(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2024108825
(43)【公開日】2024-08-13
(54)【発明の名称】洗車システム、洗車サーバ、洗車方法、および、洗車プログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/10 20120101AFI20240805BHJP
G06Q 10/02 20120101ALI20240805BHJP
B60S 3/04 20060101ALI20240805BHJP
【FI】
G06Q50/10
G06Q10/02
B60S3/04
【審査請求】未請求
【請求項の数】13
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2023013417
(22)【出願日】2023-01-31
(71)【出願人】
【識別番号】504119170
【氏名又は名称】データバンク株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】難波 良紀
【テーマコード(参考)】
3D026
5L010
5L049
5L050
【Fターム(参考)】
3D026AA03
3D026AA12
3D026AA76
5L010AA03
5L049AA03
5L049CC11
5L050CC11
(57)【要約】
【課題】洗車受付機に設置されたカメラで撮影された車両番号によるユーザ認証により、洗車受付機での操作を一切不要で洗車を実行することができる洗車システム、洗車サーバ、洗車方法、および、洗車プログラムを提供することを課題とする。
【解決手段】ユーザ車両の洗車装置への初回来訪時に、撮影されたユーザ車両番号および端末装置にて出力され且つ洗車装置にて受け付けた端末ユーザデータが設定された端末出力データを取得した場合、端末ユーザデータに対応するユーザデータを特定し、ユーザデータにユーザ車両番号を追加設定し、端末装置にて選択された来店時洗車項目を設定した洗車予約データをユーザデータに紐付けて登録し、洗車装置にて撮影された来店車両番号に一致するユーザ車両番号が設定されたユーザデータを特定した場合、来店時洗車項目を設定した洗車指示を洗車装置に送信する。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
入出力部を備えた端末装置、入出力部を備えた洗車装置、および、記憶部と制御部とを備えた洗車サーバを通信可能に接続した洗車システムであって、
前記記憶部は、
前記洗車装置での洗車項目を設定した洗車メニューを記憶する洗車メニュー記憶手段と、
前記端末装置のユーザのユーザデータを記憶するユーザ記憶手段と、
を備え、
前記制御部は、
ユーザ車両の前記洗車装置への初回来訪時に、前記洗車装置にて撮影された前記ユーザ車両のユーザ車両番号、および、前記端末装置にて出力され且つ前記洗車装置にて受け付けた端末ユーザデータが設定された端末出力データを取得した場合、前記端末ユーザデータに対応する前記ユーザデータを特定し、前記ユーザデータに前記ユーザ車両番号を追加設定する初回設定手段と、
前記端末装置にて選択された来店時洗車項目を設定した洗車予約データを取得し、前記洗車予約データを前記ユーザデータに紐付けて登録する洗車予約取得手段と、
前記洗車装置にて撮影された来店車両の来店車両番号を取得し、前記来店車両番号に一致する前記ユーザ車両番号が設定された前記ユーザデータを特定した場合、前記ユーザデータに紐付けられた前記洗車予約データに設定された前記来店時洗車項目を設定した洗車指示を前記洗車装置に送信する洗車指示手段と、
を備えたことを特徴とする洗車システム。
【請求項2】
前記初回設定手段は、
前記ユーザ車両の前記洗車装置への前記初回来訪時に、前記洗車装置にて撮影された前記ユーザ車両の前記ユーザ車両番号、および、前記端末装置に表示され且つ前記洗車装置にて読み取られた前記端末ユーザデータがコード化された情報コードを取得した場合、前記端末ユーザデータに対応する前記ユーザデータを特定し、前記ユーザデータに前記ユーザ車両番号を追加設定することを特徴とする請求項1に記載の洗車システム。
【請求項3】
前記初回設定手段は、
前記ユーザ車両の前記洗車装置への前記初回来訪時に、前記洗車装置にて撮影された前記ユーザ車両の前記ユーザ車両番号、および、無線通信を介して前記端末装置にて出力され且つ前記洗車装置にて受け付けた前記端末ユーザデータが設定された前記端末出力データを取得した場合、前記端末ユーザデータに対応する前記ユーザデータを特定し、前記ユーザデータに前記ユーザ車両番号を追加設定することを特徴とする請求項1に記載の洗車システム。
【請求項4】
前記洗車指示手段は、
前記洗車装置にて撮影された前記来店車両の前記来店車両番号を取得し、前記来店車両番号に一致する前記ユーザ車両番号が設定された前記ユーザデータを特定した場合、前記ユーザデータに紐付けられた前記洗車予約データに設定された前記来店時洗車項目、および、洗車実行確認を設定した洗車確認通知を前記端末装置に送信し、前記端末装置から洗車実行要求を受信した際に、前記来店時洗車項目を設定した前記洗車指示を前記洗車装置に送信することを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の洗車システム。
【請求項5】
前記洗車指示手段は、
前記洗車装置にて撮影された前記来店車両の前記来店車両番号を取得し、前記来店車両番号に一致する前記ユーザ車両番号が設定された前記ユーザデータを特定した場合、前記ユーザデータに紐付けられた前記洗車予約データに設定された前記来店時洗車項目、および、前記洗車実行確認を設定したダイアログ表示制御データを含む前記洗車確認通知を前記端末装置に送信し、前記端末装置から前記洗車実行要求を受信した際に、前記来店時洗車項目を設定した前記洗車指示を前記洗車装置に送信することを特徴とする請求項4に記載の洗車システム。
【請求項6】
前記初回設定手段は、
前記ユーザ車両の前記洗車装置への前記初回来訪時に、前記洗車装置にて撮影された前記ユーザ車両の前記ユーザ車両番号、および、前記端末装置にて出力され且つ前記洗車装置にて受け付けた前記端末ユーザデータが設定された前記端末出力データを取得した場合、且つ、前記ユーザ車両の実際の車両番号と前記洗車装置にて撮影された前記ユーザ車両番号との一致確認要求を設定したダイアログ表示制御データを含む一致確認通知を前記端末装置に送信し、前記端末装置から一致確認を受信した場合、前記端末ユーザデータに対応する前記ユーザデータを特定し、前記ユーザデータに前記ユーザ車両番号を追加設定することを特徴とする請求項1に記載の洗車システム。
【請求項7】
前記洗車メニューは、
更に、前記洗車項目の項目料金が設定され、
前記ユーザデータは、
前記ユーザの決済方法が設定され、
前記洗車指示手段は、
