IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社アカツキの特許一覧

特開2024-106956情報処理システム、情報処理装置、プログラム及び情報処理方法
<>
  • 特開-情報処理システム、情報処理装置、プログラム及び情報処理方法 図1
  • 特開-情報処理システム、情報処理装置、プログラム及び情報処理方法 図2
  • 特開-情報処理システム、情報処理装置、プログラム及び情報処理方法 図3
  • 特開-情報処理システム、情報処理装置、プログラム及び情報処理方法 図4
  • 特開-情報処理システム、情報処理装置、プログラム及び情報処理方法 図5
  • 特開-情報処理システム、情報処理装置、プログラム及び情報処理方法 図6
  • 特開-情報処理システム、情報処理装置、プログラム及び情報処理方法 図7
  • 特開-情報処理システム、情報処理装置、プログラム及び情報処理方法 図8
  • 特開-情報処理システム、情報処理装置、プログラム及び情報処理方法 図9
  • 特開-情報処理システム、情報処理装置、プログラム及び情報処理方法 図10
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024106956
(43)【公開日】2024-08-08
(54)【発明の名称】情報処理システム、情報処理装置、プログラム及び情報処理方法
(51)【国際特許分類】
   A63F 13/69 20140101AFI20240801BHJP
   A63F 13/533 20140101ALI20240801BHJP
   A63F 13/53 20140101ALI20240801BHJP
   A63F 13/79 20140101ALI20240801BHJP
【FI】
A63F13/69 510
A63F13/533
A63F13/53
A63F13/79
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023184610
(22)【出願日】2023-10-27
(62)【分割の表示】P 2023011208の分割
【原出願日】2023-01-27
(71)【出願人】
【識別番号】512294021
【氏名又は名称】株式会社アカツキ
(74)【代理人】
【識別番号】110002790
【氏名又は名称】One ip弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】武貞 伸輔
(57)【要約】
【課題】ゲームに対するプレイヤの興趣を向上させることができる情報処理システム、情
報処理装置、プログラム及び情報処理方法を提供する。
【解決手段】ゲーム媒体を取得可能なゲーム内のイベントの参加に関する登録を予めプレ
イヤの要求に基づいて受け付けるイベント登録受付処理と、該イベント登録受付処理で受
け付けた前記登録に基づいてプレイヤが前記イベントに参加した場合に前記イベントにお
いてゲーム媒体を取得する確率、取得する量に関するパラメータを予め設定された前記パ
ラメータを予め設定された前記パラメータに対して変化させる確率調整処理と、を実行す
る。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゲーム媒体を取得可能なゲーム内のイベントの参加に関する登録を予めプレイヤの要求
に基づいて受け付けるイベント登録受付処理と、
該イベント登録受付処理で受け付けた前記登録に基づいてプレイヤが前記イベントに参
加した場合に前記イベントにおいてゲーム媒体を取得する確率、取得する量に関するパラ
メータを予め設定された前記パラメータに対して変化させる確率調整処理と、
を実行する情報処理システム。
【請求項2】
前記イベント登録受付処理は、前記イベントの参加日程に関する登録を受け付ける、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記イベント登録受付処理は、予め設定された登録期間においてのみ、プレイヤからの
登録を受け付ける、
請求項1又は2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記イベントが実行される日程が設定されたイベントカレンダを前記プレイヤに提示す
るイベントカレンダ提示処理を実行する、
請求項1又は2に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記イベント登録受付処理は、
前記参加日程における任意の時間あるいは任意の時間帯の登録を受け付ける、
請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記確率調整処理は、
前記イベント登録受付処理が前記イベントの参加日程よりも前であるほど前記確率を上
昇させるように調整する、
請求項1または2に記載の情報処理システム。
