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特開2024-106281情報検索システム及びそのプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024106281
(43)【公開日】2024-08-07
(54)【発明の名称】情報検索システム及びそのプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20240731BHJP
【FI】
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023010546
(22)【出願日】2023-01-26
(71)【出願人】
【識別番号】000003562
【氏名又は名称】東芝テック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(72)【発明者】
【氏名】下村 宏
【テーマコード(参考)】
5L049
5L050
【Fターム(参考)】
5L049CC12
5L050CC12
(57)【要約】
【課題】消費者が好む発信者によって発信された情報から当該消費者が興味を持っている商品を検索し、さらにその商品の販売情報を検索する。
【解決手段】第1検出部は、利用者識別情報と関連付けて記憶された発信者識別情報で識別される発信者がネットワーク経由で発信する情報から、同利用者識別情報と関連付けて記憶された商品識別情報で識別される商品を検出する。第2検出部は、様々な商品の販売情報を提供するWebサイトから、第1検出部で検出された商品の販売情報を検出する。出力部は、利用者識別情報で識別される利用者が使用する端末に、第2検出部で検出された商品の販売情報を出力する。
【選択図】 図2

【特許請求の範囲】
【請求項1】
利用者を識別する利用者識別情報と関連付けて、ネットワーク経由で商品の情報を発信する発信者を識別する発信者識別情報と、検索対象の商品の識別する商品識別情報とを記憶する記憶部と、
前記利用者識別情報と関連付けて記憶された前記発信者識別情報で識別される前記発信者がネットワーク経由で発信する情報から、同利用者識別情報と関連付けて記憶された商品識別情報で識別される商品を検出する第1検出部と、
様々な商品の販売情報を提供するWebサイトから、前記第1検出部で検出された商品の販売情報を検出する第2検出部と、
前記利用者識別情報で識別される利用者が使用する端末に、前記第2検出部で検出された商品の販売情報を出力する出力部と、
を具備する情報検索システム。
【請求項2】
前記利用者が使用する端末において入力された前記発信者の発信者識別情報と前記商品の商品識別情報とを当該利用者の利用者識別情報と関連付けて前記記憶部に登録する登録部、
をさらに具備する請求項1記載の情報検索システム。
【請求項3】
前記第1検出部で検出された商品の画像を前記発信者がネットワーク経由で発信する情報から抽出する抽出部、
をさらに具備し、
前記出力部は、さらに、前記抽出部により抽出された前記商品の画像を前記利用者識別情報で識別される利用者が使用する端末に出力する、請求項1記載の情報検索システム。
【請求項4】
前記利用者が使用する端末に画像が出力された商品の中から、当該利用者が販売情報の収集を要求する商品を受け付ける受付部、
をさらに具備し、
前記第2検出部は、前記受付部で受け付けた商品の販売情報を検出する、請求項3記載の情報検索システム。
【請求項5】
前記商品の販売情報は、少なくとも当該商品を販売する販売店のWebサイトに係る情報を含む、請求項1乃至4のうちいずれか一記載の情報検索システム。
【請求項6】
情報検索システムのコンピュータを、
利用者を識別する利用者識別情報と関連付けて、ネットワーク経由で商品の情報を発信する発信者を識別する発信者識別情報と、検索対象の商品の識別する商品識別情報とを記憶する記憶部を検索して、前記利用者識別情報と関連付けて記憶された前記発信者識別情報で識別される前記発信者がネットワーク経由で発信する情報から、同利用者識別情報と関連付けて記憶された商品識別情報で識別される商品を検出する第1検出部、
様々な商品の販売情報を提供するWebサイトから、前記第1検出部で検出された商品の販売情報を検出する第2検出部、及び、
前記利用者識別情報で識別される利用者が使用する端末に、前記第2検出部で検出された商品の販売情報を出力する出力部、
として機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報検索システム及びそのプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年のインターネットの普及により、消費者は、パソコン、スマートフォン等の情報端末を利用して、商品に関連する様々な情報を入手できるようになった。特に昨今では、SNS(Social Networking Service)の機能を利用して情報を発信する発信者、いわゆるインフルエンサーへの依存が高まっており、自分と趣味嗜好が一致しているインフルエンサーから発信される情報から興味のある商品を探す消費者が増えている。しかしながら消費者は、インフルエンサーが発信する情報だけでは興味を持った商品を販売する店舗の情報等には直ぐには辿り着かないというのが実情である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第6795865号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、消費者が好む発信者によって発信された情報から当該消費者が興味を持っている商品を検索し、さらにその商品の販売情報を検索し得る情報検索システムを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態において、情報検索システムは、記憶部と、第1検出部と、第2検出部と、出力部とを備える。記憶部は、利用者を識別する利用者識別情報と関連付けて、ネットワーク経由で商品の情報を発信する発信者を識別する発信者識別情報と、検索対象の商品の識別する商品識別情報とを記憶する。第1検出部は、利用者識別情報と関連付けて記憶された発信者識別情報で識別される発信者がネットワーク経由で発信する情報から、同利用者識別情報と関連付けて記憶された商品識別情報で識別される商品を検出する。第2検出部は、様々な商品の販売情報を提供するWebサイトから、第1検出部で検出された商品の販売情報を検出する。出力部は、利用者識別情報で識別される利用者が使用する端末に、第2検出部で検出された商品の販売情報を出力する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1図1は、一実施形態に係る情報検索システムのシステム構成図である。
図2図2は、情報検索サーバの要部回路構成を示すブロック図である。
図3図3は、発信者レコードを構成する主要なデータ項目を示す模式図である。
図4図4は、ユーザレコードを構成する主要なデータ項目を示す模式図である。
図5図5は、情報端末の要部回路構成を示すブロック図である。
図6図6は、情報端末のプロセッサが情報検索アプリに従って実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。
図7図7は、情報端末のプロセッサが情報検索アプリに従って実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。
図8図8は、情報端末のプロセッサが情報検索アプリに従って実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。
図9図9は、情報端末のプロセッサが情報検索アプリに従って実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。
