数はN+1である。
【0093】
通常、複数のRUに対しては互い異なる複数のSTA(例えば、User STA)が割り当てられる。しかし、特定のサイズ(例えば、106サブキャリア)以上の一つのRUに対してはMU-MIMO技術に基づいて複数のSTA(例えばUser STA)が割り当てられる。
【0094】
図8に示されたように、ユーザ個別フィールド(830)は複数個のユーザフィールドを含むことができる。上述したように、共通フィールド(820)のRU allocation情報に基づいて特定のチャネルに割り当てられるSTA(例えばUser STA)の個数が決定される。例えば、共通フィールド(820)のRU allocation情報が「00000000」である場合、9個の26RUそれぞれに1個ずつのUser STAが割り当て(すなわち、合計9個のUser STAが割り当て)られる。すなわち、最大9個のUser STAがOFDMA技術を介して特定のチャネルに割り当てられる。また最大9個のUser STAがnon-MU-MIMO技術を介して特定のチャネルに割り当てられる。
【0095】
例えば、RU allocationが「01000y2y1y0」に設定される場合、左端に配置される106RUにはMU-MIMO技術を介して複数のUser STAが割り当てられ、その右側に配置される5個の26RUにはnon-MU-MIMO技術を介して5個のUser STAが割り当てられる。このような場合は図9の一例を介して具体化される。
【0096】
図9はMU-MIMO技術を介して複数のUser STAが同じRUに割り当てられる一例を示す。
【0097】
例えば、図9のようにRU allocationが「01000010」に設定される場合、表2に基づいて、特定のチャネルの左端には106RUが割り当てられ、その右側には5個の26RUが割り当てられる。また、106RUには合計3個のUser STAがMU-MIMO技術を介して割り当てられる。結果的に合計8個のUser STAが割り当てられるため、HE-SIG-Bのユーザ個別フィールド(830)は8個のUser fieldを含むことができる。
【0098】
8個のUser fieldは図9に示された順序で含まれる。また、図8において示されたように、2個のUser fieldは1個のUser block fieldに実装される。
【0099】
図8及び図9に示されているUser fieldは2個のフォーマットに基づいて設定される。すなわち、MU-MIMO技術に関連するUser fieldは第1フォーマットで構成され、non-MU-MIMO技術に関連するUser fieldは第2フォーマットで設定される。図9の一例を参照すると、User field1からUser field3は第1フォーマットに基づき、User field4からUser field8は第2フォーマットに基づく。第1フォーマットまたは第2フォーマットは同じ長さ(例えば、21ビット)のビット情報を含むことができる。
【0100】
それぞれのUser fieldは同じサイズ(例えば、21ビット)を持つことができる。例えば、第1フォーマット(MU-MIMO技術のフォーマット)のUser fieldは次のように設定される。
【0101】
例えば、User field(すなわち、21ビット)内の第1ビット(例えば、B0-B10)は当該User fieldが割り当てられるUser STAの識別情報(例えば、STA-ID、partial AIDなど)を含むことができる。また、User field(すなわち、21ビット)内の第2ビット(例えば、B11-B14)は空間設定(spatial configuration)に関する情報を含むことができる。
【0102】
また、User field(すなわち、21ビット)内の第3ビット(すなわち、B15-18)はMCS(Modulation and coding scheme)情報を含むことができる。MCS情報は当該SIG-Bが含まれるPPDU内のデータフィールドに適用される。
【0103】
本明細書において用いられるMCS、MCS情報、MCSインデックス、MCSフィールドなどは特定のインデックス値に表示することができる。例えば、MCS情報はインデックス0からインデックス11に表示することができる。MCS情報はコンスタレーション変調タイプ(例えば、BPSK、QPSK、16-QAM、64-QAM、256-QAM、1024-QAMなど)に関する情報、及び符号化率(例えば、1/2、2/3、3/4、5/6など)に関する情報を含むことができる。MCS情報にはチャネルコーディングタイプ(例えば、BCCまたはLDPC)に関する情報が除外される。
【0104】
また、User field(すなわち、21ビット)内の第4ビット(すなわち、B19)はReservedフィールドである。
【0105】
また、User field(すなわち、21ビット)内の第5ビット(すなわち、B20)はコーディングタイプ(例えば、BCCまたはLDPC)に関する情報を含むことができる。すなわち、第5ビット(すなわち、B20)は当該SIG-Bが含まれるPPDU内のデータフィールドに適用されたチャネルコーディングのタイプ(例えば、BCCまたはLDPC)に関する情報を含むことができる。
【0106】
上述の一例は第1フォーマット(MU-MIMO技術のフォーマット)のUser Fieldに関連する。第2フォーマット(non-MU-MIMO技術のフォーマット)のUser fieldの一例は以下の通りである。
【0107】
第2フォーマットのUser field内の第1ビット(例えば、B0-B10)はUser STAの識別情報を含むことができる。また、第2フォーマットのUser field内の第2ビット(例えば、B11-B13)は当該RUに適用される空間ストリーム(spatial stream)の数に関する情報を含むことができる。また、第2フォーマットのUser field内の第3ビット(例えば、B14)はbeamforming steering matrixが適用されるか否かに関する情報が含まれる。第2フォーマットのUser field内の第4ビット(例えば、B15-B18)はMCS(Modulation and coding scheme)情報を含むことができる。また、第2フォーマットのUser field内の第5ビット(例えば、B19)はDCM(Dual Carrier Modulation)が適用されるか否かに関する情報を含むことができる。また、第2フォーマットのUser field内の第6ビット(すなわち、B20)はコーディングタイプ(例えば、BCCまたはLDPC)に関する情報を含むことができる。
【0108】
下記、本明細書のSTAにおいて送信/受信されるPPDUが説明される。
【0109】
図10は本明細書に用いられるPPDUの一例を示す。
【0110】
図10のPPDUはEHT PPDU、送信PPDU、受信PPDU、第1タイプまたは第NタイプPPDUなどの様々な名称で呼ぶことができる。例えば、本明細書においてPPDUまたはEHT PPDUは、送信PPDU、受信PPDU、第1タイプまたは第NタイプPPDUなどの様々な名称で呼ぶことができる。また、EHT PPUはEHTシステム及び/またはEHTシステムを改善した新しい無線LANシステムにおいて用いられる。
【0111】
図10のPPDUはEHTシステムにおいて用いられるPPDUタイプのうち、一部または全部を示すことができる。例えば、図10の一例はSU(single-user)モード及びMU(multi-user)モード全部のために使用できる。別の言い方をすれば、図10のPPDUは1つの受信STAまたは複数の受信STAのためのPPDUである。図10のPPDUがTB(Trigger-based)モードのために用いられる場合、図10のEHT-SIGは省略することができる。別の言い方をすれば UL-MU(Uplink-MU)通信のためのTrigger frameを受信したSTAは、図10の一例においてEHT-SIGが省略されたPPDUを送信することができる。
【0112】
図10においてL-STFからEHT-LTFはプリアンブル(preamble)または物理プリアンブル(physical preamble)と呼ぶことができ、物理層によって生成/送信/受信/獲得/デコーディングされる。
【0113】
図10のL-STF、L-LTF、L-SIG、RL-SIG、U-SIG、EHT-SIGフィールドのsubcarrier spacingは312.5 kHzと決定され、EHT-STF、EHT-LTF、Dataフィールドのsubcarrier spacingは78.125kHzと決定される。すなわち、L-STF、L-LTF、L-SIG、RL-SIG、U-SIG、EHT-SIGフィールドのtone index(またはsubcarrier index)は312.5 kHz単位で表示され、EHT-STF、EHT-LTF、Dataフィールドのtone index(またはsubcarrier index)は78.125kHz単位で表示することができる。
【0114】
図10のPPDUはL-LTF及びL-STFは従来のフィールドと同じであり得る。
【0115】
図10のL-SIGフィールドは、例えば、24ビットのビット情報を含むことができる。例えば、24ビット情報は4ビットのRateフィールド、1ビットのReservedビット、12ビットのLengthフィールド、1ビットのParityビット及び、6ビットのTailビットを含むことができる。例えば、12ビットのLengthフィールドはPPDUの長さまたはtime durationに関する情報を含むことができる。例えば、12ビットLengthフィールドの値はPPDUのタイプに基づいて決定される。例えば、PPDUがnon-HT、HT、VHT PPDUであるかEHT PPDUである場合、Lengthフィールドの値は3の倍数で決定される。例えば、PPDUがHE PPDUである場合、Lengthフィールドの値は「の倍数+1」または「の倍数+2」で決定される。別の言い方をすれば、non-HT、HT、VHT PPDUであるかEHT PPDUのためにLengthフィールドの値は3の倍数で決定され、HE PPDUのためにLengthフィールドの値は「3の倍数+1」または「の倍数+2」に決定される。
【0116】
例えば、送信STAはL-SIGフィールドの24ビット情報に対して1/2の符号化率(code rate)に基づいたBCCエンコーディングを適用することができる。その後、送信STAは48ビットのBCC符号化ビットを獲得することができる。48ビットの符号化ビットに対してはBPSK変調が適用され48個のBPSKシンボルが生成される。送信STAは48個のBPSKシンボルを、パイロットサブキャリア{サブキャリアインデックス-21、-7、+7、+21}及びDCサブキャリア{サブキャリアインデックス0}を除いた位置にマッピングすることができる。その結果、48個のBPSKシンボルはサブキャリアインデックス-26から-22、-20から-8、-6から-1、+1から+6、+8から+20、及び+22から+26にマッピングされる。送信STAはサブキャリアインデックス{-28、-27、+27、28}に{-1、-1、-1、1}の信号をさらにマッピングすることができる。上記の信号は{-28、-27、+27、28}に対応する周波数領域に対するチャネル推定のために用いられる。
【0117】
送信STAはL-SIGと同じように生成されるRL-SIGを生成することができる。RL-SIGに対してはBPSK変調が適用される。受信STAはRL-SIGの存在に基づいて受信PPDUがHE PPDUまたはEHT PPDUであることがわかる。
【0118】
図10のRL-SIG以降にはU-SIG(Universal SIG)が挿入される。U-SIGは第1SIGフィールド、第1SIG、第1タイプSIG、制御信号、制御信号フィールド、第1(タイプ)制御信号などの様々な名称で呼ぶことができる。
【0119】
U-SIGはNビットの情報を含むことができ、EHT PPDUのタイプを識別するための情報を含むことができる。例えば、U-SIGは2個のシンボル(例えば、連続する2個のOFDMシンボル)に基づいて設定される。U-SIGのための各シンボル(例えば、OFDMシンボル)は4usのdurationを持つことができる。U-SIGの各シンボルは26ビット情報を送信するために用いられる。例えば、U-SIGの各シンボルは52個のデータトーンと4個のパイロットトーンに基づいて送受信される。
【0120】
U-SIG(またはU-SIGフィールド)を介しては、例えば、Aビット情報(例えば、52 un-coded bit)が送信され、U-SIGの第1シンボルは総Aビット情報のうち、最初のXビット情報(例えば、26 un-coded bit)を送信し、U-SIGの第2シンボルは総Aビット情報のうち、残りのYビット情報(例えば、26 un-coded bit)を送信することができる。例えば、送信STAは各U-SIGシンボルに含まれる26 un-coded bitを獲得することができる。送信STAはR=1/2のrateに基づいてconvolutional encoding(すなわち、BCCエンコーディング)を実行して52-coded bitを生成し、52-coded bitに対するインターリーブを実行することができる。送信STAはインターリーブされた52-coded bitに対してBPSK変調を実行して各U-SIGシンボルに割り当てられる52個のBPSKシンボルを生成することができる。1つのU-SIGシンボルはDCインデックス0を除いて、サブキャリアインデックス-28からサブキャリアインデックス+28までの56個のトーン(サブキャリア)に基づいて送信される。送信STAが生成した52個のBPSKシンボルはパイロットトーンである-21、-7、+7、+21 トーンを除いた残りのトーン(サブキャリア)に基づいて送信される。
【0121】
例えば、U-SIGによって送信されるAビット情報(例えば、52 un-coded bit)はCRCフィールド(例えば、4ビットの長さのフィールド)及びテールフィールド(例えば、6ビットの長さのフィールド)を含むことができる。前記CRCフィールド及びテールフィールドはU-SIGの第2シンボルを介して送信される。前記CRCフィールドはU-SIGの第1シンボルに割り当てられる26ビットと第2シンボル内において前記CRC/テールフィールドを除いた残りの16ビットに基づいて生成され、従来のCRC calculationアルゴリズムに基づいて生成される。また、前記テールフィールドはconvolutional decoderのtrellisをterminateするために用いられ、例えば、「」と設定される。
【0122】
U-SIG(またはU-SIGフィールド)によって送信されるAビット情報(例えば、52 un-coded bit)はversion-independent bitsとversion-dependent bitsに分けることができる。例えば、version-independent bitsのサイズは固定であるか可変である。例えば、version-independent bitsはU-SIGの第1シンボルにのみ割り当てられるか、version-independent bitsはU-SIGの第1シンボル及び第2シンボル全部に割り当てられる。例えば、version-independent bitsとversion-dependent bitsは第1制御ビット及び第2制御ビットなどの様々な名称で呼ぶことができる。
【0123】
例えば、U-SIGのversion-independent bitsは3ビットのPHY version identifierを含むことができる。例えば、3ビットのPHY version identifierは送受信PPDUのPHY versionに関連する情報を含むことができる。例えば、3ビットのPHY version identifierの第1値は送受信PPDUがEHT PPDUであることを指示することができる。別の言い方をすれば、送信STAはEHT PPDUを送信する場合、3ビットのPHY version identifierを第1値に設定することができる。別の言い方をすれば、受信STAは第1値を有するPHY version identifierに基づいて、受信PPDUがEHT PPDUであることを判断することができる。
【0124】
例えば、U-SIGのversion-independent bitsは1ビットのUL/DL flagフィールドを含むことができる。1ビットのUL/DL flagフィールドの第1値はUL通信に関連し、UL/DL flagフィールドの第2値はDL通信に関連する。
【0125】
例えば、U-SIGのversion-independent bitsはTXOPの長さに関する情報、BSS color IDに関する情報を含むことができる。
【0126】
例えば、EHT PPDUが様々なタイプ(例えば、SUモードに関連するEHT PPDU、MUモードに関連するEHT PPDU、TBモードに関連するEHT PPDU、Extended Range送信に関連するEHT PPDUなどの様々なタイプ)に分ける場合、EHT PPDUのタイプに関する情報はU-SIGのversion-dependent bitsに含まれる。
【0127】
例えば、U-SIGは1)帯域幅に関する情報を含む帯域幅フィールド、2)EHT-SIGに適用されるMCS技術に関する情報を含むフィールド、3)EHT-SIGにデュアル副搬送波変調(dual subcarrier modulation,DCM)方式が適用されるか否かに関連する情報を含む指示フィールド、4)EHT-SIGのために用いられるシンボルの数に関する情報を含むフィールド、5)EHT-SIGが全帯域にわたって生成されるか否かに関する情報を含むフィールド、6)EHT-LTF/STFのタイプに関する情報を含むフィールド、7)EHT-LTFの長さ及びCPの長さを指示するフィールドに関する情報を含むことができる。
【0128】
図10のPPDUにはプリアンブルパンクチャリング(puncturing)が適用される。プリアンブルパンクチャリングはPPDUの全体の帯域のうち、一部の帯域(例えば、Secondary 20MHz帯域)にパンクチャリングを適用することを意味する。例えば、80MHz PPDUが送信される場合、STAは80MHz帯域のうち、secondary 20MHz帯域に対してパンクチャリングを適用し、primary 20MHz帯域とsecondary 40MHz帯域を介してのみPPDUを送信することができる。
【0129】
例えば、プリアンブルパンクチャリングのパターンは事前に設定される。例えば、第1パンクチャリングパターンが適用される場合、80MHz帯域内においてsecondary 20MHz帯域に対してのみパンクチャリングが適用される。例えば、第2パンクチャリングパターンが適用される場合、80MHz帯域内においてsecondary 40MHz帯域に含まれた2個のsecondary 20MHz帯域のうち、いずれか1つに対してのみパンクチャリングが適用される。例えば、第3パンクチャリングパターンが適用される場合、160MHz帯域(または80+80MHz帯域)内においてprimary 80MHz帯域に含まれたsecondary 20MHz帯域に対してのみパンクチャリングが適用される。例えば、第4パンクチャリングパターンが適用される場合、160MHz帯域(または80+80MHz帯域)内においてprimary 80MHz帯域に含まれたprimary 40MHz帯域は存在(present)し、primary 40MHz帯域に属しない少なくとも1つの20MHzチャネルに対してパンクチャリングが適用される。
【0130】