【請求項7】
ゲーム媒体を取得可能なゲーム内のイベントの参加に関する登録を予めプレイヤの要求
に基づいて受け付けるイベント登録受付処理と、
該イベント登録受付処理で受け付けた前記登録に基づいてプレイヤが前記イベントに参
加した場合に前記イベントにおいてゲーム媒体を取得する確率、取得する量に関するパラ
メータを予め設定された前記パラメータを予め設定された前記パラメータに対して変化さ
せる確率調整処理と、
を実行する情報処理装置。
【請求項8】
コンピュータに、
ゲーム媒体を取得可能なゲーム内のイベントの参加に関する登録を予めプレイヤの要求
に基づいて受け付けるイベント登録受付処理と、
該イベント登録受付処理で受け付けた前記登録に基づいてプレイヤが前記イベントに参
加した場合に前記イベントにおいてゲーム媒体を取得する確率、取得する量に関するパラ
メータを予め設定された前記パラメータを予め設定された前記パラメータに対して変化さ
せる確率調整処理と、
を実行させるプログラム。
【請求項9】
コンピュータが、
ゲーム媒体を取得可能なゲーム内のイベントの参加に関する登録を予めプレイヤの要求
に基づいて受け付けるイベント登録受付処理と、
該イベント登録受付処理で受け付けた前記登録に基づいてプレイヤが前記イベントに参
加した場合に前記イベントにおいてゲーム媒体を取得する確率、取得する量に関するパラ
メータを予め設定された前記パラメータを予め設定された前記パラメータに対して変化さ
せる確率調整処理と、
を実行する情報処理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理装置、プログラム及び情報処理方法、特に、ゲ
ームにおける情報処理を実行する情報処理システム、情報処理装置、プログラム及び情報
処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
スマートフォンやゲーム端末等といったプレイヤ端末で実行可能なゲームでは、例えば
ゲーム内で使用されるキャラクタやアイテム等といったゲーム媒体を取得することができ
るイベントが実行される場合がある。
【0003】
特許文献1には、ゲームの連続プレイ時間や合計プレイ時間、累計のプレイ日数等とい
ったプレイヤが指定する条件に基づいて、アイテム等のドロップ率を上昇させるゲームに
関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第5855717号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、この種のゲームにおいて、アイテム等のゲーム媒体の取得確率を上昇させる
際の条件が高く設定されると、取得確率を上昇させることが困難となって、ゲームに対す
るプレイヤの興趣が低下してしまうことが懸念される。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ゲームに対するプレイヤの興趣を向
上させることができる情報処理システム、情報処理装置、プログラム及び情報処理方法を
提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を達成するための本発明に係る情報処理システム及び情報処理装置は、ゲーム
媒体を取得可能なゲーム内のイベントの参加に関する登録を予めプレイヤの要求に基づい
て受け付けるイベント登録受付処理と、
該イベント登録受付処理で受け付けた前記登録に基づいてプレイヤが前記イベントに参
加した場合に前記イベントにおいてゲーム媒体を取得する確率、取得する量に関するパラ
メータを予め設定された前記パラメータを予め設定された前記パラメータに対して変化さ
せる確率調整処理と、を実行するものである。
【0008】
これによれば、イベント登録受付処理で受け付けた登録に基づいてプレイヤがイベント
に参加すると、イベントについて予め設定されたゲーム媒体の取得確率に対して、確率を
上昇または下降させるように調整することができる。これによれば、ゲームに対するプレ
イヤの興趣を向上させることができる。
【0009】
したがって、簡易な条件でかつプレイヤの自らの操作に基づいて、イベントにおけるゲ
ーム媒体の取得確率を上昇させることができることから、ゲームに対するプレイヤの興趣
を向上させることができる。
【0010】
上記課題を達成するための本発明に係るプログラムは、コンピュータに、ゲーム媒体を
取得可能なゲーム内のイベントの参加に関する登録を予めプレイヤの要求に基づいて受け
付けるイベント登録受付処理と、該イベント登録受付処理で受け付けた前記登録に基づい
てプレイヤが前記イベントに参加した場合に前記イベントにおいてゲーム媒体を取得する
確率、取得する量に関するパラメータを予め設定された前記パラメータを予め設定された
前記パラメータに対して変化させる確率調整処理と、を実行させるものである。
【0011】
上記課題を達成するための本発明に係る情報処理方法は、コンピュータが、ゲーム媒体