図10図10は、情報検索サーバのプロセッサが登録イベントに応じて実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。
図11図11は、情報検索サーバのプロセッサが削除イベントに応じて実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。
図12図12は、情報検索サーバのプロセッサが検索イベントに応じて実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。
図13図13は、情報検索サーバのプロセッサが実行イベントに応じて実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。
図14図14は、メニュー画面の一表示例を示す模式図である。
図15図15は、登録済リスト画面の一表示例を示す模式図である。
図16図16は、発信者一覧画面の一表示例を示す模式図である。
図17図17は、登録済リスト画面の一表示例を示す模式図である。
図18図18は、商品入力画面の一表示例を示す模式図である。
図19図19は、商品紹介画面の一表示例を示す模式図である。
図20図20は、販売情報画面の一表示例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、消費者が好む発信者によって発信された情報から当該消費者が興味を持っている商品を検索し、さらにその商品の販売情報を検索し得る情報検索システムの実施形態について、図面を用いて説明する。
【0008】
[情報検索システムの説明]
図1は、一実施形態に係る情報検索システム100のシステム構成図である。情報検索システム100は、情報検索サーバ1と、通信ネットワーク2とを含む。情報検索サーバ1は、通信ネットワーク2と接続する。通信ネットワーク2は、典型的にはインターネットである。通信ネットワーク2には、複数の発信者サイト3と店舗サイト4が接続される。また、多数の情報端末5が、例えば無線LAN(Local Area Network)を介して通信ネットワーク2に接続可能である。
【0009】
発信者サイト3は、情報の発信者が公開するWebサイトである。発信者は、Facebook(登録商標)、Twitter(登録商標)、Instagram(登録商標)、YoeTube(登録商標)等のSNSの機能を利用して消費者に紹介したい商品の情報を動画又は静止画で発信する。商品のジャンルは、特に限定されない。発信者は、消費者の購買意欲に大きな影響力を及ぼすためインフルエンサーと称される。一般には、スポーツ選手、芸能人、ファッションモデル、特定分野の専門家等の著名人がインフルエンサーとなり得る。
【0010】
店舗サイト4は、店舗が公開するWebサイトである。店舗は、実在する店舗であってもよいし、インターネット上の仮想店舗であってもよい。店舗は、店舗サイト4を利用して、販売する商品の情報を発信する。商品の情報は、例えば商品の外観画像、品番、商品名、メーカ名、価格等である。商品のジャンルは、特に限定されない。
【0011】
情報端末5は、発信者サイト3、店舗サイト4等のWebサイトで公開される情報を出力する機能を有した汎用の端末である。すなわち情報端末5は、Webブラウザとしてのアプリケーションソフトウェアの他、Facebook、Twitter、Instagram、YoeTube等のSNSにそれぞれ対応したアプリケーションソフトウェアを選択的に実装した端末である。そして本実施形態では、情報端末5は、通信ネットワーク2を介して情報検索サーバ1にアクセスするための専用のアプリケーションソフトウェアを実装している。以下では、この専用のアプリケーションソフトウェアを情報検索アプリ6と称する。情報端末5は、一般の消費者が利用者となる。例えばスマートフォン、パーソナルコンピュータ、タブレット端末等が情報端末5となり得る。
【0012】
情報検索サーバ1は、情報端末5を利用する消費者が好むインフルエンサーの発信者サイト3から発信される情報のなかから当該消費者が興味を持っている商品を検索し、さらにその商品の販売情報を店舗サイト4から検索する機能を有したコンピュータである。販売情報は、例えばその商品を販売する店舗の情報である。
【0013】
一実施形態は、消費者が情報端末5を利用して、自分と趣味嗜好が一致しているインフルエンサーを登録するとともに、自身が興味を持っている商品のジャンルを登録する。情報検索サーバ1は、消費者によって登録されたインフルエンサーの発信者サイト3から、Facebook、Twitter、Instagram、YoeTube等のSNSの機能を利用して通信ネットワーク2経由で発信される情報を検索する。そして、当該消費者が登録したジャンルに属する商品を検出すると、情報検索サーバ1は、例えばWebスクレイピングの手法により店舗サイト4の情報を抽出する。そして情報検索サーバ1は、例えばAI(Artificial Intelligence)を活用した画像認識又はテキストマイニング等の技術を利用して、発信者サイト3から検出した商品を販売している店舗を検索する。情報検索サーバ1は、検索により取得した店舗の情報、すなわち消費者が登録したインフルエンサーが紹介した商品でかつ当該消費者が登録したジャンルに属する商品の販売情報を、当該消費者が利用する情報端末5に出力する。このような実施形態により、消費者は、自分と趣味嗜好が一致しているインフルエンサーが、自身が興味を持っている商品を紹介した場合に、その商品がどの店で販売されているかというような販売情報を、情報端末5を介して取得することができる。そこで次に、かかる実施形態の情報検索サーバ1と情報端末5の構成及び作用について具体的に説明する。
【0014】
[情報検索サーバの構成説明]
図2は、情報検索サーバ1の要部回路構成を示すブロック図である。情報検索サーバ1は、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶デバイス13、通信インターフェース14及びシステム伝送路15を備える。システム伝送路15は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。情報検索サーバ1は、プロセッサ11と、メインメモリ12、補助記憶デバイス13及び通信インターフェース14とをシステム伝送路15で接続することにより、コンピュータを構成する。
【0015】
プロセッサ11は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ11は、オペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムに従って、情報検索サーバ1としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ11は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。
【0016】
メインメモリ12は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はアプリケーションソフトウェアを記憶する。メインメモリ12は、プロセッサ11が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ12は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ11によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。不揮発性のメモリ領域は、例えばROM(Read Only Memory)である。揮発性のメモリ領域は、例えばRAM(Random Access Memory)である。