更に、前記来店車両番号に一致する前記ユーザ車両番号が設定された前記ユーザデータを特定した場合、前記洗車メニュー、および、前記ユーザデータに基づいて、前記来店時洗車項目に対応する洗車料金の精算処理を前記ユーザの前記決済方法により実行することを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の洗車システム。
【請求項8】
前記洗車装置は、
更に、記憶部と制御部とを備え、
前記洗車装置の前記記憶部は、
前記洗車装置での前記洗車項目を設定した前記洗車メニューを記憶する洗車メニュー記憶手段、
を備え、
前記洗車装置の前記制御部は、
前記端末出力データを前記端末装置から受け付けた場合、前記端末出力データを前記洗車サーバに送信する受付手段と、
前記洗車サーバから前記洗車指示を受信した場合、前記洗車指示に基づいて、前記来店車両の洗車を制御する洗車制御手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の洗車システム。
【請求項9】
前記情報コードは、
二次元コード、または、バーコードであることを特徴とする請求項2に記載の洗車システム。
【請求項10】
入出力部を備えた端末装置、および、入出力部を備えた洗車装置に通信可能に接続された、記憶部と制御部とを備えた洗車サーバであって、
前記記憶部は、
前記洗車装置での洗車項目を設定した洗車メニューを記憶する洗車メニュー記憶手段と、
前記端末装置のユーザのユーザデータを記憶するユーザ記憶手段と、
を備え、
前記制御部は、
ユーザ車両の前記洗車装置への初回来訪時に、前記洗車装置にて撮影された前記ユーザ車両のユーザ車両番号、および、前記端末装置にて出力され且つ前記洗車装置にて受け付けた端末ユーザデータが設定された端末出力データを取得した場合、前記端末ユーザデータに対応する前記ユーザデータを特定し、前記ユーザデータに前記ユーザ車両番号を追加設定する初回設定手段と、
前記端末装置にて選択された来店時洗車項目を設定した洗車予約データを取得し、前記洗車予約データを前記ユーザデータに紐付けて登録する洗車予約取得手段と、
前記洗車装置にて撮影された来店車両の来店車両番号を取得し、前記来店車両番号に一致する前記ユーザ車両番号が設定された前記ユーザデータを特定した場合、前記ユーザデータに紐付けられた前記洗車予約データに設定された前記来店時洗車項目を設定した洗車指示を前記洗車装置に送信する洗車指示手段と、
を備えたことを特徴とする洗車サーバ。
【請求項11】
入出力部を備えた端末装置、入出力部を備えた洗車装置、および、記憶部と制御部とを備えた洗車サーバを通信可能に接続した洗車システムに実行させるための洗車方法であって、
前記記憶部は、
前記洗車装置での洗車項目を設定した洗車メニューを記憶する洗車メニュー記憶手段と、
前記端末装置のユーザのユーザデータを記憶するユーザ記憶手段と、
を備え、
前記制御部において実行される、
ユーザ車両の前記洗車装置への初回来訪時に、前記洗車装置にて撮影された前記ユーザ車両のユーザ車両番号、および、前記端末装置にて出力され且つ前記洗車装置にて受け付けた端末ユーザデータが設定された端末出力データを取得した場合、前記端末ユーザデータに対応する前記ユーザデータを特定し、前記ユーザデータに前記ユーザ車両番号を追加設定する初回設定ステップと、
前記端末装置にて選択された来店時洗車項目を設定した洗車予約データを取得し、前記洗車予約データを前記ユーザデータに紐付けて登録する洗車予約取得ステップと、
前記洗車装置にて撮影された来店車両の来店車両番号を取得し、前記来店車両番号に一致する前記ユーザ車両番号が設定された前記ユーザデータを特定した場合、前記ユーザデータに紐付けられた前記洗車予約データに設定された前記来店時洗車項目を設定した洗車指示を前記洗車装置に送信する洗車指示ステップと、
を含むことを特徴とする洗車方法。
【請求項12】
入出力部を備えた端末装置、および、入出力部を備えた洗車装置に通信可能に接続された、記憶部と制御部とを備えた洗車サーバに実行させるための洗車方法であって、
前記記憶部は、
前記洗車装置での洗車項目を設定した洗車メニューを記憶する洗車メニュー記憶手段と、
前記端末装置のユーザのユーザデータを記憶するユーザ記憶手段と、
を備え、
前記制御部において実行される、
ユーザ車両の前記洗車装置への初回来訪時に、前記洗車装置にて撮影された前記ユーザ車両のユーザ車両番号、および、前記端末装置にて出力され且つ前記洗車装置にて受け付けた端末ユーザデータが設定された端末出力データを取得した場合、前記端末ユーザデータに対応する前記ユーザデータを特定し、前記ユーザデータに前記ユーザ車両番号を追加設定する初回設定ステップと、
前記端末装置にて選択された来店時洗車項目を設定した洗車予約データを取得し、前記洗車予約データを前記ユーザデータに紐付けて登録する洗車予約取得ステップと、
前記洗車装置にて撮影された来店車両の来店車両番号を取得し、前記来店車両番号に一致する前記ユーザ車両番号が設定された前記ユーザデータを特定した場合、前記ユーザデータに紐付けられた前記洗車予約データに設定された前記来店時洗車項目を設定した洗車指示を前記洗車装置に送信する洗車指示ステップと、
を含むことを特徴とする洗車方法。
【請求項13】
入出力部を備えた端末装置、および、入出力部を備えた洗車装置に通信可能に接続された、記憶部と制御部とを備えた洗車サーバに実行させるための洗車プログラムであって、
前記記憶部は、
前記洗車装置での洗車項目を設定した洗車メニューを記憶する洗車メニュー記憶手段と、
前記端末装置のユーザのユーザデータを記憶するユーザ記憶手段と、
を備え、
前記制御部において、
ユーザ車両の前記洗車装置への初回来訪時に、前記洗車装置にて撮影された前記ユーザ車両のユーザ車両番号、および、前記端末装置にて出力され且つ前記洗車装置にて受け付けた端末ユーザデータが設定された端末出力データを取得した場合、前記端末ユーザデータに対応する前記ユーザデータを特定し、前記ユーザデータに前記ユーザ車両番号を追加設定する初回設定ステップと、
前記端末装置にて選択された来店時洗車項目を設定した洗車予約データを取得し、前記洗車予約データを前記ユーザデータに紐付けて登録する洗車予約取得ステップと、
前記洗車装置にて撮影された来店車両の来店車両番号を取得し、前記来店車両番号に一致する前記ユーザ車両番号が設定された前記ユーザデータを特定した場合、前記ユーザデータに紐付けられた前記洗車予約データに設定された前記来店時洗車項目を設定した洗車指示を前記洗車装置に送信する洗車指示ステップと、
