IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 山洋電気株式会社の特許一覧

<>
  • 特開-軸流ファン 図1
  • 特開-軸流ファン 図2
  • 特開-軸流ファン 図3
  • 特開-軸流ファン 図4
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024010816
(43)【公開日】2024-01-25
(54)【発明の名称】軸流ファン
(51)【国際特許分類】
   F04D 29/32 20060101AFI20240118BHJP
   F04D 29/52 20060101ALI20240118BHJP
   F04D 29/54 20060101ALI20240118BHJP
【FI】
F04D29/32 G
F04D29/52 D
F04D29/54 D
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022112333
(22)【出願日】2022-07-13
(71)【出願人】
【識別番号】000180025
【氏名又は名称】山洋電気株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001416
【氏名又は名称】弁理士法人信栄事務所
(72)【発明者】
【氏名】山崎 嘉久
【テーマコード(参考)】
3H130
【Fターム(参考)】
3H130AA13
3H130AB26
3H130AB52
3H130BA13A
3H130BA13B
3H130BA14A
3H130BA14B
3H130BA68A
3H130BA68B
3H130CA23
3H130CB06
3H130DA02Z
3H130DD01Z
3H130EA06A
3H130EA06B
3H130EA07A
3H130EA07B
3H130EA08A
3H130EA08B
3H130EB04A
3H130EB04B
3H130EB05A
3H130EB05B
(57)【要約】
【課題】ベース部の構成を改良することにより異音の発生を抑制することが可能な軸流ファンを提供する。
【解決手段】送風方向に風を送る軸流ファン1は、インペラカップ2と、インペラカップ2から径方向に延びる動翼3と、インペラカップ2の内部に設けられたモータ4と、モータ4が取り付けられるベース部7と、を備える。ベース部7の外周部には、送風方向Wに沿って延びる外周壁部71が設けられている。外周壁部71は、送風方向Wの上流側の端部である上流端部71aと下流側の端部である下流端部71bを有する。上流端部71aは、インペラカップ2の外周側面20よりも径方向内側に位置する。下流端部71bは、上流端部71aよりも径方向外側に位置する。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
送風方向に風を送る軸流ファンであって、
インペラカップと、
前記インペラカップから径方向に延びるファンと、
前記インペラカップの内部に設けられたモータと、
前記モータが取り付けられるベース部と、
を備え、
前記ベース部の外周部には、前記送風方向に沿って延びる外周壁部が設けられており、
前記外周壁部は、前記送風方向の上流側の端部である上流端部と下流側の端部である下流端部を有し、
前記上流端部は、前記インペラカップの外周側面よりも径方向内側に位置し、前記下流端部は、前記上流端部よりも径方向外側に位置することを特徴とする、軸流ファン。
【請求項2】
前記下流端部は、前記インペラカップの外周側面よりも径方向外側に位置する、請求項1に記載の軸流ファン。
【請求項3】
前記上流端部と前記下流端部とは、凸曲面で接続されている、請求項1に記載の軸流ファン。
【請求項4】
前記上流端部と前記下流端部を通る仮想線と、前記送風方向に直交する断面とのなす角である傾斜角は110°~130°である、請求項1に記載の軸流ファン。
【請求項5】
前記上流端部は、前記インペラカップの下流側の縁部よりも下流側に位置する、請求項1に記載の軸流ファン。
【請求項6】
前記上流端部は、前記モータの基板よりも上流側に位置する、請求項5に記載の軸流ファン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、軸流ファンに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、静圧を保ちつつ回転軸を含む面において回転軸と平行な流れを形成することによって低騒音化を実現する軸流ファンが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第4943817号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の軸流ファンによれば、ハブと、ハブの周囲に設けられた複数の羽根とで構成される羽根車を有し、羽根の後縁と羽根の翼端の交点と、羽根車の回転中心と、を結ぶ直線を、羽根の前縁とハブと羽根との境界の交点と、羽根車の回転中心と、を結ぶ直線よりも回転方向側に位置させ、空気吸込み側方向に突出する羽根の反りを、羽根の遠心方向に向かって次第に大きくすることにより回転軸と平行な流れを形成して低騒音化を図る。