【0017】
補助記憶デバイス13は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、あるいはSSD(Solid State Drive)等が補助記憶デバイス13となり得る。補助記憶デバイス13は、プロセッサ11が各種の処理を行う上で使用するデータ、又は、プロセッサ11での処理によって作成されたデータ等を保存する。補助記憶デバイス13は、アプリケーションソフトウェアを記憶する場合もある。
【0018】
通信インターフェース14は、通信ネットワーク2に接続する。通信インターフェース14は、通信ネットワーク2を介して発信者サイト3又は店舗サイト4とデータ通信を行う。また通信インターフェース14は、通信ネットワーク2に接続された情報端末5とデータ通信を行うこともできる。
【0019】
かかる構成の情報検索サーバ1は、補助記憶デバイス13において発信者データベース7とユーザデータベース8とを備える。発信者データベース7は、発信者サイト3毎に作成される発信者レコード71(図3を参照)の集合体である。ユーザデータベース8は、情報端末5を利用する消費者毎に作成されるユーザレコード81(図4を参照)の集合体である。
【0020】
図3は、発信者レコード71を構成する主要なデータ項目を示す模式図である。図示するように発信者レコード71は、発信者ID、発信者名、発信者サイト3のURL(Uniform Resource Locator)等を含む。発信者IDは、発信者サイト3を公開する発信者、いわゆるインフルエンサーを識別するために発信者毎に設定された一意の識別情報である。発信者IDは、発信者識別情報の一例である。発信者名は、発信者IDで特定される発信者の固有名称である。URLは、当該発信者が公開する発信者サイト3のURLである。
【0021】
図4は、ユーザレコード81を構成する主要なデータ項目を示す模式図である。図示するようにユーザレコード81は、ユーザID、端末アドレス、登録発信者数、発信者ID、登録商品数、商品分類コード等を含む。ユーザIDは、情報検索システム100を利用するためにユーザ登録を行った消費者に対して設定される一意の識別情報である。ユーザIDは、利用者識別情報の一例である。端末アドレスは、ユーザIDによって特定される消費者が利用する情報端末5に対して割り当てられたIPアドレスである。登録発信者数は、当該消費者によって登録された発信者の総数である。消費者は、発信者サイト3を公開する発信者の中から例えば自分と趣味嗜好が一致する発信者を適宜選択して登録することができる。ユーザレコード81は、登録発信者数分の発信者IDを含む。
【0022】
登録商品数は、当該消費者によって登録された商品の総数である。商品は、類似する品目を一群とした商品分類を単位とする。例えばファッション関連商品は、トップス、ボトムス、履物、アクセサリー等のジャンルに分類される。トップスは、シャツ、ジャケット、コート等の品目を一群とした商品分類である。ボトムスは、スラックス、スカート、ジーンズ等の品目を一群とした商品分類である。履物は、スニーカー、革靴、ブーツ、サンダル等の品目を一群とした商品分類である。アクセサリーは、腕時計、ネックレス、ペンダント、イヤリング等の品目を一群とした商品分類である。一実施形態では、これらのジャンルを消費者が登録する商品の単位とする。各ジャンルには、それぞれ一意の商品分類コードが割り当てられる。消費者は、興味のあるジャンルを適宜選択して登録することができる。ユーザレコード81は、登録商品数分の商品分類コードを含む。商品分類コードは、商品識別情報の一例である。
【0023】
このようにユーザデータベース8は、情報端末5を利用する消費者いわゆる利用者を識別する利用者識別情報すなわちユーザIDと関連付けて、ネットワーク経由で商品の情報を発信する発信者を識別する発信者識別情報すなわち発信者IDと、検索対象の商品の識別する商品識別情報すなわち商品分類コードと、を記憶する記憶部として機能する。
【0024】
図2の説明に戻る。
プロセッサ11は、登録部111、第1検出部112、抽出部113、受付部114、第2検出部115及び出力部116としての機能を有する。登録部111は、情報端末5を介して入力された発信者の発信者IDと商品の商品分類コードとを、当該情報端末5の利用者に設定されたユーザIDと関連付けてユーザデータベース8に登録する機能である。
【0025】
第1検出部112は、ユーザレコード81に含まれる発信者IDで識別される発信者がネットワーク経由で発信する情報から、同ユーザレコード81に含まれる商品分類コードで識別される商品を検出する機能である。抽出部113は、第1検出部112で検出された商品の画像を発信者がネットワーク経由で発信する情報から抽出する機能である。出力部116は、抽出部113により抽出された商品の画像を、同ユーザレコード81に含まれる端末アドレスの情報端末5に出力する機能である。受付部114は、情報端末5に画像が出力された商品の中から、当該情報端末5の利用者によって指定された商品を受け付ける機能である。第2検出部115は、第1検出部112で検出された商品のうち受付部114で受け付けた商品の販売情報を店舗サイト4から検出する機能である。出力部116は、第2検出部115で検出された商品の販売情報を情報端末5に出力する機能でもある。
【0026】
これらの登録部111、第1検出部112、抽出部113、受付部114、第2検出部115及び出力部116としての機能は、プロセッサ11がサーバ用プログラムに従って実行する情報処理によって実現される。
【0027】
サーバ用プログラムは、メインメモリ12又は補助記憶デバイス13に記憶されるアプリケーションソフトウェアの一種である。サーバ用プログラムをメインメモリ12又は補助記憶デバイス13にインストールする方法は特に限定されるものではない。リムーバブルな記録媒体にサーバ用プログラムを記録して、あるいは通信ネットワーク2を介した通信によりサーバ用プログラムを配信して、メインメモリ12又は補助記憶デバイス13にインストールすることができる。記録媒体は、CD-ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。
【0028】
[情報端末の構成説明]
図5は、情報端末5の要部回路構成を示すブロック図である。情報端末5は、プロセッサ51、メインメモリ52、補助記憶デバイス53、通信ユニット54、入力デバイス55、表示デバイス56及びシステム伝送路57を備える。システム伝送路57は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含む。情報端末5は、プロセッサ51と、メインメモリ52、補助記憶デバイス53及び通信ユニット54とをシステム伝送路57で接続することにより、コンピュータを構成する。そしてこのコンピュータに、システム伝送路57を介して入力デバイス55及び表示デバイス56を接続している。入力デバイス55は、例えばキーボードである。表示デバイス56は、例えば液晶ディスプレイである。入力デバイス55と表示デバイス56との機能を兼ね備えたタッチパネルをコンピュータに接続してもよい。
【0029】
プロセッサ51は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ51は、オペレーティングシステム又はアプリケーションプログラムに従って、情報端末5としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。プロセッサ51は、例えばCPUである。
【0030】