を実行させるための洗車プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗車システム、洗車サーバ、洗車方法、および、洗車プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、洗車装置の洗車開始位置に乗り入れた自動車にて顧客端末から送信された車両番号および希望洗車メニューを受け付け、各洗車装置に入場している自動車の車両番号を取り込んで顧客が入力した車両番号と一致する洗車装置を検索して、該当する洗車装置を特定し、洗車装置への洗車命令を出力することにより、顧客端末を介してのキャッシュレスでの洗車を可能にする技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の発明においては、車両番号が洗車装置特定に用いられているため、洗車装置に洗車に行く度に顧客端末から車両番号の管理サーバへの送信を必須とするという課題があった。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、洗車受付機に設置されたカメラで撮影された車両番号によるユーザ認証により、洗車受付機での操作を一切不要で洗車を実行することができる洗車システム、洗車サーバ、洗車方法、および、洗車プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る洗車システムは、入出力部を備えた端末装置、入出力部を備えた洗車装置、および、記憶部と制御部とを備えた洗車サーバを通信可能に接続した洗車システムであって、前記記憶部は、前記洗車装置での洗車項目を設定した洗車メニューを記憶する洗車メニュー記憶手段と、前記端末装置のユーザのユーザデータを記憶するユーザ記憶手段と、を備え、前記制御部は、ユーザ車両の前記洗車装置への初回来訪時に、前記洗車装置にて撮影された前記ユーザ車両のユーザ車両番号、および、前記端末装置にて出力され且つ前記洗車装置にて受け付けた端末ユーザデータが設定された端末出力データを取得した場合、前記端末ユーザデータに対応する前記ユーザデータを特定し、前記ユーザデータに前記ユーザ車両番号を追加設定する初回設定手段と、前記端末装置にて選択された来店時洗車項目を設定した洗車予約データを取得し、前記洗車予約データを前記ユーザデータに紐付けて登録する洗車予約取得手段と、前記洗車装置にて撮影された来店車両の来店車両番号を取得し、前記来店車両番号に一致する前記ユーザ車両番号が設定された前記ユーザデータを特定した場合、前記ユーザデータに紐付けられた前記洗車予約データに設定された前記来店時洗車項目を設定した洗車指示を前記洗車装置に送信する洗車指示手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係る洗車システムにおいて、前記初回設定手段は、前記ユーザ車両の前記洗車装置への前記初回来訪時に、前記洗車装置にて撮影された前記ユーザ車両の前記ユーザ車両番号、および、前記端末装置に表示され且つ前記洗車装置にて読み取られた前記端末ユーザデータがコード化された情報コードを取得した場合、前記端末ユーザデータに対応する前記ユーザデータを特定し、前記ユーザデータに前記ユーザ車両番号を追加設定することを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る洗車システムにおいて、前記初回設定手段は、前記ユーザ車両の前記洗車装置への前記初回来訪時に、前記洗車装置にて撮影された前記ユーザ車両の前記ユーザ車両番号、および、無線通信を介して前記端末装置にて出力され且つ前記洗車装置にて受け付けた前記端末ユーザデータが設定された前記端末出力データを取得した場合、前記端末ユーザデータに対応する前記ユーザデータを特定し、前記ユーザデータに前記ユーザ車両番号を追加設定することを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る洗車システムにおいて、前記洗車指示手段は、前記洗車装置にて撮影された前記来店車両の前記来店車両番号を取得し、前記来店車両番号に一致する前記ユーザ車両番号が設定された前記ユーザデータを特定した場合、前記ユーザデータに紐付けられた前記洗車予約データに設定された前記来店時洗車項目、および、洗車実行確認を設定した洗車確認通知を前記端末装置に送信し、前記端末装置から洗車実行要求を受信した際に、前記来店時洗車項目を設定した前記洗車指示を前記洗車装置に送信することを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る洗車システムにおいて、前記洗車指示手段は、前記洗車装置にて撮影された前記来店車両の前記来店車両番号を取得し、前記来店車両番号に一致する前記ユーザ車両番号が設定された前記ユーザデータを特定した場合、前記ユーザデータに紐付けられた前記洗車予約データに設定された前記来店時洗車項目、および、前記洗車実行確認を設定したダイアログ表示制御データを含む前記洗車確認通知を前記端末装置に送信し、前記端末装置から前記洗車実行要求を受信した際に、前記来店時洗車項目を設定した前記洗車指示を前記洗車装置に送信することを特徴とする。
【0011】
また、本発明に係る洗車システムにおいて、前記初回設定手段は、前記ユーザ車両の前記洗車装置への前記初回来訪時に、前記洗車装置にて撮影された前記ユーザ車両の前記ユーザ車両番号、および、前記端末装置にて出力され且つ前記洗車装置にて受け付けた前記端末ユーザデータが設定された前記端末出力データを取得した場合、且つ、前記ユーザ車両の実際の車両番号と前記洗車装置にて撮影された前記ユーザ車両番号との一致確認要求を設定したダイアログ表示制御データを含む一致確認通知を前記端末装置に送信し、前記端末装置から一致確認を受信した場合、前記端末ユーザデータに対応する前記ユーザデータを特定し、前記ユーザデータに前記ユーザ車両番号を追加設定することを特徴とする。
【0012】
また、本発明に係る洗車システムにおいて、前記洗車メニューは、更に、前記洗車項目の項目料金が設定され、前記ユーザデータは、前記ユーザの決済方法が設定され、前記洗車指示手段は、更に、前記来店車両番号に一致する前記ユーザ車両番号が設定された前記ユーザデータを特定した場合、前記洗車メニュー、および、前記ユーザデータに基づいて、前記来店時洗車項目に対応する洗車料金の精算処理を前記ユーザの前記決済方法により実行することを特徴とする。
【0013】
また、本発明に係る洗車システムにおいて、前記洗車装置は、更に、記憶部と制御部とを備え、前記洗車装置の前記記憶部は、前記洗車装置での前記洗車項目を設定した前記洗車メニューを記憶する洗車メニュー記憶手段、を備え、前記洗車装置の前記制御部は、前記端末出力データを前記端末装置から受け付けた場合、前記端末出力データを前記洗車サーバに送信する受付手段と、前記洗車サーバから前記洗車指示を受信した場合、前記洗車指示に基づいて、前記来店車両の洗車を制御する洗車制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0014】
また、本発明に係る洗車システムにおいて、前記情報コードは、二次元コード、または、バーコードであることを特徴とする。
【0015】