PPDUに適用されるプリアンブルパンクチャリングに関する情報はU-SIG及び/またはEHT-SIGに含まれる。例えば、U-SIGの第1フィールドはPPDUの連続する帯域幅(contiguous bandwidth)に関する情報を含み、U-SIGの第2フィールドはPPDUに適用されるプリアンブルパンクチャリングに関する情報を含むことができる。
【0131】
例えば、U-SIG及びEHT-SIGは以下の方法に基づいてプリアンブルパンクチャリングに関する情報を含むことができる。PPDUの帯域幅が80MHzを超える場合、U-SIGは80MHz単位で個別に設定される。例えば、PPDUの帯域幅が160MHzである場合、当該PPDUには1番目の80MHz帯域のための第1U-SIG及び2番目の80MHz帯域のための第2U-SIGが含まれる。この場合、第1U-SIGの第1フィールドは160MHz帯域幅に関する情報を含み、第1U-SIGの第2フィールドは1番目の80MHz帯域に適用されたプリアンブルパンクチャリングに関する情報(すなわち、プリアンブルパンクチャリングパターンに関する情報)を含むことができる。また、第2U-SIGの第1フィールドは160MHz帯域幅に関する情報を含み、第2U-SIGの第2フィールドは2番目の80MHz帯域に適用されたプリアンブルパンクチャリングに関する情報(すなわち、プリアンブルパンクチャリングパターンに関する情報)を含むことができる。その一方で、第1U-SIGに連続するEHT-SIGは2番目の80MHz帯域に適用されたプリアンブルパンクチャリングに関する情報(すなわち、プリアンブルパンクチャリングパターンに関する情報)を含むことができ、第2U-SIGに連続するEHT-SIGは1番目の80MHz帯域に適用されたプリアンブルパンクチャリングに関する情報(すなわち、プリアンブルパンクチャリングパターンに関する情報)を含むことができる。
【0132】
さらに、またはあるいは、U-SIG及びEHT-SIGは以下の方法に基づいてプリアンブルパンクチャリングに関する情報を含むことができる。U-SIGは全ての帯域に関するプリアンブルパンクチャリングに関する情報(すなわち、プリアンブルパンクチャリングパターンに関する情報)を含むことができる。すなわち、EHT-SIGはプリアンブルパンクチャリングに関する情報を含めず、U-SIGのみがプリアンブルパンクチャリングに関する情報(すなわち、プリアンブルパンクチャリングパターンに関する情報)を含むことができる。
【0133】
U-SIGは20MHz単位で設定される。例えば、80MHz PPDUが設定される場合、U-SIGが複製される。すなわち、80MHz PPDU内に同じ4個のU-SIGが含まれる。80MHz帯域幅を超えるPPDUは互い異なるU-SIGを含むことができる。
【0134】
図10のEHT-SIGは受信STAのための制御情報を含むことができる。EHT-SIGは少なくとも1つのシンボルを介して送信され、1つのシンボルは4usの長さを持つ。EHT-SIGのために用いられるシンボルの数に関する情報はU-SIGに含まれる。
【0135】
EHT-SIGは図8から図9を介して説明されたHE-SIG-Bの技術的な特徴を含む。例えば、EHT-SIGは、図8の一例と同様に、共通フィールド(common field)及びユーザ特定フィールド(user-specific field)を含むことができる。EHT-SIGの共通フィールドは省略され、ユーザ特定フィールドの数はユーザ(user)の数に基づいて決定される。
【0136】
図8の一例と同様に、EHT-SIGの共通フィールド及びEHT-SIGのユーザ特定フィールドは個別にコーディングされる。ユーザ特定フィールドに含まれる1つのユーザブロックフィールド(User block field)は2個のユーザ(user)のための情報を含めることができるが、ユーザ特定フィールドに含まれる最後のユーザブロックフィールドは1個のユーザのための情報を含むことが可能である。すなわち、EHT-SIGの1つのユーザブロックフィールドは最大2個のユーザフィールド(user field)を含むことができる。図9の一例と同様に、各ユーザフィールド(user field)はMU-MIMO割り当てに関連するか、non-MU-MIMO割り当てに関連することができる。
【0137】
図8の一例と同様に、EHT-SIGの共通フィールドはCRCビットとTailビットを含むことができ、CRCビットの長さは4ビットに決定され、Tailビットの長さは6ビットに決定され「000000」に設定される。
【0138】
図8の一例と同様に、EHT-SIGの共通フィールドはRU割り当て情報(RU allocation information)を含むことができる。RU allocation informationは複数のユーザ(すなわち、複数の受信STA)が割り当てられるRUの位置(location)に関する情報を意味することができる。RU allocation informationは、表1と同様に、8ビット(またはNビット)単位で設定される。
【0139】
EHT-SIGの共通フィールドが省略されるモードがサポートされる。EHT-SIGの共通フィールドが省略されるモードはcompressed modeと呼ぶことができる。compressed modeが用いられる場合、EHT PPDUの複数のユーザ(すなわち、複数の受信STA)はnon-OFDMAに基づいてPPDU(例えば、PPDUのデータフィールド)をデコーディングすることができる。すなわち、EHT PPDUの複数のユーザは同じ周波数帯域を介して受信されるPPDU(例えば、PPDUのデータフィールド)をデコーディングすることができる。その一方で、non- compressed modeが用いられる場合、EHT PPDUの複数のユーザはOFDMAに基づいてPPDU(例えば、PPDUのデータフィールド)をデコーディングすることができる。すなわち、EHT PPDUの複数のユーザは異なる周波数帯域を介してPPDU(例えば、PPDUのデータフィールド)を受信することができる。
【0140】
EHT-SIGは様々なMCS技術に基づいて設定される。上述のように、EHT-SIGに適用されるMCS技術に関連する情報はU-SIGに含まれる。EHT-SIGはDCM技術に基づいて設定される。例えば、EHT-SIGのために割り当てられたN個のデータトーン(例えば、52個のデータトーン)のうち、連続する半分のトーンには第1変調技術が適用され、残りの連続する半分のトーンには第2変調技術が適用される。すなわち、送信STAは特定の制御情報を第1変調技術に基づいて第1シンボルに変調して連続する半分のトーンに割り当て、同じ制御情報を第2変調技術に基づいて第2シンボルに変調して残りの連続する半分のトーンに割り当てることができる。上述のように、EHT-SIGにDCM技術が適用されるか否かに関連する情報(例えば、1ビットフィールド)はU-SIGに含まれる。図10のEHT-STFはMIMO(multiple input multiple output)環境またはOFDMA環境において自動利得制御推定(automatic gain control estimation)を向上させるために使用できる。図10のEHT-LTFはMIMO環境またはOFDMA環境においてチャネルを推定するために使用できる。
【0141】
STF及び/またはLTFのタイプに関する情報(LTFに適用されるGIに関する情報も含まれる)は図10のSIG Aフィールド及び/またはSIG Bフィールドなどに含まれる。
【0142】
図10のPPDU(すなわち、EHT-PPDU)は図5及び図6の一例に基づいて設定される。
【0143】
例えば、20MHz帯域上、送信されるEHT PPDU、すなわち、20MHz EHT PPDUは図5のRUに基づいて設定される。すなわち、EHT PPDUに含まれるEHT-STF、EHT-LTF、データフィールドのRUの位置(location)は図5のように決定される。
【0144】
40MHz帯域上、送信されるEHT PPDU、すなわち、40MHz EHT PPDUは図6のRUに基づいて設定される。すなわち、EHT PPDUに含まれるEHT-STF、EHT-LTF、データフィールドのRUの位置(location)は図6のように決定される。
【0145】
図6のRU位置は40MHzに対応するため、図6のパターンを2回繰り返すと80MHzのためのトーン-プラン(tone-plan)が決定される。すなわち、80MHz EHT PPDUは図7のRUではない図6のRUが2回繰り返される新しいトーン-プランに基づいて送信される。
【0146】
図6のパターンが2回繰り返される場合、DC領域には23個のトーン(すなわち、11ガードトーン+12ガードトーン)が設定される。すなわち、OFDMAに基づいて割り当てられる80MHz EHT PPDUのためのトーン-プランは23個のDCトーンを持つことができる。これとは異なり、Non-OFDMAに基づいて割り当てられる80MHz EHT PPDU(すなわち、non-OFDMA full Bandwidth 80MHz PPDU)は996RUに基づいて構成され5個のDCトーン、12個の左側ガードトーン、11個の右側のガードトーンを含むことができる。
【0147】
160/240/320MHzのためのトーン-プランは図6のパターンを何度も繰り返す形で設定される。
【0148】
図10のPPDUは以下の方法に基づいてEHT PPDUに識別される。
【0149】
受信STAは次の事項に基づいて受信PPDUのタイプをEHT PPDUに判断することができる。例えば、1)受信PPDUのL-LTF信号以降の1番目のシンボルがBPSKであり、2)受信PPDUのL-SIGが繰り返されるRL-SIGがdetectされ、3)受信PPDUのL-SIGのLengthフィールドの値に対して「modulo 3」を適用した結果が「0」にdetectされる場合、受信PPDUはEHT PPDUに判断される。受信PPDUがEHT PPDUに判断される場合、受信STAは図10のRL-SIG以降のシンボルに含まれるビット情報に基づいてEHT PPDUのタイプ(例えば、SU/MU/Trigger-based/Extended Rangeタイプ)をdetectすることができる。別の言い方をすれば、受信STAは1)BSPKであるL-LTF信号以降の1番目のシンボル、2)L-SIGフィールドに連続してL-SIGと同じRL-SIG、及び3)「modulo 3」を適用した結果が「0」に設定されるLengthフィールドを含むL-SIGに基づいて、受信PPDUをEHT PPDUに判断することができる。
【0150】
例えば、受信STAは次の事項に基づいて受信PPDUのタイプをHE PPDUに判断することができる。例えば、1)L-LTF信号以降の1番目のシンボルがBPSKであり、2)L-SIGが繰り返されるRL-SIGがdetectされ、3)L-SIGのLength値に対して「modulo 3」を適用した結果が「1」または「2」にdetectされる場合、受信PPDUはHE PPDUに判断される。
【0151】
例えば、受信STAは次の事項に基づいて、受信PPDUのタイプをnon-HT、HT及びVHT PPDUに判断することができる。例えば、1)L-LTF信号以降の1番目のシンボルがBPSKであり、2)L-SIGが繰り返されるRL-SIGがdetectされない場合、受信PPDUはnon-HT、HT及びVHT PPDUに判断される。また、受信STAがRL-SIGの繰り返しをdetectしたとしてもL-SIGのLength値に対して「modulo 3」を適用した結果が「0」にdetectされる場合は、受信PPDUがnon-HT、HT 及びVHT PPDUに判断される。
【0152】
以下の一例において(送信/受信/アップ/ダウン)信号、(送信/受信/アップ/ダウン)フレーム、(送信/受信/アップ/ダウン)パケット、(送信/受信/アップ/ダウン)データユニット、(送信/受信/アップ/ダウン)データなどに表示される信号は図10のPPDUに基づいて送受信される信号である。図10のPPDUは様々なタイプのフレームを送受信するために使用できる。例えば、図10のPPDUは制御フレーム(control frame)のために使用できる。制御フレームの一例は、RTS(request to send)、CTS(clear to send)、PS-Poll(Power Save-Poll)、BlockACKReq、BlockAck、NDP(Null Data Packet)announcement、Trigger Frameを含むことができる。例えば、図10のPPDUは管理フレーム(management frame)のために使用できる。management frameの一例は、Beacon frame、(Re-)Association Request frame、(Re-)Association Response frame、Probe Request frame、Probe Response frameを含むことができる。例えば、図10のPPDUはデータフレームのために使用できる。例えば、図10のPPDUは制御フレーム、管理フレーム、及びデータフレームのうち、少なくとも2つ以上を同時に送信するために使用できる。
【0153】
図11は本明細書の送信装置及び/または受信装置の変形例を示す。
【0154】
図1の(a)/(b)の各装置/STAは図11のように変形することができる。図11の送受信機630は図1の送受信機113、123と同じであり得る。図11の送受信機630は受信機(receiver)及び送信機(transmitter)を含むことができる。
【0155】
図11のプロセッサ610は図1のプロセッサ111、121と同じであり得る。または、図11のプロセッサ610は図1の処理チップ114、124と同じであり得る。
【0156】
図11のメモリ150は図1のメモリ112、122と同じであり得る。または、図11のメモリ150は図1のメモリ112、122とは異なる別途の外部メモリである。
【0157】
図11を参照すれば、電力管理モジュール611はプロセッサ610及び/または送受信機630に対する電力を管理する。バッテリー612は電力管理モジュール611に電力を供給する。ディスプレイ613はプロセッサ610によって処理された結果を出力する。キーパッド614はプロセッサ610によって用いられる入力を受信する。キーパッド614はディスプレイ613上に表示することができる。SIMカード615は携帯電話及びコンピューターのような携帯電話装置において加入者を識別して認証することに用いられるIMSI(international mobile subscriber identity)及びそれと関連するキーを安全に格納するために用いられる直接回路である。
【0158】
図11を参照すれば、スピーカー640はプロセッサ610によって処理された音関連結果を出力することができる。マイク641はプロセッサ610によって用いられる音関連入力を受信することができる。
【0159】
1.802.11ax無線LANシステムのトーンプラン(tone plan)及び位相回転(phase rotation)
【0160】
本明細書においてtone planはResource Unit(RU)のサイズ及び/またはRUの位置(location)を決定するルールに関連する。以下では、IEEE 802.11ax規格に係るPPDU、すなわち、HE PPDUに適用されるtone planを説明する。別の言い方をすれば、以下では、HE PPDUに適用されるRUサイズ、RUの位置を説明し、HE PPDUに適用されるRUに関連する制御情報を説明する。
【0161】
本明細書においてRUに関連する制御情報(またはtone planに関連する制御情報)はRUのサイズ、位置、特定のRUに割り当てられるuser STAの情報、RUが含まれるPPDUのための周波数帯域幅及び/または特定のRUに適用される変調技術に関する制御情報を含むことができる。RUに関連する制御情報はSIGフィールドに含まれる。例えば、IEEE 802.11ax規格では、HE-SIG-Bフィールド内にRUに関連する制御情報が含まれる。すなわち、送信STAは送信PPDUを生成する過程において、PPDU内に含まれたRUに対する制御情報をHE-SIG-Bフィールド内に含めることができる。また、受信STAは受信PPDU内に含まれたHE-SIG-Bを受信し、HE-SIG-B内に含まれた制御情報を獲得して、当該受信STAに割り当てられたRUが存在するかを判断し、HE-SIG-Bに基づいて割り当てられたRUをデコーディングすることができる。
【0162】
IEEE 802.11ax規格では、HE-STF、HE-LTF及びDataフィールドがRU単位で設定できた。すなわち、第1受信STAのための第1RUが設定される場合、前記第1受信STAのためのSTF/LTF/Dataフィールドは前記第1RUを介して送受信される。
【0163】
IEEE 802.11ax規格では、1つの受信STAのためのPPDU(すなわち、SU PPDU)と複数の受信STAのためのPPDU(すなわち、MU PPDU)が別途に定義され、それぞれのためのtone planが別途に定義された。具体的な内容は以下の通り説明する。
【0164】
11axに定義されるRUは複数のサブキャリアを含むことができる。例えば、RUがN個のサブキャリアを含む場合、N-tone RUまたはN RUに表示することができる。特定のRUの位置はサブキャリアインデックスに表示することができる。サブキャリアインデックスはSubcarrier frequency spacing単位で定義される。11ax規格においてSubcarrier frequency spacingは312.5 kHzまたは78.125kHzであり、RUのためのSubcarrier frequency spacingは78.125kHzである。すなわち、RUのためのサブキャリアインデックス+1はDC toneより78.125kHz増加した位置を意味し、RUのためのサブキャリアインデックス-1はDC toneより78.125kHz減少した位置を意味することができる。例えば、特定のRUの位置が[-121:-96]に表示される場合、当該RUはサブキャリアインデックス-121からサブキャリアインデックス-96までの領域に位置し、その結果、当該RUは26個のサブキャリアを含むことができる。
【0165】
N-tone RUは既に設定されたパイロットトーンを含むことができる。
【0166】
以下では、位相回転の値に対して説明する。
【0167】
はトーンの位相回転を示すとき用いられる。各帯域幅別
はTXVECTOR parameter CH_BANDWIDTHによって以下のように決定される。
【0168】
【0169】
各帯域幅別
の値は次の通りである。
【0170】
【0171】
【0172】
位相回転値は20MHz単位で定義されるため、80MHz PPDU送信に用いられる位相回転値は[1、-1、-1、-1]であり、80+80MHzまたは160MHz PPDU送信に用いられる位相回転値は[1、-1、-1、-1、1、-1、-1、-1]である。
【0173】
2.本明細書に適用可能な実施形態
【0174】
無線LAN802.11beシステムでは、peak throughputの増加のために既存の11axより広い帯域を使用するかまたはさらに多くのアンテナを用いて増加したstreamの送信を考慮している。また、本明細書は様々なbandをaggregationして使用する方法も考慮している。
【0175】
本明細書では、広い帯域を使用する場合を考慮し、すなわち、240/320MHzを用いてPPDUを送信する場合を考慮し、このとき、legacy preamble及びU-SIG、EHT-SIG part(またはEHT-STF直前のfieldまで)に適用されるphase rotationに対して提案する。特に、限られたpreamble puncturing状況を考慮して最適化されたphase rotationを提案する。
【0176】