を取得可能なゲーム内のイベントの参加に関する登録を予めプレイヤの要求に基づいて受
け付けるイベント登録受付処理と、該イベント登録受付処理で受け付けた前記登録に基づ
いてプレイヤが前記イベントに参加した場合に前記イベントにおいてゲーム媒体を取得す
る確率、取得する量に関するパラメータを予め設定された前記パラメータを予め設定され
た前記パラメータに対して変化させる確率調整処理と、を実行するものである。
【発明の効果】
【0012】
この発明によれば、ゲームに対するプレイヤの興趣を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の実施の形態に係る情報処理システムの構成の概略を説明するブロック図である。
図2】同じく、本実施の形態に係る情報処理システムのサーバの構成の概略を説明するブロック図である。
図3】同じく、本実施の形態に係る情報処理システムのサーバの機能の概略を説明するブロック図である。
図4】同じく、本実施の形態に係る情報処理システムで処理されるゲーム情報の構成の概略を説明するブロック図である。
図5】同じく、本実施の形態に係る情報処理システムのイベントカレンダ提示部の処理の概略を説明するブロック図である。
図6】同じく、本実施の形態に係る情報処理システムで処理されるイベント登録情報の構成の概略を説明するブロック図である。
図7】同じく、本実施の形態に係る情報処理システムで実行されるゲームの画面インターフェースの一例を示す図である。
図8】同じく、本実施の形態に係る情報処理システムのドロップ率調整処理の概略を説明する図である。
図9】同じく、本実施の形態に係る情報処理システムのプレイヤ端末の構成の概略を説明するブロック図である。
図10】同じく、本実施の形態に係る情報処理システムの処理の概略を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0014】
次に、図1図10に基づいて、本発明の実施の形態に係る情報処理システムについて
説明する。
【0015】
図1は、本発明の実施の形態に係る情報処理システムの構成の概略を説明するブロック
図である。図示のように、情報処理システム10は、情報処理装置であるサーバ20及び
複数のプレイヤ端末30を主要構成として備え、これらがインターネット網等のネットワ
ークNを介して互いにアクセス可能に接続される。
【0016】
この情報処理システム10は、本実施の形態では、事業者1に配備されるサーバ20が
、画像、動画、音声等によって構成されてゲームを構成するオブジェクトを生成するとい
う情報処理を、プレイヤ2が保有するプレイヤ端末30に実行させることによって、プレ
イヤ端末30にゲームを提供する。
【0017】
情報処理システム10で事業者1が提供するゲームは、例えば、対戦ゲーム、パズルゲ
ーム、アクションゲーム、野球ゲーム、サッカーゲーム、その他スポーツゲーム、クイズ
ゲーム、ピンボールゲーム、カードゲーム、リズムゲーム、RPG(ロールプレイングゲ
ーム)、位置情報ゲーム、ボードゲーム、アドベンチャーゲーム、カジノゲーム、シミュ
レーションゲーム、ストラテジーゲーム、レーシングゲーム等であってよい。
【0018】
次に、本実施の形態のゲームシステム10の各部の具体的な構成について説明する。
【0019】
サーバ20は、本実施の形態では、デスクトップ型あるいはノート型のコンピュータに
よって実装される。
【0020】
図2は、サーバ20の構成の概略を説明するブロック図である。図示のように、サーバ
20は、プロセッサ21、メモリ22、ストレージ23、送受信部24、及び入出力部2
5を備え、これらが互いにバス26を介して電気的に接続される。
【0021】
プロセッサ21は、サーバ20の動作を制御し、各要素間におけるデータの送受信の制
御や、アプリケーションプログラムの実行に必要な処理等を行う演算装置である。
【0022】
このプロセッサ21は、本実施の形態では例えばCPU(Central Proce
ssing Unit)であり、後述するストレージ23に格納されてメモリ22に展開
されたアプリケーションプログラムを実行して各処理を行う。
【0023】
メモリ22は、本実施の形態では、DRAM(Dynamic Random Acc
ess Memory)等の揮発性記憶装置で構成される主記憶装置で実装される。
【0024】
このメモリ22は、プロセッサ21の作業領域として使用される一方、サーバ20の起
動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、
及び各種の設定情報等が格納される。
【0025】
ストレージ23は、プログラムや各種の処理に用いられる情報等が格納されている。
【0026】
送受信部24は、サーバ20をネットワークNに接続する。この送受信部24は、Bl
uetooth(登録商標)やBLE(Bluetooth Low Energy)と