また、本発明に係る洗車サーバにおいて、入出力部を備えた端末装置、および、入出力部を備えた洗車装置に通信可能に接続された、記憶部と制御部とを備えた洗車サーバであって、前記記憶部は、前記洗車装置での洗車項目を設定した洗車メニューを記憶する洗車メニュー記憶手段と、前記端末装置のユーザのユーザデータを記憶するユーザ記憶手段と、を備え、前記制御部は、ユーザ車両の前記洗車装置への初回来訪時に、前記洗車装置にて撮影された前記ユーザ車両のユーザ車両番号、および、前記端末装置にて出力され且つ前記洗車装置にて受け付けた端末ユーザデータが設定された端末出力データを取得した場合、前記端末ユーザデータに対応する前記ユーザデータを特定し、前記ユーザデータに前記ユーザ車両番号を追加設定する初回設定手段と、前記端末装置にて選択された来店時洗車項目を設定した洗車予約データを取得し、前記洗車予約データを前記ユーザデータに紐付けて登録する洗車予約取得手段と、前記洗車装置にて撮影された来店車両の来店車両番号を取得し、前記来店車両番号に一致する前記ユーザ車両番号が設定された前記ユーザデータを特定した場合、前記ユーザデータに紐付けられた前記洗車予約データに設定された前記来店時洗車項目を設定した洗車指示を前記洗車装置に送信する洗車指示手段と、を備えたことを特徴とする。
【0016】
また、本発明に係る洗車方法は、入出力部を備えた端末装置、入出力部を備えた洗車装置、および、記憶部と制御部とを備えた洗車サーバを通信可能に接続した洗車システムに実行させるための洗車方法であって、前記記憶部は、前記洗車装置での洗車項目を設定した洗車メニューを記憶する洗車メニュー記憶手段と、前記端末装置のユーザのユーザデータを記憶するユーザ記憶手段と、を備え、前記制御部において実行される、ユーザ車両の前記洗車装置への初回来訪時に、前記洗車装置にて撮影された前記ユーザ車両のユーザ車両番号、および、前記端末装置にて出力され且つ前記洗車装置にて受け付けた端末ユーザデータが設定された端末出力データを取得した場合、前記端末ユーザデータに対応する前記ユーザデータを特定し、前記ユーザデータに前記ユーザ車両番号を追加設定する初回設定ステップと、前記端末装置にて選択された来店時洗車項目を設定した洗車予約データを取得し、前記洗車予約データを前記ユーザデータに紐付けて登録する洗車予約取得ステップと、前記洗車装置にて撮影された来店車両の来店車両番号を取得し、前記来店車両番号に一致する前記ユーザ車両番号が設定された前記ユーザデータを特定した場合、前記ユーザデータに紐付けられた前記洗車予約データに設定された前記来店時洗車項目を設定した洗車指示を前記洗車装置に送信する洗車指示ステップと、を含むことを特徴とする。
【0017】
また、本発明に係る洗車方法は、入出力部を備えた端末装置、および、入出力部を備えた洗車装置に通信可能に接続された、記憶部と制御部とを備えた洗車サーバに実行させるための洗車方法であって、前記記憶部は、前記洗車装置での洗車項目を設定した洗車メニューを記憶する洗車メニュー記憶手段と、前記端末装置のユーザのユーザデータを記憶するユーザ記憶手段と、を備え、前記制御部において実行される、ユーザ車両の前記洗車装置への初回来訪時に、前記洗車装置にて撮影された前記ユーザ車両のユーザ車両番号、および、前記端末装置にて出力され且つ前記洗車装置にて受け付けた端末ユーザデータが設定された端末出力データを取得した場合、前記端末ユーザデータに対応する前記ユーザデータを特定し、前記ユーザデータに前記ユーザ車両番号を追加設定する初回設定ステップと、前記端末装置にて選択された来店時洗車項目を設定した洗車予約データを取得し、前記洗車予約データを前記ユーザデータに紐付けて登録する洗車予約取得ステップと、前記洗車装置にて撮影された来店車両の来店車両番号を取得し、前記来店車両番号に一致する前記ユーザ車両番号が設定された前記ユーザデータを特定した場合、前記ユーザデータに紐付けられた前記洗車予約データに設定された前記来店時洗車項目を設定した洗車指示を前記洗車装置に送信する洗車指示ステップと、を含むことを特徴とする。
【0018】
また、本発明に係る洗車プログラムは、入出力部を備えた端末装置、および、入出力部を備えた洗車装置に通信可能に接続された、記憶部と制御部とを備えた洗車サーバに実行させるための洗車プログラムであって、前記記憶部は、前記洗車装置での洗車項目を設定した洗車メニューを記憶する洗車メニュー記憶手段と、前記端末装置のユーザのユーザデータを記憶するユーザ記憶手段と、を備え、前記制御部において、ユーザ車両の前記洗車装置への初回来訪時に、前記洗車装置にて撮影された前記ユーザ車両のユーザ車両番号、および、前記端末装置にて出力され且つ前記洗車装置にて受け付けた端末ユーザデータが設定された端末出力データを取得した場合、前記端末ユーザデータに対応する前記ユーザデータを特定し、前記ユーザデータに前記ユーザ車両番号を追加設定する初回設定ステップと、前記端末装置にて選択された来店時洗車項目を設定した洗車予約データを取得し、前記洗車予約データを前記ユーザデータに紐付けて登録する洗車予約取得ステップと、前記洗車装置にて撮影された来店車両の来店車両番号を取得し、前記来店車両番号に一致する前記ユーザ車両番号が設定された前記ユーザデータを特定した場合、前記ユーザデータに紐付けられた前記洗車予約データに設定された前記来店時洗車項目を設定した洗車指示を前記洗車装置に送信する洗車指示ステップと、を実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、車両番号による会員認識で洗車受付機での操作を一切不要とすることできるという効果を奏する。また、本発明によれば、便利でスマートなキャッシュレス決済をすることができるという効果を奏する。また、本発明によれば、いつでもどこでもスマホ(スマートフォン)からメニュー選択できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図1】
図1は、従来の洗車処理の一例を示す図である。
【
図2】
図2は、本実施形態における洗車システムの構成の一例を示すブロック図である。
【
図3】
図3は、本実施形態における洗車システムの処理の一例を示すフローチャートである。
【
図4】
図4は、本実施形態における洗車処理の一例を示す図である。
【
図5】
図5は、本実施形態における洗車処理の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
[1.概要]
まず、
図1を参照して、本発明の概要を説明する。
図1は、従来の洗車処理の一例を示す図である。
【0022】
図1に示すように、従来の洗車処理においては、(1)ユーザのアプリ(スマホ)にて、メニュー選択され、会員データおよび洗車メニューをコーディングしたQRコード(登録商標)が表示され、洗車受付機にかざされ、(2)洗車受付機にて、QRコード(登録商標)の読み込み((1))をトリガーにアプリ(サーバ)に問い合わされ、(3)アプリ(サーバ)にて、問合せ結果が洗車受付機に返却され、(4)洗車受付機にて、返却された結果をもとに受付、エラーの場合、エラー表示され、(5)ユーザのアプリ(スマホ端末)にて、メニュー確認画面が表示され、実行ボタンが押下され、(6)洗車受付機にて、実行ボタンが押下((5))されたかが2秒毎に確認され、押下された場合、洗車機へ洗車実施の信号が送信され、(7)洗車機にて、ゲートオープンされ、洗車実施される。なお、メニュー選択は、ユーザが前もって洗車メニューを選択してから、来店することも可能である。