メインメモリ52は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ52は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ52は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はアプリケーションソフトウェアを記憶する。メインメモリ52は、プロセッサ51が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ52は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ51によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。不揮発性のメモリ領域は、例えばROMである。揮発性のメモリ領域は、例えばRAMである。
【0031】
補助記憶デバイス53は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM、HDD、あるいはSSD等が補助記憶デバイス53となり得る。補助記憶デバイス53は、プロセッサ51が各種の処理を行う上で使用するデータ、又は、プロセッサ51での処理によって作成されたデータ等を保存する。補助記憶デバイス53は、アプリケーションソフトウェアを記憶する場合もある。
【0032】
通信ユニット54は、通信ネットワーク2に接続してデータ通信を行うための回路である。情報端末5は、通信ユニット54を介して発信者サイト3とデータ通信を行うことにより、発信者サイト3がSNS等を利用して公開する動画、静止画等を表示デバイス56に表示することができる。また情報端末5は、通信ユニット54を介して店舗サイト4とデータ通信を行うことにより、店舗サイト4が公開するWebページを表示デバイス56に表示することができる。
【0033】
かかる構成の情報端末5は、メインメモリ52又は補助記憶デバイス53において前述した情報検索アプリ6を記憶する。情報検索アプリ6をメインメモリ52又は補助記憶デバイス53にインストールする方法は特に限定されるものではない。リムーバブルな記録媒体に情報検索アプリ6を記録して、あるいは通信ネットワーク2を介した通信により情報検索アプリ6を配信して、メインメモリ52又は補助記憶デバイス53にインストールすることができる。記録媒体は、CD-ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。
【0034】
[情報検索サーバと情報端末の作用説明]
次に、図6乃至図13の流れ図、及び、図14乃至図20の表示画面例を用いて、情報端末5と情報検索サーバ1の作用について説明する。なお、以下の説明は一例である。同様な効果を奏し得るのであれば、その内容及び手順等は適宜変更することができる。また、表示画面も一例である。出力されるテキストの内容、画像の配置、ソフトウェアキーの種類及びレイアウト等は、適宜変更することができる。
【0035】
図6乃至図9は、情報端末5のプロセッサ51が情報検索アプリ6に従って実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。情報端末5の利用者が情報検索アプリ6を起動すると、プロセッサ51は、図6のACT1として通信ユニット54を制御し、情報検索サーバ1との通信回線を確立する。そして、情報検索サーバ1との通信回線が確立されると、プロセッサ51は、ACT2として表示デバイス56にメニュー画面SCa(図14を参照)を表示する。
【0036】
図14は、メニュー画面SCaの一表示例である。メニュー画面SCaは、登録ボタンBTaと検索ボタンBTbとを配置する。登録ボタンBTaは、登録メニューを選択するための操作子である。検索ボタンBTbは、検索メニューを選択するための操作子である。登録ボタンBTa及び検索ボタンBTbは、ソフトウェアキーである。
【0037】
このように、情報検索アプリ6が起動した情報端末5は、登録メニューと検索メニューとを選択可能となる。登録メニューは、情報端末5の利用者が、自分と趣味嗜好が一致しているインフルエンサーと、自身が興味を持っている商品のジャンルとを登録する場合に実行するメニューである。検索メニューは、情報端末5の利用者が興味を持っている商品の販売情報を入手する際に実行するメニューである。登録メニューを実行する利用者は、登録ボタンBTaを入力する。検索メニューを実行する利用者は、検索ボタンBTbを入力する。
【0038】
メニュー画面SCaを表示した情報端末5のプロセッサ51は、ACT3として登録ボタンBTaを入力されるか、ACT4として検索ボタンBTbが入力されるのを待ち受ける。ACT3及びACT4の待ち受け状態において、登録ボタンBTaが入力されると、プロセッサ51は、ACT5へと進む。プロセッサ51は、ACT5として利用者のユーザIDを取得する。ユーザIDは、例えば情報検索アプリ6とともにメインメモリ52又は補助記憶デバイス53に記憶されている。プロセッサ51は、メインメモリ52又は補助記憶デバイス53から利用者のユーザIDを取得する。
【0039】
ユーザIDを取得したプロセッサ51は、ACT6として登録済リストを取得する。登録済リストは、情報端末5の利用者が既に登録している発信者と商品のリストである。前回までの登録メニューの処理で登録された発信者と商品の情報は、例えばメインメモリ52又は補助記憶デバイス53に記憶されている。プロセッサ51は、メインメモリ52又は補助記憶デバイス53から登録済リストを取得する。
【0040】
登録済リストは、ユーザデータベース8に保存されたユーザレコード81のデータから取得することもできる。プロセッサ51は、ACT5の処理で取得したユーザIDで情報検索サーバ1にユーザレコード81を要求する。この要求に応じて情報検索サーバ1からは当該ユーザIDを含むユーザレコード81が送信されてくるので、プロセッサ51は、そのユーザレコード81から登録済リストを取得してもよい。
【0041】
登録済リストを取得したプロセッサ51は、ACT7として登録済リストのデータを基に登録済リスト画面SCb(図15を参照)を表示デバイス56に表示する。
【0042】
図15は、登録済リスト画面SCbの一表示例である。登録済リスト画面SCbは、登録済発信者の発信者名を記述した発信者リストLSaと、登録済商品の商品分類名を記述した商品リストLSbとを配置する。そして登録済リスト画面SCbは、発信者リストLSaと対応付けて登録ボタンBTcと削除ボタンBTdとを配置する。登録ボタンBTcは、発信者登録モードを選択するための操作子である。削除ボタンBTdは、発信者削除モードを選択するための操作子である。また登録済リスト画面SCbは、商品リストLSbと対応付けて登録ボタンBTeと削除ボタンBTfとを配置する。登録ボタンBTeは、商品登録モードを選択するための操作子である。削除ボタンBTfは、商品削除モードを選択するための操作子である。登録済リスト画面SCbは、終了ボタンBTgを配置する。終了ボタンBTgは、利用者が登録メニューの終了を宣言するための操作子である。登録ボタンBTc、削除ボタンBTd、登録ボタンBTe、削除ボタンBTf及び終了ボタンBTgは、いずれもソフトウェアキーである。
【0043】
新たな発信者を登録する利用者は、登録ボタンBTcを入力する。登録済の発信者を削除する利用者は、発信者リストLSaから削除する発信者の発信者名を選択して削除ボタンBTdを入力する。新たな商品を登録する利用者は、登録ボタンBTeを入力する。登録済の商品を削除する利用者は、商品リストLSbから削除する商品の商品分類名を選択して削除ボタンBTfを入力する。登録メニューを終了させる利用者は、終了ボタンBTgを入力する。
【0044】
登録済リストの画面SCbを表示した情報端末5のプロセッサ51は、ACT8として発信者登録モードが選択されるか、ACT9として発信者削除モードが選択されるか、ACT10として商品登録モードが選択されるか、ACT11として商品削除モードが選択されるか、ACT12として登録メニューの終了が宣言されるのを待ち受ける。