いった近距離通信インターフェースを具備するものであってもよい。
【0027】
入出力部25は、キーボードやマウス、あるいはディスプレイ等の入出力機器が接続さ
れるインターフェースである。
【0028】
バス26は、接続したプロセッサ21、メモリ22、ストレージ23、送受信部24及
び入出力部25の間において、例えばアドレス信号、データ信号及び各種の制御信号を伝
達する。
【0029】
図3は、サーバ20の機能の概略を説明するブロック図である。図示のように、サーバ
20は、本実施の形態では、記憶部40、ゲーム処理部41、イベントカレンダ提示部4
2、イベント登録受付部43、確率調整部44及び特典付与部45を備える。
【0030】
記憶部40は、ストレージ23の記憶領域が区画されることによって実現される。この
記憶部40には、本実施の形態では、ゲーム情報D1が格納される。
【0031】
図4は、ゲーム情報D1の構成の概略を説明するブロック図である。図示のように、ゲ
ーム情報D1は、ゲームデータd1a、プレイヤデータd1b、ゲーム媒体データd1c
及び特典データd1dによって構成される。
【0032】
ゲームデータd1aは、ゲームの種類に応じて適宜構成される各種のデータであって、
例えばクエストゲームを含むゲームの場合は、ステージIDに関連づけられたステージ名
、敵のキャラクタのデータあるいは消費スタミナのデータ等が含まれる。
【0033】
このゲームデータd1aには、本実施の形態では、後述するイベント登録情報の入力に
基づくイベント登録データ及びイベントに参加(イベントを実行、ログイン等も含む)す
る時間に関するイベント時間データ、及び後述するイベントカレンダに関するデータが含
まれる。
【0034】
プレイヤデータd1bは、本実施の形態では、プレイヤIDに関連づけられたプレイヤ
名、レベル、ゲーム内コンテンツ、等のデータが含まれ得る。ゲーム内コンテンツは、ゲ
ーム内通貨、ゲーム媒体(キャラクタ、アイテム等)、ゲーム内ポイント等を含む。より
具体的に、所有するゲーム媒体(キャラクタ、アイテム等)の数、保有するスタミナ、消
費スタミナ、獲得したゲーム媒体の数、消費したゲーム媒体の数、有償または無償のゲー
ム内通貨の所持額(所持量)、所有するポイントの数、獲得したゲーム内通貨、ポイント
の数、課金額、抽選の実行回数、抽選結果、総プレイ時間、敵を倒した回数等のデータが
含まれる。スタミナは、単位ゲームを実行する際に消費され、時間経過に伴い回復するパ
ラメータである。また、スタミナは、プレイヤが所有するスタミナ回復アイテムの使用や
課金によって回復したり、フレンド等の他プレイヤからプレゼントされたり、他の方法で
増大するものであってもよい。スタミナにはプレイヤ毎に上限値が設定され、上限値はア
イテムの使用、課金等の条件を満たすことで上昇する。なお、「有償」とはゲーム内通貨
やアイテムが課金により得られることを意味し、「無償」とは、課金以外の条件(ゲーム
をプレイすること、ログインすること、所定ステージのクリア、イベントへの参加等)を
満たすことにより付与されるゲーム内通貨である。
【0035】
所有するキャラクタに関するデータは、例えば、所有するキャラクタのIDに関連づけ
られたレベル、攻撃力、防御力、体力等の各種のパラメータの現在値が含まれ、プレイス
テージに関するデータは、設定された複数のステージのうちプレイヤ2がこれまでプレイ
したことがあるステージに関するデータであって、例えばプレイ回数、クリアしたデータ
等が含まれる。
【0036】
所有するアイテムに関するデータは、1以上の有償アイテムや無償アイテムの保有状況
に関するデータが含まれ、所有するアイテムのIDに関連づけられたアイテムの保有数等
のデータが含まれる。
【0037】
ゲーム媒体データd1cは、本実施の形態では、プレイヤ2が所有するキャラクタやア
イテム等あるいはゲーム内で使用されるゲーム内通貨といったゲーム媒体に関するデータ
であって、所有するキャラクタに関するデータには、例えば、各キャラクタのIDに関連
づけられた取得日時、キャラクタ名、レベル、レアリティ、HP(現在値/最大値)、属
性、スキル、攻撃力(現在値/最大値)、防御力(現在値/最大値)、使用頻度等といっ
た各種のパラメータが含まれる。
【0038】
取得日時は、例えば、ゲームの進行や抽選の実行によってキャラクタがプレイヤ2に付
与された日時に関するデータであり、レアリティは、例えば、抽選ゲームにおけるキャラ
クタの当選確率に関するデータである。
【0039】
HP、攻撃力及び防御力は、例えば、現在の値である「現在値」が含まれるとともに、
そのキャラクタを最大レベルまで育成したときの「最大値」が含まれる。
【0040】
属性は、例えば、バトル系のゲームであれば火の属性、水の属性あるいは風の属性等と
いったキャラクタの強みを示す分類、スポーツ系のゲームであれば所属しているチームや