802.11be PPDU(EHT PPDU)の代表的な構造は図10において示している。U-SIGはバージョンに依存しないフィールド(version independent field)とバージョンに依存するフィールド(version dependent field)で設定される。また、U-SIGは2つのsymbolででき、2つのsymbolがjointly encodingされ各20MHz毎に52個のdata tone及び4個のpilot toneで設定される。また、HE-SIG-Aと同じ方法に変調(modulation)される。EHT-SIGはcommon fieldとuser specific fieldに分けられvariable MCSにエンコーディングされる。RUを割り当てる情報はcommon field 及びuser specific fieldに載せられる。
【0177】
送信端においてPPDUを送信するときPAPR(Peak-to-Average Power Ratio)を下げるためにphase rotationが適用することができ、これはL-preambleからEHT-STF直前までのフィールドに適用され20MHz単位でphase rotation値が定義される。
【0178】
802.11beでは、contiguous 240/320MHz及びnon-contiguous 160+80/80+160/160+160MHzのbandwidthが既存の20/40/80/160/80+80MHzbandwidthにさらに使用できる。ここで、240/160+80/80+160MHzは320/160+160MHzにおいて80MHz部分がpuncturingされたことと考えることができ、すなわち、320/160+160MHz用いられるphase rotation値のうち、puncturingされた80MHzphase rotationを除いて240/160+80/80+160MHzに適用することができる。したがって、本明細書では、先ず320/160+160MHzのphase rotationを提案してこれをpuncturingしてできる240/160+80/80+160MHzのphase rotationは後で詳細に説明することにする。240/160+80/80+160MHzにおいて追加のphase rotation また、提案する。さらに、限られたpreamble puncturing状況を考慮してfull band allocation状況と当該preamble puncturing状況を同時に考慮したとき、L-SIGのPAPRをできるだけ下げられる1つのunified phase rotationを提案する。
【0179】
本明細書においてphase rotation sequenceは既存の11ax 80MHz phase rotationの繰り返し及び80MHzセグメント(segment)当り追加のphase rotationを適用する方法に設計し、特に以下のような様々なsetの追加のphase rotationを考慮してL-SIGのPAPRを最小化する。また、後述のphase rotation sequenceは[a b c d]または<a b c d>と混用して表記することができる。
【0180】
Set 0: : [1、e^(j2*pi*1/4)、e^(j2*pi*2/4)、e^(j2*pi*3/4)]
【0181】
Set 1: [1、e^(j2*pi*1/8)、e^(j2*pi*2/8)、e^(j2*pi*3/8)、e^(j2*pi*4/8)、e^(j2*pi*5/8)、e^(j2*pi*6/8)、e^(j2*pi*7/8)]
【0182】
Set 2: [1、e^(j2*pi*1/16)、e^(j2*pi*2/16)、e^(j2*pi*3/16)、e^(j2*pi*4/16)、e^(j2*pi*5/16)、e^(j2*pi*6/16)、e^(j2*pi*7/16)、e^(j2*pi*8/16)、e^(j2*pi*9/16)、e^(j2*pi*10/16)、e^(j2*pi*11/16)、e^(j2*pi*12/16)、e^(j2*pi*13/16)、e^(j2*pi*14/16)、e^(j2*pi*15/16)]
【0183】
Set 3: [1、e^(j2*pi*1/32)、e^(j2*pi*2/32)、e^(j2*pi*3/32)、e^(j2*pi*4/32)、e^(j2*pi*5/32)、e^(j2*pi*6/32)、e^(j2*pi*7/32)、e^(j2*pi*8/32)、e^(j2*pi*9/32)、e^(j2*pi*10/32)、e^(j2*pi*11/32)、e^(j2*pi*12/32)、e^(j2*pi*13/32)、e^(j2*pi*14/32)、e^(j2*pi*15/32)、e^(j2*pi*16/32)、e^(j2*pi*17/32)、e^(j2*pi*18/32)、e^(j2*pi*19/32)、e^(j2*pi*20/32)、e^(j2*pi*21/32)、e^(j2*pi*22/32)、e^(j2*pi*23/32)、e^(j2*pi*24/32)、e^(j2*pi*25/32)、e^(j2*pi*26/32)、e^(j2*pi*27/32)、e^(j2*pi*28/32)、e^(j2*pi*29/32)、e^(j2*pi*30/32)、e^(j2*pi*31/32)]
【0184】
Set 4: [1、e^(j2*pi*1/36)、e^(j2*pi*2/36)、e^(j2*pi*3/36)、e^(j2*pi*4/36)、e^(j2*pi*5/36)、e^(j2*pi*6/36)、e^(j2*pi*7/36)、e^(j2*pi*8/36)、e^(j2*pi*9/36)、e^(j2*pi*10/36)、e^(j2*pi*11/36)、e^(j2*pi*12/36)、e^(j2*pi*13/36)、e^(j2*pi*14/36)、e^(j2*pi*15/36)、e^(j2*pi*16/36)、e^(j2*pi*17/36)、e^(j2*pi*18/36)、e^(j2*pi*19/36)、e^(j2*pi*20/36)、e^(j2*pi*21/36)、e^(j2*pi*22/36)、e^(j2*pi*23/36)、e^(j2*pi*24/36)、e^(j2*pi*25/36)、e^(j2*pi*26/36)、e^(j2*pi*27/36)、e^(j2*pi*28/36)、e^(j2*pi*29/36)、e^(j2*pi*30/36)、e^(j2*pi*31/36)、e^(j2*pi*32/36)、e^(j2*pi*33/36)、e^(j2*pi*34/36)、e^(j2*pi*35/36)]
【0185】
Set 0は2*pi/4(radian)ずつ位相回転を適用できる要素の集合である。Set 1は2*pi/8ずつ位相回転を適用できる要素の集合である。Set 2は2*pi/16ずつ位相回転を適用できる要素の集合である。Set 3は2*pi/32ずつ位相回転を適用できる要素の集合である。Set 4は2*pi/36ずつ位相回転を適用できる要素の集合である。例えば、前記Set 1のe^(j2*pi*4/8)は180度位相回転したことであるため、位相回転値を-1と表示することもできる。ここで、piは
を意味する。
【0186】
2.1.320/160+160MHz
【0187】
Contiguous 320MHzに基づいてphase rotationを提案し、non-contiguous 160+160MHzでのphase rotationは次のように提案することができる。Contiguous 320MHzのうち、低いfrequencyに該当する160MHz部分のphase rotationはnon-contiguous160+160MHzのうち、低いfrequencyに該当する160MHzのphase rotationにそのまま適用されContiguous 320MHzのうち、高いfrequencyに該当する160MHz部分のphase rotationはnon-contiguous 160+160MHzのうち、高いfrequencyに該当する160MHzのphase rotationにそのまま適用される。
【0188】
Contiguous 320MHzのsubcarrier indexは-512~511であり以下において提案される様々なphase rotation値は次のような形態を有する。
【0189】
[a b c d e f g h i j k l m n o p]
【0190】
これは低いfrequencyの20MHzから高いfrequencyの20MHzまで各20MHzに適用されるphase rotationを意味する。すなわち、aは-512~-449、bは-448~-385、cは-384~-321、dは-320~-257、eは-256~-193、fは-192~-129、gは-128~-65、hは-64~-1、iは0~63、jは64~127、kは128~191、lは192~255、mは256~319、nは320~383、oは384~447、pは448~511のsubcarrierに適用されるphase rotationである。
【0191】
また、320MHzでは、以下のようにfull band allocationに加えて、限られたpreamble puncturingを考慮する。
【0192】
Full band allocation: [OOOO OOOO OOOO OOOO]
【0193】
Preamble puncturing
【0194】
[XXOO OOOO OOOO OOOO]
【0195】
[OOXX OOOO OOOO OOOO]
【0196】
[OOOO XXOO OOOO OOOO]
【0197】
[OOOO OOXX OOOO OOOO]
【0198】
[OOOO OOOO XXOO OOOO]
【0199】
[OOOO OOOO OOXX OOOO]
【0200】
[OOOO OOOO OOOO XXOO]
【0201】
[OOOO OOOO OOOO OOXX]
【0202】
[XXXX OOOO OOOO OOOO]
【0203】
[OOOO XXXX OOOO OOOO]
【0204】
[OOOO OOOO XXXX OOOO]
【0205】
[OOOO OOOO OOOO XXXX]
【0206】
上記においてOまたはXは特定の20MHz channelがpuncturingされないかpuncturingされたことを意味し、frequencyが低い20MHz channelから高い20MHz channel順に表した。
【0207】
2.1.1.Set 1考慮
【0208】
<a b c d>は80MHz単位でさらに乗算されるphase rotationを意味する。すなわち、aは-512~-257、bは-256~-1、cは0~255、dは256~511のsubcarrierにさらに乗算されるphase rotationであり上記の繰り返されたphase rotationにさらに乗算され新しいphase rotation値を形成する。すなわち、以下のように表すことができる。
【0209】
[a*[1 -1 -1 -1] b*[1 -1 -1 -1] c*[1 -1 -1 -1] d*[1 -1 -1 -1]]
【0210】
2.1.1.A.320MHz RF capability考慮
【0211】
1つの320MHz capa RFにPPDUを送信することができる。この場合、最適化された追加のphase rotationは以下の通りである。
【0212】
<1 e^(j2*pi*1/8)e^(j2*pi*7/8)1>,<1 e^(j2*pi*7/8)e^(j2*pi*1/8)1>,
【0213】
<1 1 e^(j2*pi*4/8)e^(j2*pi*4/8)>,<1 1 1 e^(j2*pi*4/8)>
【0214】
2.1.1.B.160/320MHz RF capability考慮
【0215】
2つの160MHz capa RFまたは1つの320MHz capa RFにPPDUを送信することができる。この場合、最適化された追加のphase rotationは以下の通りである。
【0216】
<1 e^(j2*pi*1/8)e^(j2*pi*7/8)1>,<1 e^(j2*pi*7/8)e^(j2*pi*1/8)1>,
【0217】
<1 1 e^(j2*pi*4/8)e^(j2*pi*4/8)>,<1 1 1 e^(j2*pi*4/8)>
【0218】
2.1.1.C.80/160/320MHz RF capability考慮
【0219】
4つの80MHz capa RFまたは2つの80MHz capa RFと1つの160MHz capa RF または2つの160MHz capa RF または1つの320MHz capa RFにPPDUを送信することができる。2つの80MHzcapa RFと1つの160MHz capa RFが用いられる場合、160MHzRFは両方の160MHzのうち、1つの160MHzに適用されPPDUを発生させる場合のみ考慮した。すなわち、真ん中の160MHzに160MHz RFが用いられ、両方の残りの80MHzに2つの80MHz RFが適用されることは考慮しなかった。この場合、最適化された追加のphase rotationは以下の通りである。
【0220】
<1 e^(j2*pi*1/8)e^(j2*pi*7/8)1>,<1 e^(j2*pi*7/8)e^(j2*pi*1/8)1>,
【0221】
<1 1 e^(j2*pi*4/8)e^(j2*pi*4/8)>,<1 1 1 e^(j2*pi*4/8)>
【0222】
2.1.2.Set 2 考慮
【0223】
<a b c d>は80MHz単位でさらに乗算されるphase rotationを意味する。すなわち、aは-512~-257、bは-256~-1、cは0~255、dは256~511のsubcarrierにさらに乗算されるphase rotationであり上記の繰り返されたphase rotationにさらに乗算され新しいphase rotation値を形成する。すなわち、以下のように表すことができる。
【0224】
[a*[1 -1 -1 -1] b*[1 -1 -1 -1] c*[1 -1 -1 -1] d*[1 -1 -1 -1]]
【0225】
2.1.2.A.320MHz RF capability考慮
【0226】
最適化された追加のphase rotationは以下の通りである。
【0227】
<1 e^(j2*pi*2/16)e^(j2*pi*14/16)1>,<1 e^(j2*pi*14/16)e^(j2*pi*2/16)1>,
【0228】
<1 1 1 e^(j2*pi*8/16)>,
【0229】
<1 e^(j2*pi*2/16)e^(j2*pi*6/16)e^(j2*pi*3/16)>,<1 e^(j2*pi*3/16)1 e^(j2*pi*13/16)>,
【0230】
<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*1/16)e^(j2*pi*14/16)>,<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*3/16)1>,
【0231】
<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*5/16)e^(j2*pi*2/16)>,<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*6/16)e^(j2*pi*3/16)>,
【0232】
<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*7/16)e^(j2*pi*4/16)>,<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*8/16)e^(j2*pi*5/16)>,
【0233】
<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*11/16)e^(j2*pi*8/16)>,<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*14/16)e^(j2*pi*11/16)>,
【0234】
<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*14/16)e^(j2*pi*14/16)>,<1 e^(j2*pi*13/16)1 e^(j2*pi*3/16)>,
【0235】
<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*2/16)e^(j2*pi*2/16)>,<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*2/16)e^(j2*pi*5/16)>,
【0236】
<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*5/16)e^(j2*pi*8/16)>,<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*8/16)e^(j2*pi*11/16)>,
【0237】
<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*9/16)e^(j2*pi*12/16)>,<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*10/16)e^(j2*pi*13/16)>,
【0238】
<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*11/16)e^(j2*pi*14/16)>,<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*13/16)1>,
【0239】
<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*15/16)e^(j2*pi*2/16)>,<1 e^(j2*pi*14/16)e^(j2*pi*10/16)e^(j2*pi*13/16)>
【0240】
2.1.2.B.160/320MHz RF capability考慮
【0241】
最適化された追加のphase rotationは以下の通りである。
【0242】
<1 e^(j2*pi*2/16)e^(j2*pi*14/16)1>,<1 e^(j2*pi*14/16)e^(j2*pi*2/16)1>,
【0243】
<1 1 1 e^(j2*pi*8/16)>,
【0244】
<1 e^(j2*pi*2/16)e^(j2*pi*6/16)e^(j2*pi*3/16)>,<1 e^(j2*pi*3/16)1 e^(j2*pi*13/16)>,
【0245】
<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*1/16)e^(j2*pi*14/16)>,<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*3/16)1>,
【0246】
<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*5/16)e^(j2*pi*2/16)>,<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*6/16)e^(j2*pi*3/16)>,
【0247】
<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*7/16)e^(j2*pi*4/16)>,<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*8/16)e^(j2*pi*5/16)>,
【0248】