【0023】
また、従来の洗車処理においては、(1)ユーザのアプリ(スマホ)にて、会員データをコーディングしたQRコード(登録商標)が表示され、洗車受付機にかざされ、(2)洗車受付機にて、QRコード(登録商標)の読み込み((1))をトリガーにアプリ(サーバ)に問い合わされ、(3)アプリ(サーバ)にて、問合せ結果が洗車受付機に返却され、(4)洗車受付機にて、返却された結果をもとに、メニュー選択画面へ遷移され、エラーの場合、エラー表示され、(5)洗車受付機にて、ユーザによりメニュー選択され、確定後、洗車機へ洗車実施の信号が送信され、(6)洗車機にて、ゲートオープンされ、洗車実施される。すなわち、従来の洗車処理においては、会員証をコーディングしたQRコード(登録商標)が洗車受付機にかざされた後、洗車受付機にてメニューが選択される。
【0024】
そこで、本実施形態においては、初回来店時、洗車受付機前に設置したカメラで車両番号を撮影・認識した車両番号とユーザの会員データとを紐付け、次回来店時以降、洗車受付機前に設置したカメラで車両番号を撮影・認識して決済し、自動でゲートオープンする仕組みを提供している。
【0025】
[2.洗車システムの構成]
本実施形態に係る洗車装置400、端末装置100、および、サーバ(洗車サーバ)200を通信可能に接続した洗車システムの構成の一例について、
図2を参照して説明する。
図2は、本実施形態における洗車システムの構成の一例を示すブロック図である。
【0026】
[端末装置100の構成]
図2において、端末装置100は、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、PHSもしくはPDA(Personal Digital Assistants)等の携帯端末、または、一般に市販されるデスクトップ型もしくはノート型のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置等であってもよい。
【0027】
端末装置100は、制御部102と記憶部106と入出力部112とを備えており、端末装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
【0028】
入出力部112は、データの入出力(I/O)を行う機能を有していてもよい。ここで、入出力部112は、例えば、キー入力部、タッチパネル、コントロールパッド(例えば、タッチパッド、および、ゲームパッド等)、マウス、キーボード、プロジェクタ、および、マイク等であってもよい。また、入出力部112は、アプリケーション等の(入出力)情報を表示する表示部(例えば、液晶または有機EL等から構成されるディスプレイ、モニタ、および、タッチパネル等)であってもよい。また、入出力部112は、音声情報を音声として出力する音声出力部(例えば、スピーカ等)であってもよい。また、入出力部112は、CCDイメージセンサまたはCMOSイメージセンサ等の撮像素子で撮影した画像(静止画および動画)をデジタルデータとして記録する画像入力部(例えば、カメラ等)であってもよい。また、入出力部112は、指紋センサ、虹彩認証もしくは顔認証等に利用可能なカメラ(例えば、赤外線カメラ等)、および/または、静脈センサ等の生体センサであってもよい。
【0029】
端末装置100は、他の装置とネットワーク300を介して通信可能に接続し、他の装置とデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、洗車装置400、端末装置100およびサーバ200を相互に通信可能に接続する機能を有し、例えば、インターネット、有線LANおよび無線LANを含むLAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、ならびに/または、NFC(Near Field Communication)等である。
【0030】
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、および/または、ファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、および/または、SSD(Solid State Drive)等を用いることができる。記憶部106は、入出力部112にて記録された画像データ、ネットワーク300を介して受信されたデータ、および/または、入出力部112を介して入力された入力データ等を記憶していてもよい。ここで、記憶部106は、ユーザの生体データ(指紋データ、静脈データおよび/または虹彩データ等)を記憶していてもよい。
【0031】
制御部102は、端末装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。例えば、制御部102は、入出力部112にて記録された画像データの取得および画像データに含まれる文字データ(URL等)のデータ読取、ネットワーク300を介したデータ送受信、入出力部112を介して入力された入力データの取得、ならびに、入出力部112でのデータ(画面)表示等の各処理を実行してもよい。
【0032】
[サーバ200の構成]
図2において、サーバ200は、パーソナルコンピュータ、または、ワークステーション等の情報処理装置であってもよい。サーバ200は、制御部202と記憶部206とを備えており、サーバ200が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。サーバ200は、ネットワーク300を介して、端末装置100と相互に通信可能に接続されている。
【0033】
記憶部206には、各種のデータベース、テーブル、および/または、ファイルなどが格納される。記憶部206には、OSと協働してCPUに命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部206は、RAM、ROM、HDD、および/または、SSD等のストレージ手段であり、各種のデータベースやテーブルを格納する。記憶部206は、機能概念的に、洗車メニューデータベース206aと、ユーザデータベース206bとを備えている。
【0034】
洗車メニューデータベース206aは、洗車装置400での洗車項目を設定した洗車メニューを記憶する。ここで、洗車メニューは、洗車項目の項目料金が設定されていてもよい。また、洗車項目は、水洗い、シャンプー洗車、泡洗車、ワックス洗車、コーティング洗車、高圧ジェット洗浄、下部洗浄、および/または、ホイール洗浄等であってもよい。
【0035】