ポジション等を示す分類、その他、キャラクタの分類の設定に関するデータが含まれる。
【0041】
スキルは、キャラクタが使用することができる特技に関するデータであり、使用頻度は
、プレイヤ2がそのキャラクタを過去に選択あるいは使用した頻度に関するデータである
。この使用頻度は、プレイヤ2がゲームを開始して以来の全期間において計算されるもの
であってもよいし、直近数ヶ月等の任意の期間において計算されるものであってもよい。
【0042】
ゲーム媒体データd1cに含まれるプレイヤ2が所有するアイテムに関するデータは、
例えば、プレイヤ2が所有するアイテムのIDに関連づけられたそのアイテムの保有数等
のデータが含まれる。
【0043】
特典データd1dは、本実施の形態では、プレイヤ2に特典を付与する条件に関するデ
ータ、付与する特典の内容に関するデータ等が含まれる。
【0044】
特典を付与する条件に関するデータは、本実施の形態では、実行されるイベントをクリ
ア(イベントに参加して予め設定された条件を達成すること)、イベントに参加、または
ゲームにログインすることの何れか1つ、または複数の組み合わせが条件として設定され
たデータであり、特典の内容に関するデータは、本実施の形態では、例えば、クリアした
イベントに応じて予め設定された特典に関するデータである。なお、特典を付与する条件
は上記に限定されず、例えば、イベントに登録することを条件として、特典を付与するよ
うにしてもよい。
【0045】
この特典は、ゲーム内でプレイヤにとって利益になるものであれば特に限定されず、例
えば、ゲーム内通貨(石、ポイントを含む)、キャラクタ、アイテム、カード等のゲーム
媒体等のゲーム内コンテンツの付与、ゲーム内の各種制限の解除(各種機能を実行する権
利の付与)、各種パラメータ(レベル、経験値、スタミナ、ゲーム媒体の能力値、前借り
可能量)の変更(増大、低減)パラメータ上限値の上昇、下限値の低減、スタミナの回復
等であってもよい。また、特典は、各種抽選を伴う処理(ガチャ、ドロップ、合成等)で
のゲーム媒体の種類、当選確率、レアリティ(希少度)、取得量(数)等の変更、クリア
報酬の変更(そもそもクリア報酬がもらえるかどうか、ゲーム媒体(希少度、種類、同時
取得量))、強化(育成)イベントでの成功種類、成功率の変更、攻撃の命中率、スキル
の発動率、クリティカルの発生率、クリティカルの種類、特殊効果(毒、麻痺など)の発
生率、回避成功率、反撃成功率、防御成功率、逃げる場合の成功率、スキル効果の上昇、
特殊な敵の発生、特殊イベント発生率、等の変化(増大 、低減)であってもよい。合成
は、プレイヤが所有するアイテム、キャラクタ等のゲーム媒体を組み合わせて他のゲーム
媒体を生成するゲーム内の処理である。また、特典は、自分のプレイヤもしくは味方のプ
レイヤ、フレンド等の特定の関係にあるプレイヤに関して上記項目が有利となるように変
化する場合に限らず、敵側のプレイヤが不利になるように上記項目が変化するものであっ
てもよい。敵側のプレイヤが不利になるように上記項目が変化するとは、例えば、敵のプ
レイヤの能力値が低減したり、敵プレイヤの攻撃の命中率が低下したり、敵のキャラクタ
自体が能力の低いキャラクタに変化したりすることであってもよい。
【0046】
図3で示すゲーム処理部41、イベントカレンダ提示部42、イベント登録受付部43
、確率調整部44及び特典付与部45は、メモリ22に記憶されたプログラムをプロセッ
サ21で実行することによって実現される。
【0047】
ゲーム処理部41は、ゲームの進行やキャラクタの制御といったゲームの基本的な処理
を実行するものであって、例えば、ゲームの進行、ゲームモードの切替等の各種の処理を
実行する。
【0048】
このゲーム処理部41は、本実施の形態では、ゲームに関する任意の情報処理をイベン
トとして実行するものであって、実行するイベントは、例えば、ゲーム内で使用されるア
イテム等のゲーム媒体を獲得することができるゲーム内での種々の興行(例えば任意のキ
ャラクタの誕生祭)等であることが想定される。イベントは、例えば、実施期間が限定さ
れる期間限定のイベントである。より具体的には、敵キャラクタと対戦しながら進行させ
るクエスト、複数のゲーム媒体の中からランダムに選択された1又は複数のゲーム媒体が
付与される抽選ゲーム(所謂ガチャ)、ゲームへのログインに関する条件を満たすことで
特典(ログインボーナス)が付与されるログボイベント、等とすることができるが、イベ
ントの種類は特に限定されない。
【0049】
図5は、イベントカレンダ提示部42の処理の概略を説明する図である。図示のように
、イベントカレンダ提示部42は、イベントが実行される日程(日付、時刻、時間帯)が
設定された任意の月日に関するイベントカレンダCをプレイヤ端末30に表示させる処理
を実行する(イベントカレンダ提示処理)。日程は、1時間、1日、1週間、1カ月、1
年間等の期間と、開始時期、終了時期等の情報を含む。
【0050】