<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*11/16)e^(j2*pi*8/16)>,<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*14/16)e^(j2*pi*11/16)>,
【0249】
<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*14/16)e^(j2*pi*14/16)>,<1 e^(j2*pi*13/16)1 e^(j2*pi*3/16)>,
【0250】
<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*2/16)e^(j2*pi*2/16)>,<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*2/16)e^(j2*pi*5/16)>,
【0251】
<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*5/16)e^(j2*pi*8/16)>,<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*8/16)e^(j2*pi*11/16)>,
【0252】
<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*9/16)e^(j2*pi*12/16)>,<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*10/16)e^(j2*pi*13/16)>,
【0253】
<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*11/16)e^(j2*pi*14/16)>,<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*13/16)1>,
【0254】
<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*15/16)e^(j2*pi*2/16)>,<1 e^(j2*pi*14/16)e^(j2*pi*10/16)e^(j2*pi*13/16)>
【0255】
2.1.2.C.80/160/320MHz RF capability考慮
【0256】
最適化された追加のphase rotationは以下の通りである。
【0257】
<1 e^(j2*pi*2/16)e^(j2*pi*14/16)1>,<1 e^(j2*pi*14/16)e^(j2*pi*2/16)1>,
【0258】
<1 1 1 e^(j2*pi*8/16)>,
【0259】
<1 e^(j2*pi*2/16)e^(j2*pi*6/16)e^(j2*pi*3/16)>,<1 e^(j2*pi*3/16)1 e^(j2*pi*13/16)>,
【0260】
<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*1/16)e^(j2*pi*14/16)>,<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*3/16)1>,
【0261】
<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*5/16)e^(j2*pi*2/16)>,<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*6/16)e^(j2*pi*3/16)>,
【0262】
<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*7/16)e^(j2*pi*4/16)>,<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*8/16)e^(j2*pi*5/16)>,
【0263】
<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*11/16)e^(j2*pi*8/16)>,<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*14/16)e^(j2*pi*11/16)>,
【0264】
<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*14/16)e^(j2*pi*14/16)>,<1 e^(j2*pi*13/16)1 e^(j2*pi*3/16)>,
【0265】
<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*2/16)e^(j2*pi*2/16)>,<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*2/16)e^(j2*pi*5/16)>,
【0266】
<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*5/16)e^(j2*pi*8/16)>,<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*8/16)e^(j2*pi*11/16)>,
【0267】
<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*9/16)e^(j2*pi*12/16)>,<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*10/16)e^(j2*pi*13/16)>,
【0268】
<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*11/16)e^(j2*pi*14/16)>,<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*13/16)1>,
【0269】
<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*15/16)e^(j2*pi*2/16)>,<1 e^(j2*pi*14/16)e^(j2*pi*10/16)e^(j2*pi*13/16)>
【0270】
2.1.3.Set 3 考慮
【0271】
<a b c d>は80MHz単位でさらに乗算されるphase rotationを意味する。すなわち、aは-512~-257、bは-256~-1、cは0~255、dは256~511のsubcarrierにさらに乗算されるphase rotationであり上記の繰り返されたphase rotationにさらに乗算され新しいphase rotation値を形成する。すなわち、以下のように表すことができる。
【0272】
[a*[1 -1 -1 -1] b*[1 -1 -1 -1] c*[1 -1 -1 -1] d*[1 -1 -1 -1]]
【0273】
2.1.3.A.320MHz RF capability考慮
【0274】
最適化された追加のphase rotationは以下の通りである。
【0275】
<1 e^(j2*pi*4/32)e^(j2*pi*28/32)1>,<1 e^(j2*pi*28/32)e^(j2*pi*4/32)1>,
【0276】
<1 1 1 e^(j2*pi*16/32)>,
【0277】
<1 e^(j2*pi*1/32)e^(j2*pi*20/32)e^(j2*pi*23/32)>,<1 e^(j2*pi*31/32)e^(j2*pi*12/32)e^(j2*pi*9/32)>
【0278】
2.1.3.B.160/320MHz RF capability考慮
【0279】
最適化された追加のphase rotationは以下の通りである。
【0280】
<1 e^(j2*pi*4/32)e^(j2*pi*28/32)1>,<1 e^(j2*pi*28/32)e^(j2*pi*4/32)1>,
【0281】
<1 1 1 e^(j2*pi*16/32)>,
【0282】
<1 e^(j2*pi*1/32)e^(j2*pi*20/32)e^(j2*pi*23/32)>,<1 e^(j2*pi*31/32)e^(j2*pi*12/32)e^(j2*pi*9/32)>
【0283】
2.1.3.C.80/160/320MHz RF capability考慮
【0284】
最適化された追加のphase rotationは以下の通りである。
【0285】
<1 e^(j2*pi*4/32)e^(j2*pi*28/32)1>,<1 e^(j2*pi*28/32)e^(j2*pi*4/32)1>,
【0286】
<1 1 1 e^(j2*pi*16/32)>,
【0287】
<1 e^(j2*pi*1/32)e^(j2*pi*20/32)e^(j2*pi*23/32)>,<1 e^(j2*pi*31/32)e^(j2*pi*12/32)e^(j2*pi*9/32)>
【0288】
2.1.4.Set 0考慮
【0289】
<a b c d>は80MHz単位でさらに乗算されるphase rotationを意味する。すなわち、aは-512~-257、bは-256~-1、cは0~255、dは256~511のsubcarrierにさらに乗算されるphase rotationであり上記の繰り返されたphase rotationにさらに乗算され新しいphase rotation値を形成する。すなわち、以下のように表すことができる。
【0290】
[a*[1 -1 -1 -1] b*[1 -1 -1 -1] c*[1 -1 -1 -1] d*[1 -1 -1 -1]]
【0291】
2.1.4.A.320MHz RF capability考慮
【0292】
最適化された追加のphase rotationは以下の通りである。
【0293】
<1 1 e^(j2*pi*2/4)e^(j2*pi*2/4)>,<1 1 1 e^(j2*pi*2/4)>
【0294】
2.1.4.B.160/320MHz RF capability考慮
【0295】
最適化された追加のphase rotationは以下の通りである。
【0296】
<1 1 e^(j2*pi*2/4)e^(j2*pi*2/4)>,<1 1 1 e^(j2*pi*2/4)>
【0297】
2.1.4.C.80/160/320MHz RF capability考慮
【0298】
最適化された追加のphase rotationは以下の通りである。
【0299】
<1 1 e^(j2*pi*2/4)e^(j2*pi*2/4)>,<1 1 1 e^(j2*pi*2/4)>
【0300】
様々なRF capability及びPAPRを考慮すると、2.1.3.Bの方法が望ましい。
【0301】
2.2.240/80+160/160+80MHz
【0302】
2.2.1.80MHzがpuncturingされた320/160+160MHzphase rotation
【0303】
240MHzは320MHzの80MHzpuncturingと考えることができ、したがって、240MHzのための別のphase rotationをdesignせず、320MHzのphase rotationと単一化して使用することができる。例えば、320MHzにおいて[1 -1 -1 -1 1 -1 -1 -1 -1 1 1 1 -1 1 1 1]のphase rotationが使用されると仮定して1番目の80MHzがpuncturingされ240MHz送信に使用される場合は、次のphase rotation値が240MHzに適用される。
【0304】
[1 -1 -1 -1 -1 1 1 1 -1 1 1 1]
【0305】
320MHzのうち、2番目の80MHzがpuncturingされる場合は、次のphase rotation値が240MHzに適用される。
【0306】
[1 -1 -1 -1 -1 1 1 1 -1 1 1 1]
【0307】
320MHzのうち、3番目の80MHzがpuncturingされる場合は、次のphase rotation値が240MHzに適用される。
【0308】
[1 -1 -1 -1 1 -1 -1 -1 -1 1 1 1]
【0309】
320MHzのうち、4番目の80MHzがpuncturingされる場合は、次のphase rotation値が240MHzに適用される。
【0310】
[1 -1 -1 -1 1 -1 -1 -1 -1 1 1 1]
【0311】
以下では、追加の240MHz phase rotationに対して提案する。
【0312】
Contiguous 240MHzに基づいてphase rotationを提案し、non-contiguous 80+160 / 160+80MHzでのphase rotationは次のように提案することができる。Contiguous 240MHzのうち、低いfrequencyに該当する80 / 160MHz部分のphase rotationはnon-contiguous 80+160 / 160+80MHzのうち、低いfrequencyに該当する80 / 160MHzのphase rotationにそのまま適用されContiguous 240MHzのうち、高いfrequencyに該当する160 / 80MHz部分のphase rotationはnon-contiguous 80+160 / 160+80MHzのうち、高いfrequencyに該当する160 / 80MHzのphase rotationにそのまま適用される。
【0313】
Contiguous 240MHzのsubcarrier indexは-384~383であり以下において提案される様々なphase rotation値は次のような形態を有する。
【0314】
[a b c d e f g h i j k l]
【0315】
これは低いfrequencyの20MHzから高いfrequencyの20MHzまで各20MHzに適用されるphase rotationを意味する。すなわち、aは-384~-321、bは-320~-257、cは-256~-193、dは-192~-129、eは-128~-65、fは-64~-1、gは0~63、hは64~127、iは128~191、jは192~255、kは256~319、lは320~383のsubcarrierに適用されるphase rotationである。
【0316】
また、240MHzでは、以下のようにfull band allocationに加えて、限られたpreamble puncturingを考慮する。
【0317】
Full band allocation: [OOOO OOOO OOOO]
【0318】
Preamble puncturing
【0319】
[XXOO OOOO OOOO]
【0320】
[OOXX OOOO OOOO]
【0321】
[OOOO XXOO OOOO]
【0322】
[OOOO OOXX OOOO]
【0323】
[OOOO OOOO XXOO]
【0324】
[OOOO OOOO OOXX]
【0325】
[XXXX OOOO OOOO]
【0326】
[OOOO XXXX OOOO]
【0327】
[OOOO OOOO XXXX]
【0328】
上記においてOまたはXは特定の20MHz channelがpuncturingされないかpuncturingされたことを意味し、frequencyが低い20MHz channelから高い20MHz channel順に表した。
【0329】
2.2.2.Set 1考慮
【0330】
<a b c>は80MHz単位でさらに乗算されるphase rotationを意味する。すなわち、aは-384~-129、bは-128~127、cは128~383のsubcarrierにさらに乗算されるphase rotationであり上記の繰り返されたphase rotationにさらに乗算され新しいphase rotation値を形成する。すなわち、以下のように表すことができる。
【0331】
[a*[1 -1 -1 -1] b*[1 -1 -1 -1] c*[1 -1 -1 -1]]
【0332】
2.2.2.A.320MHz RF capability考慮
【0333】
1つの320MHz capa RFにPPDUを送信することができる。この場合、最適化された追加のphase rotationは以下の通りである。
【0334】
<1 e^(j2*pi*1/8)1>,<1 e^(j2*pi*2/8)1>,<1 e^(j2*pi*4/8)e^(j2*pi*4/8)>,<1 e^(j2*pi*6/8)1>,<1 e^(j2*pi*7/8)1>
【0335】
<1 1 e^(j2*pi*4/8)>
【0336】
2.2.2.B.80/160/320MHz RF capability考慮
【0337】
3つの80MHz capa RFまたは1つの80MHz capa RFと1つの160MHz capa RF または1つの320MHz capa RFにPPDUを送信することができる。この場合、最適化された追加のphase rotationは以下の通りである。
【0338】
<1 e^(j2*pi*1/8)1>,<1 e^(j2*pi*2/8)1>,<1 e^(j2*pi*4/8)e^(j2*pi*4/8)>,<1 e^(j2*pi*6/8)1>,<1 e^(j2*pi*7/8)1>
【0339】
<1 1 e^(j2*pi*4/8)>,<1 e^(j2*pi*1/8)e^(j2*pi*7/8)>,<1 e^(j2*pi*2/8)e^(j2*pi*1/8)>,
【0340】
<1 e^(j2*pi*6/8)e^(j2*pi*7/8)>,<1 e^(j2*pi*7/8)e^(j2*pi*1/8)>,
【0341】
<1 e^(j2*pi*1/8)1>,<1 e^(j2*pi*7/8)1>
【0342】
2.2.3.Set 2考慮
【0343】
<a b c>は80MHz単位でさらに乗算されるphase rotationを意味する。すなわち、aは-384~-129、bは-128~127、cは128~383のsubcarrierにさらに乗算されるphase rotationであり上記の繰り返されたphase rotationにさらに乗算され新しいphase rotation値を形成する。すなわち、以下のように表すことができる。
【0344】
[a*[1 -1 -1 -1] b*[1 -1 -1 -1] c*[1 -1 -1 -1]]
【0345】
2.2.3.A.320MHz RF capability考慮
【0346】
最適化された追加のphase rotationは以下の通りである。
【0347】
<1 e^(j2*pi*2/16)e^(j2*pi*15/16)>,<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*1/16)>,<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*15/16)>,
【0348】
<1 e^(j2*pi*4/16)e^(j2*pi*1/16)>,<1 e^(j2*pi*12/16)e^(j2*pi*15/16)>,<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*1/16)>,
【0349】
<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*15/16)>,<1 e^(j2*pi*14/16)e^(j2*pi*1/16)>,
【0350】
<1 1 e^(j2*pi*8/16)>,<1 e^(j2*pi*8/16)e^(j2*pi*8/16)>
【0351】