【0045】
ACT8乃至ACT12の待ち受け状態において、発信者リストLSaに対応した登録ボタンBTcが入力されると、発信者登録モードへと移行する。プロセッサ51は、ACT8から図7のACT21へと進む。プロセッサ51は、ACT21として発信者の一覧画面SCc(図16を参照)を表示デバイス56に表示する。
【0046】
図16は、発信者一覧画面SCcの一表示例である。図示するように発信者一覧画面SCcは、発信者サイト3を公開する各発信者の発信者リストLSaを表示する。また、実行ボタンBThと取消ボタンBTiとを配置する。発信者リストLSaは、発信者データベース7に記憶されている全ての発信者レコード71の発信者名を整列させたリストである。発信者リストLSaは、情報検索サーバ1からダウンロードされて、発信者一覧画面SCcに表示される。そして、当該情報端末5において既に登録済の発信者に対しては、登録済であることを示すマークMaが表示される。
【0047】
実行ボタンBThは、発信者の登録を指示する操作子である。取消ボタンBTiは、発信者登録モードの取り消しを指示する操作子である。発信者一覧画面SCcを確認した利用者は、発信者リストLSaから新たに登録する発信者の発信者名を選択して実行ボタンBThを入力する。このとき、2名以上の発信者を登録する場合には、利用者は、その2名以上の発信者の発信者名を選択してから実行ボタンBThを入力する。発信者の登録を取り止める場合には、利用者は、取消ボタンBTiを入力する。
【0048】
発信者一覧画面SCcを表示した情報端末5のプロセッサ51は、ACT22として実行ボタンBThが入力されたか否かを確認する。実行ボタンBThではなく取消ボタンBTiが入力された場合には、プロセッサ51は、ACT22から図6のACT7へと戻る。プロセッサ51は、表示デバイス56の画面を登録済リスト画面SCbに戻して、ACT8乃至ACT12の待ち受け状態となる。
【0049】
ACT22において、少なくとも一つの発信者名が選択され、実行ボタンBThが入力されると、プロセッサ51は、ACT22からACT23へと進む。プロセッサ51は、ACT23として選択された発信者名を取得する。そしてプロセッサ51は、ACT24として登録イベントを送信するように通信ユニット54を制御する。この制御により、通信ユニット54は、登録イベントを送信する。登録イベントは、通信ネットワークを介して情報検索サーバ1へと送信される。登録イベントには、ACT23において取得した全ての発信者名を含む。
【0050】
登録イベントを送信した情報端末5のプロセッサ51は、ACT25へと進む。プロセッサ51は、ACT25として登録済リストを更新する。具体的にはプロセッサ51は、選択した発信者名を、ACT6の処理で取得した登録済リストに追加する。その後、プロセッサ51は、図6のACT7へと戻る。プロセッサ51は、表示デバイス56の画面を登録済リスト画面SCbに戻して、ACT8乃至ACT12の待ち受け状態となる。このときの登録済リスト画面SCbにおいては、新たに登録された発信者名が発信者リストLSaに追加される。
【0051】
ACT8乃至ACT12の待ち受け状態において、発信者リストLSaに対応した削除ボタンBTdが入力されると、発信者削除モードへと移行する。プロセッサ51は、ACT9から図7のACT26へと進む。プロセッサ51は、ACT26として発信者リストLSaから少なくとも一つの発信者名が選択されているか否かを確認する。発信者名が選択されることなく削除ボタンBTdが入力された場合には、プロセッサ51は、ACT26から図6のACT7へと戻る。プロセッサ51は、表示デバイス56の登録済リスト画面SCbを維持して、ACT8乃至ACT12の待ち受け状態となる。
【0052】
少なくとも一つの発信者名が選択された状態で削除ボタンBTdが入力された場合には、プロセッサ51は、ACT26からACT27へと進む。プロセッサ51は、ACT27として選択された発信者名を取得する。そしてプロセッサ51は、ACT28として削除イベントを送信するように通信ユニット54を制御する。この制御により、通信ユニット54は、削除イベントを送信する。削除イベントは、通信ネットワークを介して情報検索サーバ1へと送信される。削除イベントには、ACT27において取得した全ての発信者名を含む。
【0053】
削除イベントを送信した情報端末5のプロセッサ51は、ACT25へと進む。プロセッサ51は、ACT25として登録済リストを更新する。具体的には、選択した発信者名を、ACT6の処理で取得した登録済リストから削除する。その後、プロセッサ51は、図6のACT7へと戻る。プロセッサ51は、表示デバイス56の登録済リスト画面SCbを更新して、ACT8乃至ACT12の待ち受け状態となる。このときの登録済リスト画面SCbにおいては、発信者リストLSaから選択された発信者名が削除される。
【0054】
図17は、図15の登録済リスト画面SCbにおいて、発信者リストLSaから発信者名「発信者BB」の発信者を削除し、発信者名「発信者CC」の発信者を追加した後の登録済リスト画面SCbである。図示するように、登録済リスト画面SCbの発信者リストLSaからは発信者名「発信者BB」が削除され、発信者名「発信者CC」が追加されている。
【0055】
ACT8乃至ACT12の待ち受け状態において、商品リストLSbに対応した登録ボタンBTeが入力されると、商品登録モードへと移行する。プロセッサ51は、ACT10から図8のACT31へと進む。プロセッサ51は、ACT31として商品入力画面SCd(図18を参照)を表示デバイス56に表示する。
【0056】
図18は、商品入力画面SCdの一表示例である。図示するように商品入力画面SCdは、一例として「ファッション」、「食品・飲料」、「家電」、「インテリア」及び「その他」の項目を表示したプルダウンボックスPDa,PDb,PDc,PDd,PDeを配置する。また、実行ボタンBTjと取消ボタンBTkとを配置する。プルダウンボックスPDaは、ボックス内の項目「ファッション」のジャンルに属する商品分類、例えばトップス、ボトムス、履物、アクセサリー等の名称を選択可能に表示するエリアである。他のプルダウンボックスPDb,PDc,PDd,PDeも同様に、ボックス内の項目のジャンルに属する商品分類の名称を選択可能に表示するエリアである。
【0057】
実行ボタンBTjは、商品分類の登録を指示する操作子である。取消ボタンBTkは、商品登録モードの取り消しを指示する操作子である。商品入力画面SCdを確認した利用者は、各プルダウンボックスPDa,PDb,PDc,PDd,PDeにそれぞれ表示される商品分類名の中から興味のある商品分類の商品分類名を選択して実行ボタンBThを入力する。このとき、2つ以上の商品分類に興味がある場合には、利用者は、それぞれの商品分類名を選択してから実行ボタンBTjを入力する。商品分類の登録を取り止める場合には、利用者は、取消ボタンBTkを入力する。
【0058】
商品入力画面SCdを表示した情報端末5のプロセッサ51は、ACT32として実行ボタンBTjが入力されたか否かを確認する。実行ボタンBTjではなく取消ボタンBTkが入力された場合には、プロセッサ51は、ACT32から図6のACT7へと戻る。プロセッサ51は、表示デバイス56の画面を登録済リスト画面SCbに戻して、ACT8乃至ACT12の待ち受け状態となる。
【0059】
ACT32において、少なくとも一つの商品分類名が選択され、実行ボタンBTjが入力されると、プロセッサ51は、ACT32からACT33へと進む。プロセッサ51は、ACT33として選択された商品分類名を取得する。そしてプロセッサ51は、ACT34として登録イベントを送信するように通信ユニット54を制御する。この制御により、通信ユニット54は、登録イベントを送信する。登録イベントは、通信ネットワークを介して情報検索サーバ1へと送信される。登録イベントには、ACT33において取得した全ての商品分類名を含む。