このイベントカレンダ提示部42は、本実施の形態では、プレイヤ2がイベントに参加
する日程をイベントの実行に先立って事前に登録することができる期間として予め設定さ
れた登録期間Tにおいて、イベントカレンダCをプレイヤ端末30に表示させる。
【0051】
例えば、イベントが実行される日程が6月21日である場合、登録期間Tは6月6日~
6月12日として予め設定され、この登録期間TにイベントカレンダCがプレイヤ端末3
0に表示される。
【0052】
図3で示すイベント登録受付部43は、本実施の形態では、プレイヤ2がイベントの参
加に関するイベント登録情報を登録期間Tにおいて受け付ける処理を実行する(イベント
登録受付処理)。イベントの参加に関する登録は、各イベントに参加するか否か(登録時
点で参加する予定か否か)、参加する日付、時刻、時間帯(午前、午後、10時~12時
、14時~18時、等の所定期間)等の情報を含むものであってもよい。ユーザは、後述
するイベントカレンダ等において、画面に表示されるイベントの中から、参加を予定する
イベントを選択して、登録することができる。その際、選択肢として提示されるイベント
の内容、日付、時刻、時間帯等を選択することができる。
【0053】
図6は、イベント登録受付処理で受け付けるイベント登録情報の構成の概略を説明する
ブロック図である。図示のように、イベント登録情報D2は、イベント登録データd2a
及びイベント時間データd2bによって構成される。
【0054】
イベント登録データd2aは、本実施の形態では、プレイヤ2によるイベントへのログ
インをイベントの実行に先立って事前に登録するデータであり、イベント時間データd2
bは、プレイヤ2がイベントに参加する時間に関するデータである。
【0055】
図7は、イベント登録情報D2を入力する画面インターフェースの一例を示す図である
。例えば、イベントカレンダ提示部42が提示したイベントカレンダCに基づいてイベン
トが実行される日程を選択すると、図示のような画面インターフェースIFがプレイヤ端
末30に表示される。
【0056】
本実施の形態では、例えば、画面インターフェースIFに表示される「このイベントを
登録しますか?」に対する「登録する」あるいは「登録しない」の選択肢のうち「登録す
る」を選択すると、イベント登録データd2aが入力される。
【0057】
「イベントに参加する日時」に対して日時を入力すると、イベント時間データd2bが
入力される。本実施の形態では、例えば6月21日の8時~9時のように、6月21日と
いう日程における任意の時間あるいは時間帯がイベント時間データd2bとして入力され
てもよい。
【0058】
図3で示す確率調整部44は、イベント登録受付処理で受け付けたイベント登録情報D
2に基づいてプレイヤ2がイベントに参加したり、ゲームにログインしたりした場合に、
クエスト等のイベントで所定のゲーム媒体を取得する確率であるドロップ率を調整する処
理を実行するものである(ドロップ率調整処理)。なお、調整する対象は、ドロップ率に
限られず、ゲーム媒体を取得する確率、取得する量に関するパラメータであればよい。ゲ
ーム媒体を取得する確率、取得する量に関するパラメータは、ゲーム媒体を取得する確率
、取得する量の上限値、下限値であってもよい。確率調整部44は、例えば、特定のゲー
ム媒体を取得する確率や量を上昇(増大)または減少させたり、取得する確率や量の上限
値や下限値を予め設定されたパラメータよりも上昇させたり、下降させたりしてもよい。
確率調整部44が、取得する量を増大する場合、クエスト等で取得できるゲーム媒体の数
を、通常時の10個から、15個に増大させたり、5個に減少させたりすることができる
【0059】
この確率調整部44は、本実施の形態では、イベント登録情報D2に基づいてプレイヤ
2がゲームにログインした場合に、その日(所定期間にわたって)クエストでの特定アイ
テム(レアアイテム等)のドロップ率を、イベント登録せずに実行した場合(通常)のド
ロップ率に対して上昇させるように調整する。
【0060】
このドロップ率調整処理は、本実施の形態では、登録期間Tにおけるイベント登録受付
処理が早期に実行された場合、すなわちイベント登録受付処理が、イベントが実行される
日程(プレイヤ2がイベントに参加する日程)よりも前であるほど、ドロップ率を上昇さ
せるように調整する。換言すると、参加日程から離間するに従って確率を上昇させる。な
お、特定のアイテムのドロップ率を低くする、またはドロップ率を0にする(付与されな
いようにする)ようにしてもよい。
【0061】
例えば、図8で示すように、イベントに参加する日程が「6月21日」の場合、この日
程の登録を受け付ける登録期間Tにおけるイベント登録受付処理が「登録受付(1)」の
場合と「登録受付(2)」の場合とでは、「登録受付(1)」の場合のほうが時間的に前
(早期)であるから、「登録受付(2)」の場合に対して「登録受付(1)」の場合のほ
うが「6月21日」から離間することとなる。