ユーザデータベース206bは、端末装置100のユーザ(例えば、洗車アプリケーションの会員等)のユーザデータを記憶する。ここで、ユーザデータは、ユーザの決済方法が設定されていてもよい。ここで、決済方法は、プリペイド(前払)決済、デビット(即時払)決済、または、クレジット(後払)決済であってもよい。また、ユーザデータベース206bは、端末装置100のユーザのプリペイドデータ(デジタルプリペイドカードデータ)を含むユーザデータを記憶していてもよい。ここで、プリペイドデータは、洗い放題チケットデータを含んでいてもよい。また、洗い放題チケットデータは、洗い放題有効期限を含んでいてもよい。また、プリペイドデータは、プリペイド残高、ならびに/または、オートチャージ金額、および/もしくは、支払方法等を含むオートチャージ設定データ等を含んでいてもよい。また、ユーザデータは、洗車履歴を含む洗車実績データ、ユーザの名称(例えば、氏名等)、車両番号を含む車両データ、および/または、来店履歴等を含んでいてもよい。また、プリペイド残高は、チケット残高等であってもよい。また、プリペイドデータは、有効期限を含んでいてもよい。また、プリペイド残高は、プリペイドの有無、プリペイド残額、および/または、プリペイド残数(例えば、回数券残数等)等であってもよい。
【0036】
制御部202は、サーバ200を統括的に制御するCPU等である。制御部202は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部202は、機能概念的に、初回設定部202aと洗車予約取得部202bと洗車指示部202cと洗車実施取得部202dとを備えている。なお、制御部202は、洗車装置400における、洗車メニュー画面、決済方法選択画面および読取画面の表示制御、ならびに、洗車制御を行ってもよい。
【0037】
初回設定部202aは、ユーザ車両の洗車装置400への初回来訪時に、端末装置100の端末ユーザデータに対応するユーザデータを特定し、ユーザデータに洗車装置400にて撮影されたユーザ車両番号を追加設定する。また、初回設定部202aは、ユーザ車両の洗車装置400への初回来訪時に、洗車装置400にて撮影されたユーザ車両のユーザ車両番号、および、端末装置100にて出力され且つ洗車装置400にて受け付けた端末ユーザデータが設定された端末出力データを取得した場合、端末ユーザデータに対応するユーザデータを特定し、ユーザデータにユーザ車両番号を追加設定してもよい。また、初回設定部202aは、ユーザ車両の洗車装置400への初回来訪時に、洗車装置400にて撮影されたユーザ車両のユーザ車両番号、および、端末装置100に表示され且つ洗車装置400にて読み取られた端末ユーザデータがコード化された情報コードを取得した場合、端末ユーザデータに対応するユーザデータを特定し、ユーザデータにユーザ車両番号を追加設定してもよい。また、初回設定部202aは、ユーザ車両の洗車装置400への初回来訪時に、洗車装置400にて撮影されたユーザ車両のユーザ車両番号、および、無線通信を介して端末装置100にて出力され且つ洗車装置400にて受け付けた端末ユーザデータが設定された端末出力データを取得した場合、端末ユーザデータに対応するユーザデータを特定し、ユーザデータにユーザ車両番号を追加設定してもよい。また、初回設定部202aは、ユーザデータが設定された端末出力データを生成してもよい。また、初回設定部202aは、光学読取可能な情報コードを生成してもよい。また、洗車予約取得部202bは、(端末装置100での洗車アプリケーション起動時、)ユーザデータに基づいて、光学読取可能な情報コードを生成してもよい。また、情報コードは、情報コード識別子、および/または、情報コード出力時刻等がコード化されていてもよい。また、情報コードは、バーコード等の一次元コード、QRコード(登録商標)等の二次元コード、または、PMコード(登録商標)等の三次元コード等であってもよい。また、初回設定部202aは、ユーザ車両の洗車装置400への初回来訪時に、洗車装置400にて撮影されたユーザ車両のユーザ車両番号、および、端末装置100にて出力され且つ洗車装置400にて受け付けた端末ユーザデータが設定された端末出力データを取得した場合、且つ、ユーザ車両の実際の車両番号と洗車装置400にて撮影されたユーザ車両番号との一致確認要求を設定したダイアログ表示制御データを含む一致確認通知を端末装置100に送信し、端末装置100から一致確認を受信した場合、端末ユーザデータに対応するユーザデータを特定し、ユーザデータにユーザ車両番号を追加設定してもよい。
【0038】
洗車予約取得部202bは、来店時洗車項目を設定した洗車予約データを取得し、洗車予約データをユーザデータに紐付けて登録する。ここで、洗車予約取得部202bは、端末装置100にて選択された来店時洗車項目を設定した洗車予約データを取得し、洗車予約データをユーザデータに紐付けて登録してもよい。また、洗車予約取得部202bは、来店時洗車項目を選択可能とした洗車メニュー画面を端末装置100の入出力部112に表示させるように制御してもよい。また、洗車予約取得部202bは、端末装置100での洗車アプリケーション起動時、来店時洗車項目を選択可能とした洗車メニュー画面を端末装置100の入出力部112に表示させるように制御してもよい。また、洗車予約取得部202bは、端末装置100での洗車アプリケーション起動後、決済方法、および、来店時洗車項目を選択可能とした洗車メニュー画面を端末装置100の入出力部112に表示させるように制御してもよい。
【0039】
洗車指示部202cは、洗車予約データに設定された来店時洗車項目を設定した洗車指示を洗車装置400に送信する。ここで、洗車指示部202cは、洗車装置400にて撮影された来店車両の来店車両番号を取得し、来店車両番号に一致するユーザ車両番号が設定されたユーザデータを特定した場合、ユーザデータに紐付けられた洗車予約データに設定された来店時洗車項目を設定した洗車指示を洗車装置400に送信してもよい。また、洗車指示部202cは、洗車装置400にて撮影された来店車両の来店車両番号を取得し、来店車両番号に一致するユーザ車両番号が設定されたユーザデータを特定した場合、ユーザデータに紐付けられた洗車予約データに設定された来店時洗車項目、および、洗車実行確認を設定した洗車確認通知を端末装置100に送信し、端末装置100から洗車実行要求を受信した際に、来店時洗車項目を設定した洗車指示を洗車装置400に送信してもよい。また、洗車指示部202cは、洗車装置400にて撮影された来店車両の来店車両番号を取得し、来店車両番号に一致するユーザ車両番号が設定されたユーザデータを特定した場合、ユーザデータに紐付けられた洗車予約データに設定された来店時洗車項目、および、洗車実行確認を設定したダイアログ表示制御データを含む洗車確認通知を端末装置100に送信し、端末装置100から洗車実行要求を受信した際に、来店時洗車項目を設定した洗車指示を洗車装置400に送信してもよい。また、洗車指示部202cは、来店車両番号に一致するユーザ車両番号が設定されたユーザデータを特定した場合、洗車メニュー、および、ユーザデータに基づいて、来店時洗車項目に対応する洗車料金の精算処理をユーザの決済方法により実行してもよい。
【0040】