【0060】
登録イベントを送信した情報端末5のプロセッサ51は、ACT35へと進む。プロセッサ51は、ACT35として登録済リストを更新する。具体的にはプロセッサ51は、選択した商品分類名を、ACT6の処理で取得した登録済リストに追加する。その後、プロセッサ51は、図6のACT7へと戻る。プロセッサ51は、表示デバイス56の画面を登録済リスト画面SCbに戻して、ACT8乃至ACT12の待ち受け状態となる。このときの登録済リスト画面SCbにおいては、新たに登録された商品分類名が商品リストLSbに追加される。
【0061】
ACT8乃至ACT12の待ち受け状態において、商品リストLSbに対応した削除ボタンBTfが入力されると、商品削除モードへと移行する。プロセッサ51は、ACT11から図8のACT36へと進む。プロセッサ51は、ACT36として商品リストLSbから少なくとも一つの商品分類名が選択されているか否かを確認する。商品分類名が選択されることなく削除ボタンBTfが入力された場合には、プロセッサ51は、ACT36から図6のACT7へと戻る。プロセッサ51は、表示デバイス56の登録済リスト画面SCbを維持して、ACT8乃至ACT12の待ち受け状態となる。
【0062】
少なくとも一つの商品分類名が選択された状態で削除ボタンBTfが入力された場合には、プロセッサ51は、ACT36からACT37へと進む。プロセッサ51は、ACT37として選択された商品分類名を取得する。そしてプロセッサ51は、ACT38として削除イベントを送信するように通信ユニット54を制御する。この制御により、通信ユニット54は、削除イベントを送信する。削除イベントは、通信ネットワークを介して情報検索サーバ1へと送信される。削除イベントには、ACT37において取得した全ての商品分類名を含む。
【0063】
削除イベントを送信した情報端末5のプロセッサ51は、ACT35へと進む。プロセッサ51は、ACT35として登録済リストを更新する。具体的には、選択した商品分類名を、ACT6の処理で取得した登録済リストから削除する。その後、プロセッサ51は、図6のACT7へと戻る。プロセッサ51は、表示デバイス56の登録済リスト画面SCbを更新して、ACT8乃至ACT12の待ち受け状態となる。このときの登録済リスト画面SCbにおいては、商品リストLSbから選択された商品分類名が削除される。
【0064】
ACT8乃至ACT12の待ち受け状態において、終了ボタンBTgが入力されると、プロセッサ51は、ACT12においてYESと判定する。プロセッサ51は、情報検索アプリ6に従って実行する情報処理を終了する。
【0065】
図10は、登録イベントを受信した情報検索サーバ1のプロセッサ11が実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。通信インターフェース14を介して登録イベントを受信したプロセッサ11は、ACT61としてその登録イベントからユーザIDを取得する。またプロセッサ11は、ACT62としてその登録イベントから登録データを受信する。登録データは、情報端末5において、発信者登録モードの処理として送信された登録イベントについては発信者名であり、商品登録モードの処理として送信された登録イベントについては商品分類名である。登録データを取得したプロセッサ11は、ACT63としてユーザレコード81を更新する。すなわちプロセッサ11は、ACT61の処理で取得したユーザIDを含むユーザレコード81に対し、ACT62の処理で取得した登録データが発信者名の場合には、登録発信者数を加算するとともに、発信者名で特定される発信者の発信者IDを追加する。プロセッサ11は、ACT62の処理で取得した登録データが商品分類名の場合には、登録商品数を加算するとともに、商品分類名で特定される商品分類の商品分類コードを追加する。以上で、プロセッサ11は、登録イベントを受信した際の情報処理を終了する。
【0066】
図11は、削除イベントを受信した情報検索サーバ1のプロセッサ11が実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。通信インターフェース14を介して削除イベントを受信したプロセッサ11は、ACT71としてその削除イベントからユーザIDを取得する。またプロセッサ11は、ACT72としてその削除イベントから削除データを受信する。削除データは、情報端末5において、発信者削除モードの処理として送信された削除イベントについては発信者名であり、商品削除モードの処理として送信された削除イベントについては商品分類名である。削除データを取得したプロセッサ11は、ACT73としてユーザレコード81を更新する。すなわちプロセッサ11は、ACT71の処理で取得したユーザIDを含むユーザレコード81に対し、ACT72の処理で取得した削除データが発信者名の場合には、登録発信者数を減算するとともに、発信者名で特定される発信者の発信者IDを削除する。プロセッサ11は、ACT72の処理で取得した削除データが商品分類名の場合には、登録商品数を減算するとともに、商品分類名で特定される商品分類の商品分類コードを削除する。以上で、プロセッサ11は、削除イベントを受信した際の情報処理を終了する。
【0067】
ここにプロセッサ11は、図10のACT61乃至ACT63の処理、及び、図11のACT71乃至ACT73の処理を実行することにより、登録部111としての機能を実現する。
【0068】
図6の説明に戻る。
ACT3及びACT4の待ち受け状態において、検索ボタンBTbが入力された場合には、プロセッサ51は、ACT4から図9のACT41へと進む。プロセッサ51は、ACT41として利用者のユーザIDを取得する。そしてプロセッサ51は、ACT42として検索イベントを送信するように通信ユニット54を制御する。この制御により、通信ユニット54は、検索イベントを送信する。検索イベントは、通信ネットワークを介して情報検索サーバ1へと送信される。検索イベントには、ACT41において取得したユーザIDを含む。
【0069】
図12は、検索イベントを受信した情報検索サーバ1のプロセッサ11が実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。通信インターフェース14を介して検索イベントを受信したプロセッサ11は、ACT81としてその検索イベントからユーザIDを取得する。次いでプロセッサ11は、ACT82としてそのユーザIDを含むユーザレコード81をユーザデータベース8から取込み、そのユーザレコード81から登録発信者数分の発信者IDを検出する。またプロセッサ11は、ACT83としてそのユーザレコード81から登録商品数分の商品分類コードを検出する。
【0070】
プロセッサ11は、ACT84として、ACT82の処理で検出した発信者IDで識別される発信者、すなわち当該利用者による登録発信者が発信者サイト3で発信している情報を検索する。このとき、ACT82において2以上の発信者IDを検出している場合には、プロセッサ11は、各々の発信者IDで識別される登録発信者が発信者サイト3で発信している情報を順次検索する。発信者サイト3においては、インフルエンサーと称される発信者が、Facebook、Twitter、Instagram、YoeTube等のSNSの機能を利用して消費者に紹介したい商品の情報を動画又は静止画で発信している。プロセッサ11は、ACT85として発信者サイト3で発信されている情報から、ACT83の処理で検出した商品分類コードに属する商品、すなわち当該利用者による登録商品が存在するか否かを確認する。このとき、ACT83において2以上の商品分類コードを検出している場合には、プロセッサ11は、各々の商品分類コードに属する登録商品が存在するか否かを確認する。詳しくは、プロセッサ11は、登録発信者が紹介している商品の画像又はテキストを解析することによって、登録商品が存在するか否かを確認する。プロセッサ11は、登録発信者が商品を紹介している音声を解析することによって、登録商品が存在するか否かを確認してもよい。