【0062】
したがって、例えば「登録受付(2)」のドロップ率は0.5%であり、「登録受付(
1)」のドロップ率は0.7%であるといったように、「登録受付(2)」に対して「登
録受付(1)」のほうが、ドロップ率が高くなるように調整する。
【0063】
図3で示す特典付与部45は、プレイヤ2がイベントに参加した場合、ゲーム内で使用
されるゲーム媒体等の特典をプレイヤ2に付与する。本実施の形態では、特典として、特
定アイテム等のゲーム媒体のドロップ率を通常よりも上昇させ、調整されたドロップ率に
基づいて、プレイヤ2にゲーム媒体を付与する。
【0064】
これらゲーム処理部41、イベントカレンダ提示部42、イベント登録受付部43、確
率調整部44及び特典付与部45での処理に基づいて、本実施の形態では、プレイヤ端末
30においてゲームが実行される。
【0065】
図1で示すプレイヤ端末30は、本実施の形態では、携帯型情報端末であるスマートフ
ォンで実装されるが、例えばゲーム専用の端末、タブレット型のコンピュータ、デスクト
ップ型あるいはノート型のコンピュータによって実装されるものであってもよい。
【0066】
図9は、プレイヤ端末30の構成の概略を説明するブロック図である。図示のように、
プレイヤ端末30は、制御部31及びディスプレイ32を主要構成として備える。
【0067】
制御部31は、本実施の形態では、ディスプレイ32や図示しないカメラ等のプレイヤ
端末30の各部を制御するものであって、例えばプロセッサ、メモリ、ストレージ、送受
信部等によって構成される。
【0068】
この制御部31には、本実施の形態では、ゲームアプリケーションあるいはウェブサイ
トを閲覧可能なブラウザが格納され、サーバ20におけるプログラムの処理に基づいて、
ゲームアプリケーションあるいはブラウザを介してプレイヤ端末30においてゲームが実
行される。
【0069】
ディスプレイ32には、本実施の形態では、図7で一例を示した画面インターフェース
IFを含め、プレイヤ端末30で実行されるゲームの画面インターフェース等が表示され
る。
【0070】
このディスプレイ32は、表示面への接触によって情報の入力を受け付けるいわゆるタ
ッチパネルであって、抵抗膜方式や静電容量方式といった各種の技術によって実装される
【0071】
本実施の形態では、このディスプレイ32を介してイベント登録情報D2及びプレイヤ
操作情報D3が入力される。
【0072】
プレイヤ操作情報D3は、本実施の形態では、ゲーム内でプレイヤ2が使用するキャラ
クタの操作や動作に関して入力される情報である。
【0073】
これらイベント登録情報D2及びプレイヤ操作情報D3は、ディスプレイ32に対する
プレイヤ2の任意の動作(例えば画面をタップあるいはスワイプする動作や、画面に表示
されるアイコン等をドラッグしてドロップする動作等)に基づいて入力される。
【0074】
次に、本実施の形態の情報処理システム10の処理の概略について説明する。
【0075】
図10は、本実施の形態に係る情報処理システム10の処理の概略を説明するフローチ
ャートである。図示のように、まず、ステップS1において、プレイヤ2はゲームの設定
を行う。
【0076】
本実施の形態では、ゲームの設定において、プレイヤ2がイベントカレンダCを確認し
、確認したその時が登録期間Tに属する場合は、登録期間Tにおいて登録可能なイベント
を確認する。
【0077】
登録可能なイベントを確認した後、プレイヤ2が任意に選択したイベントについて、プ
レイヤ端末30を介してイベント登録情報D2を入力すると、イベント登録情報D2を登
録期間Tにおいて受け付ける処理を実行する(イベント登録受付処理)。
【0078】
本実施の形態では、例えば、イベントの実行日が6月21日であって、この日の8時か
ら9時にイベントに参加する旨のイベント登録情報D2を受け付けたものと想定する。
【0079】
しかる後、イベントが実行される日程が到来したときに、ステップS2において、プレ
イヤ2がゲームを実行してゲームを進行させる。本実施の形態では、6月21日の8時か
ら9時にイベントに参加する旨のイベント登録情報D2を受け付けており、これに従って
プレイヤ2は6月21日の8時にゲームを実行する。
【0080】
続いて、ステップS3において、プレイヤ2は、ゲームの実行とともにイベントに参加
する。
【0081】
すなわち、プレイヤ2は、イベント登録受付処理で受け付けたとおり、6月21日の8
時にイベントにログインしたことから、ステップS4において、イベントについて予め設
定されたドロップ率に対して、ドロップ率を上昇させるように調整する(ドロップ率調整
処理)。
【0082】
一方、ステップS3において、プレイヤ2がイベント登録受付処理で受け付けたイベン
ト登録情報D2に基づいてイベントにログインしなかった場合は、その後、イベントにロ
グインしたとしても、ドロップ率調整処理は実行されない。
【0083】