<1 e^(j2*pi*3/16)1>,<1 e^(j2*pi*13/16)1>
【0352】
2.2.3.B.80/160/320MHz RF capability考慮
【0353】
最適化された追加のphase rotationは以下の通りである。
【0354】
<1 e^(j2*pi*2/16)e^(j2*pi*15/16)>,<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*1/16)>,<1 e^(j2*pi*3/16)e^(j2*pi*15/16)>,
【0355】
<1 e^(j2*pi*4/16)e^(j2*pi*1/16)>,<1 e^(j2*pi*12/16)e^(j2*pi*15/16)>,<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*1/16)>,
【0356】
<1 e^(j2*pi*13/16)e^(j2*pi*15/16)>,<1 e^(j2*pi*14/16)e^(j2*pi*1/16)>,
【0357】
<1 1 e^(j2*pi*8/16)>,<1 e^(j2*pi*8/16)e^(j2*pi*8/16)>,
【0358】
<1 e^(j2*pi*3/16)1>,<1 e^(j2*pi*13/16)1>
【0359】
2.2.4.Set 3 考慮
【0360】
<a b c>は80MHz単位でさらに乗算されるphase rotationを意味する。すなわち、aは-384~-129、bは-128~127、cは128~383のsubcarrierにさらに乗算されるphase rotationであり上記の繰り返されたphase rotationにさらに乗算され新しいphase rotation値を形成する。すなわち、以下のように表すことができる。
【0361】
[a*[1 -1 -1 -1] b*[1 -1 -1 -1] c*[1 -1 -1 -1]]
【0362】
2.2.4.A.320MHz RF capability考慮
【0363】
最適化された追加のphase rotationは以下の通りである。
【0364】
<1 e^(j2*pi*2/32)e^(j2*pi*31/32)>,<1 e^(j2*pi*3/32)e^(j2*pi*31/32)>,<1 e^(j2*pi*4/32)e^(j2*pi*31/32)>,
【0365】
<1 e^(j2*pi*5/32)e^(j2*pi*1/32)>,<1 e^(j2*pi*5/32)e^(j2*pi*31/32)>,<1 e^(j2*pi*6/32)e^(j2*pi*1/32)>,
【0366】
<1 e^(j2*pi*6/32)e^(j2*pi*31/32)>,<1 e^(j2*pi*7/32)e^(j2*pi*1/32)>,<1 e^(j2*pi*7/32)e^(j2*pi*31/32)>,
【0367】
<1 e^(j2*pi*8/32)e^(j2*pi*1/32)>,<1 e^(j2*pi*24/32)e^(j2*pi*31/32)>,<1 e^(j2*pi*25/32)e^(j2*pi*1/32)>,
【0368】
<1 e^(j2*pi*25/32)e^(j2*pi*31/32)>,<1 e^(j2*pi*26/32)e^(j2*pi*1/32)>,<1 e^(j2*pi*26/32)e^(j2*pi*31/32)>,
【0369】
<1 e^(j2*pi*27/32)e^(j2*pi*1/32)>,<1 e^(j2*pi*27/32)e^(j2*pi*31/32)>,<1 e^(j2*pi*28/32)e^(j2*pi*1/32)>,
【0370】
<1 e^(j2*pi*29/32)e^(j2*pi*1/32)>,<1 e^(j2*pi*30/32)e^(j2*pi*1/32)>,
【0371】
<1 1 e^(j2*pi*16/32)>,<1 e^(j2*pi*16/32)e^(j2*pi*16/32)>,<1 e^(j2*pi*6/32)1>,<1 e^(j2*pi*26/32)1>,
【0372】
<1 e^(j2*pi*7/32)e^(j2*pi*2/32)>,<1 e^(j2*pi*25/32)e^(j2*pi*30/32)>
【0373】
2.2.4.B.80/160/320MHz RF capability考慮
【0374】
最適化された追加のphase rotationは以下の通りである。
【0375】
<1 e^(j2*pi*2/32)e^(j2*pi*31/32)>,<1 e^(j2*pi*3/32)e^(j2*pi*31/32)>,<1 e^(j2*pi*4/32)e^(j2*pi*31/32)>,
【0376】
<1 e^(j2*pi*5/32)e^(j2*pi*1/32)>,<1 e^(j2*pi*5/32)e^(j2*pi*31/32)>,<1 e^(j2*pi*6/32)e^(j2*pi*1/32)>,
【0377】
<1 e^(j2*pi*6/32)e^(j2*pi*31/32)>,<1 e^(j2*pi*7/32)e^(j2*pi*1/32)>,<1 e^(j2*pi*7/32)e^(j2*pi*31/32)>,
【0378】
<1 e^(j2*pi*8/32)e^(j2*pi*1/32)>,<1 e^(j2*pi*24/32)e^(j2*pi*31/32)>,<1 e^(j2*pi*25/32)e^(j2*pi*1/32)>,
【0379】
<1 e^(j2*pi*25/32)e^(j2*pi*31/32)>,<1 e^(j2*pi*26/32)e^(j2*pi*1/32)>,<1 e^(j2*pi*26/32)e^(j2*pi*31/32)>,
【0380】
<1 e^(j2*pi*27/32)e^(j2*pi*1/32)>,<1 e^(j2*pi*27/32)e^(j2*pi*31/32)>,<1 e^(j2*pi*28/32)e^(j2*pi*1/32)>,
【0381】
<1 e^(j2*pi*29/32)e^(j2*pi*1/32)>,<1 e^(j2*pi*30/32)e^(j2*pi*1/32)>,
【0382】
<1 1 e^(j2*pi*16/32)>,<1 e^(j2*pi*16/32)e^(j2*pi*16/32)>,<1 e^(j2*pi*6/32)1>,<1 e^(j2*pi*26/32)1>,
【0383】
<1 e^(j2*pi*7/32)e^(j2*pi*2/32)>,<1 e^(j2*pi*25/32)e^(j2*pi*30/32)>
【0384】
2.2.4.Set 4 考慮
【0385】
<a b c>は80MHz単位でさらに乗算されるphase rotationを意味する。すなわち、aは-384~-129、bは-128~127、cは128~383のsubcarrierにさらに乗算されるphase rotationであり上記の繰り返されたphase rotationにさらに乗算され新しいphase rotation値を形成する。すなわち、以下のように表すことができる。
【0386】
[a*[1 -1 -1 -1] b*[1 -1 -1 -1] c*[1 -1 -1 -1]]
【0387】
2.2.4.A.320MHz RF capability考慮
【0388】
最適化された追加のphase rotationは以下のとおりである。
【0389】
<1 e^(j2*pi*3/36)e^(j2*pi*34/36)>,<1 e^(j2*pi*4/36)e^(j2*pi*34/36)>,<1 e^(j2*pi*5/36)e^(j2*pi*34/36)>,
【0390】
<1 e^(j2*pi*6/36)e^(j2*pi*34/36)>,<1 e^(j2*pi*7/36)e^(j2*pi*2/36)>,<1 e^(j2*pi*7/36)e^(j2*pi*34/36)>,
【0391】
<1 e^(j2*pi*8/36)e^(j2*pi*2/36)>,<1 e^(j2*pi*9/36)e^(j2*pi*2/36)>,<1 e^(j2*pi*27/36)e^(j2*pi*34/36)>,
【0392】
<1 e^(j2*pi*28/36)e^(j2*pi*34/36)>,<1 e^(j2*pi*29/36)e^(j2*pi*2/36)>,<1 e^(j2*pi*29/36)e^(j2*pi*34/36)>,
【0393】
<1 e^(j2*pi*30/36)e^(j2*pi*2/36)>,<1 e^(j2*pi*31/36)e^(j2*pi*2/36)>,<1 e^(j2*pi*32/36)e^(j2*pi*2/36)>,
【0394】
<1 1 e^(j2*pi*18/36)>,<1 e^(j2*pi*18/36)e^(j2*pi*18/36)>,<1 e^(j2*pi*7/36)1>,<1 e^(j2*pi*29/36)1>
【0395】
2.2.4.B.80/160/320MHz RF capability考慮
【0396】
最適化された追加のphase rotationは以下の通りである。
【0397】
<1 e^(j2*pi*3/36)e^(j2*pi*34/36)>,<1 e^(j2*pi*4/36)e^(j2*pi*34/36)>,<1 e^(j2*pi*5/36)e^(j2*pi*34/36)>,
【0398】
<1 e^(j2*pi*6/36)e^(j2*pi*34/36)>,<1 e^(j2*pi*7/36)e^(j2*pi*2/36)>,<1 e^(j2*pi*7/36)e^(j2*pi*34/36)>,
【0399】
<1 e^(j2*pi*8/36)e^(j2*pi*2/36)>,<1 e^(j2*pi*9/36)e^(j2*pi*2/36)>,<1 e^(j2*pi*27/36)e^(j2*pi*34/36)>,
【0400】
<1 e^(j2*pi*28/36)e^(j2*pi*34/36)>,<1 e^(j2*pi*29/36)e^(j2*pi*2/36)>,<1 e^(j2*pi*29/36)e^(j2*pi*34/36)>,
【0401】
<1 e^(j2*pi*30/36)e^(j2*pi*2/36)>,<1 e^(j2*pi*31/36)e^(j2*pi*2/36)>,<1 e^(j2*pi*32/36)e^(j2*pi*2/36)>,
【0402】
<1 e^(j2*pi*33/36)e^(j2*pi*2/36)>,
【0403】
<1 1 e^(j2*pi*18/36)>,<1 e^(j2*pi*18/36)e^(j2*pi*18/36)>,<1 e^(j2*pi*7/36)1>,<1 e^(j2*pi*29/36)1>
【0404】
2.2.5.Set 0考慮
【0405】
<a b c>は80MHz単位でさらに乗算されるphase rotationを意味する。すなわち、aは-384~-129、bは-128~127、cは128~383のsubcarrierにさらに乗算されるphase rotationであり上記の繰り返されたphase rotationにさらに乗算され新しいphase rotation値を形成する。すなわち、以下のように表すことができる。
【0406】
[a*[1 -1 -1 -1] b*[1 -1 -1 -1] c*[1 -1 -1 -1]]
【0407】
2.2.5.A.320MHz RF capability考慮
【0408】
最適化された追加のphase rotationは以下の通りである。
【0409】
<1 1 e^(j2*pi*2/4)>,<1 e^(j2*pi*1/4)1>,<1 e^(j2*pi*2/4)e^(j2*pi*2/4)>,<1 e^(j2*pi*3/4)1>
【0410】
2.2.5.B.80/160/320MHz RF capability考慮
【0411】
最適化された追加のphase rotationは以下の通りである。
【0412】
<1 1 e^(j2*pi*2/4)>,<1 e^(j2*pi*1/4)1>,<1 e^(j2*pi*2/4)e^(j2*pi*2/4)>,<1 e^(j2*pi*3/4)1>
【0413】
240MHzのphase rotationは320MHzをpuncturingして240MHzを構成する場合、2.2.1の方法が好まれ、これは320MHzと単一化されたphase rotationに実装利得を得ることもできる。また、PAPRと様々なRF capa及びいくつかのpreamble puncturing状況を考慮するとき2.2.4.B方法が好まれる場合もあるが、実装上overheadが高い場合がある。
【0414】
前記プリアンブルパンクチャリングパターンはU-SIG(U-SIG-2)のPunctured Channel Informationフィールドによって指示される。前記Punctured Channel Informationフィールドは5ビットで設定される。
【0415】
具体的には、PPDUがnon-OFDMA方法に送信される場合、前記Punctured Channel Informationフィールドの5ビットは全体のPPDU帯域幅のnon-OFDMA パンクチャリングパターンをシグナリングするために以下 表の項目に設定される。以下の表はPPDU帯域幅別non-OFDMA方法においてプリアンブルパンクチャリングパターンを定義する。前記Punctured Channel Informationフィールドにおいて定義されない値は有効である。
【0416】
【0417】
【0418】
【0419】
別の例として、PPDUがOFDMA方法に送信される場合、先ず、U-SIG-1のBW(bandwidth)フィールドに基づいて帯域幅が80/160/320MHzに指定されれば、前記Punctured Channel Informationフィールドにおいて4ビットで構成されたビットマップ(最後の1ビットは無視される)は80MHzセグメント(segment)別に20MHzチャネルに対するパンクチャリング有無を指示することができる。前記4ビットビットマップにおいて最も低いビットから最も高いビット順に最も低い周波数20MHzチャネルから最も高い周波数20MHzチャネルに適用される。前記4ビットビットマップの各ビットが0を指すと、当該20MHzチャネルはパンクチャリングされ、前記4ビットビットマップの各ビットが1を指すと、当該20MHzチャネルはパンクチャリングされない。80MHzセグメントに対して許可されたパンクチャリングパターンは次の通りである:0111、1011、1101、1110、0011、1100及び1001。前記許可されたパンクチャリングパターン外に他のフィールド値も有効である。前記パンクチャリングパターンに対するフィールド値は互い異なる80MHzに対して異なる場合がある。
【0420】
また、送信機 変調精度(Transmitter modulation accuracy(EVM))テストを説明する。これは後述のRF capabilityに関連する。
【0421】
PPDUの占有されたサブキャリアに対する送信機変調精度テストの手順は次の通りである。
【0422】
a)PPDUの開始が検出される必要がある。
【0423】
b)テスト装置はL-STFにおいてL-LTFへの転換を検出して精密なタイミングを設定する必要がある。
【0424】
c)テスト装置はおおよそで微細周波数オフセットを推定する必要がある。
【0425】
d)PPDUのシンボルは推定された周波数オフセットによって逆回転する必要がある。サンプリングオフセットドリフト(sampling offset drift)も保証する必要がある。
【0426】
e)テスト装置は各EHT-LTFシンボルに対して、シンボルをサブキャリア受信値に変換し、パイロットサブキャリアから位相を推定し、推定された位相にしたがってサブキャリア値を逆回転させる。320MHz PPDUの場合、位相推定はPPDUの下記及び上位160MHz周波数部分において相関のない(uncorrelated)位相雑音に対してロバスト(robust)する。このとき、下記及び上位の160MHzチャネルが相関のない位相雑音がある場合、前記320MHz PPDUは160MHzcapabilityを持った2個のRFを介して送信される。これとは異なり、下記及び上位の160MHzチャネルが相関のある(correlated)位相雑音がある場合 前記320MHz PPDUは320MHz capabilityを持った1個のRFを介して送信される。
【0427】
f)テスト装置は各サブキャリア及び各送信ストリームに対する複素チャネル応答係数を推定する。
【0428】
g)テスト装置は各データOFDMシンボルに対してシンボルをサブキャリア受信値に変換し、パイロットサブキャリアから位相を推定し、推定された位相にしたがってサブキャリア値を補償し、各副搬送波の全ての受信機チェーンの結果を次のようにグループ化する。推定されたチャネルにおいて生成されたゼロ強制等化行列(zero-forcing equalization matrix)をベクトルに乗算する。320MHz PPDUの場合、位相推定はPPDUの下記及び上位160MHz周波数部分において相関のないノイズに対してロバストする。
【0429】
h)テスト装置はテスト中であるRUの各空間ストリームにある各データ運搬(data-carrying)サブキャリアに対して最も近いコンスタレーションポイント(constellation point)を見つけ、そこからユークリッド距離(Euclidean distance)を計算する。
【0430】
i)テスト装置はPPDU当り全てのエラーのRMSのPPDUにわたる平均を計算する。
【0431】
図12は本実施形態に係る送信装置の動作を示した手順フロー図である。
【0432】
上述のphase rotationは図12の一例にしたがって適用される。
【0433】
図12の一例は送信装置(AP及び/またはnon-AP STA)において実行される。図12の一例の各step(または後述の詳細のsub-step)のうち、一部は省略されるか変更される。
【0434】
S1210ステップにおいて、送信装置はSTFシーケンスのための制御情報を獲得(obtain)することができる。例えば、送信装置はSTFシーケンスに適用されるBandwidth(例えば、80/160/240/320MHz)に関する情報を獲得することができる。さらに/あるいは(additionally or alternatively)、送信装置はSTFシーケンスに適用される特性に関する情報(例えば、1x、2x、4xシーケンスを生成することを指示する情報)を獲得することができる。
【0435】
S1220ステップにおいて、送信装置は獲得した制御情報(例えば、Bandwidthに関する情報)に基づいてcontrol signal/field(例えば、EHTSTF信号/フィールド)を構成(Configure)するか生成(generate)することができる。
【0436】
S1220のステップはより具体的なsub-stepを含むことができる。
【0437】
例えば、S1220ステップは、S1210を介して獲得した制御情報に基づいて多数のSTFシーケンスのうち、1つのSTFシーケンスを選択するステップをさらに含むことができる。
【0438】
さらに/あるいは(additionally or alternatively)、S1220ステップはpower boostingを実行するステップをさらに含むことができる。
【0439】
S1220ステップはSequenceを生成するステップとも呼ぶことができる。
【0440】
S1230ステップにおいて、送信装置はS1220ステップを介して構成された信号/フィールド/シーケンスを、S1230ステップに基づいて受信装置に送信することができる。
【0441】
S1220のステップはより具体的なsub-stepを含むことができる。
【0442】
例えば、送信装置はPhase rotationステップを実行することができる。具体的には、送信装置はS1220ステップを介して生成されたシーケンスに対して20MHz*N(N=整数)単位でPhase rotationステップを実行することもできる。