【0071】
発信者サイト3で発信されている情報の中に登録商品が存在する場合、プロセッサ11は、ACT85からACT86へと進む。プロセッサ11は、ACT86として登録商品の画像を発信者サイト3で発信されている情報から切り出して抽出する。登録商品が存在しない場合には、プロセッサ11は、ACT86の処理をスキップする。
【0072】
プロセッサ11は、ACT87として発信者サイト3の検索を終了したか否かを判定する。発信者サイト3の検索を終了していない場合には、プロセッサ11は、ACT84に戻る。そしてプロセッサ11は、ACT84乃至ACT86の処理を前述したのと同様に実行する。
【0073】
ACT82の処理で検出した発信者IDで識別される登録発信者の発信者サイト3を全て検索し終えると、プロセッサ11は、ACT88へと進む。プロセッサ11は、ACT88として登録商品の画像を抽出したか否か判定する。登録発信者の発信者サイト3から登録商品の画像を1つも抽出できなかった場合、プロセッサ11は、ACT88からACT89へと進む。プロセッサ11は、ACT89として商品無しイベントを送信するように通信インターフェース14を制御する。この制御により、通信インターフェース14から商品無しイベントが送信される。商品無しイベントは、通信ネットワーク2を介して検索イベント送信元の情報端末5で受信される。
【0074】
これに対し、登録発信者の発信者サイト3から登録商品の画像を抽出し得た場合には、プロセッサ11は、ACT88からACT90へと進む。プロセッサ11は、ACT90として商品紹介イベントを送信するように通信インターフェース14を制御する。この制御により、通信インターフェース14から商品紹介イベントが送信される。商品紹介イベントは、通信ネットワーク2を介して検索イベント送信元の情報端末5で受信される。商品紹介イベントには、ACT86の処理で抽出された商品画像と、その商品画像を抽出し得た発信者サイト3に係る発信者名と、その商品画像の商品が属する商品分類名とを含む。
【0075】
このように、検索イベントを受信した情報検索サーバ1のプロセッサ11は、商品無しイベント又は商品紹介イベントを検索イベント送信元の情報端末5に送信する。以上で、プロセッサ11は、検索イベントを受信した際の情報処理を終了する。
【0076】
ここに、プロセッサ11は、ACT81乃至ACT87の処理により、第1検出部112としての機能を実現する。またプロセッサ11は、ACT86の処理により、抽出部113としての機能を実現する。
【0077】
図9の説明に戻る。
検索イベントを送信した情報端末5のプロセッサ51は、ACT43として情報検索サーバ1からのイベントを待ち受ける。そして商品無しイベントを受信した場合には、プロセッサ51は、ACT43からACT44へと進む。プロセッサ51は、ACT44として表示デバイス56に検索商品無を示す画像を表示する。この画像は、例えば検索商品が無かったことを示すテキストを含む。また、確認ボタンのソフトウェアキーを含む。画像を確認した利用者は、確認ボタンを入力する。
【0078】
検索商品無を示す画像を表示した情報端末5のプロセッサ51は、ACT45として確認ボタン入力されるのを待ち受ける。確認ボタン入力されると、プロセッサ51は、ACT45においてYESと判定する。プロセッサ51は、情報検索アプリ6に従って実行する情報処理を終了する。
【0079】
ACT43において商品紹介イベントを受信した場合には、プロセッサ51は、ACT46へと進む。プロセッサ51は、ACT46として表示デバイス56に商品紹介画面SCe(図19を参照)を表示する。
【0080】
図19は、商品紹介画面SCeの一表示例である。図示するように、商品紹介画面SCeは、1以上の商品情報MAa,MAb,MAcを表示する。また商品紹介画面SCeは、終了ボタンBTmを配置する。商品情報MAa,MAb,MAcは、商品紹介イベントに含まれた商品画像、発信者名及び商品分類名である。終了ボタンBTmは、商品紹介画面SCeの終了を宣言するための操作子である。終了ボタンBTmは、ソフトウェアキーである。商品情報MAa,MAb,MAcの表示領域ARa,ARb,ARcは、上下にスクロール可能である。利用者は、表示領域ARa,ARb,ARcを上下にスクロールすることによって、全ての商品情報MAa,MAb,MAcを閲覧することができる。
【0081】
商品紹介画面SCeに表示される商品情報MAa,MAb,MAcは、利用者が登録した発信者が紹介している商品で、かつ利用者が登録した商品分類に属する商品である。商品紹介画面SCeを確認した利用者は、販売情報を確認したい商品があるか否かを判断する。販売情報を確認したい商品がない場合には、利用者は、終了ボタンBTmを入力する。販売情報を確認したい商品がある場合には、利用者は、その商品の商品情報が表示されている領域ARa,ARb,ARcを指定する。例えば表示デバイス56がタッチパネルの場合には、利用者はいずれかの領域ARa,ARb,ARcにタッチする。
【0082】
商品紹介画面SCeを表示した情報端末5のプロセッサ51は、ACT47として商品情報が表示されている領域ARa,ARb,ARcが指定されるか、終了ボタンBTmが入力されるのを待ち受ける。終了ボタンBTmが入力された場合には、プロセッサ51は、ACT47においてNOと判定する。プロセッサ51は、情報検索アプリ6に従って実行する情報処理を終了する。
【0083】
いずれかの領域ARa,ARb,ARcが指定された場合には、プロセッサ51は、ACT47からACT48へと進む。プロセッサ51は、ACT48として実行イベントを送信するように通信ユニット54を制御する。この制御により、通信ユニット54は、実行イベントを送信する。実行イベントは、通信ネットワークを介して情報検索サーバ1へと送信される。実行イベントには、指定された領域ARa,ARb,ARcに表示されている商品情報を含む。
【0084】
図13は、実行イベントを受信した情報検索サーバ1のプロセッサ11が実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。プロセッサ11は、通信インターフェース14を介して実行イベントを受信すると、図13の処理を開始する。プロセッサ11は、ACT101として実行イベントから指定された商品情報を取得する。
【0085】
プロセッサ11は、ACT102として、例えばWebスクレイピングの手法により店舗サイト4を検索して、その店舗サイト4の情報を抽出する。そしてプロセッサ11は、ACT103としてその店舗サイト4を公開する店舗で指定された商品情報の商品が販売されているか否かを判定する。例えばプロセッサ11は、AIを活用した画像認識技術を利用して、指定された商品情報の商品画像と特徴点が類似する画像の商品が店舗サイト4の情報に含まれているか否かを確認する。含まれている場合には、プロセッサ11は、指定された商品情報の商品が店舗サイト4を公開する店舗で販売されていると認識する。
【0086】
指定された商品情報の商品が販売されている場合、プロセッサ11は、ACT103からACT104へと進む。プロセッサ11は、ACT104としてその商品の販売情報を取得する。すなわちプロセッサ11は、店舗サイト4を公開する店舗の店舗名と店舗サイト4のURLとを取得する。プロセッサ11は、指定された商品情報の商品画像と特徴点が類似する画像の類似度を販売情報に含めてもよい。プロセッサ11は、テキストマイニング等の技術を利用して、類似する画像とともに店舗サイト4のWEBページに掲載されているテキストから商品名、メーカ名等の情報を取得し、販売情報に含めてもよい。