洗車実施取得部202dは、ユーザの洗車実施データを取得する。ここで、洗車実施取得部202dは、洗車装置400にて洗車が実行された場合、ユーザの洗車実施データを取得してもよい。また、洗車実施取得部202dは、洗車実施データに基づいて、ユーザデータの更新を実行してもよい。また、洗車実施取得部202dは、プリペイドデータが洗い放題チケットデータである場合、洗車実施データに基づいて、洗車履歴を追加するユーザデータの更新を実行してもよい。また、洗車実施取得部202dは、プリペイドデータがプリペイド洗車チケットである場合、洗車実施データに基づいて、プリペイド残高から来店時洗車項目に対応する金額を減算処理するユーザデータの更新を実行してもよい。また、洗車実施取得部202dは、プリペイドデータがプリペイド洗車チケットである場合、洗車実施データに基づいて、洗車履歴を追加するユーザデータの更新を実行してもよい。
【0041】
[洗車装置400の構成]
図2において、洗車装置400は、車両をユーザがセルフ洗車可能な洗車装置であってもよい。ここで、洗車装置400は、洗車機と洗車受付装置とが一体型となったものであってもよく、洗車機と洗車受付装置とが別筐体となったものであってもよい。洗車装置400は、制御部402と記憶部406とを備えており、洗車装置400が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。洗車装置400は、ネットワーク300を介して、他の装置と相互に通信可能に接続されている。
【0042】
入出力部412は、データの入出力(I/O)を行う機能を有していてもよい。ここで、入出力部412は、例えば、キー入力部、タッチパネル、コントロールパッド(例えば、タッチパッド、および、ゲームパッド等)、マウス、キーボード、および、マイク等であってもよい。また、入出力部412は、アプリケーション等の(入出力)情報を表示する表示部(例えば、液晶または有機EL等から構成されるディスプレイ、モニタ、および、タッチパネル等)であってもよい。また、入出力部412は、音声情報を音声として出力する音声出力部(例えば、スピーカ等)であってもよい。また、入出力部412は、CCDイメージセンサまたはCMOSイメージセンサ等の撮像素子で撮影した画像(静止画および動画)をデジタルデータとして記録する画像入力部(例えば、カメラ等)であってもよい。また、入出力部412は、指紋センサ、虹彩認証に利用可能なカメラ、および/または、静脈センサ等の生体センサであってもよい。
【0043】
記憶部406には、各種のデータベース、テーブル、および/または、ファイルなどが格納される。記憶部406には、OSと協働してCPUに命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部406は、RAM、ROM、HDD、および/または、SSD等のストレージ手段であり、各種のデータベースやテーブルを格納する。ここで、記憶部406は、入出力部412に表示させる各種画面を記憶していてもよい。記憶部406は、機能概念的に、洗車メニューデータベース406aを備えている。
【0044】
洗車メニューデータベース406aは、洗車装置400での洗車項目を設定した洗車メニューを記憶する。
【0045】
制御部402は、洗車装置400を統括的に制御するCPU等である。制御部402は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部402は、機能概念的に、受付部402aと洗車制御部402bとを備えている。
【0046】
受付部402aは、端末出力データを端末装置100から受け付けた場合、端末出力データをサーバ200に送信する。ここで、受付部402aは、ユーザ車両の洗車装置400への来訪時に、入出力部412を介してユーザ車両のユーザ車両番号を撮影してもよい。受付部402aは、来店時洗車項目を選択させる洗車メニュー画面、および/または、決済方法を選択させる決済方法選択画面を入出力部412に表示させてもよい。また、受付部402aは、情報コードの読取画面を入出力部412に表示させてもよい。また、受付部402aは、ユーザ車両番号(画像)、来店時洗車項目選択結果、および/または、決済方法選択結果をサーバ200に送信してもよい。
【0047】
洗車制御部402bは、洗車を制御する。ここで、洗車制御部402bは、サーバ200から洗車指示を受信した場合、洗車指示に基づいて、来店車両の洗車を制御してもよい。また、洗車制御部402bは、洗車実施データをサーバ200に送信してもよい。
【0048】
[3.洗車システムの処理]
本実施形態に係る洗車システムの処理の一例について、
図3から
図5を参照して説明する。
図3は、本実施形態における洗車システムの処理の一例を示すフローチャートである。
【0049】
図3に示すように、洗車装置400の受付部402aは、来店車両の洗車装置400への来訪時に、入出力部412を介して来店車両の来店車両番号を撮影し、当該来店車両番号をサーバ200に送信する(ステップSA-1)。
【0050】
そして、サーバ200の初回設定部202aは、洗車装置400から受信した来店車両番号に一致するユーザ車両番号が設定されたユーザデータがユーザデータベース206bに登録されているか否かを判定する(ステップSA-2)。
【0051】
そして、サーバ200の初回設定部202aは、来店車両番号に一致するユーザ車両番号が設定されたユーザデータがユーザデータベース206bに登録されていると判定した場合(ステップSA-2:Yes)、処理をステップSA-3に移行させる。
【0052】
そして、サーバ200の洗車予約取得部202bは、端末装置100にて選択された来店時洗車項目を設定した洗車予約データがユーザデータに紐付けられてユーザデータベース206bに登録されているか否かを判定する(ステップSA-3)。
【0053】
そして、サーバ200の洗車予約取得部202bは、洗車予約データがユーザデータに紐付けられてユーザデータベース206bに登録されていないと判定した場合(ステップSA-3:No)、処理をステップSA-4に移行させる。
【0054】
そして、サーバ200の洗車予約取得部202bは、来店時洗車項目を選択可能とした洗車メニュー画面を端末装置100の入出力部112に表示させるように制御し、洗車アプリケーションの会員により端末装置100の入出力部112にて選択された来店時洗車項目を設定した洗車予約データを取得し、洗車予約データをユーザデータに紐付けてユーザデータベース206bに登録し(ステップSA-4)、処理をステップSA-5に移行させる。
【0055】
そして、サーバ200の洗車予約取得部202bは、洗車予約データがユーザデータに紐付けられてユーザデータベース206bに登録されていると判定した場合(ステップSA-3:Yes)、処理をステップSA-5に移行させる。
【0056】
そして、サーバ200の洗車指示部202cは、ユーザデータベース206bに記憶されたユーザデータに紐付けられた洗車予約データに設定された来店時洗車項目を設定した洗車指示を洗車装置400に送信する(ステップSA-5)。
【0057】
そして、洗車装置400の洗車制御部402bは、サーバ200から受信した洗車指示に基づいて、来店車両の洗車を制御し(ステップSA-6)、処理を終了する。