【0443】
さらに/あるいは(additionally or alternatively)、送信装置はCSD、Spatial Mapping、IDFT/IFFT動作、GI挿入(insert)などの動作のうち、少なくとも1つが実行される。
【0444】
本明細書によって構成された信号/フィールド/シーケンスは図10の形に送信される。
【0445】
図12の一例は送信装置(AP及び/またはnon-AP STA)の一例に関連する。
【0446】
図1に示された通り、送信装置はメモリ112、プロセッサ111、及び送受信機113を含むことができる。
【0447】
前記メモリ112は本明細書に記載された多数のSTFシーケンスに対する情報を格納することができる。また、STFシーケンス/PPDU生成のための制御情報を格納することができる。
【0448】
前記プロセッサ111は前記メモリ112に格納された情報に基づいて様々なシーケンス(例えば、STFシーケンス)を生成し、PPDUを構成することができる。プロセッサ111によって生成されたPPDUの一例は図10の通りである。
【0449】
前記プロセッサ111は図12に示された動作のうち、一部を実行することができる。例えば、STFシーケンス生成のための制御情報を獲得し、STFシーケンスを構成することができる。
【0450】
例えば、前記プロセッサ111は追加の詳細ユニットを含むことができる。プロセッサ111はCSD、Spatial Mapping、IDFT/IFFT動作、GI挿入(insert)などの動作を実行することができる。
【0451】
示された送受信機113はアンテナを含み、アナログ信号処理を実行することができる。具体的には、前記プロセッサ111は前記送受信機113を制御して、前記プロセッサ111によって生成されたPPDUを送信することができる。
【0452】
図13は本実施形態に係る受信装置の動作を示した手順フロー図である。
【0453】
上述のphase rotationは図13の一例にしたがって適用される。
【0454】
図13の一例は受信装置(AP及び/またはnon-AP STA)において実行される。
【0455】
図13の一例は受信STAまたは受信装置(AP及び/またはnon-AP STA)において実行される。図13の一例の各step(または後述の詳細のsub-step)のうち、一部は省略することができる。
【0456】
S1310ステップにおいて、受信装置はS1310ステップを介してSTFシーケンス(すなわち、EHTSTF/EHTSシーケンス)を含む信号/フィールドを受信することができる。受信された信号は図10の形である。
【0457】
S1310ステップのsub-stepはS1230ステップに基づいて決定される。すなわち、S1310ステップはS1230ステップにおいて適用された、Phase rotation CSD、Spatial Mapping、IDFT/IFFT動作、GI挿入(insert)動作の結果を復元する動作を実行することができる。
【0458】
S1310ステップにおいてSTFシーケンスは信号の時間/周波数同期を見つけるか、AGC gainを推定するなどの様々な機能を実行することができる。
【0459】
S1320ステップにおいて、受信装置はSTFシーケンスに基づいて受信した信号に対してデコーディングを実行することができる。
【0460】
例えば、S1320ステップはSTFシーケンスを含むPPDUのデータフィールドをデコーディングするステップを含むことができる。すなわち、受信装置はSTFシーケンスに基づいて正常に受信したPPDUのデータフィールド内に含まれた信号をデコーディングすることができる。
【0461】
S1330ステップにおいて、受信装置はS1320ステップを介してデコーディングされたデータを処理(process)することができる。
【0462】
例えば、受信装置はS1320ステップを介してデコーディングされたデータを上位層(例えば、MAC層)に伝達する処理動作を実行することができる。また、上位層に伝達されたデータに対応して上位層からPHY層に信号の生成が指示される場合、後続動作を実行することができる。
【0463】
図13の一例は送信装置(AP及び/またはnon-AP STA)の一例に関連する。
【0464】
図1に示された通り、送信装置はメモリ112、プロセッサ111、及び送受信機113を含むことができる。
【0465】
前記メモリ112は本明細書に記載された多数のSTFシーケンスに対する情報を格納することができる。また、STFシーケンス/PPDU生成のための制御情報を格納することができる。
【0466】
前記プロセッサ111は前記メモリ112に格納された情報に基づいて様々なシーケンス(例えば、STFシーケンス)を生成し、PPDUを構成することができる。プロセッサ111によって生成されたPPDUの一例は図10の通りである。
【0467】
前記プロセッサ111は図13に示された動作のうち、一部を実行することができる。例えば、STFシーケンス生成のための制御情報を獲得し、STFシーケンスを構成することができる。
【0468】
例えば、前記プロセッサ111は追加の詳細ユニットを含むことができる。プロセッサ111はCSD、Spatial Mapping、IDFT/IFFT動作、GI挿入(insert)などの動作を実行することができる。
【0469】
示された送受信機113はアンテナを含み、アナログ信号処理を実行することができる。具体的には、前記プロセッサ111は前記送受信機113を制御して、前記プロセッサ111によって生成されたPPDUを送信することができる。
【0470】
図13に示された一部の技術的な特徴は送受信機113によって実装される。具体的には示されたAnalog RF処理は送受信機113に含まれる。
【0471】
以下では、図1から図13を参照して、上述の実施形態を説明する。
【0472】
図14は本実施形態に係る送信STAがPPDUを送信する手順を示したフロー図である。
【0473】
図14の一例は次世代無線LANシステム(IEEE 802.11beまたはEHT 無線LANシステム)がサポートされるネットワーク環境において実行される。前記次世代無線LANシステムは802.11axシステムを改善した無線LANシステムとして802.11axシステムと下位互換性(backward compatibility)を満足することができる。
【0474】
図14の一例は送信STAにおいて実行され、前記送信STAはAP(access point)に対応することができる。図14の受信STAはEHT(Extremely High Throughput)無線LANシステムをサポートするSTAに対応することができる。
【0475】
本実施形態は広帯域(240MHzまたは320MHz)を介してPPDUを送信するとき、限られたプリアンブルパンクチャリングを考慮してL-SIGでの最適化されたPAPRを獲得できる位相回転値を設定する方法及び装置を提案する。
【0476】
S1410ステップにおいて、送信STA(station)はPPDU(Physical Protocol Data Unit)を生成する。
【0477】
S1420ステップにおいて、前記送信STAは前記PPDUを広帯域を介して受信STAに送信する。
【0478】
前記PPDUはレガシープリアンブル(Legacy preamble)、第1及び第2信号フィールドを含む。前記レガシープリアンブルはL-STF(Legacy-Short Training Field)、L-LTF(Legacy-Long Training Field)及びL-SIG(Legacy-Signal)を含むことができる。前記第1信号フィールドはU-SIG(Universal-Signal)であり、前記第2信号フィールドはEHT-SIG(Extremely High Throughput-Signal)である。前記PPDUはEHT-STF、EHT-LTF及びデータフィールドをさらに含むことができる。
【0479】
前記レガシープリアンブル、前記第1及び第2信号フィールドは第1位相回転値に基づいて生成される。すなわち、位相回転はレガシープリアンブルから前記EHT-SIGまで適用される。
【0480】
前記広帯域が320MHz帯域である場合、前記第1位相回転値は[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 -1 1 1 1]である。
【0481】
前記第1位相回転値は前記広帯域の第1プリアンブルパンクチャリングパターン(preamble puncturing pattern)に基づいて獲得される。前記広帯域が320MHz(または160+160MHz)帯域である場合、前記第1プリアンブルパンクチャリングパターンは前記広帯域において40MHzまたは80MHz帯域がパンクチャリングされたパターンを含むことができる。
【0482】
本実施形態は前記第1プリアンブルパンクチャリングパターンという限られたプリアンブルパンクチャリングを考慮して位相回転値を獲得する方法を提案する。
【0483】
前記広帯域が320MHz帯域であるため、前記広帯域は第1から第4の80MHz帯域を含むことができる。前記第1から第4の80MHz帯域は低い周波数から高い周波数順に配置され互い連続する。前記第1プリアンブルパンクチャリングパターンは第1から第8パターンを含むことができる。
【0484】
一例として、前記第1パターンは前記広帯域において前記第180MHz帯域内の40MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、前記第2パターンは前記広帯域において前記第280MHz帯域内の40MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、前記第3パターンは前記広帯域において前記第3の80MHz帯域内の40MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、前記第4パターンは前記広帯域において前記第4の80MHz帯域内の40MHz帯域がパンクチャリングされたパターンである。
【0485】
前記第1から第4パターンは前記広帯域において40MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、前記第1から第4の80MHz帯域においてパンクチャリングされる40MHz帯域は各80MHz帯域の両端にある40MHz帯域であり、各80MHz帯域の真ん中の40MHz帯域ではない。
【0486】
前記第5パターンは前記広帯域において前記第180MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、前記第6パターンは前記広帯域において前記第280MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、前記第7パターンは前記広帯域において前記第3の80MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、前記第8パターンは前記広帯域において前記第4の80MHz帯域がパンクチャリングされたパターンである。
【0487】
前記第5から第8パターンは前記広帯域において80MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、前記第1から第4の80MHz帯域自体がパンクチャリングされ、2つ以上の80MHz帯域に対して部分的にパンクチャリングされない場合がある。
【0488】
前記第1位相回転値のした要素(element)は前記320MHz帯域の各20MHz帯域に適用される位相回転値である。
【0489】
具体的には、位相回転値が適用されるサブキャリア範囲に対して説明する。
【0490】
前記320MHz帯域はサブキャリアインデックスが-512から511までのサブキャリアで設定される。前記第1位相回転値のうち、1番目の要素1はサブキャリアインデックスが-512から-449までのサブキャリアに適用され、前記第1位相回転値のうち、2番目の要素-1はサブキャリアインデックスが-448から-385までのサブキャリアに適用され、前記第1位相回転値のうち、3番目の要素-1はサブキャリアインデックスが-384から-321までのサブキャリアに適用され、前記第1位相回転値のうち、4番目の要素-1はサブキャリアインデックスが-320から-257までのサブキャリアに適用される。
【0491】
前記第1位相回転値のうち、5番目の要素1はサブキャリアインデックスが-256から-193までのサブキャリアに適用され、前記第1位相回転値のうち、6番目の要素-1はサブキャリアインデックスが-192から-129までのサブキャリアに適用され、前記第1位相回転値のうち、7番目の要素-1はサブキャリアインデックスが-128から-65までのサブキャリアに適用され、前記第1位相回転値のうち、8番目の要素-1はサブキャリアインデックスが-64から-1までのサブキャリアに適用される。
【0492】
前記第1位相回転値のうち、9番目の要素1はサブキャリアインデックスが0から63までのサブキャリアに適用され、前記第1位相回転値のうち、10番目の要素-1はサブキャリアインデックスが64から127までのサブキャリアに適用され、前記第1位相回転値のうち、11番目の要素-1はサブキャリアインデックスが128から191までのサブキャリアに適用され、前記第1位相回転値のうち、12番目の要素-1はサブキャリアインデックスが192から255までのサブキャリアに適用される。
【0493】
前記第1位相回転値のうち、13番目の要素-1はサブキャリアインデックスが256から319までのサブキャリアに適用され、前記第1位相回転値のうち、14番目の要素1はサブキャリアインデックスが320から383までのサブキャリアに適用され、前記第1位相回転値のうち、15番目の要素1はサブキャリアインデックスが384から447までのサブキャリアに適用され、前記第1位相回転値のうち、16番目の要素1はサブキャリアインデックスが448から511までのサブキャリアに適用される。
【0494】
前記第1位相回転値は第2位相回転値及び第3位相回転値に基づいて生成される。前記第2位相回転値は802.11ax無線LANシステムにおいて定義された80MHz帯域に対する位相回転値を繰り返した位相回転値である。一例として、前記第2位相回転値は[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1]である([1 -1-1 -1]を4回繰り返し)。
【0495】
前記第3位相回転値は前記L-SIGの最適のPAPR(Peak-to-Average Power Ratio)を獲得するために80MHz帯域単位で定義される位相回転値である。前記L-SIGの最適のPAPRは前記PPDUを送信するとき用いられるRF(Radio Frequency)の組み合わせに基づいて獲得される。前記RFの組み合わせは2個の160MHz能力(capability)を持ったRF(Radio Frequency)の組み合わせまたは1個の320MHz能力を持ったRFを含むことができる。一例として、前記第3位相回転値は[1 1 1 -1]である。このとき、前記第3位相回転値をradian単位で表記すると[1 1 1 e^(j2*pi*4/8)]である。
【0496】
本実施形態は802.11ax無線LANシステムにおいて定義された80MHz帯域に対する位相回転値(第2位相回転値)を繰り返して適用しながら各80MHz単位で追加の位相回転(第3位相回転値)を実行して、広帯域に対する位相回転値を生成する方法を提案する。
【0497】
具体的には、前記第1位相回転値は前記第2位相回転値及び前記第3位相回転値の積に基づいて獲得される。前記第3位相回転値のうち、1番目の要素1は前記第180MHz帯域に適用され、前記第3位相回転値のうち、2番目の要素1は前記第280MHz帯域に適用され、前記第3位相回転値のうち、3番目の要素1は前記第3の80MHz帯域に適用され、前記第3位相回転値のうち、4番目の要素-1は前記第4の80MHz帯域に適用される。すなわち、周波数帯域(またはサブキャリアインデックス)に合うように前記第2位相回転値と前記第3位相回転値を掛けて前記第1位相回転値を獲得することができる。これにより、前記第1位相回転値は[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 -1 1 1 1]に決定される。前記レガシープリアンブル、前記第1及び第2信号フィールドに前記第1位相回転値を適用することで、広帯域の送信に対して前記L-SIGに対する最適なPAPRを保証することができる。
【0498】
上述の実施形態は、前記PPDUが240MHz/160+80MHz/80+160MHz帯域を介して送信されるときも同じ方法に前記レガシープリアンブル、前記第1及び第2信号フィールドに位相回転値が定義され適用される。ただし、前記240MHz/160+80MHz/80+160MHz帯域は320MHz/160+160MHz帯域に対して80MHzベースのプリアンブルパンクチャリングを実行した帯域に決定され、前記240MHz/160+80MHz/80+160MHz帯域のための別途の位相回転値を定義せず、320MHz/160+160MHz帯域において定義された位相回転値を単一化して使用することができる(unified技術)。
【0499】
例えば、前記320MHz/160+160MHz帯域に対する位相回転値(第1位相回転値)を[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 -1 1 1 1]と仮定すれば、前記240MHz/160+80MHz/80+160MHz帯域に対する位相回転値はパンクチャリングされる80MHz帯域によって決定される。前記320MHz/160+160MHz帯域のうち、1番目の80MHzがパンクチャリングされる場合、前記240MHz/160+80MHz/80+160MHz帯域に対する位相回転値は[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 -1 1 1 1]である。前記320MHz/160+160MHz帯域のうち、2番目の80MHzがパンクチャリングされる場合、前記240MHz/160+80MHz/80+160MHz帯域に対する位相回転値は[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 -1 1 1 1]である。前記320MHz/160+160MHz帯域のうち、3番目の80MHzがパンクチャリングされる場合、前記240MHz/160+80MHz/80+160MHz帯域に対する位相回転値は[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 -1 1 1 1]である。前記320MHz/160+160MHz帯域のうち、4番目の80MHzがパンクチャリングされる場合、前記240MHz/160+80MHz/80+160MHz帯域に対する位相回転値は[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1]である。
【0500】
前記第1信号フィールドは前記第1プリアンブルパンクチャリングパターンに対する情報(またはPunctured Channel Information)を含むことができる。また、前記第1信号フィールドは帯域幅に対する情報及びPPDUタイプ及び圧縮モード(compression mode)に対する情報をさらに含むことができる。前記第2信号フィールドはリソースユニット(Resource Unit,RU)情報を含むことができる。送信STAは前記第1及び第2信号フィールドを介して160/240/320MHzでのトーンプランに対する情報を知らせることができる。また、前記EHT-STF、前記EHT-LTF及び前記データフィールドは広帯域のトーンプランに含まれた帯域(またはRU)において送受信される。