【0005】
しかしながら、特許文献1の軸流ファンには、羽根の構成を改良することによる低騒音化については記載されているものの、羽根以外の部材の形状を改良することによる低騒音化については記載されていない。したがって、軸流ファンの低騒音化については改良の余地がある。
【0006】
そこで、本発明は、ベース部の構成を改良することにより異音の発生を抑制することが可能な軸流ファンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面に係る軸流ファンは、
送風方向に風を送る軸流ファンであって、
インペラカップと、
前記インペラカップから径方向に延びるファンと、
前記インペラカップの内部に設けられたモータと、
前記モータが取り付けられるベース部と、を備え、
前記ベース部の外周部には、前記送風方向に沿って延びる外周壁部が設けられており、
前記外周壁部は、前記送風方向の上流側の端部である上流端部と下流側の端部である下流端部を有し、
前記上流端部は、前記インペラカップの外周側面よりも径方向内側に位置し、前記下流端部は、前記上流端部よりも径方向外側に位置する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ベース部の構成を改良することにより異音の発生を抑制することが可能な軸流ファンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の実施形態に係る軸流ファンの斜視図である。
図2】軸流ファンの内部構造を示す半部断面図である。
図3】軸流ファンにおけるスポークの形状を示す斜視図である。
図4】比較例の軸流ファンの一例を示す半部断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、実施形態の説明において既に説明された部材と同一の参照番号を有する部材については、説明の便宜上、その説明は省略する。また、本図面に示された各部材の寸法は、説明の便宜上、実際の各部材の寸法とは異なる場合がある。
【0011】
図1は、本発明の実施形態に係る軸流ファンの一例を示す斜視図である。図1に示すように、軸流ファン1は、インペラカップ(ハブ部)2と、インペラカップ2に取り付けられている複数の動翼3(ファンの一例)と、インペラカップ2の内部に設けられたモータ4と、インペラカップ2、動翼3、及びモータ4を収容するハウジング6と、を備える。
【0012】
ハウジング6は、全体の形状が概略矩形状に形成されている。ハウジング6は、動翼3の外周を囲む円筒状の枠部61を有する。枠部61は、空気を吸い込む吸込口61aと吸い込んだ空気を吐き出す吐出口61bとを有する。枠部61は、吸込口61aと吐出口61bとに連通する通風路62を形成する。動翼3の回転に伴って吸込口61aから吸い込まれた風は、通風路62に沿って矢印で示す送風方向Wに送られ、吐出口61bから外部に吐出される。図中に示す矢印Vの方向は、動翼3の回転方向を示す。
【0013】
図2は、軸流ファン1の内部構造の一例を示す半部断面図である。図に示す例では、軸流ファン1における回転の軸線Yとハウジング6の角部とを通る平行面で軸流ファン1を切ったときの半部断面図を示す。図2及び図1に示すように、インペラカップ2は、モータ4の回転軸40に固定されている。回転軸40は、通風路62の中央部に通風路62に沿うように設けられている。回転軸40は、その軸線Yの方向が送風方向Wに沿うように設けられている。インペラカップ2は、カップの開口側を通風路62の吐出口61bの方向に向けて通風路62に沿うように回転軸40に固定されている。インペラカップ2の径方向における外側の外周側面20は、通風路62の吸入口61a側における内周面を形成する。インペラカップ2の外周側面20は、送風方向Wと平行に延びるように形成された面である。動翼3が取り付けられたインペラカップ2は、通風路62内において、回転軸40と共に回転することにより、風を送風方向Wへと送る。
【0014】
複数の動翼3は、インペラカップ2と一体的にインペラカップ2の周囲に放射状に取り付けられている。複数の動翼3は、それぞれが回転軸40の軸方向に対して傾斜して設けられている。
【0015】
モータ4は、動翼3を回転駆動させる装置としてインペラカップ2の内部に収容されている。モータ4は、略カップ状のロータヨーク41と、ロータヨーク41の中心部に圧入された回転軸40と、コイル52が巻回されたステータコア51と、を有する。
【0016】
ロータヨーク41は、インペラカップ2内に嵌入されている。ロータヨーク41の内面には、マグネット42が取り付けられている。
【0017】
回転軸40は、軸受43に回転可能に支持されている。軸受43は、筒状の支持部44の内面に固定されている。支持部44の外面にはステータコア51が固定されている。ステータコア51の外面は、ロータヨーク41のマグネット42の内面と隙間を隔てて対向している。
【0018】