このように、イベント登録受付処理で受け付けた日程の登録に基づいてプレイヤ2がイ
ベントに参加すると、イベントについて予め設定されたドロップ率に対して、ドロップ率
を上昇させるように調整することから、プレイヤ2が、イベントにおいてゲーム媒体を取
得することができる可能性が高められる。
【0084】
したがって、簡易な条件でかつプレイヤ2の自らの操作に基づいて、イベントにおける
ゲーム媒体のドロップ率を上昇させることができることから、ゲームに対するプレイヤ2
の興趣を向上させることができる。
【0085】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることはなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲
で種々の変更が可能である。
【0086】
上記実施の形態では、イベントが、キャラクタの誕生祭等といったゲーム内の興行であ
る場合を説明したが、例えば、抽選ゲームにおいて、特定レアリティ(スーパーレア等)
のピックアップキャラクタの当選確率が通常よりも高くなるピックアップガチャイベント
等であってもよい。
【0087】
上記実施の形態では、サーバ20に格納されたプログラムが、ゲームに関する情報処理
を実行する場合を説明したが、プレイヤ端末30にプログラムが格納され、このプログラ
ムがプレイヤ端末30でゲームに関する情報処理を実行するように構成してもよい。
【0088】
ところで、イベントが実行される日程が到来する際に、プレイヤ端末30を介してプレ
イヤ2にその旨が通知されるように構成してもよい。
【0089】
本発明は、以下の構成を備える。
(項目1)
ゲーム媒体を取得可能なゲーム内のイベントの参加に関する登録を予めプレイヤの要求
に基づいて受け付けるイベント登録受付処理と、
該イベント登録受付処理で受け付けた前記登録に基づいてプレイヤが前記イベントに参
加した場合に前記イベントにおいてゲーム媒体を取得する確率、取得する量に関するパラ
メータを予め設定された前記パラメータを予め設定された前記パラメータに対して変化さ
せる確率調整処理と、
を実行する情報処理システム。
(項目2)
前記イベント登録受付処理は、前記イベントの参加日程に関する登録を受け付ける、
項目1に記載の情報処理システム。
(項目3)
前記イベント登録受付処理は、予め設定された登録期間においてのみ、プレイヤからの
登録を受け付ける、
項目1又は2に記載の情報処理システム。
(項目4)
前記イベントが実行される日程が設定されたイベントカレンダを前記プレイヤに提示す
るイベントカレンダ提示処理を実行する、
項目1~3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(項目5)
前記イベント登録受付処理は、
前記参加日程における任意の時間あるいは任意の時間帯の登録を受け付ける、
項目2に記載の情報処理システム。
(項目6)
前記確率調整処理は、
前記イベント登録受付処理が前記イベントの参加日程よりも前であるほど前記確率を上
昇させるように調整する、
項目1または2に記載の情報処理システム。
(項目7)
ゲーム媒体を取得可能なゲーム内のイベントの参加に関する登録を予めプレイヤの要求
に基づいて受け付けるイベント登録受付処理と、
該イベント登録受付処理で受け付けた前記登録に基づいてプレイヤが前記イベントに参
加した場合に前記イベントにおいてゲーム媒体を取得する確率、取得する量に関するパラ
メータを予め設定された前記パラメータを予め設定された前記パラメータに対して変化さ
せる確率調整処理と、
を実行する情報処理装置。
(項目8)
コンピュータに、
ゲーム媒体を取得可能なゲーム内のイベントの参加に関する登録を予めプレイヤの要求
に基づいて受け付けるイベント登録受付処理と、
該イベント登録受付処理で受け付けた前記登録に基づいてプレイヤが前記イベントに参
加した場合に前記イベントにおいてゲーム媒体を取得する確率、取得する量に関するパラ
メータを予め設定された前記パラメータを予め設定された前記パラメータに対して変化さ
せる確率調整処理と、
を実行させるプログラム。
(項目9)
コンピュータが、
ゲーム媒体を取得可能なゲーム内のイベントの参加に関する登録を予めプレイヤの要求
に基づいて受け付けるイベント登録受付処理と、
該イベント登録受付処理で受け付けた前記登録に基づいてプレイヤが前記イベントに参
加した場合に前記イベントにおいてゲーム媒体を取得する確率、取得する量に関するパラ
メータを予め設定された前記パラメータを予め設定された前記パラメータに対して変化さ
せる確率調整処理と、
を実行する情報処理方法。
【符号の説明】
【0090】
1 事業者
2 プレイヤ
10 情報処理システム
20 サーバ(情報処理装置)
30 プレイヤ端末
40 記憶部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10