【0501】
図15は本実施形態に係る受信STAがPPDUを受信する手順を示したフロー図である。
【0502】
図15の一例は次世代無線LANシステム(IEEE 802.11beまたはEHT 無線LANシステム)がサポートされるネットワーク環境において実行される。前記次世代無線LANシステムは802.11axシステムを改善した無線LANシステムとして802.11axシステムと下位互換性(backward compatibility)を満足することができる。
【0503】
図15の一例は受信STAにおいて実行され、EHT(Extremely High Throughput)無線LANシステムをサポートするSTAに対応することができる。図15の送信STAはAP(access point)に対応することができる。
【0504】
本実施形態は広帯域(240MHzまたは320MHz)を介してPPDUを送信するとき、限られたプリアンブルパンクチャリングを考慮してL-SIGでの最適化されたPAPRを獲得できる位相回転値を設定する方法及び装置を提案する。
【0505】
S1510ステップにおいて、受信STA(station)は送信STAから第1帯域を介してPPDU(Physical Protocol Data Unit)を受信する。
【0506】
S1520ステップにおいて、前記受信STAは前記PPDUを復号する。
【0507】
前記PPDUはレガシープリアンブル(Legacy preamble)、第1及び第2信号フィールドを含む。前記レガシープリアンブルはL-STF(Legacy-Short Training Field)、L-LTF(Legacy-Long Training Field)及びL-SIG(Legacy-Signal)を含むことができる。前記第1信号フィールドはU-SIG(Universal-Signal)であり、前記第2信号フィールドはEHT-SIG(Extremely High Throughput-Signal)である。前記PPDUはEHT-STF、EHT-LTF及びデータフィールドをさらに含むことができる。
【0508】
前記レガシープリアンブル、前記第1及び第2信号フィールドは第1位相回転値に基づいて生成される。すなわち、位相回転はレガシープリアンブルから前記EHT-SIGまで適用される。
【0509】
前記広帯域が320MHz帯域である場合、前記第1位相回転値は[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 -1 1 1 1]である。
【0510】
前記第1位相回転値は前記広帯域の第1プリアンブルパンクチャリングパターン(preamble puncturing pattern)に基づいて獲得される。前記広帯域が320MHz(または160+160MHz)帯域である場合、前記第1プリアンブルパンクチャリングパターンは前記広帯域において40MHzまたは80MHz帯域がパンクチャリングされたパターンを含むことができる。
【0511】
本実施形態は前記第1プリアンブルパンクチャリングパターンという限られたプリアンブルパンクチャリングを考慮して位相回転値を獲得する方法を提案する。
【0512】
前記広帯域が320MHz帯域であるため、前記広帯域は第1から第4の80MHz帯域を含むことができる。前記第1から第4の80MHz帯域は低い周波数から高い周波数順に配置され互い連続する。前記第1プリアンブルパンクチャリングパターンは第1から第8パターンを含むことができる。
【0513】
一例として、前記第1パターンは前記広帯域において前記第180MHz帯域内の40MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、前記第2パターンは前記広帯域において前記第280MHz帯域内の40MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、前記第3パターンは前記広帯域において前記第3の80MHz帯域内の40MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、前記第4パターンは前記広帯域において前記第4の80MHz帯域内の40MHz帯域がパンクチャリングされたパターンである。
【0514】
前記第1から第4パターンは前記広帯域において40MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、前記第1から第4の80MHz帯域においてパンクチャリングされる40MHz帯域は各80MHz帯域の両端にある40MHz帯域であり、各80MHz帯域の真ん中の40MHz帯域ではない。
【0515】
前記第5パターンは前記広帯域において前記第180MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、前記第6パターンは前記広帯域において前記第280MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、前記第7パターンは前記広帯域において前記第3の80MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、前記第8パターンは前記広帯域において前記第4の80MHz帯域がパンクチャリングされたパターンである。
【0516】
前記第5から第8パターンは前記広帯域において80MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、前記第1から第4の80MHz帯域自体がパンクチャリングされ、2つ以上の80MHz帯域に対して部分的にパンクチャリングされない場合がある。
【0517】
前記第1位相回転値のした要素(element)は前記320MHz帯域の各20MHz帯域に適用される位相回転値である。
【0518】
具体的には、位相回転値が適用されるサブキャリア範囲に対して説明する。
【0519】
前記320MHz帯域はサブキャリアインデックスが-512から511までのサブキャリアで設定される。前記第1位相回転値のうち、1番目の要素1はサブキャリアインデックスが-512から-449までのサブキャリアに適用され、前記第1位相回転値のうち、2番目の要素-1はサブキャリアインデックスが-448から-385までのサブキャリアに適用され、前記第1位相回転値のうち、3番目の要素-1はサブキャリアインデックスが-384から-321までのサブキャリアに適用され、前記第1位相回転値のうち、4番目の要素-1はサブキャリアインデックスが-320から-257までのサブキャリアに適用される。
【0520】
前記第1位相回転値のうち、5番目の要素1はサブキャリアインデックスが-256から-193までのサブキャリアに適用され、前記第1位相回転値のうち、6番目の要素-1はサブキャリアインデックスが-192から-129までのサブキャリアに適用され、前記第1位相回転値のうち、7番目の要素-1はサブキャリアインデックスが-128から-65までのサブキャリアに適用され、前記第1位相回転値のうち、8番目の要素-1はサブキャリアインデックスが-64から-1までのサブキャリアに適用される。
【0521】
前記第1位相回転値のうち、9番目の要素1はサブキャリアインデックスが0から63までのサブキャリアに適用され、前記第1位相回転値のうち、10番目の要素-1はサブキャリアインデックスが64から127までのサブキャリアに適用され、前記第1位相回転値のうち、11番目の要素-1はサブキャリアインデックスが128から191までのサブキャリアに適用され、前記第1位相回転値のうち、12番目の要素-1はサブキャリアインデックスが192から255までのサブキャリアに適用される。
【0522】
前記第1位相回転値のうち、13番目の要素-1はサブキャリアインデックスが256から319までのサブキャリアに適用され、前記第1位相回転値のうち、14番目の要素1はサブキャリアインデックスが320から383までのサブキャリアに適用され、前記第1位相回転値のうち、15番目の要素1はサブキャリアインデックスが384から447までのサブキャリアに適用され、前記第1位相回転値のうち、16番目の要素1はサブキャリアインデックスが448から511までのサブキャリアに適用される。
【0523】
前記第1位相回転値は第2位相回転値及び第3位相回転値に基づいて生成される。前記第2位相回転値は802.11ax無線LANシステムにおいて定義された80MHz帯域に対する位相回転値を繰り返した位相回転値である。一例として、前記第2位相回転値は[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1]である([1 -1-1 -1]を4回繰り返し)。
【0524】
前記第3位相回転値は前記L-SIGの最適のPAPR(Peak-to-Average Power Ratio)を獲得するために80MHz帯域単位で定義される位相回転値である。前記L-SIGの最適のPAPRは前記PPDUを送信するとき用いられるRF(Radio Frequency)の組み合わせに基づいて獲得される。前記RFの組み合わせは2個の160MHz能力(capability)を持ったRF(Radio Frequency)の組み合わせまたは1個の320MHz能力を持ったRFを含むことができる。一例として、前記第3位相回転値は[1 1 1 -1]である。このとき、前記第3位相回転値をradian単位で表記すると [1 1 1 e^(j2*pi*4/8)]である。
【0525】
本実施形態は802.11ax無線LANシステムにおいて定義された80MHz帯域に対する位相回転値(第2位相回転値)を繰り返して適用しながら各80MHz単位で追加の位相回転(第3位相回転値)を実行して、広帯域に対する位相回転値を生成する方法を提案する。
【0526】
具体的には、前記第1位相回転値は前記第2位相回転値及び前記第3位相回転値の積に基づいて獲得される。前記第3位相回転値のうち、1番目の要素1は前記第180MHz帯域に適用され、前記第3位相回転値のうち、2番目の要素1は前記第280MHz帯域に適用され、前記第3位相回転値のうち、3番目の要素1は前記第3の80MHz帯域に適用され、前記第3位相回転値のうち、4番目の要素-1は前記第4の80MHz帯域に適用される。すなわち、周波数帯域(またはサブキャリアインデックス)に合うように前記第2位相回転値と前記第3位相回転値を掛けて前記第1位相回転値を獲得することができる。これにより、前記第1位相回転値は[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 -1 1 1 1]に決定される。前記レガシープリアンブル、前記第1及び第2信号フィールドに前記第1位相回転値を適用することで、広帯域の送信に対して前記L-SIGに対する最適なPAPRを保証することができる。
【0527】
上述の実施形態は、前記PPDUが240MHz/160+80MHz/80+160MHz帯域を介して送信されるときも同じ方法に前記レガシープリアンブル、前記第1及び第2信号フィールドに位相回転値が定義され適用される。ただし、前記240MHz/160+80MHz/80+160MHz帯域は320MHz/160+160MHz帯域に対して80MHzベースのプリアンブルパンクチャリングを実行した帯域に決定され、前記240MHz/160+80MHz/80+160MHz帯域のための別途の位相回転値を定義せず、320MHz/160+160MHz帯域において定義された位相回転値を単一化して使用することができる(unified技術)。
【0528】
例えば、前記320MHz/160+160MHz帯域に対する位相回転値(第1位相回転値)を[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 -1 1 1 1]と仮定すれば、前記240MHz/160+80MHz/80+160MHz帯域に対する位相回転値はパンクチャリングされる80MHz帯域によって決定される。前記320MHz/160+160MHz帯域のうち、1番目の80MHzがパンクチャリングされる場合、前記240MHz/160+80MHz/80+160MHz帯域に対する位相回転値は[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 -1 1 1 1]である。前記320MHz/160+160MHz帯域のうち、2番目の80MHzがパンクチャリングされる場合、前記240MHz/160+80MHz/80+160MHz帯域に対する位相回転値は[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 -1 1 1 1]である。前記320MHz/160+160MHz帯域のうち、3番目の80MHzがパンクチャリングされる場合、前記240MHz/160+80MHz/80+160MHz帯域に対する位相回転値は[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 -1 1 1 1]である。前記320MHz/160+160MHz帯域のうち、4番目の80MHzがパンクチャリングされる場合、前記240MHz/160+80MHz/80+160MHz帯域に対する位相回転値は[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1]である。
【0529】
前記第1信号フィールドは前記第1プリアンブルパンクチャリングパターンに対する情報(またはPunctured Channel Information)を含むことができる。また、前記第1信号フィールドは帯域幅に対する情報 及びPPDUタイプ及び圧縮モード(compression mode)に対する情報をさらに含むことができる。前記第2信号フィールドはリソースユニット(Resource Unit,RU)情報を含むことができる。送信STAは前記第1及び第2信号フィールドを介して160/240/320MHzでのトーンプランに対する情報を知らせることができる。また、前記EHT-STF、前記EHT-LTF及び前記データフィールドは広帯域のトーンプランに含まれた帯域(またはRU)において送受信される。
【0530】
3.装置構成
【0531】
上述の本明細書の技術的な特徴は様々な装置及び方法に適用される。例えば、上述の本明細書の技術的な特徴は図1及び/または図10の装置を介して実行/サポートされる。例えば、上述の本明細書の技術的な特徴は、図1及び/または図10の一部にのみ適用される。例えば、上述の本明細書の技術的な特徴は、図1の処理チップ114、124に基づいて実装されるか、図1のプロセッサ111、121とメモリ112,122に基づいて実装されるか、図10のプロセッサ610とメモリ(620)に基づいて実装される。例えば、本明細書の装置は、送信STAから広帯域を介してPPDU(Physical Protocol Data Unit)を受信し、及び前記PPDUを復号する。
【0532】
本明細書の技術的な特徴はCRM(computer readable medium)に基づいて実装される。例えば、本明細書によって提案されるCRMは少なくとも1つのプロセッサ(processor)によって実行されたことに基づいてする命令(instruction)を含む少なくとも1つのコンピューター可読記録媒体(computer readable medium)である。
【0533】
前記CRMは、送信STAから広帯域を介してPPDU(Physical Protocol Data Unit)を受信するステップ、及び前記PPDUを復号するステップを含む動作(operations)を実行する命令(instructions)を格納することができる。本明細書のCRM内に格納される命令は少なくとも1つのプロセッサによって実行(execute)される。本明細書のCRMに関連された少なくとも1つのプロセッサは図1のプロセッサ(111、121)または処理チップ(114、124)であるか、図19のプロセッサ610である。その一方で、本明細書のCRMは図1のメモリ(112、122)であるか図19のメモリ620であるか、別途の外部メモリ/記憶媒体/ディスクなどである。
【0534】
上述した本明細書の技術的な特徴は様々なアプリケーション(application)やビジネスモデルに適用可能である。例えば、人工知能(Artificial Intelligence:AI)をサポートする装置での無線通信のために上述した技術的な特徴が適用される。
【0535】
人工知能は人工的な知能またはこれを作る方法論を研究する分野を意味し、機械学習(Machine Learning)は人工知能分野において扱う様々な問題を定義し、それを解決する方法論を研究する分野を意味する。機械学習はある作業に対して継続的な経験を介してその作業に対する性能を高めるアルゴリズムと定義することもある。
【0536】
人工ニューラルネットワーク(人工ニューラルネットワーク;ANN)は機械学習において用いられるモデルとして、シナプスの結合にネットワークを形成した人工ニューロン(ノード)で設定される、問題解決能力を持つモデル全般を意味する。人工ニューラルネットワークは他のレイヤーのニューロンの間の接続パターン、モデルパラメータを更新する学習過程、出力値を生成する活性化関数(Activation Function)によって定義される。
【0537】
人工ニューラルネットワークは入力層(Input Layer)、出力層(Output Layer)、そして選択的に一つ以上の隠れ層(Hidden Layer)を含むことができる。各層は一つ以上のニューロンを含み、人工ニューラルネットワークはニューロンとニューロンを接続するシナプスを含むことができる。人工ニューラルネットワークにおいて各ニューロンはシナプスを介して入力される入力信号、加重値、偏向に対する活性化関数の関数値を出力することができる。
【0538】
モデルパラメータは学習を介して決定されるパラメータを意味し、シナプス接続の加重値とニューロンの偏向などが含まれる。そして、ハイパーパラメータは機械学習アルゴリズムにおいて学習前に設定する必要があるパラメータを意味し、学習率(Learning Rate)、繰り返し回数、ミニバッチサイズ、初期化関数などが含まれる。
【0539】
人工ニューラルネットワークの学習の目的は損失関数を最小化するモデルパラメータを決定することである。損失関数は人工ニューラルネットワークの学習過程において最適のモデルパラメータを決定するための指標として用いられる。
【0540】
機械学習は学習方法によって教師あり学習(Supervised Learning)、教師なし学習(Unsupervised Learning)、強化学習(Reinforcement Learning)として分類することができる。
【0541】
教師あり学習は学習データに対するラベル(label)が与えられた状態において人工ニューラルネットワークを学習させる方法を意味し、ラベルという学習データが人工ニューラルネットワークに入力される場合、人工ニューラルネットワークが推論する必要がある正解(または、結果値)を意味する。教師なし学習は学習データに対するラベルが与えられない状態において人工ニューラルネットワークを学習させる方法を意味する。強化学習はある環境内において定義されたエージェントが各状態において累積報酬を最大化する行動または行動順序を選択するように学習させる学習方法を意味する。
【0542】
人工ニューラルネットワークのうち、複数の隠れ層を含む深層ニューラルネットワーク(DNN:Deep Neural Network)として実装される機械学習を深層学習(Deep Learning)とも呼び、深層学習は機械学習の一部である。以下で、機械学習は深層学習を含む意味として使用される。
【0543】
また、上述した技術的な特徴はロボットの無線通信に適用される。