【0058】
一方、サーバ200の初回設定部202aは、来店車両番号に一致するユーザ車両番号が設定されたユーザデータがユーザデータベース206bに登録されていないと判定した場合(ステップSA-2:No)、処理をステップSA-7に移行させる。
【0059】
そして、サーバ200の初回設定部202aは、洗車アプリケーションの会員の端末ユーザデータの入力依頼表示データを洗車装置400の入出力部412に表示させるように制御し、当該会員により端末装置100にて出力され且つ洗車装置400にて受け付けた(例えば、端末装置100および洗車装置400間の二次元コード読取、または、近距離無線通信等により受け付けた)端末ユーザデータが設定された端末出力データを取得したか否かを判定する(ステップSA-7)。
【0060】
そして、サーバ200の初回設定部202aは、洗車アプリケーションの会員の端末ユーザデータが設定された端末出力データを取得したと判定した場合(ステップSA-7:Yes)、処理をステップSA-8に移行させる。
【0061】
そして、サーバ200の初回設定部202aは、端末ユーザデータに対応するユーザデータを特定し、ユーザデータにユーザ車両番号を追加設定する(ステップSA-8)。
【0062】
そして、サーバ200の洗車予約取得部202bは、来店時洗車項目を選択可能とした洗車メニュー画面を端末装置100の入出力部112に表示させるように制御し、洗車アプリケーションの会員により端末装置100の入出力部112にて選択された来店時洗車項目を設定した洗車予約データを取得し、洗車予約データをユーザデータに紐付けてユーザデータベース206bに登録し(ステップSA-9)、処理をステップSA-5に移行させる。
【0063】
一方、サーバ200の初回設定部202aは、洗車アプリケーションの会員の端末ユーザデータが設定された端末出力データを取得していないと判定した場合(ステップSA-7:No)、処理をステップSA-10に移行させる。
【0064】
そして、洗車装置400の受付部402aは、来店時洗車項目を選択させ且つ決済処理を実行する洗車メニュー画面を入出力部412に表示させ、非会員により洗車メニュー画面にて選択された来店時洗車項目を設定した洗車指示を取得し(ステップSA-10)、処理をステップSA-6に移行させる。
【0065】
ここで、
図4および
図5を参照して、本実施形態における洗車処理の具体例について説明する。
図4および
図5は、本実施形態における洗車処理の一例を示す図である。
【0066】
図4に示すように、本実施形態においては、初回洗車時に洗車機ゲート前にて、車両番号が撮影され、洗車アプリケーション会員によりスマートフォンにて洗車メニューが選択され(なお、前もって洗車メニュー選択後に、来店してもよい)、洗車アプリケーション会員のスマートフォンにQRコード(登録商標)が表示され、洗車受付機にかざされた場合、撮影・認識された車両番号と会員データ(ユーザデータ)とが紐付けられ(なお、アプリケーション上にて認識された車両番号がダイアログ表示され、ユーザ本人に車両番号を確認・編集の上、登録されてもよい)、洗車アプリケーション会員により実行される洗車メニュー確認・実行指示されることで、ゲートオープンにより洗車実施される。
【0067】
そして、
図5に示すように、本実施形態においては、2回目以降来店前に、洗車アプリケーション会員によるスマホ操作によりメニュー選択・洗車予約され、来店時に洗車機ゲート前にて、車両番号が撮影され、会員データと洗車予約データとが紐付け済みの車両か判定され、判定がOKの場合、洗車アプリケーション会員により実行される洗車メニュー確認・実行指示がされることで、ゲートオープンにより洗車実施される。このように、本実施形態においては、2回目以降来店時に、QRコード(登録商標)不要で、全ての洗車処理を車内で完結できるようになる。
【0068】
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
【0069】
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
【0070】
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
【0071】
また、端末装置100およびサーバ200等に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
【0072】
例えば、端末装置100およびサーバ200等が備える処理機能、特に制御部102および制御部202等にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて端末装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
【0073】
また、このコンピュータプログラムは、端末装置100およびサーバ200等に対して任意のネットワーク300を介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
【0074】
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USA(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
【0075】
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、本実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
【0076】
記憶部106および記憶部206等に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
【0077】
また、端末装置100およびサーバ200等は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、端末装置100およびサーバ200等は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
【0078】
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0079】
本発明は、洗車機を設置するサービスステーション、カー用品店、および、セルフ洗車場等を含むカーケアを行う業界において有用である。
【符号の説明】
【0080】
100 端末装置
102 制御部
106 記憶部
112 入出力部
200 サーバ
202 制御部
202a 初回設定部
202b 洗車予約取得部
202c 洗車指示部
202d 洗車実施取得部
206 記憶部
206a 洗車メニューデータベース
206b ユーザデータベース
300 ネットワーク
400 洗車装置
402 制御部
402a 受付部
402b 洗車制御部
406 記憶部
406a 洗車メニューデータベース
412 入出力部