【0087】
ACT4において販売情報を取得するか、ACT3において指定された商品情報の商品が店舗サイト4を公開する店舗で販売されていないと認識された場合には、プロセッサ11は、ACT105へと進む。プロセッサ11は、ACT105として店舗サイト4の検索を終了したか否かを確認する。検索を終了していない場合には、プロセッサ11は、ACT102に戻る。プロセッサ11は、ACT102乃至ACT104の処理を前述したのと同様に繰り返し実行する。かくして、各店舗サイト4で公開されている情報を基に、利用者が指定した商品を販売する店舗の店舗名、店舗サイト4のURL、類似度、商品名、メーカ名等の販売情報が収集される。
【0088】
店舗サイト4の検索を終了すると、プロセッサ11は、ACT105からACT106へと進む。プロセッサ11は、ACT106として販売情報イベントを実行イベント送信元の情報端末5に送信する。販売情報イベントには、ACT104の処理で取得した商品の販売情報が含まれる。以上で、プロセッサ11は、実行イベントを受信した際の情報処理を終了する。
【0089】
ここに、プロセッサ11は、ACT101の処理により、受付部114としての機能を実現する。プロセッサ11は、ACT102乃至ACT105の処理により、第2検出部115としての機能を実現する。プロセッサ11は、ACT106の処理により、出力部116としての機能を実現する。
【0090】
図9の説明に戻る。
実行イベントを送信した情報端末5のプロセッサ51は、ACT49として販売情報イベントを待ち受ける。そして、販売情報イベントを受信すると、プロセッサ51は、ACT49からACT50へと進む。プロセッサ51は、ACT50として表示デバイス56に販売情報画面SCf(図20を参照)を表示する。
【0091】
図20は、販売情報画面SCfの一表示例である。図示するように、販売情報画面SCfは、商品紹介画面SCeで利用者が指定した領域ARa,ARb,ARcに表示されていた商品情報MAdを表示する。また販売情報画面SCfは、販売情報イベントに含まれていた販売情報MAe,MAfを表示する。販売情報MAe,MAfは、商品情報MAdの商品を販売する店舗の店舗名、店舗サイト4のURL、類似度、商品名、メーカ名等である。
【0092】
販売情報画面SCfは、前頁ボタンBTn、次頁ボタンBTp、継続ボタンBTq及び終了ボタンBTrを配置する。前頁ボタンBTn及び次頁ボタンBTpは、販売情報画面SCfの頁を切り替えるための操作子である。表示デバイス56の一画面に販売情報MAe,MAfが収まらない場合、販売情報画面SCfは複数頁の画面となる。利用者は、前頁ボタンBTn及び次頁ボタンBTpを入力することによって、全ての販売情報MAe,MAfを閲覧することができる。継続ボタンBTqは、利用者が他の商品の販売情報を確認したい場合に入力する操作子である。終了ボタンBTmは、販売情報画面SCfの終了を宣言するための操作子である。前頁ボタンBTn、次頁ボタンBTp、継続ボタンBTq及び終了ボタンBTrは、ソフトウェアキーである。
【0093】
図9の説明に戻る。
販売情報画面SCfを表示した情報端末5のプロセッサ51は、ACT51として継続ボタンBTqが入力されるか、ACT52として終了ボタンBTrが入力されるのを待ち受ける。継続ボタンBTqが入力された場合には、プロセッサ51は、ACT51からACT46に戻る。そしてプロセッサ51は、ACT46以降の処理を前述したのと同様に実行する。
【0094】
一方、終了ボタンBTrが入力された場合には、プロセッサ51は、ACT52においてYESと判定する。プロセッサ51は、情報検索アプリ6に従って実行する情報処理を終了する。
【0095】
以上詳述したように、情報検索システム100によれば、消費者が好むインフルエンサーによって発信された情報から当該消費者が興味を持っている商品が自動的に検索され、さらにその商品の販売情報が自動的に検索されるので、消費者は、インフルエンサーが発信したお気に入りの商品を販売する店舗の情報を直ぐに入手することができる。
【0096】
また消費者は、情報端末5の簡単な操作により、自分と趣味嗜好が一致しているインフルエンサーと、自身が興味を持っている商品のジャンルとを、情報検索サーバ1に登録することができる。したがって、消費者は、情報検索システム100による情報検索を有意義に活用することができる。
【0097】
消費者の情報端末5には、情報検索システム100によって検索された商品の画像が表示される。そして消費者が、販売情報を確認したい商品を指定すると、その商品の販売情報が情報端末5に表示される。したがって消費者は、情報検索システム100によって検索された商品の中から希望する商品の販売情報だけを取得することも可能である。
【0098】
[変形例]
以上、一実施形態について説明したが、実施形態はこれに限定されるものではない。
例えば情報検索サーバ1は、店舗サイト4を公開している各店舗の業態に関する情報を保存する。そしてプロセッサ11が、実行イベント受信処理のACT102において検索する店舗サイト4を、消費者が指定した商品分類の商品を販売する業態の店舗に限定する。そうすることにより、検索に要するプロセッサ11の処理負荷を軽減することができる。
【0099】
消費者が自分と趣味嗜好が一致しているインフルエンサーと、自身が興味を持っている商品のジャンルとを情報検索サーバ1に登録する際には、必ずしも情報端末5を使用しなくてもよい。
【0100】
また、情報検索サーバ1は、利用者が情報端末5を用いて発信者サイト3及び店舗サイト4を閲覧する履歴を管理する。そして、この閲覧履歴に基づいて、利用者が興味を持っている発信者と商品を特定し、その発信者IDと商品分類コードとをユーザデータベース8に登録する。そうすることにより、消費者が自分と趣味嗜好が一致しているインフルエンサーと、自身が興味を持っている商品のジャンルとを情報検索サーバ1に登録する手間がなくなる。
【0101】
前記実施形態は、情報検索サーバ1が発信者データベース7及びユーザデータベース8を有するものとした。この点については、必ずしも、情報検索サーバ1が発信者データベース7及びユーザデータベース8を有していなくてもよい。情報検索サーバ1とは別に、発信者データベース7及びユーザデータベース8を有するデータベースサーバを通信ネットワーク2に接続し、情報検索サーバ1が必要に応じてデータベースサーバにアクセスして、発信者レコード71及びユーザレコード81を取得するようにしてもよい。
【0102】
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態及びその変形は、発明の範囲に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0103】
1…情報検索サーバ、2…通信ネットワーク、3…発信者サイト、4…店舗サイト、5…情報端末、6…情報検索アプリ、7…発信者データベース、8…ユーザデータベース、11,51…プロセッサ、12,52…メインメモリ、13,53…補助記憶デバイス、14…通信インターフェース、54…通信ユニット、55…入力デバイス、56…表示デバイス、100…情報検索システム、111…登録部、112…第1検出部、113…抽出部、114…受付部、115…第2検出部、116…出力部。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
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図20