【0544】
ロボットは自ら保有した能力によって与えられた仕事を自動に処理するか、作動する機械を意味する。特に、環境を認識し自ら判断して動作を実行する機能を持つロボットを知能型ロボットと称する。
【0545】
ロボットは使用目的や分野によって産業用、医療用、家庭用、軍事用などで分類できる。ロボットはアクチュエータまたはモータを含む駆動部を備えロボット関節を動かすなどの様々な物理動作を実行することができる。また、移動可能なロボットは駆動部にホイール、ブレーキ、プロペラなどが含まれ、駆動部を介して地上で走行するか空中で飛行することができる。
【0546】
また、上述した技術的な特徴は拡張現実をサポートする装置に適用される。
【0547】
拡張現実は仮想現実(VR:Virtual Reality)、拡張現実(AR:Augmented Reality)、複合現実(MR:Mixed Reality)を総称する。VR技術は現実世界のオブジェクトや背景などをCG映像としてのみ提供し、AR技術は実際の物体映像上に仮想として作られたCG映像をともに提供し、MR技術は現実世界に仮想物体をミックスして、且つ、結合させて提供するコンピューターグラフィックス技術である。
【0548】
MR技術は仮想物体と仮想物体を一緒に見せるという点でAR技術と似ている。しかし、AR技術では仮想物体が仮想物体を補完する形で用いられる一方、MR技術では仮想物体と仮想物体が同等な性格で使用されるという点で違いがある。
【0549】
XR技術はHMD(Head-Mount Display)、HUD(Head-Up Display)、携帯電話、タブレットPC、ノートパソコン、デスクトップ、TV、デジタルサイネージなどに適用され、XR技術が適用された装置をXR装置(XR Device)と称することができる。
【0550】
本明細書に記載された請求項は様々な方法に組み合わせることができる。例えば、本明細書の方法請求項の技術的な特徴を組み合わせて装置に実装され、本明細書の装置請求項の技術的な特徴を組み合わせて方法として実装される。また、本明細書の方法請求項の技術的な特徴と装置請求項の技術的な特徴を組み合わせて装置に実装され、本明細書の方法請求項の技術的な特徴と装置請求項の技術的な特徴を組み合わせて方法として実装される。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
【手続補正書】
【提出日】2024-05-16
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
PPDU(Physical Protocol Data Unit)を受信するための方法であって、
受信STA(station)が、送信STAから前記PPDUを受信するステップと、
前記受信STAが、前記PPDUを復号するステップと、を含み、
前記PPDUは、レガシープリアンブル、第1信号フィールド及び第2信号フィールドを含み、
第1位相回転値が、320MHz帯域のために、前記レガシープリアンブル、前記第1信号フィールド及び前記第2信号フィールドに適用され、
前記第1位相回転値は、[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 -1 1 1 1]であ、方法。
【請求項2】
前記第1位相回転値は、前記320MHz帯域の第1プリアンブルパンクチャリングパターンに基づいて獲得され、
前記第1プリアンブルパンクチャリングパターンは、前記320MHz帯域において40MHz又は80MHz帯域がパンクチャリングされたパターンを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記320MHz帯域は、第1~第4の80MHz帯域を含み、
前記第1プリアンブルパンクチャリングパターンは、第1~第8パターンを含み、
前記第1パターンは、前記320MHz帯域において前記第1の80MHz帯域内の40MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、
前記第2パターンは、前記320MHz帯域において前記第2の80MHz帯域内の40MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、
前記第3パターンは、前記320MHz帯域において前記第3の80MHz帯域内の40MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、
前記第4パターンは、前記320MHz帯域において前記第4の80MHz帯域内の40MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、
前記第5パターンは、前記320MHz帯域において前記第1の80MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、
前記第6パターンは、前記320MHz帯域において前記第2の80MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、
前記第7パターンは、前記320MHz帯域において前記第3の80MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、
前記第8パターンは、前記320MHz帯域において前記第4の80MHz帯域がパンクチャリングされたパターンである、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1位相回転値の1つの要素は、前記320MHz帯域の各20MHz帯域に適用される位相回転値であり、
前記320MHz帯域は、サブキャリアインデックス-512から-511までを有するサブキャリアで構成され、
前記第1位相回転値の1番目の1は、-512~-449のサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の2番目の-1は、-448~-385のサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の3番目の-1は、-384から-321までのサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の4番目の-1は、-320から-257までのサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の5番目の1は、-256~-193のサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の6番目の-1は、-192から-129までのサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の7番目の-1は、-128~-65のサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の8番目の-1は、-64~-1のサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の9番目の1は、0から63までのサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の10番目の-1は、64から127までのサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の11番目の-1は、128から191までのサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の12番目の-1は、192~225のサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値のうちの13番目の-1は、256から319までのサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の14番目の1は、320から383までのサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の15番目の1は、384から447までのサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の16番目の1は、サブキャリアインデックス448~511を有するサブキャリアに適用される、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記レガシープリアンブルは、L-STF(Legacy-Short Training Field)、L-LTF(Legacy-Long Training Field)及びL-SIG(Legacy-Signal)を含み、
前記第1位相回転値は、第2位相回転値及び第3位相回転値に基づいて生成され、
前記第2位相回転値は、802.11ax無線LANシステムにおいて定義された前記80MHz帯域に対する位相回転値が繰り返された前記位相回転値であり、
前記第3位相回転値は、前記L-SIGの最適なPAPR(Peak-to-Average Power Ratio)を獲得するために80MHz帯域単位で定義された位相回転値であり、
前記L-SIGの前記最適なPAPRは、前記PPDUを送信するときに用いられるRF(Radio Frequency)の組み合わせに基づいて獲得され、
前記RFの前記組み合わせは、160MHz能力を持った2個のRFの組み合わせ、又は320MHz能力を持った1個のRFを含む、請求項に記載の方法。
【請求項6】
前記第2位相回転値は、[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1]であり、
前記第3位相回転値は、[1 1 1 -1]であり、
前記第1位相回転値は、前記第2位相回転値と前記第3位相回転値との積に基づいて獲得される、請求項に記載の方法。
【請求項7】
記第3位相回転値の1番目の要素1は、前記第1の80MHz帯域に適用され、
前記第3位相回転値の2番目の要素1は、前記第2の80MHz帯域に適用され、
前記第3位相回転値の3番目の要素1は、前記第3の80MHz帯域に適用され、
前記第3位相回転値の4番目の要素-1は、前記第4の80MHz帯域に適用される、請求項に記載の方法。
【請求項8】
前記第1信号フィールドは、U-SIG(Universal-Signal)であり、前記第2信号フィールドは、EHT-SIG(Extremely High Throughput-Signal)であり、
前記第1信号フィールドは、前記第1プリアンブルパンクチャリングパターンに関する情報を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
WLAN(wireless local area network)システムにおける受信STA(station)であって、
メモリと、
送受信機と、
前記メモリ及び前記送受信機と動作できるように組み合わされたプロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、
送信STAからPPDU(Physical Protocol Data Unit)を受信し、
前記PPDUを復号する、
ように構成され、
前記PPDUは、レガシープリアンブル、第1信号フィールド及び第2信号フィールドを含み、
第1位相回転値が、320MHz帯域のために、前記レガシープリアンブル、前記第1信号フィールド及び前記第2信号フィールドに適用され、
前記第1位相回転値は、[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 -1 1 1 1]であ、受信STA。
【請求項10】
PPDU(Physical Protocol Data Unit)を送信するための方法であって、
送信STA(station)が、前記PPDUを生成するステップと、
前記送信STAが、前記PPDUを受信STAに送信するステップと、を含み、
前記PPDUは、レガシープリアンブル、第1信号フィールド及び第2信号フィールドを含み、
第1位相回転値が、320MHz帯域のために、前記レガシープリアンブル、前記第1信号フィールド及び前記第2信号フィールドに適用され、
前記第1位相回転値は、[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 -1 1 1 1]であ、方法。
【請求項11】
前記第1位相回転値は、前記320MHz帯域の第1プリアンブルパンクチャリングパターンに基づいて獲得され、
前記第1プリアンブルパンクチャリングパターンは、前記320MHz帯域において40MHz又は80MHz帯域がパンクチャリングされたパターンを含む、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記320MHz帯域は、第1~第4の80MHz帯域を含み、
前記第1プリアンブルパンクチャリングパターンは、第1~第8パターンを含み、
前記第1パターンは、前記320MHz帯域において前記第1の80MHz帯域内の40MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、
前記第2パターンは、前記320MHz帯域において前記第2の80MHz帯域内の40MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、
前記第3パターンは、前記320MHz帯域において前記第3の80MHz帯域内の40MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、
前記第4パターンは、前記320MHz帯域において前記第4の80MHz帯域内の40MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、
前記第5パターンは、前記320MHz帯域において前記第1の80MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、
前記第6パターンは、前記320MHz帯域において前記第2の80MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、
前記第7パターンは、前記320MHz帯域において前記第3の80MHz帯域がパンクチャリングされたパターンであり、
前記第8パターンは、前記320MHz帯域において前記第4の80MHz帯域がパンクチャリングされたパターンである、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記第1位相回転値の1つの要素は、前記320MHz帯域の各20MHz帯域に適用される位相回転値であり、
前記320MHz帯域は、サブキャリアインデックス-512から-511までを有するサブキャリアで構成され、
前記第1位相回転値の1番目の1は、-512~-449のサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の2番目の-1は、-448~-385のサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の3番目の-1は、-384から-321までのサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の4番目の-1は、-320から-257までのサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の5番目の1は、-256~-193のサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の6番目の-1は、-192から-129までのサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の7番目の-1は、-128~-65のサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の8番目の-1は、-64~-1のサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の9番目の1は、0から63までのサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の10番目の-1は、64から127までのサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の11番目の-1は、128から191までのサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の12番目の-1は、192~225のサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値のうちの13番目の-1は、256から319までのサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の14番目の1は、320から383までのサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の15番目の1は、384から447までのサブキャリアインデックスを有するサブキャリアに適用され、
前記第1位相回転値の16番目の1は、サブキャリアインデックス448~511を有するサブキャリアに適用される、請求項10に記載の方法。
【請求項14】
前記レガシープリアンブルは、L-STF(Legacy-Short Training Field)、L-LTF(Legacy-Long Training Field)及びL-SIG(Legacy-Signal)を含み、
前記第1位相回転値は、第2位相回転値及び第3位相回転値に基づいて生成され、
前記第2位相回転値は、802.11ax無線LANシステムにおいて定義された前記80MHz帯域に対する位相回転値が繰り返された前記位相回転値であり、
前記第3位相回転値は、前記L-SIGの最適なPAPR(Peak-to-Average Power Ratio)を獲得するために80MHz帯域単位で定義された位相回転値であり、
前記L-SIGの前記最適なPAPRは、前記PPDUを送信するときに用いられるRF(Radio Frequency)の組み合わせに基づいて獲得され、
前記RFの前記組み合わせは、160MHz能力を持った2個のRFの組み合わせ、又は320MHz能力を持った1個のRFを含む、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記第2位相回転値は、[1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1 1 -1-1 -1]であり、
前記第3位相回転値は、[1 1 1 -1]であり、
前記第1位相回転値は、前記第2位相回転値と前記第3位相回転値との積に基づいて獲得される、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
記第3位相回転値の1番目の要素1は、前記第1の80MHz帯域に適用され、
前記第3位相回転値の2番目の要素1は、前記第2の80MHz帯域に適用され、
前記第3位相回転値の3番目の要素1は、前記第3の80MHz帯域に適用され、
前記第3位相回転値の4番目の要素-1は、前記第4の80MHz帯域に適用される、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記第1信号フィールドは、U-SIG(Universal-Signal)であり、前記第2信号フィールドは、EHT-SIG(Extremely High Throughput-Signal)であり、
前記第1信号フィールドは、前記第1プリアンブルパンクチャリングパターンに関する情報を含む、請求項10に記載の方法。