また、図2に示すように、軸流ファン1は、モータ4のステータコア51が取り付けられているベース部7を備える。ベース部7は、通風路62の吐出口61b側において、インペラカップ2の開口側と対向するように設けられている。ベース部7は、略円板形状に形成されている。ベース部7は、通風路62の中央部において通風路62と同軸に設けられている。ベース部7の中心部は、支持部44の外面に固定されている。
【0019】
また、ベース部7には、モータ4を制御する回路基板53が取り付けられている。回路基板53は、ステータコア51と対向するようにベース部7に取り付けられている。回路基板53は、ステータコア51に巻回されたコイル52と電気的に接続されている。
【0020】
ベース部7の外周部には、送風方向Wに沿って延びる外周壁部71が設けられている。ベース部7の外周壁部71は、通風路62の吐出口61b側における内周面を形成する。外周壁部71は、送風方向Wの上流側の端部である上流端部71aと、送風方向Wの下流側の端部である下流端部71bと、を有する。
【0021】
外周壁部71の上流端部71aの位置は、インペラカップ2の外周側面20の位置20xと径方向において同一の位置又は外周側面20の位置20xよりも径方向において内側に位置する。そして、外周壁部71の下流端部71bの位置は、上流端部71aの位置よりも径方向における外側に位置する。
【0022】
図に示す例においては、外周壁部71の上流端部71aは、インペラカップ2の外周側面20の位置20xよりも径方向において内側に位置するように設けられている。また、外周壁部71の下流端部71bは、インペラカップ2の外周側面20の位置20xよりも径方向において外側に位置するように設けられている。換言すると、通風路62の吸入口61a側からインペラカップ2を介して送風方向Wに沿うようにベース部7を見たとき、ベース部7における外周壁部71の上流端部71aは、インペラカップ2に隠れて見えないように配置されている。これに対して、外周壁部71の下流端部71bは、インペラカップ2に隠れておらず見えるように配置されている。
【0023】
外周壁部71は、上流端部71aから下流端部71bに向かって下り斜面となるように形成されている。外周壁部71の上流端部71aと下流端部71bとは、凸曲面で接続されている。上流端部71aから下流端部71bまでを結ぶ外周側面72は、凸曲面である。
【0024】
外周壁部71の上流端部71aと下流端部71bを通る仮想線を端部接続線Zとし、送風方向Wに直交する断面を直交断面とすると、端部接続線Zと直交断面とのなす角である外周壁部71の傾斜角θは110°~130°である。例えば、端部接続線Zと、ベース部7の底面73とのなす角である外周壁部71の傾斜角θは110°~130°である。好ましくは、外周壁部71の傾斜角θは120°である。
【0025】
また、インペラカップ2の径方向における外側の壁部を外周壁21とすると、ベース部7の外周壁部71における上流端部71aの位置は、外周壁21の送風方向Wにおける下流側の縁部21bの位置よりも下流側に位置する。ベース部7とインペラカップ2との間の境界層には隙間81が設けられている。
【0026】
また、外周壁部71の上流端部71aの位置は、モータ4の回路基板53の位置よりも上流側に位置する。
【0027】
ハウジング6の枠部61における吸込口61a及び吐出口61bの周縁には、電子機器などにハウジング6を固定するためのフランジ部63,64が設けられている。フランジ部63,64は、それぞれ吸込口61a及び吐出口61bからハウジング6の径方向における外方へ向けて延設されている。フランジ部63,64には、ハウジング6を貫通するように固定孔65が形成されている。この固定孔65に例えばネジを挿入することより、軸流ファン1を電子機器などに取り付けることができる。
【0028】
また、軸流ファン1は、ハウジング6の吐出口61b側に、ベース部7と枠部61とを連結するスポーク8を備える。スポーク8は、ベース部7の周方向に略等間隔に複数本設けられており、モータ4が取り付けられているベース部7を支持する。
【0029】
図3は、スポーク8を示す斜視図及び断面図である。スポーク8は、細い棒状の部材により構成され、通風路62における吸込口61a側の吸込側表面8aが凸状の曲面に形成されている。
【0030】
図4は、本発明の軸流ファン1と比較するための従来の軸流ファンの一例を示す半部断面図である。図4に示すように、従来の軸流ファン100の場合、ベース部107の外周壁部171は、その外周側面172が送風方向Wと平行に延びるように形成されている。また、外周壁部171は、その外周側面172の位置が径方向においてインペラカップ102の外周側面120の位置と同一の位置となるように形成されている。
【0031】
このため、通風路162の中心部側を流れる空気、例えばインペラカップ102の外周側面120に沿って流れる空気190が、インペラカップ102の下端部とベース部107の上端部との境界層における隙間181において分断され、外周側面172に対する揚力のばらつきが大きくなって剥離した空気191となり、これが異音発生の要因になる。
【0032】
また、隙間181において剥離した空気191がベース部107の外周側面172に沿って流れるため、この外周側面172に沿って流れる空気191の流速とベース部107の底面173に沿って流れる空気192の流速との流速差が大きくなり、これが異音発生の要因になる。
【0033】
さらに、隙間181において剥離した空気191がスポーク108に当たると、スポーク108とベース部107の外周壁部71との接続部(ベース部側付根部)において空気191の流れ方向に急激な変化が生じ、これが異音発生の要因になる。
【0034】
これに対して、上述したように、本実施形態の軸流ファン1は、ベース部7の外周部に設けられた外周壁部71が送風方向Wに沿って延び、外周壁部71の上流端部71aがインペラカップ2の外周側面20よりも径方向におけて内側に位置し、下流端部71bがインペラカップ2の外周側面20よりも径方向において外側に位置するように構成されている。このため、インペラカップ2の外周側面20に沿って流れる空気を、外周壁部71の上流端部71aから下流端部71bに至る下り傾斜した外周側面72によって受け止めて一時的に減速させるとともに、受け止めた空気を下り傾斜した外周側面72に沿って流し、その空気の流速を徐々に上げて吐出口61bの方向へ吐出することができる。これにより、インペラカップ2の下端部とベース部7の上端部との隙間81における空気の分断を低減できるので、通風路162の中心部側を流れる空気の剥離を低減することができ、異音の発生を抑制することができる。
【0035】
また、軸流ファン1によれば、外周壁部71の上流端部71aと下流端部71bとは凸曲面で接続されている。これにより、インペラカップ2の外周側面20に沿って流れる空気90を凸曲面からなる外周壁部71の外周側面72により受け止めて減速させ、受け止めた空気91を凸曲面からなる外周側面72に沿って滑らかに流すことができるので、さらに異音の発生を抑制することができる。また、受け止めた空気91を凸曲面からなる外周側面72に沿って流し、空気91の流速を徐々に上げることで、吐出口61bから吐出される空気92の流速とベース部7の底面73に沿って流れる空気93の流速との差を減少させることができ、吐出口61bにおける空気の圧力変動を低減させて異音の発生を抑制することができる。また、受け止めた空気を凸曲面からなる外周側面72に沿って流すことで、下流端部71bにおける外周側面72に沿った空気の流れ方向、すなわち吐出口61bから吐出される空気92の吐出方向を送風方向Wと略同じ方向にすることができる。これにより、風量の低下を抑制できる。
【0036】
また、軸流ファン1によれば、ベース部7と枠部61とを連結するスポーク8の吸込側表面8aが凸状の曲面で形成されている。これにより、例えば図3に示すように、スポーク8とベース部7の外周壁部71との接続部(ベース部側付根部)を流れる空気を、矢印U1,U2で示す流れのように緩やかに吐出口61bへ吐出することができる。このため、スポーク8周りを流れる空気の吐出時の流速とベース部7の底面73に沿って流れる空気93の流速との差を減少させることができ、異音の発生を抑制できる。
【0037】
また、軸流ファン1によれば、ベース部7の外周壁部71の上流端部71aと下流端部71bを通る端部接続線Zと、ベース部7の底面73との、なす傾斜角θは110°~130°となるように構成されている。傾斜角θをこの範囲内の角度に設定することにより、異音の発生を効果的に抑制することができる。
【0038】
また、軸流ファン1によれば、外周壁部71の上流端部71aは、インペラカップ2の下流側の縁部21bよりも下流側に位置するように構成されている。これにより、ベース部7の外周壁部71をインペラカップ2の回転の邪魔とならないようにしつつ、インペラカップ2とベース部7との隙間81における空気の分断を低減できる。
【0039】
また、軸流ファン1によれば、外周壁部71の上流端部71aは、モータ4の回路基板53よりも上流側に位置するように構成されている。これにより、ベース部7の外周壁部71で回路基板53を保護しつつ、インペラカップ2とベース部7との隙間81における空気の分断を低減できる。
【0040】
以上、本発明の実施形態について説明をしたが、本発明の技術的範囲が本実施形態の説明によって限定的に解釈されるべきではないのは言うまでもない。本実施形態は単なる一例であって、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において、様々な実施形態の変更が可能であることが当業者によって理解されるところである。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲に記載された発明の範囲及びその均等の範囲に基づいて定められるべきである。
【符号の説明】
【0041】
1 軸流ファン
2 インペラカップ
3 動翼(ファンの一例)
4 モータ
6 ハウジング
7 ベース部
8 スポーク
8a 吸込側表面
20 外周側面
21 外周壁
21b 縁部
40 回転軸
41 ロータヨーク
42 マグネット
44 支持部
51 ステータコア
52 コイル
53 回路基板
61 枠部
61a 吸込口
61b 吐出口
62 通風路
71 外周壁部
71a 上流端部
71b 下流端部
72 外周側面
73 底面
81 隙間
W 送風方向
Y 軸線
Z 端部接続線
図1
図2
図3
図4